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JP7669404B2 - 撮像装置、撮像装置の処理方法及びプログラム - Google Patents
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JP7669404B2 - 撮像装置、撮像装置の処理方法及びプログラム - Google Patents

撮像装置、撮像装置の処理方法及びプログラム Download PDF

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Description

本開示は、撮像装置、撮像装置の処理方法及びプログラムに関する。
近年、アバランシェフォトダイオード(APD)に到来する光子の数をデジタル的にカウントし、カウント値を光電変換されたデジタル信号として画素から出力する光電変換装置が知られている。非特許文献1には、APDを有する光電変換装置において、アバランシェ発光という現象が生じることが開示されている。
APDを有する光電変換装置において、使用時間の増加により、DCRが変化し、出力信号が変化してしまう課題がある。DCRは、ダークカウントレートであり、入射光がない場合のカウント値の平均値である。
本開示の目的は、撮像部の劣化の影響を抑制できるようにすることである。
撮像装置は、アバランシェフォトダイオードを含む撮像部と、前記アバランシェフォトダイオードにおけるアバランシェ発光回数、前記撮像部の露光条件及び前記撮像部の温度に関する情報の少なくとも1つに基づいて、前記撮像部の劣化度合いを示す推定値を算出する推定値算出部と、前記劣化度合いを示す推定値と第1の閾値に基づく画像処理パラメータを基に、前記撮像部の出力信号に対して画像処理を行う画像処理部とを有する。
本開示によれば、撮像部の劣化の影響を抑制することができる。
光電変換素子の構成例を示す図である。 センサ基板の構成例を示す図である。 回路基板の構成例を示す図である。 光電変換素子の画素に対応した信号処理回路の等価回路の図である。 光電変換素子のタイミングチャートである。 撮像システムの構成例を示す図である。 監視カメラの構成例を示す図である。 監視カメラの処理方法を示すフローチャートである。 監視カメラの構成例を示す図である。 監視カメラの処理方法を示すフローチャートである。
以下に、本実施形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、一例であり、本実施形態が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は調整されるべきものであり、以下の実施形態に限定されるものではない。また、全ての図において、同一の機能を有するものは同一の数字を付け、その繰り返しの説明は省略する。
(第1の実施形態)
<導入部分>
図1は、第1の実施形態に係る光電変換素子100の構成例を示す図である。以下では、光電変換素子100が、センサ基板11と、回路基板21の2枚の基板が積層され、且つ、センサ基板11と回路基板21が電気的に接続されることにより構成される、所謂積層構造である光電変換素子を例にとって説明する。しかしながら、光電変換素子100は、センサ基板11に含まれる構成と、回路基板21に含まれる構成が共通の半導体層に配された、所謂非積層構造であってもよい。センサ基板11は、画素領域12を有する。回路基板21は、画素領域12で生成された信号を処理する回路領域22を有する。
<センサ基板>
図2は、図1のセンサ基板11の構成例を示す図である。センサ基板11の画素領域12は、複数行及び複数列方向に渡って、二次元状に配置された複数の画素101を含む。複数の画素101の各々は、アバランシェフォトダイオード(以下、APD)を含む光電変換部102を備える。光電変換部102は、光電変換により、光を電荷に変換する。なお、画素101の行数及び列数は、限定されるものではない。
<回路基板>
図3は、図1の回路基板21の構成例を示す図である。回路基板21は、図2の光電変換部102で光電変換された電荷を処理する信号処理回路103と、読み出し回路112と、制御パルス生成部115と、水平走査回路111と、信号線113と、垂直走査回路110と、出力回路114を有する。
制御パルス生成部115は、垂直走査回路110と水平走査回路111と読み出し回路112に対して、制御パルスを供給する。
垂直走査回路110は、制御パルス生成部115から供給された制御パルスを受け、複数の信号処理回路103の行毎に選択パルスを供給する。垂直走査回路110には、シフトレジスタやアドレスデコーダといった論理回路が用いられる。
信号処理回路103は、図2の画素101の光電変換部102から出力された信号を処理する。信号処理回路103は、カウンタやメモリなどを有し、メモリにはデジタル値が保持される。信号処理回路103は、選択パルスに応じて、行単位で、光電変換部102から出力された信号に基づくデジタルの画素信号を、各列の信号線113に出力する。
読み出し回路112は、制御パルス生成部115から供給された制御パルスを受け、各列の信号線113の画素信号を保持する。
水平走査回路111は、制御パルス生成部115から供給された制御パルスを受け、各列を順次選択する制御パルスを読み出し回路112に出力する。読み出し回路112は、制御パルスに応じて、各列の画素信号を出力回路114に順に出力する。出力回路114は、画素信号を光電変換素子100の外部に順に出力する。
<センサ基板と回路基板の接続>
