JP7651791B2 - Emergency valve - Google Patents
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Description
本開示は、緊急作動弁に関する。 This disclosure relates to an emergency valve.
例えば、緊急時に、配管を遮断或いは開放させる緊急作動弁が知られている(特許文献1参照)。 For example, emergency valves that shut off or open piping in an emergency are known (see Patent Document 1).
特許文献1では、例えば、ガスや石油等の可燃性流体を供給する管路の途中に設けられ、地震発生時や火災発生時の緊急時に管路を遮断する緊急作動弁(緊急遮断弁)が開示されている。
ところで、特許文献1では、高圧気体が封入される高圧気体容器を開封することでシリンダに高圧気体を供給し、シリンダ内のピストンを移動させることにより、ピストンと機械的に接続される遮断弁が閉弁される。そのため、例えば、ピストンの摺動抵抗が想定よりも大きくなっていたり、シリンダ内の高圧気体が供給される側と反対側の区画に水が浸入していたりすると、ピストンの移動が制限される可能性がある。その結果、一気に放出される高圧気体の圧力だけでピストンを閉弁位置まで移動させることができない可能性がある。また、緊急開放弁の場合についても、同様の形態が採用されると、一気に高圧気体の圧力だけで開弁位置まで移動させることができない可能性がある。
In
そこで、上記課題に鑑み、緊急作動弁をより適切に作動させることが可能な技術を提供することを目的とする。 Therefore, in consideration of the above problems, the objective is to provide technology that can operate emergency valves more appropriately.
上記目的を達成するため、本開示の一実施形態では、
弁部と、
シリンダと、
所定の気体が封入された第1の容器と、
前記第1の容器と前記シリンダとを接続する通路と、
前記第1の容器を開封する開封部と、
前記シリンダの内部を2つの空間に区画するように設けられ、前記弁部と機械的に接続されると共に、前記開封部により前記第1の容器が開封され、前記通路を通じて前記2つの空間のうちの一方の空間に前記所定の気体が供給されると、前記弁部を遮断又は開放させる方向に移動するピストンと、を備え、
前記開封部により前記第1の容器が開封されると、前記通路を通じて、前記第1の容器の前記所定の気体を前記シリンダに段階的に供給する、
緊急作動弁が提供される。
In order to achieve the above object, in one embodiment of the present disclosure,
A valve portion;
A cylinder;
a first container in which a predetermined gas is sealed;
a passageway connecting the first container and the cylinder;
an opening portion for opening the first container;
a piston that is provided to divide the inside of the cylinder into two spaces, is mechanically connected to the valve portion, and moves in a direction to close or open the valve portion when the first container is opened by the opening portion and the predetermined gas is supplied to one of the two spaces through the passage;
When the first container is opened by the opening unit, the predetermined gas in the first container is supplied stepwise to the cylinder through the passage.
An emergency valve is provided.
上述の実施形態によれば、緊急作動弁をより適切に作動させることができる。 According to the above-mentioned embodiment, the emergency valve can be operated more appropriately.
以下、図面を参照して実施形態について説明する。 The following describes the embodiment with reference to the drawings.
[緊急遮断システムの構成の一例]
まず、図1~図4を参照して、本実施形態に係る緊急遮断弁10を含む緊急遮断システム1の構成の一例について説明する。
[Example of emergency shutdown system configuration]
First, an example of the configuration of an
図1は、緊急遮断システム1の構成の一例を示す図である。図2、図3は、緊急遮断弁10の構造の一例を示す図である。具体的には、図2は、緊急遮断弁10(弁部12)が開弁状態にある場合の緊急遮断システム1を示す図であり、図3は、緊急遮断弁10(弁部12)が閉弁(遮断)状態にある場合の緊急遮断システム1を示す図である。図4は、高圧気体供給部20の構造の一例を示す図である。
Figure 1 is a diagram showing an example of the configuration of the
以下、便宜的に、図2、図3中の表記に沿って、上、下、前、後、左、及び右の方向に関する説明を行う。 For convenience, the following will explain the directions up, down, front, back, left, and right in accordance with the notation in Figures 2 and 3.
