JP7656680B2 - アテンションベースのジョイント音響およびテキストのオンデバイス・エンド・ツー・エンドモデル - Google Patents
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Description
音声認識は、モバイル環境の非拘束性および機敏性の要求を満たすために進化し続けている。自動音声認識システム(ASR)の品質を向上させるために、新たな音声認識アーキテクチャまたは既存のアーキテクチャの改良が引き続き開発されている。例えば、音声認識は、当初、各モデルが専用の目的を持つ複数のモデルを採用していた。例えば、ASRシステムは、音響モデル(AM)、発音モデル(PM)、および言語モデル(LM)を含んでいた。音響モデルは、音声のセグメント(即ち、音声のフレーム)を音素(phonemes)にマッピングした。発音モデルは、これらの音素をつなぎ合わせて単語を形成し、言語モデルは、所与のフレーズの可能性(即ち、単語のシーケンスの確率)を表現するために使用された。これらの個々のモデルは連携して機能したが、各モデルは個別にトレーニングされ、多くの場合、異なるデータセットに対して手動で設計された。
は、ログメルフィルタバンクエネルギーであり、Tはxのフレーム数を示し、dはログメル特徴の数を表す。いくつかの例では、各パラメータ化された音響フレームは、短いシフトウィンドウ(例えば、32ミリ秒、10ミリ秒ごとにシフト)内で計算された128次元のログメル特徴を含む。各特徴は、前のフレーム(例えば、3つ前のフレーム)と重ねられて、より高次元のベクトル(例えば、3つ前のフレームを使用した512次元のベクトル)が形成されてもよい。次に、ベクトルを形成する特徴は、(例えば、30ミリ秒のフレームレートに)ダウンサンプリングされ得る。エンコーダ210は、音声入力202に基づいて、エンコーディングeを生成するように構成される。例えば、エンコーダ210は、エンコードされた音響フレーム(例えば、エンコードされたメルフレームまたは音響埋め込み(acoustic embeddings))を生成する。
を最大化するようにトレーニングされる。第2段階では、エンコーダ210が固定され、LASデコーダ230が
を最大化するようにトレーニングされる。2パスモデルが追加のエンコーダ250を含む場合、追加のエンコーダ250は、エンコーダ210が固定されている間に、第2段階で
を最大化するようにトレーニングされる。
は、推論の間に以前にデコードされた単一の仮説のラベルを示す。同様に、テキストベースの入力を用いて、言語コンテキストベクトルcLは、各デコーダステップにおけるLASデコーダ230に関する対数確率を決定する。これらの両方の状況では、対数確率は、音声機能が完全に無視されるように、以前のラベルのみに基づいてラベルを予測する。言い換えれば、音響コンテキストベクトルまたは言語コンテキストベクトルcのいずれかから対数確率を生成することにより、確率は、一般に音響スコアおよび/または言語スコアを示す。従って、各デコーダの時間ステップは、混合重みλ(例えば、混合重みは、音響サンプルと言語サンプルの比率に対応する)を使用した音響ベースの対数確率および言語ベースの対数確率の補間として表すことができる。いくつかの例では、この推論は、LASデコーダ230が再スコアモードまたはビームサーチモードで動作するときに適用される。様々なデータソースとテストセットを使用した反復に基づいて、0.05前後の混合重みが推論に最適であり得る。
トレーニング中、RNN-Tデコーダ220は、従来の2パスアーキテクチャと同じ方法でトレーニングする。言い換えれば、RNN-Tデコーダ220は、教師付き音声・テキストペアデータでトレーニングする。しかし、LASデコーダ230をトレーニングする際、複数のトレーニング戦略が使用され得る。例えば、第1のトレーニング戦略は個別のトレーニング戦略であり、第2のトレーニング戦略はジョイントトレーニング戦略である。個別のトレーニング戦略において、音声・テキストペアが使用される場合、LASデコーダ230は、音響コンテキストベクトルca、244を使用して式(2a)の決定に基づいて更新する。ここで、LASデコーダ230の更新に加えて、式(2a)の解は、音響コンテキストベクトルパラメータを更新する。一方、非ペアのデータが使用される場合、トレーニング損失は式(2b)から計算されたクロスエントロピー損失に減少する。ここで、cLは、トレーニング可能なコンテキストベクトルである。この状況では、LASデコーダ230およびコンテキストベクトルのみが更新される。
ジョイントトレーニング戦略を使用して、いくつかの実施形態では、音響および言語コンテキストベクトル244、246から生成された対数確率の補間は、推論と同様の方法でトレーニング損失を定義する。ここでは、教師付き音声データはxaとして表される。教師付き音声・テキストペアを含む例では、LASデコーダ230および音響アテンションパラメータは、
の補間に基づいて更新される。非ペアのデータの場合、適切な対数確率を決定するための音響コンテキストベクトルcaが不足している。これが発生した場合、2つの潜在的な選択肢がある。第一に、従来のモデルは、実際の音声を取得した後、仮説テキスト(例えば、テキストの文字起こし)を生成し得る。ここで、文字起こしされた音声の使用は、モデルの蒸留(model distillation)に似ている。第2のアプローチでは、第1のアプローチを逆にして、TTSのようなシステムが実際のテキストから音響信号を合成するようにする。これらのアプローチを使用すると、非ペアのデータは、音響コンテキストベクトルが不足することはなくなる。従って、解決された音響コンテキストベクトルcaを用いて、音声認識器200は、非ペアのデータに対する対数確率を補間することができる。この補間に基づいて、音声認識器200は、LASデコーダ230および固定コンテキストベクトルパラメータを更新する。いくつかの実施形態では、音声認識器200は、アテンション機構242の音響アテンションパラメータが偏らないように混合重みλを調整する。
図3は、自動音声認識(例えば、ASR)を実行する方法300のための例示的な動作の構成のフローチャートである。動作302において、方法300は、2パスストリーミングニューラルネットワークモデルのLASデコーダ230用のトレーニング例を受信する。動作304において、方法300は、トレーニング例が教師付き音声・テキストペアに対応しているか、または非ペアのテキストシーケンスに対応しているかを決定する。トレーニング例が非ペアのテキストシーケンスに対応している場合、動作306において、方法300は、トレーニング例のコンテキストベクトルcに関連付けられた対数確率に基づいてクロスエントロピー損失を決定する。動作308において、方法300は、決定されたクロスエントロピー損失に基づいて、LASデコーダ230およびコンテキストベクトルcを更新する。
Claims (20)
- データ処理ハードウェア上での実行時に、前記データ処理ハードウェアに動作を実行させるコンピュータが実施する方法であって、前記動作は、
発話を特徴付ける音響フレームのシーケンスを受信するステップと、
共有エンコーダを使用して、前記音響フレームのシーケンスにおける各音響フレームをエンコードして、対応するエンコードされた音響フレームを生成するステップと、
第2のパスのデコーダに関する複数の出力ステップの各出力ステップにおいて、
アテンション機構を使用して、前記エンコードされた音響フレームを要約する音響コンテキストベクトルを決定するステップと、
前記音響コンテキストベクトルを使用して、可能性のある出力ラベルに対する音響ベースの確率分布を決定するステップと、
前記アテンション機構を使用して、前記第2のパスのデコーダによって以前に出力されたデコードされたラベルのシーケンスに基づいて言語コンテキストベクトルを決定するステップと、
前記言語コンテキストベクトルを使用して、可能性のある出力ラベルに対するテキストベースの確率分布を決定するステップと、
可能性のある出力ラベルに対する前記音響ベースの確率分布および可能性のある出力ラベルに対する前記テキストベースの確率分布を補間するステップと、
前記複数の出力ステップの各々における可能性のある出力ラベルに対する前記音響ベースの確率分布および可能性のある出力ラベルに対する前記テキストベースの確率分布の前記補間に基づいて、前記発話の文字起こしを決定するステップと、を含む、方法。 - 前記第2のパスのデコーダによって以前に出力された前記デコードされたラベルのシーケンスに基づいて前記言語コンテキストベクトルを決定するステップは、前記エンコードされた音響フレームを無視する、請求項1に記載の方法。
- 前記音響コンテキストベクトルを使用して可能性のある出力ラベルに対する前記音響ベースの確率分布を決定するステップは、前記第2のパスのデコーダによって以前に出力された前記デコードされたラベルのシーケンスにさらに基づく、請求項1に記載の方法。
- 前記第2のパスのデコーダは、第1のパスを通じてリカレントニューラルネットワークトランスデューサ(RNN-T)デコーダによって生成された仮説に基づいてビームサーチモードで動作する、請求項1に記載の方法。
- 前記動作は、
第1のパスのデコーダを使用して、前記エンコードされた音響フレームを処理して、前記発話に関する音声認識仮説のトップのK個のリストを生成するステップと、
前記第2のパスのデコーダが、再スコア付けモードで動作して、前記音声認識仮説のトップのK個のリストにおける各音声認識仮説を再スコア付けするステップと、をさらに含み、
前記音声認識仮説のトップのK個のリストにおける各音声認識仮説は、前記発話の候補文字起こしに対応している、請求項1に記載の方法。 - 可能性のある出力ラベルに対する前記音響ベースの確率分布および可能性のある出力ラベルに対する前記テキストベースの確率分布における前記出力ラベルが、単語ピースを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記第2のパスのデコーダは、LAS(リッスン・アテンド・スペル)デコーダを含む、請求項1に記載の方法。
