以下、本発明の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1は本発明の第1実施形態にかかるオーダーシステム1-1の一例を示す図である。同図に示すように、このオーダーシステム1-1は、複数の券売機10と、券売機管理装置(管理装置)50と、会員管理用サーバ80と、利用客用の複数の携帯端末100とを、通信回線140によって通信可能に接続して構成されている。
券売機(注文受付装置、販売機、商品販売データ処理装置)10は、例えば飲食店において、利用客(操作者)が商品(調理メニュー)に対応する食券(券)を購入するために設置されるものであり、1つの店舗(飲食店)S1,S2に1台(または複数台)設置される場合の他、複数の店舗(飲食店)S3-1~5に対して1台(または複数台)設置される場合がある。また各飲食店S1~S3には、キッチンプリンタやキッチンモニタなどの厨房端末を設置しておいても良い。厨房端末には、下記する注文商品の決済処理が完了したら、当該注文商品を調理などする指示が表示または印字などされる。
図2は、券売機10のシステム構成例を示す図である。同図に示すように、券売機10は、CPU11と、フラッシュメモリ13と、RAM15と、タッチパネル17と、通信部19と、発行部(発券手段)21と、スキャナ部23と、紙幣処理部25と、硬貨処理部27と、非現金決済処理部29とを、相互にデータ通信可能に通信手段31によって接続して構成されている。
CPU11は、券売機10の処理動作全体を制御する制御手段である。RAM15は主記憶装置に該当するものであり、CPU11が演算処理を実行する際の作業領域として用いられる。RAM15には商品ファイルが記憶される。図3はRAM15に記憶される商品ファイルの一例を示す図である。同図に示すように、商品ファイルは、各商品の商品コード(商品識別情報)、商品名、価格などの各種商品情報からなっている。
フラッシュメモリ13は補助記憶装置に該当するものであり、CPU11が実行するプログラムの他、CPU11が演算処理に際して利用する各種の設定データなどが記憶される。なおフラッシュメモリ13に代えて、例えばハードディスクなどの他の記憶装置を補助記憶装置として用いても良い。
タッチパネル17は、液晶パネルのような種々の画像をCPU11の制御によって表示する表示手段であると同時に、当該タッチパネル17に対して行われた操作(発券する商品を選択などする操作)に応じて出力される操作信号に基づきCPU11に所定の制御処理を実行させる操作手段(選択手段)である。通信部19は前記通信回路140などを介して外部、例えば券売機管理装置50や会員管理用サーバ80や携帯端末100などと通信を実行する送受信手段である。有線、無線を問わない。
発行部21は、タッチパネル17などを用いて登録・決済などが完了した商品の食券の発行を制御し、当該商品についての必要な情報を食券用の用紙に印刷し、印刷した食券(券)を発行口から排出する機構部を備えて構成される発券手段である。スキャナ部23は、例えば下記する携帯端末100のタッチパネル107に表示した2次元コードなどを読み取る読取手段である。
紙幣処理部25は、紙幣に関する処理全般を行う。具体的には、紙幣処理部25は紙幣投入口から投入された紙幣の種別を判定したり、投入された紙幣の枚数をカウントしたり、釣銭の返却の際に券売機10内部に設置した紙幣収納庫に格納されている紙幣の内から必要な金種の紙幣を選別して必要枚数を紙幣排出口から排出させるなどの動作を行う。硬貨処理部27は、硬貨に関する処理全般を行う。具体的には、硬貨処理部27は紙幣処理部25と同様、硬貨の鑑定処理、硬貨の金種毎の枚数カウント、券売機10内部に収納された硬貨の内から必要な金種の硬貨を選別して必要枚数を硬貨排出口から排出させるなどの動作を行う。非現金決済処理部29は、現金以外の決済処理全般(電子マネー決済やクレジット決済など)を行うものである。
券売機管理装置50は、通信回線140を介在して各券売機10や携帯端末100などに接続され、これら各機器との間で各種情報を送受信し管理する管理装置である。例えば券売機管理装置50は、券売機10に表示された下記する識別情報G42を携帯端末100が入力したことを携帯端末100から通知されると、当該入力した旨の情報を当該券売機10に出力する。
会員管理用サーバ80は、例えば、複数(単数でも良い)の店舗S1~S3において会員登録した利用客の管理を行う装置である。利用客は、例えば自身の携帯端末100に当該店舗の会員になるための専用のアプリケーションがインストールされている。また当該アプリケーションがインストールされていない場合は、例えば下記する券売機10に表示される識別情報(2次元コード)G42を読み込む際にダウンロードサイトに誘導し、当該アプリケーションをダウンロードさせるようにするなどしても良い。
