JP7663866B2 - 積層体及び包装袋 - Google Patents
積層体及び包装袋 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7663866B2 JP7663866B2 JP2024071626A JP2024071626A JP7663866B2 JP 7663866 B2 JP7663866 B2 JP 7663866B2 JP 2024071626 A JP2024071626 A JP 2024071626A JP 2024071626 A JP2024071626 A JP 2024071626A JP 7663866 B2 JP7663866 B2 JP 7663866B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- layer
- less
- laminate
- adhesive layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B27/00—Layered products comprising a layer of synthetic resin
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B27/00—Layered products comprising a layer of synthetic resin
- B32B27/32—Layered products comprising a layer of synthetic resin comprising polyolefins
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B7/00—Layered products characterised by the relation between layers; Layered products characterised by the relative orientation of features between layers, or by the relative values of a measurable parameter between layers, i.e. products comprising layers having different physical, chemical or physicochemical properties; Layered products characterised by the interconnection of layers
- B32B7/02—Physical, chemical or physicochemical properties
- B32B7/022—Mechanical properties
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B7/00—Layered products characterised by the relation between layers; Layered products characterised by the relative orientation of features between layers, or by the relative values of a measurable parameter between layers, i.e. products comprising layers having different physical, chemical or physicochemical properties; Layered products characterised by the interconnection of layers
- B32B7/02—Physical, chemical or physicochemical properties
- B32B7/027—Thermal properties
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B7/00—Layered products characterised by the relation between layers; Layered products characterised by the relative orientation of features between layers, or by the relative values of a measurable parameter between layers, i.e. products comprising layers having different physical, chemical or physicochemical properties; Layered products characterised by the interconnection of layers
- B32B7/04—Interconnection of layers
- B32B7/12—Interconnection of layers using interposed adhesives or interposed materials with bonding properties
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B9/00—Layered products comprising a layer of a particular substance not covered by groups B32B11/00 - B32B29/00
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B9/00—Layered products comprising a layer of a particular substance not covered by groups B32B11/00 - B32B29/00
- B32B9/04—Layered products comprising a layer of a particular substance not covered by groups B32B11/00 - B32B29/00 comprising such particular substance as the main or only constituent of a layer, which is next to another layer of the same or of a different material
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D65/00—Wrappers or flexible covers; Packaging materials of special type or form
- B65D65/38—Packaging materials of special type or form
- B65D65/40—Applications of laminates for particular packaging purposes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Wrappers (AREA)
