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JP7650451B2 - フィードバックのオーバーヘッドを低減するための方法および装置 - Google Patents
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フィードバックのオーバーヘッドを低減するための方法および装置 Download PDF

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Description

本開示は、無線通信の分野に関連し、特に、通信ネットワークにおける効率的な振幅および位相の量子化および係数の報告を採用することにより、フィードバックのオーバーヘッド(例えば、CSIフィードバック)を低減するための方法および装置に関する。
ビームフォーミングは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)のリリース(Rel.)15の重要な部分であり、無線基地局(以下、gNB)とユーザ機器(UE)が空間的にプリコードされたパイロット信号を用いて通信リンクを確立し、適応させることを可能にする新無線(NR)アクセス技術を定義している。通信リンクを改善し、ビームフォーミング技術を効率的に適応させるための5Gにおける重要な情報は、チャネル状態情報すなわちCSIのフィードバック報告に関するgNBおよび/またはUEから報告されるフィードバックである。
リリース15第2タイプCSI報告では、デュアルステージプリコーディングがサブバンド基底ごとに周波数領域で実行されること、すなわち単一のプリコーダが、隣接する物理リソースブロック(PRB)のグループ(「サブバンド」と呼ばれる)に対して計算されることを想定している。リリース15第2タイプ二段式プリコーダは、2つのコンポーネントから構成されている。Fと呼ばれる第1段プリコーダは、すべてのサブバンドについて同一であり、離散フーリエ変換ベースのコードブック(DFTベースのコードブック)から選択されたエントリ/ビームを含む。Fと呼ばれる第2段プリコーダは、全サブバンドについてのサブバンド依存ビーム結合係数を含む。
ビーム結合係数を報告するためのフィードバックオーバーヘッドは、サブバンドの数に応じてほぼ線形に増加し、サブバンドの数が多い場合にはかなり大きくなる。リリース15第2タイプCSI報告の高いフィードバックオーバーヘッドを克服するために、3GPP-Radio Access Network(RAN)標準化会議3GPP RAN#81の非特許文献1において、第2段プリコーダFのフィードバック圧縮方式を検討することが決定された。非特許文献2~7では、DFTまたは離散コサイン変換(DCT)基底ベクトルの少数を用いてFを遅延領域に変換すると、Fのビーム結合係数の数が大幅に削減されることが実証されている。
[リリース15デュアルステージプリコーディングとCSI報告]
gNBでのランクRの送信と、構成(N,N,2)を伴うデュアル偏波アンテナアレイとを仮定すると、第sサブバンドと第r伝送層とのための非特許文献8で開示されているリリース15ダブルステージプリコーダは次のように与えられる。
Figure 0007650451000001
ここで、プリコーダ行列F(r)(s)は、ポート数に対応する2N行と、報告サブバンド/PRBを報告するためのS列とを有する。行列F (r)∈C(PN1N2×2L)(Cは白抜き文字)は、すべてのS個のサブバンドに対して同一である、両偏波についての2L個の空間ビームを含む広帯域第1段プリコーダである。sFは、2L個の空間ビームに関連付けられた2L個の広帯域振幅を含む対角行列であり、F (r)(s)は、第sサブバンドの2L個の空間ビームに関連付けられた2L個のサブバンド(サブバンドの振幅と位相)複素周波数領域結合係数を含む第2段プリコーダである。
非特許文献8によれば、f^ (r)(s)(^はfの直上に表記)における広帯域振幅行列Fとサブバンド結合係数との報告と量子化とは、以下のように量子化され、報告される。
[行列Fの広帯域振幅の量子化と報告]
振幅値が1の最強ビームに対応する広帯域振幅は報告されない。残りの2L-1個のビームの広帯域振幅値は、それぞれの振幅値を3ビットで量子化して報告される。
サブバンドプリコーダf^ (r)(s)の振幅値と位相値との量子化と報告とについて:
・第1先行ビームに関連付けられた係数の振幅値と位相値とは報告されない(それらは1と0に等しいと仮定される)。
・各サブバンドについて、最初のB-1個の先行ビーム(第1先行ビーム以外)に関連するB個の係数の振幅は、1ビット-[√0.5 1]である。
・残りの2L-B個のビームの振幅値は報告されない(それらは1に等しいと仮定される)。
・各サブバンドについて、最初のB-1個の先行ビーム(第1先行ビーム以外)に関連付けられたB-1個の係数の位相値は、3ビットで量子化される。
・残りの2L-B個のビームの位相値は2ビットで量子化される。
・サブバンド振幅が報告される先行ビームの数は、構成された空間ビームの合計数L=2、3、または4の場合、それぞれB=4、4、または6で与えられる。
[空間遅延プリコーダ]
すべてのS個のサブバンドについてのプリコーダF(r)(s)を行列F(r)に集めると、非特許文献2、非特許文献3、および非特許文献7が得られる。
Figure 0007650451000002
すると、第2段プリコーダF (r)は次のように書ける。
Figure 0007650451000003
ここで、第u行には、S個のサブバンドに亘る第uビームに関連した複素結合係数が含まれている。
Figure 0007650451000004
サブバンドプリコーダf (r)上の変換を考えると、全体のプリコーダは次のように書ける。
Figure 0007650451000005
ここで、行列W (r)∈C(2L×V)(Cは白抜き文字)は複素結合係数を含み、行列K (r)∈C(V×S)(Cは白抜き文字)は周波数領域で圧縮を行うために使用される複数の基底ベクトルから構成される。一般に、V<Sの場合、結合係数F (r)の圧縮が達成される。各DFT/DCT基底ベクトルがサブバンド上の線形位相増加をモデル化しているため、式(3)のW (r)の各複素係数は、特定の遅延(変換領域内)に関連付けられている。
空間ビームの数と空間ビームのインデックスとは、伝送層にわたって異なっていても、同一であっても、部分的に同一であっても、非同一であってもよい。
さらに、空間ビームに関して、遅延は、ビームにわたって部分的に同一または非同一であってもよい。層にわたって異なる空間ビームの構成のために、遅延構成も同様に層にわたって変化してもよい。したがって、ビーム構成および遅延構成の複数の構成が可能である。しかしながら、空間遅延プリコーダの空間ビーム構成と遅延構成とは、無線チャネルの物理的構造と整合されなければならない。無線チャネルは、それぞれの遅延に関連付けられた散乱の複数のクラスタで構成されている(図1の第1チャネルクラスタ#1、第1遅延#1、…、第3チャネルクラスタ#3、第2遅延#2を参照)。
図1の例では、gNBの各送信空間ビーム(この例では第1ビーム#1、第2ビーム#2、第3ビーム#3、および第4ビーム#4)は、対応する遅延を有する単一または数個のチャネルクラスタに関連付けられている。第1ビーム#1は、第1クラスタ#1と第1遅延#1とに関連付けられている。第2ビーム#2と第3ビーム#3とは、直接の直線距離(LOS:Line Of Sight)チャネルコンポーネントと第3クラスタ#3と第3遅延#3とに関連付けられている。第4ビーム#4は、第2クラスタ#2と第2遅延#2とに関連付けられている。示されているように、第1クラスタ#1および第2クラスタ#2の遅延は、第3クラスタ#3の遅延(UEに最も近い)とは異なり、かつ長い。
UEでの無線チャネルのエネルギーの大部分を捕捉するために、第1段プリコーダの空間DFT/DCTビームはチャネルクラスタの方向を指す必要がある。典型的なチャネル設定では、クラスタはgNBの周りに一様に分布しており、各送信空間ビームは、単一または数個の隣接クラスタに関連付けられている。さらに、チャネルクラスタの一様分布により、各クラスタは異なる遅延に関連付けられる。各空間ビームが関連付けられるクラスタの数は、主にビーム幅(これは、gNBにおけるアンテナアレイの開口サイズに関連している)に依存する。ビーム幅が大きいほど(すなわち、アンテナアレイの開口サイズが小さいほど)、空間ビームに関連付けられるチャネルクラスタの数が多くなる。したがって、各空間ビームの遅延構成(ビームあたりの遅延の数と遅延の値と)は、空間ビームが関連付けられているチャネルクラスタ(複数可)に依存する。