携帯端末100は、券売機10を利用する利用客がそれぞれ保持する携帯端末、例えばスマートフォン(多機能電話機)であり、前記券売機10や券売機管理装置50、会員管理用サーバ80との間で各種の情報のやり取りを行うものである。図4は携帯端末100のシステム構成例を示す図である。同図に示すように、携帯端末100は、CPU101と、ROM103と、RAM105と、タッチパネル(タッチパネル兼用表示部、入力兼表示部)107と、通信部109と、スキャナ部(読取手段)110とを、通信回線111を介して接続して構成されている。CPU101は、ROM103に記憶された制御プログラムを実行することにより、携帯端末100の動作を制御する。ROM103は、前記制御プログラムや、タッチパネル107において表示される画像データ(画像フォーマット情報)等の各種情報を記憶する。RAM105は、種々の情報を一時記憶する。タッチパネル107は、液晶パネルのような種々の画像を表示する表示装置と、タッチパッドのような位置入力装置とを組み合わせた装置であり、携帯端末100を操作する利用客(携帯端末保持者)に対して情報を表示し、また画面上の表示を押下(タップ、ドラッグ、フリック等)することで入力を行う。通信部109は、外部の各種機器と通信するための通信インターフェースであり、上記通信回線140を経由して外部装置(券売機管理装置50や券売機10など)と通信を行う。スキャナ部110は、例えば下記する券売機10のタッチパネル17に表示した識別情報G42などを読み取る読取手段である。
通信回線140は、例えばインターネット等のネットワークや専用回線や電話回線等、種々の回線を含む概念であり、有線無線を問わない。要は、本オーダーシステム1-1を構成する各機器が、データ送受信可能に接続できる回線であれば、どのような回路であっても良い。
図5は、券売機10が実行する券売処理の一例を示す動作フロー図である。この図に示される処理は、CPU11がフラッシュメモリ13に記憶されているプログラムを実行することにより実現される。
まず、新規の利用客が券売機10の前に立つと、図6に示すような初期の第1商品選択画面G1-1(G1)が表示される(ステップ1-1)。同図に示すように、第1商品選択画面G1-1には、分類分けされた商品群ボタンG11,12,13,14が表示されている。そしてこの例では所望の商品群ボタンとして商品群ボタンG12が押下されたものとすると、図7に示すような第2商品選択画面G1-2(G1)が表示される。そしてこの第2の商品選択画面G1-2には、選択できる各種商品が表示されているので、これら商品の中から所望の商品を選択する(ステップ1-2)。選択するには、所望の商品を表示した部分を押下すればよい。商品の選択は、会計ボタンG16が押下されるまで、複数回繰り返して選択することができる(ステップ1-3の「N」)。選択された商品は、第2商品選択画面G1-2の下部の選択商品表示欄G15に表示され、且つ注文個数と合計金額も当該選択商品表示欄G15中に表示される。これらステップ1-1~1-3を用いて第1,第2商品選択画面G1(G1-1,G1-2)を表示させて商品を選択・登録させるCPU11やタッチパネル17などは、利用客により商品を登録する登録手段である。また第1,第2商品選択画面G1(G1-1,G1-2)は、取引開始画面である。そして上記商品の選択が完了すると、利用客は、第2商品選択画面G1-2中の会計ボタンG16を押下する(ステップ1-3の「Y」)。
会計ボタンG16が押下されると、券売機10は、店舗利用状況に関する情報を確認する(ステップ1-4)。店舗利用状況とは、現在の店舗の混雑状況であり、空いている席の有無や、満席の場合の待ち人数や、現在の待ち時間予測等がこの情報に該当する。この利用状況は、待情報である。店舗利用状況に関する情報は、例えば、ホールの店員の所持する携帯端末からの入力によって入手するが、それ以外に、店舗内に設置したカメラによる画像認識によって入手するなどの他の各種方法を用いて入手しても良い。各座席の利用状況は、ホール店員の携帯端末から変更することができる。例えば、利用客をテーブルに案内した際に当該テーブル番号に対して操作を行い“未使用”から“利用中”のステータスに変更する。同様に、当該テーブルの利用客の精算が完了した、または離席した、またはホール店員がテーブルを清掃し次の利用客に対応できる状況になった場合などに、携帯端末を操作し、“利用中”から“未使用”にすることができる。ステータスは2種類に限定されず、“予約中”などのステータスがあっても良い。“予約中”のステータスの場合、店員はそのステータスを把握することで、誤って利用客を案内することを防ぐことができる。テーブル、カウンターなどの座席の特定は、ホール店員の携帯端末画面に表示される選択肢から選ぶこともできるし、各座席に予め設置されたバーコード、2次元コード、ICタグなどを読み取ることで、“利用中”、“未使用”を切り替えるようにしても良い。混雑状況を通知する運用において、座席の利用状況を適切に且つ簡易に取得することが重要となる。また券売機10を使ってテーブルを特定する運用であれば、券売機10からテーブル番号を一意に特定操作されると“利用中”とし、携帯端末の際と同様にホール店員が清掃を完了した場合に、携帯端末から“未使用”に変更することができる。
券売機10は、上記店舗利用状況に関する情報から、現在、待ち時間なしで案内できる席があるか否かなどを判断し、待ち時間なしで案内できる席がある場合は、ステップ1-5において利用状況の表示を行わないで(ステップ1-5の「N」)、ステップ1-10に移行し、当該券売機10のタッチパネル17に、図8に示すような決済画面(精算画面)G2を表示する。決済画面G2には、商品合計欄G21や領収書要不要欄G23などの他に、使用可能決済選択欄G25が表示される。使用可能決済選択欄G25には、現金決済選択ボタンG251、クレジットカード決済選択ボタンG253、電子マネー決済選択ボタンG255、モバイル端末決済選択ボタンG257など、この券売機1で決済できる各種決済方法を表示している。
