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JP7648466B2 - コネクタ - Google Patents
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JP7648466B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタに関する。
従来、コネクタにおいては、ノイズ電流を減衰させるべく、ハウジング内の端子をフェライトコアに挿通させる技術が知られている。このコネクタについては、例えば、下記の特許文献1に開示されている。
特開2013-025914号公報
ところで、この種のコネクタは、ハウジング内にフェライトコアを収容するための収容室とハウジング内でフェライトコアを保持するための保持構造とが必要であり、その分だけ体格の大型化を招く虞がある。例えば、上記の特許文献1に記載のコネクタにおいては、互いに組み付けられた2つのハウジングの中に、フェライトコアを保持するためのインナハウジングが収容されている。このため、コネクタにおいては、フェライトコアでノイズの低減を図るならば、その収容室と保持構造の最適化による体格大型化の抑制が求められる。
そこで、本発明は、体格の大型化を抑えつつノイズ低減効果を高め得るコネクタを提供することを、その目的とする。
上記目的を達成する為、本発明は、基部及び前記基部から突出させた複数の片持ちの端子部を有する端子金具と、前記端子部毎に設けられ、前記端子部をその突出方向に挿通可能な貫通孔が形成されたフェライトコアと、前記端子金具及び前記フェライトコアを保持させる保持体が設けられた第1ハウジングと、前記第1ハウジングが組み付けられ、その組付け完了位置で前記保持体を前記端子金具及び前記フェライトコアと共に収容させる第2ハウジングと、を備え、前記保持体は、前記端子部を挿通させた前記フェライトコアが収容され且つ保持される前記フェライトコア毎の部屋であり、前記フェライトコアを前記貫通孔の孔軸方向に沿って挿入させるコア挿入口が設けられたコア収容室を有し、前記コア収容室は、室内に収容した前記フェライトコアにおける前記コア挿入口とは逆側の端部が係止される第1コア係止部を有し、前記第2ハウジングは、前記第1ハウジングとの組付け完了位置で前記保持体を収容させるハウジング収容室と、前記保持体から突出させた前記端子部の自由端側が前記第1ハウジングとの組付け完了位置で収容される端子収容室と、前記第1ハウジングとの組付け完了位置で前記フェライトコアにおける前記コア挿入口側の端部に対向配置させ、前記コア挿入口側への前記フェライトコアの動きを係止する第2コア係止部と、前記保持体を前記端子金具及び前記フェライトコアと共に前記孔軸方向に対する直交方向に沿って前記ハウジング収容室に挿入させる開口であり、前記第1ハウジングとの組付け完了位置で当該第1ハウジングに塞がれるハウジング挿入口と、を有することを特徴としている。
本発明に係るコネクタにおいては、フェライトコアを収容し且つ保持するコア収容室を第1ハウジングに設けている。そして、このコネクタにおいては、その第1ハウジングと第2ハウジングを組み付けることによって、その第1ハウジングの第1コア係止部と第2ハウジングの第2コア係止部とでコア収容室のフェライトコアの抜け止めを図っている。従って、本発明に係るコネクタは、従来のように2つのハウジングの中にフェライトコア保持用のインナハウジングを設けなくてもよいので、部品点数の削減と体格の大型化抑制を図りつつノイズ低減効果を高めることができる。
図1は、実施形態のコネクタを示す斜視図である。 図2は、実施形態のコネクタを端子挿入口側から見た平面図である。 図3は、図2のX1-X1線断面図である。 図4は、図2のX2-X2線断面図である。 図5は、図2のY-Y線断面を90度回転させた断面図である。 図6は、実施形態のコネクタを示す分解斜視図である。 図7は、図6のX1-X1線断面図である。 図8は、図6のX2-X2線断面図である。 図9は、フェライトコア組付け後のコネクタを示す分解斜視図である。 図10は、図9のX1-X1線断面図である。 図11は、図9のX2-X2線断面図である。 図12は、端子金具組付け後のコネクタを示す分解斜視図である。 図13は、図12のX1-X1線断面図である。 図14は、図12のX2-X2線断面図である。 図15は、第1ハウジングを第1コア収容室側から見た平面図である。 図16は、第1ハウジングを第2コア収容室側から見た平面図である。 図17は、第1ハウジングを示す斜視図である。 図18は、実施形態のコネクタの適用例について説明する説明図である。 図19は、変形例1のコネクタを示す斜視図である。 図20は、変形例1のコネクタを第1端子挿入口側から見た平面図である。 図21は、図20のX-X線断面図である。 図22は、図20のY-Y線断面を90度回転させた断面図である。 図23は、変形例1のコネクタを示す分解斜視図である。 図24は、図23のX-X線断面図である。 図25は、端子金具組付け後のコネクタを示す分解斜視図である。 図26は、図25のX-X線断面図である。 図27は、フェライトコア組付け後のコネクタを示す分解斜視図である。 図28は、図27のX-X線断面図である。 図29は、第1ハウジングを第1コア収容室側から見た平面図である。 図30は、第1ハウジングを第2コア収容室側から見た平面図である。 図31は、変形例2のコネクタを示す斜視図である。 図32は、変形例2のコネクタを第1端子挿入口側から見た平面図である。 図33は、図32のX-X線断面図である。 図34は、図32のY-Y線断面を90度回転させた断面図である。 図35は、変形例2のコネクタを示す分解斜視図である。 図36は、図35のX-X線断面図である。 図37は、図35のY-Y線断面(第2ハウジング除く)を90度回転させた断面図である。 図38は、端子金具組付け後のコネクタを示す分解斜視図である。 図39は、図38のY-Y線断面(第2ハウジング除く)を90度回転させた断面図である。 図40は、フェライトコア組付け後のコネクタを示す分解斜視図である。 図41は、図40のY-Y線断面(第2ハウジング除く)を90度回転させた断面図である。 図42は、第1ハウジングを第1コア収容室側から見た平面図である。
以下に、本発明に係るコネクタの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
[実施形態]
本発明に係るコネクタの実施形態の1つを図1から図18に基づいて説明する。
図1から図17の符号1は、本実施形態のコネクタを示す。
このコネクタ1は、端子金具10とフェライトコア20と第1ハウジング30と第2ハウジング40とを備える(図2から図8、図10、図11、図13及び図14)。
ここで示すコネクタ1は、第1機器(図示略)側と第2機器(図示略)側との間を電気接続させるジョイントコネクタとして例示する。例えば、このコネクタ1は、車両のエンジンコンパートメント内の第1機器に電気接続された電線We1と車両のインスツルメントパネルの第2機器に電気接続された電線We2との間に介在させ、それぞれの電線We1,We2を電気接続させることによって、第1機器側と第2機器側との間を電気接続させる(図18)。また、例えば、このコネクタ1は、車両のフロア上又はフロア下の第1機器に電気接続された電線We1と車両のインスツルメントパネルの第2機器に電気接続された電線We2との間に介在させ、それぞれの電線We1,We2を電気接続させることによって、第1機器側と第2機器側との間を電気接続させる(図18)。
端子金具10は、金属等の導電性材料で成形される。この端子金具10は、基部11と、この基部11から突出させた複数の片持ちの端子部12と、を有する(図3から図14)。本実施形態の端子金具10は、その基部11から第1方向に突出させ且つ第1方向に直交する端子配列方向に間隔を空けて並べられた複数の端子部12を有している。例えば、この端子金具10においては、その複数の端子部12の内の少なくとも1つを第1機器側に電気接続させ、残りの端子部12を第2機器側に電気接続させる。
基部11は、この端子金具10が有する全ての端子部12を連結させる連結部である。ここで示す基部11は、矩形の平板状に形成されている。
端子部12は、第1機器側の電線We1の端末に取り付けられた相手方端子金具(図示略)に対して嵌合接続させることで物理的且つ電気的に接続され、その相手方端子金具と電線We1を介して第1機器側に電気接続される。また、この端子部12は、第2機器側の電線We2の端末に取り付けられた相手方端子金具(図示略)に対して嵌合接続させることで物理的且つ電気的に接続され、その相手方端子金具と電線We2を介して第2機器側に電気接続される。ここで示す端子部12は、基部11からの突出方向(第1方向)を軸線方向とする軸状の雄端子部である(図3から図14)。この端子部12は、その突出方向が相手方端子金具に対する挿入方向であり、雌端子形状の相手方端子金具に嵌入接続される。また、ここで示す端子部12は、基部11と同一平面上で当該基部11における第1方向側の一辺から第1方向に向けて突出させている。
ここで示す端子金具10においては、4つ(4本)の端子部12が端子配列方向に1つ(1本)ずつ間隔を空けて並べられている(図6及び図9)。それぞれの端子部12は、隣り合うもの同士が等間隔(等ピッチ)で並べられている。
本実施形態のコネクタ1においては、この端子金具10が第1方向と端子配列方向とに直交する金具配列方向に間隔を空けて複数並べられている(図3、図4及び図6から図14)。つまり、このコネクタ1は、金具配列方向に間隔を空けて並べられた複数の端子金具10を備えている。その複数の端子金具10においては、それぞれの基部11上で同じ位置に配置されたそれぞれの端子部12が金具配列方向に並べられている。よって、この複数の端子金具10においては、金具配列方向に並べられた複数の端子部12の組み合わせが4組設けられている。ここでは、その金具配列方向が第2ハウジング40の後述するハウジング収容室42に対しての第1ハウジング30の後述する保持体31の挿入方向となる。
先に示したように、この端子部12には、電線We1の端末に取り付けられた相手方端子金具又は電線We2の端末に取り付けられた相手方端子金具が物理的且つ電気的に接続される。本実施形態のコネクタ1においては、その一対の電線We1(電線We2)と相手方端子金具を1つずつ端子部12に繋いでもよく、その一対の電線We1と相手方端子金具の組み合わせ及び一対の電線We2と相手方端子金具の組み合わせが複数の端子部12毎に設けられた相手方コネクタを嵌合接続してもよい。ここでは、その相手方コネクタを用いて、それぞれの相手方端子金具を端子部12に嵌合接続させる。
