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JP7650848B2 - 機器制御スイッチおよびスイッチシステム - Google Patents
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JP7650848B2 - 機器制御スイッチおよびスイッチシステム - Google Patents

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Description

本開示は、負荷機器への電源供給のオンとオフとを切り替える機器制御スイッチおよびスイッチシステムに関する。
IoT(Internet of Things)の普及により照明、換気扇などの種々の負荷機器で使用される壁スイッチに通信機能が搭載された製品が登場している。特にコロナ禍においては換気への注目が高まっている。例えば、通信機能を搭載した壁スイッチは、スマホアプリ(スマートフォンアプリケーション)などを搭載した遠隔操作端末と組み合わせて用いられる。この壁スイッチと遠隔操作端末との組み合わせにより、換気扇の遠隔操作が可能になり、また換気が必要な時間での自動スケジュール運転の設定などが可能となるなど、窓開け換気の手間の削減に貢献する。
換気扇に対しては、適切な換気を行うために、吸い込みグリルの清掃、フィルタ交換などのメンテナンスが必要となる。このメンテナンスの際には、メンテナンス者が換気扇の羽根といった回転物に接触しないように換気扇が停止させられる。
特許文献1に記載のスイッチ装置は、通常モードの場合に、操作部への短押し操作または遠隔操作によるワイヤレス信号に基づいてスイッチ要素の開閉制御を行っている。このスイッチ装置は、操作部が長押し操作された場合に、ワイヤレス信号を受信してもワイヤレス信号に基づいたスイッチ要素の開閉制御を行わない禁止モードに移行している。
特開2011-003469号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術では、禁止モードの場合、スイッチ要素を強制的にオフにしてスイッチ要素に接続されている負荷機器への電源供給を遮断するものではない。そのため、負荷機器の清掃、部品交換などのメンテナンスの際には、メンテナンス者が負荷機器の部品に接触しないように、メンテナンス作業前に負荷機器への電源をオフにする必要がある。すなわち、上記特許文献1の技術では、スイッチを押してスイッチ要素をオフに切り替え、さらにスイッチを長押して禁止モードに移行させて第三者による遠隔操作を受け付けない状態にする必要があるので、メンテナンス作業前の操作に大きな手間が発生するという問題があった。
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、メンテナンス作業前の操作が簡易な機器制御スイッチを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示の機器制御スイッチは、接続される負荷機器への電源供給のオンとオフとを切り替えるスイッチ要素と、押下操作によってスイッチ要素の接続状態を切り替えるスイッチと、外部からの無線信号を受信する無線信号受信部と、無線信号受信部が受信した無線信号に基づいてスイッチ要素の接続状態を切り替える制御部とを備える。制御部は、ユーザによって第1の操作が実行されると、無線信号の受付を禁止するとともにスイッチ要素の接続状態を強制的にオフにするメンテナンスモードに移行する。メンテナンスモード中に、ユーザによって第2の操作が実行されると、無線信号の受付を許可するとともにスイッチによる切り替え処理を許可する通常モードに移行し、メンテナンスモード中は、第2の操作以外の操作の受付を禁止する。
本開示にかかる機器制御スイッチは、メンテナンス作業前の操作が簡易になるという効果を奏する。
実施の形態にかかるスイッチシステムの構成を示すブロック図 実施の形態にかかる機器制御スイッチの構成を示す斜視図 実施の形態にかかる機器制御スイッチの構成を示すブロック図 実施の形態にかかる機器制御スイッチが実行する処理の処理手順を示すフローチャート 実施の形態にかかる機器制御スイッチの別構成例を示す斜視図 実施の形態にかかる機器制御スイッチの制御部が備える処理回路をプロセッサおよびメモリで実現する場合の処理回路の構成例を示す図 実施の形態にかかる機器制御スイッチの制御部が備える処理回路を専用のハードウェアで構成する場合の処理回路の例を示す図
以下に、本開示の実施の形態にかかる機器制御スイッチおよびスイッチシステムを図面に基づいて詳細に説明する。
実施の形態.