変換されたプリコーダでは、各空間ビームは、単一の遅延または小さな遅延セットに関連付けられている。したがって、送信ビームは、送信前に特定の遅延によって「遅延」される。遅延は、すべての2L個のビームがUEでコヒーレントに結合されるように選択される必要がある。各遅延は、サブバンド上の線形位相増加をモデル化したDFT/DCTベクトルのエントリで表されることに注意されたい。
したがって、空間ビームの遅延の選択は、DFT/DCTベクトルの選択と同じである。チャネルクラスタの遅延分布のため、ある空間ビームに関連する遅延は、別の空間ビームに関連する遅延とは異なる可能性があることを理解すべきである。同様に、遅延構成(遅延の数および遅延値)は、異なるビームに対して異なりうる。異なる遅延構成については、出願人の非特許文献2、3、7で詳細に議論されている。非特許文献7は、本出願が出願された時点ではまだ公開されておらず、したがって、非特許文献7は、本出願の特許請求の範囲および教示の主題のための先行技術とはみなされないことに注意されたい。
空間ビームごとに異なるDFT/DCTベクトルが使用される場合、すべての構成された空間ビームのすべての選択されたDFT/DCTベクトルを含む行列は、変換のための共通行列を形成するために使用されてもよい。共通の変換行列は、すべてのビームの選択されたすべてのDFT/DCTベクトルを含む。このような行列が変換のために使用される場合、ビームに関連付けられた結合係数は、関連付けられたDFT/DCTベクトルについてのみ、少数の非ゼロの係数を含み、他の場所ではゼロである。したがって、式(3)の行列W (r)の複素結合係数は、ゼロに近い値を多数含んでいてもよい。
サムソン,「改訂WID:NRのためのMIMO強化」,RP-182067,3GPP RAN#81,ゴールドコースト、オーストラリア、2018年9月10日-13日 フラウンホーファーIIS、フラウンホーファーHHI、「第2タイプCSI報告スキームの強化」、R1-1806124、釜山、韓国、2018年5月21日-25日 フラウンホーファーIIS、フラウンホーファーHHI、「第2タイプCSI報告の強化」、R1-1811088、成都、中国、2018年10月8日-12日 フラウンホーファーIIS、フラウンホーファーHHI、「mm波チャネルのための空間遅延vsサブバンドプリコーディング」、R1-1800597、バンクーバー、カナダ、2018年1月22日-26日 エリクソン,「MU-MIMO支援のためのCSI強化」、R1-1811193,成都,中国,2018年10月8日-12日 ファーウェイ、HiSilicon、「MU-MIMO対応のCSI強化に関する議論」、R1-1810103、成都、中国、2018年10月8日-12日 フラウンホーファーIIS、フラウンホーファーHHI、「第2タイプCSI報告スキームの強化」、R1-1813130、スポケーン、米国、2018年11月12日-11月16日 3GPP TS 38.214 V15.3.0、「3GPP;TSG RAN;NR;データの物理層手順(リリース15)」、2018年9月 ノキア、ノキア上海ベル、「MU-MIMO強化のためのCSIフィードバックオーバーヘッド削減」、R1-1813488、2018年11月12日-16日
フィードバックのオーバーヘッドを低減するための方法を改善する余地がある。
本明細書の目的は、ビームフォーミングおよび/またはMIMO動作を採用する通信ネットワークにおいて、効率的な振幅および位相の量子化および係数の報告を採用することにより、(CSI)フィードバックオーバーヘッドを低減するための、ユーザ機器(UE)および無線基地局またはネットワークノードまたはgNBのそれぞれの形態の方法および装置を提供することである。さらに、本実施形態は、変換された結合係数をいかに効率的に量子化して報告するかという問題に対処する。
本明細書のある実施形態の側面によれば、MIMO動作を採用する通信ネットワークにおけるCSIに関連するフィードバックオーバーヘッドを低減するためにUEによって実行される方法が提供される。
・プリコーダ行列W (r)の第(i,j)結合係数に対応する各エントリを、少なくとも2つの係数に分解する工程であって、rは第r伝送層を示し、前記第(i,j)結合係数は第iビームと第j遅延とに関連付けられており、各結合係数は振幅情報と位相情報とに関連付けられている。
・前記少なくとも2つの結合係数のそれぞれを、個別に、少なくとも1ビットで量子化する工程。および
・前記量子化された係数の少なくとも1つの位相値または少なくとも1つの振幅値、または前記量子化された係数の少なくとも1つの位相値および振幅値に関連する情報を報告する工程。
本明細書の別の実施形態によれば、通信ネットワークにおけるフィードバックオーバーヘッドを低減するためのUEの形態の装置が提供され、UEはプロセッサおよびメモリを備え、前記メモリは前記プロセッサによって実行可能な命令を含み、それによって前記UEは、請求項1~29の方法の主題のいずれか1つを実行することが可能である。
請求項30に記載のUEの少なくとも1つのプロセッサ上で実行されると、請求項1~29のいずれかに記載の方法を実行するように前記少なくとも1つのプロセッサを動作させる命令を含むコンピュータプログラムも提供される。
コンピュータプログラムを含むキャリアであって、キャリアはコンピュータ読み取り可能な記憶媒体、電子信号、光信号、または無線信号のうちのいずれか一つである、キャリア。
多入力多出力(MIMO)動作を採用する通信ネットワークにおいてチャネル状態情報(CSI)に関連するフィードバックオーバーヘッドを低減するために無線ネットワークノードgNBによって実行される方法も提供されており、この方法は、次の工程を備える。UEによって少なくとも1ビットで量子化される各量子化係数の少なくとも1つの位相値または少なくとも1つの振幅値、または少なくとも1つの位相値および振幅値に関連する情報を含む報告をUEから受信する工程。
ここで、プリコーダ行列W (r)の第(i,j)結合係数に対応する各エントリは、UEによって少なくとも2つの係数に分解され、ここで、rは第r伝送層を表し、前記第(i,j)結合係数は第iビームと第j遅延とに関連付けられ、前記各結合係数は振幅情報および位相情報に関連付けられている。
本明細書の別の実施形態によれば、通信ネットワークにおけるフィードバックオーバーヘッドを低減するための無線ネットワークノードまたはgNBも提供され、前記無線ネットワークノードはプロセッサとメモリとを備え、前記メモリは前記プロセッサによって実行可能な命令を含み、それによって前記無線ネットワークノードは請求項31~39のいずれか一項に記載の主題を実行するように動作可能である。
請求項40に記載の無線ネットワークノードの少なくとも1つのプロセッサ上で実行されると、請求項31~39のいずれか一項に記載の方法を前記少なくとも1つのプロセッサに実行させる命令を含むコンピュータプログラムも提供される。
キャリアはまた、コンピュータプログラムを含むキャリアを提供し、キャリアは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体、電子信号、光信号、または無線信号のいずれかである。
本明細書の実施形態によるいくつかの利点は、本開示の詳細な部分に示されている。
本明細書の実施形態の実施例および利点は、添付の図面を参照してより詳細に説明される。
本明細書の実施形態が採用され得る例示的なネットワークシナリオを示す。 行列W (r)の結合係数の振幅分布を示す。 本明細書の実施形態に従った第3スキームのための係数bi,jの振幅分布を示す図である。 本明細書のいくつかの例示的な実施形態に従ってUEによって実行される方法のフローチャートである。 本明細書のいくつかの例示的な実施形態に従ってUEを描写するブロック図である。 本明細書のいくつかの例示的な実施形態に従って無線ネットワークノードを描写したブロック図である。
以下では、本明細書に記載された解決策(複数可)の理解を容易にするために、いくつかのシナリオにおいて、図面と併せて例示的な実施形態の詳細な説明が提示される。
前述したように、3GPP新無線システムでは、高度なMIMO動作のサポートにおけるCSIフィードバックのために、2種類のコードブックすなわち第1タイプおよび第2タイプのコードブックが標準化されている。
本実施形態では、ビームフォーミングを採用した通信ネットワークにおいて、CSIフィードバックのオーバーヘッドを低減するために、変換された結合係数をいかに効率的に量子化して報告するかという問題に取り組んでいる。
