JP7660464B2 - 熱交換器 - Google Patents
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Description
(第1の態様)
上下方向に延在し並列に複数配置された伝熱管を介して、当該伝熱管の外側を流れる第1のガスと当該伝熱管の内側を流れる第2のガスとで熱交換を行う熱交換器であって、
前記第1のガスが固形異物を含むガスであり、
前記第1のガスの流れ方向を変えるバッフル板と、
前記伝熱管に並列に配置された、圧縮空気が流れる空気管と、
前記空気管に圧縮空気が吹出される吹出部が備わり、
吹出された圧縮空気がバッフル板を吹き付ける構成とした、
ことを特徴とする多管式熱交換器。
次に、発明を実施するための形態を説明する。なお、本実施の形態は、本発明の一例である。本発明の範囲は、本実施の形態の範囲に限定されない。
本形態の多管式熱交換器1は、相互に交わらない2種の流路であるチューブ側流路とシェル側流路を有する。第2のガス32は、伝熱管12の内側、すなわちチューブ側流路を流れるものであり、管胴2の上部に備わる第2流入部51から流入して伝熱管12の内側を通過し、管胴2の下部に備わる第2流出部6aから、熱交換後の第2のガス33として流出する。第1のガス30は、管胴2内における伝熱管12の外側、すなわちシェル側流路を流れるものであり、管胴2における第2流入部51よりも下側に備わる第1流入部3から流入して伝熱管12の外側を通過し、管胴2における第2流出部6aよりも上側に備わる第1流出部4から、熱交換後の第1のガス31として流出する。第2流入部51と第1流入部3は隔壁5aで隔てられており、第2流入部51から流入した第2のガス32と第1流入部3から流入した第1のガスとは混じり合うことはない。また、第2流出部6aと第1流出部4は隔壁5bで隔てられており、伝熱管12の内側を通過した第2のガスと伝熱管12の外側を通過した第1のガスとは混じり合うことはない。なお、本形態の熱交換器1は、管胴2の軸心方向が上下方向に沿うように設置することができ、上下方向のうちの、上方向が図1における符号Uの方向を、下方向が図1における符号Dの方向を表す。
管胴2は、上側から上室52、中室53、下室54に区分される。上室52と中室53が隔壁5aによって仕切られ、両室間の流体の出入りはない。中室53と下室54が隔壁5bによって仕切られ、両室間の流体の出入りはない。伝熱管12は基端が上室52に位置し、先端が下室54に位置する。第2流入部51から上室52に流入した第2のガスは、伝熱管12の基端から伝熱管12の内側に流れ込み、伝熱管12の先端から下室54に放出され、第2流出部6aから熱交換器1の外に流出される。なお、下室54は第2のガスが流出しやすいようにホッパー形状6にするとよい。
隔壁5a,5bの形態は上下方向に延在する管胴2に対して、水平方向に延在する面状の形態となっており、伝熱管12の径の開口部と空気管11の径の開口部が形成され、これらの開口部に伝熱管12及び空気管11が挿通される形態とすることができる。伝熱管12及び空気管11は、その先端部が隔壁5aで固定され、その下端部が隔壁5bで固定されるように配置することができる。伝熱管12と空気管11はそれぞれ少なくとも1本以上備えることができる。
伝熱管12は、上下方向に延在し並列に複数配置される。
空気管11は、伝熱管12に並列に配置され、圧縮空気が流れるものである。空気管11は、基端11bが送気管20に接続され、送気管20には空気ヘッダー9から圧縮空気が供給される形態を例示できる。空気管11が複数備わる場合は、送気管20も空気管11の本数分で構成された送気管20群ならなり、空気管11それぞれの基端11b側が送気管それぞれと接続されている。なお、空気ヘッダー9としては、例えばブロワやコンプレッサで生成された圧縮空気を空気管11に送る形態や、熱交換器を有する焼却設備に備わるバグフィルタの逆洗浄に用いられるパルスエアーを用いる形態を挙げることができる。送気管20には、圧縮空気の送気量を調節するためのバルブ7(例えば、パルスジェットバルブ等)及び当該バルブ7の開度を調節する開度調節手段8を設けることができる。空気管11の先端部は有底となっており、中室53の底部に位置するものとするとよい。空気管11は、少なくとも1本以上設けると良く、例えば1~6本設けると、バッフル板13に圧縮空気を万遍なく吹出すことができ、堆積した固形異物を効果的に浮遊させることができる。
熱交換器1に流す第1のガスは、固形異物が含まれるものであり、特に限定されるものではなく、例えば自動車やガスタービン、焼却炉、火力発電所、工場で発生する排ガス、乾燥排ガスを挙げることができる。第2のガスは、固形異物が含まれていても、いなくてもよく、特に限定されるものではなく、例えば自動車やガスタービン、焼却炉、火力発電所、工場で発生する排ガス、乾燥排ガス、外気を挙げることができる。第1のガスに含まれる固形異物の濃度が0.001~0.1g/m3であれば固形異物が流路に堆積しても、除去が容易であり好ましい。
