JP7643311B2 - 車線逸脱防止装置 - Google Patents
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Description
車両が走行している際に、ドライバーが運転の疲労などに起因して低覚醒状態になることがある。ドライバーが低覚醒状態になって手放し運転をすると、ドライバーが覚醒した状態にて手放し運転をする場合に比して、ドライバーが車線逸脱を防止するための操舵操作をするまでに要する時間が長くなる。
本発明によれば、車線(54)に対する車両(50)の位置を検出する車両位置検出装置(車外撮影カメラセンサ11)と、操舵入力装置(ステアリングホイール28)に対するドライバーの把持状況を検出する把持状況検出装置(トルクセンサ32)と、車両位置検出装置により検出された車両の位置に基づいて車両が車線から逸脱する虞があると判定したときには(S80)、転舵輪(24)の自動転舵及び警報の発出の少なくとも一方の車線逸脱予防制御を実行する(S90)よう構成された制御ユニット(LDA・ECU10)と、を含み、制御ユニットは、把持状況検出装置により検出された把持状況に基づいてドライバーが手放しをしていると判定したときには(S50)、ドライバーが手放しをしていないと判定したときに比して、車線逸脱予防制御を早期に実行する(S70)よう構成された車線逸脱防止装置(100)が提供される。
特に、上記の構成によれば、操舵トルクの絶対値が基準トルク未満である時間が基準時間を越えていると判定されたときに、ドライバーが手放しをしていると判定される。更に、ドライバーが覚醒していないと判定されたときには、基準トルクが大きくされ且つ基準時間が小さくされる。よって、ドライバーが覚醒していないと判定されたときには、ドライバーの手放しを判定するための条件を確実に緩和することができる。
更に、上記の構成によれば、基準トルク及び基準時間は、車速が高いほど小さくなるよう車速に応じて可変設定される。よって、基準トルク及び基準時間が車速に関係なく一定である場合に比して、ドライバーが手放しをしているか否かの判定を適正に行うことができる。
図1に示されているように、実施形態にかかる車線逸脱防止装置100は、車両50に適用され、車線逸脱防止ECU10及び電動パワーステアリングECU20を備えている。本明細書においては、車線逸脱防止は必要に応じてLDA(Lane Departure Alert with Controlの略)と呼称され、電動パワーステアリングは必要に応じてEPS(Electric Power Steeringの略)と呼称される。
次に、図2に示されたフローチャートを参照して実施形態における車線逸脱防止制御ルーチンについて説明する。図2に示されたフローチャートによる車線逸脱防止制御は、LDAスイッチ15がオンであるときに、所定の制御周期にて繰返しLDA・ECU10のCPUにより実行される。なお、以下の説明においては、車線逸脱防止制御を単に「制御」と指称する。
次に、図3に示されたフローチャートを参照して実施形態における手放し判定ルーチンについて説明する。
車両が車線から逸脱する可能性があり、ステップS10において肯定判定が行なわれる場合であって、ドライバーの覚醒度及びドライバーの手放しの有無が異なる種々の場合について、実施形態の作動を説明する。
ステップS20において、肯定判定が行われるので、ステップS30において、手放し判定の基準値Tsc及びTncがそれぞれ標準値Tscn及びTncnに設定される。ステップS50において、否定判定が行われるので、ステップS60において、車線逸脱の虞判定の基準値Dycが標準値Dycnに設定される。なお、ステップS80において、判定距離ΔDyが基準値Dyc(=Dycn)以下であると判定されれば、ステップS90において、車線逸脱予防制御が実行される。
上記C1の場合と同様に、ステップS20において、肯定判定が行われるので、ステップS30において、手放し判定の基準値Tsc及びTncがそれぞれ標準値Tscn及びTncnに設定される。しかし、ステップS50において、肯定判定が行われるので、ステップS70において、車線逸脱の虞判定の基準値Dycが標準値Dycnよりも大きい正の定数である緩和値Dychに設定される。よって、判定距離ΔDyが基準値Dyc(=Dych)以下であると判定され易くなるので、上記C1の場合に比して早期に、ステップS90において、車線逸脱予防制御が開始される。
ステップS20において、否定判定が行われ、ステップS40において、手放し判定の基準値Tscが標準値Tscnよりも大きい緩和値Tschに設定されると共に、基準値Tncが標準値Tncnよりも小さい緩和値Tncrに設定される。よって、ステップS51及びS54において、肯定判定が行われ易くなるが、ステップS50において、ドライバーは手放しをしていないと判定される。
上記C3の場合と同様に、ステップS20において、否定判定が行われ、ステップS40において、手放し判定の基準値Tscが標準値Tscnよりも大きい緩和値Tschに設定されると共に、基準値Tncが標準値Tncnよりも小さい緩和値Tncrに設定される。よって、ステップS51及びS54において、肯定判定が行われ易くなるので、上記C1の場合に比して早期に、ステップS50において、ドライバーが手放しをしていると判定される。
Claims (1)
- 車線に対する車両の位置を検出する車両位置検出装置と、操舵入力装置に対するドライバーの把持状況を検出する把持状況検出装置と、前記車両位置検出装置により検出された前記車両の位置に基づいて前記車両が車線から逸脱する虞があると判定したときには、転舵輪の自動転舵及び警報の発出の少なくとも一方の車線逸脱予防制御を実行するよう構成された制御ユニットと、を含み、前記制御ユニットは、前記把持状況検出装置により検出された把持状況に基づいてドライバーが手放しをしていると判定したときには、ドライバーが手放しをしていないと判定したときに比して、前記車線逸脱予防制御を早期に実行するよう構成された車線逸脱防止装置において、
前記制御ユニットは、前記把持状況検出装置により検出された操舵トルクの絶対値が基準トルク未満である時間が基準時間を越えていると判定したときに、ドライバーが手放しをしていると判定するよう構成され、
前記車線逸脱防止装置は、更にドライバーの覚醒状態を検出する覚醒状態検出装置を含み、前記制御ユニットは、車速が高いほど前記基準トルク及び前記基準時間が小さくなるよう、車速に応じて前記基準トルク及び前記基準時間を可変設定し、前記覚醒状態検出装置により検出されたドライバーの覚醒状態に基づいてドライバーが覚醒していないと判定したときには、前記基準トルクを大きくし且つ前記基準時間を小さくしてドライバーの手放しを判定するための条件を緩和することにより、ドライバーが手放しをしていると判定し易くするよう構成された車線逸脱防止装置。
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