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JP7639849B2 - 収穫機 - Google Patents
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Description

本発明は、圃場で収穫作業を行なう収穫機に関するものである。
機体の駆動源である電動モータに電気を供給する複数のバッテリを脱穀部の下方に機体側方から挿し込んで装着するコンバインがある(特許文献1参照)。
特開2012-055223号公報
複数のバッテリを機体左右一側に偏らせて載置しているので、機体の左右重量バランスが偏り、収穫作業時に機体進行の安定性が劣り、適切な収穫作業を行なうのに課題があった。
そこで、本発明は、バッテリの載置構成を改善して機体進行の安定を図って適切な収穫作業が行なえるようにした収穫機を提供することである。
第1の本発明は、
機体フレーム(1)に走行装置(2)と収穫部(3,4)と駆動源である電動モータ(8)を設けた収穫機において、機体フレーム(1)上に電動モータ(8)に通電する複数のバッテリ(40)を載置するバッテリ搭載部(9)を設け、該バッテリ搭載部(9)に前後及び/又は左右を仕切る仕切り(9a,9b)を少なくとも1つ設けてバッテリ(40)を載置する区枠(9c)を少なくとも2つ以上構成し、該区枠(9c)の少なくとも1カ所以上にバッテリ(40)が載置されていれば電動モータ(8)へ通電し、
仕切り(9a)をバッテリ搭載部(9)の左右中央部で前後方向に配置して仕切り(9a)の左右に区枠(9c)を構成し、バッテリ搭載部(9)の左右重量差を検出する重量センサを設けてバッテリ搭載部(9)左右の重量差が所定以上である場合には電動モータ(8)に通電しないが、バッテリ搭載部(9)に載置されたバッテリ(40)が1つのみである場合には電動モータ(8)に通電することを特徴とする収穫機である。
第2の本発明は、
機体フレーム(1)に走行装置(2)と収穫部(3,4)と駆動源である電動モータ(8)を設けた収穫機において、機体フレーム(1)上に電動モータ(8)に通電する複数のバッテリ(40)を載置するバッテリ搭載部(9)を設け、該バッテリ搭載部(9)に前後及び/又は左右を仕切る仕切り(9a,9b)を少なくとも1つ設けてバッテリ(40)を載置する区枠(9c)を少なくとも2つ以上構成し、該区枠(9c)の少なくとも1カ所以上にバッテリ(40)が載置されていれば電動モータ(8)へ通電し、
仕切り(9b)をバッテリ搭載部(9)の前後中央部で左右方向に配置して仕切り(9b)の前後に区枠(9c)を構成し、バッテリ搭載部(9)の前後重量差を検出する重量センサを設けてバッテリ搭載部(9)前後の重量差が所定以上である場合には電動モータ(8)に通電しないが、バッテリ搭載部(9)に載置されたバッテリ(40)が1つのみである場合には電動モータ(8)に通電することを特徴とする収穫機である。
第3の本発明は、
バッテリ搭載部(9)を前後方向の仕切り(9a)と左右方向の仕切り(9b)で区枠(9c)を構成し、前後方向の仕切り(9a)と左右方向の仕切り(9b)の片方を他方よりも1つ多くして、区枠(9c)を偶数個になる構成としたことを特徴とする第1又は2の本発明の収穫機である。
第4の本発明は、
発電機(50a)と発電機用エンジン(50b)からなるレンジエクステンダー(50)とバッテリ監視装置を設け、バッテリ(40)の残量が設定値未満になった時、作業予定時間に到達した時または収穫部(3,4)の駆動を入切する作業クラッチが入になった時にレンジエクステンダー(50)を作動させてバッテリ(40)に電力を補充することを特徴とする第1又は2の本発明の収穫機である。
