以下に、本願の開示する管理装置、管理方法及び管理プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施例により本願の開示する管理装置、管理方法及び管理プログラムが限定されるものではない。
[実施形態の構成]
図1は、実施形態に係る集中管理サーバのブロック図である。図1を参照して、実施形態に係る管理システム1の構成について説明する。
管理システム1は、図1に示すように、集中管理サーバ10、エッジルータ21~26及び外部ファイル30を有する。以下の説明では、エッジルータ21~26のそれぞれを区別しない場合には「エッジルータ20」と呼ぶ。また、集中管理サーバ10は、上位システム40に接続される。
エッジルータ21は、LAG211~213を有する。エッジルータ22は、LAG221~223を有する。エッジルータ23は、LAG231~233を有する。エッジルータ24は、LAG241~243を有する。エッジルータ25は、LAG251~253を有する。エッジルータ26は、LAG261~263を有する。以下の説明では、LAG211~213,221~223,231~233,241~243,251~253及び261~263のそれぞれを区別しない場合には「LAG200」と呼ぶ。LAG200は、異なるエッジルータ20にまたがって1つのLAG200を形成することができる。例えば、LAG212とLAG222とが同一のLAG200であってもよいし、LAG231とLAG241とが同一のLAG200であってもよい。
エッジルータ20は、通信サービスを利用するユーザを収容する。また、エッジルータ20は、DHCPサーバ50に接続される。さらに、各エッジルータ20は、1つ又は複数のLAG200によりL2ネットワークに接続される。L2ネットワークにはユーザの端末装置が接続され、エッジルータ20は、L2ネットワークを介して端末装置とデータの送受信を行う。
上位システム40は、コンフィグ投入の要求を集中管理サーバ10へ送信する。なお、上位システム40の機能は、オペレータによって実現されてもよい。その場合、オペレータが集中管理サーバ10にコンフィグ投入要求の内容を入力する。コンフィグ投入とは、ユーザを収容するエッジルータ20に対してユーザコンフィグを設定して、サービスの開通、変更、解約等にともなう設定を行うことである。ユーザコンフィグには、収容先の装置の切り替えの設定も含まれる。また、コンフィグ投入要求の設定情報には、投入先の装置の指定などが含まれる場合もある。
DHCPサーバ50は、ユーザの識別情報と収容位置との組を表す認証情報が格納された認証情報DB51を保持する。DHCPサーバ50は、認証情報を用いたユーザ認証及び各ユーザに対するIP(Internet Protocol)アドレスの割り当てを行う。各ユーザを収容可能な収容位置を制限することで、認証情報のデータ量を削減することができる。
外部ファイル30は、集中管理サーバ10が参照可能なファイルである。外部ファイル30とすることで、登録されたデータの更新などが容易となる。外部ファイル30は、収容替え先の候補の情報が登録された収容替えファイル300を含む。
図2は、収容替えファイルの一例を示す図である。収容替えファイル300には、図2に示すように、各エッジルータ20に対する収容替え先装置となるエッジルータ20の情報が登録される。1つのエッジルータ20に対して登録される収容替え先装置の数は1つでも複数でもよい。すなわち、2台1組のペアとしてペアのエッジルータ20を収容替え先装置候補としてもよいし、収容効率化のためペアではなく3台以上を1組として各組に含まれるエッジルータ20の一部又は全てを収容替え先候補としてもよい。
また、収容替えファイル300には、図2に示すように、各LAG200に対する収容替え先LAGとなるLAG200の情報が登録される。1つのLAG200に対して登録される収容替え先LAGの数は1つでも複数でもよい。図2では、同一LAGが収容替え先LAGとなるように設定される。
また、収容替えファイル300には、収容替え先装置候補が複数ある場合の収容替え先装置選択のロジックが登録される。さらに、収容替えファイル300には、収容替え先LAG候補が複数ある場合の収容替え先LAG選択のロジックが登録される。ここで、収容替えファイル300には、複数の収容替え先装置選択のロジックや複数の収容替え先LAG選択のロジックが登録されてもよい。収容替えファイル300に登録されるロジックとしては、例えば、最もユーザ数の少ない位置(装置やLAG)や、サービス毎に消費される特定のリソース(PPPoE(Point-to-Point Protocol over Ethernet(登録商標))セッション数等)が最も少ない位置を選ぶようにしてもよいし、その他のユーザのアドレス帯やVNE(Virtual Network Enabler)事業者等を装置毎に決めてそこから選択してもよい。
また、外部ファイル30には、ユーザの契約サービスや収容エリア及びサービス提供状況などのL2ネットワークのユーザの利用状態を表すユーザ管理情報に応じて選択することができるように、複数の異なる収容替えファイル300が含まれる。例えば、激甚災害等でエッジルータ20について大規模な故障が起きた場合に、通常時の範囲ではなく大規模故障時に収容替え可能な範囲のエッジルータ20を収容切り替え装置として選択できるように記載された収容替えファイル300を用意しておいてもよい。
この場合、収容替えファイル300が「個別ファイル」の一例にあたる。すなわち、外部ファイル30は、収容替えファイル300において、収容替え先となる1つ以上の前記通信装置が各前記通信装置に対応付けて登録される。
