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JP7652993B2 - スイングヘッド機構及び医療用ステープラー - Google Patents
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JP7652993B2 - スイングヘッド機構及び医療用ステープラー - Google Patents

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Description

本発明は、医療機器の技術分野に関し、特にスイングヘッド機構及び医療用ステープラーに関する。
従来技術において、医療用ステープラーは、ステープラー本体と、前記ステープラー本体に活動的に接続される可動ハンドルと、前記本体と嵌め合うステープルヘッド部とを含む。前記ステープラー本体は、可動アセンブリを含む。前記ステープルヘッド部は、対向して設けられたカートリッジアセンブリ及びアンビルを含む。手術過程中に、2つの縫合すべき組織をアンビルとカートリッジアセンブリのカートリッジとの間に置き、アンビルとカートリッジとの距離を調整して組織を徐々にクランプし、その後、可動ハンドルによって発射アセンブリを駆動してアンビルで縫合ステープルを成形し、2つの組織の縫合接続を完成する。
より多くの手術場面のニーズに適応するために、ステープルヘッド部は、ステープラー本体に対してより多くの角度で選択できる必要がある。したがって、ステープラー本体とステープルヘッド部との間にスイングヘッド機構を設け、前記スイングヘッド機構は、スイングヘッド関節ピースを含み、スイングヘッド関節ピースの遠端は、ステープルヘッド部に接続され、スイングヘッド関節ピースをステープラーの軸方向に沿って運動させるように駆動すると、スイングヘッド関節ピースの遠端側は、ステープルヘッド部を駆動してステープラー本体に対して時計回り又は反時計回りにスイングすることができる。
従来のスイングヘッド機構の構造は、一般的に複雑であり、且つスイングの角度を設定することが困難であり、使用過程において、ステープルヘッド部に制御不能のスイング現象が発生する可能性があり、これにより、ステープルヘッド部のスイング角度の制御が不可能となり、ステープラーのステープルヘッド部が正確に位置決めできず、手術効果に影響を与える。
従来技術における問題に対して、本発明の目的は、ステープラーのステープルヘッド部のステープラー本体に対するスイングを簡単且つ容易に実現することができ、且つギア嵌め合いによってステープルヘッド部のスイング角度を調整することができるスイングヘッド機構及び医療用ステープラーを提供することにある。
本発明の実施例は、医療用ステープラーに用いられるスイングヘッド機構であって、前記スイングヘッド機構は、
駆動ギアと従動ギアとを含み、前記駆動ギアは、駆動ギア歯部を含み、前記従動ギアは、従動ギア歯部と第1嵌合部とを含み、前記従動ギア歯部と前記駆動ギア歯部とが噛み合うギアセットと、
第2嵌合部と関節ピース嵌合部とを含み、前記第2嵌合部と前記第1嵌合部とが嵌め合うことにより、前記従動ギアが回転する際に、スイングヘッド関節ロッドの関節ピース嵌合部を前記ステープラーの軸方向に沿って運動させる前記スイングヘッド関節ロッドと、
前記ステープラーの軸方向に沿って延び、且つ前記スイングヘッド関節ロッドの関節ピース嵌合部に接続されるスイングヘッド関節ピースと、を含むスイングヘッド機構を提供する。
いくつかの実施例において、前記ギアセットを収容するハウジングをさらに含み、前記ハウジングの第1内面と前記駆動ギアの一方には、支持部が設けられ、他方には、スライディングスロットが設けられ、前記支持部は、前記スライディングスロットに位置し、且つ前記支持部は、前記スライディングスロットに対して回転可能である。
いくつかの実施例において、前記第1嵌合部は、前記従動ギア歯部の前記ハウジングの第1内面に向く一側に位置する。
いくつかの実施例において、前記支持部は、環形又は弧形であり、前記スライディングスロットは、環形又は弧形であり、前記スライディングスロットは、前記駆動ギア歯部と同軸に設けられる。
いくつかの実施例において、前記ギアセットを収容するハウジングをさらに含み、前記従動ギアは、第3嵌合部をさらに含み、前記ハウジングの内面には、第4嵌合部が設けられ、前記第3嵌合部と前記第4嵌合部とが嵌め合うことにより、前記従動ギアが前記ハウジングに対して回転可能である。
いくつかの実施例において、前記第3嵌合部及び前記第4嵌合部の一方は、従動ギア回転軸を含み、他方は、固定孔を含み、前記従動ギア回転軸の少なくとも一部が前記固定孔に回転可能に位置する。
いくつかの実施例において、前記第1嵌合部は、偏心輪部であり、前記第2嵌合部には、第5嵌合部が開設され、前記偏心輪部の少なくとも一部が前記第5嵌合部に進入する。
いくつかの実施例において、前記偏心輪部の外輪郭は、円形又は円弧形であり、前記第5嵌合部は、腰型であり、前記腰型の2本の直辺は、前記ステープラーの横方向に沿って延びる。
いくつかの実施例において、2つの前記従動ギアと、2つの前記スイングヘッド関節ロッドと、2つの前記スイングヘッド関節ピースとを含み、2つの前記スイングヘッド関節ロッドは、前記ステープラーの軸方向に対して対称に設けられ、各前記スイングヘッド関節ロッドは、それぞれ1つの前記スイングヘッド関節ピースに接続され、前記駆動ギアが回転すると、2つの前記スイングヘッド関節ロッドの運動方向が逆になる。
いくつかの実施例において、初期状態において、2つの前記従動ギアの偏心輪部の中心軸は、それぞれ対応する従動ギア回転軸の外側に位置し、又は、初期状態において、2つの前記従動ギアの偏心輪部の中心軸は、それぞれ対応する従動ギア回転軸の内側に位置する。
いくつかの実施例において、前記関節ピース嵌合部は、前記第2嵌合部の内側に設けられた突起部又は凹溝であり、前記スイングヘッド関節ピースの近端側には、前記突起部と嵌め合う孔又は前記凹溝と嵌め合う突起部が設けられる。
いくつかの実施例において、前記突起部又は前記凹溝は、前記スイングヘッド関節ロッドの軸方向に沿った中心位置に設けられる。
いくつかの実施例において、前記第2嵌合部の内側面は、前記ステープラーの軸方向に平行する平面である。
いくつかの実施例において、前記従動ギアは、前記駆動ギアの近端に位置する。
いくつかの実施例において、2つの前記従動ギアの従動ギア回転軸は、前記駆動ギアの中心軸に平行し、且つ2つの前記従動ギアの従動ギア回転軸から前記駆動ギアの中心軸までの距離が等しい。
いくつかの実施例において、前記ハウジングの第1内面には、前記ステープラーの軸方向に沿って延びるガイド溝が設けられ、前記スイングヘッド関節ロッドは、ガイド部をさらに含み、前記ガイド部は、前記ガイド溝に位置し、且つ前記ガイド溝によって軸方向にのみ運動可能に限定される。
いくつかの実施例において、前記スイングヘッド関節ロッドは、2つの前記ガイド部を含み、前記ステープラーの横方向において、2つの前記ガイド部は、それぞれ前記第2嵌合部の遠端面と近端面の中部に接続される。
いくつかの実施例において、前記駆動ギアは、操作部をさらに含み、前記ハウジングの第2側面には、受け孔が設けられ、前記操作部は、前記受け孔を貫通して前記ハウジングの外に露出する。
いくつかの実施例において、
第1内面と第2内面とを含み、前記第1内面と前記第2内面との間に囲まれて収容キャビティになるハウジングと、
前記収容キャビティに固定的に設けられ、且つ前記第1内面に向く第3表面と、前記第2内面に向く第4表面とを含み、前記ギアセットの少なくとも一部が前記第4表面と前記ハウジングの第2内面との間に設けられ、且つ前記ギアセットが固定部材に対して回転可能である前記固定部材と、をさらに含む。
いくつかの実施例において、前記固定部材の前記駆動ギアに向く一側に、第1固定部が設けられ、前記駆動ギアの前記固定部材に向く一側に、第2固定部が設けられ、前記第1固定部と前記第2固定部とが植設接続され、且つ前記駆動ギアが前記第1固定部に対して回転可能である。
いくつかの実施例において、前記駆動ギアは、操作部と駆動ギア歯部とをさらに含み、前記操作部は、前記駆動ギア歯部の前記ハウジングの第2内面に向く一側に設けられ、前記第1固定部は、前記駆動ギア歯部の前記ハウジングの第1内面に向く一側に設けられ、
前記従動ギアは、従動ギア歯部をさらに含み、前記従動ギア歯部と前記駆動ギア歯部とが噛み合い、前記第1嵌合部は、前記従動ギア歯部の前記第1内面に向く一側に位置し、
前記駆動ギア歯部及び前記従動ギア歯部は、前記第4表面と前記ハウジングの第2内面との間に位置する。
いくつかの実施例において、前記スイングヘッド関節ロッドは、前記固定部材の第3表面と前記ハウジングの第1内面との間に位置し、前記固定部材には、貫通孔が設けられ、前記従動ギアの第1嵌合部は、前記貫通孔を貫通した後、前記スイングヘッド関節ロッドの第2嵌合部と嵌め合う。
いくつかの実施例において、前記第1固定部と前記第2固定部は、それぞれ同軸であり且つ嵌め合う第1固定柱と凹溝であり、又は、前記第1固定部と前記第2固定部は、それぞれ同軸であり且つ嵌め合う凹溝と第1固定柱である。
いくつかの実施例において、前記固定部材は、駆動ギア支持部を含み、前記駆動ギア支持部の少なくとも一部が、前記ハウジングの第1内面の少なくとも一部と植設接続され、及び/又は、
前記固定部材は、従動ギア支持部を含み、前記従動ギア支持部の少なくとも一部が、前記ハウジングの第1内面の少なくとも一部と植設接続される。
いくつかの実施例において、前記固定部材の前記ハウジングの第1内面に向く一側に受け溝が設けられ、前記ハウジングと前記受け溝とが対向する位置にスリーブリミット部が設けられ、前記受け溝と前記スリーブリミット部に囲まれ1つの軸方向に沿う第1通路が形成される。
いくつかの実施例において、前記ギアセットは、2つの前記従動ギアを含み、前記固定部材は、前記従動ギアをそれぞれ支持する2つの従動ギア支持部を含み、且つ2つの前記従動ギア支持部の間に1つの軸方向に延びる第2通路が形成される。
いくつかの実施例において、前記ギアセットを収容するハウジングをさらに含み、前記ハウジングは、第1内面と第2内面とを含み、前記第2内面には、少なくとも1つのリミット部材が設けられ、前記リミット部材は、前記従動ギア支持部の軸方向運動を制限する。
