JP7675111B2 - 試料の現場での放射線学的特性評価のためのアルファ線スペクトロメトリ測定とガンマ線スペクトロメトリ測定とを相関させるためのシステム - Google Patents
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Description
- 上側面および下側面を有する取付ベースであって、上側面および下側面によって区切られかつアライメント軸を含む、取付ベースの少なくとも1つの部分が、ガンマ線を通過させることができる材料から作られている、取付ベースと、
- 各々が取付ベースの上側面の上に装着される第1の支持手段および第2の支持手段であって、
- 第1の支持手段は、少なくとも1つの開口部を有する本体部を備え、各開口部はアライメント軸に平行な、場合によってはアライメント軸と同軸の方向に従って開通し、アライメント軸において試料を支持するように構成されている軸方向当接部を備え、
- 第2の支持手段は、アルファ線検出器を支持することを意図したものであり、取付ベースに対して固定された第1の要素と、第1の要素に装着され、前記取付ベースに対して垂直方向に移動することができる第2の要素と、を備える、第1の支持手段および第2の支持手段と、
- 横方向当接部を形成するストップ要素であって、ガンマ線検出器が、横方向当接部に当たってアライメント軸にあるように置かれることを意図され、ストップ要素が、取付ベースの下側面に装着される、ストップ要素と、
を備える。
- ストップ要素は、アライメント軸の方向に従って長手方向に延在しかつ断面に従って中心がアライメント軸と同軸である半月状の形状を有する本体部であり、
- ストップ要素の本体部は、スクリーンを形成するトレイを受け入れかつトレイを取付ベースの下側面に平行に保持するように構成されている少なくとも1つのノッチを含み、
- 第2の支持手段の第1の要素は、フレームであり、第2の支持手段の第2の要素は、第1の要素上に固定して装着されるシャフトと、シャフト上に垂直並進で移動可能に装着される、アルファ線検出器を保持するための手段、たとえばクランプリングと、を備え、
- 第1の支持手段の本体部は、少なくとも2つの開口部を備えるトレイであり、第1の支持手段は、アライメント軸に対して平行でありかつアライメント軸に関してオフセットされた軸に従って延在するシャフトをさらに備え、トレイはシャフト上に回転可能に装着され、トレイの各開口部はトレイの回転によってアライメント軸に対向することができる。
- ガンマ線スペクトロメトリ測定を行うことができるガンマ線検出器と、
- コリメーショングリッドを備えた、アルファ線スペクトロメトリ測定を行うことができるアルファ線検出器と、
- アルファ線スペクトロメトリ測定値およびガンマ線スペクトロメトリ測定値を取得し分析するための手段と、
を備え、
- ガンマ線検出器、アルファ線検出器、ならびにそれら2つの間の、測定されるべき試料をアライメントするように構成されている、本発明によるアライメントデバイスと、
- 試料およびアルファ線検出器を収容することを意図されたグローブボックス型の格納容器であって、アライメントデバイスの取付ベースは格納容器の下側壁の全部または一部を形成する、格納容器と、
をさらに備えることを特徴とする。
- 試料を第1の支持手段の本体部の開口部内に置くステップと、
- 第2の支持手段の第2の要素の垂直方向移動によって試料に対してアライメント軸にアルファ線検出器を置くステップと、
- ガンマ線検出器をストップ要素の横方向当接部に対してくさびで留めることによってガンマ線検出器をアライメント軸に置くステップと、
- 好ましくは同時に、同じ計数時間中に、アルファ線スペクトルおよびガンマ線スペクトルを取得するステップと、
- 2つのスペクトルのうちの一方において、放射性核種Xが識別可能であり、試料の他の放射性核種と干渉しないエネルギー線を選択し、放射性核種Xの放射能の量A(X)を決定するステップと、
- 2つのスペクトルのうちの他方において、放射性核種XおよびYのみが干渉しているエネルギー線を選択し、前記線における放射性核種Xの寄与をパルスの数N(X)で計算し、前記線における放射性核種Yの寄与をパルスの数N(Y)で決定するステップと、
- 放射能の量A(Y)を決定するステップと、
を含む。
- ガンマ線に対して透過的である材料から作られた平面状支持体の一方の面の上に試料を堆積するステップと、
- 試料が堆積される平面状支持体の面を保護フィルムの面と接着することによって、組み立てるステップであって、保護フィルムは少なくとも汚染物質と面することを意図されたアパーチャ内に、アルファ線に対して透過的な材料から作られる、ステップと、
を含む。