さらに、導入時、各収容替え元装置及び収容替え元LAGともに収容替え先の候補が指定されているが、要件変更時には、収容替えファイル300における収容替え先装置候補や収容替え先LAG候補が書き換えられる。例えば、導入時にはペアのエッジルータ20を収容替え先装置候補としたが、運用後に複数台を1組として各組に含まれるエッジルータ20の一部又は全部を収容替え先装置候補としてもよい。これにより、収容替え先を柔軟化でき、検証や運用後にも要件変更へ柔軟かつ効率的に対応できる。
集中管理サーバ10は、上位システム対応部11、管理情報記憶部12、装置管理部13、コンフィグ投入要求管理DB14及び複数の装置制御部15を有する。
集中管理サーバ10は、複数のコンピュータにより実現されてもよいし、1つのコンピュータにより実現されてもよい。すなわち、上位システム対応部11、管理情報記憶部12、装置管理部13、コンフィグ投入要求管理DB14及び複数の装置制御部15のそれぞれは、1つ又は複数の物理マシン又は仮想マシンにより実現される。図1では、集中管理サーバ10は、各装置制御部15に割り当てられたエッジルータ21~26に接続される。
上位システム対応部11は、上位システム40からコンフィグ投入要求や収容替え指示などオペレータを含む上位システム40からの要求全般を受け取る。上位システム対応部11は、受け取ったコンフィグ投入要求をコンフィグ投入要求管理DB14に登録する。
コンフィグ投入要求管理DB14は、上位システム対応部11によりコンフィグ投入要求の登録を受ける。これにより、コンフィグ投入要求管理DB14は、L2ネットワークを利用するユーザを収容する各エッジルータ20に対する、コンフィグ投入の要求内容を記憶する。また、コンフィグ投入要求管理DB14は、コンフィグ投入要求の要求内容に対応するコンフィグ投入先に決定されたエッジルータ20を識別するための情報が装置管理部13により格納される。
管理情報記憶部12は、各エッジルータ20のリソース状況及び各ユーザの収容位置の情報を記憶する。また、管理情報記憶部12は、各ユーザの契約サービス、収容エリア及びサービス提供状況などのユーザ管理情報を保持する。ユーザ管理情報には、他にも、各ユーザのアドレス、ユーザの識別子、通信帯域、料金等が含まれてもよい。
装置管理部13は、各ユーザの収容装置の決定及び収容替えといった各エッジルータ20のリソースの状況に基づいた収容管理処理、並びに、収容管理処理以外の各エッジルータ20の一般制御処理を行う。一般制御処理には、例えば、エッジルータ20の通信においてウイルス感染による通信や攻撃パケットなどが検出された場合に、エッジルータ20による通信を自動で遮断するなどのリソースの状況以外の情報に基づいたエッジルータ20の制御処理が含まれる。他にも、一般制御処理には、収容管理処理以外のリソースの状況に基づく新たな制御処理が含まれてもよい。
装置管理部13は、コンフィグ投入要求管理DB14を定期的に監視する。そして、装置管理部13は、コンフィグ投入要求が登録されたことを確認すると、コンフィグ投入要求で指定されたユーザコンフィグの設定内容を取得する。
次に、装置管理部13は、各エッジルータ20のリソースの状況を装置制御部15から取得する。そして、装置管理部13は、コンフィグ投入要求に含まれる設定情報、ユーザコンフィグの設定内容、及び、複数のエッジルータ20のリソースの空き状況を基に、複数のエッジルータ20の中からコンフィグ投入を実行するエッジルータ20を決定する。その後、装置管理部13は、コンフィグ投入先に決定したエッジルータ20を識別するための情報を投入するユーザコンフィグに対応付けてコンフィグ投入要求管理DB14に格納する。
特に、装置管理部13は、コンフィグ投入要求で指定されたユーザコンフィグの設定内容が収容替えの指示の場合には後述する収容替え処理を実行する。コンフィグ投入要求により収容替え指示される場合とは、例えば、エッジルータ20のソフトウェア更新など保守作業のために一時的にユーザを別の収容位置に移動させる場合がある。他にも、エッジルータ20に故障が発生し保守作業者が収容替えを決定した場合にも、コンフィグ投入要求による収容替え指示されることが考えられる。
ここで、装置管理部13は、投入したユーザコンフィグのバックアップを作成してもよい。その場合、装置管理部13は、ユーザコンフィグのバックアップ先とするエッジルータ20を決定する。その後、装置管理部13は、ユーザコンフィグのバックアップの格納先に決定したエッジルータ20を識別するための情報をユーザコンフィグのバックアップ作成指示に対応付けてコンフィグ投入要求管理DB14に格納する。
また、装置管理部13は、各エッジルータ20のリソースの状況を装置制御部15から取得する。次に、装置管理部13は、取得したリソースの状況から、ユーザの収容位置を変更する収容替えを行うか否かを判定する。例えば、エッジルータ20やエッジルータ20の配下のLAG200又は物理ポートが故障等により通信断となった場合に、装置管理部13は、収容替えを行うと判定する。収容替えを行わない場合、装置管理部13は、リソースの状況の変化に応じた収容替え処理を終了する。これに対して、収容替えを行う場合、装置管理部13は、後述する収容替え処理を実行する。
以下に収容替え処理について説明する。図3は、実施形態に係る集中管理サーバによる収容替え処理の一例の概要を示す図である。まず、図3を用いて集中管理サーバ10による収容替え処理の概要を説明する。
