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JP7675038B2 - 計算装置、計算プログラム、記録媒体及び計算方法 - Google Patents
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JP7675038B2 - 計算装置、計算プログラム、記録媒体及び計算方法 - Google Patents

計算装置、計算プログラム、記録媒体及び計算方法 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、計算装置、計算プログラム、記録媒体及び計算方法に関する。
最適化問題などが計算装置で解かれる。
国際公開第2020/196862号
本発明の実施形態は、最適化問題を解くことができる計算装置、計算プログラム、記録媒体及び計算方法を提供する。
本発明の実施形態によれば、計算装置は、処理手順を実施可能な処理装置を含む。前記前記処理手順は、第1ベクトルの第1更新、第2ベクトルの第2更新、及び、第3ベクトルの第3更新を含む。前記第1更新は、前記第2ベクトル、及び、前記第3ベクトルを用いて、前記第1ベクトルを更新することを含む。前記第2更新は、前記第1ベクトルを用いて、前記第2ベクトルを更新することを含む。前記処理装置は、前記処理手順を繰り返した後に得られる前記第1ベクトル、及び、前記処理手順を前記繰り返した後に得られる前記第1ベクトルの関数の少なくともいずれかの出力を出力可能である。前記出力は、i番目の値と、j番目の値と、含む。前記iは、1以上n以下の整数である。前記nは、2以上の整数である。前記jは、1以上前記n以下の整数である。前記jは、前記iとは異なる。前記i番目の前記値は、2値である。前記j番目の前記値は、非2値である。前記第1ベクトルの変数は、前記i番目の第1変数xと、前記j番目の第1変数xと、含む。前記第2ベクトルの変数は、前記i番目の第2変数yと、前記j番目の第2変数yと、含む。前記第2更新は、前記i番目の第1変数xから計算される第1関数及びi番目の第1変数xから計算される第2関数を更新前の前記i番目の第2変数yに加えて、前記i番目の第2変数yを更新することを含む。前記第2更新は、前記j番目の第1変数xから計算される前記第1関数を更新前の前記j番目の第2変数y に加えて、前記j番目の第2変数y を更新することを含む。
図1は、実施形態に係る計算装置を例示する模式図である。 図2は、実施形態に係る計算装置の一部を例示する模式図である。 図3は、実施形態に係る計算装置を例示する模式図である。 図4は、実施形態に係る計算装置を例示する模式図である。 図5は、実施形態に係る計算装置を例示する模式図である。 図6は、実施形態に係る計算装置を例示する模式図である。 図7は、実施形態に係る計算装置を例示する模式図である。 図8(a)~図8(d)は、実施形態に係る計算装置の動作を例示するグラフである。 図9(a)~図9(d)は、実施形態に係る計算装置の動作を例示するグラフである。 図10(a)~図10(e)は、実施形態に係る計算装置の動作を例示するグラフである。 図11(a)~図11(d)は、実施形態に係る計算装置の動作を例示するグラフである。 図12(a)~図12(d)は、実施形態に係る計算装置の動作を例示するグラフである。 図13(a)~図13(e)は、実施形態に係る計算装置の動作を例示するグラフである。 図14(a)~図14(d)は、実施形態に係る計算装置の動作を例示するグラフである。 図15(a)~図15(d)は、実施形態に係る計算装置の動作を例示するグラフである。 図16(a)~図16(e)は、実施形態に係る計算装置の動作を例示するグラフである。 図17は、実施形態に係る計算装置の動作を例示する模式図である。
以下に、本発明の各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(第1実施形態)
図1は、実施形態に係る計算装置を例示する模式図である。
図1に示すように、実施形態に係る計算装置110は、処理装置70を含む。処理装置70は、処理手順を繰り返して実施可能である。
処理手順は、第1ベクトルの第1更新、第2ベクトルの第2更新、及び、第3ベクトルの第3更新を含む。第1ベクトルは、第1変数群{x}に対応する。第2ベクトルは、第2変数群{y}に対応する。第3ベクトルは、第3変数群{u}に対応する。
第1更新は、第2ベクトル、及び、第3ベクトルを用いて、第1ベクトルを更新することを含む。第2更新は、第1ベクトルを用いて、第2ベクトルを更新することを含む。例えば、第2更新は、第3ベクトルを用いなくて実施されて良い。
処理装置70は、処理手順を繰り返した後に得られる第1ベクトル、及び、処理手順を繰り返した後に得られる第1ベクトルの関数の少なくともいずれかの出力(出力データ77O)を出力可能である。第1ベクトルの関数は、例えば、第1ベクトルの要素を整数化する。1つの例において、第1ベクトルの要素が1/2以上である場合に、第1ベクトルの関数の出力は1であり、第1ベクトルの要素が1/2未満である場合に、第1ベクトルの関数の出力は0である。実施形態において、第1ベクトルの関数は種々の変形が可能である。
図1に示すように、計算装置110は、取得部78を含んで良い。取得部78は、計算に適用される条件(入力情報77I)などを取得可能である。出力データ77Oは、取得部78を介して外部に出力されても良い。この場合、取得部78は、入出力用のインタフェースでも良い。
図1に示す例では、第3更新は、第1ベクトル、及び、第2ベクトルを用いて、第3ベクトルを更新することを含む。
実施形態に係る計算装置110は、例えば、最適化問題を解くことができる。最適化問題は、例えば、イジング問題を含んで良い。例えば、最適化問題において、目的関数f(x)と、複数の不等式制約(または複数の等式制約)と、が設定される。この制約が与えられたときに、目的関数f(x)の値が小さくなるような第1ベクトルが求められる。
処理装置70から出力される出力は、複数の値を含む。複数の値は、1番目の値~n番目の値を含む。「n」は、2以上の整数である。出力は、i番目の値と、j番目の値と、含む。「i」は、1以上n以下の整数である。「j」は、1以上n以下の整数である。「j」は、「i」とは異なる。1つの例において、i番目の値は、2値であり、j番目の値は、非2値である。非2値は、例えば、連続値である。非2値は、例えば、3値以上の多値である。このように、複数の値の一部は2値として出力される。複数の値の別の一部は、非2値として出力される。
第1ベクトル及び第2ベクトルは、n次元である。第1ベクトルは、変数群x~xを含む。第2ベクトルは、変数群y~yを含む。第1ベクトルの変数は、i番目の第1変数xと、j番目の第1変数xと、を含む。第2ベクトルの変数は、i番目の第2変数yと、j番目の第2変数yと、含む。
実施形態において、2値出力に対応する第2ベクトルの更新は、非2値出力に対応する第2ベクトルの更新と異なる。
例えば、2値出力に関する更新として、以下が実施される。第2更新は、i番目の第1変数xから計算される第1関数及びi番目の第1変数xから計算される第2関数を更新前のi番目の第2変数yに加えて、i番目の第2変数yを更新することを含む。
例えば、非2値出力に関する更新として、以下が実施される。第2更新は、j番目の第1変数xから計算される第1関数を更新前のj番目の第2変数y に加えて、j番目の第2変数y を更新することを含む。
このように、実施形態においては、2値の値と、非2値の値と、を含む最適化問題を適切に解くことができる。
第3ベクトルは、m次元である。「m」は1以上の整数である。第3ベクトルの変数は、q番目の第3変数uを含む。第3ベクトルの変数は、変数群u~uを含む。「m」は、第1ベクトルに関して設定される複数の不等式制約の数である。
実施形態においては、複数の不等式制約(または複数の等式制約)が設けられた場合において、最適化問題を解くことができる。例えば、最適化問題が高速に解かれる。
図1に示すように、この例では、処理装置70は、処理部70P及記憶部70Mを含む。処理部70Pは、第1更新、第2更新及び第3更新を実施可能である。記憶部70Mは、第1ベクトル、第2ベクトル及び第3ベクトルを記憶可能である。
この例では、処理部70Pは、第1処理部分10P、第2処理部分20P、第3処理部分30Pを含む。第1処理部分10Pは、第1更新を実施可能である。第2処理部分20Pは、第2更新を実施可能である。第3処理部分30Pは、第3更新を実施可能である。
この例では記憶部70Mは、第1記憶部分10M、第2記憶部分20M及び第3記憶部分30Mを含む。第1記憶部分10Mは、第1ベクトルを記憶可能である。第2記憶部分20Mは、第2ベクトルを記憶可能である。第3記憶部分30Mは、第3ベクトルを記憶可能である。
「k」を処理手順の繰り返しの回数とする。この例では、処理装置70は、第2制御部75を含む。第2制御部75から「k」が第2処理部分20Pに供給されて良い。第2制御部75から「k」が第3処理部分30Pに供給されて良い。
図1に示す例では、第1記憶部分10Mに記憶された更新前の第1ベクトルx(k)は、第1処理部分10P及び第3処理部分30Pに供給される。第2記憶部分20Mに記憶された更新前の第2ベクトルy(k)は、第2処理部分20P及び第1処理部分10Pに供給される。第3記憶部分30Mに記憶された更新前の第3ベクトルu(k)は、第3処理部分30P及び第1処理部分10Pに供給される。
第1処理部分10Pから出力される更新後の第1ベクトルx(k+1)は、第1記憶部分10M、第2処理部分20P及び第3処理部分30Pに供給される。第2処理部分20Pから出力される更新後の第2ベクトルy(k+1)は、第2記憶部分20Mに供給される。第3処理部分30Pから出力される更新後の第3ベクトルu(k+1)は、第3記憶部分30Mに入力される。
このような更新を含む処理手順を繰り返して実施することで、制約がある場合において、解が得られる。例えば、解が高速に得られる。
図1に示す例では、処理装置は、第1~第6信号経路76a~76fを含んでも良い。これらの信号経路により、処理部70Pと記憶部70Mとの間で信号(例えば情報)が送受信される。第1処理部分10Pは、第1処理入力部10Piと第1処理出力部10Poとを含む。第2処理部分20Pは、第2処理入力部20Piと第2処理出力部20Poとを含む。第3処理部分30Pは、第3処理入力部30Piと第3処理出力部30Poとを含む。
第1記憶部分10Mは、第1記憶入力部10Miと第1記憶出力部10Moとを含む。第2記憶部分20Mは、第2記憶入力部20Miと第2記憶出力部20Moとを含む。第3記憶部分30Mは、第3記憶入力部30Miと第3記憶出力部30Moとを含む。
第1~第6信号経路76a~76fにより、図1に示すように、処理入力部、処理出力、記憶入力部及び記憶出力部が、接続される。
例えば、これらの信号経路により、第1ベクトルの更新、第2ベクトルの更新及び第3ベクトルの更新が実施される。第6信号経路76fによる接続により、第1ベクトルの更新に第3ベクトルが用いられる。
まず、2値出力に対応する「i番目」の値に関する処理の例について説明する。
第1処理部分10Pにおいて、例えば、以下の第1式の計算が行われる。
Figure 0007675038000001
第2処理部分20Pにおいて、例えば、以下の第2式の計算が行われる。
Figure 0007675038000002
第3処理部分30Pにおいて、例えば、以下の第3式の計算が行われる。
Figure 0007675038000003
上記の第1式において、「P」は、後述する関数である。「P」は、例えば、第1近接作用計算に関する関数に対応する。「A」は、「行列A」の転置行列である。
上記の第2式において、「μ」は、調整用の係数に対応する。第2式の右辺の第2項は、第1関数である。第1関数は、f(x(k+1))の勾配に対応する。「β」は、係数である。第2式の第3項の関数d(x(k+1),k)は、以下の第4式で表される。第4式において、p(k)は、係数である。