いくつかの実施例において、ロック部材をさらに含み、前記ロック部材は、ロック部を含み、前記ギアセットが外力を受けない場合、前記駆動ギア及び/又は前記従動ギアの回転を阻止するように、前記ロック部と前記ギアセットとが噛み合い、前記ギアセットが外力により駆動されて回転する場合、前記ロック部は、前記ギアセットの回転を阻止せず、前記ギアセットの作用によって前記ギアセットから離れる方向に運動する。
いくつかの実施例において、前記ロック部材の少なくとも一部が弾性である。
いくつかの実施例において、前記駆動ギア歯部は、複数の駆動ギアの歯を含み、前記ロック部は、2つの傾斜したガイド面又は円弧面を含み、前記ロック部と前記駆動ギア歯部とが噛み合う場合、前記ロック部のガイド面又は円弧面の少なくとも一部が隣接する2つの駆動ギアの歯の間に進入する。
或いは、前記従動ギア歯部は、複数の従動ギアの歯を含み、前記ロック部は、2つの傾斜したガイド面又は円弧面を含み、前記ロック部と前記従動ギア歯部とが噛み合う場合、前記ロック部のガイド面又は円弧面の少なくとも一部が隣接する2つの従動ギアの歯の間に進入し、且つ2つの前記ガイド面がそれぞれ隣接する2つの従動ギアの歯の側面と対向する。
いくつかの実施例において、前記ロック部材は、ロッド状であり、且つ前記ロック部材は、前記駆動ギア及び/又は前記従動ギアの中心軸に平行する。
いくつかの実施例において、ハウジングと固定部材とをさらに含み、前記ハウジングは、前記ギアセット、前記固定部材及び前記スイングヘッド関節ロッドを収容する収容キャビティを含み、前記ギアセットは、前記固定部材を介して前記ハウジングに固定される。
前記ロック部材は、接続部をさらに含み、少なくとも一部の前記ロック部は、前記接続部を介して前記固定部材に接続される。
いくつかの実施例において、前記固定部材は、駆動ギア支持部と従動ギア支持部とを含み、前記駆動ギア支持部は、前記駆動ギアと前記ハウジングの第1内面との間に位置し、前記従動ギア支持部は、前記従動ギアと前記ハウジングの第1内面との間に位置し、前記ロック部材の接続部は、前記駆動ギア支持部に接続され、及び/又は、前記ロック部材の接続部は、前記従動ギア支持部に接続される。
いくつかの実施例において、2つの前記ロック部材を含み、前記ギアセットは、2つの前記従動ギアを含む。
2つの前記ロック部材は、それぞれ2つの前記従動ギア支持部と前記駆動ギア支持部との間に設けられ、各前記ロック部材の接続部は、第1接続アームを介して前記駆動ギア支持部に接続され、且つ第2接続アームを介して前記従動ギア支持部に接続される。
いくつかの実施例において、前記第1接続アームは、前記第2接続アームに対して垂直である。
本発明の実施例は、上記のスイングヘッド機構を含む医療用ステープラーをさらに提供する。
本発明が提供するスイングヘッド機構及び医療用ステープラーは、以下の利点を有する。
本発明を採用することにより、駆動ギアが駆動されて回転する場合、駆動ギアが従動ギアを駆動して回転させ、従動ギアとスイングヘッド関節ロッドとの嵌め合い構造によって従動ギアの回転運動をスイングヘッド関節ロッドの軸方向運動に変換し、さらにスイングヘッド関節ロッドがスイングヘッド関節ピースを軸方向に沿って運動させることにより、ステープラーのステープルヘッド部のステープラー本体に対するスイングを簡単且つ容易に実現し、且つ駆動ギアの回転方向及び回転角度を制御することにより、ステープルヘッド部のスイング方向及びスイング角度を柔軟に調整することができる。
本発明のその他の特徴、目的及び利点は、以下の図面を参照して非限定的な実施例の詳細な説明を読むことによってより明らかになるであろう。
本発明の第1実施例におけるステープラーの構造模式図である。 本発明の第1実施例におけるステープルヘッド部とスイングヘッド関節ピースとが嵌め合う構造模式図である。 本発明の第1実施例におけるスイングヘッド機構とスリーブとが嵌め合う構造模式図である。 本発明の第1実施例におけるスイングヘッド機構の構造模式図である。 本発明の第1実施例におけるスイングヘッド機構の平面図である。 図5におけるA1-A1方向の断面図である。 本発明の第1実施例における第2ハウジングの構造模式図である。 本発明の第1実施例における第2ハウジングを除去した後のスイングヘッド機構の分解図である。 本発明の第1実施例における第1ハウジングの構造模式図である。 本発明の第1実施例におけるスイングヘッド関節ロッドとスイングヘッド関節ピースとが嵌め合う構造模式図である。 本発明の第1実施例におけるスイングヘッド関節ロッドと従動ギアとが嵌め合う分解図である。 本発明の第1実施例におけるスイングヘッド機構がステープルヘッド部をR1方向に沿うスイングを制御する際の模式図である。 本発明の第1実施例におけるスイングヘッド機構がステープルヘッド部をR2方向に沿うスイングを制御する際の模式図である。 本発明の第2実施例における第2ハウジングを省略した後のスイングヘッド機構とステープラー本体とが嵌め合う構造模式図である。 本発明の第2実施例におけるハウジングを省略した後のスイングヘッド機構とステープラー本体とが嵌め合う構造模式図である。 本発明の第2実施例のハウジングを省略した後のスイングヘッド機構の構造模式図である。 本発明の第2実施例におけるハウジングを省略した後のスイングヘッド機構の正面図である。 本発明の第2実施例におけるギアセットの構造模式図である。 本発明の第2実施例における固定部材の構造模式図である。 本発明の第2実施例におけるギアセットと固定部材とが嵌め合う構造模式図である。 本発明の第2実施例における固定部材とスイングヘッド関節ロッドとが嵌め合う構造模式図である。 本発明の第2実施例における第2ハウジングの構造模式図である。 本発明の第2実施例における固定部材と第2ハウジングとが嵌め合う構造模式図である。 本発明の第2実施例における第1ハウジングの構造模式図である。 本発明の第2実施例における固定部材と第1ハウジングとが嵌め合う構造模式図である。 本発明の第3実施例における医療用ステープラーの平面図である。 本発明の第3実施例における第2ハウジングを省略した後のスイングヘッド機構とステープラー本体とが嵌め合う構造模式図である。 本発明の第3実施例における第1ハウジングを省略した後のスイングヘッド機構とステープラー本体とが嵌め合う構造模式図である。 本発明の第3実施例のハウジングを省略した後のスイングヘッド機構の構造模式図である。 本発明の第3実施例のハウジングを省略した後のスイングヘッド機構の構造模式図である。 本発明の第3実施例におけるハウジングを省略した後のスイングヘッド機構の正面図である。 本発明の第3実施例におけるハウジングを省略した後のスイングヘッド機構の平面図である。 本発明の第3実施例における固定部材の構造模式図である。 本発明の第3実施例における固定部材の平面図である。 図38におけるM箇所の拡大図である。 本発明の第3実施例における固定部材と第2ハウジングとが嵌め合う構造模式図である。 本発明の第3実施例における第1ハウジングの構造模式図である。 本発明の第3実施例における固定部材と第1ハウジングとが嵌め合う構造模式図である。 本発明の第3実施例における固定部材と駆動ギアとが嵌め合う構造模式図である。 本発明の第3実施例における固定部材とスイングヘッド関節ロッドとが嵌め合う構造模式図である。 本発明の第4実施例における固定部材とギアセットとが嵌め合う構造模式図である。
以下、本実施形態について図面を参照してより全面的に説明する。しかしながら、例示的な実施形態は、様々な形態で実施することができ、ここで述べた実施形態に限定されるものではなく、これらの実施形態を提供して本発明を全面的に且つ完全にし、例示的な実施形態の構想を全面的に当業者に伝える。図中の同一の符号は、同一又は類似の構成を示し、これらに対する重複する説明は省略する。
本発明は、スイングヘッド機構及び当該スイングヘッド機構を含む医療用ステープラーを提供し、前記医療用ステープラーは、ステープルヘッド部と、ステープラー本体と、前記ステープルヘッド部と前記ステープラー本体との間に設けられたスイングヘッド機構とを含む。前記スイングヘッド機構は、駆動ギアと、従動ギアと、スイングヘッド関節ロッドと、スイングヘッド関節ピースとを含み、前記駆動ギアは、駆動ギア歯部を含み、前記従動ギアは、従動ギア歯部と第1嵌合部とを含み、前記従動ギア歯部と前記駆動ギア歯部とが噛み合う。したがって、操作者が駆動ギアの回転を制御する際に、駆動ギアが前記従動ギアを駆動して回転することができる。
前記スイングヘッド関節ロッドは、第2嵌合部と関節ピース嵌合部とを含み、前記スイングヘッド関節ピースは、前記ステープラーの軸方向に沿って伸び、且つ前記スイングヘッド関節ロッドの関節ピース嵌合部に接続される。前記従動ギアが回転する際に、前記第2嵌合部と前記第1嵌合部とが嵌め合うことにより、前記スイングヘッド関節ロッドの関節ピース嵌合部を前記ステープラーの軸方向に沿って運動させ、従動ギアの回転運動をスイングヘッド関節ロッドの軸方向運動に変換し、且つスイングヘッド関節ロッドによってスイングヘッド関節ピースを軸方向に沿って運動させることにより、ステープラーのステープルヘッド部のステープラー本体に対するスイングを簡単且つ容易に実現することができる。さらに、本発明は、駆動ギアの回転方向及び角度を制御することにより、ステープルヘッド部のスイング方向及びスイング角度を柔軟に調整することができる。
本発明において、従動ギアとは、スイングヘッド関節ロッドと嵌め合う第1嵌合部が設けられたギアであり、駆動ギアとは、従動ギアに噛み合うギアであるが、必ずしも前記駆動ギアが従動ギアを駆動して回転する必要はない。異なる実施例において、前記駆動ギアが回転して前記従動ギアを駆動して回転させてもよく、前記従動ギアが回転して前記駆動ギアを駆動して回転させてもよい。
以下、図面を参照しながら本発明の各具体的な実施例のスイングヘッド機構の構造を詳細に説明し、各具体的な実施例は本発明の保護範囲の制限としない。
