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JP7645940B2 - 決済システム、決済方法、及びプログラム - Google Patents
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JP7645940B2 - 決済システム、決済方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本開示は、決済システム、決済方法、及びプログラムに関する。
従来、種々の決済手段(例えば、クレジットカード、ポイント、又は電子マネー)により、キャッシュレス化を推進するための技術が知られている。例えば、特許文献1には、ユーザが訪れた施設で利用可能な決済手段を特定し、当該特定された決済手段の情報をユーザ端末に表示させることによって、ユーザに対する情報提供を行う情報提供装置が記載されている。特許文献2には、ユーザ端末が読み取った払込票の支払先が、特定の決済方法に対応しているか否かを判定する支払システムが記載されている。
特開2016-062376号公報 特開2022-011709号公報
上記のような技術では、ユーザ端末を利用した決済が行われる決済施設で特定の決済手段の利用が禁止されていることがある。このため、決済施設が、ユーザ端末で支払元として設定された支払元決済手段の利用が禁止された禁止施設であるか否かをシステムが判定することが求められている。しかしながら、特許文献1及び特許文献2の技術では、決済施設が禁止施設であるか否かを判定することはできない。
本開示の目的の1つは、決済施設が禁止施設であるか否かを判定することである。なお、本開示の目的は、当該目的に限られない。
本開示に係る決済システムは、ユーザ端末を利用した決済が行われる決済施設に関する決済施設情報を取得する決済施設情報取得部と、前記決済の支払元として設定された支払元決済手段を特定する特定部と、前記決済施設情報に基づいて、前記決済施設が、前記支払元決済手段の利用が禁止された禁止施設であるか否かを判定する施設判定部と、前記施設判定部により前記決済施設が前記禁止施設であると判定された場合に、所定の処理を実行する処理実行部と、を含む。
本開示によれば、決済施設が禁止施設であるか否かを判定できる。
決済システムのハードウェア構成の一例を示す図である。 ユーザ端末に表示される画面の一例を示す図である。 決済システムで実現される機能の一例を示す図である。 ユーザデータベースの一例を示す図である。 施設データベースの一例を示す図である。 決済システムで実行される処理の一例を示す図である。 変形例における機能の一例を示す図である。 変形例1における決済アプリ画面の一例を示す図である。 変形例6における決済アプリ画面の一例を示す図である。 変形例7における決済アプリ画面の一例を示す図である。 商材データベースの一例を示す図である。 変形例9の決済システムで実現される機能の一例を示す図である。
[1.決済システムのハードウェア構成]
本開示に係る決済システム、決済方法、及びプログラムの実施形態の一例を説明する。図1は、決済システムのハードウェア構成の一例を示す図である。例えば、決済システム1は、インターネット又はLAN等のネットワークNに接続される。ネットワークNには、ユーザ端末20及び施設端末30も接続される。ネットワークNには、任意のコンピュータが接続可能である。ネットワークNに接続されるコンピュータは、図1の例に限られない。
例えば、決済システム1は、決済サーバ10を含む。決済サーバ10は、ユーザに決済サービスを提供するサービス提供者が管理するサーバコンピュータである。例えば、決済サーバ10は、制御部11、記憶部12、及び通信部13を含む。制御部11は、少なくとも1つのプロセッサを含む。記憶部12は、RAM等の揮発性メモリと、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリと、の少なくとも一方を含む。通信部13は、有線通信用の通信インタフェースと、無線通信用の通信インタフェースと、の少なくとも一方を含む。
なお、記憶部12に記憶されるプログラムは、ネットワークNを介して、決済サーバ10に供給されてもよい。また、コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体に記憶されたプログラムが、情報記憶媒体を読み取る読取部(例えば、光ディスクドライブやメモリカードスロット)、又は、外部機器とデータの入出力をするための入出力部(例えば、USBポート)を介して、決済サーバ10に供給されてもよい。
また、決済システム1は、少なくとも1つのコンピュータを含めばよい。決済システム1に含まれるコンピュータは、図1の例に限られない。例えば、決済システム1は、決済サーバ10と、他のサーバコンピュータと、を含んでもよい。決済システム1は、パーソナルコンピュータ、タブレット、又はスマートフォンといったように、サーバコンピュータ以外の他のコンピュータを含んでもよい。決済システム1は、サーバコンピュータを含まずに、サーバコンピュータ以外の他のコンピュータだけを含んでもよい。決済システム1は、ユーザ端末20及び施設端末30の少なくとも一方を含んでもよい。
ユーザ端末20は、ユーザのコンピュータである。例えば、ユーザ端末20は、スマートフォン、タブレット、ウェアラブル端末、又はパーソナルコンピュータである。図1では、1つのユーザ端末20だけが示されているが、複数のユーザの各々のユーザ端末20が存在してもよい。1人のユーザが複数のユーザ端末20を利用してもよい。例えば、ユーザ端末20は、制御部21、記憶部22、通信部23、操作部24、表示部25、及び撮影部26を含む。
例えば、制御部21、記憶部22、及び通信部23のハードウェア構成は、それぞれ制御部11、記憶部12、及び通信部13と同様であってよい。通信部23は、NFC(Near Field Communication)によって、ICチップ、ICカード、又はその他の媒体と通信可能であってもよい。操作部24は、キーボード、マウス、又はタッチパネル等の入力デバイスである。表示部25は、液晶又は有機EL等のディスプレイである。撮影部26は、少なくとも1つのカメラを含む。ユーザ端末20は、決済で利用されるICチップを含んでもよい。なお、記憶部22に記憶されるプログラムは、ネットワークN又は情報記憶媒体を介して、ユーザ端末20に提供されてもよい。
施設端末30は、決済サービスの加盟店である施設のコンピュータである。施設端末30は、決済端末と呼ばれることもある。例えば、施設端末30は、POS端末、ハンディターミナル、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット、又はウェアラブル端末である。図1では、1つの施設端末30だけが示されているが、複数の施設の各々の施設端末30が存在してもよい。1つの施設に複数の施設端末30が配置されてもよい。例えば、施設端末30は、制御部31、記憶部32、通信部33、操作部34、表示部35、及び撮影部36を含む。
例えば、制御部31、記憶部32、通信部33、操作部34、表示部35、及び撮影部36のハードウェア構成は、それぞれ制御部11、記憶部12、通信部13、操作部24、表示部25、及び撮影部26と同様であってよい。通信部33は、NFCによって、ICチップ、ICカード、又はその他の媒体と通信可能であってもよい。施設端末30は、コードリーダ、リーダライタ、ICカードリーダ、磁気カードリーダ、又はその他の読取装置を含んでもよい。なお、記憶部32に記憶されるプログラムは、ネットワークN又は情報記憶媒体を介して、施設端末30に提供されてもよい。
[2.決済システムの概要]
本実施形態では、ユーザが、ユーザ端末20にインストールされた決済アプリに基づいて、決済サービスを利用する場合を例に挙げる。決済アプリは、サービス提供者のアプリケーションである。ユーザは、任意の媒体から決済サービスを利用可能である。ユーザが決済サービスを利用するための媒体は、決済アプリに限られない。例えば、ユーザは、ユーザ端末20のブラウザ、ユーザ端末20のICチップ、ICカード、磁気カード、ユーザ自身の体の部位、又はその他の媒体から、決済サービスを利用してもよい。
例えば、ユーザは、決済サービスで複数の決済手段を利用可能である。決済手段自体は、公知の種々の手段であってよい。例えば、決済手段は、クレジットカード、電子マネー、電子マネー以外の前払い式支払い手段、ポイント、銀行口座、銀行以外の金融機関の口座、金融機関以外の口座、暗号資産、デビットカード、ウォレット、又はその他の手段であってよい。バーコード又は二次元コード等のコードも、決済で利用される手段という意味では、決済手段の1つである。例えば、ユーザ端末20で決済アプリが起動すると、ユーザが決済サービスを利用するための決済アプリ画面が表示部25に表示される。
図2は、ユーザ端末20に表示される画面の一例を示す図である。例えば、決済アプリ画面SC1には、コードC10が表示される。コードC10は、任意のタイプであってよく、例えば、バーコード及び二次元コードの少なくとも一方である。コードC10は、バーコード又は二次元コードの何れか一方だけであってもよい。コードC10は、一時的にユーザを識別可能なID(図2の例では、「1234567890123456」)がコード化されている。以降、コードC10にコード化されたIDを、コードIDという。コードIDには、有効期限が設定されてもよい。コードIDの体系は、公知の決済サービスで利用されている体系であってよい。
例えば、施設端末30が撮影部36でコードC10を読み取ると、ユーザが利用可能な複数の決済手段のうち、予め支払元として設定された決済手段に基づいて、決済が実行される。図2の例では、ユーザの「クレジットカードC1」というクレジットカードが、支払元として設定されている。ユーザがボタンB11を選択すると、ユーザが保有するポイント(図2では、「AAAポイント」)及び電子マネー(図2では、「AAAキャッシュ」)の少なくとも一方が、支払元に設定されたクレジットカードよりも優先的に利用される。
例えば、ユーザがボタンB12を選択すると、ユーザは、他のクレジットカード、電子マネー、又は銀行口座といった他の決済手段に、支払元を変更できる。ユーザがボタンB13を選択すると、ユーザは、ボタンB11が選択された時に優先的に利用される決済手段の設定である優先利用設定を行うことができる。例えば、ユーザは、優先的に利用される決済手段の種類と、当該決済手段の決済額の上限値と、の少なくとも一方を、優先利用設定として指定する。
例えば、ユーザがボタンB14を選択すると、ユーザは、ユーザ端末20の撮影部26でコードを読み取るタイプの決済方法を利用できる。以降、当該決済方法を、ユーザ読取払いという。当該決済方法は、他の名前で呼ばれることもある。ユーザ読取払いの大まかな流れは、公知の流れと同様であってよい。例えば、ユーザ読取払いでは、施設端末30の表示部35に表示されたコード、又は、施設端末30とは異なる媒体(例えば、紙)に形成されたコードが、ユーザ端末20の撮影部26によって読み取られる。ユーザがユーザ読取払いを選択した場合に実行される処理の一例は、後述の変形例6で説明する。
例えば、ユーザがボタンB15を選択すると、ユーザは、ユーザ端末20に対する操作だけで完結するタイプの決済方法を利用できる。以降、当該決済方法を、セルフ払いという。当該決済方法は、他の名前で呼ばれることもある。セルフ払いの大まかな流れは、公知の流れと同様であってよい。例えば、セルフ払いでは、ユーザ端末20の近くにある施設の一覧の中から、決済の対象となる施設をユーザが選択する。ユーザがセルフ払いを選択した場合に実行される処理の一例は、後述の変形例7で説明する。
