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JP7655804B2 - 制御装置 - Google Patents
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本実施形態は、電動遮蔽装置における遮蔽材の昇降制御に関する。
従来、上下方向に連ねた上部遮蔽材及び下部遮蔽材を同方向に昇降可能な電動遮蔽装置が知られている(特許文献1参照)。この電動遮蔽装置は、上部遮蔽材の上昇動作下で更なる上昇信号を受信すると下部遮蔽材も上昇動作を開始する。更に、電動遮蔽装置は、上部遮蔽材が上限位置に到達すると上部遮蔽材の上昇動作を停止し、下部遮蔽材が上部遮蔽材と所定範囲内で同位置となると下部遮蔽材の上昇動作を停止する。しかしながら、この電動遮蔽装置によれば、上部遮蔽材と下部遮蔽材との昇降動作が常時等速でなされるため、多くの場合、上部遮蔽材と下部遮蔽材とが停止位置に到達するタイミングが異なる。
特開2020-033802号公報
昇降する上部遮蔽材と下部遮蔽材とが停止位置に到達するタイミングを略一致させることができる技術を提供する。
上述した課題を解決するため、本発明の一態様は、上下に連なって設けられた2つの遮蔽材のうち下方側の遮蔽材の下方に設けられた第1移動部材と、前記2つの遮蔽材のうち上方側の遮蔽材と前記下方側の遮蔽材との間に設けられた第2移動部材とがモータの駆動力によりそれぞれ独立して昇降可能な電動遮蔽装置を制御する制御装置であって、前記第1移動部材の現在位置から該第1移動部材の到達位置までの距離である第1移動距離と、前記第2移動部材の現在位置から該第2移動部材の到達位置までの距離である第2移動距離とに基づいて、前記第1移動部材と前記第2移動部材とが略同時に到達位置に到達するように前記第1移動部材と前記第2移動部材とのうち少なくとも一方の移動部材の昇降速度を調整速度として算出する速度算出部と、前記算出された調整速度により前記少なくとも一方の移動部材を昇降させる昇降制御部とを備える。
本発明によれば、昇降する上部遮蔽材と下部遮蔽材とが停止位置に到達するタイミングを略一致させることができる。
実施形態に係る電動遮蔽装置の構成を示す正面図である。 実施形態に係る電動遮蔽装置の構成を示す概略平面透視図である。 第1の操作装置の構成を示す概略図である。 第2の操作装置の構成を示す概略図である。 制御装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 制御装置の機能構成を示すブロック図である。 制御装置の動作を示すフローチャートである。 ボトムレール制御処理の動作を示すフローチャートである。 中間バー制御処理の動作を示すフローチャートである。 一括制御処理の動作を示すフローチャートである。 速度調整処理の動作を示すフローチャートである。 ボトムレールを増速させる場合、または中間バーを減速させる場合の上昇速度の算出についての説明図である。 ボトムレールを増速させる場合、または中間バーを減速させる場合の下降速度の算出についての説明図である。 中間バーを増速させる場合、またはボトムレールを減速させる場合の上昇速度の算出についての説明図である。 中間バーを増速させる場合、またはボトムレールを減速させる場合の下降速度の算出についての説明図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照しつつ説明する。本実施形態においては、遮蔽材として、昇降可能な2種のスクリーンを備えるプリーツスクリーンに本発明を適用した電動遮蔽装置を例にとり説明を行う。なお、本実施形態においては、電動遮蔽装置が設けられた際の室内側の面を正面、室外側の面を背面、正面と背面とからなる方向を前後方向、電動遮蔽装置の長手方向を左右方向と称して以後説明を行う。また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(全体構成) 本実施形態に係る電動遮蔽装置の全体構成について説明する。図1、図2は、それぞれ、本実施形態に係る電動遮蔽装置の構成を示す正面図、概略平面透視図である。なお、図1においてはボトムレールが下端位置まで下降された状態にある電動遮蔽装置が示されており、そのヘッドボックスのみ内部が示されている。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る電動遮蔽装置1は、ヘッドボックス2と、第1移動部材としてのボトムレール31と、紐状またはテープ状に形成された2本の昇降コード32と、下方側の遮蔽材としてのスクリーン33と、第2移動部材としての中間バー41と、紐状またはテープ状に形成された2本の調光コード42と、上方側の遮蔽材としてのスクリーン43とを備える。
ヘッドボックス2は、内部に収容空間を画成する略直方体状に形成され、複数のブラケット21を介して不図示の窓枠等に固定される。ヘッドボックス2内には、第1駆動軸201Aと、2つの第1巻取ドラム202Aと、第1モータ203Aと、第2駆動軸201Bと、2つの第2巻取ドラム202Bと、第2モータ203Bと、電源部204と、制御装置3とが収容される。
