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JP7650442B2 - 運転支援装置 - Google Patents
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JP7650442B2 - 運転支援装置 - Google Patents

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Description

本発明は、運転支援装置に関する。
特許文献1には、自車両の後側方を走行する移動物(典型的には、他車両)について警報を発して自車両の運転者に注意喚起する運転支援装置が記載されている。この運転支援装置は、自車両の後側方に設定された警報エリアにて移動物が検出された場合、警報ランプを点灯させる制御を一次警報制御として実行するように構成されている。加えて、一次警報制御の実行中にウインカースイッチ(厳密には、自車両に対して移動物が存在している側に対応するウインカースイッチ)がオンしている場合、警報ランプを点滅させるとともにブザーを鳴動させる制御(即ち、注意喚起レベルが引き上げられた制御)を二次警報制御として実行するように構成されている。
特開2011-141746号公報
係る運転支援装置は、自車両の車線変更時の安全性を確保するために、移動物が警報エリアから退避した後も、所定の条件が成立するまでは一次警報制御を継続するように構成され得る。なお、所定の条件とは、例えば、警報エリアの前方に設定された車幅方向に延びている基準線を移動物の後端が通過してから所定の遅延時間が経過したという条件である。この構成によれば、自車両が移動物に追い抜かれた直後は、まだ遅延時間が経過していないため、一次警報制御が継続していると考えられる。このとき、自車両が車線変更(厳密には、移動物が走行している車線側への車線変更)を行う目的でウインカーレバーを操作し、これによりウインカースイッチがオンすると、運転者は移動物を確実に目視できているにも関わらず二次警報制御が実行される(別言すれば、注意喚起レベルが引き上げられる)ことになる。即ち、二次警報制御が不要に作動してしまい、運転者が煩わしさを感じる可能性がある。
本発明は、上述した問題に対処するためになされたものである。即ち、本発明の目的の一つは、二次警報制御の不要作動を少なくとも抑制し、運転者が煩わしさを感じる可能性を低減することが可能な運転支援装置を提供することにある。
本発明による運転支援装置(以下、「本発明装置」と称する。)は、
自車両(V)の周囲に存在する物標を検出し、前記検出された物標に関する情報を物標情報として取得可能な物標情報取得装置(11、12)と、
方向指示器を作動させるために前記自車両(V)の運転者により操作される操作器(WL)の操作状態を検出可能な方向指示器スイッチ(13)と、
警報を発出可能な警報装置(21、22)と、
前記警報装置(21)を制御して所定の一次警報を発することにより前記運転者に注意喚起する制御である一次警報制御と、前記警報装置(21、22)を制御して前記一次警報よりも警報の程度が高い所定の二次警報を発することにより前記一次警報制御と比較して前記運転者への注意喚起レベルを引き上げた制御である二次警報制御と、を実行可能な制御ユニット(10)と、
を備え、
前記制御ユニット(10)は、
前記物標情報に基づいて、前記自車両(V)のドアミラーに映らない領域である死角領域(R1)に移動物としての物標(Vt)が検出された場合又は前記死角領域(R1)に前記自車両(V)の後側方から急接近してくる物標(Vt)が検出された場合に、前記一次警報制御の開始条件が成立したと判定して前記一次警報制御を開始し、
前記物標情報に基づいて、前記一次警報制御の対象となる物標である一次警報対象物標(Vt)の後端(Pre)が、車両の運転者の目の位置の統計的分布に基づいて前記自車両(V)の所定の位置に予め設定される仮想線である第1基準線(L1)であって、前記死角領域(R1)の前端の位置又は前記前端よりも前方の位置において車幅方向に延びている第1基準線(L1)、を通過してから所定の遅延時間(Δt)が経過した場合に、前記一次警報制御の終了条件が成立したと判定して前記一次警報制御を終了し、
前記一次警報制御の実行中に、前記方向指示器スイッチ(13)により、前記操作器(WL)が、前記自車両(V)に対して一次警報対象物標(Vt)が存在している側に対応する方向に操作されていることが検出された場合(ステップ720:Yes)、前記二次警報制御の実行条件が成立したと判定する、
ように構成され、
前記制御ユニット(10)は、更に、
前記実行条件が成立したと判定した場合、前記物標情報に基づいて、一次警報対象物標(Vt)の後端(Pre)が、前記自車両(V)に対する所定の位置に予め設定される仮想線である第2基準線(L2)であって、前記第1基準線(L1)よりも前方の位置において前記車幅方向に延びている第2基準線(L2)、を通過しており、且つ、他に一次警報対象物標が存在していないときに成立する特定条件が成立しているか否かを判定し(ステップ730、ステップ750)、