集中管理サーバ10は、上位システム40を介して保守作業者から収容替えの指示の入力を受ける。ここで、収容替えの指示は、コンフィグ投入要求を用いて行われ、指示の中では、情報100に示すように、収容替え元装置、収容替え元LAG、収容替えユーザ、収容替え先装置及び収容替え先LAGを指定することが可能である。ここで、収容替え元装置及び収容替え元LAGの情報としては、LAGを指定せずに装置が指定される場合と、装置及びLAGともに指定される場合と、いずれも指定されずに収容替え実行時にユーザからの指定を受ける場合とが存在する。LAGを指定せずに装置が指定される場合は、その装置に収容される全ユーザが収容替えの対象となる。また、装置及びLAGともに指定される場合は、該当装置の該当LAGに収容される全ユーザが収容替え対象となる。
そして、集中管理サーバ10の装置管理部13は、外部ファイル30に含まれる収容替えファイル300を参照して、収容替え先装置及び収容替え先LAGを選定する。例えば、情報100の内容が指定されている場合、装置管理部13は、エッジルータ24がエッジルータ23に収容されていたユーザの収容替え先装置として選択可能か否かを収容替えファイル300から判定する。また、装置管理部13は、収容替えファイル300にしたがってLAG231に対する収容替え先LAGとしてLAG241を選定する。そして、装置管理部13は、エッジルータ24のLAG241への収容替えを行うユーザコンフィグをエッジルータ24に設定して、収容替えを行わせる。
次に、以上のような概要を有する収容替え処理における装置管理部13の動作の詳細について説明する。装置管理部13は、収容替え指示を受けると、収容位置を切り替えるユーザのユーザ管理情報を管理情報記憶部12から取得する。そして、装置管理部13は、外部ファイル30に含まれる収容替えファイル300の中から、ユーザ管理情報に含まれる収容位置を切り替えるユーザの契約サービスや収容エリア及びサービス提供状況などから収容替えファイル300を選択して取得する。すなわち、装置管理部13は、特定ユーザのユーザ管理情報を取得して、取得した特定ユーザのユーザ管理情報を基に個別ファイルを選択する。
次に、装置管理部13は、取得した収容替えファイル300に登録された収容替え元装置に対する収容替え先装置候補の情報を取得する。さらに、装置管理部13は、取得した収容替えファイル300に登録された収容替え元LAGに対応する収容替え先LAG候補の情報を取得する。
次に、装置管理部13は、収容替え指示の中に収容替え先装置が指定されているか否かを判定する。ここで、コンフィグ投入要求による収容替え指示の場合には、保守作業者により収容替え先装置や収容替え先LAGが指定されている場合がある。これに対して、リソース状況により装置管理部13が収容替えを決定する場合、収容替え先装置や収容替え先LAGの指定は通常行われない。
収容替え先装置が指定されていない場合、装置管理部13は、収容替え指示が故障収容替えによるものか保守収容替えによるものかを判定する。故障収容替えの場合、保守収容替えの場合と異なり早急な復旧が求められる。そのため、集中管理サーバ10による自動切換えを想定し、後述する保守収容替えの場合に実行する自動選択の可否の確認は、故障収容替えの場合には行わない。
そこで、故障収容替えに基づく収容替え指示の場合、装置管理部13は、収容替え先装置候補が複数存在するか否かを判定する。収容替え先装置候補が複数存在する場合、装置管理部13は、収容替えファイル300に登録された収容替え先装置の選択ロジックにしたがって、収容替え先装置候補の中から収容替え先装置を1つ選定する。例えば、収容替え先装置の選択ロジックとしては、予めペアとして設定されたエッジルータ20を収容替え先装置として選択するロジックが使用できる。本実施形態では、エッジルータ20のペアは、同一エッジグループの中で指定される。これに対して、収容替え先装置候補が1つの場合、装置管理部13は、その収容替え先装置候補を収容替え先装置に選定する。
次に、装置管理部13は、収容替え先LAG候補が複数存在するか否かを判定する。収容替え先LAG候補が複数存在する場合、装置管理部13は、収容替えファイル300に登録された収容替え先LAGの選択ロジックにしたがって、収容替え先LAG候補の中から収容替え先LAGを1つ選定する。例えば、収容替え先LAGの選択ロジックとしては、同一のLAG200を収容替え先LAGとして選択するロジックが使用できる。これに対して、収容替え先LAG候補が1つの場合、装置管理部13は、その収容替え先LAG候補を収容替え先LAGに選定する。
ここで、本実施例では収容替え先装置選択のロジック及びの収容替え先LAG選択のロジックが1つずつ登録されている場合で説明したが、収容替えファイル300には収容替え先装置選択のロジックや収容替え先LAG選択のロジックが複数登録されてもよい。その場合、装置管理部13は、上位システム対応部11を介して上位システム40にいずれのロジックを選択するかの問い合わせを送信して、保守作業者に問い合わせる。そして、装置管理部13は、問い合わせの応答として保守作業者から指定されたロジックを用いて収容替え先装置の選定及びの収容替え先LAGの選定を行ってもよい。すなわち、装置管理部13は、外部ファイルに予め登録された複数のロジックのうち指定されたロジックを用いて収容替え先候補の中から収容替え先の通信装置を自動的に選定する。