例えば、本実施形態のコネクタ1には、ノイズの低減効果を高めるため、2本の電線を撚り合わせたツイストペア電線(図示略)が電気接続される。金具配列方向で隣り合う第1機器側の2つの端子部12には、その内の一方に第1機器側のツイストペア電線における一方の電線We1を電気接続させ、かつ、その内の他方に第1機器側のツイストペア電線における他方の電線We1を電気接続させる。また、金具配列方向で隣り合う第2機器側の2つの端子部12には、その内の一方に第2機器側のツイストペア電線における一方の電線We2を電気接続させ、かつ、その内の他方に第2機器側のツイストペア電線における他方の電線We2を電気接続させる。
ここで示すコネクタ1は、2つの端子金具10を備えている。そして、ここで示すコネクタ1においては、金具配列方向に並べられた2つの端子部12の組み合わせ毎に第1機器側のツイストペア電線又は第2機器側のツイストペア電線が相手方端子金具を介して電気接続される。
フェライトコア20は、磁性体(フェライト)が成形加工された部材であり、ノイズの低減を図るためのノイズフィルタ部材として設けられる。このフェライトコア20には、端子部12に流れるノイズ電流を減衰させるべく、この端子部12をその突出方向に挿通可能な貫通孔21が形成される(図3、図4、図6から図8、図10、図11、図13及び図14)。そして、このフェライトコア20は、端子部12毎に設けられる(図6)。
本実施形態のフェライトコア20は、金具配列方向に並べられた複数の端子部12の組み合わせ毎に設けられている(図3、図4、図6から図8、図10、図11、図13及び図14)。そして、このフェライトコア20においては、貫通孔21が複数の端子金具10毎に金具配列方向に並べて形成されている(図6)。ここで示すフェライトコア20は、金具配列方向に並べられた2つの端子部12の組み合わせ毎に1つずつ設けられている。つまり、ここで示すコネクタ1は、端子部12用の4つのフェライトコア20を備えている。
例えば、ここで示すフェライトコア20は、貫通孔21の孔軸方向(第1方向、第2方向)に対する直交断面が長方形の方体状の成形体であり、その長方形の長手方向を金具配列方向に合わせて配置される。また、ここで示すフェライトコア20は、金具配列方向に間隔を空けて並べられた2つの貫通孔21を有している。
第1ハウジング30と第2ハウジング40は、各々、合成樹脂等の絶縁性材料で成形される。このコネクタ1においては、第1ハウジング30に端子金具10とフェライトコア20を組み付けて保持させる。そして、このコネクタ1においては、その第1ハウジング30等から成る組付け体を第2ハウジング40にハウジング挿入口40aから差し入れて組み付けることによって、この組み付けられた第1ハウジング30と第2ハウジング40の内方に端子金具10とフェライトコア20を収容させる(図3、図4、図6から図8、図10、図11、図13及び図14)。その第1ハウジング30と第2ハウジング40の間には、爪部等を用いて互いを組付け完了位置のまま保持させるロック機構(図示略)が設けられている。
第1ハウジング30には、端子金具10とフェライトコア20を保持させる保持体31が設けられている(図3から図16)。更に、第1ハウジング30には、第2ハウジング40のハウジング挿入口40aを塞ぐ蓋体32が設けられている(図1、図3、図4及び図6から図16)。
保持体31には、端子金具10が端子部12の自由端側から第1方向に挿入される(図6から図14)。この保持体31は、端子部12を挿通させたフェライトコア20が収容され且つ保持されるフェライトコア20毎の収容室(以下、「コア収容室」という。)を有する。このコア収容室には、フェライトコア20を貫通孔21の孔軸方向に沿って挿入させるコア挿入口と、室内に収容したフェライトコア20におけるコア挿入口とは逆側の端部が係止される第1コア係止部と、が設けられている。本実施形態の保持体31は、そのコア収容室として、端子配列方向で隣り合う2つの端子部12の内の一方を挿通対象とするフェライトコア20(以下、「第1フェライトコア20A」という。)が収容され且つ保持される第1コア収容室33と、その隣り合う2つの端子部12の内の他方を挿通対象とするフェライトコア20(以下、「第2フェライトコア20B」という。)が収容され且つ保持される第2コア収容室34と、を有している(図3から図5、図7、図8、図10、図11、図13及び図14から図16)。ここで示す保持体31には、端子金具10の端子部12の端子配列方向に沿って、第1コア収容室33と第2コア収容室34とが交互に配置されている。
第1コア収容室33には、第1フェライトコア20Aを室内へと第2方向に挿入させるコア挿入口33aと、室内の第1フェライトコア20Aの第2方向側の端部を係止する第1コア係止部33bと、が設けられている(図3、図7、図10及び図13)。この第1コア収容室33には、端子部12における第1フェライトコア20Aの貫通孔21に差し込まれている部分も収容される。また、第2コア収容室34には、第2フェライトコア20Bを室内へと第1方向に挿入させるコア挿入口34aと、室内の第2フェライトコア20Bの第1方向側の端部を係止する第1コア係止部34bと、が設けられている(図4、図8、図11及び図14)。この第2コア収容室34には、端子部12における第2フェライトコア20Bの貫通孔21に差し込まれている部分も収容される。
このコネクタ1においては、端子金具10の全ての端子部12を保持体31から第1方向に突出させ、その端子部の12の突出部分が端子接続部となって相手方端子金具に嵌合接続される。ここで示す保持体31は、第2コア収容室34のコア挿入口34a側から端子金具10を第1方向に挿入させ、この端子金具10の端子部12を第1コア収容室33のコア挿入口33aよりも突出させるものとして形成される。そこで、この保持体31は、第2コア収容室34のコア挿入口34a側から第1方向に挿入された端子金具10の端子部12を第1コア収容室33のコア挿入口33a側に挿通させる貫通孔(以下、「端子挿通孔」という。)31aを有している(図5、図15及び図16)。この端子挿通孔31aは、端子部12毎に形成される。
端子挿通孔31aは、第1コア収容室33に配置させ且つ当該第1コア収容室33における第1フェライトコア20Aの貫通孔21に挿通させる端子部12を挿通対象とするものであれば、その端子部12が第2コア収容室34における第2フェライトコア20Bから外れた位置で第1コア収容室33まで案内されるように、第2コア収容室34を第1コア収容室33に連通させる。また、端子挿通孔31aは、第2コア収容室34に配置させ且つ当該第2コア収容室34における第2フェライトコア20Bの貫通孔21に挿通させる端子部12を挿通対象とするものであれば、その端子部12が第1コア収容室33を通ることなく保持体31の外まで案内されるように、第1コア収容室33を介することなく第2コア収容室34を第1コア収容室33側で保持体31の外に連通させる。
第1フェライトコア20Aは、第1コア収容室33の室内で保持される。また、第2フェライトコア20Bは、第2コア収容室34の室内で保持される。よって、第1コア収容室33と第2コア収容室34には、各々、フェライトコア20(第1フェライトコア20A、第2フェライトコア20B)を保持する保持部35を設けている(図15から図17)。この保持部35は、フェライトコア20の周壁を四方から挟持させる突起であり、第1コア収容室33毎及び第2コア収容室34毎に設ける。ここで示す保持部35は、フェライトコア20の長手方向(金具配列方向)に延びる両平面を挟み込む一対の第1保持部35Aと、フェライトコア20の短手方向(端子配列方向)に延びる両平面を挟み込む一対の第2保持部35Bと、に大別される(図15から図17)。ここでは、その一対の第1保持部35Aと一対の第2保持部35Bを2組ずつ設けている。また、この第1保持部35Aと第2保持部35Bは、フェライトコア20の挿入方向に延在させたリブ状に形成されている。
一対の第1保持部35Aは、互いが端子配列方向で向かい合わせとなるように、第1コア収容室33又は第2コア収容室34を成す端子配列方向の壁体(以下、「第1壁体」という。)36Aからそれぞれに室内側へと突出させる(図15から図17)。また、一対の第2保持部35Bは、互いが金具配列方向で向かい合わせとなるように、第1コア収容室33又は第2コア収容室34を成す金具配列方向の壁体(以下、「第2壁体」という。)36Bからそれぞれに室内側へと突出させる(図15から図17)。
この第1ハウジング30においては、複数の第1コア収容室33と複数の第2コア収容室34が各々端子配列方向に並べられており、その複数の第2コア収容室34に亘って端子金具10の基部11も収容される。このため、第2コア収容室34を成す端子配列方向の第1壁体36Aには、その基部11をコア挿入口34aから挿入しながら嵌入させる嵌入溝36aが形成される(図3から図5、図7、図8、図10、図11、図13、図14、図16及び図17)。この嵌入溝36aは、その第1壁体36Aにおける第2方向側の端面から第1方向に延在させた溝であり、基部11をそれぞれの平面から挟み込み得る溝幅に形成される。
ここで示す保持体31は、方体状に形成されている。この保持体31においては、6つの壁面の内の1つに第1コア収容室33のコア挿入口33aが形成され、この壁面に対して第2方向で逆側の壁面に第2コア収容室34のコア挿入口34aが形成されている。
この保持体31は、組み付けた端子金具10及びフェライトコア20(第1フェライトコア20A、第2フェライトコア20B)と共に、そのフェライトコア20の貫通孔21の孔軸方向に対する直交方向に沿って第2ハウジング40の中に挿入させる。ここでは、その保持体31等から成る組付け体を第1方向と端子配列方向とに対する直交方向(金具配列方向)に挿入させる。よって、第1ハウジング30においては、保持体31における第2ハウジング40への挿入方向とは逆側の壁面に蓋体32が設けられている。ここで示す蓋体32は、第2ハウジング40の矩形のハウジング挿入口40aの形状に合わせた矩形の平板状に形成されている。
第2ハウジング40は、第1ハウジング30との組付け完了位置で保持体31を端子金具10及びフェライトコア20(第1フェライトコア20A、第2フェライトコア20B)と共に収容させる。この第2ハウジング40は、筒軸方向を端子部12の軸線方向(第1方向)やフェライトコア20の貫通孔21の孔軸方向に合わせた筒状(ここでは、角筒状)の主体41を有しており、この主体41の内方に端子金具10とフェライトコア20と第1ハウジング30の保持体31を収容させる(図1から図14)。
この第2ハウジング40は、第1ハウジング30との組付け完了位置で保持体31を収容させる収容室(以下、「ハウジング収容室」という。)42を有する(図3から図14)。更に、この第2ハウジング40は、保持体31から突出させた端子部12の自由端側が第1ハウジング30との組付け完了位置で収容される収容室(以下、「端子収容室」という。)43を有する(図2から図5、図7、図8、図10、図11、図13及び図14)。この第2ハウジング40は、そのハウジング収容室42と端子収容室43を区画するための隔壁44を有している(図2から図5、図7、図8、図10、図11、図13及び図14)。
