JP7645704B2 - 照明装置、及びこれを備えた浴室ユニット - Google Patents
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Description
(1)本発明の照明装置は、室内壁と天井の取り合い部である天井隅部に沿って設けられる照明装置であって、前記照明装置は、前記天井隅部に沿って延在される本体部と、該本体部の長さ方向両端部を塞ぐ両端塞ぎ部材とを備えてなり、前記本体部に照明部材が固定される一方、上端側コーナー部分に凸状の突出部を設けた相対向する第1の壁パネルと、これら相対向する第1の壁パネルの突出部形性側を接続して設けられた第2の壁パネルと、前記相対向する第1の壁パネルの上に前記突出部に隣接するように配置された天井パネルにより、前記突出部の間であって前記天井パネルと前記第1の壁パネルと前記第2の壁パネルの取り合い部である天井隅部に沿って開口部が形成され、この開口部を塞ぐように前記天井隅部に沿って水密的に取り付けられたことを特徴とする。
(5)本発明の照明装置において、(1)~(4)のいずれかに記載の前記照明装置が、前記天井パネルと前記第1の壁パネルと前記第2の壁パネルの間に設置されて前記開口部を塞ぐ本体部を有し、前記本体部と前記第1の壁パネルの上端部との間に壁パネル側止水パッキンが介挿され、前記本体部と前記天井パネルとの間に天井パネル側止水パッキンが介挿されるとともに、前記本体部の長さ方向両端部においてこれら両端部と前記第1の壁パネルとの間に止水材が介挿されたことを特徴とする。
(7)本発明の浴室ユニットは、(1)~(6)のいずれかに記載の照明装置を備えたことを特徴とする。
本体部が押出成形材の切断材であるならば、天井隅部の長さが異なる場合であっても対応が容易で、切断長さの調整により如何なるサイズの天井隅部にも簡単に対応することができる。押出成形材の切断材である本体部の両端側に両端塞ぎ部材を設けることで本体部両端側の水密構造を実現できる。
照明部材がLEDを用いた線状の照明であるならば、本体部の全長にわたり照明光を得やすい構造を簡単に実現できる。
壁面に対し斜め上方に傾斜する照明カバーを照明装置に取り付けることで、コーニス照明としての間接照明効果が十分に得られ、しかも入浴姿勢で眩しくない照明装置、及び該照明装置を備えた浴室ユニットを提供することができる。
本体部の両端側にL字型の両端塞ぎ部材を設けこの両端塞ぎ部材に隙間をあけてスプリング板を設けることで、第1の壁パネルの突出部をこの隙間に挿入することで両端塞ぎ部材とスプリング板とで突出部をくわえ込む形式で照明装置を壁パネルの突出部に取り付けることができる。
なお、以下の説明で用いる一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略していることがある。
浴室ユニット300は、洗い場パン301と、浴槽302と、壁部303と、照明装置250を含んで構成される天井200と、を備える。
図1及び図2に示す浴室ユニット300は、照明装置250を備えており、この照明装置250は、天井200の一部を構成する天井パネル202と壁パネル(室内壁)161の取り合い部である天井隅部305に沿って取り付けられている。
浴室の壁面を構成するために設置されている壁パネル160、161、170の各々の左右両側縁部分には個々に壁フレーム180が立設され、これら壁フレーム180により各々の壁パネル160、161、170が仕切られている。
なお、壁パネル170の上縁部分に取り付けられている天井フレーム190は、突出部170Aを除く壁パネル170の背の低い部分の上縁部分に沿うように取り付けられている。また、壁パネル170の上縁部分に取り付けられている天井フレーム190は、突出部170Aが形成されている部分においては、図2、図3に示すように突出部170Aの底部側の側面を通過して壁パネル161の側縁まで達するように延在されている。
本体部10は、押出成形により押出材を成形後、この押出材を長さ方向で適宜寸法に切断することにより形成される。
本体部10は、軽量化を図り、強度を確保するためにアルミニウム合金からなる薄肉材からなることが好ましいが、樹脂製の薄肉材からなる構成でも良い。
止水材30は、例えば、EPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)をトムソン型により抜き加工し成形されるが、ポリオフィレンフォームやウレタン発泡材から形成してもよい。止水材30は、図4に示すように本体部10のL字型の側端部に沿わせられる大きさのL型の部材である。
平板部40Aと爪部40Cの間の間隔は、平板部40Aと爪部40Cの間に後述するように壁パネル170の突出部170Aを挟み込みできる程度の間隔とされている。
照明部材70は、横断面矩形状で細長いロッド状(線状)のLED発光装置からなる。LED発光装置は、内部の長さ方向に複数のLED発光素子を備え、LED発光装置において照明光を出射する側の全体から照明光を出射できるものである。
照明部材70の両端側には、図示略の電源に接続するための図5に示す照明ケーブル70aが延出されている。
止水パッキン110、止水パッキン120、止水パッキン130は、一例としてウレタン発泡材にて成形されるが、EPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)やポリオフィレンフォームから成形してもよい。止水パッキン110、120、130は、図8に示すように横断面矩形状、かつロッド状の長尺部材であり、本体部10の長さ方向ほぼ全長に沿って後述する位置に設置されている。
本体部10は、延出面部11dの先端側(右端側)に前記延出面部11dより下方に伸びる側面部11fを有し、前記側面部11fの下端側(先端側)にこの下端側から水平に延びる係止部11hを有している。側面部11bが鈍角に屈曲していることで、後で説明する照明カバー140を取り付けやすい。なお、図9は本体部10の横断面を示すので、天面部11a、側面部11b、延出面部11d、側面部11f、係止部11hは図9に示す形状を維持したまま本体部10の全長に渡り形成されている。
なお、図9は本体部10の横断面を示すので、側面部11c、延出面部11e、係止部11g、係止部11i、爪部11j、側面部11k、延出面部11l、爪部11mは図9に示す形状を維持したまま本体部10の全長に渡り形成されている。
また、図9に示す側面部11bの右上部側において右側に突出するように横断面c字型のビスホール部10eが形成され、側面部11bの右下部側において右側に突出するように横断面c字型のビスホール部10eが形成されている。
なお、図9は本体部10の横断面を示すので、各ビスホール部10eは、図9に示す形状を維持したまま本体部10の全長に渡り形成されている。
両端塞ぎ部材20と止水材30は、いずれも略L字状に形成され、これらを本体部10の長さ方向両端部に重ねて装着できる大きさに形成されている。
本体部10と両端塞ぎ部材20の間に止水材30を設け、照明装置250を図2に示すように天井隅部305に配置することで、後述する如くシャワーや湿気による外部への漏水を防止できる。
照明装置250を組み立てるには、図4に示す通り、まず、本体部10の長さ方向両端部のそれぞれに止水材30と両端塞ぎ部材20を重ねて沿わせ、位置合わせした第1の両端塞ぎ部材孔20aから止水材取付孔30aを介してビスホール部10eに本体組立ネジ50をねじ込む。両端塞ぎ部材孔20aと止水材取付孔30aは複数(図4の例では5個)形成されているので、それぞれに本体組立ネジ50を挿通してビスホール部10eにねじ込む作業を行うことにより、本体部10の両端に止水材30と両端塞ぎ部材20を固定することができる。
ケーブル止水材100はEPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)にて形成されたものが好ましい。
本体部10に照明部材70を取り付け、更に止水パッキン110と止水パッキン120と止水パッキン130を取り付けることで照明装置250が完成する。この照明装置250を以下に説明するように浴室ユニット300に組み付けることができる。
照明装置250を浴室ユニット300に組み付ける手順に関し、図1、図2、図3、図7、図8を用いて以下に説明する。
図8に示す壁フレーム180に、照明装置250を固定する為の天井フレーム190を天井フレーム取付ネジ190aにて固定した後に、図3に示す、壁パネル161と壁パネル170を建て込む。壁パネル161は、図3に示すように壁パネル160より高さが若干高いものを利用し、壁パネル170には壁パネル161側の上部に突出部170Aを設けて壁パネル170の上端部を凸状に加工したものとする。天井フレーム190の上端部には、壁フレーム180の裏面側に突出する鉤形の係止部190Aが形成されている。
壁パネル161、170の間には、壁目地を取り付けることにより、壁パネル161、170の間において、シャワーや湿気から止水された構造が得られる。
なお、天井200の上方にある空間が狭い場合には、照明装置250を手前から(浴室内側から)水平方向(浴室外側)にスライドさせてから下方に押し付ける手順として取り付けることも可能である。
この手順であっても、照明装置250の本体部10にある爪部11jは、天井フレーム190の係止部190Aに引っ掛かり、壁パネル170の突出部170Aを照明装置250の両端塞ぎ部材20とスプリング板40とでくわえ込むことができる。
両端塞ぎ部材20とスプリング板40は本体部10の両端部にそれぞれ形成されているので、対向する壁パネル170の突出部170Aのそれぞれをくわえ込む形式で壁パネル170、170の突出部170A間に本体部10を架け渡すことができる。
天井パネル202における照明装置250の取り付け側に、補強フレーム取付孔210aを貫通した補強フレーム取付ネジ220を用いて補強フレーム210を固定しておくことができる。
この時、照明装置250に設けた止水パッキン130を本体部10と天井パネル202の側面側のL字状折曲部202Aとで圧縮できることにより、照明装置250と天井パネル202の間の止水構造が完成され、シャワーや湿気から止水され、照明装置250周辺の水密的な組み付けが完了する。
図6は照明カバー140の斜視図であり、図10は照明カバー140の断面図である。
図10に示すように、照明カバー140は照明装置250への取付時に傾斜状態となる透光面部140bを有している。図10に示す状態が透孔面部140bを照明装置250に取り付けた場合の傾斜状態と同じ傾斜状態を示している。照明カバー140は、前記透光面部140bより下方に屈曲する側面部140cを有し、前記側面部140cより略水平に屈曲し離れる方向に延びる延出面部140dを有している。