図2及び図3に示すように、平面視で複数の画素101に重なる領域には、それぞれ、複数の信号処理回路103が配される。そして、平面視で、センサ基板11の端と画素領域12の端との間の領域に重なるように、垂直走査回路110と、水平走査回路111と、読み出し回路112と、出力回路114と、制御パルス生成部115が配される。言い換えると、センサ基板11は、画素領域12と画素領域12の周りに配された非画素領域とを有する。そして、平面視で非画素領域に重なる領域に、垂直走査回路110と、水平走査回路111と、読み出し回路112と、出力回路114と、制御パルス生成部115が配される。
なお、信号線113と、読み出し回路112と、出力回路114の配置は、図3の配置に限定されない。例えば、信号線113を行方向に延びて配し、読み出し回路112を信号線113が延びる先に配してもよい。また、信号処理回路103は、必ずしもすべての光電変換部102に1つずつ設けられる必要はない。1つの信号処理回路103が、複数の光電変換部102を共有し、順次信号処理を行う構成となっていてもよい。
<画素の等価回路>
図4は、図2及び図3のうち、光電変換部102および、光電変換部102に対応した信号処理回路103の構成例を示す等価回路図である。
光電変換部102は、アバランシェフォトダイオード(APD)201を有する。APD201は、光電変換により入射光に応じた電荷対を生成する。APD201の2つのノードのうちの一方のノードは、駆動電圧VLが供給される電源線に接続されている。また、APD201の2つのノードのうちの他方のノードは、クエンチ素子202を介して、駆動電圧VLよりも高い駆動電圧VHが供給される電源線に接続されている。図4では、APD201の一方のノードはアノードであり、APD201の他方のノードはカソードである。APD201のアノードとカソードには、APD201がアバランシェ増倍動作をするような逆バイアス電圧VRが供給される。ここで、電圧VRは、式(1)で求められる。
VR=VL-VH (1)
APD201では、このような電圧VRを供給した状態とすることで、入射光によって生じた電荷がアバランシェ増倍を起こし、アバランシェ電流が発生する。
なお、電圧VRが供給される場合において、ガイガーモードと、リニアモードがある。ガイガーモードは、APD201のアノード及びカソードの電圧差が降伏電圧より大きな電圧差で動作させるモードである。リニアモードは、APD201のアノード及びカソードの電圧差が降伏電圧近傍、もしくはそれ以下の電圧差で動作させるモードである。ガイガーモードで動作させるAPD201を、単一光子アバランシェダイオード(SPAD)と呼ぶ。SPADの場合、例えば、駆動電圧VLは、-30Vであり、駆動電圧VHは、1Vである。
クエンチ素子202は、駆動電圧VHが供給される電源線とAPD201のアノード及びカソードのうちの一方のノードに接続される。クエンチ素子202は、APD201のアバランシェ増倍による信号増倍時に負荷回路(クエンチ回路)として機能し、APD201に供給する電圧を抑制して、アバランシェ増倍を抑制する働きを持つ(クエンチ動作)。また、クエンチ素子202は、クエンチ動作で電圧降下した分の電流を流すことにより、APD201に供給する電圧を駆動電圧VHへと戻す働きを持つ(リチャージ動作)。
信号処理回路103は、クエンチ素子202と、波形整形部210と、カウンタ回路211と、選択回路212を有する。図4では、信号処理回路103は、クエンチ素子202と、波形整形部210と、カウンタ回路211と、選択回路212を有する場合を示したが、これに限定されない。信号処理回路103は、波形整形部210と、カウンタ回路211と、選択回路212の少なくともいずれか1つを有していればよい。
波形整形部210は、光子検出時に得られるAPD201のカソードの信号(電圧)の波形を整形して、パルス信号を出力する。波形整形部210としては、例えば、インバータ回路が用いられる。図4では、波形整形部210として、インバータを一つ用いた例を示したが、複数のインバータを直列接続した回路を用いてもよいし、波形整形効果があるその他の回路を用いてもよい。
カウンタ回路211は、波形整形部210から出力されたパルス信号をカウントし、カウント値を保持する。また、カウンタ回路211は、駆動線213を介して制御パルスRESが供給されたとき、カウンタ回路211に保持された信号をリセットする。
選択回路212には、図3の垂直走査回路110から、駆動線214を介して制御パルスSELが供給され、カウンタ回路211と信号線113との電気的な接続/非接続を切り替える。選択回路212は、例えば、信号を出力するためのバッファ回路などを含み、カウンタ回路211からのカウント値を信号線113に出力する。図4では、選択回路212により切り替える例を示したが、クエンチ素子202とAPD201との間や、光電変換部102と信号処理回路103との間にトランジスタ等のスイッチを配して、電気的な接続を切り替えてもよい。同様に、光電変換部102に供給される駆動電圧VHまたは駆動電圧VLの供給をトランジスタ等のスイッチを用いて、電気的に切り替えてもよい。
<回路の駆動>
図5は、図4のAPD201の動作と出力信号の関係を示す図である。図4の波形整形部210の入力側をnodeAとし、波形整形部210の出力側をnodeBとしている。時刻t0から時刻t1の間において、APD201には、VH-VLの電位差が印加されている。時刻t1において、光子(フォトン)がAPD201に入射すると、APD201でアバランシェ増倍が生じ、クエンチ素子202にアバランシェ増倍電流が流れ、nodeAの電圧は降下する。nodeAの電圧降下量がさらに大きくなり、APD201に印加される電位差が小さくなると、時刻t2のように、APD201のアバランシェ増倍が停止し、nodeAの電圧レベルはある一定値以上降下しなくなる。その後、時刻t2から時刻t3の間において、nodeAには駆動電圧VLから電圧降下分を補う電流が流れ、時刻t3において、nodeAは元の電位レベルに静定する。このとき、波形整形部210は、nodeAの波形値が波形閾値より低い部分をハイレベルとし、nodeAの波形値が波形閾値より高い部分をローレベルとするnodeBの信号を出力する。
