JP7674682B2 - シートへのセンサーの配置構造および乗物用シート - Google Patents
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Description
このようなセンサーは、例えば、乗員がシートに着座しているにもかかわらずシートベルトを装着していない場合に警告を発するシートベルトリマインダーの技術において、乗員がシートに着座していることを検知するために用いられる。
しかしながら、このようにセンサーをクッションパッドと表皮との間、すなわち表皮のすぐ下側に配置すると、シートに着座した乗員の臀部や大腿部にシートの表皮を介して何かが当たっているのが感じ取られてしまい着座フィーリングが悪くなる場合があり得る。
前記板状部材の上面にセンサー載置部としての凹部が設けられ、
前記凹部内に前記センサーが配置されており、
前記凹部には、一対の第1係合部が設けられており、
前記一対の第1係合部は、前記凹部の外縁部位から中央へ向かって延びかつ前記凹部の底面よりも上方に突出する爪部を有するように形成され、
前記一対の第1係合部は、前記センサーの側部に対向する位置に配置されている
ことを特徴とする。
前記センサーは、その上面が前記板状部材の上面と面一に位置するように配置されていることを特徴とすることを特徴とする。
前記センサーは、その上面が前記板状部材の上面より上方に位置するように配置されていることを特徴とする。
前記センサーは、取付ブラケットに固定された状態で前記凹部内に配置され、
前記取付ブラケットは、複数の係止孔で前記板状部材に係止されており、
前記取付ブラケットには、当該取付ブラケットを係止する複数の前記係止孔の間に、前記凹部の内側に向かって凹む切り欠きが設けられていることを特徴とする。
前記一対の第1係合部は、前記センサーに対し左右方向に位置規制することを特徴とする。
前記センサーは、取付ブラケットに固定された状態で前記凹部内に配置され、
前記取付ブラケットは、前記凹部に設けられた前記一対の第1係合部と係合した状態で前記凹部に取り付けられ、
前記凹部には、前記取付ブラケットと上下方向に重なる位置にリブが形成されていることを特徴とする。
前記板状部材には、前記凹部に連続して開口部が設けられており、
前記センサーと外部装置とを電気的に接続するハーネスが当該開口部に挿通されている段は、判断が早い方の判断手段の判断結果に基づいて、前記数値範囲又は閾値を補正することを特徴とする。
前記板状部材には、前記凹部に連続して開口部が設けられており、
前記開口部は、
前記クッションパッドに形成された通気路に空気を供給するためのダクトを通すことが可能な開口部であることを特徴とする。
前記クッションパッドの下方に設けられたセンサーと、
前記シートクッションに接続されたシートバックと、
前記シートバックに設けられているヘッドレストと、
前記クッションパッドの下側に設けられ前記シートクッションフレームによって間接的に支持された板状部材と、を備える乗物用シートであって、
前記シートクッションは、前記シートクッションフレーム及び前記クッションパッドを被覆する表皮を有し、
前記シートクッションの下側には、空気を送り込むためのブロワーが配置されており、
前記板状部材の上面に凹部が設けられ、
前記センサーは、請求項1から8のいずれか一項に記載のシートへのセンサーの配置構造によって前記板状部材の前記凹部に配置されていることを特徴とする。
また、単に板状部材の上面にセンサーを配置すると、センサーの分だけクッションパッドが盛り上がり、乗員に違和感を与えてしまい、着座フィーリングが悪くなる可能性があるが、請求項1に記載の発明では、センサーが板状部材の上面に設けられた凹部内に配置されているため、上記のような違和感を与えることなく着座フィーリングを向上させることが可能となる。
また、取付ブラケットは、複数の係止孔間に切り欠きを有しているため、センサーや取付ブラケットに荷重がかかる状態になり、取付ブラケットに変形を生じさせるような力が加わった場合でも、切り欠きがあることで取付ブラケットが変形し易くなる。
具体的には、図2に示すように、クッションパッド12に通気路30の一部をなす通気路用凹部30Aが設けられている。また、カバー部材12Aの、当該通気路用凹部30Aに対応する位置に、通気路30の残りの部分をなす凹部(図示省略)が設けられており、カバー部材12Aのクッションパッド12の所定の部分に嵌め込むことで通気路30が形成されるようになっている。
そして、ブロワー(図示省略)から送り込まれた空気が貫通孔30Bを通って通気路30内に送られ、通気路30内を流通した空気が通気路30の送風口30Cから乗員に向けて吹き出されるようになっている。