図1は、実施の形態にかかるスイッチシステムの構成を示すブロック図である。スイッチシステム100は、機器制御スイッチ2と、機器制御スイッチ2に接続された換気扇1とを備えている。また、スイッチシステム100は、無線通信ルータ3と、ネットワーク4と、クラウドサーバ5と、ユーザ端末6とを備えている。
機器制御スイッチ2は、負荷機器の一例である換気扇1の制御を切り替えるスイッチである。機器制御スイッチ2は、例えば、室内の壁などに取り付けられる壁スイッチである。本実施の形態の機器制御スイッチ2は、通信機能を搭載しており、ユーザ端末6を用いて換気扇1を遠隔操作することができる。
スイッチシステム100は、機器制御スイッチ2と換気扇1との組み合わせを1組だけ有していてもよいし複数組有していてもよい。すなわち、スイッチシステム100は、1つの換気扇1を用いて構成されてもよいし、複数の換気扇1を用いて構成されてもよい。本実施の形態では、スイッチシステム100が、機器制御スイッチ2と換気扇1との組み合わせを2組有している場合について説明する。なお、負荷機器は換気扇1に限らず照明機器などの他の機器であってもよい。
スイッチシステム100では、換気扇1の各々に対して機器制御スイッチ2が接続される。スイッチシステム100は、機器制御スイッチ2に対する操作により換気扇1の運転状態が指示される。すなわち、スイッチシステム100では、操作者が機器制御スイッチ2に対して操作を実行することにより、換気扇1は操作に応じた運転を実行する。
機器制御スイッチ2の各々は、無線通信で無線通信ルータ3に接続される。機器制御スイッチ2と無線通信ルータ3とは、無線LAN(Local Area Network、構内ネットワーク)、無線PAN(Personal Area Network)などの近距離無線通信で接続される。
無線通信ルータ3は、ネットワーク4に接続されている。機器制御スイッチ2は、無線通信ルータ3およびネットワーク4を介して、スマートフォンなどのユーザ端末6、およびクラウドサーバ5に接続される。ユーザ端末6は、機器制御スイッチ2が備える後述の制御部13へ任意の制御指令を入力可能な端末である。
スイッチシステム100では、ネットワーク4に対して複数のユーザ端末6が接続可能となっている。したがって、機器制御スイッチ2は、複数のユーザ端末6のそれぞれから遠隔操作が可能となっている。
図2は、実施の形態にかかる機器制御スイッチの構成を示す斜視図である。図3は、実施の形態にかかる機器制御スイッチの構成を示すブロック図である。通信機能を搭載した機器制御スイッチ2は、電源スイッチ7と、風量スイッチ8と、WPS(Wi-Fi(登録商標) Protected Setup)ボタン9とを有している。また、機器制御スイッチ2は、電源用LED(Light Emitting Diode)7Aと、風量用LED8Aと、無線用LED9Aとを有している。また、機器制御スイッチ2は、制御部13と、電源用リレー11と、風量用リレー12と、無線信号受信部14と、無線信号送信部15とを有している。
機器制御スイッチ2では、制御部13が、電源スイッチ7と、風量スイッチ8と、WPSボタン9と、電源用LED7Aと、風量用LED8Aと、無線用LED9Aと、電源用リレー11と、風量用リレー12と、無線信号受信部14と、無線信号送信部15とに接続されている。
電源用リレー11および風量用リレー12は、換気扇1に接続されている。また、無線信号受信部14および無線信号送信部15は、無線通信ルータ3に無線接続可能となっている。
電源用リレー11は、換気扇1への電源供給のオンとオフとを切り替えるリレーである。風量用リレー12は、換気扇1への風量の強と弱とを切り替えるリレーである。
電源スイッチ7は、換気扇1の電源をオンまたはオフに切り替えるためのスイッチである。電源スイッチ7は、一般的な壁スイッチと同様に、物理的な押下操作によって電源のオンとオフとを切り替えることができる。また、電源スイッチ7は、ネットワーク4および無線通信ルータ3を介して、ユーザ端末6での遠隔操作も可能である。すなわち、ユーザ端末6は、ネットワーク4および無線通信ルータ3を介して、電源スイッチ7で操作可能なスイッチ要素(以下、電源スイッチ要素という場合がある)の状態を遠隔操作で切り替えることができる。機器制御スイッチ2では、制御部13が、ユーザ端末6からの制御指令に基づいて、電源スイッチ要素の状態(例えば、電源用リレー11の開閉状態)を制御する。