前記特定条件が成立していると判定した場合(ステップ730:Yes且つステップ750:No)、前記実行条件が成立したとの判定結果に関わらず前記二次警報制御の実行を停止又は抑制し(ステップ760)、
前記特定条件が成立していないと判定した場合(ステップ730:No又はステップ750:Yes)、前記判定結果に従って前記二次警報制御を実行する(ステップ740)、
ように構成された、
運転支援装置。
本発明装置は、二次警報制御の実行条件が成立した場合、特定条件が成立しているか否かを判定する。特定条件とは、一次警報対象物標の後端が第2基準線を通過しており、且つ、他に一次警報対象物標が存在していないときに成立する条件である。本発明装置は、特定条件が成立していると判定した場合、二次警報制御の実行条件が成立したとの判定結果に関わらず、二次警報制御の実行を停止又は抑制し、特定条件が成立していないと判定した場合、上記判定結果に従って二次警報制御を実行するように構成されている。第2基準線は、第1基準線(車両の運転者の目の位置の統計的分布に基づいて予め設定される仮想線)よりも前方の位置に位置している。このため、一次警報対象物標の後端が第2基準線を通過している場合、自車両の運転者は当該一次警報対象物標を確実に目視することができる。従って、特定条件は、自車両の安全な車線変更を阻害する物標(阻害物標)が存在している可能性が極めて低い場合に成立する条件ということもできる。このように、本発明装置は、二次警報制御の実行条件が成立した場合には一律(自動的)に当該制御を実行するのではなく、特定条件の成立可否を判定し、阻害物標が存在している可能性が極めて低い場合には二次警報制御の実行を停止又は抑制するように構成されている。このため、本発明装置によれば、二次警報制御の不要作動を少なくとも抑制し、運転者が煩わしさを感じる可能性を低減することができる。
上記説明においては、発明の理解を助けるために、実施形態に対応する発明の構成要件に対して、実施形態で用いた符号を括弧書きで添えているが、発明の各構成要件は、前記符号によって規定される実施形態に限定されるものではない。
本発明の実施形態に係る運転支援装置の概略構成図である。 走行中における自車両の死角領域を示す図である。 走行中における自車両の急接近判定領域を示す図である。 一次警報制御の終了条件について説明するための図である。 二次警報制御の不要作動について説明するための図である。 特定条件について説明するための図である。 運転支援装置が備える運転支援ECUのCPUが実行するルーチン(二次警報制御実行抑制判定処理)を示すフローチャートである。
(実施形態)
以下、図面を参照して本実施形態に係る運転支援装置(以下、「本実施装置」とも称する。)について説明する。図1に示すように、本実施装置は、運転支援ECU10と、これに接続された前側方レーダセンサ11、後側方レーダセンサ12、ウインカースイッチ13、ドアミラーインジケータ21及びブザー22と、を備える。運転支援ECU10は、マイクロコンピュータを主要部として備える。ECUは、Electronic Control Unitの略である。マイクロコンピュータは、CPUと、ROM及びRAM等の記憶装置と、インターフェース(I/F)と、を含み、CPUはROMに格納されたインストラクション(プログラム)を実行することにより各種機能を実現するようになっている。以下では、本実施装置が搭載された車両を「自車両」と称する。
運転支援ECU10は、上記センサ11及び12が出力する信号、及び、上記スイッチ13が発生する信号を所定の演算時間が経過する毎に取得し、取得した信号に基づいてドアミラーインジケータ21及びブザー22を制御するように構成されている。以下では、運転支援ECU10を、単に「ECU10」とも称する。
前側方レーダセンサ11(物標情報取得装置)は、自車両の前側方(側方を含む)に存在する立体物に関する情報を取得する機能を有している。立体物は、他車両、自転車及び歩行者等の移動物と、ガードレール、側壁及び街路樹等の静止物と、を含む。
前側方レーダセンサ11は、左前側方レーダセンサ11Lと、右前側方レーダセンサ11Rと、を含む。左前側方レーダセンサ11L及び右前側方レーダセンサ11Rは、自車両のフロントバンパーの左角部及び右角部にそれぞれ設けられている。左前側方レーダセンサ11Lは、ミリ波帯の電波を自車両の左前側方(左側方を含む)に照射し、右前側方レーダセンサ11Rは、ミリ波帯の電波を自車両の右前側方(右側方を含む)に照射する。
前側方レーダセンサ11は、立体物が電波の照射範囲内に存在する場合、その立体物からの反射波を受信し、電波の照射タイミングと受信タイミング等に基づいて、立体物の有無、及び、自車両と立体物との相対関係(自車両から立体物までの距離、自車両に対する立体物の方位、及び、自車両に対する立体物の相対速度等)を演算する。別言すれば、前側方レーダセンサ11は、自車両の前側方に存在する立体物を検出する。