なお、本実施形態では、パンフレーム18がクッションパッド12の下側に設けられた板状部材として機能する場合について説明するが、板状部材がパンフレーム18以外の形態として構成される場合については、後述する変形例で説明する。
センサー1を凹部20に直接取り付けることも可能であるが、本実施形態では、センサー1は取付ブラケット2に固定され、センサー1が固定された取付ブラケット2が凹部20内に配置されるようになっている。
取付ブラケット2の平板状の本体部2aには、センサー1の係止部1aが係止される係止孔2bが設けられており、センサー1のネジ部1b(図4では図示省略。後述する図7参照)がそれぞれ挿入される孔2cが設けられている。そして、センサー1の係止部1aを取付ブラケット2の係止孔2bに差し込んで係止するとともに、その状態で取付ブラケット2の孔2cに挿入されているネジ部1bを取付ブラケット2の裏側(すなわち下側)からネジ止めすることで、センサー1を取付ブラケット2に容易に取り付けることができる。
取付ブラケット2にガイド部2dが形成されていないと、ハーネス1Aがセンサー1と接続されている部分で自重により下方に垂れ下がる状態になるが、その状態では車両が振動してシート10が振動するとハーネス1Aがセンサー1に対して相対的に大きく振動する状態になるため、ハーネス1Aが損傷したり断線したりしやすくなる。それに対し、上記のように取付ブラケット2のガイド部2dでハーネス1Aを下方に緩やかに傾斜した状態で支持することで、シート10が振動してもガイド部2dに支持されたハーネス1Aはセンサー1に対して相対的に振動しにくくなるため、ハーネス1Aが損傷したり断線したりしにくくなる。
このように取付ブラケット2の外周部分に切り欠き2eを設けることで、上記のようにセンサー1や取付ブラケット2に荷重がかかる状態になり、取付ブラケット2の本体部2aに変形を生じさせるような力が加わった場合でも、切り欠き2eが取付ブラケット2の本体部2aの変形を吸収する。そのため、取付ブラケット2に力が加わらなくなった際には取付ブラケット2の本体部2aに生じた変形が元に戻りやすくなり、取付ブラケット2に変形が残りにくくなる。
具体的には、図5に示すように、凹部20の上面には、係合部として、爪状に形成された爪部20aが突設されている。また、取付ブラケット2の本体部2aには、この爪部20aと係合する係合孔2fが設けられており、センサー1が取り付けられた取付ブラケット2を凹部20に取り付けられる際、図6に示すように、凹部20の爪部20aと取付ブラケット2の係合孔2fとが係合するようになっている。なお、図6では、爪部20aと係合孔2fとの係合が分かるようにするためにセンサー1やハーネス1Aの図示が省略されている。
また、凹部20の爪部20aと取付ブラケット2の係合孔2fとが係合した状態で取付ブラケット2が凹部20に取り付けられることで、爪部20aにより主に取付ブラケット2の前後方向の位置決めが的確に行われやすくなる。また、爪部20aは取付ブラケット2の左右方向の位置決めにも寄与し得る。また、凹部20への取付ブラケット2の取り付けの際に、爪部20aが取付ブラケット2の係合孔2fから上方に突き出していることを確認することで、取付ブラケット2の係合孔2fと爪部20aとが適切に係合していることや、取付ブラケット2が凹部20の適切な位置に配置されていることを確認しやすくなる。
このように、センサー1が取り付けられた取付ブラケット2をパンフレーム18の凹部20に取り付けた際に、凹部20の爪部20aと第2係合部20bとで取付ブラケット2の係合孔2fの周縁部分αを挟むようにすることで、取付ブラケット2の前後方向の位置決めがより的確に行われやすくなる。そして、取付ブラケット2が前後方向に位置ずれしにくくなる。
このようにリブ20cを設けると、リブ20c以外の部分では取付ブラケット2の本体部2aが凹部20から僅かに浮いた状態になるため、前述したように、乗員の荷重がセンサー1にかかった際に取付ブラケット2がその荷重の一部を吸収しやすくなる。また、リブ20cを設けない場合に比べてリブ20cを設けることで凹部20自体の剛性を向上させることができるため、シート1に乗員が着座した際に乗員の荷重がかかってパンフレーム18がしなるように変形する際などに凹部20が破壊されにくくなる。
また、凹部20には、逃げ部20dが開口として形成されており、取付ブラケット2を凹部20に取り付けた際に、図7に示すように、取付ブラケット2の下面から下向きに突出するセンサー1の係止部1aやネジ部1b等が逃げ部20d内に位置するように各逃げ部20dが形成されている。本実施形態では、このように構成することで、取付ブラケット2を凹部20に取り付けた際に、取付ブラケット2の下面から下向きに突出するセンサー1の係止部1aやネジ部1b等が凹部20と干渉することを避けるようになっている。
そして、取付ブラケット2が凹部20に取り付けられる際、これらの屈曲部2gが凹部20のリブ20c(図5参照)を左右から挟む状態になる。このように、屈曲部2gにより主に取付ブラケット2の左右方向の位置決めが的確に行われやすくなり、取付ブラケット2が左右方向に位置ずれしにくくなる。また、取付ブラケット2に屈曲部2gを設けて屈曲させることで、取付ブラケット2自体の剛性を向上させることができる。
そして、図9に示すように、取付ブラケット2をパンフレーム18の凹部20に取り付けると、取付ブラケット2のブラケット側係合部2hがパンフレーム18の下面側(図9中のβ参照。図中のRはパンフレーム18の下面に設けられたリブを示す。)に係合するようになっている。そして、このように構成することで、ブラケット側係合部2hにより主に取付ブラケット2の上下方向の位置決めが的確に行われやすくなり、取付ブラケット2が上下方向に位置ずれしにくくなる。
なお、ハーネス1Aを挿通するための開口部18Aをパンフレーム18に新たに形成することも可能である。また、以下では、図3や図5等に基づいて説明するが、図3等に示すように本発明は開口部18Aが2つ設けられている場合に限定されず、開口部18Aは1つでもよく、3個以上設けられていてもよい。
また、開口部18Aは、図3等に示すように凹部20の左右に設けられている必要はなく、凹部20の前後等に設けられていてもよい。さらに、開口部18Aは、切り欠き(すなわちパンフレーム18の端部から内側に切り欠いた形状)等であってもよく、図3等に示すような孔である場合に限定されない。また、開口部18Aは、以下で説明するダクト19用の開口部である必要はない。
そのため、この開口部18Aをセンサー1のハーネス1Aを挿通する開口部として利用することで、パンフレーム18に新たに開口部18Aを設けなくても、既に形成されているダクト用の開口部18Aを利用することができ、その開口部18Aにハーネス1Aを挿通することができる。
そして、本実施形態では、2つの開口部18Aの間の部分が凹部とされており、この部分に前述したパンフレーム18の凹部20が形成されている。
一般に、複数の開口部18Aが近接して設けられていると、それらの間の部分は剛性が弱くなり変形しやすくなるが、前述したように、本実施形態では、その部分に形成された凹部20にリブ20cを設ける等して凹部20自体の剛性が向上されているため、そのような変形が生じにくくなっている。
なお、ハーネス1Aを、ダクト19が挿通されている開口部18Aに挿通するように構成してもよい。
また、シート10に乗員が着座すると、クッションパッド12に上方から荷重がかかり、クッションパッド12が圧縮されて、クッションパッド12からセンサー1に加わる圧力が増大する。そのため、センサー1は、乗員がシート10に着座した場合にはそれを確実に検知することができる。
そのため、センサー1が配置される凹部20は、クッションパッド12に形成された通気路30等の中空部の直下の位置以外の位置に設けられていることが望ましい。このように構成すれば、シート10に乗員が着座した際にクッションパッド12にかかる荷重がストレートにセンサー1にかかるようになる。そのため、センサー1に加わる圧力が的確に増大して、センサー1で乗員がシート10に着座したことを検知しやすくなる。
従来のシートへのセンサーの配置構造では、前述したように、センサー1をクッションパッド12と表皮13との間(すなわち表皮のすぐ下側)に配置したため、シート10に着座した乗員の臀部や大腿部にシート10の表皮13を介して何かが当たっているのが感じ取られてしまい着座フィーリングが悪くなる場合があった。
なお、上記の実施形態では、板状部材として、クッションパッド12の下側に設けられたパンフレーム18を用いる場合について説明した。しかし、クッションパッド12(図12では図示省略)の下側のシートクッションフレーム17の構造が、例えば図12に示すようにパンフレーム18とワイヤー17C(Sバネ等ともいう。)とで構成されていたり、あるいはパンフレーム18がなくワイヤー17Cのみで構成されているような場合もある。
そして、このような場合には、ワイヤー17Cの部分に板状部材を設けるように構成することが可能である。
なお、図13では、取付ブラケット2を凹部26に取り付けるための係合部(図4や図5参照)等の記載が省略されているが、取付ブラケット2が凹部26に適切に取り付けられるように係合部等が凹部26側や取付ブラケット2側に適宜形成される。センサー1のハーネス1A等の記載も省略されているが、この場合も取付ブラケット2にガイド部2d(図4等参照)等を設けることが可能である。また、その他、上記の実施形態に係る凹部20や取付ブラケット2等の構成を、この変形例における凹部26や取付ブラケット2等に適宜適用することができる。
このように構成すれば、上記の実施形態で説明した作用効果のほかに、取付ブラケット2がワイヤー17Cの盛り上がり部分に切り欠き2eを有することで取付ブラケット2とワイヤー17Cの盛り上がり部分とが干渉することを抑制することが可能となり、取付ブラケット2や板状部材25等に損傷等が生じることを抑制することができる。
1A ハーネス
2 取付ブラケット
2d ガイド部
2e 切り欠き
2g 屈曲部
2h ブラケット側係合部
10 シート
12 クッションパッド
17C ワイヤー
18 パンフレーム(板状部材)
18A 開口部
19 ダクト
20 凹部
20a 爪部(係合部)
20b 第2の係合部(係合部)
20c リブ
25 板状部材
26 凹部
30 通気路(中空部)
β 板状部材の下面側
Claims (9)
- クッションパッドと、前記クッションパッドの下側に設けられた板状部材と、を備えるシートへのセンサーの配置構造であって、
前記板状部材の上面にセンサー載置部としての凹部が設けられ、
前記凹部内に前記センサーが配置されており、
前記凹部には、一対の第1係合部が設けられており、
前記一対の第1係合部は、前記凹部の外縁部位から中央へ向かって延びかつ前記凹部の底面よりも上方に突出する爪部を有するように形成され、
前記一対の第1係合部は、前記センサーの側部に対向する位置に配置されていることを特徴とするシートへのセンサーの配置構造。 - 前記センサーは、その上面が前記板状部材の上面と面一に位置するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載のシートへのセンサーの配置構造。
- 前記センサーは、その上面が前記板状部材の上面より上方に位置するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載のシートへのセンサーの配置構造。
- 前記センサーは、取付ブラケットに固定された状態で前記凹部内に配置され、
前記取付ブラケットは、複数の係止孔で前記板状部材に係止されており、
前記取付ブラケットには、当該取付ブラケットを係止する複数の前記係止孔の間に、前記凹部の内側に向かって凹む切り欠きが設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のシートへのセンサーの配置構造。 - 前記一対の第1係合部は、前記センサーに対し左右方向に位置規制することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のシートへのセンサーの配置構造。
- 前記センサーは、取付ブラケットに固定された状態で前記凹部内に配置され、
前記取付ブラケットは、前記凹部に設けられた前記一対の第1係合部と係合した状態で前記凹部に取り付けられ、
前記凹部には、前記取付ブラケットと上下方向に重なる位置にリブが形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のシートへのセンサーの配置構造。 - 前記板状部材には、前記凹部に連続して開口部が設けられており、
前記センサーと外部装置とを電気的に接続するハーネスが当該開口部に挿通されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のシートへのセンサーの配置構造。 - 前記板状部材には、前記凹部に連続して開口部が設けられており、
前記開口部は、
前記クッションパッドに形成された通気路に空気を供給するためのダクトを通すことが可能な開口部であることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のシートへのセンサーの配置構造。 - シートクッションフレームと、前記シートクッションフレーム上に配置されるクッションパッドと、を有するシートクッションと、
前記クッションパッドの下方に設けられたセンサーと、
前記シートクッションに接続されたシートバックと、
前記シートバックに設けられているヘッドレストと、
前記クッションパッドの下側に設けられ前記シートクッションフレームによって間接的に支持された板状部材と、を備える乗物用シートであって、
前記シートクッションは、前記シートクッションフレーム及び前記クッションパッドを被覆する表皮を有し、
前記シートクッションの下側には、空気を送り込むためのブロワーが配置されており、
前記板状部材の上面に凹部が設けられ、
前記センサーは、請求項1から8のいずれか一項に記載のシートへのセンサーの配置構造によって前記板状部材の前記凹部に配置されていることを特徴とする乗物用シート。
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