本実施形態では、施設端末30がコードC10を読み取るタイプの決済方法をユーザが選択した場合の処理の一例を説明する。以降、当該決済方法を、コード払いという。当該決済方法は、他の名前で呼ばれることもある。コード払いの大まかな流れは、公知の流れと同様であってよい。例えば、コード払いでは、施設端末30は、撮影部36でコードC10を読み取ると、決済サーバ10に対し、コードC10から抽出したコードID等の情報を送信する。当該情報は、公知のコード払いの情報と同様であってもよい。決済サーバ10は、当該情報に基づいて、コード払いにおける決済を実行する。
例えば、法律、条例、政府の方針、又はその他の事情により、ユーザが特定の商材の決済で特定の決済手段を利用できないことがある。例えば、ユーザは、学習塾で継続的に行われる授業(継続的役務提供の一例)の授業料と、税関検査場で発生する費用と、をクレジットカードで支払うことはできない。ユーザは、病院における医療費と、調剤薬局における薬代と、をポイントで支払うことはできない。他の決済でも、特定の決済手段の利用が制限されることがある。
そこで、本実施形態の決済サーバ10は、決済サービスに加盟した複数の施設の各々と、当該施設で利用可能な決済手段に関する情報と、を関連付けて管理している。決済サーバ10は、ある施設から決済の要求を受け付けると、支払元として設定された決済手段が当該施設で利用可能か否かを判定する。当該決済手段が当該施設で利用可能であると判定された場合、決済が実行される。この場合、例えば、図2の右上の決済アプリ画面SC1のように、決済が完了したことを示すウィンドウW16が表示される。
一方、支払元として設定された決済手段が施設で利用可能ではないと判定された場合、決済は、実行されない。この場合、例えば、図2の右下の決済アプリ画面SC1のように、支払元として設定された決済手段が施設で利用可能ではないことを示すウィンドウW17が表示される。図2のウィンドウW17の例では、ユーザに対し、支払元の変更を促すメッセージが表示される。
例えば、決済アプリ画面SC1にウィンドウW17が表示された場合、ユーザは、ウィンドウW17を閉じた後に、ボタンB12を選択して支払元を変更する。ユーザが決済しようとしている施設で、クレジットカードの利用が禁止されているが、電子マネー、ポイント、又は銀行口座が利用可能である場合には、ユーザは、支払元を、電子マネー、ポイント、又は銀行口座に変更する。ユーザが再度コード払いの操作を行うと、決済が完了する。このように、本実施形態の決済システム1は、支払元として設定された決済手段が施設で利用可能か否かを判定する構成を有する。以降、決済システム1の詳細を説明する。
[3.決済システムで実現される機能]
図3は、決済システム1で実現される機能の一例を示す図である。図3では、ユーザ端末20及び施設端末30の各々で実現される機能の一例も示されている。
[3-1.決済システムで実現される機能]
例えば、決済サーバ10は、データ記憶部100、決済施設情報取得部101、ユーザ識別情報取得部102、特定部103、施設判定部104、処理実行部105、及び決済実行部106を含む。データ記憶部100は、記憶部12により実現される。決済施設情報取得部101、ユーザ識別情報取得部102、特定部103、施設判定部104、処理実行部105、及び決済実行部106は、制御部11により実現される。
[データ記憶部]
データ記憶部100は、決済に必要なデータを記憶する。例えば、データ記憶部100は、ユーザデータベースDB1及び施設データベースDB2を記憶する。
図4は、ユーザデータベースDB1の一例を示す図である。ユーザデータベースDB1は、複数のユーザの各々に関する各種情報が格納されたデータベースである。例えば、ユーザデータベースDB1には、ユーザID、パスワード、コードID、支払元情報、優先設定情報、ポイント情報、電子マネー情報、決済手段情報、及び履歴情報が格納される。ユーザデータベースDB1には、ユーザに関する何らかの情報が格納されるようにすればよい。ユーザデータベースDB1に格納される情報は、図4の例に限られない。例えば、コードIDの有効期限がユーザデータベースDB1に格納されてもよい。
ユーザIDは、ユーザを識別可能なユーザ識別情報の一例である。このため、ユーザIDと記載した箇所は、ユーザ識別情報と読み替えることができる。ユーザ識別情報は、ユーザを何らかの形で識別可能な情報であればよい。ユーザ識別情報は、ユーザIDに限られない。例えば、ユーザ識別情報は、メールアドレス又は電話番号であってもよい。本実施形態では、ユーザID及びパスワードは、ユーザが決済アプリから決済サービスにログインするために利用される。
例えば、決済サーバ10は、あるユーザのコードIDを、他のユーザのコードIDと重複しないように発行する。コードIDは、決済アプリが起動するたびに発行されてもよい。ユーザがコードIDを更新するための所定の操作を行った場合に、コードIDが発行されてもよい。決済サーバ10は、あるユーザのコードIDを発行すると、当該ユーザのユーザIDに関連付けて、当該コードIDをユーザデータベースDB1に格納する。コードIDは、ユーザを識別可能な情報に相当するので、ユーザ識別情報の一例である。
支払元情報は、支払元として設定された決済手段に関する情報である。以降、当該決済手段を、支払元決済手段という。支払元決済手段は、ユーザが利用可能な複数の決済手段のうち、ユーザが支払元として選択した決済手段である。ユーザは、複数の支払元決済手段を選択してもよい。この場合、複数の支払元決済手段が併用されてもよいし、複数の支払元決済手段に優先順位が定められてもよい。本実施形態では、あるユーザがボタンB12を選択して支払元決済手段を変更すると、決済サーバ10は、当該ユーザのユーザIDに関連付けられた支払元情報が変更後の支払元決済手段を示すように、当該支払元情報を更新する。
優先設定情報は、支払元決済手段よりも優先的に利用される決済手段の設定に関する情報である。以降、当該決済手段を、優先決済手段という。優先決済手段は、ユーザが指定可能であってもよいし、ユーザが指定できないように固定されていてもよい。本実施形態では、ポイント及び電子マネーの少なくとも一方が優先決済手段に相当する。あるユーザがボタンB13を選択して優先決済手段の設定を変更すると、決済サーバ10は、当該ユーザのユーザIDに関連付けられた優先設定情報が変更後の設定を示すように、当該優先設定情報を更新する。優先設定情報は、ユーザがボタンB11を選択しているか否かを示す情報を含んでもよい。優先決済手段は、任意の決済手段であってよく、ポイント及び電子マネーに限られない。例えば、優先決済手段は、電子マネー以外の前払い式支払手段、又は、銀行口座であってもよい。
ポイント情報は、ユーザが保有するポイントに関する情報である。例えば、ポイント情報は、ポイントの残高、残高の内訳、ポイントの獲得履歴、又はその他の情報を示す。決済サーバ10は、あるユーザがポイントを獲得又は利用すると、当該ユーザのユーザIDに関連付けられたポイント情報を更新する。ポイント情報は、ユーザデータベースDB1以外の他のデータベースに格納されていてもよい。
電子マネー情報は、ユーザが保有する電子マネーに関する情報である。例えば、電子マネー情報は、電子マネーの残高、残高の内訳、電子マネーのチャージ履歴、又はその他の情報を示す。決済サーバ10は、あるユーザが電子マネーをチャージ又は利用すると、当該ユーザのユーザIDに関連付けられた電子マネー情報を更新する。電子マネー情報は、ユーザデータベースDB1以外の他のデータベースに格納されていてもよい。
決済手段情報は、決済サービスでユーザが利用可能な決済手段に関する情報である。当該決済手段は、決済サービス又は決済アプリに登録されたユーザの決済手段ということもできる。当該決済手段は、支払元の候補となる決済手段ということもできる。本実施形態では、ユーザが複数の決済手段を利用可能である場合を例に挙げるが、ユーザは、1つの決済手段だけを利用可能であってもよい。例えば、あるユーザが、自身の決済手段に関する情報を決済サービスに登録する操作を行うと、決済サーバ10は、当該ユーザのユーザIDに関連付けられた決済手段情報が当該決済手段を示すように、当該決済手段情報を更新する。
例えば、決済手段情報は、クレジットカード番号の少なくとも一部、有効期限、名義人、又はこれらの組み合わせを示す。ユーザが複数のクレジットカードを決済サービス又は決済アプリに登録した場合には、決済手段情報は、当該複数のクレジットカードの各々のクレジットカード番号等の情報を示す。ユーザが銀行口座を決済サービス又は決済アプリに登録した場合には、決済手段情報は、金融機関コード、支店名、口座種別、口座番号、名義人、又はこれらの組み合わせを示す。ユーザが暗号資産等の他の決済手段を決済サービス又は決済アプリに登録した場合には、決済手段情報は、当該他の決済手段の情報を示せばよい。
履歴情報は、決済サービスの利用履歴に関する情報である。例えば、履歴情報は、決済日時、決済場所(決済が実行された施設)、決済額、決済で利用された決済手段の決済手段情報、獲得ポイント、又はこれらの組み合わせを示す。ユーザが決済サービスを利用すると、決済サーバ10は、履歴情報を更新する。
図5は、施設データベースDB2の一例を示す図である。施設データベースDB2は、複数の施設の各々に関する各種情報が格納されたデータベースである。例えば、施設データベースDB2には、施設ID、施設名、業種、及び利用可否情報が格納される。施設データベースDB2には、施設に関する何らかの情報が格納されるようにすればよい。施設データベースDB2に格納される情報は、図5の例に限られない。例えば、施設の場所と、施設で取り扱われる商材の情報と、が施設データベースDB2に格納されてもよい。
施設IDは、施設を識別可能な施設識別情報の一例である。このため、施設IDと記載した箇所は、施設識別情報と読み替えることができる。施設識別情報は、施設を何らかの形で識別可能な情報であればよい。施設識別情報は、施設IDに限られない。例えば、施設識別情報は、メールアドレス、電話番号、又は施設名であってもよい。施設データベースDB2に格納される施設名及び業種は、施設が指定してもよいし、サービス提供者が指定してもよい。
利用可否情報は、施設における決済手段の利用可否に関する情報である。利用可否情報は、施設で利用可能な決済手段と、施設で利用が禁止された決済手段と、の少なくとも一方を示す。図5の例では、利用可否情報が、これらの両方を示すが、利用可否情報は、これらの何れか一方のみを示してもよい。例えば、利用可否情報は、施設で利用可能な決済手段だけを示してもよい。この場合、ある施設の利用可否情報に示されていない決済手段は、当該施設で利用が禁止されている。逆に、利用可否情報は、施設で利用が禁止された決済手段だけを示してもよい。この場合、ある施設の利用可否情報に示されていない決済手段は、当該施設で利用可能である。
本実施形態では、利用可否情報は、クレジットカード、ポイント、電子マネー、及び銀行口座といった4つの決済手段の利用可否を示す。利用可否情報は、任意の決済手段の利用可否を示してよい。利用可否情報が示す決済手段は、本実施形態の例に限られない。例えば、利用可否情報は、1つ、2つ、3つ、又は5つ以上の決済手段の利用可否を示してもよい。利用可否情報は、電子マネー以外の前払い式支払い手段、銀行以外の金融機関の口座、金融機関以外の口座、暗号資産、デビットカード、ウォレット、又はその他の決済手段の利用可否を示してもよい。
例えば、利用可否情報は、サービス提供者によって指定される。サービス提供者は、ある施設の業種を考慮して、当該施設の利用可否情報を指定する。例えば、サービス提供者は、ある施設が学習塾であれば、継続的役務提供が行われる可能性があるので、クレジットカードの利用が禁止され、かつ、他の決済手段の利用が可能なことを利用可否情報が示すように、当該施設の利用可否情報を指定する。サービス提供者は、ある施設が病院であれば、医療行為が行われる可能性があるので、ポイントの利用が禁止され、かつ、他の決済手段の利用が可能なことを利用可否情報が示すように、当該施設の利用可否情報を指定する。