一方、保守収容替えに基づく収容替え指示の場合、装置管理部13は、収容替え先装置候補及び収容替え先LAG候補の情報と共に自動選択の可否の問い合わせを上位システム対応部11に送信して、保守管理者に対して問い合わせを行なう。ここで、保守管理者と保守作業者とは同一の人又はシステムでもよい。その後、上位システム対応部11を介して自動選択の許可の通知を受けた場合、装置管理部13は、収容替え指示が故障収容替えの場合と同様に、収容替え先装置及び収容替え先LAGの選定を行う。これに対して、自動選択が許可されなかった場合、装置管理部13は、上位システム対応部11を介して収容替え先装置及び収容替え先LAGの指定の要求を行い、新たな収容替え指示を受信するまで待機する。
一方、収容替え先装置が指定されている場合、装置管理部13は、指定された装置が収容替え先装置候補に含まれるか否かを判定する。指定された装置が収容替え先装置候補に含まれていなければ、装置管理部13は、エラー通知を上位システム対応部11に送信して、保守作業者に対してエラーの発生を通知する。
これに対して、指定された装置が収容替え先装置候補に含まれている場合、装置管理部13は、指定された装置を収容替え先装置に選定する。次に、装置管理部13は、収容替え先LAGが指定されているか否かを判定する。
収容替え先LAGが指定されていない場合、装置管理部13は、収容替え指示が故障収容替えによるものか保守収容替えによるものかを判定する。故障収容替えに基づく収容替え指示の場合、装置管理部13は、収容替え先LAG候補が複数存在するか否かを判定する。収容替え先LAG候補が複数存在する場合、装置管理部13は、収容替えファイル300に登録された収容替え先LAGの選択ロジックにしたがって、収容替え先LAG候補の中から収容替え先LAGを1つ選定する。これに対して、収容替え先LAG候補が1つの場合、装置管理部13は、その収容替え先LAG候補を収容替え先LAGに選定する。
一方、保守収容替えに基づく収容替え指示の場合、装置管理部13は、収容替え先LAG候補の情報と共に自動選択の可否の問い合わせを上位システム対応部11に送信して、保守管理者に対して問い合わせを行なう。その後、上位システム対応部11を介して自動選択の許可の通知を受けた場合、装置管理部13は、収容替え指示が故障収容替えの場合と同様に、収容替え先LAGの選定を行う。これに対して、自動選択が許可されなかった場合、装置管理部13は、上位システム対応部11を介して先の収容替え先装置の指定に加えて収容替え先LAGを指定する要求を行い、新たな収容替え指示を受信するまで待機する。
これに対して、収容替え先LAGが指定されている場合、装置管理部13は、指定されたLAG200が収容替え先LAG候補に含まれるか否かを判定する。指定されたLAG200が収容替え先LAG候補に含まれていなければ、装置管理部13は、エラー通知を上位システム対応部11に送信して、保守作業者に対してエラーの発生を通知する。
これに対して、指定されたLAG200が収容替え先LAG候補に含まれている場合、装置管理部13は、指定されたLAG200を収容替え先LAGに選定する。
その後、装置管理部13は、選定した収容替え先装置及び収容替え先LAGへのユーザの収容替えを実施する。具体的には、装置管理部13は、選定した収容替え先装置及び収容替え先LAGに対するユーザコンフィグの投入を指示するコンフィグ投入要求などをコンフィグ投入要求管理DB14に格納する。これにより、装置制御部15によって収容替え先装置として指定したエッジルータ20の収容替え先LAGとして指定したLAG200への指定したユーザの収容位置の切り替えが行われる。
ここで、故障収容替えの場合、通信断を即座に復旧するために、装置管理部13は、収容替え先に対するコンフィグ設定を優先的に行う。その後、装置管理部13は、収容替え元装置であるエッジルータ20のコンフィグ操作やユーザセッション再接続の誘起のためのコンフィグ操作などを行う。
これに対して、保守収容替えの場合はユーザ通信継続のために、装置管理部13は、収容替え先のエッジルータ20へのコンフィグとともに、収容替え元のエッジルータ20のコンフィグ操作やユーザセッション再接続の誘起のためのコンフィグ操作などをまとめて行う。これにより、装置管理部13は、保守収容替えの場合に、可能な限りユーザの通信断を短くすることができる。
図4は、実施形態に係る装置管理部による収容替えロジックを表す図である。本実施形態では、故障収容替えと保守収容替えとにおいて収容替えロジック自体は同一であるが、収容替え処理の流れが異なるため、図4では収容替えの種別毎に収容替えロジックを記載した。
収容替えの対象とするユーザの単位として、装置単位、LAG単位及びユーザ単位が存在する。これは、保守や故障の規模による。例えば、エッジルータ21が故障してエッジルータ21に収容されたユーザ全てについて収容替えを行う場合には装置単位の収容替えとなる。ただし、収容替え対象がいずれであっても、収容替えロジックは同一である。
収容替え先装置が指定された場合、装置管理部13は、指定された装置が収容替え元装置のペアとして設定されたエッジルータ20でなければエラーとする。そして、指定された装置が収容替え元装置のペアとして設定されたエッジルータ20であれば、装置管理部13は、指定されたエッジルータ20の収容替え元LAGと同一のLAG200を収容替え先として選定する。
また、収容替え先装置及び収容替え先LAGが指定された場合、装置管理部13は、指定された装置が収容替え元装置のペアとして設定されたエッジルータ20であり且つ指定されたLAG200が収容替え元LAGと同一でなければエラーとする。そして、指定された装置が収容替え元装置のペアとして設定されたエッジルータ20であり且つ指定されたLAG200が収容替え元LAGと同一であれば、装置管理部13は、それらを収容替え先として選定する。
