以下に、実施の形態にかかる評価支援装置、評価支援システム、評価支援方法およびプログラムを図面に基づいて詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1にかかる評価支援システムの構成例を示す図である。本実施の形態の評価支援システム100は、広告媒体3と、広告媒体3の評価を支援する評価支援装置1とを備える。図1では、広告媒体3を1台図示しているが、広告媒体3は1つ以上であればよく、複数であってもよい。
広告媒体3は、例えば、広告が表示されるディスプレイであるが、これに限定されず、絵や文字が直接記載された看板などの電子化されていない媒体であってもよい。また、広告媒体3は、例えば、屋外に設置されるが、これに限定されず、屋内に設置されてもよい。広告媒体3は、ビルなどの建物の壁面に設置されてもよいし、単独で設置されてもよく、設置場所に特に制約はない。以下では、広告媒体が、広告が表示されるディスプレイである例を主に説明するが、上述したように、広告媒体3は電子化されていない媒体であってもよい。
評価支援装置1は、広告媒体3を視認可能な範囲であり3次元データとして定義される視認可能範囲と、広告媒体3の周辺の人流を示す人流情報とを用いて、広告媒体3を視認した人の数である視認数を算出する。これにより、評価支援装置1は、評価支援装置1を利用する利用者であるサービスユーザに視認数を提示することができる。サービスユーザは、例えば、広告媒体3に広告を出稿することを検討している広告主、広告媒体3に広告を出稿した広告主、広告代理店、広告媒体3の提供者などの組織、これらの組織に属する人、これらの組織に依頼された人などであるが、これらに限定されない。
本実施の形態では、人流情報として、センサ2によって取得された情報であるセンサ情報が用いられる。センサ2は、広告媒体3の視認可能範囲内に存在する人を検出可能なセンサであればよく、例えば、カメラ(可視光カメラ、赤外カメラ)、LiDAR(Light Detection And Ranging)、レーダなどであるが、これらに限定されない。図1ではセンサ2を1台図示しているが、センサ2は複数台であってもよい。センサ2が複数台用いられる場合、複数の種別のセンサ2が混在してもよい。センサ2は、広告媒体3に搭載されていてもよいし、広告媒体3とは別に設置されてもよい。センサ2として、監視カメラなどが用いられてもよい。なお、センサ2を評価支援システム100に含めてもよい。
評価支援装置1は、範囲取得部11と、視認数算出部12と、評価部13と、情報記憶部14と、人流情報取得部15と、提示部16とを備える。人流情報取得部15は、センサ2からセンサ情報を取得し、取得したセンサ情報を情報記憶部14に格納する。センサ2が通信機能を有し、センサ2と人流情報取得部15とが通信を行うことで人流情報取得部15がセンサ情報を取得してもよいし、図示しない通信装置などの他の装置にセンサ2が接続され、当該他の装置を介して、人流情報取得部15がセンサ情報を取得してもよい。人流情報取得部15が行う通信は、無線通信であってもよいし、有線通信であってもよいし、無線通信と有線通信との両方であってもよい。
範囲取得部11は、広告媒体3の視認可能範囲を取得し、取得した視認可能範囲を視認数算出部12へ出力する。なお、範囲取得部11は、情報記憶部14に視認可能範囲を格納し、視認数算出部12が、視認可能範囲を使用する際に、情報記憶部14から視認可能範囲を読み出してもよい。評価支援装置1の評価支援の対象の広告媒体3が複数存在する場合には、範囲取得部11は、視認可能範囲を広告媒体3ごとに取得する。
範囲取得部11は、人手によって入力された視認可能範囲を受付けることで視認可能範囲を取得してもよいし、図示しない他の装置から視認可能範囲を受信することで視認可能範囲を取得してもよい。また、範囲取得部11は、3次元地図データおよび3次元計測データのうちの少なくとも一方である3次元周辺データと広告媒体3の視野角とに基づいて視認可能範囲を算出することにより視認可能範囲を取得してもよい。すなわち、視認可能範囲は、3次元地図データおよび3次元計測データの少なくとも一方に基づいて決定されてもよい。広告媒体3の視野角は、広告媒体3の周辺に障害物がない状態で広告媒体3を視認することができる上下および左右の角度範囲であり、仕様値であってもよいし、広告媒体3の周辺に障害物がない状態で試験などにより実測されたものであってもよい。
範囲取得部11は、3次元周辺データに基づいて視認可能範囲を算出する場合には、例えば、3次元周辺データを、図示しない他の装置から受信することにより取得するが、3次元周辺データの取得方法はこれに限定されない。他の装置は、3次元計測データを取得する計測装置であってもよいし、3次元計測データ、3次元地図データなどを提供する情報処理装置であってもよい。3次元地図データは、例えば、国土交通省がPLATEAUを例示できるが、これに限定されない。なお、3次元計測データは、例えば、LiDAR、ステレオカメラ、3次元スキャナなどによって取得される3次元点群データであるが、これに限定されない。
図2は、本実施の形態の視認可能範囲の一例を示す図である。なお、本実施の形態の視認可能範囲は、人が広告媒体3の方を向いた場合に広告媒体3を視認することが可能な範囲である。詳細には、例えば、視認可能範囲は、人の目が視認可能範囲にあり広告媒体3の方を向いた場合に広告媒体3を視認することが可能となる範囲であるが、これに限定されない。図2に示した範囲200は、広告媒体3の視認可能範囲を示している。図2に示すように、本実施の形態では、視認可能範囲は3次元で定義される。すなわち、視認可能範囲は3次元データとして定義される。視認可能範囲は、例えば、3次元座標値により示される。なお、3次元座標値に示された視認可能範囲が、広告媒体3の周辺の3次元の地図とともに地図ビュワーなどにより表示されてもよい。この表示は、提示部16によって行われてもよいし、3次元座標値に示された視認可能範囲が、外部の装置へ送信されることにより、外部の装置が視認可能範囲を3次元の地図とともに表示してもよい。なお、図2に示した範囲200は、視認可能範囲のイメージを示したものであり、実際の視認可能範囲はこの例に限定されない。
広告媒体3の視野角に基づいて、2次元ですなわち水平面内で視認可能範囲を定義すると、広告媒体3の高さが考慮されないことになる。特に屋外に広告媒体3が設置される場合には、広告媒体3がある程度の高さに設けられることがあり、設置される高さにより広告媒体3を視認可能な範囲は異なってくる。高さ方向を考慮せずに水平面内の視野だけを考慮して2次元で定義された視認可能範囲では、広告媒体3を実際に視認できるかどうかを正確に表すことができない。本実施の形態では、3次元で視認可能範囲を定義することにより、2次元で定義する場合に比べて視認可能範囲を精度よく定義することができる。
また、視認可能範囲は、建物、植栽などの障害物を考慮して定義されてもよい。図2では、建物4、植栽5などの障害物が広告媒体3の周囲に存在し、広告媒体3の設置される高さ、障害物の高さなどによっては、広告媒体3の視野の範囲であっても、障害物により広告媒体3を視認することができない場合がある。このため、障害物を考慮して視認可能範囲が決定されてもよい。
図3は、本実施の形態の障害物の考慮を説明するための図である。図3は、広告媒体3と広告媒体3の周辺とを上から見た図である。図3では、障害物の存在により、広告媒体3の視野の範囲内であっても、広告媒体3が視認できない領域が存在する例を示している。図3に示した例では、障害物が存在する領域201と、障害物の影となり広告媒体3を視認できない領域202とでは、広告媒体3を視認できない。したがって、広告媒体3の視野の範囲内から領域201と領域202とが除外された範囲である範囲200を、視認可能範囲とすることで、視認可能範囲をより適切に定義することができる。なお、図3は、障害物の考慮の概念を示しており、範囲200、領域201および領域202の実際の形状を示すものではない。
なお、広告媒体3の高さと障害物の高さとによっては、影となる領域202より広告媒体3から離れた位置で広告媒体3を視認可能な領域が存在する場合があり、このような場合には、当該領域も視認可能範囲内となる。例えば、障害物を考慮して、すなわち、3次元周辺データを用いて、広告媒体3を起点とした広告媒体3の視野の範囲となる光線を追跡することで、障害物を考慮した視認可能範囲を求めることができるが、視認可能範囲の決定方法はこれに限定されない。視認可能範囲は、上述したように、評価支援装置1に入力されてもよく、この場合、広告媒体3の視野角に基づいて3次元で定義された視認可能範囲(視認可能範囲を示すデータ)が外部の図示しない装置または人手により生成され、生成された視認可能範囲が評価支援装置1に入力される。なお、広告媒体3の評価において考慮する対象が地上を通行する通行者だけである場合には、想定される人の身長の最大値に基づいて、当該最大値より上の範囲を除いた範囲を視認可能範囲としてもよい。
図1の説明に戻る。視認数算出部12は、範囲取得部11から受け取った視認可能範囲と、情報記憶部14から読み出したセンサ情報とを用いて、広告媒体3の視認数を算出し、算出した視認数を評価部13へ出力する。視認数算出部12は、視線推定部121と、計数部122とを備える。視線推定部121は、視認可能範囲とセンサ情報とを用いて視認可能範囲内に存在する人を特定し、特定した人の視線(視線方向)を推定する。計数部122は、視線推定部121によって推定された視線のうち広告媒体3に向けられた視線の数を計数し、計数結果に基づいて視認数を算出する。視認数算出部12は、視認数だけでなく、視認数の算出過程で得られたデータ(以下、中間データとも呼ぶ)を評価部13へ出力してもよい。また、視認数算出部12は、算出した視認数、視認数の算出過程で得られたデータなどを情報記憶部14に格納してもよい。視認数算出部12における視認数の算出の詳細については後述する。
評価部13は、視認数算出部12から取得した視認数を用いて、広告媒体3の評価値を算出する。なお、評価部13は、視認数算出部12から取得した中間データを用いて広告媒体3の評価値を算出してもよいし、視認数算出部12から取得した視認数および中間データを用いて広告媒体3の評価値を算出してもよい。また、評価部13は、複数の種別の評価値を算出してもよく、複数の評価値のうちの一部は、視認数および中間データとは別のデータに基づいて算出されてもよい。評価部13は、視認数算出部12から取得した視認数自体および中間データ自体を評価値に含めてもよい。評価部13における評価値の算出の詳細については後述する。
