JP7668699B2 - エネルギー供給システム - Google Patents
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Description
したがって、貯湯槽の湯水を出湯させる際に、貯湯槽の湯水が十分に昇温されていないこと等により、高温の湯水を適切に出湯できない虞があった。
このようなエネルギー供給システムでは、貯湯槽の湯水が貯湯側凍結防止ヒータの作動により高温(例えば、70℃)に昇温されていても、槽送出湯水に冷水が混合される結果、冷水が混合された槽送出湯水の温度が設定目標温度よりも低くなり、設定目標温度よりも低い湯水が出湯される不都合が発生する虞があった。
前記熱交換流路に備えられる貯湯側凍結防止ヒータと、前記給湯器の内部の湯水流路に備えられる外部凍結防止ヒータとが設けられ、
前記運転制御部は、前記燃料ガスが供給されないときに、前記循環ポンプを駆動する状態で前記貯湯側凍結防止ヒータを作動させて前記貯湯槽の湯水を昇温し、かつ、出湯が指示されると、前記槽送出湯水を前記外部凍結防止ヒータにて昇温して出湯するヒータ加熱式給湯処理を実行し、
前記槽送出湯水に冷水を混合する混合弁が設けられ、
前記運転制御部は、前記ヒータ加熱式給湯処理において、前記冷水を混合させた前記槽送出湯水の温度が設定供給温度になるように又は前記冷水を設定比率で前記槽送出湯水に混合させるように前記混合弁を制御し、かつ、前記冷水が混合された前記槽送出湯水の温度が設定目標温度よりも低いときには、前記外部凍結防止ヒータを作動させて前記槽送出湯水の温度を前記設定目標温度に近づけるようにする点にある。
さらに、冷水を混合させた槽送出湯水の温度が設定供給温度になるように又は冷水を設定比率で槽送出湯水混合させるように混合弁を制御することにより、貯湯槽に貯留された高温の湯水が高温のまま出湯されるのを回避する。
そして、冷水が混合された槽送出湯水の温度が設定目標温度よりも低いときには、外部凍結防止ヒータを作動させて槽送出湯水の温度を設定目標温度に近づけるように昇温することにより、設定目標温度に近づけた高温の湯水を適切に出湯できるものとなる。
前記熱交換流路に備えられる貯湯側凍結防止ヒータと、前記給湯器の内部の湯水流路に備えられる外部凍結防止ヒータとが設けられ、
前記運転制御部は、前記燃料ガスが供給されないときに、前記循環ポンプを駆動する状態で前記貯湯側凍結防止ヒータを作動させて前記貯湯槽の湯水を昇温し、かつ、出湯が指示されると、前記槽送出湯水を前記外部凍結防止ヒータにて昇温して出湯するヒータ加熱式給湯処理を実行し、
前記槽送出湯水に冷水を混合する混合弁が設けられ、
前記運転制御部は、前記ヒータ加熱式給湯処理において、前記外部凍結防止ヒータを作動させ、かつ、前記冷水を混合された前記槽送出湯水の温度を、前記給湯器から出湯される湯水の推定出湯温度が設定目標温度になる温度に調整すべく前記混合弁を制御する点にある。
さらに、冷水を混合させた槽送出湯水が外部凍結防止ヒータにて昇温されて出湯されることになる。そして、冷水を混合させた槽送出湯水の温度を、外部凍結防止ヒータにて昇温されて給湯器から出湯される湯水の推定出湯温度が設定目標温度になる温度に調整すべく混合弁が制御されるから、貯湯槽に貯留された高温の湯水が高温のまま出湯されるのを回避しながらも、設定目標温度に近い温度の湯水を適切に出湯することができる。
前記熱交換流路に備えられる貯湯側凍結防止ヒータと、前記給湯器の内部の湯水流路に備えられる外部凍結防止ヒータとが設けられ、
前記運転制御部は、前記燃料ガスが供給されないときに、前記循環ポンプを駆動する状態で前記貯湯側凍結防止ヒータを作動させて前記貯湯槽の湯水を昇温し、かつ、出湯が指示されると、前記槽送出湯水を前記外部凍結防止ヒータにて昇温して出湯するヒータ加熱式給湯処理を実行し、
