JP7643229B2 - 有機光電変換素子 - Google Patents
有機光電変換素子 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7643229B2 JP7643229B2 JP2021121623A JP2021121623A JP7643229B2 JP 7643229 B2 JP7643229 B2 JP 7643229B2 JP 2021121623 A JP2021121623 A JP 2021121623A JP 2021121623 A JP2021121623 A JP 2021121623A JP 7643229 B2 JP7643229 B2 JP 7643229B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photoelectric conversion
- organic semiconductor
- conversion element
- type organic
- heat resistance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
- Y02E10/549—Organic PV cells
Landscapes
- Electroluminescent Light Sources (AREA)
- Photovoltaic Devices (AREA)
Description
この光電変換特性の低下の要因の1つとしては、以下の通り考えられる。
即ち、光電変換特性には、p型有機半導体とn型有機半導体とから成るバルクヘテロジャンクション(BHJ)型光電変換層の相分離構造(p型有機半導体とn型有機半導体との相溶性)が重要な役割を担っているが、この相分離構造は熱に対して十分な安定性を有していない。このため、高温環境下で相分離構造に変化が生じる。これは、光電変換層内のp型有機半導体とn型有機半導体が高温条件下で流動し、p型有機半導体同士、n型有機半導体同士で一部凝集することで、p型有機半導体とn型有機半導体のバルクヘテロ接合が損なわれるためである。
そこで、光電変換層の耐熱性の改善、相分離構造の耐熱安定性の改善に向けて従来様々な検討がなされてきた。
非特許文献2には、P3HT(poly(3-hexylthiophene))とPC61BM([6,6]-phenyl-C61butyric acid methyl ester)から成る活性層に熱架橋性モノマーOBOCO(octane-1,8-diylbis(1,4-dihydrobenzo[d][1,2]oxathiine-6-carboxylate-3-oxide))を添加して光電変換層を熱硬化させることで、光電変換層の耐熱性を改善することが示されている。
非特許文献3には、以下の通り、PM6とBTTT-2Clから成る光電変換層に、n型半導体PZ1を添加することで、光電変換層の耐熱性を改善することが示されている。
非特許文献1,3に記載の手法では、架橋基を有する有機半導体を新たに開発する必要がある。
また、非特許文献2の熱硬化性モノマーOBOCOの硬化反応にはフラーレン誘導体が必須であり、本手法を用いる場合、光電変換層の半導体材料の選択に制限が生じる。
特許文献1に記載の手法は、耐熱性に富む所定の半導体材料を用いなければならず、半導体材料の選択に制限が生じる点では汎用性に乏しい。
さらに、光電変換を担う半導体材料への影響を考慮すると、その硬化反応は光ではなく熱で進行することが望ましい。加えて、ある程度の耐熱性(例えば、ガラス転移温度Tg:100~160℃)が期待できる多種多様かつ汎用的な熱硬化成分を添加剤として選択することができれば、その手法の汎用性の点で有用である。かつ、その手法で光電変換層内に形成した架橋構造の耐熱性よりも更に高い耐熱性を有する光電変換層を形成することができるならば、高い耐熱性の改善効果の点で有用である。
しかし、このような要求項目を満たす技術は報告されていないのが実状である。
該光電変換層内に熱硬化成分の加熱硬化物よりなる架橋構造が形成されており、
該有機光電変換素子は、以下に定義される耐熱温度Tが、該熱硬化成分の加熱硬化物のガラス転移温度Tgよりも高いことを特徴とする有機光電変換素子。
<耐熱温度Tの定義>
該有機光電変換素子について、所定の試験温度に50分間保持する耐熱性試験後に測定した外部量子効率EQE1の値と、該有機光電変換素子について、該耐熱性試験を行わずに測定した外部量子効率EQE0の値とで、下記式により算出される外部量子効率維持率が85%以上となる該耐熱性試験の試験温度のうち、最も高い試験温度を、当該有機光電変換素子の耐熱温度Tとする。
外部量子効率維持率=(EQE1/EQE0)×100
有機物のみで光電変換層に高耐熱性(例えば、200℃以上)を付与する事は通常困難である。本発明では、ある程度の耐熱性が期待できる汎用的な熱硬化成分を用い(このような材料は数多くあり、添加剤選択の自由度が高い・適材適所の添加剤選択ができる)、かつ「架橋構造」を用いることで、材料そのものから期待される耐熱性以上の高耐熱性を付与することができる。
本発明の有機光電変換素子は、p型有機半導体及びn型有機半導体を含む光電変換層を有する有機光電変換素子であって、該光電変換層内に熱硬化成分の加熱硬化物よりなる架橋構造が形成されており、該有機光電変換素子は、以下に定義される耐熱温度Tが、該熱硬化成分の加熱硬化物のガラス転移温度Tgよりも高いことを特徴とする。
<耐熱温度Tの定義>
該有機光電変換素子について、所定の試験温度に50分間保持する耐熱性試験後に測定した外部量子効率EQE1の値と、該有機光電変換素子について、該耐熱性試験を行わずに測定した外部量子効率EQE0の値とで、下記式により算出される外部量子効率維持率が85%以上となる該耐熱性試験の試験温度のうち、最も高い試験温度を、当該有機光電変換素子の耐熱温度Tとする。