後側方レーダセンサ12(物標情報取得装置)は、自車両の後側方(側方を含む)に存在する立体物に関する情報を取得する機能を有している。後側方レーダセンサ12は、電波の照射範囲(立体物の検出範囲)が前側方レーダセンサ11と異なっているだけで、基本的な構成は同一である。このため、以下では、前側方レーダセンサ11との相違点について主に説明する。
後側方レーダセンサ12は、左後側方レーダセンサ12Lと、右後側方レーダセンサ12Rと、を含む。左後側方レーダセンサ12L及び右後側方レーダセンサ12Rは、自車両のリアバンパーの左角部及び右角部にそれぞれ設けられている。左後側方レーダセンサ12Lは、電波を自車両の左後側方(左側方を含む)に照射し、右後側方レーダセンサ12Rは、電波を自車両の右後側方(右側方を含む)に照射する。
後側方レーダセンサ12は、電波の照射タイミングと受信タイミング等に基づいて、立体物の有無、及び、自車両と立体物との相対関係を演算する。別言すれば、後側方レーダセンサ12は、自車両の後側方に存在する立体物を検出する。
以下では、前側方レーダセンサ11又は後側方レーダセンサ12によって検出された立体物を「物標」とも称する。前側方レーダセンサ11及び後側方レーダセンサ12は、それぞれ、物標に関する上記の情報を「前側方物標情報」及び「後側方物標情報」としてECU10に出力する。
ウインカースイッチ13(方向指示器スイッチ)は、図示しないウインカーレバーWLに設けられている。ウインカーレバーWLは、ウインカー(方向指示器)を点滅させるために運転者によって操作される操作器であり、ステアリングコラムに設けられている。ウインカーレバーWLは、運転者自身による運転操作により車線変更したり左折又は右折したりする場合に操作される。
具体的には、ウインカーレバーWLは、支軸を中心として中立位置から所定の角度だけ左回り又は右回りにそれぞれ回動した位置である右位置PR又は左位置PLに移動可能に構成されている。ウインカースイッチ13は、右ウインカースイッチ13Rと、左ウインカースイッチ13Lと、を含む。右ウインカースイッチ13Rは、ウインカーレバーWLが右位置PRにある場合にオンし(オン信号を発生し)、それ以外の場合にオフする(オフ信号を発生する)。左ウインカースイッチ13Lは、ウインカーレバーWLが左位置PLにある場合にオンし(オン信号を発生し)、それ以外の場合にオフする(オフ信号を発生する)。ECU10は、ウインカースイッチ13が発生した信号を取得し、当該信号に基づいてウインカーレバーWLの操作状態を検出する。
ドアミラーインジケータ21(警報装置)は、左ドアミラーインジケータ21Lと、右ドアミラーインジケータ21Rと、を含む。左ドアミラーインジケータ21Lは、自車両の左側のドアミラー(左ドアミラー)DML(図2参照)の所定の位置に設けられている。左ドアミラーインジケータ21Lが作動すると、所定のマーク(典型的には、自車両の左後側方に他車両が存在していることを示すマーク)が点灯又は点滅する。右ドアミラーインジケータ21Rは、自車両の右側のドアミラー(右ドアミラー)DMR(図2参照)の所定の位置に設けられている。右ドアミラーインジケータ21Rが作動すると、所定のマーク(典型的には、自車両の右後側方に他車両が存在していることを示すマーク)が点灯又は点滅する。左右のドアミラーインジケータ21L及び21Rは、互いに独立して作動するように構成されている。
ブザー22(警報装置)は、図示しないメータパネルに内蔵されている。ブザー22は、鳴動することにより音を発出する。
(作動の詳細)
ECU10は、ブラインドスポットモニタ(BSM: Blind Spot Monitor)機能を有する。BSM機能とは、走行中に自車両の死角領域(即ち、ドアミラーDMに映らない領域)にて物標が検出された場合、又は、当該死角領域に後側方から急接近してくる物標が検出された場合に警報を発することにより運転者に注意喚起し、これにより車線変更時の安全性を向上させる機能である。ECU10は、BSM機能として、一次警報制御及び二次警報制御を実行可能に構成されている。
一次警報制御とは、一次警報として、ドアミラーインジケータ21(厳密には、警報の対象となる物標が検出されているほうのインジケータ)を点灯させ、これにより運転者に注意喚起する制御である。二次警報制御とは、二次警報として、ドアミラーインジケータ21の状態を点灯から点滅に切り替えるとともに、ブザー22を鳴動させ、これにより運転者により強く注意喚起する制御である。即ち、二次警報は一次警報よりも警報の程度が高く、二次警報制御は一次警報制御と比較して運転者への注意喚起レベルが引き上げられた制御である。以下、一次警報制御及び二次警報制御について具体的に説明する。なお、図面を見易くするために、図面中の自車両の寸法と各種領域の寸法とを互いに異ならせて図示している場合がある。