Description
本開示の積層体は、基材と接着剤層とシーラント層と、を厚さ方向にこの順に(以下、単に「この順に」ともいう)備える。
基材は、ポリプロピレンを主成分として含有する延伸基材を備える。
シーラント層は、ポリプロピレンを主成分として含有する。
本開示の積層体は、接着剤層を2つ以上備えてもよい。
本開示の積層体は、第1基材と、第1接着剤層と、第2基材と、第2接着剤層と、シーラント層と、をこの順に備えることが好ましい。
第2基材は、ポリプロピレンを主成分として含有する延伸基材を備える。
第1基材の延伸基材と第2基材の延伸基材とは、同一でもよく、異なってもよい。
第1基材は、該延伸基材と無機酸化物層とを備えるバリア性基材であることが好ましい。
以下の説明において、ポリプロピレンを主成分として含有する延伸基材を「ポリプロピレン延伸基材」ともいう。
図1に示す積層体1は、2層構造の一例を示す。
図1に示す積層体1は、基材としてのポリプロピレン延伸基材10と、接着剤層40と、シーラント層30と、をこの順に備える。
図2に示す積層体1は、第1基材としてのポリプロピレン延伸基材22と、第1接着剤層40Aと、第2基材としてのポリプロピレン延伸基材10と、第2接着剤層40Bと、シーラント層30と、をこの順に備える。
ポリプロピレン延伸基材は、ポリプロピレンを主成分として含有する。
ポリプロピレンは、ホモポリプロピレン、ランダムポリプロピレンおよびブロックポリプロピレンのいずれでもよく、これらから選択される2種以上の混合物でもよい。ポリプロピレンとしては、バイオマス由来のポリプロピレンおよび/またはリサイクルされたポリプロピレンを用いてもよい。ホモポリプロピレンとは、プロピレンのみの重合体である。ランダムポリプロピレンとは、プロピレンと、プロピレン以外のα-オレフィン等と、のランダムポリプロピレンである。ブロックポリプロピレンとは、プロピレンからなる重合体ブロックと、少なくともプロピレン以外のα-オレフィン等からなる重合体ブロックと、を有するポリプロピレンである。少なくともプロピレン以外のα-オレフィン等からなる重合体ブロックは、プロピレンと、プロピレン以外のα-オレフィンと、からなる重合体ブロックでもよい。
ポリプロピレン延伸基材は、添加剤を含有してもよい。添加剤としては、例えば、架橋剤、酸化防止剤、アンチブロッキング剤、滑剤、紫外線吸収剤、光安定剤、充填剤、補強剤、帯電防止剤、顔料および改質用樹脂が挙げられる。
延伸処理は、1軸延伸でもよく、2軸延伸でもよい。
機械方向(基材の流れ方向、MD方向)へ延伸を行う場合の延伸倍率は、好ましくは2倍以上、より好ましくは5倍以上であり、また、好ましくは15倍以下、より好ましくは13倍以下である。幅方向(MD方向に対して垂直な方向、TD方向)へ延伸を行う場合の延伸倍率は、好ましくは2倍以上、より好ましくは5倍以上であり、また、好ましくは15倍以下、より好ましくは13倍以下である。延伸倍率を2倍以上とすることにより、基材の強度および耐熱性を向上でき、また、基材への印刷適性を向上できる。基材の破断限界という観点からは、延伸倍率は15倍以下であることが好ましい。
ポリプロピレン延伸基材は、例えば2軸延伸基材である。
ポリプロピレン延伸基材の表面に、易接着層を設けてもよい。
ポリプロピレン延伸基材の厚さは、好ましくは10μm以上、より好ましくは15μm以上であり、また、好ましくは100μm以下、より好ましくは50μm以下であり、例えば10μm以上100μm以下である。厚さが下限値以上の延伸基材を備える積層体は、例えば、強度および耐熱性に優れる。厚さが上限値以下の延伸基材を備える積層体は、例えば、加工性に優れる。
バリア性基材は、ポリプロピレン延伸基材と、無機酸化物層と、を備える。バリア性基材は、例えば、ポリプロピレン延伸基材と、該延伸基材の一方の面上に設けられた無機酸化物層と、を備える。バリア性基材は、ポリプロピレン延伸基材と無機酸化物層との間に、表面コート層を備えてもよい。バリア性基材は、無機酸化物層上に、被覆層を備えてもよい。バリア性基材は、透明性を有してもよい。
バリア性基材が備えるポリプロピレン延伸基材としては、<ポリプロピレン延伸基材>の欄にて説明したポリプロピレン延伸基材が挙げられる。第1基材のポリプロピレン延伸基材と、第2基材のポリプロピレン延伸基材とは、同一でもよく、異なってもよい。
MD方向へ延伸を行う場合の延伸倍率は、好ましくは2倍以上、より好ましくは5倍以上であり、また、好ましくは15倍以下、より好ましくは13倍以下である。TD方向へ延伸を行う場合の延伸倍率は、好ましくは2倍以上、より好ましくは5倍以上であり、また、好ましくは15倍以下、より好ましくは13倍以下である。
バリア性基材は、ポリプロピレン延伸基材と無機酸化物層との間に、極性基を有する樹脂材料を含有する表面コート層を備えてもよい。このようなバリア性基材は、無機酸化物層の密着性に優れ、また、ガスバリア性にも優れる。このようなバリア性基材は、ポリプロピレン延伸基材と、表面コート層と、無機酸化物層と、をこの順に備える。
表面コート層は、極性基を有する樹脂材料以外の上記樹脂材料を含有してもよい。
表面コート層は、上記添加剤を含有してもよい。
他の態様の延伸基材において、ポリプロピレン層は、ポリプロピレンを主成分として含有する。ポリプロピレンの詳細は上述したとおりであり、本欄での説明は省略する。ポリプロピレン層におけるポリプロピレンの含有割合は、好ましくは50質量%超、より好ましくは60質量%以上、さらに好ましくは70質量%以上、よりさらに好ましくは80質量%以上、特に好ましくは85質量%以上、90質量%以上または95質量%以上である。
ポリプロピレン層は、上記添加剤を含有してもよい。
表面樹脂層は、上記添加剤を含有してもよい。
表面樹脂層には、上記表面処理が施されていてもよい。
バリア性基材は、無機酸化物層を備える。無機酸化物層は、1種または2種以上の無機酸化物を含み、例えば無機酸化物の蒸着膜である。バリア性基材を備える積層体は、ガスバリア性、具体的には、酸素バリア性および水蒸気バリア性に優れる。このような積層体を用いて作製された包装袋は、包装袋内に充填された内容物の酸化劣化を抑えることができ、内容物の質量減少を抑えることができる。バリア性基材は、例えば、表面コート層上に無機酸化物層を備えてもよく、表面樹脂層上に無機酸化物層を備えてもよい。
炭素含有酸化ケイ素蒸着膜の一実施形態において、炭素の割合Cは、ケイ素、酸素および炭素の3元素の合計100%に対して、好ましくは3%以上、より好ましくは5%以上、さらに好ましくは10%以上であり、また、好ましくは50%以下、より好ましくは40%以下、さらに好ましくは35%以下であり、例えば3%以上50%以下である。炭素の割合Cを上記範囲とすることにより、例えば、積層体を屈曲させてもガスバリア性の低下を抑制できる。
本明細書において、各元素の割合は、モル基準である。
使用機器:「ESCA-3400」(Kratos製)
[1]スペクトル採取条件
入射X線:MgKα(非単色化X線、hν=1253.6eV)
X線出力:150W(10kV・15mA)
測定領域:約6mmφ
光電子取込角度:90度
[2]イオンスパッタ条件
イオン種:Ar+
Arガス導入の圧力:2.0×10-2Pa
加速電圧:0.2(kV)
エミッション電流:20(mA)
イオンスパッタ時間:30秒で実施し、スペクトルを採取