評価部13は、算出した評価値を、情報記憶部14に、媒体情報の一部として格納する。媒体情報は、広告媒体3に関する情報であり、例えば、広告媒体3の識別情報、広告媒体3の設置位置、広告媒体3の評価値などを含む。広告媒体3の識別情報は、例えば、広告媒体3の名称であるがこれに限定されない。広告媒体3が複数存在する場合には、広告媒体ごとの、広告媒体3の識別情報、広告媒体3の設置位置、広告媒体3の評価値などが媒体情報として情報記憶部14に格納される。広告媒体3の評価値は、上述したように評価部13によって算出される。なお、視認数算出部12によって算出される視認数、または視認数および中間データは、媒体情報における評価値として評価部13または視認数算出部12によって情報記憶部14に格納される。または、視認数算出部12によって算出される視認数、または視認数および中間データは、評価値とは別に媒体情報の一部として情報記憶部14に格納されてもよい。
提示部16は、情報記憶部14に格納されている情報を提示する。提示部16は、例えば視認数を提示する。提示する情報はあらかじめ定められていてもよいし、提示部16または図示しない入力受付部が、サービスユーザから提示する情報の指定を受付け、提示部16が、サービスユーザから指定された情報を提示してもよい。例えば、提示部16は、情報記憶部14に格納されている情報を表示することにより、評価支援装置1を利用する利用者であるサービスユーザに当該情報を提示する。また、提示部16は、情報記憶部14に格納されている情報を図示しない表示装置およびサービスユーザの操作可能な図示しない端末装置のうちの少なくとも一方に送信することにより、評価支援装置1を利用する利用者であるサービスユーザに当該情報を提示してもよい。表示装置およびサービスユーザの操作可能な図示しない端末装置は、評価支援装置1から情報を受信すると当該情報を表示する。サービスユーザの操作可能な図示しない端末装置は、例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレットなどであってもよいし、サービスユーザとなる組織が管理するコンピュータシステムなどであってもよく、これらに限定されない。
情報記憶部14は、センサ情報、比率情報、媒体情報を記憶する。比率情報は、視認数算出部12における視認数の算出、評価部13における評価値の算出などに用いられる各種の比率を示す。比率情報の詳細は後述する。
なお、図1では、評価支援装置1が評価部13を備える例を示しているが、これに限らず、評価支援装置1が評価部13を備えていなくてもよい。例えば、サービスユーザが、評価支援装置1によって算出された視認数自体を評価値として用いて、広告媒体3を評価してもよいし、評価支援装置1によって算出された視認数を用いて別の評価値を算出することにより広告媒体3を評価してもよい。
次に、本実施の形態の動作について説明する。図4は、本実施の形態の評価支援装置1における評価支援処理手順の一例を示すフローチャートである。図4に示すように、評価支援装置1は、視認可能範囲を取得する(ステップS1)。詳細には、範囲取得部11が、3次元データとして定義された視認可能範囲を取得し、取得した視認可能範囲を視認数算出部12へ出力する。上述したように、視認可能範囲は、人手によって入力されてもよいし、3次元地図データおよび3次元計測データのうちの少なくとも一方である3次元周辺データと広告媒体3の視野角とに基づいて範囲取得部11により算出されてもよい。
評価支援装置1は、センサ情報を取得する(ステップS2)。詳細には、人流情報取得部15が、センサ2からセンサ情報を受信することによりセンサ情報を取得し、取得したセンサ情報を情報記憶部14へ格納する。
評価支援装置1は、視認可能範囲内の人を特定する(ステップS3)。詳細には、視認数算出部12の視線推定部121が、範囲取得部11から受け取った視認可能範囲と、情報記憶部14に記憶されているセンサ情報とを用いて、視認可能範囲内の人を特定する。なお、1つのセンサ2が視認可能範囲全体をカバーしてもよいし、複数のセンサ2によって視認可能範囲をカバーしてもよい。すなわち、1つのセンサ2が視認可能範囲内全体を検出可能であってもよいし、複数のセンサ2の視野範囲が相補的となることで、複数のセンサ2によって視認可能範囲内全体を検出可能であってもよい。
視線推定部121は、例えば、センサ情報を用いて、センサ2の視野範囲における人を検出する。例えば、視線推定部121は、センサ2がカメラである場合には、画像解析により、カメラによって撮影された画像から、あらかじめ定められた人の特徴に該当する領域を抽出することで人を検出してもよいし、人を検出するための機械学習によって生成された学習済モデルを用いて人を検出してもよい。また、視線推定部121は、顔認識処理により顔を認識することで人を検出してもよいし、骨格モデルを用いて人の骨格を検出してもよい。なお、視線推定部121による人の検出方法は、これらに限定されずどのような方法が用いられてもよい。センサ2がカメラ以外の場合にもセンサ2の種別に応じた方法によって人の検出が行われる。
視線推定部121は、センサ2の座標系における、検出した人の位置を特定する。なお、センサ2が単眼カメラなどのように2次元のデータを取得する場合、奥行き方向の位置が計測できないが、例えば、一般的な人の大きさを元に、検出された人の3次元位置を求めてもよいし、複数のセンサ2のセンサ情報を用いて、検出した人の3次元位置を求めてもよい。視線推定部121は、センサ2と視認可能範囲との位置合わせを行い、位置合わせ後に、視認可能範囲内の人を特定する。例えば、視線推定部121は、視認可能範囲が目の位置で定義される場合、検出した人の目の位置を求め、センサ2の位置とセンサ2の視野範囲とを用いて、人の目の3次元位置をセンサ2の座標系から視認可能範囲を表す座標系に変換し、座標変換後の人の目の3次元位置が視認可能範囲内であるか否かを判定することにより、視認可能範囲内の人を特定する。人の目の3次元位置は、顔認識処理、骨格検出などにより決定されてもよいし、センサ情報に基づいて算出された水平方向における人の位置と平均的な人の目の高さとに基づいて決定されてもよい。
なお、複数のセンサ2が用いられる場合、各センサ2によって取得されたセンサ情報により同一人物が検出される可能性があるため、視線推定部121は、センサ情報から検出される人物が他のセンサ2のセンサ情報から検出された人物と同一人物であるかを判別する。そして、視線推定部121は、判別した結果を用いて、同一人物に関しては1人として扱って、視認可能範囲内の人を特定する。なお、視線推定部121が視認可能範囲内にいると特定した人(視認可能範囲内の人)は、OTS(Opportunity To See)とも呼ばれ、OTSの人数が広告媒体3の評価に用いられたり、評価値の算出に用いられたりすることもある。視線推定部121は、視認可能範囲内の人数を中間データとして評価部13へ出力してもよい。また、視線推定部121は、視認可能範囲内の人数を媒体情報の一部として、または媒体情報とは別に情報記憶部14へ格納してもよい。
なお、評価支援装置1がセンサ情報を取得する全てのセンサ2のセンサ情報を用いても、視認可能範囲のうちセンサ2によって検出できない範囲があってもよい。すなわち、全てのセンサ2の視野範囲を併せても、視認可能範囲のうちセンサ2の視野範囲とならない範囲があってもよい。すなわち、この場合、視線推定部121は、視認可能範囲内の人の全てを検出することはできないため、後述する視認数の算出では、例えば、あらかじめ定められた係数を用いて調整を行う。この場合、係数は、実証実験などにより定められ、比率情報の一部として情報記憶部14に格納される。
次に、評価支援装置1は、視線を推定する(ステップS4)。詳細には、視線推定部121が、視認可能範囲内に存在すると特定した人の視線(視線方向)を推定する。視線は、骨格モデルを用いて算出されてもよいし、センサ情報が画像である場合には画像処理により顔の向きを判定することで算出されてもよい。また、センサ情報が時系列に取得される場合、すなわち異なる時間に対応する複数のセンサ情報が取得される場合、視線推定部121は、視認可能範囲内に存在すると特定した人の移動方向を求め移動方向から体の向きを求め、体の向きが顔の向きであると仮定して視線を推定してもよい。
次に、評価支援装置1は、広告媒体3を向いている人数を算出する(ステップS5)。詳細には、視認数算出部12の計数部122が、視線推定部121の推定結果に基づいて、広告媒体3に視線が向いている人の数を計数する。図5は、広告媒体3を向いている人を説明するための図である。図5に示した人型の図形は、広告媒体3の視認可能範囲内の人を示しており、矢印は視線の方向を示している。実線の矢印は、視線の先に広告媒体3が存在する人、すなわち広告媒体3を向いている人を示し、破線の矢印は、視線の先に広告媒体3が存在しない人、すなわち広告媒体3を向いていない人である。
また、障害物が考慮されて広告媒体3を向いている人数が算出されてもよい。図6は、障害物を考慮した、広告媒体3を向いている人を説明するための図である。図6において視線を破線で示した人のように、視線が広告媒体3の方向を向いているものの、障害物の影となることにより広告媒体3を視認できない人は、広告媒体3を向いている人から除外されてもよい。なお、視認可能範囲を定義する際に障害物が考慮されている場合、つまり、目の位置がそこに存在してかつ広告媒体3に視線を向けたとしたら広告媒体3を視認することが可能な位置として、障害物が考慮されて視認可能範囲が決められている場合には、視認可能範囲の定義において既に障害物が考慮されている。このため、この場合には、計数部122は、視線の方向により障害物を考慮せず広告媒体3に視線が向いているかを判定してもよい。
なお、広告媒体3を向いている人は、OTC(Opportunity To Contact)とも呼ばれ、OTCの人数が広告媒体3の評価に用いられたり、評価値の算出に用いられたりすることもある。視線推定部121は、広告媒体3を向いている人数を中間データとして評価部13へ出力してもよい。また、視線推定部121は、広告媒体3を向いている人数を媒体情報の一部として、または媒体情報とは別に情報記憶部14へ格納してもよい。
なお、視線推定部121は、OTCまたはOTSの属性をセンサ情報に基づいて推定し、推定した属性を示す属性情報を情報記憶部14に媒体情報として格納してもよい。例えば、センサ2がカメラを含む場合には、カメラによって取得された画像を用いて、OTC、OTSのそれぞれの性別、年代などの属性を推定し、属性情報として属性ごとの人数を情報記憶部14に格納してもよいし、性別の比などのように属性の比率を属性情報として情報記憶部14に格納してもよい。