本発明に関連する第1の発明は、機体フレーム1に走行装置2と収穫部3,4と駆動源である電動モータ8を設けた収穫機において、機体フレーム1上に電動モータ8に通電する複数のバッテリ40を載置するバッテリ搭載部9を設け、該バッテリ搭載部9に前後及び/又は左右を仕切る仕切り9a,9bを少なくとも1つ設けてバッテリ40を載置する区枠9cを少なくとも2つ以上構成し、該区枠9cの少なくとも1カ所以上にバッテリ40が載置されていれば電動モータ8へ通電する収穫機である。
本発明に関連する第1の発明によれば、機体フレーム1上に電動モータ8に通電する複数のバッテリ40を載置するバッテリ搭載部9を設け、該バッテリ搭載部9に前後及び/又は左右を仕切る仕切り9a,9bを少なくとも1つ設けてバッテリ40を載置する区枠9cを少なくとも2つ以上構成し、該区枠9cの少なくとも1カ所以上にバッテリが載置されていれば電動モータ8へ通電するので、圃場の規模に合わせてバッテリ40の載置個数を選択でき、機体重量を不要に増加させることなく、また、コストを抑えることができる。
本発明に関連する第2の発明は、仕切り9aをバッテリ搭載部9の左右中央部で前後方向に配置して仕切り9aの左右に区枠9cを構成し、バッテリ搭載部9の左右重量差を検出する重量センサを設けてバッテリ搭載部9左右の重量差が所定以上である場合には電動モータ8に通電しないが、バッテリ搭載部9に載置されたバッテリ40が1つのみである場合には電動モータ8に通電する本発明に関連する第1の発明の収穫機である。
本発明に関連する第2の発明によれば、仕切り9aをバッテリ搭載部9の左右中央部で前後方向に配置して仕切り9aの左右に区枠9cを構成し、バッテリ搭載部9の左右重量差を検出する重量センサを設けてバッテリ搭載部9左右の重量差が所定以上である場合には電動モータ8に通電しないので、左右重量バランスが偏った状態で収穫作業を行なうことが防止でき、収穫作業のトラブルを未然に防止できる。
また、バッテリ搭載部9に載置されたバッテリ40が1つのみである場合には電動モータ8に通電するので、圃場の規模に合わせてバッテリ40を1つだけ載置して、機体重量を不要に増加させることなく、また、コストを抑えることができる。
本発明に関連する第3の発明は、仕切り9bをバッテリ搭載部9の前後中央部で左右方向に配置して仕切り9bの前後に区枠9cを構成し、バッテリ搭載部9の前後重量差を検出する重量センサを設けてバッテリ搭載部9前後の重量差が所定以上である場合には電動モータ8に通電しないが、バッテリ搭載部9に載置されたバッテリ40が1つのみである場合には電動モータ8に通電する本発明に関連する第1の発明の収穫機である。
本発明に関連する第3の発明によれば、仕切り9bをバッテリ搭載部9の前後中央部で左右方向に配置して仕切り9bの前後に区枠9cを構成し、バッテリ搭載部9の前後重量差を検出する重量センサを設けてバッテリ搭載部9前後の重量差が所定以上である場合には電動モータ8に通電しないので、前後重量バランスが偏った状態で収穫作業を行なうことが防止でき、収穫作業のトラブルを未然に防止できる。
また、バッテリ搭載部9に載置されたバッテリ40が1つのみである場合には電動モータ8に通電するので、圃場の規模に合わせてバッテリ40を1つだけ載置して、機体重量を不要に増加させることなく、また、コストを抑えることができる。
本発明に関連する第4の発明は、バッテリ搭載部9を前後方向の仕切り9aと左右方向の仕切り9bで区枠9cを構成し、前後方向の仕切り9aと左右方向の仕切り9bの片方を他方よりも1つ多くして、区枠9cを偶数個になる構成とした本発明に関連する第1の発明の収穫機である。
本発明に関連する第4の発明によれば、バッテリ搭載部9を前後方向の仕切り9aと左右方向の仕切り9bで区枠9cを構成し、前後方向の仕切り9aと左右方向の仕切り9bの片方を他方よりも1つ多くして、区枠9cを偶数個になる構成としたので、バッテリ40の最大載置数が偶数個となり、バッテリ40を最大数載置した際の重量バランスが良く適切な収穫作業が行なえる。
本発明に関連する第5の発明は、発電機50aと発電機用エンジン50bからなるレンジエクステンダー50とバッテリ監視装置を設け、バッテリ40の残量が設定値未満になった時、作業予定時間に到達した時または収穫部3,4の駆動を入切する作業クラッチが入になった時にレンジエクステンダー50を作動させてバッテリ40に電力を補充する本発明に関連する第1から4のいずれかの発明の収穫機である。