Figure 0007675038000004
上記の第3式において、「Pg」は、後述する関数である。「Pg」は、例えば、第2近接作用計算に関する関数に対応する。「σ」は、係数である。
このように、例えば、2値出力に関する更新においては、i番目の第1変数xから計算される第1関数及びi番目の第1変数xから計算される第2関数を更新前のi番目の第2変数yに加えて、i番目の第2変数yが更新される。
一方、非2値出力に対応する「j番目」の値に関する処理においては、上記の第2式において、第3項の関数d(x(k+1),k)が削除される。すなわち、非2値出力に関する第2更新において、j番目の第1変数xから計算される第1関数を更新前のj番目の第2変数y に加えて、j番目の第2変数y が更新される。
1つの例において、2値出力に関する処理と、非2値出力に関する処理と、の差に関する制御は、関数d(x(k+1),k)を0とするかどうかの制御と等価でも良い。1つの例において、処理装置70は、第1制御部74を含んでも良い(図1参照)。第1制御部74は、計算条件に関する情報Id1に基づいて、i番目の出力の値を2値と設定し、j番目の出力の値を非2値と設定可能である。この場合、第1制御部74は、関数d(x(k+1),k)を0として、第2更新に関する上記の差を制御しても良い。
実施形態において、目的関数f(x)と、複数の不等式制約が与えられたときに、複数の不等式の全てを満たす条件において、目的関数f(x)の値が小さくなるような第1ベクトルが求められる。既に説明したように、第1ベクトルは、n次元である。この処理は、第5式で表される。
Figure 0007675038000005
第5式において、「a」は「ベクトルa」の要素である。「b」は「ベクトルb」の要素である。「Aq,i」は、「行列A」の要素である。
第5式における不等式は、第6式に対応する。
Figure 0007675038000006
実施形態に係る計算装置(例えば計算装置110)は、上記の第5式(または第6式)で表される最適化問題に対して、良いと思われる解を導出可能である。実施形態に係る計算装置において、目的関数f(x)の値が小さくなるような第1ベクトルが求められる。第1ベクトルは、例えば、「0」または「1」である。第1ベクトルは、例えば、「-1」または「1」でも良い。「Aq,i」は、不等式制約の係数である。行列「A」は、不等式制約の係数行列である。
制約が等式として与えられる場合がある。この場合、「a=b」という特別な場合に相当すると見なすことができる。等式の制約は、不等式制約の一種として扱うことができる。
以下の説明において、計算装置110における計算の過程において、例えば、第1ベクトルの要素x(i=1~n)は、0以上1以下の範囲の連続値として扱われる。「連続値」は、数値データとして、例えば、浮動小数点数または固定小数点数として扱われる。
例えば、2値出力に対応するi番目の値に対応するi番目の要素xは、0≦x≦1の範囲の連続値として扱われる。この制約条件(0≦xi≦1)に関連して、関数「P(x)」が用いられる。「x」は、n次元のベクトルである。関数「P(x)」の値は、n次元のベクトルである。関数「P(x)」は、要素xの値を0≦x≦1の範囲に制約する。関数「P(x)」のi番目の要素は、以下の第7式で表される。
Figure 0007675038000007
関数「P(x)」は、関数「h(x)」の近接作用素に対応する。関数「h(x)」は、凸関数である。例えば、関数「h(x)」において、「x」に0以上1以下でない要素が含まれる場合に関数「h(x)」は0である。「x」のすべての要素が0以上1以下でない場合に、関数「h(x)」は無限大である。
実施形態において、不等式制約である第6式に関して、関数「Pg(w)」が用いられる。ベクトルwはm次元である。関数「Pg(w)」は、m次元のベクトル値となる。関数「Pg(w)」のq番目の要素は、第8式で表される。
Figure 0007675038000008
第8式において、「σ」は、実施形態に係る計算装置の動作を調整するパラメータである。「σ」は、正の定数である。「σ」の値は、いくらかの自由度を有して良い。「σ」は、例えば、不等式制約の係数行列「A」の最大特異値の2乗の逆数の値で良い。「σ」は、例えば、2乗の逆数のその値よりも少し小さい値でも良い。
関数「Pg(w)」は、例えば、関数「g(w)」の凸共役をσ倍した関数の近接作用素に対応する。関数「g(w)」は、凸関数である。m次元のベクトルwが「a≦w≦b」を満たす場合に、関数「g(w)」は0である。m次元のベクトルwが「a≦w≦b」を満たさない場合に、関数「g(w)」は無限大である。
「p(k)」は、0から次第に増加する関数である。例えば、「p(k)」は、0から2まで増加させて良い。「p(k)」により、計算装置による繰り返し計算の過程で、分岐現象が発生する。「d(x,k)」は、「x」の値を0または1のいずれかにする役割を持つ。
第3ベクトルの更新は、例えば、以下の第9式により行われる。
Figure 0007675038000009
第9式において、「V」はベクトルである。第9式の右辺の関数「G」は、第3式においては、「Pg」である。
実施形態において、非2値(例えば連続値)の場合は、上記の第1~第9式に関する説明の「i」が「j」に置き換えられる。非2値(例えば連続値)の場合における、j番目の「x」の値の範囲は0以上1以下でなくて良い。例えば、入力情報77I(図1参照)は、最適化モデルにおける連続変数の値の範囲を指定する情報(データ)を含んで良い。取得部78から、情報Id2が、第1処理部分10Pに供給されて良い。例えば、関数「P(x)」は、その範囲の指定に関する情報Id2に応じて、j番目「x」の値を制限しても良い。
以下、第3ベクトルの更新に適用できる構成の例について説明する。
図2は、実施形態に係る計算装置の一部を例示する模式図である。
図2に示すように、第3処理部分30Pは、例えば、乗算回路30L、加算回路30A、及び、第3ベクトル関数回路30Gを含む。乗算回路30Lは、行列「A」と、ベクトル「V」と、の積を導出する。乗算回路30Lの結果(出力)が、加算回路30Aに供給される。加算回路30Aは、乗算回路30Lの結果(出力)と、第3記憶部分30Mに記憶されている更新前の第3ベクトルu(k)と、和を導出する。加算回路30Aの結果(出力)が、第3ベクトル関数回路30Gに供給される。このような構成により、更新後の第3ベクトルu(k+1)が得られる。更新後の第3ベクトルu(k+1)は、第3記憶部分30Mに供給される。
第3ベクトルにより、例えば、複数の不等式制約における影響力の調整が行われる。例えば、第1ベクトルが、複数の不等式の1つを満たさない場合、その1つの不等式に対応する第3ベクトルu(k+1)の要素が変更される。第3ベクトルの変更が繰り返して実施され、第3ベクトルの変化が蓄積される。これにより、複数の不等式のそれぞれの影響力が調整される。その結果、第1ベクトルを許容解の領域に適切に戻すことができる。
図2に例示する回路ブロックにおいて、第1ベクトルが不等式制約を満足するかどうかが判定される。第1ベクトルが不等式制約満足しない場合に、第3ベクトルを用いた修正が行われる。判定のために、回路ブロックの入力であるベクトル「V」として、第1ベクトルを主な成分とする値が用いられて良い。最適化計算の収束の速さ、または、最適化計算の結果の誤差には、ベクトル「V」の値が影響する。
実施形態においては、不等式制約が存在するときに最適化問題を適切に解くことができる。実施形態においては、例えば、非凸の目的関数も扱える。
実施形態においては、ヘッセ行列、または、ヘッセ行列の逆行列の計算を行わなくて良い。例えば、ニュートン法などと比べて、記憶部70Mの容量は小さくて良い。例えば、大規模な最適化に対応可能である。
実施形態においては、例えば、n次元またはm次元のベクトルの要素ごとに、並列に計算可能である。
実施形態において、第1関数の計算において、例えば、パイプライン化による計算が実施可能である。例えば、行列及びベクトルの積の計算において、例えば、パイプライン化による計算が実行可能である。例えば、高い効率での計算が可能である。並列計算と、パイプライン化の計算と、により、高速化が可能である。実施形態によれば、計算速度を向上できる計算装置を提供できる。
実施形態において、記憶部70Mに3種類のベクトル値のデータが記憶される。過去1回分のデータが記憶されていれば良い。記憶部70Mとして、フリップフロップ回路が適用可能である。
実施形態において、処理部分における計算結果が他の回路に供給された後に、処理部分にはその計算結果が保持されていなくて良い。例えば、処理部分は、ゲート回路で構成できる。
実施形態に係る計算装置は、例えば、デジタル回路により構成できる。実施形態において、デジタル回路の設計が容易である。デジタル回路は、例えば、FPGA(Field Programmable Gate Array )またはASIC( application specific integrated circuit)などを含んで良い。実施形態に係る計算装置は、例えば、GPU(Graphics Processing Unit)により構成されても良い。例えば、並列度の高いソフトウェアとして構成されて良い。実施形態に係る計算装置は、汎用プロセッサのソフトウェアとして機能しても良い。実施形態に係る計算装置の動作は、例えば、クラウドで実行されても良い。
図3は、実施形態に係る計算装置を例示する模式図である。
図3に示すように、実施形態に係る計算装置111は、処理装置70を含む。計算装置111において、処理部分及び記憶部分の構成及び動作の一部が、計算装置110におけるそれらと異なる。
計算装置111において、第1記憶部分10Mに記憶された更新前の第1ベクトルx(k)は、第1処理部分10Pに供給される。第2記憶部分20Mに記憶された更新前の第2ベクトルy(k)は、第2処理部分20P及び第1処理部分10Pに供給される。第3記憶部分30Mに記憶された更新前の第3ベクトルu(k)は、第3処理部分30P及び第1処理部分10Pに供給される。
計算装置111において、第1処理部分10Pから出力される更新後の第1ベクトルx(k+1)は、第1記憶部分10M、第2処理部分20P及び第3処理部分30Pに供給される。第2処理部分20Pから出力される更新後の第2ベクトルy(k+1)は、第2記憶部分20Mに供給される。第3処理部分30Pから出力される更新後の第3ベクトルu(k+1)は、第3記憶部分30Mに入力される。計算装置111においては、第3更新は、第1ベクトルを用いて、第3ベクトルを更新することを含む。計算装置111におけるその他の構成は、計算装置110の構成と同様で良い。
図3に示すように、この例では、計算装置111は、第1~第6信号経路76a~76fを含む。第1~第6信号経路76a~76fにより、処理入力部、処理出力、記憶入力部及び記憶出力部が、接続されて良い。
計算装置111において、第1処理部分10Pにおいて、例えば、以下の第10式の計算が行われる。
Figure 0007675038000010
第2処理部分20Pにおいて、例えば、以下の第11式の計算が行われる。
Figure 0007675038000011
第3処理部分30Pにおいて、例えば、以下の第12式の計算が行われる。
Figure 0007675038000012
計算装置111においても、不等式制約が存在するときに最適化問題を適切に解くことができる。例えば、非凸の目的関数も扱える。例えば、大規模な最適化に対応可能である。並列計算が可能である。計算速度を向上できる計算装置を提供できる。
図4は、実施形態に係る計算装置を例示する模式図である。
図4に示すように、実施形態に係る計算装置112は、処理装置70を含む。計算装置112において、処理部分及び記憶部分の構成及び動作の一部が、計算装置110または計算装置111におけるそれらと異なる。