次に、利用客は、使用可能決済選択欄G25中の何れかのボタンを押下することで、決済方法を選択すると、図9に示すような、決済方法に合わせた決済画面G3が表示される。図9に示す例では、何れかの電子マネーによる決済方法を選択した場合の画面例を示している。そして、利用客は、精算画面G3に表示された指示に従って決済処理(精算処理)を行う(ステップ1-11)。
これによって、券売機10の発行部21で印刷された食券が券売機10の発行口から発券される(ステップ1-12)。同時に、決済された商品の注文情報が、図示しない厨房端末(キッチンプリンタやキッチンモニタ、以下同様)に送信され、当該商品の調理が指示される。
食券の代わりに、近距離通信などを用いて、予めアプリケーションソフトをダウンロードしておいた前記利用客の携帯端末100に取引に関する情報を送信し、当該携帯端末100の表示によって商品と交換するように構成しても良い。また食券の代わりに、ページャ端末にデータを送信して当該ページャ端末にて、配膳時に呼び出しを行うように構成しても良い。この場合、券売機10ではなく、それ以外の商品販売データ処理装置(注文受付装置、販売機)となる。
一方、ステップ1-5において、待ち時間なしで案内できる席がない場合は、ステップ1-5において利用状況の表示が必要と判断し(ステップ1-5の「Y」)、ステップ1-6に移行し、CPU11は、識別情報を生成する。識別情報は、例えば上記選択・登録した商品などに関する取引番号を含んだ情報であり、この識別情報を2次元コードで表示する。なお識別情報の表示手段としては、2次元コードの代わりに、バーコードや所定の取引番号などであっても良い。なお、取引番号を含んだ登録商品に関する詳細な情報は、別途券売機10から券売機管理装置50に送信しておき、携帯端末100から券売機管理装置50に問い合わせがあった時にその詳細な情報を携帯端末100に送信し、携帯端末100側で精算可能としても良い。要は、識別情報は、これを携帯端末100に取り込むことで、上記券売機10による取り引きを携帯端末100において継続できるのに必要な情報であればよい。
そして券売機10はそのタッチパネル17に、図10に示す識別情報等表示画面G4を表示する。識別情報等表示画面G4には、利用状況説明欄G41と、識別情報G42と、キャンセルボタンG43とが表示されている。利用状況説明欄G41には、現在の待ち人数と、キャンセルしないで待つ場合のその後の操作方法とが記載されている。このステップ1-7を用いて利用状況説明欄G41(下記する利用状況説明欄G91も同様)を表示させるCPU11やタッチパネル17などは、利用状況に関する情報を通知する通知手段である。
なお上記例では、利用状況説明欄G41と識別情報G42を同時に出力する例を示したが、それ以外にも、利用状況説明欄G41の表示の後、決済まで進んだ後に出力される券媒体やレシートに識別情報G42が印刷されても良い。このとき利用状況説明欄G41の表示例としては、例えば「申し訳ございません。現在の待ち人数が2人となります。お待ちいただける場合は決済に進んでください。」などが考えられる。この場合は、決済まで進んだ後の画面に、識別情報G42を表示する。さらに、決済の前においても、識別情報G42を手渡すことを目的として、決済の有無にかかわらず、券やレシートを印刷しても良い。なおこの例の場合、待情報は、利用状況説明欄G41に表示する他、識別情報G42にも待情報自体または待情報を取得できる情報を記憶している。
利用状況、即ち待情報は、例えば店舗の全席数と利用中席数(空き席数)と予約済み席数とから算出される。例えば、店舗全席数:15、利用中席数:15、予約済み席数:2、であった場合、直ちに入店はできないため、利用状況説明欄G41も表示態様として図10に示すような表示が行われる。
また、一人当たりの店舗利用時間(例えば10分/人)が予め設定されている場合には、予約済み席数2人(=20分)+利用所望(自分)人数1人(=10分)=計30分を予想待ち時間とすることができる。この場合、例えば図10の利用状況説明欄G41に、予想待ち時間を表示しても良い。
なお、利用中席数が店舗全席数未満であれば、入店可能であるため、上述のように図10のような待情報は報知されず、ステップ1-5から直ちにステップ10に移行し、決済画面G2,G3に遷移する。
そして、上記利用状況説明欄G41の記載を読んで、当該券売機10での取り引きをキャンセルする場合は、利用客はキャンセルボタンG43を押下する。これによって、ステップ1-8の「Y」からステップ1-1に移行し、券売機10は次の利用客用の新たな商品選択画面G1-1(図6参照)を表示する。このステップ1-7,1-8を用いてキャンセルボタンG43を表示させて選択させるCPU11やタッチパネル17などは、取引を中止する中止手段である。
一方、キャンセルしないで(ステップ1-8の「N」)、利用客が自身の携帯端末100に識別情報G42を読み込んで入力すると、当該入力操作を当該店舗の利用予約の意思表示とみなす。
そして当該携帯端末100に当該識別情報G43が入力されたことの情報が携帯端末100から券売機管理装置50を介して当該券売機10に通知され、当該通知があったことを確認した場合は、ステップ1-9の「Y」からステップ1-1に移行し、券売機10は次の利用客用の新たな商品選択画面(取引開始画面)G1-1(図6参照)を表示する。