図1に示すように、緊急遮断システム1は、緊急遮断弁10と、制御装置100とを含む。
As shown in FIG. 1, the
緊急遮断システム1は、緊急時に、制御装置100から緊急遮断弁10を制御し、通常、開弁状態にある緊急遮断弁10を閉弁状態に移行させる。緊急時は、例えば、地震の発生時や緊急遮断弁10が設置される流体の管路が設置される施設の火災の発生時等である。
In an emergency, the
図1に示すように、緊急遮断弁10(緊急作動弁の一例)は、弁部12と、開閉駆動部14と、シリンダ16と、ピストン18と、高圧気体供給部20とを含む。また、緊急遮断弁10は、通路30,36,38と、電磁弁40,42,44と、回収容器46と、安全弁48,50,52と、リミットスイッチ60と、水検知センサ62とを含む。
As shown in FIG. 1, the emergency shutoff valve 10 (an example of an emergency operating valve) includes a
弁部12は、所定の流体が通流する管路に設けられる。弁部12は、所定の流体が通流する管路を、通常、開弁状態に維持すると共に、緊急時に、開閉駆動部14により駆動され、管路の所定の流体の流れを遮断する。本例では、弁部12は、所謂ボールバルブに相当する。所定の流体は、例えば、都市ガスや石油等である。
The
弁部12は、所定の流体が通流する管路部12Aと、弁体12Bと、フランジ部12Cとを含む。
The
管路部12Aは、その内部を所定の流体が通流する。所定の流体が通流する軸方向(図2、図3中の左右方向)の中間部には、弁体12Bが収容される。
A specific fluid flows through the
弁体12Bは、管路部12Aの内部を所定の流体が通流可能な状態と所定の流体が通流不可能な状態とを切り換える。弁体12Bは、略ボール形状(球状)を有し、上下方向に沿う軸を中心に回転可能に構成される。弁体12Bは、水平方向にその中心を通過し、管路部12Aの内径と略同じ内径を有する円断面の貫通孔12B1を有する。開弁状態の場合、弁体12Bは、貫通孔が管路部12Aの軸方向、即ち、左右方向に沿うように配置される。一方、閉弁(遮断)状態の場合、弁体12Bは、貫通孔が前後方向に沿うように配置される。弁部12は、弁体12Bが上下方向に沿う回転軸を中心に90度回転されることによって、開弁状態と閉弁(遮断)状態とを切り換えることができる。
The
フランジ部12Cは、管路部12Aの軸方向、即ち、左右方向の両端部に設けられる。弁部12は、所定の流体が流れる上流側及び下流側の管路の間に挟み込まれ、それぞれの管路のフランジ部とフランジ部12Cとが連結されることにより、所定の流体が流れる管路に取り付けられる。
The
尚、弁部12は、所謂ボールバルブとは異なる方式のバルブによって実現されてもよい。例えば、弁部12は、バタフライバルブにより実現されてもよい。
The
開閉駆動部14は、ピストン18から伝達される動力で、弁体12Bを回転駆動することにより、弁部12の開弁状態と閉弁状態(遮断状態)とを切り換える。開閉駆動部14は、筐体14Aと、回転軸部14Bと、リンク部14Cとを含む。
The opening/
筐体14Aは、弁部12の管路部12Aの上に連結され、管路部12Aを上から支持する。また、筐体14Aは、回転軸部14Bを支持する。筐体14Aの下端には、内部空間と外部空間とを連通するベント口14A1が設けられる。
The
回転軸部14Bは、弁体12Bの回転中心に相当する部材である。回転軸部14Bは、上下方向に延びるように設けられ、筐体14Aを上下に貫通し、筐体14Aに回転可能に支持される。回転軸部14Bの下端には、弁体12Bの上端部が連結される。これにより、回転軸部14Bの回転に応じて、弁体12Bが回転軸部14Bと共に回転することができる。
The rotating
リンク部14Cは、筐体14Aの内部空間及び後述のシリンダ16の内部空間(シリンダ室16A)に設けられ、回転軸部14Bとピストン18との間を、ピストン18の動力で回転軸部14Bを回転可能なように連結する。リンク部14Cは、リンク部14C1,14C2を含む。
The
リンク部14C1は、基端が回転軸部14Bと連結されると共に、先端が上下方向に沿う軸回りに回転可能なようにリンク部14C2の先端と連結される。
The base end of link portion 14C1 is connected to the
リンク部14C2は、基端が上下方向の軸回りに回転可能なようにピストン18と連結されると共に、先端がリンク部14C1の先端と共通の上下方向に沿う軸回りに回転可能なようにリンク部14C1の先端と連結される。
The base end of link part 14C2 is connected to
シリンダ16は、左右方向に延びるように筐体14Aの右側に隣接して配置される。また、シリンダ16は、その内部空間が筐体14Aの内部空間と連通するように構成される。
The cylinder 16 is disposed adjacent to the right side of the
ピストン18は、シリンダ16の内部を左側のシリンダ室16Aと、右側のシリンダ室16B(一方の空間の一例)とに区画するように配置される。ピストン18は、シリンダ16内を左右に移動することが可能に構成される。
The
図2に示すように、弁部12が開弁状態の場合、ピストン18は、シリンダ16の右端部に位置する。
As shown in FIG. 2, when the
一方、図3に示すように、弁部12が閉弁状態の場合、ピストン18は、シリンダ16の左右方向の中央部に位置する。
On the other hand, as shown in FIG. 3, when the
弁部12の開弁状態において、ピストン18の右側のシリンダ室16Bに後述の高圧気体が供給されると、ピストン18は、左方向に移動する。すると、回転軸部14Bとピストンとの距離が短くなることから、リンク部14C1,14C2の先端の連結部が図中の前側に移動し、リンク部14C1が回転軸部14Bを上から見て右回りに回転させることができる。その結果、回転軸部14Bの回転に応じて、弁体12Bが90度回転し、閉弁状態(遮断状態)を実現することができる。
When high-pressure gas (described below) is supplied to the
また、ピストン18には、シリンダ室16Aとシリンダ室16Bとの間を連通するオリフィス18Aが設けられる。これにより、シリンダ室16Bに供給される高圧気体は、ピストン18を左方向に移動させた後、オリフィス18Aを通じてシリンダ室16Aにゆっくり移動し、シリンダ室16A及び筐体14Aの内部空間を通じてベント口14A1から外部に排出される。そのため、緊急時に弁部12が遮断状態に移行した後にある程度時間が経過すると、シリンダ室16Bには高圧気体が存在せず、作業者は、容易に、回転軸部14Bを手動で操作し、弁部12を開放状態に復帰させることができる。
The