風量スイッチ8は、換気扇1の風量を強または弱に切り替えるためのスイッチである。風量スイッチ8は、一般的な壁スイッチと同様に、物理的な押下操作によって風量の強と弱とを切り替えることができる。また、風量スイッチ8は、ネットワーク4および無線通信ルータ3を介して、ユーザ端末6での遠隔操作も可能である。すなわち、ユーザ端末6は、ネットワーク4および無線通信ルータ3を介して、風量スイッチ8で操作可能なスイッチ要素(以下、風量スイッチ要素という場合がある)の状態を遠隔操作で切り替えることができる。機器制御スイッチ2では、制御部13が、ユーザ端末6からの制御指令に基づいて、風量スイッチ要素の状態(例えば、風量用リレー12の開閉状態)を制御する。
WPSボタン9は、無線通信を設定するためのボタンである。機器制御スイッチ2は、ネットワーク4を介してユーザ端末6で遠隔操作されるためには、無線通信ルータ3に接続される必要がある。そのため、機器制御スイッチ2はWPSボタン9を有している。スイッチシステム100では、例えば、WPSボタン9および無線通信ルータ3のWPSボタン(図示せず)が押下されることで、機器制御スイッチ2とユーザ端末6との接続が可能となる。
電源用LED7Aは、操作者が電源通電時であるか否かを判別できるLEDである。電源用LED7Aは、電源がオンの場合とオフの場合とで異なる色を点灯させることで電源のオンとオフとを判別可能としている。
風量用LED8Aは、操作者が風量を判別できるLEDである。風量用LED8Aは、風量が強の場合と弱の場合とで異なる色を点灯させることで風量の強と弱とを判別可能としている。
無線用LED9Aは、操作者が無線接続中であるか否かを判別できるLEDである。無線用LED9Aは、無線接続の接続中と非接続中とで異なる色を点灯させることで無線接続の接続中と非接続中とを判別可能としている。
無線信号受信部14は、通常モードの場合に、無線通信ルータ3から無線信号を受信する。すなわち、無線信号受信部14は、通常モードでは、無線通信ルータ3およびネットワーク4を介して、ユーザ端末6が送信してきた制御指令を受信する。ユーザ端末6が送信してくる制御指令は、電源をオンまたはオフにする指令、風量を強または弱にする指令などである。
通常モードは、後述するメンテナンスモードとは異なるモードである。通常モードは、操作者による操作および遠隔操作を受け付けるモードである。通常モードには、換気扇1が動作している動作状態と、換気扇1が停止している停止状態とが含まれている。
無線信号送信部15は、機器制御スイッチ2の情報(例えば、機器制御スイッチ2の状態を示す状態情報)などを無線通信ルータ3に送信する。これにより、無線信号送信部15は、無線通信ルータ3およびネットワーク4を介して、機器制御スイッチ2の情報をユーザ端末6またはクラウドサーバ5に送信する。
制御部13は、電源スイッチ7または風量スイッチ8への操作に基づいて、電源スイッチ要素、風量スイッチ要素、電源用リレー11、風量用リレー12、電源用LED7A、または風量用LED8Aを制御する。また、制御部13は、WPSボタン9への操作に基づいて、無線信号受信部14、無線信号送信部15、または無線用LED9Aを制御する。
また、制御部13は、無線信号受信部14が受信した制御指令に基づいて、電源スイッチ要素、風量スイッチ要素、電源用リレー11、風量用リレー12、電源用LED7A、または風量用LED8Aを制御する。
制御部13は、電源スイッチ7の表パネル部が物理的に押下されると、電源スイッチ要素の状態を押す前の状態から別の状態に切り替える。制御部13は、電源スイッチ要素である電源用リレー11の切り替えによって電源用リレー11に繋がっている換気扇1への電源供給のオンとオフとを切り替える。制御部13は、電源スイッチ7が1度押下されるたびに、換気扇1の電源をオンとオフとに順次切り替える。制御部13は、換気扇1への電源供給の状態に基づいて電源用LED7Aを制御する。
制御部13は、風量スイッチ8の表パネル部が物理的に押下されると、風量スイッチ要素の状態を押す前の状態から別の状態に切り替える。制御部13は、風量スイッチ要素である風量用リレー12の切り替えによって風量用リレー12に繋がっている風量の強と弱とを切り替える。制御部13は、風量スイッチ8が1度押下されるたびに、換気扇1の風量を強と弱とに順次切り替える。制御部13は、換気扇1への風量の状態に基づいて風量用LED8Aを制御する。
制御部13は、WPSボタン9の表パネル部が物理的に押下されると、無線通信ルータ3と機器制御スイッチ2との間で無線通信を実行できるよう、無線信号受信部14および無線信号送信部15を制御する。制御部13は、無線通信ルータ3との間で無線通信可能な状態か否かに基づいて無線用LED9Aを制御する。