本発明に関連する第5の発明によれば、発電機50aと発電機用エンジン50bからなるレンジエクステンダー50とバッテリ監視装置を設け、バッテリ40の残量が設定値未満になった時、作業予定時間に到達した時または収穫部3,4の駆動を入切する作業クラッチが入になった時にレンジエクステンダー50を作動させてバッテリ40に電力を補充するので、作業継続時間を長くすることができる。
また、レンジエクステンダー50はバッテリ40の容量が所定値未満になった時及び作業予定時間に到達した時に作動するので、騒音を低減できる。
また、収穫部3,4が駆動されて作業音が大きい時にレンジエクステンダー50を作動させて電力を補充すると、レンジエクステンダー50のエンジン音が気にならない。
本発明の実施形態にかかるコンバインの側面図である。 刈取装置の要部の平面図である。 バッテリ搭載部を示す側面図である。 バッテリ搭載部を示す平面図である。 本発明の第2実施形態の要部の平面図である。 本発明の第3実施形態の要部の平面図である。 本発明の第3実施形態の制御フロー図である。 本発明の第3実施形態の制御フロー図である。 本発明の第3実施形態の制御フロー図である。
以下、本発明の実施形態の収穫機の一例であるコンバインについて図面を参照しつつ詳述する。
なお、理解を容易にするために、操縦者から見て、前方を前側、後方を後側、右手側を右側、左手側を左側として便宜的に説明するが、これらにより本発明が限定されるものではない。
<全体構成>
図1に示すように、コンバインは、機体フレーム1の下方には圃場を走行するための左右一対のクローラからなる走行装置2が設けられ、機体フレーム1の上方左側には脱穀・選別を行う脱穀装置3が設けられ、脱穀装置3の前方には圃場の穀桿を収穫する刈取装置4が設けられている。なお、本実施形態では、脱穀装置3と刈取装置4をあわせて収穫部という。
脱穀装置3で脱穀・選別された穀粒は、脱穀装置3の右側に設けられたグレンタンク5に貯留され、貯留された穀粒は排出筒7により外部へ排出される。
また、機体フレーム1の上方右側には操縦者が搭乗する操縦部6が設けられ、操縦部6の下側には走行装置2及び収穫部の駆動源となる電動モータ8が搭載され、脱穀装置3及びグレンタンク5の下方の機体フレーム1上部全面にはバッテリ搭載部9が設けられている。
<刈取装置4>
図1及び図2に示すように、刈取装置4は、刈取後フレーム28と、刈取後フレーム28の先端部に左右方向に横設された刈取伝動ケース29と、刈取伝動ケース29から上方向に立設された連結フレーム29Aによって形成された主枠となる刈取フレーム30に取付けられている。
刈取後フレーム28の基部は、機体フレーム1の立設された左右一対の懸架台の上部に回動可能に軸支された横軸に取付けられている。
刈取装置4は、前側下部に設けられた植立穀稈を分草する分草杆31と、分草杆31の後方に設けられた倒伏した植立穀稈を引き起こす複数の引起装置32と、引起装置32の後方の下部に設けられた植立穀稈の株元を切断する刈刃装置33と、引起装置32と刈刃装置33の後方に設けられた刈取穀稈を脱穀装置3の一側に設けられた脱穀部搬送装置12へ向けて搬送する搬送装置34とを備えている。
搬送装置34は、刈取穀稈の株元側を搬送する株元搬送装置34Aと、穂先側を搬送する穂先搬送装置34Bから構成されている。
複数の引起装置32のうちの右端の引起装置32には、引起しケース32a内に刈取り用電動モータ35と刈取り用バッテリ36と制御装置(MDU)37を設け、該刈取り用電動モータ35にて右端の引起装置32を駆動すると共に、刈取り用電動モータ35の駆動力が刈取伝動ケース29を介して他の引起装置32と刈刃装置33に伝達され、他の引起装置32と刈刃装置33も駆動する。