高圧気体供給部20は、緊急時に、制御装置100の制御下で、シリンダ16のシリンダ室16Bに高圧気体を供給する。高圧気体は、相対的に高い圧力を有する所定の気体である。所定の気体は、例えば、炭酸ガスや窒素ガス等である。高圧気体供給部20は、高圧気体容器22と、開封機構部24と、ソレノイド26とを含む。
In an emergency, the high-pressure
高圧気体容器22(第1の容器の一例)は、高圧気体が封入された容器である。図4に示すように、高圧気体容器22の上端の開口には、封止板22Aが設けられ、封止板22Aが開封機構部24(後述のカッタ24A)により破られると、高圧気体容器22の高圧気体は、開口から外部に流出し、通路30を通じて、シリンダ室16Bに供給される。
The high-pressure gas container 22 (an example of a first container) is a container in which high-pressure gas is sealed. As shown in FIG. 4, a sealing
高圧気体容器22内の高圧気体の容量や圧力は、ピストン18を変位させ弁体12Bを回転駆動させることによって、弁部12の開弁状態を閉弁状態(遮断状態)に切り換えるために要する容量や圧力を十分に超えた状態に設定されている。例えば、高圧気体容器22内の高圧気体の容量や圧力は、後述の如く、シリンダ室16Bに供給されることにより、弁部12の開弁状態を閉弁状態に複数回(例えば、2回)切り換えることが十分に可能な状態に設定される。
The volume and pressure of the high-pressure gas in the high-
尚、高圧気体は、高圧気体容器22から開封された状態が相対的に高圧の気体であることを表し、高圧気体容器22の中では、例えば、液体状態であってもよい。
Note that the high-pressure gas indicates that the gas is in a relatively high-pressure state when it is opened from the high-
開封機構部24(開封部の一例)は、ソレノイド26の動力で駆動され、高圧気体容器22を開封する。図4に示すように、開封機構部24は、カッタ24Aと、ロッド24Bと、コイルばね24Cと、係止球24Dとを含む。
The opening mechanism 24 (an example of an opening mechanism) is driven by the power of the
カッタ24Aは、ロッド24Bの先端(下端)に設けられ、高圧気体容器22の封止板22Aを破るために用いられる。
ロッド24Bは、高圧気体容器22(封止板22A)の上に上下方向に延びるように設けられる。
The
コイルばね24Cは、ロッド24Bを下方(高圧気体容器22側)に向かってロッド24Bを付勢するように設けられる。
The
係止球24Dは、後述のプランジャ26Aによって上下方向の移動が制限され、ロッド24Bをコイルばね24Cに対抗して上端位置に保持する。
The
ソレノイド26は、所定の通信回線を通じて制御装置100と通信可能に接続され、制御装置100の制御下で作動する。具体的には、ソレノイド26は、制御装置100から遮断信号が受信されると作動し、プランジャ26Aを上方に変位させる。これにより、係止球24Dが変位し、ロッド24Bの係止状態が解除され、コイルばね24Cの付勢力によってロッド24Bが下方に移動する。その結果、ロッド24Bの先端のカッタ24Aが封止板22Aを上から下に貫通し、封止板22Aを破ることができる。
The
所定の通信回線は、例えば、一対一の通信線である。また、所定の通信回線は、例えば、緊急遮断弁10が設置される施設等のローカルネットワーク(LAN:Local Area Network)を含む。また、所定の通信回線は、例えば、制御装置100が緊急遮断弁10の設けられる施設等の外部に設置される場合、広域ネットワーク(WAN:Wide Area Network)を含んでもよい。広域ネットワークは、例えば、基地局を末端とする移動体通信網、通信衛星を利用する衛星通信網、インターネット網等を含む。また、所定の通信回線は、例えば、WiFiやブルートゥース(登録商標)等の無線通信規格に基づく近距離通信回線を含んでもよい。
The specified communication line is, for example, a one-to-one communication line. The specified communication line also includes, for example, a local network (LAN) of a facility in which the
通路30は、高圧気体容器22の開口とシリンダ16(シリンダ室16B)との間を接続する。通路30は、通路32,34を含む。
通路32は、高圧気体容器22の開口とシリンダ室16Bの入口との間を相対的に短い距離で接続する。
The
通路34は、通路32から分岐し、高圧気体容器22の開口とシリンダ室16Bの入口との間を相対的に長い距離で接続する。通路34は、通路34A~34Dを含む。
通路34Aは、通路32と電磁弁42との間を接続する。
通路34Bは、電磁弁42と回収容器46の入口との間を接続する。
通路34Cは、回収容器46の出口と電磁弁44との間を接続する。
尚、回収容器46の入口及び出口は、共通であってもよいし、別々に設けられてもよい。
The inlet and outlet of the
通路34Dは、電磁弁44とシリンダ室16Bの入口と間を接続する。
尚、通路32が接続されるシリンダ室16Bの入口と、通路34が接続されるシリンダ室16Bの入口とは、図2、図3のように別々に設けられてもよいし、共通であってもよい。
The inlet of the
通路36は、通路34Aと電磁弁40との間を接続する。
通路38は、電磁弁40と安全弁48と間を接続する。
電磁弁40は、制御装置100と所定の通信回線を通じて通信可能に接続され、制御装置100の制御下で、通路36と通路38との間の連通及び非連通を切り換える。電磁弁40が閉弁状態の場合、高圧気体容器22から噴出された通路34Aの高圧気体は、通路38に流出しない一方、電磁弁40が開弁状態の場合、通路34Aの高圧気体は、通路38に流出する。これにより、電磁弁40が開弁状態の場合、通路34Aの高圧気体の圧力が安全弁48の所定の設定圧以上になると、安全弁48から通路34Aの高圧気体が外部に放出(リリーフ)される。
The
電磁弁42は、制御装置100と所定の通信回線を通じて通信可能に接続され、制御装置100の制御下で、通路34Aと通路34Bとの間の連通及び非連通を切り換える。電磁弁42が閉弁状態の場合、高圧気体容器22から噴出された通路34Aの高圧気体は、通路34Bに流出しない一方、電磁弁42が開弁状態の場合、通路34Aの高圧気体は、通路34Bに流出し回収容器46に回収される。
The