外部量子効率維持率=(EQE1/EQE0)×100
Tが100℃以上であれば、多様な高温環境下での使用に対応できる点で好ましい。また、素子が製造工程で想定される加熱環境に耐えうる耐熱性の点では、Tは好ましくは140℃以上、より好ましくは180℃以上、特に200℃以上であることが好ましい。
ここで、本発明の有機半導体インクに用いるp型有機半導体及びn型有機半導体は、それぞれ非架橋性p型有機半導体及び非架橋性n型有機半導体であることが好ましい。
即ち、熱硬化成分を含む有機半導体インクであれば、有機半導体インク中の熱硬化成分自体で架橋構造を形成できるため、p型有機半導体やn型有機半導体に、架橋反応のための官能基の導入や架橋反応のための分子設計は必要とされない。このため、p型有機半導体及びn型有機半導体については非架橋性のものを用いることができ、このため、半導体材料の選択の自由度が高く、既存のp型有機半導体及びn型有機半導体の組み合わせに容易に適用することができる。
また、「非架橋性p型有機半導体」の「非架橋性」とは、p型有機半導体と熱硬化成分とが架橋反応しないことを意味し、p型有機半導体同士が架橋或いは重合ないし縮合反応することを排除するものではない。同様に、「非架橋性n型有機半導体」の「非架橋性」についても、n型有機半導体と熱硬化成分とが架橋反応しないことを意味し、n型有機半導体同士が架橋或いは重合ないし縮合反応することを排除するものではない。また、これらの有機半導体の「非架橋性」は、「p型有機半導体」と「n型有機半導体」が架橋或いは重合ないし縮合反応することを排除するものではない。
<メカニズム>
本発明の有機半導体インクによる光電変換層の耐熱性向上効果のメカニズムを図1を参照して説明する。
従来の有機半導体インクは、図1(a)に示すように、p型有機半導体(図1においてp型ポリマー)とn型有機半導体(図1においてn型分子)が溶媒に溶解したものであり、この有機半導体インクを成膜して形成される光電変換層内でp型ポリマーとn型分子が相溶することで、高い光電変換効率が得られる。
しかし、従来法では、高温環境(例えば150~220℃,50分の耐熱性試験)に晒されると、p型ポリマーとn型分子は流動し、それぞれが凝集することで相溶性が大きく損なわれ、これらが一部局在化することで、光電変換効率が低下する。
本発明で用いる熱硬化成分は、加熱により硬化して、光電変換層内に、前述の通り、耐熱温度T>ガラス転移温度Tgとなる網目状の架橋構造を形成することができるものであればよく、特に制限はない。
エポキシ樹脂としては、特に制限はなく一般的にエポキシ樹脂として知られているものはすべて使用できる。
脂をはじめとするフェノール、クレゾール、キシレノール、レゾルシン、カテコール、ビスフェノールA、ビスフェノールF等のフェノール類及び/又はα-ナフトール、β-ナフトール、ジヒドロキシナフタレン等のナフトール類とホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、ベンズアルデヒド、サリチルアルデヒド等のアルデヒド基を有する化合物とを酸性触媒下で縮合又は共縮合させて得られるノボラック樹脂をエポキシ化したもの、ビスフェノールA、ビスフェノールF、ビスフェノールS、アルキル置換又は非置換のビフェノール等のジグリシジルエーテル、スチルベン型エポキシ樹脂、ハイドロキノン型エポキシ樹脂、フタル酸、ダイマー酸等の多塩基酸とエピクロルヒドリンの反応により得られるグリシジルエステル型エポキシ樹脂、ジアミノジフェニルメタン、イソシアヌル酸等のポリアミンとエピクロルヒドリンの反応により得られるグリシジルアミン型エポキシ樹脂、ジシクロペンタジエンとフェノール類の共縮合樹脂のエポキシ化物、ナフタレン環を有するエポキシ樹脂、キシリレン骨格、ビフェニレン骨格を含有するフェノールアラルキル樹脂、ナフトールアラルキル樹脂等のアラルキル型フェノール樹脂のエポキシ化物、トリメチロールプロパン型エポキシ樹脂、テルペン変性エポキシ樹脂、オレフィン結合を過酢酸等の過酸で酸化して得られる線状脂肪族エポキシ樹脂又は脂環族エポキシ樹脂、硫黄原子含有エポキシ樹脂などが挙げられる。これらのエポキシ樹脂は単独で用いても2種以上を組み合わせて併用して用いてもよい。
なお、本発明において「エポキシ当量」とは、「1当量のエポキシ基を含むエポキシ化合物の質量」と定義され、JIS K7236に準じて測定することができる。
本発明において硬化剤とは、エポキシ樹脂のエポキシ基間の架橋反応及び/又は鎖長延長反応に寄与する物質を示す。なお、本発明においては通常、「硬化促進剤」、「硬化触媒」と呼ばれるものであってもエポキシ樹脂のエポキシ基間の架橋反応及び/又は鎖長延長反応に寄与する物質であれば、硬化剤とみなすこととする。
硬化剤は1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
フェノール系硬化剤の具体例としては、ビスフェノールA、ビスフェノールF、ビスフェノールS、ビスフェノールAD、ハイドロキノン、レゾルシン、メチルレゾルシン、ビフェノール、テトラメチルビフェノール、ジヒドロキシナフタレン、ジヒドロキシジフェニルエーテル、チオジフェノール類、フェノールノボラック樹脂、クレゾールノボラック樹脂、フェノールアラルキル樹脂、ビフェニルアラルキル樹脂、ナフトールアラルキル樹脂、テルペンフェノール樹脂、ジシクロペンタジエンフェノール樹脂、ビスフェノールAノボラック樹脂、トリスフェノールメタン型樹脂、ナフトールノボラック樹脂、臭素化ビスフェノールA、臭素化フェノールノボラック樹脂等の種々の多価フェノール類や、種々のフェノール類とベンズアルデヒド、ヒドロキシベンズアルデヒド、クロトンアルデヒド、グリオキザール等の種々のアルデヒド類との縮合反応で得られる多価フェノール樹脂類、キシレン樹脂とフェノール類との縮合反応で得られる多価フェノール樹脂類、重質油又はピッチ類とフェノール類とホルムアルデヒド類との共縮合樹脂、フェノール・ベンズアルデヒド・キシリレンジメトキサイド重縮合物、フェノール・ベンズアルデヒド・キシリレンジハライド重縮合物、フェノール・ベンズアルデヒド・4,4’-ジメトキサイドビフェニル重縮合物、フェノール・ベンズアルデヒド・4,4’-ジハライドビフェニル重縮合物等の各種のフェノール樹脂類等が挙げられる。