従って、右端の引起装置32の引起しケース32a内に刈取り用電動モータ35と刈取り用バッテリ36とMDU37を集中配置したので、メンテナンス時にアクセスが容易でメンテナンス作業性が良い。
なお、刈取装置4がメンテナンス時に左右移動するのであれば、必然的に刈取り用電動モータ35と刈取り用バッテリ36とMDU37も共に左右移動する。
また、刈取後フレーム28は内部に伝動機構がないフレームであるので、刈取装置4を取り外す際には、刈取後フレーム28から刈取伝動ケース29を取り外すと刈取装置4の取り外しが容易に行なえる。
また、刈取り用電動モータ35と刈取り用バッテリ36とMDU37は、引起しケース32aが上下方向に長いので、引起しケース32a内に上下方向に配置するとコンパクトに配置できる。
また、MDU37は、機体に設けた車速センサからの車速情報により刈取り用電動モータ35を制御して車速同調させると、詰まりの無い適切な刈取り作業が行なえる。
また、MDU37は、後述の主変速レバー16の操作位置を検出するセンサを設けて、該主変速レバー16が後進に操作されたことの検出にて刈取り用電動モータ35を停止して刈取装置4の駆動を停止する。
なお、上例では刈取装置4の駆動源として刈取り用電動モータ35と刈取り用バッテリ36とMDU37を設けた例を示したが、刈取装置4を電動モータ8で駆動する構成としても良い。
<脱穀装置3>
脱穀装置3は、前側の上部に穀稈の脱穀を行う扱室を備え、扱室の下側に脱穀された穀粒の選別を行なう選別室を備えている。
扱室には、複数の扱歯を有する扱胴が前後壁に軸支された扱胴軸に支持されている。
そして、扱室の前壁の左側下部には穀稈供給口26Aが開孔され、左壁の下部には扱胴に沿って扱ぎ口26Bが開孔され、後壁の左側下部には排藁口26Cが開孔されている。
また、扱室の左側には扱ぎ口26Bに沿って穀桿の株元を挟持して後方に搬送する脱穀部搬送装置12が並設され、脱穀部搬送装置12によって搬送された脱穀が完了した排藁穀桿は、脱穀部搬送装置12の後方に設けられた排藁搬送装置に引き継がれてさらに後方に搬送された後、一対の排藁カッターによって裁断され外部に排出される。
選別室の上部には、揺動選別装置が設けられ、選別室の下部には揺動選別装置の前部のシーブに空気を送風する第一唐箕と、揺動選別装置から漏下する穀粒を回収する一番受樋と、揺動選別装置の後部のシーブに空気を送風する第二唐箕と、揺動選別装置から漏下する枝梗等が付着した穀粒である二番物を回収する二番受樋とが前側から順に設置されている。一番受樋で回収された穀粒は、一番受樋に内装された一番移送螺旋によってグレンタンク5に移送され、二番受樋で回収された穀粒等は、二番受樋に内装された二番移送螺旋によって二番処理室に移送される。
扱室の右側の後部は、排塵処理室に連通し、排塵処理室の内部には、外周面にスクリュー羽根体を備える排塵処理胴が前後方向に軸支され、排塵処理室の前側には、二番物を処理して還元するための二番処理室が設けられている。二番処理室の内部には外周面に間欠螺旋羽根を備える二番処理胴が軸支されている。また、揺動選別棚の後方上側には、脱穀・選別時に発生する藁屑等を吸引し機外に排出する排塵ファンが配置されている。
<操縦部6>
操縦部6には、操縦席17が設けられ、その左側には、電動モータ8を増減速及び正逆転操作して機体の進行速度の変更と前後進を切り換える主変速レバー16が設けられ、主変速レバー16の後側には植立穀桿の倒伏状態に応じてトランスミッション内の伝動機構に備えた有段式の副変速装置を切換操作する副変速レバーが設けられ、脱穀装置3及び刈取装置4等の作業部の駆動を入り切りする刈脱レバーが設けられている。
<バッテリ搭載部9>
図3及び図4に示すように、脱穀装置3及びグレンタンク5の下方の機体フレーム1上部には、その略全面に亘りバッテリ搭載部9が設けられている。
バッテリ搭載部9は、バッテリ40を保護するべくステンレスや鉄等の金属製、合成樹脂製またはFRP製の筐体からなり、内部を機体左右中央位置の仕切りとしての縦壁9aと2つの仕切りとしての横壁9bで等分に仕切って、各々の区枠9cにバッテリ40を載置することができ、また、内部を機体左右中央位置の縦壁9aと2つの横壁9bで等分に仕切ることにより強度を確保できる。