また、収容替え先装置及び収容替え先LAGの指定がない場合、装置管理部13は、収容替え元装置のペアとして設定されたエッジルータ20を収容替え先装置として選定する。また、装置管理部13は、収容替え元LAGと同一のLAG200を収容替え先LAGとして選定する。
図5は、収容替え処理の一例を示す図である。ここでは、エッジルータ21~24、並びに、それらが有するLAG211~213、221~223、231~233及び241~243がエッジグループ101に含まれる。また、エッジルータ25及び26、並びに、それらが有するLAG251~253及び261~263がエッジグループ102に含まれる。そして、エッジルータ21とエッジルータ22とが1つのペアであり、エッジルータ23とエッジルータ24とが1つのペアである。また、LAG212とLAG222とは同一のLAG200であり、LAG231とLAG241とは同一のLAG200である。
例えば、エッジルータ21のLAG212で故障が発生し通信断が発生した場合、装置管理部13は、装置制御部15から通知された情報からLAG212に収容されているユーザP1の収容替えを決定する。そして、装置管理部13は、ユーザP1のユーザ管理情報から収容替えファイル300を選択して取得する。次に、装置管理部13は、取得した収容替えファイル300にしたがって収容替え元装置であるエッジルータ21のペアであるエッジルータ22を収容替え先装置として選定する。また、装置管理部13は、取得した収容替えファイル300にしたがって収容替え元LAGと同一のLAG200であるLAG222を収容替え先LAGとして選定する。そして、装置管理部13は、ユーザP1をLAG222に収容するユーザコンフィグをエッジルータ22に設定する。これにより、ユーザP1は、エッジルータ21のLAG212からエッジルータ22のLAG222へと収容位置が切り替わる。
また例えば、保守のためエッジルータ23のLAG231に収容されたユーザP2の収容位置を切り替える場合、装置管理部13は、ユーザP2の収容替えを指示するコンフィグ投入要求がコンフィグ投入要求管理DB14に格納されたことを確認する。次に、装置管理部13は、ユーザP2のユーザ管理情報から収容替えファイル300を選択して取得する。そして、装置制御部15は、コンフィグ投入要求で指定されたユーザコンフィグにおいて収容替え先装置が指定されているか、収容替え先LAGが指定されているかを判定する。収容替え先装置指定されている場合、指定された装置がエッジルータ23のペアであるエッジルータ24であるか否かを判定し、エッジルータ24以外が指定されていればエラーを通知する。また、収容替え先LAG指定されている場合、指定された装置がLAG231と同一のLAG200であるLAG241であるか否かを判定し、LAG241以外が指定されていればエラーを通知する。エラーとならない場合、装置管理部13は、収容替えファイル300にしたがってもしくは上位システム40からの指定にしたがってエッジルータ24のLAG241を収容替え先として選定する。そして、装置管理部13は、ユーザP2をLAG241に収容するユーザコンフィグをエッジルータ24に設定する。これにより、ユーザP2は、エッジルータ23のLAG231からエッジルータ24のLAG231に収容位置が切り替わる。
以上のように、装置管理部13は、ネットワークを利用するユーザを収容する複数の通信装置のうちの所定の通信装置が収容した特定ユーザの収容位置を他の通信装置に切り替える収容替えの指示を受信し、収容替え先となる1つ以上の前記通信装置が各前記通信装置に対応付けて登録された外部ファイルから前記所定の通信装置に対応する収容替え先候補の情報を取得し、取得した前記収容替え先候補の中から収容替え先の通信装置を選定する。さらに、装置管理部13は、収容替えの指示において収容替え先の通信装置の指定が含まれる場合、指定された収容替え先の通信装置が収容替え先候補に含まれない場合にはエラーを通知し、指定された収容替え先の通信装置が収容替え先候補に含まれる場合、指定された収容替え先の通信装置を選定する。この場合、通信装置の選定には、エッジルータ20及びLAG200が含まれる。
図1に戻って説明を続ける。装置制御部15は、複数のエッジルータ20のうちの少なくともいずれかが割り当てられる。装置制御部15は、コンフィグ投入要求管理DB14を定期的に監視し、装置管理部13から投入先のエッジルータ20の識別情報が付されたコンフィグ投入要求を取得する。そして、装置制御部15は、識別情報によって識別されるエッジルータ20に対してコンフィグ投入要求で指定されたユーザコンフィグを設定する。これにより、エッジルータ20とユーザ間の通信が確立される。
[実施形態の処理]
図6は、実施形態に係る集中管理サーバによる保守収容替え時の収容替え処理のフローチャートである。次に、図6を参照して、実施形態に係る集中管理サーバ10による保守収容替え時の収容替え処理の流れについて説明する。
装置管理部13は、コンフィグ投入要求管理DB14を監視して、コンフィグ投入要求による収容替え指示を受信する(ステップS101)。