図1~2に示すように、本発明の第1実施例において、スイングヘッド機構及び当該スイングヘッド機構を含む医療用ステープラーを提供し、前記医療用ステープラーは、ステープルヘッド部9と、ステープラー本体11と、前記ステープラー本体11に枢動可能に接続される可動ハンドル12と、前記ステープルヘッド部9と前記ステープラー本体11との間に設けられるスイングヘッド機構とを含む。前記ステープラー本体11は、本体ハウジングと、固定ハンドル112と、スリーブ111とを含み、前記スリーブ111の遠端側は、前記ステープルヘッド部9に接続される。前記ステープルヘッド部9は、対向設けられたアンビル91及びカートリッジアセンブリ92と、前記アンビル91及びカートリッジアセンブリ92の近端側に位置する接続部材93とを含む。前記スイングヘッド機構は、2つのスイングヘッド関節ピース8を含み、前記スイングヘッド関節ピース8の少なくとも一部が前記スリーブ111の内部に位置し、図2において、スリーブ111を省略して、前記スイングヘッド関節ピース8とステープルヘッド部9とが嵌め合うことを示す。前記スイングヘッド関節ピース8の遠端側は、前記接続部材93に接続される。前記スイングヘッド関節ピース8の軸方向運動により前記ステープルヘッド部9がステープラーの軸心S0に対して横方向にスイングするように制御することができる。具体的には、図2の視野角において、上方に位置するスイングヘッド関節ピース8が近端側方向に運動し、下方に位置するスイングヘッド関節ピース8が遠端側方向に運動すると、前記ステープルヘッド部9がR1方向に沿ってスイングすることが実現される。上方に位置するスイングヘッド関節ピース8が遠端側方向に運動し、下方に位置するスイングヘッド関節ピース8が近端側方向に運動すると、前記ステープルヘッド部9がR2方向にスイングすることが実現される。
本発明において、遠端側及び近端側は、操作者にとって、操作者に対して近い一端が近端側であり、操作者から遠い一端、即ち手術位置により近い一端が遠端側であり、前記ステープラーの軸心に沿う方向が軸方向、即ちステープラーの遠端側から近端側に向く方向、又はステープラーの近端側から遠端側に向く方向である。例えば、図2の視野角において、前記ステープルヘッド部9の遠端側は左辺側であり、近端側は右辺側である。S1方向は、ステープラーの遠端側から近端側に向く方向である。S1方向又はS1方向と反対の方向をステープラーの軸方向と定義する。図2におけるS2方向をステープラーの横方向、即ち幅方向と定義する。図6におけるS3方向をステープラーの縦方向、即ち高さ方向と定義する。一つの部材にとって、内側及び外側は、ステープラーの軸心に対して、軸心に近い側が内側であり、軸心に遠い側が外側である。以下では、説明の便宜上、図中の視野角で「上」、「下」を説明するが、これらの説明は本発明を限定するものではない。異なる実施例において、「上」と「下」との相対位置関係は交換可能である。
図3~図6に示すように、前記スイングヘッド機構は、ハウジングと、駆動ギア4と、従動ギア5とをさらに含み、前記駆動ギア4と前記従動ギア5とは、ギアセットを形成する。前記駆動ギア4及び前記従動ギア5は、前記ハウジングの内部の収容キャビティに収容される。前記スイングヘッド関節ロッド6も前記収容キャビティ内に位置する。図6の視野角において、前記ハウジングは、下方に位置する第1ハウジング3と、上方に位置する第2ハウジング2とを含む。前記第2ハウジング2及び前記第1ハウジング3の内部には、一部のスリーブ111を収容するスリーブ通路20が共通に限定される。前記第1ハウジング3の内面は、前記ハウジングの第1内面であり、前記第2ハウジング2の内面は、前記ハウジングの第2内面である。前記駆動ギア4は、操作部と、駆動ギア歯部42とを含み、前記駆動ギア歯部42の側壁の少なくとも一部に第1歯面が設けられる。本実施形態において、前記操作部は、操作者による手動操作が容易なレバー41である。他の実施例において、前記従動ギア5は、1つの操作部を含み、手動操作により従動ギア5が駆動ギア4を駆動して回転させてもよい。前記従動ギア5は、従動ギア歯部52を含み、前記従動ギア歯部52の側壁の少なくとも一部には、第2歯面が設けられ、前記第1歯面が前記第2歯面と噛み合う。したがって、操作者がレバー41を介して駆動ギア4の回転を制御すると、前記第1歯面と前記第2歯面との噛み合いにより、前記従動プーリ5を駆動して回転することができる。該当実施例において、2つの前記従動ギア5が設けられ、2つの前記従動ギア5は、前記駆動ギア4の近端側に位置する。2つの前記従動ギア5は、前記ステープラーの軸心に対して対称に設けられ、且つ2つの前記従動ギア5の中心軸は、前記駆動ギア4の中心軸と平行し、2つの前記従動ギア5の中心軸から前記駆動ギア4の中心軸までの距離は等しい。前記第1ハウジング3及び前記第2ハウジング2に囲まれてなる収容キャビティの形状は、前記ギアセットの形状に適合する。
図7~10に示すように、前記従動ギア5の従動ギア歯部52が前記第1ハウジング3に向く一側に第1嵌合部がさらに設けられ、該当実施例において、前記第1嵌合部は、偏心輪部53であり、前記偏心輪部53の外輪郭は、円形又は円弧形である。他の実施形態において、前記偏心輪部53の外輪郭は、他の形状、例えば、三角形又は他の多角形などであってもよい。前記スイングヘッド機構は、前記ハウジングに収容されたスイングヘッド関節ロッド6をさらに含む。当該実施例において、前記従動ギア5と一対一で対応する2つのスイングヘッド関節ロッド6を含み、2つの前記スイングヘッド関節ロッド6は、前記ステープラーの軸方向に対して対称に設けられ、各前記スイングヘッド関節ロッド6は、それぞれ1つの前記スイングヘッド関節ピース8に接続される。前記駆動ギア4が回転する際に、2つの前記スイングヘッド関節ロッド6の運動方向が逆になる。前記スイングヘッド関節ロッド6は、第2嵌合部と、関節ピース嵌合部63とを含み、前記スイングヘッド関節ロッド6の関節ピース嵌合部63は、対応するスイングヘッド関節ピース8の近端側に接続される。当該実施例において、前記第2嵌合部は、偏心輪嵌合部61であり、前記従動ギア5を回転する際に前記スイングヘッド関節ロッド6の関節ピース嵌合部63を前記ステープラーの軸方向に沿って運動させるように、前記偏心輪部53と嵌め合い、従動ギア5の回転運動をスイングヘッド関節ロッド6の軸方向運動に変換する。操作者がレバー41の操作を介して駆動ギア4を回転する際に、駆動ギア4が第1歯面と第2歯面との噛み合いにより従動ギア5を駆動して回転し、従動ギア5の回転によりスイングヘッド関節ロッド6をステープラーの軸方向に沿って運動させることにより、スイングヘッド関節ロッド6によりスイングヘッド関節ピース8を軸方向に沿って運動させることができ、ステープラーのステープルヘッド部9のステープラー本体11に対するスイングを簡単且つ容易に実現することができる。また、本発明は、駆動ギア4の回転する方向及び角度を制御することにより、ステープルヘッド部9のスイング方向及びスイング角度を柔軟に調整することができる。
図7~10に示すように、前記第2ハウジング2の表面には、前記受け孔21が設けられ、前記レバー41が前記受け孔21を貫通して前記第2ハウジング2の外部に露出する。前記第1ハウジング3の内面には、前記第1内面に突出する支持部31が設けられ、前記駆動ギア4の前記第1ハウジング3の内面に向く一側には、スライディングスロット43が設けられ、前記支持部31の少なくとも一部が前記スライディングスロット43に位置し、且つ前記駆動ギア4は、前記支持部31に対して回転可能である。図9及び図10に示すように、前記支持部31は、弧形支持部31であり、前記スライディングスロット43は、環形スライディングスロット43であり、前記弧形支持部31は、前記環形スライディングスロット43と同軸に設けられ且つ寸法が嵌め合う。前記スライディングスロット43は、前記駆動ギア歯部42と同軸に設けられ、且つ前記スライディングスロット43の直径は、前記駆動ギア歯部42の外径より小さい。前記支持部31と前記スライディングスロット43との嵌め合いにより、前記駆動ギア4の中心軸がステープラーの軸方向及び横方向のいずれにも変位しないことを保証することができる。他の代替的な実施形態において、前記支持部は、環形支持部であってもよく、前記環形支持部は、前記環形スライディングスロットと同軸に設けられ且つ寸法が嵌め合ってもよい。さらに別の代替的な実施形態において、前記支持部は、弧形支持部であり、前記スライディングスロットは、弧形スライディングスロットであってもよく、前記スライディングスロットの弧長が前記支持部の弧長より大きく、前記支持部が前記スライディングスロットに周方向の回転空間を有してもよい。さらに別の代替的な実施形態において、前記第1ハウジング3の内面には、スライディングスロットが設けられ、前記駆動ギア4の前記第1ハウジング3の内面に向く一側には、支持部が設けられ、前記支持部は、前記スライディングスロットに位置し、前記支持部は、前記スライディングスロットに対して回転可能であり、前記駆動ギア4が前記第1ハウジング3に対して回転可能である。
図7~10に示すように、当該実施例において、前記従動ギア5は、従動ギア回転軸51をさらに含み、前記第2ハウジング2の内面及び前記第1ハウジング3の内面には、それぞれ第2固定孔22及び第1固定孔32が設けられ、前記従動ギア回転軸51の第1端部511及び第2端部512は、それぞれ前記第2固定孔22及び前記第1固定孔32に進入する。前記従動ギア回転軸51は、前記従動ギア歯部52及び前記偏心輪部53に植設され、且つ前記従動ギア歯部52及び前記偏心輪部53が前記従動ギア回転軸51に沿って回転できる。ここで、前記従動ギア歯部52及び前記偏心輪部53が前記従動ギア回転軸51に沿って回転できることは、前記従動ギア回転軸51が前記第2固定孔22及び前記第1固定孔32に回転不能に固定され、前記従動ギア歯部52及び前記偏心輪部53が前記従動ギア回転軸51に対して回転できることでもよく、前記従動ギア回転軸51が前記第2固定孔22及び前記第1固定孔32に回転可能に植設され、前記駆動ギア歯部42及び前記偏心輪部53が前記従動ギア回転軸51に回転不能に植設され、前記駆動ギア歯部42及び前記偏心輪部53が前記従動ギア回転軸51とともに前記従動ギア回転軸51の軸心を回転できることでもよい。