[A.行列W (r)の複素結合係数の量子化と報告]
先に式(3)で示して下記に繰り返されるW (r)は、全体のプリコーダであり、以下のように書くことができる。
Figure 0007650451000006
各DFT/DCT(離散フーリエ変換/離散コサイン変換)基底ベクトルがサブバンドにわたって線形位相の増加をモデル化しているため、式(3)のW (r)の各複素係数は、特定の遅延(変換領域内)に関連付けられている。W (r)は複素結合係数を含む。NおよびNの値は設計パラメータであり、gNBにおけるアンテナアレイの構成に含まれてもよく、そのアンテナアレイは例えば二重偏波であってもよいが、本明細書の実施形態は二重偏波アンテナアレイに限定されるものではない。
例示的な実施形態によれば、W (r)の係数の振幅値および位相値を量子化するためのアプローチは、それぞれの振幅値および位相値をそれぞれNビットおよびNビットで直接に量子化することである。
例えば、行列W (r)がUD個の係数を含むと仮定すると、W (r)の振幅情報と位相情報とをgNBに報告するためには、UD(N+N)ビットが必要である。しかし、前述したように、U個のビームの各々は典型的には遅延セットのみに関連しており、すべてのD個の遅延に関連しているわけではない。したがって、行列W (r)は、多数の係数がゼロに近いスパース行列と考えてもよい。
以下の説明では、式(3)の行列W (r)∈C(U×D)(Cは白抜き文字)は、すべての(2L個の)空間ビーム(すなわちU=2L)に関連するか、または空間ビームのサブセットのみ(例えばU<2L)に関連するか、および/またはすべての(V個の)遅延/基底ベクトル(すなわちD=V)に関連するか、または遅延/基底ベクトルのサブセットのみ(例えばD<V)に関連する複素結合係数を含んでいてもよい。
[1.ビットマップを使用した非ゼロ係数の選択と報告]
(r)の量子化されたバージョンを報告するためのフィードバックオーバーヘッドを節約するために、例示的な実施形態に従ったアプローチは、行列W (r)の非ゼロ係数の振幅情報および位相情報のみをフィードバックし、報告された係数のインデックスをビットマップで示すことである。例えば、ビットマップの第1ビットは第1係数に関連付けられ、第2ビットは行列W (r)の第1係数に関連付けられていてもよい。ビットマップ内のビットが「1」に設定されている場合、対応する係数(振幅および/または位相)は報告されてもよく、そうでない場合には報告されない。このようにして、結合係数を報告するためのオーバーヘッドを大幅に減らすことができるが、フィードバックビットの数は固定ではなく、報告するインスタンスごとに変化してもかまわない。(フィードバックビットの数がどのように固定されてもよいかについては後述する)。
[2.K個の最強係数の選択と報告]
結合係数を報告するためのフィードバックビット数を固定するために、受信機は、行列W (r)のK個の最強係数の振幅値および/または位相値をフィードバックするように構成されてもよく、ここで、パラメータKの値はgNBによって構成可能である。K個の最強係数は、W (r)の要素にわたって最高振幅(またはパワー)を有するK個のエントリによって表されてもよい。ビットマップ内のビットが「1」に設定されている場合、ユーザ機器(UE)は、関連する係数bi,jの位相値および/または振幅値をgNBに報告するように構成されてもよい。ビットマップは、それゆえ、K個以下の「1」を含む。
係数選択の柔軟性を高め、システム性能を向上させるために、受信機(例えば、UEまたは別のgNB)は、行列W (r)の行/ビームごとにK個の最強係数を選択するように構成されてもよく、ここで、パラメータKはgNB(送信機)によって構成可能であってもよい。Kの値は、行列W (r)の行/ビームのセットに対して同一であってもよいことに注意されたい。このような場合、単一のパラメータRを用いて多極パラメータKを構成してもよい。
同様に、受信機は、行列W (r)のうち列/遅延ごとにK個の最強係数を選択するように構成されてもよく、ここで、パラメータKはgNBによって構成されてもよい。Kの値は、行列W (r)の列/遅延のセットに対しても同じでありうることに注意されたい。そのような場合には、単一のパラメータOを用いて複数のパラメータKを構成する。
[3.報告のためのF (r)のサブ行列の選択]
例示的な実施形態によれば、W (r)の係数を報告するためのオーバーヘッドを低減するために、受信機は、W (r)の係数のサブセットについての振幅情報および/または位相情報のみを報告するように構成されてもよい。W (r)の係数のサブセットは、「最強」ビームおよび/または「最強」遅延に関連付けられた結合係数を含んでいてもよい。このような場合、W (r)の行および/または列は、結合係数が次の式を満足するように順序付けられていると仮定してもよい。
Figure 0007650451000007
および/または
Figure 0007650451000008
一例では、受信機は、U′個の「最強」ビームに関連する係数の振幅情報および/または位相情報を報告するように構成されてもよい。その後、受信機は、係数{[W (r)i,j:i=1,…,U′,∀j}の振幅情報および/または位相情報を報告してもよい。
別の例では、受信機は、D個の「最強」遅延に関連付けられた係数の振幅情報および/または位相情報を報告するように構成されてもよい。受信機は、係数{[W (r)i,j:j=1,…,D′,∀i}の振幅情報および/または位相情報を報告するように構成されてもよい。
別の例では、受信機は、U′個の「最強」ビームとD個の「最強」遅延とに関連付けられた係数の振幅情報および/または位相情報を報告するように構成されてもよい。受信機は、係数{[W (r)i,j:i=1,…,U′,j=1,…,D′}の振幅情報および/または位相情報を報告してもよい。
(r)の量子化されたバージョンを報告するためのフィードバックオーバーヘッドをさらに大幅に削減するために、W (r)のための3つの分解および量子化スキームが、本明細書のいくつかの実施形態に従って記載されている。
[1.第1スキーム]
第1スキームは、第iビームと第j遅延とに関連付けられた行列W (r)の第(i,j)結合係数を、2つの係数aとbi,jに分解する。
[W (r)i,j=ai,jである。
ここで、bi,jは第iビームと第j遅延とに関連付けられた複素数値正規化結合係数であり、aは第iビームに関連付けられたすべての遅延に対する結合係数の共通振幅を表す実数値の係数である。aの値の計算は実装固有のものであることに注意されたい。
[2.第2スキーム]
第2スキームは、第iビームと第j遅延とに関連付けられた行列W (r)の第(i,j)結合係数を、2つの係数dとbi,jに分解する。
[W (r)i,j=di,jである。
ここで、bi,jは第iビームと第j遅延とに関連した複素数値の正規化結合係数であり、dは第j遅延に関連したすべてのビームの結合係数の共通振幅を表す実数値の係数である。dの値の計算は、実装固有であることに注意されたい。
[3.第3スキーム]
第3スキームは、第iビームと第j遅延とに関連付けられた行列W (r)の第(i,j)結合係数を、3つの係数aとdとbi,jに分解する。
[W (r)i,j=ai,jである。
ここで、bi,jは第iビームと第j遅延とに関連する複素数値正規化結合係数、dは第j遅延に関連するすべてのビームの結合係数の共通振幅を表す実数値係数、aは第iビームに関連するすべての遅延に関連する結合係数の共通振幅を表す実数値係数である。aおよびdの値の計算は、実装固有のものであることに注意されたい。
受信機は、第1スキーム、第2スキーム、または第3スキームによって、W (r)の結合係数を、または結合係数セットのみを表現するように構成されてもよい。提案されたスキームは、結合係数を表現するために組み合わせてもよいことに留意されたい。例えば、受信部は、W (r)の結合係数の第1セットを第1スキームまたは第2スキームによって表現し、W (r)の結合係数の第2セットを第3スキームによって表現するように構成されてもよい。
[4.係数aとbi,jとdの量子化]
(r)の各エントリを係数aおよびbi,j、またはdおよびbi,j、またはa,dおよびbi,jに分解した後、ある実施形態によれば、係数は別々に量子化される。上記の分解スキームの主な利点は、bi,jの振幅値が、W (r)における結合係数の振幅値よりも有意に少ないビット数で量子化されてもよいことである。したがって、提案された分解スキームのうちの1つを適用する場合、W (r)内のエントリの振幅値を報告するためのフィードバックオーバーヘッドは、有意に低減されることが有利である。