図6は、本実施形態に係る撮像システム600の構成例を示す図である。撮像システム600は、監視カメラ601と、ネットワーク602と、クライアント装置603と、入力装置604と、表示装置605を有する。監視カメラ601は、撮像装置の一例であり、図1の光電変換素子100を有し、動画像を撮像し、動画像を画像処理する。監視カメラ601及びクライアント装置603は、ネットワーク602を介して、相互に通信可能である。入力装置604及び表示装置605は、クライアント装置603に接続される。クライアント装置603は、情報処理装置の一例である。
図7は、図6の監視カメラ601の構成例を示す図である。監視カメラ601は、光電変換素子100と、光学系701と、CPU702と、ROM703と、RAM704と、撮像系制御部705と、制御部706を有する。さらに、監視カメラ601は、推定値算出部707と、カメラ設定取得部708と、閾値算出部709と、パラメータ設定部710と、画像処理実行部711と、エンコーダ部712と、ネットワークI/F713を有する。
光学系701は、ズームレンズ、フォーカスレンズ、ブレ補正レンズ、絞り、及びシャッターを有し、被写体の光情報を集光する。光電変換素子100は、図1~5で説明したAPD201を有する光電変換素子100であり、撮像部の一例であり、カラーフィルタなどと組み合わせることで色情報を取得する。光電変換素子100は、使用時間の増加に応じて、DCRが変化し、出力するカウント値が変化する。DCRは、ダークカウントレートであり、入射光がない場合に検知されたカウンタ回路211(図4)のカウント値の平均値である。
CPU702は、各構成要素の処理のすべてに関わり、ROM(Read Only Memory)703や、RAM(Random Access Memory)704に格納されたプログラムを順次に読み込み、解釈し、その結果に従って処理を実行する。
撮像系制御部705は、光学系701に対して、フォーカスを合わせる、シャッターを開く、絞りを調整するなどのCPU702から指示された制御を行う。制御部706は、クライアント装置603からの指示によって、制御を行う。
推定値算出部707は、APD201を有する光電変換素子100の経年変化の変化度合い推定値を定量的に算出する。ここで、変化度合い推定値は、稼働開始からのアバランシェ発光回数や露光条件(絞り、シャッター、ゲイン)、温度等の情報に基づいて算出される。
カメラ設定取得部708は、撮像系制御部705や制御部706から、各種カメラ機能の設定情報をカメラ設定情報として取得する。閾値算出部709は、カメラ設定取得部708から得られるカメラ設定情報に基づき、変化度合いを判定するための変化閾値を算出する。ここで、前述のカメラ設定情報は、例えば、後段のエンコーダ部712の圧縮処理のコーデック設定や、画像処理実行部711に含まれる、階調補正、ノイズ低減処理、キズ画素補正、デモザイキング処理等の設定情報を指す。
パラメータ設定部710は、推定値算出部707により算出された変化度合い推定値と閾値算出部709により算出された変化閾値を比較して、画像処理パラメータを算出し、画像処理パラメータを設定する。ここで、画像処理パラメータは、画像処理実行部711で実行される、階調補正処理、ノイズ低減処理、キズ画素補正処理、彩度強調処理、デモザイキング処理等のパラメータを指す。
画像処理実行部711は、画像処理部であり、パラメータ設定部710により設定された画像処理パラメータに基づき、光電変換素子100が出力するカウント値に対して、画像処理を実行し、画像データを出力する。画像処理は、例えば、階調補正処理、ノイズ低減処理、キズ画素補正処理、彩度強調処理、デモザイキング処理等である。
エンコーダ部712は、画像処理実行部711から出力された画像データを、Motion JpegやH264、H265などのファイルフォーマットに変換処理を行う。ネットワークI/F713は、クライアント装置603等の外部の装置とのネットワーク602を介した通信に利用されるインターフェースである。
ネットワーク602は、監視カメラ601と、クライアント装置603を接続するネットワークである。ネットワークは、例えば、Ethernet(登録商標)等の通信規格を満足する複数のルータ、スイッチ、ケーブル等から構成される。本実施形態では、ネットワーク602は、監視カメラ601とクライアント装置603との間の通信を行うことができるものであればよく、その通信規格、規模、構成を問わない。例えば、ネットワーク602は、インターネットや有線LAN(Local Area Network)、無線LAN(Wireless LAN)、WAN(Wide Area Network)等により構成されてもよい。
図8は、図7の監視カメラ601の処理方法を示すフローチャートである。なお、図8のフローチャートの処理は、ハードウェア又はソフトウェアにより実行されてもよいし、一部がソフトウェア構成で残りがハードウェア構成により実現されてもよい。ソフトウェアにより実行される場合、図8のフローチャートの処理は、例えばROM703等に記憶されているプログラムをCPU702が実行することにより実現される。これらのことは、後述する図10のフローチャートにおいても同様とする。