電磁弁44は、制御装置100と所定の通信回線を通じて通信可能に接続され、制御装置100を制御下で、通路34Cと通路34Dとの間の連通及び非連通を切り換える。電磁弁44が閉弁状態の場合、回収容器46の高圧気体は、通路34Cを通じて通路34Dに流出しない一方、電磁弁44が開弁状態の場合、回収容器46の高圧気体は、通路34Cを通じて通路34Dに流出しシリンダ16(シリンダ室16B)に供給される。
The
回収容器46(第2の容器の一例)は、通路34A,34Bを通じて流入する、高圧気体容器22から噴射された高圧気体を回収する。これにより、電磁弁42,44が閉弁状態に維持されることで、回収容器46には、高圧気体が相対的に高い圧力状態のまま保持される。そして、その状態で、電磁弁44が開弁されることで、回収容器46の高圧気体を通路34C,34Dを通じて、シリンダ室16Bに供給することができる。
The recovery container 46 (an example of a second container) recovers the high-pressure gas sprayed from the high-
安全弁48は、通路38の圧力が所定の設定圧以上になると、通路38の気体を外部に放出する。これにより、例えば、電磁弁40が開弁状態で且つ電磁弁42が閉弁状態の場合、安全弁48は、通路34A,36,38を通じて連通するシリンダ室16B及び通路32の高圧気体の圧力を所定の設定圧以下に維持させることができる。
The
安全弁50は、通路34Bに設けられ、電磁弁42が開弁状態の場合に、通路34Aの圧力が所定の設定圧以上になると、通路34Aの気体を通路34Bの下流側に放出する。これにより、例えば、高圧気体容器22から噴出された高圧気体が通路34Bを通じて回収容器46に回収された後に、電磁弁42が閉弁された場合に、通路34B、回収容器46の高圧気体の圧力を相対的に高い状態に維持させることができる。
The
安全弁52は、回収容器46の圧力が所定の設定圧以上になると、回収容器46の気体を外部に放出する。これにより、例えば、高圧気体容器22から噴出された高圧気体が通路34Bを通じて回収容器46に回収された後に、電磁弁42が閉弁された場合に、高圧気体容器22の高圧気体の圧力を所定の設定圧以下に維持させることができる。
The
リミットスイッチ60は、弁部12の開弁状態(図2の状態)、及び閉弁(遮断)状態(図3の状態)を検知する。具体的に、リミットスイッチ60は、弁部12が開弁状態の場合、弁開信号を出力し、弁部12が閉弁状態の場合、弁閉信号を出力する。リミットスイッチ60の出力は、所定の通信回線を通じて、制御装置100に取り込まれる。
The
水検知センサ62は、シリンダ室16A或いはシリンダ室16Aと連通する筐体14Aの内部空間への水の浸入の有無を検知する。水検知センサ62の検知結果(水の浸入の有無)を表す出力信号は、所定の通信回線を通じて、制御装置100に取り込まれる。
The
制御装置100は、緊急遮断弁10に関する制御を行う。
The
制御装置100は、例えば、緊急遮断弁10の設置される施設の管理事務所等に設けられる専用の制御盤(操作盤)である。また、制御装置100は、例えば、緊急遮断弁10の設置される施設の外部の管理センタ等に設けられる専用の制御盤(操作盤)であってもよい。また、制御装置100は、例えば、緊急遮断弁10の設置される施設の外部の管理センタ等に設けられるサーバ装置であってもよい。サーバ装置は、オンプレミスサーバやクラウドサーバであってもよいし、エッジサーバであってもよい。
The
制御装置100の機能は、任意のハードウェア、或いは、任意のハードウェア及びソフトウェアの組み合わせ等により実現される。例えば、制御装置100は、CPU(Central Processing Unit)、SRAM(Static Random Access Memory)等のメモリ装置、フラッシュメモリ等の補助記憶装置、及び外部との入出力用のインタフェース装置を含むコンピュータを中心に構成される。
The functions of the
[緊急遮断弁の制御方法の一例]
次に、図5、図6を参照して、制御装置100による緊急遮断弁10の制御方法の一例について説明する。
[An example of a method for controlling an emergency shutoff valve]
Next, an example of a method for controlling the
<制御モードの設定処理>
図5は、制御装置100による緊急遮断弁10に関する制御の制御モードの設定処理の一例を概略的に示すフローチャートである。本フローチャートは、緊急遮断弁10が遮断状態になっていない場合に、所定の制御周期ごとに繰り返し実行される。
<Control mode setting process>
5 is a flowchart showing an example of a process for setting a control mode for control of the
尚、図5、図6では、便宜的に、電磁弁40、電磁弁42、及び電磁弁44が、それぞれ、"電磁弁(1)"、"電磁弁(2)"、及び"電磁弁(3)"と表記されている。
In addition, in Figures 5 and 6, for convenience,
図5に示すように、ステップS102にて、制御装置100は、水検知センサ62の最新の出力信号に基づき、シリンダ室16A或いは筐体14Aの内部空間への水侵入が検知されたか否かを判定する。制御装置100は、シリンダ室16A或いは筐体14Aの内部空間への水の侵入が検知されていない場合、ステップS104に進み、水の侵入が検知されている場合、ステップS106に進む。
As shown in FIG. 5, in step S102, the
ステップS104にて、制御装置100は、緊急遮断弁10の制御に関する制御モードを第1モード(通常モード)に設定する。そして、制御装置100は、第1モードにおける待機状態として、電磁弁40、電磁弁42、及び電磁弁44を、それぞれ、開弁状態、閉弁状態、及び閉弁状態にする。これにより、第1モードで、高圧気体容器22が開封されると、安全弁48の所定の設定圧以上に高圧気体の圧力が上昇する場合を除き、高圧気体容器22の高圧気体は、全て、通路32を通じてシリンダ室16Bに供給される。
In step S104, the
制御装置100は、ステップS104の処理が完了すると、今回のフローチャートの処理を終了する。
When the
一方、ステップS106にて、制御装置100は、緊急遮断弁10の制御に関する制御モードを第2モード(水侵入対応モード)に設定する。そして、制御装置100は、第2モードにおける待機状態として、電磁弁40、電磁弁42、及び電磁弁44を、それぞれ、閉弁状態、開弁状態、及び閉弁状態にする。これにより、第2モードで、高圧気体容器22が開封されると、通路32を通じて、噴射された高圧気体の一部がシリンダ室16Bに供給されると共に、通路34A,34Bを通じて、噴射された高圧気体の残りが回収容器46に回収される。