計算装置112において、第1記憶部分10Mに記憶された更新前の第1ベクトルx(k)は、第1処理部分10P及び第2処理部分20Pに供給される。第2記憶部分20Mに記憶された更新前の第2ベクトルy(k)は、第2処理部分20Pに供給される。第3記憶部分30Mに記憶された更新前の第3ベクトルu(k)は、第3処理部分30P及び第1処理部分10Pに供給される。
計算装置112において、第1処理部分10Pから出力される更新後の第1ベクトルx(k+1)は、第1記憶部分10M及び第3処理部分30Pに供給される。第2処理部分20Pから出力される更新後の第2ベクトルy(k+1)は、第2記憶部分20M及び第1処理部分10Pに供給される。第3処理部分30Pから出力される更新後の第3ベクトルu(k+1)は、第3記憶部分30Mに入力される。
計算装置112において、第3更新は、第1ベクトルを用いて、第3ベクトルを更新することを含む。計算装置112におけるその他の構成は、計算装置110または計算装置111の構成と同様で良い。
図4に示すように、計算装置112は、第1~第6信号経路76a~76fを含んで良い。第1~第6信号経路76a~76fにより、処理入力部、処理出力、記憶入力部及び記憶出力部が、接続されて良い。
計算装置112において、第1処理部分10Pにおいて、例えば、以下の第13式の計算が行われる。
Figure 0007675038000013
第2処理部分20Pにおいて、例えば、以下の第14式の計算が行われる。
Figure 0007675038000014
第3処理部分30Pにおいて、例えば、以下の第15式の計算が行われる。
Figure 0007675038000015
計算装置112においても、不等式制約が存在するときに最適化問題を適切に解くことができる。例えば、非凸の目的関数も扱える。例えば、大規模な最適化に対応可能である。並列計算が可能である。計算速度を向上できる計算装置を提供できる。
以下、並列計算の際の構成の例について説明する。
図5は、実施形態に係る計算装置を例示する模式図である。
図5に示す実施形態に係る計算装置120において、計算装置110における計算が並列に行われる。計算装置120において、第1処理部分10Pは、複数の第1処理部分18を含む。複数の第1処理部分18は、例えば、処理部分11及び処理部分12などを含む。複数の第1処理部分18の1つは、第1の更新の一部を実施する。複数の第1処理部分18の別の1つは、第1更新の別の一部を実施する。第1更新の上記の別の一部の少なくとも一部は、第1更新の上記の一部と同時に実施されることが可能である。並列計算により高速化が可能である。
図5に示すように、第1記憶部分10Mは、複数の第1記憶部分18Mを含んで良い。複数の第1記憶部分18Mは、例えば、記憶部分11M及び記憶部分12Mなどを含む。複数の第1記憶部分18Mの1つは、第1更新の上記の一部の後の第1ベクトルの一部を記憶する。複数の第1記憶部分18Mの別の1つは、第1更新の上記の別の一部の後の第1ベクトルの別の一部を記憶する、例えば、複数の第1記憶部分18Mの1つは、複数の第1処理部分18の1つと組み合わされる。例えば、複数の第1記憶部分18Mの別の1つは、複数の第1処理部分18の別の1つと組み合わされる。
図5に示すように、第2処理部分20Pは、複数の第2処理部分28を含んでも良い。複数の第2処理部分28は、例えば、処理部分21及び処理部分22などを含む。複数の第2処理部分28の1つは、第2更新の一部を実施する。複数の第2処理部分28の別の1つは、第2更新の別の一部を実施する。第2更新の上記の別の一部の少なくとも一部は、第2更新の上記の一部と同時に実施されることが可能である。並列計算により高速化が可能である。
図5に示すように、第2記憶部分20Mは、複数の第2記憶部分28Mを含んで良い。複数の第2記憶部分28Mは、例えば、記憶部分21M及び記憶部分22Mなどを含む。複数の第2記憶部分28Mの1つは、第2更新の上記の一部の後の第2ベクトルの一部を記憶する。複数の第2記憶部分28Mの別の1つは、第2更新の上記の別の一部の後の第2ベクトルの別の一部を記憶する。例えば、複数の第2記憶部分28Mの1つは、複数の第2処理部分28の1つと組み合わされる。例えば、複数の第2記憶部分28Mの別の1つは、複数の第2処理部分28の別の1つと組み合わされる。
図5に示すように、第3処理部分30Pは、複数の第3処理部分38を含んでも良い。複数の第3処理部分38は、例えば、処理部分31及び処理部分32などを含む。複数の第3処理部分38の1つは、第3更新の一部を実施する。複数の第3処理部分38の別の1つは、第3更新の別の一部を実施する。第3更新の上記の別の一部の少なくとも一部は、第3更新の上記の一部と同時に実施されることが可能である。並列計算により高速化が可能である。
図5に示すように、第3記憶部分30Mは、複数の第3記憶部分38Mを含んで良い。複数の第3記憶部分38Mは、例えば、記憶部分31M及び記憶部分32Mなどを含む。複数の第3記憶部分38Mの1つは、第3更新の上記の一部の後の第3ベクトルの一部を記憶する。複数の第3記憶部分38Mの別の1つは、第3更新の上記の別の一部の後の第3ベクトルの別の一部を記憶する。例えば、複数の第3記憶部分38Mの1つは、複数の第3処理部分38の1つと組み合わされる。例えば、複数の第3記憶部分38Mの別の1つは、複数の第3処理部分38の別の1つと組み合わされる。
図6は、実施形態に係る計算装置を例示する模式図である。
図6に示す実施形態に係る計算装置121において、計算装置111における計算が並列に行われる。計算装置121における複数の処理部分及び複数の記憶部分の構成は、計算装置120における構成と同様で良い。
図7は、実施形態に係る計算装置を例示する模式図である。
図7に示す実施形態に係る計算装置122において、計算装置112における計算が並列に行われる。計算装置122における複数の処理部分及び複数の記憶部分の構成は、計算装置120における構成と同様で良い。
このように、実施形態に係る計算装置において、並列計算が実施されて良い。処理部70P、複数の処理部分を含んで良い。複数の処理部分は、例えば、複数の第1処理部分18、複数の第2処理部分28及び複数の第3処理部分38の少なくともいずれかなどに対応する。
例えば、複数の処理部分の1つは、第1更新の一部を実施可能であり、複数の処理部分の別の1つは、第1更新の別の一部を実施可能である。例えば、複数の処理部分の1つは、第2更新の一部を実施可能であり、複数の処理部分の別の1つは、第2更新の別の一部を実施可能である。例えば、複数の処理分の1つは、第3更新の一部を実施可能であり、複数の処理分の別の1つは、第3更新の別の一部を実施可能である。
記憶部70Mは、複数の記憶部分を含んでも良い。複数の記憶部分は、例えば、複数の第1記憶部分18M、複数の第2記憶部分28M及び複数の第3記憶部分38Mの少なくともいずれかに対応する。例えば、複数の記憶部分の一部は、第1ベクトルの一部を記憶可能であり、複数の記憶部分の別の一部は、第1ベクトルの別の一部を記憶可能である。例えば、複数の記憶部分の別の一部は、第2ベクトルの一部を記憶可能であり、複数の記憶部分の別の一部は、第2ベクトルの別の一部を記憶可能である。例えば、複数の記憶部分の別の一部は、第3ベクトルの一部を記憶可能であり、複数の記憶部分の別の一部は、第3ベクトルの別の一部を記憶可能である。
実施形態に係る計算装置には、種々の計算条件が入力される。例えば、取得部78により計算条件が取得され、計算条件が処理装置70に供給される。計算条件は、例えば、目的関数の勾配の計算方法(計算式など)を含む。計算条件は、例えば、第1ベクトルの初期値及び第2ベクトルの初期値を含む。計算条件は、例えば、繰り返しの回数「T」を含む。計算条件は、例えば、調整用の係数「μ」を含む。計算条件は、例えば、不等式制約(または等式制約)を含む。計算条件は、例えば、行列「A」、ベクトル「a」及びベクトル「b」を含む。
以下、計算例について説明する。
計算例においては、2つの機械を用いた生産計画の最適化問題が解かれる。2つの機械により、同じ製品が製造される。
計算例において、変数「x」は、1番目の機械を稼働させるか否かに対応する。1番目の機械を稼働させる場合、変数「x」は1である。1番目の機械を稼働させない場合、変数「x」は、0である。
計算例において、変数「x」は、2番目の機械を稼働させるか否かに対応する。2番目の機械を稼働させる場合、「変数x」は1である。2番目の機械を稼働させない場合、変数「x」は、0である。変数「x」及び変数「x」は、2値である。
1番目の機械による製造量を変数「x」とする。2番目の機械による製造量を変数「x」とする。変数「x」及び変数「x」は、非2値である。これらの変数は、連続変数である。
この計算例において、生産コストは、以下の第16式で表されると仮定する。
Figure 0007675038000016
例えば、1番目の機械を稼働させる場合、「1」の固定費が発生する。1番目の機械を稼働させない場合、固定費は「0」とされる。2番目の機械を稼働させる場合、「2」の固定費が発生する。2番目の機械を稼働させない場合、固定費は「0」とされる。
例えば、1番目の機械を稼働させる場合、製造量の2乗に比例するランニングコストが発生する。1番目の機械において、ランニングコストに関する係数は、「2」である。
例えば、2番目の機械を稼働させる場合、製造量の2乗に比例するランニングコストが発生する。2番目の機械において、ランニングコストに関する係数は、「1」である。
製品の製造量は、1番目の機械による製造量と、2番目の機械による製造量と、の和である。目的とする製造量(両者の和)は、「1.2」とする。
この際、以下の制約が設けられる。すなわち、1番目の機械を稼働させる場合、1番目の機械の製造量は、0.5以上1.0以下とされる。1番目の機械を稼働させない場合、1番目の機械の製造量は0である。2番目の機械を稼働させる場合、2番目の機械の製造量は、0.5以上1.0以下とされる。2番目の機械を稼働させない場合、2番目の機械の製造量は0である。
上記の条件は、以下の第17式で表される。
Figure 0007675038000017
このような条件において、コストを最小にする変数「x」、「x」、「x」及び、「x」が求められる。後述する計算結果で示すように、「x」=1、「x」=1、「x」=0.5、及び「x」=0.7の場合に、コストが最小となる。すなわち、1番目の機械で0.5の製造量で製造し、2番目の機械で0.7の製造量で製造する場合にコストが最小となる。
以下、行列及びベクトルによる表記の例について説明する。変数「x」、「x」、「x」及び、「x」をまとめて、4次元の列ベクトルxで表すことができる。目的関数(コストの式)f(x)は、以下の第18式で表される。
Figure 0007675038000018
目的関数f(x)は、以下の第19式で表される。
Figure 0007675038000019
制約条件は、以下の第20式で表される。
Figure 0007675038000020
この際、既に説明した第6式が適用される。
計算例において、繰り返しの回数(全体の数)「T」は1000である。係数「β」は、0.1であり。調整用の係数「μ」は、3/4である。係数「σ」は0.2である。
図8(a)~図8(d)、図9(a)~図9(d)、及び、図10(a)~図10(e)は、実施形態に係る計算装置の動作を例示するグラフである。
これらの図は、計算装置110における計算例である。これらの図において、横軸は、「k」(繰り返しの回数)である。図8(a)~図8(d)のそれぞれの縦軸は、x、x、x及びxである。図9(a)~図9(d)のそれぞれの縦軸は、y、y、y及びyである。図10(a)~図10(e)のそれぞれの縦軸は、u、u、u、u及びuである。図8(a)~図8(d)に示すように、「x」=1、「x」=1、「x」=0.5、及び「x」=0.7の解が得られる。