第1駆動軸201A、2つの第1巻取ドラム202A、第1モータ203Aは、ボトムレール31を昇降する第1駆動系を構成する。また、第2駆動軸201B、2つの第2巻取ドラム202B、第2モータ203Bは、中間バー41を昇降する第2駆動系を構成する。本実施形態において、第1駆動系は後方側に配され、第2駆動系は前方側に配され、第1駆動系と第2駆動系とが前後方向に互いに位置を異ならせて並設される。なお、ここでは第1巻取ドラム202A及び第2巻取ドラム202Bの数を各々2つとしたが、3つ以上設けられていてもよい。
第1駆動軸201A、第2駆動軸201Bは、それぞれ、左右方向に延在する角柱状の部材であり、ヘッドボックス2内において軸心方向を左右方向に向けて、第1モータ203A、第2モータ203Bにより回転可能に軸支される。2つの第1巻取ドラム202Aは、それぞれ、第1駆動軸201Aと一体回転するように第1駆動軸201Aに貫通され、2つの昇降コード32のうち対応する昇降コード32の一端が巻取及び巻解き可能に連結される。2つの第2巻取ドラム202Bは、それぞれ、第2駆動軸201Bと一体回転するように第2駆動軸201Bに貫通され、2つの調光コード42のうち対応する調光コード42の一端が巻取及び巻解き可能に連結される。
ボトムレール31は、2本の昇降コード32の他端が接続され、電動遮蔽装置1において最下端に位置するようにヘッドボックス2から吊り下げ支持されており、左右方向に長尺に形成された部材である。中間バー41は、2本の調光コード42の他端が接続され、上下方向においてヘッドボックス2とボトムレール31との間に位置するようにヘッドボックス2から吊り下げ支持されており、左右方向に長尺に形成された部材である。
スクリーン33は、上端が中間バー41の下面に連結されるとともに下端がボトムレール31の上面に連結され、上下方向に折りたたみ可能なプリーツ状に形成され、2本の昇降コード32が部分的に上下方向に挿通される遮蔽部材である。スクリーン43は、上端がヘッドボックス2の下面に連結されるとともに下端が中間バー41の上面に連結され、上下方向に折りたたみ可能なプリーツ状に形成され、2本の調光コード42が部分的に上下方向に挿通される遮蔽部材である。
第1モータ203Aは、第1駆動軸201Aを回転駆動することによって、ボトムレール31を昇降駆動する。第2モータ203Bは、第2駆動軸201Bを回転駆動することによって、中間バー41を昇降駆動する。第1モータ203A、第2モータ203Bのそれぞれには、回転量、回転方向、回転速度を検出可能なエンコーダが設けられる。電源部204は、ヘッドボックス2外部に導出されるコンセントプラグ205を介して得られた電力を第1モータ203A、第2モータ203B、制御装置3に供給する。制御装置3は、後に詳述するように、第1モータ203A及び第2モータ203Bの回転方向、回転速度を制御することにより、ボトムレール31、中間バー41の昇降制御を行う。
(操作装置の構成)
操作装置の構成について説明する。図3、図4は、それぞれ、第1、第2の操作装置の構成を示す概略図である。
図3に示すように、第1の操作装置4Aは、電動遮蔽装置1、具体的には制御装置3と通信可能に有線接続または無線接続され、制御装置3に対して、ボトムレール31、中間バー41のそれぞれの昇降制御に関する動作の指示を示す制御信号を送信する。第1の操作装置4Aは、ボトムレール上昇スイッチ401、ボトムレール下降スイッチ402、全停止スイッチ403、中間バー上昇スイッチ411、中間バー下降スイッチ412を備える。
ボトムレール上昇スイッチ401が押下された場合、ボトムレール31を上昇させる上昇信号が送信される。ボトムレール下降スイッチ402が押下された場合、ボトムレール31を下降させる下降信号が送信される。全停止スイッチ403が押下された場合、ボトムレール31及び中間バー41の昇降を停止させる全停止信号が送信される。中間バー上昇スイッチ411が押下された場合、中間バー41を上昇させる上昇信号が送信される。中間バー下降スイッチ412が押下された場合、中間バー41を下降させる下降信号が送信される。
また、ボトムレール上昇スイッチ401、中間バー上昇スイッチ411のいずれかが長押しされた場合、ボトムレール31及び中間バー41を上昇させる上昇信号が送信される。この上昇信号は、ボトムレール上昇スイッチ401と中間バー上昇スイッチ411とが同時に押下された場合に送信されても良く、別途設けられた専用のスイッチが押下された場合に送信されても良い。なお、ここでは上述したスイッチ操作によりボトムレール31及び中間バー41を上昇させる上昇信号が送信されるものとしたが、必ずしもこのような例に限る必要はない。例えば制御装置3に接続されたコントロールユニット(不図示)が、上述したスイッチ操作を検知した場合に、ボトムレール31及び中間バー41を上昇させると判定するようにしてもよい。
また、ボトムレール下降スイッチ402、中間バー下降スイッチ412のいずれかが長押しされた場合、ボトムレール31及び中間バー41を下降させる下降信号が送信される。この下降信号は、ボトムレール下降スイッチ402と中間バー下降スイッチ412とが同時に押下された場合に送信されても良く、別途設けられた専用のスイッチが押下された場合に送信されても良い。なお、ここでは上述したスイッチ操作によりボトムレール31及び中間バー41を下降させる下降信号が送信されるものとしたが、必ずしもこのような例に限る必要はない。例えば制御装置3に接続されたコントロールユニット(不図示)が、上述したスイッチ操作を検知した場合に、ボトムレール31及び中間バー41を下降させると判定するようにしてもよい。
