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JP7656609B2 - 炉停止システム - Google Patents
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JP7656609B2 - 炉停止システム - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、内容が参照により本明細書に組み込まれる「REACTOR SHUTDOWN SYSTEM」と題した、2019年12月12日に出願された米国特許出願第16/711,922号の利益を主張するものである。
本発明は、概して、原子炉に関し、より具体的には、原子炉を停止させる際に使用するためのシステムに関する。本発明はまた、かかる停止システムを有する原子炉、および原子炉を停止させる際に使用するためのシステムを提供する方法に関する。
現在、ほとんどの水炉技術および最先端の炉は、炉を停止させるために多様な停止機構に依存している。例としては、制御棒駆動機構(CRDM)、中性子吸収体球、一次流体へのホウ素注入などである。これらのシステムのほぼすべては、故障しやすい機械構成要素を使用して運転されるため、通常、高い信頼性と適格性が必要である。そのため、追加の冗長性と多様性を設計および安全性ケースに盛り込む必要があり、これにより、プラントが複雑になり、コストが跳ね上がる。これらのシステムのいくつかは、受動的特徴を有し、受動的特徴は、重力または他の潜在的なエネルギーを使用して受動的特徴を有効にする。しかしながら、これらのシステムは大きく、高度なマイクロ炉などのコンパクトな炉設計には魅力的ではない。さらに、かかるシステムは、水平炉には適用できない。TRIGA研究炉などの固有の停止機構を有する炉は、設計特有のものであり、他の炉設計に適用することはできない。
したがって、原子炉の停止システムには改善の余地がある。
本明細書に記載される本発明の実施形態は、原子炉のための「固体状態」緊急炉心停止システムを提供する。本システムは、固有に作動するように設計されており、調節可能な設計設定点温度によってトリガーされる。さらに、本システムは、電力の使用によってオペレータが手動で稼働させることができる。本システムは、冷却材のタイプ、中性子エネルギースペクトルおよびサイズに関係なく、任意の原子炉にも適用可能である。この技術により、原子炉を、停止システムのためのIAEAの受動的安全性カテゴリーBに入れることができる。
本発明の1つの態様として、原子炉を停止させる際に使用するためのシステムが提供される。本システムは、周囲環境からシールされた内部の領域を画定するハウジング、ゲート部材であって、ゲート部材が領域を、第1のコンパートメントと第1のコンパートメントから隔離された第2のコンパートメントとに分離するような方法で領域内に配設され、ゲート部材が、所定の融点を有する材料を含む、ゲート部材、第1のコンパートメント内に配設された中性子吸収材料、領域内に配設された分散機構、を備え、分散機構は、第1のコンパートメントから第2のコンパートメントへと中性子吸収材料を促すように構造化されている。
材料の所定の融点は、約800℃であってもよい。
ゲート部材は、電流による作動時に材料を融解するように構造化されている、材料内に埋め込まれたいくつかの加熱器コイルを備え得る。
中性子吸収材料は、相変化材料を含み得る。
相変化材料は、インジウム/カドミウム合金、リチウム、または酸化ホウ素のうちの少なくとも1つを含み得る。
分散機構は、第2のコンパートメント内に配設された多孔性マトリックス構造を備え得る。
第2のコンパートメントは、真空下で保持され得る。
多孔性マトリックス構造は、1つ以上の金属から形成され得る。
多孔性マトリックス構造は、1つ以上のセラミック材料から形成され得る。
中性子吸収材料は、固体材料を含み得る。
分散機構は、第1のコンパートメント内に配設されたいくつかのばねを備え得る。
本システムは、第2のゲート部材であって、第2のゲート部材が領域を、所定の融点を有する別の材料を含む第2のゲート部材によって、第2のコンパートメントから隔離された第3のコンパートメントにさらに分離するような方法で領域内に配設されている、第2のゲート部材と、第1のコンパートメント内に配設された中性子吸収材料と、をさらに備え得る。