この第2ハウジング40においては、主体41の1つの壁体41aに矩形のハウジング挿入口40aが形成されている(図3、図4、図6から図14)。このハウジング挿入口40aは、保持体31を端子金具10及びフェライトコア20(第1フェライトコア20A、第2フェライトコア20B)と共に先の挿入方向に沿ってハウジング収容室42に挿入させ、かつ、保持体31から突出させた端子部12の自由端側を先の挿入方向に沿って端子収容室43に挿入させる開口である。この第2ハウジング40においては、壁体41aに対して間隔を空けて対向配置されている主体41の別の壁体41bに向けて、その端子金具10及びフェライトコア20が組み付けられた保持体31をハウジング挿入口40aから挿入していく(図3、図4、図7、図8、図10、図11、図13及び図14)。隔壁44は、その壁体41bからハウジング挿入口40aに向けて垂設させる(図3、図4、図7、図8、図10、図11、図13及び図14)。
このハウジング挿入口40aは、第1ハウジング30と第2ハウジング40の組付け完了位置で当該第1ハウジング30に塞がれる。ここでは、そのハウジング挿入口40aに第1ハウジング30の蓋体32が嵌め込まれる(図3、図4及び図6から図14)。
ハウジング収容室42は、ハウジング挿入口40aに連なる部屋であり、そのハウジング挿入口40aから保持体31を端子金具10及びフェライトコア20(第1フェライトコア20A、第2フェライトコア20B)と共に挿入させる。ここで示すハウジング収容室42は、方体状の保持体31の形状に合わせた方体状の空間として形成されている。この第2ハウジング40においては、隔壁44に対向配置させた主体41の一方の開口を閉塞壁41cで閉塞させており、その閉塞壁41cがハウジング収容室42を成す壁体の1つとして隔壁44と共に利用される(図1及び図3から図14)。
端子収容室43は、ハウジング挿入口40aに連なる部屋であり、保持体31から突出させた端子部12の自由端側がハウジング挿入口40aを介して挿入される。このため、隔壁44には、第1ハウジング30と第2ハウジング40の組み付けの過程で端子部12を避けるための溝部(以下、「逃げ溝」という。)44aが形成されている(図2から図14)。この逃げ溝44aは、金具配列方向に並べられた複数の端子部12の組み合わせ毎に設けられている。
また、この端子収容室43は、主体41の他方の開口側の端子挿入口43a(図3から図5、図7、図8、図10、図11、図13及び図14)から相手方端子金具を第2方向に差し込ませることによって、この相手方端子金具に室内の端子部12を挿入嵌合させる部屋である。先に示したように、ここで示すコネクタ1においては、その端子挿入口43aから相手方コネクタを挿入嵌合させる。よって、ここでは、主体41の他方の開口が相手方コネクタを端子収容室43に差し込む際の端子挿入口43aとして利用される。
更に、この第2ハウジング40は、第1ハウジング30との組付け完了位置でフェライトコア20におけるコア挿入口33a,34a側の端部に対向配置させ、そのコア挿入口33a,34a側へのフェライトコア20の動きを係止する第2コア係止部を有している。ここで示す第2ハウジング40は、その第2コア係止部として、第1フェライトコア20A用の第2コア係止部45Aと第2フェライトコア20B用の第2コア係止部45Bとを有している(図3から図14)。
第1フェライトコア20A用の第2コア係止部45Aは、第1ハウジング30と第2ハウジング40の組付け完了位置で第1フェライトコア20Aにおけるコア挿入口33a側(第1方向側)の端部に対向配置させ、そのコア挿入口33a側への第1フェライトコア20Aの動きを係止させるものとして形成される。ここで示す第1フェライトコア20Aは、そのコア挿入口33a側(第1方向側)の端部が当該コア挿入口33aと同等の位置に配置されている。このため、ここで示す第1フェライトコア20A用の第2コア係止部45Aは、第1コア収容室33のコア挿入口33aを当該第1コア収容室33の外から覆って塞ぐ壁体として形成されている。ここでは、隔壁44を第2コア係止部45Aとして利用する。
第2フェライトコア20B用の第2コア係止部45Bは、第1ハウジング30と第2ハウジング40の組付け完了位置で第2フェライトコア20Bにおけるコア挿入口34a側(第2方向側)の端部に対向配置させ、そのコア挿入口34a側への第2フェライトコア20Bの動きを係止させるものとして形成される。ここで示す第2フェライトコア20Bは、そのコア挿入口34a側(第2方向側)の端部が当該コア挿入口34aよりも第2コア収容室34の室内側に配置されている。このため、ここで示す第2フェライトコア20B用の第2コア係止部45Bは、第1ハウジング30と第2ハウジング40の組付け完了位置で第2コア収容室34の中に差し込ませ、この第2コア収容室34の室内で第2フェライトコア20Bにおけるコア挿入口34a側(第2方向側)の端部に対向配置させる壁体として形成されている。ここで示す第2ハウジング40には、金具配列方向に並べられた複数の端子部12を間に挟む第2コア収容室34毎の一対の壁体が主体41の壁体41bからハウジング挿入口40aに向けて垂設されている。ここでは、その一対の壁体を第2コア係止部45Aとして利用する。この第2コア係止部45Aは、第1ハウジング30と第2ハウジング40を組み付けながら、第2コア収容室34に挿入させる。そこで、第1ハウジング30の保持体31には、第2コア係止部45Aを第2コア収容室34に差し込むための貫通孔31dが第2壁体36Bに形成されている(図17)。ここでは、この貫通孔31dが第2コア係止部45A毎に設けられている。
ここで、第1フェライトコア20Aは、例えば第1コア収容室33での位置ズレを抑えるべく、第1コア係止部33bと第2コア係止部45Aとで挟持させることが望ましい。これと同じように、第2フェライトコア20Bは、例えば第2コア収容室34での位置ズレを抑えるべく、第1コア係止部34bと第2コア係止部45Bとで挟持させることが望ましい。
このような本実施形態のコネクタ1においては、例えば、フェライトコア20(第1フェライトコア20A、第2フェライトコア20B)を第1ハウジング30に組み付けた後、この第1ハウジング30に端子金具10を組み付ける(図6から図14)。そして、このコネクタ1においては、その端子金具10とフェライトコア20が組み付けられた第1ハウジング30を第2ハウジング40に組み付ける(図1から図5)。
以上示したように、本実施形態のコネクタ1においては、フェライトコア20(第1フェライトコア20A、第2フェライトコア20B)を収容し且つ保持する収容室(第1コア収容室33、第2コア収容室34)を第1ハウジング30に設けている。そして、このコネクタ1においては、その第1ハウジング30と第2ハウジング40を組み付けることによって、その第1ハウジング30の第1コア係止部(第1コア係止部33b、第1コア係止部34b)と第2ハウジング40の第2コア係止部(第2コア係止部45A、第2コア係止部45B)とで収容室のフェライトコア20の抜け止めを図っている。従って、本実施形態のコネクタ1は、従来のように2つのハウジングの中にフェライトコア保持用のインナハウジングを設けなくてもよいので、部品点数の削減と体格の大型化抑制を図りつつノイズ低減効果を高めることができる。
[変形例1]
図19から図30の符号2は、本変形例のコネクタを示す。
本変形例のコネクタ2は、前述した実施形態のコネクタ1において、端子金具10と第1ハウジング30と第2ハウジング40を各々下記の端子金具110と第1ハウジング130と第2ハウジング140に置き換え、かつ、フェライトコア20の収容数を変えたものである。
本変形例のコネクタ2においても、第1ハウジング130には、端子金具110とフェライトコア20を組み付けて保持させる。そして、本変形例においても、このコネクタ2においては、その第1ハウジング130等から成る組付け体を第2ハウジング140にハウジング挿入口140aから差し入れて組み付けることによって、この組み付けられた第1ハウジング130と第2ハウジング140の内方に端子金具110とフェライトコア20を収容させる(図21及び図23から図28)。その第1ハウジング130と第2ハウジング140の間には、爪部等を用いて互いを組付け完了位置のまま保持させるロック機構(図示略)が設けられている。
本変形例の端子金具110は、実施形態の端子金具10と同じように、基部111を有しており、この基部111から複数の片持ちの端子部を突出させている(図21から図28)。但し、本変形例の端子金具110は、その端子部として、基部111から第1方向に突出させた少なくとも1つの第1端子部112と、その基部111から第1方向とは逆向きの第2方向に突出させ且つ第1方向に直交する端子配列方向に間隔を空けて並べられた複数の第2端子部113と、を有している。
基部111は、この端子金具110が有する全ての第1端子部112と第2端子部113を連結させる連結部である。ここで示す基部111は、矩形の平板状に形成されている。
第1端子部112は、この端子金具110を第1機器側に電気接続させる端子部である。この第1端子部112は、電線We1の端末に取り付けられた第1機器側の相手方端子金具(図示略)に対して嵌合接続させることで物理的且つ電気的に接続され、その相手方端子金具と電線We1を介して第1機器側に電気接続される。一方、第2端子部113は、この端子金具110を第2機器側に電気接続させる端子部である。この第2端子部113は、電線We2の端末に取り付けられた第2機器側の相手方端子金具(図示略)に対して嵌合接続させることで物理的且つ電気的に接続され、その相手方端子金具と電線We2を介して第2機器側に電気接続される。
ここで示す端子金具110においては、第1端子部112を基部111と同一平面上で当該基部111における第1方向側の一辺から第1方向に向けて突出させ、第2端子部113を基部111と同一平面上で当該基部111における第2方向側の一辺から第2方向に向けて突出させている(図21から図28)。そして、ここで示す第1端子部112と第2端子部113は、実施形態の端子部12と同じように、基部111からの突出方向(第1方向、第2方向)を軸線方向とする軸状の雄端子部として形成されている。ここでは、その第1端子部112と第2端子部113がそれぞれに同一形状の雄端子部として形成されている。