前記槽送出湯水に冷水を混合する混合弁が設けられ、
前記運転制御部は、前記ヒータ加熱式給湯処理において、前記冷水を混合させた前記槽送出湯水の温度を、前記外部凍結防止ヒータを作動させたと仮定した状態において前記給湯器から出湯される湯水の推定出湯温度が設定目標温度になる温度に調整すべく前記混合弁を制御し、かつ、前記冷水が混合された前記槽送出湯水の温度が前記設定目標温度よりも低いときには、前記外部凍結防止ヒータを作動させて前記槽送出湯水の温度を前記設定目標温度に近づけるようにする点にある。
さらに、冷水を混合させた槽送出湯水が外部凍結防止ヒータにて昇温されて出湯されると仮定した状態において、冷水を混合させた槽送出湯水の温度を、外部凍結防止ヒータにて昇温されて給湯器から出湯される湯水の推定出湯温度が設定目標温度になる温度に調整すべく混合弁が制御される。
そして、冷水が混合された槽送出湯水の温度が設定目標温度よりも低いときには、外部凍結防止ヒータを作動させて槽送出湯水の温度を設定目標温度に近づけるようにすることになるから、貯湯槽に貯留された高温の湯水が高温のまま出湯されるのを回避しながらも、設定目標温度に極力近い温度の湯水を適切に出湯することができる。
前記給湯器から湯水が供給される浴槽と前記給湯器との間で浴槽水を浴槽水循環ポンプにて循環させる循環流路に、浴槽水加熱ヒータを備え、
前記運転制御部は、湯張りが指示されたときには、前記ヒータ加熱式給湯処理にて出湯する設定湯張り量の湯水を前記浴槽に供給し、その後、前記浴槽水の温度が設定湯張り温度よりも低いときには、前記浴槽水加熱ヒータを作動させた状態で前記浴槽水循環ポンプを駆動して前記浴槽水を昇温するヒータ式湯張り処理を実行する点にある。
〔全体構成〕
図1に示すように、外部から供給される都市ガス等の燃料ガスによって発電する発電モジュールM(燃料電池型の発電部の一例)と、発電モジュールMで発電された電力を交流に変換する電力変換部1と、発電モジュールMでの発電時に発生する排熱を回収する排熱回収熱交換部2(熱交換部の一例)と、排熱回収熱交換部2で回収した排熱で昇温した湯水を貯留する貯湯槽3と、当該貯湯槽3から排出されて供給される槽送出湯水を燃料ガスの燃焼熱で加熱して出湯する給湯器Bと、システム全体を制御する運転制御装置C(運転制御部の一例)と、を備えて熱電併給型のエネルギー供給システムが構成されている。
つまり、例示するエネルギー供給システムは、発電モジュールM及び貯湯槽3等を備える発電ユニットAと給湯器Bとを備える形態に構成されている。
発電制御装置P及び給湯制御装置Qは、家屋の内部等に設置したリモートコントローラ(以下、リモコンと呼称)Rにて制御指令が指令され、かつ、リモコンRを介して通信可能に構成されている。
リモコンRは、制御指令として、エネルギー供給システムの全体を運転状態と停止状態とに切換える運転切換指令、給湯用の設定目標温度、湯張りの指令、湯張りを行うときの設定湯張り量及び設定湯張り温度、並びに、後述するヒータ加熱式給湯処理の開始や停止を指令するヒータ給湯切換指令を指令できるように構成され、その他の各種の情報を指令できるように構成されている。
電力変換部1は、交流電力に変換した電力を分電盤5に供給する。分電盤5は、商用電源6から供給される電力と、電力変換部1から供給された電力とを併せて家屋内の電気機器等の電気負荷7に供給する。
発電モジュールMは、都市ガス等の燃料ガスが燃料ガス供給路10を介して供給される改質処理部11及び固体酸化物形の複数の燃料電池セルを積層した形態で備えるセルスタック12を、高温容器13の内部に収納する形態に構成されている。
ちなみに、改質処理部11には、燃料ガスに加えて、水蒸気が供給されることになるが、その構成は周知であるので、本実施形態においては詳細な説明を省略する。