Meanwhile, in step S106, the
制御装置100は、ステップS106の処理が完了すると、今回のフローチャートの処理を終了する。
When the
このように、本例では、水侵入に対応するための第2モードが設定され、筐体14Aやシリンダ室16Aへの水侵入が検知されると、緊急遮断弁10の制御に関する制御モードを第2モードに設定する(切り換える)ことができる。
In this way, in this example, the second mode is set to deal with water intrusion, and when water intrusion into the
尚、第1モードが省略され、制御装置100は、筐体14Aやシリンダ室16Aへの水侵入の検知によらず、緊急遮断弁10の制御に関する制御モードとして常時、第2モードを利用してもよい。この場合、通路36,38、電磁弁40、及び安全弁48は省略され、図5のフローチャートのステップS102,S104の処理、及びステップS106における電磁弁40を閉弁状態にする処理は省略される。そして、緊急遮断弁10が遮断状態になっていない場合、電磁弁42及び電磁弁44は、待機状態として、それぞれ、ステップS106の開弁状態及び閉弁状態に維持される。
The first mode may be omitted, and the
<緊急遮断弁の緊急遮断処理>
図6は、制御装置100による緊急遮断弁10の緊急遮断処理の一例を概略的に示すフローチャートである。本フローチャートは、緊急遮断弁10が設置される施設での地震の発生や火災の発生等の所定の緊急事態が発生すると開始される。以下、後述の図8のフローチャートについても同様である。
<Emergency shutoff process of emergency shutoff valve>
Fig. 6 is a flowchart showing an example of emergency shutoff processing of the
図6に示すように、ステップS202にて、制御装置100は、ソレノイド26に遮断信号を出力する。
As shown in FIG. 6, in step S202, the
制御装置100は、ステップS202の処理が完了すると、ステップS204に進む。
When the
ステップS204にて、制御装置100は、緊急遮断弁10に関する制御の制御モードが第2モードに設定されているか否かを判定する。制御装置100は、第2モードが設定されている場合、ステップS206に進み、第2モードに設定されていない、即ち、第1モードに設定されている場合、今回のフローチャートを終了する。
In step S204, the
尚、第1モードに設定されている場合、上述の如く、高圧気体容器22が開封されると、通路32を通じて、高圧気体容器22から噴出される高圧気体が、安全弁48から放出される分を除き、シリンダ室16Bに全て供給される。また、上述の如く、第1モードが省略される場合、ステップS204は省略される。
When the first mode is selected, as described above, when the high-
ステップS206にて、制御装置100は、遮断信号の出力(即ち、高圧気体容器22の開封)から所定時間T1が経過したか否かを判定する。所定時間T1は、例えば、高圧気体容器22の高圧気体の噴射が終了するまでの所要時間或いは当該所要時間よりも短い時間に設定されている。所定時間T1は、例えば、緊急遮断弁10による実際の試験や緊急遮断弁10に関するコンピュータシミュレーション等を通じて、高圧気体容器22の高圧気体の噴射が開始されてからピストン18が変位してリミットスイッチ60から弁閉信号が受信されるまでに要する時間を基準にして予め規定される。制御装置100は、遮断信号の出力から所定時間T1が経過している場合、ステップS208に進み、所定時間T1が経過していない場合、所定時間T1が経過するまで本フローチャートの処理を繰り返しながら待機する。
In step S206, the
ステップS208にて、制御装置100は、電磁弁42を開弁状態から閉弁状態に移行させる。これにより、電磁弁42,44が閉弁状態になり、安全弁52の設定圧以下の範囲で、回収容器46の高圧気体の圧力を相対的に高い状態で維持することができる。
In step S208, the
制御装置100は、ステップS208の処理が完了すると、ステップS210に進む。
When the
ステップS210にて、制御装置100は、リミットスイッチ60から弁閉信号を受信したか否かを判定する。制御装置100は、リミットスイッチ60から弁閉信号を受信していない場合、ステップS212に進み、弁閉信号を受信している場合、今回のフローチャートを終了する。
In step S210, the
ステップS212にて、制御装置100は、遮断信号の出力から所定時間T2(>T1)が経過したか否かを判定する。
In step S212, the
所定時間T2は、例えば、緊急遮断弁10による実際の試験や緊急遮断弁10に関するコンピュータシミュレーション等を通じて予め規定される。具体的には、所定時間T2は、緊急遮断弁10が正常に作動する状態において、遮断信号の出力に基づき高圧気体容器22が開封されて、高圧気体容器22から噴出される高圧気体がシリンダ室16Bに供給されることによりピストン18が変位してリミットスイッチ60から弁閉信号が受信されるまでに要する時間(作動遅延時間)よりも長く、且つ、通路32を通じてシリンダ室16Bに供給された高圧気体がオリフィス18Aや安全弁50,52を通じてシリンダ室16Bの外部に放出され、シリンダ室16Bの圧力が大気圧以上に設定される所定基準まで低下するのに要する時間として予め規定されてよい。これにより、遮断信号の出力に基づき高圧気体容器22からシリンダ室16Bに供給された高圧気体によるピストン18の変位が不十分であったために緊急遮断弁10が閉弁しなかった場合であっても、シリンダ室16Bに高圧気体を再度供給することで、ピストン18を変位させて緊急遮断弁10を閉弁させることができる可能性を高められる。
The predetermined time T2 is determined in advance, for example, through an actual test using the
制御装置100は、遮断信号の出力から所定時間T2が経過している場合、ステップS214に進み、経過していない場合、ステップS210に戻る。
If the predetermined time T2 has elapsed since the output of the interruption signal, the
ステップS214にて、制御装置100は、電磁弁44を閉弁状態から開弁状態に移行させる。これにより、回収容器46の高圧気体が通路34C,34Dを通じて、シリンダ室16Bに供給される。
In step S214, the
制御装置100は、ステップS214の処理が完了すると、ステップS216に進む。