つまり、待ち時間なしで案内できる席がない場合は、当該取り引きのキャンセルをするか否かを利用客に判断してもらい、キャンセルする場合でもしない場合でも、当該券売機10での操作は終了させ、次の利用客のための商品選択画面G1-1を表示する。そしてキャンセルしない場合は、引き続きの操作は、次に記載する利用客自身の携帯端末100において行う。これによって、店舗が混みあっているときの券売機10に対する一人当たりの占有時間を短くし、その利用効率を向上させる。
図12は、利用客の携帯端末100が実行する券売処理の一例を示す動作フロー図である。この図に示される処理は、CPU101がROM103に記憶されているプログラムを実行することにより実現される。
携帯端末100は、前記券売機10のタッチパネル17に表示された識別情報G42を読み取って入力すると(ステップ2-1)、当該携帯端末100を所持する利用客に関する情報(例えば利用客のID番号)と、当該識別情報との関連付けを行う(ステップ2-2)。この識別情報と利用客に関する情報(以下「ID情報」という)を関連付けるステップ2-2の処理を行うCPU101などを関連付け手段という。また読み取った識別情報G42に基づいて、待情報と取引番号などの取引情報とを取得する。これら待情報と取引情報は、識別情報G42が有している情報でも良いし、識別情報G42が有する情報を用いて券売機管理装置50などから取得した情報でも良い。
次に、当該携帯端末100から前記券売機10に例えば券売機管理装置50を介して識別情報を入力した旨(識別情報とID情報とを関連付けた旨)を送信・報知する(ステップ2-3)。以後、このオーダーシステム1-1上では、識別情報とID情報が紐付けられた状態となり、利用客は携帯端末100上で自身の取引を進めることができる。
そしてこの報知によって、上述のように、券売機10はステップ1-9からステップ1-1に戻り、次客のために商品選択画面G1-1を表示する(即ち表示手段に登録手段を表示する)。
次に、携帯端末100のタッチパネル107に図示しない予約情報入力画面を表示し、予約情報を入力する(ステップ2-4)。予約情報としては、例えば座席の指定や利用人数などがあり、これらを入力することを予約手段という。即ち、予約手段は、前記利用状況説明欄G41による通知に基づいて当該店舗の利用予約を行う手段である。
そして、前記読み取った識別情報G42に基づいて得られた取引情報や待情報などを用いて、携帯端末100のタッチパネル107に、例えば図11(a)に示すような注文内容確認画面G5を表示する(ステップ2-5)。注文内容確認画面G5には、前記券売機10において選択した選択商品覧G51や会計内容表示欄G53や利用状況表示欄G55や注文ボタンG57などが表示されている。選択商品覧G51には、商品名G511の他に、各商品の価格G513と個別削除ボタンG515とが表示されている。利用状況表示欄G55には、待ち人数が表示されているが、その代わりに予想待ち時間などを表示しても良い。また利用状況表示欄G55に表示する待ち人数や予想待ち時間などの表示は、時間の経過(利用状況の変化)に合わせて変更させていくことが、刻々と変わる利用状況の確認のために好ましい。なお、上記図示しない予約情報入力画面や注文内容確認画面G5中に、図示しないキャンセルボタンを表示し、これらの段階でも取引をキャンセル可能に構成しても良い。
そして注文ボタンG57を押下すると、図11(b)に示すような決済画面G6が表示される(ステップ2-6)。なお注文ボタンG57の押下のタイミングは、待ち人数や待ち時間がまだある段階でも良いし、待ち人数や待ち時間がゼロになった段階でも良い。決済画面G6は、利用客の携帯端末100に会員登録する際に、予め決済手段としてクレジット決済を選択しておいた場合の画面を示している。従って他の決済手段を選択していた場合は、当該決済手段用の画面が表示される。またこの決済画面G6を表示する前に、何れの決済手段を選ぶかを表示する決済手段選択画面を表示しても良い。
またこの決済画面G6には、クレジット決済選択ボタンG61と、券売機決済選択ボタンG65が表示されている。一般的には、クレジット決済選択ボタンG61を選択して(ステップ2-7の「Y」)、決済ボタンG63を押下すれば、当該決済処理が完了する(ステップ2-8)。これらステップ2-6~2-8を行うCPU101などは、前記読み取った識別情報G42に基づいて取得した取引情報に基づく決済処理を行う決済手段である。
ところで注文ボタンG57を押下する代わりに、待ち人数や予想待ち時間がゼロになったことを条件に、即ち店舗が利用可能な状態になったことを条件に、図11(b)に示すような決済画面G6を表示し(ステップ2-6)、本当に注文する意思があるか否かを問う構成にしても良い。この場合、注文内容確認画面G5中の注文ボタンG57の表示は省略しても良い。またこの場合は自動的に決済画面G6に移動するので、例えば決済画面G6中にキャンセルボタンを表示し、注文の意思が無ければ、この段階で当該取り引きをキャンセル可能とする構成としておくことが好ましい。