そして、セルスタック12が、改質ガスを燃料極に通流させ、かつ、高温容器13の内部に供給された空気(酸素含有ガス)を酸素極に通流させることによって、発電するように構成されている。
さらに、改質ガスを燃焼させた排ガスを高温容器13から排出する排ガス路8が、上述した排熱回収熱交換部2を経由する形態で設けられている。つまり、排熱回収熱交換部2が、燃料極を通流した後の改質ガスを燃焼させた排ガスの排熱を回収できるように構成されている。
ちなみに、運転制御装置Cは、圧力センサ15にて検出される燃料ガスの供給圧が設定基準圧力未満になると、発電モジュールM及び給湯器Bに燃料ガスが供給されない状態であると判断して、圧力センサ15にて検出される燃料ガスの供給圧が設定基準圧力以上となるまで、ガス開閉弁14を閉じるように制御する。
運転制御装置Cは、燃料ガスが供給されないときに、後述するヒータ加熱式給湯処理の開始を指令するヒータ給湯切換指令が指令されると、ヒータ加熱式給湯処理を実行し、そして、ヒータ加熱式給湯処理の停止を指令するヒータ給湯切換指令が指令されると、ヒータ加熱式給湯処理を停止するように構成されている。
貯湯槽3は、密閉型に構成されている。そして、排熱回収熱交換部2を経由する形態で、貯湯槽3の底部と上部とを接続する湯水循環用の循環路20(熱交換流路の一例)が設けられ、貯湯槽3の底部から取出した湯水を当該貯湯槽3の上部に戻す形態で、循環路20を通して湯水を循環させる循環ポンプ22が設けられている。
そして、往路20aには、湯水の流れ方向に沿って、上述した循環ポンプ22、循環路20を流動する湯水を加熱する貯湯側凍結防止ヒータH1、循環路20を流動する湯水を冷却するラジエータ24が設けられている。
尚、ラジエータ24は、貯湯槽3の内部全体に目標温度(例えば、70℃)の湯水が貯湯された状態(沸き上がった状態)等において、循環路20を循環する湯水を冷却するために設けられている。
つまり、循環ポンプ22及び貯湯側凍結防止ヒータH1が、発電ユニットAが停止している場合は、外部電源としての商用電源6の電力にて駆動され、発電ユニットAが発電している場合は、電力変換部1からの電力にて駆動される状態で設けられている。
また、復路20bには、排熱回収熱交換部2にて加熱された湯水の温度を検出する温度センサとしての温水側センサ26が設けられている。
そして、復路20bを流動する湯水を貯湯槽3の上部に流動させる貯湯槽流動状態と復路20bを流動する湯水をバイパス路20cに流動させるバイパス流動状態とに切換える3方切換え式のバイパス弁21が設けられている。
そして、凍結防止のために、貯湯側凍結防止ヒータH1を作動させる場合等においては、バイパス流動状態に切換えることができるように構成されている。
そして、発電制御装置Pが、外気温度が低下する等により、凍結防止のために貯湯側凍結防止ヒータH1を作動させるときには、給水路用凍結防止ヒータH2及び出湯路用凍結防止ヒータH3を併せて作動させるように構成されている。
尚、貯湯側凍結防止ヒータH1、給水路用凍結防止ヒータH2及び出湯路用凍結防止ヒータH3を、発電側ヒータHaと総称する。
尚、貯湯槽3に貯留されている湯水の温度を検出する温度センサ(図示せず)にて、貯湯槽3に貯留されている湯水の全体が目標温度(例えば、70℃)になることが検出されると、循環路20を通した湯水の循環を停止するように構成されている。
ちなみに、上記目標温度は、夏季、冬季、中間期等の季節に応じて、自動的に異なる温度を設定してもよく、また、リモコンRにて使用者の好みの温度を設定するように構成してもよい。
ちなみに、貯湯槽3に貯湯した湯水が出湯されると、貯湯槽3の下部に接続した給水路30を通して、上水道等の給水源より給水されることになる。
そして、貯湯槽3から供給される槽送出湯水が、給湯器Bに装備した後述する外部凍結防止ヒータHbにて加熱(昇温)されながら、給湯器Bから出湯されるように構成されている。