なお、利用可否情報は、決済サーバ10又は他のコンピュータによって、自動的に指定されてもよい。この場合、複数の業種の各々と、利用可否情報と、の対応関係がデータ記憶部100に予め定められているものとする。決済サーバ10又は他のコンピュータは、ある施設の業種に関連付けられた利用可否情報となるように、当該施設の利用可否情報を指定する。利用可否情報は、施設の担当者又はその他の者によって指定されてもよい。更に、施設ごとに利用可否情報が用意されているのではなく、業種等の他の単位ごとに利用可否情報が用意されてもよい。
また、データ記憶部100は、任意のデータを記憶可能である。データ記憶部100に記憶されるデータは、ユーザデータベースDB1及び施設データベースDB2に限られない。例えば、データ記憶部100は、ユーザデータベースDB1及び施設データベースDB2の各々に格納されるものとして説明した情報を、複数のデータベースに分けて記憶してもよい。データ記憶部100は、決済アプリ画面SC1の表示に必要なデータを記憶してもよい。データ記憶部100は、決済に必要な他のデータを記憶してもよい。
[決済施設情報取得部]
決済施設情報取得部101は、ユーザ端末20を利用した決済が行われる決済施設に関する決済施設情報を取得する。決済施設は、ユーザが支払を行う施設、ユーザが利用する施設、ユーザが訪れた施設、又はユーザの支払を受け取る施設ということもできる。決済施設は、移動しない不動産に限られず、移動型店舗のように、移動可能であってもよい。本実施形態では、コードC10を読み取った施設端末30が存在する施設が決済施設に相当する。
決済施設情報は、決済施設及び施設端末30の少なくとも一方を識別可能な情報である。本実施形態では、決済施設の施設IDが決済施設情報に相当する場合を例に挙げる。このため、施設IDと記載した箇所は、決済施設情報と読み替えることができる。決済施設情報は、決済施設に関する何らかの情報であればよく、施設IDに限られない。例えば、決済施設情報は、施設名、施設端末30のアカウント、施設端末30の端末名、施設端末30のIPアドレス、又はその他の情報であってもよい。即ち、決済施設情報は、施設端末30を識別可能な施設端末識別情報であってもよい。なお、施設端末識別情報でも施設を識別可能なので、施設端末識別情報は、施設識別情報の一種ということもできる。
本実施形態では、決済施設情報取得部101は、施設端末30から、決済施設の施設IDを取得する。例えば、施設端末30は、撮影部36でコードC10を読み取ると、コードC10から抽出されたコードID、施設ID、及び決済額(支払額)を含む決済要求を、決済サーバ10に対して送信する。決済要求には、他の情報も含まれていてもよい。決済施設情報取得部101は、決済サーバ10が受信した決済要求に含まれる施設IDを取得する。なお、施設IDは、決済要求に含まれておらず、決済要求とは別のデータであってもよい。
[ユーザ識別情報取得部]
ユーザ識別情報取得部102は、施設端末30から、ユーザ識別情報を取得する。本実施形態では、コードIDがユーザ識別情報の一例である。コードIDは、コードC10にコード化されている。ユーザ識別情報取得部102は、施設端末30から、ユーザ識別情報として、決済要求に含まれるコードIDを取得する。コードIDは、決済要求に含まれておらず、決済要求とは別のデータであってもよい。ユーザID等の他のユーザ識別情報がコードC10にコード化されている場合には、ユーザ識別情報取得部102は、施設端末30から、当該他のユーザ識別情報を取得すればよい。ユーザ識別情報取得部102は、施設端末30以外の他のコンピュータ(例えば、ユーザ端末20)から、ユーザ識別情報を取得してもよい。
なお、特にコードC10が利用されない場合には、ユーザ識別情報取得部102は、施設端末30から、特にコード化されていないユーザ識別情報を取得してもよい。例えば、ユーザ端末20に記憶されたユーザ識別情報が、NFC通信等の無線通信を利用して、施設端末30に送信される場合には、ユーザ識別情報取得部102は、施設端末30から、施設端末30が無線通信を利用して取得したユーザ識別情報を取得してもよい。施設端末30は、無線通信以外にも、ユーザ端末20が発した音声、又は、施設端末30に対する手入力によって、ユーザ識別情報を取得してもよい。
[特定部]
特定部103は、決済の支払元として設定された支払元決済手段を特定する。例えば、特定部103は、ユーザデータベースDB1に格納された支払元情報を参照し、支払元決済手段を特定する。本実施形態では、特定部103は、施設端末30から取得されたコードIDに基づいて、支払元決済手段を特定する。例えば、特定部103は、決済要求に含まれるコードIDに関連付けられた支払元情報を参照し、支払元決済手段を特定する。図2の例であれば、支払元決済手段は、クレジットカードである。
なお、支払元情報がユーザデータベースDB1以外の他のデータベースに格納されている場合には、特定部103は、当該他のデータベースを参照して、支払元決済手段を特定すればよい。また、支払元情報は、ユーザ端末20に記憶されていてもよい。施設端末30がユーザ端末20から支払元情報を取得可能な場合には、特定部103は、施設端末30から支払元情報を取得することによって、支払元決済手段を特定してもよい。特定部103は、ユーザ端末20から支払元情報を取得することによって、支払元決済手段を特定してもよい。
[施設判定部]
施設判定部104は、施設IDに基づいて、決済施設が、支払元決済手段の利用が禁止された禁止施設であるか否かを判定する。禁止施設は、支払元決済手段を利用できない施設ということもできる。例えば、施設判定部104は、施設データベースDB2に基づいて、決済施設が禁止施設であるか否かを判定する。施設判定部104は、決済要求に含まれる施設IDに関連付けられた利用可否情報と、特定部103により特定された支払元決済手段と、に基づいて、決済施設が禁止施設であるか否かを判定する。
例えば、施設判定部104は、支払元決済手段の利用が禁止されていることを利用可否情報が示している場合に、決済施設が禁止施設であると判定する。施設判定部104は、支払元決済手段が利用可能ではないことを利用可否情報が示している場合に、決済施設が禁止施設であると判定する。例えば、施設判定部104は、支払元決済手段が利用可能であることを利用可否情報が示している場合に、決済施設が禁止施設ではないと判定する。施設判定部104は、支払元決済手段の利用が禁止されていないことを利用可否情報が示している場合に、決済施設が禁止施設ではないと判定する。
なお、決済施設が禁止施設であるか否かを施設判定部104が判定することは、決済施設が、支払元決済手段の利用が許可された許可施設であるか否かを施設判定部104が判定することと同じ意味である。決済施設が禁止施設ではないことは、決済施設が許可施設であることを意味する。決済施設が禁止施設であることは、決済施設が許可施設ではないことである。
[処理実行部]
処理実行部105は、施設判定部104により決済施設が禁止施設であると判定された場合に、所定の処理を実行する。所定の処理は、施設判定部104の判定結果によって、実行する/しないが決まる処理である。別の言い方をすれば、所定の処理は、決済施設が禁止施設であることを条件として実行される処理である。処理実行部105は、施設判定部104により決済施設が禁止施設ではないと判定された場合には、所定の処理を実行しない。
例えば、処理実行部105は、決済施設で利用可能な利用可能決済手段に支払元を変更して決済を実行するための変更処理を、所定の処理として実行する。利用可能決済手段は、禁止施設で利用が禁止されていない決済手段ということもできる。図5の学習塾の例では、利用可能決済手段は、電子マネーである。利用可能決済手段は、ポイント又は銀行口座であってもよい。図5の病院の例では、利用可能決済手段は、クレジットカード、電子マネー、又は銀行口座である。
本実施形態では、支払元を変更して決済を実行することを、ユーザに促すことが変更処理に相当する場合を例に挙げる。図2の例であれば、ウィンドウW17を表示させるための処理が変更処理に相当する。例えば、処理実行部105は、施設判定部104により決済施設が禁止施設であると判定された場合に、ユーザ端末20に対し、ウィンドウW17を示すデータを送信することによって、変更処理を実行する。ユーザ端末20は、当該データに基づいて、ウィンドウW17を決済アプリ画面SC1に表示させる。
なお、変更処理は、本実施形態の例に限られない。例えば、変更処理は、ウィンドウW17以外の媒体(例えば、ウィンドウW17以外の他の画像、バナー通知、プッシュ通知、音声、又は振動)を利用して、ユーザに支払元の変更を促すための処理であってもよい。例えば、変更処理は、決済アプリ画面SC1以外の他の画面によってユーザに支払元の変更を促すための処理であってもよい。
例えば、変更処理は、ユーザ端末20ではなく、施設端末30に対し、支払元の変更を促すための処理であってもよい。この場合、変更処理によって、施設端末30には、支払元の変更を促すメッセージ等が表示される。ユーザが当該メッセージ等を視認したり、施設の担当者がユーザに当該メッセージの内容を伝えたりすることによって、ユーザは、支払元を変更してもよい。
例えば、変更処理は、強制的に支払元を利用可能決済手段に変更して決済する処理であってもよい。強制的な支払元の変更をするか否かは、ユーザが設定できるようにしてもよい。例えば、ユーザが強制的な支払元の変更を希望する場合には、ユーザは、事前にその旨を設定する。ユーザの設定がなければ、変更処理は、強制的な支払元の変更ではなく、支払元の変更を促す処理であってもよい。変更処理は、ユーザがボタンB12を選択した場合に表示される画面をユーザ端末20に表示させる処理であってもよい。
また、所定の処理は、決済施設が禁止施設であると判定された場合に実行される処理であればよい。所定の処理は、変更処理に限られない。例えば、所定の処理は、決済の実行がエラーになったことを、ユーザ端末20及び施設端末30の少なくとも一方に通知するための処理であってもよい。所定の処理は、決済の実行を保留するための処理であってもよい。所定の処理は、利用可能決済手段への変更を促すのではなく、単に、支払元決済手段では決済できないことを、ユーザ端末20及び施設端末30の少なくとも一方に通知する処理であってもよい。
[決済実行部]
決済実行部106は、決済を実行する。例えば、決済実行部106は、施設判定部104により決済施設が禁止施設ではないと判定された場合に、支払元決済手段に基づいて、決済を実行する。施設判定部104により決済施設が禁止施設であると判定された場合には、支払元決済手段に基づく決済を実行しない。決済実行部106は、ユーザが利用可能決済手段に支払元を変更した場合に、利用可能決済手段に基づいて、決済を実行する。決済の実行方法自体は、公知の決済サービスで採用されている方法と同様であってよい。決済実行部106は、クレジットカード決済、ポイント決済、電子マネー決済、銀行口座決済、又はその他の決済を実行する。なお、本実施形態では、決済システム1が決済実行部106を含む場合を説明するが、決済は、決済システム1が連携する外部のシステムで実行されてもよい。
[3-2.ユーザ端末で実現される機能]
ユーザ端末20は、データ記憶部200、表示制御部201、及び操作受付部202を含む。データ記憶部200は、記憶部22により実現される。表示制御部201及び操作受付部202は、制御部21により実現される。
[データ記憶部]
データ記憶部200は、ユーザが決済サービスを利用するために必要なデータを記憶する。例えば、データ記憶部200は、決済アプリ画面SC1等の各画面を表示するための決済アプリ又はブラウザを記憶する。本実施形態では、データ記憶部200は、ユーザ端末20が決済サーバ10から受信したコードIDを記憶する。
[表示制御部]