アミン系硬化剤(ただし、第3級アミンを除く。)の例としては、脂肪族アミン類、ポリエーテルアミン類、脂環式アミン類、芳香族アミン類等が挙げられる。
酸無水物系硬化剤としては、酸無水物、酸無水物の変性物等が挙げられる。
酸無水物としては、例えば、フタル酸無水物、トリメリット酸無水物、ピロメリット酸無水物、ベンゾフェノンテトラカルボン酸無水物、ドデセニルコハク酸無水物、ポリアジピン酸無水物、ポリアゼライン酸無水物、ポリセバシン酸無水物、ポリ(エチルオクタデカン二酸)無水物、ポリ(フェニルヘキサデカン二酸)無水物、テトラヒドロフタル酸無水物、メチルテトラヒドロフタル酸無水物、メチルヘキサヒドロフタル酸無水物、ヘキサヒドロフタル酸無水物、メチルハイミック酸無水物、トリアルキルテトラヒドロフタル酸無水物、メチルシクロヘキセンジカルボン酸無水物、メチルシクロヘキセンテトラカルボン酸無水物、エチレングリコールビストリメリテート二無水物、ヘット酸無水物、ナジック酸無水物、メチルナジック酸無水物、5-(2,5-ジオキソテトラヒドロ-3-フラニル)-3-メチル-3-シクロヘキサン-1,2-ジカルボン酸無水物、3,4-ジカルボキシ-1,2,3,4-テトラヒドロ-1-ナフタレンコハク酸二無水物、1-メチル-ジカルボキシ-1,2,3,4-テトラヒドロ-1-ナフタレンコハク酸二無水物等が挙げられる。
アミド系硬化剤としてはジシアンジアミド及びその誘導体、ポリアミド樹脂等が挙げられる。
アミド系硬化剤は1種のみで用いても、2種以上を任意の組み合わせ及び比率で混合して用いてもよい。
アミド系硬化剤を用いる場合、エポキシ樹脂とアミド系硬化剤との合計に対してアミド系硬化剤が0.1~20質量%となるように用いることが好ましい。
イミダゾール類としては、2-フェニルイミダゾール、2-エチル-4(5)-メチルイミダゾール、2-フェニル-4-メチルイミダゾール、1-ベンジル-2-メチルイミダゾール、1-ベンジル-2-フェニルイミダゾール、1-シアノエチル-2-ウンデシルイミダゾール、1-シアノ-2-フェニルイミダゾール、1-シアノエチル-2-ウンデシルイミダゾールトリメリテイト、1-シアノエチル-2-フェニルイミダゾリウムトリメリテイト、2,4-ジアミノ-6-[2’-メチルイミダゾリル-(1’)]-エチル-s-トリアジン、2,4-ジアミノ-6-[2’-エチル-4’-メチルイミダゾリル-(1’)]-エチル-s-トリアジン、2,4-ジアミノ-6-[2’-メチルイミダゾリル-(1’)]-エチル-s-トリアジンイソシアヌル酸付加体、2-フェニルイミダゾールイソシアヌル酸付加体、2-フェニル-4,5-ジヒドロキシメチルイミダゾール、2-フェニル-4-メチル-5-ヒドロキシメチルイミダゾール、及びエポキシ樹脂と上記イミダゾール類との付加体等が例示される。なお、イミダゾール類は触媒能を有するため、一般的には硬化促進剤にも分類されうるが、本発明においては硬化剤として分類するものとする。
本発明に係る熱硬化成分は、硬化促進剤を含んでいてもよい。硬化促進剤を含むことにより、硬化時間の短縮、硬化温度の低温化が可能となる。
硬化促進剤は特に制限されないが、具体例としては、有機ホスフィン類、ホスホニウム塩等のリン系化合物、テトラフェニルボロン塩、有機酸ジヒドラジド、ハロゲン化ホウ素アミン錯体等が挙げられる。
また、硬化促進剤は、上記に挙げたもののうち、1種のみで用いてもよく、2種以上を任意の組み合わせ及び比率で混合して用いてもよい。
本発明で用いる熱硬化成分は硬化温度が100~220℃の範囲内にあるものであることが好ましい。
硬化温度が100℃以上のものであれば、有機半導体インク調製時にインク中で熱硬化成分が反応することを防止することができる。光電変換層中に加熱により熱硬化成分を硬化させて架橋構造を形成するに当たっては、硬化温度は高い方が好ましい。一方、硬化温度が220℃以下のものであれば、光電変換層の形成に際して、加熱により熱硬化成分を硬化させて架橋構造を形成するに当たり、過度な高温加熱により、硬化により架橋構造が形成される前にp型有機半導体とn型有機半導体が流動して、相分離構造が変化し、光電変換特性が低下することを防止することができる。
このような観点から、熱硬化成分の硬化温度は120~220℃であることがより好ましく、特に140℃~220℃であることが好ましい。
本発明の有機半導体インク中の熱硬化成分の含有割合は、非架橋性p型有機半導体及び非架橋性n型有機半導体の合計100質量部に対して1~100質量部が好ましく、1~40質量部がより好ましく、特に1~10質量部であることが好ましい。また、熱硬化成分としてエポキシ樹脂を用いる場合、本発明の有機半導体インク中のエポキシ樹脂の含有割合は、非架橋性p型有機半導体及び非架橋性n型有機半導体の合計100質量部に対して1~100質量部が好ましく、1~40質量部がより好ましく、特に1~10質量部であることが好ましい。
なお、有機半導体インク中のp型有機半導体及びn型有機半導体の合計に対する熱硬化成分の含有割合は、本発明の光電変換層中のp型有機半導体及びn型有機半導体の合計に対する熱硬化成分の加熱硬化物よりなる架橋構造の含有割合に相当する。
非架橋性p型有機半導体は、特に限定されず公知の化合物が用いられ得るが、好ましくはドナー性の半導体であり、典型的には有機半導体(化合物)である。例えばp型共役高分子である正孔輸送性有機化合物が挙げられ、電子を供与しやすい性質がある化合物を用いることができる。