本発明の別の態様として、原子炉が提供される。原子炉は、原子核反応を収容するように構造化された炉心と、原子炉を停止させる際に使用するためのシステムと、を備える。本システムは、周囲環境からシールされた内部の領域を画定するハウジング、ゲート部材であって、ゲート部材が領域を、第1のコンパートメントと第1のコンパートメントから隔離された第2のコンパートメントとに分離するような方法で領域内に配設され、ゲート部材が、所定の融点を有する材料を含む、ゲート部材、第1のコンパートメント内に配設された中性子吸収材料、領域内に配設された分散機構、を備え、分散機構は、第1のコンパートメントから第2のコンパートメントへと中性子吸収材料を促すように構造化されており、本システムは、第1のコンパートメントが炉心の外側に位置付けられ、第2のコンパートメントが炉心内に配設されるように、炉心に対して位置付けられる。
本発明のさらに別の態様として、原子炉の炉心内の原子核反応を止める際に使用するためのシステムを提供する方法が提供される。本方法は、原子炉を停止させる際に使用するためのシステムを位置付けることを含み、本システムは、周囲環境からシールされた内部の領域を画定するハウジング、ゲート部材であって、ゲート部材が領域を、第1のコンパートメントと第1のコンパートメントから隔離された第2のコンパートメントとに分離するような方法で領域内に配設され、ゲート部材が、所定の融点を有する材料を含む、ゲート部材、第1のコンパートメント内に配設された中性子吸収材料、および領域内に配設された分散機構、を備え、分散機構は、第1のコンパートメントから第2のコンパートメントへと中性子吸収材料を促すように構造化されており、本システムを位置付けることは、第1のコンパートメントが炉心の外側に位置付けられ、第2のコンパートメントが炉心内に配設されるように、炉心に対してハウジングを位置付けることを含む。
本発明のこれらおよび他の目的、特徴、ならびに特性は、関連する構造要素の運転方法および機能、ならびに製造上の部品と経済性との組み合わせとともに、同様の参照番号が様々な図の対応する部品を示す添付の図面を参照しながら以下の説明および添付の特許請求の範囲(そのすべてが本明細書の一部を形成する)を検討することにより、より明らかとなるであろう。しかしながら、図面は、例示および説明のみを目的とするものであり、本発明の限定の定義として意図されるものではないことが明示的に理解されるべきである。
本発明のさらなる理解は、添付の図面と併せて読み取られるときに、以下の好ましい実施形態の説明から得ることができる。
原子炉の炉心領域に対して位置付けられて示される本発明の1つの例示的な実施形態による、原子炉を停止させる際に使用するためのシステムの概略立面断面図である。 本発明の1つの例示的な実施形態による、図1に示されるようなシステムを有する炉配置の斜視断面図である。 本発明の別の例示的な実施形態による、原子炉を停止させる際に使用するためのシステムの概略立面断面図である。 図3の線4-4に沿って取られた、図3のシステムの立面端面図である。 図3の線5-5に沿って取られた、図3のシステムの立面断面図である。 一部分が炉運転モードで配設されている状態で示される本発明の1つの例示的な実施形態による、原子炉の炉心に対して位置付けられて示される、図3のシステムの概略図である。 一部分が炉停止モードで配設されている状態で示される本発明の1つの例示的な実施形態による、原子炉の炉心に対して位置付けられて示される、図3のシステムの別の概略図である。
以下の説明では、同様の参照符合は、図面のいくつかの図を通して同様のまたは対応する部品を示す。また、以下の説明において、「前方」、「後方」、「左」、「右」、「上向き」、「下向き」などといった用語は、便宜上の言い回しであり、限定する用語として解釈されるべきではないことが理解されるべきである。