まず、一次警報制御の開始条件について説明する。ECU10は、以下の条件1又は条件2の少なくとも一方が成立した場合、開始条件が成立したと判定し、条件を満たしている物標について一次警報制御を開始する。
(条件1)死角領域R1(後述)にて物標(移動物)が検出されている。
(条件2)急接近判定領域R2(後述)にて検出された物標(移動物)のTTC(後述)が所定のTTC閾値以下である。
条件1について図2を参照して説明する。図2は、走行中における自車両Vの死角領域R1を示す図である。図2では、自車両Vの進行方向が+x軸方向となるようにx軸を設定し、車幅右側方向が+y軸方向となるようにy軸を設定している(その他の図についても同様である。)。図2に示すように、死角領域R1は、死角領域R1Lと、死角領域R1Rと、を含む。死角領域R1Rは、自車両Vの右後側方(右側方を含む)に位置する矩形状の領域であり、所定の大きさを有する。具体的には、死角領域R1Rは、x軸方向に延びる長辺と、y軸方向に延びる短辺と、に囲まれており、長辺の長さはLx1、短辺の長さはLy1である(Lx1>Ly1)。死角領域R1Rは、自車両Vの車体の右側面から+y軸方向に所定の距離だけ離間している。また、死角領域R1Rの前方部分は、自車両Vの中央部分及び後方部分とx軸方向にオーバーラップしている。但し、死角領域R1Rの長辺のうち、自車両Vとオーバーラップしている部分の長さは、オーバーラップしていない部分の長さよりも短い。
死角領域R1Lは、自車両Vの前後軸(自車両Vの車幅中央を通過し且つx軸方向と平行な軸)に関して、死角領域R1Rと対称となるように配置されている。このため、死角領域R1Lについての詳細な説明は省略する。
死角領域R1Rは、右後側方レーダセンサ12Rの電波の照射範囲に含まれており、死角領域R1Lは、左後側方レーダセンサ12Lの電波の照射範囲に含まれている。ECU10は、後側方物標情報に基づいて、物標が移動物であるか否かを判定し、移動物であると判定した場合、当該物標の少なくとも一部が死角領域R1内に位置しているか否かを判定する。物標の少なくとも一部が死角領域R1内に位置していると判定した場合、ECU10は、当該物標について条件1が成立したと判定する。
続いて、条件2について図3を参照して説明する。図3は、走行中における自車両Vの急接近判定領域R2を示す図である。以下では、「急接近判定領域」を単に「領域」と称する場合がある。図3に示すように、領域R2は、領域R2Lと、領域R2Rと、を含む。領域R2Rは、自車両Vの右後側方に位置する矩形状の領域であり、所定の大きさを有する。具体的には、領域R2Rは、x軸方向に延びる長辺と、y軸方向に延びる短辺と、に囲まれており、長辺の長さはLx2、短辺の長さはLy2である(Lx2>Ly2)。領域R2Rの前端は、自車両Vの後端よりも僅かに前方(+x軸方向)に位置している。
急接近判定領域R2Rを死角領域R1R(図2参照)と比較すると、以下の関係が成立している。
・Ly2=Ly1
・Lx2>Lx1
但し、長さLy2と長さLy1とは必ずしも同じ値でなくてもよい。また、領域R2Rの形状は上記に限られず、例えば、台形状であってもよい。
領域R2Lは、自車両Vの前後軸に関して領域R2Rと対称となるように配置されている。このため、領域R2Lについての詳細な説明は省略する。
領域R2Rは、右後側方レーダセンサ12Rの電波の照射範囲に含まれており、領域R2Lは、左後側方レーダセンサ12Lの電波の照射範囲に含まれている。ECU10は、後側方物標情報に基づいて、物標が移動物であるか否かを判定し、移動物であると判定した場合、当該物標が領域R2内に位置しているか否かを判定する。物標が領域R2内に位置していると判定した場合、ECU10は、当該物標のTTCを演算してTTC≦TTC閾値が成立しているか否かを判定する。ここで、TTCとは、Time To Collisionの略であり、衝突予測時間(物標が自車両Vに衝突するまでに要すると予測される時間)を意味する。本実施形態では、「自車両Vに対する物標のx軸方向における相対距離」を、「自車両Vに対する物標のx軸方向における相対速度成分」で除算して得られた値をTTCと規定している。TTC閾値は、物標が自車両Vに接近する度合いが急であるか否かを決定する閾値であり、実験又はシミュレーションにより予め算出され得る。なお、本実施形態では、物標は+x軸方向に直進していると想定する。この場合、「自車両Vに対する物標のx軸方向における相対速度成分」は、「自車両Vに対する物標の相対速度」と同値である。また、TTCの演算方法は上記に限られない。
物標についてTTC≦TTC閾値が成立していると判定した場合、ECU10は、当該物標について条件2が成立したと判定する。なお、図2及び図3から明らかなように、領域R2R又はR2Lは、それぞれ、死角領域R1R又はR1Lとx軸方向に部分的にオーバーラップしている。このため、或る物標が条件1及び条件2の双方を満たす場合があり得る。
