本開示内容に説明された実施例は、修正及び代替形態を受け入れることができるが、その具体的な実施例は、添付の図面に例として示され、且つ本明細書で詳細に説明される。しかしながら、理解すべきこととして、添付の図面及びそれに対する詳細な説明は、実施例を本開示の特定の形態に限定するものではなく、逆に特許請求の範囲の要旨及び範囲内に入る全ての変更、等同物、及び代替形態を含むことを目的とする。
以下は、添付図面を結び付けながら、本開示の例示的な実施例について説明する。明確性及び簡潔さのために、明細書には、実施例の全ての特徴が説明されるわけではない。しかしながら、理解すべきこととして、実施例の実施中に、実施形態に特定の多数の設置を行わなければならないことにより、開発者の具体的な目標を実現し、例えば、機器及びサービスに関する制約条件を満たすようにし、且つこれら制約条件は実施形態によって変化する可能性がある。また、さらに理解すべきこととして、開発作業は、非常に複雑で時間がかかる可能性があるが、本開示内容から利益を得る当業者にとって、そのような開発作業は、定例的な任務に過ぎない。
ここで、さらに注意すべきこととして、不必要な細部によって本開示が不明瞭になることを避けるために、添付図面には、少なくとも本開示の技術案に密接に関連する処理ステップ及び/又は機器構造のみが示されており、本開示との関係が大きくない他の細部は省略されている。
車対車(V2V)通信は、高度道路交通システムの最も有望な推進要因の1つであり、そのうち、遅延及び信頼性が主な注目点である。車対車(V2V)通信のシナリオでは、道路上でいくつかの共通の興味を持つ車両は、連携して車群に基づく走行モードを形成することができ、このようなモードでは、隣接する車両は、相対的に近く、且つほぼ一定の距離を保つ。一般的には、通信システムにおける車両は、一行又は一列に並んで車群を構成する。車群には、一般的には一台の先頭車両と、複数台の追従車両とがあり、そのうち、異なる追従車両と先頭車両との距離が異なる。一方、通常の走行状況下では、追従車両間の距離は相対的に近く、且つほぼ一定である。車群の応用シナリオでは、先頭車両は、マルチキャスト通信の方式によって全ての追従車両の各々に相応なデータを送信し、これらのデータは、同じであっても異なっていてもよい。ミリ波通信技術を応用する場合、先頭車両は、高指向性ビームを利用してマルチキャストを行う。さらに、データプライバシーを保護するために、通信の範囲は、先頭車両から車群中の最後の追従車両を含めばよく、一般的には視線伝搬の方式である。このような方式では、先頭車両が全方向性アンテナを利用してカバー可能な通信範囲に達するのに必要なエネルギーはより少ない。例えば、自動運転(半自動運転であるか全自動運転であるかに関わらず)における情報共有を考慮する応用例など。これらの応用例では、車群は、高解像度の知覚データを共有する必要があり、且つ、一般的には、先頭車両は、その知覚データ(車載カメラ又はレーダによって取得された)を、高指向性ビームを利用してマルチキャストによって追従車両に送信する。独立して走行する場合と比較して、このような車群に基づく走行モードは、道路容量及びエネルギー効率を著しく向上させることができることが証明されている。
指摘すべきこととして、上述した車両が行又は列に並ぶ車群は、単なる例示的なものである。具体的な応用では、車群は、車群の車両が特定の軌跡に沿って配置されるなど、他の車両配置方式を有してもよく、これら車両が連携走行して(例えば、車群を構成する)マルチキャストを利用して車両間(例えば、先頭車両と追従車両との間)でデータ通信を行えばよい。
しかしながら、応用シナリオでは、いくつかの影響要因/イベントがしばしば発生し、結果として、追従車両が先頭車両からのデータを成功に受信できず、車群中の通信品質が劣化する。そのようなイベントは、車群中の車両間の相対的な位置関係が指向性ビームのカバレッジ範囲と一致していないことや、遮りが存在することなどに関係し得る。例えば、V2V通信シナリオでは、先頭車両は、一般的には、高指向性のビームを利用してマルチキャストを行う。しかし、車群の長さ、形状、及び周囲環境が常に変化するため、これらは、先頭車両と追従車両との間の通信品質を劣化させる可能性がある。以下は、例を挙げていくつかの典型的なシナリオ/イベントについて説明する。
イベント1:車群が長過ぎる。
一般的には、ミリ波通信技術を応用する場合、車群中の先頭車両は、高指向性ビームを利用してマルチキャスト通信を行い、且つ、通信の範囲は、先頭車両から車群中の最後の追従車両を含めばよく、一般的には視線伝搬の方式である。
しかし、例えば、走行中に、車両間距離が大きくなることや、新規車両の加入などにより車群が長過ぎると、このときの車群の長さが、以前の車群の通信範囲設定を越えてしまい、以前の車群長を越えた車両が先頭車両からのデータを正確に受信できず、ひいては成功に受信できなくなり、車群中の通信品質が劣化する可能性がある。
イベント2:一部の行列の車両がビームでカバーされていない。
一般的には、ミリ波通信技術を応用する場合、車群中の先頭車両は、高指向性ビームを利用してマルチキャスト通信を行う。また、通信中に、データのプライバシーを保護するために、先頭車両は、ビームでカバーされた範囲を動的に調整する場合がある。このように、ビームでカバーされた車両は、データを成功に受信することができる。しかし、通信用のビームでカバーされる範囲は限られているため、先頭車両が絶えず電力を上げても、ビームでカバーされない車両は、データを成功に受信することができない。
イベント3:先頭車両と一部の行列の車両との間の通信リンクが遮られる。
一般的には、ミリ波通信技術を応用する場合、車群中の先頭車両は、高指向性ビームを利用してマルチキャスト通信を行う。しかし、先頭車両と追従車両との間に遮蔽物又は障害物が存在し、且つその遮蔽物又は障害物がマルチキャスト通信に用いられる高指向性ビームの伝送経路を部分的又は完全に遮ると、先頭車両と追従車両との間のダイレクト通信リンクが遮られ、追従車両は、高指向性ビームを受信することによりデータを成功に受信できない可能性がある。
上記から明らかなように、車群通信シナリオでは、いくつかのイベント、例えば、車群中の車両間の相対位置関係がビームのカバレージ範囲と一致しないこと(例えば、上記のイベント1及び2)や遮りが存在すること(例えば、上記のイベント3)などに関連するイベントが発生することがあり、このような不一致又は遮りは、先頭車両と追従車両との相対的な変位、車群が旋回すること又は車群が長過ぎること、さらには他のイベントに起因する可能性があり、その結果、先頭車両が高指向性ビームを利用して行うマルチキャスト通信が、正確に、ひいては成功に追従車両に伝達されず、通信品質を確保できないことを招くおそれがある。この点は、高周波数帯域通信の場合にはさらに悪化する。以上は、車群通信シナリオにおいて遭遇する可能性があるいくつかの典型的なイベントについて説明したが、指摘すべきこととして、これらは単なる例示的なものである。車群通信シナリオにおいて、他の類似する通信品質を確保できないイベントに遭遇する可能性もある。
したがって、マルチキャスト通信を利用する場合、車群における先頭車両と追従車両との通信品質をいかに確保するかが重要な課題となる。また、有効な通信管理を実現するためには、通信リンクの品質劣化の原因を発見すること、言い換えれば、通信品質の劣化の原因を有効に決定することが重要である。
本開示は、通信シナリオにおける通信状況を決定し、通信シナリオにおける特定の通信状況に応じて通信配置を動的に調整することによって、通信配置をより良く通信シナリオに適合させ、それによって、不利な要因の影響を無くし、マルチキャスト通信時における車群中の先頭車両と追従車両との間の通信品質を確保することを可能にする基本的な構想を提案する。特に、本開示は、異種アンテナ(第1類のアンテナと第2類のアンテナとの組み合わせ)の測定に基づく通信状況判定を提案し、そのうち、第1類のアンテナと第2類のアンテナは異なる指向性特性を有する。この指向性特性は、特に、アンテナの指向範囲、角度などに関するものであってよい。好ましくは、第2類のアンテナは、第1類のアンテナよりも広い指向性特性を有し、例えば、より広い指向範囲、より広い指向角度を有する。例えば、第2類のアンテナの指向範囲は、第1類のアンテナの指向範囲をカバーしている。本開示は、通信状況の判定に基づいて、通信配置、特に第2類のアンテナを介したデータ通信配置を相応に調整することをさらに提案する。
指摘すべきこととして、第1類のアンテナと第2類のアンテナは、複数の方式によって実現されることができる。実施例によれば、第1類のアンテナと第2類のアンテナは、それぞれ異なる指向範囲を利用してビームを送信/受信して通信を行う別々の2セットのアンテナであってもよい。例えば、それぞれ指向性ビーム通信と全方向性ビーム通信とを行うための2セットのアンテナであってもよい。実施例によれば、第1類のアンテナと第2類のアンテナは、同じアンテナであってもよいが、特定の時間に異なる指向範囲を利用してビームを送信/受信して通信を行うことができる。例えば、指向性ビーム通信と全方向性ビーム通信の両方を行うことができ、且つ、特定の時間にいずれか一方のみを行うように配置可能なアンテナアレイであってもよい。
以下は、第1類のアンテナが指向性アンテナであり、第2類のアンテナが全方向性アンテナである場合を例にして説明する。指摘すべきこととして、指向性アンテナ及び全方向性アンテナに基づく以下の説明は、単なる例示的なものであり、制限的なものではない。上記の指向範囲要件を満たす限り、他のタイプの第1類のアンテナ及び第2類のアンテナによっても本開示の各側面及び実施例を実現することができる。
以下は、車群通信システムを例にして本開示の実施例について説明する。以下に説明する本開示の実施例では、車群システムにおける一台の特定の車両を局所管理ユーザとし、先頭車両と呼び、車群システムにおける他の車両を追従車両とする。車群システムにおける先頭車両と追従車両とを含む各車両に全て全方向性アンテナと指向性アンテナとが設けられていると仮定する。具体的には、本開示は、車両に配置された全方向性アンテナと指向性アンテナとを同時に利用し、先頭車両と追従車両との間で、指向性アンテナを介して送信された高指向性ビームを利用してデータ通信を行い、道路容量及びエネルギー効率を向上させた。また、先頭車両と追従車両との間で、全方向性アンテナ通信を利用して、通信状況をより適当かつ正確に判断することにより、指向性アンテナを介した通信が影響を受けた後に、全方向性アンテナを介して、通信に影響を及ぼすイベントのタイプを判断し、それに応じて、通信配置を調整することができる。それにより、車両間の通信を改善することができ、車群の通信を堅牢かつロバストに維持することができる。指向性アンテナを介した通信及び全方向性アンテナを介した通信は、本分野で既知の様々な方式によって行なわれることができ、ここではこれ以上詳しく説明しない。
指摘すべきこととして、車群通信モードを例にしてグループ化モードのマルチキャスト通信操作において通信に影響を及ぼす要因及びイベントについて説明したが、類似する影響要因及びイベントは、同様に複数の端末側電子機器を有する他の連携操作シナリオにおいて発生する可能性があり、例えば、無人機編隊飛行、インテリジェントエンジニアリングロボット連携操作などダイレクトリンク(side link)を利用してマルチキャストを行う無線通信シナリオにおいても似た状況が存在する。したがって、本開示の基本的な技術構想及び技術案は、類似するマルチキャストを利用する無線通信シナリオに同様に応用可能であり、この無線通信シナリオにおいても指向性アンテナ及び全方向性アンテナの両方を同時に利用してマルチキャスト通信を行う。
指摘すべきこととして、「全方向性アンテナ」は、単に説明の便宜上用いられるものであり、公知の全方向性アンテナを指すとは限らない。例えば、この全方向性アンテナは、完全に全方向性ではなく、全方向性に近いビームを送信するアンテナ、さらには特定の応用シナリオに適した、全方向性アンテナのカバレッジ範囲より小さいが指向性アンテナのカバレッジ範囲より大きい特定のビームカバレッジ範囲を有するアンテナなどを指してもよい。例えば、全方向性アンテナのカバレッジ範囲は、360度に限定されず、より小さな角度、例えば、特定の方向における特定の角度、例えば240度、さらには180度などであってもよい。
以下は、添付図面を参照しながら、本開示の無線通信システムの基本的な技術構想及び例示的な実施例について説明する。
図1Aは、本開示の実施例による無線通信システム100の概略図を示す。無線通信システム100は、送信機器130と、端末側電子機器120a、120b及び120cとを含んでもよい。図1Aには3つの端末側電子機器が示されているが、理解すべきこととして、無線通信システム100は、他の任意の適当な数の端末側電子機器をさらに含んでもよい。
指摘すべきこととして、本開示の無線通信システムは、例えば、車群通信、無人機編隊飛行、インテリジェントエンジニアリングロボット連携操作など、ダイレクトリンク(side link)を利用するマルチキャストを行う様々な無線通信シナリオに適用可能である。例えば、送信機器130と端末側電子機器120a、120b及び120cのうちの各々は、さらに、車両、無人機、ロボット、又は、ダイレクトリンクを利用してマルチキャストを行うのに適した任意の他の電子機器であってもよい。
いくつかの実施例では、無線通信システム100は、選択的には、制御側電子機器110をさらに含んでもよい。制御側電子機器110は、例えば4G、5Gなどの無線通信技術によって送信機器130と端末側電子機器120a、120b及び120cと通信を行うように配置されてもよい。本開示において、「制御側電子機器」は、その通常の意味の全幅を持っており、例えば、通信状況判定及び/又は通信配置設定を行うように、無線通信システム又はラジオシステムの一部である機器を含んでもよい。
いくつかの実施例では、制御側電子機器110は、例えば、基地局(例えば、gNB)又はロードサイドユニット(RSU)など、又はその一部であってもよい。本開示において、「基地局」という用語は、その通常の意味の全幅を持っており、且つ、通信を行うように、少なくとも無線通信システム又はラジオシステムの一部である無線通信局を含む。基地局の例として、例えば、4G通信規格に準拠するeNB、5G通信規格に準拠するgNB、遠隔ラジオヘッド、無線アクセスポイント、ドローンコントロールタワー、又は似た機能を実行する通信装置であってもよい。いくつかの実施例では、通信状況判定及び/又は通信配置設定を実現するために、送信機器130と端末側電子機器120a、120b及び120cのうちのいずれか1つは、制御側電子機器110として機能してもよい。
連携するように走行するために、送信機器130は、ダイレクトリンクに基づくマルチキャストを利用して、端末側電子機器120a、120b及び120cと通信を行ってもよい。例えば、送信機器130と端末側電子機器120a、120b及び120cのうちの各々は、車両であってもよく、そのうち、送信機器130は、先頭車両であり、端末側電子機器120a、120b及び120cのうちの各々は、追従車両である。端末側電子機器120a、120b及び120cが特定の位置関係に配置されるため、連携して車群に基づく走行モードを形成できる先頭車両と追従車両は、例えば、一般的には一行に並ぶ。したがって、送信効率を向上させるために、送信機器130は、一般的に指向性アンテナを利用して高指向性のビームを送信してマルチキャストを行う。車両が連携して走行しながらデータの共有を行うように、送信機器130は、ダイレクトリンクを利用して、マルチキャストという方式によって、送信機器130が取得した知覚データ(例えば、送信機器130に搭載されたカメラ又はレーダなどによって取得されたデータ)を端末側電子機器120a、120b及び120cに送信する。
送信機器130と端末側電子機器120a、120b及び120cには、各々の指向性アンテナと全方向性アンテナが配置されてもよい。理解すべきこととして、ここでの指向性アンテナ及び全方向性アンテナは、異なる指向範囲を有する第1類のアンテナ及び第2類のアンテナの例に過ぎない。指向性アンテナ及び全方向性アンテナは、それぞれ指向性ビーム通信と全方向性ビーム通信を行うための2セットのアンテナであってもよく、且つ、代替として、指向性ビーム通信と全方向性ビーム通信の両方を行うことができ、且つ、特定の時間にいずれか一方のみを行うように配置可能なアンテナアレイであってもよい。
しかしながら、機器の走行中においては、端末側電子機器の位置変化や周囲環境の変化、さらには、新規端末側電子機器の加入などによって、送信機器と端末側電子機器との間のマルチキャストの通信品質が劣化する可能性がある。そこで、本開示は、通信状況を検出し、それに応じて通信配置を調整することで、通信品質の劣化に対応する技術構想を提案する。以下は、本開示による実施例について説明する。
指摘すべきこととして、図面には、送信機器と端末側電子機器とが一行に並び、且つ送信機器がこの列の先端部に位置することが示されているが、これは単なる例示的なものである。送信機器は、この列における他の位置、例えば、この列の末端部、又はこの列における端部以外の他の特定の位置に位置してもよい。指摘すべきこととして、図面には、端末側電子機器120a、120b及び120cが一般的に一行に並ぶことが示されているが、これは単なる例示的なものである。端末側電子機器は、他の適当な配列/レイアウトに配置されてもよく、端末側電子機器同士が連携して運行でき、且つ指向性ビームを利用してマルチキャスト通信を行えばよい。それにより、本開示の技術構想は、このような場合にも同様に適用可能である。
図1Bは、本開示の実施例による無線通信システムにおける通信に関連する例示的なシグナリングインタラクションフローチャートを概略的に示す。
S101では、端末側電子機器は、送信機器と端末側電子機器との間の指向性アンテナを介した通信状況に関する情報を取得する。
一例として、指向性アンテナを介した通信状況は、端末側電子機器によって持続的/定期的に取得されてもよいし、データ通信状況の変化に応じて取得されてもよい。別の例として、端末側電子機器は、制御側電子機器からの指令/要求を受けて、この端末側電子機器と送信機器との間の指向性アンテナを介した通信状況を取得してもよい。
一例として、この関連情報は、通信状況を示す関連パラメータ自体(例えば、通信状況を示す生データ)であってもよい。このように、制御側電子機器は、受信されたパラメータ情報に基づいて通信状況を正確に判断することができる。又は、通信リソースを節約するために、この関連情報は、関連パラメータの量子化値(例えば、生データを特定の閾値で量子化した値)であってもよい。別の例として、この関連情報は、さらに、通信状況の判定結果、又は判定結果に基づく指令又は要求であってもよく、それらは、制御側電子機器に送信されて制御側電子機器の作業オーバヘッドをさらに節約することができる。
S102では、端末側電子機器は、取得した関連情報を制御側電子機器に送信する。例として、端末側電子機器は、関連情報を取得する度に、取得した関連情報を送信してもよい。付加的に、又は代替として、特定の通信状況下でのみ、取得した関連情報を送信してもよい。例として、通信状況が悪くなった場合にのみ情報を伝送してもよい。このように、伝送される情報が少なくなり、伝送リソースが節約され、伝送効率が向上する。
S103では、端末側電子機器と送信機器との間の全方向性アンテナを介した通信状況を取得するために、制御側電子機器は、受信された情報に基づいて、送信機器に全方向性アンテナを介して端末側電子機器と通信を行うように指示する。
一例として、制御側電子機器は、取得した関連情報(例えば、生データ又は量子化値)に基づいて指向性アンテナの通信状況を判断し、且つ特定の指向性アンテナの通信状況(例えば、通信状況が悪くなった場合)にのみ送信機器に全方向性アンテナ通信を行うように指示してもよい。別の例として、特定の指向性アンテナの通信状況でのみ関連情報を送信する場合に、制御側電子機器は、関連情報を受信する度に送信機器に全方向性アンテナ通信を行うように指示してもよい。例えば、通信状況が悪い場合にのみ関連情報を送信する場合に、制御側電子機器は、伝送された情報を受信すると、送信機器に全方向性アンテナ通信を行うように指示してもよい。それにより、制御側電子機器の作業負荷を軽減することができる。
S104では、送信機器は、全方向性アンテナを介して端末側電子機器にリファレンス信号を送信し、且つS105では、受信されたリファレンス信号に基づいて、端末側電子機器は、この端末側電子機器と送信機器との間の全方向性アンテナを介した通信状況に関する情報を取得し、且つS106では、端末側電子機器は、取得した全方向性アンテナを介した通信状況に関する情報を制御側電子機器に送信する。
例として、前述した指向性アンテナを介した通信状況に関する情報と似たように、全方向性アンテナを介した通信状況に関する情報は、通信状況を示す関連パラメータ自体又はその量子化値であってもよく、さらには通信状況の判定結果であってもよい。
S107では、制御側電子機器は、取得した全方向性アンテナを介した通信状況に関する情報に基づいて、送信機器と端末側電子機器との間の通信配置の設定を行ってもよい。例として、制御側電子機器は、関連情報に基づいて、通信状況がどのような要因の影響を受けた(或いはどのようなイベントに属する)かを判断し、判断結果に基づいて通信配置を相応に調整してもよい。それにより、送信機器と端末機器との間の通信品質を改善する。
一実施例によれば、端末側電子機器と送信機器との間の通信配置は、端末側電子機器と送信機器との間でデータ通信を行う通信配置を指してもよい。好しくは、この通信配置とは、端末側電子機器と送信機器との間の指向性アンテナ通信に関する配置、例えば、送信機器の指向性アンテナの送信電力、ビーム放射角度及び範囲(送信ビームの指向性及びカバレッジ範囲に対応する)、端末側電子機器の受信配置などを指す。代替として、この通信配置は、さらに、データ通信に関する他の通信配置、例えば、データ通信に利用可能な中継機器の標識と配置とのうちの少なくとも一方(指摘すべきこととして、中継機器の配置情報と標識とが対応付けて記憶されている場合には、中継機器の標識を知れば、直接的に中継機器の配置パラメータなどを知ることができ、この場合、標識のみを送信すればよく、配置情報を送信する必要がない)などを指してもよい。例として、通信配置は、さらに、端末側電子機器と送信機器の位置、送信機器及び/又は端末側電子機器のカメラ又はレーダなどによって検出された情報(例えば、環境情報など)などに応じて設定されてもよい。
これにより、無線通信システムにおいて、送信機器と端末側電子機器との間は、調整後の通信配置に基づいて通信を行うことができる。このように、以前の不利な要因の影響を有効に無くし、通信品質を向上させることができる。例として、この調整後の通信配置は、送信機器と端末側電子機器の両方に送信されてもよい。それにより、送信機器は、調整後の通信配置に基づいて通信を行うことができる。また、端末側電子機器は、受信に先立って受信配置を相応に調整することで、適当な受信を行うことができる。別の例として、この調整後の通信配置は、送信機器に送信されてもよい。それにより、送信機器は、調整後の通信配置に基づいて通信を行うことができる。また、端末側電子機器は、受信を行うときに、本分野で既知の技術によって自身の受信配置を決定することで、適当なデータ通信を行うことができる。指摘すべきこととして、調整後の通信配置は、制御側電子機器と送信機器/終端側電子機器との間の任意の適当な通信リンクを介して送信されてもよく、この通信リンクは、4Gリンク、5Gリンク、又は本分野における他のリンクであってもよく、ここではこれ以上詳しく説明しない。
一実施例によれば、制御側電子機器は、例えば、基地局(例えば、gNB)又はロードサイドユニット(RSU)など又はその一部であってもよく、且つ本分野で既知の通信方式によって送信機器及び端末側電子機器と通信を行うことで、送信機器及び端末側電子機器に操作を行うように指示することができる。
別の実施例によれば、制御側電子機器は、端末側電子機器自体であってもよい。この場合、指向性アンテナを介した通信状況は、端末側電子機器によって判断されて送信機器に全方向性アンテナ通信を行う旨を通知する。且つ、全方向性アンテナを介した通信状況は、端末側電子機器によって判断されて通信配置設定を行い、設定された通信配置を送信機器に通知する。指摘すべきこととして、設定された通信配置は、例えば、全方向性アンテナ又は他の適当なリンクを介して送信機器に送信されてもよい。