なお、バッテリ搭載部9の左右側壁には、開閉自在の扉が設けてあり、該扉から各区枠9cにバッテリ40を挿入して載置する。
また、各区枠9cには、バッテリ40の端子と接続する入力端子が設けてあり、各区枠9cに載置したバッテリ40の端子は各区枠9cの入力端子と接続する。
なお、図例では、各区枠9cにバッテリ40を各々1個載置する例を示したが、各区枠9cに複数個のバッテリ40を載置する構成としても良い。
また、機体前後中央位置に1つの横壁9bを設けて、4つの区枠9cにしても良く、横枠9bを3つ以上設けて8つ以上の区枠9cにしても良い。
また、バッテリ搭載部9の各区枠9cは、左右対称の構成となっており、左右対称にバッテリ40を載置すれば、機体の左右バランスが崩れることを防止でき、機体の進行方向が安定して適切な収穫作業が行なえる。
また、1つの縦壁9aと2つの横壁9bというように片方の壁を1つ多くして、区枠9cが偶数個になる構成として、バッテリ40の最大載置接続数が偶数個としているので、バッテリ40を最大数載置接続した際の重量バランスが良く適切な収穫作業が行なえる。
また、バッテリ搭載部9には、左右重量センサと前後重量センサが設けてあり、それらの検出情報はバッテリ監視装置(BMS)に入力されている。
バッテリ監視装置は、バッテリ搭載部9近傍に配置され、バッテリ搭載部9の各区枠9cに載置されて接続されたバッテリ40を認識して、下記のように制御する。
バッテリ搭載部9に少なくても1個のバッテリ40が載置接続されていれば、電力を電動モータ8に供給して機体を作動させる。
従って、圃場の規模に合わせてバッテリ40の載置個数を選択でき、機体重量を不要に増加させることなく、また、コストを抑えることができる。
また、バッテリ40を載置接続した区枠9c間にバッテリ40を載置していない区枠9cがあっても電力を電動モータ8に供給して機体を作動させるので、バッテリ40を最大数載置しない場合にバランスの良い配置にしやすい。
また、バッテリ搭載部9の左右重量センサからの情報からバッテリ搭載部9の左右重量差が所定以上である場合には、電力を電動モータ8に供給しない。または、バッテリ搭載部9にバッテリ40が左右対称に載置接続されていなければ、電力を電動モータ8に供給しない。
従って、バッテリ搭載部9の左右重量センサからの情報からバッテリ搭載部9の左右重量差が所定以上である場合やバッテリ搭載部9にバッテリ40が左右対称に載置接続されていない場合には、電力を電動モータ8に供給しないので、左右重量バランスが偏った状態で収穫作業を行なうことが防止でき、穀稈の刈り残し等のトラブルを未然に防止できる。
但し、バッテリ搭載部9に載置されているバッテリ40が1個の場合は、バッテリ搭載部9の左右重量センサからの情報からバッテリ搭載部9の左右重量差が所定以上であっても、また、バッテリ搭載部9にバッテリ40が左右対称に載置接続されていなくても、電力を電動モータ8に供給して機体を作動させる。
従って、バッテリ搭載部9に載置されているバッテリ40が1個の場合は、バッテリ40の配置にかかわらず電力を電動モータ8に供給して機体を作動させるので、圃場の規模に合わせてバッテリ40を1個だけ載置接続して、機体重量を不要に増加させることなく、また、コストを抑えることができる。
また、バッテリ搭載部9の前後重量センサからの情報からバッテリ搭載部9の前後重量差が所定以上である場合には、電力を電動モータ8に供給しない。または、バッテリ搭載部9にバッテリ40が前後対称に載置接続されていなければ、電力を電動モータ8に供給しない。
従って、バッテリ搭載部9の前後重量センサからの情報からバッテリ搭載部9の前後重量差が所定以上である場合やバッテリ搭載部9にバッテリ40が前後対称に載置接続されていない場合には、電力を電動モータ8に供給しないので、前後重量バランスが偏った状態で収穫作業を行なうことが防止でき、収穫作業のトラブルを未然に防止できる。
