JP7655766B2 - センサー付きプロテクター - Google Patents
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Description
センサー付きプロテクター10は、図11及び図12に示すように、スライドドア1の前端面に取付けられる、車内側壁11a,車外側壁11b及び連結壁11cからなる断面凹形状の取付基部11とそれに一体成形された中空部12を備え、中空部12には、スライドドア1とボディ側開口部(フロントドア(サイドドア)の場合もある)との間に人体の一部(指や手足)などの異物が挟まった場合にその挟み込みを検知して対応する電気信号を出力するセンサー(感圧センサー)Sが取付けられている(例えば、特許文献1参照)。
中空部12の外周面は、断面凹形状の外殻12aであり、その外殻12aの両端部12b,12cが取付基部11の左右に間をあけて連結されている。
なお、センサー付きプロテクター10の下部では、取付基部11の車内側壁11a側に断面C字形状のチャンネル部13が一体成形されていて、感圧センサーSに接続されるワイヤーハーネスWを保持している。また、取付基部11の内側には複数の保持リップ14,14が設けられ、また取付基部11には剛性をアップさせるために断面凹形状の芯材15が埋設されている。さらに取付基部11の車外側壁11bにはシールリップ16が設けられている。
中空部12が破れてしまうと雨水や洗車水などが浸入してセンサー機能が失われ、その結果、スライドドア1の開閉が誤動作するといった不具体が懸念される。
つまり、中空部12が車両の前後方向に撓みにくくなるので、センサー(感圧センサー)Sによる検知感度の精度が低下する場合があった。
そのため、押出断面製造上、中空上部導電部34の下端部の位置管理が困難でバラツキを生じるおそれが高い。また、押出成形断面のエッジ形状に対応した口金を製作することは困難である。
そのため、各種バラツキ(例えば、センサー付きプロテクター10の押出成形断面製造時の形状寸法バラツキ,車両の製造時の形状寸法バラツキ,センサー付きプロテクター10の車両組付け時の位置バラツキなど)も考慮すると、中空下部導電部35に中空上部導電部34が接触したときの両導電部34,35間に流れる電流の抵抗値が大きいまま、下がらず、結果として、ON抵抗を感知しない領域が発生する可能性がある。
前記中空部(52)は、前記取付基部(11)に対してその車内側端部(52b)及び車外側端部(52c)が互いに間をあけて連結され、
前記2つの導電部(54,55)は、前記取付基部(11)側に設けられた凸形状の中空下部導電部(55)と、前記中空部(52)の先端側に設けられた凹形状の中空上部導電部(54)からなり、前記空間部(53)を断面「凹」状とし、その「凹」状の開口部が前記取付基部(11)側を向くとともに前記空間部(53)の両端部(53a,53b)が前記中空部(52)の外殻(52a)内面にそれぞれ連設されるような形状でかつ配置され、
前記スライドドア(1)の閉時に前記スライドドア(1)と前記開口部との間に挟み込まれた異物により前記中空部(52)が押圧されて潰れると、それに対応した電気信号の変化によって前記異物の存在を検知するセンサー付きプロテクター(50)であって、
前記中空部(52)の外殻(52a)の車内側を、前記中空部(52)の先端(P)側から車内側端部(52b)まで途中最も車内側に位置する車内側湾曲頂部(52d)を通って、車内側に向けて膨出するように湾曲させるとともに、前記中空部(52)の先端(P)から、前記車内側湾曲頂部(52d)までの、高さ方向距離(L4)よりも、前記車内側湾曲頂部(52d)から、前記中空部(52)の車内側端部(52b)の最も車内側位置(Q)までの、高さ方向距離(L5)を短くし、