つぎに、メンテナンスモードについて説明する。換気扇1は、定期的に意匠パネル(吸い込み口)の清掃が行われる。また、換気扇1は、フィルタが搭載されている場合、定期的にフィルタの清掃または交換が行われる。換気扇1がメンテナンスされる際には、メンテナンス者がファンなどの回転物と接触しないように換気扇1の運転が停止された後にメンテナンスが開始される。
本実施の形態の機器制御スイッチ2は、無線通信による遠隔操作が可能となっており、一般的な壁スイッチとは異なり、遠隔操作によって換気扇1の運転の開始および停止の操作が可能となっている。このため、機器制御スイッチ2は、メンテナンスの際には、無線通信による遠隔操作を受け付けないようにする。
機器制御スイッチ2は、ユーザによって特定の操作(第1の操作)が実行されると、メンテナンス者が換気扇1をメンテナンスするためのメンテナンスモードに移行する。例えば、機器制御スイッチ2は、電源スイッチ7が特定時間以上長押しされると、通常モードからメンテナンスモードに移行する。
機器制御スイッチ2は、メンテナンスモードでは、ユーザ端末6からの無線通信による遠隔操作の受付を禁止するとともに、機器制御スイッチ2内のスイッチ要素であるスイッチングリレー(電源用リレー11および風量用リレー12)を強制的に開状態(オフ状態)とする。これらの処理により、機器制御スイッチ2は、接続されている換気扇1への電源をオフにして換気扇1を強制的に停止させるとともに、換気扇1への遠隔操作を停止させる。
これにより、機器制御スイッチ2は、無線通信による遠隔操作の無効化と換気扇1の停止とを1アクションで行うことができ、メンテナンス者は、簡易な操作でメンテナンスを開始することが可能となる。また、メンテナンス者が、遠隔操作を無効化したので換気扇1も強制的に停止していているとの思い込みによってメンテナンスを開始してしまうことを防止できる。これにより、メンテナンス中に換気扇1が動作してしまうことを防止でき、メンテナンス者がファンに接触することを防止できる。
また、機器制御スイッチ2は、メンテナンスモード中は電源用LED7A、風量用LED8A、無線用LED9Aなどの同時点灯または点滅などによってメンテナスモードであることをメンテナンス者に報知してもよい。また、機器制御スイッチ2は、遠隔操作の受付を禁止する際に、無線通信の接続を途絶する場合に限らず、無線通信が接続されたまま遠隔操作を無効とする制御を実行してもよい。
機器制御スイッチ2は、メンテナンスモード中は、電源スイッチ7の押下操作を受付けない。すなわち、機器制御スイッチ2は、メンテナンスモード中は、後述する通常モードに戻るための操作以外の操作は受付けない。機器制御スイッチ2は、メンテナンスモード中は、電源スイッチ7が短押し操作されても機器制御スイッチ2内のスイッチ要素であるスイッチングリレーの開状態(オフ状態)を維持し、接続されている換気扇1への電源オフを維持させる。
なお、本実施の形態では、機器制御スイッチ2が、メンテナンスモード中は電源スイッチ7への押下操作も受付けない場合について説明したが、機器制御スイッチ2は、メンテナンスモード中に電源スイッチ7への押下操作を受付けてもよい。すなわち、制御の簡素化、およびメンテナンス中の換気扇1の動作確認を容易にするために、機器制御スイッチ2は、メンテナンスモード中でも電源スイッチ7の押下操作を受付けてもよい。
機器制御スイッチ2は、メンテンスモードとなっている場合は、例えば住宅内での使用であれば、複数台のユーザ端末6を登録することが可能であり、全てのユーザ端末6にメンテナンス中であり遠隔操作が無効である旨を報知する。これにより、メンテナンス作業を実行するメンテナンス者以外の人も、換気扇1はメンテナンスによって停止しており、遠隔操作ができないことを把握できる。
また、ユーザ端末6へは、換気扇1に装着されているフィルタ、意匠パネルなどの使用可能期間T(図示せず)をユーザが任意に入力可能になっている。ユーザは、標準的に装着されているフィルタ、意匠パネルなどを使用できる時間である使用可能期間Tをユーザ端末6に入力する。使用可能期間Tは、例えば3か月である。
一方、機器制御スイッチ2は、メンテナンスモードに移行した日時の情報(以下、日時情報という)を記憶しておく。機器制御スイッチ2は、日時情報を、例えば、制御部13が有する記録媒体に記録する。なお、機器制御スイッチ2は、日時情報をクラウドサーバ5に格納してもよい。