ステップS801では、推定値算出部707は、APD201を有する光電変換素子100の経年変化の変化度合いを推定し、光電変換素子100の変化度合い推定値を算出する。例えば、光電変換素子100は、使用時間の増加に応じて、DCRが変化し、出力するカウント値が変化する。推定値算出部707は、稼働開始からのアバランシェ発光回数や、露光条件、温度、又は被写体の輝度情報に基づき、変化度合い推定値を算出する。一例として、推定値算出部707は、光電変換素子100が出力するカウント値を基に、稼働開始からの輝度の累積値を算出し、輝度の累積値を基に、変化度合い推定値を算出する。輝度の累積値が大きくなるほど、変化度合い推定値も大きくなる。変化度合い推定値が大きいほど、変化の程度が大きく、変化度合い推定値が小さいほど、変化の程度が小さい。なお、変化度合いは、劣化度合いを含む。
次に、ステップS802では、カメラ設定取得部708は、撮像系制御部705や制御部706から、各種カメラ機能の設定情報をカメラ設定情報(配信設定情報)として取得する。カメラ設定情報は、監視カメラ601の設定情報である。本実施形態では、カメラ設定情報の一例として、後段のエンコーダ部712から得られる圧縮処理のコーデック設定情報を用いた場合の実施形態に関して説明する。具体的には、カメラ設定取得部708は、カメラ設定情報として、エンコーダ部712のエンコーディング方法とビットレートとQp(Quantization Parameter)値のコーデック設定情報を取得する。
以下、本実施形態で取得するコーデック設定情報に関連する処理と課題について説明する。一般的に、図6に示すようなネットワーク602を介して映像配信する撮像システム600において、ネットワークサーバーの容量や配信帯域に制約があるため、ビットレートを抑えた映像配信が求められる。そこで、映像を圧縮するエンコーディング方法として、CBR(Contrast bitrate)エンコーディングやVBR(Variable bitrate)エンコーディングと呼ばれる手法が存在する。CBRエンコーディングは、常に一定のビットレートのデータになるようにエンコードする手法であり、VBRエンコーディングは、ビットレートの値を変動させてエンコードする手法である。
CBRエンコーディングは、設定するビットレートに依存して画質が変化する。低ビットレートの設定であると、高周波成分だけでなく、低周波成分も含む広い領域にまたがる周波数が圧縮され、ブロック間で不連続な輝度・色調・エッジの変化が発生してしまう、ブロックノイズと呼ばれる課題がある。
VBRエンコーディングにおいても、Qp値の設定に依存して同様の課題が発生することが知られている。一般的に、Qp値は、値が小さいほど高画質でデータサイズが大きく、値が大きいほど低画質でブロックノイズが発生しやすい。ブロックノイズが発生した映像は、高周波のノイズ・キズ画素ノイズ成分も含めて強力な圧縮処理が実行される。
以上が、本実施形態で取得するコーデック設定情報に関連する処理と課題であり、後述のステップS803以降のステップで、ブロックノイズの課題を考慮した変化閾値を設定する。
続いて、ステップS803~S809では、閾値算出部709は、前述のカメラ設定情報に基づき、変化度合いを判定するための変化閾値を算出する。まず、ステップS803では、閾値算出部709は、カメラ設定情報のエンコーディング方法の情報に基づき、エンコーディング方法がVBRエンコーディングとCBRエンコーディングのいずれであるのかを判定する。CBRエンコーディングである場合には、処理はステップS804に進み、VBRエンコーディングである場合には、処理はステップS807に進む。
ステップS804では、閾値算出部709は、カメラ設定情報のビットレートの情報を基に、CBRエンコーディングのビットレートがビットレート閾値以上であるか否かを判定する。ビットレート閾値は、例えば、8Mbpsである。ビットレートがビットレート閾値以上である場合には、処理はステップS805に進み、ビットレートがビットレート閾値以上でない場合には、処理はステップS806に進む。
ステップS805では、閾値算出部709は、変化閾値として、小さい第1の値を設定する。閾値算出部709は、閾値設定部の一例である。その後、処理はステップS810に進む。
ステップS806では、閾値算出部709は、変化閾値として、第1の値より大きい第2の値を設定する。その後、処理はステップS810に進む。
ステップS807では、閾値算出部709は、カメラ設定情報のQp値の情報を基に、VBRエンコーディングのQp値がQp閾値以下であるか否かを判定する。Qp閾値は、例えば、10である。Qp値がQp閾値以下である場合には、処理はステップS808に進み、Qp値がQp閾値以下でない場合には、処理はステップS809に進む。
ステップS808では、閾値算出部709は、変化閾値として、小さい第3の値を設定する。その後、処理はステップS810に進む。
ステップS809では、閾値算出部709は、変化閾値として、第3の値より大きい第4の値を設定する。その後、処理はステップS810に進む。
以上、ステップS803~S809で設定される変化閾値は、ステップS810~S812において、変化度合い推定値との比較で使用される。変化閾値が小さい場合には、ビットレートが高い(あるいはQp値が小さい)設定であるため、経年変化によるDCRノイズ(暗電流ノイズ)やキズ画素ノイズの影響が後段の圧縮処理により顕在化する可能性が高い。他方、変化閾値が大きい場合には、ビットレートが低い(あるいはQp値が大きい)設定であるため、経年変化によるDCRノイズやキズ画素ノイズの影響が、後段の強力な圧縮処理により、小さい可能性が高い。前述のような変化閾値と画質の関係を考慮して、ステップS811又はS812では、パラメータ設定部710は、最適な画像処理パラメータを設定する。