また別の実施例によれば、制御側電子機器は、送信機器自体であってもよい。この場合、送信機器が通信状況を判断するように、送信機器は、端末側電子機器に通信状況に関する情報(指向性アンテナを介した通信状況に関する情報と全方向性アンテナを介した通信状況に関する情報とを含む)を取得して(例えば、リファレンス信号を送信することにより)送信機器に通知するように指示してもよい。又は、送信機器が通信状況を判断するように、送信機器は、直接的に端末側電子機器からのフィードバックに基づいて取得してもよい。それにより、送信機器は、通信状況の判断に基づいて通信配置設定を行うことができる。指摘すべきこととして、通信配置を端末側電子機器に送信する必要がある場合、例えば、全方向性アンテナ又は他の適当なリンクを介して端末側電子機器に送信してもよい。もちろん、通信配置を端末側電子機器に送信しなくてもよい。
指摘すべきこととして、上記シグナリング中の各操作ステップにおける制御側電子機器は、同一の電子機器であってもよいし、異なる電子機器であってもよい。例として、各操作ステップにおける制御側電子機器は、同一の制御側電子機器、送信機器又は端末側電子機器であってもよい。別の例として、各操作ステップは、それぞれ異なる制御側電子機器、送信機器又は端末側電子機器で実行されてもよい。
本開示の実施例によれば、無線通信システムにおいて送信機器と端末側電子機器との間の通信状況を判断し、通信状況に応じて通信配置を動的に調整することで、リソースの利用効率をさらに向上させ、通信品質を確保することができる。
以下は、添付図面を参照しながら、本開示の実施例によるダイレクトリンクを利用してマルチキャストを行う無線通信システムにおける電子機器及び通信方法について説明する。
図2は、本開示の実施例による端末側電子機器200の概略ブロック図を示す。端末側電子機器200は、図1Aにおける端末側電子機器120a、120b又は120cに対応してもよく、無線通信システムにおける制御側電子機器/送信機器と通信を行うことができる。明確化するために、以下は、第1類のアンテナが指向性アンテナであり、第2類のアンテナが全方向性アンテナである場合を例にして説明する。図2に示すように、端末側電子機器200は、指向性アンテナ210、全方向性アンテナ220及び処理回路230を含んでもよい。
本開示の実施例によれば、処理回路230は、端末側電子機器200と送信機器との間の指向性アンテナを介した通信状況を示す第1の情報を取得し、且つ端末側電子機器200と送信機器との間の全方向性アンテナを介した通信状況を示す第2の情報を取得するように配置されてもよく、端末側電子機器200と送信機器との間の全方向性アンテナを介した通信は、第1の情報に基づいて行われ、端末側電子機器200と送信機器との間の通信配置は、少なくとも第2の情報に基づいて設定可能である。
上記機器の構成例において、処理回路230は、汎用プロセッサの形態であってもよいし、ASICなどの専用処理回路であってもよい。例えば、処理回路230は、回路(ハードウェア)又は中央処理装置(例えば、中央処理ユニット(CPU))によって構成され得る。また、処理回路230には、回路(ハードウェア)又は中央処理装置を動作させるためのプログラム(ソフトウェア)がロードされていてもよい。このプログラムは、メモリ(例えば、メモリに配置される)、又は外部から接続された外部記憶媒体に記憶されてもよく、ネットワーク(例えば、インターネット)を介してダウンロードされてもよい。
本開示の実施例によれば、処理回路230は、上記機能を実現するための各ユニット、例えば、端末側電子機器200と送信機器との間の指向性アンテナを介した通信状況を示す第1の情報を取得するように配置された指向性アンテナ通信状況取得部232と、端末側電子機器200と送信機器との間の全方向性アンテナを介した通信状況を示す第2の情報を取得するように配置された全方向性アンテナ通信状況取得部234とを含んでもよい。
選択的に、処理回路230は、第2の情報に基づいて端末側電子機器200と送信機器との間の通信配置を設定するように配置された通信配置設定部236を含んでもよい。通信配置設定部236は、点線で描かれており、このユニットが必ずしも処理回路に含まれるものではないことを説明することを意図する。例として、このユニットは、端末側電子機器の中にあるが処理回路の外に位置してもよく、さらには端末側電子機器200の外に位置してもよい。
処理回路230に含まれるこれらのユニットは、互いに通信可能に結合されてもよく(図示せず)、且つ/又は指向性アンテナ210と全方向性アンテナ220とのうちの1つ又は複数に結合されてもよい(図示せず)。注意すべきこととして、図2には、各ユニットが別個のユニットとして示されているが、これらのユニットのうちの1つ又は複数は、1つのユニットに統合されてもよく、又は複数のユニットに分割されてもよい。
注意すべきこととして、上記各ユニットは、それらが実現した具体的な機能に基づいて区分したロジックモジュールだけであり、具体的な実現方式を制限しておらず、例えばソフトウェア、ハードウェア又はソフトウェアとハードウェアの結合の方式で実現されることができる。実際に実現する時、上記各ユニットは、独立した物理エンティティとして実現されてもよく、又はシングルのエンティティ(例えば、プロセッサ(CPU又はDSPなど)、集積回路など)によって実現されてもよい。また、上記各ユニットを図中に破線で示すことは、これら各ユニットが実際に存在しなくてもよく、それらにより実現される操作/機能を処理回路自体で実現してもよいことを示す。
注意すべきこととして、指向性アンテナ210及び全方向性アンテナ220は、異なる指向範囲を有する第1類のアンテナ及び第2類のアンテナの例に過ぎない。実施例によれば、指向性アンテナ210及び全方向性アンテナ220は、それぞれ指向性ビーム通信と全方向性ビーム通信を行う2セットのアンテナ又はアンテナアレイであってもよいし、指向性ビーム通信と全方向性ビーム通信の両方を行うが異なる時間にいずれか一方のみを行うように配置可能な1セットのアンテナアレイであってもよい。例として、アンテナ210、220は、通信部又は通信部の一部であってもよい。通信部は、処理回路230の制御下で、制御側電子機器、送信機器又は他の端末側電子機器と通信を行うように配置可能である。一例において、通信部は、アンテナアレイ(例えば、全方向性アンテナと指向性アンテナの両方、又は全方向性アンテナと指向性アンテナの両方の機能を実現できる単一のアンテナアレイ)及び/又は無線周波数リンクなどの通信部材を含む送信機又は送受信機として実現されてもよい。一実施例において、この通信部は、処理回路において決定された通信状況に関する情報を制御側電子機器に送信してもよい。一実施例において、通信部は、本開示の実施例において説明されたプロセスに必要なシグナリングを送受信してもよい。
図2には、処理回路230がアンテナ210、220から分離していることが示されているが、処理回路230は、アンテナを含むように実現されてもよい。さらに、処理回路230は、端末側電子機器における1つ又は複数の他の構成要素を含むように実現されてもよく、又は端末側電子機器として実現されてもよい。実際に実現する時、処理回路230は、チップ(例えば単一チップを含む集積回路モジュール)、ハードウェア部材、又は完全な製品として実現され得る。
指摘すべきこととして、図2には、アンテナ210、220が電子機器200に含まれることが示されているが、アンテナ210、220は、電子機器200に含まれず、電子機器200に結合/取り付けされるアンテナであってもよい。
理解すべきこととして、図2は、単なる端末側電子機器の概略的な構造配置である。端末側電子機器200は、他の可能な構成要素(例えば、メモリなど)をさらに含んでもよい。選択的に、制御側電子機器200は、メモリ、無線周波数リンク、ベースバンド処理部、ネットワークインターフェース、コントローラなど、図示しない他の構成要素をさらに含んでもよい。処理回路は、メモリ及び/又はアンテナと関連付けられてもよい。例えば、データのアクセスを行うために、処理回路は、直接的又は間接的に(例えば、中間に他の構成要素が接続されている場合がある)メモリに接続されてもよい。また、例えば、処理回路は、アンテナに直接的又は間接的に接続されてもよい。これにより、通信部を介してラジオ信号を送信し、通信部を介してラジオ信号を受信する。
メモリは、処理回路230によって生成される様々な情報(例えば、通信状況に関する情報、端末側電子機器の配置情報、位置情報など)、制御側電子機器の操作に用いられるプログラム及びデータ、端末側電子機器によって送信されるデータなどを格納することができる。メモリは、端末側電子機器の中にあるが処理回路の外に位置してもよく、さらには端末側電子機器の外に位置してもよい。メモリは、揮発性メモリ及び/又は不揮発性メモリであり得る。例えば、メモリは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、ダイナミック型ランダムアクセスメモリ(DRAM)、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリを含んでもよいが、これらに限定されない。
以下は、図2における端末側電子機器200の処理回路230におけるユニットの機能について具体的に説明する。
本開示の実施例によれば、端末側電子機器200と送信機器との間の第1類のアンテナを介した通信状況を示す第1の情報は、端末側電子機器200によって生成されてもよい。例えば、第1類のアンテナは、指向性アンテナであってもよい。一実施例において、この第1の情報は、指向性アンテナ通信状況取得部232により取得されてもよい。
本開示の実施例によれば、この第1の情報は、端末側電子機器200と送信機器との間の第1類のアンテナを介したデータ通信の通信品質情報と、送信機器から第1類のアンテナを介して送信されるリファレンス信号に基づいて決定されるチャネル品質情報とのうちのいずれか1つ又はその量子化値を含んでもよい。そのうち、チャネル品質情報は、受信された送信機器から第1類のアンテナを介して送信されたリファレンス信号の電力パラメータ(例えば、リファレンス信号受信電力(RSRP)及びリファレンス信号受信品質(RSRQ))と、受信されたリファレンス信号に基づいて推定された端末側電子機器200と送信機器との間の第1類のアンテナを介したチャネル状態(例えば、チャネル品質インジケータ(CQI))とのうちのいずれか1つを含んでもよい。
本開示の実施例によれば、第1の情報とは、第1類のアンテナを介した通信状況を示す情報(例えば、通信状況を示す生データのような通信状況に関するパラメータ)自体、例えば、データ通信品質に関する様々なパラメータ、第1類のアンテナを介したチャネル品質に関する様々なパラメータなどを指してもよい。
代替として、又は付加的に、第1の情報は、通信状況を示す情報の量子化値、例えば、その情報から得られる通信状況を示す簡易量子化値であってもよい。一実施例によれば、情報伝送に必要なビット数を減らすために、この情報を正規化することによって得た正規化値を量子化値とし、又は本分野の様々な量子化方法を採用してこの情報を量子化してもよい。
別の実施例によれば、通信状況に関する閾値(例えば、限界閾値)を設定してこの情報を処理することで、取得した通信状況がどのランクの通信状況に属するかを判断し、判断結果を直接取得して第1の情報としてもよい。例として、通信状況を対応するランク値で表し、このランク値を第1の情報として送信してもよい。例えば、通信状況を1~Nランクに区分し、取得した通信状況に対応するランク値Nを第1の情報として送信すると仮定する。この場合、このランク値は、量子化値の一種とみなすこともできる。
別の実施例によれば、第1の情報は、通信状況の優劣を直接的に示す値であってもよく、例えば、二値化ビットで示されてもよい。例えば、通信状況が特定の閾値を上回ったか否かを判断することにより、通信状況の優劣を示す。そのうち、1は、通信状況が良好で、特定の閾値を上回り、維持し続けることができることを示し、0は、通信状況が悪く、特定の閾値を下回り、調整する必要があることを示す。このように、第1の情報の伝送に必要なビット数をさらに減すことができるので、伝送効率がさらに向上する。この場合、この特定の閾値は、通信状況に関する情報を量子化するための量子化閾値とみなしてもよく、この二値化ビットは、量子化値の一種とみなしてもよく、第1の情報として送信される。
本開示の実施例によれば、第1の情報は、端末側電子機器によって持続的又は定期的に取得されてもよく、且つ、代替として、又は付加的に、さらに特定のトリガ(例えば、送信機器から送信される特定のリファレンス信号など)に応答して取得されてもよい。
本開示の実施例によれば、第1の情報は、端末側電子機器によって取得されると制御側電子機器/送信機器に送信されてもよい。それにより、制御側電子機器/送信機器は、第1の情報に基づいて通信状況を判断し、第1の情報に基づいて第2類のアンテナ通信を行うか否かを判断することができる。このように、制御側電子機器/送信機器は、第1の情報が示す通信状況パラメータ自体又はその量子化値(例えば、通信状況ランク値、通信状況の優劣を示す二値化値など)に基づいて、第2類のアンテナ通信を行うか否かを判断することができる。
代替として、又は付加的に、端末側電子機器が第1の情報に基づいて通信状況が悪いと判断した場合にのみ、第1の情報(好ましくは量子化値又は二値化値)又は特定の指令/指示情報を制御側電子機器/送信機器に送信してもよい。制御側電子機器/送信機器は、第1の情報又は特定の指令/指示情報が受信された後、判断を行わず直接的に第2類のアンテナ通信を行ってもよい。それにより、制御側電子機器/送信機器の処理オーバヘッドを軽減することができる。
実施例によれば、この特定の指令/指示情報は、第1類のアンテナを介した通信状況の優劣を示す情報であってもよい。一例によれば、端末側電子機器は、通信状況が悪いと判断した場合に、任意の1ビットの指令情報を制御側電子機器/送信機器に送信して、制御側電子機器/送信機器に第2類のアンテナ通信を行うことができることを通知してもよい。このとき送信される指令情報は、第1の情報と同等のものであってもよい。制御側電子機器/送信機器は、このように指令情報を受信すると、第2類のアンテナ通信を行うことができる。
一実施例によれば、端末側電子機器が第1の情報に基づいて通信状況が悪いと判断した場合にのみ第1の情報を制御側電子機器/送信機器に送信してもよい。制御側電子機器/送信機器は、受信された第1の情報に基づいて判断を行うことで、端末側電子機器の判断が正しいか否かを検証してもよい。それにより、通信状況の判断の精度をより向上させることができる。
本開示の実施例によれば、終端側電子機器は、例えば、終端側電子機器と送信機器又は制御側電子機器との間に依然としてダイレクトリンクが存在する場合、例えば、第1類のアンテナを介して、第1の情報を直接的に送信機器又は制御側電子機器に送信してもよい。又は、端末側電子機器は、他の機器を介して、例えば、中継機器又は他の補助通信機器を介して、第1の情報を送信機器又は制御側電子機器に送信してもよい。
一実施例によれば、第1の情報は、データ通信品質情報又はその量子化値であってもよく、端末側電子機器によって定期的又は持続的に取得されてもよい。この場合、端末側電子機器は、第1類のアンテナを介して送信機器とデータ通信を行うと通信品質情報又はその量子化値を第1の情報として取得してもよい。
別の実施例によれば、第1の情報は、チャネル品質情報又はその量子化値であってもよい。この場合、端末側電子機器は、送信機器から第1類のアンテナを介して送信された第1のリファレンス信号に基づいて、チャネル品質推定を行って、チャネル品質情報又はその量子化値を第1の情報として取得してもよい。
一実施例によれば、端末側電子機器200と送信機器との間の第1類のアンテナを介した通信状況を示す第1の情報を取得することは、端末側電子機器200と送信機器との間の第1類のアンテナを介したデータ通信品質を決定することと、端末側電子機器200と送信機器との間の第1類のアンテナを介したデータ通信品質が対応する閾値を下回ったことに応答して、受信された送信機器から第1類のアンテナを介して送信された第1のリファレンス信号に基づいて、第1の情報を決定することとを含む。これにより、端末側電子機器によって、受信された第1のリファレンス信号に基づいてチャネル品質を推定し、チャネル品質に関する情報を第1の情報として取得することができる。任意の適当なチャネル品質推定技術によって第1の情報を決定することができる。例として、第1の情報は、上記のように、制御側電子機器/送信機器に送信されてもよい。
本開示の実施例によれば、第1のリファレンス信号は、送信機器によって第1類のアンテナを介して様々な方式によって送信されてもよい。特に、第1のリファレンス信号は、送信機器によって自発的に送信され、且つ/又は送信機器によって要求又は指令に応答して送信されてもよい。
一実施例によれば、第1のリファレンス信号は、送信機器によってその第1類のアンテナを介して持続的に送信されるか、又は定期的に(例えば、一定期間ごとに)送信される。このような場合は、送信機器によって自発的に送信されると呼ばれてもよい。
別の実施例によれば、送信機器は、送信機器と端末側機器との間の第1類のアンテナを介したデータ通信品質に依存して第1のリファレンス信号を送信してもよい。例として、例えば、送信機器は、送信機器と端末側機器との間の第1類のアンテナを介したデータ通信状況を判断し、判断結果に基づいて第1のリファレンス信号を送信してもよい。このような場合も送信機器によって自発的に送信されると呼ばれてもよい。
本開示の実施例によれば、送信機器は、端末側機器からの第1類のアンテナを介したデータ通信品質に関する情報、又は端末機器からのデータ通信に関するフィードバックに基づいて、判断を行ってもよい。
また別の実施例では、端末側電子機器200は、端末側電子機器200と送信機器との間の第1類のアンテナを介したデータ通信品質情報(例えば、ビット誤り率、正解率など)を送信機器に送信してもよく、この送信は、定期的に、又はこのデータ通信品質情報が対応する閾値を下回ったことに応答して行われてもよく、且つこのデータ通信品質情報を直接送信し、又は制御側電子機器などによって中継を行って送信してもよい。そのうち、この送信機器は、受信されたデータ通信品質情報と特定の閾値とを比較し、データ通信品質情報が対応する閾値を下回った場合、送信機器の第1類のアンテナ(例えば、指向性アンテナ210)を介して第1のリファレンス信号を送信する。
さらに別の実施例では、端末側電子機器200は、定期的に送信機器にデータ通信品質に対するフィードバックを送信してもよい。また、送信機器は、受信されたデータ通信品質フィードバックに応答して第1のリファレンス信号を送信してもよい。例えば、端末側電子機器は、データ通信品質が特定の閾値を下回ったか否かを判断し、判断結果をフィードバックとして送信機器に送信してもよい。送信機器は、データ通信品質フィードバックが、データ通信品質が悪いことを示す特定値である場合に、第1のリファレンス信号を送信する。例えば、フィードバックは、二値化データによって示されてもよく、特定値1は良いことを示し、特定値0は悪いことを示す。
一実施例では、端末側電子機器200と送信機器との間の第1類のアンテナを介したデータ通信の品質が悪い場合、パケットロスなどにより、送信機器は、端末側電子機器200から送信されたフィードバックを受信できない可能性がある。この実施例では、第1のリファレンス信号は、送信機器が特定の時間内に端末側電子機器200によるデータ通信品質に対するフィードバックを受信していないことに応答して、送信機器の第1類のアンテナ(例えば、指向性アンテナ210)を介して送信されてもよい。
一実施例では、第1のリファレンス信号は、送信機器によって、端末側電子機器200及び/又は制御側電子機器からの要求/指令に応答して送信されてもよい。この要求/指令は、端末側電子機器200と送信機器との間の第1類のアンテナを介したデータ通信品質が対応する閾値を下回った場合に、端末側電子機器200によって端末側電子機器200の第1類のアンテナ(例えば、指向性アンテナ210)を介して送信され、且つ/又は制御側電子機器によって送信されてもよい。例えば、端末側電子機器200と送信機器との間の第1類のアンテナを介したデータ通信品質がある程度悪くなる(例えば、ビット誤り率が特定の閾値を上回り、又は端末側電子機器200が送信機器から第1類のアンテナを介して送信されたデータを所定時間受信していない)とき、この要求/指令は、直接的に送信され、又は制御側電子機器(例えば、基地局又はロードサイドユニットなど)などによって中継されて送信機器に送信されてもよい。
一実施例では、端末側電子機器200と送信機器との間の第2類のアンテナを介した通信は、例えば、指向性アンテナ通信状況取得部232によって取得された端末側電子機器200と送信機器との間の第1類のアンテナを介した通信状況を示す第1の情報に基づいて行われてもよい。
ここで、第1類のアンテナと第2類のアンテナとは、異なる指向性特性を有してもよい。例えば、第2類のアンテナは、第1類のアンテナよりも広い指向性特性、例えば、より広い指向範囲、より広い指向角度を有してもよい。例えば、第1類のアンテナは、指向性アンテナであってもよく、第2類のアンテナは、全方向性アンテナであってもよい。実施例によれば、端末側電子機器200のアンテナと送信機器のアンテナは、同じ又は類似する方式によって実現されてもよい。特に、実施例によれば、端末側電子機器200の第1類のアンテナと送信機器の第1類のアンテナとは、同じタイプのアンテナ(例えば、指向性アンテナ)であってもよく、それらの特性(例えば、指向範囲)は、同じであっても異なっていてもよい。端末側電子機器200の第2類のアンテナと送信機器の第2類のアンテナとは、同様である。
実施例によれば、端末側電子機器200のアンテナと送信機器のアンテナは、異なる方式によって実現されてもよく、各々が指向範囲の要件を満たせばよい。例えば、端末側電子機器200のアンテナと送信機器のアンテナとのうち、一方は異なる動作状態を有する単一のアンテナアレイであってもよく、他方は分離された2セットのアンテナであってもよい。
一実施例によれば、第1の情報が第1の閾値を下回り、又は、第1の情報と第1の閾値との比較結果が特定値であることに応答して、送信機器によって、端末側電子機器と送信機器との間の第2類のアンテナを介した通信が行われる。例として、第1の情報が第1の閾値を下回り(例えば、RSRPが-140dBm未満)、又は第1の情報と第1の閾値との比較結果が特定値である(例えば、RSRPと第1の閾値-140dBmとの比較結果が負の値であり、即ち、RSRPが-140dBm未満で、又は1が以上を表し、0が未満を表す場合、比較結果が0である)場合、送信機器によって端末側電子機器200と送信機器との間の第2類のアンテナを介した通信が行われる。通信要求、第1の情報のタイプなどに応じて、第1の閾値を設定してもよい。
一実施例によれば、第2類のアンテナを介した通信は、送信機器によって自発的に行われ、且つ/又は送信機器によって要求又は指令に応答して行われてもよい。
一実施例によれば、送信機器は、受信された第1の情報を判断し、判断結果に基づいて、第2類のアンテナ通信を行ってもよい。これは、自発的に行われると呼ばれてもよい。
一実施例によれば、第1の情報がデータ通信品質の優劣を示す二値化値、例えば、上述したデータ通信品質のフィードバックなどである場合、送信機器は、この第1の情報が特定値であるか否かに応答して、第2類のアンテナを介した通信を行ってもよい。例えば、第1の情報が0である場合にのみ、第2類のアンテナ通信を行う。指摘すべきこととして、第1の情報に関する判断操作は、他の方式によって行われてもよく、例えば、上述した方式によって行われてもよい。
一実施例によれば、送信機器は、端末側電子機器/制御側電子機器からの要求/指令に応答して、第2類のアンテナを介した通信を行ってもよい。端末側電子機器は、データ通信品質が悪い場合にのみ、送信機器に第1の情報又は指令情報をこの要求/指令として送信してもよい。送信機器は、端末側電子機器/制御側電子機器からの第1類のアンテナを介した情報、例えば、要求又は指令情報を受信すると、第1の情報の検証を行わず、直接的に第2類のアンテナを介した通信を行うことができる。別の例として、送信機器は、さらに、要求/指令が受信された場合に、依然として第1の情報を判断してもよい。それにより、通信状況の判断の精度をさらに向上させることができる。
付加的に、一実施例では、現在の第1の情報と前の第1の情報との間の変化が所定の範囲内にある(例えば、現在のRSRQと前のRSRQとの間の差の絶対値が5未満である)ことに応答して、送信機器で自発的に又は制御側電子機器からの指令に基づいて端末側電子機器200と送信機器との間の第2類のアンテナを介した通信を行ってもよい。この自発的又は指令に応じた通信は、上述した方式によって行われてもよく、ここではこれ以上詳しく説明しない。
現在の第1の情報と、前の第1の情報とを比較することで、第1類のアンテナを介した通信状況に定常的な変化が生じたか否かを決定することができる。それにより、急変又は測定エラーによる誤報に起因するピンポン現象や、通信配置の頻繁な調整による通信リソースの浪費などを回避することができる。