また、ここで示す端子金具110は、3つ(3本)の第1端子部112と3つ(3本)の第2端子部113を有している(図23)。そして、この端子金具110においては、その3つ(3本)の第1端子部112が端子配列方向に1つ(1本)ずつ間隔を空けて並べられ、かつ、3つ(3本)の第2端子部113が端子配列方向に1つ(1本)ずつ間隔を空けて並べられている。それぞれの第1端子部112は、隣り合うもの同士が等間隔(等ピッチ)で並べられている。また、それぞれの第2端子部113は、隣り合うもの同士が第1端子部112と同じ間隔(ピッチ)で並べられている。この端子金具110においては、1つ(1本)の第1端子部112と1つ(1本)の第2端子部113とが対になり、この対になる第1端子部112と第2端子部113が第1方向(第2方向)に並べられている。つまり、その対になる第1端子部112と第2端子部113は、同軸上に並べて配置されている。
本変形例のコネクタ2においては、実施形態のコネクタ1と同じように、この端子金具110が第1方向と端子配列方向とに直交する金具配列方向に間隔を空けて複数並べられている(図21から図28)。本変形例においても、その金具配列方向は、第2ハウジング140の後述するハウジング収容室142に対しての第1ハウジング130の後述する保持体131の挿入方向となる。複数の端子金具110においては、それぞれの基部111上で同じ位置に配置されたそれぞれの第1端子部112が金具配列方向に並べられ、かつ、それぞれの基部111上で同じ位置に配置されたそれぞれの第2端子部113が金具配列方向に並べられている。よって、この複数の端子金具110においては、金具配列方向に並べられた複数の第1端子部112の組み合わせが3組設けられ、かつ、金具配列方向に並べられた複数の第2端子部113の組み合わせが3組設けられている。
本変形例のコネクタ2においては、一対の電線We1と第1機器側の相手方端子金具を1つずつ第1端子部112に繋いでもよく、その一対の電線We1と相手方端子金具の組み合わせが複数の第1端子部112毎に設けられた第1機器側の相手方コネクタを嵌合接続してもよい。また、本変形例のコネクタ2においては、一対の電線We2と第2機器側の相手方端子金具を1つずつ第2端子部113に繋いでもよく、その一対の電線We2と相手方端子金具の組み合わせが複数の第2端子部113毎に設けられた第2機器側の相手方コネクタを嵌合接続してもよい。ここでは、第1端子部112と第2端子部113にそれぞれの相手方コネクタを介して相手方端子金具を嵌合接続させる。
本変形例のコネクタ2においても、金具配列方向で隣り合う2つの第1端子部112には、その内の一方に第1機器側のツイストペア電線における一方の電線We1を電気接続させ、かつ、その内の他方に第1機器側のツイストペア電線における他方の電線We1を電気接続させる。そして、金具配列方向で隣り合う2つの第2端子部113には、その内の一方に第2機器側のツイストペア電線における一方の電線We2を電気接続させ、かつ、その内の他方に第2機器側のツイストペア電線における他方の電線We2を電気接続させる。
ここで示すコネクタ2は、2つの端子金具110を備えている。そして、ここで示すコネクタ2においては、金具配列方向に並べられた2つの第1端子部112の組み合わせ毎に第1機器側のツイストペア電線が相手方端子金具を介して電気接続され、かつ、金具配列方向に並べられた2つの第2端子部113の組み合わせ毎に第2機器側のツイストペア電線が相手方端子金具を介して電気接続される。
フェライトコア20は、第1端子部112毎及び第2端子部113毎に設けられる(図23)。そして、このフェライトコア20は、第1端子部112又は第2端子部113をその突出方向に挿通させ得るものとして形成される。
本変形例のフェライトコア20は、金具配列方向に並べられた複数の第1端子部112の組み合わせ毎及び金具配列方向に並べられた複数の第2端子部113の組み合わせ毎に設けられている(図21から図24及び図26)。ここで示すフェライトコア20は、金具配列方向に並べられた2つの第1端子部112の組み合わせ毎に1つずつ設けられ、かつ、金具配列方向に並べられた2つの第2端子部113の組み合わせ毎に1つずつ設けられている。つまり、ここで示すコネクタ2は、第1端子部112用の3つのフェライトコア20と第2端子部113用の3つのフェライトコア20とを備えている。本変形例のコネクタ2においては、第1端子部112と第2端子部113が実施形態の端子部12と同一形状に形成されているので、実施形態のフェライトコア20をそのまま利用する。
本変形例の第1ハウジング130には、実施形態の第1ハウジング30と同じように、端子金具110とフェライトコア20を保持させる保持体131と、第2ハウジング140のハウジング挿入口140aを塞ぐ蓋体132と、が設けられている(図21及び図23から図28)。
本変形例の保持体131には、端子金具110が第1端子部112の自由端側から第1方向に挿入される(図23から図26)。この保持体31は、コア収容室として、第1端子部112を挿通させた第1端子部112用のフェライトコア20(第1フェライトコア20A)が収容され且つ保持される部屋であり、その第1フェライトコア20Aがコア挿入口133aから第2方向に挿入される第1コア収容室133と、第2端子部113を挿通させた第2端子部113用のフェライトコア20(第2フェライトコア20B)が収容され且つ保持される部屋であり、その第2フェライトコア20Bがコア挿入口134aから第1方向に挿入される第2コア収容室134と、を有する(図21、図22、図24、図26及び図28)。ここで示す保持体131には、3つの第1コア収容室133と3つの第2コア収容室134が各々端子配列方向に並べられている。
第1コア収容室133には、室内の第1フェライトコア20Aの第2方向側の端部を係止する第1コア係止部133bが設けられている(図21、図22、図24、図26及び図28)。この第1コア収容室133には、第1端子部112における第1フェライトコア20Aの貫通孔21に差し込まれている部分が収容される。また、第2コア収容室134には、室内の第2フェライトコア20Bの第1方向側の端部を係止する第1コア係止部134bが設けられている(図21、図22、図24、図26及び図28)。この第2コア収容室134には、第2端子部113における第2フェライトコア20Bの貫通孔21に差し込まれている部分が収容される。
このコネクタ2においては、端子金具110の全ての第1端子部112を保持体131から第1方向に突出させ、その第1端子部112の突出部分が端子接続部となって第1機器側の相手方端子金具に嵌合接続される。更に、このコネクタ2においては、端子金具110の全ての第2端子部113を保持体131から第2方向に突出させ、その第2端子部113の突出部分が端子接続部となって第2機器側の相手方端子金具に嵌合接続される。ここで示す保持体131は、第2コア収容室134のコア挿入口134a側から端子金具110を第1方向に挿入させ、この端子金具110の第1端子部112を第1コア収容室133のコア挿入口133aよりも突出させるものとして形成される。そこで、この保持体131は、第2コア収容室134のコア挿入口134aから第1方向に挿入された端子金具110の第1端子部112を第2コア収容室134から第1コア収容室133に挿通させる貫通孔(以下、「端子挿通孔」という。)131aを有している(図22、図29及び図30)。この端子挿通孔131aは、第1端子部112毎に形成される。
第1コア収容室133と第2コア収容室134には、実施形態の第1コア収容室33及び第2コア収容室34と同じように、各々、フェライトコア20(第1フェライトコア20A、第2フェライトコア20B)を保持する保持部135を設けている(図29及び図30)。本変形例においても、その保持部135としては、実施形態の保持部35と同じように、第1コア収容室133又は第2コア収容室134を成す端子配列方向の壁体(以下、「第1壁体」という。)136Aからそれぞれに室内側へと突出させた一対の第1保持部135Aと、第1コア収容室133又は第2コア収容室134を成す金具配列方向の壁体(以下、「第2壁体」という。)136Bからそれぞれに室内側へと突出させた一対の第2保持部135Bと、が設けられている。
この第1ハウジング130においては、複数の第2コア収容室134に亘って端子金具110の基部111も収容される。このため、第2コア収容室134を成す端子配列方向の第1壁体136Aには、実施形態と同じように、その基部111をコア挿入口134aから挿入しながら嵌入させる嵌入溝136aが形成される(図22及び図30)。この嵌入溝136aは、その第1壁体136Aにおける第2方向側の端面から第1方向に延在させた溝であり、基部111をそれぞれの平面から挟み込み得る溝幅に形成される。但し、本変形例の嵌入溝136aは、第1コア収容室133と第2コア収容室134との間の間仕切り壁にまで延在させている(図22)。
ここで示す保持体131は、方体状に形成されている。この保持体131においては、6つの壁面の内の1つに第1コア収容室133のコア挿入口133aが形成され、この壁面に対して第2方向で逆側の壁面に第2コア収容室134のコア挿入口134aが形成されている。
この保持体131は、実施形態の保持体31と同じように、組み付けた端子金具110及びフェライトコア20(第1フェライトコア20A、第2フェライトコア20B)と共に、そのフェライトコア20の貫通孔21の孔軸方向に対する直交方向に沿って第2ハウジング140の中に挿入させる。本変形例においても、その保持体131等から成る組付け体は、第1方向と端子配列方向とに対する直交方向(金具配列方向)に挿入させる。よって、第1ハウジング130においては、保持体131における第2ハウジング140への挿入方向とは逆側の壁面に蓋体132が設けられている。ここで示す蓋体132は、第2ハウジング140の矩形のハウジング挿入口140aの形状に合わせた矩形の平板状に形成されている。
本変形例の第2ハウジング140は、実施形態の第2ハウジング40と同じように、第1ハウジング130との組付け完了位置で保持体131を端子金具110及びフェライトコア20(第1フェライトコア20A、第2フェライトコア20B)と共に収容させる。この第2ハウジング140は、筒軸方向を第1端子部112及び第2端子部113の軸線方向(第1方向、第2方向)やフェライトコア20の貫通孔21の孔軸方向に合わせた筒状(ここでは、角筒状)の主体141を有しており、この主体141の内方に端子金具110とフェライトコア20と第1ハウジング130の保持体131を収容させる(図21から図28)。
本変形例の第2ハウジング140は、実施形態の第2ハウジング40と同じように、第1ハウジング130との組付け完了位置で保持体131を収容させる収容室(ハウジング収容室)142を有する(図21から図28)。
一方、本変形例の第2ハウジング140は、端子収容室として、保持体131から突出させた第1端子部112の自由端側が第1ハウジング130との組付け完了位置で収容される第1端子収容室143Aと、保持体131から突出させた第2端子部113の自由端側が第1ハウジング130との組付け完了位置で収容される第2端子収容室143Bと、を有する(図21から図28)。よって、本変形例の第2ハウジング140は、ハウジング収容室142と第1端子収容室143Aとの間及びハウジング収容室142と第2端子収容室143Bとの間に各々実施形態の隔壁44と同じ隔壁144を有している(図21から図28)。