前記中空部(52)の外殻(52a)の車外側を、前記中空部(52)の先端(P)側から車外側端部(52c)まで途中最も車外側に位置する車外側湾曲頂部(52e)を通って、車外側に向けて膨出するように湾曲させるとともに、前記中空部(52)の先端(P)から、前記車外側湾曲頂部(52e)までの、高さ方向距離(L6)よりも、前記車外側湾曲頂部(52e)から、前記中空部(52)の車外側端部(52c)の最も車外側位置(R)までの、高さ方向距離(L7)を短くし、
前記中空下部導電部(55)の頂部(55a)よりも下側の位置まで前記中空上部導電部(54)を設けるとともに、
前記中空上部導電部(54)の下端部に、前記中空部(52)の外殻(52a)の内面側から前記中空下部導電部(55)方向に段状に突出した段部(D)を設け、
さらに、前記中空部(52)の外殻(52a)の肉厚(M1)を、先端(P)側から前記車内側湾曲頂部(52d)の手前までの部分、及び先端(P)部から前記車外側湾曲頂部(52e)の手前までの部分まで断面同一肉厚(M2,M3)にするとともに、
前記中空上部導電部(54)の肉厚(N1,N2,N3)を、前記中空下部導電部(55)の頂部(55a)よりも下側の位置に至るまで、前記中空部(52)の外殻(52a)の肉厚(M1,M2,M3)よりも厚くしたことを特徴とする。
なお、ここで、「電気信号の変化」には、2本の芯線が短絡することによる変化や、静電容量の変化が含まれる。
前記中空部(52)は、前記取付基部(11)に対してその車内側端部(52b)及び車外側端部(52c)が互いに間をあけて連結され、
前記2つの導電部(54,55)は、前記取付基部(11)側に設けられた凸形状の中空下部導電部(55)と、前記中空部(52)の先端側に設けられた凹形状の中空上部導電部(54)からなり、前記空間部(53)を断面「凹」状とし、その「凹」状の開口部が前記取付基部(11)側を向くとともに前記空間部(53)の両端部(53a,53b)が前記中空部(52)の外殻(52a)内面にそれぞれ連設されるような形状でかつ配置され、
前記スライドドア(1)の閉時に前記スライドドア(1)と前記開口部との間に挟み込まれた異物により前記中空部(52)が押圧されて潰れると、それに対応した電気信号の変化によって前記異物の存在を検知するセンサー付きプロテクター(50)であって、
前記中空部(52)の外殻(52a)の車内側を、前記中空部(52)の先端(P)側から車内側端部(52b)まで途中最も車内側に位置する車内側湾曲頂部(52d)を通って、車内側に向けて膨出するように湾曲させるとともに、前記中空部(52)の先端(P)から、前記車内側湾曲頂部(52d)までの、高さ方向距離(L4)よりも、前記車内側湾曲頂部(52d)から、前記中空部(52)の車内側端部(52b)の最も車内側位置(Q)までの、高さ方向距離(L5)を短くし、
前記中空部(52)の外殻(52a)の車外側を、前記中空部(52)の先端(P)側から車外側端部(52c)まで途中最も車外側に位置する車外側湾曲頂部(52e)を通って、車外側に向けて膨出するように湾曲させるとともに、前記中空部(52)の先端(P)から、前記車外側湾曲頂部(52e)までの、高さ方向距離(L6)よりも、前記車外側湾曲頂部(52e)から、前記中空部(52)の車外側端部(52c)の最も車外側位置(R)までの、高さ方向距離(L7)を短くし、
前記中空下部導電部(55)の頂部(55a)よりも下側の位置まで前記中空上部導電部(54)を設けるとともに、
前記中空上部導電部(54)の下端部に、前記中空部(52)の外殻(52a)の内面側から前記中空下部導電部(55)方向に段状に突出した段部(D)を設け、
さらに、前記中空部(52)の外殻(52a)の肉厚を、前記車内側湾曲頂部(52d)から前記取付基部(11)側にかけて、及び前記車外側湾曲頂部(52e)から前記取付基部(11)側にかけて徐々に増加させたことを特徴とする。