図4の説明に戻る。評価支援装置1は、視認数を算出する(ステップS6)。詳細には、計数部122が、ステップS5で計数した人数に、情報記憶部14から読み出した定められた視認率を乗算することにより視認数を算出し、算出した視認数を評価部13へ出力する。視認数は、広告媒体3(広告媒体3に表示された広告)を実際に視認したと推定される人の数である。視認率は、比率情報として情報記憶部14に格納されている。
広告媒体3を実際に視認したと推定される人は、VAC(Visibility Adjusted Contact)、インプレッションとも呼ばれる。VACの人数は、OTCの人数に、広告(広告媒体3に表示された広告)を見たと想定できる比率(視認率)をかけて算出することができる。視認率は、例えば、アイトラッキングカメラを用いた実験などによって算出されるといったように、あらかじめ算出されるが、視認率の算出方法は、これに限らずどのような方法であってもよい。計数部122は、視認数を媒体情報の一部として情報記憶部14へ格納してもよい。なお、視認可能範囲のうちセンサ2によって検出できない範囲がある場合には、計数部122は、ステップS5で計数した人数に、視認率と、上述した比率情報に含まれる係数と、を乗算することにより、視認数を算出する。なお、上述した方法により、センサ情報の取得周期を単位とした視認数を算出することができる。計数部122は、例えば、1時間、一日、1週間などといった長い単位時間での視認数を算出する場合には、算出した視認数を単位時間分集計することで、単位時間における視認数を算出してもよい。この場合、視認数算出部12は、単位時間内で複数の異なる時間帯で検出された同一人物を特定して一人として扱うようにしてもよい。
本実施の形態では、このように、3次元データとして定義された視認可能範囲とセンサ情報とを用いて、視認数を算出するため、広告媒体3の視認可能範囲に合致するようにカメラを設ける必要はなく、カメラの厳しい設置条件を必要とせずに、視認数を算出することができる。また、カメラ画像を用いた顔認識処理を用いて視線を推定する場合にはカメラが人の正面を撮影する必要があるが、骨格モデルを用いて体または顔の向きによりOTSを特定する、または移動方向を基に視線を推定すると、視認数算出部12は、センサ2の向きが人の正面を検出できない場合でも、視線を推定することができる。なお、視認数算出部12は、顔認識処理と、骨格モデルを用いた推定と、移動方向を用いた推定とのうち2つ以上を組み合わせて視線を推定してもよい。したがって、本実施の形態の評価支援装置1は、広告媒体3とは異なる位置に設けられた監視カメラなど、様々な位置や向きに設置されたセンサ2を用いて、視認数を推定することができる。
次に、評価支援装置1は、評価値を算出する(ステップS7)。詳細には、評価部13が、視認数を用いて広告媒体3を評価するための評価値を算出し、算出した評価値を媒体情報の一部として情報記憶部14へ格納する。評価部13は、例えば、広告媒体3に設定された広告価格と視認数とを用いて評価値を算出してもよい。広告価格は、広告媒体の利用料であり、出稿価格とも呼ばれる。具体的には、評価部13は、例えば、広告価格を視認数で割ることにより得られる視認者獲得単価を評価値として算出する。この場合、広告価格は、媒体情報として情報記憶部14にあらかじめ格納される。また、評価部13は、視認数(VACの人数)の視認可能範囲内の人数(OTSの人数)に対する比率である視聴率(広告視聴率)を算出してもよい。
また、評価部13は、視認数算出部12によって算出されたOTCの人数、OTSの人数などの中間データを用いて評価値を算出してもよい。また、上述したように、視認数(VACの数、インプレッション数)自体を評価値としてもよく、中間データ自体を評価値としてもよい。評価部13が算出する評価値は、上述した例に限定されず、CPM(Cost Per Mille:インプレッション単価)、リーチクリック数、CTR(Click Through Rate:クリック率)、CPC(Cost Per Click:クリック単価)、CV(ConVersion:コンバージョン数)、CVR(ConVersion Rate:コンバージョン率)、セッション数、CPA(Cost Per Acquisition:コンバージョン単価)などを含んでいてもよい。なお、クリックに関する数値を使用する評価値に関しては、例えば、評価値に応じて、適宜、クリックに関する数値に変えて、視認数、OTCの人数、OTSの人数などを用いる。
評価支援装置1は、算出結果を提示し(ステップS8)、処理を終了する。詳細には、提示部16が、情報記憶部14に格納されている視認数、中間データ、評価値などをサービスユーザに提示する。なお、上述したように、視認数、中間データを評価値に含めてもよい。
なお、図4は例示であり、各処理の順序は図4に示した例に限定されない。例えば、図4では、評価値を算出した後に、ステップS8の提示が行われているが、視認数、中間データをサービスユーザが確認したい場合には、評価値の算出前にステップS8の提示が行われてもよい。このように、各情報のサービスユーザへの提示のタイミングは、図4に示した例に限定されない。また、ステップS1は、ステップS2以降の処理のタイミングとは別のタイミングで行われてもよい。ステップS1は、広告媒体3の追加、削除、広告媒体3の仕様の変更などが生じたり、広告媒体3の周辺の状況に変更が生じたりした際に行われてもよいし、半年など一定時間ごとに行われてもよい。
次に、本実施の形態の評価支援装置1のハードウェア構成について説明する。図1に示した本実施の形態の評価支援装置1は、コンピュータシステム上で、評価支援装置1における処理が記述されたコンピュータプログラムであるプログラムが実行されることにより、コンピュータシステムが評価支援装置1として機能する。図7は、本実施の形態の評価支援装置1を実現するコンピュータシステムの構成例を示す図である。図7に示すように、このコンピュータシステムは、制御部101と入力部102と記憶部103と表示部104と通信部105と出力部106とを備え、これらはシステムバス107を介して接続されている。制御部101と記憶部103とは処理回路を構成する。
図7において、制御部101は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサであり、本実施の形態の評価支援装置1における処理が記述されたプログラムを実行する。なお、制御部101の一部が、GPU(Graphics Processing Unit),FPGA(Field-Programmable Gate Array)などの専用ハードウェアにより実現されてもよい。入力部102は、ボタン、キーボード、マウス、タッチパッドなどである。記憶部103は、RAM(Random Access Memory),ROM(Read Only Memory)などの各種メモリおよびハードディスクなどのストレージデバイスを含み、上記制御部101が実行すべきプログラム、処理の過程で得られた必要なデータ、などを記憶する。また、記憶部103は、プログラムの一時的な記憶領域としても使用される。表示部104は、例えば、ディスプレイであり、例えばLCD(Liquid Crystal Display:液晶表示パネル)などである。なお、表示部104と入力部102とは、一体化されてタッチパネルなどにより実現されてもよい。通信部105は、通信処理を実施する受信機および送信機である。出力部106は、スピーカなどである。なお、図7は、一例であり、コンピュータシステムの構成は図7の例に限定されない。例えば、評価支援装置1を実現するコンピュータシステムは、入力部102、表示部104および出力部106を備えていなくてもよい。
ここで、本実施の形態のプログラムが実行可能な状態になるまでのコンピュータシステムの動作例について説明する。上述した構成をとるコンピュータシステムには、たとえば、図示しないCD(Compact Disc)-ROMドライブまたはDVD(Digital Versatile Disc)-ROMドライブにセットされたCD-ROMまたはDVD-ROMから、コンピュータプログラムが記憶部103にインストールされる。そして、プログラムの実行時に、記憶部103から読み出されたプログラムが記憶部103の主記憶領域に格納される。この状態で、制御部101は、記憶部103に格納されたプログラムにしたがって、本実施の形態の評価支援装置1としての処理を実行する。
なお、上記の説明においては、CD-ROMまたはDVD-ROMを記録媒体として、評価支援装置1における処理を記述したプログラムを提供しているが、これに限らず、コンピュータシステムの構成、提供するプログラムの容量などに応じて、たとえば、インターネットなどの伝送媒体により提供されたプログラムを用いることとしてもよい。
本実施の形態のプログラムは、例えば、コンピュータシステムに、広告媒体3の周辺の人流を示す人流情報を取得するステップと、視認可能範囲を取得するステップと、視認可能範囲と人流情報とを用いて、広告媒体3を視認した人の数である視認数を算出するステップと、を実行させる。
図1に示した視認数算出部12および評価部13は、図7に示した記憶部103に記憶されたコンピュータプログラムが図7に示した制御部101により実行されることにより実現される。視認数算出部12および評価部13の実現には、図7に示した記憶部103も用いられる。また、図1に示した範囲取得部11は、入力部102および通信部105のうちの少なくとも一方によって実現されてもよいし、図7に示した制御部101により実現されてもよい。図1に示した人流情報取得部15は、図7に示した通信部105により実現される。図1に示した提示部16は、図7に示した表示部104および通信部105のうちの少なくとも一方により実現される。図1に示した提示部16の実現には、さらに、図7に示した制御部101が用いられてもよいし、図7に示した入力部102が用いられてもよい。なお、評価支援装置1は、複数のコンピュータシステムにより実現されてもよい。また、例えば、評価支援装置1は、クラウドコンピュータシステムにより実現されてもよい。
以上のように、本実施の形態では、評価支援装置1は、3次元データとして定義された視認可能範囲とセンサ情報とを用いて、視認数を算出するようにした。このため、広告媒体3の視認可能範囲に合致するようにカメラを設ける必要はなく、カメラの厳しい設置条件を必要とせずに、視認数を算出することができる。
実施の形態2.