表示制御部201は、データ記憶部200に記憶された決済アプリ又はブラウザに基づいて、決済アプリ画面SC1等の各画面を表示部25に表示させる。例えば、表示制御部201は、コードIDに基づいて、コードC10を表示させる。コードC10を生成するためのプログラムは、データ記憶部200に記憶されているものとする。
[操作受付部]
操作受付部202は、表示制御部201が表示させた各種画面に対する操作を受け付ける。当該操作の内容を示すデータは、決済サーバ10に送信される。
[3-3.施設端末で実現される機能]
施設端末30は、データ記憶部300、ユーザ識別情報取得部301、及び送信部302を含む。データ記憶部300は、記憶部32により実現される。ユーザ識別情報取得部301及び送信部302は、制御部31により実現される。
[データ記憶部]
データ記憶部300は、施設が決済サービスを利用するために必要なデータを記憶する。例えば、データ記憶部300は、施設向けの管理ツールを記憶する。本実施形態では、データ記憶部300は、施設IDを記憶する。
[ユーザ識別情報取得部]
ユーザ識別情報取得部301は、ユーザ端末20から、ユーザ識別情報を取得する。本実施形態では、コードIDがユーザ識別情報に相当する。例えば、ユーザ識別情報取得部301は、ユーザ端末20に表示されたコードC10を撮影部36で読み取ってコードIDを取得する。ユーザ識別情報取得部301は、光学的にではなく、音声又は通信を利用して、コードIDを取得してもよい。
[送信部]
送信部302は、決済システム1に対し、決済に必要な情報を送信する。例えば、送信部302は、決済システム1に対し、施設ID、コードID、及び決済額を含む決済要求を送信する。決済要求自体は、公知の決済サービスで利用されている形式であってよい。決済要求は、任意の情報を含むことができる。本実施形態で決済要求に含まれるものとして説明する情報は、決済要求とは別のデータとして決済サーバ10に送信されてもよい。
[4.決済システムで実行される処理]
図6は、決済システム1で実行される処理の一例を示す図である。図6では、ユーザ端末20及び施設端末30の各々で実行される処理の一例も示されている。図6の処理は、制御部11,21,31がそれぞれ記憶部12,22,32に記憶されたプログラムに従って動作することによって実行される。
図6のように、ユーザ端末20は、決済アプリが起動すると、決済サーバ10との間で、ユーザが決済サービスにログインするためのログイン処理を実行する(S1)。S1では、ユーザ端末20は、決済サーバ10に対し、ユーザが入力したユーザID及びパスワードを送信する。決済サーバ10は、ユーザID及びパスワードがユーザデータベースDB1に存在するか否かを確認する。ログイン処理は、公知の方法によって実行されるようにすればよい。
S1においてログインが成功すると、ユーザ端末20は、決済サーバ10との間で、決済アプリ画面SC1を表示させるための処理を実行する(S2)。S2では、決済サーバ10は、コードIDを生成してユーザデータベースDB1に格納する。決済サーバ10は、ユーザ端末20に対し、コードIDを送信する。ユーザ端末20は、コードIDに基づいてコードC10を生成して決済アプリ画面SC1を表示部25に表示させる。以降、施設端末30がコードC10を読み取った場合の処理を説明する。施設端末30では、商品のバーコードの読み取りと、操作部34からの入力と、の少なくとも一方に基づいて、決済額が決定されているものとする。
施設端末30は、撮影部36でコードC10を読み取ると、コードC10からコードIDを抽出する(S3)。施設端末30は、決済サーバ10に対し、施設ID、コードID、及び決済額を含む決済要求を送信する(S4)。決済サーバ10は、施設端末30から、決済要求を受信する(S5)。決済サーバ10は、決済要求に含まれる施設ID及びコードIDを取得する(S6)。決済サーバ10は、ユーザデータベースDB1を参照し、コードIDに関連付けられた支払元情報に基づいて、支払元決済手段を特定する(S7)。
決済サーバ10は、施設データベースDB2を参照し、施設IDに関連付けられた利用可否情報と、S7で特定した支払元決済手段と、に基づいて、決済施設が禁止施設であるか否かを判定する(S8)。S8において、決済施設が禁止施設ではないと判定された場合(S8:N)、決済サーバ10は、S7で特定した支払元決済手段と、決済要求に含まれる決済額と、に基づいて、決済を実行し(S9)、本処理は、終了する。この場合、ユーザ端末20の決済アプリ画面SC1には、決済が完了したことを示すウィンドウW16が表示される。施設端末30の表示部35には、決済が完了したことを示す通知が表示される。
S8において、決済施設が禁止施設であると判定された場合(S8:Y)、決済サーバ10は、決済を実行せずに、ユーザ端末20に対し、支払元を変更して決済をすることを促す通知を送信する(S10)。ユーザ端末20は、決済サーバ10から通知を受信すると(S11)、支払元の変更を促すウィンドウW17を決済アプリ画面SC1に表示させ(S12)、本処理は、終了する。施設端末30には、決済が実行されなかったことを示す通知が表示される。ユーザが支払元を変更した後に、施設端末30が撮影部36でコードC10を読み取ると、S3以降の処理が再び実行される。
[5.実施形態のまとめ]
本実施形態の決済システム1は、ユーザ端末20を利用した決済が行われる決済施設の施設IDを取得する。決済システム1は、決済の支払元として設定された支払元決済手段を特定する。決済システム1は、決済施設情報に基づいて、決済施設が禁止施設であるか否かを判定する。決済システム1は、決済施設が禁止施設であると判定された場合に、所定の処理を実行する。これにより、決済システム1は、決済施設が禁止施設であるか否かを判定できる。決済システム1は、決済施設が禁止施設であるか否かの判定結果に基づいて、所定の処理を実行できる。
例えば、学習塾で継続的に行われる授業(継続的役務提供の一例)の授業料の決済が、クレジットカードで行われることが禁止されていたとする。学習塾は、クレジットカードの利用が禁止された禁止施設である。このため、決済システム1が、所定の処理として、学習塾でクレジットカードの決済が実行されることを防止する場合には、学習塾でクレジットカードの決済が実行されないようにすることができる。
なお、学習塾で授業料以外の決済(例えば、学習塾で販売される文房具代の決済)が実行される場合には、継続的に行われる授業の授業料の決済ではないので、クレジットカードの決済が可能である。しかしながら、決済システム1は、何の商材に対して決済が実行されるのか(例えば、学習塾で継続的に行われる授業の授業料の決済なのか、学習塾で販売される文房具代の決済なのか)を特定できないことがある。このため、決済システム1は、決済施設単位で判定を実行することによって、禁止されている決済手段が利用されることを確実に防止できる。
また、決済システム1は、決済施設で利用可能な利用可能決済手段に支払元を変更して決済を実行するための変更処理を、所定の処理として実行する。これにより、禁止されている決済手段が利用されることを防止しつつ、ユーザの利便性が高まる。例えば、変更処理によって、利用可能決済手段が何であるか通知される場合には、ユーザは、支払元を何に変更すれば決済を完了できるかを容易に把握できる。例えば、変更処理によって、利用可能決済手段が自動的に変更される場合には、ユーザが支払元を変更する操作をする必要がなくなる。
また、支払元決済手段は、クレジットカードである。利用可能決済手段は、電子マネーである。これにより、決済システム1は、クレジットカードから電子マネーに支払元を変更して決済を実行できる。
また、ユーザ端末20は、コードIDに基づいて、コードC10を表示する。施設端末30は、コードC10を読み取ってコードIDを取得する。施設端末30は、決済システム1に対し、施設ID及びコードIDを送信する。決済システム1は、施設端末30から、施設ID及びコードIDを取得する。決済システム1は、コードIDに基づいて、支払元決済手段を特定する。これにより、決済システム1は、コード払いの中で、決済施設が禁止施設であるか否かを判定できる。決済システム1は、コード払いの中で、決済施設が禁止施設であるか否かの判定結果に基づいて、所定の処理を実行できる。
[6.変形例]
なお、本開示は、以上に説明した実施形態に限定されない。本開示は、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更可能である。
図7は、変形例における機能の一例を示す図である。図7のように、決済サーバ10は、履歴情報取得部107、要否判定部108、位置情報取得部109、決済商材情報取得部110、及び商材判定部111を含む。履歴情報取得部107、要否判定部108、位置情報取得部109、決済商材情報取得部110、及び商材判定部111の各々は、制御部11により実現される。
[6-1.変形例1]
例えば、処理実行部105が実行する所定の処理は、実施形態の例に限られない。変形例1では、所定の処理の他の例を説明する。変形例1の利用可能決済手段は、チャージが可能な決済手段である。変形例1の利用可能決済手段は、残高を有する。チャージは、残高を増やすことである。チャージは、入金ということもできる。変形例1では、利用可能決済手段が電子マネーである場合を例に挙げる。利用可能決済手段は、残高の概念がある任意の決済手段であってよい。例えば、利用可能決済手段は、電子マネー以外の前払い式支払い手段、金融機関の口座、金融機関以外の口座、暗号資産、ウォレット、又はその他の決済手段であってもよい。
図8は、変形例1における決済アプリ画面SC1の一例を示す図である。変形例1の処理実行部105は、支払元決済手段に基づいて利用可能決済手段に対するチャージを実行するためのチャージ処理と、変更処理と、を所定の処理として実行する。図8の例では、処理実行部105は、支払元決済手段であるクレジットカードで、利用可能決済手段である電子マネーのチャージを促すことを示すウィンドウW18を表示させる処理を、チャージ処理として実行する。処理実行部105は、ユーザ端末20に対し、ウィンドウW18を示すデータを送信することによって、チャージ処理を実行する。変更処理は、実施形態と同様である。図8の例では、ウィンドウW17を表示させる処理が変更処理に相当する。
なお、チャージ処理は、利用可能決済手段に対するチャージに関する何らかの処理であればよく、ウィンドウW18の表示に限られない。例えば、ウィンドウW18以外の媒体(例えば、ウィンドウW18以外の他の画像、バナー通知、プッシュ通知、音声、又は振動)を利用して、ユーザに利用可能決済手段に対するチャージを促すための処理であってもよい。チャージ処理は、利用可能決済手段に対する強制的なチャージ(オートチャージ)を実行する処理であってもよい。変形例1では、ユーザが指定した金額だけ利用可能決済手段に対するチャージが実行される。
また、利用可能決済手段に対するチャージの実行方法自体は、公知の種々の方法であってよい。ユーザが、利用可能決済手段に対する強制的なチャージを実行するか否かを事前に設定できるようにしてもよい。処理実行部105は、ユーザが利用可能決済手段に対する強制的なチャージを希望することを示す設定の場合には、利用可能決済手段に対する強制的なチャージをチャージ処理として実行する。処理実行部105は、ユーザが利用可能決済手段に対する強制的なチャージを希望しないことを示す設定の場合には、図8のウィンドウW18を示すデータをユーザ端末20に送信することによって、チャージ処理を実行する。
変形例1の決済システム1は、支払元決済手段に基づいて利用可能決済手段に対するチャージを実行するためのチャージ処理と、変更処理と、を所定の処理として実行する。これにより、決済システム1は、利用可能決済手段である電子マネーの残高が不足する場合であっても、支払元決済手段によって電子マネーをチャージできる。このため、決済システム1は、チャージ後の電子マネーで決済を完了できる。ユーザから見れば、実質的に支払元決済手段で決済しているのと変わらないので、ユーザの利便性が高まる。