機器制御スイッチ2の制御部13は、記録媒体またはクラウドサーバ5に格納されている日時情報のうち、最後に記録された最新の日時情報(最も直近の日時情報)と、現在の日時との差を日時差情報として算出する。制御部13は、日時差情報と、特定期間(例えば、使用可能期間T)とを比較し、日時差情報が使用可能期間Tを超えている場合に、ユーザ端末6にメンテナンスの時期がきていることを報知する。
なお、制御部13には、タイマーが内蔵されてもよい。この場合、制御部13は、メンテナンスモードが終了した時点でタイマーを動作させ、そのタイマーが計測した経過時間と、使用可能期間Tとを比較する。そして、制御部13は、タイマーが計測した経過時間が、使用可能期間Tを超えている場合に、ユーザ端末6にメンテナンスの時期がきていることを報知する。すなわち、制御部13は、最も直近に実施したメンテナンスから特定時間が経過した場合には、次のメンテナンスが必要であることをユーザ端末6に報知する。
図4は、実施の形態にかかる機器制御スイッチが実行する処理の処理手順を示すフローチャートである。機器制御スイッチ2は、電源スイッチ7が押下されると、通常モードでの換気扇1の運転を開始する(ステップS10)。なお、通常モードでは、換気扇1は停止していてもよい。
機器制御スイッチ2の制御部13は、電源スイッチ7が長押しされたか否かを判定する(ステップS20)。電源スイッチ7が長押しされていない場合(ステップS20、No)、機器制御スイッチ2は、通常モードでの換気扇1の運転を継続する。
電源スイッチ7が長押しされた場合(ステップS20、Yes)、制御部13は、メンテナンスモードに移行する(ステップS30)。そして、制御部13は、ユーザ端末6からの無線通信による遠隔操作の受付を禁止するとともに、機器制御スイッチ2内のスイッチングリレー(電源用リレー11および風量用リレー12)を強制的に開状態にする(ステップS40)。この後、メンテナンス者によって換気扇1のメンテナンスが行われる。
なお、本実施の形態では、機器制御スイッチ2は、電源スイッチ7の長押しによってメンテナンスモードに移行したが、電源スイッチ7の連続押しによってメンテナンスモードに移行してもよい。また、機器制御スイッチ2には、メンテナンスモードに移行するための専用ボタンが配置されてもよい。すなわち、機器制御スイッチ2が、メンテナンスモードに移行するための操作方法は何れの方法であってもよい。
機器制御スイッチ2は、メンテナンスモードの状態で、ユーザによって特定の操作(第2の操作)が実行されると、メンテナンスモードから通常モードに移行する。例えば、機器制御スイッチ2は、電源スイッチ7が特定時間以上長押しされると、メンテナンスモードから通常モードに戻る。
機器制御スイッチ2は、通常モードでは、ユーザ端末6からの無線通信による遠隔操作を受付けるとともに、機器制御スイッチ2内のスイッチ要素であるスイッチングリレー(電源用リレー11および風量用リレー12)をオン可能状態にする。換言すると、機器制御スイッチ2の制御部13は、通常モードになると、無線通信ルータ3からの無線信号の受付を許可するとともに電源用リレー11および風量用リレー12による切り替え処理を許可する。
なお、本実施の形態の機器制御スイッチ2は、電源スイッチ7の長押しによって通常モードに移行したが、電源スイッチ7の連続押しによって通常モードに移行してもよい。また、機器制御スイッチ2には、通常モードに移行するための専用ボタンが配置されてもよい。すなわち、機器制御スイッチ2が、通常モードに移行するための操作方法は何れの方法であってもよい。
図5は、実施の形態にかかる機器制御スイッチの別構成例を示す斜視図である。図5の各構成要素のうち図2に示す機器制御スイッチ2と同一機能を達成する構成要素については同一符号を付しており、重複する説明は省略する。
図5に示す機器制御スイッチ2Xは、メンテナンスモードに移行させるか否かを切り替えるための専用ボタンであるモード切り替えボタン21を備えている。すなわち、別構成例の機器制御スイッチ2Xは、電源スイッチ7と、風量スイッチ8と、WPSボタン9と、モード切り替えボタン21とを備えている。
また、機器制御スイッチ2Xは、モード表示LED21Aを有している。すなわち、機器制御スイッチ2Xは、電源用LED7Aと、風量用LED8Aと、無線用LED9Aと、モード表示LED21Aとを備えている。
モード表示LED21Aは、操作者がメンテナンスモードであるか否かを判別できるLEDである。モード表示LED21Aは、メンテナンスモードの場合と通常モードの場合とで異なる色を点灯させることで動作モードを判別可能としている。制御部13は、モード切り替えボタン21が1度押下されるたびに、動作モードをメンテナンスモードと通常モードとに順次切り替える。制御部13は、動作モードに基づいて、モード表示LED21Aを制御する。