但し、バッテリ搭載部9に載置されているバッテリ40が1個の場合は、バッテリ搭載部9の前後重量センサからの情報からバッテリ搭載部9の前後重量差が所定以上であっても、また、バッテリ搭載部9にバッテリ40が前後対称に載置接続されていなくても、電力を電動モータ8に供給して機体を作動させる。
従って、バッテリ搭載部9に載置されているバッテリ40が1個の場合は、バッテリ40の配置にかかわらず電力を電動モータ8に供給して機体を作動させるので、圃場の規模に合わせてバッテリ40を1個だけ載置接続して、機体重量を不要に増加させることなく、また、コストを抑えることができる。
以上要するに、駆動系を電動モータ8,35にて行なったので、各部への駆動系(伝動ギヤや油圧部品)が簡素化し組立て簡易化及びコストダウンが図れ、また、エンジン駆動に比して振動及び騒音が少なくなり長時間の収穫作業の疲労低減に寄与する。
<他の実施形態>
(1)図5は、予備バッテリ41を設けた第2実施形態を示す。
予備バッテリ41は、機体フレーム1後端部上に設けられている。
従って、機体後方から容易に予備バッテリ41にアクセスでき、交換やメンテナンス作業が容易に作業性良く行なえる。
バッテリ監視装置は、バッテリ搭載部9に載置接続されたバッテリ40(以下、メインバッテリ40という)の充電率が規定ラインを下回った時に、メインバッテリ40から予備バッテリ41への充電を開始し、メインバッテリ40の充電切れに備える。
従って、メインバッテリ40の充電切れによる圃場からの脱出ができない等の不測の事態に対応できる。
バッテリ監視装置は、上記のメインバッテリ40から予備バッテリ41への充電を開始時に予備バッテリ41の充電率が50%を大きく超えている場合には、予備バッテリ41からメインバッテリ40に電力を移行すると共に、予備バッテリ41の電力を電動モータ8に供給して機体を作動させる。
なお、予備バッテリ41の充電率は、50%付近を保って劣化を防ぐ。
(2)図6~図9は、レンジエクステンダー50を搭載した第3実施形態を示す。
レンジエクステンダー50は、発電機50aと発電機用エンジン50bから構成され、機体フレーム1後端部上に設けられている。
バッテリ監視装置は、図7に示す制御フローのようにレンジエクステンダー50を制御する。
即ち、バッテリ監視装置は、レンジエクステンダー50を制御して、バッテリ搭載部9に載置接続されたバッテリ40の容量が所定値未満になった時及び作業予定時間に到達した時(作業予定圃場の条件から予想されるバッテリ充電開始時間になった時)に作動して、バッテリ40に電力を供給する。
従って、レンジエクステンダー50にてバッテリ40に電力を補充するので、作業継続時間を長くすることができる。
また、レンジエクステンダー50はバッテリ40の容量が所定値未満になった時及び作業予定時間に到達した時に作動するので、騒音を低減できる。
また、刈取装置4や脱穀装置3の駆動を入切する作業クラッチが入になった時に、レンジエクステンダー50を作動させてバッテリ40に電力を補充する。
従って、刈取装置4や脱穀装置3が駆動されて作業音が大きい時にレンジエクステンダー50を作動させて電力を補充すると、レンジエクステンダー50のエンジン音が気にならない。
また、操縦部6に帰還スイッチを設けて、操縦者が圃場での作業を終えてコンバインの保管場所に帰る時に帰還スイッチを操作すると、バッテリ監視装置は、図8に示す制御フローのようにレンジエクステンダー50を制御する。
即ち、通常でバッテリ40の容量が所定値である30%未満になった時にレンジエクステンダー50を作動させるが、帰還スイッチが操作されると、バッテリ40の容量が所定値よりも多い50%未満になった時にレンジエクステンダー50を作動させてバッテリ40に電力を供給するように変更し、帰還中にバッテリ40を充電して次の作業に備える。