正孔輸送性に優れる骨格としては、具体的には、カルバゾール構造、チオフェン構造、ベンゾジチオフェン構造、チエノチオフェン構造、ジベンゾフラン構造、トリアリールアミン構造、ナフタレン構造、フェナントレン構造又はピレン構造が挙げられる。
このうち、特に後述の非架橋性n型有機半導体と混合して塗布により膜を形成できるものであることが好ましい。
ここで、非架橋性p型有機半導体の重量平均分子量はサイズ排除クロマトグラフィーにより求めた値である。
n型半導体は、アクセプター性半導体であり、主に電子輸送性化合物に代表され、電子を受容しやすい性質がある化合物をいう。さらに詳しくは2つの化合物を接触させて用いたときに電子親和力の大きい方の化合物をいう。したがって、アクセプター性化合物は、電子受容性のある化合物であればいずれの化合物も使用可能である。
例えば、縮合芳香族炭素環化合物(ナフタレン誘導体、アントラセン誘導体、フェナントレン誘導体、テトラセン誘導体、ピレン誘導体、ペリレン誘導体、フルオランテン誘導体)、窒素原子、酸素原子、硫黄原子を含有する5ないし7員のヘテロ環化合物(例えばピリジン、ピラジン、ピリミジン、ピリダジン、トリアジン、キノリン、キノキサリン、キナゾリン、フタラジン、シンノリン、イソキノリン、プテリジン、アクリジン、フェナジン、フェナントロリン、テトラゾール、ピラゾール、イミダゾール、チアゾール、オキサゾール、インダゾール、ベンズイミダゾール、ベンゾトリアゾール、ベンゾオキサゾール、ベンゾチアゾール、カルバゾール、プリン、トリアゾロピリダジン、トリアゾロピリミジン、テトラザインデン、オキサジアゾール、イミダゾピリジン、ピラリジン、ピロロピリジン、チアジアゾロピリジン、ジベンズアゼピン、トリベンズアゼピン等)、ポリアリーレン化合物、フルオレン化合物、シクロペンタジエン化合物、シリル化合物、含窒素ヘテロ環化合物を配位子として有する金属錯体などが挙げられる。
これに限らず、上記したように、ドナー性半導体として用いた化合物よりも電子親和力の大きな化合物であればアクセプター性半導体として用いてよい。
ここで、「フラーレン骨格を実質的に含まない」とは、光電変換層において発生した電荷の内、電子の輸送を非フラーレン型のn型半導体が担うという意味であり、光電変換層のモルフォロジーの改善のために少量含有することはあり得る。そのような目的においては、通常フラーレン骨格を含むn型半導体は、フラーレン骨格を有さない非フラーレン型のn型半導体に対して5質量%以下で含有されており、好ましくはこの割合は2質量%以下である。
X1~X4は、それぞれ独立して、水素原子又はハロゲン原子であり、ハロゲン原子としてはフッ素原子又は塩素原子が好ましい。
R1a,R1bは、それぞれ独立して、直鎖又は分岐のアルキル基であり、該アルキル基の炭素数は8~24、特に10~20、とりわけ12~18であることが好ましい。
R2~R5としては、それぞれ独立して、炭素数8~24のアルコキシ基であることが好ましく、具体的には2-エチルヘキシルオキシ基又はパルミチルオキシ基が挙げられる。
本発明の有機半導体インクに含まれる非架橋性p型有機半導体と非架橋性n型有機半導体の割合は、非架橋性p型有機半導体に対する非架橋性n型有機半導体の質量比率(n型有機半導体/p型有機半導体質量比)で0.5~2.5倍、特に1.0~2.0倍であることが好ましい。上記範囲よりも非架橋性n型有機半導体が多く非架橋性p型有機半導体が少ないと、近赤外領域における感度が低下する傾向がある。逆に上記範囲よりも非架橋性p型有機半導体が多く非架橋性n型有機半導体が少ないと、暗電流が発生し易い傾向にある。
なお、有機半導体インク中のp型有機半導体とn型有機半導体の含有割合は、本発明の光電変換層中のp型有機半導体及びn型有機半導体の含有割合に相当する。
本発明の有機半導体インクに含まれる溶媒は、非架橋性p型有機半導体、非架橋性n型有機半導体及び熱硬化成分を溶解し得るものであればよく、例えば、トルエン、キシレン、メシチレン、シクロヘキシルベンゼン等の芳香族炭化水素系溶媒、クロロベンゼン、o-ジクロロベンゼン等の芳香族系含ハロゲン溶媒などの芳香族系溶媒;1,2-ジクロロエタン等の脂肪族含ハロゲン溶媒;エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、プロピレングリコール-1-モノメチルエーテルアセタート(PGMEA)等の脂肪族エーテル、1,2-ジメトキシベンゼン、1,3-ジメトキシベンゼン、アニソール、フェネトール、2-メトキシトルエン、3-メトキシトルエン、4-メトキシトルエン、2,3-ジメチルアニソール、2,4-ジメチルアニソール等の芳香族エーテル等のエーテル系溶媒;酢酸エチル、酢酸n-ブチル、乳酸エチル、乳酸n-ブチル等の脂肪族エステル系溶媒;酢酸フェニル、プロピオン酸フェニル、安息香酸メチル、安息香酸エチル、安息香酸イソプロピル、安息香酸プロピル、安息香酸n-ブチル等の芳香族エステル等のエステル系溶媒;などが挙げられる。
これらは1種を単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
本発明の有機半導体インクには、前述の熱硬化成分、非架橋性p型有機半導体、非架橋性n型有機半導体及び溶媒の他、必要に応じて安定剤、増粘剤等が含まれていてもよい。
ただし、本発明の有機半導体インクがこれらのその他の成分を含む場合、有機半導体インク本来の効果を十分に得る上で、有機半導体インク中のその他の成分の含有量は、熱硬化成分、非架橋性p型有機半導体、非架橋性n型有機半導体及びその他の成分の合計に対して10質量%以下であることが好ましい。