機器制御スイッチ2Xは、モード切り替えボタン21が特定時間以上長押しされると、メンテナンスモードに移行する。機器制御スイッチ2Xは、メンテナンスモードに移行すると、機器制御スイッチ2と同様に、遠隔操作による操作を受け付けず、換気扇1への電源供給も遮断して強制的に換気扇1を停止させる。
機器制御スイッチ2,2Xは、換気扇1の清掃、部品交換などのメンテナンスの際は、メンテナンス者が羽根などの回転物に接触しないように換気扇1を停止するとともに、第三者が遠隔操作を行えないように遠隔操作を無効にしている。これにより、メンテナンス者は、一度の操作で遠隔操作の無効と換気扇1の停止とを行えるので、メンテナンス者の利便性が向上する。また、メンテナンス者は、照明などと異なり見た目だけでは換気扇1が停止したか否かが分かり難い場合であっても、遠隔操作だけの無効化だけで換気扇1が停止したと勘違いすることを防止できる。これにより、機器制御スイッチ2,2Xは、メンテナンス者と回転物との接触を防止できる。
携帯端末などであるユーザ端末6は、機器制御スイッチ2が送信した状態情報を受信して表示する。具体的には、ユーザ端末6は、電源用リレー11の状態(電源のオンまたはオフの状態)、風量用リレー12の状態(風量の強または弱の状態)、動作モード(メンテナンスモードまたは通常モード)、機器制御スイッチ2,2Xとの間の通信状態、メンテナンスのアナウンス等の情報を受信して表示する。
ユーザ端末6が、ユーザから入力される情報に従って機器制御スイッチ2,2Xに指示できる内容(制御指令)は、電源用リレー11の状態、風量用リレー12の状態などである。
つづいて、制御部13のハードウェア構成について説明する。制御部13は、処理回路により実現される。この処理回路は、メモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサおよびメモリであってもよいし、専用のハードウェアであってもよい。処理回路は制御回路とも呼ばれる。
図6は、実施の形態にかかる機器制御スイッチの制御部が備える処理回路をプロセッサおよびメモリで実現する場合の処理回路の構成例を示す図である。図6に示す処理回路90は制御回路であり、プロセッサ91およびメモリ92を備える。処理回路90がプロセッサ91およびメモリ92で構成される場合、処理回路90の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアまたはファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ92に格納される。処理回路90では、メモリ92に記憶されたプログラムをプロセッサ91が読み出して実行することにより、各機能を実現する。すなわち、処理回路90は、制御部13の処理が結果的に実行されることになる制御プログラムを格納するためのメモリ92を備える。この制御プログラムは、処理回路90により実現される各機能を制御部13に実行させるためのプログラムであるともいえる。この制御プログラムは、プログラムが記憶された記憶媒体により提供されてもよいし、通信媒体など他の手段により提供されてもよい。
ここで、プロセッサ91は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、またはDSP(Digital Signal Processor)などである。また、メモリ92は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(登録商標)(Electrically EPROM)などの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、またはDVD(Digital Versatile Disc)などが該当する。
図7は、実施の形態にかかる機器制御スイッチの制御部が備える処理回路を専用のハードウェアで構成する場合の処理回路の例を示す図である。図7に示す処理回路93は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。
処理回路90,93については、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現するようにしてもよい。このように、処理回路90,93は、専用のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