続いて、ステップS810~S812では、パラメータ設定部710は、推定値算出部707により算出された変化度合い推定値が閾値算出部709により設定された変化閾値以上であるか否かを判定する。変化度合い推定値が変化閾値以上である場合には、処理はステップS811に進み、変化度合い推定値が変化閾値以上でない場合には、処理はステップS812に進む。
ステップS811では、パラメータ設定部710は、画像処理パラメータに関して、ノイズやキズ画素ノイズを強く低減するための第1の画像処理パラメータを設定する。その後、処理はステップS813に進む。
ステップS812では、パラメータ設定部710は、画像処理パラメータに関して、ノイズやキズ画素ノイズをそのまま残すための第2の画像処理パラメータを設定する。ステップS811の第1の画像処理パラメータは、ステップS812の第2の画像処理パラメータよりも、ノイズ又はキズ画素ノイズを強く低減する処理を行うためのパラメータである。その後、処理はステップS813に進む。
最後に、ステップS813では、画像処理実行部711は、パラメータ設定部710により設定された第1の画像処理パラメータ又は第2の画像処理パラメータに基づき、光電変換素子100が出力するカウント値(出力信号)に対して、画像処理を実行する。
以上説明したように、監視カメラ601は、エンコーダ部712の圧縮処理の効果を考慮して、変化閾値を設定し、変化度合い推定値と変化閾値に応じて、最適な画像処理パラメータを設定する。従って、監視カメラ601は、APD201を有する光電変換素子100の経年変化(DCRノイズやキズ画素ノイズの増加)に対して、前段に位置する画像処理実行部711と後段に位置するエンコーダ部712のパラメータを最適に設定することが可能になる。エンコーダ部712の圧縮処理を考慮しない場合、不必要にノイズやキズ画素ノイズを過補正してしまう課題や、補正が不十分になってしまう課題が生じるが、本実施形態によれば、その課題を解決することが可能になる。本実施形態の監視カメラ601は、使用時間の増加により生じた光電変換素子100の経年変化の影響を抑制することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、領域ごとの変化度合い推定値に基づいて、領域ごとに画像処理パラメータを設定する構成について説明する。
図9は、第2の実施形態に係る監視カメラ601の構成例を示す図である。図9の監視カメラ601は、図7の監視カメラ601に対して、推定値算出部707とパラメータ設定部710と画像処理実行部711の代わりに、領域別推定値算出部901と領域別パラメータ設定部902と領域別画像処理実行部903を設けたものである。監視カメラ601は、領域別推定値算出部901と、カメラ設定取得部708と、閾値算出部709と、領域別パラメータ設定部902と、領域別画像処理実行部903と、エンコーダ部712と、ネットワークI/F713を有する。
図10は、第2の実施形態に係る監視カメラ601の処理方法を示すフローチャートである。まず、ステップS1001では、領域別推定値算出部901は、APD201を有する光電変換素子100の領域ごとの経年変化の変化度合いを推定し、光電変換素子100の領域ごとの変化度合い推定値を算出する。例えば、光電変換素子100は、使用時間の増加に応じて、DCRが変化し、出力するカウント値が変化する。推定値算出部707は、稼働開始からのアバランシェ発光回数、露光条件、温度、又は被写体の輝度情報に基づき、領域ごとの変化度合い推定値を算出する。なお、領域の単位は、画素単位でもよいし、AF(Auto Focus)やAE(Auto Exposure)等の評価値を取得するために用意された分割領域の単位であってもよい。
次に、ステップS1002では、カメラ設定取得部708は、撮像系制御部705や制御部706から、カメラ設定情報を取得する。カメラ設定情報は、例えば、領域別画像処理実行部903で実行される暗部補正機能のオン/オフ情報である。監視カメラ601において、低輝度部のガンマを持ち上げることにより、暗被写体の視認性を向上する機能が存在する。領域別画像処理実行部903の暗部補正により、暗部の被写体の視認性は向上されるが、一般的に知られているトレードオフとして、ノイズやキズ画素ノイズも目立ってしまう課題がある。本実施形態においては、前述のトレードオフも踏まえて、領域ごとの変化度合い推定値を判定するための変化閾値の算出方法を述べる。
ステップS1003~S1005では、閾値算出部709は、前述のカメラ設定情報に基づき、領域ごとの変化度合いを判定するための変化閾値を算出する。まず、ステップS1003では、閾値算出部709は、カメラ設定情報の暗部補正機能のオン/オフ情報を基に、暗部補正機能がオンとオフのいずれであるのかを判定する。暗部補正機能がオンである場合には、処理はステップS1004に進み、暗部補正機能がオフである場合には、処理はステップS1005に進む。
ステップS1004では、閾値算出部709は、変化閾値として、小さい第5の値を設定する。その後、処理はステップS1006に進む。
ステップS1005では、閾値算出部709は、変化閾値として、第5の値より大きい第6の値を設定する。その後、処理はステップS1006に進む。
以上、ステップS1003~S1005では、暗部補正機能がオンである場合には、変化閾値を小さく設定することで、暗部補正により顕在化しやすいノイズやキズ画素ノイズを補正しやすくする。一方、暗部補正機能がオフである場合には、変化閾値を大きく設定することで、必要以上にキズ画素ノイズやノイズを軽減して被写体のエッジ情報を失わないようにする。