本変形例の第2ハウジング140においては、実施形態の第2ハウジング40と同じように、主体141の1つの壁体141aに矩形のハウジング挿入口140aが形成され、その壁体141aに対して間隔を空けて対向配置されている主体141の別の壁体141bに向けて、その端子金具110及びフェライトコア20が組み付けられた保持体131をハウジング挿入口140aから挿入していく(図21から図28)。そのハウジング挿入口140aには、第1ハウジング130の蓋体132が嵌め込まれる。
ハウジング収容室142は、ハウジング挿入口140aに連なる部屋であり、そのハウジング挿入口140aから保持体131を端子金具110及びフェライトコア20(第1フェライトコア20A、第2フェライトコア20B)と共に挿入させる。ここで示すハウジング収容室142は、方体状の保持体131の形状に合わせた方体状の空間として形成されている。
第1端子収容室143Aは、ハウジング挿入口140aに連なる部屋であり、保持体131から突出させた第1端子部112の自由端側がハウジング挿入口140aを介して挿入される。このため、ハウジング収容室142と第1端子収容室143Aとの間の隔壁144には、第1ハウジング130と第2ハウジング140の組み付けの過程で第1端子部112を避けるための溝部(以下、「逃げ溝」という。)144aが形成されている(図21から図28)。この逃げ溝144aは、金具配列方向に並べられた複数の第1端子部112の組み合わせ毎に設けられている。
また、この第1端子収容室143Aは、主体141の一方の開口側の端子挿入口143a(図21、図22、図24、図26及び図28)から第1機器側の相手方端子金具を第2方向に差し込ませることによって、この相手方端子金具に室内の第1端子部112を挿入嵌合させる部屋である。ここで示すコネクタ2においては、その端子挿入口143aから第1機器側の相手方コネクタを挿入嵌合させる。よって、ここでは、主体141の一方の開口がその相手方コネクタを第1端子収容室143Aに差し込む際の端子挿入口143aとして利用される。
第2端子収容室143Bは、ハウジング挿入口140aに連なる部屋であり、保持体131から突出させた第2端子部113の自由端側がハウジング挿入口140aを介して挿入される。このため、ハウジング収容室142と第2端子収容室143Bとの間の隔壁144には、ハウジング収容室142と第1端子収容室143Aとの間の隔壁144と同じように、金具配列方向に並べられた複数の第2端子部113の組み合わせ毎の逃げ溝144aが形成されている(図21から図28)。
また、この第2端子収容室143Bは、主体141の他方の開口側の端子挿入口143b(図21、図22、図24、図26及び図28)から第2機器側の相手方端子金具を第1方向に差し込ませることによって、この相手方端子金具に室内の第2端子部113を挿入嵌合させる部屋である。ここで示すコネクタ2においては、その端子挿入口143bから第2機器側の相手方コネクタを挿入嵌合させる。よって、ここでは、主体141の他方の開口がその相手方コネクタを第2端子収容室143Bに差し込む際の端子挿入口143bとして利用される。
更に、本変形例の第2ハウジング140は、実施形態の第2ハウジング40と同じように、第1ハウジング130との組付け完了位置でフェライトコア20におけるコア挿入口133a,134a側の端部に対向配置させ、そのコア挿入口133a,134a側へのフェライトコア20の動きを係止する第2コア係止部を有している。ここで示す第2ハウジング140は、その第2コア係止部として、実施形態の第2ハウジング40と同じように、第1フェライトコア20A用の第2コア係止部145Aと第2フェライトコア20B用の第2コア係止部145Bとを有している(図21から図28)。
第1フェライトコア20A用の第2コア係止部145Aは、実施形態の第2コア係止部45Aと同様の機能を為すものである。ここで示す第1フェライトコア20Aは、コア挿入口133a側(第1方向側)の端部が当該コア挿入口133aと同等の位置に配置されている。このため、ここで示す第2コア係止部145Aは、第1コア収容室133のコア挿入口133aを当該第1コア収容室133の外から覆って塞ぐ壁体として形成されている。ここでは、ハウジング収容室142と第1端子収容室143Aとの間の隔壁144を第2コア係止部145Aとして利用する。
第2フェライトコア20B用の第2コア係止部145Bは、実施形態の第2コア係止部45Bと同様の機能を為すものである。ここで示す第2フェライトコア20Bは、コア挿入口134a側(第2方向側)の端部が当該コア挿入口134aと同等の位置に配置されている。このため、ここで示す第2コア係止部145Bは、第2コア収容室134のコア挿入口134aを当該第2コア収容室134の外から覆って塞ぐ壁体として形成されている。ここでは、ハウジング収容室142と第2端子収容室143Bとの間の隔壁144を第2コア係止部145Bとして利用する。
ここで、第1フェライトコア20Aは、例えば第1コア収容室133での位置ズレを抑えるべく、第1コア係止部133bと第2コア係止部145Aとで挟持させることが望ましい。これと同じように、第2フェライトコア20Bは、例えば第2コア収容室134での位置ズレを抑えるべく、第1コア係止部134bと第2コア係止部145Bとで挟持させることが望ましい。
このような本変形例のコネクタ2においては、例えば、端子金具110を第1ハウジング130に組み付けた後、この第1ハウジング130にフェライトコア20(第1フェライトコア20A、第2フェライトコア20B)を組み付ける(図23から図28)。そして、このコネクタ2においては、その端子金具110とフェライトコア20が組み付けられた第1ハウジング130を第2ハウジング140に組み付ける(図19から図22)。
以上示したように、本変形例のコネクタ2においては、実施形態のコネクタ1と同じように、フェライトコア20(第1フェライトコア20A、第2フェライトコア20B)を収容し且つ保持する収容室(第1コア収容室133、第2コア収容室134)を第1ハウジング130に設けている。そして、このコネクタ2においては、実施形態のコネクタ1と同じように、その第1ハウジング130と第2ハウジング140を組み付けることによって、その第1ハウジング130の第1コア係止部(第1コア係止部133b、第1コア係止部134b)と第2ハウジング140の第2コア係止部(第2コア係止部145A、第2コア係止部145B)とで収容室のフェライトコア20の抜け止めを図っている。従って、本変形例のコネクタ2においては、実施形態のコネクタ1と同じように、従来のように2つのハウジングの中にフェライトコア保持用のインナハウジングを設けなくてもよいので、部品点数の削減と体格の大型化抑制を図りつつノイズ低減効果を高めることができる。
[変形例2]
図31から図42の符号3は、本変形例のコネクタを示す。
本変形例のコネクタ3は、前述した実施形態のコネクタ1において、端子金具10と第1ハウジング30と第2ハウジング40を各々下記の端子金具210と第1ハウジング230と第2ハウジング240に置き換え、かつ、フェライトコア20の収容数を変えたものである。
本変形例のコネクタ3においても、第1ハウジング230には、端子金具210とフェライトコア20を組み付けて保持させる。そして、本変形例においても、このコネクタ3においては、その第1ハウジング230等から成る組付け体を第2ハウジング240にハウジング挿入口240aから差し入れて組み付けることによって、この組み付けられた第1ハウジング230と第2ハウジング240の内方に端子金具210とフェライトコア20を収容させる(図33、図35、図36、図38及び図40)。その第1ハウジング230と第2ハウジング240の間には、爪部等を用いて互いを組付け完了位置のまま保持させるロック機構(図示略)が設けられている。
本変形例の端子金具210は、実施形態の端子金具10と同じように、基部211を有しており、この基部211から複数の片持ちの端子部を突出させている(図33から図37、図39及び図41)。但し、本変形例の端子金具210は、その端子部として、基部211から一方に突出させた少なくとも1つの第1端子部212と、その基部211から他方に突出させ且つその突出方向に直交する端子配列方向に間隔を空けて並べられた複数の第2端子部213と、を有している。
基部211は、この端子金具210が有する全ての第1端子部212と第2端子部213を連結させる連結部である。ここで示す基部211は、矩形の平板状に形成されている。
この端子金具210においては、第1端子部212を基部211と同一平面上で当該基部211における一辺から一方に向けて突出させ、第2端子部213を基部211と同一平面上で当該基部211における先の一辺とは逆側の一辺から他方に向けて突出させている(図33から図37、図39及び図41)。
ここで示す第1端子部212と第2端子部213は、実施形態の端子部12と同じように、基部211からの突出方向を軸線方向とする軸状の雄端子部として形成されている。ここでは、その第1端子部212と第2端子部213がそれぞれに同一形状の雄端子部として形成されている。
ここで、本変形例のコネクタ3においては、この端子金具210について、第1端子部212(第2端子部213)の突出方向を逆向きにした2つの組付け形態で第1ハウジング230に収容させる。そこで、ここで示すコネクタ3においては、全て同じ端子金具210を用いるが、便宜上、一方の組付け形態の端子金具210を「第1端子金具210A」と称し、他方の組付け形態の端子金具210を「第2端子金具210B」と称する。つまり、ここで示すコネクタ3は、全て同じ端子金具210を備えてはいるが、便宜上、その端子金具210として第1端子金具210Aと第2端子金具210Bを備えている。但し、本変形例のコネクタ3は、少なくとも1つの第1端子部212と複数の第2端子部213とを有しているのであれば、その第1端子部212と第2端子部213の数量が互いに異なる第1端子金具と第2端子金具を備えるものであってもよい。
本変形例のコネクタ3においては、第1端子金具210Aが第1端子部212の突出方向を第1方向に向け且つ第2端子部213の突出方向を第1方向とは逆向きの第2方向に向けて第1ハウジング230に収容される。そして、このコネクタ3においては、第2端子金具210Bが第1端子部212の突出方向を第2方向に向け且つ第2端子部213の突出方向を第1方向に向けて第1ハウジング230に収容される。本変形例のコネクタ3においては、その第1端子金具210Aと第2端子金具210Bを同一平面上に配置する。