- 可能性のある出力ラベルに対する前記音響ベースの確率分布と可能性のある出力ラベルに対する前記テキストベースの確率分布では、可能性のある出力ラベルに対する前記音響ベースの確率分布は、可能性のある出力ラベルに対する前記テキストベースの確率分布とは異なる重み付けがされる、請求項1に記載の方法。
- 前記音響フレームのシーケンスによって特徴付けられる前記発話が、ユーザデバイスによってストリーミングオーディオにおいてキャプチャされ、
前記データ処理ハードウェアは、前記ユーザデバイス上に存在している、請求項1に記載の方法。 - 前記動作は、前記文字起こしに対して自然言語処理を実行して、デジタルアシスタントアプリケーションが実行すべきアクションを識別することをさらに含む、請求項9に記載の方法。
- システムであって、
データ処理ハードウェアと、
前記データ処理ハードウェアと通信し、かつ命令を格納するメモリハードウェアと、を備え、前記命令は、前記データ処理ハードウェア上での実行時に、前記データ処理ハードウェアに
発話を特徴付ける音響フレームのシーケンスを受信することと、
共有エンコーダを使用して、前記音響フレームのシーケンスにおける各音響フレームをエンコードして、対応するエンコードされた音響フレームを生成することと、
第2のパスのデコーダに関する複数の出力ステップの各出力ステップにおいて、
アテンション機構を使用して、前記エンコードされた音響フレームを要約する音響コンテキストベクトルを決定することと、
前記音響コンテキストベクトルを使用して、可能性のある出力ラベルに対する音響ベースの確率分布を決定することと、
前記アテンション機構を使用して、前記第2のパスのデコーダによって以前に出力されたデコードされたラベルのシーケンスに基づいて言語コンテキストベクトルを決定することと、
前記言語コンテキストベクトルを使用して、可能性のある出力ラベルに対するテキストベースの確率分布を決定することと、
可能性のある出力ラベルに対する前記音響ベースの確率分布および可能性のある出力ラベルに対する前記テキストベースの確率分布を補間することと、
前記複数の出力ステップの各々における可能性のある出力ラベルに対する前記音響ベースの確率分布および可能性のある出力ラベルに対する前記テキストベースの確率分布の前記補間に基づいて、前記発話の文字起こしを決定することと、を含む動作を実行させる、システム。 - 前記第2のパスのデコーダによって以前に出力された前記デコードされたラベルのシーケンスに基づいて前記言語コンテキストベクトルを決定することは、前記エンコードされた音響フレームを無視する、請求項11に記載のシステム。
- 前記音響コンテキストベクトルを使用して、可能性のある出力ラベルに対する前記音響ベースの確率分布を決定することは、前記第2のパスのデコーダによって以前に出力された前記デコードされたラベルのシーケンスにさらに基づく、請求項11に記載のシステム。
- 前記第2のパスのデコーダは、第1のパスを通じてリカレントニューラルネットワークトランスデューサ(RNN-T)デコーダによって生成された仮説に基づいてビームサーチモードで動作する、請求項11に記載のシステム。
- 前記動作は、
第1のパスのデコーダを使用して、前記エンコードされた音響フレームを処理して、前記発話に関する音声認識仮説のトップのK個のリストを生成することと、
前記第2のパスのデコーダが、再スコア付けモードで動作して、前記音声認識仮説のトップのK個のリストにおける各音声認識仮説を再スコア付けすることと、をさらに含み、
前記音声認識仮説のトップのK個のリストにおける各音声認識仮説は、前記発話の候補文字起こしに対応している、請求項11に記載のシステム。 - 可能性のある出力ラベルに対する前記音響ベースの確率分布および可能性のある出力ラベルに対する前記テキストベースの確率分布における前記出力ラベルが、単語ピースを含む、請求項11に記載のシステム。
- 前記第2のパスのデコーダは、LAS(リッスン・アテンド・スペル)デコーダを含む、請求項11に記載のシステム。
- 可能性のある出力ラベルに対する前記音響ベースの確率分布と可能性のある出力ラベルに対する前記テキストベースの確率分布では、可能性のある出力ラベルに対する前記音響ベースの確率分布は、可能性のある出力ラベルに対する前記テキストベースの確率分布とは異なる重み付けがされる、請求項11に記載のシステム。
- 前記音響フレームのシーケンスによって特徴付けられる前記発話が、ユーザデバイスによってストリーミングオーディオにおいてキャプチャされ、
前記データ処理ハードウェアは、前記ユーザデバイス上に存在している、請求項11に記載のシステム。 - 前記動作は、前記文字起こしに対して自然言語処理を実行して、デジタルアシスタントアプリケーションが実行すべきアクションを識別することをさらに含む、請求項19に記載のシステム。
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