続いて、ステップS1006では、領域別パラメータ設定部902は、領域ごとに、領域別推定値算出部901により算出された領域ごとの変化度合い推定値が、閾値算出部709により設定された変化閾値以上であるか否かを判定する。変化度合い推定値が変化閾値以上である領域については、処理はステップS1007に進む。変化度合い推定値が変化閾値以上でない領域については、処理はステップS1008に進む。
ステップS1007では、領域別パラメータ設定部902は、該当する領域の画像処理パラメータに関して、ノイズやキズ画素ノイズを強く低減するための領域ごとの画像処理パラメータを設定する。その後、処理はステップS1009に進む。
ステップS1008では、領域別パラメータ設定部902は、該当する領域の画像処理パラメータに関して、ノイズやキズ画素ノイズをそのまま残すための領域ごとの画像処理パラメータを設定する。その後、処理はステップS1009に進む。
最後に、ステップS1009では、領域別画像処理実行部903は、パラメータ設定部710により設定された領域ごとの画像処理パラメータに基づき、光電変換素子100が出力するカウント値に対して、領域ごとの画像処理を実行する。
以上のように、監視カメラ601は、領域別画像処理実行部903の画像処理によって強調されるノイズやキズ画素ノイズの影響を考慮して、変化閾値を算出し、領域ごとの変化度合い推定値と変化閾値に応じて、最適な領域ごとの画像処理パラメータを設定する。従って、監視カメラ601は、APD201を有する光電変換素子100に発生する経年変化(DCRノイズやキズ画素ノイズの増加)に対して、領域別画像処理実行部903の画像処理パラメータを領域ごとに最適に設定することが可能になる。
なお、本実施形態では、カメラ設定取得部708で取得するカメラ設定情報として、暗部補正処理の設定情報を用いる構成について説明した。しかしながら、カメラ設定情報は、これに限定されるものではない。例えば、カメラ設定情報は、コーデック、階調補正、ノイズ低減処理、キズ画素補正、デモザイキング処理、シャープネス処理、又は彩度強調処理の設定情報でもよい。また、画像処理実行部711が行う画像処理は、階調補正、ノイズ低減処理、キズ画素補正、デモザイキング処理、シャープネス処理、彩度強調処理、又は暗部補正等である。
また、前述した実施形態では、撮像装置の一例として監視カメラ601に光学系701が一体的に形成された、所謂レンズ一体型の撮像装置について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、監視カメラ601と光学系701を備えたレンズユニットとがそれぞれ別々に設けられた、所謂レンズ交換式の撮像装置でもよい。
また、前述した実施形態では、撮像装置の一例として監視カメラ601を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラやスマートフォンなどの可搬デバイスやウェアラブル端末など、監視カメラ601以外の撮像装置を採用する構成であってもよい。
さらに、前述した実施形態では、情報処理装置であるクライアント装置603は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)などの電子機器であるが、これに限定されるものではない。例えば、クライアント装置603は、スマートフォンやタブレット端末など、他の電子機器を採用する構成であってもよい。
(その他の実施形態)
本開示は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
なお、上述の実施形態は、何れも本開示を実施するにあたっての具体例を示したものに過ぎず、これらによって本開示の技術的範囲が限定的に解釈されない。すなわち、本開示はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本実施形態の開示は、以下の構成、方法及びプログラムを含む。
(構成1)
アバランシェフォトダイオードを含む撮像部と、
前記撮像部の変化度合い推定値を算出する推定値算出部と、
前記変化度合い推定値と第1の閾値に基づく画像処理パラメータを基に、前記撮像部の出力信号に対して画像処理を行う画像処理部と
を有することを特徴とする撮像装置。
(構成2)
前記撮像部は、
前記アバランシェフォトダイオードと、
前記アバランシェフォトダイオードの信号をカウントするカウンタとを有することを特徴とする構成1に記載の撮像装置。
(構成3)
前記撮像部は、前記アバランシェフォトダイオードの信号の波形を整形する整形部をさらに有し、
前記カウンタは、前記整形部により整形された信号をカウントすることを特徴とする構成2に記載の撮像装置。
(構成4)
前記推定値算出部は、稼働開始からのアバランシェ発光回数や、露光条件、温度、又は被写体の輝度情報に基づき、前記撮像部の変化度合い推定値を算出することを特徴とする構成1~3のいずれか1項に記載の撮像装置。
(構成5)
前記推定値算出部は、前記撮像部の出力信号を基に輝度の累積値を算出し、前記輝度の累積値を基に前記撮像部の変化度合い推定値を算出することを特徴とする構成1~4のいずれか1項に記載の撮像装置。
(構成6)
前記撮像装置の設定情報を基に前記第1の閾値を設定する閾値設定部をさらに有することを特徴とする構成1~5のいずれか1項に記載の撮像装置。
(構成7)
前記撮像装置の設定情報は、コーデック、階調補正、ノイズ低減処理、キズ画素補正、デモザイキング処理、シャープネス処理、彩度強調処理、又は暗部補正の設定情報であることを特徴とする構成1~6のいずれか1項に記載の撮像装置。
(構成8)