図8は、実施の形態2にかかる評価支援システムの構成例を示す図である。本実施の形態の評価支援システム100aは、評価支援装置1aと、広告媒体3とを備える。広告媒体3は、実施の形態1と同様である。評価支援装置1aは、視認数算出部12の代わりに視認数算出部12aを備え、人流情報取得部15が人流情報としてセンサ情報の代わりに人流情報提供装置6から提供される人流情報を用いる以外は、実施の形態1の評価支援装置1と同様である。実施の形態1と同一の機能を有する構成要素は、実施の形態1と同一の符号を付して重複する説明を省略する。以下、実施の形態1と異なる点を主に説明する。
本実施の形態では、人流情報取得部15は、人流情報提供装置6から人流情報を取得し、取得した人流情報を情報記憶部14に格納する。人流情報提供装置6は、広告媒体3の周辺の人流を示す人流情報を提供する。広告媒体3の周辺の通行者などの人は、広告主、広告代理店などが広告媒体3に表示される広告を視認させたいオーディエンスであり、以下、広告媒体3の周辺の人を、通行者、一般ユーザとも呼ぶ。
人流情報提供装置6が提供する人流情報は、例えば、通行者である一般ユーザが操作可能な端末装置7から得られたアンケートの回答と、当該端末装置7の位置を示す位置情報とであってもよい。端末装置7は、例えば、スマートフォン、タブレット、パーソナルコンピュータなどであり、一般ユーザが携帯する端末装置である。端末装置7は、GPS(Global Positioning System)受信機などのように自己の位置を検出する位置検出装置を備える。位置情報は、例えば、端末装置7の位置時刻と対応付けられた時系列の情報であり、端末装置7は位置情報を人流情報提供装置6へ送信する。アンケートは、例えば、広告媒体3の周辺の端末装置7に配信され、一般ユーザが端末装置7を操作することにより回答を入力し、端末装置7が入力された回答を人流情報提供装置6へ送信する。
アンケートは、広告媒体3を視認したか否か、すなわち広告媒体3を見たか否かを問う質問を含む。図9は、本実施の形態のアンケートの一例を示す図である。図9に示した例では、ある広告媒体3(図9では〇〇と記載)に表示された広告を、見た(見ている)、見たかもしれない、見なかった、の3種類の選択肢が端末装置7に表示されている。一般ユーザは、端末装置7を操作することにより、選択肢のなかから回答を選択する。端末装置7は、アンケートの回答を人流情報提供装置6へ送信する。なお、広告媒体3を視認したか否かを問う際の選択肢の数は、図9に示した例に限定されず、見たか否かの2つの選択肢が示されてもよいし、4種類以上の選択肢が示されてもよい。
また、アンケートは、一般ユーザの属性を問う質問を含んでいてもよい。属性は、例えば、性別および年代のうちの少なくとも一方を含む。属性は、これに限らず、年齢、趣味、職業、学歴、年収、資産、居住地、勤務地、国籍、家族構成、趣味趣向/生活習慣、健康状態などを含んでいてもよい。なお、図8では、端末装置7を2台図示しているが、端末装置7の数はこれに限定されない。
また、人流情報提供装置6が提供する人流情報は、通行者の数(通行者数)を示す情報であってもよいし、一般ユーザが操作可能な端末装置7から得られた位置情報であってもよい。人流情報提供装置6が提供する人流情報は、広告媒体3の周辺の人流を示す情報であればよく、これらに限定されない。以下、アンケート結果および位置情報をアンケート情報とも呼び、通行者の数を示す情報を通行者情報とも呼ぶ。人流情報提供装置6が提供する人流情報は、アンケート情報、通行者情報および端末装置7の位置情報のうちの2つ以上であってもよい。また、人流情報の種別ごとに人流情報提供装置6が設けられ、人流情報取得部15は人流情報提供装置6から各種別の人流情報を取得してもよい。
通行者情報は、移動経路ごとの人流、すなわち移動経路ごとの通行者の人数を示す情報であってもよい。移動経路は、例えば、道路AのXからYまでの区間をYへ向かって移動する経路といったように、移動する区間と方向とで表される。図10は、本実施の形態の通行者情報における移動経路を説明するための図である。図10に示した移動経路R-1~R-14は、広告媒体3の周辺の移動経路の一例である。矢印の向きは通行者の移動の方向を示す。図11は、本実施の形態の通行者情報の一例を示す図である。図11に示した例では、通行者情報は、図10に示した移動経路ごとの、各時間帯の通行者数を含む。図10は例示であり、各移動経路の定義は図10に示した例に限定されない。
また、通行者情報は、カメラなどにより実測された結果に基づいて算出されてもよいし、通行量調査によって取得されてもよいし、モバイル空間統計(登録商標)などのようにスマートフォンなどの位置情報に基づいて算出された分析結果であってもよい。分析結果は、曜日、季節、天候などごとに算出されてもよい。また、通行者情報は、通行者の属性に関する属性情報を含んでいてもよい。例えば、過去に行われたアンケートに基づいて、通行者の性別比(性別構成)、年代比(年代構成)などの属性の比率が算出され、これらの比率が属性情報として通行者情報に含まれていてもよいし、通行者数が属性ごとの人数として算出されてもよい。なお、通行者数の決定方法、および通行者数における属性情報の決定方法は、これらの例に限定されない。
視認数算出部12aは、実施の形態1と同様の視認可能範囲と、情報記憶部14に記憶されている人流情報とを用いて視認数を算出する。実施の形態1では、視認数算出部12は、広告媒体3の評価の対象となる時点(期間)における視認数を算出したが、本実施の形態では、視認数算出部12aは、実施の形態1で述べた視認率を算出するために視認数を算出してもよい。すなわち、視認数算出部12aは、広告媒体3の評価の対象となる時点の視認数の算出と、視認率を算出するための視認数の算出とのうちの少なくとも一方を実施する。
ここで、まず、人流情報がアンケート情報を含む場合の視認数算出部12aの処理について説明する。視認数算出部12aは、人流情報がアンケート情報を含む場合、視認可能範囲とアンケート情報における位置情報とを用いて、位置情報に対応する回答ユーザのうち、視認可能範囲内を通行した回答ユーザを特定する。すなわち、視認数算出部12aは、位置情報と視認可能範囲とを用いて、アンケート回答(回答情報)に対応する通行者のうち視認可能範囲を通行した人を特定する。回答ユーザは、一般ユーザのうち、アンケートに回答したユーザである。視認数算出部12aは、判定した結果に基づいて視認可能範囲内に存在した単位時間あたりの回答ユーザの人数を算出する。視認可能範囲内に存在した回答ユーザは、OTSのうちのアンケートに回答した一般ユーザである。
次に、視認数算出部12aは、位置情報に基づいて、視認可能範囲内に存在した回答ユーザの視線を推定する。例えば、視認数算出部12aは、位置情報を用いて、回答ユーザの移動方向を求め、移動方向に基づいて視線を推定する。視認数算出部12aは、視線の推定結果を用いて、視認可能範囲内に存在した回答ユーザのうち広告媒体3を向いている人を特定し、特定した結果を用いて広告媒体3を向いていた人数を求める。このように、視認数算出部12aは、視認可能範囲内を通行したと特定した人に対応する位置情報を用いて、広告媒体3に向いていた人である視認機会保有者の人数を算出する。視認可能範囲内に存在した回答ユーザのうち広告媒体3を向いている人は、OTCのうちアンケートに回答した一般ユーザである。
次に、視認数算出部12aは、視認可能範囲内に存在した回答ユーザのうち広告媒体3を向いている人に対応するアンケート回答を用いて、広告媒体3の視認数を算出する。算出される視認数は、VACのうちアンケートに回答した一般ユーザの人数である。なお、図9に例示したように、見たか、見なかったかだけでなく、「広告を見たかもしれない」といった中間的な選択肢も含む場合、視認数算出部12aは、中間的な回答については、1人としてカウントせずに、0.5人、0.75人といったように1未満の数の人数としてみなして、視認数を算出してもよい。