次に、装置管理部13は、収容位置を切り替えるユーザのユーザ管理情報を管理情報記憶部12から取得する。そして、装置管理部13は、外部ファイル30に格納された収容替えファイル300の中から、収容位置を切り替えるユーザの契約サービスや収容エリア及びサービス提供状況などから収容替えファイル300を選択して取得する。次に、装置管理部13は、取得した収容替えファイル300に登録された収容替え元装置に対する収容替え先装置候補の情報を取得する。さらに、装置管理部13は、取得した収容替えファイル300に登録された収容替え元LAGに対応する収容替え先LAG候補の情報を取得する。次に、装置管理部13は、収容替え指示の中に収容替え先装置が指定されているか否かを判定する(ステップS102)。
収容替え先装置が指定されていない場合(ステップS102:否定)、装置管理部13は、収容替え先装置候補及び収容替え先LAG候補を、上位システム対応部11を介して上位システム40へ送信して、保守作業者に提示する(ステップS103)。
そして、装置管理部13は、自動選択の可否を保守作業者に問い合わせ、その応答により自動選択が許可されたか否かを判定する(ステップS104)。自動選択が許可されない場合(ステップS104:否定)、装置管理部13は、収容替え先装置や収容替え先LAGの指定の要求を行い、ステップS101へ戻る。
これに対して、自動選択が許可された場合(ステップS104:肯定)、装置管理部13は、収容替え先選択候補が複数存在するか否かを判定する(ステップS105)。収容替え先装置候補が1つの場合(ステップS105:否定)、装置管理部13は、収容替え先装置候補を収容替え先装置として選定し、ステップS111へ進む。
収容替え先装置候補が複数存在する場合(ステップS105:肯定)、装置管理部13は、収容替えファイル300に登録された収容替え先装置の選択ロジックにしたがって、収容替え先装置候補の中から収容替え先装置を1つ選定する(ステップS106)。その後、装置管理部13は、ステップS111へ進む。
一方、収容替え先装置が指定されている場合(ステップS102:肯定)、装置管理部13は、指定された装置が収容替え先装置候補に存在するか否かを判定する(ステップS107)。指定された装置が収容替え先装置に存在しない場合(ステップS107:否定)、装置管理部13は、エラー通知を行う(ステップS115)。
これに対して、指定された装置が収容替え先装置候補に存在する場合(ステップS107:肯定)、装置管理部13は、指定された装置を収容替え先装置に選定する。次に、装置管理部13は、収容替え先LAGが指定されているか否かを判定する(ステップS108)。
収容替え先LAGが指定されていない場合(ステップS108:否定)、装置管理部13は、収容替え先LAG候補を、上位システム対応部11を介して上位システム40へ送信して、保守作業者に提示する(ステップS109)。
そして、装置管理部13は、自動選択の可否を保守作業者に問い合わせ、その応答により自動選択が許可されたか否かを判定する(ステップS110)。自動選択が許可されない場合(ステップS110:否定)、装置管理部13は、収容替え先LAGの指定の要求を行い、ステップS101へ戻る。
これに対して、自動選択が許可された場合(ステップS110:肯定)、装置管理部13は、ステップS111へ進む。
収容替え先装置が1つの場合(ステップS105:否定)もしくは収容替え先装置を選定した場合(ステップS106)、又は、収容替え先装置が指定されており且つ収容替え先LAGの自動選択が許可された場合(ステップS110:肯定)、装置管理部13は、以下の処理を行う。装置管理部13は、収容替え先LAG候補が複数存在するか否かを判定する(ステップS111)。収容替え先LAG候補が1つの場合(ステップS111:否定)、装置管理部13は、ステップS114へ進む。
これに対して、収容替え先LAG候補が複数存在する場合(ステップS111:肯定)、装置管理部13は、収容替えファイル300に登録された収容替え先LAGの選択ロジックにしたがって、収容替え先LAG候補の中から収容替え先LAGを1つ選定する(ステップS112)。その後、装置管理部13は、ステップS114へ進む。
一方、収容替え先LAG200が指定されている場合(ステップS108:肯定)、装置管理部13は、指定されたLAG200が収容替え先LAG候補に存在するか否かを判定する(ステップS113)。
指定されたLAG200が収容替え先LAG候補に存在しない場合(ステップS113:否定)、装置管理部13は、エラー通知を行う(ステップS115)。
これに対して、指定された装置が収容替え先装置候補に存在する場合(ステップS113:肯定)、装置管理部13は、指定された装置を収容替え先装置として選定して、ステップS114に進む。
収容替え先装置及び収容替え先LAGがいずれも指定されておらず双方の選定が終わった場合(ステップS112)又は収容替え先装置及び収容替え先LAGがいずれも指定されており双方が収容替え先装置候補及び収容替え先LAG候補に存在する場合(ステップS113:肯定)、装置管理部13は、以下の処理を実行する。装置管理部13は、選定した収容替え先装置及び収容替え先LAGへのユーザの収容替えを実施する(ステップS114)。
図7は、実施形態に係る集中管理サーバによる故障収容替え時の収容替え処理のフローチャートである。次に、図7を参照して、実施形態に係る集中管理サーバ10による故障収容替え時の収容替え処理の流れについて説明する。
装置管理部13は、コンフィグ投入要求管理DB14を監視して、コンフィグ投入要求による収容替え指示を受信する(ステップS201)。