バリア性基材は、無機酸化物層上に、被覆層をさらに備えてもよい。すなわち、バリア性基材は、無機酸化物層におけるポリプロピレン延伸基材に向かう面とは反対の面上に、被覆層をさらに備えてもよい。このようなバリア性基材を備える積層体は、例えば、酸素バリア性および水蒸気バリア性に優れる。
被覆層は、上記添加剤を含有してもよい。
バリアコート層は、上記添加剤を含有してもよい。
R1 nM(OR2)m (1)
式(1)中、R1およびR2は、それぞれ独立に炭素数1以上8以下の有機基を表し、Mは金属原子を表し、nは0以上の整数を表し、mは1以上の整数を表し、n+mはMの原子価を表す。R1およびR2における有機基としては、例えば、メチル基、エチル基、n-プロピル基、イソプロピル基、n-ブチル基、イソブチル基、sec-ブチル基、t-ブチル基、n-ヘキシル基およびn-オクチル基等の炭素数1以上8以下のアルキル基が挙げられる。金属原子Mは、例えば、ケイ素、ジルコニウム、チタンまたはアルミニウムである。金属アルコキシドとしては、例えば、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テトラプロポキシシランおよびテトラブトキシシラン等のアルコキシシランが挙げられる。
酸としては、例えば、硫酸、塩酸および硝酸等の鉱酸;ならびに酢酸および酒石酸等の有機酸が挙げられる。酸の使用量は、金属アルコキシドおよびシランカップリング剤のアルコキシド分(例えばシリケート部分)の総モル量1モルに対して、好ましくは0.001モル以上0.05モル以下である。
金属アルコキシド、水溶性高分子、ゾルゲル法触媒、水、有機溶剤、および必要に応じてシランカップリング剤等を混合して、ガスバリア性組成物を調製する。組成物中では、次第に重縮合反応が進行する。無機酸化物層上に、常法により、上記組成物を塗布し乾燥する。この乾燥により、金属アルコキシドおよび水溶性高分子(組成物がシランカップリング剤を含む場合は、シランカップリング剤も)の重縮合がさらに進行し、複合ポリマーの層が形成される。上記操作を繰り返して、複数の複合ポリマー層を積層してもよい。例えば、塗布された上記組成物を好ましくは20℃以上、より好ましくは50℃以上、さらに好ましくは70℃以上の温度で、また、好ましくは150℃以下、より好ましくは120℃以下、さらに好ましくは100℃以下の温度で、1秒以上10分以下加熱する。これにより、ガスバリア性塗布膜を形成できる。
本開示の積層体は、第1基材および第2基材などの基材の表面に印刷層を備えてもよい。印刷層に形成される画像は、特に限定されず、文字、柄、記号およびこれらの組み合わせなどが表される。印刷層形成は、バイオマス由来のインキを用いて行うこともできる。これにより、環境負荷をより低減できる。
印刷層の厚さは、例えば0.5μm以上3μm以下である。
本開示の積層体は、一実施形態において、基材とシーラント層との間に、接着剤層を備える。本開示の積層体は、一実施形態において、第1基材と第2基材との間に、第1接着剤層を備える。本開示の積層体は、一実施形態において、第2基材とシーラント層との間に、第2接着剤層を備える。このような積層体は、例えば、基材/シーラント層間、第1基材/第2基材間、および第2基材/シーラント層間のラミネート強度に優れる。
AFMによる上記弾性率の測定条件の詳細は、実施例欄に記載する。
第1接着剤層の断面について、原子間力顕微鏡(AFM)を用いて測定される弾性率は、好ましくは10MPa以上、より好ましくは15MPa以上、さらに好ましくは20MPa以上であり、また、好ましくは100MPa以下、より好ましくは80MPa以下、さらに好ましくは70MPa以下であり、例えば10MPa以上100MPa以下である。弾性率が上記範囲内の第1接着剤層を備える積層体を用いて作製される包装袋は、第1基材がバリア性基材である場合は、レトルト処理などの熱処理後においてもガスバリア性および外観に優れる傾向にある。また、第1基材における第1接着剤層に向かう面上に印刷層が設けられている場合は、弾性率が上限値以下の第1接着剤層は、印刷層との密着性に優れる傾向にある。
第2接着剤層の断面について、AFMを用いて測定される弾性率は、第1の態様において、好ましくは35.0MPa未満、より好ましくは30.0MPa以下、さらに好ましくは25.0MPa以下であり、また、好ましくは5.0MPa以上、より好ましくは10.0MPa以上、さらに好ましくは15.0MPa以上であり、例えば5.0MPa以上35.0MPa未満である。このような弾性率を有する第2接着剤層を備える積層体を用いて作製される包装袋は、第1基材がバリア性基材である場合は、レトルト処理などの熱処理後においてもガスバリア性に優れる傾向にある。このような弾性率を有する第2接着剤層は、例えば、後述する溶剤型接着剤を用い、また、それぞれ後述する主剤に含まれる重合体成分の種類および分子量、硬化剤の種類、モル比(NCO/OH)、エージング条件を適宜変更することにより形成することができる。
接着剤層、第1接着剤層および第2接着剤層は、それぞれ接着剤により構成される。第1接着剤層を形成する接着剤と、第2接着剤層を形成する接着剤とは、同一でもよく、異なってもよい。接着剤は、1液硬化型の接着剤、2液硬化型の接着剤、および非硬化型の接着剤のいずれでもよく、上述した弾性率を上述した範囲に調整しやすいという観点から、2液硬化型の接着剤が好ましい。
溶剤型接着剤とは、接着剤を対象物に塗布した後に、オーブン等で加熱して接着剤中の溶剤を揮発させた後に他の対象物と貼り合せる方法に用いられる接着剤をいう。2液硬化型接着剤の場合は、主剤および硬化剤のいずれか一方、または両方が溶剤を含有する。上記溶剤としては、例えば、有機溶剤が挙げられ、具体的には、トルエン、キシレン、n-ヘキサンおよびメチルシクロヘキサン等の炭化水素溶剤;酢酸エチル、酢酸n-プロピル、酢酸n-ブチルおよび酢酸イソブチル等のエステル溶剤;メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、n-ブチルアルコールおよびイソブチルアルコール等のアルコール溶剤;ならびにアセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンおよびシクロヘキサノン等のケトン溶剤が挙げられる。
主剤に含まれる重合体成分(例えばポリオール化合物)の多分散度(Mw/Mn)は、好ましくは5.0以下、より好ましくは4.5以下、さらに好ましくは4.0以下であり、また、好ましくは1.5以上、より好ましくは2.0以上、さらに好ましくは2.5以上である。ここでMnは、主剤に含まれる重合体成分(例えばポリオール化合物)の数平均分子量である。各平均分子量は、JIS K7252-1:2016に準拠したゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により測定され、ポリスチレン換算の値である。
主剤に含まれる重合体成分(例えばポリオール化合物)の多分散度(Mw/Mn)は、好ましくは2.8以下、より好ましくは2.7以下、さらに好ましくは2.6以下、特に好ましくは2.5以下であり、また、好ましくは1.2以上、より好ましくは1.5以上、さらに好ましくは2.0以上である。ここでMnは、主剤に含まれる重合体成分(例えばポリオール化合物)の数平均分子量である。
本開示の積層体は、シーラント層を備える。