図9及び図10に示すように、前記ハウジングの第1内面には、前記ステープラーの軸方向に沿って延びるガイド溝33が設けられ、前記スイングヘッド関節ロッド6は、ガイド部62をさらに含み、前記ガイド部62は、前記ガイド溝33に位置し、且つ前記ガイド溝33によって軸方向運動のみが限定され、前記駆動ギア4が回転する際に、前記スイングヘッド関節ロッド6が横方向に偏向スイングすることなく、軸方向のみに運動することが保証される。具体的に、当該実施例において、前記スイングヘッド関節ロッド6は、2つの前記ガイド部62を含み、2つの前記ガイド部62は、それぞれ前記偏心輪嵌合部61の遠端側と近端側に位置し、前記ガイド部62は、前記ステープラーの軸方向に沿って延びるバー状である。
図11及び図12に示すように、前記従動ギア回転軸51は、前記従動ギア歯部52の中心を貫通する。しかし、前記偏心輪部53は、前記従動ギア回転軸51に対して偏心して設けられ、即ち、前記従動ギア回転軸51の中心と前記偏心輪部53の中心軸O1とは、第1距離d1(図13に示す)を有する。前記スイングヘッド関節ロッド6の偏心輪嵌合部61には、第5嵌合部が開設され、前記第5嵌合部は、嵌合孔であり、前記偏心輪部53の少なくとも一部が前記嵌合孔に進入する。他の代替的な実施形態において、前記スイングヘッド関節ロッド6の第5嵌合部は、嵌合溝であってもよく、前記偏心輪部53の少なくとも一部が前記嵌合溝に進入し、前記偏心輪部53が前記嵌合溝又は嵌合孔と嵌め合って前記スイングヘッド関節ロッド6を軸方向に沿って運動するように駆動する。
図11及び図12に示すように、前記関節ピース嵌合部63は、前記偏心輪嵌合部61の内側に設けられた突起部であり、前記スイングヘッド関節ピース8の近端側には、前記突起部と嵌め合う孔が設けられ、前記突起部は、前記スイングヘッド関節ピース8の近端側の孔に植設されている。前記突起部の各側面は、直角面であることが好ましく、前記突起部と前記スイングヘッド関節ピース8とが嵌め合う安定性を確保し、両者の不用意な滑脱を避ける。好ましくは、前記突起部は、前記スイングヘッド関節ロッド6の軸方向に沿った中心位置、即ち前記突起部の中心から前記スイングヘッド関節ロッド6の遠端までの距離が前記突起部の中心から前記スイングヘッド関節ロッド6の近端までの距離に等しく、前記スイングヘッド関節ロッド6がスイングヘッド関節ピース8を引いて軸方向に運動する際に、前記スイングヘッド関節ロッド6が外力を受けて横方向に偏向スイングすることをさらに避ける。他の代替的な実施形態において、前記関節ピース嵌合部63は、前記偏心輪嵌合部61の内側に設けられた凹溝であってもよく、前記スイングヘッド関節ピース8の近端側には、前記凹溝と嵌め合う突起部が設けられ、前記突起部は、前記凹溝に植設され、且つ前記凹溝は、前記スイングヘッド関節ロッド6の軸方向に沿った中心位置に設けられることが好ましい。当該実施例において、前記偏心輪嵌合部61の内側面は、前記ステープラーの軸方向に平行する平面であり、前記スイングヘッド関節ピース8のシート状構造によりよく適応することができる。
図13に示すように、前記ステープラーの横方向において、2つの前記ガイド部62は、前記偏心輪嵌合部61の遠端面と近端面との中間部にそれぞれ接続され、前記ガイド溝33(図3に示す)の前記ガイド部62に対する位置制限作用は、前記スイングヘッド関節ロッド6の各位置により平均的に作用し、前記スイングヘッド関節ロッド6の運動際に前記偏心輪部53の回転運動によって偏向スイングが発生しないように維持する。前記偏心輪嵌合部61の嵌合孔は、2つの弧形辺と2つの直辺とを含む腰型孔611であり、前記弧形辺の半径は、前記偏心輪部53の半径とほぼ等しく、前記腰型孔611の2つの直辺は、前記ステープラーの横方向に沿って延びる。他の代替的な実施形態において、前記嵌合孔の形状は、図13に示す腰型形状とは異なり、偏心輪部53が回転する際に、偏心輪部53の駆動によって、偏心輪嵌合部61を軸方向に沿って運動させることを実現できるのであればよい。
図13は、初期状態における前記駆動ギア4、前記従動ギア5及び前記スイングヘッド関節ロッド6の嵌め合い構造を示す。初期状態において、2つの前記従動ギア5の偏心輪部53の中心軸O1は、いずれも対応する従動ギア回転軸51の外側に位置する。これにより、前記駆動ギア4が前記従動ギア5を駆動して回転する際に、2つの前記従動ギア5は、2つの前記スイングヘッド関節ロッド6を逆方向に運動させるように駆動することができる。他の代替的な実施形態において、初期状態において、2つの前記従動ギア5の偏心輪部53の中心軸は、いずれも対応する従動ギア回転軸51の内側に位置してもよい。
図13に示すように、初期状態において、駆動ギア4を操作してR3方向に回転すると、駆動ギア4が従動ギア5を駆動してR4方向に回転し、その後、図14における状態に進入する。図14に示したのは、図13の状態において、駆動ギア4がR3方向に15°回転した後の状態である。図14に示す上方のスイングヘッド関節ロッド6は、図13におけるW1方向に沿って運動し、即ち、遠端側方向に運動し、下方のスイングヘッド関節ロッド6は、図13におけるW2方向に沿って運動し、即ち、近端側方向に運動することにより、ステープルヘッド部9は、図2に示すR1方向に沿ってスイングすることができる。
図15に示すように、初期状態において、駆動ギア4を操作してR5方向に回転すると、駆動ギア4が従動ギア5を駆動してR6方向に回転して、図16における状態に進入する。図16に示したのは、図15の状態において、駆動ギア4がR5方向に30°回転した後の状態である。図16に示す上方のスイングヘッド関節ロッド6は、図15におけるW3方向に沿って運動し、即ち、近端側方向に運動し、下方のスイングヘッド関節ロッド6は、図15におけるW4方向に沿って運動し、即ち、遠端側方向に運動することにより、ステープルヘッド部9は、図2に示すR2方向に沿ってスイングすることができる。図14及び図16を比較すると分かるように、駆動ギア4の回転方向が異なる場合、ステープルヘッド部9の回転方向が異なることが実現できる。また、駆動ギア4の回転角度が異なる場合、スイングヘッド関節ロッド6の運動変位が異なることにより、ステープルヘッド部9のスイング角度も異なる。駆動ギア4の回転角度が大きいほど、スイングヘッド関節ロッド6の運動変位が大きくなり、ステープルヘッド部9のスイング角度も大きくなり、これにより、ステープルヘッド部9のスイング方向及びスイング角度を柔軟に制御することができる。
図17~28は、本発明の第2実施例におけるスイングヘッド機構の構造を示している。当該第2実施例が上記の第1実施例と主な違いは、固定部材をさらに含み、且つギアセットとハウジングの嵌め合い形態が異なることである。該当実施例におけるステープラーの他の部分の構造は、第1実施例と同様であり、且つギアセットがスイングヘッド関節ピースを駆動する原理が同じであるため、以下、図1、図2、図13~16及び図17~28を併せて参照しながら説明する。
図17~20に示すように、前記スイングヘッド機構は、ハウジングと、ギアセットと、スイングヘッド関節ロッド6と、固定部材7と、スイングヘッド関節ピース8とを含む。前記ギアセット、前記スイングヘッド関節ロッド6及び前記固定部材7は、いずれも前記ハウジングの内部の収容キャビティに収容される。前記ギアセットは、駆動ギア4と従動ギア5とを含み、前記駆動ギア4は、操作部と駆動ギア歯部42とを含む。該当実施例において、前記操作部の少なくとも一部が前記第2ハウジング2の外部に露出するレバー41である。他の実施例において、前記従動ギア5は、1つの操作部を含み、手動操作により従動ギア5が駆動ギア4を駆動して回転してもよい。前記従動ギア5は、従動ギア歯部52と、第1嵌合部と、従動ギア回転軸51とを含み、前記従動ギア回転軸51は、前記従動ギア歯部52と前記第1嵌合部とを貫通する。前記スイングヘッド関節ロッド6は、第2嵌合部と、関節ピース嵌合部63とを含み、前記関節ピース嵌合部63は、前記スイングヘッド関節ピース8の近端側に接続され、前記第2嵌合部は、前記第1嵌合部と嵌め合う。
該当実施例において、2つのスイングヘッド関節ピース8に対応して、2つのスイングヘッド関節ロッド6が設けられ、2つの前記スイングヘッド関節ロッド6は、前記ステープラーの軸方向に対して対称に設けられる。前記駆動ギア4が回転する際に、2つの前記スイングヘッド関節ロッド6の運動方向が逆になる。そして、対応的に、2つの前記従動ギア5が設けられ、2つの前記従動ギア5は、前記駆動ギア4の近端側に位置する。2つの前記従動ギア5は、前記ステープラーの軸心に対して対称に設けられ、且つ2つの前記従動ギア5の中心軸は、前記駆動ギア4の中心軸と平行し、2つの前記従動ギア5の中心軸から前記駆動ギア4の中心軸までの距離は等しい。前記第1ハウジング3及び前記第2ハウジング2に囲まれてなる収容キャビティの形状は、前記ギアセットの形状に適合する。
操作者が駆動ギア4の回転を制御する際に、前記駆動ギア歯部42と従動ギア歯部52におけるギアが噛み合うことにより、前記従動ギア5を駆動して回転することができる。前記第1嵌合部と前記第2嵌合部との嵌め合いにより、前記従動ギア5の回転運動をスイングヘッド関節ロッド6の軸方向運動に変換し、そして、スイングヘッド関節ロッド6によりスイングヘッド関節ピース8を軸方向に沿って運動させ、これにより、ステープラーのステープルヘッド部9(図1に示す)のステープラー本体11(図1に示す)に対するスイングを簡単且つ容易に実現でき、駆動ギア4の回転角度を制御することにより、ステープルヘッド部9のスイング方向及びスイング角度を柔軟に調整することができる。
前記ハウジングは、第1内面と、第2内面とを含み、前記第1内面及び前記第2内面は、収容キャビティを囲む。図1及び図17に示すように、該当実施例において、前記ハウジングは、下方に位置する第1ハウジング3と、上方に位置する第2ハウジング2とに分けられ、前記第1ハウジング3及び前記第2ハウジング2には、前記スリーブ11を通すためのスリーブ通路20が限定される。前記第1内面は、前記第1ハウジング3の内面であり、前記第2内面は、前記第2ハウジング2の内面である。前記固定部材7は、前記ギアセットと前記第1内面との間に位置し、前記ギアセットは、前記固定部材7によって前記第1内面に固定され、且つ前記駆動ギア4と前記従動ギア5が前記固定部材7に対して回転可能であり、スイングヘッド機構の構造の安定性を維持することに有利であり、使用過程においてギアセットの不安定によってステープルヘッド部9の位置が不安定になることを避け、手術効果を向上させる。図17及び図18に示すように、前記固定部材7は、前記第1内面に向く第3の表面と、前記第2内面に向く第4の表面とを含む。前記ギアセットの少なくとも一部が、前記固定部材7の第4表面と前記第2内面との間に設けられる。前記スイングヘッド関節ロッド6は、前記固定部材7の第3表面と前記第1内面との間に設けられ、前記固定部材7、前記スイングヘッド関節ロッド6は、高さ方向において前記ハウジングに対して固定される。