When the
ステップS216にて、制御装置100は、リミットスイッチ60から弁閉信号を受信したか否かを判定する。制御装置100は、弁閉信号を受信していない場合、弁閉信号を受信するまで本ステップの処理を繰り返して待機し、弁閉信号を受信している場合、ステップS218に進む。
In step S216, the
ステップS218にて、制御装置100は、電磁弁44を開弁状態から閉弁状態に移行させる。
In step S218, the
制御装置100は、ステップS218の処理が完了すると、今回のフローチャートの処理を終了する。
When the
このように、本例では、制御装置100は、通路32を通じてシリンダ室16Bに供給される高圧気体だけで弁部12を閉弁状態にできない場合であっても、弁部12を閉弁状態にすべく回収容器46に回収された高圧気体を、通路34を通じてシリンダ室16Bに供給させる。
Thus, in this example, even if the
これにより、制御装置100は、高圧気体容器22に封止される高圧気体を段階的にシリンダ室16Bに供給することができる。そのため、例えば、ピストン18の摺動抵抗が想定よりも大きくなったり、筐体14Aやシリンダ室16Aに水が侵入したりすることで、弁部12を適切に遮断できない場合でも、回収容器46の高圧気体を利用し、より適切に弁部12を遮断することができる。
This allows the
尚、本例では、制御装置100は、リミットスイッチ60からの弁閉信号の受信の有無によらず、回収容器46に回収された高圧気体を全て利用するようにしてもよい。この場合、ステップS210,S216,S218が省略されてよい。
In this example, the
[緊急遮断システムの構成の他の例]
次に、図7を参照して、本実施形態に係る緊急遮断弁10を含む緊急遮断システム1の構成の他の例について説明する。以下、上述の一例(図1)と異なる部分を中心に説明を行い、上述の一例と同じ或いは対応する内容の説明を省略する場合がある。
[Another Example of Emergency Shutdown System Configuration]
Next, another example of the configuration of the
図7は、緊急遮断システム1の構成の他の例を示す図である。
Figure 7 shows another example of the configuration of the
尚、緊急遮断弁10や高圧気体供給部20の構造は、上述の一例と同じであるため、上述の一例(図2~図4)を参照し、その図示を省略する。
The structures of the
図7に示すように、本例では、通路34,36,38、電磁弁40,42,44,回収容器46、及び安全弁50,52が省略され、電磁弁70及び安全弁72が追加される点で上述の一例と異なる。
As shown in FIG. 7, this example differs from the above example in that the
通路30は、上述の一例の通路32に相当する。通路30は、通路30A,30Bを含む。
通路30Aは、高圧気体容器22の開口と電磁弁70との間を接続する。
通路30Bは、電磁弁70とシリンダ16(シリンダ室16B)の入口との間を接続する。
電磁弁70(開閉弁の一例)は、制御装置100と所定の通信回線を通じて通信可能に接続され、制御装置100の制御下で、通路30A及び通路30Bの間の連通及び非連通を切り換える。これにより、電磁弁70は、高圧気体容器22が開封された場合に、開弁状態と閉弁状態とを切り換えることで、高圧気体容器22の高圧気体を段階的にシリンダ室16Bに供給することができる。
The solenoid valve 70 (an example of an on-off valve) is communicatively connected to the
安全弁72は、通路30Bの圧力が所定の設定圧を超えると、外部に高圧気体を放出する。これにより、シリンダ室16B及び通路30Bの高圧気体の圧力を所定の設定圧以下に維持することができる。
The
[緊急遮断弁の制御方法の他の例]
次に、図8を参照して、制御装置100による緊急遮断弁10の制御方法の他の例について説明する。
[Another example of a method for controlling an emergency shutoff valve]
Next, another example of the method for controlling the
<制御モードの設定処理>
本例では、緊急遮断弁10の制御に関する制御モードの設定処理は、ステップS104,S106にて、第1モード或いは第2モードの設定のみが実施され、電磁弁40,42,44の待機状態での設定が省略される以外、図5のフローチャートと同様である。そのため、本例の制御モードの設定処理の説明は省略する。
<Control mode setting process>
In this example, the control mode setting process for controlling the
尚、上述の一例の場合と同様、第1モードが省略され、制御装置100は、筐体14Aやシリンダ室16Aへの水侵入の検知によらず、緊急遮断弁10の制御に関する制御モードとして、常時、第2モードを利用してもよい。この場合、援用する図5のフローチャートは省略される。
As in the above example, the first mode may be omitted, and the
<緊急遮断弁の緊急遮断処理>
図8は、制御装置100による緊急遮断弁10の緊急遮断処理の他の例を概略的に示すフローチャートである。
<Emergency shutoff process of emergency shutoff valve>
FIG. 8 is a flow chart that illustrates another example of the emergency shutoff process of the
尚、本フローチャートで使用するカウンタCは、後述の如く、電磁弁70の開閉により、段階的に高圧気体容器22の高圧気体をシリンダ室16Bに供給した回数を表す。カウンタCは、本フローチャートの開始時に初期値として"0"に設定される前提で説明を進める。
The counter C used in this flow chart indicates the number of times that the high-pressure gas in the high-
図8に示すように、ステップS302,S304は、図6のステップS202,S204と同じであるため、説明を省略する。 As shown in FIG. 8, steps S302 and S304 are the same as steps S202 and S204 in FIG. 6, so their explanation is omitted.