シーラント層は、ポリプロピレンを主成分として含有する。シーラント層は、ポリプロピレン延伸基材と同種の樹脂材料、すなわち、ポリプロピレンを主成分として含有する。これにより、積層体のモノマテリアル化を図ることができる。すなわち使用済みの包装袋を回収した後、基材とシーラント層とを分離する必要がなく、包装袋のリサイクル性を向上できる。
シーラント層は、上記添加剤を含有してもよい。
本開示の積層体は、一実施形態において、シーラント層が単層構造を有する。本開示の積層体は、一実施形態において、シーラント層が、当該積層体のシール面となる第1層と、コア層となる第2層との、2層構造を有する。本開示の積層体は、一実施形態において、シーラント層が、当該積層体のシール層となる第1層と、コア層となる第2層と、接着剤層側に位置する表面層となる第3層との、3層構造を有する。
ポリプロピレンの種類について、ブロックポリプロピレンはランダムポリプロピレンと比較して耐熱性が高いため、ブロックポリプロピレンの含有割合を大きくすることで熱収縮率を大きくすることができ、ランダムポリプロピレンの含有割合を大きくすることで熱収縮率を小さくすることができる。
シーラント層がブロックポリプロピレンを含有する場合、エチレン-プロピレンラバー(EPR)の含有量が多いと耐熱性が低くなるため、エチレン-プロピレンラバー(EPR)の含有量を増加させることで熱収縮率を大きくすることができ、含有量を減少させることで熱収縮率を小さくすることができる。
また、シーラント層がブロックポリプロピレンを含有する場合、ポリエチレンやエラストマー等の添加剤の含有量が多いほど耐熱性が低くなるため、添加剤の含有量を増加させることで熱収縮率を大きくすることができ、含有量を減少させることで熱収縮率を小さくすることができる。
なお、メイン融解ピーク温度とは、融解ピークが複数得られた場合、一番大きな融解ピークのピークトップ温度を意味する。
具体的には、シーラント層がブロックポリプロピレンを含有する場合、エチレン-プロピレンラバー(EPR)の含有量が多いほど低温側へシフトさせることができ、少ないほど高温側へシフトさせることができる。
上記断面は、本開示の積層体をシーラントフィルム側が内側となるようにV字状に折り、幅130mm、高さ165mmとなるようにヒートシールすることにより、袋状のパウチを作製し、得られたパウチ内に、開口部から水を100mL充填し、開口部をヒートシールして密封後のパウチに、熱水式、レトルト温度121℃、レトルト時間30分間のレトルト殺菌処理後の積層体の厚さ方向に切断して得られる。
圧子を押し込む箇所は、シーラント層の断面が露出した部分のうち、シーラント層の厚さ方向における、接着剤層との界面から2μm内側の位置、中央部付近、およびシール面から2μm内側の位置の3箇所とする。例えば、シーラント層が3層構造を有する場合、シール面から2μm内側の位置が第1層(シール層)に、中央部付近が第2層(コア層)に、接着剤層との界面から2μm内側の位置が第3層(表面層)に、それぞれ対応する。
測定条件は、以下の通りである。ナノインデンターの圧子としては、Berkovich圧子(三角錐圧子)を用いる。3秒間かけて、シーラント層の断面から押込み深さ100nmまで圧子をシーラント層に押し込み、その状態で5秒間保持し、続いて3秒間かけて除荷し、最大荷重Pmax、最大深さ時の接触投影面積Ap及び荷重-変位曲線を得る。得られた荷重-変位曲線から、下記式(1)により複合弾性率を算出する。
また、シーラント層の複合弾性率は、シーラント層がブロックポリプロピレンを含有する場合、ポリエチレンやエラストマー等の添加剤の含有量によって調整することができる。具体的には、添加剤の含有量が多いほど複合弾性率を低下させることができ、少ないほど複合弾性率を増加させることができる。
シーラント層には、上記表面処理が施されていてもよい。
本開示の積層体は、一実施形態において、基材とシーラント層との2層構造を有し、基材とシーラント層との間に接着剤層を備える。
本開示の積層体は、包装材料として好適に用いられる。包装材料は、包装袋を作製するために用いられる。本開示の包装袋は、上記積層体を備える。本開示の積層体を包装材料として用いることにより、包装袋を作製できる。一実施形態において、本開示の積層体を、基材又は第1基材が外側、シーラント層が内側に位置するように二つ折にして重ね合わせて、その端部等をヒートシールすることにより、包装袋を作製できる。他の実施形態において、複数の本開示の積層体をシーラント層同士が対向するように重ね合わせて、その端部等をヒートシールすることにより、包装袋を作製できる。包装袋の全部が上記積層体で構成されてもよく、包装袋の一部が上記積層体で構成されてもよい。
小袋は、小型の包装袋であって、例えば1g以上200g以下の内容物を収容するために使用される。小袋中に収容される内容物としては、例えば、ソース、醤油、ドレッシング、ケチャップ、シロップ、料理用酒類、他の液体または粘稠体の調味料;液体スープ、粉末スープ、果汁類;香辛料;ペットフード;液体飲料、ゼリー状飲料、インスタント食品、他の飲食品;化学品、化粧品、医薬品、金属部品および電子部品等の非食品が挙げられる。
本開示のレトルトパウチの酸素透過度(単位:cc/m2・day・atm)は、一実施形態において、好ましくは2.0以下、より好ましくは1.5以下、さらに好ましくは1.3以下、特に好ましくは1.0以下である。酸素透過度は、JIS K7126-2:2006に準拠して、温度23℃、相対湿度90%RH環境下において測定される。酸素透過度の下限値は、低いほど好ましいが、例えば0.1でもよい。
包装材料用の積層体は、レトルトパウチ等の包装袋の作製に用いられる。積層体を用いた包装袋は、内容物を入れた状態でレトルト処理等の高温処理がなされた後に開封される。包装袋を開封する際、積層体は全層が破断するが、熱処理後のシーラント層が伸びすぎると積層体が切りにくくなり、その結果として包装袋は開封しにくくなる。そこで、積層体を構成するシーラント層としては、熱収縮率が小さいものを用いることが好ましい。
さらに、熱収縮率が小さいシーラント層と基材との間に位置する接着剤層が柔らかいと、積層体を切るときの力が分散して切断が阻害される場合がある。
[1]基材と接着剤層とシーラント層とを厚さ方向にこの順に備える積層体であって、
前記基材が、ポリプロピレンを主成分として含有する延伸基材を備え、
前記シーラント層が、ポリプロピレンを主成分として含有し、
前記基材の、120℃で15分間加熱した後の熱収縮率が、2%未満であり、
前記シーラント層の、120℃で15分間加熱した後の熱収縮率が、0%以上0.5%以下であり、
前記接着剤層の、弾性率(MPa)と厚み(μm)とを乗じた値が、40以上である、積層体。
[2]前記シーラント層の、120℃で15分間加熱した後の熱収縮率が、0%以上0.3%以下である、前記[1]に記載の積層体。
[3]前記シーラント層の、JIS K7121:2012に準拠して測定したメイン融解ピーク温度が、140℃以上である、前記[1]または[2]に記載の積層体。
[4]前記シーラント層の複合弾性率が、900(MPa)以下である、前記[1]~[3]のいずれかに記載の積層体。
[5]前記接着剤層の、弾性率(MPa)と厚み(μm)とを乗じた値が、60以下である、前記[1]~[4]のいずれかに記載の積層体。
[6]前記積層体が、第1基材と、第2基材と、前記接着剤層と、前記シーラント層と、を厚さ方向にこの順に備え、
前記第1基材が、ポリプロピレンを主成分として含有する延伸基材を備え、