図4に示すように、第2の操作装置4Bは、少なくとも1つ以上の電動遮蔽装置1に備えられる制御装置3と通信可能に有線接続または無線接続され、更に選択スイッチ群50を備える点が第1の操作装置4Aとは異なる。この選択スイッチ群50は、制御信号の送信手段として、特定の電動遮蔽装置1を個別に指定する8つのスイッチと、第2の操作装置4Bに接続された全ての電動遮蔽装置1を指定する1つのスイッチとを有する。
なお、第1の操作装置4A、第2の操作装置4Bにより送信される上述の制御信号は、少なくとも1つ以上の電動遮蔽装置1と通信可能に接続された中央制御装置により送信されても良い。また、以降の説明において、第1の操作装置4Aと第2の操作装置4Bとを区別せず、これらを操作装置4と総称する。なお、上述した各種の制御信号は、接点信号であってもよいし、コマンドであってもよい。
(制御装置の構成)
制御装置のハードウェア構成及び機能構成について説明する。図5、図6は、それぞれ、制御装置のハードウェア構成、機能構成を示すブロック図である。
図5に示すように、制御装置3は、CPU(Central Processing Unit)311と、メモリ312と、入出力IF(Interface)313とをハードウェアとして備える。CPU311及びメモリ312は協働して各種機能を実行する。入出力IF313は、制御装置3と通信可能に接続される第1モータ203A、第2モータ203B、操作装置4とのデータの入出力を行う。
図6に示すように、制御装置3は、信号受信部301と、状態判定部303と、距離判定部304と、速度算出部305と、昇降制御部306と、モード設定部307とを機能として備える。
信号受信部301は、操作装置4により送信された制御信号を受信する。状態判定部303は、信号受信部301により受信された制御信号の制御対象と種別とを判定することにより、ボトムレール31、中間バー41の駆動状態について判定する。制御対象としては、ボトムレール31、中間バー41、または、ボトムレール31及び中間バー41が挙げられる。種別としては、上昇信号、下降信号、全停止信号が挙げられる。なお、以降の説明においては、簡単のため、全停止信号については考慮しないものとする。
距離判定部304は、ボトムレール31の現在位置と停止位置との離間距離と中間バー41の現在位置と停止位置との離間距離とに基づく比較判定を行う。速度算出部305は、距離判定部304による判定結果に基づいて、ボトムレール31または中間バー41について、停止位置に到達するタイミングが互いに略一致するように、設定速度に対して増速または減速させた昇降速度である調整速度を算出する。ここで設定速度は予め設定された昇降速度である。
昇降制御部306は、ボトムレール31及び中間バー41を設定速度または調整速度により昇降駆動するように第1モータ203Aまたは第2モータ203Bを駆動させる。モード設定部307は、ユーザまたは製造者の選択に基づいて、電動遮蔽装置1を増速モードまたは減速モードのいずれかに設定する。増速モードにおいては、調整速度は増速された昇降速度として算出され、減速モードにおいては、調整速度は減速された昇降速度として算出される。
(制御装置の動作)
制御装置の動作について説明する。図7は、制御装置の動作を示すフローチャートである。
図7に示すように、まず、状態判定部303は、信号受信部301により制御信号が受信されたか否かを判定する(S101)。
制御信号が受信された場合(S101,YES)、状態判定部303は、受信された制御信号による制御対象がボトムレール31及び中間バー41であるか否かを判定する(S102)。
制御対象がボトムレール31及び中間バー41ではない場合(S102,NO)、状態判定部303は、制御信号による制御対象がボトムレール31のみであるか否かを判定する(S103)。
制御対象がボトムレール31のみである場合(S103,YES)、後述するボトムレール制御処理が実行され(S104)、再度、状態判定部303は、信号受信部301により制御信号が受信されたか否かを判定する(S101)。
一方、制御対象がボトムレール31のみではない場合、即ち、制御対象が中間バー41のみである場合(S103,NO)、後述する中間バー制御処理が実行され(S105)、再度、状態判定部303は、信号受信部301により制御信号が受信されたか否かを判定する(S101)。
また、ステップS102において、制御対象がボトムレール31及び中間バー41である場合(S102,YES)、後述する一括制御処理が実行され(S106)、再度、状態判定部303は、信号受信部301により制御信号が受信されたか否かを判定する(S101)。
また、ステップS101において、制御信号が受信されない場合(S101,NO)、再度、状態判定部303は、信号受信部301により制御信号が受信されたか否かを判定する(S101)。
(ボトムレール制御処理)
ボトムレール制御処理について説明する。図8は、ボトムレール制御処理の動作を示すフローチャートである。
図8に示すように、まず、状態判定部303は、受信された制御信号の種類が上昇信号であるか否かを判定する(S201)。