視認数算出部12aは、広告媒体3の視認数を、広告媒体3を向いている人数で割ることにより視認率を算出する。このように、視認数算出部12aは、視認機会保有者に対応するアンケート回答のうち広告媒体3を視認したことを示すアンケート回答の数である視認回答数を算出し、視認機会保有者の人数と視認回答数とに基づいて視認率を算出する。視認可能範囲内に存在した回答ユーザは、視認可能範囲内に存在した全一般ユーザではないが、回答ユーザの人数が十分な人数であれば、回答ユーザに関して算出された視認率は、全一般ユーザを対象とした視認率と同様とみなすことができる。例えば、許容可能な誤差に基づいて統計的に有意な回答ユーザの数をしきい値として定めておき、回答ユーザがしきい値となるケースに関して、上述したように、広告媒体3の視認数を、広告媒体3を向いている人数で割ることにより視認率を求める。このように、視認率は、広告媒体3の周辺を通行した通行者が携帯する端末装置7の位置情報と、通行者によって入力された、広告媒体を視認したか否かを示す情報を含むアンケート回答(回答情報)とに基づいて算出されてもよい。回答ユーザのしきい値の決定方法はこの例に限定されない。
視認数算出部12aは、算出した視認率を、比率情報として情報記憶部14に格納する。この視認率は、例えば、評価支援装置1aが、広告媒体3の評価対象の時点における視認数を算出する際に用いられてもよいし、実施の形態1の評価支援装置1と同様の方法で視認数を算出する装置において視認数の算出に用いられてもよい。なお、評価支援装置1aの人流情報取得部15が、さらに、実施の形態1で述べたセンサ2からセンサ情報を取得し、視認数算出部12aが実施の形態1の視認数算出部12としての機能も有してもよい。この場合に、視認数算出部12aが、実施の形態1で述べた視認数の算出を行う際に、本実施の形態で述べた、アンケート情報を用いて算出された視認率が用いられてもよい。
また、視認数算出部12aは、視認可能範囲内に存在した回答ユーザのうち広告媒体3を向いている人数を、視認可能範囲内に存在した回答ユーザのうち広告媒体3を向いている人数で割ることにより、OTCの人数に対するOTSの人数の比率である対面確率を求め、この対面確率を比率情報として情報記憶部14に格納してもよい。
また、視認数算出部12aは、位置情報を用いて、図10に例示したような移動経路ごとの視認率を算出してもよい。また、視認数算出部12aは、アンケート回答に基づいて、属性ごとの視認数を算出して媒体情報として情報記憶部14に格納してもよいし、属性ごとの回答ユーザ数を算出して媒体情報として情報記憶部14に格納してもよい。
また、視認数算出部12aは、アンケート回答を用いて、広告媒体3の評価対象の時点における視認数を算出してもよい。例えば、広告媒体3の評価対象の時点が過去の場合には、評価対象の時点に視認可能範囲内に存在した回答ユーザのアンケート情報を用いて、視認数を算出することができる。詳細には、例えば、視認数算出部12aは、位置情報を用いて、上記と同様に、アンケート情報を用いて視認数を算出する。この視認数は、回答ユーザに関する視認数であるため、視認数算出部12aは、算出した視認数に、定められた比率を乗算することで、全体の視認数を算出する。この比率は、回答ユーザの数の、一般ユーザの数すなわち通行者に対する比であり、例えば、実証実験、統計的な分析などにより定められ、情報記憶部14に比率情報としてあらかじめ記憶される。
次に、人流情報が通行者情報を含む場合の視認数算出部12aの処理について説明する。視認数算出部12aは、人流情報が、広告媒体3の推定対象の時点における通行者情報を含む場合、視認可能範囲と通行者情報と、情報記憶部14に記憶されている比率情報とを用いて、視認可能範囲内の広告媒体3を向いている人数(OTCの人数)を算出する。例えば、移動経路ごとに、当該移動経路を移動する通行者のうち広告媒体3を向く人の比率を経路単位比率として実証実験、分析などにより定めておき、経路単位比率を比率情報として情報記憶部14にあらかじめ格納しておく。視認数算出部12aは、通行者情報における移動経路ごとの通行者数に、当該移動経路に対応する経路単位比率を乗算することにより、移動経路ごとのOTCの人数を算出する。視認数算出部12aは、移動経路ごとのOTCの人数の合計値を、OTCの人数として算出し、OTCの人数に情報記憶部14に比率情報として記憶されている視認率を乗算することで、視認数を算出する。この視認率は、本実施の形態で述べたアンケート情報に基づいて算出された視認率であってもよいし、別の方法で算出された視認率であってもよい。
次に、人流情報が端末装置7の位置情報を含む場合の視認数算出部12aの処理について説明する。視認数算出部12aは、人流情報が広告媒体3の推定対象の時点における端末装置7の位置情報を含む場合、視認可能範囲と、位置情報と、情報記憶部14に記憶されている取得比率とを用いて、視認可能範囲内の広告媒体3を向いている人数(OTCの人数)を算出する。取得比率は、通行者全体の数に対する、位置情報を取得できる端末装置7の数の比率である。通行者のうち端末装置7の位置を取得できない人もいるため、視認数算出部12aは、位置情報に基づいて、各端末装置7の移動方向を求め、移動方向に基づいて視認可能範囲内の広告媒体3を向いている人を特定し、特定した人の人数を算出し、算出した人数を取得比率で割ることにより、OTCの人数を算出する。視認数算出部12aは、OTCの人数に情報記憶部14に比率情報として記憶されている視認率を乗算することで、視認数を算出する。この視認率は、本実施の形態で述べたアンケート情報に基づいて算出された視認率であってもよいし、別の方法で算出された視認率であってもよい。
なお、評価部13は、本実施の形態で例示した、広告媒体3の推定対象の時点の視認数を用いて、実施の形態1と同様に評価値を算出する。本実施の形態においても、評価部13は、視認数自体、OTSの人数などの中間データ自体を評価値としてもよい。また、上述したように、評価支援装置1aの人流情報取得部15が、さらに、センサ情報を取得し、視認数算出部12aが実施の形態1の視認数算出部12としての機能も有し、実施の形態1で述べた視認数の算出において、本実施の形態で述べた、アンケート情報を用いて算出された視認率が用いられてもよい。以上述べた以外の評価支援装置1aにおける動作は、実施の形態1と同様である。
本実施の形態の評価支援装置1aは、実施の形態1の評価支援装置1と同様に、例えば、図7に例示したコンピュータシステムにより実現される。図8に示した視認数算出部12aは、図7に示した記憶部103に記憶されたコンピュータプログラムが図7に示した制御部101により実行されることにより実現される。視認数算出部12aの実現には、図7に示した記憶部103も用いられる。評価支援装置1aは、複数のコンピュータシステムにより実現されてもよい。また、例えば、評価支援装置1aは、クラウドコンピュータシステムにより実現されてもよい。
以上のように、本実施の形態では、視認可能範囲と、アンケート情報、通行者情報、および端末装置7の位置情報のうち少なくとも1つとに基づいて視認数を算出する。これにより、実施の形態1と同様の効果を奏することができる。また、センサ2の設置を要せずに、視認数を算出することができる。
実施の形態3.
次に、実施の形態3について説明する。本実施の形態の評価支援システム100の構成は実施の形態1と同様である。以下、実施の形態1と異なる点を主に説明し、実施の形態1と重複する説明を省略する。
本実施の形態では、視認可能範囲は、各広告媒体3の仕様に基づき決定される。広告媒体3の仕様は、例えば、輝度、視野角、および画面湾曲の形状を示す湾曲情報のうちの少なくとも1つを含む。範囲取得部11が、仕様が考慮された視認可能範囲の入力を受付けてもよいし、仕様を考慮して3次元地図データまたは3次元計測データに基づいて視認可能範囲を算出してもよい。また、範囲取得部11は、輝度が設定により変更可能な場合には、設定を示す情報を取得し、設定に応じて視認可能範囲を変更してもよい。
また、実施の形態2で述べた評価支援システム100aにおいて、同様に、視認可能範囲が仕様に基づいて決定されてもよい。これにより、広告媒体3の視認可能範囲を精度よく定義することができる。
実施の形態4.