出湯路31には、給水路30から分岐した状態で設けられた分岐路30Aから供給される冷水と出湯路31を通流する槽送出湯水とを混合する混合弁33が設けられている。
給水路30の分岐路30Aには、給水側温度センサ35が設けられ、出湯路31における混合弁33の上流側箇所には、冷水を混合させる前の槽送出湯水の温度を計測する上流側温度センサ37が設けられ、出湯路31における混合弁33の下流側箇所には、冷水を混合させた後の槽送出湯水の温度を計測する下流側温度センサ36が設けられている。
尚、燃料ガスが供給されていない状態の場合等において、冷水を混合する前の槽送出湯水の温度が設定供給温度(例えば、35℃)未満であるときには、槽送出湯水を冷水の混合を行わずに給湯器Bに供給することになる。
また、給湯制御装置Qが、燃料ガスが供給されていない状態のときには、供給される槽送出湯水を、給湯器Bに装備した後述する外部凍結防止ヒータHbにて設定目標温度(例えば、40℃)に近づけるように昇温(加熱)して出湯するように構成されている。
そして、例えば、貯湯槽3の殺菌対策等により貯湯槽3の湯水を使用できない場合等において、冷水路32を開き、冷水路32からの冷水を給湯器Bに供給して加熱することによって、設定目標温度(例えば、40℃等)の湯水を出湯できるように構成されている。
給湯器Bは、図2に示すように、基本的には、湯水を浴槽50や給湯栓38に供給する湯水供給処理、暖房用の熱媒を床暖房パネル、浴室暖房乾燥機等の熱消費端末51に循環供給する熱媒供給処理、及び、浴槽50の浴槽水を追焚きする追焚き処理を行うように構成されている。
ちなみに、浴室リモコンR2は浴槽50が設置された浴室Yの内部における浴槽50に隣接する壁面等に設けられる。
また、熱媒用加熱部Gと熱消費端末51との間で熱媒を循環させる熱媒循環回路Jと、当該熱媒循環回路Jを通して熱媒を循環させる熱媒循環ポンプJpとが設けられている。
給湯用加熱部Fは、入口側に入水路52が接続され且つ出口側に給湯路53が接続される給湯用熱交換器54、当該給湯用熱交換器54を加熱する給湯バーナ55、及び、当該給湯バーナ55に燃焼用空気を供給する給湯用送風ファン56を備えて、給湯用熱交換器54を流動する湯水を給湯バーナ55の燃焼ガスにて加熱するように構成されている。
給湯側ガス供給路62及び熱媒側ガス供給路63には、燃料ガス供給量を調整する電磁式のガス比例弁64、燃料ガスの供給を断続する断続弁65が設けられている。
尚、図示を省略するが、給湯バーナ55や熱媒加熱バーナ60の近くには、点火用のイグナイタ及び着火を検出するフレームロッドが設けられることになる。
入水路52には、給水温度を検出する給水サーミスタ66と給水量を検出する水量センサ67とが設けられ、入水路52における給水サーミスタ66及び水量センサ67よりも下流側の箇所が、給湯用熱交換器54を迂回する給水バイパス路68にて、給湯路53に接続されている。
熱媒循環回路Jの戻り路57には、膨張タンク74が介装され、戻り路57における膨張タンク74よりも下流側の箇所に、上述した熱媒循環ポンプJpが、膨張タンク74内の温水を吸引して熱媒加熱用熱交換器59に送出する形態で設けられている。
また、往き路58における熱媒サーミスタ75よりも下流側箇所と戻り路57における膨張タンク74よりも上流側箇所とが、熱消費端末51を迂回させて温水を循環させるための循環バイパス路77にて接続されている。
熱媒循環回路Jの往き路58における循環バイパス路77の接続箇所よりも下流側箇所と熱媒循環回路Jの戻り路57における循環バイパス路77の接続箇所よりも上流側箇所とを接続する追焚き路78が設けられ、その追焚き路78には、浴槽50内の浴槽水を追焚するための追焚用熱交換器79と追焚用熱動弁80とが設けられている。
つまり、浴槽水循環回路Kにおける浴槽水戻り路82が、循環アダプタ81と追焚用熱交換器79とを接続する状態で設けられ、浴槽水循環回路Kにおける浴槽水往き路83が、追焚用熱交換器79と循環アダプタ81とを接続する状態で設けられ、浴槽水戻り路82に、浴槽水循環回路Kを通して浴槽水を循環させる浴槽水循環ポンプ84が設けられている。
そして、その状態において、浴槽水循環ポンプ84を作動させることにより、浴槽50の内部に貯留された浴槽水を、浴槽水戻り路82及び浴槽水往き路83を通して追焚用熱交換器79に循環供給することにより、浴槽50内の浴槽水の追焚きを行えるように構成されている。
また、浴槽水往き路83には、追焚用熱交換器79にて加熱された浴槽水の温度を検出する浴槽往温検出センサ88が設けられている。
給湯路53における給水バイパス路68と割込み検出用水量センサ73との間の箇所から、給湯路53からの湯水を浴槽50に供給するための上述の湯張路89が分岐されて、その湯張路89が、浴槽水戻り路82に接続されている。
この湯張路89には、上流側から順に、湯張路89を開閉する湯張電磁弁90と、湯張逆止弁91とが設けられている。
空気層形成用ホッパ92には、湯水を排水する排水路93と、その排水路93を開閉する電磁式の排水弁94とが設けられ、排水路93の端部が、浴槽水戻り路82における浴槽水循環ポンプ84と水流スイッチ87との間の箇所に接続されている。
尚、空気層形成用ホッパ92の構成及びその機能は周知であるので、本実施形態においては詳細な説明を省略する。
ちなみに、給湯制御装置Qは、燃料ガスが供給されないときに、ヒータ加熱式給湯処理の開始を指令するヒータ給湯切換指令が指令されて、後述するヒータ加熱式給湯処理を実行する際にも、5つの外部凍結防止ヒータHbを作動させることになる。
給湯制御装置Qは、後述するヒータ加熱式給湯処理にて湯張りを行った後、浴槽水加熱ヒータHyを作動させた状態で、浴槽水循環回路Kを通して浴槽水を循環させることにより、浴槽水を昇温する処理を実行するように構成されており、その詳細は、後述する。
つまり、5つの外部凍結防止ヒータHb、浴槽水加熱ヒータHy、及び、浴槽水循環ポンプ84は、発電ユニットAの発電が停止している状態においても、外部電源としての商用電源6の電力にて駆動される状態で設けられている。
給湯器Bは、上記した機器類を装備するものであって、上述の説明から明らかな如く、湯水供給処理として、加熱した湯水を給湯栓38に供給する一般給湯処理及び加熱した湯水を浴槽50に供給する湯張処理を実行し、また、加熱した熱媒を熱消費端末51に循環供給する熱媒供給処理、及び、浴槽50の浴槽水を追焚きする追焚き処理を実行するように構成されている。
さらに、ヒータ加熱式給湯処理の開始を指令するヒータ給湯切換指令が指令されているときに、湯張りが指示されたときには、ヒータ加熱式給湯処理にて出湯する設定湯張り量の湯水を浴槽50に供給し、その後、浴槽水の温度が設定湯張り温度よりも低いときには、浴槽水加熱ヒータHyを作動させた状態で浴槽水循環ポンプ84を駆動して浴槽水を昇温するヒータ式湯張り処理を実行するように構成されている。
ちなみに、給湯制御装置Qは、これらの運転に加えて、後述の如く、燃料ガスの供給が停止している状態でヒータ加熱式給湯処理を開始するヒータ給湯切換指令が指令されると、ヒータ加熱式給湯処理に対応する処理、及び、ヒータ式湯張り処理を実行する。
給湯制御装置Qは、燃料ガスが供給されているときに、給湯栓38が開かれて水量センサ67による検出水量が所定量以上になると、一般給湯運転を実行する。
一般給湯運転においては、給湯用加熱部Fにおける給湯用送風ファン56を駆動した後、断続弁65を開弁してイグナイタにより給湯バーナ55に点火し、水量センサ67の検出水量、給水サーミスタ66の検出水温、出湯サーミスタ70の検出温度及び給湯サーミスタ71の検出温度に基づいて、給湯サーミスタ71の検出温度が設定目標温度(例えば、40℃)になるように、ガス比例弁64の開度及びミキシング弁69の開度を調節する処理が実行される。
そして、水量センサ67により通水が検出されなくなると、断続弁65を閉弁して給湯バーナ55の燃焼を停止し、給湯用送風ファン56を停止して、一般給湯運転が終了されることになる。
給湯制御装置Qは、燃料ガスが供給されているときに、端末加熱運転の開始が指令されると、端末加熱運転を実行する。
端末加熱運転においては、端末用熱動弁76を開弁し且つ追焚用熱動弁80を閉弁した状態で熱媒循環ポンプJpを作動させて、熱媒循環回路Jを通して熱媒を循環させ、それに併せて、熱媒用加熱部Gにおける熱媒用送風ファン61を駆動した後、断続弁65を開弁してイグナイタにより熱媒加熱バーナ60に点火し、熱媒サーミスタ75の検出温度が目標循環温度(例えば70℃)になるように、ガス比例弁64の開度を調節する処理が実行される。
給湯制御装置Qは、燃料ガスが供給されているときに、湯張り指令が指令されると、自動湯張運転を実行するように構成されている。
自動湯張運転では、浴槽50に湯を供給する注湯処理とその注湯処理を停止して水位センサ86の検出水位を判定する判定処理を交互に実行する処理を、水位センサ86の検出水位が目標水位以上になるまで繰り返し、水位センサ86の検出水位が目標水位以上になると、浴槽水の温度が目標湯張温度になるように追焚する追焚処理を実行した後、自動湯張運転を終了する。
給湯制御装置Qは、追焚運転の開始が指令されると、排水弁94を閉弁した状態で浴槽水循環ポンプ84を作動させ、その後、設定経過時間(例えば、10秒)経過すると、浴槽水温度検出センサ85の検出温度を読み込む。
運転制御装置Cは、燃料ガスが供給されないときに、ヒータ加熱式給湯処理の開始を指令するヒータ給湯切換指令が指令されると、ヒータ加熱式給湯処理を実行する。
すなわち、発電制御装置Pが、循環ポンプ22を駆動する状態で貯湯側凍結防止ヒータH1を作動させて貯湯槽3の湯水を昇温する処理を実行し、かつ、給湯制御装置Qが、出湯が指示されると、つまり、給湯栓38が開かれて水量センサ67による検出水量が所定量以上になる又は湯張りが指示されると、槽送出湯水を外部凍結防止ヒータHbにて昇温して出湯する処理を実行する。
運転制御装置Cは、燃料ガスが供給されないときに、ヒータ加熱式給湯処理の開始を指令するヒータ給湯切換指令が指令されている状態で、湯張りが指示されたときには、ヒータ加熱式給湯処理にて出湯する設定湯張り量の湯水を浴槽50に供給し、その後、浴槽水の温度が設定湯張り温度よりも低いときには、浴槽水加熱ヒータHyを作動させた状態で浴槽水循環ポンプ84を駆動して浴槽水を昇温するヒータ式湯張り処理を実行するように構成されている。
次に、燃料ガスが供給されないときに、ヒータ加熱式給湯処理の開始を指令するヒータ給湯切換指令が指令されている状態における運転制御装置Cの制御作動、つまり、湯温管理制御を、図3~図6のフローチャートに基づいて説明する。
図3に示すように、湯温管理制御においては、先ず、槽内昇温の処理(#100)を実行し、出湯が指示されると、つまり、給湯操作があった場合には(#01のYes)、給湯時昇温の処理(#200)を実行する。
その後、燃料ガスが供給される状態になるあるいはヒータ加熱式給湯処理の停止を指令するヒータ給湯切換指令が指令されることにより、処理終了であると判断した場合には(#3のYes)、湯温管理制御の処理を終了し、処理終了でないと判断した場合には(#3のNo)には、#100の処理に移行する。
図4に示すように、槽内昇温の処理(#100)では、冷水側センサ25の検出情報に基づいて槽内温度を取得し(#101)、取得された温度が目標温度(例えば、70℃)に相当する設定値未満である場合には(#102のNo)、循環ポンプ22を駆動する処理(#103)及び貯湯側凍結防止ヒータH1を作動させるヒータONの処理(#104)を実行し、その後、図3に示すフローチャートに移行する。