本発明の有機半導体インクの固形分濃度、即ち、有機半導体インク中の溶媒を除く熱硬化成分、非架橋性p型有機半導体、非架橋性n型有機半導体及び必要に応じて含まれるその他の成分の合計の含有量は、10~30mg/mLであることが好ましく、12~24mg/mLであることがより好ましい。
有機半導体インクの固形分濃度が上記下限以上であれば光電変換層の形成効率に優れ、一方上記上限以下であれば有機半導体インクを容易に調製することができ、また、その取り扱い性に優れる。
本発明の有機半導体インクは、溶媒に上記の熱硬化成分、非架橋性p型有機半導体、非架橋性n型有機半導体及び必要に応じて含まれるその他の成分を所定の濃度となるように添加混合することで製造することができる。
その際の各成分の添加順には特に制限はない。
本発明の光電変換層は、光電変換層を形成する面(通常は、後述の本発明の有機光電変換素子の電極面上、或いは電極上に形成された正孔輸送層等の他の層上)に、本発明の有機半導体インクを湿式成膜法により成膜し、形成された塗膜を加熱硬化させることにより形成することができる。
加熱時間についても、熱硬化成分が硬化して架橋構造を形成し得る時間であればよく、熱硬化成分の種類、加熱温度によっても異なるが、通常1~60分程度である。
本発明の有機光電変換素子の構造は、例えば特開2007-324587号公報の記載などを参照することができ、特段限定されず、例えば、透明基板上に、透明電極、電子輸送層、光電変換層、正孔輸送層、及び金属電極の順に積層された構造であってよく、透明基板上に、透明電極、正孔輸送層、光電変換層、電子輸送層、及び金属電極の順に積層された構造であってもよい。
有機光電変換素子は、第1電極、正孔輸送層、光電変換層、電子輸送層及び第2電極等を支持するために、基板を備えていてもよい。基板は、第1電極側、第2電極側のいずれに設けられていてもよく、両側に設けられてもよいが、少なくとも、第1電極側に設けられていることが好ましい。
基板は、任意の材料により形成することが可能であるが、光を基板側から入射する場合は、透明性の高い材料で形成する必要がある。
さらに、基板には、ガスバリア性の付与や表面状態の制御のために、別の層を積層してもよい。
電極(第1電極、第2電極)は、導電性を有する任意の材料により形成することが可能である。
正孔輸送層には、公知の正孔輸送物質を用いることができる。具体的なものとしては、例えば以下に例示されるポリトリアリールアミン化合物等の正孔輸送性高分子が用いられる。その他、例えば、特開2019-173032号公報に記載の2,7-ビス(4-ブロモフェニル)-9,9-ジヘキシルフルオレン、2-アミノ-9,9-ジヘキシルフルオレン、4-(4-(1,1-ビス(4'-ブロモ-[1,1'-ビフェニル]-4-イル)エチル)フェニル)-1,2-ジヒドロシクロブタ[a]ナフタレンから合成したポリトリルアリールアミン化合物、4,4’-ジブロモビフェニル、2-アミノ-9,9-ジヘキシルフルオレン、3-(1,2-ジヒドロキシシクロブタ[a]ナフタレン-4-イル)アニリンから合成したポリトリアリールアミン化合物、4,4’-ジブロモビフェニル、4-(3,5-ジブロモフェニル)-1,2-ジヒドロシクロブタ[a]ナフタレン、2-アミノ-9,9-ジヘキシルフルオレンから合成したポリトリアリールアミン化合物などを用いることができるが、これらに限定されるものではない。
湿式成膜法による正孔輸送層の形成には、正孔輸送性高分子と溶剤とを含む正孔輸送層形成用組成物が用いられる。
芳香族炭化水素系溶剤としては、例えば、トルエン、キシレン、シクロヘキシルベンゼン、3-イソプロピルビフェニル、1,2,3,4-テトラメチルベンゼン、1,4-ジイソプロピルベンゼン、シクロヘキシルベンゼン、メチルナフタレン等が挙げられる。
アミド系溶剤としては、例えば、N,N-ジメチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミド等が挙げられる。これらの他、ジメチルスルホキシド等も用いることができる。
加熱時間としては、通常1分以上、好ましくは24時間以下である。加熱手段としては特に限定されないが、形成された層を有する積層体をホットプレート上に載せたり、オーブン内で加熱するなどの手段が用いられる。例えば、ホットプレート上で120℃以上、1分間以上加熱する等の条件を用いることができる。
正孔輸送層の膜厚が上記下限以上であれば、ブロッキング層として正孔輸送層を設けたことによる暗電流の低減効果を有効に得ることができる。正孔輸送層の膜厚が上記上限以下であれば、有機光電変換素子を利用したCMOSイメージセンサにおいて光の入射角を広くとることが可能であり、また、有機光電変換素子の薄膜化を図ることができる。
光電変換層は、光を吸収して電荷を分離する層であって、本発明の有機光電変換素子の光電変換層は、前述の本発明の有機半導体インクにより形成された前述の本発明の光電変換層であることが好ましい。
電子輸送層は、有機光電変換素子に必ずしも必要とされるものではないが、光電変換層と第2電極との間に電子輸送層を設けることで、光電変換効率を高めたり、暗電流を低減したりすることができる。
このために、電子輸送層は光電変換層のn型半導体とのLUMOの差が1.5eV以下であることが好ましく、1.0eVであることが好ましい。また、電子輸送層によって暗電流を低減させる場合、電子輸送層は光電変換層のp型半導体に対して0.3eV以上深いHOMOを有していることが好ましく、0.5eV以上深いHOMOを有していることが好ましく、1.0eV以上深いHOMOを有していることがさらに好ましい。
有機光電変換素子は、本発明の効果を著しく損なわなければ、上述した基板、第1及び第2電極、正孔輸送層、光電変換層及び電子輸送層以外の構成層を備えていてもよい。