また、本変形例のコネクタ3においては、第1端子金具210Aの第1端子部212と第2端子金具210Bの第2端子部213を第1機器側に電気接続させ、第1端子金具210Aの第2端子部213と第2端子金具210Bの第1端子部212を第2機器側に電気接続させる。第1端子金具210Aの第1端子部212と第2端子金具210Bの第2端子部213は、各々、電線We1の端末に取り付けられた第1機器側の相手方端子金具(図示略)に対して嵌合接続させることで物理的且つ電気的に接続され、その相手方端子金具と電線We1を介して第1機器側に電気接続される。一方、第1端子金具210Aの第2端子部213と第2端子金具210Bの第1端子部212は、各々、電線We2の端末に取り付けられた第2機器側の相手方端子金具(図示略)に対して嵌合接続させることで物理的且つ電気的に接続され、その相手方端子金具と電線We2を介して第2機器側に電気接続される。
ここで示す端子金具210は、1つ(1本)の第1端子部212と3つ(3本)の第2端子部213を有している(図34、図35、図37、図39及び図41)。そして、この端子金具210においては、その3つ(3本)の第2端子部213が端子配列方向に1つ(1本)ずつ間隔を空けて並べられている。それぞれの第2端子部113は、隣り合うもの同士が等間隔(等ピッチ)で並べられている。この端子金具110においては、1つ(1本)の第1端子部212と3つ(3本)の第2端子部213の内の端に存在するものとが対になり、この対になる第1端子部212と第2端子部213が第1方向(第2方向)に並べられている。つまり、その対になる第1端子部212と第2端子部213は、同軸上に並べて配置されている。
また、ここで示すコネクタ3においては、第1端子金具210Aの1つ(1本)の第1端子部212と第2端子金具210Bの3つ(3本)の第2端子部213とが端子配列方向に1つ(1本)ずつ間隔を空けて並べられている。よって、ここで示すコネクタ3においては、第1端子金具210Aの3つ(3本)の第2端子部213と第2端子金具210Bの1つ(1本)の第1端子部212とが端子配列方向に1つ(1本)ずつ間隔を空けて並べられている。
本変形例のコネクタ3においては、第1端子金具210Aと第2端子金具210Bが各々第1方向と端子配列方向とに直交する金具配列方向に間隔を空けて複数並べられている(図33、図35及び図36)。本変形例においても、その金具配列方向は、第2ハウジング240の後述するハウジング収容室242に対しての第1ハウジング230の後述する保持体231の挿入方向となる。複数の第1端子金具210Aにおいては、それぞれの基部211上で同じ位置に配置されたそれぞれの第1端子部212が金具配列方向に並べられ、かつ、それぞれの基部211上で同じ位置に配置されたそれぞれの第2端子部213が金具配列方向に並べられている。そして、ここでは、複数の第2端子金具210Bについても、第1端子金具210Aと同じように金具配列方向に並べられる。よって、この複数の第1端子金具210Aと複数の第2端子金具210Bにおいては、各々、金具配列方向に並べられた複数の第1端子部212の組み合わせが1組設けられ、かつ、金具配列方向に並べられた複数の第2端子部213の組み合わせが3組設けられている。
本変形例のコネクタ3においては、一対の電線We1と第1機器側の相手方端子金具を1つずつ第1端子金具210Aの第1端子部212と第2端子金具210Bの第2端子部213に繋いでもよく、その一対の電線We1と相手方端子金具の組み合わせが第1端子金具210Aの第1端子部212と第2端子金具210Bの第2端子部213毎に設けられた第1機器側の相手方コネクタを嵌合接続してもよい。また、本変形例のコネクタ3においては、一対の電線We2と第2機器側の相手方端子金具を1つずつ第1端子金具210Aの第2端子部213と第2端子金具210Bの第1端子部212に繋いでもよく、その一対の電線We2と相手方端子金具の組み合わせが第1端子金具210Aの第2端子部213と第2端子金具210Bの第1端子部212毎に設けられた第2機器側の相手方コネクタを嵌合接続してもよい。ここでは、第1端子部212と第2端子部213にそれぞれの相手方コネクタを介して相手方端子金具を嵌合接続させる。
複数の第1端子金具210Aにおいては、金具配列方向で隣り合う2つの第1端子部212の内の一方に第1機器側のツイストペア電線における一方の電線We1を電気接続させ、かつ、その内の他方に第1機器側のツイストペア電線における他方の電線We1を電気接続させる。更に、この複数の第1端子金具210Aにおいては、金具配列方向で隣り合う2つの第2端子部213の内の一方に第2機器側のツイストペア電線における一方の電線We2を電気接続させ、かつ、その内の他方に第2機器側のツイストペア電線における他方の電線We2を電気接続させる。また、複数の第2端子金具210Bにおいては、金具配列方向で隣り合う2つの第1端子部212の内の一方に第2機器側のツイストペア電線における一方の電線We2を電気接続させ、かつ、その内の他方に第2機器側のツイストペア電線における他方の電線We2を電気接続させる。更に、この複数の第2端子金具210Bにおいては、金具配列方向で隣り合う2つの第2端子部213の内の一方に第1機器側のツイストペア電線における一方の電線We1を電気接続させ、かつ、その内の他方に第1機器側のツイストペア電線における他方の電線We1を電気接続させる。
ここで示すコネクタ3は、第1端子金具210Aと第2端子金具210Bを2つずつ備えている。
フェライトコア20は、第1端子部212毎及び第2端子部213毎に設けられる(図33から図39及び図41)。そして、このフェライトコア20は、第1端子部212又は第2端子部213をその突出方向に挿通させ得るものとして形成される。
本変形例のフェライトコア20は、金具配列方向に並べられた複数の第1端子部212の組み合わせ毎及び金具配列方向に並べられた複数の第2端子部213の組み合わせ毎に設けられている(図35及び図36)。ここで示すフェライトコア20は、金具配列方向に並べられた2つの第1端子部212の組み合わせ毎に1つずつ設けられ、かつ、金具配列方向に並べられた2つの第2端子部213の組み合わせ毎に1つずつ設けられている。つまり、ここで示すコネクタ3は、第1端子部212用の2つのフェライトコア20と第2端子部213用の6つのフェライトコア20とを備えている。第1端子部212用のフェライトコア20においては、貫通孔21が金具配列方向に並べられた複数の第1端子部212の組み合わせ毎に金具配列方向に並べて形成される。また、第2端子部213用のフェライトコア20においては、貫通孔21が金具配列方向に並べられた複数の第2端子部213の組み合わせ毎に金具配列方向に並べて形成される。本変形例のコネクタ3においては、第1端子部212と第2端子部213が実施形態の端子部12と同一形状に形成されているので、実施形態のフェライトコア20をそのまま利用する。
本変形例の第1ハウジング130には、実施形態の第1ハウジング30と同じように、端子金具210とフェライトコア20を保持させる保持体231と、第2ハウジング240のハウジング挿入口240aを塞ぐ蓋体232と、が設けられている(図33、図35、図36、図38、図40及び図42)。
本変形例の保持体231には、第1端子金具210Aが第1端子部212の自由端側から第1方向に挿入され、第2端子金具210Bが第1端子部212の自由端側から第2方向に挿入される(図34、図35、図37、図39及び図41)。この保持体231は、コア収容室として、突出方向を第1方向に向けた第1端子金具210Aの第1端子部212及び突出方向を第1方向に向けた第2端子金具210Bの第2端子部213が収容されると共に、第1端子金具210Aの第1端子部212及び第2端子金具210Bの第2端子部213を挿通させたフェライトコア20(第1フェライトコア20A)が収容され且つ保持される部屋であり、第1端子金具210Aの第1端子部212用の第1フェライトコア20A及び第2端子金具210Bの第2端子部213用の第1フェライトコア20Aがコア挿入口233aから第2方向に挿入される第1コア収容室233を有する(図33、図34及び図36)。更に、この保持体231は、コア収容室として、突出方向を第2方向に向けた第1端子金具210Aの第2端子部213及び突出方向を第2方向に向けた第2端子金具210Bの第1端子部212が収容されると共に、第1端子金具210Aの第2端子部213及び第2端子金具210Bの第1端子部212を挿通させたフェライトコア20(第2フェライトコア20B)が収容され且つ保持される部屋であり、第1端子金具210Aの第2端子部213用の第2フェライトコア20B及び第2端子金具210Bの第1端子部212用の第2フェライトコア20Bがコア挿入口234aから第1方向に挿入される第1コア収容室234を有する(図33、図34及び図36)。ここで示す保持体231には、4つの第1コア収容室233と4つの第2コア収容室234が各々端子配列方向に並べられている。
第1コア収容室233には、室内の第1フェライトコア20Aの第2方向側の端部を係止する第1コア係止部233bが設けられている(図33、図34、図36及び図37)。この第1コア収容室233には、第1端子金具210Aの第1端子部212及び第2端子金具210Bの第2端子部213における第1フェライトコア20Aの貫通孔21に差し込まれている部分が収容される。また、第2コア収容室234には、室内の第2フェライトコア20Bの第1方向側の端部を係止する第1コア係止部234bが設けられている(図33、図34、図36及び図37)。この第2コア収容室234には、第1端子金具210Aの第2端子部213及び第2端子金具210Bの第1端子部212における第2フェライトコア20Bの貫通孔21に差し込まれている部分が収容される。
このコネクタ3においては、第1端子金具210Aの第1端子部212と第2端子金具210Bの全ての第2端子部213を保持体231から第1方向に突出させ、その第1端子部212と第2端子部213の突出部分が各々端子接続部となって第1機器側の相手方端子金具に嵌合接続される。更に、このコネクタ3においては、第1端子金具210Aの全ての第2端子部213と第2端子金具210Bの第1端子部212を保持体231から第2方向に突出させ、その第1端子部212と第2端子部213の突出部分が各々端子接続部となって第2機器側の相手方端子金具に嵌合接続される。ここで示す保持体231は、第2コア収容室234のコア挿入口234a側から第1端子金具210Aを第1方向に挿入させ、この第1端子金具210Aの第1端子部212を第1コア収容室233のコア挿入口233aよりも突出させるものとして形成される。更に、ここで示す保持体231は、第1コア収容室233のコア挿入口233a側から第2端子金具210Bを第2方向に挿入させ、この第2端子金具210Bの第1端子部212を第2コア収容室234のコア挿入口234aよりも突出させるものとして形成される。そこで、この保持体231は、第2コア収容室234のコア挿入口234aから第1方向に挿入された第1端子金具210Aの第1端子部212を第2コア収容室234から第1コア収容室233に挿通させる第1貫通孔(第1端子挿通孔)231aを有している(図34、図37、図39及び図41)。更に、この保持体231は、第1コア収容室233のコア挿入口233aから第2方向に挿入された第2端子金具210Bの第1端子部212を第1コア収容室233から第2コア収容室234に挿通させる第2貫通孔(第2端子挿通孔)231bを有している(図34、図37、図39、図41及び図42)。