このように実施の形態では、機器制御スイッチ2の制御部13は、ユーザによって特定の操作(例えば、電源スイッチ7の長押し)が実行されると、無線信号の受付を禁止するとともにスイッチ要素の接続状態を強制的にオフにするメンテナンスモードに移行する。これにより、メンテナンス者は、メンテナンス作業前の簡易な操作によって、換気扇1の運転を停止させた状態を維持できる。したがって、機器制御スイッチ2は、メンテナンス作業前の操作を簡易にし、メンテナンス者とファンなどの回転物との接触を防止できる。
また、機器制御スイッチ2は、機器制御スイッチ2の状態を示す状態情報をユーザ端末6に送信するので、機器制御スイッチ2の状態をユーザに認識させることができる。
以上の実施の形態に示した構成は、一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
以下、本開示の諸態様を付記としてまとめて記載する。
(付記1)
接続される負荷機器への電源供給のオンとオフとを切り替えるスイッチ要素と、
押下操作によって前記スイッチ要素の接続状態を切り替えるスイッチと、
外部からの無線信号を受信する無線信号受信部と、
前記無線信号受信部が受信した無線信号に基づいて前記スイッチ要素の接続状態を切り替える制御部と、
を備え、
前記制御部は、ユーザによって第1の操作が実行されると、前記無線信号の受付を禁止するとともに前記スイッチ要素の接続状態を強制的にオフにするメンテナンスモードに移行する、
ことを特徴とする機器制御スイッチ。
(付記2)
前記制御部は、前記メンテナンスモード中に、ユーザによって第2の操作が実行されると、前記無線信号の受付を許可するとともに前記スイッチによる切り替え処理を許可する通常モードに移行する、
ことを特徴とする付記1に記載の機器制御スイッチ。
(付記3)
前記制御部は、前記メンテナンスモード中は、前記第2の操作以外の操作の受付を禁止する、
ことを特徴とする付記2に記載の機器制御スイッチ。
(付記4)
前記メンテナンスモードに移行させるか否かを切り替えるためのモード切り替えボタンをさらに備え、
前記制御部は、前記モード切り替えボタンが押下されると前記メンテナンスモードに移行する、
ことを特徴とする付記1から3の何れか1つに記載の機器制御スイッチ。
(付記5)
付記1から4の何れか1つに記載の機器制御スイッチと、
前記制御部に送信する制御指令を入力可能なユーザ端末と、
を有し、
前記ユーザ端末と前記無線信号受信部とは、外部のネットワークを介して無線接続され、
前記無線信号受信部は、前記ユーザ端末が送信した前記制御指令を、前記ネットワークを介して受信する、
ことを特徴とするスイッチシステム。
(付記6)
前記機器制御スイッチは、前記機器制御スイッチの状態を示す状態情報を、前記ネットワークを介して前記ユーザ端末に送信する無線信号送信部をさらに備え、
前記ユーザ端末は、前記状態情報を受信して表示する、
ことを特徴とする付記5に記載のスイッチシステム。
(付記7)
前記機器制御スイッチは、前記メンテナンスモードに移行した日時を示す日時情報を記憶し、最後に記憶した前記日時情報と現在の日時との差が、特定期間を超えた場合には、次のメンテナンスの時期がきていることを前記ユーザ端末に報知する、
ことを特徴とする付記5または6に記載のスイッチシステム。
(付記8)
前記機器制御スイッチは、最も直近に実施したメンテナンスから特定時間が経過した場合には、次のメンテナンスの時期がきていることを前記ユーザ端末に報知する、
ことを特徴とする付記5から7の何れか1つに記載のスイッチシステム。
1 換気扇、2,2X 機器制御スイッチ、3 無線通信ルータ、4 ネットワーク、5 クラウドサーバ、6 ユーザ端末、7 電源スイッチ、7A 電源用LED、8 風量スイッチ、8A 風量用LED、9 WPSボタン、9A 無線用LED、11 電源用リレー、12 風量用リレー、13 制御部、14 無線信号受信部、15 無線信号送信部、21 モード切り替えボタン、21A モード表示LED、90,93 処理回路、91 プロセッサ、92 メモリ、100 スイッチシステム。

Claims (5)

  1. 接続される負荷機器への電源供給のオンとオフとを切り替えるスイッチ要素と、
    押下操作によって前記スイッチ要素の接続状態を切り替えるスイッチと、
    外部からの無線信号を受信する無線信号受信部と、