前記第2基材が、ポリプロピレンを主成分として含有する延伸基材を備え、
前記第2基材の、120℃で15分間加熱した後の熱収縮率が、2%未満である、前記[1]~[5]のいずれかに記載の積層体。
[7]前記第1基材が、ポリプロピレンを主成分として含有する延伸基材と無機酸化物層とを備えるバリア性基材である、前記[6]に記載の積層体。
[8]前記バリア性基材が、前記無機酸化物層における前記延伸基材に向かう面とは反対の面上に、被覆層をさらに備える、前記[7]に記載の積層体。
[9]前記第1基材と前記第2基材との間に位置する第1接着剤層と、
前記第2基材と前記シーラント層との間に位置する第2接着剤層と、を備え、
前記第2接着剤層の、弾性率(MPa)と厚み(μm)とを乗じた値が、40以上である、前記[6]~[8]のいずれかに記載の積層体。
[10]前記積層体に含まれる樹脂材料の総量に対するポリプロピレンの含有割合が、80質量%以上である、前記[1]~[9]のいずれかに記載の積層体。
[11]包装材料である、前記[10]に記載の積層体。
[12]前記[11]に記載の積層体を備える包装袋。
[13]レトルト処理またはボイル処理されたパウチである、前記[12]に記載の包装袋。
ポリプロピレン延伸基材(以下、「OPP」と示す)としては、以下のものを用いた。
・OPP1(東洋紡(株)製、P2271)
厚さ:20μm
延伸倍率:(MD方向)4.5倍、(TD方向)8.2倍
熱収縮率:(MD方向)1.34%、(TD方向)-0.60%
・OPP2(三井化学東セロ(株)製、ME-1)
厚さ:20μm
延伸倍率:(MD方向)4.5倍、(TD方向)8.0倍
熱収縮率:(MD方向)2.00%、(TD方向)1.61%
透明性バリア性基材としては、以下の手順、条件で作製したものを用いた。
(作製手順)
水酸基含有アクリル樹脂(数平均分子量:25,000、ガラス転移温度:99℃、水酸基価:80mgKOH/g)を、メチルエチルケトンと酢酸エチルとの混合溶剤(混合比1:1)を用いて、固形分濃度が10質量%となるまで希釈し、主剤を調製した。トリレンジイソシアネートを含有する酢酸エチル溶液(固形分75質量%)を硬化剤として、主剤に添加し、表面コート層形成用溶液を得た。硬化剤の使用量は、主剤100質量部に対して、10質量部とした。
・ヘキサメチルジシロキサン:酸素ガス:ヘリウム=1:10:10(単位:slm)
・冷却・電極ドラム供給電力:22kW
・ライン速度:100m/min
以下の主剤と硬化剤とから構成される2液硬化型接着剤を用いた。
・接着剤A
主剤 :ポリエステル系
硬化剤:HDI+XDI
主剤と硬化剤とのモル比(NCO/OH):2
接着剤Aは、溶剤を実質的に含まない。
・接着剤B
主剤 :ポリエステルポリウレタン系重合体(Mw:30,000)
硬化剤:イソホロンジイソシアネート(IPDI)トリマーと、キシリレンジイソシアネート(XDI)のトリメチロールプロパン(TMP)アダクト体と、の混合物
主剤と硬化剤とのモル比(NCO/OH):4
接着剤Bは、溶剤を含む。
・接着剤C
主剤 :ポリエステル系
硬化剤:IPDI+HDI
主剤と硬化剤とのモル比(NCO/OH):2
接着剤Cは、溶剤を実質的に含まない。
・接着剤D
主剤 :ポリエステルポリウレタン系
硬化剤:XDI+IPDI
分子量:Mw27000
接着剤Dは、溶剤を含む。
未延伸ポリプロピレン基材(以下、「CPP」と示す)としては、以下のものを用いた。
・CPP1
厚さ:60μm
構成:(3層構造)
第1層(シール層): 5μm
第2層(コア層): 50μm
第3層(表層): 5μm
融解ピーク温度:120.1℃、149.0℃、159.8℃
メイン融解ピーク温度:159.8℃
熱収縮率:(MD方向)0.36%、(TD方向)0.60%
・CPP2
厚さ:60μm
構成:(単層構造)
融解ピーク温度:116.5℃、159.3℃、163.3℃
メイン融解ピーク温度:163.3℃
熱収縮率:(MD方向)0.11%、(TD方向)0.09%
・CPP3
厚さ:60μm
構成:(単層構造)
融解ピーク温度:116.0℃、163.4℃
メイン融解ピーク温度:163.4℃
熱収縮率:(MD方向)0.15%、(TD方向)0.10%
・CPP4
厚さ:60μm
構成:(単層構造)
融解ピーク温度:163.6℃
メイン融解ピーク温度:163.6℃
熱収縮率:(MD方向)0.14%、(TD方向)0.09%
・CPP5
厚さ:60μm
構成:(2層構造)
第1層(シール層):10μm
第2層(コア層): 50μm
融解ピーク温度:138℃
メイン融解ピーク温度:138℃
熱収縮率:(MD方向)1.50%、(TD方向)0.60%
第1基材として、上記透明バリア性基材を準備した。第2基材として、一方の面がコロナ処理された、上記OPP1を準備した。シーラント層として、一方の面がコロナ処理された、上記CPP1を準備した。
接着剤の種類、および第2接着剤層の厚さを表1に記載したとおりに変更したこと以外は実施例1と同様にして、積層体を作製した。ここで第1接着剤層の厚さも、第2接着剤層の厚さと同様に変更した。
シーラント層として上記CPP2を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、積層体を作製した。
シーラント層として上記CPP3を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、積層体を作製した。
第1基材として上記OPP1を用いたこと以外は、実施例3と同様にして、積層体を作製した。
接着剤の種類を表1に記載したとおりに変更したこと以外は、実施例3と同様にして、積層体を作製した。
シーラント層として上記CPP4を用いたこと以外は、実施例2と同様にして、積層体を作製した。
第1基材として、一方の面がコロナ処理された、上記OPP1を準備した。第2基材として、上記透明バリア性基材を準備した。シーラント層として、一方の面がコロナ処理された、上記CPP1を準備した。
接着剤の種類および第2接着剤層の厚さを表1に記載したとおりに変更したこと以外は比較例1と同様にして、積層体を作製した。ここで第1接着剤層の厚さも、第2接着剤層の厚さと同様に変更した。
第2基材として上記OPP2を用いたこと以外は、実施例2と同様にして、積層体を作製した。
接着剤の種類および第2接着剤層の厚さを表1に記載したとおりに変更したこと以外は実施例3と同様にして、積層体を作製した。ここで第1接着剤層の厚さも、第2接着剤層の厚さと同様に変更した。
シーラント層として上記CPP5を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、積層体を作製した。
基材として、一方の面がコロナ処理された、上記OPP1を準備した。シーラント層として、一方の面がコロナ処理された、上記CPP1を準備した。
接着剤の種類、および接着剤層の厚さを表2に記載したとおりに変更したこと以外は実施例8と同様にして、積層体を作製した。
シーラント層として上記CPP2を用いたこと以外は、実施例8と同様にして、積層体を作製した。
シーラント層として上記CPP3を用いたこと以外は、実施例8と同様にして、積層体を作製した。
接着剤の種類を表2に記載したとおりに変更したこと以外は、実施例10と同様にして、積層体を作製した。
シーラント層として上記CPP4を用いたこと以外は、実施例9と同様にして、積層体を作製した。
基材として、上記透明バリア性基材を準備した。シーラント層として、一方の面がコロナ処理された、上記CPP1を準備した。