前記撮像装置の設定情報は、エンコーダのビットレートを含み、
前記閾値設定部は、前記ビットレートが第2の閾値以上である場合には、前記第1の閾値として第1の値を設定し、前記ビットレートが第2の閾値以上でない場合には、前記第1の閾値として前記第1の値より大きい第2の値を設定することを特徴とする構成6に記載の撮像装置。
(構成9)
前記撮像装置の設定情報は、エンコーダのQp値を含み、
前記閾値設定部は、前記Qp値が第3の閾値以下である場合には、前記第1の閾値として第3の値を設定し、前記Qp値が第3の閾値以下でない場合には、前記第1の閾値として前記第3の値より大きい第4の値を設定することを特徴とする構成6に記載の撮像装置。
(構成10)
前記撮像装置の設定情報は、エンコーダのエンコーディング方法とビットレートとQp値を含み、
前記閾値設定部は、
前記エンコーディング方法がVBRエンコーディングであり、かつ、前記ビットレートが第2の閾値以上である場合には、前記第1の閾値として第1の値を設定し、
前記エンコーディング方法がVBRエンコーディングであり、かつ、前記ビットレートが第2の閾値以上でない場合には、前記第1の閾値として前記第1の値より大きい第2の値を設定し、
前記エンコーディング方法がCBRエンコーディングであり、かつ、前記Qp値が第3の閾値以下である場合には、前記第1の閾値として第3の値を設定し、
前記エンコーディング方法がCBRエンコーディングであり、かつ、前記Qp値が第3の閾値以下でない場合には、前記第1の閾値として前記第3の値より大きい第4の値を設定することを特徴とする構成6に記載の撮像装置。
(構成11)
前記撮像装置の設定情報は、暗部補正機能のオン/オフ情報であり、
前記閾値設定部は、前記暗部補正機能がオンである場合には、前記第1の閾値として第5の値を設定し、前記暗部補正機能がオフである場合には、前記第1の閾値として前記第5の値より大きい第6の値を設定することを特徴とする構成6に記載の撮像装置。
(構成12)
前記変化度合い推定値が前記第1の閾値以上である場合には、第1の画像処理パラメータを設定し、前記変化度合い推定値が前記第1の閾値以上でない場合には、第2の画像処理パラメータを設定するパラメータ設定部をさらに有し、
前記画像処理部は、前記パラメータ設定部により設定された第1の画像処理パラメータ又は第2の画像処理パラメータを基に、画像処理を行うことを特徴とする構成1~11のいずれか1項に記載の撮像装置。
(構成13)
前記第1の画像処理パラメータは、前記第2の画像処理パラメータよりも、ノイズ又はキズ画素ノイズを強く低減する処理を行うためのパラメータであることを特徴とする構成12に記載の撮像装置。
(構成14)
前記画像処理部が行う画像処理は、階調補正、ノイズ低減処理、キズ画素補正、デモザイキング処理、シャープネス処理、彩度強調処理、又は暗部補正であることを特徴とする構成1~13のいずれか1項に記載の撮像装置。
(構成15)
前記推定値算出部は、前記撮像部の領域ごとの変化度合い推定値を算出し、
前記画像処理部は、前記領域ごとの変化度合い推定値と第1の閾値に基づく領域ごとの画像処理パラメータを基に、前記撮像部の出力信号に対して領域ごとの画像処理を行うことを特徴とする構成1~14のいずれか1項に記載の撮像装置。
(方法1)
アバランシェフォトダイオードを含む撮像部の変化度合い推定値を算出する推定値算出ステップと、
前記変化度合い推定値と第1の閾値に基づく画像処理パラメータを基に、前記撮像部の出力信号に対して画像処理を行う画像処理ステップと
を有することを特徴とする撮像装置の処理方法。
(プログラム1)
アバランシェフォトダイオードを含む撮像部の変化度合い推定値を算出する推定値算出ステップと、
前記変化度合い推定値と第1の閾値に基づく画像処理パラメータを基に、前記撮像部の出力信号に対して画像処理を行う画像処理ステップと
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
100 光電変換素子、601 監視カメラ、701 光学系、702 CPU、703 ROM、704 RAM、705 撮像系制御部、706 制御部、707 推定値算出部、708 カメラ設定取得部、709 閾値算出部、710 パラメータ設定部、711 画像処理実行部、712 エンコーダ部、713 ネットワークI/F

Claims (17)

  1. アバランシェフォトダイオードを含む撮像部と、
    前記アバランシェフォトダイオードにおけるアバランシェ発光回数、前記撮像部の露光条件及び前記撮像部の温度に関する情報の少なくとも1つに基づいて、前記撮像部の劣化度合いを示す推定値を算出する推定値算出部と、
    前記劣化度合いを示す推定値と第1の閾値に基づく画像処理パラメータを基に、前記撮像部の出力信号に対して画像処理を行う画像処理部と
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記撮像部は、
    前記アバランシェフォトダイオードと、
    前記アバランシェフォトダイオードの信号をカウントするカウンタとを有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記撮像部は、前記アバランシェフォトダイオードの信号の波形を整形する整形部をさらに有し、