図5に示すように、給湯時昇温の処理(#200ステップ)では、冷水を混合させた槽送出湯水の温度が設定供給温度(例えば、35℃)になるように混合弁33を制御するあるいは冷水を設定比率で槽送出湯水に混合させるように混合弁33を制御する形態で、槽送出湯水を給湯器Bに供給する出湯開始の処理を実行し(#201)、続いて、給水サーミスタ66にて検出される温度を出湯温度として取得する処理を実行する(#202)。
図6に示すように、浴槽給湯の処理(#300ステップ)では、冷水を混合させた槽送出湯水の温度が設定供給温度(例えば、35℃)になるように混合弁33を制御するあるいは冷水を設定比率で槽送出湯水に混合させるように混合弁33を制御する形態で、槽送出湯水を給湯器Bに供給し、かつ、湯張電磁弁90を開いて出湯開始の処理を実行し(#301)、続いて、給水サーミスタ66にて検出される温度を出湯温度として取得する処理を実行する(#302)。
次に、浴槽水循環ポンプ84を駆動した状態で検出される浴槽水温度検出センサ85の検出温度を、浴槽水温度として取得する処理を実行し(#308)、続いて、浴槽水温度が設定湯張り温度としての設定値以上であるか否かを判別する(#309)。
上記実施形態では、運転制御装置Cが、ヒータ加熱式給湯処理において、冷水を混合された槽送出湯水の温度が設定供給温度(例えば、35℃)になるように又は冷水を設定比率で槽送出湯水に混合させるように混合弁33を制御し、かつ、冷水が混合された槽送出湯水の温度が設定目標温度よりも低いときには、外部凍結防止ヒータHbを作動させて槽送出湯水の温度を設定目標温度に近づけるようにする形態を例示した。
つまり、推定出湯温度は、下流側温度センサ36にて検出される温度と、外部凍結防止ヒータHbにて昇温されることが予測される設定上昇温度とを加えた温度であり、推定出湯温度が設定目標温度になるようにすべく、混合弁33を制御して、冷水が混合される槽送出湯水の温度を調整することになる。この形態の場合には、ヒータ加熱式給湯処理においては、外部凍結防止ヒータHbが一義的に作動されることになる。
そして、給水サーミスタ66にて検出される冷水が混合された槽送出湯水の温度が設定目標温度よりも低いときには、外部凍結防止ヒータHbを作動させて槽送出湯水の温度を設定目標温度に近づけるようにすることになる。
(a)上記実施形態では、ヒータ加熱式給湯処理において、循環ポンプ22を予め設定した設定駆動条件にて駆動させる場合を例示したが、貯湯側凍結防止ヒータH1にて昇温される湯水の温度、つまり、循環路20を通して貯湯槽3の上部に供給される湯水の温度が、目標温度(例えば、70℃)になるように循環路20を通して流動する湯水循環量を調整すべく循環ポンプ22の駆動を制御する形態で実施してもよい。
3 貯湯槽
20 熱交換流路
22 循環ポンプ
33 混合弁
50 浴槽
84 浴槽水循環ポンプ
B 給湯器
C 運転制御装置
M 発電部
H1 貯湯側凍結防止ヒータ
Hb 外部凍結防止ヒータ
Hy 浴槽水加熱ヒータ
K 循環流路
L 湯水流路
Claims (4)
- 燃料ガスの供給により発電を行う燃料電池型の発電部と、湯水を貯留する貯湯槽と、前記貯湯槽の湯水を前記発電部での発電に伴う熱が伝えられる熱交換部を通して循環ポンプにて循環させる熱交換流路と、前記貯湯槽から供給される槽送出湯水を前記燃料ガスの燃焼熱で加熱して出湯する給湯器と、運転制御部とを備えるエネルギー供給システムであって、
前記熱交換流路に備えられる貯湯側凍結防止ヒータと、前記給湯器の内部の湯水流路に備えられる外部凍結防止ヒータとが設けられ、
前記運転制御部は、前記燃料ガスが供給されないときに、前記循環ポンプを駆動する状態で前記貯湯側凍結防止ヒータを作動させて前記貯湯槽の湯水を昇温し、かつ、出湯が指示されると、前記槽送出湯水を前記外部凍結防止ヒータにて昇温して出湯するヒータ加熱式給湯処理を実行し、