    前記無線信号受信部が受信した無線信号に基づいて前記スイッチ要素の接続状態を切り替える制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、ユーザによって第1の操作が実行されると、前記無線信号の受付を禁止するとともに前記スイッチ要素の接続状態を強制的にオフにするメンテナンスモードに移行し、前記メンテナンスモード中に、ユーザによって第2の操作が実行されると、前記無線信号の受付を許可するとともに前記スイッチによる切り替え処理を許可する通常モードに移行し、前記メンテナンスモード中は、前記第2の操作以外の操作の受付を禁止する、
    ことを特徴とする機器制御スイッチ。
  2. 接続される負荷機器への電源供給のオンとオフとを切り替えるスイッチ要素と、
    押下操作によって前記スイッチ要素の接続状態を切り替えるスイッチと、
    外部からの無線信号を受信する無線信号受信部と、
    前記無線信号受信部が受信した無線信号に基づいて前記スイッチ要素の接続状態を切り替える制御部と、
    前記無線信号の受付を禁止するとともに前記スイッチ要素の接続状態を強制的にオフにするメンテナンスモードに移行させるか否かを切り替えるためのモード切り替えボタンと、
    を備え、
    前記制御部は、ユーザによって第1の操作が実行されると、メンテナンスモードに移行し、前記モード切り替えボタンが押下されると前記メンテナンスモードに移行する、
    ことを特徴とする機器制御スイッチ。
  3. 接続される負荷機器の制御を切り替える機器制御スイッチと、
    前記機器制御スイッチに送信する制御指令を入力可能なユーザ端末と、
    を有し、
    前記機器制御スイッチは、
    接続される負荷機器への電源供給のオンとオフとを切り替えるスイッチ要素と、
    押下操作によって前記スイッチ要素の接続状態を切り替えるスイッチと、
    外部からの無線信号を受信する無線信号受信部と、
    前記無線信号受信部が受信した無線信号に基づいて前記スイッチ要素の接続状態を切り替える制御部と、
    を備え、
    前記ユーザ端末と前記無線信号受信部とは、外部のネットワークを介して無線接続され、
    前記無線信号受信部は、前記ユーザ端末が送信した前記制御指令を、前記ネットワークを介して受信し、
    前記制御部は、ユーザによって第1の操作が実行されると、前記無線信号の受付を禁止するとともに前記スイッチ要素の接続状態を強制的にオフにするメンテナンスモードに移行し、
    前記機器制御スイッチは、前記メンテナンスモードに移行した日時を示す日時情報を記憶し、最後に記憶した前記日時情報と現在の日時との差が、特定期間を超えた場合には、次のメンテナンスの時期がきていることを前記ユーザ端末に報知する、
    ことを特徴とするスイッチシステム。
  4. 接続される負荷機器の制御を切り替える機器制御スイッチと、
    前記機器制御スイッチに送信する制御指令を入力可能なユーザ端末と、
    を有し、
    前記機器制御スイッチは、
    接続される負荷機器への電源供給のオンとオフとを切り替えるスイッチ要素と、
    押下操作によって前記スイッチ要素の接続状態を切り替えるスイッチと、
    外部からの無線信号を受信する無線信号受信部と、
    前記無線信号受信部が受信した無線信号に基づいて前記スイッチ要素の接続状態を切り替える制御部と、
    を備え、
    前記ユーザ端末と前記無線信号受信部とは、外部のネットワークを介して無線接続され、
    前記無線信号受信部は、前記ユーザ端末が送信した前記制御指令を、前記ネットワークを介して受信し、
    前記制御部は、ユーザによって第1の操作が実行されると、前記無線信号の受付を禁止するとともに前記スイッチ要素の接続状態を強制的にオフにするメンテナンスモードに移行し、
    前記機器制御スイッチは、最も直近に実施したメンテナンスから特定時間が経過した場合には、次のメンテナンスの時期がきていることを前記ユーザ端末に報知する、
    ことを特徴とするスイッチシステム。
  5. 前記機器制御スイッチは、前記機器制御スイッチの状態を示す状態情報を、前記ネットワークを介して前記ユーザ端末に送信する無線信号送信部をさらに備え、
    前記ユーザ端末は、前記状態情報を受信して表示する、
    ことを特徴とする請求項3または4に記載のスイッチシステム。
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JP2018055797A (ja) 2016-09-26 2018-04-05 東芝ライテック株式会社 照明システム

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