次に、一次警報制御の終了条件について説明する。ECU10は、以下の条件3乃至条件6の何れか1つが成立した場合、終了条件が成立したと判定し、条件を満たしている物標について一次警報制御を終了する。
(条件3)物標の後端が第1基準線L1(後述)を通過後、時間Tfが経過した。
(条件4)物標の前端が死角領域R1の後端から退避後、時間Treが経過した。
(条件5)物標の左端が死角領域R1の右端から退避後、時間Trが経過した。
(条件6)物標の中心が死角領域R1の左端から退避後、時間Tlが経過した。
条件3乃至条件6について図4を参照して説明する。図4は、自車両Vと、死角領域R1R内に位置している他車両Vtと、を示す図である。図4の例では、条件1が成立しているため、一次警報制御が開始されている。条件3乃至条件6の成立可否の判定方法は、死角領域R1LとR1Rとで同一である。このため、以下では、死角領域R1Rを例に挙げて説明し、死角領域R1Lについては詳細な説明を省略する。
まず、条件3について説明する。図4に示すように、一次警報制御の実行中は、ECU10は、自車両Vに第1基準線L1を設定する。第1基準線L1は、自車両Vの車体の左側面の位置PelL及び右側面の位置PelRを通過する、車幅方向に延びている仮想線である。位置PelL及び位置PelRは、それぞれ、左右のドアミラーDML及びDMRより後方に位置している。ここで、身長、体格及び性別等が異なる運転者の目の位置の統計的分布は楕円形(いわゆる、アイリプス(eyellipse))になることが知られている。第1基準線L1の位置はこのアイリプスに基づいて決定されている。このため、自車両Vの運転者の目の位置は、第1基準線L1上又はその近傍に位置していると見做すことができる。なお、アイリプスとは、「eye(目)」と「ellipse(楕円)」との合成語である。本実施形態では、第1基準線L1は、死角領域R1の前端よりも前方に位置している。しかしながら、死角領域R1の設定の仕方によっては第1基準線L1が死角領域R1の前端の位置に位置する場合もあり得る。
ECU10は、後側方物標情報に基づいて、他車両Vtの後端Preが第1基準線L1を通過したか否かを判定する。後端Preが第1基準線L1を通過したと判定した場合、通過した時点から所定の時間Tfが経過したか否かを判定する。時間Tfが経過したと判定した場合、ECU10は、他車両Vtについて条件3が成立したと判定する。
なお、後側方レーダセンサ12の性能によっては、他車両Vtが、その後端Preが第1基準線L1の近傍に位置するような地点を走行している場合、他車両Vtを適切に検出できない(即ち、後側方レーダセンサ12の電波の照射範囲に他車両Vtが含まれない)可能性がある。この場合、ECU10は、所定の演算時間が経過する毎に後側方レーダセンサ12から出力される後側方物標情報に含まれる他車両Vtの最新の相対速度で他車両Vtが走行を継続すると仮定して、条件3の成立可否を判定する。
続いて、条件4乃至条件6について説明する。ECU10は、後側方物標情報に基づいて、他車両Vtの前端Pfが死角領域R1Rの後端である辺e1から退避し、且つ、退避した時点から所定の時間Treが経過したか否かを判定する。前端Pfが辺e1から退避し、且つ、退避した時点から時間Treが経過したと判定した場合、ECU10は、他車両Vtについて条件4が成立したと判定する。
また、ECU10は、後側方物標情報に基づいて、他車両Vtの左端PlaLが死角領域R1Rの右端である辺e2から退避し、且つ、退避した時点から所定の時間Trが経過したか否かを判定する。左端PlaLが辺e2から退避し、且つ、退避した時点から時間Trが経過したと判定した場合、ECU10は、他車両Vtについて条件5が成立したと判定する。
更に、ECU10は、後側方物標情報に基づいて、他車両Vtの中心が死角領域R1Rの左端である辺e3から退避し、且つ、退避した時点から所定の時間Tlが経過したか否かを判定する。他車両Vtの中心が辺e3から退避し、且つ、退避した時点から時間Tlが経過したと判定した場合、ECU10は、他車両Vtについて条件6が成立したと判定する。
即ち、ECU10は、或る物標について条件1又は条件2の少なくとも一方が成立した時点で一次警報制御を開始し、それ以降は、当該物標について条件3乃至条件6の何れか1つが成立する時点まで一次警報制御を実行する。以下では、一次警報制御の対象となっている物標を「一次警報対象物標」とも称する。上記の説明から明らかなように、ECU10は、一次警報対象物標の全部(条件3乃至条件5)又は一部(条件6)が死角領域R1から退避した後も、所定の時間(時間Tf、時間Tre、時間Tr及び時間Tl)が経過するまでは一次警報制御を継続する。これら所定の時間は、車線変更時の安全性を確保するために予め定められている時間であるが、別言すれば、一次警報制御が終了するタイミングは、時間Tf、時間Tre、時間Tr及び時間Tlだけそれぞれ遅延するということもできる。従って、以下では、条件3乃至条件6の時間Tf、時間Tre、時間Tr及び時間Tlを「遅延時間Δt」とも称する。