例えば、受信機は、実数値係数a(および/またはd)をN(および/またはN)ビットで等しく量子化するように構成されてもよい。各複素数値係数bi,jは、振幅と位相とについてそれぞれNb,1とNb,2ビットで量子化され、Nb,1はNb,2よりも低くてもよい。
[第1スキームのフィードバックオーバーヘッドの節約]
第1スキームでは、行列W (r)∈C(U×D)(Cは白抜き文字)に含まれるUD個の結合係数が存在すると仮定すると、係数aと係数bi,jとの振幅情報と位相情報とを報告するために、合計UN+UD(Nb,1+Nb,2)ビットが必要となる。これに対して、行列W (r)のエントリを振幅あたりNビット、位相あたりNビットで直接に量子化する場合、W (r)の係数を報告するためには2UDNビットが必要となる。bi,jの位相値がNb,2=Nビットで等しく量子化されていると仮定すると、第1スキームによって節約されるフィードバック量は、U(D(N-Nb,1)-N)ビットで与えられうる。U=8、D=4、N=4、およびNb,1=2のビーム数(U)、遅延(D)、および量子化ビット(N)の典型的な値では、W (r)のエントリを直接に量子化する場合と比較して、振幅と位相との報告のために合計32ビットが節約されうる。
[第2スキームのフィードバックオーバーヘッドの節約]
第2スキームでは、行列W (r)∈C(U×D)(Cは白抜き文字)に含まれるUD個の結合係数が存在すると再び仮定すると、係数dとbi,jの振幅情報と位相情報とを報告するために、合計DN+UD(Nb,1+Nb,2)ビットが必要となる。bi,jの位相値がNb,2=Nビットで等しく量子化されていると仮定すると、第2スキームによって節約されるフィードバック量は、D(U(N-Nb,1)-N)ビットで与えられる。U=8、D=4、N=4、およびNb,1=2のビーム数(U)、遅延(D)、および量子化ビット(N)の典型的な値では、W (r)のエントリを直接に量子化する場合と比較して、振幅と位相との報告のために合計48ビットが節約されうる。
[第3スキームのフィードバックオーバーヘッドの節約]
第3スキームでは、行列W (r)∈C(U×D)(Cは白抜き文字)に含まれるUD個の結合係数が存在すると再び仮定すると、係数a,d,bi,jの振幅情報と位相情報とを報告するために、合計UN+DN+UD(Nb,1+Nb,2)ビットが必要となる。実数値係数aとdがN=Nビットで等しく量子化され、bi,jの位相値がNb,2=Nビットで量子化されていると仮定すると、第3スキームで節約されるフィードバック量は、UD(N-Nb,1)-(U+D)Nビットで与えられる。U=8、D=4、N=4、およびNb,1=1のビーム数(U)、遅延(D)、および量子化ビット(N)の典型的な値では、W (r)のエントリを直接に量子化する場合と比較して、振幅情報と位相情報との報告のために合計48ビットが節約される可能性がある。
[5.ビットマップを用いた非ゼロ係数bi,jの選択と報告]
(r)の係数を報告するためのオーバーヘッドを低減するために、UEは、量子化された非ゼロ係数bi,jの位相値のみ、振幅値のみ、または振幅値および位相値を報告するように構成されてもよい。量子化された非ゼロ係数bi,jのインデックスを示すために、受信機は、振幅情報および/または位相情報に加えて、ビットマップを報告するように構成されてもよく、ここで、ビットマップの各ビットは係数bi,jに関連付けられている。例えば、第1ビットは係数b1,1に関連付けられ、第2ビットは係数b1,2に関連付けられていてもよい。ビットマップ内のビットが1に設定される場合、UEは、関連付けられた係数bi,jの位相値および/または振幅値をgNBに報告してもよい。したがって、ビットマップはP個の「1」を含んでもよく、ここでPは非ゼロ係数bi,jの数に対応する。
[6.K個の最強係数bi,jの選択と報告]
(r)の係数を報告するためのオーバーヘッドを減らし、CSI報告のためのフィードバックビット数を固定するために、UEは、行列W (r)のK個の最強係数の位相値のみを、振幅値のみを、または振幅値と位相値とを報告するように構成されていてもよく、パラメータKの値はgNBによって設定可能である。
K個の最強係数は、W (r)の要素にわたって最高振幅(またはパワー)を有するK個のエントリによって表されてもよい。K個の最強要素のインデックスを示すために、受信機は、K個の振幅情報および/または位相情報に加えて、ビットマップを報告するように構成されてもよく、ここで、ビットマップの各ビットは係数bi,jに関連付けられている。例えば、第1ビットは係数b1,1に関連付けられ、第2ビットは係数b1,2に関連付けられていてもよい。ビットマップ内のビットが1に設定される場合、UEは、関連付けられた係数bi,jの位相値および/または振幅値をgNBに報告してもよい。ビットマップは、それゆえ、K個の「1」を含んでもよい。量子化行列W (r)の非ゼロ振幅値の数がKよりも少ない場合、UEは、量子化行列W (r)の非ゼロ係数に関する振幅情報および/または位相情報のみを報告してもよい。その後、ビットマップは、K個未満の「1」を含んでもよい。
振幅情報および位相情報を報告するために必要なフィードバックの量は、(第3スキームの場合)W (r)の振幅情報および位相情報のためのUN+DN+K(Nb,1+Nb,2)ビットと、ビットマップのためのUDビットとによって与えられる。したがって、W (r)の全係数の振幅情報および位相情報をgNBに報告する場合に比べて、合計(UD-K)(Nb,1+Nb,2)-UDビットが節約できる可能性がある。
係数選択の柔軟性を高め、システム性能を向上させるために、受信機は、行列W (r)のうちの行/ビームごとにK個の最強係数を選択するように構成されてもよく、ここで、パラメータKは、gNBによって構成可能であってもよい。Kの値は、行列W (r)の行/ビームのセットに対して同一であってもよいことに注意されたい。このような場合、単一のパラメータRを使用して多極パラメータKを構成してもよい。
同様に、受信機は、行列W (r)のうち、列/遅延ごとにK個の最強係数を選択するように構成されてもよく、ここで、パラメータKはgNBによって構成されてもよい。Kの値は、行列W (r)の列/遅延のセットに対しても同じであり得ることに注意されたい。このような場合には、単一のパラメータOを使用して複数のパラメータKを構成する。
[7.ビットマップ表示を行わない行列Bの位相のみの情報の報告と1ビット振幅量子化]
図2および図3は、先に説明した実施形態に従って提案された第3分解スキームを適用した場合の、行列W (r)における結合係数の振幅分布と、係数bi,jの振幅分布とを示している。
このように、提案された第3分解スキームを適用する場合、行列W (r)内の結合係数とは対照的に、係数bi,jを2つの量子化レベルのみで効率的に表現することができる。したがって、係数bi,jの振幅情報は、振幅値に対して1ビットのみを用いて量子化することができる。したがって、受信機はNb,1=1で構成され、各振幅値は2つの量子化レベル「a」および「b」で表され、例えば「a」および/または「b」は「a=0」および「b=1」で与えられるように構成されていてもよい。その後、ビットマップ内のビットは、係数bi,jの振幅値の2つの量子化レベルに直接に対応し、bi,jの振幅値の追加報告は必要とされない。Nb,1=1となると、ゼロ振幅の係数に伴う位相値の報告が不要となるため、位相値を報告するためのフィードバック量も大幅に削減される。係数bi,jを量子化するために第1スキームおよび第2スキームについても、同じ量子化レベルが使用されてもよい。
上記は、第1スキームおよび第2スキームについても保持され、すなわち、受信機はNb,1=1で構成されてもよく、各振幅値は2つの量子化レベル「a」および「b」によって表されてもよく、例えば、「a」および/または「b」は「a=0」および「b=1」によって与えられてもよいことに留意されたい。
[8.bi,jの位相値に対する異なる量子化レベル]
係数bi,jの位相情報を報告するためのオーバーヘッドをさらに低減するために、受信機は、係数bi,jの位相値に対して異なる量子化レベルを適用するように構成されてもよい。例えば、受信機は、非ゼロ係数とU′個の最強ビームとに関連付けられた位相値にN′b,2ビットを使用し、非ゼロ係数と残りのビームとに関連付けられた位相値にN″b,2ビットを使用するように構成されてもよく、ここで、N′b,2>N″b,2である。
[B.選択されたDFT/DCTベクトルに関連するインデックスの報告]