図12は、実施の形態4にかかる評価支援システムの構成例を示す図である。本実施の形態の評価支援システム100bは、評価支援装置1bと、広告媒体3とを備える。広告媒体3は、実施の形態1と同様である。評価支援装置1bは、受付部17および予測部18が追加される以外は、実施の形態1の評価支援装置1と同様である。実施の形態1と同一の機能を有する構成要素は、実施の形態1と同一の符号を付して重複する説明を省略する。以下、実施の形態1と異なる点を主に説明する。
本実施の形態では、受付部17が、サービスユーザからの入力を受付ける。なお、受付部17は、サービスユーザから直接入力を受付けてもよいし、サービスユーザが操作可能な端末装置などから、当該端末装置に入力された入力情報を受信することで、サービスユーザからの入力を受付けてもよい。
受付部17は、例えば、サービスユーザからの表示対象の情報の指定を受付け、サービスユーザからの指定の内容を示す指定情報を提示部16に通知する。指定情報は、表示対象の広告媒体3、表示対象の日時などを含んでいてもよい。表示対象の日時は、期間であってもよい。表示対象の情報は、評価支援システム100bが算出した視認数、中間データ、評価値、属性情報などであってもよいし、これらの情報に基づいて加工された情報であってもよいし、媒体情報に含まれる広告媒体3の設置位置、広告価格などであってもよい。なお、提示部16が、サービスユーザに、表示対象の情報の選択肢を提示し、サービスユーザが選択肢のなかから表示対象の情報を選択することにより、表示対象の情報の指定が行われてもよい。各選択肢は、複数の情報の組み合わせであってもよい。また、情報を、数値で表示するか、円グラフで表示するか、折れ線グラフで表示するか、棒グラフで表示するかなどの表示形式も、指定情報に含まれてもよい。
提示部16は、受付部17から通知された指定情報に基づいて、表示対象の情報を情報記憶部14から読み出し、読み出した情報を提示する。提示部16による提示方法は、実施の形態1と同様であり、情報の表示であってもよいし、表示装置、サービスユーザの端末装置などの他の装置への情報の送信であってもよい。提示部16が、他の装置へ送信することにより情報を提示する場合、表示画面を表示するための表示情報が他の装置へ送信されてもよいし、表示対象の情報と表示形式などを示す情報とが他の装置へ送信され他の装置が表示画面を生成してもよい。また、サービスユーザからの指定がない場合にサービスユーザに提示する初期画面が定められ、指定情報が通知されない場合に、提示部16は、初期画面を提示してもよい。
また、提示部16は、例えば、情報をグラフで表示する場合には、情報記憶部14から読み出した情報に基づいてグラフを作成し、作成したグラフを提示する。提示部16は、視認可能範囲内を通行した通行者の数である通行者数(OTCの人数)と、属性ごとの人流に関する情報と、視認数に基づいて算出される視聴率とのうち少なくとも1つを提示してもよい。
図13は、本実施の形態の表示画面の一例を示す図である。図13に例示した表示画面は、提示部16が表示してもよいし、表示画面を表示するための表示情報が提示部16により他の装置へ送信されることにより他の装置が表示してもよい。図13に示した例では、指定情報により広告媒体Aが指定されている。図13に示した例では、出稿期間と記載された行の空欄に日時を入力することで、表示対象の日時を指定することができる。図13では、日時が一度指定されて各情報が表示された状態を示しており、この状態で、日時を入力し、算出と記載されたボタンが押下されることで、入力された日時に対応する情報が表示される。
図13に示した例では、四角形で囲まれた部分に、「視認可能範囲内通行者数」、「広告視聴率」、「広告視認者数」が表示されており、「視認可能範囲内通行者数」は、視認可能範囲内の人数すなわちOTCの人数であり、「広告視認者数」は視認数すなわちVACの人数である。これら項目の数値は、指定された日時(期間)の合計値として示される。これらの数値は、実施の形態1で述べたとおり、視認数算出部12または評価部13によって算出され、媒体情報として情報記憶部14に格納される。表示対象の日時が指定可能である場合には、日時によって数値が異なる情報については、各日時に対応する情報の集計が可能なように、例えば、定められた単位時間ごとに情報が算出されて媒体情報として格納されていてもよい。
図13に示した例では、3つのグラフが表示されており、左のグラフは、OTSの人数、OTCの人数およびVACの人数を、横軸を時間(日時)として示したグラフである。中央のグラフは、男女比を示し、右のグラフは年代構成を示している。男女構成、年代構成は、実施の形態1で述べたようにセンサ情報に基づいて決定された属性に基づいて算出されてもよいし、実施の形態2で述べたようにアンケート回答に基づいて算出されてもよいし、提供される人流情報に含まれる分析結果であってもよい。男女構成、年代構成は、属性ごとの人流に関する情報の一例である。ここでは、男女構成、年代構成は、OTS、OTCおよびVACで同一であるとし、男女構成、年代構成はOTS、OTCおよびVACのいずれに対応するものであってもよい。図13は、例示であり、表示される情報、表示形式、表示位置、デザインなどは図13に示した例に限定されない。
また、本実施の形態では、サービスユーザから表示対象の日時が指定され、当該日時に対応する情報が情報記憶部14に格納されていない場合、予測部18が、指定された日時に対応する予測を行い、予測結果を提示部16へ出力し、提示部16が予測結果を提示してもよい。予測部18は、情報記憶部14に格納されている情報に基づいて、表示対象の日時の当該情報を予測する。例えば、視認数を表示する場合には、情報記憶部14に格納されている視認数に基づいて、表示対象の日時の視認数を予測する。予測の際には、日時に関する条件(時間帯、曜日、季節、月、平日/休日)、天候などの条件が考慮されてもよい。予測部18における予測の対象となる予測対象情報は、例えば、視認数、通行者数、属性ごとの人流に関する情報、および視聴率のうちの少なくとも1つであってもよい。
また、予測の際に考慮される条件に、広告媒体3に表示する広告の業界の種別、広告の商品の種別、広告のデザインの概要(動画であるか静止画であるか、色使いなど)、テレビでCM(CoMmercial:コマーシャル)が放映されているか、出稿期間の長さなどを含めてもよい。例えば、予測部18は、条件ごとに、情報記憶部14に格納されている視認数の平均値を算出しておき、平均値を予測値としてもよいし、これらの平均値の時間変化に基づいて平均値を予測するための予測式を定めておき、予測式に基づいて予測値を求めてもよい。予測式には、上述した、時に関する条件、天候などの条件も用いられてもよい。
また、予測部18は、機械学習により、入力される特徴量から予測値を推論するための学習済モデルを用いて予測値を求めてもよい。例えば、特徴量は、上述した時に関する条件と天候などの条件とのうちの少なくとも一方を含む。例えば、通行者数が予測される場合には、特徴量と正解データである通行者数とで構成される学習用データセットを複数用いて教師あり学習により学習済モデルが生成される。機械学習としてはどのようなアルゴリズムが用いられてもよいが、例えば、ニューラルネットワーク(ニューラルネットワークモデル)を用いることができる。予測部18は、学習済モデルに、指定された日時に対応する特徴量を入力することにより、学習済モデルの出力として通行者数の予測値を得る。なお、特徴量に天候が含まれる場合には、予測部18は、気象データを提供する外部の装置から指定された日時の天候の予報値を取得して、特徴量として用いてもよい。
また、予測する情報の種別によって特徴量を変えてもよい。例えば、予測対象が通行者数である場合と予測対象が視認数である場合とで特徴量を変えてもよい。学習済モデルを情報の種別ごとに生成してもよいし、また、正解データとして、複数の種別の情報を与えて学習を行うことで、複数の種別の情報を予測する学習済モデルが生成されてもよい。例えば、正解データとして通行者数および視認数の両方を含めておくことで、通行者数および視認数を推論する学習済モデルが生成されてもよい。
学習済モデルは、広告媒体3ごとに生成されるが、広告媒体3の周辺の状況、広告媒体3の仕様などが類似する広告媒体3があれば、これらを1つのグループとみなして、グループごとに学習済モデルが生成されてもよい。
また、属性ごとの通行者数などのように属性ごとの情報を予測する場合には、属性も特徴量に含めることで、属性ごとの予測値を出力する学習済モデルが生成されてもよいし、正解データとして属性ごとの情報を与えて学習を行うことで、属性ごとの予測値を出力する学習済モデルが生成されてもよい。上述した特徴量および正解データは例示であり、特徴量および正解データは、上述した例に限定されない。
なお、機械学習のアルゴリズムはニューラルネットワークに限定されず、サポートベクターマシンなど他のアルゴリズムであってもよい。また、学習済モデルの生成に用いられる機械学習は教師あり学習に限定されず、強化学習などであってもよい。
学習済モデルの生成は、予測部18によって行われてもよいし、評価支援装置1bが図示しないモデル生成部を備え、モデル生成部によって行われてもよい。また、学習済モデルを生成する学習装置が評価支援装置1bとは別に設けられ、学習装置によって生成された学習済モデルが予測部18によって用いられてもよい。学習済モデルは、予測部18に記憶されてもよいし、情報記憶部14に記憶されてもよい。
また、予測部18は、上述した予測結果だけでなく、広告媒体3に表示される広告を模擬した広告サンプル画像であるクリエイティブサンプルを生成し、生成したクリエイティブサンプルを提示部16へ出力し、提示部16がクリエイティブサンプルを提示してもよい。なお、例えば、サービスユーザから、広告の業界の種別、広告の商品の種別、商品の画像、広告のターゲットとする属性、デザインに関する希望などのうちの少なくとも1つがクリエイティブサンプルに関する条件として指定され、予測部18は、この条件に基づいてクリエイティブサンプルを生成してもよい。広告のターゲットとする属性は、例えば、性別、年代、職業、年収、資産、居住地、国籍、家族構成、学歴、職種、趣味趣向、生活習慣、健康状態などのうちの少なくとも1つを含むが、これに限定されない。例えば、若い男性を広告のターゲットとする場合には、ターゲットの属性として、性別が男性、年代が10代~20代といった属性が指定される。
例えば、条件ごとに、あらかじめサンプル画像を作成して情報記憶部14に記憶しておき、予測部18が、記憶されているサンプル画像から条件に応じたサンプル画像を選択し、選択したサンプル画像をクリエイティブサンプルとしてもよいし、クリエイティブサンプルを機械学習によって生成してもよい。また、あらかじめ背景画像などクリエイティブサンプルの一部となるパーツ画像を情報記憶部14に記憶しておき、予測部18が、条件に応じて選択したパーツ画像に、条件として入力された商品の画像を重畳することにより、クリエイティブサンプルを生成してもよい。クリエイティブサンプルの生成方法は、どのような方法でもよく、上述した例に限定されない。
また、提示部16は、広告媒体3を含む画像に基づいて、当該画像の広告媒体3に対応する領域にクリエイティブサンプルを重畳させることにより、広告媒体3に広告が表示された状態を模擬するシミュレーション画像(模擬画像)を生成し、シミュレーション画像を提示部16へ出力し、提示部16が、シミュレーション画像を提示してもよい。また、予測部18は、広告媒体3の周辺の画像に、視認可能範囲、予測結果を示す画像などを重畳させてシミュレーション画像を生成してもよい。すなわち、予測部18は、指定された条件に基づいて広告媒体3に表示される広告を模擬するクリエイティブサンプルを生成し、広告媒体3を含む画像に、クリエイティブサンプルと予測結果を示す画像とを重畳させることによりシミュレーション画像を生成してもよい。広告媒体3を含む画像は、広告媒体3の周辺の画像であり、広告媒体3ごとに撮影されて媒体情報として情報記憶部14に記憶されていてもよいし、センサ情報に基づいて生成されてもよいし、3次元地図データなどに基づいて生成されてもよい。
図14は、本実施の形態のシミュレーション画像の一例を示す図である。図14に示した例では、シミュレーション画像の広告媒体3に対応する領域にクリエイティブサンプルである画像300が表示されている。また、図14におけるハッチングされた領域は視認可能範囲を2次元に投影した領域である。また、図14における丸印は、人を示し、2重の丸印は、VACを示し、黒くハッチングされた丸印(2重の丸印を含む)はOTCを示し、白抜きの丸印はOTSのうちOTCを除いた人を示す。このように、VAC、OTC、OTSのそれぞれの人数の予測結果が画像として表示されてもよい。なお、シミュレーション画像により表示されるVAC、OTC、OTSのそれぞれの位置については、VAC、OTC、OTSのそれぞれの人数に基づいて、視認可能範囲内にランダムにまたはあらかじめ定められた規則にしたがって決定されてもよい。図14に例示したようなシミュレーション画像が表示されることにより、サービスユーザは、広告媒体3に広告を出稿した場合の状況を把握しやすくなる。
なお、図12では、評価支援装置1bが予測部18を備える例を示しているが、これに限らず、評価支援装置1bは予測部18を備えず、予測およびシミュレーション画像の生成を行わなくてもよい。また、評価支援装置1bは、予測部18の代わりにクリエイティブサンプルを生成して広告媒体3の周辺の画像に重畳することによりシミュレーション画像を生成する画像生成部を備え、提示部16が、画像生成部によって生成されたシミュレーション画像を提示してもよい。
本実施の形態の評価支援装置1bは、実施の形態1の評価支援装置1と同様に、例えば、図7に例示したコンピュータシステムにより実現される。図12に示した予測部18は、図7に示した記憶部103に記憶されたコンピュータプログラムが図7に示した制御部101により実行されることにより実現される。予測部18の実現には、図7に示した記憶部103も用いられる。予測部18の実現に、図7に示した通信部105が用いられてもよい。図12に示した受付部17は、図7に示した入力部102および通信部105のうち少なくとも一方により実現される。評価支援装置1bは、複数のコンピュータシステムにより実現されてもよい。また、例えば、評価支援装置1bは、クラウドコンピュータシステムにより実現されてもよい。
以上のように、本実施の形態では、情報記憶部14に格納された情報をサービスユーザからの指定に基づいてサービスユーザに提示するようにした。これにより、実施の形態1と同様の効果が得られるとともに、サービスユーザは、所望の情報を確認することができる。また、評価支援装置1bが、予測結果、シミュレーション画像などを表示することにより、サービスユーザが広告媒体3に広告を出稿すると仮定した場合の状況を把握しやすくなり、広告の出稿の検討を支援することができる。
なお、上述した例では、実施の形態1の評価支援装置1に受付部17および予測部18を追加したが、これに限らず、実施の形態2で説明した評価支援装置1a、または実施の形態3で説明した評価支援装置1に、受付部17および予測部18を追加することにより、本実施の形態の動作が行われてもよい。
実施の形態5.