第1コア収容室233と第2コア収容室234には、実施形態の第1コア収容室33及び第2コア収容室34と同じように、各々、フェライトコア20(第1フェライトコア20A、第2フェライトコア20B)を保持する保持部235を設けている(図42)。本変形例においても、その保持部235としては、実施形態の保持部35と同じように、第1コア収容室233又は第2コア収容室234を成す端子配列方向の壁体(以下、「第1壁体」という。)236Aからそれぞれに室内側へと突出させた一対の第1保持部235Aと、第1コア収容室233又は第2コア収容室234を成す金具配列方向の壁体(以下、「第2壁体」という。)236Bからそれぞれに室内側へと突出させた一対の第2保持部235Bと、が設けられている。尚、図42においては、第1コア収容室233側の保持部235のみを代表して図示している。
この第1ハウジング230においては、複数の第2コア収容室234に亘って第1端子金具210Aの基部211も収容される。このため、第2コア収容室234を成す端子配列方向の第1壁体236Aには、実施形態と同じように、その基部211をコア挿入口234aから挿入しながら嵌入させる第1嵌入溝236aが形成される(図34、図36、図37、図39及び図41)。この第1嵌入溝236aは、その第1壁体236Aにおける第2方向側の端面から第1方向に延在させた溝であり、基部211をそれぞれの平面から挟み込み得る溝幅に形成される。但し、本変形例の第1嵌入溝236aは、第1コア収容室233と第2コア収容室234との間の間仕切り壁にまで延在させている。
また、この第1ハウジング230においては、複数の第1コア収容室233に亘って第2端子金具210Bの基部211も収容される。このため、第1コア収容室233を成す端子配列方向の第1壁体236Aには、実施形態と同じように、その基部211をコア挿入口233aから挿入しながら嵌入させる第2嵌入溝236bが形成される(図34、図36、図37、図39、図41及び図42)。この第2嵌入溝236bは、その第1壁体236Aにおける第1方向側の端面から第2方向に延在させた溝であり、基部211をそれぞれの平面から挟み込み得る溝幅に形成される。但し、本変形例の第2嵌入溝236bは、第1コア収容室233と第2コア収容室234との間の間仕切り壁にまで延在させている(図34、図36、図37、図39及び図41))。
ここで示す保持体231は、方体状に形成されている。この保持体231においては、6つの壁面の内の1つに第1コア収容室233のコア挿入口233aが形成され、この壁面に対して第2方向で逆側の壁面に第2コア収容室234のコア挿入口234aが形成されている。
この保持体231は、実施形態の保持体31と同じように、組み付けた端子金具210(第1端子金具210A、第2端子金具210B)及びフェライトコア20(第1フェライトコア20A、第2フェライトコア20B)と共に、そのフェライトコア20の貫通孔21の孔軸方向に対する直交方向に沿って第2ハウジング240の中に挿入させる。本変形例においても、その保持体231等から成る組付け体は、第1方向と端子配列方向とに対する直交方向(金具配列方向)に挿入させる。よって、第1ハウジング230においては、保持体231における第2ハウジング240への挿入方向とは逆側の壁面に蓋体232が設けられている。ここで示す蓋体232は、第2ハウジング240の矩形のハウジング挿入口240aの形状に合わせた矩形の平板状に形成されている。
本変形例の第2ハウジング240は、実施形態の第2ハウジング40と同じように、第1ハウジング230との組付け完了位置で保持体231を端子金具210(第1端子金具210A、第2端子金具210B)及びフェライトコア20(第1フェライトコア20A、第2フェライトコア20B)と共に収容させる。この第2ハウジング240は、筒軸方向を第1端子部212及び第2端子部213の軸線方向(第1方向、第2方向)やフェライトコア20の貫通孔21の孔軸方向に合わせた筒状(ここでは、角筒状)の主体241を有しており、この主体241の内方に端子金具210とフェライトコア20と第1ハウジング230の保持体231を収容させる(図33から図36、図38及び図40)。
本変形例の第2ハウジング240は、実施形態の第2ハウジング40と同じように、第1ハウジング230との組付け完了位置で保持体231を収容させる収容室(ハウジング収容室)242を有する(図33から図36、図38及び図40)。
一方、本変形例の第2ハウジング240は、端子収容室として、保持体231から突出させた第1端子金具210Aの第1端子部212の自由端側及び第2端子金具210Bの第2端子部213の自由端側が第1ハウジング230との組付け完了位置で収容される第1端子収容室243Aと、保持体231から突出させた第1端子金具210Aの第2端子部213の自由端側及び第2端子金具210Bの第1端子部212の自由端側が第1ハウジング230との組付け完了位置で収容される第2端子収容室243Bと、を有する(図33、図34及び図36)。よって、本変形例の第2ハウジング240は、ハウジング収容室242と第1端子収容室243Aとの間及びハウジング収容室242と第2端子収容室243Bとの間に各々実施形態の隔壁44と同じ隔壁244を有している(図33、図34及び図36)。
本変形例の第2ハウジング240においては、実施形態の第2ハウジング40と同じように、主体241の1つの壁体241aに矩形のハウジング挿入口240aが形成され、その壁体241aに対して間隔を空けて対向配置されている主体241の別の壁体241bに向けて、その端子金具210及びフェライトコア20が組み付けられた保持体231をハウジング挿入口240aから挿入していく(図33、図35、図36、図38及び図40)。そのハウジング挿入口240aには、第1ハウジング230の蓋体232が嵌め込まれる。
ハウジング収容室242は、ハウジング挿入口240aに連なる部屋であり、そのハウジング挿入口240aから保持体231を端子金具210(第1端子金具210A、第2端子金具210B)及びフェライトコア20(第1フェライトコア20A、第2フェライトコア20B)と共に挿入させる。ここで示すハウジング収容室242は、方体状の保持体231の形状に合わせた方体状の空間として形成されている。
第1端子収容室243Aは、ハウジング挿入口240aに連なる部屋であり、保持体231から突出させた第1端子金具210Aの第1端子部212の自由端側及び第2端子金具210Bの第2端子部213の自由端側がハウジング挿入口240aを介して挿入される。このため、ハウジング収容室242と第1端子収容室243Aとの間の隔壁244には、第1ハウジング230と第2ハウジング240の組み付けの過程で第1端子金具210Aの第1端子部212及び第2端子金具210Bの第2端子部213を避けるための溝部(以下、「逃げ溝」という。)244aが形成されている(図32から図36、図38及び図40)。この逃げ溝244aは、金具配列方向に並べられた第1端子部212の組み合わせ毎と第2端子部213の組み合わせ毎に設けられている。
また、この第1端子収容室243Aは、主体241の一方の開口側の端子挿入口243a(図33、図34及び図36)から第1機器側の相手方端子金具を第2方向に差し込ませることによって、この相手方端子金具に室内の第1端子金具210Aの第1端子部212や第2端子金具210Bの第2端子部213を挿入嵌合させる部屋である。ここで示すコネクタ3においては、その端子挿入口243aから第1機器側の相手方コネクタを挿入嵌合させる。よって、ここでは、主体241の一方の開口がその相手方コネクタを第1端子収容室243Aに差し込む際の端子挿入口243aとして利用される。
第2端子収容室243Bは、ハウジング挿入口240aに連なる部屋であり、保持体231から突出させた第1端子金具210Aの第2端子部213の自由端側及び第2端子金具210Bの第1端子部212の自由端側がハウジング挿入口240aを介して挿入される。このため、ハウジング収容室242と第2端子収容室243Bとの間の隔壁244には、ハウジング収容室242と第1端子収容室243Aとの間の隔壁244と同じように、金具配列方向に並べられた第1端子部212の組み合わせ毎と第2端子部213の組み合わせ毎の逃げ溝244aが形成されている(図32から図36、図38及び図40)。
また、この第2端子収容室243Bは、主体241の他方の開口側の端子挿入口243b(図33、図34及び図36)から第2機器側の相手方端子金具を第1方向に差し込ませることによって、この相手方端子金具に室内の第1端子金具210Aの第2端子部213や第2端子金具210Bの第1端子部212を挿入嵌合させる部屋である。ここで示すコネクタ3においては、その端子挿入口243bから第2機器側の相手方コネクタを挿入嵌合させる。よって、ここでは、主体241の他方の開口がその相手方コネクタを第2端子収容室243Bに差し込む際の端子挿入口243bとして利用される。
更に、本変形例の第2ハウジング240は、実施形態の第2ハウジング40と同じように、第1ハウジング230との組付け完了位置でフェライトコア20におけるコア挿入口233a,234a側の端部に対向配置させ、そのコア挿入口233a,234a側へのフェライトコア20の動きを係止する第2コア係止部を有している。ここで示す第2ハウジング240は、その第2コア係止部として、実施形態の第2ハウジング40と同じように、第1端子収容室243Aの第1フェライトコア20A用の第2コア係止部245Aと第2端子収容室243Bの第2フェライトコア20B用の第2コア係止部245Bとを有している(図33から図36、図38及び図40)。
第1フェライトコア20A用の第2コア係止部245Aは、実施形態の第2コア係止部45Aと同様の機能を為すものである。ここで示す第1フェライトコア20Aは、コア挿入口233a側(第1方向側)の端部が当該コア挿入口233aと同等の位置に配置されている。このため、ここで示す第2コア係止部245Aは、第1コア収容室233のコア挿入口233aを当該第1コア収容室233の外から覆って塞ぐ壁体として形成されている。ここでは、ハウジング収容室242と第1端子収容室243Aとの間の隔壁244を第2コア係止部245Aとして利用する。