本開示の実施例によれば、送信機器が行う第2類のアンテナを介した通信に応答して、端末側電子機器200は、第2の情報を取得してもよく、且つ、第2の情報に関する情報、例えば、第2の情報自体又は第2の情報の量子化結果などは、送信機器及び/又は制御側電子機器に送信される。一実施例において、第2の情報は、全方向性アンテナ通信状況取得部234により取得されてもよい。
一実施例によれば、第2の情報は、端末側電子機器200と送信機器との間の第2類のアンテナを介した通信状況を示してもよい。この第2の情報は、端末側電子機器200と送信機器との間の第2類のアンテナを介したチャネル品質情報又はその量子化値、例えば、RSRP、RSRQ、CQIなどを含んでもよい。例として、第2の情報は、第2類のアンテナを介したチャネル品質情報自体又はその量子化値であってもよく、この量子化値は、上述した第1の情報の量子化方式と似た方式によって取得されてもよく、ここではこれ以上詳しく説明しない。
第2類のアンテナを介したチャネル品質情報は、本分野で既知の様々な方法によって推定して得られてもよい。一実施例によれば、第2の情報は、送信機器から第2類のアンテナを介して送信された第2のリファレンス信号に基づいて決定されてもよい。例として、第2のリファレンス信号に基づいてチャネル品質推定によって第2の情報を決定してもよく、任意の適当なチャネル品質推定技術を採用してもよい。
一実施例によれば、端末側電子機器と送信機器との間の第2類のアンテナを介した通信状況を示す第2の情報を取得することは、第1の情報が第1の閾値を下回り、又は、第1の情報と第1の閾値との比較結果が特定値であることに応答して、受信された送信機器から第2類のアンテナを介して送信された第2のリファレンス信号に基づいて第2の情報を決定することを含んでもよい。
本開示の実施例によれば、第2のリファレンス信号は、送信機器によって様々な適当な方式によって送信されてもよい。例として、上述したように、第2のリファレンス信号は、送信機器によって自発的に又は要求/指令に応答して送信されてもよい。
一実施例では、第2のリファレンス信号は、送信機器によって、端末側電子機器200からの要求に応答して、送信機器の第2類のアンテナ(例えば、全方向性アンテナ220)を介して送信されてもよい。そのうち、この要求は、第1の情報が第1の閾値を下回り、又は、第1の情報と第1の閾値との比較結果が特定値である場合に、端末側電子機器200によって、端末側電子機器200の第2類のアンテナ(例えば、全方向性アンテナ220)を介して送信されてもよい。
別の実施例では、端末側電子機器200は、第1の情報、又は第1の情報と第1の閾値との比較結果を送信機器又は制御側電子機器に送信してもよい。第2のリファレンス信号は、送信機器によって、受信された第1の情報が第1の閾値を下回り、又は受信された第1の情報と第1の閾値との比較結果が特定値であることに応答して、送信機器の第2類のアンテナ(例えば、全方向性アンテナ220)を介して送信されてもよい。
理解すべきこととして、端末側電子機器200の第2類のアンテナと送信機器の第2類のアンテナとは、同じタイプのアンテナ(例えば、全方向性アンテナ)であってもよいが、それらの特性(例えば、指向範囲)は、同じであっても異なっていてもよい。
別の実施例では、送信機器は、さらに、制御側電子機器からの指令に応答して第2のリファレンス信号を送信してもよく、前記指令は、制御側電子機器によって送信機器と制御側電子機器との間の第1類のアンテナ通信の通信状況に関する情報に基づいて送信されてもよい。
本開示の実施例によれば、端末側電子機器200と送信機器との間の通信配置は、少なくとも第2の情報に基づいて設定され得る。一実施例によれば、端末側電子機器と送信機器との間の通信品質をより向上させるために、第2の情報と特定の閾値との比較結果に基づいて、通信配置を適宜設定することができる。通信配置の意味及び設定は、上述した通りであってもよく、ここではこれ以上詳しく説明しない。
本開示の実施例によれば、この通信配置は、様々な機器によって設定/調整され得る。本開示の実施例によれば、この通信配置は、送信機器によって第2の情報に基づいて設定されてもよいし、端末側電子機器によって第2の情報に基づいて設定されて送信機器に通知されてもよく、又は他の機器、例えば、制御側電子機器、補助中継機機器などによって設定されて送信機器に通知されてもよい。
例えば、制御側電子機器/送信機器が端末側電子機器200と送信機器400との間の通信配置を設定するために、端末側電子機器200は、第2の情報と、第2の情報と特定の閾値との比較結果とのうちのいずれか1つを制御側電子機器/送信機器に送信してもよい。例えば、端末側電子機器200の通信配置設定部236は、さらに、第2の情報に基づいて、端末側電子機器200と送信機器400との間の通信配置を設定し、設定情報を制御側電子機器又は送信機器に通知して通信配置設定を行ってもよい。
これにより、送信機器は、設定/調整された通信配置に基づいて、端末側電子機器200とデータ通信を行うことができる。端末側電子機器200は、よりロバストかつ確実に伝送されたデータを受信することができ、通信品質が安定する。指摘すべきこととして、端末側電子機器200は、送信機器とデータ通信するためのユニットを含んでもよい。このようなユニットは、本分野で既知の方式によって実現されることができ、ここではこれ以上詳しく説明しない。
図3は、本開示の実施例による端末側電子機器に用いられる方法300のフローチャートを示す。以下は、図2を結び付けながら、この通信方法300について説明する。そのうち、端末側電子機器は、例えば、図2に示す端末側電子機器200であってもよい。
ステップS310において、端末側電子機器200と送信機器との間の第1類のアンテナを介した通信状況を示す第1の情報を取得する。このステップS310は、例えば、図2における指向性アンテナ通信状況取得部232により実行されてもよい。第1の情報の様々な例及び第1の情報を取得する様々な実装について既に説明され、ここではこれ以上説明しない。
そして、プロセスはステップS320に進む。ステップS320において、端末側電子機器200と送信機器との間の第2類のアンテナを介した通信状況を示す第2の情報を取得する。このステップS320は、例えば、図2における全方向性アンテナ通信状況取得部234により実行されてもよい。上述したように、端末側電子機器200と送信機器との間の第2類のアンテナを介した通信は、第1の情報に基づいて行われてもよい。第2の情報の様々な例及び第2の情報を取得する様々な実装について既に説明され、ここではこれ以上説明しない。
そして、プロセスはステップS330に進む。ステップS330において、少なくとも第2の情報に基づいて端末側電子機器200と送信機器との間の通信配置を設定してもよい。例として、上述したように、送信機器の、第1類のアンテナを介してデータ通信を行う配置、又は送信機器と端末側機器との間のデータ通信に関する他の配置を調整してもよい。
このステップS330は、例えば、図2における通信配置設定部236により実行されてもよい。ステップS330は、点線で描かれている。その理由は、本開示のいくつかの実施例では、上述したように、通信配置の設定は、さらに端末側電子機器200以外の機器(例えば、送信機器又は制御側電子機器)によって実行されてもよいからである。
図4は、本開示の実施例による送信機器の概略ブロック図を示す。送信機器400は、図1における送信機器130に対応してもよく、無線通信システムにおける制御側電子機器/端末側電子機器(例えば、上記の制御側電子機器110、端末側電子機器120a~120c、200など)と通信を行うことができる。明確化するために、以下は、第1類のアンテナが指向性アンテナであり、第2類のアンテナが全方向性アンテナである場合を例にして説明する。図4に示すように、送信機器400は、指向性アンテナ410、全方向性アンテナ420及び処理回路430を含んでもよい。
本開示の実施例によれば、処理回路430は、端末側電子機器と送信機器400との間の指向性アンテナを介した通信状況を示す第1の情報を受信し、第1の情報に基づいて、端末側電子機器と送信機器400との間の全方向性アンテナを介した通信を行い、端末側電子機器と送信機器400との間の全方向性アンテナを介した通信状況を示す第2の情報を受信するように配置されてもよく、端末側電子機器と送信機器400との間の通信配置は、少なくとも第2の情報に基づいて設定可能である。
上記機器の構成例において、処理回路430は、汎用プロセッサの形態であってもよいし、ASICなどの専用処理回路であってもよい。例えば、処理回路430は、回路(ハードウェア)又は中央処理装置(例えば、中央処理ユニット(CPU))によって構成され得る。また、処理回路430には、回路(ハードウェア)又は中央処理装置を動作させるためのプログラム(ソフトウェア)がロードされていてもよい。このプログラムは、メモリ(例えば、メモリに配置される)、又は外部から接続された外部記憶媒体に記憶されてもよく、ネットワーク(例えば、インターネット)を介してダウンロードされてもよい。
本開示の実施例によれば、処理回路430は、上述した機能を実現するための各ユニット、例えば、指向性アンテナ通信状況受信部432、全方向性アンテナ通信開始部434、全方向性アンテナ通信状況受信部436を含んでもよく、処理回路430は、選択的に、通信配置設定部438を含んでもよい。通信配置設定部438は、送信機器400の外に位置してもよいため、点線で描かれている。処理回路430に含まれるこれらのユニットは、互いに通信可能に結合されてもよく(図示せず)、且つ/又は指向性アンテナ410と全方向性アンテナ420とのうちの1つ又は複数に結合されてもよい(図示せず)。注意すべきこととして、図4には、各ユニットが別個のユニットとして示されているが、これらのユニットのうちの1つ又は複数は、1つのユニットに統合されてもよく、又は複数のユニットに分割されてもよい。
注意すべきこととして、上記各ユニットは、それらが実現した具体的な機能に基づいて区分したロジックモジュールだけであり、具体的な実現方式を制限しておらず、例えばソフトウェア、ハードウェア又はソフトウェアとハードウェアの結合の方式で実現されることができる。実際に実現する時、上記各ユニットは、独立した物理エンティティとして実現されることができ、又はシングルのエンティティ(例えば、プロセッサ(CPU又はDSPなど)、集積回路など)によって実現されることもできる。また、上記各ユニットを図中に破線で示すことは、これら各ユニットが実際に存在しなくてもよいことを示し、それらにより実現される動作/機能を処理回路自体で実現してもよい。
実施例によれば、指向性アンテナ410及び全方向性アンテナ420は、それぞれ指向性ビーム通信と全方向性ビーム通信を行う2セットのアンテナ/アンテナアレイであってもよいし、指向性ビーム通信と全方向性ビーム通信の両方を行うように配置可能な1セットのアンテナアレイであってもよい。例として、アンテナ410、420は、通信部又は通信部の一部であってもよい。通信部は、処理回路430の制御下で、制御側電子機器、送信機器又は他の端末側電子機器と通信を行うように配置されてもよい。一例において、通信部は、アンテナアレイ(例えば、全方向性アンテナと指向性アンテナの両方、又は全方向性アンテナと指向性アンテナの両方の機能を実現できる単一のアンテナアレイ)及び/又は無線周波数リンクなどの通信部材を含む送信機又は送受信機として実現されてもよい。一実施例において、この通信部は、処理回路において決定された通信状況に関する情報を制御側電子機器に送信してもよい。一実施例において、通信部は、本開示の実施例において説明されたプロセスに必要なシグナリングを送受信してもよい。
図4では、処理回路430がアンテナ410、420から分離していることが示されているが、処理回路430は、アンテナを含むように実現されてもよい。さらに、処理回路430はまた、送信機器における1つ又は複数の他の構成要素を含むように実現されてもよく、又は送信機器として実現されてもよい。実際に実現する時、処理回路430は、チップ(例えば単一チップを含む集積回路モジュール)、ハードウェア部材、又は完全な製品として実現され得る。
指摘すべきこととして、図4には、アンテナ410、420が送信機器400に含まれることが示されているが、アンテナ410、420は、送信機器400に含まれず、送信機器400に結合/取り付けされるアンテナであってもよい。
理解すべきこととして、図4は、単なる送信機器の概略的な構造配置である。送信機器400は、他の可能な構成要素(例えば、メモリなど)をさらに含んでもよい。選択的に、送信機器400は、メモリ、無線周波数リンク、ベースバンド処理部、ネットワークインターフェース、プロセッサ、コントローラなど、図示しない他の構成要素をさらに含んでもよい。処理回路は、メモリ及び/又はアンテナと関連付けられてもよい。例えば、データのアクセスを行うために、処理回路は、直接的又は間接的に(例えば、中間に他の構成要素が接続されている場合がある)メモリに接続されてもよい。また、例えば、処理回路は、アンテナに直接的又は間接的に接続されてもよい。これにより、通信部を介してラジオ信号を送信し、通信部を介してラジオ信号を受信する。
メモリは、処理回路430によって生成される様々な情報(例えば、通信状況に関する情報、送信機器の配置情報、位置情報など)、送信機器の操作に用いられるプログラム及びデータ、送信機器によって送信されるデータなどを格納することができる。メモリは、送信機器の中にあるが処理回路の外に位置してもよく、さらには送信機器の外に位置してもよい。メモリは、揮発性メモリ及び/又は不揮発性メモリであり得る。例えば、メモリは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、ダイナミック型ランダムアクセスメモリ(DRAM)、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリを含んでもよいが、これらに限定されない。
以下は、図4における送信機器400の処理回路430におけるユニットの機能を具体的に説明する。
本開示の実施例によれば、指向性アンテナ通信状況受信部432は、端末側電子機器200と送信機器400との間の指向性アンテナを介した通信状況を示す第1の情報を受信するように配置されてもよい。例として、指向性アンテナ410によって端末側電子機器200又は制御側電子機器から第1の情報を含むラジオ信号が受信された後、ダウンコンバート、アナログ-デジタル変換などの処理により第1の情報を得て、そして、第1の情報を指向性アンテナ通信状況受信部432に送信してもよい。
一実施例では、端末側電子機器と送信機器との間の指向性アンテナを介したデータ通信状況に関する情報又はその量子化値は、第1の情報として受信されてもよい。別の実施例では、端末側電子機器と送信機器との間の指向性アンテナを介したチャネル品質状況に関する情報又はその量子化値は、第1の情報として受信されてもよい。ここで、このチャネル品質状況は、送信機器から送信された第1のリファレンス信号に基づいて推定されてもよい。第1の情報の意味、タイプ、取得及び送信方式などは、上述した通りであってもよく、ここではこれ以上詳しく説明しない。
指摘すべきこととして、図面に示されていないが、処理回路430は、第1のリファレンス信号を送信するためのユニットを含んでもよく、このユニットは、持続的に、又は定期的に、又は第1の情報に応答して第1のリファレンス信号を送信してもよい。第1のリファレンス信号の送信方式などは、上述した通りであってもよく、ここではこれ以上詳しく説明しない。
本開示の実施例によれば、全方向性アンテナ通信開始部434は、第1の情報に基づいて端末側電子機器200と送信機器400との間の全方向性アンテナを介した通信を行うように配置されてもよい。例として、この全方向性アンテナを介した通信は、送信機器400によって第1の情報を判断することにより自発的に行われてもよく、且つ/又は制御側電子機器/端末側電子機器からの第1の情報に基づいて送信された指令に基づいて行われてもよい。
一実施例では、送信機器400は、第1の情報が第1の閾値を下回り、又は第1の情報と第1の閾値との比較結果が特定値であることに応答して、端末側電子機器200と送信機器400との間の全方向性アンテナを介した通信を行ってもよい。
別の実施例では、さらに、現在の第1の情報と前回受信された第1の情報との変化が所定の範囲内であることに応答して、送信機器400によって、自発的に、又は制御側電子機器/端末側電子機器からの第1の情報に基づいて送信された指令に基づいて、端末側電子機器200と送信機器400との間の全方向性アンテナを介した通信を行う。第1の情報に基づいて送信された指令の意味、送信方式などは、上述した通りであってもよく、ここではこれ以上詳しく説明しない。
一実施例によれば、送信機器と端末側電子機器との間の全方向性アンテナを介した通信を行うように、全方向性アンテナ通信開始部434は、第1の情報に基づいて全方向性アンテナを介して第2のリファレンス信号を送信してもよい。第2のリファレンス信号の送信方式は、自発的、又は指令/要求に応答する方式であってもよく、上述した通りであってもよく、ここではこれ以上詳しく説明しない。
本開示の実施例によれば、全方向性アンテナ通信状況受信部436は、端末側電子機器と送信機器との間の全方向性アンテナを介した通信状況を示す第2の情報を受信するように配置されてもよい。例として、全方向性アンテナ420によって端末側電子機器200又は制御側電子機器から第2の情報を含むラジオ信号が受信された後、ダウンコンバート、アナログ-デジタル変換などの処理により第2の情報を得て、そして、第2の情報を全方向性アンテナ通信状況受信部436に送信してもよい。第2の情報の意味、タイプ、取得及び送信方式などは、上述した通りであってもよく、ここではこれ以上詳しく説明しない。
本開示の実施例によれば、端末側電子機器200と送信機器400との間の通信配置は、少なくとも第2の情報に基づいて設定され得る。例として、上述したように、送信機器の、指向性アンテナを介してデータ通信を行う配置、又は送信機器と端末側機器との間のデータ通信に関する他の配置を調整してもよい。
一実施例では、処理回路430は、通信配置設定部438を含んでもよく、通信配置設定部438は、少なくとも第2の情報に基づいて端末側電子機器200と送信機器400との間の通信配置を設定するように配置されてもよい。理解すべきこととして、端末側電子機器200又は制御側電子機器によって、端末側電子機器200と送信機器400との間の通信配置を設定してもよい。例えば、制御側電子機器/端末側機器が端末側電子機器200と送信機器400との間の通信配置を設定するために、送信機器400は、第2の情報と、第2の情報と特定の閾値との比較結果とのうちのいずれか1つを制御側電子機器/端末側機器に送信してもよい。
これにより、送信機器400は、設定/調整後の通信配置を利用して端末側電子機器とデータ通信を行うことができ、それにより、不利な要因の影響を無くし、通信品質の安定を維持する。指摘すべきこととして、送信機器400は、端末側電子機器とデータ通信するためのユニットを含んでもよく、このようなユニットは、本分野で既知の方式によって実現されることができ、ここではこれ以上詳しく説明しない。
図5は、本開示の実施例による送信機器に用いられる通信方法500のフローチャートを示す。
ステップS510において、端末側電子機器と送信機器400との間の第1類のアンテナを介した通信状況を示す第1の情報を受信する。この第1の情報は、送信機器400によって端末側電子機器200又は制御側電子機器から受信されてもよく、例えば、図4における指向性アンテナ通信状況受信部432によって実行されてもよい。
そして、プロセスはステップS520に進む。ステップS520において、送信機器400は、第1の情報に基づいて端末側電子機器200と送信機器400との間の第2類のアンテナを介した通信を行うことができる。このステップS520は、例えば、図4における全方向性アンテナ通信開始部434により実行されてもよい。
そして、プロセスはステップS530に進む。ステップS530において、端末側電子機器200と送信機器400との間の第2類のアンテナを介した通信状況を示す第2の情報を受信する。例として、この第2の情報は、送信機器400によって端末側電子機器200又は制御側電子機器から受信されてもよい。このステップS530は、例えば、図4における全方向性アンテナ通信状況受信部436により実行されてもよい。
そして、プロセスはステップS540に進む。ステップS540において、送信機器400は、少なくとも第2の情報に基づいて端末側電子機器200と送信機器400との間の通信配置を設定してもよい。このステップS540は、例えば、図4における通信配置設定部438により実行されてもよい。指摘すべきこととして、ステップS540は、点線で描かれている。その理由は、いくつかの実施例では、上述したように、ステップS540は、さらに送信機器400以外の機器(例えば、端末側電子機器200又は制御側電子機器)によって実行されてもよいからである。
以下は、添付図面を参照しながら、本開示の実施例による無線通信システムにおける通信状況判定及び通信配置設定の例示的な実装について説明する。特に、無線通信システムにおいて、まず、指向性アンテナの通信状況と全方向性アンテナの通信状況を判定することで、通信品質の劣化に影響を与える影響要因/イベントを正確に判断し、そして、判断結果に基づいて、通信配置を適宜調整/設定する。それにより、通信システムにおける通信品質を向上させ、通信のロバスト性を向上させることができる。
図6A~図6Cは、本開示の実施例による無線通信システムにおける端末側電子機器と送信機器との間の指向性アンテナを介した通信品質が劣化する三つの異なるシナリオを示す。図6A~図6Cにおいて、車群に基づく車対車通信システムを例にして説明し、そのうち、端末側電子機器と送信機器はいずれも車両である。理解すべきこととして、上述したように、本開示は、これに限定されるものではなく、無人機連携飛行、インテリジェントエンジニアリングロボット連携通行などのシナリオにも同様に適用可能である。
図6A~図6Cに示される無線通信システム600A~600Cの各々には、先頭車両130及び追従車両120a、120b、120c、・・・、及び120xが含まれてもよい。無線通信システムは、選択的に、制御側電子機器110をさらに含んでもよい。図面には、基地局(例えば、gNB)として制御側電子機器110が示されているが、制御側電子機器110は、ロードサイドユニット、さらには車群中の車両自体などであってもよい。先頭車両130は、図4に示される送信機器400に対応してもよく、また、追従車両120a、120b、120c、・・・及び120xのうちのいずれかは、図2に示される端末側電子機器200に対応してもよい。一実施例では、先頭車両130及び追従車両120a、120b、120c、・・・及び120xのうちの各々は、自動運転(半自動運転又は完全自動運転)を行い、且つ、ダイレクトリンクによって互いに通信することにより、車群を形成することができる。先頭車両130は、高指向性ビームを利用して、指向性アンテナを介して、マルチキャストという方式で、先頭車両130によって取得された知覚データ(例えば、先頭車両130に搭載されたカメラ又はレーダなどによって取得されたデータ)及び/又は走行戦略を追従車両120a、120b、120c、・・・及び120xに送信してもよい。
図6Aは、本開示の実施例による無線通信システム600Aにおける端末側電子機器と送信機器との間の指向性アンテナを介した通信品質が劣化する一つのシナリオの概略図を示す。図6Aに示すように、車群長が長過ぎると(例えば、新規車両が車群に加入し、又は交通要因により追従車両と先頭車両との距離が大きくなるなど)、先頭車両130と追従車両との間に障害物(例えば、建物、山などビームを遮るもの)がないにもかかわらず、追従車両は、先頭車両の高指向性ビームのカバレッジ範囲から外れ、車群中の最後の1台又は複数台の追従車両(例えば、追従車両120x)と先頭車両130との間の指向性アンテナを介した通信品質が悪くなる可能性がある。
図6Bは、本開示の実施例による無線通信システム600Bにおける端末側電子機器と送信機器との間の指向性アンテナを介した通信品質が劣化する別のシナリオの概略図を示す。図6Bに示すように、走行中に、車群の排列方式が変化し、例えば、交差点で旋回するなどにより、追従車両120a、120bが依然として先頭車両130の指向性アンテナの高指向性ビームの範囲内にあるかもしれないが、追従車両120c、120dは、先頭車両130の指向性アンテナの高指向性ビームから外れる可能性があり、結果として、通信品質が劣化する。指摘すべきこととして、車群隊列は、さらに他の要因の影響を受けて変化する可能性があり、結果として、追従車両が先頭車両の指向性ビームのカバレッジ範囲から外れる。例として、追従車両は、一時的に迂回、渋滞など他の理由で、先頭車両130の指向性アンテナのビームから外れることもある。