接着剤の種類および接着剤層の厚さを表2に記載したとおりに変更したこと以外は比較例6と同様にして、積層体を作製した。
接着剤の種類および接着剤層の厚さを表2に記載したとおりに変更したこと以外は実施例10と同様にして、積層体を作製した。
シーラント層として上記CPP5を用いたこと以外は、実施例8と同様にして、積層体を作製した。
(接着剤層の弾性率)
上記例で得られた積層体について、原子間力顕微鏡(AFM)を用いてフォースカーブ測定を行い、得られたフォースカーブより、接着剤層の断面の弾性率を求めた。
具体的な測定手順は以下のとおりである。
上記例で得られた積層体をシーラントフィルム側が内側となるようにV字状に折り、幅130mm、高さ165mmとなるようにヒートシールすることにより、袋状のパウチを作製した。得られたパウチ内に、開口部から水を100mL充填し、開口部をヒートシールして密封した。密封後のパウチに、熱水式、レトルト温度121℃、レトルト時間30分間のレトルト殺菌処理を行った。
レトルト殺菌処理後の積層体を包埋樹脂によって包埋したブロックを作製し、市販の回転式ミクロトームを用いて室温(25℃)環境下にて、該ブロックを切断することにより、積層体の断面を作製した。断面は、積層体の主面に対して垂直となる厚さ方向に切断して得られる。仕上げはダイヤモンドナイフにて実施した。
原子間力顕微鏡(AFM)を用いて、上記断面に対して接着剤層の断面を含む2.5μm角でマッピング測定を行った。接着剤層の断面について、適切なフォースカーブ形状が得られたフォースカーブを20個選択した。JKR(Johnson-Kendall-Roberts)理論によりそれぞれのフォースカーブをフィッティングして弾性率をそれぞれ算出し、得られた20個の弾性率の算術平均値(以下「第一の算術平均値」ともいう)を算出した。ここで、フォースカーブの選択箇所は、接着剤層の断面が露出した部分のうち、接着剤層の厚さ方向における中央部付近とした。上記20個の弾性率から第一の算術平均値に近い弾性率を3個選択して、3個の弾性率の算術平均値(以下「第二の算術平均値」ともいう)を算出した。得られた第二の算術平均値を、接着剤層の断面の弾性率とした。
(AFM弾性率測定)
・装置名:SPM-9700HT(島津製作所製)
・測定雰囲気:大気下、室温(25℃)
・測定モード:コンタクトモード
・キャリブレーション方法:ガラスを用いてカンチレバー感度を測定する
・測定点数:64×64点(計4096点)
・視野範囲:2.5μm角
・カンチレバー型式:CONTR(ナノワールド製)
・カンチレバーの先端半径:<8nm
・カンチレバーのばね定数:0.2N/m
・触圧:0.5V
・スキャン速度:3Hz
・弾性率の計算モデル:JKR(Johnson-Kendall-Roberts)理論
・サンプルのポアソン比:0.4
・解析ソフト:Nano 3D Mapping(島津製作所製)
シーラント層の複合弾性率(Er)は、ナノインデンテーション法に基づき、ナノインデンター(ブルカー社製の「TI950 TriboIndenter」)を用いて、シーラント層の断面を測定面として求めた。ナノインデンターの圧子としては、Berkovich圧子(三角錐圧子;Berkovich_TI0039)を用いて測定した。測定は同一断面において5箇所以上で実施し、複合弾性率Erは再現良く測定された5箇所の値の算術平均値として記載した。
圧子を押し込む箇所は、シーラント層の断面が露出した部分のうち、シーラント層の厚さ方向における、接着剤層との界面から2μm内側の位置、中央部付近、およびシール面から2μm内側の位置の3箇所とした。
測定条件は、荷重制御方式(押込み荷重30μN、負荷3秒/保持5秒/除荷3秒)を採用し、具体的には以下のとおりである。3秒間かけて、シーラント層の断面から押込み荷重30μNまで圧子をシーラント層に押し込み、その状態で5秒間保持した。続いて3秒間かけて除荷した。これにより、最大荷重Pmax、最大深さ時の接触投影面積Ap及び荷重-変位曲線を得ることができ、得られた荷重-変位曲線から、複合弾性率の値を算出した。測定は室温(23℃)環境下にて実施した。
上記例で得られた積層体をシーラントフィルム側が内側となるようにV字状に折り、幅130mm、高さ165mmとなるようにヒートシールすることにより、袋状のパウチを作製した。得られたパウチ内に、開口部から水を100mL充填し、開口部をヒートシールして密封した。密封後のパウチに、熱水式、レトルト温度121℃、レトルト時間30分間のレトルト殺菌処理を行った。
レトルト殺菌処理後の積層体からフィルムのMD方向に伸びる15mm幅の短冊状にカットして、試験片を得た。試験片を温度100℃、相対湿度50%の環境下で1分間保持した後、引張試験機((株)オリエンテック製、テンシロン万能材料試験機)を用いて、JIS Z1707:2019に準拠して、試験片のラミネート強度(N/15mm)を、温度100℃下、相対湿度50%の環境下で、剥離速度50mm/分で180°剥離(T字剥離法)を用いて測定した。
具体的には、まず、積層体を切り出して、シーラント層側Bと基材側Aとを、長辺方向において事前に15mm剥離させた短冊状の試験片100を準備した。その後、図8に示すように、シーラント層側Bおよび基材側Aのうち既に剥離されている部分をそれぞれ、測定器のつかみ具110で把持した。つかみ具110をそれぞれ、シーラント層側Bと基材側Aとがまだ積層されている部分の面方向に対して直交する方向において互いに逆向きに、50mm/分の速度で引っ張り、安定領域(図9参照)における引張応力Fの平均値を測定した。引っ張りを開始する際の、つかみ具110間の間隔S2は30mmとし、引っ張りを終了する際の、つかみ具110間の間隔S2は60mmとした。図9は、つかみ具110間の間隔S2に対する引張応力Fの変化を示す模式図である。図9に示すように、間隔S2に対する引張応力Fの変化は、第1領域R1を経て、第1領域R1よりも変化率の小さい第2領域R2に入る。第2領域R2は、安定領域とも称される。5個の試験片100について、安定領域R2における引張応力Fの平均値を測定し、その平均値をラミネート強度とした。
JIS K 7128-1(1998)に準拠して、トラウザー引裂き強度を求めた。具体的には、上記例で得られた積層体をシーラントフィルム側が内側となるようにV字状に折り、幅130mm、高さ165mmとなるようにヒートシールすることにより、袋状のパウチを作製した。得られたパウチ内に、開口部から水を100mL充填し、開口部をヒートシールして密封した。密封後のパウチに、熱水式、レトルト温度121℃、レトルト時間30分間のレトルト殺菌処理を行った。
レトルト殺菌処理後の積層体を100mm×50mmの大きさに切り出して、温度23℃、相対湿度50%の雰囲気下に1時間以上静置させてから試験片とし、引張試験機(ストログラフVG1F)を用いて200mm/分の試験速度で試験を行い、引裂き開始の20mmと引き裂き終了前の5mmを除外した25mmの引裂力の平均値を算出し、10枚のサンプルの平均値を測定結果とした。得られた測定結果から、積層体の開封性を評価した。結果を表1および表2に示す。
<評価基準>
A:2N未満
B:2N以上3N未満
C:3N以上10N未満
D:10N以上