    前記カウンタは、前記整形部により整形された信号をカウントすることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記推定値算出部は、稼働開始からのアバランシェ発光回数や、露光条件、温度、又は被写体の輝度情報に基づき、前記撮像部の劣化度合いを示す推定値を算出することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記推定値算出部は、前記撮像部の出力信号に基づいて得られる複数の画像の輝度の累積値を算出し、前記輝度の累積値を基に前記撮像部の劣化度合いを示す推定値を算出することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 前記撮像装置の設定情報を基に前記第1の閾値を設定する閾値設定部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  7. 前記撮像装置の設定情報は、コーデックの設定情報であることを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  8. 前記撮像装置の設定情報は、エンコーダのビットレートを含み、
    前記閾値設定部は、前記ビットレートが第2の閾値以上である場合には、前記第1の閾値として第1の値を設定し、前記ビットレートが第2の閾値以上でない場合には、前記第1の閾値として前記第1の値より大きい第2の値を設定することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  9. 前記撮像装置の設定情報は、エンコーダのQp値を含み、
    前記閾値設定部は、前記Qp値が第3の閾値以下である場合には、前記第1の閾値として第3の値を設定し、前記Qp値が第3の閾値以下でない場合には、前記第1の閾値として前記第3の値より大きい第4の値を設定することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  10. 前記撮像装置の設定情報は、エンコーダのエンコーディング方法とビットレートとQp値を含み、
    前記閾値設定部は、
    前記エンコーディング方法がVBRエンコーディングであり、かつ、前記ビットレートが第2の閾値以上である場合には、前記第1の閾値として第1の値を設定し、
    前記エンコーディング方法がVBRエンコーディングであり、かつ、前記ビットレートが第2の閾値以上でない場合には、前記第1の閾値として前記第1の値より大きい第2の値を設定し、
    前記エンコーディング方法がCBRエンコーディングであり、かつ、前記Qp値が第3の閾値以下である場合には、前記第1の閾値として第3の値を設定し、
    前記エンコーディング方法がCBRエンコーディングであり、かつ、前記Qp値が第3の閾値以下でない場合には、前記第1の閾値として前記第3の値より大きい第4の値を設定することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  11. 前記撮像装置の設定情報は、暗部補正機能のオン/オフ情報であり、
    前記閾値設定部は、前記暗部補正機能がオンである場合には、前記第1の閾値として第5の値を設定し、前記暗部補正機能がオフである場合には、前記第1の閾値として前記第5の値より大きい第6の値を設定することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  12. 前記劣化度合いを示す推定値が前記第1の閾値以上である場合には、第1の画像処理パラメータを設定し、前記劣化度合いを示す推定値が前記第1の閾値以上でない場合には、第2の画像処理パラメータを設定するパラメータ設定部をさらに有し、
    前記画像処理部は、前記パラメータ設定部により設定された第1の画像処理パラメータ又は第2の画像処理パラメータを基に、画像処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  13. 前記第1の画像処理パラメータは、前記第2の画像処理パラメータよりも、ノイズ又はキズ画素ノイズを強く低減する処理を行うためのパラメータであることを特徴とする請求項12に記載の撮像装置。
  14. 前記画像処理部が行う画像処理は、ノイズ低減処理又はキズ画素補正であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  15. 前記推定値算出部は、前記撮像部の領域ごとの劣化度合いを示す推定値を算出し、
    前記画像処理部は、前記領域ごとの劣化度合いを示す推定値と第1の閾値に基づく領域ごとの画像処理パラメータを基に、前記撮像部の出力信号に対して領域ごとの画像処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  16. アバランシェフォトダイオードを含む撮像部の劣化度合いを示す推定値を、前記アバランシェフォトダイオードにおけるアバランシェ発光回数、前記撮像部の露光条件及び温度に関する情報の少なくとも1つに基づいて算出する推定値算出ステップと、
    前記劣化度合いを示す推定値と第1の閾値に基づく画像処理パラメータを基に、前記撮像部の出力信号に対して画像処理を行う画像処理ステップと
    を有することを特徴とする撮像装置の処理方法。
  17. アバランシェフォトダイオードを含む撮像部の劣化度合いを示す推定値を、前記アバランシェフォトダイオードにおけるアバランシェ発光回数、前記撮像部の露光条件及び温度に関する情報の少なくとも1つに基づいて算出する推定値算出ステップと、
    前記劣化度合いを示す推定値と第1の閾値に基づく画像処理パラメータを基に、前記撮像部の出力信号に対して画像処理を行う画像処理ステップと
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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