本発明の一実施形態による、1つの例示的な、原子炉を停止させる際に使用するためのシステム4が、原子炉10の炉心8(破線で概略的に示される)に対して位置付けられて、図1および図2に概略的に示されている。システム4は、中にシステム4が提供される周囲環境からシールされた内部の領域14を画定するハウジング12を含む。図1に例示の本発明の例示的な実施形態では、ハウジング12は概して、管状部材から形成されているが、ハウジング12は、本発明の範囲と異なることなく、他の形状(複数可)および/または相対的なサイズのものであってもよいことが理解されるべきである。システム4は、第1のゲート部材16であって、第1のゲート部材16が領域14を、システム4が原子炉10内に設置されているときに炉心8の外側に位置付けられる第1の端部セクション18と、システム4が原子炉10内に設置されているときに炉心8内に位置付けられる炉心セクション20とに分離するような方法で領域14内に配設される、第1のゲート部材16をさらに含む。言い換えれば、炉心セクション20は、第1のゲート部材16によって第1の端部セクション18から隔離される。第1のゲート部材16は、原子炉10の通常の運転温度を上回るが、炉の材料設計限界を超えない、炉の臨界温度を下回る、所定の融点を有する材料から形成されている。以下のさらなる考察から、かかる配置の重要性が理解されよう。さらに、第1のゲート部材16は、外側の電源によって提供される電流による作動時に材料を融解するように構造化されている、第1のゲート部材16の材料内に埋め込まれたいくつかの加熱器コイル22を含み得る。
任意選択で(以下でさらに考察されるように)、システム4は、第2のゲート部材16’であって、第2のゲート部材16’が領域14を、システム4が原子炉10内に設置されているときに第1の端部セクション18に対向する、炉心8の外側に位置付けられる第2の端部セクション18’にさらに分離するような方法で領域14内に配設される、第2のゲート部材16’をさらに含み得る。第2のゲート部材16’は、原子炉10の通常の運転温度を上回るが、炉の材料設計限界を超えない、炉の臨界温度を下回る、所定の融点を有する材料から形成されている。さらに、第2のゲート部材16’は、外側の電源によって提供される電流による作動時に材料を融解するように構造化されている、第2のゲート部材16’の材料内に埋め込まれたいくつかの加熱器コイル22を含み得る。
図1を引き続き参照すると、システム4は、第1の端部セクション18および第2の端部セクション18’内(すなわち、炉心8の外側)に配設された中性子吸収材料24と、ハウジング12の領域14の炉心セクション20内(すなわち、炉心8内)に配設された分散機構26と、をさらに含み、分散機構26は、第1の端部セクション18および第2の端部セクション18’の各々から炉心セクション20へと中性子吸収材料24を促すよう構造化されている。図1に示される実施例では、中性子吸収材料24は、以下でさらに説明されるような方法で第1の端部セクション18から炉心セクション20に伝えられて、炉を停止させることができる相変化中性子吸収材料(例えば、限定されるものではないが、インジウム/カドミウム合金、リチウム、または酸化ホウ素)である。かかる実施例では、分散機構26は、金属(例えば、限定されるものではないが、ステンレス鋼もしくはニオブジルコニウムなど)、または非常に低い中性子吸収断面を有していないセラミック(例えば、限定されるものではないが、グラファイト、酸化ベリリウム、またはアルミナ)のいずれかから作製され得る、多孔性マトリックスである。多孔性マトリックス材料内の空隙が、液体吸着を妨げ得るガスで別様に占有されないことを確実にするために、炉心セクション20は、ハウジング12内に画定される真空ポート28を介して、または任意の他の好適な配置を介して提供されるような、真空下で保持され得る。
このようにシステム4の全般的な配置を説明したので、システム4の運転については、ここでは説明しない。図2に示されるような炉10の通常の運転温度は、450℃を上回る。かかる温度では、中性子吸収材料24は、既に液体相であることになる。炉オペレータは、加熱器コイル22に電力を提供して、分散機構26の多孔性マトリックス内に吸着されることになる第1のゲート部材16(および/または第2のゲート部材16’)を融解することによって、システム4を能動的に稼働させ、毛細管力によって多孔性マトリックス内への中性子吸収材料24のアクセスを可能にすることができる。中性子吸収材料24が、(炉10の炉心8内に配設された)システム4の炉心セクション20に均等に広がると、中性子吸収が起こり、ひいては、炉10を停止させることになる。