前記槽送出湯水に冷水を混合する混合弁が設けられ、
前記運転制御部は、前記ヒータ加熱式給湯処理において、前記冷水を混合させた前記槽送出湯水の温度が設定供給温度になるように又は前記冷水を設定比率で前記槽送出湯水に混合させるように前記混合弁を制御し、かつ、前記冷水が混合された前記槽送出湯水の温度が設定目標温度よりも低いときには、前記外部凍結防止ヒータを作動させて前記槽送出湯水の温度を前記設定目標温度に近づけるようにするエネルギー供給システム。 - 燃料ガスの供給により発電を行う燃料電池型の発電部と、湯水を貯留する貯湯槽と、前記貯湯槽の湯水を前記発電部での発電に伴う熱が伝えられる熱交換部を通して循環ポンプにて循環させる熱交換流路と、前記貯湯槽から供給される槽送出湯水を前記燃料ガスの燃焼熱で加熱して出湯する給湯器と、運転制御部とを備えるエネルギー供給システムであって、
前記熱交換流路に備えられる貯湯側凍結防止ヒータと、前記給湯器の内部の湯水流路に備えられる外部凍結防止ヒータとが設けられ、
前記運転制御部は、前記燃料ガスが供給されないときに、前記循環ポンプを駆動する状態で前記貯湯側凍結防止ヒータを作動させて前記貯湯槽の湯水を昇温し、かつ、出湯が指示されると、前記槽送出湯水を前記外部凍結防止ヒータにて昇温して出湯するヒータ加熱式給湯処理を実行し、
前記槽送出湯水に冷水を混合する混合弁が設けられ、
前記運転制御部は、前記ヒータ加熱式給湯処理において、前記外部凍結防止ヒータを作動させ、かつ、前記冷水を混合された前記槽送出湯水の温度を、前記給湯器から出湯される湯水の推定出湯温度が設定目標温度になる温度に調整すべく前記混合弁を制御するエネルギー供給システム。 - 燃料ガスの供給により発電を行う燃料電池型の発電部と、湯水を貯留する貯湯槽と、前記貯湯槽の湯水を前記発電部での発電に伴う熱が伝えられる熱交換部を通して循環ポンプにて循環させる熱交換流路と、前記貯湯槽から供給される槽送出湯水を前記燃料ガスの燃焼熱で加熱して出湯する給湯器と、運転制御部とを備えるエネルギー供給システムであって、
前記熱交換流路に備えられる貯湯側凍結防止ヒータと、前記給湯器の内部の湯水流路に備えられる外部凍結防止ヒータとが設けられ、
前記運転制御部は、前記燃料ガスが供給されないときに、前記循環ポンプを駆動する状態で前記貯湯側凍結防止ヒータを作動させて前記貯湯槽の湯水を昇温し、かつ、出湯が指示されると、前記槽送出湯水を前記外部凍結防止ヒータにて昇温して出湯するヒータ加熱式給湯処理を実行し、
前記槽送出湯水に冷水を混合する混合弁が設けられ、
前記運転制御部は、前記ヒータ加熱式給湯処理において、前記冷水を混合させた前記槽送出湯水の温度を、前記外部凍結防止ヒータを作動させたと仮定した状態において前記給湯器から出湯される湯水の推定出湯温度が設定目標温度になる温度に調整すべく前記混合弁を制御し、かつ、前記冷水が混合された前記槽送出湯水の温度が前記設定目標温度よりも低いときには、前記外部凍結防止ヒータを作動させて前記槽送出湯水の温度を前記設定目標温度に近づけるようにするエネルギー供給システム。 - 前記給湯器から湯水が供給される浴槽と前記給湯器との間で浴槽水を浴槽水循環ポンプにて循環させる循環流路に、浴槽水加熱ヒータを備え、
前記運転制御部は、湯張りが指示されたときには、前記ヒータ加熱式給湯処理にて出湯する設定湯張り量の湯水を前記浴槽に供給し、その後、前記浴槽水の温度が設定湯張り温度よりも低いときには、前記浴槽水加熱ヒータを作動させた状態で前記浴槽水循環ポンプを駆動して前記浴槽水を昇温するヒータ式湯張り処理を実行する請求項1~3のいずれか1項に記載のエネルギー供給システム。
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