さらに中空部の先端から、車内側湾曲頂部までの、高さ方向距離よりも車内側湾曲頂部から、車内側端部の最も車内側位置までの、高さ方向距離を短くし、中空部の先端から、車外側湾曲頂部までの、高さ方向距離よりも車外側湾曲頂部から、車外側端部の最も車外側位置までの、高さ方向距離を短くしたため、車内側と車外側の両側において、中空部の先端から湾曲頂部までの中空部の壁長さに対して、湾曲部頂部から中空部付根までの壁長さが短くなり、結果として、中空部付根手前付近の中空部の剛性が高くなり、フランジに対して斜め方向から、突起物が当接した際に、中空部自体が傾き難く、接触検知感度の精度が低下する恐れは、ほとんどない。
これにより、従来より困難とされていた押出成形断面のエッジ形状に対応した口金を製作する必要がなくなった。
それに加え、斜め方向から(例えば車両前後方向に対して車内側又は車外側に70度傾いた方向)の突起物が侵入した場合、中空上部導電部の下端部の薄肉部が中空下部導電部に接触する撓み形態であると接触検知感度の精度が低下することが懸念されるが、段状に突出した段部を設けることで中空上部導電部の下端部が厚肉となり、接触検知感度の精度が保たれる。
よって、この部位に人の乗降車時にカギ等の突起物が強く当接することがあったとしてもその当接によって中空部が破損したり破れたりすることは防止される。したがって、中空部から水が浸入することでセンサー機能が失われ、スライドドアの開閉が誤動作するといった不具体が回避される。
本発明の実施形態に係るセンサー付きプロテクター50は、図9で示したようなスライドドア1によって車体の開口部を開閉する自動車におけるそのスライドドア1の前端面に車体前側に向けて突出するように取付けられ、スライドドア1とボディ側開口部(フロントドア(サイドドア)の場合もある)との間に人体の一部(指や手足)などの異物が挟まった場合にその挟み込みを検知して対応する電気信号を出力するセンサー(感圧センサー)Sが取付けられたものである。センサー付きプロテクター50は、図10で示した部分では、従来例で示したものと同一の構成であるが、図10のA-A線拡大断面としてセンサー(感圧センサー)Sが取付けられた部分を示した図1は、従来例で示した図11のものとは、中空部52の断面形状,空間部53,及び中空下部導電部55の断面形状が相違するものである。従来例と同一部分には同一符号を付した。
中空部52の連結壁11cに連結される両端部(車内側端部)52b,(車外側端部)52cが取付基部11に対して互いに間をあけて連結されている。
本実施形態では、中空部52の車内側端部52bが取付基部11の連結壁11cと車内側壁11aが連設された角部に連結され、中空部52の車外側端部52cが取付基部11の連結壁11cと車内側壁11bが連設された角部から車内側に少し間をあけた(寄った)位置、本実施形態では、断面形状において取付基部11を車内外に2等分する線より車外側に寄せた位置に連結されている。
「凹」状の空間部53の車内側端部53aは、後述する中空部52の車内側湾曲頂部52dの内面から車内側端部52bの内面にいたる間に連設され、空間部53の車外側端部53bは、後述する中空部52の車外側湾曲頂部52eの内面から車外側端部52cの内面にいたる間に連設されている。
なお、空間部53の車外側端部53bの一部は、取付基部11の連結壁11cにも直接連設されている(空間部53の車内側端部53a側は連結壁11cには直接連設されてはいない)。
車内側湾曲頂部52d及び車外側湾曲頂部52eは曲面状で、中空部52の先端Pから車内側湾曲頂部52d及び車外側湾曲頂部52eまでの曲面の長さは、車内側湾曲頂部52d及び車外側湾曲頂部52eから車内側端部52b及び車外側端部52cまでの曲面の長さよりも長くなるようにしている。
さらに具体的には、図2に示すように、L5はL4の0.7倍程度で、L7はL6の0.3倍程度の長さになるように短く設定している。