次に、決済画面G6による決済処理が完了すると、食事などの取引を行う意思が確実にあるものと判断し、利用予約を確定する(ステップ2-9)。この利用予約確定によって、タッチパネル107に、図13(a)に示すような注文番号画面G7を表示する(ステップ2-10)。注文番号画面G7には、予約が確定した注文番号G71や座席番号G72や注文内容G73や精算状態表示G75や利用店舗名称G77などが表示される。この注文番号画面G7には、「あと〇〇人」や、「あと〇〇分」のように、待情報を併記しても良い。また上記予約確定によって、図示しない厨房端末に商品情報が送信される。利用客は、前記座席番号G72の座席に移動し、前記注文番号G71が店舗内に表示または店員などによって呼び出されるのを待つ。なお、店舗のシステムや扱っている商品によっては、注文番号G71のみ、座席番号G72のみを表示するように構成しても良い。
一方、ステップ2-7において、券売機決済選択ボタンG65を選択した場合(ステップ2-7の「N」)は、図11(b)に点線で示す確認ボタンG67が実線表示される。そしてこの確認ボタンG67が押下されると、図13(b)に示すような注文番号画面G8が表示される(ステップ2-11)。注文番号画面G8には、注文番号G81や座席番号G82や注文内容G83や精算状態表示G85や利用店舗名称G87の他に、精算装置読取用識別情報G89が表示されている。精算装置読取用識別情報G89は、2次元コードを示しているが、バーコードや記号や数字などであっても良い。またこの精算装置読取用識別情報G89を読み取る精算装置としては、上記券売機10であっても良いし、別途設置した図示しないセルフ精算装置であっても良いし、店員が精算する精算装置であっても良い。
例えば精算装置として券売機10(商品登録に用いた券売機10でなくても良い)を用いた場合は、前記精算装置読取用識別情報G89を券売機10のスキャナ部23に読み取らせる。これによって当該券売機10のタッチパネル17には、上記図8に示すと同等の決済画面(精算画面)G2が表示されるので、使用可能決済選択欄G25中の何れかのボタンを押下することで、決済方法を選択すると、上記図9に示すと同等の、決済方法に合わせた決済画面G3が表示される(ステップ1-10と同等)。そして、利用客は、精算画面G3に表示された指示に従って決済処理(精算処理)を行う(ステップ1-11と同等)。
これによって、利用予約が確定し(このステップは図5に記載なし)、次に券売機10の発行部21で印刷された食券が券売機10の発行口から発券される(ステップ1-12と同等)。なお上記と同様、食券の代わりに、利用客の携帯端末100に情報を送信したり、ページャ端末にデータを送信するなどしても良い。同時に、決済された商品の注文情報が、図示しない厨房端末に送信され、当該商品の調理が指示される。利用客は、指定された座席に移動し、前記注文番号が店舗内に表示または店員などによって呼び出されるのを待つ。
ところで本第1実施形態においては、商品登録までの操作は券売機10に行わせ、決済処理は利用客の携帯端末100に委ねる構成としているが、商品登録の最初から携帯端末100を用いて処理を行わない理由は、以下の通りである。即ち、利用状況を気にせず、「すぐに食べられるだろう」と考えて来店した利用客への対応として、まずは券売機10で商品登録を受け付けてもらうことで快適且つスムーズな商品選択ができるからであり、また券売機10の方が携帯端末100よりも画面が大きいため、操作性が良く、またトッピングや各種特典・クーポンなども容易に表示できて選択し易く利用客に便利であり、またこのことから購買意欲を向上させることもできるからである。一方で券売機10の利用効率を上げるため、決済処理は利用客の携帯端末100を用いることとした。
〔第2実施形態〕
本発明の第2実施形態にかかるオーダーシステムは、利用客が携帯端末100を使用しないで、券売機10だけを使用して構成されるオーダーシステムである。このオーダーシステムの構成は、図1に示すオーダーシステム1-1において、携帯端末100を構成要件としないシステムであり、その他の構成はオーダーシステム1-1と同等なので、各構成機器の説明は省略する。即ち、このオーダーシステムは、複数の券売機10と、券売機管理装置50と、会員管理用サーバ80とを、通信回線140によって通信可能に接続して構成されている。
図15は、券売機10が実行する券売処理の一例を示す動作フロー図である。なお以下の説明において、上記第1実施形態で説明した内容と重複する部分の説明についてはその説明を省略する。
まず、新規の利用客が券売機10の前に立つと、第1実施形態と同様の図6に示すような初期の第1商品選択画面G1-1(G1)が表示される(ステップ3-1)。そしてこの例では所望の商品群ボタンとして商品群ボタンG12が押下されたものとすると、図7に示すような第2商品選択画面G1-2(G1)が表示される。そしてこの第2の商品選択画面G1-2に表示した商品の中から所望の商品を選択する(ステップ3-2)。商品の選択は、会計ボタンG16が押下されるまで、複数回繰り返して選択することができる(ステップ3-3の「N」)。そして上記商品の選択が完了すると、利用客は、第2商品選択画面G1-2中の会計ボタンG16を押下する(ステップ3-3の「Y」)。会計ボタンG16が押下されると、券売機10は、店舗利用状況に関する情報を確認する(ステップ3-4)。
券売機10は、上記確認した店舗利用状況に関する情報から、現在、待ち時間なしで案内できる席があるか否かなどを判断し、待ち時間なしで案内できる席がある場合は、利用状況の表示を行わないで(ステップ3-5の「N」)、ステップ3-9に移行し、当該券売機10のタッチパネル17に、図8に示すような決済画面(精算画面)G2を表示する。