図11(a)~図11(d)、図12(a)~図12(d)、及び、図13(a)~図13(e)は、実施形態に係る計算装置の動作を例示するグラフである。
これらの図は、計算装置111における計算例である。これらの図における横軸及び横軸は、図8(a)~図8(d)、図9(a)~図9(d)、及び、図10(a)~図10(e)に関して説明した横軸及び縦軸と同じである。図11(a)~図11(d)に示すように、「x」=1、「x」=1、「x」=0.5、及び「x」=0.7の解が得られる。
図14(a)~図14(d)、図15(a)~図15(d)、及び、図16(a)~図16(e)は、実施形態に係る計算装置の動作を例示するグラフである。
これらの図は、計算装置112における計算例である。これらの図における横軸及び横軸は、図8(a)~図8(d)、図9(a)~図9(d)、及び、図10(a)~図10(e)に関して説明した横軸及び縦軸と同じである。図14(a)~図14(d)に示すように、「x」=1、「x」=1、「x」=0.5、及び「x」=0.7の解が得られる。
実施形態において、第1処理部分10P、第2処理部分20P及び第3処理部分30Pは、例えば、1つの集積回路の第1部分、第2部分及び第3部分でも良い。複数の第1処理部分18、複数の第2処理部分28及び複数の第3処理部分38は、1つの集積回路の異なる部分でも良い。実施形態において、第1記憶部分10M、第2記憶部分20M及び第3記憶部分30Mは、例えば、1つの記憶部の第1部分、第2部分及び第3部分でも良い。複数の第1記憶部分18M、複数の第2記憶部分28M及び複数の第3記憶部分38Mは、1つの記憶部の異なる部分でも良い。
図1及び図3~図7は、処理装置70で行われる処理のフローチャートに対応する。「処理部分」は、例えば、フローチャートにおける「処理動作」に対応する。「記憶部分」は、例えば、フローチャートにおける「記憶動作」に対応する。
既に説明したように、実施形態に係る計算装置は、例えば、任意のコンピュータで構成されても良い。
図17は、実施形態に係る計算装置の動作を例示する模式図である。
図17に示すように、実施形態に係る計算装置130は、処理装置70を含む。処理装置70は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などを含む。処理装置70は、例えば電子回路などを含む。計算装置130は、取得部78(例えば、インターフェース)を含んで良い。計算装置130は、記憶装置79aを含んでも良い。記憶装置79aは、例えば、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)の少なくともいずれかを含んでも良い。計算装置130は、表示部79b及び入力部79cなどを含んでも良い。入力部79cは、例えば、操作装置(例えば、キーボード、マウスまたはタッチ入力部など)を含んで良い。
計算装置130に含まれる複数の要素において、無線及び有線の少なくともいずれかの方法により、互いに通信可能である。計算装置130に含まれる複数の要素が設けられる場所が、互いに異なっても良い。計算装置130として、例えば、汎用コンピュータが用いられても良い。計算装置130として、例えば、互いに接続された複数のコンピュータが用いられても良い。
(第2実施形態)
第2実施形態は、計算プログラムに係る。この計算プログラムは、コンピュータに、処理手順を実施させる計算プログラムである。処理手順は、第1ベクトルの第1更新、第2ベクトルの第2更新、及び、第3ベクトルの第3更新を含む。第1更新は、第2ベクトル、及び、第3ベクトルを用いて、第1ベクトルを更新することを含む。第2更新は、第1ベクトルを用いて、第2ベクトルを更新することを含む。処理手順を繰り返した後に得られる第1ベクトル、及び、処理手順を繰り返した後に得られる第1ベクトルの関数の少なくともいずれかの出力を出力する。第2更新は、i番目の第1変数xから計算される第1関数及びi番目の第1変数xから計算される第2関数を更新前のi番目の第2変数yに加えて、i番目の第2変数yを更新することを含む。第2更新は、j番目の第1変数xから計算される第1関数を更新前のj番目の第2変数y に加えて、j番目の第2変数y を更新することを含む。i番目の出力の値は、2値である。j番目の出力の値は、非2値である。
(第3実施形態)
第3実施形態は、記録媒体に係る。記録媒体は、コンピュータに、処理手順を実施させる計算プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。処理手順は、第1ベクトルの第1更新、第2ベクトルの第2更新、及び、第3ベクトルの第3更新を含む。第1更新は、第2ベクトル、及び、第3ベクトルを用いて、第1ベクトルを更新することを含む。第2更新は、第1ベクトルを用いて、第2ベクトルを更新することを含む。処理手順を繰り返した後に得られる第1ベクトル、及び、処理手順を繰り返した後に得られる第1ベクトルの関数の少なくともいずれかの出力を出力する。第2更新は、i番目の第1変数xから計算される第1関数及びi番目の第1変数xから計算される第2関数を更新前のi番目の第2変数yに加えて、i番目の第2変数yを更新することを含む。第2更新は、j番目の第1変数xから計算される第1関数を更新前のj番目の第2変数y に加えて、j番目の第2変数y を更新することを含む。i番目の出力の値は、2値である。j番目の出力の値は、非2値である。
(第4実施形態)
第4実施形態は、計算方法に係る。計算方法は、処理装置70に処理手順を実施させる。処理手順は、第1ベクトルの第1更新、第2ベクトルの第2更新、及び、第3ベクトルの第3更新を含む。第1更新は、第2ベクトル、及び、第3ベクトルを用いて、第1ベクトルを更新することを含む。第2更新は、第1ベクトルを用いて、第2ベクトルを更新することを含む。処理装置は、処理手順を繰り返した後に得られる第1ベクトル、及び、処理手順を繰り返した後に得られる第1ベクトルの関数の少なくともいずれかの出力を出力する。第2更新は、i番目の第1変数xから計算される第1関数及びi番目の第1変数xから計算される第2関数を更新前のi番目の第2変数yに加えて、i番目の第2変数yを更新することを含む。第2更新は、j番目の第1変数xから計算される第1関数を更新前のj番目の第2変数y に加えて、j番目の第2変数y を更新することを含む。i番目の出力の値は、2値である。j番目の出力の値は、非2値である。
上記の種々の情報(データ)の処理(指示)は、例えば、プログラム(ソフトウェア)に基づいて実行される。例えば、コンピュータが、このプログラムを記憶し、このプログラムを読み出すことにより、上記の種々の情報の処理が行われる。
上記の種々の情報の処理は、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、磁気ディスク(フレキシブルディスク及びハードディスクなど)、光ディスク(CD-ROM、CD-R、CD-RW、DVD-ROM、DVD±R、DVD±RWなど)、半導体メモリ、または、他の記録媒体に記録されても良い。
例えば、記録媒体に記録された情報は、コンピュータ(または組み込みシステム)により読み出されることが可能である。記録媒体において、記録形式(記憶形式)は任意である。例えば、コンピュータは、記録媒体からプログラムを読み出し、このプログラムに基づいてプログラムに記述されている指示をCPUで実行させる。コンピュータにおいて、プログラムの取得(または読み出し)は、ネットワークを通じて行われても良い。
記録媒体からコンピュータ(または組み込みシステム)にインストールされたプログラムに基づいてコンピュータ上で稼働している種々のソフトウェアにおいて、上記の情報の処理の少なくとも一部が実施されても良い。このソフトウェアは、例えば、オペレーティングシステムなどを含む。このソフトウェアは、例えば、ネットワーク上で動作するミドルウェアなどを含んでも良い。
実施形態における記録媒体は、LANまたはインターネットなどにより得られたプログラムをダウンロードして記憶された記録媒体も含まれる。複数の記録媒体に基づいて、上記の処理が行われても良い。
実施形態に係るコンピュータは、1つまたは複数の装置(例えばパーソナルコンピュータなど)を含む。実施形態に係るコンピュータは、ネットワークにより接続された複数の装置を含んでも良い。
実施形態は、以下の構成(例えば技術案)を含んでも良い。
(構成1)
処理手順を実施可能な処理装置を備え、
前記処理手順は、第1ベクトルの第1更新、第2ベクトルの第2更新、及び、第3ベクトルの第3更新を含み、
前記第1更新は、前記第2ベクトル、及び、前記第3ベクトルを用いて、前記第1ベクトルを更新することを含み、
前記第2更新は、前記第1ベクトルを用いて、前記第2ベクトルを更新することを含み、
前記処理装置は、前記処理手順を繰り返した後に得られる前記第1ベクトル、及び、前記処理手順を前記繰り返した後に得られる前記第1ベクトルの関数の少なくともいずれかの出力を出力可能であり、
前記出力は、i番目の値と、j番目の値と、含み、
前記iは、1以上n以下の整数であり、
前記nは、2以上の整数であり、
前記jは、1以上前記n以下の整数であり、
前記jは、前記iとは異なり、
前記i番目の前記値は、2値であり、
前記j番目の前記値は、非2値であり、
前記第1ベクトルの変数は、前記i番目の第1変数xと、前記j番目の第1変数xと、含み、
前記第2ベクトルの変数は、前記i番目の第2変数yと、前記j番目の第2変数yと、含み、
前記第2更新は、前記i番目の第1変数xから計算される第1関数及びi番目の第1変数xから計算される第2関数を更新前の前記i番目の第2変数yに加えて、前記i番目の第2変数yを更新することを含み、
前記第2更新は、前記j番目の第1変数xから計算される前記第1関数を更新前の前記j番目の第2変数y に加えて、前記j番目の第2変数y を更新することを含む、計算装置。
(構成2)
前記処理装置は、第1制御部を含み、
前記第1制御部は、計算条件に関する情報に基づいて、前記i番目の前記値を2値と設定し、前記j番目の前記値を非2値と設定可能である、構成1に記載の計算装置。
(構成3)
前記第3ベクトルの変数は、q番目の第3変数uを含み、
前記qは、1以上m以下の整数であり、
前記mは、1以上の整数である、構成1または2に記載の計算装置。
(構成4)
前記mは、前記第1ベクトルに関して設定される複数の不等式制約の数である、構成3に記載の計算装置。
(構成5)
前記処理装置は、処理部及び記憶部を含み、
前記処理部は、前記第1更新、前記第2更新及び前記第3更新を実施可能であり、
前記記憶部は、前記第1ベクトル、前記第2ベクトル及び前記第3ベクトルを記憶可能であり、
前記処理部は、複数の処理部分を含み、
前記複数の処理部分の1つは、前記第1更新の一部を実施可能であり、
前記複数の処理部分の別の1つは、前記第1更新の別の一部を実施可能である、構成1~4のいずれか1つに記載の計算装置。
(構成6)
前記処理装置は、処理部及び記憶部を含み、
前記処理部は、前記第1更新、前記第2更新及び前記第3更新を実施可能であり、
前記記憶部は、前記第1ベクトル、前記第2ベクトル及び前記第3ベクトルを記憶可能であり、
前記処理部は、複数の処理部分を含み、
前記複数の処理部分の1つは、前記第2更新の一部を実施可能であり、
前記複数の処理部分の別の1つは、前記第2更新の別の一部を実施可能である、構成1~4のいずれか1つに記載の計算装置。
(構成7)
前記処理装置は、処理部及び記憶部を含み、
前記処理部は、前記第1更新、前記第2更新及び前記第3更新を実施可能であり、
前記記憶部は、前記第1ベクトル、前記第2ベクトル及び前記第3ベクトルを記憶可能であり、
前記処理部は、複数の処理部分を含み、
前記複数の処理部分の1つは、前記第3更新の一部を実施可能であり、
前記複数の処理部分の別の1つは、前記第3更新の別の一部を実施可能である、構成1~4のいずれか1つに記載の計算装置。
(構成8)
前記記憶部は、複数の記憶部分を含み、
前記複数の記憶部分の一部は、前記第1ベクトルの一部を記憶可能であり、
前記複数の記憶部分の別の一部は、前記第1ベクトルの別の一部を記憶可能であり、
前記複数の記憶部分の別の一部は、前記第2ベクトルの一部を記憶可能であり、
前記複数の記憶部分の別の一部は、前記第2ベクトルの別の一部を記憶可能であり、
前記複数の記憶部分の別の一部は、前記第3ベクトルの一部を記憶可能であり、
前記複数の記憶部分の別の一部は、前記第3ベクトルの別の一部を記憶可能である、構成1~4のいずれか1つに記載の計算装置。
(構成9)
前記処理装置は、処理部及び記憶部を含み、
前記処理部は、
前記第1更新を実施可能な第1処理部分と、
前記第2更新を実施可能な第2処理部分と、
前記第3更新を実施可能な第3処理部分と、
を含み、
前記記憶部は、
前記第1ベクトルを記憶可能な第1記憶部分と、
前記第2ベクトルを記憶可能な第2記憶部分と、
前記第3ベクトルを記憶可能な第3記憶部分と、
を含み、
前記第1記憶部分に記憶された更新前の前記第1ベクトルは、前記第1処理部分及び前記第3処理部分に供給され、
前記第2記憶部分に記憶された更新前の前記第2ベクトルは、前記第2処理部分及び前記第1処理部分に供給され、
前記第3記憶部分に記憶された更新前の前記第3ベクトルは、前記第3処理部分及び前記第1処理部分に供給され、
前記第1処理部分から出力される前記更新後の前記第1ベクトルは、前記第1記憶部分、前記第2処理部分及び前記第3処理部分に供給され、
前記第2処理部分から出力される前記更新後の第2ベクトルは、前記第2記憶部分に供給され、
前記第3処理部分から出力される前記更新後の第3ベクトルは、前記第3記憶部分に入力される、構成1~4のいずれか1つに記載の計算装置。
(構成10)
前記処理装置は、処理部及び記憶部を含み、
前記処理部は、
前記第1更新を実施可能な第1処理部分と、
前記第2更新を実施可能な第2処理部分と、
前記第3更新を実施可能な第3処理部分と、
を含み、
前記記憶部は、
前記第1ベクトルを記憶可能な第1記憶部分と、
前記第2ベクトルを記憶可能な第2記憶部分と、
前記第3ベクトルを記憶可能な第3記憶部分と、
を含み、
前記第1記憶部分に記憶された更新前の前記第1ベクトルは、前記第1処理部分に供給され、
前記第2記憶部分に記憶された更新前の前記第2ベクトルは、前記第2処理部分及び前記第1処理部分に供給され、
前記第3記憶部分に記憶された更新前の前記第3ベクトルは、前記第3処理部分及び前記第1処理部分に供給され、
前記第1処理部分から出力される前記更新後の前記第1ベクトルは、前記第1記憶部分、前記第2処理部分及び前記第3処理部分に供給され、
前記第2処理部分から出力される前記更新後の第2ベクトルは、前記第2記憶部分に供給され、
前記第3処理部分から出力される前記更新後の第3ベクトルは、前記第3記憶部分に入力される、構成1~4のいずれか1つに記載の計算装置。
(構成11)
前記処理装置は、処理部及び記憶部を含み、
前記処理部は、
前記第1更新を実施可能な第1処理部分と、
前記第2更新を実施可能な第2処理部分と、
前記第3更新を実施可能な第3処理部分と、
を含み、
前記記憶部は、
前記第1ベクトルを記憶可能な第1記憶部分と、
前記第2ベクトルを記憶可能な第2記憶部分と、
前記第3ベクトルを記憶可能な第3記憶部分と、
を含み、
前記第1記憶部分に記憶された更新前の前記第1ベクトルは、前記第1処理部分及び前記第2処理部分に供給され、
前記第2記憶部分に記憶された更新前の前記第2ベクトルは、前記第2処理部分に供給され、
前記第3記憶部分に記憶された更新前の前記第3ベクトルは、前記第3処理部分及び前記第1処理部分に供給され、
前記第1処理部分から出力される前記更新後の前記第1ベクトルは、前記第1記憶部分及び前記第3処理部分に供給され、
前記第2処理部分から出力される前記更新後の第2ベクトルは、前記第2記憶部分及び前記第1処理部分に供給され、
前記第3処理部分から出力される前記更新後の第3ベクトルは、前記第3記憶部分に入力される、構成1~4のいずれか1つに記載の計算装置。
(構成12)
前記第1処理部分は、複数の第1処理部分を含み、
前記複数の第1処理部分の1つは、前記第1更新の一部を実施し、
前記複数の第1処理部分の別の1つは、前記第1更新の別の一部を実施し、
前記第1更新の前記別の一部の少なくとも一部は、前記第1更新の前記一部と同時に実施される、構成9~11のいずれか1つに記載の計算装置。
(構成13)
前記第2処理部分は、複数の第2処理部分を含み、
前記複数の第2処理部分の1つは、前記第2更新の一部を実施し、
前記複数の第2処理部分の別の1つは、前記第2更新の別の一部を実施し、
前記第2更新の前記別の一部の少なくとも一部は、前記第2更新の前記一部と同時に実施される、構成9~11のいずれか1つに記載の計算装置。
(構成14)
前記第3処理部分は、複数の第3処理部分を含み、
前記複数の第3処理部分の1つは、前記第3更新の一部を実施し、
前記複数の第3処理部分の別の1つは、前記第3更新の別の一部を実施し、
前記第3更新の前記別の一部の少なくとも一部は、前記第3更新の前記一部と同時に実施される、構成9~11のいずれか1つに記載の計算装置。
(構成15)
コンピュータに、処理手順を実施させる計算プログラムであって、
前記処理手順は、第1ベクトルの第1更新、第2ベクトルの第2更新、及び、第3ベクトルの第3更新を含み、
前記第1更新は、前記第2ベクトル、及び、前記第3ベクトルを用いて、前記第1ベクトルを更新することを含み、
前記第2更新は、前記第1ベクトルを用いて、前記第2ベクトルを更新することを含み、
前記処理手順を繰り返した後に得られる前記第1ベクトル、及び、前記処理手順を前記繰り返した後に得られる前記第1ベクトルの関数の少なくともいずれかの出力を出力し、
前記出力は、i番目の値と、j番目の値と、含み、
前記iは、1以上n以下の整数であり、
前記nは、2以上の整数であり、
前記jは、1以上前記n以下の整数であり、
前記jは、前記iとは異なり、
前記i番目の前記値は、2値であり、
前記j番目の前記値は、非2値であり、
前記第1ベクトルの変数は、前記i番目の第1変数xと、前記j番目の第1変数xと、含み、
前記第2ベクトルの変数は、前記i番目の第2変数yと、前記j番目の第2変数yと、含み、
前記第2更新は、前記i番目の第1変数xから計算される第1関数及びi番目の第1変数xから計算される第2関数を更新前の前記i番目の第2変数yに加えて、前記i番目の第2変数yを更新することを含み、
前記第2更新は、前記j番目の第1変数xから計算される前記第1関数を更新前の前記j番目の第2変数y に加えて、前記j番目の第2変数y を更新することを含む、計算プログラム。
(構成16)
コンピュータに、処理手順を実施させる計算プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記処理手順は、第1ベクトルの第1更新、第2ベクトルの第2更新、及び、第3ベクトルの第3更新を含み、
前記第1更新は、前記第2ベクトル、及び、前記第3ベクトルを用いて、前記第1ベクトルを更新することを含み、
前記第2更新は、前記第1ベクトルを用いて、前記第2ベクトルを更新することを含み、
前記処理手順を繰り返した後に得られる前記第1ベクトル、及び、前記処理手順を前記繰り返した後に得られる前記第1ベクトルの関数の少なくともいずれかの出力を出力し、
前記出力は、i番目の値と、j番目の値と、含み、
前記iは、1以上n以下の整数であり、
前記nは、2以上の整数であり、
前記jは、1以上前記n以下の整数であり、
前記jは、前記iとは異なり、
前記i番目の前記値は、2値であり、
前記j番目の前記値は、非2値であり、
前記第1ベクトルの変数は、前記i番目の第1変数xと、前記j番目の第1変数xと、含み、
前記第2ベクトルの変数は、前記i番目の第2変数yと、前記j番目の第2変数yと、含み、
前記第2更新は、前記i番目の第1変数xから計算される第1関数及びi番目の第1変数xから計算される第2関数を更新前の前記i番目の第2変数yに加えて、前記i番目の第2変数yを更新することを含み、
前記第2更新は、前記j番目の第1変数xから計算される前記第1関数を更新前の前記j番目の第2変数y に加えて、前記j番目の第2変数y を更新することを含む、記録媒体。
(構成17)
処理装置に処理手順を実施させ、
前記処理手順は、第1ベクトルの第1更新、第2ベクトルの第2更新、及び、第3ベクトルの第3更新を含み、
前記第1更新は、前記第2ベクトル、及び、前記第3ベクトルを用いて、前記第1ベクトルを更新することを含み、
前記第2更新は、前記第1ベクトルを用いて、前記第2ベクトルを更新することを含み、
前記処理装置は、前記処理手順を繰り返した後に得られる前記第1ベクトル、及び、前記処理手順を前記繰り返した後に得られる前記第1ベクトルの関数の少なくともいずれかの出力を出力し、
前記出力は、i番目の値と、j番目の値と、含み、
前記iは、1以上n以下の整数であり、
前記nは、2以上の整数であり、
前記jは、1以上前記n以下の整数であり、
前記jは、前記iとは異なり、
前記i番目の前記値は、2値であり、
前記j番目の前記値は、非2値であり、
前記第1ベクトルの変数は、前記i番目の第1変数xと、前記j番目の第1変数xと、含み、
前記第2ベクトルの変数は、前記i番目の第2変数yと、前記j番目の第2変数yと、含み、
前記第2更新は、前記i番目の第1変数xから計算される第1関数及びi番目の第1変数xから計算される第2関数を更新前の前記i番目の第2変数yに加えて、前記i番目の第2変数yを更新することを含み、
前記第2更新は、前記j番目の第1変数xから計算される前記第1関数を更新前の前記j番目の第2変数y に加えて、前記j番目の第2変数y を更新することを含む、計算方法。
実施形態によれば、最適化問題を解くことができる計算装置、計算プログラム、記録媒体及び計算方法が提供できる。
以上、例を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの例に限定されるものではない。例えば、計算装置に含まれる処理装置、取得部、処理部分及び記憶部分などの各要素の具体的な構成に関しては、当業者が公知の範囲から適宜選択することにより本発明を同様に実施し、同様の効果を得ることができる限り、本発明の範囲に包含される。
各例のいずれか2つ以上の要素を技術的に可能な範囲で組み合わせたものも、本発明の要旨を包含する限り本発明の範囲に含まれる。
本発明の実施の形態として上述した計算装置、計算プログラム、記録媒体及び計算方法を基にして、当業者が適宜設計変更して実施し得る全ての計算装置、計算プログラム、記録媒体及び計算方法も、本発明の要旨を包含する限り、本発明の範囲に属する。
本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10M、20M、30M…第1、第2、第3記憶部分、 10Mi、20Mi、30Mi…第1、第2、第3記憶入力部、 10Mo、20Mo、30Mo…第1、第2、第3記憶出力部、 10P、20P、30P…第1、第2、第3処理部分、 10Pi、20Pi、30Pi…第1、第2、第3処理入力部、 10Po、20Po、30Po…第1、第2、第3処理出力部、 11、12、21、22、31、32…処理部分、 11M、12M、21M、22M、31M、32M…記憶部分、 18、28、38…第1、第2、第3処理部分、 18M、28M、38M…第1、第2、第3記憶部分、 30A…加算回路、 30G…第3ベクトル関数回路、 30L…乗算回路、 70…処理装置、 70M…記憶部、 70P…処理部、 74…第1制御部、 75…第2制御部、 76a~76f…第1~第6信号経路、 77I…入力情報、 77O…出力データ、 78…取得部、 79a…記憶装置、 79b…表示部、 79c…入力部、 110~112、120~122、130…計算装置、 Id1、Id2…情報、 Sc1…制御信号