- アルファ線スペクトロメトリおよびガンマ線スペクトロメトリによって測定可能でない純粋なベータ線放出放射性核種を測定するためのベータ線スペクトロメトリ検出器、
- 総アルファ線計数プローブ、
- 総ベータ線計数プローブ。
- 59.54keVのガンマ線ピークを使用することによってガンマ線スペクトロメトリにより241Amの放射能の量を決定するステップ、
A(241Am)=知られている (1)
- アルファ線ピーク(241Am+238Pu)における241Amの寄与(パルスの数N)を計算するステップ、
Nα(241Am)=A(241Am)×εα(241Am)×Iα(241Am)×t (2)
ここで、εα(241Am)は241Amのアルファ粒子によって放出されるエネルギーに対するアルファ効率に対応し、Iα(241Am)は241Amのアルファ線放出強度に対応し、同じ放射性核種によって放出されるアルファ粒子は分別されないので1に等しく、tはアルファ線スペクトロメトリの計数時間に対応する。
- 同じピークにおける238Puの寄与(パルスの数N)を決定するステップ、
Nα(238Pu)=Nα(合計)-Nα(241Am) (3)
ここで、Nα(合計)はアルファピーク241Am+238Puにおけるパルスの総数に対応する。
- 238Puの放射能の量を決定するステップ、
A(238Pu)=Nα(238Pu)/[εα(238Pu)×Iα(238Pu)×t] (4)
ここで、εα(238PPu)は238Puのアルファ粒子によって放出されるエネルギーに対するアルファ効率に対応し、Iα(238Pu)は238Puのアルファ放出強度に対応し、tはアルファ線スペクトロメトリの計数時間に対応する。
- 2つの放射性核種XおよびYがアルファ線スペクトルにおいて干渉しており、放射性核種Xがガンマ線スペクトルによって識別可能であり、定量化可能である場合、Yの放射能の量は、
- 同様に、2つの放射性核種XおよびYがガンマ線スペクトルにおいて干渉しており、放射性核種Xがアルファ線スペクトルによって識別可能であり、定量化可能である場合、Yの放射能の量は、
のように書くことができる。
ここで、BdFはBdF=Nbrut-Nnetとなるような考慮されているピークの下のバックグラウンドノイズであり、kは被覆率(k=2)であり、Nbrutは全エネルギーピークの積分であり、Nnetは環境中に拡散されたガンマ線およびより高いエネルギーの放射線のコンプトンバックグラウンドに対応するバックグラウンドノイズの減算の後の全エネルギーピークの表面積である。
文献[1] 1984年4月27日付けで出願された仏国特許第2563633号明細書
文献[2] Pollanen et al.、 “In-situ alpha spectrometry from air filters at ambient air pressure”、 Radiation Measurements, vol. 53-54、 pp. 65-70, 2013
文献[3] 2014年9月3日付けで出願された中国特許第104215997号明細書
文献[4] 2010年10月7日付けで出願された仏国特許第2965937号明細書
2 グローブボックス
3 アルファ線検出器
4 ガンマ線検出器
5 アライメントデバイス
6 試料
7 データ取得および分析手段
8 コリメータ
8’ 半管
8’’ 半管
9 シース
10 棚
11 開口部
12 レール
13 段部
14 アライメント軸
15 取付ベース
16 部分
17 第1の支持手段
18 本体部
19 開口部
20 軸方向当接部
21 第2の支持手段
22 第1の要素
23 第2の要素
24 ストップ要素
25 ノッチ
26 スクリーン
27 シャフト
28 アルファ線検出器を保持するための手段
29 シャフト
33 測定装置
34 支持手段
Claims (15)
- 放射性核種を含む同じ試料(6)のガンマ線スペクトロメトリ測定とアルファ線スペクトロメトリ測定とを相関させるためのシステム(1)であって、
- ガンマ線スペクトロメトリ測定を行うことができるガンマ線検出器(4)と、
- コリメーショングリッドを備えた、アルファ線スペクトロメトリ測定を行うことができるアルファ線検出器(3)と、
- アルファ線スペクトロメトリ測定値およびガンマ線スペクトロメトリ測定値を取得し分析するための手段(7)と、
を備え、
前記システム(1)は、
- 前記ガンマ線検出器(4)の周りに位置決めされることを意図されたコリメータ(8)であって、前記コリメータは、2つの半管(8’、8’’)を連結することによって形成される、アライメント軸と同軸の管状本体部である、コリメータ(8)と、
- アライメント軸(14)に従って、前記アルファ線検出器(3)、前記試料(6)、および前記ガンマ線検出器(4)をアライメントするためのアライメントデバイス(5)であって、前記試料は前記2つの検出器の間に配設されることを意図されており、前記アライメントデバイスは、