第2フェライトコア20B用の第2コア係止部245Bは、実施形態の第2コア係止部45Bと同様の機能を為すものである。ここで示す第2フェライトコア20Bは、コア挿入口234a側(第2方向側)の端部が当該コア挿入口234aと同等の位置に配置されている。このため、ここで示す第2コア係止部245Bは、第2コア収容室234のコア挿入口234aを当該第2コア収容室234の外から覆って塞ぐ壁体として形成されている。ここでは、ハウジング収容室242と第2端子収容室243Bとの間の隔壁244を第2コア係止部245Bとして利用する。
ここで、第1フェライトコア20Aは、例えば第1コア収容室233での位置ズレを抑えるべく、第1コア係止部233bと第2コア係止部245Aとで挟持させることが望ましい。これと同じように、第2フェライトコア20Bは、例えば第2コア収容室234での位置ズレを抑えるべく、第1コア係止部234bと第2コア係止部245Bとで挟持させることが望ましい。
このような本変形例のコネクタ3においては、例えば、端子金具210(第1端子金具210A、第2端子金具210B)を第1ハウジング230に組み付けた後、この第1ハウジング230にフェライトコア20(第1フェライトコア20A、第2フェライトコア20B)を組み付ける(図35から図41)。そして、このコネクタ2においては、その端子金具110とフェライトコア20が組み付けられた第1ハウジング130を第2ハウジング140に組み付ける(図31から図34)。
以上示したように、本変形例のコネクタ3においては、実施形態のコネクタ1と同じように、フェライトコア20(第1フェライトコア20A、第2フェライトコア20B)を収容し且つ保持する収容室(第1コア収容室233、第2コア収容室234)を第1ハウジング230に設けている。そして、このコネクタ3においては、実施形態のコネクタ1と同じように、その第1ハウジング230と第2ハウジング240を組み付けることによって、その第1ハウジング230の第1コア係止部(第1コア係止部233b、第1コア係止部234b)と第2ハウジング240の第2コア係止部(第2コア係止部245A、第2コア係止部245B)とで収容室のフェライトコア20の抜け止めを図っている。従って、本変形例のコネクタ3においては、実施形態のコネクタ1と同じように、従来のように2つのハウジングの中にフェライトコア保持用のインナハウジングを設けなくてもよいので、部品点数の削減と体格の大型化抑制を図りつつノイズ低減効果を高めることができる。
1,2,3 コネクタ
10,110,210 端子金具
11,111,211 基部
12 端子部
20 フェライトコア
20A 第1フェライトコア
20B 第2フェライトコア
21 貫通孔
30,130,230 第1ハウジング
31,131,231 保持体
31a,131a 端子挿通孔
33,133,233 第1コア収容室
33a,133a,233a コア挿入口
33b,133b,233b 第1コア係止部
34,134,234 第2コア収容室
34a,134a,234a コア挿入口
34b,134b,234b 第1コア係止部
40,140,240 第2ハウジング
40a,140a,240a ハウジング挿入口
42,142,242 ハウジング収容室
43 端子収容室
45A,145A,245A 第2コア係止部
45B,145B,245B 第2コア係止部
112,212 第1端子部
113,213 第2端子部
143A,243A 第1端子収容室
143B,243B 第2端子収容室
210A 第1端子金具
210B 第2端子金具
231a 第1端子挿通孔
231b 第2端子挿通孔

Claims (7)

  1. 基部及び前記基部から突出させた複数の片持ちの端子部を有する端子金具と、
    前記端子部毎に設けられ、前記端子部をその突出方向に挿通可能な貫通孔が形成されたフェライトコアと、
    前記端子金具及び前記フェライトコアを保持させる保持体が設けられた第1ハウジングと、
    前記第1ハウジングが組み付けられ、その組付け完了位置で前記保持体を前記端子金具及び前記フェライトコアと共に収容させる第2ハウジングと、
    を備え、
    前記保持体は、前記端子部を挿通させた前記フェライトコアが収容され且つ保持される前記フェライトコア毎の部屋であり、前記フェライトコアを前記貫通孔の孔軸方向に沿って挿入させるコア挿入口が設けられたコア収容室を有し、
    前記コア収容室は、室内に収容した前記フェライトコアにおける前記コア挿入口とは逆側の端部が係止される第1コア係止部を有し、
    前記第2ハウジングは、前記第1ハウジングとの組付け完了位置で前記保持体を収容させるハウジング収容室と、前記保持体から突出させた前記端子部の自由端側が前記第1ハウジングとの組付け完了位置で収容される端子収容室と、前記第1ハウジングとの組付け完了位置で前記フェライトコアにおける前記コア挿入口側の端部に対向配置させ、前記コア挿入口側への前記フェライトコアの動きを係止する第2コア係止部と、前記保持体を前記端子金具及び前記フェライトコアと共に前記孔軸方向に対する直交方向に沿って前記ハウジング収容室に挿入させる開口であり、前記第1ハウジングとの組付け完了位置で当該第1ハウジングに塞がれるハウジング挿入口と、を有することを特徴としたコネクタ。
  2. 前記フェライトコアは、前記第1コア係止部と前記第2コア係止部とで挟持させることを特徴とした請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記端子金具の全ての前記端子部は、第1方向に突出させ且つ前記第1方向に直交する端子配列方向に間隔を空けて並べられ、
    前記保持体は、前記コア収容室として、隣り合う2つの前記端子部の内の一方を挿通対象とする前記フェライトコアが前記コア挿入口から前記第1方向とは逆向きの第2方向に挿入される第1コア収容室と、隣り合う2つの前記端子部の内の他方を挿通対象とする前記フェライトコアが前記コア挿入口から前記第1方向に挿入される第2コア収容室と、を有し、かつ、前記第2コア収容室の前記コア挿入口側から前記第1方向に挿入された前記端子金具の前記端子部を前記第1コア収容室の前記コア挿入口側に挿通させる端子挿通孔を有することを特徴とした請求項1又は2に記載のコネクタ。
  4. 前記端子金具は、前記端子部として、前記基部から第1方向に突出させた少なくとも1つの第1端子部と、前記基部から前記第1方向とは逆向きの第2方向に突出させ且つ前記第1方向に直交する端子配列方向に間隔を空けて並べられた複数の第2端子部と、を有し、
    前記保持体は、前記コア収容室として、前記第1端子部を挿通させた前記フェライトコアが収容され且つ保持される部屋であり、前記第1端子部用の前記フェライトコアが前記コア挿入口から前記第2方向に挿入される第1コア収容室と、前記第2端子部を挿通させた前記フェライトコアが収容され且つ保持される部屋であり、前記第2端子部用の前記フェライトコアが前記コア挿入口から前記第1方向に挿入される第2コア収容室と、を有し、かつ、前記第2コア収容室の前記コア挿入口から前記第1方向に挿入された前記端子金具の前記第1端子部を前記第2コア収容室から前記第1コア収容室に挿通させる端子挿通孔と、を有し、
    前記第2ハウジングは、前記端子収容室として、前記保持体から突出させた前記第1端子部の自由端側が前記第1ハウジングとの組付け完了位置で収容される第1端子収容室と、前記保持体から突出させた前記第2端子部の自由端側が前記第1ハウジングとの組付け完了位置で収容される第2端子収容室と、を有することを特徴とした請求項1又は2に記載のコネクタ。
  5. 前記ハウジング収容室に対する前記保持体の挿入方向に間隔を空けて並べられた複数の前記端子金具を備え、
    前記フェライトコアは、前記挿入方向に並べられた複数の前記端子部の組み合わせ毎に設けられ、かつ、前記貫通孔が複数の前記端子金具毎に前記挿入方向に並べて形成されることを特徴とした請求項1から4の内の何れか1つに記載のコネクタ。
  6. 前記端子金具として第1端子金具と第2端子金具を備え、
    前記第1端子金具と前記第2端子金具は、各々、前記端子部として、前記基部から一方に突出させた少なくとも1つの第1端子部と、前記基部から他方に突出させ且つその突出方向に直交する端子配列方向に間隔を空けて並べられた複数の第2端子部と、を有し、
    前記保持体は、前記コア収容室として、突出方向を第1方向に向けた前記第1端子金具の前記第1端子部及び突出方向を前記第1方向に向けた前記第2端子金具の前記第2端子部が収容されると共に、前記第1端子金具の前記第1端子部及び前記第2端子金具の前記第2端子部を挿通させた前記フェライトコアが収容され且つ保持される部屋であり、前記第1端子金具の前記第1端子部用の前記フェライトコア及び前記第2端子金具の前記第2端子部用の前記フェライトコアが前記コア挿入口から前記第1方向とは逆向きの第2方向に挿入される第1コア収容室と、突出方向を前記第2方向に向けた前記第1端子金具の前記第2端子部及び突出方向を前記第2方向に向けた前記第2端子金具の前記第1端子部が収容されると共に、前記第1端子金具の前記第2端子部及び前記第2端子金具の前記第1端子部を挿通させた前記フェライトコアが収容され且つ保持される部屋であり、前記第1端子金具の前記第2端子部用の前記フェライトコア及び前記第2端子金具の前記第1端子部用の前記フェライトコアが前記コア挿入口から前記第1方向に挿入される第2コア収容室と、を有し、かつ、前記第2コア収容室の前記コア挿入口から前記第1方向に挿入された前記第1端子金具の前記第1端子部を前記第2コア収容室から前記第1コア収容室に挿通させる第1端子挿通孔と、前記第1コア収容室の前記コア挿入口から前記第2方向に挿入された前記第2端子金具の前記第1端子部を前記第1コア収容室から前記第2コア収容室に挿通させる第2端子挿通孔と、を有し、
    前記第2ハウジングは、前記端子収容室として、前記保持体から突出させた前記第1端子金具の前記第1端子部の自由端側及び前記保持体から突出させた前記第2端子金具の前記第2端子部の自由端側が前記第1ハウジングとの組付け完了位置で収容される第1端子収容室と、前記保持体から突出させた前記第1端子金具の前記第2端子部の自由端側及び前記保持体から突出させた前記第2端子金具の前記第1端子部の自由端側が前記第1ハウジングとの組付け完了位置で収容される第2端子収容室と、を有することを特徴とした請求項1又は2に記載のコネクタ。
  7. 前記ハウジング収容室に対する前記保持体の挿入方向に間隔を空けて並べられた複数の前記第1端子金具と、前記挿入方向に間隔を空けて並べられた複数の前記第2端子金具と、を備え、
    前記フェライトコアは、前記挿入方向に並べられた複数の前記端子部の組み合わせ毎に設けられ、かつ、前記貫通孔が前記挿入方向に並べられた複数の前記端子部毎に前記挿入方向に並べて形成されることを特徴とした請求項6に記載のコネクタ。
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