Claims (10)

  1. 処理手順を実施可能な処理装置を備え、
    前記処理装置は、最適化問題を解くことができ、
    前記最適化問題において、目的関数f(x)と、複数の不等式制約または複数の等式制約の制約と、が設定され、
    前記処理装置は、前記制約が与えられたときに、目的関数f(x)の値が小さくなるような第1ベクトルを求め、
    前記処理手順は、前記第1ベクトルの第1更新、第2ベクトルの第2更新、及び、第3ベクトルの第3更新を含み、
    前記第1更新は、前記第2ベクトル、及び、前記第3ベクトルを用いて、前記第1ベクトルを更新することを含み、
    前記第2更新は、前記第1ベクトルを用いて、前記第2ベクトルを更新することを含み、
    前記処理装置は、前記処理手順を繰り返した後に得られる前記第1ベクトル、及び、前記処理手順を前記繰り返した後に得られる前記第1ベクトルの関数の少なくともいずれかの出力を出力可能であり、
    前記出力は、i番目の値と、j番目の値と、含み、
    前記iは、1以上n以下の整数であり、
    前記nは、2以上の整数であり、
    前記jは、1以上前記n以下の整数であり、
    前記jは、前記iとは異なり、
    前記i番目の前記値は、2値であり、
    前記j番目の前記値は、非2値であり、
    前記第1ベクトルの変数は、前記i番目の第1変数xと、前記j番目の第1変数xと、含み、
    前記第2ベクトルの変数は、前記i番目の第2変数yと、前記j番目の第2変数yと、含み、
    前記第2更新は、前記i番目の第1変数xから計算される第1関数及びi番目の第1変数xから計算される第2関数を更新前の前記i番目の第2変数yに加えて、前記i番目の第2変数yを更新することを含み、
    前記第2更新は、前記j番目の第1変数xから計算される前記第1関数を更新前の前記j番目の第2変数yに加えて、前記j番目の第2変数yを更新することを含み、
    前記処理装置は、第1制御部を含み、
    前記第1制御部は、計算条件に関する情報に基づいて、前記i番目の前記値を2値と設定し、前記j番目の前記値を非2値と設定可能であり、
    前記第3ベクトルの変数は、q番目の第3変数u を含み、
    前記qは、1以上m以下の整数であり、
    前記mは、1以上の整数であり、
    前記mは、前記第1ベクトルに関して設定される複数の不等式制約の数であり
    前記第1更新において、
    Figure 0007675038000021