また、中空部52の外殻52aの肉厚を、車内側湾曲頂部52dから取付基部11側にかけて、及び車外側湾曲頂部52eから取付基部11側にかけて徐々に増加させている。
また、車内側湾曲頂部52dから車内側端部52bまでの肉厚については、同じ肉厚、すなわち車内側湾曲頂部52dから車内側端部52bまで一定の肉厚t1としている。同様に、車外側湾曲頂部52eから車外側端部52cまでの肉厚についても、ここでは同じ肉厚、すなわち車外側湾曲頂部52eから車外側端部52cまで一定の肉厚t2としている。
このとき、空間部53の車内側端部53a及び車外側端部53bは、曲面状で中空部52の外殻52aの内面にそれぞれ連設されている。
その理由は、仮に、中空上部導電部54の下端部の内面側が滑らかでなく、折れ点を設けて中空下部導電部55方向に突出した突出部にすると、局所的に突出した形状となり、センサー付きプロテクター50の中空部52が撓み変形した際に、局所的に突出した特異位置が積極域に中空下部導電部55に当たろうとするが、たわむ形態によって感度がばらつく可能性があるので、折れ点を設けた突出部より折れ点なく滑らかに連結された段部Dの方がより好ましい。
また、導電材54,55同士の接触面積Sが小さくなる可能性があり、抵抗値Rが大きくなる。その結果、良好な導電性の確保が困難となり、ON抵抗を感知しない事態が発生する場合もある。
なお、車内側端部52bの最も車内側位置と車外側端部52cの最も車外側位置との間隔L2は、空間部53の車内外方向の最大間隔L3よりも大きい。
本実施形態では、中空部52を材質硬度72度(従来品は通常、材質硬度67度前後)のものとして荷重が上がりすぎない範囲内で高くしたものを使用した。
これにより、従来より困難とされていた押出成形断面のエッジ形状に対応した口金を製作する必要がなくなった。
それに加え、斜め方向から(例えば車両前後方向に対して車内側又は車外側に70度傾いた方向)の突起物Zが侵入した場合、中空上部導電部54の下端部の薄肉部が中空下部導電部55に接触する撓み形態であると接触検知感度の精度が低下することが懸念されるが、段部Dを設けることで中空上部導電部54の下端部が厚肉となり、接触検知感度の精度が保たれる。
よって、この部位に人の乗降車時にカギ等の突起物が強く当接することがあったとしてもその当接によって中空部が破損したり破れたりすることは防止される。したがって、中空部から水が浸入することでセンサー機能が失われ、スライドドアの開閉が誤動作するといった不具体が回避される。
さらに本実施形態では、取付基部11をその内側に複数の保持リップ14,14が設けられ、断面凹形状の芯材15が埋設されているものとしたが、このタイプの取付基部11であっても保持リップ14が一つであってもよいし、芯材15が埋設されないものでもよい。
式、R=ρ×L/Sで求められる。ここで、ρは導電部54,55の体積抵抗率,Lは芯線31,32間の距離,Sは導電材同士の接触面積である。
なお、中空部52を押圧するときに使用される圧子100として、幅4mmのサイズのものを使用した。
R=ρ(=75Ω・mm)×L(=(1mm+0.4mm))/S(=0.3mm×4mm(圧子の幅))より、
=87.5Ωとなり、導電性においては特に問題はないレベルである。
R=ρ(=75Ω・mm)×L(=(2.6mm+0.9mm))/S(=0.6mm×4mm(圧子の幅))より、
=109.4Ωとなり、導電性においては特に問題はないレベルである。
その結果、抵抗値Rは、
R=ρ(=75Ω・mm+25Ω・mm)×L(=(2.6mm+0.9mm+1mm))/S(=0.2mm×4mm(圧子の幅))より、
=562Ωとなり、良好な導電性を確保することが困難になる。この数値については、562Ωから500Ω以下に下げる必要があるため機能上のロバスト性が下がる。