行列W (r)の量子化された係数の報告に加えて、本明細書の例示的な実施形態に従って、行列K (r)の複素結合係数に関連付けられたDFT/DCTベクトルのインデックスを効率的に報告するためのアプローチが記載されている。DFT/DCTベクトルは、予め定義されたDFT/DCT基底ベクトルのセットから選択され、各DFT/DCT基底ベクトルはインデックスに関連付けられている。例えば、S個のDFT/DCT基底ベクトルがある場合、第1DFT/DCT基底ベクトルは第1インデックス(「1」)に関連付けられ、第2DFT/DCT基底ベクトルは第2インデックス(「1」)に関連付けられ、最後のDFT/DCT基底ベクトルはインデックス(「S」)に関連付けられる。D個の選択されたDFT/DCT基底ベクトルを報告する場合、
Figure 0007650451000009
のフィードバックビットが要求される。
DFT/DCT基底ベクトルのインデックスを直接に報告する代わりに、受信機はビットマップを報告するように構成されてもよく、ここで、ビットマップの各ビットは、基底ベクトルのセットからのインデックス「d」に関連付けられる。
例えば、第1ビットはインデックス1に関連付けられ、第2ビットはインデックス2に関連付けられていてもよい。位置「d」のビットマップの「1」は、その後、インデックス「d」に関連付けられたDFT/DCTベクトルの選択を示す。
例として、サブバンドの数がS=13、D=6の場合、選択されたDFT/DCTベクトルのインデックスを報告するのに必要なフィードバックの量は
Figure 0007650451000010
が与えられ、対照的に、ビットマップを使用する場合にはS=13ビットのみが必要である。
ある実施形態によれば、報告されたビットマップが位置「1」の「1」で構成されている場合、先行ビームの振幅値と位相値は次のように考慮されなければならない。
ビットマップの位置1における「1」は、インデックス「1」に関連付けられた先行ビームの結合係数の振幅および位相がそれぞれ1および0によって与えられ、報告されないことを示す。他のインデックスに関連付けられた残りの先行ビームの結合係数の振幅値と位相値とは、それぞれ0と0で与えられ、報告されない。先行ビームに関連付けられた振幅および位相は、gNBで既知である。
最初に述べたように、提案された解決策は、3GPPリリース15フレームワークに適している。以下、本明細書のいくつかの実施形態に従って、本発明者らによってリリース15フレームワークに提案される修正(1)~(7)を提示する。
(1)bi,jの振幅値がgNBに報告されなければならない先行ビームの数(B)は、現行のリリース15のようなL=2,3,および4の場合のB=4,4,および6ではなく、DFT/DCT変換を用いた提案されるCSI報告の場合にはB=2Lまたは2L-1で与えられ、ここで、Lは構成された空間ビームの数である。
(2)第1先行ビームに関連するbi,jのすべての量子化された振幅値および位相値は、gNBには報告されない。
(3)N=3の場合、aを量子化するための振幅セットは{1,√0.5,√0.25,√0.125,√0.0625,√0.0313,√0.0156,0}で与えられる。
(4)N=3のとき、dを量子化するための振幅セットは{1,√0.5,√0.25,√0.125,√0.0625,√0.0313,√0.0156,0}によって一様に与えられる。
(5)N=2のとき、dを量子化するための振幅セットは{1,√0.5,√0.25,0}によって与えられる。
(6)bi,jを量子化するための振幅セットは、{0,1}によって与えられる。
(7)bi,jを量子化するための位相セットは、8PSKまたは16PSKのコンスタレーションで与えられる。
上述の式(3)とは異なり、上述の3つの分解/量子化スキームと組み合わせて、U×S行列F (r)の新しい変換/分解を以下に導入してもよいことに留意すべきである。式(3)と比較して、以下の変換/分解は、上述した3つの分解/量子化スキームと組み合わせた場合に、結合係数を報告するためのオーバーヘッドをさらに低減する。周波数領域の結合係数行列F (r)は、3つの行列に分解される。
Figure 0007650451000011
・ここで、A(r)は、行列F (r)の各行/ビームのU個の「広帯域」振幅係数を含む実数値のU×U対角行列である。
・F (r)(Fの直上にオーバーライン表記)は、U個のビームとS個のサブバンドとのUS個の「サブバンド」結合係数を含む複素数値のU×S行列である。および
・B(r)は、対角線上にS個の値を含む実数値のS×Sの対角行列である。
行列A(r)は、行列F (r)の結合係数の行/ビームの「平均」振幅値を含む。行列B(r)は、先行ビームに関連付けられた行列F (r)(Fの直上にオーバーライン表記)の行のS個の結合係数を強制的に「1」にする正規化行列である。先行ビームは、行列A(r)の最高「広帯域」振幅係数に関連付けられていることに注意されたい。サブバンド係数行列F (r)(Fの直上にオーバーライン表記)の変換を考慮すると、周波数領域結合係数F (r)は次のように書ける。
Figure 0007650451000012
ここで、
Figure 0007650451000013
であり、
Figure 0007650451000014
は、行列K (r)∈C(V×S)(式(3)参照)のV個の基底ベクトルに関連付けられた2L×V個の複素結合係数を含み、C(r)は、V個の基底ベクトルの「共通」振幅値を含むV×V対角行列である。
(r)の量子化と報告は、前に述べた。
(r)の報告については、受信機(すなわちUEなど)は、対角行列B(r)のS個の係数を、係数あたりNビットを使用して報告するように構成されてもよいし、報告しないように構成されてもよい。受信機がS個の係数を報告しないように構成されている場合、送信機(例えば、gNB)は、プリコーダ行列を再構成する際に、行列B(r)が同一性行列によって与えられていると仮定する。行列B(r)内の係数は、2つの量子化レベル「a」と「b」のみで表されてもよく、例えば「a」および/または「b」は「a=√0.5」および「b=1」で与えられることに注意されたい。
すべてのパラメータおよび示された値は、任意の適切な値を取ることができ、いくつかまたはすべてが、使用されたときに本開示に記載された実施形態の技術的効果および利点を達成する設計パラメータであることに言及すべきである。
図4を参照して、MIMO動作(マルチ入力マルチ出力動作)を採用する通信ネットワークにおけるCSIに関連するフィードバックオーバーヘッドを低減するためにUE500によって実行される方法のフローチャートが図示されており、この方法は、以下を備える。
・プリコーダ行列W (r)の第(i,j)結合係数に対応する各エントリを少なくとも2つの係数に分解する分解工程(401)であって、rは第r伝送層を示し、前記第(i,j)結合係数は第iビームと第j遅延とに関連付けられ、各結合係数は振幅情報と位相情報とに関連付けられる、前記分解工程(401)。
・前記少なくとも2つの係数のそれぞれを、少なくとも1ビットで個別に量子化する工程(402)。および
・前記量子化された係数の少なくとも1つの位相値または少なくとも1つの振幅値に関連する情報を、または前記量子化された係数の少なくとも1つの位相値および振幅値に関連する情報を報告する工程(403)。
本明細書のいくつかの実施形態によれば、UEによって実行される方法は、請求項1~39のいずれか一項に記載の主題に示されている。
UEに関する先に説明したプロセスまたは方法の工程を実行するために、本明細書の実施形態では、通信ネットワークにおけるフィードバックオーバーヘッドを低減するためのUEが含まれる。図5に示すように、UE500は、プロセッサ510または処理回路または処理モジュールまたはプロセッサ手段と、受信機回路540または受信機モジュールと、送信機回路550または送信機モジュールと、メモリモジュール520と、送信機回路550および受信機回路540を含んでもよい送受信機回路または送受信機モジュール530とから構成される。UE500はさらに、少なくとも無線ネットワークノードまたはgNBとの間で信号を送受信するためのアンテナ回路を含むアンテナシステム560を備える。アンテナシステムは、前述したようにビームフォーミングを採用してもよい。
UE500は、ビームフォーミング技術をサポートする2G、3G、4GまたはLTE、LTE-A、5G、WLAN、およびWiMAX等を含む任意の無線アクセス技術で動作してもよい。