次に、利用客は、使用可能決済選択欄G25中の何れかのボタンを押下することで、決済方法を選択すると、図9に示すような、決済方法に合わせた決済画面G3が表示される。図9に示す例では、何れかの電子マネーによる決済方法を選択した場合の画面例を示している。そして、利用客は、精算画面G3に表示された指示に従って決済処理(精算処理)を行う(ステップ3-10)。
この場合は、利用予約はしないので、ステップ3-11をスキップしてステップ3-12に移行し、券売機10の発行部21で印刷された食券が券売機10の発行口から発券される。同時に、決済された商品の注文情報が、図示しない厨房端末に送信され、当該商品の調理が指示される。食券の代わりに、当該利用客の携帯端末100に情報を送信したり、ページャ端末にデータを送信したりなどしても良い。
一方、ステップ3-5において、待ち時間なしで案内できる席がない場合は、利用状況の表示が必要と判断し(ステップ3-5の「Y」)、ステップ3-6に移行する。
そして券売機10はそのタッチパネル17に、図14に示す利用状況等表示画面G9を表示する。利用状況等表示画面G9には、利用状況説明欄G91と、予約ボタンG93と、キャンセルボタンG95とが表示されている。利用状況説明欄G91には、現在の待ち人数と、予約するか否かの操作方法の説明とが記載されている。
そして、上記利用状況説明欄G91の記載を読んで、当該券売機10での取り引きをキャンセルする場合は、利用客はキャンセルボタンG95を押下する。これによって、ステップ3-7の「Y」からステップ3-1に移行し、券売機10は次の利用客用の新たな商品選択画面G1-1(図6参照)を表示する。
一方、キャンセルしない場合は、利用客は予約ボタンG93を押下する(ステップ3-7の「N」)。これによって、券売機10のタッチパネル17に図示しない予約情報入力画面を表示し、予約情報を入力する(ステップ3-8)。予約情報を入力する行為を予約手段という。
予約情報が入力されると、次に、券売機10のタッチパネル17に、上記図8に示すと同等の決済画面(精算画面)G2が表示されるので、使用可能決済選択欄G25中の何れかのボタンを押下することで決済方法を選択すると、上記図9に示すと同等の、選択した決済方法に合わせた決済画面G3が表示される(ステップ3-9)。そして、利用客は、決済画面G3に表示された指示に従って決済処理(精算処理)を行う(ステップ3-10)。
次に、この場合は利用予約を行っているので、当該利用予約を確定する(ステップ3-11)。そして、ステップ3-12に移行し、券売機10の発行部21で印刷された食券を券売機10の発行口から発券する。同時に、決済された商品の注文情報が、図示しない厨房端末に送信され、当該商品の調理が指示される。食券の代わりに、利用客の携帯端末100に情報を送信したり、ページャ端末にデータを送信したりなどしても良いことは上記と同様である。利用客は、指定された座席に移動し、食券(又は携帯端末100など)に表示された注文番号が店舗内に表示または店員などによって呼び出されるのを待つ。
なお、ステップ3-6以降の、上記図示しない予約情報入力画面や、その後に表示される決済画面(精算画面)G2や決済画面G3などの何れの画面においても、前記図10に示す識別情報G42のような識別情報を表示することが好ましい。このように構成すれば、任意のタイミングで識別情報を取得することで、利用客自身の携帯端末100にて最新の待情報を確認することができる。さらに、ステップ3-12で発券される券やレシートにおいて識別情報を印刷するように構成すれば、上記と同様、最新の待情報を利用客自身の携帯端末100に報知することができる。
つまりこの実施形態においても、待ち時間なしで案内できる席がない場合は、当該取り引きのキャンセルをするか否かを利用客に判断してもらい、キャンセルする場合は、当該券売機10での操作は終了させ、次の利用客のための商品選択画面G1-1を表示する。これによって、店舗が混みあっているときの券売機10に対する一人当たりの占有時間を短くし、その利用効率を向上させることができる。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載がない何れの構成であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。
例えば、上記各実施形態では、利用予約が必要な場合に、利用客に、利用予約を行って待つか、或いは取引をキャンセルするかを選択させる構成としたが、利用予約を行う場合の更なる選択肢として、同一系列の他店舗への移動を選択できる構成としてもよい。
また上記各実施形態では、利用状況に関する情報を通知する通知手段(ステップ1-7やステップ3-6を実行するCPU11など)を券売機10側に持たせたが、当該機能は携帯端末100側に持たせても良い。この場合、例えば、上記図10に示す識別情報等表示画面G4中には識別情報G42だけを表示して携帯端末100にその情報を読み取らせ、次に携帯端末100のタッチパネル107に図10に示す利用状況説明欄G41に相当する欄とキャンセルボタンG43に相当するボタンとを表示する。
また上記実施形態では、取引を中止する中止手段(ステップ1-8やステップ3-7を実行するCPU11など)を券売機10側に持たせたが、当該機能は携帯端末100側に持たせても良い。この場合、例えば図10に示すキャンセルボタンG43を表示せず、その代わりに携帯端末100のタッチパネル107に表示した例えば図11(a)に示す注文内容確認画面G5や上記した図示しない予約情報入力画面にキャンセルボタンを表示する。