例えば、有機光電変換素子は、外気の影響を最小限にするために、光電変換層部分、更には電極部分を含めて覆うように保護膜を備えていてもよい。保護層は、例えば、スチレン樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ポリウレタン、ポリイミド、ポリビニルアルコール、ポリフッ化ビニリデン、ポリエチレンポリビニルアルコール共重合体、等のポリマー膜;酸化珪素、窒化珪素、酸化アルミニウム等の無機酸化膜や窒化膜;あるいはこれらの積層膜などにより構成することができる。
更に、有機光電変換素子は、例えば紫外線を透過させない光学フィルタを光の入射側に備えていてもよい。紫外線は一般に有機光電変換素子の劣化を促進することが多いため、この紫外線を遮断することにより、有機光電変換素子を長寿命化させることができるからである。
有機光電変換素子は、通常、基板上に、第1電極、正孔輸送層、光電変換層、第2電極の順でこれらの層をそれぞれ前述した方法で積層形成することにより製造される。これらの層間に必要に応じて設けられる電子輸送層等の形成工程が設けられる。
本実施形態の光電変換素子は、光センサーや撮像素子等に使用される。その場合の光センサー及び撮像素子の構成は、既知のものを適用すればよい。
・膜厚の測定方法
膜厚は、接触型としては、例えば、触針式表面形状評価装置Dektak150(アルバック社製)、または、非接触型は、例えば、形状測定レーザマイクロスコープVK-X200(キーエンス社製)で測定することができる。
・外部量子効率の測定方法:
擬似太陽光装置・電気特性測定機器(分光計器社製)による分光感度の測定から、波長940nmの光において、素子に-5Vの電圧を印加した際の外部量子効率の値を得た。
ガラス基板上に電極としてインジウムスズ酸化物(ITO)の透明導電膜がパターン成膜されたITO基板の表面を紫外線オゾン洗浄機(NL-UV253、日本レーザー電子社製)で10分間処理した後に、正孔輸送層を次のように成膜した。
非架橋性p型有機半導体:前述の式(II)で表されるp型有機半導体(重量平均分子量240000)
非架橋性n型有機半導体:前述の式(I)において、
A=炭素原子
X1~X4=塩素原子
R1a,R1b=2-エチルヘキシル基
R2=2-エチルヘキシル基
R3=2-エチルヘキシルオキシ基
R4,R5=水素原子
であるn型有機半導体化合物
エポキシ樹脂:下記式(2)で表されるエポキシ樹脂(三菱ケミカル(株)製
jER828(エポキシ当量189g/eq))
溶媒 :クロロベンゼン
実施例1において、光電変換層形成時の加熱硬化を行わなかったこと以外は同様にして有機光電変換素子を製造した。
実施例1及び比較例1で得られた有機光電変換素子について、200℃の温度条件に50分間保持する耐熱性試験を行い、耐熱性試験前後の各有機光電変換素子の外部量子効率EQE0,EQE1を測定し、下記式により外部量子効率維持率を算出した。
結果を表1に示した。
外部量子効率維持率=(EQE1/EQE0)×100
即ち、光電変換層内の架橋構造のTgよりも耐熱温度Tの方が40℃も高く、効率的な熱硬化の向上効果が得られている。
比較例1は、光電変換層の形成に、熱硬化成分の加熱硬化のための200℃での加熱を行っていないために、耐熱性試験前の外部量子効率は高いが、耐熱性試験後の外部量子効率は著しく低下しており、耐熱性に劣る。
この耐熱性試験結果から、実施例1の耐熱温度Tは200℃と推定される。
11 第1電極
12 正孔輸送層
13 光電変換層
14 電子輸送層
15 第2電極
20 有機光電膜
Claims (7)
- p型有機半導体及びn型有機半導体を含む光電変換層を有する有機光電変換素子であって、
該光電変換層内に熱硬化成分の加熱硬化物よりなる架橋構造が形成されており、
該有機光電変換素子は、以下に定義される耐熱温度Tが、該熱硬化成分の加熱硬化物のガラス転移温度Tgよりも高い有機光電変換素子であって、
前記p型有機半導体が共役高分子であり、前記n型有機半導体がフラーレン骨格非含有半導体であることを特徴とする有機光電変換素子。
<耐熱温度Tの定義>
該有機光電変換素子について、所定の試験温度に50分間保持する耐熱性試験後に測定した外部量子効率EQE1の値と、該有機光電変換素子について、該耐熱性試験を行わずに測定した外部量子効率EQE0の値とで、下記式により算出される外部量子効率維持率が85%以上となる該耐熱性試験の試験温度のうち、最も高い試験温度を、当該有機光電変換素子の耐熱温度Tとする。
外部量子効率維持率=(EQE1/EQE0)×100 - 前記耐熱温度Tが100℃以上であり、前記熱硬化成分の加熱硬化物のガラス転移温度Tgが該耐熱温度Tよりも5℃以上低い請求項1に記載の有機光電変換素子。
- 前記p型有機半導体が非架橋性p型有機半導体であり、前記n型有機半導体が非架橋性n型有機半導体である請求項1又は2に記載の有機光電変換素子。
- 前記熱硬化成分がエポキシ樹脂を主成分として含む請求項1ないし3のいずれか1項に記載の有機光電変換素子。
- 前記熱硬化成分が更に硬化剤を含む請求項4に記載の有機光電変換素子。
- 前記熱硬化成分の硬化温度が100~220℃の範囲内にある請求項1ないし5のいずれか1項に記載の有機光電変換素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2021121623A JP7643229B2 (ja) | 2021-07-26 | 2021-07-26 | 有機光電変換素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2021121623A JP7643229B2 (ja) | 2021-07-26 | 2021-07-26 | 有機光電変換素子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2023017377A JP2023017377A (ja) | 2023-02-07 |