制御信号の種類が上昇信号である場合(S201,YES)、状態判定部303は、ボトムレール31が上昇駆動可能であるか否かを判定する(S202)。具体的には、状態判定部303は、ボトムレール31が第1上限位置より下方に位置し、且つ中間バー41の位置に対して所定距離以上下方に位置する場合にボトムレール31が上昇駆動可能であると判定する。ここで、第1上限位置は、ボトムレール31の昇降範囲における上端に位置し、電動遮蔽装置1の稼働に先立って予め設定されてもよいし、使用開始後に適宜設定されてもよい。また、ここでいう所定距離とは、スクリーン33が最も畳み込まれた場合の畳み代に相当し、中間バー41とボトムレール31とが最も接近した場合における距離であるものとする。
ボトムレール31が上昇駆動可能である場合(S202,YES)、状態判定部303は、中間バー41が上昇駆動されているか否かを判定する(S203)。
中間バー41が上昇駆動されている場合(S203,YES)、後述する速度調整処理が実行され(S204)、昇降制御部306は、速度調整処理による処理結果に基づいて、第1上限位置に到達させるボトムレール31の上昇駆動を開始し(S205)、ボトムレール制御処理が終了される。
一方、中間バー41が上昇駆動されていない場合(S203,NO)、昇降制御部306は、設定速度により中間バー41と近接させるボトムレール31の上昇駆動を開始し(S206)、ボトムレール制御処理が終了される。
また、ステップS202において、ボトムレール31が上昇駆動可能ではない場合(S202,NO)、ボトムレール制御処理が終了される。
また、ステップS201において、制御信号が上昇信号ではない場合、即ち、制御信号が下降信号である場合(S201,NO)、状態判定部303は、ボトムレール31が下降駆動可能であるか否かを判定する(S210)。具体的には、状態判定部303は、ボトムレール31が第1下限位置より上方に位置する場合に下降駆動可能であると判定する。ここで、第1下限位置は、ボトムレール31の昇降範囲における下端に位置し、電動遮蔽装置1の稼働に先立って予め設定されてもよいし、使用開始後に適宜設定されてもよい。
ボトムレール31が下降駆動可能である場合(S210,YES)、状態判定部303は、中間バー41が下降駆動されているか否かを判定する(S211)。
中間バー41が下降駆動されている場合(S211,YES)、後述する速度調整処理が実行され(S212)、昇降制御部306は、速度調整処理による処理結果に基づいて、第1下限位置に到達させるボトムレール31の下降駆動を開始し(S213)、ボトムレール制御処理が終了される。
一方、中間バー41が下降駆動されていない場合(S211,NO)、昇降制御部306は、設定速度により第1下限位置に到達させるボトムレール31の下降駆動を開始し(S214)、ボトムレール制御処理が終了される。
また、ステップS210において、ボトムレール31が下降駆動可能ではない場合(S210,NO)、ボトムレール制御処理が終了される。
(中間バー制御処理)
中間バー制御処理について説明する。図9は、中間バー制御処理の動作を示すフローチャートである。
図9に示すように、まず、状態判定部303は、受信された制御信号の種類が上昇信号であるか否かを判定する(S301)。
制御信号の種類が上昇信号である場合(S301,YES)、状態判定部303は、中間バー41が上昇駆動可能であるか否かを判定する(S302)。具体的には、状態判定部303は、中間バー41が第2上限位置より下方に位置する場合に上昇駆動可能であると判定する。ここで、第2上限位置は、中間バー41の昇降範囲における上端に位置し、電動遮蔽装置1の稼働に先立って予め設定されてもよいし、使用開始後に適宜設定されてもよい。
中間バー41が上昇駆動可能である場合(S302,YES)、状態判定部303は、ボトムレール31が上昇駆動されているか否かを判定する(S303)。
ボトムレール31が上昇駆動されている場合(S303,YES)、後述する速度調整処理が実行され(S304)、昇降制御部306は、速度調整処理による処理結果に基づいて、第2上限位置に到達させる中間バー41の上昇駆動を開始し(S305)、中間バー制御処理が終了される。
一方、ボトムレール31が上昇駆動されていない場合(S303,NO)、昇降制御部306は、設定速度により第2上限位置に到達させる中間バー41の上昇駆動を開始し(S306)、中間バー制御処理が終了される。
また、ステップS302において、中間バー41が上昇駆動可能ではない場合(S302,NO)、中間バー制御処理が終了される。
また、ステップS301において、制御信号が上昇信号ではない場合、即ち、制御信号が下降信号である場合(S301,NO)、状態判定部303は、中間バー41が下降駆動可能であるか否かを判定する(S310)。具体的には、状態判定部303は、中間バー41が第2下限位置より上方に位置し、且つボトムレール31に対して所定距離以上上方に位置する場合に下降駆動可能であると判定する。ここで、第2下限位置は、中間バー41の昇降範囲における下端に位置し、電動遮蔽装置1の稼働に先立って予め設定されてもよいし、使用開始後に適宜設定されてもよい。また、所定距離とは、スクリーン33が最も畳み込まれた場合の畳み代に相当し、中間バー41とボトムレール31とが最も接近した場合における距離であるものとする。