本願発明の第1の態様は、上記に説明したところであるが、この態様のほかに、以下の態様も望ましい。
(第2の態様)
前記吹出部が前記バッフル板の近傍かつ上部に位置する、
第1の態様の多管式熱交換器。
前記バッフル板が上下方向に間隔を空けて複数備わる、
第1の態様の多管式熱交換器。
前記空気管が間隔を空けて並列に複数配置され、
当該空気管それぞれに、吹出部が上下方向に間隔を空けて複数備わるものであり、
前記バッフル板が上下方向に間隔を空けて複数備わり、
前記バッフル板それぞれの近傍かつ上部に、前記吹出部が少なくとも1つ以上位置する、
第1の態様の多管式熱交換器。
前記バッフル板が切欠き部を有し、
隣接する前記バッフル板それぞれにおける切欠き部の位置が相互に熱交換器の周方向に相違している、
第4の態様の多管式熱交換器。
前記吹出部から圧縮空気が下方に吹出される、
第2の態様の多管式熱交換器。
前記吹出部が前記空気管の周方向に間隔を空けて複数備わる、
第1の態様の多管式熱交換器。
圧縮空気が間欠に100~2000ミリ秒間吹出される、
第1の態様の多管式熱交換器。
前記熱交換器における第1のガスの流入温度と流出温度の温度差ΔTが90%以下になったときに、圧縮空気が吹出されるものである、
第1の態様の多管式熱交換器。
11 空気管
11a 吹出部
12 伝熱管
13a、13b,13c,13d,13e バッフル板
14a、14b,14c,14d,14e 切欠き部
30 第1のガス(流入ガス)
31 第1のガス(流出ガス)
32 第2のガス(流入ガス)
33 第2のガス(流出ガス)
Claims (9)
- 上下方向に延在し並列に複数配置された伝熱管を介して、当該伝熱管の外側を流れる第1のガスと当該伝熱管の内側を流れる第2のガスとで熱交換を行う熱交換器であって、
前記第1のガスが固形異物を含むガスであり、
前記第1のガスの流れ方向を変えるバッフル板と、
前記伝熱管に並列に配置された、圧縮空気が流れる空気管と、
前記空気管に圧縮空気が吹出される吹出部が備わり、
吹出された圧縮空気がバッフル板を吹き付ける構成とした、
ことを特徴とする多管式熱交換器。 - 前記吹出部が前記バッフル板の近傍かつ上部に位置する、
請求項1に記載の多管式熱交換器。 - 前記バッフル板が上下方向に間隔を空けて複数備わる、
請求項1に記載の多管式熱交換器。 - 前記空気管が間隔を空けて並列に複数配置され、
前記空気管それぞれに、吹出部が上下方向に間隔を空けて複数備わるものであり、
前記バッフル板が上下方向に間隔を空けて複数備わり、
前記バッフル板それぞれの近傍かつ上部に、前記吹出部が少なくとも1つ以上位置する、
請求項1に記載の多管式熱交換器。 - 前記バッフル板が切欠き部を有し、
隣接する前記バッフル板それぞれにおける切欠き部の位置が相互に熱交換器の周方向に相違している、
請求項4に記載の多管式熱交換器。 - 前記吹出部から圧縮空気が下方に吹出される、
請求項2に記載の多管式熱交換器。 - 前記吹出部が前記空気管の周方向に間隔を空けて複数備わる、
請求項1に記載の多管式熱交換器。 - 圧縮空気が間欠に100~2000ミリ秒間吹出される、
請求項1に記載の多管式熱交換器。 - 前記バッフル板に固形異物が堆積していない状態における、前記熱交換器における前記第1のガスの流入温度と流出温度の温度差をΔT 0 とし、
前記熱交換器における前記第1のガスの流入温度と流出温度の温度差ΔTがΔT 0 の90%以下になったときに、圧縮空気が吹出されるものである、
請求項1に記載の多管式熱交換器。
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| JP2021136523A JP7660464B2 (ja) | 2021-08-24 | 2021-08-24 | 熱交換器 |
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| JP2021136523A JP7660464B2 (ja) | 2021-08-24 | 2021-08-24 | 熱交換器 |
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| JP2023031052A JP2023031052A (ja) | 2023-03-08 |
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2021
- 2021-08-24 JP JP2021136523A patent/JP7660464B2/ja active Active
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| JP2023031052A (ja) | 2023-03-08 |
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