処理モジュール/回路510は、プロセッサ、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などを含み、「プロセッサ510」と呼ばれてもよい。プロセッサ510は、ネットワークノード500およびその構成要素の動作を制御する。メモリ(回路またはモジュール)520は、プロセッサ510によって使用され得るデータおよび命令を格納するためのランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、および/または別のタイプのメモリを含む。一般に、1つ以上の実施形態におけるUE500は、本明細書に開示された実施形態のいずれかにおける動作を実行するように構成されて固定されたまたはプログラムされた回路を含むことが理解されるであろう。
少なくとも1つのそのような例では、UE500は、処理回路内にあるかまたは処理回路にアクセス可能な非一時的なコンピュータ可読媒体に格納されたコンピュータプログラムからのコンピュータプログラム命令を実行するように構成されているマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、DSP、ASIC、FPGA、または他の処理回路を含む。ここで、「非一時的」とは、必ずしも恒久的または不変の記憶装置を意味するものではなく、ワーキングメモリまたは揮発性メモリ内の記憶装置を含んでもよいが、この用語は、少なくともいくつかの永続性のある記憶装置を意味する。プログラム命令の実行は、方法の請求項1~12のいずれか一項を含む本明細書に開示された操作を実行するために処理回路を特別に適応させるか、または構成する。さらに、UE500は、図5に示されていない追加の構成要素を備えてもよいことが理解されるであろう。
以前に提示されたように、UE500は、以下のように作動する。プリコーダ行列W (r)の第(i,j)結合係数に対応する各エントリを、少なくとも2つの係数に分解する。ここで、rは第r伝送層を表し、前記第(i,j)結合係数は第iビームと第j遅延とに関連付けられる。各結合係数は、振幅情報と位相情報とに関連付けられる。前記少なくとも2つの結合係数のそれぞれを別々に、少なくとも1ビットで量子化する。前記量子化された係数の少なくとも1つの位相値または少なくとも1つの振幅値に関連する情報を、または前記量子化された係数の少なくとも1つの位相値および振幅値に関連する情報を報告する。
UEは、第1スキームを用いて、第iビームと第j遅延とに関連付けられた行列W (r)の第(i,j)結合係数を、aとbi,jの2つの係数に分解するように構成されている。
[W (r)i,j=ai,jである。
ここで、bi,jは、第iビームと第j遅延とに関連付けられた複素数値正規化結合係数であり、aは、第iビームに関連付けられたすべての遅延に対する結合係数の共通の振幅を表す実数値係数である。
UE(500)は、第2スキームを用いて、第iビームと第j遅延とに関連付けられた行列W (r)の第(i,j)結合係数を、2つの係数dおよびbi,jに分解するように構成されている。
[W (r)i,j=di,jである。
ここで、bi,jは、第iビームと第j遅延とに関連付けられた複素数値正規化結合係数であり、dは、第j遅延に関連付けられたすべてのビームのための結合係数の共通の振幅を表す実数値係数である。
UE(500)は、第3スキームを用いて、第iビームと第j遅延とに関連付けられた行列W (r)の第(i,j)結合係数を、a、dおよびbi,jの3つの係数に分解するように構成されている。
[W (r)i,j=ai,jである。
ここで、bi,jは、第iビームと第j遅延とに関連付けられた複素数値正規化結合係数であり、dは、第j遅延に関連付けられたすべてのビームに対する結合係数の共通の振幅を表す実数値係数であり、aは、第iビームに関連付けられたすべての遅延に対する結合係数の共通の振幅を表す実数値係数である。
UE(500)は、第1スキーム、第2スキーム、または第3スキームによって、結合係数または結合係数セットのみをW (r)で表すように構成されている。
UEによって実行される機能または行為に関する追加の詳細は、既に開示されている(UEによって実行される方法の工程を参照のこと)。
請求項30に記載のUE500の少なくとも1つのプロセッサ510上で実行されると、プロセッサ510に請求項1~29のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を備えるコンピュータプログラムも提供される。
いくつかの例示的な実施形態に従って、無線基地局または無線ネットワークノードまたはgNB700によって実行される方法も提供される。
MIMO動作を採用した通信ネットワークにおける、CSIに関連するフィードバックオーバーヘッドを低減するための方法は、以下を備える。
UE500によって少なくとも1ビットで量子化された各量子化係数の少なくとも1つの位相値または少なくとも1つの振幅値に関連する情報を、または少なくとも1つの位相値および振幅値に関連する情報を含む報告をUE500から受信する工程(601)。ここで、プリコーダ行列W (r)の前記第(i,j)結合係数に対応する各エントリは、UE500によって少なくとも2つの係数に分解される。rは第r伝送層を表す。前記第(i,j)結合係数は、第iビームと第j遅延とに関連付けられる。各結合係数は、振幅情報と位相情報とに関連付けられている。
前記方法は、行列W (r)のK個の最強係数の振幅値および/または位相値をフィードバックするようにUEを構成する工程を備え、ここで、Kの値は、無線ネットワークノード(700)またはgNBによって構成可能である。
前記方法は、行列W (r)のうち、行/ビームごとにK個の最強係数を選択するように前記UEを構成する工程を備え、ここで、前記パラメータKは無線基地局またはgNBによって構成可能である。
方法は、行列W (r)のうち、列/遅延ごとにK個の最強係数を選択するようにUEを構成する工程を備え、ここで、パラメータKは無線基地局(700)またはgNBによって構成可能である。
方法は、W (r)の係数のサブセットの振幅情報および/または位相情報のみを報告するようにUEを構成する工程を備える。
方法は、請求項2の第1スキーム、または請求項3の第2スキーム、または請求項4の第3スキームによって、W (r)の結合係数または結合係数セットのみを表すようにUEを構成する工程を備える。
前記方法は、実数値係数a(および/またはd)をN(および/またはN)ビットで等しく量子化するようにUEを構成する工程を備え、ここで、aは、第iビームに関連するすべての遅延に対する結合係数の共通の振幅を表す実数値係数である。
前記方法は、量子化された非ゼロ係数bi,jの位相値のみ、振幅値のみ、または振幅値と位相値とを報告するようにUEを構成する工程を備える。
この方法は、ビットマップを報告するようにUEを構成する工程を備え、ビットマップ内の各ビットは、DFT/DCT基底ベクトルのセットからのインデックス「d」に関連付けられている。
無線ネットワークノード700によって実行される追加の機能は既に開示されており、繰り返しを必要としない。
無線ネットワークノードに関連する先に説明したプロセスまたは方法の工程を実行するために、本明細書のいくつかの実施形態は、通信ネットワークにおけるフィードバックオーバーヘッドを低減するための無線ネットワークノード700を含む。
図6に示すように、無線ネットワークノード700は、プロセッサ710または処理回路または処理モジュールまたはプロセッサ手段と、受信機回路740または受信機モジュールと、送信機回路770または送信機モジュールと、メモリモジュール720と、送信機回路770および受信機回路740を含んでもよい送受信機(トランシーバ)回路または送受信機モジュール730とを備える。無線ネットワークノード700はさらに、少なくともネットワークノードおよび他のUEなどとの間で信号を送受信するためのアンテナ回路を含むアンテナシステム760を構成する。アンテナシステムは、前述したようにビームフォーミングを採用する。
無線ネットワークノード700は、ビームフォーミング技術をサポートする2G、3G、4GまたはLTE、LTE-A、5G、WLAN、およびWiMAX等を含む任意の無線アクセス技術で動作してもよい。
処理モジュール/回路710は、プロセッサ、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などを含み、「プロセッサ710」と呼ばれてもよい。プロセッサ710は、UE700およびその構成要素の動作を制御する。メモリ(回路またはモジュール)720は、プロセッサ710によって使用され得るデータおよび命令を格納するためのランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、および/または別のタイプのメモリを含む。一般に、1つ以上の実施形態における無線ネットワークノード700は、本明細書に開示された実施形態のいずれかにおける動作を実行するように構成されて固定されたまたはプログラムされた回路を含むことが理解されるであろう。