なお、チャージ処理における利用可能決済手段に対するチャージで利用される決済手段は、支払元決済手段に限られない。チャージ処理における利用可能決済手段に対するチャージで利用される決済手段は、ユーザデータベースDB1に決済手段情報が格納された任意の決済手段であってよい。即ち、チャージ処理は、支払元決済手段以外の他の決済手段に基づいて利用可能決済手段に対するチャージを実行するための処理であってもよい。図8のウィンドウW18から、利用可能決済手段に対するチャージで利用される決済手段をユーザが選択できるようにしてもよい。
[6-2.変形例2]
例えば、変形例2のチャージ処理は、利用可能決済手段の残高と、決済の決済額と、に基づいて、チャージを実行するための処理であってもよい。変形例2の処理実行部105は、ユーザデータベースDB1に基づいて、利用可能決済手段の一例である電子マネーの残高を取得する。処理実行部105は、施設端末30から受信した決済要求に含まれる決済額を取得する。処理実行部105は、当該取得された決済額から当該取得された残高を引いた数値を、チャージ額として決定する。
なお、チャージ額は、当該数値よりも多くてもよい。例えば、チャージ額は、当該数値に対し、ユーザが指定した数値を加算した数値であってもよい。処理実行部105は、当該決定されたチャージ額に基づいて、チャージを実行することによって、チャージ処理を実行する。処理実行部105は、強制的なチャージではなく、当該決定されたチャージ額をウィンドウW18に表示させることによって、チャージ処理を実行してもよい。決済実行部106は、チャージ後の電子マネーに基づいて、決済を実行する。
変形例2のチャージ処理は、利用可能決済手段の残高と、決済の決済額と、に基づいて、チャージを実行するための処理である。決済システム1は、決済に必要なチャージ額に基づいてチャージを実行できる。例えば、決済システム1は、電子マネーの残高が不足する場合にのみ、支払元決済手段によって電子マネーをチャージできる。
[6-3.変形例3]
例えば、変形例1,2において、決済施設では、複数の利用可能決済手段が利用可能なことがある。図5の例であれば、学習塾では、ポイント、電子マネー、及び銀行口座といった3つの利用可能決済手段が存在する。病院では、クレジットカード、電子マネー、及び金融機関の口座といった3つの利用可能決済手段が存在する。この場合、ユーザの過去の利用履歴に基づいて、利用可能決済手段が自動的に選択されてもよい。
変形例3の決済システム1は、履歴情報取得部107を含む。履歴情報取得部107は、ユーザ端末20の決済履歴に関する履歴情報を取得する。例えば、履歴情報取得部107は、ユーザデータベースDB1から、履歴情報を取得する。他のデータベース、決済サーバ10以外の他のコンピュータ、又は外部情報記憶媒体に履歴情報が格納されている場合、履歴情報取得部107は、他のデータベース、他のコンピュータ、又は外部情報記憶媒体から、履歴情報を取得してもよい。
変形例3の変更処理は、複数の利用可能決済手段のうち、履歴情報に基づいて選択された利用可能決済手段に、支払元を変更して決済を実行するための処理である。例えば、処理実行部105は、履歴情報に基づいて、複数の利用可能決済手段のうち、最も利用回数が多い利用可能決済手段を特定する。処理実行部105は、当該特定された最も利用回数が多い利用可能決済手段に支払元を変更して決済を実行するための変更処理を実行する。処理実行部105は、履歴情報に基づいて、複数の利用可能決済手段のうち、直近で利用された利用可能決済手段を特定する。処理実行部105は、当該特定された直近で利用された利用可能決済手段に支払元を変更して決済を実行するための変更処理を実行する。
例えば、処理実行部105は、履歴情報に基づいて、複数の利用可能決済手段のうち、最も利用額が多い利用可能決済手段を特定してもよい。処理実行部105は、当該特定された最も利用額が多い利用可能決済手段に支払元を変更して決済を実行するための変更処理を実行する。処理実行部105は、履歴情報に基づいて、複数の利用可能決済手段のうち、最も利用頻度が多い利用可能決済手段を特定してもよい。処理実行部105は、当該特定された最も利用頻度が多い利用可能決済手段に支払元を変更して決済を実行するための変更処理を実行する。
変形例3の変更処理は、複数の利用可能決済手段のうち、履歴情報に基づいて選択された利用可能決済手段に、支払元を変更して決済を実行するための処理である。決済システム1は、ユーザが過去に利用した決済手段を利用可能決済手段として選択することで、ユーザの傾向に応じた最適な決済手段に支払元を変更できる。
[6-4.変形例4]
例えば、実施形態で説明したように、ユーザは、優先決済手段を設定できる。ユーザが優先決済手段を設定しており、かつ、優先決済手段が利用可能決済手段である場合には、ユーザが支払元を変更しなくても、優先決済手段だけで決済可能なことがある。このため、優先決済手段に基づいて、所定の処理の要否が判定されてもよい。変形例4の決済システム1は、ユーザデータベースDB1に格納された優先設定情報に基づいて、優先決済手段が何であるかを特定する。
変形例4の決済システム1は、要否判定部108を含む。要否判定部108は、支払元決済手段よりも優先的に利用される優先決済手段が設定されている場合に、優先決済手段の残高と、決済の決済額と、に基づいて、所定の処理の要否を判定する。例えば、要否判定部108は、優先決済手段の残高が決済額以上であるか否かを判定することによって、所定の処理の要否を判定する。要否判定部108は、優先決済手段の残高が決済額以上である場合に、所定の処理が不要であると判定する。要否判定部108は、優先決済手段の残高が決済額未満である場合に、所定の処理が必要であると判定する。
なお、要否判定部108は、優先決済手段の残高から決済額を引いた数値が、1以上の閾値以上であるか否かを判定することによって、所定の処理の要否を判定する。閾値は、ユーザが指定できないように固定されていてもよいし、ユーザが任意の値を指定可能であってもよい。例えば、要否判定部108は、優先決済手段の残高から決済額を引いた数値が閾値以上である場合に、所定の処理が不要であると判定する。要否判定部108は、優先決済手段の残高から決済額を引いた数値が閾値未満である場合に、所定の処理が必要であると判定する。
また、ポイント及び電子マネーといったように、複数の優先決済手段が存在することがある。この場合、要否判定部108は、複数の優先決済手段の各々の残高と、決済額と、に基づいて、所定の処理の要否を判定してもよい。例えば、要否判定部108は、複数の優先決済手段の各々の残高の合計額を計算する。要否判定部108は、合計額が決済額以上であるか否かを判定することによって、又は、合計額から決済額を引いた数値が1以上の閾値以上であるか否かを判定することによって、所定の処理の要否を判定してもよい。
変形例4の決済実行部106は、要否判定部108により所定の処理が不要と判定された場合に、優先決済手段に基づいて、決済を実行する。優先決済手段に基づく決済の実行方法は、公知の方法であってよい。例えば、優先決済手段がポイントである場合には、決済実行部106は、ポイントの残高を減らすことによって、決済を実行する。優先決済手段が電子マネーである場合には、決済実行部106は、電子マネーの残高を減らすことによって、決済を実行する。
変形例4の処理実行部105は、要否判定部108により所定の処理が必要と判定された場合に、所定の処理を実行する。処理実行部105は、施設判定部104の判定結果と、要否判定部108の判定結果と、に基づいて、所定の処理を実行する。即ち、処理実行部105は、施設判定部104により決済施設が禁止施設であると判定され、かつ、要否判定部108により所定の処理が必要と判定された場合に、所定の処理を実行する。処理実行部105は、施設判定部104により決済施設が禁止施設ではないと判定された場合、又は、要否判定部108により所定の処理が不要と判定された場合には、所定の処理を実行しない。
変形例4の決済システム1は、優先決済手段が設定されている場合に、優先決済手段の残高と、決済の決済額と、に基づいて、所定の処理の要否を判定する。決済システム1は、所定の処理が不要と判定された場合に、優先決済手段に基づいて、決済を実行する。決済システム1は、所定の処理が必要と判定された場合に、所定の処理を実行する。決済システム1は、優先決済手段だけで決済を完了させることができる。例えば、ユーザが支払元を変更する操作をする必要がなくなるので、ユーザの利便性が高まる。
[6-5.変形例5]
例えば、ユーザ端末20は、ユーザ端末20の位置に関するユーザ端末位置情報を取得可能であってもよい。ユーザ端末位置情報の取得方法自体は、公知の方法であってよい。例えば、ユーザ端末20は、GPS等のGNSS(Global Navigation Satellite System)の受信機を利用した方法、通信部23を利用した方法(例えば、携帯基地局、アクセスポイント、又はその他の無線通信を利用した方法)、又はその他の方法に基づいて、ユーザ端末位置情報を取得する。ユーザ端末位置情報は、緯度経度、座標、住所、基地局情報、アクセスポイント情報、又はその他の情報であってよい。
例えば、ユーザ端末20は、決済サーバ10に対し、ユーザ端末位置情報を送信する。ユーザ端末20は、任意のタイミングで、ユーザ端末位置情報を取得可能である。例えば、ユーザ端末20は、決済アプリが起動したタイミング、決済アプリの起動中、ユーザがユーザ端末位置情報の取得を指示する所定の操作を行ったタイミング、又はその他のタイミングで、ユーザ端末位置情報を取得可能である。ユーザ端末位置情報は、ユーザ端末20ではなく、施設端末30又は他の機器(例えば、施設内の通信機器)によって取得されてもよい。例えば、施設端末30又は他の機器は、ユーザ端末20との通信によって、ユーザ端末位置情報を取得してもよい。
決済システム1は、位置情報取得部109を含む。位置情報取得部109は、ユーザ端末位置情報を取得する。例えば、位置情報取得部109は、最新のユーザ端末位置情報を、繰り返し取得してもよい。例えば、位置情報取得部109は、ユーザ端末20、施設端末30、又は他の機器(例えば、施設内の通信機器)から、ユーザ端末位置情報を取得する。変形例5の施設データベースDB2には、個々の施設の位置に関する施設位置情報が格納されているものとする。施設位置情報は、緯度経度、座標、住所、基地局情報、アクセスポイント情報、又はその他の情報であってよい。
変形例5の決済施設情報取得部101は、ユーザ端末位置情報に基づいて、決済施設の施設IDを取得する。決済施設情報取得部101は、施設データベースDB2の中から、ユーザ端末位置情報が示す位置と最も近い位置を示す施設位置情報、又は、ユーザ端末位置情報が示す位置から所定距離以内の位置を示す施設位置情報を特定する。決済施設情報取得部101は、当該特定された施設位置情報に関連付けられた施設IDを取得する。施設位置情報の取得方法が実施形態とは異なるが、他の処理は、実施形態と同様である。
変形例5の決済システム1は、ユーザ端末20から、ユーザ端末位置情報を取得する。決済システム1は、ユーザ端末位置情報に基づいて、施設IDを取得する。決済システム1は、決済要求を受信するよりも前に、施設IDを特定できる。その結果、決済システム1は、より早いタイミングで所定の処理を実行できる。例えば、決済システム1は、コード払いにおいて、コードC10が読み取られる前に、ウィンドウW17を決済アプリ画面SC1に表示させることができる。
[6-6.変形例6]
例えば、実施形態では、コード払いが実行される場合を例に挙げた。変形例6では、ユーザ読取払いが実行される場合を例に挙げる。