図10では、透光面部140bが平面で形成されているが、この面に凹方向、もしくは凸方向の大きなR形状を付けても構わない。
照明カバー140は、照明カバー固定用の照明カバー取付孔140aを有している。
照明カバー140は、乳白色のPC(ポリカーボネート)を押出成形した後、この押出材を長さ方向で適宜寸法に切断することにより成形されるが、照明カバー140はPP(ポリプロピレン)からなる構成でも良く、半透明色でもよい。前記照明カバー取付孔140aは、成形後に指定位置で加工される。
照明カバー取付ネジ240は、手回しにより容易に着脱が可能なものが好ましい。
透光面部140bが傾斜状態となっているため、浴室の洗い場に立っていたり、座っていても、天井面よりも上方の壁面の凹凸、鏡面とマットの組合せや柄などが見える。
これにより、照明が付いているときには間接照明の効果がより効果的に得られる。
また、照明カバー140の傾斜により、内部に入った水も排水され、溜ったままになることがない。
この時、誤って支えていた手を照明カバー140から離してしまっても、照明カバー140の爪部11mが本体部10の爪部11mに引っかかっているため、照明カバー140が落下することなく、安心である。
本実施例の照明カバー140は、着脱自在としたが、照明カバー140の周囲に止水パッキンを追加し、照明の内部に水が入らないよう防水構造にしてもよい。
10e…ビスホール部、11a…天面部、11b、11c、11f、11k…側面部、
11d、11e、11l…延出面部、11g、11h、11i…係止部、
11j、11m…爪部、20…両端塞ぎ部材、20a…両端塞ぎ部材孔、
30…止水材、30a…止水材取付孔、
40…スプリング板、40a…スプリング板取付孔、
50…本体組立ネジ、60…スプリング板取付ネジ、
70…照明部材、70a…照明ケーブル、
80…照明取付具、90…照明取付ネジ、100…ケーブル止水材、
110…止水パッキン(壁パネル側止水パッキン)、120…止水パッキン(壁パネル側止水パッキン)、130…止水パッキン(天井パネル側止水パッキン)、
140…照明カバー、140a…照明カバー取付孔、140b…透孔面部、
140c、140e、140g、140i…側面部、
140d、140f、140h…延出面部、
160…壁パネル、161…第2の壁パネル、170…第1の壁パネル、
180…壁フレーム、190…天井フレーム、190a…天井フレーム取付ネジ、
200…天井、202…天井パネル、202A…L字状折曲部、210…補強フレーム、
210a、210b…補強フレーム取付孔、220…補強フレーム取付ネジ、
230…本体部取付ネジ、240…照明カバー取付ネジ、250…照明装置、
300…浴室ユニット。
Claims (7)
- 室内壁と天井の取り合い部である天井隅部に沿って設けられる照明装置であって、
前記照明装置は、前記天井隅部に沿って延在される本体部と、該本体部の長さ方向両端部を塞ぐ両端塞ぎ部材とを備えてなり、前記本体部に照明部材が固定される一方、
上端側コーナー部分に凸状の突出部を設けた相対向する第1の壁パネルと、これら相対向する第1の壁パネルの突出部形性側を接続して設けられた第2の壁パネルと、前記相対向する第1の壁パネルの上に前記突出部に隣接するように配置された天井パネルにより、前記突出部の間であって前記天井パネルと前記第1の壁パネルと前記第2の壁パネルの取り合い部である天井隅部に沿って開口部が形成され、
この開口部を塞ぐように前記天井隅部に沿って水密的に取り付けられたことを特徴とする照明装置。 - 前記本体部は、略L字状の押出成形材からなり、前記押出成形材の切断材から形成され、前記本体部の長さ方向両端部が両端塞ぎ部材で水密的に塞がれたことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
- 前記照明部材は、LEDを用いた線状の照明であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の照明装置。
- 前記照明装置には、隣接側の壁面に向かい上方に傾斜する照明カバーが設けられたことを特徴とする請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の照明装置。
- 前記照明装置が、前記天井パネルと前記第1の壁パネルと前記第2の壁パネルの間に設置されて前記開口部を塞ぐ本体部を有し、前記本体部と前記第1の壁パネルの上端部との間に壁パネル側止水パッキンが介挿され、前記本体部と前記天井パネルとの間に天井パネル側止水パッキンが介挿されるとともに、前記本体部の長さ方向両端部においてこれら両端部と前記第1の壁パネルとの間に止水材が介挿されたことを特徴とする請求項1~請求項4のいずれか一項に記載の照明装置。
- 前記本体部の両端側に前記第1の壁パネルの突出部に沿って配置されるL字型の前記両端塞ぎ部材が前記止水材を介し取り付けられ、前記両端塞ぎ部材の外側に前記両端塞ぎ部材との間に前記第1の壁パネルの突出部を挿入自在な隙間をあけてスプリング板が取り付けられたことを特徴とする請求項5に記載の照明装置。
- 請求項1~請求項6のいずれか一項に記載の照明装置を備えたことを特徴とする浴室ユニット。
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