中間バー41が下降駆動可能である場合(S310,YES)、状態判定部303は、ボトムレール31が下降駆動されているか否かを判定する(S311)。
ボトムレール31が下降駆動されている場合(S311,YES)、後述する速度調整処理が実行され(S312)、昇降制御部306は、速度調整処理による処理結果に基づいて、第2下限位置に到達させる中間バー41の下降駆動を開始し(S313)、中間バー制御処理が終了される。
一方、ボトムレール31が下降駆動されていない場合(S311,NO)、昇降制御部306は、設定速度により第2下限位置に到達させる中間バー41の下降駆動を開始し(S314)、中間バー制御処理が終了される。
また、ステップS310において、中間バー41が下降駆動可能ではない場合(S310,NO)、中間バー制御処理が終了される。
(一括制御処理)
一括制御処理について説明する。図10は、一括制御処理の動作を示すフローチャートである。
図10に示すように、まず、状態判定部303は、受信された制御信号の種類が上昇信号であるか否かを判定する(S401)。
制御信号の種類が上昇信号である場合(S401,YES)、状態判定部303は、ボトムレール31及び中間バー41が上昇駆動可能であるか否かを判定する(S402)。具体的には、状態判定部303は、ボトムレール31が第1上限位置より下方に位置し、且つ中間バー41が第2上限位置より下方に位置する場合にボトムレール31及び中間バー41が上昇駆動可能であると判定する。
ボトムレール31及び中間バー41が上昇駆動可能である場合(S402,YES)、
後述する速度調整処理が実行され(S404)、昇降制御部306は、速度調整処理による処理結果に基づいて、第1上限位置に到達させるボトムレール31の上昇駆動と、第2上限位置に到達させる中間バー41の上昇駆動とを開始し(S405)、一括制御処理が終了される。
一方、ボトムレール31及び中間バー41が上昇駆動可能ではない場合(S402,NO)、一括制御処理が終了される。
また、ステップS401において、制御信号が上昇信号ではない場合、即ち、制御信号が下降信号である場合(S401,NO)、状態判定部303は、ボトムレール31及び中間バー41が下降駆動可能であるか否かを判定する(S410)。具体的には、状態判定部303は、ボトムレール31が第1下限位置より上方にあり、且つ中間バー41が第2下限位置より上方にある場合に下降駆動可能であると判定する。
ボトムレール31及び中間バー41が下降駆動可能である場合(S410,YES)、後述する速度調整処理が実行され(S412)、昇降制御部306は、速度調整処理による処理結果に基づいて、第1下限位置に到達させるボトムレール31の下降駆動と、第2下限位置に到達させる中間バー41の下降駆動とを開始し(S413)、一括制御処理が終了される。
一方、ステップS410において、ボトムレール31及び中間バー41が下降駆動可能ではない場合(S410,NO)、一括制御処理が終了される。
(速度調整処理)
速度調整処理について説明する。図11は、速度調整処理の動作を示すフローチャートである。図12、図13は、それぞれ、ボトムレールを増速させる場合、または中間バーを減速させる場合の上昇速度、下降速度の算出についての説明図である。図14、図15は、中間バーを増速させる場合、またはボトムレールを減速させる場合の上昇速度、下降速度の算出についての説明図である。
図11に示すように、まず、状態判定部303は、ボトムレール31と中間バー41とが近接しているか否かを判定する(S501)。ここで、ボトムレール31と中間バー41とが近接している、とは、ボトムレール31と中間バー41との離間距離が所定の距離範囲内にある状態を示す。
ボトムレール31と中間バー41とが近接している場合(S501,YES)、状態判定部303は、ボトムレール31及び中間バー41が上昇駆動対象であるかを判定する(S502)。ここで、上昇駆動対象とは、上昇信号による制御対象であること示す。同様に、下降駆動対象とは、下降信号による制御対象であることを示す。
一方、ボトムレール31と中間バー41とが近接していない場合(S501,NO)、距離判定部304は、第1移動距離ML1と第2移動距離ML2とが等しいか否かを判定する(S505)。そして、第1移動距離ML1と第2移動距離ML2とが等しい場合(S505,YES)、状態判定部303は、ボトムレール31及び中間バー41が上昇駆動対象であるかを判定する(S502)。
ここで、第1移動距離と第2移動距離とについて説明する。図12~図15に示すように、第1移動距離ML1は、ボトムレール31の現在位置CP1から上昇駆動または下降駆動による到達位置としての第1上限位置UL1または第1下限位置LL1までの距離である。第2移動距離ML2は、中間バー41の現在位置CP2から上昇駆動または下降駆動による到達位置としての第2上限位置UL2または第2下限位置LL2までの距離である。
第1上限位置UL1、第1下限位置LL1、第2上限位置UL2、第2下限位置LL2は、いずれもユーザが他の位置に変更することができる。第1上限位置UL1は、変更前の第1上限位置UL1と変更前の第1下限位置LL1との間の任意の位置に変更することができる。図14には、一例としてユーザにより変更された第1上限位置MUL1が示されている。また、第1下限位置LL1は、変更前の第2下限位置LL2と変更前の第1下限位置LL1との間の任意の位置に変更することができる。即ち、ユーザは、ボトムレール31が昇降可能な最大の範囲内において、第1上限位置UL1および第1下限位置LL1を任意の位置に変更することができる。