図6Cは、本開示の実施例による無線通信システム600Cにおける端末側電子機器と送信機器との間の指向性アンテナを介した通信品質が劣化するまた別のシナリオの概略図を示す。図6Cに示すように、先頭車両130と、追従車両120a、120b、120c及び120dとの相対位置は、図6Bと類似するが、先頭車両130と追従車両120c、120dとの間に障害物610が存在するため、第3のシナリオでは、先頭車両130が発射するビームをどのように調整しても追従車両120c、120dの通信品質を確保し難い可能性がある。図6Cには、車群が旋回していることが示されているが、これは単なる例示的なものであり、このようなシナリオは、障害物の存在により、先頭車両と追従車両との間の指向性アンテナと全方向性アンテナを介した通信品質がいずれも理想的でない他のシナリオをさらに含んでもよい。例えば、車群が直進走行するとき、先頭車両130と追従車両との間に障害物(例えば、大型車など)が出現し、結果として、通信品質が劣化する可能性もある。
図7は、本開示の実施例による例示的な実装の基本的なフローを概略的に示す。S701では、端末側機器と送信機器との間の指向性アンテナを介したデータ通信状況を示す第1の情報を取得する。第1の情報の意味と取得方式は、上述したように実現されることができ、ここではこれ以上詳しく説明しない。
S702では、第1の情報が第1の閾値以下であるか否かを判断する。例として、第1の情報が通信状況を示す生データ又はその量子化値である場合、第1の閾値は、相応なデータ又は数値閾値であってもよい。第1の情報が通信状況の優劣を示す二値化値である場合、第1の閾値は、0と1の間にある任意の数であってよい。指摘すべきこととして、上記は単なる例示的なものである。第1の閾値は、さらに、通信要求、第1の情報のタイプなどに応じて適当に設置されてもよい。
第1の情報が第1の閾値以下である場合、端末側機器と送信機器との間の指向性アンテナを介した通信品質が劣化していることを示し、ステップS703に移行する。そうでない場合、ステップS701に戻り、後で第1の情報の取得を継続する。
S703では、端末側機器と送信機器との間の全方向性アンテナを介した通信を示す第2の情報を取得する。第2の情報の意味と取得方式は、上述したように実現されることができ、ここではこれ以上詳しく説明しない。
S704では、第2の情報と特定の閾値とを比較することで、通信品質の劣化を引き起こす影響要因/イベントを決定する。第1の閾値と似たように、この特定の閾値は、通信要求、第2の情報のタイプなどに応じて設置されてもよい。
ステップS705では、決定された影響要因に応じて、送信機器と端末側電子機器との間の通信配置を設定/調整する。通信配置の意味及び設定/調整方式は、上述したように実現されることができ、ここではこれ以上詳しく説明しない。例として、ステップS705において、上記のように決定されたイベントに対して通信配置を同様に調整し、且つ、調整後の通信配置は、送信機器に通知されてもよく、さらには端末側電子機器に通知されてもよい。
ステップS706では、調整後の通信配置に基づいて、送信機器と端末側電子機器との間の通信を行ってもよい。通信は、本分野で既知の様々な方式によって実行され、特に指向性アンテナを介して実行されることができ、ここではこれ以上詳しく説明しない。
指摘すべきこととして、上記各ステップは、制御側電子機器、送信機器及び/又は端末側電子機器のうちの1つ又は複数によって実行されてもよい。例として、上記のステップは、全て制御側電子機器、送信機器及び/又は端末側電子機器のうちのいずれか1つによって実行されてもよい。又は、上記の各ステップは、それぞれ制御側電子機器、送信機器及び/又は端末側電子機器のうちの異なる機器によって実行されてもよい。
特に、本開示の実施例において、全方向性アンテナを介した通信状況の判定及び通信配置設定は、様々な異なる機器によって実行されてもよい。以下は、図面を参照して、本開示の実施例による例示的な実装について説明する。
図8A~図8Cは、本開示の実施例による無線通信システムにおける端末側電子機器と送信機器との間の全方向性アンテナを介した通信を行うための概略シグナリング図を示す。指摘すべきこととして、上述したように、全方向性アンテナを介した通信は、指向性アンテナを介した通信状況に基づいて行われる。ここでは、説明の簡略化のために、指向性アンテナを介した通信状況の測定及び判定を省略している。
図8Aは、本開示の実施例による無線通信システムにおける端末側電子機器と送信機器との間の全方向性アンテナを介した通信を行うための概略方法800Aのシグナリング図を示す。送信機器810は、ダイレクトリンクを介して終端側電子機器820と通信してもよく、例えば、5Gなどの無線リンクを介して制御側電子機器830と通信してもよい。制御側電子機器830は、全方向性アンテナを介した通信及び通信配置設定を行うように指示することができる。図8Aのシグナリング操作を開始する前に、端末側電子機器820は、既に端末側電子機器820と送信機器810との間の指向性アンテナを介した通信状況を示す第1の情報(例えば、ビット誤り率、RSRPなど)、又は第1の情報と第1の閾値との比較結果を直接的に制御側電子機器830に送信し、又は送信機器810を介して制御側電子機器830に送信してもよい。
ステップ801では、制御側電子機器830は、例えば、第1の情報が第1の閾値を下回り、又は第1の情報と第1の閾値との比較結果が特定値であることに応答して、送信機器810に全方向性アンテナチャネル品質を決定する指令を送信してもよい。
ステップ802において、送信機器810は、指令に応答して、全方向性アンテナを介して、端末側電子機器820にリファレンス信号を送信してもよい。
ステップ803では、端末側電子機器820は、ステップ802で送信機器810から全方向性アンテナを介して受信されリファレンス信号に基づいて決定された第2の情報(例えば、チャネル品質情報又はその量子化値など)を直接的に制御側電子機器830に送信してもよく、この第2の情報は、端末側電子機器820と送信機器810との間の全方向性アンテナを介した通信状況を示してもよい。代替として、この第2の情報は、さらに、端末側電子機器820によって送信機器810に送信され、そして、送信機器810によって制御側電子機器830に送信されてもよい。
ステップ804において、制御側電子機器830は、少なくともステップ803で受信された第2の情報に基づいて、端末側電子機器820と送信機器810との間の通信配置を設定/調整し、設定/調整された通信配置を送信機器810に送信してもよい。
実施例によれば、通信配置のタイプ及び具体的な情報によって、付加的に、通信配置は、さらに、端末側電子機器820に送信されてもよい。それにより、端末側電子機器820は、相応にデータ受信を行う。指摘すべきこととして、特定の通信配置(例えば、送信機器の指向性アンテナを介した送信電力を増大させるだけ)に対応して、送信機器810は、通信配置を端末側電子機器820に送信せず、設定/調整された通信配置をそのまま利用してデータ通信を行ってもよい。通信状況の判定及び通信配置の設定/調整は、上述したように実行されることができ、ここではこれ以上詳しく説明しない。
図8Bは、本開示の実施例による無線通信システムにおける端末側電子機器と送信機器との間の全方向性アンテナを介した通信を行うための概略方法800Bのシグナリング図を示す。制御側電子機器830は、全方向性アンテナを介した通信を行うように指示することができ、送信機器810は、通信配置設定を行うことができる。図8Bのシグナリング操作を開始する前に、図8Aと似たように、第1の情報又は第1の情報と第1の閾値との比較結果は既に制御側電子機器830に送信された。
ステップ811では、制御側電子機器830は、例えば、第1の情報が第1の閾値を下回り、又は第1の情報と第1の閾値との比較結果が特定値であることに応答して、送信機器810に全方向性アンテナチャネル品質を決定する指令を送信してもよい。
ステップ812において、送信機器810は、全方向性アンテナを介して、端末側電子機器820にリファレンス信号を送信してもよい。
ステップ813では、端末側電子機器820は、ステップ812で送信機器810から全方向性アンテナを介して受信されたリファレンス信号に基づいて決定された第2の情報(例えば、チャネル品質情報又はその量子化値など)を送信機器810に送信してもよく、この第2の情報は、端末側電子機器820と送信機器810との間の全方向性アンテナを介した通信状況を示してもよい。端末側電子機器820は、さらに、制御側電子機器830によって中継して第2の情報を送信機器810に送信してもよい。
ステップ814において、送信機器810は、少なくともステップ813で受信された第2の情報に基づいて、端末側電子機器820と送信機器810との間の通信配置を設定/調整してもよい。また、付加的に、通信配置のタイプと具体的な情報によって、通信配置は、図8Aと似たように、端末側電子機器820に送信されてもよい。
図8A及び図8Bにおいて、制御側電子機器830を利用して、端末側電子機器820と送信機器810との間の全方向性アンテナを介した通信品質情報を取得し、且つ/又は端末側電子機器820と送信機器810との間の通信配置を設定する必要があるか否を決定する。制御側電子機器830は、受信された前記情報を総合して決定を行うことができる。また、端末側電子機器820と送信機器810との間に通信リンクの遮りが存在する場合であっても、制御側電子機器830は、端末側電子機器820と送信機器810の双方と通信を行うことができる。
図8Cは、本開示の実施例による無線通信システムにおける端末側電子機器と送信機器との間の全方向性アンテナを介した通信を行うための概略方法800Cのシグナリング図を示す。送信機器810は、全方向性アンテナを介した通信及び通信配置設定を行うように指示することができる。図8Cにおいて、制御側電子機器830は、端末側電子機器820と送信機器810との間の全方向性アンテナを介した通信に参加しなくてもよいため、制御側電子機器830を図示していない。図8Cのシグナリング操作を開始する前に、第1の情報又は第1の情報と第1の閾値との比較結果は既に送信機器810に送信された。
ステップ821では、送信機器810は、例えば、第1の情報が第1の閾値を下回り、又は第1の情報と第1の閾値との比較結果が特定値であることに応答して、全方向性アンテナを介して端末側電子機器820にリファレンス信号を送信してもよい。
ステップ822では、端末側電子機器820は、ステップ821で送信機器810から全方向性アンテナを介して受信されたリファレンス信号に基づいて決定された第2の情報(例えば、チャネル品質情報又はその量子化値など)を送信機器810に送信してもよく、この第2の情報は、端末側電子機器820と送信機器810との間の全方向性アンテナを介した通信状況を示してもよい。
ステップ823において、送信機器810は、少なくともステップ822で受信された第2の情報に基づいて、端末側電子機器820と送信機器810との間の通信配置を設定/調整してもよい。また、付加的に、通信配置のタイプと具体的な情報により、通信配置は、図8Aと似たように、端末側電子機器820に送信されてもよい。
図8A~図8Cにおいて、送信機器810又は制御側電子機器830によって、端末側電子機器820と送信機器810との間の通信配置の設定を行う。理解すべきこととして、本開示の実装はこれに限定されず、例として、この設定は、さらに、端末側電子機器820によって決定され、送信機器810及び/又は制御側電子機器830に送信されてもよい。例えば、端末側電子機器820は、隣接する端末側電子機器又は基地局、ロードサイドユニットなどとデータ共有を行った上で、通信配置の設定を決定してもよい。
以下は、図9A~図9Cを参照して、本開示の実施例による端末側電子機器と送信機器との間の通信配置設定の概略シグナリング図について説明する。本開示の実施例によれば、判定された端末側電子機器と送信機器との間の通信のシナリオに応じて、端末側電子機器と送信機器との間の通信配置を適宜調整/設定する。
本発明の実施例によれば、図6Aに示すようなシナリオに対して、追従車両と先頭車両との距離が遠過ぎることに起因して、通信品質が劣化するが、追従車両120xは、依然として先頭車両130の指向性アンテナのビームの方向にあり、且つ両者間に障害物がなく、先頭車両130の指向性アンテナを介した送信電力を増加させ、又は中継を利用して通信品質を向上させることができる。
一実施例において、端末側電子機器と送信機器との間の全方向性アンテナを介した通信状況を示す第2の情報が第2の閾値∈0を下回り、即ち、第1種のシナリオが発生したことに応答して、中継機器で送信機器と端末側電子機器との間の指向性アンテナを介した通信を中継することと、送信機器の指向性アンテナを介した送信電力を増加させることとのうちの少なくとも一方を行ってもよく、そのうち、中継機器は、基地局、ロードサイドユニット、又は他の端末側電子機器などであってもよい。
一実施例において、この第2の情報が第2の閾値∈0を下回ったことに応答して、送信機器の指向性アンテナを介した送信電力を増加させ、且つ、送信電力が特定の電力に増大したときに取得される端末側電子機器と送信機器との間の指向性アンテナを介した通信状況を示す第1の情報が依然として第1の閾値を下回った場合、中継機器で、送信機器と端末側電子機器との間の指向性アンテナを介した通信を中継する。
図9Aは、本開示の実施例による無線通信システムにおける端末側電子機器と送信機器との間の通信品質が劣化する一種のシナリオ(図6Aに示されるシナリオ)に対する、通信配置の設定の概略方法900Aの例示的なシグナリング図を示す。
図9Aに示すように、ステップ901において、(例えば、端末側電子機器920又は制御側電子機器などから)受信された端末側電子機器920と送信機器910との間の全方向性アンテナを介した通信状況を示す第2の情報が第2の閾値∈0を下回ったことに応答して、送信機器910は、指向性アンテナを介した送信電力を増加させてもよい。
ステップ902において、送信機器910は、増大した電力で指向性アンテナを介して端末側電子機器920にリファレンス信号を送信する。
ステップ903において、送信機器910は、端末側電子機器920によって送信機器910からステップ902において送信されたリファレンス信号に基づいて決定された第1の情報(端末側電子機器920と送信機器910との間の指向性アンテナを介した通信状況を示す)を受信する。
ステップ904において、送信機器910は、この第1の情報が第1の閾値を下回ったか否かを判断する。即ち、指向性アンテナの送信電力を増大させた後、送信機器910と端末側電子機器920との間の指向性アンテナを介した通信品質状況がどうであるかを判断する。
第1の情報が第1の閾値以上であると判断されたことに応答して、後続の操作において、送信機器は、この送信電力を用いて指向性データ通信を行うことができる。例として、送信機器は、通信配置(例えば、増大した送信電力)を端末側電子機器に通知することなく、直接的に増大した送信電力を用いて指向性アンテナを介して端末側電子機器と通信を行ってもよい。別の例として、関連する送信配置を端末側電子機器に通知してもよい。それにより、端末側電子機器は、受信電力を調整するなど、情報をより適当に受信することができる。これにより、簡単な電力調整により、上記イベントによる通信品質への影響を有効に抑制することができる。
第1の情報が第1の閾値を下回ったと判断されたことに応答して、中継を利用して通信を行ってもよい。ステップ905において、送信機器910は、中継機器930に端末側電子機器920の中継として機能する指令を送信してもよい。中継機器930は、基地局、ロードサイドユニット、隣接する端末側電子機器、又は任意の他の適当な電子機器であってもよい。送信機器910は、送信機器910、端末側電子機器920、基地局、ロードサイドユニットなどの電子機器の位置、送信機器910と端末側電子機器920の方向及び速度、他の端末側電子機器の通信品質などの情報に基づいて、中継機器930を選択してもよい。
ステップ906において、送信機器910は、端末側電子機器920に通信配置、例えば、中継機器930の情報などを送信してもよい。理解すべきこととして、ステップ905とステップ906の順序は、互いに入れ替えてもよい。
ステップ907において、送信機器910は、中継機器930に通信データを送信してもよい。そして、ステップ909において、中継機器930は、通信データを端末側電子機器920に送信してもよい。
指摘すべきこととして、本開示の実施例によれば、送信機器の指向性アンテナを介した送信電力を連続的に増加させ、又は特定のステップで特定の送信電力(例えば、指向性アンテナの定格最大送信電力)まで増加させ、送信電力を増加させた度、第1の情報の取得及び判定を行ってもよい。一実施例では、ある送信電力で取得された第1の情報が第1の閾値を上回るまで、上記のステップ901~904を繰り返してもよい。後続の操作において、この送信電力を用いて指向性データ通信を行う。送信電力がこの特定の送信電力まで増加したときに取得された第1の情報が依然として第1の閾値を下回った場合、再びステップ905~908を実行する。
別の例として、ステップ901を1回だけ実行し、送信機器の送信電力を特定値増大させ、又は直接的に特定の送信電力まで増大させ、そして、ステップ904において第1の情報が第1の閾値を下回ったと判断された場合に、直接的に中継を用いて通信を行ってもよい。
本開示の実施例によれば、送信機器の電力を増加させるのではなく、直接的に中継を利用して通信を行ってもよい。例として、第2の情報が第2の閾値∈0を下回った場合に、直接的にステップ905~907を実行してもよい。中継を利用して通信を行うことにより、確実な通信を確保することができるが、送信機器のアンテナの送信電力を増加させる場合に比較して、遅延が大きくなる可能性がある。
これにより、シナリオ1による通信品質の劣化を適当な調整で抑制することができる。
本発明の実施例によれば、図6Bに示す第2種のシナリオに対して、追従車両が先頭車両のビームカバレッジ範囲から外れるが、先頭車両130と追従車両120c、120dとの間に通信リンクを大きく遮る障害物が存在しない(即ち、先頭車両130と追従車両120c、120dとの間の全方向性アンテナを介した通信品質が要求を満たすことができる)ため、先頭車両130から指向性アンテナを介して送信されたビームを調整することによって、先頭車両130と追従車両120c、120dとの間の通信品質を向上させることができる。当然ながら、指摘すべきこととして、中継を利用して、このシナリオを克服し、先頭車両130と追従車両120c、120dとの間の指向性アンテナを介した通信品質を向上させることもできる。しかし、特に、先頭車両130がマルチキャストするデータ量が比較的に大きい場合、中継を利用すると、遅延が増加する可能性がある。以下は、図9Bを結び付けながら、第2種のシナリオにおいて先頭車両130と追従車両120d(又は追従車両120c)との間の通信配置を設定する方式について、さらに説明する。
図9Bは、本開示の実施例による無線通信システムにおける端末側電子機器と送信機器との間の通信品質が劣化する第2種のシナリオに対する、通信配置の設定の概略方法900Bのシグナリング図を示す。上述したように、第2種のシナリオでは、端末側電子機器920は、送信機器910の指向性アンテナのビームから外れるが、両者間に通信リンクを大きく遮る障害物が存在しないため、送信機器910の指向性アンテナのビームを調整することで、通信品質を向上させることができる。例として、ビームカバレッジ範囲を広くし、ビーム角度を変え、マルチビームを採用するなどしてもよい。また、全方向性アンテナを使用するように変更してもよい(指向性アンテナと全方向性アンテナとが同一セットのアンテナアレイである場合、このアンテナアレイを全方向性送信を行うように配置してもよい)。
ステップ912では、送信機器910は、ビーム調整された指向性アンテナ(又は全方向性アンテナ)を利用して、通信配置(例えば、ビーム方向など)とリファレンス信号を端末側電子機器920に送信してもよい。
ステップ913において、送信機器910は、端末側電子機器920によって送信機器910がステップ912において送信したリファレンス信号に基づいて決定された端末側電子機器920と送信機器910との間の調整後の指向性アンテナ(又は全方向性アンテナ)を介した通信状況を示す情報(例えば、チャネル品質情報)を受信し、調整後の通信状況が改善されたか否かを判断する。ステップ913において受信されたチャネル品質情報が通信要求を満たしている場合、送信機器910は、ステップ914と同様に、調整後の指向性アンテナを利用して端末側電子機器920に通信データを送信してもよい。
好ましくは、送信機器910は、データ通信を行う前に、調整された指向性アンテナの配置情報を端末側電子機器に通知してもよい。それにより、端末側電子機器は、送信機器910からのデータをより適当に受信することができる。この場合、調整された指向性アンテナの配置情報を通信配置情報として送信してもよい。別の例によれば、調整された指向性アンテナの配置情報を端末側電子機器に通知せず、送信機器で、調整後の指向性アンテナの配置を利用して送信してもよい。端末側電子機器は、本分野で既知の受信方式を用いて、自身の最適な受信配置を決定し、それにより、適当な受信を行う。
以上は、ビームを1回調整する基本的な流れについて説明した。指摘すべきこととして、本開示の実施例によれば、ビームを複数回調整してもよい。一実施例によれば、ステップ913で受信されたチャネル品質情報が通信要求を満たさない場合、送信機器910は、ステップ911~913を繰り返してアンテナのビームをさらに調整してもよい。例として、ビームのカバレッジ範囲、角度、ビームの数は、さらに調整されてもよい。例として、図9Aを参照して上記で説明した循環過程と似たように、ビーム調整を連続的に又は段階的に行ってもよく、且つ、調整する度に、調整後の通信状況が改善されたか否かを検証してもよい。
特定のビーム調整を実行しても(例えば、ビームが特定のカバレッジ範囲、角度、ビーム数、さらには全方向性ビームまで調整された)、通信状況が依然として改善できない場合、中継を用いて通信を行い、中継情報を端末側電子機器に通知してもよい。図9Aを参照して説明したステップ905~908に示される通りであり、ここではこれ以上詳しく説明しない。
図9Cに示す第3種のシナリオでは、本発明の実施例によれば、制御側電子機器110又は車群中の他の追従車両(例えば、図6Cにおける追従車両120b)を中継として機能させて、先頭車両130と追従車両120d(又は120c)との間の通信品質を改善することができる。以下は、図9Cを結び付けながら、第3種のシナリオにおいて先頭車両130と追従車両120d(又は追従車両120c)との間の通信配置を設定する方式について、さらに説明する。
一実施例では、端末側電子機器920と隣接する端末側電子機器との第1の情報(端末側電子機器と送信機器との間の指向性アンテナを介した通信状況を示す情報)の差が特定の閾値を上回った(即ち、隣接する端末側電子機器と送信機器910との間の指向性アンテナを介した通信品質が要求を満たしている)ことに応答して、隣接する端末側電子機器で送信機器910と端末側電子機器920との間の通信を中継する。
ステップ922において、送信機器910は、端末側電子機器920に通信配置、例えば、中継機器930の情報などを送信してもよい。理解すべきこととして、ステップ921とステップ922の順序は、互いに入れ替えてもよい。
ステップ923において、送信機器910は、中継機器930に通信データを送信してもよい。そして、ステップ924において、中継機器930は、通信データを端末側電子機器920に送信してもよい。
本開示の実施例によれば、中継されたデータ通信状況を検証し、データ通信状況が依然として良好でない場合に、他の適当な中継機器をさらに選択してもよい。
以上は、本開示の実施例による、異なるシナリオ/イベントに対して通信配置を調整するプロセスを例示的に説明した。指摘すべきこととして、上記は単なる例示的なものであり、他のタイプのシナリオに対して、似た方式によって通信配置調整を行ってもよい。
本開示の実施例によれば、通信状況を正確に判断し、判断結果に基づいて通信配置を適当に調整することにより、不利な要因/イベントによる無線通信システムにおける通信に対する不利な影響を適当に抑制し、無線通信システムにおける通信を改善して、それをよりロバストにすることができる。
上記の実施例のうちのいくつかの実施例において、端末側電子機器は、送信機器から受信されたリファレンス信号を利用してダウンリンクのチャネル品質を推定する。無線チャネルは互換性を有するため、終端側電子機器から送信機器にリファレンス信号を送信し、送信機器でアップリンクのチャネル品質を推定し、それに応じて、送信機器と終端側電子機器との間の通信配置を設定してもよい。特に、上記実施例と比較して、チャネルの互換性を利用した本実施例では、端末側電子機器と送信機器との通信状況の判断に関する操作が相互に入れ替えられた。そのうち、端末側電子機器は、上述した送信機器と似た方式によって操作すると見なすことができ、送信機器は、上述した端末側電子機器と似た方式によって操作すると見なすことができる。
以下は、添付図面を参照しながら、本開示の実施例による、チャネルの互換性に基づくダイレクトリンクを利用してマルチキャストを行う無線通信システムにおける電子機器及び通信方法について説明する。
図10は、本開示の実施例による端末側電子機器1000の概略ブロック図を示す。端末側電子機器1000は、図1における端末側電子機器120a、120b又は120cに対応してもよい。明確化するために、以下は、第1類のアンテナが指向性アンテナであり、第2類のアンテナが全方向性アンテナである場合を例にして説明する。図10に示すように、端末側電子機器1000は、指向性アンテナ1010、全方向性アンテナ1020及び処理回路1030を含んでもよい。
処理回路1030は、端末側電子機器1000の様々な機能を提供することができる。本開示の実施例によれば、処理回路1030は、送信機器によって端末側電子機器1000から指向性アンテナを介して送信された第1のリファレンス信号に基づいて推定された、端末側電子機器1000と送信機器との間の指向性アンテナを介した第1のチャネル品質情報を受信し、第1のチャネル品質情報に基づいて端末側電子機器1000と送信機器との間の全方向性アンテナを介した通信を行い、送信機器によって端末側電子機器1000から全方向性アンテナを介して送信された第2のリファレンス信号に基づいて推定された、端末側電子機器1000と送信機器との間の全方向性アンテナを介した第2のチャネル品質情報を受信するように配置されてもよく、端末側電子機器1000と送信機器との間の通信配置は、少なくとも第2のチャネル品質情報に基づいて設定可能である。
本開示の実施例によれば、処理回路1030は、上述した機能を実現するための各ユニット、例えば、指向性アンテナチャネル品質情報受信部1032、全方向性アンテナ通信開始部1034、全方向性アンテナチャネル品質情報受信部1036を含んでもよく、処理回路1030は、選択的に、通信配置設定部1038を含んでもよい。通信配置設定部1038は、端末側電子機器1000の外に位置してもよいため、点線で描かれている。処理回路1030に含まれるこれらのユニットは、互いに通信可能に結合されてもよく(図示せず)、且つ/又は指向性アンテナ1010と全方向性アンテナ1020とのうちの1つ又は複数に結合されてもよい(図示せず)。注意すべきこととして、図10には、各ユニットが別個のユニットとして示されているが、これらのユニットのうちの1つ又は複数は、1つのユニットに統合されてもよく、又は複数のユニットに分割されてもよい。また、図10には、処理回路1030の4つのユニットが示されているが、処理回路1030は、他の可能なユニットをさらに含んでもよい。
本開示の実施例によれば、指向性アンテナチャネル品質情報受信部1032は、送信機器によって端末側電子機器1000から指向性アンテナ1010を介して送信された第1のリファレンス信号に基づいて推定された、端末側電子機器1000と送信機器との間の指向性アンテナを介した第1のチャネル品質情報を受信するように配置されてもよい。例えば、指向性アンテナ1010によって送信機器又は制御側電子機器から第1のチャネル品質情報を含むラジオ信号が受信された後、ダウンコンバート、アナログ-デジタル変換などの処理により第1のチャネル品質情報を得る。そして、第1のチャネル品質情報が指向性アンテナチャネル品質情報受信部1032に送信されてもよい。
上述したように、この第1のチャネル品質情報は、受信された端末側電子機器1000から指向性アンテナ1010を介して送信された第1のリファレンス信号の電力パラメータ(例えば、リファレンス信号受信電力(RSRP)及びリファレンス信号受信品質(RSRQ))と、受信された第1のリファレンス信号に基づいて推定された端末側電子機器1000と送信機器との間の指向性アンテナを介したチャネル状態(例えば、チャネル品質インジケータ(CQI))とのうちのいずれか1つを含んでもよい。
実施例によれば、第1のリファレンス信号は、送信機器によって送信される第1のリファレンス信号に関して説明したように、端末側電子機器1000によって自発的に、又は要求/指令に応答して送信されてもよい。例えば、第1のリファレンス信号は、持続的又は定期的に送信されてもよいし、送信機器によって取得された指向性アンテナを介したデータ通信の品質が劣化したことに応答して送信されてもよく、又は送信機器及び/又は制御側電子機器の要求/指令に応答して送信されてもよい。具体的な操作方式は、上述した通りであってもよく、ここではこれ以上詳しく説明しない。
本開示の実施例によれば、全方向性アンテナ通信開始部1034は、第1のチャネル品質情報に基づいて端末側電子機器1000と送信機器との間の全方向性アンテナを介した通信を行うように配置されてもよい。全方向性アンテナ通信開始部1034は、さらに、送信機器又は制御側電子機器から第1のチャネル品質情報に基づいて送信された指令に基づいて、端末側電子機器1000と送信機器との間の全方向性アンテナを介した通信を行ってもよい。
一実施例では、端末側電子機器1000は、送信機器又は制御側電子機器から第1のチャネル品質情報、又は第1のチャネル品質情報と第1の閾値との比較結果を受信してもよい。第1のチャネル品質情報が第1の閾値を下回り、又は第1のチャネル品質情報と第1の閾値との比較結果が特定値であることに応答して、端末側電子機器1000によって、自発的に、又は制御側電子機器からの指令に基づいて、端末側電子機器1000と送信機器との間の全方向性アンテナを介した通信を行う。一実施例では、さらに、現在の第1のチャネル品質情報と前回受信された第1のチャネル品質情報との変化が所定の範囲内であることに応答して、端末側電子機器1000によって、自発的に、又は制御側電子機器からの指令に基づいて、端末側電子機器1000と送信機器との間の全方向性アンテナを介した通信を行う。
例として、端末側電子機器1000は、全方向性アンテナ1020を介して、送信機器に第2のリファレンス信号を送信して、全方向性アンテナを介した通信を行ってもよい。第2のリファレンス信号は、送信機器によって送信される第2のリファレンス信号に関して説明したように、端末側電子機器1000によって自発的に、又は要求/指令に応答して送信されてもよい。例えば、第2のリファレンス信号は、持続的又は定期的に送信されてもよいし、第1のチャネル品質情報が第1の閾値を下回ったことに応答して送信されてもよく、又は送信機器及び/又は制御側電子機器が第1のチャネル品質情報が第1の閾値を下回ったことに基づいて発行した要求/指令に応答して送信されてもよい。具体的な操作方式は、上述した通りであってもよく、ここではこれ以上詳しく説明しない。
本開示の実施例によれば、全方向性アンテナチャネル品質情報受信部1036は、送信機器によって端末側電子機器1000から全方向性アンテナを介して送信された第2のリファレンス信号に基づいて推定された、端末側電子機器1000と送信機器との間の全方向性アンテナを介した第2のチャネル品質情報を受信するように配置されてもよい。例えば、全方向性アンテナ1020によって送信機器又は制御側電子機器から第2のチャネル品質情報を含むラジオ信号が受信された後、ダウンコンバート、アナログ-デジタル変換などの処理により第2のチャネル品質情報を得る。そして、第2のチャネル品質情報が全方向性アンテナチャネル品質情報受信部1036に送信されてもよい。送信機器は、任意の適当なチャネル品質推定技術によって第2のチャネル品質情報を決定することができる。
一実施例では、第2のチャネル品質情報は、受信された端末側電子機器1000から全方向性アンテナ1020を介して送信された第2のリファレンス信号の電力パラメータ(例えば、リファレンス信号受信電力(RSRP)及びリファレンス信号受信品質(RSRQ))と、受信された第2のリファレンス信号に基づいて推定された端末側電子機器1000と送信機器との間の全方向性アンテナを介したチャネル状態(例えば、チャネル品質インジケータ(CQI))とのうちのいずれか1つを含んでもよい。
本開示の実施例によれば、端末側電子機器1000と送信機器との間の通信配置は、少なくとも第2のチャネル品質情報に基づいて設定され得る。一実施例では、処理回路1030は、通信配置設定部1038を含んでもよく、通信配置設定部1038は、少なくとも第2のチャネル品質情報に基づいて端末側電子機器1000と送信機器との間の通信配置を設定するように配置されてもよい。理解すべきこととして、送信機器又は制御側電子機器によって、端末側電子機器1000と送信機器との間の通信配置を設定してもよい。通信配置の意味及び設定/調整操作は、上述した通りであってもよく、ここではこれ以上詳しく説明しない。
指向性アンテナ1010及び全方向性アンテナ1020の実装は、上述した指向性アンテナ210及び全方向性アンテナ220と類似してもよく、ここではこれ以上詳しく説明しない。理解すべきこととして、図10は、単なる端末側電子機器の概略的な構造配置であり、端末側電子機器1000は、上述した端末側電子機器200と似たように、他の可能な構成要素(例えば、メモリなど)をさらに含んでもよい。ここではこれ以上詳しく説明しない。
図11は、本開示の実施例による端末側電子機器に用いられる通信方法1100のフローチャートを示し、そのうち、端末側電子機器は、例えば、図10に示す端末側電子機器1000である。
ステップS1110において、端末側電子機器1000は、送信機器によって端末側電子機器1000から端末側電子機器1000の第1類のアンテナ(例えば、指向性アンテナ1010)を介して送信された第1のリファレンス信号に基づいて推定された、端末側電子機器1000と送信機器との間の第1類のアンテナを介した第1のチャネル品質情報を送信機器又は制御側電子機器から受信してもよい。このステップS1110は、例えば、図10における指向性アンテナチャネル品質情報受信部1032により実行されてもよい。
そして、プロセスはステップS1120に進む。ステップS1120において、端末側電子機器1000は、第1のチャネル品質情報に基づいて端末側電子機器1000と送信機器との間の第2類のアンテナを介した通信を行ってもよい。このステップS1120は、例えば、図10における全方向性アンテナ通信開始部1034により実行されてもよい。
そして、プロセスはステップS1130に進む。ステップS1130において、端末側電子機器1000は、送信機器によって端末側電子機器1000から端末側電子機器1000の第2類のアンテナ(例えば、全方向性アンテナ1020)を介して送信された第2のリファレンス信号に基づいて推定された、端末側電子機器1000と送信機器との間の第2類のアンテナを介した第2のチャネル品質情報を送信機器又は制御側電子機器から受信してもよい。このステップS1130は、例えば、図10における全方向性アンテナチャネル品質情報受信部1036により実行されてもよい。
そして、プロセスはステップS1140に進む。ステップS1140において、端末側電子機器1000は、少なくとも第2のチャネル品質情報に基づいて端末側電子機器1000と送信機器との間の通信配置を設定してもよい。このステップS1140は、例えば、図10における通信配置設定部1038により実行されてもよい。ステップS1140は、点線で描かれている。その理由は、いくつかの実施例では、ステップS1140は、さらに端末側電子機器1000以外の機器(例えば、送信機器又は制御側電子機器)によって実行されてもよいからである。例えば、制御側電子機器が端末側電子機器1000と送信機器との間の通信配置を設定するために、送信機器は、第2のチャネル品質情報と、第2のチャネル品質情報と特定の閾値との比較結果とのうちのいずれか1つを制御側電子機器に送信してもよい。例えば、送信機器の通信配置設定部は、第2のチャネル品質情報に基づいて端末側電子機器1000と送信機器との間の通信配置を設定してもよい。
図12は、本開示の実施例による送信機器1200の概略ブロック図を示す。送信機器1200は、図1における送信機器130に対応してもよい。明確化するために、以下は、第1類のアンテナが指向性アンテナであり、第2類のアンテナが全方向性アンテナである場合を例にして説明する。図10に示すように、送信機器1200は、指向性アンテナ1210、全方向性アンテナ1220及び処理回路1230を含んでもよい。便宜上、以下は、図10に示される本開示の実施例による端末側電子機器1000を結び付けながら、図10における送信機器1200の処理回路1230の機能について説明する。
処理回路1230は、送信機器1200の様々な機能を提供することができる。本開示の実施例によれば、処理回路1230は、端末側電子機器1000から指向性アンテナ1010を介して送信された第1のリファレンス信号に基づいて推定された、端末側電子機器1000と送信機器1200との間の指向性アンテナを介した第1のチャネル品質情報を取得し、端末側電子機器1000から全方向性アンテナ1020を介して送信された第2のリファレンス信号に基づいて推定された、端末側電子機器1000と送信機器1200との間の全方向性アンテナを介した第2のチャネル品質情報を取得するように配置されてもよく、端末側電子機器1000と送信機器1200との間の全方向性アンテナを介した通信は、第1のチャネル品質情報に基づいて行われ、端末側電子機器1000と送信機器1200との間の通信配置は、少なくとも第2のチャネル品質情報に基づいて設定可能である。
本開示の実施例によれば、処理回路1230は、上述した機能を実現するための各ユニット、例えば、指向性アンテナチャネル品質情報取得部1232、全方向性アンテナチャネル品質情報取得部1234を含んでもよく、処理回路1230は、選択的に、通信配置設定部1236を含んでもよい。通信配置設定部1236は、送信機器1200の外に位置してもよいため、点線で描かれている。処理回路1230に含まれるこれらのユニットは、互いに通信可能に結合されてもよく(図示せず)、且つ/又は指向性アンテナ1210と全方向性アンテナ1220とのうちの1つ又は複数に結合されてもよい(図示せず)。注意すべきこととして、図12には、各ユニットが別個のユニットとして示されているが、これらのユニットのうちの1つ又は複数は、1つのユニットに統合されてもよく、又は複数のユニットに分割されてもよい。また、図12には、処理回路1230の3つのユニットが示されているが、処理回路1230は、他の可能なユニットをさらに含んでもよい。
本開示の実施例によれば、指向性アンテナチャネル品質情報取得部1232は、端末側電子機器1000から指向性アンテナ1010を介して送信された第1のリファレンス信号に基づいて推定された、端末側電子機器1000と送信機器1200との間の指向性アンテナを介した第1のチャネル品質情報を取得するように配置されてもよい。
この第1のチャネル品質情報は、受信された端末側電子機器1000から指向性アンテナ1010を介して送信された第1のリファレンス信号の電力パラメータ(例えば、リファレンス信号受信電力(RSRP)及びリファレンス信号受信品質(RSRQ))と、受信された第1のリファレンス信号に基づいて推定された端末側電子機器1000と送信機器1200との間の指向性アンテナを介したチャネル状態(例えば、チャネル品質インジケータ(CQI))とのうちのいずれか1つを含んでもよい。一実施例では、この第1のチャネル品質情報は、送信機器1200によって生成され、端末側電子機器1000及び/又は制御側電子機器に送信されてもよい。
本開示の実施例によれば、全方向性アンテナ通信状況取得部1234は、端末側電子機器1000から全方向性アンテナ1020を介して送信された第2のリファレンス信号に基づいて推定された、端末側電子機器1000と送信機器1200との間の全方向性アンテナを介した第2のチャネル品質情報を取得するように配置されてもよい。この第2のチャネル品質情報は、端末側電子機器1000から全方向性アンテナを介して送信された第2のリファレンス信号に基づいて決定された、端末側電子機器1000と送信機器1200との間の全方向性アンテナを介したチャネル品質情報又はその量子化値を含んでもよい。一実施例では、この第2のチャネル品質情報は、送信機器1200によって生成され、端末側電子機器1000及び/又は制御側電子機器に送信されてもよい。一実施例では、端末側電子機器1000と送信機器1200との間の全方向性アンテナを介した通信は、指向性アンテナチャネル品質情報取得部1232によって取得された、端末側電子機器1000と送信機器1200との間の指向性アンテナを介した第1のチャネル品質情報に基づいて行われる。例えば、第1のチャネル品質情報が端末側電子機器1000と送信機器1200との間の指向性アンテナを介した通信状況が比較的に悪い(例えば、第1のチャネル品質情報が特定の閾値を下回った)ことを示すことに応答して、端末側電子機器1000と送信機器1200との間の全方向性アンテナを介した通信を行ってもよい。
本開示の実施例によれば、端末側電子機器1000と送信機器1200との間の通信配置は、少なくとも第2のチャネル品質情報に基づいて設定され得る。一実施例では、処理回路1230は、通信配置設定部1236を含んでもよく、通信配置設定部1236は、少なくとも第2のチャネル品質情報に基づいて端末側電子機器1000と送信機器1200との間の通信配置を設定するように配置されてもよい。理解すべきこととして、端末側電子機器1000又は制御側電子機器によって、端末側電子機器1000と送信機器1200との間の通信配置を設定してもよい。通信配置の設定の具体的な方法については後述する。
指向性アンテナ1210及び全方向性アンテナ1220の実装は、上述した指向性アンテナ410及び全方向性アンテナ420と類似してもよく、ここではこれ以上詳しく説明しない。理解すべきこととして、図12は、単なる送信機器の概略的な構造配置である。送信機器1200は、上述した送信機器400と似たように、他の可能な構成要素(例えば、メモリなど)をさらに含んでもよい。ここではこれ以上詳しく説明しない。
図13は、本開示の実施例による送信機器に用いられる通信方法1300のフローチャートを示す。以下は、図10と図12を結び付けながら、この通信方法1300について説明する。そのうち、送信機器は、例えば、図12に示す送信機器1200である。
ステップS1310において、送信機器1200は、端末側電子機器1000から端末側電子機器1000の第1類のアンテナ(例えば、指向性アンテナ1010)を介して送信された第1のリファレンス信号に基づいて推定された、端末側電子機器1000と送信機器1200との間の第1類のアンテナを介した第1のチャネル品質情報を取得する。このステップS1310は、例えば、図12における指向性アンテナチャネル品質情報取得部1232により実行されてもよい。第1のチャネル品質情報の例について既に説明され、ここではこれ以上説明しない。
一実施例によれば、送信機器1200が端末側電子機器1000と送信機器1200との間の第1類のアンテナを介した第1のチャネル品質情報を取得することは、端末側電子機器1000と送信機器1200との間の第1類のアンテナを介したデータ通信品質を決定することと、端末側電子機器1000と送信機器1200との間の第1類のアンテナを介したデータ通信品質が対応する閾値を下回ったことに応答して、受信された端末側電子機器1000から第1類のアンテナを介して送信された第1のリファレンス信号に基づいて第1のチャネル品質情報を決定することとを含む。送信機器1200は、任意の適当なチャネル品質推定技術によって第1のチャネル品質情報を決定することができる。
そして、プロセスはステップS1320に進む。ステップS1320において、送信機器1200は、端末側電子機器1000から第2類のアンテナ(例えば、全方向性アンテナ1020)を介して送信された第2のリファレンス信号に基づいて推定された、端末側電子機器1000と送信機器1200との間の第2類のアンテナを介した第2のチャネル品質情報を取得する。このステップS1320は、例えば、図12における全方向性アンテナチャネル品質情報取得部1234により実行されてもよい。
そして、プロセスはステップS1330に進む。ステップS1330において、送信機器1200は、少なくとも第2のチャネル品質情報に基づいて端末側電子機器1000と送信機器1200との間の通信配置を設定してもよい。このステップS1330は、例えば、図12における通信配置設定部1236により実行されてもよい。ステップS1330は、点線で描かれている。その理由は、いくつかの実施例では、ステップS1330は、さらに送信機器1200以外の機器(例えば、端末側電子機器1000又は制御側電子機器)によって実行されてもよいからである。例えば、端末側電子機器1000又は制御側電子機器が端末側電子機器1000と送信機器1200との間の通信配置を設定するために、送信機器1200は、第2のチャネル品質情報と、第2のチャネル品質情報と特定の閾値との比較結果とのうちのいずれか1つを端末側電子機器1000又は制御側電子機器に送信してもよい。
以下は、添付図面を参照しながら、本開示の実施例による無線通信システムにおける通信状況判定及び通信配置設定の例示的な実装について説明する。上述した実施例と似たように、本実施例の無線通信システムにおいて、まず、指向性アンテナの通信状況と全方向性アンテナの通信状況を判定することで、通信品質の劣化に影響を与える影響要因/イベントを正確に判断し、そして、判断結果に基づいて、通信配置を適宜調整/設定する。それにより、通信システムにおける通信品質を向上させ、通信のロバスト性を向上させることができる。
指摘すべきこととして、本実施例では、上述した実施例と似た方式によって通信状況判定及び通信配置設定を実行してもよい。例えば、図7に示す流れのように、通信状況イベントの判定、例えば、図6A~図6Cに示すイベントの判定を行ってもよく、例えば、図8A~図8Cに示すように、様々な機器によって全方向性アンテナを介した通信を実行してもよく、例えば、図9A~図9Cに示すように、様々なイベントに対して、相応な通信配置設定/調整を行ってもよい。しかし、似た方式によって操作を行うが、チャネルの互換性を考慮して、上記の実施例と比較して、これら操作の主体は入れ替わる。
図14A~図14Cは、本開示の実施例による無線通信システムにおける端末側電子機器と送信機器との間の全方向性アンテナを介した通信を行うための概略シグナリング図を示す。図14A~図14Cに示される送信機器1410、端末側電子機器1420、制御側電子機器1430は、上述した送信機器、端末側電子機器、制御側電子機器と基本的に同じ意味を有するので、ここではこれ以上詳しく説明しない。
図14A~図14Cに示されるシグナリング操作は、図8A~図8Cに示されるシグナリング操作と類似してもよい。特に、図14Aに示されるステップ1401~1404、図14Bに示されるステップ1411~1414、図14Cに示されるステップ1421~1423は、実行する主体が異なり得ることを除いて、それぞれ、図8Aに示されるステップ801~804、図8Bに示されるステップ811~814、図8Cに示されるステップ821~823と似た方式によって実行されてもよい。このため、ここではこれ以上詳しく説明しない。
図15A~図15Cは、それぞれ、本開示の実施例による無線通信システムにおける端末側電子機器と送信機器との間の通信品質が劣化するシナリオに対する、通信配置の設定の概略方法のシグナリング図を示す。図15A~図15Cに示される送信機器1510、端末側電子機器1520、制御側電子機器1530は、上述した送信機器、端末側電子機器、制御側電子機器と基本的に同じ意味を有するので、ここではこれ以上詳しく説明しない。
図15A~図15Cに示されるシグナリング操作は、図9A~図9Cに示されるシグナリング操作と類似してもよい。特に、図15Aに示されるステップ1501~1508、図15Bに示されるステップ1511~1515、図15Cに示されるステップ1521~1524は、実行する主体が異なり得ることを除いて、それぞれ、図9Aに示されるステップ901~908、図9Bに示されるステップ911~915、図9Cに示されるステップ921~924と似た方式によって実行されてもよい。このため、ここではこれ以上詳しく説明しない。
以上は、本開示によるチャネルの互換性を利用する実施例について説明した。本実施例によれば、通信状況を正確に判断し、判断結果に基づいて通信配置を適当に調整することにより、不利な要因/イベントによる無線通信システムにおける通信に対する不利な影響を適当に抑制し、無線通信システムにおける通信を改善して、それをよりロバストにすることができる。
[応用の例]
本開示において車群中の連携通信シナリオの例について説明したが、理解すべきこととして、本開示の応用シナリオは、車群中の連携通信シナリオに限定されない。本開示で提案される改善案は、任意の連携通信応用シナリオ、例えば、無人機編隊飛行、インテリジェントエンジニアリングロボットの連携操作などに適用され得る。
なお、以上の説明は、例示的なものである。本開示の実施例は、任意の他の適当な方式によって実行されてもよく、同様に本開示の実施例による有利な効果を実現することができる。また、本開示の実施例は、同様に他の類似する応用例に応用されてもよく、同様に本開示の実施例による有利な効果を実現することができる。
理解すべきこととして、本開示の実施例による機器可読な記憶媒体又はプログラム製品における機器が実行可能な指令は、上記機器及び方法の実施例に対応する操作を実行するように配置され得る。上記機器及び方法の実施例を参考する際、机器可読な記憶媒体又はプログラム製品の実施例は、当業者にとって明らかであるので、繰り返し説明しない。上記機器が実行可能な指令を載置又は含んでいる机器可読な記憶媒体又はプログラム製品も本開示の範囲に含まれる。このような記憶媒体は、フロッピィディスク、光ディスク、光磁気ディスク、メモリカード、メモリスティックなどを含むが、これらに限定されない。
また、理解すべきこととして、上記一連の処理と機器は、ソフトウェア及び/又はファームウェアによって実現されてもよい。ソフトウェア及び/又はファームウェアによって実現される場合に、記憶媒体又はネットワークから専用ハードウェア構成を有すコンピュータ、例えば図16に示す通用パソコン1600へ、このソフトウェアを構成するプログラムをインストールし、このコンピュータは、様々なプログラムがインストールされた時、様々な機能などを実行することができる。図16は、本開示の実施例において採用可能な情報処理機器であるパソコンの例示的な構成を示すブロック図である。1つの例において、このパソコンは、本開示による上記例示的な送信機器又は端末側電子機器に対応してもよい。
図16において、中央処理手段(CPU)1601は、リードオンリーメモリ(ROM)1602に記憶されたプログラム又はストレージ1608からランダムアクセスメモリ(RAM)1603へロードしたプログラムに基づいて、様々な処理を実行する。RAM1603においても、必要に応じて、CPU1601が様々な処理などを実行する時に必要なデータを記憶する。
CPU1601、ROM1602とRAM1603はバス1604を介して互いに接続される。入力/出力インターフェース1605もバス1604に接続される。
キーボード、マウスなどを含む入力部1606と、例えば陰極線管(CRT)、液晶ディスプレイ(LCD)などのディスプレイとスピーカーなどとを含む出力部1607と、ハードディスクなどを含むストレージ1608と、例えばLANカード、モデムなどのネットワークインターフェースカードを含む通信部1609とは、入力/出力インターフェース1605に接続される。通信部1609は、ネットワーク、例えばインターネットを介して通信処理を実行する。
必要に応じて、ドライブ1610も入力/出力インターフェース1605に接続される。リムーバブルメディア1611、例えば磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリなどは、必要に応じてドライブ1610にインストールされ、それから読み出されたコンピュータプログラムが必要に応じてストレージ1608にインストールされる。
ソフトウェアによって上記一連処理を実現する場合に、ネットワーク、例えばインターネット、又は、記憶媒体、例えばリムーバブルメディア1611から、ソフトウェアを構成するプログラムをインストールする。
当業者が理解すべきこととして、このような記憶媒体は、図16に示すプログラムが記憶される、機器と分離され配布されてユーザへプログラムを提供するリムーバブルメディア1611に限定されない。リムーバブルメディア1611の例は、磁気ディスク(フロッピィディスク(登録商標)を含み)、光ディスク(光ディスクリードオンリーメモリ(CD‐ROM)とデジタルバーサタイルディスク(DVD)を含み)、光磁気ディスク(ミニディスク(MD)(登録商標)を含み)と半導体メモリを含む。又は、記憶媒体は、ROM1602、ストレージ1608に含まれるハードディスクなどであってもよく、そのうちにプログラムが記憶されており、且つそれらを含む機器と共にユーザに配布される。
本開示の技術は、様々な製品に応用されることができる。
例えば、本開示の実施例による制御側電子機器は、様々な制御機器/基地局として実現されることができ、又は様々な制御機器/基地局に含まれてもよい。例えば、本開示の実施例による送信機器と端末機器は、様々な端末機器として実現されることができ、又は様々な端末機器に含まれてもよい。
例えば、本開示に言及した制御機器/基地局は、任意のタイプの基地局、例えばマクロeNBとスモールeNBのようなeNBとして実現されてもよい。スモールeNBは、例えばピコeNB、マイクロeNBと家庭(フェムト)eNBなどのマクロセルより小さいセルをカバーするeNBであってもよい。また、例えばマクロgNBとスモールgNBなどのgNBとして実現されてもよい。スモールgNBは、例えばピコgNB、マイクロgNBと家庭(フェムト)gNBなどのマクロセルより小さいセルをカバーするgNBであってもよい。代わりに、基地局は、任意の他のタイプの基地局、例えばNodeBと基地局発受信台(Base Transceiver Station、BTS)として実現されてもよい。基地局は、無線通信を制御するように配置される主体(基地局機器とも呼ばれる)及び主体と異なる位置に設けられる1つ又は複数の遠隔ラジオヘッド(Remote Radio Head、RRH)を含んでもよい。また、後述する様々なタイプの端末は、基地局機能を一時的又は半永久的に実行することによって、基地局として動作できる。
例えば、本開示に言及した端末機器は、いくつかの実施例において、携帯端末(例えば、スマートフォン、タブレットパーソナルコンピューター(PC)、ノートPC、携帯ゲーム端末、ポータブル/ドングルモバイルルーター、及びデジタル撮像装置)又は車載端末(例えば、カーナビゲーション装置)として実現されてもよい。端末機器は、マシンツーマシン(M2M)通信を実行する端末(マシンタイプ通信(MTC)端末とも呼ばれる)として実現されてもよい。なお、端末機器は、上記端末のそれぞれに搭載された無線通信モジュール(例えば単一チップを含む集積回路モジュール)であってもよい。
以下、図面を参照して本開示の応用の例について説明する。
[基地局に関する例]
理解すべきこととして、本開示における基地局は、その通常の意味の全幅を持っており、且つ、通信を行うように、少なくとも無線通信システム又はラジオシステムの一部である無線通信局を含む。基地局の例として、例えば、基地局はGSM(登録商標)システムにおける基地局送受信機(BTS)と基地局コントローラ(BSC)のうちの一方又は両方であってもよく、WCDMA(登録商標)システムにおけるラジオネットワークコントローラ(RNC)とNode Bのうちの一方又は両方であってもよく、LTEとLTE‐AdvancedシステムにおけるeNBであってもよく、又は未来通信システムにおける対応するネットワークノード(例えば、5G通信システムにおいて現れる可能性があるgNB、eLTEeNBなど)であってもよいが、これらに限定されない。本開示の基地局中の一部の機能は、D2D、M2M及びV2V通信シナリオで通信に対して制御機能を有するエンティティとして実現されてもよく、又はコグニティブラジオ通信シナリオでスペクトル調整の機能としてのエンティティとして実現されてもよい。
(第1例)
図17は、本開示内容の技術を応用可能なgNBの概略配置の第1例を示すブロック図である。gNB1700は、複数のアンテナ1710及び基地局機器1720を含む。基地局機器1720と各アンテナ1710は、RFケーブルを介して互いに接続されることができる。1つの実現方式において、ここのgNB1700(又は基地局機器1720)は、上記制御側電子機器に対応してもよい。
アンテナ1710のそれぞれは、1つ又は複数のアンテナ素子(例えば多入力多出力(MIMO)アンテナに含まれる複数のアンテナ素子)を含み、且つ基地局機器1720が無線信号を送信、受信するために用いられる。図17に示すように、gNB1700は、複数のアンテナ1710を含んでもよい。例えば、複数のアンテナ1710は、gNB1700が使用する複数の周波数帯とコンパチブルであってもよい。
基地局機器1720は、コントローラ1721、メモリ1722、ネットワークインターフェース1717及び無線通信インターフェース1725を含む。
コントローラ1721は、例えばCPUやDSPであって、且つ、基地局機器1720の上位層の様々な機能を動作させることができる。例えば、コントローラ1721は、無線通信インターフェース1725によって取得された無線通信システムにおける端末側の少なくとも1つの端末機器の測位情報と、少なくとも1つの端末機器の特定位置配置情報とに基づいて、少なくとも1つの端末機器のうちの対象端末機器の位置情報を決定する。コントローラ1721は、例えば無線リソース制御、無線ベアラ制御、モビリティ管理、アドミッション制御、スケジューリングなどの制御を実行するロジック機能を有することができる。この制御は、付近のgNB又はコアネットワークノードと組み合わせて実行されることができる。メモリ1722は、RAMとROMを含み、且つコントローラ1721によって実行されるプログラムと様々なタイプの制御データ(例えば端末リスト、伝送パワーデータ及びスケジューリングデータ)を記憶する。
ネットワークインターフェース1723は、基地局機器1720をコアネットワーク1724に接続するための通信インターフェースである。コントローラ1721は、ネットワークインターフェース1717を介してコアネットワークノード又は他のgNBと通信を行うことができる。この場合に、gNB1700とコアネットワークノード又は他のgNBとは、ロジックインターフェース(例えばS1インターフェースとX2インターフェース)によって互いに接続されることができる。ネットワークインターフェース1723は、有線通信インターフェース又は無線バックホール回線に用いられる無線通信インターフェースであってもよい。ネットワークインターフェース1723が無線通信インターフェースであれば、無線通信インターフェース1725によって使用される周波数帯と比べて、ネットワークインターフェース1723は、さらに高い周波数帯を使用して無線通信に用いることができる。
無線通信インターフェース1725は、任意のセルラー通信方式(例えばロングタームエボリューション(LTE)とLTE‐Advanced)をサポートし、且つアンテナ1710を介してgNB1700のセルに位置する端末への無線接続を提供する。無線通信インターフェース1725は、通常、例えばベースバンド(BB)プロセッサ1726とRF回路1727を含むことができる。BBプロセッサ1726は、例えば、符号化/復号化、変調/復調、多重化/逆多重化を実行するとともに、レイヤー(例えばL1、メディアアクセス制御(MAC)、無線リンク制御(RLC)、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP))の様々なタイプの信号処理を実行することができる。コントローラ1721の代わりに、BBプロセッサ1726は、上記した論理機能の一部又は全部を有してもよい。BBプロセッサ1726は、通信制御プログラムが記憶されるメモリであってもよく、或いは、プログラムを実行するように配置されるプロセッサと関連回路を含むモジュールであってもよい。プログラムの更新は、BBプロセッサ1726の機能を変更させることができる。このモジュールは、基地局機器1720のスロットに挿入されるカードやブレッドであってもよい。その代わりに、このモジュールは、カードやブレッドに搭載されるチップであってもよい。同時に、RF回路1727は、例えばミキサ、フィルタ、アンプを含んで、アンテナ1710を介して無線信号を送受信することができる。図17には1つのRF回路1727と一本のアンテナ1710とが接続されている例が示されているが、本開示はこの図示に限定されておらず、1つのRF回路1727が同時に複数本のアンテナ1710に接続されてもよい。
図17に示すように、無線通信インターフェース1725は、複数のBBプロセッサ1726を含んでもよい。例えば、複数のBBプロセッサ1726は、gNB1700が使用する複数の周波数帯とコンパチブルであってもよい。図17に示すように、無線通信インターフェース1725は、複数のRF回路1727を含んでもよい。例えば、複数のRF回路1727は、複数のアンテナ素子とコンパチブルであってもよい。図17には、無線通信インターフェース1725に複数のBBプロセッサ1726と複数のRF回路1727が含まれる例が示されているが、無線通信インターフェース1725は、単一のBBプロセッサ1726又は単一のRF回路1727を含んでもよい。
(第2例)
図18は、本開示内容の技術を応用可能なgNBの概略配置の第2例を示すブロック図である。gNB1800は、複数のアンテナ1810、RRH1820及び基地局機器1830を含む。基地局装置1820と各アンテナ1810は、RFケーブルを介して互いに接続されることができる。基地局機器1830とRRH1820は、例えばファイバケーブルの高速回線を介して互いに接続されることができる。1つの実現方式において、ここのgNB1800(又は基地局機器1830)は、上記制御側電子機器に対応してもよい。
アンテナ1810のそれぞれは、単一又は複数のアンテナ素子(例えば、MIMOアンテナに含まれた複数のアンテナ素子)を含んで、RRH1820の無線信号の送受信に使用される。図18に示すように、gNB1800は、複数のアンテナ1810を含んでもよい。例えば、複数のアンテナ1810は、gNB1800が使用する複数の周波数帯とコンパチブルであってもよい。
基地局機器1830は、コントローラ1831と、メモリ1832と、ネットワークインターフェース1833と、無線通信インターフェース1834と、接続インターフェース1836とを含む。コントローラ1831、メモリ1832、ネットワークインターフェース1833は、図17を参照して説明したコントローラ1721、メモリ1722、ネットワークインターフェース1723と同様である。
無線通信インターフェース1834は、任意のセルラー通信方式(例えばLTEとLTE-Advanced)をサポートし、RRH1820とアンテナ1810を介してRRH 1820に対応するセクタに位置する端末への無線通信を提供する。無線通信インターフェース1834は、通常に、例えばBBプロセッサ1835を含んでもよい。BBプロセッサ1835が接続インターフェース1836を介してRRH1820のRF回路1822に接続されることを除いて、BBプロセッサ1835は、図17を参照して説明したBBプロセッサ1726と同じである。図18に示すように、無線通信インターフェース1834は、複数のBBプロセッサ1835を含んでもよい。例えば、複数のBBプロセッサ1835は、gNB1800が使用する複数の周波数帯とコンパチブルであってもよい。図18には、無線通信インターフェース1834に複数のBBプロセッサ1835が含まれる例が示されているが、無線通信インターフェース1834は、単一のBBプロセッサ1835を含んでもよい。
接続インターフェース1836は、基地局機器1830(無線通信インターフェース1834)をRRH1820に接続するためのインターフェースである。接続インターフェース1836は、基地局機器1830(無線通信インターフェース1834)をRRH1820に接続する上記高速回線における通信に用いられる通信モジュールであってもよい。
RRH1820は、接続インターフェース1823と無線通信インターフェース1821を含む。
接続インターフェース1823は、RRH1820(無線通信インターフェース1821)を基地局機器1830に接続するためのインターフェースである。接続インターフェース1823は、上述した高速回線における通信用の通信モジュールであってもよい。
無線通信インターフェース1821は、アンテナ1810を介して無線信号を送受信する。無線通信インターフェース1821は、通常、例えばRF回路1822を含んでもよい。RF回路1822は、例えばミキサ、フィルタ、アンプを含んで、アンテナ1810を介して無線信号を送受信してもよい。図18には1つのRF回路1822と一本のアンテナ1810とが接続されている例が示されているが、本開示はこの図示に限定されておらず、1つのRF回路1822が同時に複数本のアンテナ1810に接続されてもよい。
図18に示すように、無線通信インターフェース1821は、複数のRF回路1822を含んでもよい。例えば、複数のRF回路1822は、複数のアンテナ素子をサポートすることができる。図18には無線通信インターフェース1821に複数のRF回路1822が含まれる例が示されているが、無線通信インターフェース1821は、単一のRF回路1822を含んでもよい。
[ユーザ機器/端末機器に関する例]
(第1例)
図19は、本開示内容の技術を応用可能な通信機器1900(例えば、スマートフォン、リンカーなど)の概略配置の例を示すブロック図である。通信機器1900は、プロセッサ1901、メモリ1902、記憶装置1903、外部接続インターフェース1904、撮像装置1906、センサ1907、マイク1908、入力装置1909、表示装置1910、スピーカー1911、無線通信インターフェース1912、1つ又は複数のアンテナスイッチ1915、1つ又は複数のアンテナ1916、バス1917、電池1918及び補助コントローラ1919を含む。1つの実現方式において、ここの通信機器1900(又はプロセッサ1901)は、上記送信機器又は端末側電子機器に対応してもよい。
プロセッサ1901は、例えばCPU又はシステムオンチップ(SoC)であり、通信機器1900のアプリケーション層と他の層の機能を制御することができる。メモリ1902は、RAMとROMを含み、データとプロセッサ1901によって実行されるプログラムを記憶する。記憶装置1903は、例えば半導体メモリとハードディスクのような記憶媒体を含んでもよい。外部接続インターフェース1904は、外部装置(例えばメモリカードとユニバーサルシリアルバス(USB)装置)を通信機器1900に接続するためのインターフェースである。
撮像装置1906は、イメージセンサ(例えば電荷結合デバイス(CCD)と相補型金属酸化物半導体(CMOS))を含み、キャプチャ画像を生成する。センサ1907は、例えば測定センサ、ジャイロセンサ、地磁気センサ及び加速度センサのような1組のセンサを含んでもよい。マイク1908は、通信機器1900に入力された音をオーディオ信号に変換する。入力装置1909は、例えば表示装置1910のスクリーン上のタッチを検出するように配置されるタッチセンサ、キーパッド、キーボード、ボタン又はスイッチを含み、ユーザから入力された操作又は情報を受信する。表示装置1910は、スクリーン(例えば液晶ディスプレイ(LCD)と有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイ)を含み、通信機器1900の出力画像を表示する。スピーカー1911は、通信機器1900から出力したオーディオ信号を音に変換する。
無線通信インターフェース1912は、任意のセルラー通信方式(例えば、LTEとLTE-Advanced)をサポートし、無線通信を実行することができる。無線通信インターフェース1912は、通常、例えばBBプロセッサ1913とRF回路1914を含むことができる。BBプロセッサ1913は、例えば、符号化/復号化、変調/復調、多重化/逆多重化を実行するとともに、無線通信のための様々なタイプの信号処理を実行することができる。同時に、RF回路1914は、例えばミキサ、フィルタ、アンプを含んで、アンテナ1916を介して無線信号を送受信することができる。無線通信インターフェース1912は、その上にBBプロセッサ1913とRF回路1914が集積化される一つのチップモジュールであってもよい。図19に示すように、無線通信インターフェース1912は、複数のBBプロセッサ1913と複数のRF回路1914を含んでもよい。図19には無線通信インターフェース1912に複数のBBプロセッサ1913と複数のRF回路1914が含まれる例が示されているが、無線通信インターフェース1912は、単一のBBプロセッサ1913又は単一のRF回路1914を含んでもよい。
なお、セルラー通信方式に加え、無線通信インターフェース1912は、例えば短距離無線通信方式、近距離無線通信方式や無線ローカルエリアネットワーク(LAN)方式などの別タイプの無線通信方式をサポートすることができる。この場合、無線通信インターフェース1912は、各無線通信方式に対するBBプロセッサ1913とRF回路1914を含んでもよい。
アンテナスイッチ1915のそれぞれは、無線通信インターフェース1912に含まれる複数の回路(例えば異なる無線通信方式に使用される回路)間でアンテナ1916の接続先を切り替える。
アンテナ1916のそれぞれは、単一又は複数のアンテナ素子(例えばMIMOアンテナに含まれた複数のアンテナ素子)を含んで、無線通信インターフェース1912の無線信号の送受信に使用される。図19に示すように、通信機器1900は、複数のアンテナ1916を含んでもよい。図19には通信機器1900に複数のアンテナ1916が含まれる例が示されているが、通信機器1900は、単一のアンテナ1916を含んでもよい。
なお、通信機器1900は、各無線通信方式に対するアンテナ1916を含んでもよい。この場合、アンテナスイッチ1915は、通信機器1900の配置から省略されてもよい。
バス1917は、プロセッサ1901、メモリ1902、記憶装置1903、外部接続インターフェース1904、撮像装置1906、センサ1907、マイク1908、入力装置1909、表示装置1910、スピーカー1911、無線通信インターフェース1912及び補助コントローラ1919を互いに接続する。電池1918は、フィーダによって図19に示す通信機器1900の各ブロックに電力を提供し、フィーダは、図面において部分的に点線によって示される。補助コントローラ1919は、例えば睡眠モードで通信機器1900の必要最小限の機能を操作する。
(第2例)
図20は、本開示内容の技術を応用可能なカーナビゲーション装置2000の概略配置の例を示すブロック図である。カーナビゲーション装置2000は、プロセッサ2001、メモリ2002、グローバルポジショニングシステム(GPS)モジュール2004、センサ2005、データインターフェース2006、コンテンツプレーヤー2007、記憶媒体インターフェース2008、入力装置2009、表示装置2010、スピーカー2011、無線通信インターフェース2013、1つ又は複数のアンテナスイッチ2016、1つ又は複数のアンテナ2017及び電池2018を含む。1つの実現方式において、ここのカーナビゲーション装置2000(又はプロセッサ2001)は、送信機器又は端末側電子機器に対応してもよい。
プロセッサ2001は、例えばCPU又はSoCであって、カーナビゲーション装置2000のナビゲーション機能と他の機能を制御することができる。メモリ2002は、RAMとROMを含み、データとプロセッサ2001によって実行されるプログラムを記憶する。
GPSモジュール2004は、GPS衛星から受信されたGPS信号を使用してカーナビゲーション装置2000の位置(例えば、緯度、経度、高度)を測定する。センサ2005は、例えばジャイロセンサ、地磁気センサ及び気圧センサなどの1組のセンサを含んでもよい。データインターフェース2006は、図示しない端末を介して例えば車載ネットワーク2021に接続し、車両が生成したデータ(例えば、車速データ)を取得する。
コンテンツプレーヤー2007は、記憶媒体(例えば、CDとDVD)に記憶されたコンテンツを再生して、この記憶媒体は、記憶媒体インターフェース2008に挿入される。入力装置2009は、例えば表示装置2010のスクリーン上のタッチを検出するように配置されるタッチセンサ、ボタン又はスイッチを含み、ユーザから入力された操作又は情報を受信する。表示装置2010は、例えばLCDやOLEDディスプレイのスクリーンを含み、ナビゲーション機能の画像又は再生されたコンテンツを表示する。スピーカー2011は、ナビゲーション機能の音又は再生されたコンテンツを出力する。
無線通信インターフェース2013は、任意のセルラー通信方式(例えば、LTEとLTE-Advanced)をサポートし、無線通信を実行することができる。無線通信インターフェース2013は、通常、例えばBBプロセッサ2014とRF回路2015を含むことができる。BBプロセッサ2014は、例えば、符号化/復号化、変調/復調、多重化/逆多重化を実行するとともに、無線通信のための様々なタイプの信号処理を実行することができる。同時に、RF回路2015は、例えばミキサ、フィルタ、アンプを含んで、アンテナ2017を介して無線信号を送受信することができる。無線通信インターフェース2013は、その上にBBプロセッサ2014とRF回路2015が集積される一つのチップモジュールであってもよい。図20に示すように、無線通信インターフェース2013は、複数のBBプロセッサ2014と複数のRF回路2015を含んでもよい。図20には無線通信インターフェース2013に複数のBBプロセッサ2014と複数のRF回路2015が含まれる例が示されているが、無線通信インターフェース2013は、単一のBBプロセッサ2014又は単一のRF回路2015を含んでもよい。
なお、セルラー通信方式に加え、無線通信インターフェース2013は、例えば短距離無線通信方式、近距離無線通信方式と無線LAN方式などの別タイプの無線通信方式をサポートすることができる。この場合、無線通信インターフェース2013は、各無線通信方式に対するBBプロセッサ2014とRF回路2015を含んでもよい。
アンテナスイッチ2016のそれぞれは、無線通信インターフェース2013に含まれる複数の回路(例えば異なる無線通信方式に使用される回路)間でアンテナ2017の接続先を切り替える。
アンテナ2017のそれぞれは、単一又は複数のアンテナ素子(例えばMIMOアンテナに含まれる複数のアンテナ素子)を含み、無線通信インターフェース2013の無線信号の送受信に使用される。図20に示すように、カーナビゲーション装置2000は、複数のアンテナ2017を含んでもよい。図20にはカーナビゲーション装置2000に複数のアンテナ2017が含まれる例が示されているが、カーナビゲーション装置2000は、単一のアンテナ2017を含んでもよい。
なお、カーナビゲーション装置2000は、各無線通信方式に対するアンテナ2017を含んでもよい。この場合、アンテナスイッチ2016は、カーナビゲーション装置2000の配置から省略されてもよい。
電池2018は、フィーダによって図20に示すカーナビゲーション装置2000の各ブロックに電力を提供し、フィーダは、図面において部分的に点線によって示される。電池2018は、車両から提供した電力を蓄積する。
本開示内容の技術は、カーナビゲーション装置2000、車載ネットワーク2021及び車両モジュール2022のうち1つ又は複数のブロックが含まれた車載システム(又は車両)2020として実現されてもよい。車両モジュール2022は、車両データ(例えば車速、エンジン速度、故障情報)を生成して、生成されたデータを車載ネットワーク2021に出力する。
以上は、図1~図20を参照して本開示の実施例について詳しく説明した。上述したように、本開示は、送信機器と端末側電子機器の全方向性アンテナと指向性アンテナとを同時に利用し、送信機器と端末側電子機器との間で、指向性アンテナを介して送信された高指向性ビームを利用してデータ通信を行い、道路容量及びエネルギー効率を向上させた。また、送信機器と端末側電子機器との間で、全方向性アンテナ通信を利用して、通信状況をより適当かつ正確に判断することにより、指向性アンテナを介した通信が影響を受けた後に、全方向性アンテナを介して、通信に影響を及ぼすイベントのタイプを判断し、それに応じて、通信配置を調整することができる。それにより、送信機器と端末側電子機器との間の通信を改善することができ、通信を堅牢かつロバストに維持することができる。
以上は、図面を参照して本開示の例示的な実施例について説明したが、当然ながら、本開示は、以上の例に限定されない。当業者は、添付の請求の範囲内に様々な変更と修正を得ることができ、且つこれら変更と修正は本開示の技術の範囲内に含まれると理解すべきである。
理解すべきこととして、本開示の実施例による機器可読な記憶媒体又はプログラム製品における機器が実行可能な指令は、上記機器及び方法の実施例に対応する操作を実行するように配置され得る。上記機器及び方法の実施例を参考する際、机器可読な記憶媒体又はプログラム製品の実施例は、当業者にとって明らかであるので、繰り返し説明しない。上記機器が実行可能な指令を載置又は含んでいる机器可読な記憶媒体又はプログラム製品も本開示の範囲に含まれる。このような記憶媒体は、フロッピィディスク、光ディスク、光磁気ディスク、メモリカード、メモリスティックなどを含むが、これらに限定されない。
また、理解すべきこととして、上記一連の処理と機器は、ソフトウェア及び/又はファームウェアによって実現されてもよい。ソフトウェア及び/又はファームウェアによって実現される場合に、関連機器の記憶媒体に関連ソフトウェアを構成する関連プログラムを記憶し、前記プログラムが実行された時、様々な機能を実行することができる。
例えば、以上の実施例において1つのユニットに含まれる複数の機能は、分離された装置によって実現されることができる。代わりに、以上の実施例において複数のユニットによって実現される複数の機能は、それぞれに分離された装置によって実現されることができる。また、以上の機能の1つは、複数のユニットによって実現されることができる。もちろん、このような配置は、本開示の技術の範囲に含まれる。
この明細書において、フローチャートに記載されたステップは、記載の順序で時系列的に実行される処理だけでなく、必ず時系列でなく並行又は個別に実行される処理も含む。また、もちろん、ひいては時系列的に処理されるステップも適当にその順序を変更してもよい。
[本開示の例示的な実施例の実現]
本開示の実施例から、本開示の概念を実現する様々な例示的な実現形態を想到でき、以下の例示的な実施例を含むがそれらに限定されない。即ち、
例示的な実施例1:無線通信システムにおける端末側電子機器であって、前記電子機器は、それぞれ第1類のアンテナと第2類のアンテナを介して前記無線通信システムにおける送信機器と通信可能であり、前記電子機器は、処理回路をさらに含み、前記処理回路は、
前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第1類のアンテナを介した通信状況を示す第1の情報を取得し、且つ、
前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第2類のアンテナを介した通信状況を示す第2の情報を取得するように配置され、前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第2類のアンテナを介した通信は、前記第1の情報に基づいて行われ、
前記電子機器と前記送信機器との間の通信配置は、少なくとも前記第2の情報に基づいて設定可能であり、前記第1類のアンテナと前記第2類のアンテナとは、異なる指向性特性を有する端末側電子機器。
例示的な実施例2:前記第2類のアンテナは、前記第1類のアンテナよりも広い指向範囲を有する例示的な実施例1に記載の電子機器。
例示的な実施例3:前記第1類のアンテナは、指向性アンテナを含み、
前記第2類のアンテナは、全方向性アンテナを含む例示的な実施例2に記載の電子機器。
例示的な実施例4:前記第1の情報は、
前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第1類のアンテナを介したデータ通信の通信品質情報と、
前記送信機器から第1類のアンテナを介して送信された第1のリファレンス信号に基づいて決定されたチャネル品質情報とのうちのいずれか1つ又はその量子化値を含む例示的な実施例1に記載の電子機器。
例示的な実施例5:前記チャネル品質情報は、
受信された前記送信機器から第1類のアンテナを介して送信された第1のリファレンス信号の電力パラメータと、
受信された第1のリファレンス信号に基づいて推定された前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第1類のアンテナを介したチャネル状態とのうちのいずれか1つを含む例示的な実施例4に記載の電子機器。
例示的な実施例6:前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第1類のアンテナを介した通信状況を示す第1の情報を取得することは、
前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第1類のアンテナを介したデータ通信品質を決定することと、
前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第1類のアンテナを介したデータ通信品質が対応する閾値を下回ったことに応答して、受信された前記送信機器から第1類のアンテナを介して送信された第1のリファレンス信号に基づいて前記第1の情報を決定することとを含む例示的な実施例4に記載の電子機器。
例示的な実施例7:前記第1のリファレンス信号は、前記送信機器によって、
前記送信機器が第1類のアンテナを介して持続的に送信する方式と、
前記送信機器が前記端末側電子機器からの要求に応答して送信する方式であって、前記要求は、前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第1類のアンテナを介したデータ通信品質が対応する閾値を下回ったときに、前記端末側電子機器によって第1類のアンテナを介して送信されるものである方式と、
前記送信機器が、受信された前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第1類のアンテナを介したデータ通信品質が対応する閾値を下回ったことに応答して、第1類のアンテナを介して送信する方式と、
前記送信機器が、特定の時間内に前記端末側電子機器によるフィードバックを受信していないことに応答して、第1類のアンテナを介して送信する方式とのうちのいずれか1つによって送信される例示的な実施例4~6のいずれか1つに記載の電子機器。
例示的な実施例8:前記第1の情報が第1の閾値を下回り、又は前記第1の情報と第1の閾値との比較結果が特定値であることに応答して、前記送信機器で、前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第2類のアンテナを介した通信を行う例示的な実施例1に記載の電子機器。
例示的な実施例9:現在の第1の情報と前回の第1の情報との変化が所定の範囲内であることに応答して、前記送信機器で、前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第2類のアンテナを介した通信を行う例示的な実施例1又は8に記載の電子機器。
例示的な実施例10:前記第2の情報は、前記送信機器から第2類のアンテナを介して送信された第2のリファレンス信号に基づいて決定された、前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第2類のアンテナを介したチャネル品質情報又はその量子化値を含む例示的な実施例1に記載の電子機器。
例示的な実施例11:前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第2類のアンテナを介した通信状況を示す第2の情報を取得することは、
前記第1の情報が第1の閾値を下回り、又は、前記第1の情報と第1の閾値との比較結果が特定値であることに応答して、受信された前記送信機器から第2類のアンテナを介して送信された第2のリファレンス信号に基づいて、前記第2の情報を決定することをさらに含む例示的な実施例1に記載の電子機器。
例示的な実施例12:前記第2のリファレンス信号は、前記送信機器によって、
前記送信機器が前記端末側電子機器からの要求に応答して送信する方式であって、前記要求は、前記第1の情報が第1の閾値を下回り、又は、前記第1の情報と第1の閾値との比較結果が特定値であるときに、前記端末側電子機器によって第2類のアンテナを介して送信されるものである方式と、
前記送信機器が、受信された前記第1の情報が第1の閾値を下回り、又は、受信された前記第1の情報と第1の閾値との比較結果が特定値であることに応答して、第2類のアンテナを介して送信する方式とのうちのいずれか1つによって送信される例示的な実施例10又は11に記載の電子機器。
例示的な実施例13:前記電子機器と前記送信機器との間の通信配置は、前記第2の情報と特定の閾値との比較結果に基づいて設定可能である例示的な実施例1に記載の電子機器。
例示的な実施例14:前記電子機器と前記送信機器との間の通信配置は、前記第2の情報が第2の閾値を下回ったことに応答して、
中継機器で前記送信機器と前記電子機器との間の第1類のアンテナを介した通信を中継することと、
前記送信機器の第1類のアンテナを介した送信電力を増加させることとのうちの少なくとも1つを行うという方式によって設定される例示的な実施例1に記載の電子機器。
例示的な実施例15:前記電子機器と前記送信機器との間の通信配置は、前記第2の情報が第2の閾値を下回ったことに応答して、
前記送信機器の第1類のアンテナを介した送信電力を増加させ、且つ、
送信電力が所定の電力に増大したときに取得される第2の情報が依然として第2の閾値を下回った場合、中継機器で前記送信機器と前記電子機器との間の第1類のアンテナを介した通信を中継するという方式によって設定される例示的な実施例1に記載の電子機器。
例示的な実施例16:前記電子機器と前記送信機器との間の通信配置は、前記第2の情報が第3の閾値を上回ったことに応答して、前記送信機器から第1類のアンテナを介して送信されるビームを調整するという方式によって設定される例示的な実施例1に記載の電子機器。
例示的な実施例17:前記電子機器と前記送信機器との間の通信配置は、前記第2の情報が第3の閾値を上回らず、且つ、第2の閾値以上であることに応答して、中継機器で前記送信機器と前記電子機器との間の通信を中継するという方式によって設定される例示的な実施例1に記載の電子機器。
例示的な実施例18:前記電子機器と前記送信機器との間の通信配置は、
前記第2の情報が第3の閾値を上回らず、且つ第2の閾値以上であり、且つこの端末側電子機器と隣接する端末側電子機器との第1の情報の差が特定の閾値を上回ったことに応答して、前記隣接する端末側電子機器で前記送信機器と前記端末側電子機器との間の通信を中継するという方式によって設定される例示的な実施例1に記載の電子機器。
例示的な実施例19:前記電子機器と前記送信機器との間の通信配置の設定は、前記処理回路によって行われる例示的な実施例1に記載の電子機器。
例示的な実施例20:前記処理回路は、さらに、
制御側電子機器が前記電子機器と前記送信機器との間の通信配置を設定するために、前記第2の情報と、前記第2の情報と特定の閾値との比較結果とのうちのいずれか1つを無線通信システムにおける前記制御側電子機器に送信するように配置される例示的な実施例1に記載の電子機器。
例示的な実施例21:無線通信システムにおける送信機器であって、前記送信機器は、それぞれ第1類のアンテナと第2類のアンテナを介して前記無線通信システムにおける端末側電子機器と通信可能であり、前記送信機器は、処理回路をさらに含み、前記処理回路は、
前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第1類のアンテナを介した通信状況を示す第1の情報を受信し、
前記第1の情報に基づいて、前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第2類のアンテナを介した通信を行い、且つ、
前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第2類のアンテナを介した通信状況を示す第2の情報を受信するように配置され、
前記電子機器と前記送信機器との間の通信配置は、少なくとも前記第2の情報に基づいて設定可能であり、前記第1類のアンテナと前記第2類のアンテナとは、異なる指向性特性を有する送信機器。
例示的な実施例22:前記第2類のアンテナは、前記第1類のアンテナよりも広い指向範囲を有する例示的な実施例21に記載の送信機器。
例示的な実施例23:前記第1類のアンテナは、指向性アンテナを含み、
前記第2類のアンテナは、全方向性アンテナを含む例示的な実施例22に記載の送信機器。
例示的な実施例24:前記第1の情報は、
前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第1類のアンテナを介したデータ通信の通信品質情報と、
前記送信機器から第1類のアンテナを介して送信された第1のリファレンス信号に基づいて決定されたチャネル品質情報とのうちのいずれか1つ又はその量子化値を含む例示的な実施例21に記載の送信機器。
例示的な実施例25:前記チャネル品質情報は、
前記端末側電子機器が受信した前記送信機器から第1類のアンテナを介して送信された第1のリファレンス信号の電力パラメータと、
前記端末側電子機器によって、受信された第1のリファレンス信号に基づいて推定された、前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第1類のアンテナを介したチャネル状態とのうちのいずれか1つを含む例示的な実施例24に記載の送信機器。
例示的な実施例26:前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第1類のアンテナを介した通信状況を示す第1の情報を受信することは、
第1類のアンテナを介して前記端末側電子機器に第1のリファレンス信号を送信することと、
前記端末側電子機器から前記第1の情報を受信することとを含み、前記第1の情報は、受信された第1のリファレンス信号に基づいて前記端末側電子機器によって決定される例示的な実施例24に記載の送信機器。
例示的な実施例27:前記送信機器は、
前記送信機器が第1類のアンテナを介して持続的に送信する方式と、
前記送信機器が前記端末側電子機器からの要求に応答して送信する方式であって、前記要求は、前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第1類のアンテナを介したデータ通信品質が対応する閾値を下回ったときに、前記端末側電子機器によって第1類のアンテナを介して送信されるものである方式と、
前記送信機器が、受信された前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第1類のアンテナを介したデータ通信品質が対応する閾値を下回ったことに応答して、第1類のアンテナを介して送信する方式と、
前記送信機器が、特定の時間内に前記端末側電子機器によるフィードバックを受信していないことに応答して、第1類のアンテナを介して送信する方式とのうちのいずれか1つによって前記第1のリファレンス信号を送信する例示的な実施例24~26のいずれか1つに記載の送信機器。
例示的な実施例28:前記第1の情報に基づいて前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第2類のアンテナを介した通信を行うことは、前記第1の情報が第1の閾値を下回り、又は、前記第1の情報と第1の閾値との比較結果が特定値であることに応答して、前記送信機器で、前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第2類のアンテナを介した通信を行うことを含む例示的な実施例21に記載の送信機器。
例示的な実施例29:前記第1の情報に基づいて前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第2類のアンテナを介した通信を行うことは、現在の第1の情報と前回の第1の情報との変化が所定の範囲内であることに応答して、前記送信機器で、前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第2類のアンテナを介した通信を行うことを含む例示的な実施例21又は28に記載の送信機器。
例示的な実施例30:前記第2の情報は、前記送信機器から第2類のアンテナを介して送信された第2のリファレンス信号に基づいて決定された、前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第2類のアンテナを介したチャネル品質情報又はその量子化値を含む例示的な実施例21に記載の送信機器。
例示的な実施例31:前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第2類のアンテナを介した通信状況を示す第2の情報を受信することは、
第2類のアンテナを介して前記端末側電子機器に第2のリファレンス信号を送信することと、
前記端末側電子機器から前記第2の情報を受信することとをさらに含み、前記第2の情報は、前記端末側電子機器によって、受信された第2のリファレンス信号に基づいて決定される例示的な実施例21に記載の送信機器。
例示的な実施例32:前記送信機器は、
前記送信機器が前記端末側電子機器からの要求に応答して送信する方式であって、前記要求は、前記第1の情報が第1の閾値を下回り、又は、前記第1の情報と第1の閾値との比較結果が特定値であるときに、前記端末側電子機器によって第2類のアンテナを介して送信されるものである方式と、
前記送信機器が、受信された前記第1の情報が第1の閾値を下回り、又は受信された前記第1の情報と第1の閾値との比較結果が特定値であることに応答して、第2類のアンテナを介して送信する方式とのうちのいずれか1つによって前記第2のリファレンス信号を送信する例示的な実施例30又は31に記載の送信機器。
例示的な実施例33:前記電子機器と前記送信機器との間の通信配置は、前記第2の情報と特定の閾値との比較結果に基づいて設定可能である例示的な実施例21に記載の送信機器。
例示的な実施例34:前記電子機器と前記送信機器との間の通信配置は、前記第2の情報が第2の閾値を下回ったことに応答して、
中継機器で前記送信機器と前記電子機器との間の第1類のアンテナを介した通信を中継することと、
前記送信機器の第1類のアンテナを介した送信電力を増加させることとのうちの少なくとも1つを行うという方式によって設定される例示的な実施例21に記載の送信機器。
例示的な実施例35:前記電子機器と前記送信機器との間の通信配置は、前記第2の情報が第2の閾値を下回ったことに応答して、
前記送信機器の第1類のアンテナを介した送信電力を増加させ、且つ、
送信電力が所定の電力に増大したときに取得される第2の情報が依然として第2の閾値を下回った場合、中継機器で前記送信機器と前記電子機器との間の第1類のアンテナを介した通信を中継するという方式によって設定される例示的な実施例21に記載の送信機器。
例示的な実施例36:前記電子機器と前記送信機器との間の通信配置は、前記第2の情報が第3の閾値を上回ったことに応答して、前記送信機器から第1類のアンテナを介して送信されるビームを調整するという方式によって設定される例示的な実施例21に記載の送信機器。
例示的な実施例37:前記電子機器と前記送信機器との間の通信配置は、前記第2の情報が第3の閾値を上回らず、且つ、第2の閾値以上であることに応答して、中継機器で前記送信機器と前記電子機器との間の通信を中継するという方式によって設定される例示的な実施例21に記載の送信機器。
例示的な実施例38:前記電子機器と前記送信機器との間の通信配置は、
前記第2の情報が第1の閾値を上回らず、且つ、第2の閾値以上であり、且つ、この端末側電子機器と隣接する端末側電子機器との第1の情報の差が特定の閾値を上回ったことに応答して、前記隣接する端末側電子機器で前記送信機器と前記端末側電子機器との間の通信を中継するという方式によって設定される例示的な実施例21に記載の送信機器。
例示的な実施例39:前記電子機器と前記送信機器との間の通信配置の設定は、前記処理回路によって行われる例示的な実施例21に記載の送信機器。
例示的な実施例40:前記処理回路は、さらに、
制御側電子機器が前記電子機器と前記送信機器との間の通信配置を設定するために、前記第2の情報と、前記第2の情報と特定の閾値との比較結果とのうちのいずれか1つを無線通信システムにおける前記制御側電子機器に送信するように配置される例示的な実施例21に記載の送信機器。
例示的な実施例41:無線通信システムにおける送信機器であって、前記送信機器は、それぞれ第1類のアンテナと第2類のアンテナを介して前記無線通信システムにおける端末側電子機器と通信可能であり、前記送信機器は、処理回路をさらに含み、前記処理回路は、