| JP7643229B2 true JP7643229B2 (ja) | 2025-03-11 |
Family
ID=85157880
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2021121623A Active JP7643229B2 (ja) | 2021-07-26 | 2021-07-26 | 有機光電変換素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP7643229B2 (ja) |
Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013026483A (ja) | 2011-07-22 | 2013-02-04 | Konica Minolta Holdings Inc | 有機光電変換素子、有機光電変換素子の製造方法及び太陽電池 |
| JP2013170187A (ja) | 2012-02-17 | 2013-09-02 | Fujifilm Corp | 有機光電変換素子組成物、これを含む薄膜、光電池、これに用いられる有機半導体ポリマー、化合物およびポリマーの製造方法 |
| JP2013187501A (ja) | 2012-03-09 | 2013-09-19 | Mitsubishi Chemicals Corp | 光電変換素子及び太陽電池モジュール |
| JP2014017297A (ja) | 2012-07-06 | 2014-01-30 | Sharp Corp | 光電変換モジュール及び光電変換モジュールの製造方法。 |
| JP2014170971A (ja) | 2014-06-23 | 2014-09-18 | Imec | 太陽電池用ポリチオフェン系活性層 |
| US20210135136A1 (en) | 2019-11-05 | 2021-05-06 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Photoelectric conversion devices and sensors and electronic devices |
| JP2021086947A (ja) | 2019-11-28 | 2021-06-03 | 三菱ケミカル株式会社 | 有機半導体デバイス |
-
2021
- 2021-07-26 JP JP2021121623A patent/JP7643229B2/ja active Active
Patent Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013026483A (ja) | 2011-07-22 | 2013-02-04 | Konica Minolta Holdings Inc | 有機光電変換素子、有機光電変換素子の製造方法及び太陽電池 |
| JP2013170187A (ja) | 2012-02-17 | 2013-09-02 | Fujifilm Corp | 有機光電変換素子組成物、これを含む薄膜、光電池、これに用いられる有機半導体ポリマー、化合物およびポリマーの製造方法 |
| JP2013187501A (ja) | 2012-03-09 | 2013-09-19 | Mitsubishi Chemicals Corp | 光電変換素子及び太陽電池モジュール |
| JP2014017297A (ja) | 2012-07-06 | 2014-01-30 | Sharp Corp | 光電変換モジュール及び光電変換モジュールの製造方法。 |
| JP2014170971A (ja) | 2014-06-23 | 2014-09-18 | Imec | 太陽電池用ポリチオフェン系活性層 |
| US20210135136A1 (en) | 2019-11-05 | 2021-05-06 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Photoelectric conversion devices and sensors and electronic devices |
| JP2021086947A (ja) | 2019-11-28 | 2021-06-03 | 三菱ケミカル株式会社 | 有機半導体デバイス |
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| LANDERER, Dominik et al.,Thermal Stabilization of the Bulk-Heterojunction Morphology in Polymer:Fullerene Solar Cells Using a Bisazide Cross-Linker,Solar RRL,2018年11月23日,Vol.3,Article No. 1800266 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2023017377A (ja) | 2023-02-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Park et al. | Importance of Optimal Crystallinity and Hole Mobility of BDT‐Based Polymer Donor for Simultaneous Enhancements of Voc, Jsc, and FF in Efficient Nonfullerene Organic Solar Cells | |