次いで、二次警報制御の実行条件について説明する。ECU10は、一次警報制御の実行中に以下の条件7が成立した場合、実行条件が成立したと判定する。
(条件7)自車両に対して一次警報対象物標が存在している側に対応するウインカースイッチ13がオンしている。
条件7について説明する。ECU10は、一次警報制御の実行中、ウインカースイッチ13が発生した信号に基づいて左右のウインカースイッチ13L又は13Rの何れかがオンしているか否かを判定する。左右のウインカースイッチ13L又は13Rの何れかがオンしていると判定した場合、オンしている側のウインカースイッチ13が、自車両に対して一次警報対象物標が存在している側(即ち、左側又は右側)に対応しているか否かを判定する。対応している場合、ECU10は、条件7が成立したと判定する。
即ち、ECU10は、或る物標について一次警報制御を実行している期間中に条件7が成立した場合、条件7が成立している期間中、二次警報制御の実行条件が成立していると判定する。
ここで、仮に、ECU10が、二次警報制御の実行条件が成立していると判定した場合には一律に(自動的に)当該制御を実行するように構成されていると、二次警報制御の不要作動を引き起こし、運転者が煩わしさを感じる可能性がある。以下、図5を参照して具体的に説明する。図5は、他車両Vtが自車両Vを追い抜く場面を示す図である。図5の例では、ECU10は、二次警報制御の実行条件が成立していると判定した場合には一律に当該制御を実行するように構成されていると仮定する。
図5に示すように、自車両Vは速度vで直進しており、他車両Vtは速度vt(>v)で直進している。他車両Vtは、右側隣接車線(自車両Vが走行している車線に右側で隣接している車線)を走行している。他車両Vtの後端Preは、時刻t=T0にて第1基準線L1を通過しており、時刻t=T2にて第1基準線L1から距離dだけ前進している。時刻t=T2と時刻t=T0との差分は、条件3の遅延時間Δtに等しい(T2-T0=Tf)。即ち、ECU10は、他車両Vtの後端Preが第1基準線L1を通過してから遅延時間Δtが経過するまで、他車両Vtを一次警報対象物標と認識して一次警報制御を継続する。なお、距離dは、自車両Vに対する他車両Vtの相対速度vt-vをT1からT2まで時間積分することにより演算され得る。また、図5の例では、他車両Vtの他に一次警報対象物標は存在していないものとする。
ここで、自車両Vの運転者は、時刻t=T0の時点にて既に他車両Vtの一部を目視することができるため、遅延時間Δtが経過するまでの間に他車両Vtが自車両Vを追い抜いていくことは確実に目視できると考えられる。遅延時間Δtが経過するまでの間に運転者が右側隣接車線に車線変更する目的でウインカーレバーWLを操作して右ウインカースイッチ13Rがオンすると、ECU10は、条件7の成立により二次警報制御の実行条件が成立していると判定し、二次警報制御を開始(実行)する。この場合、運転者は他車両Vtを目視できており、且つ、他に一次警報対象物標が存在していないため、自車両Vは車線変更を安全に行うことができるにも関わらず二次警報制御が開始される(別言すれば、注意喚起レベルが引き上げられる)ことになるため、二次警報制御が不要に作動することとなり、運転者は煩わしさを感じる。
そこで、本実施形態では、ECU10は、二次警報制御の実行条件が成立していると判定した場合、一律に当該制御を実行するのではなく、「自車両Vの安全な車線変更を阻害する物標(以下、「阻害物標」とも称する。)が存在している可能性が極めて低い場合に成立する特定条件」が成立しているか否かを判定し、その成立可否に基づいて二次警報制御の実行を抑制するか否かを決定するように構成されている。以下、図6を参照して具体的に説明する。
図6は、時刻t=T1における自車両Vと他車両Vtとの相対位置関係を示す図である。図6の例では、二次警報制御の実行条件が成立している。即ち、他車両Vtについて一次警報制御が実行されており、且つ、右ウインカースイッチ13Rがオンしている。別言すれば、時刻t=T1は、他車両Vtの後端Preが第1基準線L1を通過してから遅延時間Δtが経過するまでの間の時刻である。また、図6の例でも、他車両Vtの他に一次警報対象物標は存在していないものとする。