少なくとも1つのそのような例では、無線ネットワークノード700は、処理回路内にあるかまたは処理回路にアクセス可能な非一時的なコンピュータ可読媒体に格納されたコンピュータプログラムからのコンピュータプログラム命令を実行するように構成されているマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、DSP、ASIC、FPGA、または他の処理回路を含む。ここで、「非一時的」とは、必ずしも恒久的または不変の記憶装置を意味するものではなく、ワーキングメモリまたは揮発性メモリ内の記憶装置を含んでもよいが、この用語は、少なくともいくつかの永続性のある記憶装置を意味する。プログラム命令の実行は、方法の独立請求項の少なくとも特徴を含む本明細書に開示された操作を実行するために、処理回路を特別に適応させるか、または構成する。さらに、無線ネットワークノード700は、図6に示されていない追加のコンポーネントを構成してもよいことが理解されるであろう。
マルチ入力マルチ出力(MIMO)動作を採用する通信ネットワークにおけるチャネル状態情報(CSI)に関連するフィードバックオーバーヘッドを低減するために、gNBは、方法の請求項31~39のいずれか一項に記載の主題を実行するように動作する。
無線ネットワークノード700によって実行される追加の機能は既に開示されており、再度繰り返す必要はない。
請求項40に記載の無線ネットワークノード700の少なくとも1つのプロセッサ710上で実行されると、少なくとも前記少なくとも1つのプロセッサ710が少なくとも請求項31~39のいずれか一項に記載の方法を実行することを引き起こす命令を備えるコンピュータプログラムも提供される。
コンピュータプログラムを含むキャリアも提供され、ここで、キャリアは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体、電子信号、光信号、または無線信号のうちの1つである。
上述の詳細な説明から明らかなように、いくつかの利点は、開示された実施形態によって達成される。
本開示を通して、「構成する」または「構成し」という語は、非限定的な意味で使用されており、すなわち、「少なくとも構成する」という意味で使用されている。特定の用語が本明細書で採用されてもよいが、それらは、一般的かつ記述的な意味でのみ使用されており、限定の目的ではない。本明細書の実施形態は、ビームフォーミング技術を採用してもよいGSM(登録商標)、3GまたはWCDMA(登録商標)、LTEまたは4G、LTE-A(またはLTE-Advanced)、5G、WiMAX、WiFi、衛星通信、テレビ放送などを含む任意の無線システムに適用することができる。

Claims (21)

  1. マルチ入力マルチ出力(MIMO)動作を採用した通信ネットワークにおいてチャネル状態情報(CSI)に関連するフィードバックオーバーヘッドを削減するためにユーザ機器(500)によって実行される方法であって、前記方法は、
    プリコーダ行列W (r)の第(i,j)結合係数に対応する各エントリを少なくとも2つの係数に分解する分解工程(401)であって、rは第r伝送層を示し、前記第(i,j)結合係数は第iビームと第j遅延とに関連付けられ、各結合係数は振幅値に関連する情報と位相値に関連する情報とに関連付けられ、前記プリコーダ行列W (r)の分解された前記第(i,j)結合係数が2つの係数aとbi,jにより、
    [W (r)i,j=ai,j
    として表され、
    i,jは第iビームと第j遅延とに対応する複素数値正規化結合係数であり、
    は第iビームに関連するすべての遅延に対応する結合係数の共通振幅値を表す実数値係数である、前記分解工程(401)と、
    前記少なくとも2つの係数のそれぞれを少なくとも1ビットで個別に量子化する量子化工程(402)と、
    量子化された係数の少なくとも1つの位相値または少なくとも1つの振幅値に関連する情報を、または量子化された係数の少なくとも1つの位相値および振幅値に関連する情報を報告する報告工程(403)と
    を備える、方法。
  2. マルチ入力マルチ出力(MIMO)動作を採用した通信ネットワークにおいてチャネル状態情報(CSI)に関連するフィードバックオーバーヘッドを削減するためにユーザ機器(500)によって実行される方法であって、前記方法は、
    プリコーダ行列W (r)の第(i,j)結合係数に対応する各エントリを少なくとも2つの係数に分解する分解工程(401)であって、rは第r伝送層を示し、前記第(i,j)結合係数は第iビームと第j遅延とに関連付けられ、各結合係数は振幅値に関連する情報と位相値に関連する情報とに関連付けられ、前記プリコーダ行列W (r)の分解された前記第(i,j)結合係数が2つの係数dとbi,jにより
    [W (r)i,j=di,j
    として表され、
    i,jは第iビームと第j遅延とに関連した複素数値正規化結合係数であり、
    は第j遅延に関連するすべてのビームの結合係数の共通振幅値を表す実数値係数である、前記分解工程と、
    前記少なくとも2つの係数のそれぞれを少なくとも1ビットで個別に量子化する量子化工程(402)と、
    量子化された係数の少なくとも1つの位相値または少なくとも1つの振幅値に関連する情報を、または量子化された係数の少なくとも1つの位相値および振幅値に関連する情報を報告する報告工程(403)と
    を備える、方法。
  3. マルチ入力マルチ出力(MIMO)動作を採用した通信ネットワークにおいてチャネル状態情報(CSI)に関連するフィードバックオーバーヘッドを削減するためにユーザ機器(500)によって実行される方法であって、前記方法は、
    プリコーダ行列W (r)の第(i,j)結合係数に対応する各エントリを少なくとも2つの係数に分解する分解工程(401)であって、rは第r伝送層を示し、前記第(i,j)結合係数は第iビームと第j遅延とに関連付けられ、各結合係数は振幅値に関連する情報と位相値に関連する情報とに関連付けられ、前記プリコーダ行列W (r)の分解された前記第(i,j)結合係数が3つの係数a,d,bi,jにより
    [W (r)i,j=ai,j
    として表され、
    i,jは第iビームと第j遅延とに関連する複素数値正規化結合係数であり、
    は第j遅延に関連するすべてのビームの結合係数の共通振幅値を表す実数値係数であり、
    は第iビームに関連するすべての遅延に対する結合係数の共通振幅値を表す実数値係数である、前記分解工程と、
    前記少なくとも2つの係数のそれぞれを少なくとも1ビットで個別に量子化する量子化工程(402)と、
    量子化された係数の少なくとも1つの位相値または少なくとも1つの振幅値に関連する情報を、または量子化された係数の少なくとも1つの位相値および振幅値に関連する情報を報告する報告工程(403)と
    を備える、方法。
  4. 前記方法は、W (r)の結合係数をまたは結合係数セットのみを第1スキーム、第2スキーム、または第3スキームによって表現する工程を備える、
    請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記方法は、W (r)の結合係数の第1セットを第1スキームまたは第2スキームによって表し、W (r)の結合係数の第2セットを第3スキームによって表す工程を備える、
    請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記方法は、実数値係数aおよび/またはdをNビットおよび/またはNビットで等しく量子化する工程(402)を備え、
    各複素数値係数bi,jは振幅値および位相値についてそれぞれNb,1ビットおよびNb,2ビットで量子化され得て、
    b,1はNb,2よりも低い値である、
    請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記方法は、振幅値ごとのNビットと位相値ごとのNビットとで前記プリコーダ行列W (r)のエントリを量子化する工程(402)と、
    前記プリコーダ行列W (r)の係数を報告するために2UDNビットを使用する工程と
    を備え、UDは前記プリコーダ行列W (r)の結合係数の数である、
    請求項1に記載の方法。
  8. 前記量子化工程(402)は、
    b,2=Nビットでbi,jの位相値を等しく量子化する工程であって、N は実数値係数d を量子化するビット数である、工程と、