一次冷却材が遮断され、炉10がまだ運転中である事故シナリオでは、炉心8の温度は、内部に位置付けられたシステム4の炉心セクション20の温度が上昇するにつれて上昇することになる。炉心セクション20の温度が増加すると、炉心セクション20からの熱により、第1のゲート部材16(および/または第2のゲート部材16’)が融解し、分散機構26の多孔性マトリックス内に吸着され、毛細管力によって多孔性マトリックス内への中性子吸収材料24のアクセスを可能にすることになる。中性子吸収材料24が、(炉10の炉心8内に配設された)システム4の炉心セクション20に均等に広がると、中性子吸収が起こり、ひいては、炉10を停止させることになる。したがって、システム4は、炉10の温度が所定の運転限界(すなわち、ゲート部材(複数可)16および/または16’の融点)を超えた緊急事態の場合に受動的に稼働させることになる。
端部セクション18または18’のうちの単一のものと、内部に収められた中性子吸収材料24との配置は、炉10を停止させるのに十分であるが、かかるセクションのうちの2つを使用すること(空間が利用可能な場合)は、冗長性、ひいては、なおもさらなる炉の安全性を提供することが理解されるべきである。
本発明の例示的な実施形態では、熱は、(i)ナトリウムなどの相変化流体を使用して熱を広げるヒートパイプもしくは熱サイフォン(任意のサイズの炉に利用され得る)、または(ii)固体導電性の管もしくはシェル(小型炉に適用可能)のいずれかであってもよい、統合されたヒートスプレッダ(概して27として示される)の使用により、中性子吸収材料24が存在するハウジング12内の第1の端部セクション18および第2の端部セクション18’のうちの一方または両方に伝えられ得る。一般的に知られているようなヒートパイプおよび熱サイフォンの配置を用いることができる。典型的には、両方の配置は、一方の端部から別の端部に熱を伝える。図1および図2の実施例では、熱は、炉心8からハウジング12の領域14に、そしてシステム4の第1の端部セクション18および第2の端部セクション18’へと外に伝えられる。
ヒートパイプが用いられる場合、炉心セクション20が特定の設計温度を上回ると、ナトリウムが融解し、比較的より冷たいシステム4の第1の端部セクション18および第2の端部セクション18’へと急速に流れる。次いで、熱は、ゲート16および16’を融解し、ここで液体状態にある中性子吸収材料24が炉心セクション20へと流れることを可能にする。熱が中性子吸収材料に、任意選択で、導電性フィン28を介して伝えられると、ヒートスプレッダ内のナトリウムが凝縮し、ヒートパイプ(水平炉に適用可能)内のヒートスプレッダウィックの毛細管作用、または熱サイフォン(垂直炉に適用可能)内の重力によって受動的に炉心セクション20へと再び輸送される。ヒートスプレッダは、全長にわたってデバイスの等温温度を維持する。
ここで図3~図7を参照して、本発明の別の実施形態による、原子炉を停止させる際に使用するためのシステム104の別の実施例を説明する。システム104の基本的な配置(すなわち、ハウジング112、領域114、第1の端部セクション118、第2の端部セクション118’(任意選択)、炉心セクション120、ゲート部材(複数可)116、116’、および発熱体(複数可)122)は概して、前述のシステム4のものと同じであり、それゆえ、本明細書ではさらに詳細に説明しない。システム104は、中性子吸収材料、およびしたがって用いられる分散機構の両方においてシステム4とは異なる。多孔性マトリックスの形態の分散機構26によって液体相で分散される中性子吸収材料24の代わりに、システム104は、固体中性子吸収材料124(例えば、限定されるものではないが、ホウ素カーバイド、ガドリニウムで被覆されたホウ素カーバイド、純ガドリニウム)を利用する。図3~図7に示される実施例では、中性子吸収材料124は、単一の固体円筒状の棒の形態であるが、中性子吸収材料は、本発明の範囲と異なることなく、他の幾何学形状、サイズ、または量(例えば、多様な要素)のものであってもよいことが理解されるべきである。中性子吸収材料124は、ハウジング112の領域114の端部セクション118内に配設された分散機構126によって端部セクション118から排出される。