次に、装置管理部13は、収容位置を切り替えるユーザのユーザ管理情報を管理情報記憶部12から取得する。そして、装置管理部13は、外部ファイル30に格納された収容替えファイル300の中から、収容位置を切り替えるユーザの契約サービスや収容エリア及びサービス提供状況などから収容替えファイル300を選択して取得する。次に、装置管理部13は、取得した収容替えファイル300に登録された収容替え元装置に対する収容替え先装置候補の情報を取得する。さらに、装置管理部13は、取得した収容替えファイル300に登録された収容替え元LAGに対応する収容替え先LAG候補の情報を取得する。次に、装置管理部13は、収容替え指示の中に収容替え先装置が指定されているか否かを判定する(ステップS202)。
収容替え先装置が指定されていない場合(ステップS202:否定)、装置管理部13は、収容替え先選択候補が複数存在するか否かを判定する(ステップS203)。収容替え先装置候補が1つの場合(ステップS203:否定)、装置管理部13は、収容替え先装置候補を収容替え先装置として選定し、ステップS207へ進む。
収容替え先装置候補が複数存在する場合(ステップS203:肯定)、装置管理部13は、収容替えファイル300に登録された収容替え先装置の選択ロジックにしたがって、収容替え先装置候補の中から収容替え先装置を1つ選定する(ステップS204)。その後、装置管理部13は、ステップS207へ進む。
一方、収容替え先装置が指定されている場合(ステップS202:肯定)、装置管理部13は、指定された装置が収容替え先装置候補に存在するか否かを判定する(ステップS205)。指定された装置が収容替え先装置に存在しない場合(ステップS205:否定)、装置管理部13は、エラー通知を行う(ステップS211)。
これに対して、指定された装置が収容替え先装置候補に存在する場合(ステップS205:肯定)、装置管理部13は、指定された装置を収容替え先装置に選定する。次に、装置管理部13は、収容替え先LAGが指定されているか否かを判定する(ステップS206)。
収容替え先LAGが指定されていない場合(ステップS206:否定)、装置管理部13は、ステップS207へ進む。
収容替え先装置が1つの場合(ステップS203:否定)もしくは収容替え先装置を選定した場合(ステップS204)、又は、収容替え先装置が指定されており収容替え先LAGの指定がない場合(ステップS206:否定)、装置管理部13は、以下の処理を行う。装置管理部13は、収容替え先LAG候補が複数存在するか否かを判定する(ステップS207)。収容替え先LAG候補が1つの場合(ステップS207:否定)、装置管理部13は、ステップS210へ進む。
これに対して、収容替え先LAG候補が複数存在する場合(ステップS207:肯定)、装置管理部13は、収容替えファイル300に登録された収容替え先LAGの選択ロジックにしたがって、収容替え先LAG候補の中から収容替え先LAGを1つ選定する(ステップS208)。その後、装置管理部13は、ステップS210へ進む。
一方、収容替え先LAGが指定されている場合(ステップS206:肯定)、装置管理部13は、指定されたLAG200が収容替え先LAG候補に存在するか否かを判定する(ステップS209)。
指定されたLAG200が収容替え先LAG候補に存在しない場合(ステップ209:否定)、装置管理部13は、エラー通知を行う(ステップS211)。
これに対して、指定された装置が収容替え先装置候補に存在する場合(ステップS209:肯定)、装置管理部13は、指定された装置を収容替え先装置として選定して、ステップS210に進む。
収容替え先装置及び収容替え先LAGがいずれも指定されておらず双方の選定が終わった場合(ステップS208)又は収容替え先装置及び収容替え先LAGがいずれも指定されており双方が収容替え先装置候補及び収容替え先LAG候補に存在する場合(ステップS209:肯定)、装置管理部13は、以下の処理を実行する。装置管理部13は、選定した収容替え先装置及び収容替え先LAGへのユーザの収容替えを実施する(ステップS210)。
[実施形態の効果]
以上に説明したように、集中管理サーバ10の装置管理部13は、収容替えが指示された場合、収容替え元装置に対応する収容替え先装置候補及び収容替え元LAGに対応する収容替え先LAG候補が記載された収容替えファイル300を確認する。そして、装置管理部13は、収容替え先装置や収容替え先LAGが指定されている場合、それらが収容替え装置候補や収容替え先LAG候補に含まれているかを確認し、含まれていなければエラー通知を行う。これに対して、指定された装置やLAG200が収容替え装置候補や収容替え先LAG候補に含まれている場合指定にしたがって、収容替え先装置となるエッジルータ20及び収容替え先LAGとなるLAG200を選定する。また、収容替え先装置や収容替え先LAGが指定されていなければ場合、装置管理部13は、決められたアルゴリズムにしたがって収容替え先装置となるエッジルータ20及び収容替え先LAGとなるLAG200を選定する。
これにより、集中管理サーバ10の大きな開発を行うことなく、同一エッジグループの中で収容替え可能なエッジルータ20やLAG200をペアとして制限することが可能となる。また、集中管理サーバ10から見た収容替え可能範囲に加え、外部システム上や運用上、収容替え先とすべきエッジルータ20の範囲を設定することが可能となる。さらに、外部ファイル30である収容替えファイル300により収容替え先の候補の情報や選定ロジックを持つことで、設計構築段階での検討漏れや将来的な要件変更発生時にも、柔軟かつ容易に制限を変更することが可能となる。また、選定ロジックを収容替えファイル300登録してファイル化し状況に応じて選択することで、例えば、大規模災害時などの緊急時にはより高速な選定ロジックを選択することができ、ユーザ通信の復旧を早めることが可能となる。このように、収容先の制限に柔軟に対応することができる。また、制限や自動選定における確認機能を設けることで、保守者の作業ミスを少なくすることが可能となる。