図19~21に示すように、前記第1嵌合部は、偏心輪部53であり、前記第2嵌合部は、偏心輪嵌合部61であり、前記偏心輪部53と嵌め合うことにより、前記従動ギア5が回転する際に、前記スイングヘッド関節ロッド6の関節ピース嵌合部63を前記ステープラーの軸方向に沿って運動させ、従動ギア5の回転運動をスイングヘッド関節ロッド6の軸方向運動に変換する。該当実施例において、前記偏心輪部53の外輪郭は、円形又は円弧形である。他の実施形態において、前記偏心輪部53の外輪郭は、他の形状、例えば、三角形又は他の多角形などであってもよい。前記従動ギア回転軸51は、前記従動ギア歯部52の中心を貫通する。しかし、前記偏心輪部53は、前記従動ギア回転軸51に対して偏心して設けられ、即ち、前記従動ギア回転軸51の中心と前記偏心輪部53の中心軸O1は、第1距離(図13に示す第1距離d1参照)を有する。前記スイングヘッド関節ロッド6の偏心輪嵌合部61には、第3嵌合孔が開設され、当該第3嵌合孔は、腰型孔611であり、前記偏心輪部53の少なくとも一部が前記腰型孔611に進入する。他の実施形態において、前記第3嵌合孔は、他の形状であってもよい。他の代替的な実施形態において、前記スイングヘッド関節ロッド6の偏心輪嵌合部61には、嵌合溝が開設されてもよく、前記偏心輪部53の少なくとも一部が前記嵌合溝に進入する。
図17及び図19に示すように、前記第1ハウジング3の内面には、前記ステープラーの軸方向に沿って延びるガイド溝33が設けられ、前記ガイド溝33は、前記スイングヘッド関節ロッド6は、ガイド部62をさらに含み、前記ガイド部62の位置設定及び前記ガイド部62と前記ガイド溝33との嵌め合いは、第1実施例と同様であり、ここでは説明を省略する。図19に示すように、前記関節ピース嵌合部63は、前記偏心輪嵌合部61の内側に設けられた突起部であり、前記スイングヘッド関節ピース8の近端側には前記突起部と嵌め合う孔が設けられ、前記突起部が前記スイングヘッド関節ピース8の近端側の孔に植設される。前記関節ピース嵌合部63と前記スイングヘッド関節ピース8との構造嵌め合い及び変形例は、第1実施例と同様であり、ここでは説明を省略する。
当該第2実施例において、スイングヘッド機構によりステープルヘッド部をステープラー本体に対してR1又はR2方向にスイングする作動原理は、第1実施例における図13~16を参照した作動原理を参照して説明することができ、ここでは説明を省略する。
以下、図17、図21、図22~28を参照して、該当第2実施例の固定部材7と他の各部材との構造関係を具体的に説明する。図17及び図22に示すように、前記固定部材7は、駆動ギア支持部74と、2つの従動ギア支持部75とを含む。前記駆動ギア支持部74は、前記駆動ギア4と前記ハウジングの第1内面との間に位置し、前記従動ギア支持部75は、前記従動ギア5と前記ハウジングの第1内面との間に位置する。前記スイングヘッド関節ロッド6は、前記従動ギア支持部75と前記第1内面との間に位置する。前記駆動ギア支持部74の前記ハウジングの第1内面に向く一側には、受け溝741が設けられる。図27及び図28に示すように、前記第1内面と前記受け溝741とが対応する位置には、スリーブリミット部35が設けられ、前記受け溝741及び前記スリーブリミット部35に囲まれ1つの軸方向に延びる第1通路30が形成され、前記スイングヘッド関節ピース8の外部に環装されたスリーブ11が前記第1通路30を貫通する。前記受け溝741の表面は、円弧面であることが好ましく、且つ前記スリーブリミット部35の表面も、円弧面であることが好ましく、これにより、前記第1通路30は、囲まれた円柱形通路であり、それにより円柱形の前記スリーブ11の外側面とより良好な嵌め合いを形成し、前記スリーブ11に対して良好な支持を果たすこともできる。図22に示すように、2つの前記従動ギア支持部75の間には、1つの軸方向に延びる第2通路79が形成され、これにより、前記スリーブ11の近端に貫通する第2通路79が提供される。
図22及び図23に示すように、前記固定部材7の従動ギア支持部75には、貫通孔751が設けられ、前記従動ギア回転軸51は、前記貫通孔751を貫通し、且つ前記従動ギア5の偏心輪部53が前記貫通孔751を貫通した後、前記スイングヘッド関節ロッド6の偏心輪嵌合部61と嵌め合う。したがって、該当実施例において、前記駆動ギア4の駆動ギア歯部42及び前記従動ギア5の従動ギア歯部52は、前記固定部材7の第4表面と前記ハウジングの第2内面との間に設けられ、前記スイングヘッド関節ロッド6は、前記固定部材7の第3表面と前記ハウジングの第1内面との間に位置し、前記偏心輪部53は、固定部材7の貫通孔751を貫通した後、前記スイングヘッド関節ロッド6と嵌め合う。図23及び図24に示すように、前記従動ギア支持部75の貫通孔751の軸方向の長さは、前記偏心輪部53の半径より大きく、且つ前記偏心輪嵌合部61の腰型孔611の軸方向の長さより大きく、前記偏心輪部53が回転する際に、前記貫通孔751は、前記偏心輪部53の偏心回転及び前記偏心輪嵌合部61の軸方向運動に十分な退避スペースを提供することができる。前記ガイド部62は、前記従動ギア支持部75の貫通孔751の遠端側壁及び近端側壁と高さ方向に当接して、前記固定部材7と前記スイングヘッド関節ロッド6との間の相対的に安定した位置関係を維持する。
図21及び図23に示すように、前記駆動ギア支持部74の前記駆動ギア4に向く一側に第1固定部71が設けられ、前記駆動ギア4の前記固定部材7に向く一側に第2固定部44が設けられ、前記第1固定部71と前記第2固定部44とが植設接続される。該当実施例において、前記第1固定部71は、前記駆動ギア支持部74に設けられる前記駆動ギア4に向かって突出する第1固定柱であり、前記第2固定部44は、前記固定部材7に向く一側に開設された円柱形凹溝であり、前記凹溝は、前記駆動ギア4と同軸に設けられ、前記第1固定柱の少なくとも一部が前記凹溝に進入し、これにより、前記駆動ギア4が前記第1固定部71に対して回転することができる。他の代替的な実施形態において、前記第1固定部は、前記駆動ギア支持部74の前記駆動ギア4に向く一側に設けられる凹溝であり、前記第2固定部は、前記駆動ギア4の前記固定部材7に向かって突出する第1固定柱であり、前記第1固定柱は、前記駆動ギア4と同軸に設けられ、前記第1固定柱の少なくとも一部が前記凹溝に進入する。
図25及び図27に示すように、前記第1ハウジング3の内面及び前記第2ハウジング2の内面には、それぞれ第1固定孔32及び第2固定孔22が設けられ、前記従動ギア回転軸51の第1端部511及び第2端部512は、それぞれ前記第1固定孔32及び前記第2固定孔22に進入し、前記従動ギア5は、前記従動ギア回転軸51の周りを回転可能である。前記従動ギア回転軸51と従動ギア5及びハウジングとが嵌め合う構造は、第1実施例の対応部分を参照することができ、ここでは説明を省略する。図25及び図27に記載されたスリーブ通路20は、いずれもスリーブ通路の一部であり、第1ハウジング2と第2ハウジング3とが組み合わされた後、2つの部分が1つの完全なスリーブ通路20に組み合わされる。
図25及び図26に示すように、前記第2ハウジング2の表面には、受け孔21が設けられ、前記レバー41が受け孔21を貫通して前記第2ハウジング2の外部に露出する。前記固定部材7の少なくとも一部は、前記第2ハウジング2の収容キャビティに進入する。前記第2ハウジング2の内面には、少なくとも1つのリミット部材23が設けられ、前記リミット部材23は、前記従動ギア支持部75の外側に分布し、前記リミット部材23は、前記従動ギア支持部75の軸方向運動を制限する。
図24、図27及び図28に示すように、前記駆動ギア支持部74の前記ハウジングの第1内面に向く一側に第3固定部72が設けられ、前記ハウジングの第1内面に第4固定部39が設けられ、前記第3固定部72と前記第4固定部39とが植設接続される。当該実施例において、前記第3固定部72は、前記ハウジングの第1内面に向かって突出する第2固定柱であり、前記第4固定部39は、前記第1内面に設けられる第1支持台であり、前記第1支持台の中心には、第1嵌合孔が設けられ、前記第2固定柱の少なくとも一部が前記第1嵌合孔に進入する。前記第3固定部72と前記第4固定部39とが形成されたのは、相対的に回転不能な接続であり、例えば、前記第3固定部72と前記第4固定部39との間は、締り嵌めであってもよい。また、前記駆動ギア支持部74には、横方向に配列された2つの第3固定部72が設けられ、前記第1ハウジング3には、横方向に配列された2つの第4固定部39が設けられるので、前記第3固定部72と前記第4固定部39とが回転することをさらに防止できる。他の代替的な実施形態において、前記第3固定部72は、第1嵌合孔を含み、前記第4固定部39は、前記駆動ギア支持部74に向かって突出する固定柱であってもよく、又は直接に第1内面に第2固定柱に対応する固定孔を設けてもよい。好ましい実施形態において、前記第3固定部72は、非円形断面であり、前記第4固定部39は、非円形断面の固定孔であり、例えば、三角形又は多角形の断面であり、前記固定部材7の前記ハウジングに対する回転運動を防止する。