上記で得られた積層体をシーラントフィルム側の面(第1層)が内側となるようにV字状に折り、幅130mm、高さ165mmとなるようにヒートシールすることにより、袋状のパウチを作製した。得られたパウチ内に、開口部から水を100mL充填し、開口部をヒートシールして密封した。密封後のパウチに、熱水式、レトルト温度135℃、レトルト時間30分間のレトルト殺菌処理を行ったときの外観変化と内面仮着の有無を確認することで、積層体の耐熱性を評価した。結果を表1および表2に示す。
<評価基準>
A:外観に変化がない
B:外観にシワが発生しているが、内面仮着がない
C:外観にシワが発生し、シールエッジ付近に軽微な仮着が見られる
D:シワ、内面仮着が発生し、袋形態を保っていない
上記で得られた積層体をシーラントフィルム側の面(第1層)が内側となるようにV字状に折り、幅130mm、高さ165mmとなるようにヒートシールすることにより、袋状のパウチを10個作製した。得られたパウチ内に、開口部から水を150mL充填し、開口部をヒートシールして密封した。密封後のパウチを80cmの高さから床に対して水平方向に(パウチ胴部が床に当たるように)10回落下させた後、さらに80cmの高さから床に対して垂直方向に(パウチ底部が床に当たるように)10回落下させて、パウチ10個中の何個が破袋したかを調べて、耐衝撃性を評価した。結果を表1および表2に示す。
<評価基準>
S:破袋なし
A:破袋はないが、シール位置の後退が見られる
B:中身は漏れていないが、シール位置の後退とシールエッジ付近に浮きが見られる
C:2袋以下の破袋がある
D:3袋以上の破袋がある
50:包装袋、51:易開封部、52:ノッチ部、53:ハーフカット線、
60:スタンディングパウチ、61:胴部(側面シート)、62:底部(底面シート)、63:蒸気抜き機構、63a:蒸気抜きシール部、63b:非シール部、
100:試験片、110:つかみ具
Claims (15)
- 基材と接着剤層とシーラント層とを厚さ方向にこの順に備える積層体であって、
前記積層体において、基材は一つのみであり、
前記基材が、ポリプロピレンの含有割合が50%超である延伸基材を備え、
前記シーラント層が、ポリプロピレンの含有割合が50%超であり、
前記基材の、120℃で15分間加熱した後の熱収縮率が、2%未満であり、
前記シーラント層の、120℃で15分間加熱した後の熱収縮率が、0%以上0.5%以下であり、
前記接着剤層の、弾性率(MPa)と厚み(μm)とを乗じた値が、40以上であり、
前記接着剤層の弾性率が5.0MPa以上35.0MPa未満であり、当該接着剤層の厚みが1.2μm以上10.0μm以下である、積層体。 - 基材と接着剤層とシーラント層とを厚さ方向にこの順に備える積層体であって、
前記積層体において、基材は一つのみであり、
前記基材が、ポリプロピレンの含有割合が50%超である延伸基材を備え、
前記シーラント層が、ポリプロピレンの含有割合が50%超であり、
前記基材の、120℃で15分間加熱した後の熱収縮率が、2%未満であり、
前記シーラント層の、120℃で15分間加熱した後の熱収縮率が、0%以上0.5%以下であり、
前記接着剤層の、弾性率(MPa)と厚み(μm)とを乗じた値が、40以上であり、
前記接着剤層の弾性率が35.0MPa以上80MPa以下であり、当該接着剤層の厚みが0.5μm以上3.5μm以下である、積層体。 - 前記シーラント層の、120℃で15分間加熱した後の熱収縮率が、0%以上0.3%以下である、請求項1または2に記載の積層体。
- 前記シーラント層の、JIS K7121:2012に準拠して測定したメイン融解ピーク温度が、140℃以上である、請求項1または2に記載の積層体。
- 前記シーラント層の複合弾性率が、900(MPa)以下である、請求項1または2に記載の積層体。
- 前記接着剤層の、弾性率(MPa)と厚み(μm)とを乗じた値が、60以下である、請求項1または2に記載の積層体。
- 第1基材と、第1接着剤層と、第2基材と、第2接着剤層と、シーラント層と、を厚さ方向にこの順に備える積層体であって、
前記第1基材が、ポリプロピレンの含有割合が50%超である延伸基材を備え、
前記第2基材が、ポリプロピレンの含有割合が50%超である延伸基材を備え、
前記シーラント層が、ポリプロピレンの含有割合が50%超であり、
前記第2基材の、120℃で15分間加熱した後の熱収縮率が、2%未満であり、
前記シーラント層の、120℃で15分間加熱した後の熱収縮率が、0%以上0.5%以下であり、
前記第2接着剤層の、弾性率(MPa)と厚み(μm)とを乗じた値が、40以上であり、
前記第2接着剤層の弾性率が5.0MPa以上35.0MPa未満であり、当該第2接着剤層の厚みが1.2μm以上10.0μm以下である、積層体。 - 第1基材と、第1接着剤層と、第2基材と、第2接着剤層と、シーラント層と、を厚さ方向にこの順に備える積層体であって、
前記第1基材が、ポリプロピレンの含有割合が50%超である延伸基材を備え、
前記第2基材が、ポリプロピレンの含有割合が50%超である延伸基材を備え、
前記シーラント層が、ポリプロピレンの含有割合が50%超であり、
前記第2基材の、120℃で15分間加熱した後の熱収縮率が、2%未満であり、
前記シーラント層の、120℃で15分間加熱した後の熱収縮率が、0%以上0.5%以下であり、
前記第2接着剤層の、弾性率(MPa)と厚み(μm)とを乗じた値が、40以上であり、
前記第2接着剤層の弾性率が35.0MPa以上80MPa以下であり、当該第2接着剤層の厚みが0.5μm以上3.5μm以下である、積層体。 - 前記第2接着剤層の、弾性率(MPa)と厚み(μm)とを乗じた値が、60以下である、請求項7または8に記載の積層体。
- 前記第1基材が、ポリプロピレンの含有割合が50%超である延伸基材と無機酸化物層とを備えるバリア性基材である、請求項7または8に記載の積層体。
- 前記バリア性基材が、前記無機酸化物層における前記延伸基材に向かう面とは反対の面上に、被覆層をさらに備える、請求項10に記載の積層体。
- 前記積層体に含まれる樹脂材料の総量に対するポリプロピレンの含有割合が、80質量%以上である、請求項1,2,7及び8のいずれか一項に記載の積層体。
- 包装材料である、請求項12に記載の積層体。
- 請求項13に記載の積層体を備える包装袋。
- レトルトパウチまたはボイルパウチである、請求項14に記載の包装袋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2024071626A JP7663866B2 (ja) | 2023-09-27 | 2024-04-25 | 積層体及び包装袋 |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2023166474 | 2023-09-27 | ||
| JP2024071626A JP7663866B2 (ja) | 2023-09-27 | 2024-04-25 | 積層体及び包装袋 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2023166474 Division | 2023-02-08 | 2023-09-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2025058862A JP2025058862A (ja) | 2025-04-09 |
| JP7663866B2 true JP7663866B2 (ja) | 2025-04-17 |
Family
ID=95201745