図15は、実施の形態5にかかる評価支援システムの構成例を示す図である。本実施の形態の評価支援システム100cは、評価支援装置1cと、広告媒体3とを備える。広告媒体3は、実施の形態1と同様である。評価支援装置1cは、受付部17および提案情報生成部19が追加される以外は、実施の形態1の評価支援装置1と同様である。実施の形態1と同一の機能を有する構成要素は、実施の形態1と同一の符号を付して重複する説明を省略する。以下、実施の形態1と異なる点を主に説明する。
受付部17は、実施の形態4の受付部17と同様に、サービスユーザからの入力を受付ける。本実施の形態では、受付部17は、サービスユーザから、広告に関する希望条件の入力を受付け、受付けた希望条件を提案情報生成部19へ出力する。提示部16が、希望条件を受付けるための画面をサービスユーザに提示し、受付部17は、選択結果を受付けることで希望条件の入力を受付けてもよい。
図16は、本実施の形態の希望条件の入力を受付ける受付画面の一例を示す図である。図16に示した例では、希望条件は、出稿期間、予算(出稿予算)、性別、年代、年収、資産額(資産)、広告媒体3の設置を希望するエリア(エリア)、通行者数、視認数(視認者数)、獲得視認単価、居住地、勤務地、国籍、家族構成、職種、学歴、趣味趣向/生活習慣、健康状態を含んでいる。なお、性別、年代、年収、資産額、居住地、勤務地、国籍、家族構成、職種、学歴、趣味趣向/生活習慣および健康状態は、広告のターゲットとする一般ユーザの属性である。図16に示した希望条件は例示であり、希望条件は、出稿期間、予算(出稿予算)、性別および年代であってもよく、希望条件は図16に示した例に限定されない。また、希望条件の入力方式も図16に示した例に限定されない。
提案情報生成部19は、希望条件に適した広告媒体3に関する情報を含む1つ以上のプラン(出稿プラン)を生成し、生成した1つ以上の出稿プランを含む提案情報を生成する。詳細には、提案情報生成部19は、希望条件に基づいて、情報記憶部14に格納されている媒体情報を検索することにより、サービスユーザへ利用を提案する広告媒体3を決定し、決定した広告媒体3を示す情報を含む出稿プランを1つ以上決定し、決定した出稿プランを示す提案情報を生成する。なお、複数の広告媒体3を組み合わせて1つのプランとしてもよい。
図17は、本実施の形態の媒体情報の一例を示す図である。本実施の形態の媒体情報は、実施の形態1の媒体情報と同様に、広告媒体の識別情報、設置位置、広告価格、視認数、評価値などを含む。本実施の形態では、媒体情報には、希望条件に応じた広告媒体3の選択に用いる情報が格納される。例えば、希望条件に性別が含まれる場合には、媒体情報に男女比などの性別比(性別構成)が含まれてもよいし、媒体情報に性別ごとの視認数、通行者数などが含まれてもよい。これらの属性に関する情報は、センサ情報に基づいて推定されてもよいし、実施の形態2と同様に、属性を問うアンケートを行うことによって取得されてもよいし、実施の形態2で述べた人流情報提供装置6などの人流情報の分析結果を提供する装置から取得されてもよい。
提案情報生成部19は、希望条件に基づいて、媒体情報を参照して、希望条件を満たす広告媒体3を選択し、選択した広告媒体3の利用を含む出稿プランを決定する。提案情報生成部19は、例えば、広告価格、エリア、獲得視認単価、視認数が希望条件を満たす広告媒体3を選択し、選択した広告媒体3のなかから、属性ごとの視認数に応じて、希望条件として指定されたターゲットの属性に対応する視認数が多くなるような広告媒体3を選択する。また、出稿プランの決定において、希望条件を構成する各項目に優先順位を定めておき、提案情報生成部19は、優先順位を用いて出稿プランを決定してもよい。また、優先順位は、サービスユーザによって指定可能であってもよい。なお、提案情報生成部19における出稿プランの決定方法はこれに限定されない。提案情報生成部19は、出稿プランを含む提案情報を生成し、生成した提案情報を提示部16へ出力する。提示部16は、提案情報を提示する。提案情報には、複数の出稿プランが含まれていてもよい。
出稿プランは、少なくとも、利用する広告媒体3を示す情報(広告媒体3の識別情報)を含む。広告媒体3の識別情報は、例えば、広告媒体3の名称(広告媒体名)であるがこれに限定されない。出稿プランは、広告媒体3に対応する視認数、通行者数、広告価格、評価値などを含んでいてもよい。また、出稿プランは、媒体情報から抽出された情報だけでなく、希望条件に基づいて決定される情報を含んでいてもよい。例えば、提案情報生成部19は、希望条件のうちの少なくとも一部を用いて、広告を表示する最適時間帯、表示する広告の概要(クリエイティブ概要)などを決定し、決定した情報を出稿プランに含めてもよい。また、提案情報生成部19が特に推奨する推奨プランを決定し、提示部16が推奨プランであることがわかるように提示してもよい。例えば、推奨プランを決定するための基準があらかじめ定められ、提案情報生成部19は、当該基準に基づいて推奨プランを決定する。
最適時間帯は、対象の広告のターゲットとなる人流が多い時間帯であり、例えば、対象の広告のターゲットを示す情報と人流データ(各時間、曜日、日別毎に男女比、年代ごと、年収などの情報を含む)とに基づいて決定される。または、最適時間帯は、対象の広告のターゲットを示す情報とカメラ、センサなどによって取得された年代や男女比とに基づいて決定されてもよい。広告のターゲットを示す情報は、サービスユーザによって指定されてもよいし、広告の対象の商品に基づき提案情報生成部19が判定してもよい。例えば、広告の対象の商品が、若い男性向けの化粧品であれば、若い男性(例えば、30代以下)が多く通過する時間帯が最適時間帯となる。
なお、提案情報生成部19は、希望条件における出稿期間における視認数、評価値などは媒体情報に記憶されている視認数、評価値と同等であるとみなして上述した処理を行ってもよい。例えば、将来の1年間が出稿期間として指定された場合、媒体情報に格納されている直近の1年間に対応する視認数、評価値などを、出稿期間に対応する視認数、評価値などであるとみなして、上述した処理を行ってもよい。または、実施の形態4と同様に、評価支援装置1cが予測部18を備え、予測部18が出稿期間に対応する視認数、評価値などを予測し、提案情報生成部19が、予測部18による予測結果を用いて、出稿プランを生成してもよい。
図18は、本実施の形態の提案情報の表示画面の一例を示す図である。図18に示した例では、複数の出稿プランが提案情報に含まれている。図18に示した例では、出稿プランは、出稿期間、最適時間帯、広告媒体名、クリエイティブ概要、期待視認者数、広告価格、視認獲得単価を含む。出稿プランに含まれる項目は、図18に示した例に限定されない。推奨プランが決定される場合には、図18に示した出稿プランのうち推奨プランに、推奨プランであることがわかる印、文字が表示されてもよいし、推奨プランが他のプランと異なる色で表示されるなど強調表示されてもよい。図18に示した例では、各出稿プランに対応する行の右端に、詳細と記載されたボタン400が表示されており、サービスユーザがボタン400を押下すると、当該ボタン400に対応する行の出稿プランが選択され、選択された出稿プランに対応する広告媒体3に関する詳細情報が表示される。なお、図18は例示であり、提案情報の表示方法、表示される項目、配置などはこの例に限定されない。また、詳細情報を表示するためのボタン400は表示されなくてもよい。
また、提案情報とともに、提案する広告媒体3の設置位置を示す地図が表示されてもよい。図19は、本実施の形態の提案する広告媒体3の設置位置を示す地図の一例を示す図である。図19に示した例では、広告媒体3の設置位置が三角形で示されており、黒い三角形が提案情報において提案された広告媒体3の設置位置を示す。例えば、サービスユーザが、三角形を選択することで、選択された広告媒体3に関する詳細情報が表示されるようにしてもよい。
図20は、本実施の形態の詳細情報の表示画面の一例を示す図である。図20では、実施の形態4と同様に、評価支援装置1cが予測部18を備える例を示しており、詳細情報として、実施の形態4と同様に、シミュレーション画像と広告媒体3に関する各情報とが表示される。選択された出稿プランに対応するシミュレーション画像(選択模擬画像)におけるクリエイティブサンプルは、希望条件における属性などに基づいて実施の形態4と同様に生成される。なお、詳細情報の表示画面は、視認数、評価値などだけを含んでいてもよいし、シミュレーション画像だけを含んでいてもよい。詳細情報の表示画面は、図20に示した例に限定されない。