    の第1式が計算され、
    前記第2更新において、
    Figure 0007675038000022

    の第2式が計算され、
    前記第3更新において、
    Figure 0007675038000023

    の第3式が計算され、
    関数P (x)のi番目の要素は、
    Figure 0007675038000024

    の第7式で表され、
    前記A は、行列Aの転置行列であり、
    前記μは、係数であり、
    前記第2式の右辺の第2項は、前記第1関数であり、
    前記βは、係数であり、
    前記第2関数である前記第2式の第3項の関数d(x(k+1),k)は、
    Figure 0007675038000025

    の第4式で表され、
    前記p(k)は、係数であり、
    前記σは、係数であり、
    g (w)のq番目の要素は、
    Figure 0007675038000026

    の第8式で表され、
    前記第3ベクトルの更新は、
    Figure 0007675038000027

    の第9式で表され、
    非2値の前記j番目の前記値について、前記第2式の前記第3項が削除される、計算装置。
  2. 前記処理装置は、処理部及び記憶部を含み、
    前記処理部は、前記第1更新、前記第2更新及び前記第3更新を実施可能であり、
    前記記憶部は、前記第1ベクトル、前記第2ベクトル及び前記第3ベクトルを記憶可能であり、
    前記処理部は、複数の処理部分を含み、
    前記複数の処理部分の1つは、前記第1更新の一部を実施可能であり、
    前記複数の処理部分の別の1つは、前記第1更新の別の一部を実施可能である、請求項1に記載の計算装置。
  3. 前記処理装置は、処理部及び記憶部を含み、
    前記処理部は、前記第1更新、前記第2更新及び前記第3更新を実施可能であり、
    前記記憶部は、前記第1ベクトル、前記第2ベクトル及び前記第3ベクトルを記憶可能であり、
    前記処理部は、複数の処理部分を含み、
    前記複数の処理部分の1つは、前記第2更新の一部を実施可能であり、
    前記複数の処理部分の別の1つは、前記第2更新の別の一部を実施可能である、請求項1に記載の計算装置。
  4. 前記処理装置は、処理部及び記憶部を含み、
    前記処理部は、前記第1更新、前記第2更新及び前記第3更新を実施可能であり、
    前記記憶部は、前記第1ベクトル、前記第2ベクトル及び前記第3ベクトルを記憶可能であり、
    前記処理部は、複数の処理部分を含み、
    前記複数の処理部分の1つは、前記第3更新の一部を実施可能であり、
    前記複数の処理部分の別の1つは、前記第3更新の別の一部を実施可能である、請求項1に記載の計算装置。
  5. 前記処理装置は、処理部及び記憶部を含み、
    前記処理部は、
    前記第1更新を実施可能な第1処理部分と、
    前記第2更新を実施可能な第2処理部分と、
    前記第3更新を実施可能な第3処理部分と、
    を含み、
    前記記憶部は、
    前記第1ベクトルを記憶可能な第1記憶部分と、
    前記第2ベクトルを記憶可能な第2記憶部分と、
    前記第3ベクトルを記憶可能な第3記憶部分と、
    を含み、
    前記第1記憶部分に記憶された更新前の前記第1ベクトルは、前記第1処理部分及び前記第3処理部分に供給され、
    前記第2記憶部分に記憶された更新前の前記第2ベクトルは、前記第2処理部分及び前記第1処理部分に供給され、
    前記第3記憶部分に記憶された更新前の前記第3ベクトルは、前記第3処理部分及び前記第1処理部分に供給され、
    前記第1処理部分から出力される前記更新後の前記第1ベクトルは、前記第1記憶部分、前記第2処理部分及び前記第3処理部分に供給され、
    前記第2処理部分から出力される前記更新後の第2ベクトルは、前記第2記憶部分に供給され、
    前記第3処理部分から出力される前記更新後の第3ベクトルは、前記第3記憶部分に入力される、請求項1に記載の計算装置。
  6. 前記処理装置は、処理部及び記憶部を含み、
    前記処理部は、
    前記第1更新を実施可能な第1処理部分と、
    前記第2更新を実施可能な第2処理部分と、
    前記第3更新を実施可能な第3処理部分と、
    を含み、
    前記記憶部は、
    前記第1ベクトルを記憶可能な第1記憶部分と、
    前記第2ベクトルを記憶可能な第2記憶部分と、
    前記第3ベクトルを記憶可能な第3記憶部分と、
    を含み、
    前記第1記憶部分に記憶された更新前の前記第1ベクトルは、前記第1処理部分に供給され、
    前記第2記憶部分に記憶された更新前の前記第2ベクトルは、前記第2処理部分及び前記第1処理部分に供給され、
    前記第3記憶部分に記憶された更新前の前記第3ベクトルは、前記第3処理部分及び前記第1処理部分に供給され、
    前記第1処理部分から出力される前記更新後の前記第1ベクトルは、前記第1記憶部分、前記第2処理部分及び前記第3処理部分に供給され、
    前記第2処理部分から出力される前記更新後の第2ベクトルは、前記第2記憶部分に供給され、
    前記第3処理部分から出力される前記更新後の第3ベクトルは、前記第3記憶部分に入力される、請求項1に記載の計算装置。
  7. 前記処理装置は、処理部及び記憶部を含み、
    前記処理部は、
    前記第1更新を実施可能な第1処理部分と、
    前記第2更新を実施可能な第2処理部分と、
    前記第3更新を実施可能な第3処理部分と、
    を含み、
    前記記憶部は、
    前記第1ベクトルを記憶可能な第1記憶部分と、
    前記第2ベクトルを記憶可能な第2記憶部分と、
    前記第3ベクトルを記憶可能な第3記憶部分と、
    を含み、
    前記第1記憶部分に記憶された更新前の前記第1ベクトルは、前記第1処理部分及び前記第2処理部分に供給され、
    前記第2記憶部分に記憶された更新前の前記第2ベクトルは、前記第2処理部分に供給され、
    前記第3記憶部分に記憶された更新前の前記第3ベクトルは、前記第3処理部分及び前記第1処理部分に供給され、
    前記第1処理部分から出力される前記更新後の前記第1ベクトルは、前記第1記憶部分及び前記第3処理部分に供給され、
    前記第2処理部分から出力される前記更新後の第2ベクトルは、前記第2記憶部分及び前記第1処理部分に供給され、
    前記第3処理部分から出力される前記更新後の第3ベクトルは、前記第3記憶部分に入力される、請求項1に記載の計算装置。
  8. コンピュータに、処理手順を実施させる計算プログラムであって、
    前記コンピュータは、最適化問題を解くことができ、
    前記最適化問題において、目的関数f(x)と、複数の不等式制約または複数の等式制約の制約と、が設定され、
    前記コンピュータは、前記制約が与えられたときに、目的関数f(x)の値が小さくなるような第1ベクトルを求め、
    前記処理手順は、前記第1ベクトルの第1更新、第2ベクトルの第2更新、及び、第3ベクトルの第3更新を含み、
    前記第1更新は、前記第2ベクトル、及び、前記第3ベクトルを用いて、前記第1ベクトルを更新することを含み、
    前記第2更新は、前記第1ベクトルを用いて、前記第2ベクトルを更新することを含み、
    前記処理手順を繰り返した後に得られる前記第1ベクトル、及び、前記処理手順を前記繰り返した後に得られる前記第1ベクトルの関数の少なくともいずれかの出力を出力し、
    前記出力は、i番目の値と、j番目の値と、含み、
    前記iは、1以上n以下の整数であり、
    前記nは、2以上の整数であり、
    前記jは、1以上前記n以下の整数であり、
    前記jは、前記iとは異なり、
    前記i番目の前記値は、2値であり、
    前記j番目の前記値は、非2値であり、
    前記第1ベクトルの変数は、前記i番目の第1変数xと、前記j番目の第1変数xと、含み、
    前記第2ベクトルの変数は、前記i番目の第2変数yと、前記j番目の第2変数yと、含み、
    前記第2更新は、前記i番目の第1変数xから計算される第1関数及びi番目の第1変数xから計算される第2関数を更新前の前記i番目の第2変数yに加えて、前記i番目の第2変数yを更新することを含み、
    前記第2更新は、前記j番目の第1変数xから計算される前記第1関数を更新前の前記j番目の第2変数yに加えて、前記j番目の第2変数yを更新することを含み、
    前記コンピュータは、計算条件に関する情報に基づいて、前記i番目の前記値を2値と設定し、前記j番目の前記値を非2値と設定可能であり、
    前記第3ベクトルの変数は、q番目の第3変数u を含み、
    前記qは、1以上m以下の整数であり、
    前記mは、1以上の整数であり、
    前記mは、前記第1ベクトルに関して設定される複数の不等式制約の数であり
    前記第1更新において、
    Figure 0007675038000028

