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JP7651882B2 - シート積載装置及び後処理装置 - Google Patents
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JP7651882B2 - シート積載装置及び後処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、排出されたシートを積載するシート積載装置及び後処理装置に関する。
画像形成装置によって画像が形成されたシートを積載するシート積載装置が知られている。シート積載装置は、例えば、シートを排出する排出部(排出ローラー対等)と、排出されたシートを積載する積載トレイと、積載されたシートの量に応じて積載トレイを昇降させる昇降機構と、を備える。また、画像が形成されたシートに後処理を施す後処理部と、後処理が施されたシートを積載する上記のシート積載装置と、を備える後処理装置も知られている。
このようなシート積載装置においては、積載トレイの上面が排出部よりも低い位置にあるため、排出されるシートの先端が垂れ下がる場合がある。その場合、シートが丸まった状態で積載トレイに落下したり、シートの先端が積載トレイに衝突したりすることで、シートの排出及び積載に支障を来たすおそれがある。そこで、従来、排出されるシートの下方において排出方向に突出するガイド部材を設けることが提案されている(例えば、特許文献1乃至4)。
特開2019-147673号公報 特開2019-127355号公報 特開2000-289909号公報 特開2005-263475号公報
ところが、インクジェット方式の場合、シートが濡れた状態で搬送されることがある。その場合、用紙がガイド部材に擦れることでインクがガイド部材に付着することが考えられる。また、濡れ性の高いシートを用いた場合、摩擦抵抗が大きいため、インクがガイド部材に付着しやすくなる。また、搬送時の負荷が大きくなってしまう。
本発明は、上記事情を考慮し、排出方向に突出するガイド部材とシートとの摩擦を抑制することのできるシート積載装置及び後処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るシート積載装置は、シートを排出する排出部と、前記排出部により排出された前記シートが積載される積載トレイと、エアを送風する送風部と、前記シートの排出時に前記積載トレイの上方の突出位置に突出して前記シートの下面に接触することで前記シートの排出を案内し、所定のタイミングで前記突出位置よりも排出方向上流側の退避位置に退避するガイド部材と、前記ガイド部材の出退と前記送風部の送風を制御する制御部と、を備え、前記ガイド部材は、前記送風部に連結されたエアダクトが内蔵され、上面に開口し前記エアダクトを流れるエアの送風口を有し、前記制御部は、前記シートの排出中に、前記シートの下面に向けて前記エアを送風することを特徴とする。
前記シート積載装置は、前記排出部よりも前記排出方向上流側で前記シートを検知する検知部を備え、前記制御部は、前記シートの先端部が前記検知部により検知されたタイミングで前記突出位置に突出するように前記ガイド部材を制御するように構成されていてもよい。
前記制御部は、前記シートの先端部が前記検知部により検知されたタイミングで送風を開始するように前記送風部を制御してもよい。
前記制御部は、前記シートの後端部が前記検知部により検知されたタイミングで前記退避位置に退避するように前記ガイド部材を制御してもよい。
前記制御部は、前記シートの後端部が前記検知部により検知されたタイミングで送風を停止するように前記送風部を制御してもよい。
前記制御部は、前記排出部が一度に排出する前記シートの枚数が所定枚数未満である場合にのみ送風するように前記送風部を制御してもよい。
また、本発明に係る後処理装置は、画像が形成された前記シートにステープル処理、シフト処理、中折り処理のいずれか1つ以上の後処理を施す後処理部と、前記後処理部により前記後処理が施された前記シートを前記積載トレイに積載する戦記のいずれかのシート積載装置と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、排出方向に突出するガイド部材とシートとの摩擦を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成システムの外観を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る後処理装置の内部構成を模式的に示す正面図である。 本発明の一実施形態に係る昇降機構の斜視図である。 本発明の一実施形態に係るシート積載装置の構成を模式的に示す正面図である。 本発明の一実施形態に係るシート積載装置の斜視図である。 本発明の一実施形態に係るシート積載装置の構成を模式的に示す正面図である。 本発明の一実施形態に係るシート積載装置の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成システムの電気的構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るシート積載制御の流れ図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の一実施形態に係る画像形成システム100について説明する。
最初に、画像形成システム100の全体の構成について説明する。図1は、画像形成システム100の外観を示す斜視図である。以下、図1におけるFr側を画像形成システム100の正面側(前側)とし、左右の向きは画像形成システム100を正面から見た方向を基準として説明する。各図において、U、Lo、L、R、Fr、Rrは、それぞれ上、下、左、右、前、後を示す。
画像形成システム100は、画像形成装置1と、後処理装置110と、を備える。画像形成装置1は、例えば、プリンターと、スキャナーと、原稿搬送装置と、を含む複合機である。原稿搬送装置は、スキャナーの読取位置を経由する搬送路に沿って原稿を搬送する。スキャナーは、フラットベッド型のイメージスキャナーであり、原稿を読み取って画像データを生成する。プリンターは、インクジェット方式や電子写真方式等でシートに画像を形成する。後処理装置110は、プリンターから搬送されたシートに後処理を施して排出する。
次に、後処理装置110の構成について説明する(図1、2参照)。図2は、後処理装置110の内部構成を模式的に示す正面図である。後処理装置110は、概ね直方体状のハウジング21を備える。ハウジング21の右側板の上部には、画像形成装置1から搬送されたシートが受け入れられる受入口22が設けられている。
ハウジング21の左側板には、右方に凹んだ凹部23が設けられている。凹部23は、左方から見た場合、上下方向に沿う長辺と前後方向に沿う短辺とを有する概ね長方形をなしている。凹部23は、左側板よりも右方に形成された底部23Bと、底部23Bの前後両端部と左側板との間に形成された前後の側壁部23Sと、底部23Bの上端部と左側板との間に形成された上壁部23Uと、底部23Bの下端部と左側板との間に形成された下壁部23Lと、を備える。
凹部23の上部には、シートを排出する排出部31が設けられている。排出部31の下方には、後述するシート積載装置120が設けられている。ハウジング21の天板部には、上部排出部44が設けられている。ハウジング21の内部には受入口22から排出部31に至る搬送路41が設けられており、搬送路41から分岐して上部排出部44に至る分岐路42が設けられている。搬送路41には、搬送ローラー43が設けられている。
上部排出部44は、排出ローラーと排出口とを備える。上部排出部44の左方には、位置が固定された積載トレイ45が設けられている。
排出部31は、排出口32と、排出口32の右方に設けられた排出ローラー33と、を備える。排出ローラー33は、モーター(図示省略)によって駆動される駆動ローラー33Dと、駆動ローラー33Dに従動する従動ローラー33Nと、を備える。駆動ローラー33Dは、従動ローラー33Nに対して押圧及び離間させることが可能である。
搬送路41の下方には、処理トレイ51(後処理部の一例)と、ステープル装置54(後処理部の一例)と、が設けられている。処理トレイ51は、排出口32から右方に向かって下方に傾斜するように設けられ、ステープル装置54で綴じられるシート束が積載される。処理トレイ51の左端部は、排出ローラー33の従動ローラー33Nを回転可能に支持している。ステープル装置54は、処理トレイ51の右方に設けられており、処理トレイ51に積載されたシート束の右端部をステープルで綴じる(ステープル処理)。なお、後処理装置110には、シートを中折りする中折り装置(後処理部の一例)が設けられる場合もある(図示省略)。
処理トレイ51には、前後方向に対向する一対のサイドフェンス52が設けられている。一対のサイドフェンス52は、シートの幅方向(排出方向Yと交差する方向)に沿って移動可能である。一対のサイドフェンス52が、互いに接近する方向に同期して移動することで、処理トレイ51上のシートが幅方向に整合される。また、一対のサイドフェンス52が、幅方向に一体に移動することで、シート束を幅方向に移動させる(シフト処理)。処理トレイ51の右端部には、シート受け板53が設けられている。処理トレイ51に積載されたシート束の右端部がシート受け板53に当接することで、シートが排出方向Yに整合される。
[シート積載装置]
次に、シート積載装置120の構成について説明する。図3は、昇降機構63の斜視図である。図4、6は、シート積載装置120の構成を模式的に示す正面図である。図5、7は、シート積載装置120の斜視図である。
シート積載装置120は、シートを排出する排出部31と、排出部31により排出されたシートが積載される積載トレイ61と、エアを送風する送風部91と、シートの排出時に積載トレイ61の上方の突出位置P2に突出してシートの下面に接触することでシートの排出を案内し、所定のタイミングで突出位置P2よりも排出方向上流側の退避位置P1に退避するガイド部材81と、ガイド部材81の出退と送風部91の送風を制御する制御部2と、を備え、ガイド部材81は、送風部91に連結されたエアダクト93が内蔵され、上面に開口しエアダクト93を流れるエアの送風口81Uを有し、制御部2は、シートの排出中に、シートの下面に向けてエアを送風する。
[積載トレイ]
積載トレイ61の上面は、シートの排出方向Y下流側に向かって上方に傾斜している。積載トレイ61は、凹部23の左方に設けられている。積載トレイ61の前後の側面の右端部には、積載トレイ61と後述するベルト66とを結合するブラケット62が設けられている(図3参照)。凹部23の底部23B又は側壁部23Sのブラケット62に対応する箇所には、上下方向にスリットが形成されており(図示省略)、ブラケット62はスリットを貫通している。
[昇降機構]
昇降機構63(図3参照)は、駆動軸64と、駆動軸64の下方に設けられた従動軸65と、前後の2箇所に設けられたベルト66と、を備える。昇降機構63は、凹部23の右方に設けられている。駆動軸64の前後の2箇所にはスプロケット64Sが設けられ、駆動軸64の一端部には駆動ギア64Gが設けられている。駆動ギア64Gには、モーター及び減速ギア列(図示省略)を介して駆動力が伝達される。駆動軸64のスプロケット64Sに対応する従動軸65の2箇所にスプロケット65Sが設けられている。駆動軸64のスプロケット64Sと従動軸65のスプロケット65Sには、内周面に歯が形成された無端のベルト66が巻き掛けられている。ベルト66の外周面には、積載トレイ61のブラケット62が固定されている。駆動ギア64Gに駆動力が伝達されると、前後のベルト66が同方向に同期して循環走行し、ベルト66の走行に伴って積載トレイ61が昇降する。
[上面検知部]
ハウジング21の凹部23の上部には、上面検知部68が設けられている(図2参照)。上面検知部68は、例えば、透過型、反射型等の光センサーである。透過型の場合、凹部23の前後のいずれか一方の側壁部23Sに発光部が設けられ、他方の側壁部23Sに受光部が設けられる(図示省略)。反射型の場合、一方の側壁部23Sに発光部と受光部が設けられ、他方の側壁部23Sに反射鏡が設けられる(図示省略)。いずれの型においても、積載されたシートの上面(最も上に位置するシートの上面)の高さが発光部の光路の高さ以上である場合には、シートによって光が遮られるため、受光部が受光できなくなる。この場合、上面検知部68は第1レベルの信号(以下、遮光信号という)を出力する。一方、積載されたシートの上面の高さが発光部の光路の高さ未満である場合には、シートによって光が遮られないため、受光部が受光する。この場合、上面検知部68は第2レベルの信号(以下、受光信号という)を出力する。
[ガイド部材]
ガイド部材81(図4参照)は、上に凸の円弧状に湾曲した中空構造の筒状の部材である。ガイド部材81の長手方向に垂直な断面は矩形である。ガイド部材81の排出方向Y下流側の端部は閉鎖されており、先細りの形状に形成されている。ガイド部材81は、排出方向Yと交差する幅方向の2箇所に設けられている(図5参照)。ハウジング21には、ガイド部材81の排出方向Y上流側の部分が収容されるケーシング82が設けられている。ガイド部材81は、ケーシング82に収容された退避位置P1(図4、5参照)と、積載トレイ61の上方に突出した突出位置P2(図6、7参照)との間で移動可能である。2つのガイド部材81の移動は同期する。突出位置P2において、ガイド部材81の排出方向Y下流側の端部と積載トレイ61の上面との間には、間隙が形成されている。
ガイド部材81の下面には、ガイド部材81の長手方向に沿ってラック歯81Rが形成されている。ガイド駆動部84は、ラック歯81Rと噛み合うピニオンギア85と、モーター86と、モーター86の回転をピニオンギア85に伝達する伝達機構87と、を有している。モーター86は、ステッピングモーターである。
退避位置P1において、ガイド部材81は、ケーシング82の内面とピニオンギア85とに載せ置かれている(図4参照)。モーター86の駆動によりピニオンギア85が図6において反時計回り方向に回転すると、ガイド部材81が退避位置P1から突出位置P2に向かって突出する(図6参照)。排出ローラー33の従動ローラー33Nの回転軸には、従動ローラー33Nよりも小径のローラー88が設けられている。ガイド部材81が退避位置P1から突出位置P2に向かって突出する際に、ガイド部材81の下面はローラー88に案内され、突出位置P2において、ガイド部材81は、ピニオンギア85とローラー88とに載せ置かれる。ピニオンギア85が時計回り方向に回転すると、ガイド部材81が突出位置P2から退避位置P1に向かって退避する。
退避検知部75は、例えばフォトインタラプタ―であり、ガイド部材81が退避位置P1に位置する場合にガイド部材81に光路を遮られることでガイド部材81を検知する。退避位置P1は、ガイド部材81のホームポジションである。
[送風部]
ケーシング82の右下方には、送風部91が設けられている(図4参照)。送風部91は、送風機92と、エアダクト93と、を備える。送風機92は、例えば、遠心ファン、軸流ファン等である。ケーシング82の右端部には、開口部82Aが設けられている。ガイド部材81の右端部には、開口部81Aが設けられている。エアダクト93は、ガイド部材81の中空部よりも小径の管であり、ケーシング82の開口部82A及びガイド部材81の開口部81Aを介してガイド部材81の内部に挿入されている。エアダクト93の右端部は、送風機92に接続されている。エアダクト93の長さは、ガイド部材81が突出位置P2に移動した場合であってもガイド部材81の内部にエアダクト93の左端部が位置するように定められている。ガイド部材81の上面には、1つ以上の送風口81Uが設けられている。送風口81Uの位置は、ガイド部材81が突出位置P2に位置する場合に排出ローラー33よりも排出方向Y下流側に送風口81Uが位置するように定められている。
[シート検知部]
搬送ローラー43よりも排出方向Y上流側には、シート検知部76が設けられている(図4参照)。シート検知部76は、例えば、透過型、反射型等の光センサーである。シートがシート検知部76の位置を通過するとき、シートによって光が遮られるため、シート検知部76は第1レベルの信号(以下、遮光信号という)を出力する。一方、シートがシート検知部76の位置を通過しないとき、シートによって光が遮られないため、シート検知部76は第2レベルの信号(以下、受光信号という)を出力する。シートの先端部(排出方向Y下流側の端部)がシート検知部76の位置を通過するとき、受光信号が遮光信号に切り替わる。一方、シートの後端部(排出方向Y上流側の端部)がシート検知部76の位置を通過するとき、遮光信号が受光信号に切り替わる。
[電気的構成]
図8は、画像形成システム100の電気的構成を示すブロック図である。画像形成装置1には、制御部2が設けられている。制御部2は、演算部2Pと記憶部2Mとを備える。演算部2Pは、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。記憶部2Mは、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の記憶媒体を含む。演算部2Pは、記憶部2Mに記憶されている制御プログラムを読み出して実行することで各種処理を実施する。なお、制御部2は、ソフトウェアを用いない集積回路によって実現されてもよい。
制御部2には、上面検知部68、シート検知部76、昇降機構63、ガイド駆動部84、送風部91、操作部19が接続されている。操作部19は、画像形成装置1の前側の上部に設けられている(図1参照)。操作部19は、表示パネルと、表示パネルの表示面に重ねて設けられたタッチパネルと、表示パネルに隣接するキーパッドと、を備える(図示省略)。制御部2は、画像形成装置1及び後処理装置110の操作メニューを表す画面を表示パネルに表示させ、タッチパネル及びキーパッドで検知された操作に応じて画像形成装置1及び後処理装置110の各部を制御する。
次に、シート積載装置120の動作について説明する。図9は、シート積載制御の流れ図である。画像形成システム100に電源が投入されると、制御部2は、図6の流れ図に従ってシート積載制御を実行する。
最初に、制御部2は、印刷ジョブが開始されたか否かを判定する(ステップS01)。印刷ジョブが開始されていないと判定した場合には(ステップS01:NO)、制御部2は、ステップS01の処理を繰り返す。一方、印刷ジョブが開始されたと判定した場合には(ステップS01:YES)には、制御部2は、シート検知部76によりシートの先端部が検知されたか否かを判定する。シートの先端部が検知されなかったと判定した場合には(ステップS03:NO)、制御部2は、ステップS03の処理を繰り返す。一方、シートの先端部が検知されたと判定した場合には(ステップS03:YES)、制御部2は、排出部31の排出ローラー33を駆動させる(ステップS05)。
次に、制御部2は、排出部31が一度に排出するシートの枚数が1枚であるか否かを判定する(ステップS07)。一度に排出するシートの枚数が1枚であると判定した場合には(ステップS07:YES)、制御部2は、送風部91に送風を開始させ(ステップS09)、ガイド部材81を突出位置P2に突出させる(ステップS11)。
具体的には、制御部27は、ガイド駆動部84のモーター86を駆動し、退避検知部75がガイド部材81を検知しなくなってから所定のパルス数だけモーター86を駆動することで、ガイド部材81を退避位置P1から突出位置P2へ突出させる(図6、7参照)。制御部2は、排出ローラー33の駆動ローラー33Dを従動ローラー33Nに押圧させ、駆動ローラー33Dを図6における時計回り方向に回転させる。1枚目のシートは、搬送ローラー43及び排出ローラー33によってガイド部材81の上面に沿って搬送される。
次に、制御部2は、シート検知部76によりシートの後端部が検知されたか否かを判定する(ステップS13)。シートの後端部が検知されたと判定した場合には、制御部2は、送風部91に送風を停止させ、ガイド部材81を退避位置P1に退避させる。
次に、制御部2は、印刷ジョブが終了したか否かを判定する(ステップS15)。印刷ジョブが終了してないと判定した場合には(ステップS15:NO)、制御部2は、ステップS03以降の処理を繰り返す。一方、印刷ジョブが終了したと判定した場合には(ステップS15:YES)、制御部2は、ステップS01以降の処理を繰り返す。
次に、ステップS21以降の処理について説明する。ステップS21において、制御部2は、印刷ジョブで指定された後処理を実行する。ここでは、後処理としてステープル処理を実行する例について説明する。
制御部2は、ガイド部材81を退避位置P1から突出位置P2へ突出させた後、駆動ローラー33Dを従動ローラー33Nから離間させる。1枚目のシートは、搬送ローラー43によってガイド部材81の上面に沿って搬送される。
次に、制御部2は、シートの後端部が搬送ローラー43のニップ部を通過するタイミングで、駆動ローラー33Dを従動ローラー33Nに押圧させ、駆動ローラー33Dを反時計回り方向に回転させる。すると、シートはスイッチバックされて、処理トレイ51に搬送される。制御部2は、シートの後端部が処理トレイ51のシート受け板53に接触するまでシートを搬送した後、排出ローラー33の回転を停止させ、駆動ローラー33Dを従動ローラー33Nから離間させる。
続いて、制御部2は、2枚目以降のシートに対して、1枚目と同様の手順で処理トレイ519に搬送し、排出ローラー33の回転を停止させ、駆動ローラー33Dを従動ローラー33nから離間させ、一対のサイドフェンス52によってシートの幅方向の位置を揃える。
制御部2は、印刷ジョブで指定された枚数のシートを処理トレイ51に搬送した後、ガイド部材81を退避位置P1に退避させ、駆動ローラー33Dを従動ローラー33nに押圧させてシート束を挟持し、ステープル装置54によってシート束に対してステープル処理を施す。
次に、制御部2は、シート束が所定枚数未満であるか否かを判定する(ステップS23)。シート束が所定枚数未満であると判定した場合には(ステップS23:YES)、制御部2は、ステップS25の処理に移行する。一方、シート束が所定枚数以上であると判定した場合には(ステップS23:NO)、制御部2は、ステップS31の処理に移行する。
ステップS25において、制御部2は、送風部91に送風を開始させ、ガイド部材81を突出位置P2に突出させ(ステップS27)、駆動ローラー33Dを時計回り方向に回転させる、シート束は、ガイド部材81に沿って排出される。
次に、制御部2は、シート検知部76によりシート束の後端部が検知されたか否かを判定する(ステップS29)。シート束の後端部が検知されたと判定した場合には、制御部2は、送風部91に送風を停止させ、ガイド部材81を退避位置P1に退避させる。シート束は、シート束の後端部が排出された後、重力によって積載トレイ61に落下する。このとき、ガイド部材81は、積載トレイ61の上方から退避しているので、落下するシート束には干渉しない。
に、ステップS31以降の処理について説明する。ステップS31において、制御部2は、ガイド部材81を突出位置P2に突出させ、駆動ローラー33Dを時計回り方向に回転させる、シート束は、ガイド部材81に沿って排出される。
次に、制御部2は、シート検知部76によりシート束の後端部が検知されたか否かを判定する(ステップS33)。シート束の後端部が検知されたと判定した場合には、制御部2は、ガイド部材81を退避位置P1に退避させる。
以上説明した本実施形態に係るシート積載装置120によれば、シートを排出する排出部31と、排出部31により排出されたシートが積載される積載トレイ61と、エアを送風する送風部91と、シートの排出時に積載トレイ61の上方の突出位置P2に突出してシートの下面に接触することでシートの排出を案内し、所定のタイミングで突出位置P2よりも排出方向上流側の退避位置P1に退避するガイド部材81と、ガイド部材81の出退と送風部91の送風を制御する制御部2と、を備え、ガイド部材81は、送風部91に連結されたエアダクト93が内蔵され、上面に開口しエアダクト93を流れるエアの送風口81Uを有し、制御部2は、シートの排出中に、シートの下面に向けてエアを送風する。この構成によれば、送風口81Uから空気が吹き出すから、排出方向Yに突出するガイド部材81とシートとの摩擦を抑制することができる。
また、本実施形態に係るシート積載装置120によれば、
排出部31よりも排出方向Y上流側でシートを検知する検知部(シート検知部76)を備え、制御部2は、シートの先端部が検知部により検知されたタイミングで突出位置P2に突出するようにガイド部材81を制御するから、シートの通過に合わせたタイミングでガイド部材81を突出させることができる。
また、本実施形態に係るシート積載装置120によれば、制御部2は、シートの先端部が検知部により検知されたタイミングで送風を開始するように送風部91を制御するから、シートの通過に合わせたタイミングで送風を開始させることができる。
また、本実施形態に係るシート積載装置120によれば、制御部2は、シートの後端部が検知部により検知されたタイミングで退避位置P1に退避するようにガイド部材81を制御するから、シートの排出に合わせたタイミングでガイド部材81を退避させることができる。
また、本実施形態に係るシート積載装置120によれば、制御部2は、シートの後端部が検知部により検知されたタイミングで送風を停止するように送風部91を制御するから、シートの排出に合わせたタイミングで送風を停止させることができる。
また、本実施形態に係るシート積載装置120によれば、制御部2は、排出部31が一度に排出するシートの枚数が所定枚数以下である場合にのみ送風するように送風部91を制御するから、送風の効果が乏しい場合にエネルギー消費を抑制することができる。
上記実施形態が以下のように変形されてもよい。
上記実施形態では、ガイド部材81を退避させる前に送風を停止させる例が示されたが、ガイド部材81が退避位置P1に到達するまでは送風を継続させ、ガイド部材81が退避位置P1に到達した後、送風を停止させてもよい。この構成によれば、ガイド部材81が突出位置P2から退避位置P1に移動する過程におけるガイド部材81とシートとの摩擦を抑制することができる。
上記実施形態では、排出部31が一度に排出するシートの枚数が所定枚数未満である場合にのみ送風する例が示されたが、排出部31が一度に排出するシートの枚数に応じて風量を変化させてもよい。例えば、排出部31が一度に排出するシートの枚数が所定枚数以上である場合には、所定枚数未満の場合よりも風量を多くするように送風部91を制御してもよい。この構成によれば、排出部31が一度に排出するシートの枚数が多くなっても、ガイド部材81とシートとの摩擦を抑制することができる。
上記実施形態では、シートの排出方向Y下流側の端部がシート検知部76により検知されたタイミングで送風の開始とガイド部材81の突出とを行う例が示されたが、送風の開始とガイド部材81の突出とを行うタイミングは、シートの排出方向Y下流側の端部がシート検知部76により検知されたときから所定時間経過したタイミングでもよい。また、送風の開始を行うタイミングとガイド部材81の突出を行うタイミングは異なっていてもよい。
上記実施形態では、シートの排出方向Y上流側の端部がシート検知部76により検知されたタイミングで送風の停止とガイド部材81の退避とを行う例が示されたが、シートの排出方向Y上流側の端部が排出部31から排出されるタイミングで送風の停止とガイド部材81の退避とを行うように構成されていてもよい。例えば、シートの排出方向Y上流側の端部がシート検知部76により検知されてから所定時間経過後に送風の停止とガイド部材81の退避とを行うように構成されていてもよい。
2 制御部
31 排出部
51 処理トレイ(後処理部)
54 ステープル装置(後処理部)
61 積載トレイ
76 シート検知部(検知部)
81 ガイド部材
81U 送風口
91 送風部
110 後処理装置
120 シート積載装置

Claims (7)

  1. シートを排出する排出部と、
    前記排出部により排出された前記シートが積載される積載トレイと、
    エアを送風する送風部と、
    上に凸の円弧状に湾曲した筒状であり、円弧状の上面に送風口を有し、前記シートの排出時に前記積載トレイの上方の突出位置に突出して前記シートの下面に接触することで前記シートの排出を案内し、所定のタイミングで前記突出位置よりも排出方向上流側の退避位置に退避するガイド部材と、
    前記送風部に接続され、前記ガイド部材に内蔵されたエアダクトと、
    前記ガイド部材の出退と前記送風部の送風を制御する制御部と、を備え、
    前記送風口は、前記ガイド部材が前記突出位置に位置する場合に前記排出部よりも前記排出方向下流側に位置し、
    前記制御部は、前記シートの排出中に、前記シートの下面に向けて前記エアを送風することを特徴とするシート積載装置。
  2. 前記排出部よりも前記排出方向上流側で前記シートを検知する検知部を備え、
    前記制御部は、前記シートの先端部が前記検知部により検知されたタイミングで前記突出位置に突出するように前記ガイド部材を制御することを特徴とする請求項1に記載のシート積載装置。
  3. 前記制御部は、前記シートの先端部が前記検知部により検知されたタイミングで送風を開始するように前記送風部を制御することを特徴とする請求項2に記載のシート積載装置。
  4. 前記制御部は、前記シートの後端部が前記検知部により検知されたタイミングで前記退避位置に退避するように前記ガイド部材を制御することを特徴とする請求項2又は3に記載のシート積載装置。
  5. 前記制御部は、前記シートの後端部が前記検知部により検知されたタイミングで送風を停止するように前記送風部を制御することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載のシート積載装置。
  6. 前記制御部は、前記排出部が一度に排出する前記シートの枚数が所定枚数未満である場合にのみ送風するように前記送風部を制御することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシート積載装置。
  7. 画像が形成された前記シートにステープル処理、シフト処理、中折り処理のいずれか1つ以上の後処理を施す後処理部と、
    前記後処理部により前記後処理が施された前記シートを前記積載トレイに積載する請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシート積載装置と、を備えることを特徴とする後処理装置。
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