ウィッキング効果を利用して、概して、システム4の炉心セクション20に液体中性子吸収材料24を引き込むシステム4の分散機構26とは異なり、システム104の分散機構126は、物理的な力Fを利用して、第1の端部セクション118から炉心セクション120に中性子吸収材料を排出する。かかる物理的な力Fは、任意の好適な配置を介して提供され得る。図3~図5に例示される例示的な実施形態では、物理的な力Fは、いくつかのばね130を介して提供される。より具体的には、図3~図5に例示される例示的な実施形態では、物理的な力Fは、4つの隔置されたスタックで配置された合計12個のばね130を介して各端部セクション118に提供されており、各スタックは、間に位置付けられた位置合わせプレート132で端から端まで積み重ねられた3つのばね130を有する。
システム104の全般的な運転は、先に考察したシステム4のもの同様である。図6に示されるように、炉の通常の運転温度の間、固体中性子吸収材料124は、ゲート部材(複数可)116を介して端部セクション(複数可)118に収められることになる。炉のオペレータは、ゲート部材(複数可)116の加熱器コイル122に電力を提供してゲート部材(複数可)116を融解することによって、システム104を能動的に稼働させることができる。図7に示されるように、ゲート部材(複数可)116が十分な程度に融解すると、固体中性子吸収材料124は、分散機構126によって提供される物理的な力Fによって、(炉心8内に配設された)炉心セクション120内に排出される。炉心セクション120に入ると、固体中性子吸収材料124は、炉心8内に存在する中性子を吸収し、それに伴って、炉10を停止させることになる。
一次冷却材が遮断され、炉10がまだ運転中である事故シナリオでは、炉心の温度は、内部に位置付けられたシステム104の炉心セクション120の温度が上昇するにつれて上昇することになる。かかる熱により、ゲート(複数可)116が融解し、固体中性子吸収材料124が端部セクション(複数可)118から炉心セクション120に吐出されることを可能にし、それに伴って、炉10を停止させる。したがって、システム104は、受動的な稼働を提供する。
前述の実施例から、本発明の実施形態は、能動的に運転することができるか、または受動的に作動することができる停止システムを提供することが理解されるべきである。本明細書に記載の受動的なシステムは、概して単純であり、冷却材のタイプ、炉の設計、向きなどに関係なく、マイクロ炉およびより大きな炉(数百メガワット)の両方で使用するようにスケール付けされ得る。ゲートを形成する材料は、炉の設計、およびオペレータの介入を伴わずに炉を停止させる必要がある設定点温度に基づいて選ばれる。例えば、ステンレス鋼316モノリス炉心を有するナトリウムヒートパイプマイクロ炉では、炉の停止は、約800℃で開始されるべきである。したがって、青銅、黄銅、またはアルミニウム合金から形成されたゲートが、概して好適である。
本発明の特定の実施形態が詳細に記載されているが、当業者であれば、本開示の全体的な教示に照らして、これらの詳細に対する様々な修正例および代替が開発され得ることを理解されよう。したがって、開示される特定の実施形態は、例示のみを目的とするものであり、添付の特許請求の範囲ならびにこれらのいずれかおよびすべての均等物の全容が与えられる本発明の範囲に関して限定ものではない。

Claims (14)

  1. 原子炉を停止させる際に使用するためのシステムであって、
    前記システムが、
    周囲環境からシールされた内部の領域を画定するハウジングと、
    ゲート部材であって、前記ゲート部材が前記領域を、第1のコンパートメントと前記第1のコンパートメントから隔離された第2のコンパートメントとに分離するような方法で前記領域内に配設され、前記ゲート部材が、所定の融点を有する材料を含む、ゲート部材と、
    前記第1のコンパートメント内に配設された中性子吸収材料と、
    前記領域内に配設された分散機構と、
    を備え、
    前記分散機構が、前記第1のコンパートメントから前記第2のコンパートメントへと前記中性子吸収材料を促すように構造化されており、
    前記分散機構が、前記第2のコンパートメント内に配設された多孔性マトリックス構造を備える、システム。