図9は、変形例6における決済アプリ画面SC1の一例を示す図である。例えば、図2の左上の決済アプリ画面SC1の状態で、ユーザがボタンB14を選択すると、ユーザ端末20の撮影部26が起動する。決済アプリ画面SC1は、図9の左上の状態になる。ユーザは、ユーザ端末20の撮影部26で、決済施設におけるコードC40を撮影する。コードC20には、施設IDがコード化されている。施設端末30の表示部35にコードC40が表示される場合には、決済額もコード化されてよい。
例えば、ユーザ端末20は、施設IDに基づいて生成されたコードC40を読み取ることによって、施設IDを取得する。施設IDに基づいて生成されたコードC40は、施設IDがコード化されたコードC40である。ユーザ端末20の撮影部26がコードC40を読み取ると、ユーザ端末20は、コードC40から施設IDを抽出する。ユーザ端末20は、決済システム1に対し、施設IDと、ユーザ端末20に記憶されたコードIDと、を送信する。ここでは、コードC40に決済額がコード化されていないものとする。決済施設情報取得部101は、ユーザ端末20から、施設IDを取得する。ユーザ識別情報取得部102は、ユーザ端末20から、コードIDを取得する。
例えば、決済サーバ10は、ユーザ端末20から施設ID及びコードIDを受信する。施設判定部104は、決済店舗が禁止店舗であるか否かを判定する。この判定方法は、実施形態と同様であってよい。決済店舗が禁止店舗ではないと判定された場合、決済アプリ画面SC1は、図9の右上の状態になる。決済サーバ10は、ユーザ端末20に対し、決済アプリ画面SC1を当該状態にするためのデータを送信する。ユーザ端末20は、当該データに基づいて、決済アプリ画面SC1の表示を更新する。
例えば、ユーザは、入力フォームF19に決済額を入力する。ユーザは、スライドバーB20をスライドする。コードC40に決済額がコード化されている場合には、入力フォームF19及びスライドバーB20に対する操作が行われずに決済が完了してもよい。例えば、ユーザ端末20は、決済サーバ10に対し、施設ID、コードID、及び決済額を含む決済要求を送信する。決済サーバ10は、ユーザ端末20から、決済要求を受信する。決済実行部106は、決済要求に基づいて、決済を実行する。決済の実行方法は、公知の実行方法と同様であってよい。
例えば、決済店舗が禁止店舗であると判定された場合、決済アプリ画面SC1は、図9の右下の状態になる。決済サーバ10は、ユーザ端末20に対し、決済アプリ画面SC1を当該状態にするためのデータを送信する。ユーザ端末20は、当該データに基づいて、決済アプリ画面SC1の表示を更新する。ユーザがボタンB21を選択すると、電子マネーのチャージが実行される。ユーザがボタンB22を選択すると、ポイントを利用した決済が実行される。ユーザ読取払いが実行される場合、電子マネーのチャージと、ポイントの利用設定と、が行われるようにしてもよい。その後、決済が完了してもよい。変形例6でも、決済施設が禁止施設である場合には、図9の右下の決済アプリ画面SC1のように、支払元の変更を促すメッセージが決済アプリ画面SC1に表示されてもよい。以降の処理は、実施形態と同様である。
変形例6のユーザ端末20は、施設IDに基づいて生成されたコードC40を読み取ることによって、施設IDを取得する。ユーザ端末20は、決済システム1に対し、施設IDと、ユーザ端末20に記憶されたコードIDと、を送信する。決済システム1は、ユーザ端末20から、施設IDを取得する。決済システム1は、ユーザ端末20から、コードIDを取得する。決済システム1は、コードIDに基づいて、支払元決済手段を特定する。これにより、決済システム1は、ユーザ読取払いの中で、決済施設が禁止施設であるか否かを判定できる。決済システム1は、ユーザ読取払いの中で、決済施設が禁止施設であるか否かの判定結果に基づいて、所定の処理を実行できる。
[6-7.変形例7]
例えば、変形例7では、セルフ払いが実行される場合を例に挙げる。変形例7の決済施設情報取得部101は、ユーザ端末20から、施設IDを取得する。ユーザ識別情報取得部102は、ユーザ端末20から、コードIDを取得する。特定部103は、コードIDに基づいて、支払元決済手段を特定する。
図10は、変形例7における決済アプリ画面SC1の一例を示す図である。例えば、図2の左上の決済アプリ画面SC1の状態で、ユーザがボタンB15を選択すると、決済アプリ画面SC1は、図10の左上の状態になる。例えば、ユーザ端末20は、決済サーバ10に対し、ユーザ端末位置情報を送信する。決済サーバ10は、ユーザ端末20から、ユーザ端末位置情報を受信する。変形例7では、変形例5と同様に、施設データベースDB2に施設位置情報が格納されているものとする。
例えば、決済サーバ10は、ユーザ端末位置情報と、施設位置情報と、に基づいて、ユーザ端末20の近隣にある施設を、所定数だけ特定する。決済サーバ10は、ユーザ端末20に対し、当該特定された施設を示す一覧L23のデータを送信する。ユーザ端末20は、当該データに基づいて、決済施設の候補となる複数の候補施設の一覧L23を表示する。当該データには、一覧L23に含まれる施設の施設IDが含まれているものとする。一覧L23は、ユーザ端末20の近隣にある施設ではなく、予め定められた施設を示してもよい。
例えば、ユーザ端末20は、一覧L23の中から選択された候補施設を、決済施設として特定する。ユーザが一覧L23の中から任意の施設を選択すると、ユーザ端末20は、決済システム1に対し、当該施設の施設IDと、ユーザ端末20に記憶されたコードIDと、を送信する。決済サーバ10は、ユーザ端末20から施設ID及びコードIDを受信する。施設判定部104は、決済店舗が禁止店舗であるか否かを判定する。この判定方法は、実施形態と同様であってよい。
例えば、決済店舗が禁止店舗ではないと判定された場合、決済アプリ画面SC1は、図10の右上の状態になる。ユーザは、入力フォームF24に決済額を入力する。ユーザは、スライドバーB25をスライドする。ユーザ端末20は、決済システム1に対し、施設ID、コードID、及び決済額を含む決済要求を送信する。決済サーバ10は、ユーザ端末20から、決済要求を受信する。決済実行部106は、決済要求に基づいて、決済を実行する。決済の実行方法は、公知の実行方法と同様であってよい。
例えば、決済店舗が禁止店舗であると判定された場合、決済アプリ画面SC1は、図10の右下の状態になる。決済サーバ10は、ユーザ端末20に対し、決済アプリ画面SC1を当該状態にするためのデータを送信する。ユーザ端末20は、当該データに基づいて、決済アプリ画面SC1の表示を更新する。ユーザがボタンB26を選択すると、電子マネーのチャージが実行される。ユーザがボタンB27を選択すると、ポイントを利用した決済が実行される。セルフ払いでも、電子マネーのチャージと、ポイントの利用設定と、が行われるようにしてもよい。その後、決済が完了してもよい。変形例7でも、決済施設が禁止施設である場合には、図10の右下の決済アプリ画面SC1のように、支払元の変更を促すメッセージが決済アプリ画面SC1に表示されてもよい。
なお、処理実行部105は、禁止施設を一覧L23に表示させないようにする処理を、所定の処理として実行してもよい。例えば、処理実行部105は、禁止施設を一覧L23に表示させるが、支払元決済手段を利用できないことを、一覧L23上で表示させてもよい。処理実行部105は、禁止施設の表示順が許可施設よりも後になるように、位置欄L23を決済アプリ画面SC1の表示を制御することによって、所定の処理を実行してもよい。
変形例7のユーザ端末20は、決済施設の候補となる複数の候補施設の一覧L23を表示する。ユーザ端末20は、一覧L23の中から選択された候補施設を、決済施設として特定する。ユーザ端末20は、決済システム1に対し、施設IDと、ユーザ端末20に記憶されたコードIDと、を送信する。決済システム1は、ユーザ端末20から、施設IDを取得する。決済システム1は、ユーザ端末20から、コードIDを取得する。決済システム1は、コードIDに基づいて、支払元決済手段を特定する。これにより、決済システム1は、セルフ払いの中で、決済施設が禁止施設であるか否かを判定できる。決済システム1は、セルフ払いの中で、決済施設が禁止施設であるか否かの判定結果に基づいて、所定の処理を実行できる。
[6-8.変形例8]
例えば、決済施設が学習塾だったとしても、クレジットカードが禁止されているのは、継続的役務提供に該当する継続的な授業における授業料の前払いである。このため、例えば、学習塾が販売する文房具と、学習塾で開催される1回限りの授業における授業料と、の支払については、クレジットカードは禁止されない。このため、決済システム1が、決済されようとしている商材を特定できるのであれば、決済施設が禁止施設だったとしても、支払元決済手段に基づく決済が許可されてもよい。
商材は、決済の対象となる商品又はサービスである。商材は、有体物が取引されないサービスも含む。商材は、商品のような有体物に限られない。学習塾における授業、病院における医療サービス(医療行為)、美容院若しくはエステにおけるサービス、又はその他のサービスも商材に相当する。変形例8のデータ記憶部100は、複数の商材の各々に関する各種情報が格納された商材データベースDB3を記憶する。
図11は、商材データベースDB3の一例を示す図である。例えば、商材データベースDB3には、商材ID、商材名、カテゴリ、及び利用可否情報が格納される。商材データベースDB3には、商材に関する何らかの情報が格納されるようにすればよい。商材データベースDB3に格納される情報は、図11の例に限られない。例えば、商材の価格が商材データベースDB3に格納されてもよい。
商材IDは、商材を識別可能な商材識別情報の一例である。このため、商材IDと記載した箇所は、商材識別情報と読み替えることができる。商材識別情報は、商材を何らかの形で識別可能な情報であればよい。商材識別情報は、商材IDに限られない。例えば、商材識別情報は、商材名、JAN(Japanese Article Number)コード、施設で独自に採番されたコード、決済サービスで独自に採番されたコード、又はその他のコードであってもよい。商材名及びカテゴリは、施設が指定してもよいし、サービス提供者が指定してもよい。利用可否情報は、実施形態と同様である。
変形例8の決済システム1は、決済商材情報取得部110及び商材判定部111を含む。決済商材情報取得部110は、決済における決済商材に関する決済商材情報を取得する。決済商材は、決済の対象となる商材である。変形例8では、決済商材の商材IDが決済商材情報に相当する場合を例に挙げる。決済商材情報は、商材ID以外の他の商材識別情報であってもよいし、商材のカテゴリであってもよい。
例えば、コード払いが実行される場合、決済商材情報取得部110は、施設端末30から、決済商材情報を取得する。施設端末30は、商材のバーコードを読み取ることによって、商材IDを取得する。施設端末30は、施設の担当者が操作部34から入力した商材の情報に基づいて、商材IDを取得する。施設端末30は、決済サーバ10に対し、決済商材の商材IDを含む決済要求を送信する。決済商材情報取得部110は、施設端末30から受信した決済要求に含まれる商材IDを取得する。
なお、ユーザ読取払い又はセルフ払いが実行される場合、決済商材情報取得部110は、ユーザ端末20から、決済商材情報を取得してもよい。例えば、ユーザ端末20は、商材のバーコードを読み取ることによって、商材IDを取得する。ユーザ端末20は、ユーザが操作部24から入力した商材の情報に基づいて、商材IDを取得する。ユーザ端末20は、決済サーバ10に対し、決済商材の商材IDを含む決済要求を送信する。決済商材情報取得部110は、施設端末30から受信した決済要求に含まれる商材IDを取得する。