[システム構成等]
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示のように構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散及び統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散又は統合して構成することができる。さらに、各装置にて行われる各処理機能は、その全部又は任意の一部が、CPU(Central Processing Unit)及び当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、本実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
[プログラム]
一実施形態として、集中管理サーバ10は、パッケージソフトウェアやオンラインソフトウェアとして上記の管理処理を実行する管理プログラムを所望のコンピュータにインストールさせることによって実装できる。例えば、上記の管理プログラムを情報処理装置に実行させることにより、情報処理装置を集中管理サーバ10として機能させることができる。ここで言う情報処理装置には、デスクトップ型又はノート型のパーソナルコンピュータが含まれる。また、その他にも、情報処理装置にはスマートフォン、携帯電話機やPHS(Personal Handy-phone System)等の移動体通信端末、さらには、PDA(Personal Digital Assistant)等のスレート端末等がその範疇に含まれる。集中管理サーバ10は、Webサーバとして実装することとしてもよいし、アウトソーシングによって上記の管理処理に関するサービスを提供するクラウドとして実装することとしてもかまわない。
図8は、管理プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。コンピュータ1000は、例えば、メモリ1010、CPU1020を有する。また、コンピュータ1000は、ハードディスクドライブインタフェース1030、ディスクドライブインタフェース1040、シリアルポートインタフェース1050、ビデオアダプタ1060、ネットワークインタフェース1070を有する。これらの各部は、バス1080によって接続される。
メモリ1010は、ROM(Read Only Memory)1011及びRAM(Random Access Memory)1012を含む。ROM1011は、例えば、BIOS(BASIC Input Output System)等のブートプログラムを記憶する。ハードディスクドライブインタフェース1030は、ハードディスクドライブ1090に接続される。ディスクドライブインタフェース1040は、ディスクドライブ1100に接続される。例えば磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能な記憶媒体が、ディスクドライブ1100に挿入される。シリアルポートインタフェース1050は、例えばマウス1110、キーボード1120に接続される。ビデオアダプタ1060は、例えばディスプレイ1130に接続される。
ハードディスクドライブ1090は、例えば、OS1091、アプリケーションプログラム1092、プログラムモジュール1093、プログラムデータ1094を記憶する。すなわち、集中管理サーバ10と同等の機能を持つ集中管理サーバ10の各処理を規定するプログラムは、コンピュータにより実行可能なコードが記述されたプログラムモジュール1093として実装される。プログラムモジュール1093は、例えばハードディスクドライブ1090に記憶される。例えば、集中管理サーバ10における機能構成と同様の処理を実行するためのプログラムモジュール1093が、ハードディスクドライブ1090に記憶される。なお、ハードディスクドライブ1090は、SSD(Solid State Drive)により代替されてもよい。
また、上述した実施形態の処理で用いられる設定データは、プログラムデータ1094として、例えばメモリ1010やハードディスクドライブ1090に記憶される。そして、CPU1020は、メモリ1010やハードディスクドライブ1090に記憶されたプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094を必要に応じてRAM1012に読み出して、上述した実施形態の処理を実行する。
なお、プログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、ハードディスクドライブ1090に記憶される場合に限らず、例えば着脱可能な記憶媒体に記憶され、ディスクドライブ1100等を介してCPU1020によって読み出されてもよい。あるいは、プログラムモジュール1093及びプログラムデータ1094は、ネットワーク(LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等)を介して接続された他のコンピュータに記憶されてもよい。そして、プログラムモジュール1093及びプログラムデータ1094は、他のコンピュータから、ネットワークインタフェース1070を介してCPU1020によって読み出されてもよい。