また、第2上限位置UL2は、変更前の第2上限位置UL2と変更前の第2下限位置LL2との間の任意の位置に変更することができる。また、第2下限位置LL2は、変更前の第2上限位置UL2と変更前の第2下限位置LL2との間の任意の位置に変更することができる。図13には、一例としてユーザにより変更された第2下限位置MLL2が示されている。即ち、ユーザは、中間バー41が昇降可能な最大の範囲内において、第2上限位置UL2および第2下限位置LL2を任意の位置に変更することができる。
ボトムレール31及び中間バー41が上昇駆動対象である場合(S502,YES)、昇降制御部306は、中間バー41のみを所定距離だけ上昇駆動させる(S503)。一方、ボトムレール31及び中間バー41が上昇駆動対象ではない場合、即ち、ボトムレール31及び中間バー41が下降駆動対象である場合(S502,NO)、昇降制御部306は、ボトムレール31のみを所定距離だけ下降駆動させる(S504)。これにより、ボトムレール31と中間バー41との間に所定の距離が確保される。
このように、ボトムレール31と中間バー41とが近接している状態または第1移動距離ML1と第2移動距離ML2とが等しい状態において、上昇駆動がなされる場合には中間バー41のみを上昇駆動させ、下降駆動がなされる場合にはボトムレール31のみを下降駆動させることによって、ボトムレール31と中間バー41の上昇駆動または下降駆動に先立って、ボトムレール31と中間バー41とを互いに離間させることができる。これによって、駆動速度の調整によって昇降駆動中にボトムレール31と中間バー41とが一定距離以下に近接するような事態を防止することができる。
図11に示すように、ステップS503、ステップS504の実行後、またはステップS505において、第1移動距離ML1と第2移動距離ML2とが等しくない場合(S505,NO)、距離判定部304は、第1移動距離ML1が第2移動距離ML2より大きいか否かを判定する(S512)。
第1移動距離ML1が第2移動距離ML2より大きい場合(S512,YES)、速度算出部305は、モード設定部307により電動遮蔽装置1が減速モードに設定されているか否かを判定する(S513)。
減速モードに設定されている場合(S513,YES)、速度算出部305は、第1移動距離ML1と第2移動距離ML2とに基づいて、中間バー41の昇降速度を減速させる調整速度を算出し(S514)、速度調整処理が終了される。一方、減速モードに設定されていない場合、即ち、増速モードに設定されている場合(S513,NO)、速度算出部305は、第1移動距離ML1と第2移動距離ML2とに基づいて、ボトムレール31の昇降速度を増速させる調整速度を算出し(S515)、速度調整処理が終了される。
ここで、中間バー41を減速させる場合、またはボトムレール31を増速させる場合における具体的な調整速度の算出について、図12、図13を参照して説明する。図12には、ボトムレール31及び中間バー41の上昇駆動において、上昇駆動開始時点の第1移動距離ML1が第2移動距離ML2よりも大きい状態、即ち、ボトムレール31が中間バー41よりも到達位置から遠い位置にある状態が示される。この際、速度算出部305は、ボトムレール31と中間バー41とが同時に到達位置(第1上限位置UL1、第2上限位置UL2)に達するように、減速された中間バー41の上昇速度を算出するか、または、増速されたボトムレール31の上昇速度を算出する。具体的には、減速された中間バー41の上昇速度は、第2移動距離ML2を第1移動距離ML1により除した値を予め設定された上昇速度に乗じることによって算出される。また、増速されたボトムレール31の上昇速度は、第1移動距離ML1を第2移動距離ML2により除した値を予め設定された上昇速度に乗じることによって算出される。
図13には、ボトムレール31及び中間バー41の下降駆動において、下降駆動開始時点の第1移動距離ML1が第2移動距離ML2よりも大きい状態、即ち、ボトムレール31が中間バー41よりも到達位置から遠い位置にある状態が示される。この際、速度算出部305は、ボトムレール31と中間バー41とが同時に到達位置(第1下限位置LL1、変更された第2下限位置MLL2)に達するように、増速されたボトムレール31の下降速度を算出するか、または、減速された中間バー41の下降速度を算出する。具体的には、増速されたボトムレール31の下降速度は、第1移動距離ML1を第2移動距離ML2により除した値を予め設定された下降速度に乗じることによって算出される。また、減速された中間バー41の下降速度は、第2移動距離ML2を第1移動距離ML1により除した値を予め設定された下降速度に乗じることによって算出される。
図11に示すように、ステップS512において、第1移動距離ML1が第2移動距離ML2より大きくない場合、即ち、第1移動距離ML1が第2移動距離ML2より小さい場合(S512,NO)、速度算出部305は、モード設定部307により電動遮蔽装置1が減速モードに設定されているか否かを判定する(S523)。