図24、図27及び図28に示すように、前記従動ギア支持部75の前記第1内面に向く一側に第5固定部73が設けられ、前記ハウジングの第1内面に第6固定部34が設けられ、前記第5固定部73と前記第6固定部34とが植設接続される。当該実施例において、前記第5固定部73は、前記第1内面に向かって突出する第3固定柱であり、前記第6固定部34は、前記第1内面に設けられる第2支持台であり、前記第2支持台の中心には第2嵌合孔が設けられ、前記第3固定柱の少なくとも一部が前記第2嵌合孔に進入する。前記第5固定部73と前記第6固定部34とが形成されたのは、相対的に回転不能な接続であり、例えば、前記第3固定部72と前記第4固定部39との間は、締り嵌めであってもよい。また、前記固定部材7には、横方向に配列された2つの第5固定部73が設けられ、前記第1ハウジング3には、横方向に配列された2つの第6固定部34が設けられるので、前記第5固定部73と前記第6固定部34とが回転することをさらに防止できる。他の代替的な実施形態において、前記第5固定部73は、第2嵌合孔を含み、前記第6固定部34は、前記従動ギア支持部75に向かって突出する固定柱であってもよく、又は直接に第1内面に第3固定柱に対応する固定孔を設けてもよい。
図29~44は、本発明の第3実施例におけるスイングヘッド機構の構造を示す。該当実施例が第1実施例及び第2実施例と異なる点は、前記スイングヘッド機構は、ロック部材をさらに含むことである。外力によって回転していない場合、ロック部は、ギアセットにおける駆動ギア歯部及び/又は従動ギア歯部と噛み合い、その回転を阻止し、ステープルヘッド部の位置安定性を向上させ、制御不能のスイングを避ける。ギアセットにおける駆動ギア及び/又は従動ギアが外力により駆動されて回転すると、ロック部は、駆動ギア歯部及び/又は従動ギア歯部から離れる方向に運動して、その回転を阻止せず、スイングヘッド機構の機能に影響を与えない。
図29~図31に示すように、前記医療用ステープラーの構成、前記スイングヘッド関節ピース8によるステープルヘッド部9のスイング駆動形態は、第1実施例と類似し、上記の図1及び図2の説明を参照することができ、ここでは説明を省略する。
該当実施例において、前記スイングヘッド機構は、ハウジングを含み、前記ハウジングは、第1内面と、第2内面とを含む。図30及び図31に示すように、前記ハウジングは、下方に位置する第1ハウジング3と、上方に位置する第2ハウジング2とに分けられ、前記第1ハウジング3及び前記第2ハウジング2には、前記スリーブ11を通すための第3通路20が共通に限定される。図31及び図32に示す第3通路20は、いずれも第3通路の一部であり、第1ハウジング2と第2ハウジング3とが組み合わされた後、2つの部分が1つの完全な第3通路20に組み合わされる。前記第1内面は、前記第1ハウジング3の内面であり、前記第2内面は、前記第2ハウジング2の内面である。
図31及び図32に示すように、前記スイングヘッド機構は、ハウジングと、ギアセットと、固定部材7と、スイングヘッド関節ロッド6とを含み、前記第1ハウジング3と前記第2ハウジング2とに囲まれてなる収容キャビティ内に収容される。前記ギアセットは、駆動ギア4と、従動ギア5とを含み、前記駆動ギア4は、操作部と、駆動ギア歯部42とを含む。該当実施例において、前記操作部は、少なくとも一部が前記第2ハウジング2の外部に露出するレバー41である。他の実施例において、前記従動ギア5は、1つの操作部を含み、手動操作により従動ギア5が駆動ギア4を駆動して回転させてもよい。前記従動ギア5は、従動ギア歯部52と、第1嵌合部と、従動ギア回転軸51とを含み、前記従動ギア回転軸51は、前記従動ギア歯部52及び前記第1嵌合部を貫通する。前記従動ギア歯部52と前記駆動ギア歯部42とが噛み合うことにより、前記駆動ギア4が回転する際に前記従動ギア5を駆動して回転することができる。前記スイングヘッド関節ロッド6は、第2嵌合部と、関節ピース嵌合部63とを含み、前記関節ピース嵌合部63は、前記スイングヘッド関節ピース8の近端側に接続され、前記第2嵌合部と前記第1嵌合部とが嵌め合うことにより、前記従動ギア5が回転する際に前記スイングヘッド関節ロッド6の関節ピース嵌合部63を前記ステープラーの軸方向に沿って運動させ、さらに、前記スイングヘッド関節ピース8を軸方向に沿って運動させる。本発明は、駆動ギア4、従動ギア5、スイングヘッド関節ロッド6及びスイングヘッド関節ピース8の間の嵌め合いにより、駆動ギア4及び従動ギア5が回転する際に前記スイングヘッド関節ロッド6及び前記スイングヘッド関節ピース8の軸方向運動を駆動することができ、駆動ギア4が回転する方向及び角度を制御することにより、ステープルヘッド部9のスイング方向及びスイング角度を柔軟に調整することができる。
図31及び図32に示すように、該当実施例において、2つのスイングヘッド関節ピース8に対応して、2つのスイングヘッド関節ロッド6が設けられ、2つの前記スイングヘッド関節ロッド6は、前記ステープラーの軸方向に対して対称に設けられる。前記駆動ギア4が回転する際に、2つの前記スイングヘッド関節ロッド6の運動方向が逆になる。そして、対応的に、2つの前記従動ギア5が設けられる。前記駆動ギア4と前記従動ギア5との位置関係及び構造関係は、第1実施例と類似するので、ここでは説明を省略する。
図33及び図34に示すように、前記駆動ギア歯部42は、複数の駆動ギアの歯を含む。前記スイングヘッド機構は、少なくとも1つのロック部材76をさらに含み、前記ロック部材76は、ロック部761を含む。初期状態において、前記ロック部761は、前記駆動ギア歯部42と噛み合って駆動ギア4の回転を阻止し、ステープルヘッド部9の位置安定性を向上させ、制御不能のスイングの発生を避ける。駆動ギア4のレバー41が操作されて駆動ギア4を駆動して回転されると、ロック部761が駆動ギア歯部42の作用力により駆動ギア歯部42から離れる方向に運動して駆動ギア4の回転を阻止せず、これにより、スイングヘッド機構は、依然としてステープルヘッド部9のスイングを制御することができ、スイングヘッド機構のスイングヘッド制御機能の正常な実現に影響を与えない。
該当実施例において、前記ロック部材76の少なくとも一部が弾性である。初期状態において、前記ロック部761の少なくとも一部が2つの隣接する駆動ギアの歯の間に嵌め込まれ、前記ロック部材76が弾性変形しないか、又は少量に弾性変形するのみである。この際、前記ステープラーに揺れが発生すると、前記駆動ギア4には、非人為的に且つ故意に回転しようとする傾向があり、前記駆動ギアの歯によって前記ロック部761に加えられる力は、前記ロック部材76を弾性変形させる力よりも小さいので、前記ロック部材76は、依然として2つの隣接する駆動ギアの歯の間に嵌め込まれることを維持し、前記駆動ギア歯部42の回転を阻止する。操作者がレバー41を操作して回転する際に、操作者がレバー41を介して駆動ギア4に加えられる作用力により前記駆動ギア4が回転しようとする傾向にあり、この際、前記駆動ギアの歯が前記ロック部761に加えられる力は、前記ロック部材76を弾性変形させる力より大きく、前記ロック部761は、前記駆動ギア歯部42の作用力で弾性変形して前記駆動ギア歯部42から離れる方向に運動し、前記駆動ギア4の回転を阻止しなく、この際、スイングヘッド機構は、ステープルヘッド部9のスイングを制御することを実現できる。操作者がレバー41に加えた外力が解消されると、前記駆動ギア4が回転を停止し、前記ロック部761が弾性復元力によって前記駆動ギア歯部42に近づく方向に運動して2つの隣接する駆動ギアの歯の間に再び進入し、再び前記駆動ギア歯部42と噛み合うことにより、駆動ギア4を現在の位置に維持するとともに、非人為的に且つ故意に揺れることを発生せず、ステープルヘッド部9を現在のスイング角度に好適に維持することができる。
図32~図35に示すように、該当実施例において、前記スイングヘッド機構は、1つの固定部材7をさらに含む。前記固定部材7は、前記ギアセットと前記ハウジングの第1内面との間に位置し、前記ギアセットは、前記固定部材7によって前記ハウジングの第1内面に固定され、且つ前記駆動ギア4及び前記従動ギア5は、前記固定部材7に対して回転可能であり、スイングヘッド機構の構造安定性を維持することに有利であり、使用過程においてギアセットの不安定によってステープルヘッド部9の位置が不安定になることを避け、手術効果を向上させる。具体的には、前記固定部材7は、駆動ギア支持部74と、2つの従動ギア支持部75とを含む。前記駆動ギア支持部74は、前記駆動ギア4と前記ハウジングの第1内面との間に位置し、前記従動ギア支持部75は、前記従動ギア5と前記ハウジングの第1内面との間に位置する。前記スイングヘッド関節ロッド6は、前記従動ギア支持部75と前記ハウジングの第1内面との間に位置する。前記ロック部材76は、接続部762をさらに含み、前記ロック部761は、前記接続部762を介して前記固定部材7に接続される。前記固定部材7は、前記第1ハウジング3に固定される。したがって、前記ロック部材76は、前記固定部材7を介して前記第1ハウジング3に固定されることができる。前記固定部材7と前記ギアセット及び前記第1ハウジング3との固定方法については、後に詳しく説明する。
該当実施例において、前記第1嵌合部は、偏心輪部53であり、前記第2嵌合部は、偏心輪嵌合部61であり、前記偏心輪部53と嵌め合うことにより、前記従動ギア5が回転すると、従動ギア5の回転運動をスイングヘッド関節ロッド6の軸方向運動に変換する。前記偏心輪部53及び前記偏心輪嵌合部61の嵌め合い形態及び変形例は、第1実施例と同様であり、ここでは説明を省略する。
図30に示すように、前記第1ハウジング3の内面には、ガイド溝33が設けられ、前記ガイド溝33は、前記ステープラーの軸方向に沿って延び、前記スイングヘッド関節ロッド6は、ガイド部62をさらに含む。前記ガイド溝33及び前記ガイド部62の構造及び嵌め合い関係は、第1実施例と同様であり、ここでは説明を省略する。図32に示すように、該当実施例において、前記偏心輪嵌合部61、前記関節ピース嵌合部63及び前記スイングヘッド関節ピース8の構造、嵌め合い及び変形例は、第1実施例と同様であり、ここでは説明を省略する。
当該第3実施例において、スイングヘッド機構によりステープルヘッド部を駆動してステープラー本体に対してR1又はR2方向にスイングする作動原理は、第1実施例における図13~16を参照した作動原理を参照して説明することができ、ここでは説明を省略する。
以下、図36~39を参照して、本発明のロック部材76及び固定部材7の構造を具体的に説明する。