図6に示すように、二次警報制御の実行条件が成立している期間中は、ECU10は、自車両Vに第2基準線L2を設定する。第2基準線L2は、自車両Vの前端Pfを通過し車幅方向に延びている仮想線である。即ち、第2基準線L2は、第1基準線L1よりも前方の位置に設定されている。このため、他車両Vtの後端Preが第2基準線L2を通過している場合、運転者は当該他車両Vtを確実に目視できると考えられる。このように、運転者が自車両Vを追い抜いていく他車両Vtを確実に目視でき、且つ、他に一次警報対象物標が存在していない場合は、阻害物標が存在している可能性が極めて低いため、たとえ遅延時間Δtが経過していなくても、自車両Vは十分安全に車線変更を行うことができると考えられる。このため、ECU10は、以下の条件8及び条件9が何れも成立している場合に特定条件が成立すると判定するように構成されている。
(条件8)一次警報対象物標の後端が第2基準線L2を通過している。
(条件9)他に一次警報対象物標が存在していない。
まず、条件8について説明する。ECU10は、前側方物標情報に基づいて、一次警報対象物標(図6の例では、他車両Vt)の後端Preが第2基準線L2を通過したか否かを判定し、通過していると判定した場合、当該一次警報対象物標について条件8が成立したと判定する。なお、上述したように、ECU10は、所定の演算時間が経過する毎に前側方レーダセンサ11及び後側方レーダセンサ12から出力される前側方物標情報及び後側方物標情報をそれぞれ取得する。ECU10は、取得したこれら前側方物標情報及び後側方物標情報を統合して処理する。このため、或る物標が自車両Vより高速で走行し、その結果、当該物標を検出するレーダセンサが後側方レーダセンサ12から前側方レーダセンサ11に切り替わっても、自車両Vと当該物標との相対関係の推移に基づいて、ECU10は、物標を適切に同定することができる。なお、本実施形態では、第2基準線L2は自車両Vの前端Pfを通過する位置に設定されるが、この構成に限られず、例えば、第2基準線L2は前端Pfよりも若干前方の位置(即ち、自車両Vから離間した位置)に設定されてもよいし、前端Pfよりも後方の位置(但し、第1基準線L1よりは前方の位置)に設定されてもよい。
続いて、条件9について説明する。ECU10は、条件8が成立したと判定した場合、後側方物標情報に基づいて他に一次警報対象物標が存在していないか否かを判定し、存在していないと判定した場合、条件9が成立していると判定する。
ECU10は、条件8及び条件9の成立により特定条件が成立していると判定した場合、阻害物標が存在している可能性は極めて低いと判定し、二次警報制御の実行条件が成立しているとの判定結果に関わらず、当該制御の実行を抑制する。具体的には、ドアミラーインジケータ21の状態を点灯から点滅に切り替える一方で、ブザー22の鳴動を停止する。なお、特定条件が成立していると判定した場合、二次警報制御の実行を抑制する代わりに二次警報制御を停止するように構成されてもよい。
一方、特定条件が成立していないと判定した場合、ECU10は、阻害物標が存在している可能性があると判定し、二次警報制御の実行条件が成立しているとの判定結果に従って、当該制御を実行する。
(具体的作動)
続いて、二次警報制御の実行を抑制するか否かを判定するためのECU10の具体的作動について説明する。ECU10のCPUは、イグニッションスイッチがオンしている期間中、所定の演算時間が経過する毎に図7にフローチャートにより示したルーチン(二次警報制御実行抑制判定処理)を繰り返し実行するように構成されている。
所定のタイミングになると、CPUは、ステップ700からステップ710に処理を進め、一次警報制御の実行中であるか否かを判定する(条件1乃至条件6)。別言すれば、CPUは、一次警報対象物標が存在しているか否かを判定する。一次警報制御が実行されていない場合(ステップ710:No)、CPUは、ステップ795に処理を進め、本ルーチンを一旦終了する。一方、一次警報制御が実行中である場合(ステップ710:Yes)、CPUは、ステップ720に処理を進める。
ステップ720では、CPUは、ウインカースイッチ13が発生する信号に基づいて、ウインカースイッチ13(厳密には、自車両に対して一次警報対象物標が存在している側に対応するウインカースイッチ13)がオンしているか否かを判定する(条件7)。ウインカースイッチ13がオフしている場合(ステップ720:No)、CPUは、二次警報制御の実行条件は成立していないと判定し、ステップ795に処理を進め、本ルーチンを一旦終了する。一方、ウインカースイッチ13がオンしている場合(ステップ720:Yes)、CPUは、二次警報制御の実行条件が成立していると判定し、ステップ730に処理を進める。
ステップ730では、CPUは、前側方物標情報に基づいて、一次警報対象物標の後端Preが第2基準線L2を通過しているか否かを判定する(条件8)。通過していない場合(ステップ730:No)、CPUは、特定条件が成立していない(阻害物標が存在している可能性がある)と判定し、ステップ740に処理を進め、二次警報制御を実行する。即ち、注意喚起レベルを引き上げる。その後、CPUは、ステップ795に処理を進め、本ルーチンを一旦終了する。一方、通過している場合(ステップ730:Yes)、CPUは、ステップ750に処理を進める。