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2024071626A Active JP7663866B2 (ja) | 2023-09-27 | 2024-04-25 | 積層体及び包装袋 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP7663866B2 (ja) |
| WO (1) | WO2025070663A1 (ja) |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017226776A (ja) | 2016-06-23 | 2017-12-28 | 東洋紡株式会社 | 積層フィルム |
| WO2023013768A1 (ja) | 2021-08-05 | 2023-02-09 | 大日本印刷株式会社 | バリア性積層体、蓋材及び包装容器 |
| WO2023037917A1 (ja) | 2021-09-10 | 2023-03-16 | 東洋紡株式会社 | ラミネート積層体 |
| JP2023049299A (ja) | 2021-09-29 | 2023-04-10 | 凸版印刷株式会社 | 積層体、包装材料、包装体及び包装物品 |
| WO2023074473A1 (ja) | 2021-11-01 | 2023-05-04 | 東洋紡株式会社 | 包装材料用樹脂積層体 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102615277B1 (ko) * | 2022-10-18 | 2023-12-18 | 씨제이제일제당 (주) | 레토르트 살균 필름 적층물 및 이를 포함하는 포장재 |
| WO2024166956A1 (ja) * | 2023-02-08 | 2024-08-15 | 大日本印刷株式会社 | 積層体および包装袋 |
-
2024
- 2024-04-25 JP JP2024071626A patent/JP7663866B2/ja active Active
- 2024-09-26 WO PCT/JP2024/034526 patent/WO2025070663A1/ja active Pending
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017226776A (ja) | 2016-06-23 | 2017-12-28 | 東洋紡株式会社 | 積層フィルム |
| WO2023013768A1 (ja) | 2021-08-05 | 2023-02-09 | 大日本印刷株式会社 | バリア性積層体、蓋材及び包装容器 |
| WO2023037917A1 (ja) | 2021-09-10 | 2023-03-16 | 東洋紡株式会社 | ラミネート積層体 |
| JP2023049299A (ja) | 2021-09-29 | 2023-04-10 | 凸版印刷株式会社 | 積層体、包装材料、包装体及び包装物品 |
| WO2023074473A1 (ja) | 2021-11-01 | 2023-05-04 | 東洋紡株式会社 | 包装材料用樹脂積層体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| WO2025070663A1 (ja) | 2025-04-03 |
| JP2025058862A (ja) | 2025-04-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP7373682B1 (ja) | 積層体および包装袋 | |
| US20240343458A1 (en) | Barrier laminate, lid material, and packaging container | |
| JP2023111750A (ja) | 包装袋 | |
| JP2026034743A (ja) | 包装材料用積層体、蓋材及び包装容器 | |
| JP7605357B1 (ja) | 積層体および包装袋 | |
| JP2024049196A (ja) | バリア性基材、バリア性積層体および包装容器 | |
| JP7373683B1 (ja) | 積層体および包装袋 | |
| WO2024166956A1 (ja) | 積層体および包装袋 | |
| JP7663866B2 (ja) | 積層体及び包装袋 | |
| JP7616593B1 (ja) | 積層体及び包装袋 | |
| JP7609330B1 (ja) | 積層体用シーラントフィルム、積層体及び包装容器 | |
| WO2025070674A1 (ja) | 積層体、包装袋および加熱殺菌パウチ | |
| JP2023111747A (ja) | 包装袋 | |
| JP2023173876A (ja) | バリア性基材及び包装容器 | |
| JP7632716B1 (ja) | 積層体用シーラントフィルム、積層体及び包装容器 | |
| JP2023173877A (ja) | バリア性積層体及び包装容器 | |
| JP2023023646A (ja) | バリア性積層体、蓋材及び包装容器 | |
| JP2025070924A (ja) | 積層体および包装袋 | |
| WO2024166967A1 (ja) | 積層体および包装袋 | |
| JP2023023639A (ja) | バリア性積層体、蓋材及び包装容器 | |
| WO2025041851A1 (ja) | 積層体、包装袋および加熱殺菌パウチ | |
| WO2024166966A1 (ja) | 積層体および包装袋 | |
| JP7784059B2 (ja) | 包装材料用積層体、蓋材及び包装容器 | |
| KR20260057343A (ko) | 적층체, 포장 주머니 및 가열 살균 파우치 | |
| JP2026020414A (ja) | バリア性積層体、蓋材及び包装容器 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20240425 |
|
| A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20240425 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240802 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240926 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20241206 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20241223 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20250307 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20250320 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7663866 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |