JP7672133B2 - Stove - Google Patents
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Description
本発明は、コンロに関する。 The present invention relates to a stove.
従来、ファンを駆動することによって筐体内部を冷却するコンロが知られている。特許文献1は、複数のこんろバーナが燃焼中の場合にファンの駆動を開始し、燃焼中のこんろバーナの数が1以下である場合にファンの駆動を開始しないガスこんろを開示する。
Conventionally, there are known stoves that cool the inside of the housing by driving a fan.
複数のバーナが燃焼中であっても、筐体内部の温度が高温でない場合がある。また、バーナが燃焼中でなくても、筐体内部の温度が高温である場合もある。さらに、非常時など、ファンを駆動させないことが望ましい場合もある。上記のガスこんろには、このような個別の状況に応じてファンの駆動態様を変更できていないという問題がある。また、ファンの駆動には電力が必要であるが、消費電力の低減を図るため、不要なファン駆動が回避されるべきである。 Even if multiple burners are burning, the temperature inside the housing may not be high. Also, even if no burners are burning, the temperature inside the housing may be high. Furthermore, in emergencies, it may be desirable not to drive the fan. The above gas stove has a problem in that it is not possible to change the fan drive mode according to such individual situations. Also, power is required to drive the fan, and unnecessary fan drive should be avoided in order to reduce power consumption.
本発明はこのような問題点を解決するためになされたものであり、コンロが使用される状況に応じてファンを効率よく駆動できるコンロを提供することを目的とする。 The present invention was made to solve these problems, and aims to provide a stove that can drive the fan efficiently depending on the situation in which the stove is used.
本発明の請求項1に係るコンロは、筐体の内部に、複数のバーナと、コンロの制御を行う制御部と、前記筐体の内部の温度を検出し、前記制御部に検出結果を出力する少なくとも一つのセンサと、前記制御部によって駆動が制御されるファンとを備え、前記制御部は、全ての前記バーナが燃焼状態から非燃焼状態に移行した場合において、前記センサによる前記検出結果が第一閾値以下の温度を示す場合、前記ファンを駆動せず、前記センサによる前記検出結果が前記第一閾値よりも高く第二閾値以下の温度を示す場合、前記ファンを第一駆動量で駆動させ、前記センサによる前記検出結果が前記第二閾値よりも高い温度を示す場合、前記ファンを前記第一駆動量よりも大きい第二駆動量で駆動させ、全ての前記バーナが燃焼状態から非燃焼状態に移行した場合において、前記ファンが前記第二駆動量で駆動しているとき、全ての前記バーナが燃焼状態から非燃焼状態に移行してから経過した時間が所定時間に達し、且つ、前記センサによる前記検出結果が前記第二閾値よりも低い温度を示す場合、前記ファンの駆動量を前記第二駆動量から前記第一駆動量に変更し、前記第一駆動量に変更してから経過した時間に応じて、前記ファンの駆動を停止することを特徴とする。
The stove according to
請求項2に係るコンロの前記制御部は、複数の前記バーナのうちいずれかが燃焼状態の場合、前記センサによる前記検出結果が第一閾値以下の温度を示す場合、前記ファンを駆動せず、前記センサによる前記検出結果が前記第一閾値よりも高く第二閾値以下の温度を示す場合、前記ファンを第一駆動量で駆動させ、前記センサによる前記検出結果が前記第二閾値よりも高い温度を示す場合、前記ファンを前記第一駆動量よりも大きい第二駆動量で駆動させることを特徴とする。
The control unit of the stove of
請求項3に係るコンロの前記制御部は、前記センサによる前記検出結果の出力が正常であるかを判定する判定処理を実行し、前記判定処理によって前記検出結果の出力が正常でないと判定された場合、全ての前記バーナを燃焼状態から非燃焼状態に移行し、且つ、前記ファンを駆動させ、前記検出結果の出力が正常でないと判定されてからの経過時間に応じて、前記ファンの駆動を停止することを特徴とする。
The control unit of the stove of
請求項4に係るコンロは、筐体の内部に、バーナと、コンロの制御を行う制御部と、前記筐体の内部の温度を検出し、前記制御部に検出結果を出力する少なくとも一つのセンサと、前記制御部によって駆動が制御されるファンと、前記制御部の下方に設けられたグリルとを備え、前記バーナは、前記グリルのためのグリルバーナを含み、前記制御部は、前記センサによる前記検出結果に応じて、前記ファンの駆動量を複数段階に調節し、前記グリルバーナが燃焼状態の場合、前記ファンの駆動量を前記複数段階のうち最大の駆動量に制御するものであって、さらに前記制御部は、外部の電源から得られる電力に基づいて作動し、前記外部の電源から電力が得られない場合には前記制御部に接続する内部電源から得られる電力に基づいて作動し、前記外部の電源から得られる電力に基づいて、前記ファンを駆動し、前記内部電源から得られる電力に基づいて作動する場合、前記グリルバーナの燃焼を禁止し、前記ファンを駆動しないことを特徴とする。
The stove of
請求項5に係るコンロは、前記センサは、第一センサと第二センサとを含み、前記制御部は、前記第一センサの前記検出結果及び前記第二センサの前記検出結果のうち高い温度を示す方に基づいて、前記ファンの駆動量を制御することを特徴とする。
The stove of
請求項1に係るコンロは、センサによる検出結果が示す筐体内部の温度に基づいて、ファンの駆動量を複数段階に調節できる。したがって、請求項1に係るコンロは、コンロが使用される状況に応じてファンを効率よく駆動できる。
全てのバーナが燃焼状態から非燃焼状態に移行した場合の筐体の内部の温度は、それまでの燃焼状態に応じて様々である。制御部は、センサによる検出結果が、第一閾値以下の温度を示す場合、第一閾値よりも高く第二閾値以下の温度を示す場合、第二閾値よりも高い温度を示す場合のそれぞれに応じて、ファンの駆動量を変化させ、又はファンを駆動せず停止した状態にする。これにより、請求項1に係るコンロは、消費電力を抑えつつ、筐体の内部の温度を適切に保つことができる。
制御部は、全てのバーナが燃焼状態から非燃焼状態に移行した場合において、ファンが第二駆動量での駆動を所定時間継続し、検出結果が第二閾値よりも低い温度を示すとき、ファンの駆動量を第二駆動量から第一駆動量に変更する。これにより、請求項1に係るコンロは、第二駆動量でのファンの駆動を継続する場合よりも、コンロの消費電力を抑えることができる。
全てのバーナが燃焼状態から非燃焼状態に移行した場合において、ファンの駆動量が第二駆動量から第一駆動量に変更したとき、コンロは、既にファンが所定時間に亘って駆動したことによって、筐体の内部の温度が低下しつつある状態にある。制御部は、ファンの駆動量が第二駆動量から第一駆動量に変更した後に経過した時間に応じて、ファンの駆動を停止する。したがって、請求項1に係るコンロは、第一駆動量でのファンの駆動の継続を適時に終了し、コンロの消費電力を抑えることができる。
The stove according to
When all burners transition from a combustion state to a non-combustion state, the temperature inside the housing varies depending on the previous combustion state. The control unit changes the fan drive amount or stops the fan depending on whether the sensor detects a temperature equal to or lower than a first threshold, a temperature higher than the first threshold and equal to or lower than a second threshold, or a temperature higher than the second threshold. This allows the stove according to claim 1 to maintain an appropriate temperature inside the housing while reducing power consumption.
When all burners have transitioned from a combustion state to a non-combustion state, the control unit changes the fan drive amount from the second drive amount to the first drive amount when the fan continues to drive at the second drive amount for a predetermined time and the detection result indicates a temperature lower than the second threshold value. This allows the stove according to
When all burners have transitioned from a combustion state to a non-combustion state, and the fan drive amount is changed from the second drive amount to the first drive amount, the temperature inside the housing of the stove is already decreasing due to the fan having been driven for a predetermined period of time. The control unit stops driving the fan according to the time that has elapsed since the fan drive amount was changed from the second drive amount to the first drive amount. Therefore, the stove according to
複数のバーナが燃焼状態にあっても、それらの火力によっては、筐体の内部の温度がそれほど高温にならない場合がある。一方、一つのコンロバーナが燃焼状態にあることで、筐体の内部の温度が高温になる場合もある。制御部は、センサによる検出結果が、第一閾値以下の温度を示す場合、第一閾値よりも高く第二閾値以下の温度を示す場合、第二閾値よりも高い温度を示す場合のそれぞれに応じて、ファンの駆動量を変化させ、又はファンを駆動せず停止した状態にする。これにより、請求項2に係るコンロは、消費電力を抑えつつ、筐体の内部の温度を適切に保つことができる。
Even if multiple burners are in a burning state, depending on their firepower, the temperature inside the housing may not become very high. On the other hand, when one burner is in a burning state, the temperature inside the housing may become high. The control unit changes the amount of fan drive or stops the fan depending on whether the detection result by the sensor indicates a temperature below a first threshold, a temperature higher than the first threshold and below a second threshold, or a temperature higher than the second threshold. In this way, the stove according to
センサの故障等によってセンサによる検出結果が正常に得られない場合、制御部は、筐体の内部の温度に基づくファンの駆動量の制御を適切に行うことができない。このような場合、制御部は、全てのバーナを燃焼状態から非燃焼状態に移行するとともにファンを駆動させ、その後の経過時間に応じてファンを停止する。したがって、請求項3に係るコンロは、センサによる検出結果の出力に不具合等が生じた場合にも、筐体の内部の温度を適切に低下させ、その後に適時にファンの駆動を終了することで、コンロの消費電力を抑えることができる。
If the sensor fails to provide a normal detection result due to a sensor failure or other reason, the control unit cannot properly control the fan drive amount based on the temperature inside the housing. In such a case, the control unit switches all burners from a combustion state to a non-combustion state, drives the fan, and then stops the fan according to the elapsed time. Therefore, the stove according to
請求項4に係るコンロは、センサによる検出結果が示す筐体内部の温度に基づいて、ファンの駆動量を複数段階に調節できる。したがって、請求項1に係るコンロは、コンロが使用される状況に応じてファンを効率よく駆動できる。
筐体の内部において、制御部の下方にグリルが配置される場合、グリルバーナが燃焼状態になることによって、制御部の温度が高くなりやすい。請求項4に係るコンロは、グリルバーナが燃焼状態の場合、ファンの駆動量を最大の駆動量に制御するので、制御部が高温になることによる不具合を防止できる。
The stove according to
When a grill is placed below the control unit inside the housing, the temperature of the control unit is likely to rise when the grill burner is in a combustion state. The stove according to
内部電源の電源容量には限りがある。制御部は、内部電源から得られる電力に基づいて作動する場合には、グリルバーナを非燃焼状態に維持し、ファンを駆動しない。このため、請求項4に係るコンロは、グリルの使用に応じてファンが駆動することによって、内部電源が消耗することを回避できる。
The power capacity of the internal power supply is limited. When the control unit operates based on the power obtained from the internal power supply, it keeps the grill burner in a non-combustion state and does not drive the fan. Therefore, the stove according to
請求項5に係るコンロは、第一センサの検出結果及び第二センサの検出結果のうち高い温度を示す方に基づいてファンの駆動量を制御するので、筐体の内部の温度を、安全で適切な温度にすることができる。
The stove of
以下、本発明の実施形態を説明する。以下に記載される装置の構造等は、特定的な記載がない限り、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明するために用いられるものである。以下説明では、図中に矢印で示す左右、前後、上下を使用する。 The following describes an embodiment of the present invention. Unless otherwise specified, the device structure described below is not intended to be limiting, but is merely an explanatory example. The drawings are used to explain the technical features that may be adopted by the present invention. In the following description, the left and right, front and back, and up and down are indicated by arrows in the drawings.
図1から図5を参照して、コンロ1の構成について説明する。コンロ1は、ビルトインタイプのガスコンロである。図1に示すように、コンロ1は筐体2と天板3を備える。天板3はガラス製である。天板3の上面左側には左バーナ4、上面右側には右バーナ5、上面後側にはグリル用の排気口7がそれぞれ設けられる。左バーナ4と右バーナ5とを総称して、コンロバーナという。左バーナ4の中央には、鍋底温度等、被加熱物の温度を検知するための鍋センサ4Aが設けられる。右バーナ5の中央にも同様に、鍋センサ5Aが設けられる。本実施形態において、鍋センサ4A,5Aは、汎用のサーミスタを用いて構成される。筐体2の前面の中央部には、グリル扉8が手前側に引き出し可能に設けられる。グリル扉8は、筐体2内部に設けられる図3に示すグリル庫10の前側のグリル開口を開閉する。グリル扉8の前面の上部には、取手8Aが前方に突出して設けられる。筐体2の前面において、グリル扉8の左側の上下には、化粧板6A、6Bが取り付けられ、右側の上下には、化粧板6C、6Dが取り付けられる。化粧板6Cの前面上部には、開口66が設けられ、コンロ1の電源スイッチであるSW19が、開口66から前方に突出する。
The configuration of the
図2に示すように、左バーナ4の後方には、左バーナ4の火炎の有無を検知するための熱電対であるTC4B及び放電による点火を行うためのイグナイタであるIG4Cが設けられている。右バーナ5の後方にも同様に、TC5B及びIG5Cが設けられている。天板3の上面の前側部において、左バーナ4の前側には、左バーナ4を操作するための左操作部11が設けられる。右バーナ5の前側には、右バーナ5を操作するための右操作部12が設けられる。左操作部11には、左バーナ4の点火、消火及び火力の増減等の操作を、コンロ1の使用者の指先のタッチで受け付ける複数の受付部と、タイマ時間等を表示する表示部と、使用状態に応じて点灯又は点滅する発光表示部等が設けられる。右操作部12にも、左操作部11と同様に、右バーナ5の操作に対応する複数の受付部、表示部、発光表示部等が設けられる。左バーナ4と右バーナ5とに挟まれる中央部の前側には、後述するグリルバーナの使用中に点灯するグリル用発光表示部13が設けられる。左操作部11と右操作部12において、受付部、発光表示部、及びグリル用発光表示部13は、天板3に印刷された透光性を有するボタン、マーク又は記号等である。表示部は、天板3の非印刷領域であって、透明性を有する窓部である。
As shown in FIG. 2, behind the
天板3の下面の前側部には、上面に設けられた左操作部11、右操作部12、グリル用発光表示部13に対応するように、図6で後述する一枚の電装基板100が接着剤、又は両面テープ等で貼着される。その電装基板100を下方から覆うようにして、図6及び図7で後述するセンサケース40が固定される。電装基板100の上面において、受付部に対応する位置には、静電容量方式のタッチセンサ24が設けられ、表示部、発光表示部及びグリル用発光表示部13に対応する位置には、LED等による発光部29が設けられる。これらにより、左操作部11と右操作部12において、各受付部に対する使用者の指先のタッチは、電装基板100のタッチセンサ24によって感知され、発光部29による発光は、表示部、発光表示部及びグリル用発光表示部13において使用者に認識される。
A single electrical board 100 (described later in FIG. 6) is attached to the front part of the underside of the
左操作部11の後側には、平面視略円弧状のセンサ用窓部15が設けられる。右操作部12の後側には、平面視略円弧状のセンサ用窓部16が設けられる。グリル用発光表示部13の後側には、平面視略矩形状のセンサ用窓部17が設けられる。センサ用窓部15~17は透明性を有する非印刷領域であり、上方から見た場合に天板3の下方を透過する。センサ用窓部15の下方には、左から右に4つの測距センサ31~34が配置される。センサ用窓部16の下方には、左から右に4つの測距センサ35~38が配置される。センサ用窓部17の下方には、1つの測距センサ39が配置される。測距センサ31~39は、上方に位置する異物までの距離を測定可能であり、本実施形態においては、汎用の赤外線式の測距センサである。測距センサ31~39は、天板3の下面に固定されたセンサケース40に収容されると共に、天板3の下面側に支持される。
A
図3に示すように、グリル庫10は、前面が開口する略直方体状に形成される。グリル庫10は、上火バーナ25と下火バーナ26とを備える。上火バーナ25は、グリル庫10の上壁の下面略中央部に設けられる平面バーナである。下火バーナ26は、グリル庫10の上下方向の略中央部において、平面視前方に向けて開口する略U字状に形成され、左側炎孔部261と右側炎孔部(図示略)を備える。上火バーナ25と下火バーナ26とを総称して、グリルバーナという。グリル庫10の後部には、グリル庫10の内部に連通するダクト部27が設けられる。ダクト部27は、グリル庫10の後部から後方に向けて斜め上方に延び、上端部のグリル排気口271は、天板3の排気口7の直下に配置される。グリル庫10の内部に生じた燃焼排気は、ダクト部27を流れ、グリル排気口271及び排気口7を介して筐体2の外部に排出される。以下、コンロバーナとグリルバーナとを総称する場合、単にバーナという。
As shown in FIG. 3, the
図4に示すように、筐体2の前面から右側の化粧板6C、6Dを取り外すと、右フロントパネル90の前面が露出する。右フロントパネル90は、正面視縦長略矩形状に形成され、前壁部91と筒部92を備える。前壁部91は正面視上下方向に長い略矩形状であり、右フロントパネル90の前面を構成する。SW19は、前壁部91の右上部に設けられる。筒部92は、前壁部91の下側の後部から後方に延びる、略角筒状である。筒部92の底面には、吸気通路部95が設けられる。吸気通路部95は筒部92の内側において後方に延設され、その前端部には空気入口951が設けられる。空気入口951は、筐体2の底面の前側付近において下向きに開口する。筐体2の前面から左側の化粧板6Aと6Bを取り外すと、左フロントパネル80の前面が露出する。左フロントパネル80も、右フロントパネル90と同様に、前壁部81と筒部82を備える。前壁部81の前面の略中央部には、図8に示す非常電源用の乾電池21を収容する電池ケース83が、手前側に引き出し可能に設けられる。筒部82の底面には、吸気通路部85が設けられる。吸気通路部85は筒部82の内側において後方に延設され、その前端部には空気入口851が設けられる。空気入口851は、筐体2の底面の前側付近において下向きに開口する。
As shown in FIG. 4, when the right
図5に示すように、センサケース40は、天板3の下面に固定される固定板3Aを介して、天板3の下面に固定される。センサケース40の右端部と、右フロントパネル90の吸気通路部95の後端との間には、上下方向に延びる略筒状の右ダクト部72が接続される。右ダクト部72の内側には、ファン75が取り付けられる。ファン75の駆動によって吸気通路部95から吸い込まれた空気は、右ダクト部72の内部を下方から上方に向けて流れる。右ダクト部72の上端部には、流出口721が設けられる。流出口721は上方に向けて開口し、右ダクト部72の内部を流れる空気の出口となる。センサケース40の左端部と、左フロントパネル80の吸気通路部85の後端との間には、上下方向に延びる略筒状の左ダクト部71が接続される。左ダクト部71の構造も、右ダクト部72の構造と同様である。左ダクト部71の内側にも、ファン75が取り付けられ、ファン75の駆動によって空気入口851から吸気通路部85に吸い込まれた空気が左ダクト部71の内部を下方から上方に向かって流れる。左ダクト部71の上端部には、流出口711が設けられる。流出口711は上方に向けて開口し、左ダクト部71の内部を流れる空気の出口となる。
As shown in FIG. 5, the
図6及び図7を参照して、センサケース40の構造について説明する。センサケース40は、左右方向に延びる樹脂製の構造物である。センサケース40は、本体部41を備える。本体部41は、平面視左右方向に延びるケース体であり、前側部44と後側部45を備える。
The structure of the
図6に示すように、前側部44は、本体部41の前側部分であって、平面視左右方向に長い略矩形状に形成される。前側部44の上面は、天板3の下面に対向する面である。前側部44の上面には、基板収容部50が設けられる。基板収容部50は、上方に向けて開口する箱状に形成される。センサケース40が天板3の下面に固定された状態で、基板収容部50の内側に、天板3の下面に貼着された電装基板100が収容される。前側部44の下面の左端部には、下方に突出する筒状の左筒部42が設けられる。前側部44の下面の右端部には、下方に突出する筒状の右筒部43が設けられる。
As shown in FIG. 6, the
基板収容部50の底面の左端部の後側には、左流入口52が設けられ、右端部の後側には右流入口53が設けられる。左流入口52は左筒部42内と連通し、右流入口53は右筒部43内と連通する。図7に示すように、基板収容部50の底面における左右方向略中央部であって、前側部分には、左右方向に並ぶ前側排出口54A、54Bが設けられる。前側排出口54A、54Bは下方に向けて開口する。前側排出口54Aの後方には、開口部55が設けられる。開口部55の内側には、電装基板100のコネクタ部100Aが配置される。
A
図6に示すように、基板収容部50の内側には、左流入口52から前側排出口54Aへ向かう空気の流路である左側流路50Aと、右流入口53から前側排出口54Bへ向かう空気の流路である右側流路50Bとが形成される。
As shown in FIG. 6, inside the
図7に示すように、後側部45は、本体部41の後側部分であって、平面視左右方向に延びる。後側部45の上面は、天板3の下面に対向する面である。後側部45の下面には、センサ収容部60が設けられる。センサ収容部60は、底面視二つの円弧が左右方向に並ぶ形状を有し、下方に向けて開口する箱状に形成される。センサ収容部60は、左センサ収容部61、右センサ収容部62、中央センサ収容部63を備える。左センサ収容部61はセンサ収容部60の左側、右センサ収容部62はセンサ収容部60の右側、中央センサ収容部63はセンサ収容部60の中央側に設けられる。左センサ収容部61と右センサ収容部62は、底面視後方に凹となるように略円弧状に湾曲する。中央センサ収容部63は、底面視略矩形状に形成される。
As shown in FIG. 7, the
左センサ収容部61の内側には、左から右に4つの測距センサ31~34が固定される。センサケース40が天板3の下面に固定された状態で、測距センサ31~34は、天板3のセンサ用窓部15の直下に支持される。左センサ収容部61の左端部は、左流入口52に連通する。右センサ収容部62の内側には、右から左に4つの測距センサ35~38が固定される。センサケース40が天板3の下面に固定された状態で、測距センサ35~38は、天板3のセンサ用窓部16の直下に支持される。右センサ収容部62の右端部は、右流入口53に連通する。中央センサ収容部63の内側中央部には、測距センサ39が固定される。センサケース40が天板3の下面に固定された状態で、測距センサ39は、天板3のセンサ用窓部17の直下に支持される。中央センサ収容部63の内側において、測距センサ39の左側に隣接する位置には、仕切壁631が立設される。仕切壁631は前後方向に延び、中央センサ収容部63の内側を、左センサ収容部61側と、右センサ収容部62側とに仕切る。右センサ収容部62及び中央センサ収容部63の内側には、右流入口53から中央センサ収容部63の左端部へ向かう空気の流路である右側流路60Bが形成される。
Four distance measuring sensors 31-34 are fixed from left to right inside the
後側部45の下面側に対して、センサ収容部60の内側を閉じるように、蓋部65が複数のネジで固定される。蓋部65は、センサ収容部60の形状に対応するように、左蓋部651、右蓋部652、中央蓋部653を備える。左蓋部651、右蓋部652、中央蓋部653のそれぞれの形状は、左センサ収容部61、右センサ収容部62、中央センサ収容部63のそれぞれの形状に対応する。左蓋部651の左端部に、左筒部42が設けられる。左筒部42の下端421は、パッキン422を介して、図5に示すように右ダクト部72の上端部の流出口721に接続する。右蓋部652の右端部に、右筒部43が設けられる。右筒部43の下端431は、パッキン432を介して、図5に示すように左ダクト部71の上端部の流出口711に接続する。
The
中央蓋部653の下面には、下方に突出する略四角筒状の接続筒68が設けられる。接続筒68は、中央センサ収容部63の内側と連通する。接続筒68の内側には、接続筒68の内側を左右に仕切る仕切壁681が設けられる。後側部45の下面側に蓋部65を固定した状態で、仕切壁681の上端部は、中央センサ収容部63の仕切壁631の下端部に当接する。左センサ収容部61の内側には、左流入口52から流入して左センサ収容部61の右端部へ向かった後、接続筒68を介してセンサケース40の外部に流出する空気の流路である左側流路60Aが形成される。右センサ収容部62及び中央センサ収容部63の内側には、右流入口53から流入して左センサ収容部61を通過して中央センサ収容部63へ向かった後、接続筒68を介してセンサケース40の外部に流出する空気の流路である右側流路60Bが形成される。
A generally rectangular connecting
バーナが使用される場合、筐体2の内部の温度が、筐体2の外部の温度よりも高くなりやすい。特に、センサケース40は、グリル庫10の上に設けられるので、グリルバーナの使用中には、センサケース40及びその近傍の温度が上昇しやすい。ファン75,75の駆動によって左側流路50A,60A及び右側流路50B,60Bを流れる空気を、冷却空気という。冷却空気は、センサケース40に収容される電装基板100及び測距センサ31~39を冷却する。なお、接続筒68を介してセンサケース40の外部に流出した冷却空気は、図3に示すように、ダクト28の内部に流入し、グリル排気口271及び排気口7から筐体2の外部に排出される。
When the burner is in use, the temperature inside the
コンロ1は、筐体2の内部の温度を検出するための温度センサであるTHb58,59を、筐体2の内部に配置する。本実施形態において、THb58,59は、汎用のサーミスタである。THb58は、左側流路50A及び右側流路50Bを流れる冷却空気によって冷却された状態の筐体2の内部の温度を検出するため、図7に示す設置穴56に設置される。THb59は、左側流路60A及び右側流路60Bを流れる冷却空気によって冷却された状態の筐体2の内部の温度を検出するため、中央センサ収容部63の近傍に配置される。
The
図8を参照して、コンロ1の電気的構成について説明する。コンロ1は、電装基板100に制御回路110を備える。制御回路110は、CPU111、ROM112、RAM113、不揮発性メモリ114に加え、図示しないI/Oインタフェイス等を備える。CPU111はコンロ1の各種動作を統括制御する。ROM112は、図9から図12に示すファン駆動制御処理を含むコンロ1の各種プログラムを記憶する。RAM113は、各種情報を一時的に記憶する。RAM113は、タイマカウンタとして、後述するM1タイマカウンタ、M2タイマカウンタ、M3タイマカウンタ、MEタイマカウンタ等を記憶する。不揮発性メモリ114は、ファン75,75の駆動のための各種パラメータ、バーナ火力情報等の各種のデータを記憶する。
The electrical configuration of the
制御回路110には、電源回路121、鍋センサ入力回路122、熱電対入力回路123、イグナイタ回路124、タッチセンサ24、発光部29、ファン制御回路125、温度センサ入力回路126、測距センサ入力回路127、ブザー回路128、安全弁回路131、電磁弁回路132等が、電気的に接続される。
The
電源回路121には、電源切替回路20が電気的に接続する。電源切替回路20には、コンロ1の外部から供給される外部電源である交流電源のAC22と、コンロ1に内蔵する内部電源である乾電池21とが接続する。電源切替回路20は、AC22から交流(例えば100V)が供給される通常供給時には、AC22から供給される交流を直流(例えば3V)に降圧して整流し、電源回路121に供給する。電源切替回路20は、停電等によりAC22から交流が供給されない非常時には、乾電池21から供給される直流を電源回路121に供給する。使用者によって電源ボタン19が押下されると、電源回路121は、電源切替回路20から供給される電力を各種回路に供給し、コンロ1の電源がオンになる。使用者によって電源ボタン19が再押下されると、電源回路121は、各種回路への電力供給を遮断するので、コンロ1の電源がオフになる。なお、乾電池21は、通常時から電池ケース83に常に収容されている必要はなく、非常時に電池ケース83に収容されればよい。
The power
内部電源で動作する非常時においては、外部電源が復旧するまでの間、できるだけ長い期間に亘ってコンロ1が使用できる状態にあることが好ましい。このため、コンロ1は、内部電源で動作する非常時には、ファン75,75を駆動しない。これにより、コンロ1は、非常時のコンロ1の使用による内部電源の消耗を抑え、コンロ1が使用できる期間をできるだけ長く確保できる。すなわち、コンロ1において、ファン75,75は外部電源によってのみ駆動し、内部電源によっては駆動しない。
In an emergency when operating on the internal power supply, it is preferable that the
タッチセンサ24は、受付部に対する使用者のタッチ操作に対応する感知信号を制御回路110に出力する。発光部29は、CPU111の制御信号に応じて発光動作を行う。鍋センサ入力回路122には、鍋センサ4A,5Aが接続する。鍋センサ4A,5Aは、温度変化に対応する抵抗値に基づく温度信号を鍋センサ入力回路122に出力する。なお、図8において、鍋センサを「THa」と表す。鍋センサ入力回路122は、鍋センサ4A,5Aから入力された温度信号を制御回路110に出力する。熱電対入力回路123には、TC4B,5B及びグリルバーナに設けられる熱電対であるTC6Bが接続する。TC4B,5B,6Bは、熱起電力に対応する温度信号を熱電対入力回路123に出力する。熱電対入力回路123は、TC4B,5B,6Bから入力された温度信号を制御回路110に出力する。イグナイタ回路124には、IG4C,5C及びコンロバーナに設けられるイグナイタであるIG6Cが接続する。CPU111は、バーナを点火することを示す感知信号をタッチセンサ24から受信した場合、イグナイタ回路124にIG4C,5C,6Cのいずれかを駆動し、感知信号に対応する左バーナ4、右バーナ5及びグリルバーナのいずれかを点火する。
The
ファン制御回路125には、ファン75,75が接続する。ファン制御回路125は、CPU111の制御信号に応じて、ファン75,75を駆動し、又はファン75,75の駆動を停止する。CPU111は、ファン75,75の駆動量を複数段階に調節できる。本実施形態において、駆動量の段階は弱駆動又は強駆動の二段階である。強駆動は弱駆動よりも駆動量が大きい。したがって、ファン75,75が強駆動される場合、ファン75,75が弱駆動される場合よりも、左側流路50A,60A及び右側流路50B,60Bの冷却空気の流れが強くなり、筐体2の内部の温度を低下させる効果が高くなる。温度センサ入力回路126には、THb58,59が接続する。THb58,59は、温度変化に対応する抵抗値に基づく温度信号を温度センサ入力回路126に入力する。鍋センサ入力回路122は、入力された温度信号を制御回路110に入力する。
測距センサ入力回路127には、測距センサ31~39が接続する。測距センサ31~39のそれぞれは、赤外線を発光する発光部と、赤外線を受光する受光部とを内蔵する。受光部は、発光部が発光した光が異物に反射した光を受光する。測距センサ31~39は、受光した反射光の強度に基づいて、三角測距方式を応用して異物までの距離を測定し、測定した異物までの距離を示す距離信号を測距センサ入力回路127に出力する。測距センサ入力回路127は、測距センサ31~39から入力された距離信号を制御回路110に出力する。
Distance measurement sensors 31-39 are connected to distance measurement
ブザー回路128は、コンロ1にエラーが生じた場合等に、CPU111の制御信号に基づき、圧電ブザー78を駆動する。安全弁回路131には、安全弁104が接続する。なお、図8において、安全弁を「SV」と表す。安全弁104は、バーナにガスを供給するガス供給管の上流に設けられる。安全弁104は、公知のマグネット式安全弁である。CPU111は、バーナを点火することを示す感知信号をタッチセンサ24から受信した場合、安全弁回路131に安全弁104を開放させる。CPU111は、熱電対入力回路123を介して入力された温度信号が、バーナの失火を示すと判断した場合、安全弁回路131に安全弁104を閉鎖させる。
The
電磁弁回路132には、電磁弁101,102,103が接続する。電磁弁101,102,103は、ガス流量調整用の公知のキープソレノイドバルブである。電磁弁101は、ガス供給管から左バーナ4に向けて延設される供給管の途中に設けられる。電磁弁102は、ガス供給管から右バーナ5に向けて延設される供給管の途中に設けられる。電磁弁103は、ガス供給管からコンロバーナに向けて延設される供給管の途中に設けられる。CPU111は、バーナの火力を調節することを示す感知信号をタッチセンサ24から受信した場合、電磁弁回路132に電磁弁101,102,103を開閉させて供給管を流れるガス流量を調節し、バーナの火力を調節する。特に、CPU111は、測距センサ入力回路127を介して入力された距離信号の示す異物までの距離が、天板3から所定の高さの範囲内であると判断した場合、電磁弁101,102を閉じて燃焼中のコンロバーナの火力を最小にする火力調節制御を行う。
Solenoid valves 101, 102, and 103 are connected to the
図9から図12を参照して、CPU111によって実行されるファン駆動制御処理について説明する。電源ボタン19が押下されてコンロ1の電源がオンになった場合、CPU111はROM112に記憶されているファン駆動制御処理のプログラムを読み出し、ファン駆動制御処理を実行する。なお、ファン駆動制御処理が開始された時点において、ファン75,75は駆動せず停止している。以下の説明において、各処理のステップを「S」と略記する。
The fan drive control process executed by the
図9に示すように、ファン駆動制御処理が開始されると、CPU111は、起動後経過時間の計測を開始する(S11)。起動後経過時間は、コンロ1の電源がオンになり、CPU111が起動してから経過した時間である。以下、起動後経過時間を、「M1」と略記する。CPU111は、RAM113に記憶されているM1タイマカウンタによって、M1の計測を開始する。M1タイマカウンタは、M1を計測するためのタイマカウンタである。
As shown in FIG. 9, when the fan drive control process is started, the
CPU111は、コンロ1に外部から交流電源が供給される通常供給状態であるか、すなわち、AC22から交流電源が供給されているかを判断する(S12)。CPU111は、AC22から交流電源が供給されている場合には通常供給状態であると判断し(S12:YES)、筐体2の内部の温度がTHb58,59によって正常に検出されているかを判断する(S16)。筐体2の内部の温度がTHb58,59によって正常に検出されているか否かは、所定の基準に基づいて判断される。所定の基準は、THb58,59の故障、THb58,59の接続不良、温度センサ入力回路126の故障等の発生を特定するために設けられる。THb58,59が出力する温度信号の示す筐体2の内部の温度の値を「T」と略記する。所定の基準は、例えば、THb58が出力した温度信号に対応するTとTHb59が出力した温度信号に対応するTとの乖離が所定の範囲であるかを判断するための閾値、温度センサ入力回路126から温度信号が入力されない状態が継続する期間を判断するための基準時間等である。所定の基準は、予めROM112に記憶されたものが用いられる。
The
CPU111は、筐体2の内部の温度がTHb58,59によって正常に検出されていると判断した場合(S16:YES)、グリルバーナが燃焼中であるかを判断する(S18)。この判断は、熱電対入力回路123を介して入力される、グリルバーナに設けられる熱電対であるTC6Bが出力する熱起電力に対応する温度信号が、グリルバーナが燃焼中である温度を示すかによって行われる。CPU111は、グリルバーナが燃焼中であると判断した場合(S18:YES)、ファン75,75を強駆動の駆動量で駆動させる(S22)。すなわち、コンロ1は、グリルバーナが燃焼中の場合には、ファン75,75の駆動量を、複数段階の駆動量のうち最大の駆動量である強駆動とする。これにより、コンロ1は、筐体2の内部の温度、特に、グリル庫10の上方に設けられる電装基板100及び測距センサ31~39の温度が高温になることを防止する。なお、CPU111は、ファン75,75が既に強駆動の駆動量で駆動している場合には、その駆動を継続する。CPU111は、処理をS12の判断へ戻し、ファン駆動制御処理の実行を継続することで、以降の電源の供給状況及びバーナの使用状況を監視する。
When the
CPU111は、グリルバーナが燃焼中でないと判断した場合(S18:NO)、左バーナ4及び右バーナ5の少なくともいずれかが燃焼中であるかを判断する(S19)。この判断は、熱電対入力回路123を介して入力される、コンロバーナに設けられる熱電対であるTC4B,5Bが出力する熱起電力に対応する温度信号が、コンロバーナが燃焼中である温度を示すかによって行われる。CPU111は、左バーナ4及び右バーナ5の少なくともいずれかが燃焼中であると判断した場合(S19:YES)、Tの値を判断する(S21)。
When the
CPU111は、Tが第一閾値以下の温度を示す場合、ファン75,75の駆動を停止する(S25)。なお、ファン75,75が停止している場合には、CPU111は、ファン75,75が停止した状態を維持する。本実施形態において、第一閾値は5℃である。CPU111は、Tが第一閾値よりも高く第二閾値以下の温度を示す場合、ファン75,75を弱駆動の駆動量で駆動させる(S23)。なお、ファン75,75が強駆動の駆動量で駆動していた場合には、CPU111は、ファン75,75の駆動量を強駆動から弱駆動に変更する。第二閾値は第一閾値よりも高い温度であり、本実施形態では、40℃である。CPU111は、Tが第二閾値よりも高い温度を示す場合、ファン75,75を強駆動の駆動量で駆動させる(S22)。なお、ファン75,75が弱駆動の駆動量で駆動していた場合には、CPU111は、ファン75,75の駆動量を弱駆動から強駆動に変更する。CPU111は、処理をS12の判断へ戻す。このように、コンロ1は、コンロバーナが燃焼していても、Tの値が第一閾値以下の場合には、筐体2の内部の温度が十分に低く安全であるとして、ファン75,75を駆動させないこととし、コンロ1の消費電力を抑えることができる。また、コンロ1は、コンロバーナの燃焼中のTの値が第二閾値を超えるか否かに応じてファン75,75の駆動量を適切に調節するので、コンロ1の消費電力を抑えつつ、筐体2の内部の温度が高温になることを防止できる。
If T indicates a temperature equal to or lower than the first threshold, the
なお、CPU111は、THb58が出力した温度信号に対応するTと、THb59が出力した温度信号に対応するTとが異なる値を示す場合、高い方の値を採用して、ファン75,75の駆動量を決定し、又はファン75,75の駆動を停止する。これにより、コンロ1は、筐体2の内部の温度を、安全性を担保した上で適切に低下させることができる。
When T corresponding to the temperature signal output by THb58 and T corresponding to the temperature signal output by THb59 indicate different values, CPU111 adopts the higher value to determine the drive amount of
一方、コンロ1にAC22から交流電源が供給されない非常時である場合、すなわち、内部電源である乾電池21から電源が供給されている場合(S12:NO)、CPU111は、グリルバーナの燃焼を禁止する(S13)。したがって、非常時においては、グリルバーナを点火するための使用者の操作は無効となり、グリルバーナが点火しない。なお、既にグリルバーナが燃焼状態にある場合には、燃焼が中止され、グリルバーナが非燃焼状態になる。また、CPU111は、非常時において、ファン75,75を駆動しない(S15)。CPU111は、ファン75,75が駆動している場合には、ファン75,75の駆動を停止する。これにより、コンロ1は、内部電源によってファン75,75が駆動されることによって内部電源が消耗することを回避できる。なお、非常時においては、コンロバーナが燃焼してもファン75,75が駆動しないが、グリルバーナが燃焼しないため、コンロ1の筐体2の内部の温度がCPU111の動作に影響が出るほどの高温になることがない。CPU111は、処理をS12の判断へ戻す。
On the other hand, in an emergency in which AC power is not supplied from
また、CPU111が、筐体2の内部の温度がTHb58,59によって正常に検出されていないと判断した場合には(S16:NO)、THb58,59及び温度センサ入力回路126の故障等が疑われる。このため、CPU111は、全てのバーナの燃焼を停止する(S26)。この処理において、CPU111は、安全弁回路131に安全弁104を閉鎖させる。CPU111は、故障後経過時間の計測を開始する(S28)。故障後経過時間は、筐体2の内部の温度がTHb58,59によって正常に検出されていないと判断された時点から経過した時間である。以下、故障後経過時間を、「ME」と略記する。CPU111は、RAM113に記憶されているMEタイマカウンタによって、MEの計測を開始する。MEタイマカウンタは、MEを計測するためのタイマカウンタである。CPU111は、ファン75,75を強駆動の駆動量で駆動させる(S22)。なお、CPU111は、ファン75,75が既に強駆動の駆動量で駆動している場合には、その駆動を継続する。CPU111は、処理をS12の判断へ戻す。
Also, if the
また、CPU111は、左バーナ4及び右バーナ5がいずれも燃焼中でないと判断した場合(S19:NO)、この時点においてバーナの少なくともいずれかが燃焼していた状態から、バーナのいずれもが非燃焼状態に移行したのかを判断する(S31)。この時点においてバーナのいずれもが燃焼状態から非燃焼状態に移行した場合(S31:YES)、CPU111は、消火後経過時間の計測を開始する(S32)。消火後経過時間は、少なくともいずれかのバーナが燃焼していた状態から、全てのバーナが非燃焼状態に移行した時点から経過した時間である。以下、消火後経過時間を、「M2」と略記する。CPU111は、RAM113に記憶されているM2タイマカウンタによって、M2の計測を開始する。M2タイマカウンタは、M2を計測するためのタイマカウンタである。CPU111は、処理を図10のS41に移行する。なお、この時点の前後において全てのバーナが非燃焼状態を継続している場合(S31:NO)、CPU111は、処理をS41に移行する。
If the
図10に示すように、CPU111は、Tの値を判断する(S41)。CPU111は、Tが第一閾値以下の温度を示す場合、ファン75,75の駆動を停止し(S45)、ファン駆動制御処理を終了する。その後、CPU111は、コンロ1の電源をオフにする。本実施形態において、第一閾値は、S21の判断と同様の5℃である。CPU111は、Tが第一閾値よりも高く第二閾値以下の温度を示す場合、ファン75,75を弱駆動の駆動量で駆動させる(S43)。なお、ファン75,75が強駆動の駆動量で駆動していた場合には、CPU111は、ファン75,75の駆動量を強駆動から弱駆動に変更する。本実施形態において、第二閾値は、S21の判断と同様の40℃である。CPU111は、Tが第二閾値よりも高い温度を示す場合、ファン75,75を強駆動の駆動量で駆動させる(S42)。なお、ファン75,75が弱駆動の駆動量で駆動していた場合には、CPU111は、ファン75,75の駆動量を弱駆動から強駆動に変更する。CPU111は、処理を図11のS51に移行する。このように、コンロ1は、バーナのいずれもが非燃焼状態に移行した後のTの値に応じて、ファン75,75の駆動量を調節し、又はファン75,75の駆動を停止する。これにより、コンロ1は、バーナのいずれもが非燃焼状態に移行した後の筐体2の内部の温度を、消費電力を抑えつつ適切に下げることができる。
As shown in FIG. 10, the
図11に示すように、CPU111は、ファン75,75の駆動量が強駆動であるかを判断する(S51)。ファン75,75の駆動量が強駆動である場合(S51:YES)、M2タイマカウンタにおいてM2を計測中であるかを判断する(S52)。CPU111は、M2タイマカウンタにおいてM2を計測中である場合(S52:YES)、M2の値が15分以上を示すかを判断する(S53)。M2の値が15分未満を示す場合(S53:NO)、CPU111は、処理をS12の判断へ戻す。
As shown in FIG. 11, the
CPU111は、M2の値が15分以上を示す場合(S53:YES)、Tが第二閾値以下の温度であるかを判断する(S55)。本実施形態において、S55では、Tが確実に第二閾値以下になっていることを判断するために、判断基準を第二閾値である40℃よりも少し低い温度である38℃としている。CPU111は、Tが第二閾値以下の温度を示す場合(S55:YES)、ファン75,75の駆動量を弱駆動に変更する(S58)。すなわち、全てのバーナが非燃焼状態に至った後に十分な時間が経過し、且つ、筐体2の内部の温度が第二閾値以下になった場合、コンロ1は、ファン75,75の駆動量を強駆動から弱駆動に変更する。このため、コンロ1は、全てのバーナが非燃焼状態に至った後にファン75,75の駆動を強駆動で継続するよりも、コンロ1の消費電力を抑えることができる。
If the value of M2 indicates 15 minutes or more (S53: YES), the
CPU111は、変更後経過時間の計測を開始する(S58)。変更後経過時間は、全てのバーナが燃焼状態から非燃焼状態に移行した後において、ファン75,75の駆動量が強駆動から弱駆動に変更された時点から経過した時間である。以下、変更後経過時間を、「M3」と略記する。CPU111は、RAM113に記憶されているM3タイマカウンタによって、M3の計測を開始する。M3タイマカウンタは、M3を計測するためのタイマカウンタである。CPU111は、処理をS12の判断へ戻す。
The
一方、Tが第二閾値よりも高い温度を示す場合(S55:NO)、M2の値が60分以上を示すかを判断する(S59)。M2の値が60分未満を示す場合(S59:NO)、CPU111は、処理をS12の判断へ戻す。M2の値が60分以上を示す場合(S59、YES)、CPU111は、ファン75,75の駆動を停止し(S63)、ファン駆動制御処理を終了する。その後、CPU111は、コンロ1の電源をオフにする。全てのバーナが全て非燃焼状態に至った後にファン75,75の駆動が相当時間に亘って継続されてもTが第二閾値を超える場合、Tはコンロ1の外部の温度に起因する温度を示すものであり、筐体2の内部は安全な温度に至っていると考えられる。したがって、CPU111は、S55の判断基準を60分とし、M2が60分を超えた場合には、ファン75,75の駆動を停止する。これにより、コンロ1は、以降のファン75,75の駆動による電力消費を回避できる。なお、S55の判断基準の時間は、筐体2の内部安全な温度にあることを担保できる任意の時間で設定されてよい。
On the other hand, if T indicates a temperature higher than the second threshold (S55: NO), it is determined whether the value of M2 indicates 60 minutes or more (S59). If the value of M2 indicates less than 60 minutes (S59: NO), the
また、M2タイマカウンタにおいてM2を計測中でない場合(S52:NO)、CPU111は、MEタイマカウンタにおいてMEを計測中であるかを判断する(S61)。CPU111は、MEタイマカウンタにおいてMEを計測中である場合(S61:YES)、MEの値が60分以上を示すかを判断する(S62)。MEの値が60分未満を示す場合(S62:NO)、CPU111は、処理をS12の判断へ戻す。MEの値が60分以上を示す場合(S62:YES)、CPU111は、ファン75,75の駆動を停止し(S63)、ファン駆動制御処理を終了する。その後、CPU111は、コンロ1の電源をオフにする。すなわち、コンロ1は、THb58,59及び温度センサ入力回路126の故障等によって筐体2の内部の温度が正常に得られない場合、全てのバーナを消火した後、ファン75,75を強駆動で60分間駆動し、その後にファン75,75を停止する。このように、コンロ1は、筐体2の内部の温度が正常に得られない場合にも、相当時間に亘ってファン75,75を駆動して筐体2の内部の温度を適切に低下させる。また、コンロ1、その後にファン75,75の駆動を停止してコンロ1の消費電力を抑えることができる。
Also, if M2 is not being measured in the M2 timer counter (S52: NO), the
MEタイマカウンタにおいてMEを計測中でない場合(S61:NO)、CPU111は、M1タイマカウンタを参照し、M1の値が60分以上を示すかを判断する(S65)。M1の値が60分未満を示す場合(S65:NO)、CPU111は、処理をS12の判断へ戻す。M1の値が60分以上を示す場合(S65:YES)、CPU111は、ファン75,75の駆動を停止し(S63)、ファン駆動制御処理を終了する。その後、CPU111は、コンロ1の電源をオフにする。すなわち、コンロ1の電源がオンになった時点の筐体2の内部の温度が第二閾値以上であることに応じてファン75,75が強駆動で駆動を開始した場合、その後に全てのバーナが非燃焼状態のままファン75,75の駆動が60分間継続したことに応じてファン75,75の駆動が停止される。このように、コンロ1は、全てのバーナが非燃焼状態のまま相当時間に亘ってファン75,75が強駆動で駆動を継続した場合には、筐体2の内部は安全な温度に至っているとみなしてファン75,75の駆動を停止する。これにより、コンロ1は、以降のファン75,75の駆動による電力消費を回避できる。なお、S65の判断基準の時間は、筐体2の内部安全な温度にあることを担保できる任意の時間で設定されてよい。
If the ME timer counter is not measuring ME (S61: NO), the
また、CPU111は、ファン75,75の駆動量が弱駆動である場合(S51:NO)、図12に示すように、M2タイマカウンタにおいてM2を計測中であるかを判断する(S71)。CPU111は、M2タイマカウンタにおいてM2を計測中である場合(S71:YES)、M3タイマカウンタにおいてM3を計測中であるかを判断する(S72)。CPU111は、M3タイマカウンタにおいてM3を計測中である場合(S72:YES)、M3の値が10分以上を示すかを判断する(S75)。M3の値が10分以上を示す場合(S75:YES)、CPU111は、ファン75,75の駆動を停止し(S78)、ファン駆動制御処理を終了する。その後、CPU111は、コンロ1の電源をオフにする。すなわち、全てのバーナが非燃焼状態から燃焼状態に至った後、S56の処理によってファン75,75の駆動量が強駆動から弱駆動に変更し、その後に10分経過した場合、コンロ1は、ファン75,75の弱駆動での駆動を停止する。S56の処理によってコンロ1のファン75,75の駆動量が強駆動から弱駆動に変更された場合、筐体2の内部の温度は第二閾値よりも低く、ファン75,75の駆動によってさらに温度が低下しつつある。このため、CPU111は、他の判断基準の時間よりも比較的短い10分を判断基準としてS75の判断を実行し、ファン75,75の駆動を適時に停止し、以降のファン75,75の駆動による電力消費を回避できる。なお、S75の判断基準の時間は、筐体2の内部安全な温度にあることを担保できる任意の時間で設定されてよい。
Also, when the drive amount of the
一方、M3の値が10分未満を示す場合(S75:NO)、CPU111は、M2の値が60分以上を示すかを判断する(S76)。M2の値が60分未満を示す場合(S76:NO)、CPU111は、処理をS12の判断へ戻す。M2の値が60分以上を示す場合(S76:YES)、CPU111は、ファン75,75の駆動を停止し(S78)、ファン駆動制御処理を終了する。その後、CPU111は、コンロ1の電源をオフにする。すなわち、全てのバーナが非燃焼状態から燃焼状態に至った後、S56の処理によってファン75,75の駆動量が強駆動から弱駆動に変更してから10分経過していないが、変更後経過時間が60分に到達した場合、コンロ1は、ファン75,75の弱駆動での駆動を停止する。このように、コンロ1は、全てのバーナが非燃焼状態に至った後、相当時間に亘ってファン75,75が弱駆動で駆動を継続した場合には、筐体2の内部は安全な温度に至っているとみなしてファン75,75の駆動を停止し、以降のファン75,75の駆動による電力消費を回避できる。なお、S75、S76の判断基準の時間は、筐体2の内部安全な温度にあることを担保できる任意の時間で設定されてよい。
On the other hand, if the value of M3 indicates less than 10 minutes (S75: NO), the
なお、S75とS76の判断によって、具体的には、以下のようにファン75,75の駆動が制御される。例えば、コンロ1の電源がオンになってから55分経過した時点にファン75,75の駆動量が強駆動から弱駆動に変更した場合、ファン75,75は、その後に5分間継続して駆動した後に停止する。また、例えば、コンロ1の電源がオンになってから5分経過した時点にファン75,75の駆動量が強駆動から弱駆動に変更した場合、ファン75,75は、その後に10分間継続して駆動した後に停止する。
Specifically, the drive of the
また、CPU111は、M3タイマカウンタにおいてM3を計測中でない場合(S72:NO)、M2の値が10分以上を示すかを判断する(S73)。M2の値が10分未満を示す場合(S73:NO)、CPU111は、処理をS12の判断へ戻す。M2の値が10分以上を示す場合(S73:YES)、CPU111は、ファン75,75の駆動を停止し(S78)、ファン駆動制御処理を終了する。その後、CPU111は、コンロ1の電源をオフにする。すなわち、コンロ1は、全てのバーナが非燃焼状態から燃焼状態に至った時点からファン75,75が弱駆動で駆動を継続した場合には、他の判断基準の時間よりも比較的短い10分を判断基準としてS73の判断を実行する。これにより、コンロ1は、ファン75,75の駆動を適時に停止し、以降のファン75,75の駆動による電力消費を回避できる。
If the M3 timer counter is not measuring M3 (S72: NO), the
また、CPU111は、M2タイマカウンタにおいてM2を計測中でない場合(S71:NO)、M3タイマカウンタにおいてM3を計測中であるかを判断する(S81)。M3タイマカウンタにおいてM3を計測中でない場合(S81:NO)、CPU111は、ファン75,75の駆動を停止し(S85)、処理をS12の判断へ戻す。すなわち、コンロ1は、コンロ1の電源がオンになった直後の筐体2の内部の温度が第二閾値以下であり第一閾値よりも高いことに応じてファン75,75が弱駆動で駆動を開始した場合には、その駆動を停止する。そして、電源がオンになった直後であって、バーナのいずれもがまだ点火されていない状態であるので、以降のバーナの使用状況を監視する。なお、CPU111は、コンロ1の電源がオンになった後、ファン75,75が駆動せず、バーナのいずれもが点火されない状態が所定時間継続した場合、ファン駆動制御処理を終了し、電源をオフにする。
If the M2 timer counter is not measuring M2 (S71: NO), the
M3タイマカウンタにおいてM3を計測中である場合(S81:YES)、CPU111は、M3の値が10分以上を示すかを判断する(S82)。M3の値が10分未満を示す場合(S82:NO)、CPU111は、M1の値が60分以上を示すかを判断する(S83)。CPU111は、M1の値が60分未満を示す場合(S83:NO)、処理をS12の判断へ戻す。M3の値が10分以上を示す場合(S82:YES)又はM1の値が60分以上を示す場合(S83:YES)、CPU111は、ファン75,75の駆動を停止し(S78)、ファン駆動制御処理を終了する。その後、CPU111は、コンロ1の電源をオフにする。すなわち、コンロ1は、コンロ1の電源がオンになった直後の筐体2の内部の温度が第二閾値を超えることに応じてファン75,75が強駆動で駆動を開始した後、S56の処理によってファン75,75の駆動量が弱駆動に変更された場合、S82又はS83においてYESと判断されることに応じてファン75,75の駆動を停止する。具体的には、例えば、コンロ1の電源がオンになってから55分経過した時点にファン75,75の駆動量が強駆動から弱駆動に変更した場合、ファン75,75は、その後に5分間継続して駆動した後に停止する。また、例えば、コンロ1の電源がオンになってから5分経過した時点にファン75,75の駆動量が強駆動から弱駆動に変更した場合、ファン75,75は、その後に10分間継続して駆動した後に停止する。これにより、コンロ1は、起動後経過時間及び変更後経過時間に応じてファン75,75の駆動を停止し、以降のファン75,75の駆動による電力消費を回避できる。なお、S82、S83の判断基準の時間は、筐体2の内部安全な温度にあることを担保できる任意の時間で設定されてよい。
If the M3 timer counter is measuring M3 (S81: YES), the
以上説明したように、コンロ1は、THb58,59の検出結果が示す筐体2の内部の温度に基づいて、ファン75,75の駆動量を複数段階に調節できる(S22、S23、S42、S43)。したがって、コンロ1は、コンロ1が使用される状況に応じてファン75,75を効率よく駆動し、コンロ1の消費電力を抑えることができる。
As described above, the
コンロ1がコンロバーナとして左バーナ4及び右バーナ5の複数のバーナを含む場合において、複数のコンロバーナが燃焼状態にあっても、それらの火力によっては、筐体2の内部の温度がそれほど高温にならない場合がある。一方、一つのバーナが燃焼状態にあることで、筐体2の内部の温度が高温になる場合もある。CPU111は、THb58,59の検出結果が示す筐体2の内部の温度が第一閾値以下の温度を示す場合、第一閾値よりも高く第二閾値以下の温度を示す場合、第二閾値よりも高い温度を示す場合のそれぞれに応じて、ファン75,75の駆動量を変化させ、又はファン75,75を駆動させず停止した状態にする(S22、S23、S25)。これにより、コンロ1は、バーナが燃焼状態にある場合のファン75,75の駆動による消費電力を抑えつつ、筐体2の内部を適切な温度にすることができる。
When the
全てのバーナが燃焼状態から非燃焼状態に移行した場合の筐体2の内部の温度は、それまでのバーナの燃焼状態に応じてさまざまである。CPU111は、全てのバーナが燃焼状態から非燃焼状態に移行した場合、筐体2の内部の温度が第一閾値以下の温度を示す場合、第一閾値よりも高く第二閾値以下の温度を示す場合、第二閾値よりも高い温度を示す場合のそれぞれに応じて、ファン75,75の駆動量を決定し、又はファン75,75を駆動させず停止した状態にする(S42、S43、S45)。これにより、コンロ1は、全てのバーナが燃焼状態から非燃焼状態に移行した後のファン75,75の駆動による消費電力を抑えつつ、筐体2の内部を適切な温度にすることができる。
When all burners have transitioned from a combustion state to a non-combustion state, the temperature inside the
全てのバーナが燃焼状態から非燃焼状態に移行した後に、ファン75,75の駆動が相当時間に亘って継続された場合には、筐体2の内部の温度が安全な温度に低下した状態にある。コンロ1は、全てのバーナが燃焼状態から非燃焼状態に移行した後に経過した時間である消火後経過時間であるM2を計測し、計測されたM2の値に応じてファン75,75の駆動を停止する(S59、S63、S73、S76、S78)。これにより、コンロ1は、ファン75,75の駆動を継続する時間を適切な時間に抑えてコンロ1の消費電力を抑えつつ、筐体2の内部の温度を安全な温度にすることができる。
If the
CPU111は、全てのバーナが燃焼状態から非燃焼状態に移行した場合において、ファン75,75が強駆動の駆動量での駆動を所定時間継続し(S53:YES)、且つ、Tが第二閾値以下の温度を示すとき(S55:YES)、ファン75,75の駆動量を強駆動から弱駆動に変更する(S56)。これにより、コンロ1は、強駆動でのファン75,75の駆動を継続する場合よりも、コンロ1の消費電力を抑えることかできる。
When all burners have transitioned from a combustion state to a non-combustion state, the
全てのバーナが燃焼状態から非燃焼状態に移行した場合において、筐体2の内部の温度が第二閾値よりも低下してファン75,75の駆動量が強駆動から弱駆動に変更されたとき、筐体2の内部の温度は、それまでのファン75,75の駆動によって低下しつつある。CPU111は、変更後経過時間であるM3を計測し、計測されたM3の値に応じて(S75:YES)、ファン75,75の駆動を停止する(S78)。したがって、コンロ1は、弱駆動の駆動量でのファン75,75の駆動を適時に終了し、コンロ1の消費電力を抑えることができる。
When all burners have transitioned from a combustion state to a non-combustion state, and the temperature inside the
THb58,59及び温度センサ入力回路126の故障等によって筐体2の内部の温度が正常に得られない場合、CPU111は、筐体2の内部の温度に基づくファン75,75の駆動制御を適切に行うことができない。CPU111は、筐体2の内部の温度がTHb58,59によって正常に検出されているかを判断する(S16)。そして、CPU111は、全てのバーナの燃焼を停止し(S26)、故障後経過時間であるM3の計測を開始する(S28)。CPU111は、M3の値が所定の時間に達するまで、強駆動でのファン75,75の駆動を継続し、その後、ファン75,75の駆動を停止する(S62、S63)。このように、コンロ1は、筐体2の内部の温度が正常に得られない場合にも筐体2の内部の温度を適切に低下させ、その後、適時にファン75,75の駆動を停止するので、コンロ1の安全性を保ちつつ、コンロ1の消費電力を抑えることができる。
If the temperature inside the
筐体2の内部において、CPU111が搭載される電装基板100の下方には、グリル庫10が配置される。CPU111は、グリルバーナが燃焼状態の場合(S18:YES)、ファン75,75を最大の駆動量である強駆動で駆動する(S22)。これにより、コンロ1は、グリルバーナの燃焼によって電装基板100が高温になることを回避できる。
Inside the
コンロ1の内部電源の容量には限りがある。CPU111は、非常時であり、内部電源である乾電池21から電源が供給されている場合(S12:YES)、グリルバーナの燃焼を禁止し(S13)、ファン75,75を駆動しない(S15)。このため、コンロ1は、非常時にはグリルバーナの燃焼に応じてファン75,75が駆動することによって、内部電源が消耗することを回避できる。
The capacity of the internal power supply of the
CPU111は、THb58が出力した温度信号に対応するTとTHb59が出力した温度信号に対応するTとが異なる値を示す場合、高い方の値を採用して、ファン75,75の駆動量を決定し、又はファン75,75の駆動を停止する。したがって、コンロ1は、筐体2の内部の温度を、より安全な温度にするため、適切にファン75,75を駆動させることができる。
When T corresponding to the temperature signal output by THb58 and T corresponding to the temperature signal output by THb59 indicate different values, CPU111 adopts the higher value to determine the drive amount of
本実施形態において、コンロ1が、本発明の「コンロ」に相当する。筐体2が、本発明の「筐体」に相当する。コンロバーナである左バーナ4と右バーナ5及びグリルバーナである上火バーナ25と下火バーナ26が、本発明の「バーナ」に相当する。CPU111が、本発明の「制御部」として機能する。THb58,59が、本発明の「センサ」に相当し、THb58が、本発明の「第一センサ」に相当し、THb59が、本発明の「第二センサ」に相当する。ファン75,75が、本発明の「ファン」に相当する。グリル庫10が、本発明の「グリル」に相当する。AC22が、本発明の「外部の電源」に相当する。電池ケース83に収容される乾電池21が、本発明の「内部電源」に相当する。
In this embodiment, the
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。例えば、第一閾値、第二閾値は、上記実施形態に限られず、他の温度を示す値であってもよい。S21における第一閾値及び第二閾値と、S41における第一閾値と第二閾値とが、異なる値であってもよい。 The present invention is not limited to the above embodiment, and various modifications are possible. For example, the first threshold and the second threshold are not limited to the above embodiment, and may be values indicating other temperatures. The first threshold and the second threshold in S21 and the first threshold and the second threshold in S41 may be different values.
ファン75,75の駆動量は、三段階以上に設けられてもよい。したがって、第一閾値、第二閾値に加えて、ファン75,75の駆動量を決定するための他の閾値が設けられてもよい。ファン75,75の駆動量が三段階以上に設けられる場合、グリルバーナの燃焼中には、ファン75,75が最大の駆動量で駆動することが好ましい。
The drive amount of the
筐体2の内部の温度を検出するための温度センサとして、THb58,59に加えて他の温度センサが設けられてもよい。この場合、複数の温度センサのそれぞれが出力する検出結果のうち最も高い温度を示すものに基づいてファン75,75の駆動が制御されることが好ましい。また、温度センサは、サーミスタに限られず、熱電対、IC温度センサ、感温リードスイッチ等、様々なセンサが温度センサとして採用されてもよい。
In addition to
S65、S83におけるM1の値に基づく判断基準の値(60分)は、コンロ1の安全性を高めるための観点等に応じて、種々に変更されてもよい。S53、S59、S73、S76におけるM2の値に基づく判断基準の値(10分、15分、60分)についても同様に、種々に変更されてもよい。S75におけるM3の値に基づく判断基準の値(10分)についても同様に、種々に変更されてもよい。S62におけるMEの値に基づく判断基準の値(60分)についても同様に、種々に変更されてもよい。
The value of the judgment criterion based on the value of M1 in S65 and S83 (60 minutes) may be changed in various ways depending on factors such as the need to enhance the safety of the
ファン75,75の駆動量の調節は、上記実施形態のように二つのファン75,75のそれぞれの駆動量を弱駆動、強駆動にするほか、一方のファン75を駆動させ、他方のファン75の駆動を停止させる等の他の手法によって行われてもよい。なお、コンロ1に設けられるファンの数は、一つであってもよいし、三つ以上であってもよい。
The adjustment of the drive amount of the
電装基板100は、複数の基板に分割して構成されていてもよい。したがって、例えば、図8において電装基板100が備える構成として示された回路等の一部が、電装基板100と電気的に接続する他の基板に搭載されていてもよい。
The
ファン駆動制御処理の各ステップは、制御回路110のCPU111によって実行される例に限定されず、一部又は全部が他の電子機器(例えば、ASIC)によって実行されてもよい。ファン駆動制御処理の各ステップは、複数の電子機器(例えば、複数のCPU)によって分散処理されてもよい。ファン駆動制御処理の各ステップは、必要に応じて順序の変更、ステップの省略及び追加が可能である。コンロ1上で稼動しているオペレーティングシステム(OS)等が、CPU111からの指示に基づきファン駆動制御処理の一部又は全部を行う態様も、本発明の範囲に含まれる。
The steps of the fan drive control process are not limited to being executed by the
1 コンロ
2 筐体
4 右バーナ
5 左バーナ
10 グリル庫
21 乾電池
22 AC
25 上火バーナ
26 下火バーナ
58,59 THb
75,75 ファン
111 CPU
112 ROM
113 RAM
1
25
75, 75
112 ROM
113 RAM
Claims (5)
複数のバーナと、
コンロの制御を行う制御部と、
前記筐体の内部の温度を検出し、前記制御部に検出結果を出力する少なくとも一つのセンサと、
前記制御部によって駆動が制御されるファンと
を備え、
前記制御部は、
全ての前記バーナが燃焼状態から非燃焼状態に移行した場合において、
前記センサによる前記検出結果が第一閾値以下の温度を示す場合、前記ファンを駆動せず、
前記センサによる前記検出結果が前記第一閾値よりも高く第二閾値以下の温度を示す場合、前記ファンを第一駆動量で駆動させ、
前記センサによる前記検出結果が前記第二閾値よりも高い温度を示す場合、前記ファンを前記第一駆動量よりも大きい第二駆動量で駆動させ、
全ての前記バーナが燃焼状態から非燃焼状態に移行した場合において、前記ファンが前記第二駆動量で駆動しているとき、
全ての前記バーナが燃焼状態から非燃焼状態に移行してから経過した時間が所定時間に達し、且つ、前記センサによる前記検出結果が前記第二閾値よりも低い温度を示す場合、前記ファンの駆動量を前記第二駆動量から前記第一駆動量に変更し、前記第一駆動量に変更してから経過した時間に応じて、前記ファンの駆動を停止する
ことを特徴とするコンロ。 Inside the housing,
A plurality of burners;
A control unit that controls the stove;
At least one sensor that detects a temperature inside the housing and outputs a detection result to the control unit;
a fan whose drive is controlled by the control unit,
The control unit is
When all the burners transition from a combustion state to a non-combustion state,
When the detection result by the sensor indicates a temperature equal to or lower than a first threshold value, the fan is not driven;
When the detection result by the sensor indicates a temperature higher than the first threshold value and equal to or lower than a second threshold value, driving the fan at a first driving amount;
When the detection result by the sensor indicates a temperature higher than the second threshold value, driving the fan at a second driving amount that is greater than the first driving amount;
When all of the burners have transitioned from a combustion state to a non-combustion state and the fan is driven at the second driving amount,
When the time that has elapsed since all of the burners transitioned from a combustion state to a non-combustion state reaches a predetermined time and the detection result by the sensor indicates a temperature that is lower than the second threshold value, the drive amount of the fan is changed from the second drive amount to the first drive amount, and the drive of the fan is stopped according to the time that has elapsed since the change to the first drive amount.
A stove characterized by the above.
前記センサによる前記検出結果が第一閾値以下の温度を示す場合、前記ファンを駆動せず、
前記センサによる前記検出結果が前記第一閾値よりも高く第二閾値以下の温度を示す場合、前記ファンを第一駆動量で駆動させ、
前記センサによる前記検出結果が前記第二閾値よりも高い温度を示す場合、前記ファンを前記第一駆動量よりも大きい第二駆動量で駆動させる
ことを特徴とする請求項1に記載のコンロ。 When any one of the plurality of burners is in a combustion state, the control unit
When the detection result by the sensor indicates a temperature equal to or lower than a first threshold value, the fan is not driven;
When the detection result by the sensor indicates a temperature higher than the first threshold value and equal to or lower than a second threshold value, driving the fan at a first driving amount;
The stove according to claim 1, characterized in that, when the detection result by the sensor indicates a temperature higher than the second threshold value, the fan is driven at a second driving amount that is greater than the first driving amount.
前記センサによる前記検出結果の出力が正常であるかを判定する判定処理を実行し、
前記判定処理によって前記検出結果の出力が正常でないと判定された場合、全ての前記バーナを燃焼状態から非燃焼状態に移行し、且つ、前記ファンを駆動させ、
前記検出結果の出力が正常でないと判定されてからの経過時間に応じて、前記ファンの駆動を停止する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のコンロ。 The control unit is
execute a determination process to determine whether the output of the detection result by the sensor is normal;
When it is determined that the output of the detection result is not normal by the determination process, all of the burners are shifted from a combustion state to a non-combustion state and the fan is driven;
The stove according to claim 1 or 2 , characterized in that the operation of the fan is stopped depending on the elapsed time after it is determined that the output of the detection result is abnormal.
バーナと、
コンロの制御を行う制御部と、
前記筐体の内部の温度を検出し、前記制御部に検出結果を出力する少なくとも一つのセンサと、
前記制御部によって駆動が制御されるファンと、
前記制御部の下方に設けられたグリルと
を備え、
前記バーナは、前記グリルのためのグリルバーナを含み、
前記制御部は、
前記センサによる前記検出結果に応じて、前記ファンの駆動量を複数段階に調節し、
前記グリルバーナが燃焼状態の場合、前記ファンの駆動量を前記複数段階のうち最大の駆動量に制御するものであって、
さらに前記制御部は、
外部の電源から得られる電力に基づいて作動し、前記外部の電源から電力が得られない場合には前記制御部に接続する内部電源から得られる電力に基づいて作動し、
前記外部の電源から得られる電力に基づいて、前記ファンを駆動し、
前記内部電源から得られる電力に基づいて作動する場合、前記グリルバーナの燃焼を禁止し、前記ファンを駆動しないことを特徴とするコンロ。 Inside the housing,
Burna and
A control unit that controls the stove;
At least one sensor that detects a temperature inside the housing and outputs a detection result to the control unit;
A fan whose drive is controlled by the control unit ;
A grill provided below the control unit;
Equipped with
the burner includes a grill burner for the grill;
The control unit is
adjusting a driving amount of the fan in a plurality of stages according to the detection result by the sensor;
When the grill burner is in a combustion state, the driving amount of the fan is controlled to a maximum driving amount among the plurality of steps,
Furthermore, the control unit
The device operates based on power obtained from an external power source, and when power cannot be obtained from the external power source, the device operates based on power obtained from an internal power source connected to the control unit;
driving the fan based on the power obtained from the external power supply;
A stove characterized in that, when operating based on power obtained from the internal power source, combustion of the grill burner is prohibited and the fan is not driven .
前記制御部は、前記第一センサの前記検出結果及び前記第二センサの前記検出結果のうち高い温度を示す方に基づいて、前記ファンの駆動量を制御することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のコンロ。 The sensor includes a first sensor and a second sensor,
A stove as described in any one of claims 1 to 4, characterized in that the control unit controls the amount of drive of the fan based on the detection result of the first sensor or the detection result of the second sensor, whichever indicates a higher temperature.
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