図36及び図37に示すように、前記ロック部材76は、ロッド状であり、且つ前記ロック部材76は、前記駆動ギア4の中心軸に平行する。前記固定部材7は、2つの前記従動ギア支持部75を含む。2つの前記従動ギア支持部75の間には、一つの1つの軸方向に延びる第2通路79が形成され、これにより、前記スリーブ11の近端側に貫通する第2通路79が提供される。前記固定部材7には、2つの前記ロック部材76が設けられ、2つの前記ロック部材76は、ステープラーの軸心に対して対称に設けられるとともに、2つの前記ロック部材76は、2つの前記従動ギア支持部75と前記駆動ギア支持部74との間にそれぞれ設けられ、各前記ロック部材76の接続部762は、第1接続アーム77を介して前記駆動ギア支持部74に接続され、且つ第2接続アーム78を介して前記従動ギア支持部75に接続される。前記第1接続アーム77及び前記第2接続アーム78によって前記ロック部材76を前記駆動ギア支持部74と前記従動ギア支持部75との間に固定することにより、前記ロック部材76と前記固定部材7とが固定される構造安定性を向上させることができる。一実施形態において、前記ロック部材76、前記第1接続アーム77及び前記第2接続アーム78は、前記駆動ギア支持部74及び前記従動ギア支持部75と一体成形して設けられてもよい。他の実施形態では、前記第1接続アーム77及び前記第2接続アーム78は、溶接によって前記駆動ギア支持部74及び前記従動ギア支持部75に接続されてもよい。他の代替的な実施形態において、前記第1接続アーム77及び前記第2接続アーム78は、前記駆動ギア支持部74及び前記従動ギア支持部75と一体成形され、前記ロック部材76の接続部762と一体成形されて設けられてもよい。
図38及び図39に示すように、該当実施例において、前記第1接続アーム77は、前記第2接続アーム78に対して垂直である。したがって、前記ロック部材76は、前記駆動ギア4の歯部の駆動を受けて弾性変形する際に、前記ロック部材76の接続部762の末端が前記第1接続アーム77及び前記第2接続アーム78によって安定した位置に維持され、軸方向及び横方向への移動が生じない。
図39に示すように、該当実施例において、前記ロック部761は、2つの傾斜したガイド面7611を含み、前記ロック部761と前記駆動ギア4の歯部が噛み合うと、前記ロック部761のガイド面7611の少なくとも一部が隣接する2つの駆動ギア4の歯の間に進入し、且つ2つの前記ガイド面7611がそれぞれ隣接する2つの駆動ギア4の歯の側面に対向する。操作者が前記レバーを操作して駆動ギア4を回転すると、前記駆動ギア4の歯が作用力を前記ガイド面7611に加え、当該作用力が前記ガイド面7611によって分解されて前記ロック部761の前記駆動ギア4から離れる力が得られるとともに、当該ガイド面7611が前記ロック部761と前記駆動ギア歯部42との離脱をより良好に案内することができる。
他の代替的な実施形態において、前記ロック部761を前記駆動ギア歯部42の一側に向かって全体の円弧面として設けられ、前記ロック部761と前記駆動ギア歯部42とが噛み合うと、前記駆動ギア歯部42の円弧面の少なくとも一部が隣接する2つの駆動ギア4の歯の間に進入してもよい。操作者が前記レバーを操作して駆動ギア4を回転すると、前記駆動ギア4の歯が前記ガイド面7611に加え、当該作用力が前記円弧面によって分解されて前記ロック部761の前記駆動ギア4から離れる力が得られるとともに、当該円弧面が前記ロック部761と前記駆動ギア歯部42との離脱をより良好に案内することができる。
以下、図40~42を参照しながら、本発明の固定部材7と他の各部材との構造関係を具体的に説明する。図40及び図41に示すように、前記第1ハウジング3の内面及び前記第2ハウジング2の内面には、それぞれ第1固定孔32及び第2固定孔22が設けられ、前記従動ギア回転軸51の第1端部511及び第2端部512は、それぞれ前記第1固定孔32及び前記第2固定孔22に進入し、前記従動ギア5は、前記従動ギア回転軸51の周りを回転可能である。前記従動ギア5、前記従動ギア回転軸51及び前記ハウジングの嵌め合い形態は、第1実施例と同様であり、ここでは説明を省略する。
図40に示すように、前記第2ハウジング2の表面には、受け孔21が設けられ、前記レバー41が前記受け孔21を貫通して前記第2ハウジング2の外部に露出する。前記固定部材7の少なくとも一部が前記第2ハウジング2の収容キャビティに進入する。前記第2ハウジング2の内面には、少なくとも1つのリミット部材23が設けられ、前記リミット部材23は、前記従動ギア支持部75の外側に分布し、前記リミット部材23は、前記従動ギア支持部75の軸方向運動を制限する。
図41及び図42に示すように、前記駆動ギア支持部74の前記第1ハウジング3の内面に向く一側には、受け溝741が設けられ、前記第1ハウジング3の内面と前記受け溝741とが対応する位置には、スリーブリミット部35が設けられ、前記受け溝741及び前記スリーブリミット部35に囲まれ1つの軸方向に延びる第1通路30が形成され、前記スイングヘッド関節ピース8の外部に環装されたスリーブ11が前記第1通路30を貫通する。前記受け溝741の表面は、円弧面であることが好ましく、且つ前記スリーブリミット部35の表面も、円弧面であることが好ましく、これにより、前記第1通路30は、囲まれた円柱形通路であり、それにより円柱形の前記スリーブ11の外側面とより良好な嵌め合いを形成し、前記スリーブ11に対して良好な支持を果たすこともできる。
図40~42に示すように、前記駆動ギア支持部74の前記ハウジングの第1内面に向く一側に第3固定部72が設けられ、前記ハウジングの第1内面に第4固定部39が設けられ、前記第3固定部72と前記第4固定部39とが植設接続される。前記第3固定部72と前記第4固定部39との嵌め合い及び変形例は、第2実施例と同じ符号の箇所と同様であり、ここでは説明を省略する。
図40~42に示すように、前記従動ギア支持部75の前記ハウジングの第1内面に向く一側に第5固定部73が設けられ、前記ハウジングの第1内面に第6固定部34が設けられ、前記第5固定部73と前記第6固定部34とが植設接続される。前記第5固定部73と前記第6固定部34との嵌め合い及び変形例は、第2実施例と同じ符号の箇所と同様であり、ここでは説明を省略する。
図42に示すように、前記駆動ギア支持部74の前記駆動ギア4に向く一側に第1固定部71が設けられ、前記駆動ギア4の前記固定部材7に向く一側に第2固定部44(図21参照)が設けられ、前記第1固定部71と前記第2固定部44とが植設接続される。前記第1固定部71と前記第2固定部44との嵌め合い及び変形例は、第2実施例と同じ符号の箇所と同様であり、ここでは説明を省略する。
図33、43~44に示すように、前記固定部材7の従動ギア支持部75には、貫通孔751が設けられ、前記従動ギア回転軸51は、前記貫通孔751を貫通し、且つ前記従動ギア5の偏心輪部53は、前記貫通孔751を貫通した後、前記スイングヘッド関節ロッド6の偏心輪嵌合部61と嵌め合う。図44に示すように、前記従動ギア支持部75の貫通孔751の軸方向の長さは、前記偏心輪部53の半径より大きく、且つ前記偏心輪嵌合部61の腰型孔611の軸方向の長さより大きく、前記偏心輪部53が回転する際に、前記貫通孔751は、前記偏心輪部53の偏心回転及び前記偏心輪嵌合部61の軸方向運動に十分な退避スペースを提供することができる。前記ガイド部62は、前記従動ギア支持部75の貫通孔751の遠端側壁及び近端側壁と縦方向に当接して、前記固定部材7と前記スイングヘッド関節ロッド6との間の相対的に安定した位置関係を維持する。
上記の実施例は、前記ロック部材が前記ギアセットにおける駆動ギアと嵌め合うことを例として説明した。図45に示す第4実施例において、1つのロック部材710が設けられ、前記ロック部材710が前記ギアセットにおける従動ギア5と嵌め合い、前記ロック部材710は、ロック部7101と、接続部7102とを含み、前記接続部7102は、前記駆動ギア支持部74及び/又は前記従動ギア支持部75に接続される。図45に示すように、前記駆動ギア4及び/又は前記従動ギア5が外力を受けない場合、前記ロック部材710のロック部7101は、前記従動ギア5の回転を阻止するように、前記従動ギア歯部52と噛み合い、前記駆動ギア及び/又は前記従動ギアが外力によって駆動されて回転すると、前記ロック部7101は、前記従動ギア歯部52の作用によって前記従動ギア歯部52から離れる方向に運動し、前記従動ギア52の回転を阻止しない。前記ロック部材710の数は、1つ、2つ又は複数であってもよく、1つの従動ギア5のみと嵌め合ってもよく、2つの従動ギア5にそれぞれ嵌め合ってもよい。
当該実施例において、前記ロック部材710の少なくとも一部が弾性であり、前記駆動ギア4及び/又は前記従動ギア5が外力によって駆動されて回転すると、前記ロック部7101は、前記従動ギア歯部52によって弾性変形して前記従動ギア歯部52から離れる方向に運動し、前記従動ギア5が回転を停止する際に、前記ロック部52は、弾性復元力の作用によって前記従動ギア歯部52と再び噛み合う。
当該実施例において、前記従動ギア歯部52は複数の従動ギアの歯を含み、前記ロック部7101は、2つの傾斜したガイド面又は1つの円弧面を含み、前記ロック部7101と前記従動ギア歯部52とが噛み合う時、前記ロック部7101のガイド面又は円弧面の少なくとも一部が隣接する2つの従動ギアの歯の間に進入し、且つ2つの前記ガイド面は、それぞれ隣接する2つの従動ギアの歯の側面と対向し、又は前記円弧面は前記従動ギアの歯の側面と対向する。
当該実施例の他の部材の構造は、第3実施例と同じであり、ここでは説明を省略する。
さらに代替的な実施形態において、第3実施例のロック部材76及び第4実施例のロック部材7101とを同時に設けられてもよく、即ち、ロック部材が同時に駆動ギア4及び従動ギア5と嵌め合っても、本発明の保護範囲内に属する。
上記の実施例において、前記ロック部材の接続部は、いずれも前記固定部材に接続される。他の代替的な実施形態において、前記ロック部材の固定部材は、他の位置に接続されてもよく、例えば、前記ハウジングの内面に直接接続され、又は、他方のハウジングに固定的に設けられる部材に接続されてもよい。
以上、具体的な好ましい実施形態を参照して本発明をさらに詳細に説明したが、本発明の具体的な実施は、これらの説明に限定されない。本発明の属する技術分野の当業者にとって、本発明の構想を逸脱しない限り、いくつかの簡単な導出又は置換を行うことができ、いずれも本発明の保護範囲に属すると見なすべきである。