  2. 前記材料の前記所定の融点が、約800℃である、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記ゲート部材が、電流による作動時に前記材料を融解するように構造化されている、前記材料内に埋め込まれたいくつかの加熱器コイルを備える、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記中性子吸収材料が、相変化材料を含む、請求項1に記載のシステム。
  5. 前記相変化材料が、インジウム/カドミウム合金、リチウム、または酸化ホウ素のうちの少なくとも1つを含む、請求項4に記載のシステム。
  6. 前記第2のコンパートメントが、真空下で保持される、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記多孔性マトリックス構造が、1つ以上の金属から形成されている、請求項1に記載のシステム。
  8. 前記多孔性マトリックス構造が、1つ以上のセラミック材料から形成されている、請求項1に記載のシステム。
  9. 前記中性子吸収材料が、固体材料を含む、請求項1に記載のシステム。
  10. 前記分散機構が、前記第1のコンパートメント内に配設されたいくつかのばねを備える、請求項9に記載のシステム。
  11. 第2のゲート部材であって、前記ゲート部材の材料とは異なり、所定の融点を有する別の材料を含む前記第2のゲート部材が、前記領域を前記第2のコンパートメントから隔離された第3のコンパートメントにさらに分離するような方法で前記領域内に配設されている、第2のゲート部材と、
    をさらに備える、請求項1に記載のシステム。
  12. 原子炉であって、
    原子核反応を収容するように構造化された炉心と、
    前記原子炉を停止させる際に使用するためのシステムと、を備え、前記システムが、
    周囲環境からシールされた内部の領域を画定するハウジング、
    ゲート部材であって、前記ゲート部材が前記領域を、第1のコンパートメントと前記第1のコンパートメントから隔離された第2のコンパートメントとに分離するような方法で前記領域内に配設され、前記ゲート部材が、所定の融点を有する材料を含む、ゲート部材と、
    前記第1のコンパートメント内に配設された中性子吸収材料、および
    前記領域内に配設された分散機構、
    を備え、
    前記分散機構が、前記第1のコンパートメントから前記第2のコンパートメントへと前記中性子吸収材料を促すように構造化されており、
    前記システムは、前記第1のコンパートメントが前記炉心の外側に位置付けられ、前記第2のコンパートメントが前記炉心内に配設されるように、前記炉心に対して位置付けられており、
    前記分散機構が、前記第2のコンパートメント内に配設された多孔性マトリックス構造を備える、原子炉。
  13. 原子炉の炉心内の原子核反応を止める際に使用するためのシステムを提供する方法であって、
    前記方法が、前記原子炉を停止させる際に使用するための前記システムを位置付けることを含み、
    前記システムが、周囲環境からシールされた内部の領域を画定するハウジング、
    記領域を、第1のコンパートメントと前記第1のコンパートメントから隔離された第2のコンパートメントとに分離するような方法で前記領域内に配設され、所定の融点を有する材料を含む、ゲート部材、
    前記第1のコンパートメント内に配設された中性子吸収材料、および
    前記領域内に配設された分散機構、
    を備え、
    前記分散機構が、前記第1のコンパートメントから前記第2のコンパートメントへと前記中性子吸収材料を促すように構造化され、前記第2のコンパートメント内に配設された多孔性マトリックス構造を備えており、
    前記システムを位置付けることは、前記第1のコンパートメントが前記炉心の外側に位置付けられ、前記第2のコンパートメントが前記炉心内に配設されるように、前記炉心に対して前記ハウジングを位置付けること、を含む、方法。
  14. 前記システムは、前記第1のコンパートメントが前記原子炉の炉心の外側に位置付けられ、前記第2のコンパートメントが前記炉心内に配設されるように、前記炉心に対して位置付けられている、請求項1に記載のシステム。
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