| Li et al. | Green‐solvent‐processed all‐polymer solar cells containing a perylene diimide‐based acceptor with an efficiency over 6.5% | |
| Zuniga et al. | Crosslinking using rapid thermal processing for the fabrication of efficient solution-processed phosphorescent organic light-emitting diodes | |
| US8283002B2 (en) | Aminobenzene compositions and related devices and methods | |
| Trattnig et al. | Bright Blue Solution Processed Triple‐Layer Polymer Light‐Emitting Diodes Realized by Thermal Layer Stabilization and Orthogonal Solvents | |
| CN101918491B (zh) | 组合物和有机光电转换元件 | |
| US10865304B2 (en) | Heat-curable resin composition, heat-curable resin film and semiconductor device | |
| KR20060100415A (ko) | 가교성 아릴아민 화합물 및 이를 기재로 한 공액 올리고머또는 중합체 | |
| KR20170102170A (ko) | 적어도 하나의 폴리머 및 적어도 하나의 염을 포함하는 조성물 및 이 조성물을 포함하는 전계발광 디바이스 | |
| EP3901194A1 (en) | Organic photodiode and infrared cmos sensor | |
| KR20160089872A (ko) | 디스플레이용 소자, 광학용 소자, 조명용 소자 또는 센서 소자의 제조를 위한 방향족 폴리아마이드 용액 | |
| US20180261768A1 (en) | Organic semiconductor compositions and their use in the production of organic electronic device | |
| EP2111428A1 (en) | Compositions of electrically conducting polymers made with ultra-pure fully-fluorinated acid polymers | |
| JP6135668B2 (ja) | タンデム型有機光電変換素子およびこれを用いた太陽電池 | |
| TWI806096B (zh) | 光電轉換元件及其製造方法、圖像感測器、生物體認證裝置、組成物及油墨 | |
| Kim et al. | Revisiting the Classical Wide‐Bandgap HOMO and Random Copolymers for Indoor Artificial Light Photovoltaics | |
| TW201840630A (zh) | 有機電子材料、墨組成物、有機層、有機電子元件、有機電致發光元件、顯示元件、照明裝置及顯示裝置 | |
| JP7643229B2 (ja) | 有機光電変換素子 | |
| TW201807008A (zh) | 電荷傳輸性材料、有機電子元件及有機電致發光元件 | |
| Ye et al. | Fluorinated Alkyl Chains Terminated Polar Glycol Ether Side Chain for N‐Type Organic Thermoelectrics with Enhanced Performance and Air Stability | |
| JP7746715B2 (ja) | 有機半導体インク、光電変換層及び有機光電変換素子 | |
| Gao et al. | Cyclometalated Pt complex based random terpolymers as electron acceptors for all polymer solar cells | |
| TW201840631A (zh) | 有機電子材料、有機電子元件、及有機電致發光元件 | |
| TW201522501A (zh) | 樹脂組成物、基板、電子裝置之製造方法及電子裝置 | |
| JP2024054634A (ja) | 有機光電変換素子の製造方法及び有機光電変換素子 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20240216 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20241016 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20241022 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20241217 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20250128 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20250210 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7643229 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |