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JP7652186B2 - 基地局及び端末 - Google Patents
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Description

実施形態は、基地局及び端末に関する。
基地局と端末との間を無線で接続する無線システムとして、無線LAN(Local Area Network)が知られている。
課題は、無線通信の速度及び安定性を向上させること。
実施形態の基地局は、第1の無線信号処理部と、第2の無線信号処理部と、リンクマネジメント部とを含む。第1の無線信号処理部は、第1のチャネルを用いて無線信号を送受信可能に構成される。第2の無線信号処理部は、第1のチャネルと異なる第2のチャネルを用いて無線信号を送受信可能に構成される。リンクマネジメント部が、第1の無線信号処理部のリンク状態と第2の無線信号処理部のリンク状態とを管理する。リンクマネジメント部は、端末からマルチリンクのリクエストを受信すると、第1の無線信号処理部と第2の無線信号処理部との少なくともいずれかを用いて、第1の無線信号処理部のアソシエーション処理と第2の無線信号処理部のアソシエーション処理とを実行し、端末とのマルチリンクを確立する。
実施形態の基地局は、無線通信の速度及び安定性を向上させることができる。
図1は、第1実施形態に係る無線システムの全体構成の一例を示す概念図である。 図2は、第1実施形態に係る無線システムの備える基地局の構成の一例を示すブロック図である。 図3は、第1実施形態に係る無線システムの備える端末の構成の一例を示すブロック図である。 図4は、第1実施形態に係る無線システムにおける無線フレームのフォーマットの具体例を示す概念図である。 図5は、第1実施形態に係る無線システムの備える基地局の機能の一例を示すブロック図である。 図6は、第1実施形態に係る無線システムの備える端末の機能の一例を示すブロック図である。 図7は、第1実施形態に係る無線システムにおけるマルチリンク処理の一例を示すフローチャートである。 図8は、第1実施形態に係る無線システムにおけるリンク管理情報の一例を示すテーブルである。 図9は、第1実施形態の変形例に係る無線システムにおけるマルチリンク処理の一例を示すフローチャートである。 図10は、第2実施形態に係る無線システムの備える基地局の機能の一例を示すブロック図である。 図11は、第2実施形態に係る無線システムの備える端末の機能の一例を示すブロック図である。 図12は、第2実施形態に係る無線システムにおけるマルチリンク処理の一例を示すフローチャートである。 図13は、第3実施形態に係る無線システムにおける無線通信に使用される周波数帯の一例を示す概念図である。 図14は、第3実施形態に係る無線システムにおけるリンク管理情報の一例を示すテーブルである。 図15は、第4実施形態に係る無線システムにおけるビーコン信号のフォーマットの具体例を示す概念図である。 図16は、第4実施形態に係る無線システムにおけるマルチリンク処理の一例を示すフローチャートである。 図17は、第5実施形態に係る無線システムにおけるマルチリンク処理の第1の例を示すフローチャートである。 図18は、第5実施形態に係る無線システムにおけるマルチリンク処理の第2の例を示すフローチャートである。 図19は、第5実施形態に係る無線システムにおけるマルチリンク処理の第3の例を示すフローチャートである。
以下に、実施形態について図面を参照して説明する。各実施形態は、発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示している。図面は模式的又は概念的なものであり、各図面の寸法及び比率等は必ずしも現実のものと同一とは限らない。本発明の技術的思想は、構成要素の形状、構造、配置等によって特定されるものではない。以下の説明において、略同一の機能及び構成を有する構成要素には同一の符号が付されている。
<1>第1実施形態
以下に、第1実施形態に係る無線システム1について説明する。
<1-1>無線システム1の構成
図1は、第1実施形態に係る無線システム1の構成の一例を示している。図1に示すように、無線システム1は、例えば基地局10、端末20、及びサーバ30を備えている。
基地局10は、ネットワークNWに接続され、無線LANのアクセスポイントとして使用される。例えば、基地局10は、ネットワークNWから受信したデータを、無線で端末20に配信することができる。また、基地局10は、一種類の帯域又は複数種類の帯域を用いて、端末20に接続され得る。本明細書では、基地局10と端末20との間における複数種類の帯域を用いた無線接続のことを、“マルチリンク”と呼ぶ。基地局10と端末20との間の通信は、例えばIEEE802.11規格に基づいている。
端末20は、例えばスマートフォンやタブレットPC等の無線端末である。端末20は、無線で接続された基地局10を介して、ネットワークNW上のサーバ30との間でデータを送受信することができる。尚、端末20は、デスクトップコンピュータやラップトップコンピュータ等、その他の電子機器であってもよい。端末20は、少なくとも基地局10と通信可能であり、且つ後述する動作を実行可能な機器であればよい。
サーバ30は、様々な情報を保持することが可能であり、例えば端末20を対象としたコンテンツのデータを保持している。サーバ30は、例えばネットワークNWに有線で接続され、ネットワークNWを介して基地局10と通信可能に構成される。尚、サーバ30は、少なくとも基地局10と通信可能であればよい。つまり、基地局10とサーバ30との間の通信は、有線であっても無線であってもよい。
<1-1-1>基地局10の構成について
図2は、第1実施形態に係る無線システム1の備える基地局10の構成の一例を示している。図2に示すように、基地局10は、例えばCPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、無線通信モジュール14、及び有線通信モジュール15を備えている。
CPU11は、様々なプログラムを実行することが可能な回路であり、基地局10の全体の動作を制御する。ROM12は、不揮発性の半導体メモリであり、基地局10を制御するためのプログラムや制御データ等を保持している。RAM13は、例えば揮発性の半導体メモリであり、CPU11の作業領域として使用される。無線通信モジュール14は、無線信号によるデータの送受信に使用される回路であり、アンテナに接続される。また、無線通信モジュール14は、例えば複数の周波数帯にそれぞれ対応する複数の通信モジュールを含んでいる。有線通信モジュール15は、有線信号によるデータの送受信に使用される回路であり、ネットワークNWに接続される。
<1-1-2>端末20の構成について
図3は、第1実施形態に係る無線システム1の備える端末20の構成の一例を示している。図3に示すように、端末20は、例えばCPU21、ROM22、RAM23、無線通信モジュール24、ディスプレイ25、及びストレージ26を備えている。
CPU21は、様々なプログラムを実行することが可能な回路であり、端末20の全体の動作を制御する。ROM22は、不揮発性の半導体メモリであり、端末20を制御するためのプログラムや制御データ等を保持している。RAM23は、例えば揮発性の半導体メモリであり、CPU21の作業領域として使用される。無線通信モジュール24は、無線信号によるデータの送受信に使用される回路であり、アンテナに接続される。また、無線通信モジュール24は、例えば複数の周波数帯にそれぞれ対応する複数の通信モジュールを含んでいる。ディスプレイ25は、例えばアプリケーションソフトに対応するGUI(Graphical User Interface)等を表示する。ディスプレイ25は、端末20の入力インターフェースとしての機能を有していてもよい。ストレージ26は、不揮発性の記憶装置であり、例えば端末20のシステムソフトウェア等を保持する。
<1-2>無線システム1の動作
第1実施形態に係る無線システム1は、OSI(Open Systems Interconnection)参照モデルに基づいてデータ通信を実行する。OSI参照モデルでは、通信機能が7階層(第1層:物理層、第2層:データリンク層、第3層:ネットワーク層、第4層:トランスポート層、第5層:セッション層、第6層:プレゼンテーション層、第7層:アプリケーション層)に分割される。データリンク層は、例えばLLC(Logical Link Control)層と、MAC(Media Access Control)層とを含んでいる。本明細書では、データリンク層を基準として、第3層~第7層のことを“上位層”と呼ぶ。
<1-2-1>無線フレームのフォーマットについて
図4は、第1実施形態に係る無線システム1における無線フレームのフォーマットの具体例を示している。図4に示すように、無線フレームは、例えばFrame Controlフィールド、Durationフィールド、Address1フィールド、Address2フィールド、Address3フィールド、Sequence Controlフィールド、その他の制御情報フィールド、Frame Bodyフィールド、及びFCS(Frame Check Sequence)フィールドを含んでいる。Frame Controlフィールド~その他の制御情報フィールドが、例えばMACフレームに含まれたMACヘッダに対応している。Frame Bodyフィールドが、例えばMACフレームに含まれたMACペイロードに対応している。FCSフィールドは、フレームの誤りを検出するために付加される情報である。
Frame Controlフィールドは、様々な制御情報を示し、例えばType値、Subtype値、To DS(To Distribution System)値、及びFrom DS値を含んでいる。
Type値及びSubtype値は、当該無線フレームのフレームタイプを示している。例えば、Type値“00”は、当該無線フレームがマネージメントフレームであることを示している。Type値“01”は、当該無線フレームが制御フレームであることを示している。Type値“10”は、当該無線フレームがデータフレームであることを示している。また、Type値とSubtype値との組み合わせによって、当該無線フレームの内容が変化する。
To DS値及びFrom DS値の意味は、その組み合わせにより異なっている。例えば、“00(To DS/From DS)”は、同じIBSS内の端末間におけるデータであることを示している。“10”は、データフレームが外部から当該DS(Distribution System)に向けられたものであることを示している。“01”は、データフレームが当該DSの外へ向かうことを示している。“11”は、メッシュネットワークを構成する場合に使用される。
Durationフィールドは、無線回線を使用する予定期間を示している。Addressフィールドは、BSSID、送信元アドレス、あて先アドレス、送信者端末のアドレス、受信者端末のアドレスを示すために用いられる。
Sequence Controlフィールドは、MACフレームのシーケンス番号と、フラグメントのためのフラグメント番号とを示している。Frame Bodyフィールドは、フレームの種類に応じた情報を含んでいる。例えば、Frame Bodyフィールドがデータフレームに対応する場合は、Frame Bodyフィールドにデータが格納される。FCSは、MACヘッダとFrame Bodyの誤り検出符号を格納し、エラーの有無の判定に使用される。
<1-2-2>無線システム1の機能構成について
第1実施形態に係る無線システム1において、基地局10は、端末20からのリクエストに基づいて、当該端末20との間のマルチリンクを確立する。本明細書では、基地局10と端末20との間でマルチリンクを確立するための動作のことを、“マルチリンク処理”と呼ぶ。まず、第1実施形態に係る無線システム1のマルチリンク処理に関連する、基地局10及び端末20のそれぞれの機能構成について順に説明する。
(基地局10の機能構成について)
図5は、第1実施形態に係る無線システム1における基地局10の機能構成の一例を示している。図5に示すように、基地局10は、例えばデータ処理部110、リンクマネジメント部120、並びに無線信号処理部130、140及び150として機能し得る。
データ処理部110は、入力されたデータに対して、LLC層の処理と上位層の処理とを実行し得る。例えば、データ処理部110は、ネットワークNWを介してサーバ30から入力されたデータを、リンクマネジメント部120に出力する。また、データ処理部110は、リンクマネジメント部120から入力されたデータを、ネットワークNWを介してサーバ30に送信する。
リンクマネジメント部120は、入力されたデータに対して、例えばMAC層の処理の一部を実行し得る。また、リンクマネジメント部120は、無線信号処理部130、140及び150からの通知に基づいて、端末20とのリンクを管理する。リンクマネジメント部120は、リンク管理情報121を含んでいる。リンク管理情報121は、例えばRAM13に格納され、当該基地局10に無線接続されている端末20の情報を含んでいる。リンク管理情報121は、各無線信号処理部が使用する無線チャネルの運用情報を一元的に管理する。
また、リンクマネジメント部120は、アソシエーション処理部122、及び認証処理部123を含んでいる。アソシエーション処理部122は、無線信号処理部130、140及び150のいずれかを介して端末20の接続要求を受信した場合に、アソシエーションに関するプロトコルを実行する。認証処理部123は、接続要求に続いて、認証に関するプロトコルを実行する。
無線信号処理部130、140及び150のそれぞれは、入力されたデータ又は無線信号に対して、例えばMAC層の処理の一部と第1層の処理とを実行し得る。つまり、無線信号処理部130、140及び150のそれぞれは、無線通信を用いて基地局10と端末20との間のデータの送受信を行う。無線信号処理部130は、2.4GHz帯の無線信号を取り扱う。無線信号処理部140は、5GHz帯の無線信号を取り扱う。無線信号処理部150は、6GHz帯の無線信号を取り扱う。無線信号処理部130、140及び150は、基地局10のアンテナを共有していてもよいし、共有していなくてもよい。
例えば、無線信号処理部130、140及び150のそれぞれは、リンクマネジメント部120から入力されたデータを用いて無線フレームを作成する。そして、無線信号処理部130、140及び150のそれぞれは、当該無線フレームを無線信号に変換して、基地局10のアンテナを介して当該無線信号を配信する。また、無線信号処理部130、140及び150のそれぞれは、基地局10のアンテナを介して受信した無線信号を無線フレームに変換し、当該無線フレームに含まれたデータをリンクマネジメント部120に出力する。
(端末20の機能構成について)
図6は、第1実施形態に係る無線システム1における端末20の機能構成の一例を示している。図6に示すように、端末20は、例えばデータ処理部210、リンクマネジメント部220、無線信号処理部230、240及び250、並びにアプリケーション実行部260として機能し得る。
データ処理部210は、入力されたデータに対して、LLC層の処理と上位層の処理とを実行し得る。例えば、データ処理部210は、アプリケーション実行部260から入力されたデータを、リンクマネジメント部220に出力する。また、データ処理部210は、リンクマネジメント部220から入力されたデータを、アプリケーション実行部260に出力する。
リンクマネジメント部220は、入力されたデータに対して、例えばMAC層の処理の一部を実行し得る。また、リンクマネジメント部220は、無線信号処理部230、240及び250からの通知に基づいて、基地局10とのリンクを管理する。リンクマネジメント部220は、リンク管理情報221を含んでいる。リンク管理情報221は、例えばRAM23に格納され、当該端末20が接続している基地局10の情報を含んでいる。リンク管理情報221は、例えばリンク管理情報121と同様の情報を含んでいる。
また、リンクマネジメント部220は、アソシエーション処理部222、及び認証処理部223を含んでいる。アソシエーション処理部222は、無線信号処理部230、240及び250のいずれかを介して基地局10の接続要求を受信した場合に、アソシエーションに関するプロトコルを実行する。認証処理部223は、接続要求に続いて、認証に関するプロトコルを実行する。
無線信号処理部230、240及び250のそれぞれは、入力されたデータ又は無線信号に対して、例えばMAC層の処理の一部と第1層の処理とを実行し得る。つまり、無線信号処理部230、240及び250のそれぞれは、無線通信を用いて基地局10と端末20との間のデータの送受信を行う。無線信号処理部230は、2.4GHz帯の無線信号を取り扱う。無線信号処理部240は、5GHz帯の無線信号を取り扱う。無線信号処理部250は、6GHz帯の無線信号を取り扱う。無線信号処理部230、240及び250は、端末20のアンテナを共有していてもよいし、共有していなくてもよい。
例えば、無線信号処理部230、240及び250のそれぞれは、リンクマネジメント部220から入力されたデータを用いて無線フレームを作成する。そして、無線信号処理部230、240及び250のそれぞれは、当該無線フレームを無線信号に変換して、端末20のアンテナを介して当該無線信号を配信する。また、無線信号処理部230、240及び250のそれぞれは、端末20のアンテナを介して受信した無線信号を無線フレームに変換し、当該無線フレームに含まれたデータをリンクマネジメント部220に出力する。
アプリケーション実行部260は、データ処理部210から入力されたデータを利用することが可能なアプリケーションを実行する。例えば、アプリケーション実行部260は、アプリケーションの情報をディスプレイ25に表示することができる。また、アプリケーション実行部260は、入力インターフェースの操作に基づいて動作し得る。
以上で説明した第1実施形態に係る無線システム1の機能構成では、基地局10の無線信号処理部130、140及び150が、それぞれ端末20の無線信号処理部230、240及び250と接続可能に構成される。具体的には、無線信号処理部130及び230間は、2.4GHz帯を用いて無線接続され得る。無線信号処理部140及び240間は、5GHz帯を用いて無線接続され得る。無線信号処理部150及び250間は、6GHz帯を用いて無線接続され得る。各無線信号処理部は、“STA機能”と呼ばれてもよい。つまり、第1実施形態に係る無線システム1は、複数のSTA機能を備えている。
<1-2-3>マルチリンク処理の詳細について
次に、第1実施形態に係る無線システム1におけるマルチリンク処理の流れの一例について説明する。図7は、第1実施形態に係る無線システム1におけるマルチリンク処理の一例を示すフローチャートである。図7に示すように、第1実施形態におけるマルチリンク処理では、例えばステップS10~S16の処理が順に実行される。
具体的には、まずステップS10の処理において、端末20は、基地局10にプローブリクエストを送信する。プローブリクエストは、端末20の周辺に基地局10が存在するか否かを確認する信号である。なお、端末20は、必ずしも特定の基地局10の存在を想定せずに、周囲に基地局があるかどうか自体を検索する目的で、プローブリクエストを送信してもよい。プローブリクエストのFrame Controlフィールドは、例えば“00/0100(Type値/Subtype値)”を含んでいる。基地局10は、プローブリクエストを受信すると、ステップS11の処理を実行する。
ステップS11の処理において、基地局10は、端末20にプローブレスポンスを送信する。プローブレスポンスは、基地局10が端末20からのプローブリクエストに対する応答に使用する信号である。プローブレスポンスのFrame Controlフィールドは、例えば“00/0101(Type値/Subtype値)”を含んでいる。端末20は、プローブリクエストを受信すると、ステップS12の処理を実行する。
ステップS12の処理において、端末20は、少なくとも1つのSTA機能を介して、基地局10にマルチリンクアソシエーションリクエストを送信する。マルチリンクアソシエーションリクエストは、基地局10にマルチリンクの確立を要求するための信号である。なお、マルチリンクアソシエーションリクエストとしては、通常のアソシエーションリクエストにマルチリンク接続のための情報が付加されたものが使用されてもよい。例えば、マルチリンクアソシエーションリクエストは、端末20のリンクマネジメント部220によって生成される。マルチアソシエーションリクエストのFrame Controlフィールドは、例えば“00/xxxx(Type値/Subtype値(xxxxは所定の数値))”を含んでいる。基地局10のリンクマネジメント部120は、マルチリンクアソシエーションリクエストを受信すると、ステップS13の処理を実行する。
ステップS13の処理において、基地局10のリンクマネジメント部120は、1つのSTA機能を使用したマルチリンクアソシエーション処理を実行する。具体的には、まず基地局10は、端末20との間で、1つ目のSTA機能のアソシエーション処理を実行する。そして、1つ目のSTA機能において無線接続(リンク)が確立されると、基地局10のリンクマネジメント部120は、リンクが確立されている1つ目のSTA機能を用いて、2つ目のSTA機能のアソシエーション処理を実行する。つまり、リンクが確立されていないSTA機能のアソシエーション処理に、リンクが確立されているSTA機能が使用される。少なくとも2つのSTA機能のアソシエーション処理が完了すると、基地局10は、マルチリンクを確立し、ステップS14の処理を実行する。
ステップS14の処理において、基地局10のリンクマネジメント部120は、リンク管理情報121を更新する。尚、本例では2つのリンクが確立された後にステップS14の処理が実行されているが、リンク管理情報121は、リンク状態が更新する度に更新されてもよいし、マルチリンクが確立された際に更新されてもよい。マルチリンクが確立され、リンク管理情報が更新されると、基地局10は、ステップS15の処理を実行する。
ステップS15の処理において、基地局10は、端末20にマルチリンク確立レスポンスを送信する。マルチリンク確立レスポンスは、基地局10が端末20からのマルチリンクリクエストに対する応答に使用する信号である。マルチアソシエーションリクエストのFrame Controlフィールドは、例えば“00/0001(Type値/Subtype値)”を含んでいる。端末20のリンクマネジメント部220は、マルチリンク確立レスポンスを受信したことに基づいて、基地局10との間のマルチリンクが確立されたことを認識する。端末20は、マルチリンク確立レスポンスを受信すると、ステップS16の処理を実行する。
ステップS16の処理において、端末20のリンクマネジメント部220は、リンク管理情報221を更新する。つまり、端末20は、基地局10とのマルチリンクが確立されたことを、リンク管理情報221に記録する。これにより、第1実施形態に係る無線システム1におけるマルチリンク処理が完了し、マルチリンクを用いたデータ通信が、基地局10と端末20との間において可能となる。
図8は、第1実施形態に係る無線システム1におけるリンク管理情報121の一例を示している。図8に示すように、リンク管理情報121は、例えばSTA機能、周波数、リンク先ID、マルチリンク有無、トラフィックID(TID)の情報を含んでいる。リンク管理情報121におけるリンク先IDは、例えば端末20の識別子に対応している。一方で、リンク管理情報221におけるリンク先IDは、例えば基地局10の識別子に対応している。本例において、“STA1”は、6GHzの周波数帯を使用するSTA機能に対応している。“STA2”は、5GHzの周波数帯を使用するSTA機能に対応している。“STA3”は、2.4GHzの周波数帯を使用するSTA機能に対応している。
また、本例では、“STA1”及び“STA2”を用いたマルチリンクが確立されている。マルチリンクが確立されると、リンクマネジメント部120及び220のそれぞれは、上位層から入力されたデータを、マルチリンクに関連付けられた少なくとも1つのSTA機能のリンクを用いて送信する。リンクマネジメント部120及び220は、トラフィックの種類に基づいて、トラフィックとSTA機能とを関連付けてもよい。
例えば、端末20のリンクマネジメント部220が、トラフィックとSTA機能との対応付けを決定し、基地局10のリンクマネジメント部120にリクエストする。そして、基地局10が、当該リクエストに対してレスポンスすることによって、トラフィックとSTA機能との対応付けが確定する。また、1つのトラフィックに対して、1つのSTA機能が関連付けられてもよいし、複数のSTA機能が関連付けられてもよい。本例では、“STA1”に、“TID#1”と“TID#2”とが関連付けられている。“STA2”に、“TID#1”と“TID#3”とが関連付けられている。
このように、1つのトラフィックに対して複数のSTA機能が関連付けられる場合、データが、複数のSTA機能によって並列で送信される。1つのトラフィックが並列で送信される場合、基地局10のリンクマネジメント部120と端末20のリンクマネジメント部220との間で、データの振り分けと並び替えが必要となる。データの振り分けは、送信側のリンクマネジメント部によって実行され、送信側のリンクマネジメント部は、無線フレームにマルチリンクであることのフラグと識別番号とを付加する。データの並び替えは、受信側のリンクマネジメント部によって実行される。
<1-3>第1実施形態の効果
以上で説明した第1実施形態に係る無線システム1に依れば、端末20の要求に基づいて端末20及び基地局10間のマルチリンクを確立することができる。以下に、第1実施形態に係る無線システム1の詳細な効果について説明する。
無線LANを使用する基地局及び端末は、例えば2.4GHz、5GHz、6GHzのように、使用する帯域毎に設けられた複数のSTA機能を備える場合がある。このような無線システムでは、例えば複数のSTA機能のうち一つのSTA機能を選択することにより無線接続が確立され、基地局及び端末間のデータ通信が行われる。このとき、無線システムでは、選択されていないSTA機能が、当該STA機能の帯域に対応する基地局が存在したとしても、使用されない状態になる。
これに対して、第1実施形態に係る無線システム1は、基地局10及び端末20の各々が備える複数のSTA機能を活用して、基地局10及び端末20間のマルチリンクを確立する。簡潔に述べると、基地局10がリンクマネジメント部120を備え、端末20がリンクマネジメント部220を備えている。そして、端末20のリンクマネジメント部220が、基地局10に対してマルチリンクアグリゲーションリクエストを送信し、基地局10のリンクマネジメント部120が、受信したマルチリンクアグリゲーションリクエストに基づいて、マルチリンクを確立する。
以上のように、第1実施形態に係る無線システム1におけるマルチリンクは、端末20が基地局10に対して最初からマルチリンクを指定することによって確立される。マルチリンクによるデータ通信は、複数の帯域を併用することができ、無線LAN装置の備える機能を十分に活用することができる。その結果、第1実施形態に係る無線システム1は、効率的な通信を実現することができ、通信速度を向上させることができる。
尚、第1実施形態に係る無線システム1は、マルチリンクの状態で一方のSTA機能による接続が解除されたとしても、他方のSTA機能によって通信を継続することができる。さらに、第1実施形態に係る無線システム1は、マルチリンクを用いて、基地局10のリンクマネジメント部120と端末20のリンクマネジメント部220との間で、リンクのアグリゲーション処理や切り替えを行いながら通信することもできる。その結果、第1実施形態に係る無線システム1は、通信安定性を向上させることもできる。
また、第1実施形態に係る無線システム1は、各STA機能のアソシエーション処理を、基地局10のリンクマネジメント部120と端末20のリンクマネジメント部220によって実行する。そして、複数のSTA機能によるリンクの確立が、1つのSTA機能を用いて実行される。これにより、第1実施形態に係る無線システム1は、無線信号処理部毎のアソシエーション処理部を省略することができ、各無線信号処理部の構成を簡略化することができる。
<1-4>第1実施形態の変形例
第1実施形態で説明したマルチリンク処理の方法は、あくまで一例である。以下に、第1実施形態の変形例に係る無線システム1におけるマルチリンク処理について説明する。
図9は、第1実施形態の変形例に係る無線システム1におけるマルチリンク処理の一例を示すフローチャートである。図9に示すように、第1実施形態の変形例におけるマルチリンク処理は、第1実施形態で説明されたマルチリンク処理に対して、ステップS11及びS12の間にステップS20及びS21の処理が挿入され、ステップS12及びS13の間にステップS22及びS23の処理が挿入された処理を実行する。
具体的には、まず第1実施形態と同様に、ステップS10~S12の処理が順に実行される。簡潔に述べると、端末20が、基地局10にプローブリクエストを送信する(ステップS10)。基地局10が、プローブリクエストに応じて、端末20にプローブレスポンスを送信する(ステップS11)。第1実施形態の変形例では、端末20がプローブレスポンスを受信すると、ステップS20の処理を実行する。
ステップS20の処理において、端末20は、基地局10にオープン認証リクエストを送信する。オープン認証リクエストは、端末20が基地局10に対して認証を要求するための信号である。基地局10は、オープン認証リクエストを受信すると、端末20との間で認証処理を実行する。認証処理は、基地局10の認証処理部123と端末20の認証処理部223との間で実行される。認証処理が完了すると、基地局10は、ステップS21の処理を実行する。
ステップS21の処理において、基地局10は、端末20オープン認証レスポンスを送信する。オープン認証レスポンスは、オープン認証リクエストに基づいた認証処理が完了したことを通知する信号である。端末20は、オープン認証レスポンスを受信すると、第1実施形態と同様に、マルチリンクアソシエーションリクエストを基地局10に送信する(ステップS12)。第1実施形態の変形例では、基地局10がマルチリンクアソシエーションリクエストを受信すると、ステップS22の処理を実行する。
ステップS22の処理において、基地局10は、端末20に候補リンクを通知する。候補リンクは、基地局10が端末20とのマルチリンクに使用可能であるチャネルの情報を含んでいる。端末20は、候補リンクを受信すると、ステップS23の処理を実行する。
ステップS23の処理において、端末20は、基地局10にマルチリンク確立リクエストを送信する。マルチリンク確立リクエストは、候補リンクを受信したリンクマネジメント部220によって生成される。具体的には、リンクマネジメント部220は、候補リンクから、マルチリンクに使用する少なくとも2つのチャネルを選択する。又は、リンクマネジメント部220は、候補リンクに含まれた複数のチャネルの使用について同意する。そして、リンクマネジメント部220は、選択した帯域の情報、又は候補リンクに同意したことを示す情報をマルチリンク確立リクエストに挿入し、STA機能を介して基地局10に送信する。基地局10は、マルチリンク確立リクエストを受信すると、ステップS13の処理を実行する。
ステップS13の処理において、基地局10は、マルチリンク確立リクエストに含まれたチャネルに対応するSTA機能を用いてマルチリンクアソシエーション処理を実行する。又は、基地局10は、マルチリンク確立リクエストに含まれた“候補リンクに同意したことを示す情報”に基づいて、候補リンクに含まれたチャネルに対応するSTA機能を用いてマルチリンクアソシエーション処理を実行する。第1実施形態の変形例に係る無線システム1におけるマルチリンク処理のその他の動作は、第1実施形態と同様である。
以上のように、第1実施形態の変形例に係る無線システム1は、マルチリンク処理の際に、認証処理や、候補リンクの通知等を実行している。マルチリンク処理には、様々なオプションが適用されてもよく、使用されるオプションは適宜選択され得る。このような場合においても、第1実施形態の変形例に係る無線システム1は、第1実施形態と同様にマルチリンクを確立することができ、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
<2>第2実施形態
第2実施形態に係る無線システム1は、アソシエーション処理をSTA機能毎に実行し、第1実施形態と同様のマルチリンクを確立する。以下に、第2実施形態に係る無線システム1について、第1実施形態と異なる点を説明する。
<2-1>無線システム1の機能について
図10は、第2実施形態に係る無線システム1における基地局10の機能構成の一例を示している。図10に示すように、第2実施形態における基地局10は、第1実施形態における基地局10に対して、リンクマネジメント部120並びに無線信号処理部130、140及び150の構成が異なる。
具体的には、第2実施形態における基地局10では、リンクマネジメント部120のアソシエーション処理部122及び認証処理部123が省略されている。そして、無線信号処理部130が、アソシエーション処理部131及び認証処理部132を含み、無線信号処理部140が、アソシエーション処理部141及び認証処理部142を含み、無線信号処理部150が、アソシエーション処理部151及び認証処理部152を含んでいる。
アソシエーション処理部131、141及び151のそれぞれは、アソシエーション処理部122と同様の機能を有している。認証処理部132、142及び152のそれぞれは、認証処理部123と同様の機能を有している。つまり、基地局10のアソシエーション処理部及び認証処理部が、第1実施形態ではリンクマネジメント部120に設けられていたのに対して、第2実施形態では無線信号処理部130、140及び150のそれぞれに設けられている。第2実施形態における基地局10のその他の構成は、第1実施形態と同様である。
図11は、第2実施形態に係る無線システム1における端末20の機能構成の一例を示している。図11に示すように、第2実施形態における端末20は、第1実施形態における端末20に対して、リンクマネジメント部220並びに無線信号処理部230、240及び250の構成が異なる。
具体的には、第2実施形態における端末20では、リンクマネジメント部220のアソシエーション処理部222及び認証処理部223が省略されている。そして、無線信号処理部230が、アソシエーション処理部231及び認証処理部232を含み、無線信号処理部240が、アソシエーション処理部241及び認証処理部242を含み、無線信号処理部250が、アソシエーション処理部251及び認証処理部252を含んでいる。
アソシエーション処理部231、241及び251のそれぞれは、アソシエーション処理部222と同様の機能を有している。認証処理部232、242及び252のそれぞれは、認証処理部223と同様の機能を有している。つまり、端末20のアソシエーション処理部及び認証処理部が、第1実施形態ではリンクマネジメント部220に設けられていたのに対して、第2実施形態では無線信号処理部230、240及び250のそれぞれに設けられている。第2実施形態における端末20のその他の構成は、第1実施形態と同様である。
<2-2>マルチリンク処理について
以下に、第2実施形態に係る無線システム1におけるマルチリンク処理の流れの一例について説明する。図12は、第2実施形態に係る無線システム1におけるマルチリンク処理の一例を示すフローチャートである。図12に示すように、第2実施形態におけるマルチリンク処理は、第1実施形態で説明されたマルチリンク処理において、ステップS13がステップS30及びS31に置き換えられた処理を実行する。
具体的には、まず第1実施形態と同様に、ステップS10~S12の処理が順に実行される。簡潔に述べると、端末20が、基地局10にプローブリクエストを送信する(ステップS10)。基地局10が、プローブリクエストに応じて、端末20にプローブレスポンスを送信する(ステップS11)。端末20が、プローブレスポンスに応じて、基地局10にマルチリンクアソシエーションリクエストを送信する(ステップS12)。
基地局10は、マルチリンクアソシエーションリクエストを受信すると、マルチリンクアソシエーション処理を実行する。第2実施形態におけるマルチリンクアソシエーション処理では、最初のリンクのアソシエーション処理において、マルチリンクの対象となるリンクの調整(例えば、マルチリンクに使用するSTA機能の選択)を行う。例えば、基地局10のリンクマネジメント部120が、マルチリンクに使用できる複数の候補リンクを端末20のリンクマネジメント部220に通知する。端末20のリンクマネジメント部220は、通知された複数の候補リンクの中からマルチリンクに使用したい候補リンクを選択して、基地局10のリンクマネジメント部120に通知する。この通知に対して基地局10が合意することにより、マルチリンクの対象となるリンクが調整される。基地局10と端末20との間での複数の候補リンクの通知および選択した候補リンクの通知は、それぞれプローブリクエストおよびプローブレスポンスにより行われる。そして、基地局10のリンクマネジメント部120が、マルチリンクに使用する少なくとも2つのSTA機能に対してアソシエーション処理の実行を指示する。尚、これらのアソシエーション処理の実行指示は、端末20のリンクマネジメント部220によって処理されてもよい。各STA機能は、リンクマネジメント部120の指示に基づいてアソシエーション処理を開始し、リンクが確立した場合に、当該リンクの確立をリンクマネジメント部120に通知する。
ここで、第1STA機能が無線信号処理部150に対応し、第2STA機能が無線信号処理部140に対応する場合のマルチリンクアソシエーション処理の一例について説明する。
基地局10のリンクマネジメント部120は、マルチリンクアソシエーションリクエストを受信すると、まず無線信号処理部150(第1STA機能)に対して、アソシエーション処理の実行を指示する(ステップS30)。すると、無線信号処理部150は、アソシエーション処理部151を用いて、端末20の無線信号処理部250との間のアソシエーション処理を実行する。第1STA機能によるリンクが確立すると、無線信号処理部150は、当該リンクの確立をリンクマネジメント部120に通知する。
一方、基地局10のリンクマネジメント部120は、無線信号処理部140(第2STA機能)に対して、アソシエーション処理の実行を指示する(ステップS31)。すると、無線信号処理部140は、アソシエーション処理部141を用いて、端末20の無線信号処理部240との間のアソシエーション処理を実行する。第2STA機能によるリンクが確立すると、無線信号処理部140は、当該リンクの確立をリンクマネジメント部120に通知する。尚、各リンクの確立は、シリアルで実行されてもパラレルで実行されてもよい。各リンクの確立のためのアソシエーション処理では、共通のAID(アソシエーション識別子)が使用される。AIDとは、アソシエーションにおいて使用される通信相手を一意に識別するための識別子である。
ステップS30及びS31の処理が完了し、少なくとも2つのSTA機能によるリンクが確立されると、基地局10は、リンク管理情報121を更新する(ステップS14)。第2実施形態に係る無線システム1におけるマルチリンク処理のその他の動作は、第1実施形態と同様である。
<2-3>第2実施形態の効果
以上で説明した第2実施形態に係る無線システム1に依れば、第1実施形態と同様に、端末20の要求に基づいてマルチリンクを確立することができる。そして、第2実施形態に係る無線システム1は、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、第2実施形態に係る無線システム1では、アソシエーション処理が各STA機能(無線信号処理部)によって実行される。このため、第2実施形態に係る無線システム1では、無線信号処理部130、140、150、230、240及び250が、リンクマネジメント部を有さない端末や基地局と同様の無線モジュールで構成され得る。これにより、第2実施形態に係る無線システム1は、基地局10や端末20の開発コストを抑制することができる。
<3>第3実施形態
第3実施形態に係る無線システム1は、例えば第1実施形態と同様の構成を有する。そして、第3実施形態に係る無線システム1は、同じ周波数帯に含まれた複数のチャネルを用いて第1実施形態と同様のマルチリンクを確立する。以下に、第3実施形態に係る無線システム1について、第1及び第2実施形態と異なる点を説明する。
<3-1>無線通信で使用される帯域について
図13は、第3実施形態に係る無線システム1における無線通信に使用される周波数帯の一例を示している。図13に示すように、無線通信では、例えば2.4GHz帯、5GHz帯、6GHz帯が使用される。そして、各周波数帯は、それぞれ複数のチャネルを含んでいる。本例では、2.4GHz帯、5GHz帯、6GHz帯のそれぞれが、少なくとも3つのチャネルCH1、CH2及びCH3を含むものと仮定する。各チャネルCHを用いた通信は、関連付けられたSTA機能によって実現される。
<3-2>マルチリンク処理について
第3実施形態に係る無線システム1は、同一の周波数帯に含まれた複数のチャネルCHを用いて、第1実施形態と同様のマルチリンクを確立する。第3実施形態におけるマルチリンク処理は、第1実施形態で説明したマルチリンク処理に対して、マルチリンクに用いるチャネルを同じ周波数帯に含まれた複数のチャネルCHに変更したものと同様である。
図14は、第3実施形態に係る無線システム1におけるリンク管理情報121の一例を示している。図14に示すように、第3実施形態におけるリンク管理情報121は、第1実施形態におけるリンク管理情報121に対して、周波数帯毎のチャネルIDに関する情報が追加された構成を有している。また、本例では、6GHzの周波数帯に対応する“STA1”のチャネルCH2と、6GHzの周波数帯に対応する“STA2”のチャネルCH3を用いて、第1実施形態と同様のマルチリンクが確立されている。
<3-3>第3実施形態の効果
以上のように、基地局10及び端末20の各STA機能は、同じ周波数帯を使用してもよい。そして、基地局10と端末20との間のマルチリンクは、同じ周波数帯を使用する複数のSTA機能によって確立されてもよい。具体的には、複数のSTA機能が、例えば5GHz帯の異なるチャネルCHを使用してマルチリンクを構成してもよい。このような場合においても、第3実施形態に係る無線システム1は、第1実施形態と同様に、効率的な通信を実現することができ、通信安定性を向上させることができる。
<4>第4実施形態
第4実施形態に係る無線システム1は、例えば第1実施形態と同様の構成を有する。そして、第4実施形態に係る無線システム1では、基地局10が配信するビーコン信号に基づいて、端末20がマルチリンクの可否を判断する。以下に、第4実施形態に係る無線システム1について、第1~第3実施形態と異なる点を説明する。
<4-1>ビーコン信号について
第4実施形態に係る無線システム1において、基地局10は、ビーコン信号を用いてマルチリンクに使用することが可能なチャネルの情報を予めブロードキャストする。このビーコン情報は、例えばリンクマネジメント部120によって生成される。ビーコン信号のFrame Controlフィールドは、例えば“00/1000(Type値/Subtype値)”を含んでいる。リンクマネジメント部120は、基地局10の状態に応じて、ビーコン信号に挿入する情報を適宜更新する。
図15は、第4実施形態に係る無線システム1におけるビーコン信号のフォーマットの具体例を示している。図15に示すように、ビーコン信号は、例えばマルチリンクの可否を示す情報と、1つ目のマルチリンク対象のチャネルの情報(#1)と、2つ目のマルチリンク対象のチャネルの情報(#2)とを含んでいる。マルチリンクの可否を示す情報は、当該基地局10を利用したマルチリンクが可能であるか否かを示している。当該基地局10においてマルチリンクが可能である場合、ビーコン信号は、マルチリンク対象のチャネルの情報を少なくとも2つ含んでいる。
<4-2>マルチリンク処理について
図16は、第4実施形態に係る無線システム1の動作の一例を示すフローチャートである。図16に示すように、第4実施形態におけるマルチリンク処理は、第1実施形態で説明されたマルチリンク処理において、ステップS10及びS11が省略され、ステップS40が追加された処理を実行する。
具体的には、まずステップS40の処理において、基地局10が、リンク情報を含むビーコンをブロードキャストする。このリンク情報は、マルチリンクの可否を示す情報と、マルチリンク対象の複数のチャネルの情報とを含んでいる。端末20がリンク情報を含むビーコン信号を受信すると、端末20のリンクマネジメント部220は、マルチリンクが可能である基地局10の情報と、マルチリンクで使用するチャネルの情報とを把握することができる。すなわち、端末20のリンクマネジメント部220は、ビーコン信号の受信により、マルチリンク対応のアクセスポイントの有無とマルチリンク対象のチャネルの情報とを取得することができる。
すると、端末20のリンクマネジメント部220は、マルチリンク対象のチャネルのいずれかを介して、基地局10にマルチリンクの確立をリクエストする。言い換えると、端末20のリンクマネジメント部220は、一又は複数のSTA機能から通知されたリンク情報に基づいて、マルチリンクの確立を希望する基地局10に対して、マルチリンクアソシエーションリクエストを送信する(ステップS12)。第4実施形態におけるマルチリンク処理のその他の動作は、第1実施形態と同様である。
なお、無線システム1は、ステップS12の前に、第1実施形態で説明されたステップS10及びS11の処理を実行してもよい。具体的には、リンク情報を含むビーコンがブロードキャストされた後に、当該ビーコンを受信した端末20がプローブリクエストを基地局10に送信し(ステップS10)、基地局10がプローブリクエストに応じてプローブレスポンスを端末20に送信してもよい(ステップS11)。本例では、その後に端末20が、マルチリンクアソシエーションリクエストを基地局10に送信する(ステップS12)。
<4-3>第4実施形態の効果
以上のように、第4実施形態に係る無線システム1では、基地局10が、マルチリンクの可否を示す情報と、予め希望するマルチリンクの対象となるチャネルの情報とを含むビーコン信号を配信する。そして、端末20が、ビーコン信号(リンク情報)に含まれたチャネルをサポートするSTA機能を介して、基地局10とのマルチリンクを確立する。
これにより、第4実施形態に係る無線システム1において、基地局10は、端末20からのマルチリンクアソシエーションリクエストに応答するだけで、マルチリンクを確立することができる。従って、第4実施形態に係る無線システム1は、第1実施形態よりも簡便に基地局10及び端末20間のマルチリンクを確立することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
<5>第5実施形態
第5実施形態は、第1実施形態で説明された無線システム1における具体的なアソシエーションのセットアップの実装方法のバリエーションに関する。以下に、第5実施形態に係る無線システム1について、第1~第4実施形態と異なる点を説明する。
<5-1>マルチリンク処理について
無線システム1において、基地局10及び端末20は、マルチリンクの確立に必要な情報を、少なくとも、ビーコン、プローブリクエスト、及びプローブレスポンスのいずれかを用いて交換していればよい。以下に、ビーコンやアソシエーションに対する各種情報の割り当てとアソシエーションのセットアップの実装方法とに関する、マルチリンク処理の第1の例、第2の例、及び第3の例について説明する。
(第1の例)
図17は、第5実施形態に係る無線システム1におけるマルチリンク処理の第1の例を示すフローチャートである。図17に示すように、マルチリンク処理の第1の例は、第1実施形態で説明されたマルチリンク処理において、ステップS10の前にステップS50が追加された構成を有している。
具体的には、ステップS50の処理において、基地局10は、マルチリンク対象のチャネルの情報を含むビーコン(ビーコン信号)を、端末20に送信する。このビーコン信号は、基地局10がマルチリンクをサポートしていることを示す情報と、基地局10がマルチリンクに使用することが可能であるチャネルの情報(マルチリンク対象のチャネルの情報)とを含んでいる。なお、ステップS50の処理で送信されるビーコン信号は、第4実施形態で参照された図15に示されたビーコン信号に相当する。ビーコン信号は、マルチリンク対象である複数のチャネルのそれぞれによって送信されてもよい。言い換えると、マルチリンクの対象となる各チャネルが、マルチリンクに関する情報を含むビーコン信号を送信してもよい。
端末20は、ビーコン信号を受信すると、基地局10にプローブリクエストを送信する(ステップS10)。端末20は、プローブリクエストにおいて、マルチリンクに使用したい少なくとも2つのチャネルを指定して、当該少なくとも2つのチャネルにおけるケイパビリティ情報や運用情報等の送信を、基地局10にリクエストする。ケイパビリティ情報は、各チャネルの通信上でサポートされている機能を示す情報である。運用情報は、通信に必要なパラメータを含む情報である。このステップS10の処理において端末20が基地局10にリクエストするケイパビリティ情報や運用情報は、ステップS50の処理で基地局10によって送信されるビーコン信号に含まれていない情報である。
基地局10は、プローブリクエストを受信すると、端末20にプローブレスポンスを送信する(ステップS11)。基地局10は、プローブレスポンスにおいて、端末20からリクエストされた少なくとも2つのチャネルにおけるケイパビリティ情報や運用情報を、端末20に送信する。
端末20は、プローブレスポンスを受信すると、基地局10にマルチリンクアソシエーションリクエストを送信する(ステップS12)。マルチリンクアソシエーションリクエストでは、端末20が、マルチリンクで使用したい少なくとも2つのリンク(チャネル)に関する自身の情報(ケイパビリティ情報や運用情報)を、基地局10に通知する。
基地局10は、マルチリンクアソシエーションリクエストを受信すると、第1実施形態と同様に、1つのSTA機能を使用したマルチリンクアソシエーション処理を実行する(ステップS13)。
少なくとも2つのSTA機能のアソシエーション処理が完了すると、マルチリンクが確立され、基地局10のリンクマネジメント部120が、リンク管理情報121を更新する(ステップS14)。
リンク管理情報121が更新されると、基地局10は、端末20にマルチリンク確立レスポンスを送信する(ステップS15)。マルチリンク確立レスポンスは、基地局10及び端末20の間で接続(リンク)が確立されたチャネルの情報を含んでいる。
端末20のリンクマネジメント部220は、マルチリンク確立レスポンスを受信すると、リンク管理情報221を更新する(ステップS16)。これにより、マルチリンク処理の第1の例において、マルチリンクを用いたデータ通信が、基地局10と端末20との間において可能となる。
(第2の例)
図18は、第5実施形態に係る無線システム1におけるマルチリンク処理の第2の例を示すフローチャートである。図18に示すように、マルチリンク処理の第2の例は、マルチリンク処理の第1の例において、ステップS50がステップS60に置き換えられた構成を有している。
具体的には、ステップS60の処理において、基地局10は、マルチリンクのサポートを示す情報を含むビーコン(ビーコン信号)を、マルチリンクの対象となる各チャネルを用いて端末20に送信する。このビーコン信号は、基地局10がマルチリンクをサポートしていることを示し、マルチリンク対象のチャネルの情報を含まない。
端末20は、自身が通信に使用することが可能である各チャネルで、基地局10からビーコン信号を受信する。これにより、端末20のリンクマネジメント部220は、マルチリンクのサポートを示す情報を含むビーコン信号を受信したチャネルに基づいて、基地局10とのマルチリンクで使用可能なチャネル(マルチリンク対象のチャネル)を把握することができる。
そして、端末20は、基地局10にプローブリクエストを送信する(ステップS10)。端末20は、プローブリクエストにおいて、端末20のリンクマネジメント部220によって把握されたマルチリンク対象のチャネルのうち、マルチリンクに使用したい少なくとも2つのチャネルを指定して、当該少なくとも2つのチャネルにおけるケイパビリティ情報や運用情報等の送信を、基地局10にリクエストする。
続けて、無線システム1は、ステップS11~S16の処理を実行する。マルチリンク処理の第2の例におけるステップS11~S16の処理は、マルチリンク処理の第1の例におけるステップS11~S16の処理と同様である。
(第3の例)
図19は、第5実施形態に係る無線システム1におけるマルチリンク処理の第3の例を示すフローチャートである。図19に示すように、マルチリンク処理の第3の例は、マルチリンク処理の第1の例において、ステップS50がステップS70に置き換えられ、且つステップS10及びS11の処理の一部が変更された構成を有している。
具体的には、ステップS70の処理において、基地局10は、マルチリンクのサポートを示す情報を含むビーコン(ビーコン信号)を、端末20に送信する。このビーコン信号は、基地局10がマルチリンクをサポートしていることを示し、マルチリンク対象のチャネルの情報を含まない。
端末20は、ビーコン信号を受信すると、基地局10にプローブリクエストを送信する(ステップS10)。端末20は、プローブリクエストにおいて、基地局10がマルチリンクで使用可能な全てのチャネルについてのケイパビリティ情報や運用情報等の送信を、基地局10にリクエストする。
基地局10は、プローブリクエストを受信すると、端末20にプローブレスポンスを送信する(ステップS11)。基地局10は、プローブレスポンスにおいて、マルチリンクで使用可能な全てのチャネルについてのケイパビリティ情報や運用情報を、端末20に送信する。これにより、端末20のリンクマネジメント部220は、基地局10とのマルチリンクで使用可能なチャネルを把握することができる。
続けて、無線システム1は、ステップS12~S16の処理を実行する。マルチリンク処理の第3の例におけるステップS12~S16の処理は、マルチリンク処理の第1の例におけるステップS12~S16の処理と同様である。
<5-2>第5実施形態の効果
以上で説明されたように、各チャネルを使った通信(マルチリンク)に必要な情報の全てが、ビーコンによって報知されなくてもよい。マルチリンクの確立に必要な情報は、第5実施形態で説明された第1の例、第2の例、及び第3の例のように、ビーコン、プローブリクエスト、及びプローブレスポンスに割り当てられ得る。その結果、第5実施形態に係る無線システム1は、マルチリンクの確立に使用される情報の交換の効率を、無線システム1の環境に応じて最適化させることができる。また、第5実施形態に係る無線システム1は、基地局10及び端末20のいずれかに処理を集中させることによって、一方の機器に対する負荷を抑制させることができる。
<6>その他の変形例等
上記実施形態において、各STA機能は、端末20の移動等によってリンクの維持ができない場合に、対応するリンクマネジメント部に通知してもよい。また、端末20のリンクマネジメント部220は、STA機能からの通知に基づいて、基地局10のリンクマネジメント部120との間でマルチリンクの状態を変更してもよい。具体的には、例えば端末20のリンクマネジメント部220と基地局10のリンクマネジメント部120は、マルチリンクで使用するSTA機能を適宜変更してもよい。マルチリンクの状態が変更された場合、リンクマネジメント部120及び220は、リンク管理情報121及び221をそれぞれ更新する。また、リンクマネジメント部120及び220は、リンク数の増減に応じて、トラフィックとSTA機能との関連付けを更新してもよい。
第1実施形態に係る無線システム1の構成はあくまで一例であり、その他の構成であってもよい。例えば、基地局10及び端末20のそれぞれが3つのSTA機能(無線信号処理部)を備える場合について例示したが、これに限定されない。基地局10は、少なくとも2つの無線信号処理部を備えていればよい。同様に、端末20は、少なくとも2つの無線信号処理部を備えていればよい。また、各STA機能が処理することが可能なチャネルの数は、使用される周波数帯に応じて適宜設定され得る。無線通信モジュール14及び24のそれぞれは、複数の通信モジュールによって複数の周波数帯の無線通信に対応してもよいし、1つの通信モジュールによって複数の周波数帯の無線通信に対応してもよい。上記実施形態で説明された動作が実行可能であれば、アソシエーション処理部及び認証処理部の配置は、適宜変更が可能である。
また、第1実施形態に係る無線システム1における基地局10及び端末20の機能構成は、あくまで一例である。基地局10及び端末20の機能構成は、各実施形態で説明された動作を実行することが可能であれば、その他の名称及びグループ分けであってもよい。例えば、基地局10において、データ処理部110とリンクマネジメント部120とは、まとめてデータ処理部と呼ばれてもよい。同様に、端末20において、データ処理部210とリンクマネジメント部220とは、まとめてデータ処理部と呼ばれてもよい。
また、第1実施形態に係る無線システム1において、基地局10及び端末20のそれぞれに含まれたCPUは、その他の回路であってもよい。例えば、CPUの替わりに、MPU(Micro Processing Unit)等が使用されてもよい。また、各実施形態において説明された処理のそれぞれは、専用のハードウェアによって実現されてもよい。各実施形態に係る無線システム1は、ソフトウェアにより実行される処理と、ハードウェアによって実行される処理とが混在していてもよいし、どちらか一方のみであってもよい。
各実施形態において、動作の説明に用いたフローチャートは、あくまで一例である。マルチリンク処理は、少なくとも端末20の要求に基づいてマルチリンクを確立する動作であればよく、処理の順番が可能な範囲で入れ替えられてもよいし、その他の処理が追加されてもよい。また、上記実施形態で説明された無線フレームのフォーマットは、あくまで一例である。無線システム1は、各実施形態で説明されたマルチリンク処理を実行することが可能であれば、その他の無線フレームのフォーマットを使用してもよい。
本明細書において“接続”は、データの通信が可能である状態に対応している。“接続要求”は、端末20がネットワークNWと通信するために基地局10との接続を要求することに対応している。“アソシエーション処理”及び“認証処理”のそれぞれは、端末20を基地局10に帰属させるための処理に対応している。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…無線システム
10…基地局
20…端末
30…サーバ
11,21…CPU
12,22…ROM
13,23…RAM
14,24…無線通信モジュール
15…有線通信モジュール
25…ディスプレイ
26…ストレージ
110,210…データ処理部
120,220…リンクマネジメント部
121,221…リンク管理情報
122,131,141,151,222,231,241,251…アソシエーション処理部
123,132,142,152,223,232,242,252…認証処理部
130,140,150,230,240,250…無線信号処理部

Claims (4)

  1. 第1のチャネルを用いて無線信号を送受信可能に構成された第1の無線信号処理部と、
    前記第1のチャネルと異なる第2のチャネルを用いて無線信号を送受信可能に構成された第2の無線信号処理部と、
    を備え、
    端末からマルチリンク接続で使用したいリンクに関する情報が付加されたアソシエーションリクエストを受信すると、前記第1の無線信号処理部を用いて前記アソシエーションリクエストに応答することにより、前記第1の無線信号処理部を用いて前記第1の無線信号処理部のアソシエーション処理と前記第2の無線信号処理部のアソシエーション処理とを実行し、前記端末とのマルチリンクを前記端末への1回のレスポンスで一括で確立する、基地局。
  2. 前記第1の無線信号処理部、又は、前記第2の無線信号処理部の少なくともいずれかを用いて、マルチリンクの可否を示す情報を含むビーコン信号をブロードキャストする、
    請求項1に記載の基地局。
  3. 第1のチャネルを用いて無線信号を送受信可能に構成された第1の無線信号処理部と、
    前記第1のチャネルと異なる第2のチャネルを用いて無線信号を送受信可能に構成された第2の無線信号処理部と、
    を備え、
    マルチリンク接続で使用したいリンクに関する情報が付加されたアソシエーションリクエストを基地局に送信すると、前記第1の無線信号処理部を用いて、前記第1の無線信号処理部のアソシエーション処理と前記第2の無線信号処理部のアソシエーション処理とを実行し、前記基地局とのマルチリンクを前記基地局からの1回のレスポンスで一括で確立する、端末。
  4. 前記第1の無線信号処理部、又は、前記第2の無線信号処理部の少なくともいずれかを用いて、マルチリンクの可否を示す情報を含むビーコン信号を前記基地局から受信すると、前記ビーコン信号に含まれた情報に基づいたマルチリンクのリクエストを前記基地局に送信する、
    請求項3に記載の端末。
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