前記端末側電子機器から第1類のアンテナを介して送信された第1のリファレンス信号に基づいて推定された、前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第1類のアンテナを介した第1のチャネル品質情報を取得し、
前記端末側電子機器から第2類のアンテナを介して送信された第2のリファレンス信号に基づいて推定された、前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第2類のアンテナを介した第2のチャネル品質情報を取得するように配置され、前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第2類のアンテナを介した通信は、前記第1のチャネル品質情報に基づいて行われ、且つ、
前記電子機器と前記送信機器との間の通信配置は、少なくとも前記第2のチャネル品質情報に基づいて設定可能であり、前記第1類のアンテナと前記第2類のアンテナとは、異なる指向性特性を有する送信機器。
例示的な実施例42:無線通信システムにおける端末側電子機器であって、前記電子機器は、それぞれ第1類のアンテナと第2類のアンテナを介して前記無線通信システムにおける送信機器と通信可能であり、前記電子機器は、処理回路をさらに含み、前記処理回路は、
前記送信機器によって前記端末側電子機器から第1類のアンテナを介して送信された第1のリファレンス信号に基づいて推定された、前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第1類のアンテナを介した第1のチャネル品質情報を受信し、
前記第1のチャネル品質情報に基づいて、前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第2類のアンテナを介した通信を行い、
前記送信機器によって前記端末側電子機器から第2類のアンテナを介して送信された第2のリファレンス信号に基づいて推定された、前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第2類のアンテナを介した第2のチャネル品質情報を受信するように配置され、且つ、
前記電子機器と前記送信機器との間の通信配置は、少なくとも前記第2のチャネル品質情報に基づいて設定可能であり、前記第1類のアンテナと前記第2類のアンテナとは、異なる指向性特性を有する端末側電子機器。
例示的な実施例43:無線通信システムにおける端末側電子機器に用いられる方法であって、前記電子機器は、それぞれ第1類のアンテナと第2類のアンテナを介して前記無線通信システムにおける送信機器と通信可能であり、前記方法は、
前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第1類のアンテナを介した通信状況を示す第1の情報を取得することと、
前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第2類のアンテナを介した通信状況を示す第2の情報を取得することとを含み、前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第2類のアンテナを介した通信は、前記第1の情報に基づいて行われ、
前記電子機器と前記送信機器との間の通信配置は、少なくとも前記第2の情報に基づいて設定可能であり、前記第1類のアンテナと前記第2類のアンテナとは、異なる指向性特性を有する方法。
例示的な実施例44:前記第2類のアンテナは、前記第1類のアンテナよりも広い指向範囲を有する例示的な実施例43に記載の方法。
例示的な実施例45:前記第1類のアンテナは、指向性アンテナを含み、
前記第2類のアンテナは、全方向性アンテナを含む例示的な実施例44に記載の方法。
例示的な実施例46:前記第1の情報は、
前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第1類のアンテナを介したデータ通信の通信品質情報と、
前記送信機器から第1類のアンテナを介して送信された第1のリファレンス信号に基づいて決定されたチャネル品質情報とのうちのいずれか1つ又はその量子化値を含む例示的な実施例43に記載の方法。
例示的な実施例47:前記チャネル品質情報は、
受信された前記送信機器から第1類のアンテナを介して送信された第1のリファレンス信号の電力パラメータと、
受信された第1のリファレンス信号に基づいて推定された前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第1類のアンテナを介したチャネル状態とのうちのいずれか1つを含む例示的な実施例46に記載の方法。
例示的な実施例48:前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第1類のアンテナを介した通信状況を示す第1の情報を取得することは、
前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第1類のアンテナを介したデータ通信品質を決定することと、
前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第1類のアンテナを介したデータ通信品質が対応する閾値を下回ったことに応答して、受信された前記送信機器から第1類のアンテナを介して送信された第1のリファレンス信号に基づいて前記第1の情報を決定することとを含む、例示的な実施例46に記載の方法。
例示的な実施例49:前記第1のリファレンス信号は、前記送信機器によって、
前記送信機器が第1類のアンテナを介して持続的に送信する方式と、
前記送信機器が前記端末側電子機器からの要求に応答して送信する方式であって、前記要求は、前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第1類のアンテナを介したデータ通信品質が対応する閾値を下回ったときに、前記端末側電子機器によって第1類のアンテナを介して送信されるものである方式と、
前記送信機器が、受信された前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第1類のアンテナを介したデータ通信品質が対応する閾値を下回ったことに応答して、第1類のアンテナを介して送信する方式と、
前記送信機器が、特定の時間内に前記端末側電子機器によるフィードバックを受信していないことに応答して、第1類のアンテナを介して送信する方式とのうちのいずれか1つによって送信される例示的な実施例46~48のいずれか1つに記載の方法。
例示的な実施例50:前記第1の情報が第1の閾値を下回り、又は、前記第1の情報と第1の閾値との比較結果が特定値であることに応答して、前記送信機器によって、前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第2類のアンテナを介した通信が行われる例示的な実施例43に記載の方法。
例示的な実施例51:現在の第1の情報と前回の第1の情報との変化が所定の範囲内であることに応答して、前記送信機器によって、前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第2類のアンテナを介した通信が行われる例示的な実施例43又は50に記載の方法。
例示的な実施例52:前記第2の情報は、前記送信機器から第2類のアンテナを介して送信された第2のリファレンス信号に基づいて決定された、前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第2類のアンテナを介したチャネル品質情報又はその量子化値を含む例示的な実施例51に記載の方法。
例示的な実施例53:前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第2類のアンテナを介した通信状況を示す第2の情報を取得することは、
前記第1の情報が第1の閾値を下回り、又は、前記第1の情報と第1の閾値との比較結果が特定値であることに応答して、受信された前記送信機器から第2類のアンテナを介して送信された第2のリファレンス信号に基づいて前記第2の情報を決定することをさらに含む例示的な実施例43に記載の方法。
例示的な実施例54:前記第2のリファレンス信号は、前記送信機器によって、
前記送信機器が前記端末側電子機器からの要求に応答して送信する方式であって、前記要求は、前記第1の情報が第1の閾値を下回り、又は、前記第1の情報と第1の閾値との比較結果が特定値であるときに、前記端末側電子機器によって第2類のアンテナを介して送信されるものである方式と、
前記送信機器が、受信された前記第1の情報が第1の閾値を下回り、又は、受信された前記第1の情報と第1の閾値との比較結果が特定値であることに応答して、第2類のアンテナを介して送信する方式とのうちのいずれか1つによって送信される例示的な実施例52又は53に記載の方法。
例示的な実施例55:前記電子機器と前記送信機器との間の通信配置は、前記第2の情報と特定の閾値との比較結果に基づいて設定可能である例示的な実施例43に記載の方法。
例示的な実施例56:前記電子機器と前記送信機器との間の通信配置は、前記第2の情報が第2の閾値を下回ったことに応答して、
中継機器で前記送信機器と前記電子機器との間の第1類のアンテナを介した通信を中継することと、
前記送信機器の第1類のアンテナを介した送信電力を増加させることとのうちの少なくとも1つを行うという方式によって設定される例示的な実施例43に記載の方法。
例示的な実施例57:前記電子機器と前記送信機器との間の通信配置は、前記第2の情報が第2の閾値を下回ったことに応答して、
前記送信機器の第1類のアンテナを介した送信電力を増加させ、且つ、
送信電力が所定の電力に増大したときに取得される第2の情報が依然として第2の閾値を下回った場合、中継機器で前記送信機器と前記電子機器との間の第1類のアンテナを介した通信を中継するという方式によって設定される例示的な実施例43に記載の方法。
例示的な実施例58:前記電子機器と前記送信機器との間の通信配置は、前記第2の情報が第3の閾値を上回ったことに応答して、前記送信機器から第1類のアンテナを介して送信されるビームを調整するという方式によって設定される例示的な実施例43に記載の方法。
例示的な実施例59:前記電子機器と前記送信機器との間の通信配置は、前記第2の情報が第3の閾値を上回らず、且つ、第2の閾値以上であることに応答して、中継機器で前記送信機器と前記電子機器との間の通信を中継するという方式によって設定される例示的な実施例43に記載の方法。
例示的な実施例60:前記電子機器と前記送信機器との間の通信配置は、
前記第2の情報が第3の閾値を上回らず、且つ、第2の閾値以上であり、且つ、この端末側電子機器と隣接する端末側電子機器との第1の情報の差が特定の閾値を上回ったことに応答して、前記隣接する端末側電子機器で前記送信機器と前記端末側電子機器との間の通信を中継するという方式によって設定される例示的な実施例1に記載の電子機器。
例示的な実施例61:前記電子機器と前記送信機器との間の通信配置の設定を行うことをさらに含む例示的な実施例43に記載の方法。
例示的な実施例62:制御側電子機器が前記電子機器と前記送信機器との間の通信配置を設定するために、前記第2の情報と、前記第2の情報と特定の閾値との比較結果とのうちのいずれか1つを無線通信システムにおける前記制御側電子機器に送信することをさらに含む例示的な実施例43に記載の方法。
例示的な実施例63:無線通信システムにおける送信機器に用いられる方法であって、 前記送信機器は、それぞれ第1類のアンテナと第2類のアンテナを介して前記無線通信システムにおける端末側電子機器と通信可能であり、前記方法は、
前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第1類のアンテナを介した通信状況を示す第1の情報を受信することと、
前記第1の情報に基づいて、前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第2類のアンテナを介した通信を行うことと、
前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第2類のアンテナを介した通信状況を示す第2の情報を受信することとを含み、
前記電子機器と前記送信機器との間の通信配置は、少なくとも前記第2の情報に基づいて設定可能であり、前記第1類のアンテナと前記第2類のアンテナとは、異なる指向性特性を有する方法。
例示的な実施例64:前記第2類のアンテナは、前記第1類のアンテナよりも広い指向範囲を有する例示的な実施例63に記載の方法。
例示的な実施例65:前記第1類のアンテナは、指向性アンテナを含み、
前記第2類のアンテナは、全方向性アンテナを含む例示的な実施例64に記載の方法。
例示的な実施例66:前記第1の情報は、
前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第1類のアンテナを介したデータ通信の通信品質情報と、
前記送信機器から第1類のアンテナを介して送信された第1のリファレンス信号に基づいて決定されたチャネル品質情報とのうちのいずれか1つ又はその量子化値を含む例示的な実施例63に記載の方法。
例示的な実施例67:前記チャネル品質情報は、
前記端末側電子機器が受信した前記送信機器から第1類のアンテナを介して送信された第1のリファレンス信号の電力パラメータと、
前記端末側電子機器によって、受信された第1のリファレンス信号に基づいて推定された、前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第1類のアンテナを介したチャネル状態とのうちのいずれか1つを含む例示的な実施例66に記載の方法。
例示的な実施例68:前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第1類のアンテナを介した通信状況を示す第1の情報を受信することは、
第1類のアンテナを介して前記端末側電子機器に第1のリファレンス信号を送信することと、
前記端末側電子機器から前記第1の情報を受信することとを含み、前記第1の情報は、前記端末側電子機器によって、受信された第1のリファレンス信号に基づいて決定される例示的な実施例66に記載の方法。
例示的な実施例69:前記送信機器は、
前記送信機器が第1類のアンテナを介して持続的に送信する方式と、
前記送信機器が前記端末側電子機器からの要求に応答して送信する方式であって、前記要求は、前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第1類のアンテナを介したデータ通信品質が対応する閾値を下回ったときに、前記端末側電子機器によって第1類のアンテナを介して送信されるものである方式と、
前記送信機器が、受信された前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第1類のアンテナを介したデータ通信品質が対応する閾値を下回ったことに応答して、第1類のアンテナを介して送信する方式と、
前記送信機器が、特定の時間内に前記端末側電子機器によるフィードバックを受信していないことに応答して、第1類のアンテナを介して送信する方式とのうちのいずれか1つによって前記第1のリファレンス信号を送信する例示的な実施例66~68のいずれか1つに記載の方法。
例示的な実施例70:前記第1の情報に基づいて前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第2類のアンテナを介した通信を行うことは、前記第1の情報が第1の閾値を下回り、又は、前記第1の情報と第1の閾値との比較結果が特定値であることに応答して、前記送信機器で、前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第2類のアンテナを介した通信を行うことを含む例示的な実施例63に記載の方法。
例示的な実施例71:前記第1の情報に基づいて前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第2類のアンテナを介した通信を行うことは、現在の第1の情報と前回の第1の情報との変化が所定の範囲内であることに応答して、前記送信機器で、前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第2類のアンテナを介した通信を行うことを含む例示的な実施例63又は70に記載の方法。
例示的な実施例72:前記第2の情報は、前記送信機器から第2類のアンテナを介して送信された第2のリファレンス信号に基づいて決定された、前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第2類のアンテナを介したチャネル品質情報又はその量子化値を含む例示的な実施例63に記載の方法。
例示的な実施例73:前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第2類のアンテナを介した通信状況を示す第2の情報を受信することは、
第2類のアンテナを介して前記端末側電子機器に第2のリファレンス信号を送信することと、
前記端末側電子機器から前記第2の情報を受信することとをさらに含み、前記第2の情報は、前記端末側電子機器によって、受信された第2のリファレンス信号に基づいて決定される例示的な実施例63に記載の方法。
例示的な実施例74:前記送信機器は、
前記送信機器が前記端末側電子機器からの要求に応答して送信する方式であって、前記要求は、前記第1の情報が第1の閾値を下回り、又は、前記第1の情報と第1の閾値との比較結果が特定値であるときに、前記端末側電子機器によって第2類のアンテナを介して送信されるものである方式と、
前記送信機器が、受信された前記第1の情報が第1の閾値を下回り、又は、受信された前記第1の情報と第1の閾値との比較結果が特定値であることに応答して、第2類のアンテナを介して送信する方式とのうちのいずれか1つによって前記第2のリファレンス信号を送信する例示的な実施例72又は73に記載の方法。
例示的な実施例75:前記電子機器と前記送信機器との間の通信配置は、前記第2の情報と特定の閾値との比較結果に基づいて設定可能である例示的な実施例63に記載の方法。
例示的な実施例76:前記電子機器と前記送信機器との間の通信配置は、前記第2の情報が第2の閾値を下回ったことに応答して、
中継機器で前記送信機器と前記電子機器との間の第1類のアンテナを介した通信を中継することと、
前記送信機器の第1類のアンテナを介した送信電力を増加させることとのうちの少なくとも1つを行うという方式によって設定される例示的な実施例63に記載の方法。
例示的な実施例77:前記電子機器と前記送信機器との間の通信配置は、前記第2の情報が第2の閾値を下回ったことに応答して、
前記送信機器の第1類のアンテナを介した送信電力を増加させ、且つ、
送信電力が所定の電力に増大したときに取得される第2の情報が依然として第2の閾値を下回った場合、中継機器で前記送信機器と前記電子機器との間の第1類のアンテナを介した通信を中継するという方式によって設定される例示的な実施例63に記載の方法。
例示的な実施例78:前記電子機器と前記送信機器との間の通信配置は、前記第2の情報が第3の閾値を上回ったことに応答して、前記送信機器から第1類のアンテナを介して送信されるビームを調整するという方式によって設定される例示的な実施例63に記載の方法。
例示的な実施例79:前記電子機器と前記送信機器との間の通信配置は、前記第2の情報が第3の閾値を上回らず、且つ、第2の閾値以上であることに応答して、中継機器で前記送信機器と前記電子機器との間の通信を中継するという方式によって設定される例示的な実施例63に記載の方法。
例示的な実施例80:前記電子機器と前記送信機器との間の通信配置は、
前記第2の情報が第1の閾値を上回らず、且つ、第2の閾値以上であり、且つ、この端末側電子機器と隣接する端末側電子機器との第1の情報の差が特定の閾値を上回ったことに応答して、前記隣接する端末側電子機器で前記送信機器と前記端末側電子機器との間の通信を中継するという方式によって設定される例示的な実施例21に記載の送信機器。
例示的な実施例81:前記電子機器と前記送信機器との間の通信配置の設定は、前記処理回路によって行われる例示的な実施例63に記載の方法。
例示的な実施例82:前記処理回路は、さらに、
制御側電子機器が前記電子機器と前記送信機器との間の通信配置を設定するために、前記第2の情報と、前記第2の情報と特定の閾値との比較結果とのうちのいずれか1つを無線通信システムにおける前記制御側電子機器に送信するように配置される例示的な実施例63に記載の方法。
例示的な実施例83:無線通信システムにおける送信機器に用いられる方法であって、 前記送信機器は、それぞれ第1類のアンテナと第2類のアンテナを介して前記無線通信システムにおける端末側電子機器と通信可能であり、前記方法は、
前記端末側電子機器から第1類のアンテナを介して送信された第1のリファレンス信号に基づいて推定された、前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第1類のアンテナを介した第1のチャネル品質情報を取得することと、
前記端末側電子機器から第2類のアンテナを介して送信された第2のリファレンス信号に基づいて推定された、前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第2類のアンテナを介した第2のチャネル品質情報を取得することとを含み、前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第2類のアンテナを介した通信は、前記第1のチャネル品質情報に基づいて行われ、且つ、
前記電子機器と前記送信機器との間の通信配置は、少なくとも前記第2のチャネル品質情報に基づいて設定可能であり、前記第1類のアンテナと前記第2類のアンテナとは、異なる指向性特性を有する方法。
例示的な実施例84:無線通信システムにおける端末側電子機器に用いられる方法であって、前記電子機器は、それぞれ第1類のアンテナと第2類のアンテナを介して前記無線通信システムにおける送信機器と通信可能であり、前記方法は、
前記送信機器によって前記端末側電子機器から第1類のアンテナを介して送信された第1のリファレンス信号に基づいて推定された、前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第1類のアンテナを介した第1のチャネル品質情報を受信することと、
前記第1のチャネル品質情報に基づいて、前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第2類のアンテナを介した通信を行うことと、
前記送信機器によって前記端末側電子機器から第2類のアンテナを介して送信された第2のリファレンス信号に基づいて推定された、前記端末側電子機器と前記送信機器との間の第2類のアンテナを介した第2のチャネル品質情報を取得することとを含み、
前記電子機器と前記送信機器との間の通信配置は、少なくとも前記第2のチャネル品質情報に基づいて設定可能であり、前記第1類のアンテナと前記第2類のアンテナとは、異なる指向性特性を有する方法。
例示的な実施例85:実行されたときに、例示的な実施例43~84のいずれか1つに記載の方法を実現する実行可能な指令を記憶した非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
例示的な実施例86:プロセッサと、
実行されたときに、例示的な実施例43~84のいずれか1つに記載の方法を実現する実行可能な指令を記憶した記憶装置とを含む無線通信装置。
例示的な実施例87:例示的な実施例43~84のいずれか1つに記載の方法を実行する部材を含む無線通信装置。
本開示及びその利点を詳細に説明したが、理解すべきこととして、添付の請求の範囲に限定された本開示の精神と範囲外でない場合に、様々な変更、代替と変換を行うことができる。さらに、本開示の実施例の用語「含む」、「包含する」又はその任意の他の変体は、非排他的な含有を示すことで、一系列の要素を含む過程、方法、物品又は機器は、それらの要素だけでなく、明示されていない他の要素も含み、又はこのような過程、方法、物品又は機器に固有の要素も含む。さらに多い制限がない場合に、「1つの・・・を含む」によって限定される要素は、前記要素を含む過程、方法、物品又は機器にほかの同じ要素も含むことを除外しない。
本開示のいくつかの具体的な実施例について詳細に説明したが、当業者が理解すべきこととして、上記の実施例は単なる例示的なものであり、本開示の範囲を制限するものではない。当業者が理解すべきこととして、上記の実施例は、本発明の範囲及び趣旨から逸脱することなく、組み合わせ、修正、又は置き換えが可能である。本開示の範囲は、添付の特許請求の範囲によって限定される。