    係数dおよびbi,jの振幅値に関連する情報および位相値に関連する情報を報告するためにDN+UD(Nb,1+Nb,2)ビットを使用する工程であって、N b,1 は複素数値係数b i,j の振幅値を量子化するビット数であり、N b,2 は複素数値係数b i,j の位相値を量子化するビット数である、工程
    を備え、
    Dは遅延の数であり、
    UDは前記プリコーダ行列W (r)の結合係数の数である、
    請求項2に記載の方法。
  9. 前記量子化工程(402)は、実数値係数aおよびdをN=Nビットによって、bi,jの位相値をNb,2=Nビットによって等しく量子化する工程であって、第3スキームによって節約され得るフィードバックの量はUD(N-Nb,1)-(U+D)Nビットによって与えられ、N は実数値係数a を量子化するビット数であり、N は実数値係数d を量子化するビット数であり、N b,1 は複素数値係数b i,j の振幅値を量子化するビット数であり、N b,2 は複素数値係数b i,j の位相値を量子化するビット数である、前記量子化する工程と、
    係数a、dおよびbi,jの振幅値に関連する情報および位相値に関連する情報を報告するためにUN+DN+UD(Nb,1+Nb,2)ビットを使用する工程と
    を備え、
    Dは遅延の数であり、
    Uはビームの数であり、
    UDは前記プリコーダ行列W (r)の結合係数の数である、
    請求項3に記載の方法。
  10. 前記方法は、前記プリコーダ行列W (r)のK個の最強係数の位相値のみ、振幅値のみ、または振幅値と位相値とを報告する工程を備え、
    パラメータKの値はネットワークノードまたはgNBによって構成可能である、
    請求項1~9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記方法は前記プリコーダ行列W (r)のうち行/ビームごとにK個の最強係数を選択する工程を備え、
    パラメータKは無線ネットワークノードまたはgNBによって構成可能である、
    請求項10に記載の方法。
  12. 前記方法は前記プリコーダ行列W (r)のうち列/遅延ごとにK個の最強係数を選択する工程を備え、
    パラメータKは無線ネットワークノードまたはgNBによって構成可能である、
    請求項10に記載の方法。
  13. 前記方法は、係数bi,jを2つの量子化レベルだけで表現する工程と、
    係数bi,jの振幅値に関連する情報を振幅値のための b,1 1ビットだけを使用して量子化する工程であって、前記ユーザ機器(500)は、無線ネットワークノードまたはgNBによってNb,1=1で構成される、前記量子化する工程と、
    各振幅値を2つの量子化レベル「a」および「b」で表現する工程であって、「a」および「b」のうちの少なくとも一方は「a=0」および「b=1」によって与えられる、前記表現する工程と
    を備える、請求項3に記載の方法。
  14. 第1スキームまたは第2スキームを使用する場合に、
    前記ユーザ機器(500)は、無線基地局によって、複素数値係数b i,j の振幅値を量子化するビット数であるb,1=1で構成可能であり、
    前記方法は、2つの量子化レベル「a」および「b」によって各振幅値を表す工程を備え、
    「a」および「b」のうちの少なくとも一方は、「a=0」および「b=1」によって与えられる、
    請求項1または2に記載の方法。
  15. 前記方法は、係数bi,jの位相値に対して異なる量子化レベルを適用する工程を備える、
    請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記方法は、非ゼロ係数とU′個の最強ビームとに関連付けられる位相値のためにN′b,2ビットを使用し、
    非ゼロ係数と残りのビームとに関連付けられる位相値のためにN″b,2ビットを使用する工程を備え、
    N′b,2>N″b,2である、
    請求項15に記載の方法。
  17. 前記方法はさらに、行列K (r)の複素結合係数に関連付けられた離散フーリエ変換/離散コサイン変換(DFT/DCT)ベクトルのインデックスを報告する工程を備える、
    請求項1~16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記方法は、予め定義されたDFT/DCT基底ベクトルのセットからDFT/DCTベクトルを選択する工程を備え、
    各DFT/DCT基底ベクトルはインデックスに関連付けられている、
    請求項17に記載の方法。
  19. マルチ入力マルチ出力(MIMO)動作を採用した通信ネットワークにおいてチャネル状態情報(CSI)に関連するフィードバックオーバーヘッドを削減するためのユーザ機器(UE)であって、当該UEは、
    プリコーダ行列W (r)の第(i,j)結合係数に対応する各エントリを少なくとも2つの係数に分解し、rは第r伝送層を示し、前記第(i,j)結合係数は第iビームと第j遅延とに関連付けられ、各結合係数は振幅値に関連する情報と位相値に関連する情報とに関連付けられ、前記プリコーダ行列W (r)の分解された前記第(i,j)結合係数が2つの係数aとbi,jにより、
    [W (r)i,j=ai,j
    として表され、
    i,jは第iビームと第j遅延とに対応する複素数値正規化結合係数であり、
    は第iビームに関連するすべての遅延に対応する結合係数の共通振幅値を表す実数値係数であり、前記UEはさらに、
    前記少なくとも2つの係数のそれぞれを少なくとも1ビットで個別に量子化し、
    量子化された係数の少なくとも1つの位相値または少なくとも1つの振幅値に関連する情報を、または量子化された係数の少なくとも1つの位相値および振幅値に関連する情報を報告する、UE。
  20. マルチ入力マルチ出力(MIMO)動作を採用した通信ネットワークにおいてチャネル状態情報(CSI)に関連するフィードバックオーバーヘッドを削減するためのユーザ機器(UE)であって、当該UEは、
    プリコーダ行列W (r)の第(i,j)結合係数に対応する各エントリを少なくとも2つの係数に分解し、rは第r伝送層を示し、前記第(i,j)結合係数は第iビームと第j遅延とに関連付けられ、各結合係数は振幅値に関連する情報と位相値に関連する情報とに関連付けられ、前記プリコーダ行列W (r)の分解された前記第(i,j)結合係数が2つの係数dとbi,jにより、
    [W (r)i,j=di,j
    として表され、
    i,jは第iビームと第j遅延とに関連した複素数値正規化結合係数であり、
    は第j遅延に関連するすべてのビームの結合係数の共通振幅値を表す実数値係数であり、前記UEがさらに、
    前記少なくとも2つの係数のそれぞれを少なくとも1ビットで個別に量子化し、
    量子化された係数の少なくとも1つの位相値または少なくとも1つの振幅値に関連する情報を、または量子化された係数の少なくとも1つの位相値および振幅値に関連する情報を報告する、UE。
  21. マルチ入力マルチ出力(MIMO)動作を採用した通信ネットワークにおいてチャネル状態情報(CSI)に関連するフィードバックオーバーヘッドを削減するためのユーザ機器(UE)であって、当該UEは、
    プリコーダ行列W (r)の第(i,j)結合係数に対応する各エントリを少なくとも2つの係数に分解し、rは第r伝送層を示し、前記第(i,j)結合係数は第iビームと第j遅延とに関連付けられ、各結合係数は振幅値に関連する情報と位相値に関連する情報とに関連付けられ、前記プリコーダ行列W (r)の分解された前記第(i,j)結合係数が3つの係数a,d,bi,jにより
    [W (r)i,j=ai,j
    として表され、
    i,jは第iビームと第j遅延とに関連する複素数値正規化結合係数であり、
    は第j遅延に関連するすべてのビームの結合係数の共通振幅値を表す実数値係数であり、
    は第iビームに関連するすべての遅延に対する結合係数の共通振幅値を表す実数値係数であり、前記UEがさらに、
    前記少なくとも2つの係数のそれぞれを少なくとも1ビットで個別に量子化し、
    量子化された係数の少なくとも1つの位相値または少なくとも1つの振幅値に関連する情報を、または量子化された係数の少なくとも1つの位相値および振幅値に関連する情報を報告する、UE。
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