Claims (15)

  1. 医療用ステープラーに用いられるスイングヘッド機構であって、
    前記スイングヘッド機構は、
    駆動ギアと従動ギアとを含み、前記駆動ギアは、駆動ギア歯部を含み、前記従動ギアは、従動ギア歯部と第1嵌合部とを含み、前記従動ギア歯部と前記駆動ギア歯部とが噛み合うギアセットと、
    第2嵌合部と関節ピース嵌合部とを含み、前記第2嵌合部と前記第1嵌合部とが嵌め合うことにより、前記従動ギアが回転する際に、スイングヘッド関節ロッドの関節ピース嵌合部を前記ステープラーの軸方向に沿って運動させる前記スイングヘッド関節ロッドと、
    前記ステープラーの軸方向に沿って延び、且つ前記スイングヘッド関節ロッドの関節ピース嵌合部に接続されるスイングヘッド関節ピースと、を含むことを特徴とするスイングヘッド機構。
  2. 前記ギアセットを収容するハウジングをさらに含み、
    前記ハウジングの第1内面と前記駆動ギアの一方には、支持部が設けられ、他方には、スライディングスロットが設けられ、前記支持部は、前記スライディングスロットに位置し、且つ前記支持部は、前記スライディングスロットに対して回転可能であることを特徴とする請求項1に記載のスイングヘッド機構。
  3. 前記ギアセットを収容するハウジングをさらに含み、前記従動ギアは、第3嵌合部をさらに含み、前記ハウジングの内面には、第4嵌合部が設けられ、前記第3嵌合部と前記第4嵌合部とが嵌め合うことにより、前記従動ギアが前記ハウジングに対して回転可能であり、
    前記第1嵌合部は、偏心輪部であり、前記第2嵌合部には、第5嵌合部が開設され、前記偏心輪部の少なくとも一部が前記第5嵌合部に進入することを特徴とする請求項に記載のスイングヘッド機構。
  4. 2つの前記従動ギアと、2つの前記スイングヘッド関節ロッドと、2つの前記スイングヘッド関節ピースとを含み、2つの前記スイングヘッド関節ロッドは、前記ステープラーの軸方向に対して対称に設けられ、各前記スイングヘッド関節ロッドは、それぞれ1つの前記スイングヘッド関節ピースに接続され、前記駆動ギアが回転すると、2つの前記スイングヘッド関節ロッドの運動方向が逆になり、
    初期状態において、2つの前記従動ギアの偏心輪部の中心軸は、それぞれ対応する従動ギア回転軸の外側に位置し、又は、初期状態において、2つの前記従動ギアの偏心輪部の中心軸は、それぞれ対応する従動ギア回転軸の内側に位置することを特徴とする請求項に記載のスイングヘッド機構。
  5. 前記従動ギアは、前記駆動ギアの近端に位置し、
    2つの前記従動ギアの従動ギア回転軸は、前記駆動ギアの中心軸に平行し、且つ2つの前記従動ギアの従動ギア回転軸から前記駆動ギアの中心軸までの距離が等しいことを特徴とする請求項に記載のスイングヘッド機構。
  6. 第1内面と第2内面とを含み、前記第1内面と前記第2内面との間に囲まれて収容キャビティになるハウジングと、
    前記収容キャビティに固定的に設けられ、且つ前記第1内面に向く第3表面と、前記第2内面に向く第4表面とを含み、前記ギアセットの少なくとも一部が前記第4表面と前記ハウジングの第2内面との間に設けられ、且つ前記ギアセットが固定部材に対して回転可能である前記固定部材と、をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のスイングヘッド機構。
  7. 前記固定部材の前記駆動ギアに向く一側に、第1固定部が設けられ、前記駆動ギアの前記固定部材に向く一側に、第2固定部が設けられ、前記第1固定部と前記第2固定部とが植設接続され、且つ前記駆動ギアが前記第1固定部に対して回転可能であり、
    前記駆動ギアは、操作部と駆動ギア歯部とをさらに含み、前記操作部は、前記駆動ギア歯部の前記ハウジングの第2内面に向く一側に設けられ、前記第1固定部は、前記駆動ギア歯部の前記ハウジングの第1内面に向く一側に設けられ、
    前記従動ギアは、従動ギア歯部をさらに含み、前記従動ギア歯部と前記駆動ギア歯部とが噛み合い、前記第1嵌合部は、前記従動ギア歯部の前記第1内面に向く一側に位置し、
    前記駆動ギア歯部及び前記従動ギア歯部は、前記第4表面と前記ハウジングの第2内面との間に位置し、
    前記スイングヘッド関節ロッドは、前記固定部材の第3表面と前記ハウジングの第1内面との間に位置し、前記固定部材には、貫通孔が設けられ、前記従動ギアの第1嵌合部は、前記貫通孔を貫通した後、前記スイングヘッド関節ロッドの第2嵌合部と嵌め合うことを特徴とする請求項に記載のスイングヘッド機構。
  8. 前記固定部材は、駆動ギア支持部を含み、前記駆動ギア支持部の少なくとも一部が、前記ハウジングの第1内面の少なくとも一部と植設接続され、及び/又は、
    前記固定部材は、従動ギア支持部を含み、前記従動ギア支持部の少なくとも一部が、前記ハウジングの第1内面の少なくとも一部と植設接続されることを特徴とする請求項に記載のスイングヘッド機構。
  9. 前記固定部材の前記ハウジングの第1内面に向く一側に受け溝が設けられ、前記ハウジングと前記受け溝とが対向する位置にスリーブリミット部が設けられ、前記受け溝と前記スリーブリミット部に囲まれ1つの軸方向に沿う第1通路が形成されることを特徴とする請求項に記載のスイングヘッド機構。
  10. 前記ギアセットは、2つの前記従動ギアを含み、前記固定部材は、前記従動ギアをそれぞれ支持する2つの従動ギア支持部を含み、且つ2つの前記従動ギア支持部の間に1つの軸方向に延びる第2通路が形成され
    前記ギアセットを収容するハウジングをさらに含み、前記ハウジングは、第1内面と第2内面とを含み、前記第2内面には、少なくとも1つのリミット部材が設けられ、前記リミット部材は、前記従動ギア支持部の軸方向運動を制限することを特徴とする請求項に記載のスイングヘッド機構。
  11. ロック部材をさらに含み、前記ロック部材は、ロック部を含み、前記ギアセットが外力を受けない場合、前記駆動ギア及び/又は前記従動ギアの回転を阻止するように、前記ロック部と前記ギアセットとが噛み合い、前記ギアセットが外力により駆動されて回転する場合、前記ロック部は、前記ギアセットの回転を阻止せず、前記ギアセットの作用によって前記ギアセットから離れる方向に運動し、
    前記ロック部材の少なくとも一部が弾性であることを特徴とする請求項に記載のスイングヘッド機構。
  12. 前記駆動ギア歯部は、複数の駆動ギアの歯を含み、前記ロック部は、2つの傾斜したガイド面又は円弧面を含み、前記ロック部と前記駆動ギア歯部とが噛み合う場合、前記ロック部のガイド面又は円弧面の少なくとも一部が隣接する2つの駆動ギアの歯の間に進入し、或いは、
    前記従動ギア歯部は、複数の従動ギアの歯を含み、前記ロック部は、2つの傾斜したガイド面又は円弧面を含み、前記ロック部と前記従動ギア歯部とが噛み合う場合、前記ロック部のガイド面又は円弧面の少なくとも一部が隣接する2つの従動ギアの歯の間に進入し、且つ2つの前記ガイド面がそれぞれ隣接する2つの従動ギアの歯の側面と対向することを特徴とする請求項11に記載のスイングヘッド機構。
  13. ハウジングと固定部材とをさらに含み、前記ハウジングは、前記ギアセット、前記固定部材及び前記スイングヘッド関節ロッドを収容する収容キャビティを含み、前記ギアセットは、前記固定部材を介して前記ハウジングに固定され、
    前記ロック部材は、接続部をさらに含み、少なくとも一部の前記ロック部は、前記接続部を介して前記固定部材に接続されることを特徴とする請求項11に記載のスイングヘッド機構。
  14. 第1内面と第2内面とを含み、前記第1内面と前記第2内面との間に囲まれて収容キャビティになるハウジングと、
    前記収容キャビティに固定的に設けられ、且つ前記第1内面に向く第3表面と、前記第2内面に向く第4表面とを含み、前記ギアセットの少なくとも一部が前記第4表面と前記ハウジングの第2内面との間に設けられ、且つ前記ギアセットが固定部材に対して回転可能である前記固定部材と、をさらに含み、
    前記固定部材の前記駆動ギアに向く一側に、第1固定部が設けられ、前記駆動ギアの前記固定部材に向く一側に、第2固定部が設けられ、前記第1固定部と前記第2固定部とが植設接続され、且つ前記駆動ギアが前記第1固定部に対して回転可能であり、
    前記駆動ギアは、操作部と駆動ギア歯部とをさらに含み、前記操作部は、前記駆動ギア歯部の前記ハウジングの第2内面に向く一側に設けられ、前記第1固定部は、前記駆動ギア歯部の前記ハウジングの第1内面に向く一側に設けられ、
    前記従動ギアは、従動ギア歯部をさらに含み、前記従動ギア歯部と前記駆動ギア歯部とが噛み合い、前記第1嵌合部は、前記従動ギア歯部の前記第1内面に向く一側に位置し、
    前記駆動ギア歯部及び前記従動ギア歯部は、前記第4表面と前記ハウジングの第2内面との間に位置し、
    前記スイングヘッド関節ロッドは、前記固定部材の第3表面と前記ハウジングの第1内面との間に位置し、前記固定部材には、貫通孔が設けられ、前記従動ギアの第1嵌合部は、前記貫通孔を貫通した後、前記スイングヘッド関節ロッドの第2嵌合部と嵌め合い、
    前記固定部材は、駆動ギア支持部を含み、前記駆動ギア支持部の少なくとも一部が、前記ハウジングの第1内面の少なくとも一部と植設接続され、及び/又は、
    前記固定部材は、従動ギア支持部を含み、前記従動ギア支持部の少なくとも一部が、前記ハウジングの第1内面の少なくとも一部と植設接続され、
    2つの前記ロック部材を含み、前記ギアセットは、2つの前記従動ギアを含み、2つの前記ロック部材は、それぞれ2つの前記従動ギア支持部と前記駆動ギア支持部との間に設けられ、各前記ロック部材の接続部は、第1接続アームを介して前記駆動ギア支持部に接続され、且つ第2接続アームを介して前記従動ギア支持部に接続されることを特徴とする請求項13に記載のスイングヘッド機構。
  15. 請求項1から請求項14のいずれか一項に記載のスイングヘッド機構を含む医療用ステープラー。
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