なお、図7に示すように、導電材同士の接触面積Sとしては接触幅が0.6mmとなるが、接触部導電材の厚みが0.2mmとなり、この値が抵抗値Rを下げるハードポイントとなるため、導電材同士の接触面積Sは、0.8=0.2mm×4mm(圧子の幅)となる。
ここで、段部Dを設けたことにより、中空上部導電部54の下端部内面は、中空部52の外殻52aの内面側から中空下部導電部55方向に段状に隆起した段部となっていて、中空上部導電部54の最下端部内面から段部に至るまでは折れ点なく滑らかに連結する形状で、かつ中空上部導電部54内面で段部よりも少し上方から段部に至るまでも折れ点なく滑らかに連結する形状となっているため、接触幅が0.6mmより小さくなる可能性は、極めて低い。
その結果、斜め70度加圧時の抵抗値Rは、
R=ρ(=75Ω・mm+25Ω・mm)×L(=(2.6mm+0.9mm+1mm))/S(=0.6mm×4mm(圧子の幅))より、
=187.5Ωとなり、
各種バラツキが発生したとしても良好な導電性を確保することができることが判明した。
なお、図7,図8において、導電材位置中央形状とはバラツキのない状態の形状を示し、導電材位置下限形状とは、バラツキにより接触面積Sが最も小さくなるときの形状を示し、導電材位置上限形状とは、バラツキにより接触面積Sが最も大きくなるときの形状を示している。
10 センサー付きプロテクター
11 取付基部
11a 車内側壁
11b 車外側壁
11c 連結壁
12 中空部
12a 外殻
12b 中空部の車内側端部
12c 中空部の車外側端部
13 チャンネル部
14 保持リップ
15 芯材
16 シールリップ
31,32 芯線
33 空間部
33a 空間部の車内側端部
33b 空間部の車外側端部
34 ゴム様弾性体(中空上部導電部)
35 ゴム様弾性体(中空下部導電部)
36 リード線
37 被覆部
50 センサー付きプロテクター
52 中空部
52a 外殻
52b 中空部の車内側端部
52c 中空部の車外側端部
52d 中空部の車内側湾曲頂部
52e 中空部の車外側湾曲頂部
53 空間部
53a 空間部の車内側端部
53b 空間部の車外側端部
54 中空上部導電部
54a 中空上部導電部の下部
55 中空下部導電部
55a 中空下部導電部の頂部
60 制御装置
100 圧子
D 段部
F フランジ
L1 車内側湾曲頂部と車外側湾曲頂部の間隔
L2 車内側端部の最も車内側位置と車外側端部の最も車外側位置との間隔
L3 空間部の車内外方向の最大間隔
L4 中空部の先端から、車内側湾曲頂部までの、高さ方向距離
L5 車内側湾曲頂部から、車内側端部の最も車内側位置までの、高さ方向距離
L6 中空部の先端から、車外側湾曲頂部までの、高さ方向距離
L7 車外側湾曲頂部から、車外側端部の最も車外側位置までの、高さ方向距離
P 中空部の先端
Q 車内側端部の最も車内側位置
R 車外側端部の最も車外側位置
S センサー(感圧センサー)
W ワイヤーハーネス
Z カギ等の突起物
Claims (2)
- 車体の前後方向に移動して開口部を開閉するスライドドアの前縁部に前方に向かって突出形成されたフランジに取付けられる車内側壁,車外側壁,及び両側壁を連結する連結壁からなる断面凹形状で上下方向に延びる取付基部と、その取付基部の連結壁に対して前方に延びるように一体化され、芯線がそれぞれ埋設された2つの導電部が空間部を介して設けられたチューブ状の中空部を備えるとともに、
前記中空部は、前記取付基部に対してその車内側端部及び車外側端部が互いに間をあけて連結され、
前記2つの導電部は、前記取付基部側に設けられた凸形状の中空下部導電部と、前記中空部の先端側に設けられた凹形状の中空上部導電部からなり、前記空間部を断面「凹」状とし、その「凹」状の開口部が前記取付基部側を向くとともに前記空間部の両端部が前記中空部の外殻内面にそれぞれ連設されるような形状でかつ配置され、