減速モードに設定されている場合(S523,YES)、速度算出部305は、第1移動距離ML1と第2移動距離ML2とに基づいて、ボトムレール31の昇降速度を減速させる調整速度を算出し(S524)、速度調整処理が終了される。一方、減速モードに設定されていない場合、即ち、増速モードに設定されている場合(S523,NO)、速度算出部305は、第1移動距離ML1と第2移動距離ML2とに基づいて、中間バー41の昇降速度を増速させる調整速度を算出し(S525)、速度調整処理が終了される。
ここで、ボトムレール31を減速させる場合、または中間バー41を増速させる場合における具体的な調整速度の算出について、図14、図15を参照して説明する。図14には、ボトムレール31及び中間バー41の上昇駆動において、上昇駆動開始時点の第1移動距離ML1が第2移動距離ML2よりも小さい状態、即ち、中間バー41がボトムレール31よりも到達位置から遠い位置にある状態が示される。この際、速度算出部305は、ボトムレール31と中間バー41とが同時に到達位置(変更された第1上限位置MUL1、第2上限位置UL2)に達するように、減速されたボトムレール31の上昇速度を算出するか、または、増速された中間バー41の上昇速度を算出する。具体的には、減速されたボトムレール31の上昇速度は、第1移動距離ML1を第2移動距離ML2により除した値を予め設定された上昇速度に乗じることによって算出される。また、増速された中間バー41の上昇速度は、第2移動距離ML2を第1移動距離ML1により除した値を予め設定された上昇速度に乗じることによって算出される。
図15には、ボトムレール31及び中間バー41の下降駆動において、下降駆動開始時点の第1移動距離ML1が第2移動距離ML2よりも小さい状態、即ち、中間バー41がボトムレール31よりも到達位置から遠い位置にある状態が示される。この際、速度算出部305は、ボトムレール31と中間バー41とが同時に到達位置(第1下限位置LL1、第2下限位置LL2)に達するように、減速されたボトムレール31の下降速度を算出するか、または、増速された中間バー41の下降速度を算出する。具体的には、減速されたボトムレール31の下降速度は、第1移動距離ML1を第2移動距離ML2により除した値を予め設定された下降速度に乗じることによって算出される。また、増速された中間バー41の下降速度は、第2移動距離ML2を第1移動距離ML1により除した値を予め設定された下降速度に乗じることによって算出される。
以上に説明したように、本実施形態に係る電動遮蔽装置1によれば、昇降駆動されるボトムレール31、中間バー41のうち、到達位置により近い位置にある一方を減速させるか、到達位置からより遠い位置にある他方を増速させることにより、ボトムレール31と中間バー41とを互いが略同時に到達位置に達するように移動させることができる。また、ボトムレール31、中間バー41のうち一方を減速させることによって、電動遮蔽装置1の昇降制御に掛かる時間を増大させることなく、消費電力を低減させることができるとともに昇降制御に伴う動作音の静音化を実現することができる。また、ボトムレール31、中間バー41のうち他方を増速させることによって、電動遮蔽装置1の昇降制御に掛かる時間を短縮させることができる。
なお、本実施形態において、2種のスクリーンを備えるプリーツスクリーンを電動遮蔽装置1としたが、上下方向に連なる2つの遮蔽材を備え、これらを電動で昇降可能なものであれば良い。このような電動遮蔽装置1としては、それぞれが複数のスラットを含み、上下方向に連なる2つのスラット群を備えるブラインドが挙げられる。
また、本実施形態では、ボトムレール31と中間バー41とのうち何れか一方の昇降速度を調整するようにしたが、ボトムレール31と中間バー41とが到達位置に略同時に達するのであれば両者の昇降速度を同時に調整するようにしてもよい。即ち、ボトムレール31と中間バー41とが到達位置に略同時に達するように両者の昇降速度を調整するようにしてもよい。
本発明は、その要旨または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。そのため、前述の実施形態は、あらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、何ら拘束されない。更に、特許請求の範囲の均等範囲に属する全ての変形、様々な改良、代替および改質は、全て本発明の範囲内のものである。
1 電動遮蔽装置
3 制御装置
31 ボトムレール(第1移動部材)
33 スクリーン(下方側の遮蔽材)
41 中間バー(第2移動部材)
44 スクリーン(上方側の遮蔽材)
301 信号受信部
303 状態判定部
304 距離判定部
305 速度算出部
306 昇降制御部

Claims (13)

  1. 上下に連なって設けられた2つの遮蔽材のうち下方側の遮蔽材の下方に設けられた第1移動部材と、前記2つ遮蔽材のうち上方側の遮蔽材と前記下方側の遮蔽材との間に設けられた第2移動部材とがモータの駆動力によりそれぞれ独立して昇降可能な電動遮蔽装置を制御する制御装置であって、
    前記第1移動部材の現在位置から該第1移動部材の到達位置までの距離である第1移動距離と、前記第2移動部材の現在位置から該第2移動部材の到達位置までの距離である第2移動距離とに基づいて、前記第1移動部材と前記第2移動部材とが略同時に到達位置に到達するように前記第1移動部材と前記第2移動部材とのうち少なくとも一方の移動部材の昇降速度を調整速度として算出する速度算出部と、