商材判定部111は、決済商材が、支払元決済手段の利用が禁止された禁止商材であるか否かを判定する。禁止商材は、支払元決済手段を利用できない商材ということもできる。例えば、商材判定部111は、商材データベースDB3に基づいて、決済商材が禁止商材であるか否かを判定する。商材判定部111は、決済要求に含まれる商材IDに関連付けられた利用可否情報と、特定部103により特定された支払元決済手段と、に基づいて、決済商材が禁止商材であるか否かを判定する。
例えば、商材判定部111は、支払元決済手段の利用が禁止されていることを利用可否情報が示している場合に、決済商材が禁止商材であると判定する。商材判定部111は、支払元決済手段が利用可能ではないことを利用可否情報が示している場合に、決済商材が禁止商材であると判定する。例えば、商材判定部111は、支払元決済手段が利用可能であることを利用可否情報が示している場合に、決済商材が禁止商材ではないと判定する。商材判定部111は、支払元決済手段の利用が禁止されていないことを利用可否情報が示している場合に、決済商材が禁止商材ではないと判定する。
決済実行部106は、施設判定部104により決済施設が禁止施設であると判定され、かつ、商材判定部111により決済商材が禁止商材ではないと判定された場合に、支払元決済手段に基づいて、決済実行部106は、施設判定部104により決済施設が禁止施設であると判定され、かつ、商材判定部111により決済商材が禁止商材であると判定された場合には、現状の支払元決済手段に基づく決済を実行しない。
処理実行部105は、施設判定部104により決済施設が禁止施設であると判定され、かつ、商材判定部111により決済商材が禁止商材であると判定された場合に、所定の処理を実行する。処理実行部105は、施設判定部104により決済施設が禁止施設ではないと判定された場合、又は、商材判定部111により決済商材が禁止商材ではないと判定された場合には、所定の処理を実行しない。
変形例8の決済システム1は、決済商材情報を取得する。決済システム1は、決済商材が禁止商材であるか否かを判定する。決済システム1は、決済施設が禁止施設であると判定され、かつ、決済商材が禁止商材ではないと判定された場合に、支払元決済手段に基づいて、決済を実行する。決済システム1は、決済施設が禁止施設であると判定され、かつ、決済商材が禁止商材であると判定された場合に、所定の処理を実行する。これにより、決済システム1は、決済商材が禁止商材であるか否かを判定できる。決済システム1は、決済商材が禁止商材であるか否かの判定結果に基づいて、所定の処理を実行できる。
例えば、学習塾でクレジットカードの利用が禁止されていたとしても、ユーザが学習塾で文房具を購入しようとしている場合には、継続的役務提供に対する決済ではないので、ユーザは、クレジットカードを利用可能である。同様に、病院でポイントの利用が禁止されていたとしても、ユーザが病院でマスクを購入しようとしている場合には、医療行為に対する決済ではないので、ユーザは、ポイントを利用可能である。変形例8の決済システム1は、このような場合に対応できるので、ユーザ及び決済施設の利便性を高めることができる。
[6-9.変形例9]
例えば、決済システム1は、実施形態で説明した機能を有さずに、変形例8で説明した商材に関する機能を有してもよい。本開示は、本開示の「発明が解決しようとする課題の欄」に記載された「決済施設が禁止施設であるか否かを判定できるようにする」といった課題以外の他の課題に関する構成も含む。「決済施設が禁止施設であるか否かを判定できるようにする」といった課題を解決せずに、他の課題を解決する決済システム1も、本開示に含まれる。例えば、他の課題は、「決済商材が禁止商材であるか否かを判定できるようにする」といった課題である。
図12は、変形例9の決済システム1で実現される機能の一例を示す図である。図12のように、変形例9の決済システム1は、特定部103、処理実行部105、決済商材情報取得部110、及び商材判定部111を含む。図12では、決済施設情報取得部101、ユーザ識別情報取得部102、及び決済実行部106も示されているが、変形例9の決済システム1は、決済施設情報取得部101、ユーザ識別情報取得部102、及び決済実行部106の少なくとも1つを含まなくてもよい。変形例9の決済システム1は、履歴情報取得部107、要否判定部108、及び位置情報取得部109の少なくとも1つを含んでもよい。
例えば、決済商材情報取得部110は、ユーザ端末20を利用した決済が行われる決済商材に関する決済商材情報を取得する。決済商材情報の取得方法は、変形例8と同様であってよい。特定部103は、決済の支払元として設定された支払元決済手段を特定する。支払元決済手段の特定方法は、実施形態と同様であってよい。商材判定部111は、決済商材情報に基づいて、決済商材が、支払元決済手段の利用が禁止された禁止商材であるか否かを判定する。禁止商材の判定方法は、変形例8と同様であってよい。
変形例9の決済実行部106は、商材判定部111により決済商材が禁止商材ではないと判定された場合に、決済を実行する。決済実行部106は、商材判定部111により決済商材が禁止商材であると判定された場合には、決済を実行しない。この場合、禁止商材以外の他の決済商材が存在する場合には、決済実行部106は、当該他の決済商材の決済だけを実行してもよいし、全ての決済商材の決済を実行しないようにしてもよい。
変形例9の処理実行部105は、商材判定部111により決済商材が禁止商材であると判定された場合に、所定の処理を実行する。変形例9の処理実行部105は、施設判定部104の判定結果が考慮されない(決済システム1が、そもそも施設判定部104を含まない)点で変形例8とは異なるが、他の点は、変形例8と同様である。処理実行部105は、商材判定部111により決済商材が禁止商材ではないと判定された場合には、所定の処理を実行しない。
なお、所定の処理の意味は、実施形態及び変形例1~8と同様であってもよい。例えば、処理実行部105は、商材判定部111により決済商材が禁止商材であると判定された場合に、決済商材の決済で利用可能な利用可能決済手段に支払元を変更して決済を実行するための変更処理を実行する。利用可能決済手段が、決済施設で利用可能な決済手段であるか、決済商材の決済で利用可能な決済手段であるか、が実施形態とは異なるが、他の点については実施形態と同様である。
例えば、処理実行部105は、商材判定部111により決済商材が禁止商材であると判定された場合に、変形例1~3と同様にして、チャージ処理及び変更処理を、所定の処理として実行してもよい。処理実行部105は、変形例4と同様にして、要否判定部108により所定の処理が必要と判定された場合に、所定の処理を実行してもよい。この場合、優先決済手段は、決済商材で利用可能な利用可能決済手段であるものとする。変形例9の決済システム1は、実施形態のようなコード払い、変形例6のようなユーザ読取払い、及び変形例7のようなセルフ払いの何れにも対応可能である。
変形例9の決済システム1は、決済商材情報を取得する。決済システム1は、支払元決済手段を特定する。決済システム1は、決済商材情報に基づいて、決済商材が禁止商材であるか否かを判定する。決済システム1は、決済商材が禁止商材であると判定された場合に、所定の処理を実行する。これにより、決済システム1は、決済商材が禁止商材であるか否かを判定できる。決済システム1は、決済商材が禁止商材であるか否かの判定結果に基づいて、所定の処理を実行できる。
例えば、ユーザが学習塾で決済しようとしている商材が継続的役務提供に相当するものであれば、決済システム1は、クレジットカードの利用を禁止し、電子マネー等の他の利用可能決済手段に変更して決済することをユーザに促すことができる。一方、ユーザが学習塾で決済しようとしている商材が継続的役務提供に相当しないものであれば、決済システム1は、クレジットカードの利用を禁止せずに決済を実行できる。変形例9の決済システム1は、このような場合に対応できるので、ユーザ及び決済施設の利便性を高めることができる。
[6-10.その他の変形例]
例えば、上記変形例を組み合わせてもよい。
例えば、決済手段の利用が禁止される条件として、決済施設及び決済商材の少なくとも一方を例に挙げたが、当該条件は、他の条件であってもよい。例えば、決済額、決済方法(例えば、分割払い、一括払い、又はボーナス払い)、又はその他の条件が存在してもよい。この場合、決済システム1は、ユーザ端末20及び施設端末30の少なくとも一方から、当該条件の判定に必要なデータを受信する。決済システム1は、当該データに基づいて、他の条件が満たされるか否かを判定し、決済又は所定の処理を実行すればよい。
例えば、決済サーバ10で実現されるものとして説明した機能は、決済システム1の複数のコンピュータで機能が分担されてもよい。この場合、複数のコンピュータの各々が、他のコンピュータに対し、自身の処理結果を送信することによって、機能の分担が実現されるようにすればよい。決済サーバ10で実現されるものとして説明した機能の全部又は一部は、ユーザ端末20、施設端末30、又はその他のコンピュータで実現されてもよい。決済システム1に含まれる何らかのコンピュータによって、上記説明した機能が実現されるようにすればよい。
[7.付記]
例えば、本開示に係る決済システムは、下記のような構成も可能である。
(1)
ユーザ端末を利用した決済が行われる決済施設に関する決済施設情報を取得する決済施設情報取得部と、
前記決済の支払元として設定された支払元決済手段を特定する特定部と、
前記決済施設情報に基づいて、前記決済施設が、前記支払元決済手段の利用が禁止された禁止施設であるか否かを判定する施設判定部と、
前記施設判定部により前記決済施設が前記禁止施設であると判定された場合に、所定の処理を実行する処理実行部と、
を含む決済システム。
(2)
前記処理実行部は、前記決済施設で利用可能な利用可能決済手段に前記支払元を変更して前記決済を実行するための変更処理を、前記所定の処理として実行する、
(1)に記載の決済システム。
(3)
前記利用可能決済手段は、チャージが可能な決済手段であり、
前記処理実行部は、前記支払元決済手段に基づいて前記利用可能決済手段に対するチャージを実行するためのチャージ処理と、前記変更処理と、を前記所定の処理として実行する、
(2)に記載の決済システム。
(4)
前記チャージ処理は、前記利用可能決済手段の残高と、前記決済の決済額と、に基づいて、前記チャージを実行するための処理である、
(3)に記載の決済システム。
(5)
前記決済システムは、前記ユーザ端末の決済履歴に関する履歴情報を取得する履歴情報取得部を更に含み、
前記決済施設では、複数の前記利用可能決済手段が利用可能であり、
前記変更処理は、前記複数の利用可能決済手段のうち、前記履歴情報に基づいて選択された前記利用可能決済手段に、前記支払元を変更して前記決済を実行するための処理である、
(2)~(4)の何れかに記載の決済システム。
(6)
前記支払元決済手段は、クレジットカードであり、
前記利用可能決済手段は、電子マネーである、
(2)~(5)の何れかに記載の決済システム。
(7)
前記決済システムは、
前記支払元決済手段よりも優先的に利用される優先決済手段が設定されている場合に、前記優先決済手段の残高と、前記決済の決済額と、に基づいて、前記所定の処理の要否を判定する要否判定部と、
前記要否判定部により前記所定の処理が不要と判定された場合に、前記優先決済手段に基づいて、前記決済を実行する決済実行部と、
を更に含み、
前記処理実行部は、前記要否判定部により前記所定の処理が必要と判定された場合に、前記所定の処理を実行する、
(1)~(6)の何れかに記載の決済システム。
(8)
前記決済システムは、前記ユーザ端末の位置に関するユーザ端末位置情報を取得する位置情報取得部を更に含み、
前記決済施設情報取得部は、前記ユーザ端末位置情報に基づいて、前記決済施設情報を取得する、
(1)~(7)の何れかに記載の決済システム。
(9)
前記ユーザ端末は、ユーザ識別情報に基づいて、コードを表示し、
前記決済施設の施設端末は、前記コードを読み取って前記ユーザ識別情報を取得し、