ステップS304にて、制御装置100は、緊急遮断弁10に関する制御の制御モードが第2モードに設定されている場合、ステップS306に進み、第2モードに設定されていない、即ち、第1モードに設定されている場合、今回のフローチャートの処理を終了する。
In step S304, if the control mode for control of the
尚、上述の如く、第1モードが省略される場合、ステップS304は省略される。 As mentioned above, if the first mode is omitted, step S304 is omitted.
ステップS306にて、制御装置100は、遮断信号の出力から所定時間T3が経過したか否かを判定する。所定時間T3は、例えば、緊急遮断弁10による実際の試験や緊急遮断弁10に関するコンピュータシミュレーション等を通じて、シリンダ16とピストン18との間の想定される摺動抵抗の範囲で弁部12が閉弁状態に至るための所要時間の上限値として予め規定される。制御装置100は、所定時間T3が経過している場合、ステップS308に進み、所定時間T3が経過していない場合、所定時間T3が経過するまで本ステップの処理を繰り返しながら待機する。
In step S306, the
ステップS308にて、制御装置100は、電磁弁70を開弁状態から閉弁状態に移行させると共に、カウンタCを1だけインクリメントする(C=C+1)。
In step S308, the
制御装置100は、ステップS308の処理が完了すると、ステップS310に進む。
When the
ステップS310にて、制御装置100は、カウンタCが所定の閾値Cth(2以上の整数)に等しいか否かを判定する。制御装置100は、カウンタCが閾値Cthに等しくない場合、ステップS312に進み、カウンタCが閾値Cthに等しい場合、今回のフローチャートを終了する。ステップS308及び後述のステップS316による電磁弁70の開閉がある程度の回数繰り返された場合、高圧気体容器22の高圧気体が空になってしまうからである。
In step S310, the
ステップS312にて、制御装置100は、リミットスイッチ60から弁閉信号を受信したか否かを判定する。制御装置100は、リミットスイッチ60から弁閉信号を受信していない場合、ステップS314に進み、弁閉信号を受信している場合、今回のフローチャートの処理を終了する。
In step S312, the
ステップS314にて、制御装置100は、ステップS308で電磁弁70を閉弁状態に移行させてから所定時間T4が経過したか否かを判定する。
In step S314, the
所定時間T4は、例えば、緊急遮断弁10による実際の試験や緊急遮断弁10に関するコンピュータシミュレーション等を通じて予め規定される。具体的には、所定時間T4は、緊急遮断弁10が正常に作動する状態において、遮断信号の出力に基づき高圧気体容器22が開封されて、高圧気体容器22から噴出される高圧気体がシリンダ室16Bに供給されることによりピストン18が変位してリミットスイッチ60から弁閉信号が受信されるまでに要する時間(作動遅延時間)よりも長く、且つ、通路30を通じてシリンダ室16Bに供給された高圧気体がオリフィス18Aや安全弁72を通じてシリンダ室16Bの外部に放出され、シリンダ室16Bの圧力が大気圧以上に設定される所定基準まで低下するのに要する時間として予め規定される。
The predetermined time T4 is determined in advance, for example, through actual testing of the
制御装置100は、電磁弁70を閉弁状態にしてから所定時間T4が経過している場合、ステップS316に進み、所定時間T4が経過していない場合、ステップS312に戻る。
If the predetermined time T4 has elapsed since the
ステップS316にて、電磁弁70を閉弁状態から開弁状態に移行させる。これにより、制御装置100は、遮断信号の出力に基づき高圧気体容器22からシリンダ室16Bに供給された高圧気体によるピストン18の変位が不十分であったために緊急遮断弁10が閉弁しなかった場合であっても、シリンダ室16Bに高圧気体を再度供給することで、ピストン18を変位させて緊急遮断弁10を閉弁させることができる可能性を高められる。
In step S316, the
制御装置100は、ステップS314の処理が完了すると、ステップS306に戻る。
When the processing of step S314 is completed, the
このように、制御装置100は、所定時間T3の間、高圧気体容器22の高圧気体をシリンダ室16Bに供給する処理を、弁部12が閉弁するまで所定時間T4の間隔を空けながら繰り返し実施する。
In this way, the
これにより、制御装置100は、高圧気体容器22に封止される高圧気体を段階的にシリンダ室16Bに供給することができる。そのため、例えば、ピストン18の摺動抵抗が想定よりも大きくなったり、筐体14Aやシリンダ室16Aに水が侵入したりすることで、弁部12を適切に遮断できない場合でも、より適切に弁部12を遮断することができる。
This allows the
[作用]
次に、本実施形態に係る緊急遮断弁10の作用について説明する。
[Action]
Next, the operation of the
例えば、ピストン18のシリンダ16に対する摺動抵抗が想定よりも大きくなっていたり、シリンダ16内の高圧気体が供給される側と反対側の区画に水が浸入していたりすると、ピストン18の移動が制限される可能性がある。その結果、一気に放出される高圧気体の圧力だけでピストン18を閉弁位置まで移動させることができない可能性がある。
For example, if the sliding resistance of the
これに対して、本実施形態では、緊急遮断弁10は、弁部12と、シリンダ16と、高圧気体容器22と、通路30と、開封機構部24と、ピストン18と、を備える。具体的には、高圧気体容器22には、高圧気体が封入される。また、通路30は、高圧気体容器22とシリンダ16(シリンダ室16B)とを接続する。また、開封機構部24は、高圧気体容器22を開封する。また、ピストン18は、シリンダ16の内部を2つの空間に区画するように設けられ、弁部12と機械的に接続されると共に、開封機構部24により高圧気体容器22が開封され、通路30を通じて2つの空間のうちの一方の空間(シリンダ室16B)に高圧気体が供給されると、弁部12を遮断させる方向に移動する。そして、
緊急遮断弁10は、開封機構部24により高圧気体容器22が開封されると、通路30を通じて、高圧気体容器22の高圧気体をシリンダ16に段階的に供給する。
In contrast, in this embodiment, the
When the high-
これにより、緊急遮断弁10は、高圧気体を段階的に、複数回、シリンダ室16Bに押し込むことができる。そのため、緊急遮断弁10は、より確実に弁部12を遮断させることができる。
This allows the
また、本実施形態では、緊急遮断弁10は、回収容器46を備えてもよい。具体的には、回収容器46は、開封機構部24により高圧気体容器22が開封されると、通路30を通過する高圧気体の一部(通路32から通路34Aに分岐する高圧気体)を蓄えてよい。そして、緊急遮断弁10は、開封機構部24により高圧気体容器22が開封された後、所定時間(例えば、所定時間T1及び所定時間T2の合計時間)が経過すると、回収容器46の高圧気体をシリンダ16(シリンダ室16B)に供給してもよい。
In addition, in this embodiment, the