    の第1式が計算され、
    前記第2更新において、
    Figure 0007675038000029

    の第2式が計算され、
    前記第3更新において、
    Figure 0007675038000030

    の第3式が計算され、
    関数P (x)のi番目の要素は、
    Figure 0007675038000031

    の第7式で表され、
    前記A は、行列Aの転置行列であり、
    前記μは、係数であり、
    前記第2式の右辺の第2項は、前記第1関数であり、
    前記βは、係数であり、
    前記第2関数である前記第2式の第3項の関数d(x(k+1),k)は、
    Figure 0007675038000032

    の第4式で表され、
    前記p(k)は、係数であり、
    前記σは、係数であり、
    g (w)のq番目の要素は、
    Figure 0007675038000033

    の第8式で表され、
    前記第3ベクトルの更新は、
    Figure 0007675038000034

    の第9式で表され、
    非2値の前記j番目の前記値について、前記第2式の前記第3項が削除される、計算プログラム。
  9. コンピュータに、処理手順を実施させる計算プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記コンピュータは、最適化問題を解くことができ、
    前記最適化問題において、目的関数f(x)と、複数の不等式制約または複数の等式制約の制約と、が設定され、
    前記コンピュータは、前記制約が与えられたときに、目的関数f(x)の値が小さくなるような第1ベクトルを求め、
    前記処理手順は、前記第1ベクトルの第1更新、第2ベクトルの第2更新、及び、第3ベクトルの第3更新を含み、
    前記第1更新は、前記第2ベクトル、及び、前記第3ベクトルを用いて、前記第1ベクトルを更新することを含み、
    前記第2更新は、前記第1ベクトルを用いて、前記第2ベクトルを更新することを含み、
    前記処理手順を繰り返した後に得られる前記第1ベクトル、及び、前記処理手順を前記繰り返した後に得られる前記第1ベクトルの関数の少なくともいずれかの出力を出力し、
    前記出力は、i番目の値と、j番目の値と、含み、
    前記iは、1以上n以下の整数であり、
    前記nは、2以上の整数であり、
    前記jは、1以上前記n以下の整数であり、
    前記jは、前記iとは異なり、
    前記i番目の前記値は、2値であり、
    前記j番目の前記値は、非2値であり、
    前記第1ベクトルの変数は、前記i番目の第1変数xと、前記j番目の第1変数xと、含み、
    前記第2ベクトルの変数は、前記i番目の第2変数yと、前記j番目の第2変数yと、含み、
    前記第2更新は、前記i番目の第1変数xから計算される第1関数及びi番目の第1変数xから計算される第2関数を更新前の前記i番目の第2変数yに加えて、前記i番目の第2変数yを更新することを含み、
    前記第2更新は、前記j番目の第1変数xから計算される前記第1関数を更新前の前記j番目の第2変数yに加えて、前記j番目の第2変数yを更新することを含み、
    前記コンピュータは、計算条件に関する情報に基づいて、前記i番目の前記値を2値と設定し、前記j番目の前記値を非2値と設定可能であり、
    前記第3ベクトルの変数は、q番目の第3変数u を含み、
    前記qは、1以上m以下の整数であり、
    前記mは、1以上の整数であり、
    前記mは、前記第1ベクトルに関して設定される複数の不等式制約の数であり
    前記第1更新において、
    Figure 0007675038000035

    の第1式が計算され、
    前記第2更新において、
    Figure 0007675038000036

    の第2式が計算され、
    前記第3更新において、
    Figure 0007675038000037

    の第3式が計算され、
    関数P (x)のi番目の要素は、
    Figure 0007675038000038

    の第7式で表され、
    前記A は、行列Aの転置行列であり、
    前記μは、係数であり、
    前記第2式の右辺の第2項は、前記第1関数であり、
    前記βは、係数であり、
    前記第2関数である前記第2式の第3項の関数d(x(k+1),k)は、
    Figure 0007675038000039

    の第4式で表され、
    前記p(k)は、係数であり、
    前記σは、係数であり、
    g (w)のq番目の要素は、
    Figure 0007675038000040

    の第8式で表され、
    前記第3ベクトルの更新は、
    Figure 0007675038000041

    の第9式で表され、
    非2値の前記j番目の前記値について、前記第2式の前記第3項が削除される、
    記録媒体。
  10. 処理装置に処理手順を実施させ、
    前記処理装置は、最適化問題を解くことができ、
    前記最適化問題において、目的関数f(x)と、複数の不等式制約または複数の等式制約の制約と、が設定され、
    前記処理装置は、前記制約が与えられたときに、目的関数f(x)の値が小さくなるような第1ベクトルを求め、
    前記処理手順は、前記第1ベクトルの第1更新、第2ベクトルの第2更新、及び、第3ベクトルの第3更新を含み、
    前記第1更新は、前記第2ベクトル、及び、前記第3ベクトルを用いて、前記第1ベクトルを更新することを含み、
    前記第2更新は、前記第1ベクトルを用いて、前記第2ベクトルを更新することを含み、
    前記処理装置は、前記処理手順を繰り返した後に得られる前記第1ベクトル、及び、前記処理手順を前記繰り返した後に得られる前記第1ベクトルの関数の少なくともいずれかの出力を出力し、
    前記出力は、i番目の値と、j番目の値と、含み、
    前記iは、1以上n以下の整数であり、
    前記nは、2以上の整数であり、
    前記jは、1以上前記n以下の整数であり、
    前記jは、前記iとは異なり、
    前記i番目の前記値は、2値であり、
    前記j番目の前記値は、非2値であり、
    前記第1ベクトルの変数は、前記i番目の第1変数xと、前記j番目の第1変数xと、含み、
    前記第2ベクトルの変数は、前記i番目の第2変数yと、前記j番目の第2変数yと、含み、
    前記第2更新は、前記i番目の第1変数xから計算される第1関数及びi番目の第1変数xから計算される第2関数を更新前の前記i番目の第2変数yに加えて、前記i番目の第2変数yを更新することを含み、
    前記第2更新は、前記j番目の第1変数xから計算される前記第1関数を更新前の前記j番目の第2変数yに加えて、前記j番目の第2変数yを更新することを含み、
    前記処理装置は、第1制御部を含み、
    前記第1制御部は、計算条件に関する情報に基づいて、前記i番目の前記値を2値と設定し、前記j番目の前記値を非2値と設定可能であり、
    前記第3ベクトルの変数は、q番目の第3変数u を含み、
    前記qは、1以上m以下の整数であり、
    前記mは、1以上の整数であり、
    前記mは、前記第1ベクトルに関して設定される複数の不等式制約の数であり
    前記第1更新において、
    Figure 0007675038000042

    の第1式が計算され、
    前記第2更新において、
    Figure 0007675038000043

    の第2式が計算され、
    前記第3更新において、
    Figure 0007675038000044

    の第3式が計算され、
    関数P (x)のi番目の要素は、
    Figure 0007675038000045

    の第7式で表され、
    前記A は、行列Aの転置行列であり、
    前記μは、係数であり、
    前記第2式の右辺の第2項は、前記第1関数であり、
    前記βは、係数であり、
    前記第2関数である前記第2式の第3項の関数d(x(k+1),k)は、
    Figure 0007675038000046

    の第4式で表され、
    前記p(k)は、係数であり、
    前記σは、係数であり、
    g (w)のq番目の要素は、
    Figure 0007675038000047

    の第8式で表され、
    前記第3ベクトルの更新は、
    Figure 0007675038000048

    の第9式で表され、
    非2値の前記j番目の前記値について、前記第2式の前記第3項が削除される、計算方法。
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