ステップ750では、CPUは、他に一次警報対象物標が存在しているか否かを判定する(条件9)。他に一次警報対象物標が存在している場合(ステップ750:Yes)、CPUは、特定条件が成立していない(阻害物標が存在している可能性がある)と判定し、ステップ740に処理を進め、二次警報制御を実行する。その後、CPUは、ステップ795に処理を進め、本ルーチンを一旦終了する。一方、他に一次警報対象物標が存在していない場合(ステップ750:No)、CPUは、特定条件が成立している(阻害物標が存在していない)と判定し、ステップ760に処理を進める。
ステップ760では、CPUは、二次警報制御の実行を抑制する。これにより、二次警報制御の不要作動が抑制され、運転者が煩わしさを感じ難くなる。その後、CPUは、ステップ795に処理を進め、本ルーチンを一旦終了する。
以上説明したように、本実施装置は、二次警報制御の実行条件が成立した場合、特定条件が成立しているか否かを判定する。そして、特定条件が成立していると判定した場合、二次警報制御の実行条件が成立したとの判定結果に関わらず、二次警報制御の実行を抑制し、特定条件が成立していないと判定した場合、上記判定結果に従って二次警報制御を実行するように構成されている。特定条件は、自車両の安全な車線変更を阻害する物標(阻害物標)が存在している可能性が極めて低い場合に成立する条件である。このため、本実施装置によれば、二次警報制御の不要作動を抑制し、運転者が煩わしさを感じる可能性を低減することができる。
以上、実施形態に係る運転支援装置について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限り、種々の変更が可能である。
例えば、ECU10は、二次警報制御として、ドアミラーインジケータ21の点滅及びブザー22の鳴動に加えて、操舵ハンドルを振動させるように構成されてもよい。この場合、特定条件の成立により二次警報制御の実行を抑制するときは、操舵ハンドルの振動を停止するように構成され得る。
10:運転支援ECU、11:前側方レーダセンサ、12:後側方レーダセンサ、13:ウインカースイッチ、21:ドアミラーインジケータ、22:ブザー

Claims (1)

  1. 自車両の周囲に存在する物標を検出し、前記検出された物標に関する情報を物標情報として取得可能な物標情報取得装置と、
    方向指示器を作動させるために前記自車両の運転者により操作される操作器の操作状態を検出可能な方向指示器スイッチと、
    警報を発出可能な警報装置と、
    前記警報装置を制御して所定の一次警報を発することにより前記運転者に注意喚起する制御である一次警報制御と、前記警報装置を制御して前記一次警報よりも警報の程度が高い所定の二次警報を発することにより前記一次警報制御と比較して前記運転者への注意喚起レベルを引き上げた制御である二次警報制御と、を実行可能な制御ユニットと、
    を備え、
    前記制御ユニットは、
    前記物標情報に基づいて、前記自車両のドアミラーに映らない領域である死角領域に移動物としての物標が検出された場合又は前記死角領域に前記自車両の後側方から急接近してくる物標が検出された場合に、前記一次警報制御の開始条件が成立したと判定して前記一次警報制御を開始し、
    前記物標情報に基づいて、前記一次警報制御の対象となる物標である一次警報対象物標の後端が、車両の運転者の目の位置の統計的分布に基づいて前記自車両の所定の位置に予め設定される仮想線である第1基準線であって、前記死角領域の前端の位置又は前記前端よりも前方の位置において車幅方向に延びている第1基準線、を通過してから所定の遅延時間が経過した場合に、前記一次警報制御の終了条件が成立したと判定して前記一次警報制御を終了し、
    前記一次警報制御の実行中に、前記方向指示器スイッチにより、前記操作器が、前記自車両に対して一次警報対象物標が存在している側に対応する方向に操作されていることが検出された場合、前記二次警報制御の実行条件が成立したと判定する、
    ように構成され、
    前記制御ユニットは、更に、
    前記実行条件が成立したと判定した場合、前記物標情報に基づいて、一次警報対象物標の後端が、前記自車両に対する所定の位置に予め設定される仮想線である第2基準線であって、前記第1基準線よりも前方の位置において前記車幅方向に延びている第2基準線、を通過しており、且つ、他に一次警報対象物標が存在していないときに成立する特定条件が成立しているか否かを判定し、
    前記特定条件が成立していると判定した場合、前記実行条件が成立したとの判定結果に関わらず前記二次警報制御の実行を停止又は抑制し、
    前記特定条件が成立していないと判定した場合、前記判定結果に従って前記二次警報制御を実行する、
    ように構成された、
    運転支援装置。
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