これにより、緊急遮断弁10は、回収容器46を利用することで、具体的に、高圧気体容器22の高圧気体を段階的にシリンダ16(シリンダ室16B)に供給することができる。
As a result, the
また、本実施形態では、緊急遮断弁10は、電磁弁70を備えてもよい。具体的には、電磁弁70は、通路30の開放(開弁状態)及び閉止(閉弁状態)を切り換えてよい。
そして、電磁弁70は、開封機構部24により高圧気体容器22が開封されたときに開放状態にあると共に、その後、高圧気体が全て通過する前に閉止状態に切り換わり、その後、再度、開放状態に切り換わってよい。
In addition, in this embodiment, the
The
これにより、緊急遮断弁10は、電磁弁70を利用することで、具体的に、高圧気体容器22の高圧気体を段階的にシリンダ16(シリンダ室16B)に供給することができる。
As a result, the
[変形・変更]
以上、実施形態について詳述したが、本開示はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
[Transformations/Changes]
Although the embodiments have been described in detail above, the present disclosure is not limited to such specific embodiments, and various modifications and changes are possible within the scope of the gist described in the claims.
例えば、上述の実施形態では、緊急遮断弁10を例示して説明を行ったが、上述の技術は、緊急時に閉弁状態から開放される緊急開放弁(緊急作動弁の一例)に適用されてもよい。
For example, in the above embodiment, an
1 緊急遮断システム
10 緊急遮断弁(緊急作動弁)
12 弁部
12A 管路部
12B 弁体
12B1 貫通孔
12C フランジ部
14 開閉駆動部
14A 筐体
14A1 ベント口
14B 回転軸部
14C リンク部
14C1 リンク部
14C2 リンク部
14H 筐体
16 シリンダ
16A シリンダ室
16B シリンダ室(一方の空間)
18 ピストン
18A オリフィス
20 高圧気体供給部
22 高圧気体容器(第1の容器)
22A 封止板
24 開封機構部(開封部)
24A カッタ
24B ロッド
24D 係止球
26 ソレノイド
26A プランジャ
30 通路
30A 通路
30B 通路
32 通路
34 通路
34A 通路
34B 通路
34C 通路
34D 通路
36 通路
38 通路
40 電磁弁
42 電磁弁
44 電磁弁
46 回収容器(第2の容器)
48 安全弁
50 安全弁
52 安全弁
60 リミットスイッチ
62 水検知センサ
70 電磁弁(開閉弁)
72 安全弁
100 制御装置
1
12
18
48
72
Claims (3)
シリンダと、
所定の気体が封入された第1の容器と、
前記第1の容器と前記シリンダとを接続する通路と、
前記第1の容器を開封する開封部と、
前記シリンダの内部を2つの空間に区画するように設けられ、前記弁部と機械的に接続されると共に、前記開封部により前記第1の容器が開封され、前記通路を通じて前記2つの空間のうちの一方の空間に前記所定の気体が供給されると、前記弁部を遮断又は開放させる方向に移動するピストンと、を備え、
前記開封部により前記第1の容器が開封されると、前記通路を通じて、前記第1の容器の前記所定の気体を前記シリンダに段階的に供給する、
緊急作動弁。 A valve portion;
A cylinder;
a first container in which a predetermined gas is sealed;
a passageway connecting the first container and the cylinder;
an opening portion for opening the first container;
a piston that is provided to divide the inside of the cylinder into two spaces, is mechanically connected to the valve portion, and moves in a direction to close or open the valve portion when the first container is opened by the opening portion and the predetermined gas is supplied to one of the two spaces through the passage;
When the first container is opened by the opening unit, the predetermined gas in the first container is supplied stepwise to the cylinder through the passage.
Emergency valve.
前記開封部により前記第1の容器が開封された後、所定時間が経過すると、前記第2の容器の前記所定の気体を前記シリンダの前記一方の空間に供給する、
請求項1に記載の緊急作動弁。 a second container that stores a portion of the predetermined gas passing through the passage when the first container is opened by the opening portion,
When a predetermined time has elapsed after the first container is opened by the opening unit, the predetermined gas in the second container is supplied to the one space of the cylinder.
2. The emergency valve of claim 1.
前記開閉弁は、前記開封部により前記第1の容器が開封されたときに開放状態にあると共に、その後、前記所定の気体が全て通過する前に閉止状態に切り換わり、その後、再度、開放状態に切り換わる、
請求項1に記載の緊急作動弁。 an opening/closing valve for switching between opening and closing the passage;
The on-off valve is in an open state when the first container is opened by the opening portion, and thereafter switches to a closed state before all of the predetermined gas has passed through, and then switches to an open state again.
2. The emergency valve of claim 1.
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2021
- 2021-07-30 JP JP2021125410A patent/JP7651791B2/en active Active
Patent Citations (2)
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