また、コンバインにGPS受信装置を装備し、制御装置に記録している地図データ(または、コンバインをサポートするメインサーバに記録している地図データ)から作業圃場の近傍が住宅街と認識した場合、バッテリ監視装置は、図9に示す制御フローのようにレンジエクステンダー50を制御する。
即ち、通常でバッテリ40の容量が所定値である30%未満になった時にレンジエクステンダー50を作動させるが、作業圃場の近傍が住宅街と認識した場合、バッテリ40の容量が所定値よりも少ない20%未満になった時にレンジエクステンダー50を作動させてバッテリ40に電力を供給するように変更し、住宅街の近傍での騒音低減を図る。
また、スマートフォンやタブレット等の携帯端末でコンバインに通信して、手動でレンジエクステンダー50を作動させてバッテリ40に電力を供給するようにしても良い。
1 機体フレーム
2 走行装置
3 収穫部(脱穀装置)
4 収穫部(刈取装置)
8 電動モータ
9 バッテリ搭載部
9a 仕切り(縦壁)
9b 仕切り(横壁)
9c 区枠
40 バッテリ
50 レンジエクステンダー
50a 発電機
50b 発電機用エンジン

Claims (4)

  1. 機体フレーム(1)に走行装置(2)と収穫部(3,4)と駆動源である電動モータ(8)を設けた収穫機において、機体フレーム(1)上に電動モータ(8)に通電する複数のバッテリ(40)を載置するバッテリ搭載部(9)を設け、該バッテリ搭載部(9)に前後及び/又は左右を仕切る仕切り(9a,9b)を少なくとも1つ設けてバッテリ(40)を載置する区枠(9c)を少なくとも2つ以上構成し、該区枠(9c)の少なくとも1カ所以上にバッテリ(40)が載置されていれば電動モータ(8)へ通電し、
    仕切り(9a)をバッテリ搭載部(9)の左右中央部で前後方向に配置して仕切り(9a)の左右に区枠(9c)を構成し、バッテリ搭載部(9)の左右重量差を検出する重量センサを設けてバッテリ搭載部(9)左右の重量差が所定以上である場合には電動モータ(8)に通電しないが、バッテリ搭載部(9)に載置されたバッテリ(40)が1つのみである場合には電動モータ(8)に通電することを特徴とする収穫機。
  2. 機体フレーム(1)に走行装置(2)と収穫部(3,4)と駆動源である電動モータ(8)を設けた収穫機において、機体フレーム(1)上に電動モータ(8)に通電する複数のバッテリ(40)を載置するバッテリ搭載部(9)を設け、該バッテリ搭載部(9)に前後及び/又は左右を仕切る仕切り(9a,9b)を少なくとも1つ設けてバッテリ(40)を載置する区枠(9c)を少なくとも2つ以上構成し、該区枠(9c)の少なくとも1カ所以上にバッテリ(40)が載置されていれば電動モータ(8)へ通電し、
    仕切り(9b)をバッテリ搭載部(9)の前後中央部で左右方向に配置して仕切り(9b)の前後に区枠(9c)を構成し、バッテリ搭載部(9)の前後重量差を検出する重量センサを設けてバッテリ搭載部(9)前後の重量差が所定以上である場合には電動モータ(8)に通電しないが、バッテリ搭載部(9)に載置されたバッテリ(40)が1つのみである場合には電動モータ(8)に通電することを特徴とする収穫機。
  3. バッテリ搭載部(9)を前後方向の仕切り(9a)と左右方向の仕切り(9b)で区枠(9c)を構成し、前後方向の仕切り(9a)と左右方向の仕切り(9b)の片方を他方よりも1つ多くして、区枠(9c)を偶数個になる構成としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の収穫機。
  4. 発電機(50a)と発電機用エンジン(50b)からなるレンジエクステンダー(50)とバッテリ監視装置を設け、バッテリ(40)の残量が設定値未満になった時、作業予定時間に到達した時または収穫部(3,4)の駆動を入切する作業クラッチが入になった時にレンジエクステンダー(50)を作動させてバッテリ(40)に電力を補充することを特徴とする請求項1又は2に記載の収穫機。
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