    前記算出された調整速度により前記少なくとも一方の移動部材を昇降させる昇降制御部と
    を備える制御装置。
  2. 前記第1移動部材と前記第2移動部材とをそれぞれ昇降させる制御信号を受信する信号受信部と、
    前記受信された制御信号に基づいて、前記第1移動部材と前記第2移動部材とが互いに同一方向に昇降されるか否かを判定する状態判定部とを更に備え、
    前記速度算出部は、前記第1移動部材と前記第2移動部材とが互いに同一方向に昇降されると判定された場合、前記第1移動部材と前記第2移動部材とが略同時に前記到達位置に到達するように前記調整速度を算出することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記速度算出部は、前記第1移動部材と前記第2移動部材とのうち一方の移動部材の昇降速度を前記調整速度として算出し、
    前記昇降制御部は、前記算出された調整速度により前記一方の移動部材を昇降させるとともに、予め設定された昇降速度である設定速度により他方の移動部材を昇降させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記第1移動距離と、前記第2移動距離とを比較判定する距離判定部を更に備え、
    前記速度算出部は、前記第1移動距離と前記第2移動距離との比較判定結果に基づいて前記調整速度を算出することを特徴とする請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の制御装置。
  5. 前記速度算出部は、前記第1移動距離が前記第2移動距離よりも大きいと判定された場合、前記第1移動部材の調整速度として前記設定速度を増速させた昇降速度を算出するか、または前記第2移動部材の調整速度として前記設定速度を減速させた昇降速度を算出することを特徴とする請求項3を引用する請求項4に記載の制御装置。
  6. 前記速度算出部は、前記第2移動距離が前記第1移動距離よりも大きいと判定された場合、前記第2移動部材の調整速度として前記設定速度を増速させた昇降速度を算出するか、または前記第1移動部材の調整速度として前記設定速度を減速させた昇降速度を算出することを特徴とする請求項3を引用する請求項4または請求項5に記載の制御装置。
  7. 前記速度算出部は、前記第1移動距離と前記第2移動距離との比を前記設定速度に乗じることにより前記調整速度を算出することを特徴とする請求項5または請求項6に記載の制御装置。
  8. 前記速度算出部は、前記第1移動距離が前記第2移動距離よりも大きいと判定された場合、前記第1移動距離を前記第2移動距離により除した値を前記設定速度に乗じて前記第1移動部材の調整速度を算出するか、または、前記第2移動距離を前記第1移動距離により除した値を前記設定速度に乗じて前記第2移動部材の調整速度を算出することを特徴とする請求項7に記載の制御装置。
  9. 前記速度算出部は、前記第2移動距離が前記第1移動距離よりも大きいと判定された場合、前記第2移動距離を前記第1移動距離により除した値を前記設定速度に乗じて前記第2移動部材の調整速度を算出するか、または、前記第1移動距離を前記第2移動距離により除した値を前記設定速度に乗じて前記第1移動部材の調整速度を算出することを特徴とする請求項7または請求項8に記載の制御装置。
  10. 前記距離判定部は、前記第1移動部材の現在位置と前記第2移動部材との離間距離が所定の距離範囲内にあるか否かを更に判定し、
    前記離間距離が前記距離範囲内にあると判定された場合、前記昇降制御部は、前記調整速度の算出に先立って、前記第1移動部材と前記第2移動部材とを離間させるように、前記第1移動部材のみを下降させるか、または前記第2移動部材のみを上昇させることを特徴とする請求項4に記載の制御装置。
  11. 前記第1移動部材と前記第2移動部材とが上昇されると判定され、前記離間距離が前記距離範囲内にあると判定された場合、前記昇降制御部は、前記調整速度の算出に先立って、前記第2移動部材のみを上昇させることを特徴とする請求項10に記載の制御装置。
  12. 前記第1移動部材と前記第2移動部材とが下降されると判定され、前記離間距離が前記距離範囲内にあると判定された場合、前記昇降制御部は、前記調整速度の算出に先立って、前記第1移動部材のみを下降させることを特徴とする請求項10または請求項11に記載の制御装置。
  13. 前記信号受信部は、操作装置により送信された制御信号を受信し、
    前記操作装置は、前記第1移動部材を上昇させる制御信号の送信と、前記第1移動部材を下降させる制御信号の送信と、前記第2移動部材を上昇させる制御信号の送信と、前記第2移動部材を下降させる制御信号の送信と、前記第1移動部材及び前記第2移動部材の昇降を停止させる制御信号の送信とのそれぞれに対応する5つの入力手段を少なくとも有することを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
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