前記施設端末は、前記決済システムに対し、前記決済施設情報と、前記ユーザ識別情報と、を送信し、
前記決済施設情報取得部は、前記施設端末から、前記決済施設情報を取得し、
前記決済システムは、前記施設端末から、前記ユーザ識別情報を取得するユーザ識別情報取得部を更に含み、
前記特定部は、前記ユーザ識別情報に基づいて、前記支払元決済手段を特定する、
(1)~(8)の何れかに記載の決済システム。
(10)
前記ユーザ端末は、前記決済施設情報に基づいて生成されたコードを読み取ることによって、前記決済施設情報を取得し、
前記ユーザ端末は、前記決済システムに対し、前記決済施設情報と、前記ユーザ端末に記憶されたユーザ識別情報と、を送信し、
前記決済施設情報取得部は、前記ユーザ端末から、前記決済施設情報を取得し、
前記決済システムは、前記ユーザ端末から、前記ユーザ識別情報を取得するユーザ識別情報取得部を更に含み、
前記特定部は、前記ユーザ識別情報に基づいて、前記支払元決済手段を特定する、
(1)~(9)の何れかに記載の決済システム。
(11)
前記ユーザ端末は、前記決済施設の候補となる複数の候補施設の一覧を表示し、
前記ユーザ端末は、前記一覧の中から選択された前記候補施設を、前記決済施設として特定し、
前記ユーザ端末は、前記決済システムに対し、前記決済施設情報と、前記ユーザ端末に記憶されたユーザ識別情報と、を送信し、
前記決済施設情報取得部は、前記ユーザ端末から、前記決済施設情報を取得し、
前記決済システムは、前記ユーザ端末から、前記ユーザ識別情報を取得するユーザ識別情報取得部を更に含み、
前記特定部は、前記ユーザ識別情報に基づいて、前記支払元決済手段を特定する、
(1)~(10)の何れかに記載の決済システム。
(12)
前記決済システムは、
前記決済における決済商材に関する決済商材情報を取得する決済商材情報取得部と、
前記決済商材が、前記支払元決済手段の利用が禁止された禁止商材であるか否かを判定する商材判定部と、
前記施設判定部により前記決済施設が前記禁止施設であると判定され、かつ、前記商材判定部により前記決済商材が前記禁止商材ではないと判定された場合に、前記支払元決済手段に基づいて、前記決済を実行する決済実行部と、
を更に含み、
前記処理実行部は、前記施設判定部により前記決済施設が前記禁止施設であると判定され、かつ、前記商材判定部により前記決済商材が前記禁止商材であると判定された場合に、前記所定の処理を実行する、
(1)~(11)の何れかに記載の決済システム。
1 決済システム、N ネットワーク、10 決済サーバ、11,21,31 制御部、12,22,32 記憶部、13,23,33 通信部、20 ユーザ端末、24,34 操作部、25,35 表示部、26,36 撮影部、30 施設端末、100 データ記憶部、101 決済施設情報取得部、102 ユーザ識別情報取得部、103 特定部、104 施設判定部、105 処理実行部、106 決済実行部、107 履歴情報取得部、108 要否判定部、109 位置情報取得部、110 決済商材情報取得部、111 商材判定部、200 データ記憶部、201 表示制御部、202 操作受付部、300 データ記憶部、301 ユーザ識別情報取得部、302 送信部、B11,B12,B13,B14,B15,B21,B22,B26,B27 ボタン、B20,B25 スライドバー、C10,C20,C40 コード、DB1 ユーザデータベース、DB2 施設データベース、DB3 商材データベース、F19,F24 入力フォーム、L23 一覧、SC1 決済アプリ画面、W16,W17,W18 ウィンドウ。

Claims (12)

  1. 決済施設を訪れたユーザがユーザ端末を利用して決済を行う前記決済施設に関する決済施設情報を取得する決済施設情報取得部と、
    前記決済の支払元として設定された支払元決済手段を特定する特定部と、
    前記決済施設情報に基づいて、前記決済施設が、前記支払元決済手段の利用が禁止された禁止施設であるか否かを判定する施設判定部と、
    前記施設判定部により前記決済施設が前記禁止施設であると判定された場合に、前記決済施設で利用可能でありチャージが可能な利用可能決済手段に対するチャージを前記支払元決済手段又は他の決済手段に基づいて実行するためのチャージ処理と、前記利用可能決済手段に前記支払元を変更して前記決済を実行するための変更処理と、を所定の処理として実行する処理実行部と、
    を含む決済システム。
  2. 前記チャージ処理は、前記利用可能決済手段の残高と、前記決済の決済額と、に基づいて、前記チャージを実行するための処理である、
    請求項に記載の決済システム。
  3. 前記決済システムは、前記ユーザ端末の決済履歴に関する履歴情報を取得する履歴情報取得部を更に含み、
    前記決済施設では、複数の前記利用可能決済手段が利用可能であり、
    前記変更処理は、前記複数の利用可能決済手段のうち、前記履歴情報に基づいて選択された前記利用可能決済手段に、前記支払元を変更して前記決済を実行するための処理である、
    請求項1又は2に記載の決済システム。
  4. 前記支払元決済手段は、クレジットカードであり、
    前記利用可能決済手段は、電子マネーである、
    請求項1又は2に記載の決済システム。
  5. 決済施設を訪れたユーザがユーザ端末を利用して決済を行う前記決済施設に関する決済施設情報を取得する決済施設情報取得部と、
    前記決済の支払元として設定された支払元決済手段を特定する特定部と、
    前記決済施設情報に基づいて、前記決済施設が、前記支払元決済手段の利用が禁止された禁止施設であるか否かを判定する施設判定部と、
    前記支払元決済手段よりも優先的に利用される優先決済手段が設定されている場合に、前記優先決済手段の残高と、前記決済の決済額と、に基づいて、所定の処理の要否を判定する要否判定部と、
    前記要否判定部により前記所定の処理が不要と判定された場合に、前記優先決済手段に基づいて、前記決済を実行する決済実行部と、
    前記施設判定部により前記決済施設が前記禁止施設であると判定され、かつ、前記要否判定部により前記所定の処理が必要と判定された場合に、前記所定の処理を実行する処理実行部と、
    を含む決済システム。
  6. 前記決済システムは、前記ユーザ端末の位置に関するユーザ端末位置情報を取得する位置情報取得部を更に含み、
    前記決済施設情報取得部は、前記ユーザ端末位置情報に基づいて、前記決済施設情報を取得する、
    請求項1又は2又は5に記載の決済システム。
  7. 前記ユーザ端末は、ユーザ識別情報に基づいて、コードを表示し、
    前記決済施設の施設端末は、前記コードを読み取って前記ユーザ識別情報を取得し、
    前記施設端末は、前記決済システムに対し、前記決済施設情報と、前記ユーザ識別情報と、を送信し、
    前記決済施設情報取得部は、前記施設端末から、前記決済施設情報を取得し、
    前記決済システムは、前記施設端末から、前記ユーザ識別情報を取得するユーザ識別情報取得部を更に含み、
    前記特定部は、前記ユーザ識別情報に基づいて、前記支払元決済手段を特定する、
    請求項1又は2又は5に記載の決済システム。
  8. 前記ユーザ端末は、前記決済施設情報に基づいて生成されたコードを読み取ることによって、前記決済施設情報を取得し、
    前記ユーザ端末は、前記決済システムに対し、前記決済施設情報と、前記ユーザ端末に記憶されたユーザ識別情報と、を送信し、
    前記決済施設情報取得部は、前記ユーザ端末から、前記決済施設情報を取得し、
    前記決済システムは、前記ユーザ端末から、前記ユーザ識別情報を取得するユーザ識別情報取得部を更に含み、
    前記特定部は、前記ユーザ識別情報に基づいて、前記支払元決済手段を特定する、
    請求項1又は2又は5に記載の決済システム。
  9. 済施設の候補となる複数の候補施設の一覧を表示し、前記一覧の中から選択された前記候補施設を前記決済施設として特定するユーザ端末と通信可能な決済システムであって、
    前記ユーザ端末は、前記決済システムに対し、前記決済施設を訪れたユーザが前記ユーザ端末を利用して決済を行う前記決済施設に関する決済施設情報と、前記ユーザ端末に記憶されたユーザ識別情報と、を送信し、
    前記決済システムは、
    前記ユーザ端末から、前記決済施設情報を取得する決済施設情報取得部と、
    前記ユーザ端末から、前記ユーザ識別情報を取得するユーザ識別情報取得部と、
    前記ユーザ識別情報に基づいて、前記決済の支払元として設定された支払元決済手段を特定する特定部と、
    前記決済施設情報に基づいて、前記決済施設が、前記支払元決済手段の利用が禁止された禁止施設であるか否かを判定する施設判定部と、
    前記施設判定部により前記決済施設が前記禁止施設であると判定された場合に、所定の処理を実行する処理実行部と、
    を含む決済システム。
  10. 決済施設を訪れたユーザがユーザ端末を利用して決済を行う前記決済施設に関する決済施設情報を取得する決済施設情報取得部と、
    前記決済の支払元として設定された支払元決済手段を特定する特定部と、
    前記決済施設情報に基づいて、前記決済施設が、前記支払元決済手段の利用が禁止された禁止施設であるか否かを判定する施設判定部と、
    前記決済における決済商材に関する決済商材情報を取得する決済商材情報取得部と、
    前記決済商材が、前記支払元決済手段の利用が禁止された禁止商材であるか否かを判定する商材判定部と、
    前記施設判定部により前記決済施設が前記禁止施設であると判定され、かつ、前記商材判定部により前記決済商材が前記禁止商材ではないと判定された場合に、前記支払元決済手段に基づいて、前記決済を実行する決済実行部と、
    前記施設判定部により前記決済施設が前記禁止施設であると判定され、かつ、前記商材判定部により前記決済商材が前記禁止商材であると判定された場合に、所定の処理を実行する処理実行部と、
    を含む決済システム。
  11. コンピュータが、
    決済施設を訪れたユーザがユーザ端末を利用して決済を行う前記決済施設に関する決済施設情報を取得する決済施設情報取得ステップと、
    前記決済の支払元として設定された支払元決済手段を特定する特定ステップと、
    前記決済施設情報に基づいて、前記決済施設が、前記支払元決済手段の利用が禁止された禁止施設であるか否かを判定する施設判定ステップと、
    前記施設判定ステップにより前記決済施設が前記禁止施設であると判定された場合に、前記決済施設で利用可能でありチャージが可能な利用可能決済手段に対するチャージを前記支払元決済手段又は他の決済手段に基づいて実行するためのチャージ処理と、前記利用可能決済手段に前記支払元を変更して前記決済を実行するための変更処理と、を所定の処理として実行する処理実行ステップと、
    を実行する決済方法。
  12. 決済施設を訪れたユーザがユーザ端末を利用して決済を行う前記決済施設に関する決済施設情報を取得する決済施設情報取得部、
    前記決済の支払元として設定された支払元決済手段を特定する特定部、
    前記決済施設情報に基づいて、前記決済施設が、前記支払元決済手段の利用が禁止された禁止施設であるか否かを判定する施設判定部、
    前記施設判定部により前記決済施設が前記禁止施設であると判定された場合に、前記決済施設で利用可能でありチャージが可能な利用可能決済手段に対するチャージを前記支払元決済手段又は他の決済手段に基づいて実行するためのチャージ処理と、前記利用可能決済手段に前記支払元を変更して前記決済を実行するための変更処理と、を所定の処理として実行する処理実行部、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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