また上記実施形態では、決済手段による決済が完了した後に利用予約を確定する構成としたが、場合によっては、利用予約を確定させた後に決済手段による決済を完了させるように構成しても良い。
また上記実施形態では、券売機10に取引番号を有する識別情報を表示させ、これを携帯端末100に読み取らせることで、当該識別情報とID情報とを関連付ける構成としたが、逆に、携帯端末100のタッチパネル107に当該利用客を特定するためのID情報を表示させ、このID情報を券売機10のスキャナ部23に読み取らせることで、券売機10側で、当該券売機10において生成した識別情報と、読み込んだID情報とを関連付ける構成としても良い。この場合、例えば、券売機10から券売機管理装置50に上記関連付けた識別情報とID情報とを送信し、当該券売機管理装置50から当該識別情報に含まれる取引番号に紐付けられた商品情報などの精算に必要な情報を携帯端末100に送信し、これによって携帯端末100側で決済処理を行うように構成しても良い。
また上記実施形態では、図10に示す識別情報等表示画面G4を、利用状況の表示が必要な場合であって、且つ、図7に示す商品選択画面G1(第2商品選択画面G1-2)中の会計ボタンG16が押下されたときに表示する構成を示したが、当該識別情報等表示画面G4は、利用状況の表示が必要な場合であれば、座席などを案内できないことを知らせるため、会計ボタンG16が押下される以前の第1商品選択画面G1-1や第2商品選択画面G1-2の表示中等に表示しても良く、その表示タイミングは自由に設定可能である。この場合、第1商品選択画面G1-1や第2商品選択画面G1-2と並列に2画面として表示しても良いし、第1商品選択画面G1-1や第2商品選択画面G1-2の中に小さく表示しても良い等、種々の表示方法が考えられる。そのときの識別情報等表示画面G4には、まだ商品選択が終了していないので、識別情報G42は表示しなくても良い。このように構成しておけば、商品を選択する前に又はその途中の段階で、利用客のキャンセルが可能になるので、利用客と店舗の両者にとって無駄な時間をさらに節約できる。
《実施形態の総括》
[技術分野]
本発明は、券売機、オーダーシステム(販売処理システム、券売機システム)、券売方法及びプログラムに関するものである。
[背景技術]
従来、例えば利用客が券売機を操作して食券を購入したが、種々の理由(例えば混雑のため、当該食券の購入と同時には座席に着けない場合や、待ち時間が長い場合など)により、食券のキャンセルなどを希望される場合があり、そのような場合の処理(キャンセル処理など)が煩雑であった。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特許第4700767号公報
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、スムーズな商品の取引処理を行うことができる券売機、オーダーシステム、券売方法及びプログラムを提供することにある。
[課題を解決するための手段]
本発明は、利用客により商品を登録する登録手段と、前記登録された情報に基づく券を印刷する発券手段と、利用に当たり待ち人数または待ち時間の内の少なくとも何れか一方の待情報を表示する表示手段と、を備え、前記表示手段は、前記発券手段による発券よりも前に前記待情報を表示することを特徴とする券売機にある。
本発明によれば、発券手段による発券よりも前に(決済を完了させる前に)、当該店舗などの待情報(混雑状況)を利用客が認識できるので、利用客に取引の続行(発券や決済など)を行うか否かの決断の機会を与えることができる。これによって、利用客にとっては店舗などの待情報(混雑状況)に応じた対応ができ、店舗側にとっては例えば発券や決済を完了した後にその取引のキャンセル処理(払い戻し処理)を行うなどの煩雑な操作を回避(または軽減)することができ、全体としてスムーズな商品の取引処理を行うことができる。
即ち、食券購入後に、店舗が混雑していることを知った利用客が、待たされることによる食券の払い戻しの申し出を軽減することができる。これにより、払い戻しに要する店員作業を軽減できる。調理や配膳、片づけに注力できるように券売機を設置したにもかかわらず、払い戻しの作業により店員業務が煩雑になることを抑止することができる。
また食券購入後に店舗が混雑していることを知った利用客が、待たされることによる不満を持たないように、座席が利用できる状況になるまで利用客に任意な場所で待ってもらうことができるようになる。ネットワークを通じて利用客の携帯端末に利用状況(待情報)の通知がされることから、利用客は安心して店舗から離れることができ、店舗に向かうべきタイミングを把握することができる。また「狭い店内、寒い・暑い店外で待たされた」という印象を与えないので、店のイメージを崩さず、リピート率を向上させることができる。
また券売機に対する占有時間を短くすることができる。
また繁盛店などは券売機を設けたにもかかわらず、客捌き(混雑状況を目視により判断し利用客に伝える、食券を購入するタイミングを判断し伝える、長蛇の列の処理をする)のための店員を別途用意しなければならず、省力化としての券売機がその機能を十分に発揮しきれていなかった。これについても待情報を利用客に提示することで、混雑状況を目視により判断し伝える、食券を購入するタイミングを判断し伝える、長蛇の列を処理する、といった客捌き店員を用意することなく、利用客の意思で利用を判断させることができるようになる。さらに言えば、混んでいたとしても食券購入後にその場を離れることができるので、長蛇の列ができず、長蛇の列ができないことで、近隣住民や近隣店舗などに迷惑をかける心配もなくなる。