本実施の形態の評価支援装置1cは、実施の形態1の評価支援装置1と同様に、例えば、図7に例示したコンピュータシステムにより実現される。図15に示した提案情報生成部19は、図7に示した記憶部103に記憶されたコンピュータプログラムが図7に示した制御部101により実行されることにより実現される。提案情報生成部19の実現には、図7に示した記憶部103も用いられる。評価支援装置1cは、複数のコンピュータシステムにより実現されてもよい。また、例えば、評価支援装置1cは、クラウドコンピュータシステムにより実現されてもよい。
以上のように、本実施の形態では、サービスユーザから指定される希望条件に基づいて提案する出稿プランを決定し、決定した出稿プランをサービスユーザに提示するようにした。これにより、実施の形態1と同様の効果が得られるとともに、ユーザの希望に合った広告媒体3を提案することができる。
なお、上述した例では、実施の形態1の評価支援装置1に受付部17および提案情報生成部19を追加したが、これに限らず、上述したように実施の形態4で説明した評価支援装置1bに提案情報生成部19を追加することにより本実施の形態の動作が行われてもよい。実施の形態2で説明した評価支援装置1a、または実施の形態3で説明した評価支援装置1に、受付部17および提案情報生成部19を追加することにより、本実施の形態の動作が行われてもよい。または、実施の形態2で説明した評価支援装置1a、または実施の形態3で説明した評価支援装置1に、実施の形態4で述べた受付部17および予測部18と、本実施の形態で述べた提案情報生成部19とを追加することにより、本実施の形態の動作が行われてもよい。
以上の実施の形態に示した構成は、一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、実施の形態同士を組み合わせることも可能であるし、要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
以下、本開示の諸態様を付記としてまとめて記載する。
(付記1)
広告媒体の周辺の人流を示す人流情報を取得する人流情報取得部と、
前記広告媒体を視認可能な範囲であり3次元データとして定義される視認可能範囲を取得する範囲取得部と、
前記視認可能範囲と前記人流情報とを用いて、前記広告媒体を視認した人の数である視認数を算出する視認数算出部と、
を備えることを特徴とする評価支援装置。
(付記2)
前記視認可能範囲は、3次元地図データおよび3次元計測データの少なくとも一方に基づいて決定されることを特徴とする付記1に記載の評価支援装置。
(付記3)
前記視認可能範囲は、障害物を考慮して決定されることを特徴とする付記1または2に記載の評価支援装置。
(付記4)
前記人流情報は、前記視認可能範囲に存在する人を検出可能な1つ以上のセンサによって取得されたセンサ情報であることを特徴とする付記1から3のいずれか1つに記載の評価支援装置。
(付記5)
前記視認数算出部は、
前記視認可能範囲と前記センサ情報とを用いて前記視認可能範囲に存在する人を特定し、特定した人の視線を推定する視線推定部と、
前記視線推定部によって推定された視線のうち前記広告媒体に向けられた視線の数を計数し、計数結果に基づいて視認数を算出する計数部と、
を備えることを特徴とする付記4に記載の評価支援装置。
(付記6)
前記計数部は、前記計数結果に定められた視認率を乗算することにより視認数を算出することを特徴とする付記5に記載の評価支援装置。
(付記7)
前記視認率は、前記広告媒体の周辺を通行した通行者が携帯する端末装置の位置情報と、前記通行者によって入力された、前記広告媒体を視認したか否かを示す情報を含む回答情報とに基づいて算出されることを特徴とする付記6に記載の評価支援装置。
(付記8)
前記視認数算出部は、前記位置情報と前記視認可能範囲とを用いて、前記回答情報に対応する前記通行者のうち前記視認可能範囲を通行した人を特定し、特定した前記人の前記位置情報を用いて、前記広告媒体に向いていた人である視認機会保有者の人数を算出し、前記視認機会保有者に対応する前記回答情報のうち前記広告媒体を視認したことを示す前記回答情報の数である視認回答数を算出し、前記視認機会保有者の人数と前記視認回答数とに基づいて前記視認率を算出することを特徴とする付記7に記載の評価支援装置。
(付記9)
前記人流情報は、移動経路ごとの通行者の人数を示す情報を含むことを特徴とする付記1に記載の評価支援装置。
(付記10)
前記視認可能範囲は、前記広告媒体の、輝度、視野角、および画面湾曲の形状を示す湾曲情報のうち少なくとも1つに基づき決定されることを特徴とする付記1から9のいずれか1つに記載の評価支援装置。
(付記11)
前記視認数を提示する提示部、
を備えることを特徴とする付記1から10のいずれか1つに記載の評価支援装置。
(付記12)
前記提示部は、さらに、前記視認可能範囲内を通行した通行者の数である通行者数と、属性ごとの人流に関する情報と、前記視認数に基づいて算出される視聴率とのうち少なくとも1つを提示することを特徴とする付記11に記載の評価支援装置。
(付記13)
前記視認数、前記通行者数、前記属性ごとの人流に関する情報、および前記視聴率のうちの少なくとも1つである予測対象情報を予測する予測部を備え、
前記提示部は、前記予測部による予測結果を提示することを特徴とする付記12に記載の評価支援装置。
(付記14)
前記予測部は、指定された条件に基づいて前記広告媒体に表示される広告を模擬する広告サンプル画像を生成し、前記広告媒体を含む画像に、前記広告サンプル画像と前記予測結果を示す画像とを重畳させることにより模擬画像を生成し、
前記提示部は、前記模擬画像を提示することを特徴とする付記13に記載の評価支援装置。
(付記15)
広告に関する希望条件の入力を受け付ける受付部と、
前記希望条件に基づいて、前記希望条件に適した前記広告媒体に関する情報を含む1つ以上の出稿プランを生成し、生成した1つ以上の前記出稿プランを含む提案情報を生成する提案情報生成部、
を備え、
前記提示部は前記提案情報を表示することを特徴とする付記13に記載の評価支援装置。
(付記16)
前記受付部は、前記提案情報に含まれる前記出稿プランのなかからの前記出稿プランの選択を受付け、
前記提示部は、選択された前記出稿プランに対応する前記通行者数と、属性ごとの人流に関する情報と、前記視聴率とのうち少なくとも1つを提示することを特徴とする付記15に記載の評価支援装置。
(付記17)
前記予測部は、前記受付部が前記出稿プランの選択を受付けると、前記選択された前記出稿プランに対応する前記予測対象情報を予測し、前記希望条件に基づいて広告を模擬する広告サンプル画像を生成し、選択された前記出稿プランに対応する前記広告媒体の画像に、生成した前記広告サンプル画像と選択された前記出稿プランに対応する予測結果を示す画像とを重畳させることにより、前記選択された前記出稿プランに対応する選択模擬画像を生成し、
前記提示部は、前記選択模擬画像を提示することを特徴とする付記16に記載の評価支援装置。
(付記18)
広告媒体と、
前記広告媒体の評価を支援する評価支援装置と、
を備え、
前記評価支援装置は、
前記広告媒体の周辺の人流を示す人流情報を取得する人流情報取得部と、
前記広告媒体を視認可能な範囲であり3次元データとして定義される視認可能範囲を取得する範囲取得部と、
前記視認可能範囲と前記人流情報とを用いて、前記広告媒体を視認した人の数である視認数を算出する視認数算出部と、
を備えることを特徴とする評価支援システム。
(付記19)
評価支援装置における評価支援方法であって、
広告媒体の周辺の人流を示す人流情報を取得するステップと、
前記広告媒体を視認可能な範囲であり3次元データとして定義される視認可能範囲を取得するステップと、
前記視認可能範囲と前記人流情報とを用いて、前記広告媒体を視認した人の数である視認数を算出するステップと、
を含むことを特徴とする評価支援方法。
(付記20)
コンピュータシステムに、
広告媒体の周辺の人流を示す人流情報を取得するステップと、
前記広告媒体を視認可能な範囲であり3次元データとして定義される視認可能範囲を取得するステップと、
前記視認可能範囲と前記人流情報とを用いて、前記広告媒体を視認した人の数である視認数を算出するステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。