前記スライドドアの閉時に前記スライドドアと前記開口部との間に挟み込まれた異物により前記中空部が押圧されて潰れると、それに対応した電気信号の変化によって前記異物の存在を検知するセンサー付きプロテクターであって、
前記中空部の外殻の車内側を、前記中空部の先端側から車内側端部まで途中最も車内側に位置する車内側湾曲頂部を通って、車内側に向けて膨出するように湾曲させるとともに、前記中空部の先端から、前記車内側湾曲頂部までの、高さ方向距離よりも、前記車内側湾曲頂部から、前記中空部の車内側端部の最も車内側位置までの、高さ方向距離を短くし、
前記中空部の外殻の車外側を、前記中空部の先端側から車外側端部まで途中最も車外側に位置する車外側湾曲頂部を通って、車外側に向けて膨出するように湾曲させるとともに、前記中空部の先端から、前記車外側湾曲頂部までの、高さ方向距離よりも、前記車外側湾曲頂部から、前記中空部の車外側端部の最も車外側位置までの、高さ方向距離を短くし、
前記中空下部導電部の頂部よりも下側の位置まで前記中空上部導電部を設けるとともに、
前記中空上部導電部の下端部に、前記中空部の外殻の内面側から前記中空下部導電部方向に段状に突出した段部を設け、
さらに、前記中空部の外殻の肉厚を、先端側から前記車内側湾曲頂部の手前までの部分、及び先端部から前記車外側湾曲頂部の手前までの部分まで断面同一肉厚にするとともに、
前記中空上部導電部の肉厚を、前記中空下部導電部の頂部よりも下側の位置に至るまで、前記中空部の外殻の肉厚よりも厚くしたことを特徴とするセンサー付きプロテクター。 - 車体の前後方向に移動して開口部を開閉するスライドドアの前縁部に前方に向かって突出形成されたフランジに取付けられる車内側壁,車外側壁,及び両側壁を連結する連結壁からなる断面凹形状で上下方向に延びる取付基部と、その取付基部の連結壁に対して前方に延びるように一体化され、芯線がそれぞれ埋設された2つの導電部が空間部を介して設けられたチューブ状の中空部を備えるとともに、
前記中空部は、前記取付基部に対してその車内側端部及び車外側端部が互いに間をあけて連結され、
前記2つの導電部は、前記取付基部側に設けられた凸形状の中空下部導電部と、前記中空部の先端側に設けられた凹形状の中空上部導電部からなり、前記空間部を断面「凹」状とし、その「凹」状の開口部が前記取付基部側を向くとともに前記空間部の両端部が前記中空部の外殻内面にそれぞれ連設されるような形状でかつ配置され、
前記スライドドアの閉時に前記スライドドアと前記開口部との間に挟み込まれた異物により前記中空部が押圧されて潰れると、それに対応した電気信号の変化によって前記異物の存在を検知するセンサー付きプロテクターであって、
前記中空部の外殻の車内側を、前記中空部の先端側から車内側端部まで途中最も車内側に位置する車内側湾曲頂部を通って、車内側に向けて膨出するように湾曲させるとともに、前記中空部の先端から、前記車内側湾曲頂部までの、高さ方向距離よりも、前記車内側湾曲頂部から、前記中空部の車内側端部の最も車内側位置までの、高さ方向距離を短くし、
前記中空部の外殻の車外側を、前記中空部の先端側から車外側端部まで途中最も車外側に位置する車外側湾曲頂部を通って、車外側に向けて膨出するように湾曲させるとともに、前記中空部の先端から、前記車外側湾曲頂部までの、高さ方向距離よりも、前記車外側湾曲頂部から、前記中空部の車外側端部の最も車外側位置までの、高さ方向距離を短くし、
前記中空下部導電部の頂部よりも下側の位置まで前記中空上部導電部を設けるとともに、
前記中空上部導電部の下端部に、前記中空部の外殻の内面側から前記中空下部導電部方向に段状に突出した段部を設け、
さらに、前記中空部の外殻の肉厚を、前記車内側湾曲頂部から前記取付基部側にかけて、及び前記車外側湾曲頂部から前記取付基部側にかけて徐々に増加させたことを特徴とするセンサー付きプロテクター。
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