なお、登録手段による登録のタイミングと、表示手段による表示のタイミングは、この順番でなくても良い。例えば商品登録の後に待情報を表示する構成としても良いし、商品登録の前に待情報を表示する構成としても良い。
また本発明は、上記特徴に加え、前記待情報を取得するための識別情報を出力する出力手段を備え、前記出力手段による出力の後、前記表示手段に新たな取引開始画面を表示することを特徴としている。
待情報を取得するための識別情報は、上記実施形態では識別情報G42がこれに該当するが、上述のように、識別情報の出力態様としては、画面表示に限られず、発券された券媒体やレシート媒体などに印刷した識別情報もこれに含まれる。当該券媒体やレシート媒体は、識別情報のみを印刷した態様はもちろん、当該券売機で精算まで終えた後に印刷される券媒体やレシート媒体も含む。識別情報が画面表示される場合は利用客などの携帯端末で読み取られたことをトリガーとして取引を終了し、識別情報が印刷される場合は、その印刷処理が行われたことや当該印刷した媒体が取り出されたことの検出をトリガーとして取引を終了し、次の取引開始画面を表示することが好ましい。
待ち人がいないような場合は、識別情報の生成を行わない(2次元コードなどを表示しない)ように制御することもできる。
また本発明は、上記券売機と、利用客の携帯端末とを含むオーダーシステムであって、前記携帯端末は、前記待情報を取得するために前記券売機から出力された識別情報を読み取る読取手段と、前記読み取った識別情報に基づいて待情報と取引情報とを取得する取得手段と、前記取得した取引情報に基づく決済処理を行う決済手段と、を備えるオーダーシステムにある。
携帯端末とは、例えばスマートフォンなどをいう。
このオーダーシステムは、さらに券売機に通信可能に接続される管理装置を有する構成としても良い。
券売機で行っていた操作の一部を利用客の携帯端末で行うので、その分券売機のタッチパネルなどに指が触れる回数が減り、このため感染症対策にもなる。
また本発明は、券を発券する券売機としてのコンピュータを、利用客により商品を登録する登録手段と、前記登録された情報に基づく券を印刷する発券手段と、利用に当たり待ち人数または待ち時間の内の少なくとも何れか一方の待情報を表示する表示手段と、して機能させ、さらに前記表示手段が、前記発券手段による発券よりも前に前記待情報を表示するように機能させることを特徴とするプログラムにある。
また本発明は、利用客により商品を登録する登録ステップと、前記登録された情報に基づく券を印刷する発券ステップと、利用に当たり待ち人数または待ち時間の内の少なくとも何れか一方の待情報を表示する表示ステップと、を備え、前記表示ステップでは、前記発券手段による発券よりも前に前記待情報を表示することを特徴とする券売方法にある。
また本発明は、券を発券する券売機と、利用客の携帯端末とを含むオーダーシステムとしてのコンピュータを、前記券売機は、利用客により商品を登録する登録手段と、前記登録された情報に基づく券を印刷する発券手段と、利用に当たり待ち人数または待ち時間の内の少なくとも何れか一方の待情報を表示する表示手段と、して機能させ、さらに前記表示手段を、前記発券手段による発券よりも前に前記待情報を表示するように機能させ、一方、前記携帯端末は、前記待情報を取得するために前記券売機から出力された識別情報を読み取る読取手段と、前記読み取った識別情報に基づいて待情報と取引情報とを取得する取得手段と、前記取得した取引情報に基づく決済処理を行う決済手段と、して機能させることを特徴とするプログラムにある。
なお、上述の券売機10及び当該券売機10や携帯端末100などを含むオーダーシステム1-1としての機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムとしての上記券売機10やオーダーシステム1-1に読み込ませ、実行することにより、上記券売機10やオーダーシステム1-1としての処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD-ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部または外部に設けられた記録媒体も含まれる。配信サーバの記録媒体に記憶されるプログラムのコードは、端末装置で実行可能な形式のプログラムのコードと異なるものでもよい。すなわち、配信サーバからダウンロードされて端末装置で実行可能な形でインストールができるものであれば、配信サーバで記憶される形式は問わない。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に端末装置で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
また、上記記載及び各図で示した実施形態は、その目的及び構成等に矛盾がない限り、互いの記載内容を組み合わせることが可能である。また、上記記載及び各図の記載内容は、その一部であっても、それぞれ独立した実施形態になり得るものであり、本発明の実施形態は上記記載及び各図を組み合わせた一つの実施形態に限定されるものではない。