- 前記試料(6)および前記アルファ線検出器(3)を収容することを意図されたグローブボックス型の格納容器(2)と、
- 上側面および下側面を有する取付ベース(15)であって、前記上側面および前記下側面によって区切られかつ前記アライメント軸を含む、前記取付ベース(15)の少なくとも1つの部分(16)が、ガンマ線を通過させることができる材料から作られ、前記アライメントデバイス(5)の前記取付ベース(15)は、前記格納容器の下側壁の全部または一部を形成する、取付ベース(15)と、
- 各々が前記取付ベース(15)の前記上側面の上に装着される第1の支持手段および第2の支持手段であって、
- 前記第1の支持手段(17)は、少なくとも1つの開口部(19)を有する本体部(18)を備え、各開口部は、前記アライメント軸に平行な、場合によっては前記アライメント軸と同軸の方向に従って開通し、前記アライメント軸(14)において前記試料(6)を支持するように構成されている軸方向当接部(20)を備え、
- 前記第2の支持手段(21)は、前記アルファ線検出器(3)を支持することを意図されており、前記取付ベース(15)に対して固定された第1の要素(22)と、前記第1の要素(22)に装着され、前記取付ベース(15)に対して垂直方向に移動することができる第2の要素(23)と、を備える、第1の支持手段および第2の支持手段と、
- 横方向当接部を形成するストップ要素(24)であって、前記ガンマ線検出器(4)が、前記横方向当接部に当たって前記アライメント軸にあるように置かれることを意図され、前記ストップ要素が、前記取付ベース(15)の前記下側面に装着される、ストップ要素(24)と、
を備えるアライメントデバイス(5)と、
をさらに備えるシステム。 - 前記ストップ要素(24)は、前記アライメント軸の方向に従って長手方向に延在しかつ断面に従って中心が前記アライメント軸と同軸である半月状の形状を有する本体部である請求項1に記載のシステム。
- 前記ストップ要素(24)の前記本体部は、スクリーンを形成するトレイ(26)を受け入れかつ前記トレイを前記取付ベース(15)の前記下側面に平行に保持するように構成されている少なくとも1つのノッチ(25)を備える請求項2に記載のシステム。
- 前記第2の支持手段(21)の前記第1の要素(22)は、フレームであり、前記第2の支持手段(21)の前記第2の要素(23)は、前記第1の要素(22)上に固定して装着されるシャフト(27)と、前記シャフト上に垂直並進で移動可能に装着される、前記アルファ線検出器を保持するための手段(28)、たとえばクランプリングと、を備える請求項1から3のいずれか一項に記載のシステム。
- 前記第1の支持手段(17)の前記本体部(18)は、少なくとも2つの開口部(19)を備えるトレイであり、前記第1の支持手段(17)は、前記アライメント軸(14)に対して平行でありかつ前記アライメント軸(14)に関してオフセットされた軸に従って延在するシャフト(29)をさらに備え、前記トレイは前記シャフト上に回転可能に装着され、前記トレイの各開口部は前記トレイの回転によって前記アライメント軸に対向することができる請求項1から4のいずれか一項に記載のシステム。
- 前記格納容器(2)は、複数のコンパートメントを含む請求項1から5のいずれか一項に記載のシステム。
- 前記システムは、前記格納容器(2)より下に配設された棚(10)をさらに備え、前記棚は、前記ガンマ線検出器(4)の通過を可能にする開口部(11)を備え、その上側面の上に、各半管(8’、8’’)に関連付けられている直線的ガイド要素(12)、たとえばガイドレールを有し、各半管をその関連付けられている半管の方へガイドして前記コリメータの前記管状本体部を形成することを可能にする請求項1から6のいずれか一項に記載のシステム。
- 請求項1から7のいずれか一項に記載のシステム(1)の実装によって、放射性核種XおよびYを含む放射性核種を含む試料(6)によって放出される前記放射性核種Xの放射能の量A(X)および前記放射性核種Yの放射能の量A(Y)を決定するための方法であって、
- 前記試料(6)を前記第1の支持手段(17)の前記本体部(18)の開口部(19)内に置くステップと、
- 前記第2の支持手段(21)の前記第2の要素(23)の垂直方向移動によって前記試料に対して前記アライメント軸(14)に前記アルファ線検出器(3)を置くステップと、
- 前記ガンマ線検出器を前記ストップ要素(24)の前記横方向当接部に対してくさびで留めることによって前記ガンマ線検出器(4)を前記アライメント軸に置くステップと、
- 好ましくは同時に、同じ計数時間内に、アルファ線スペクトルおよびガンマ線スペクトルを取得するステップと、
- 前記2つのスペクトルのうちの一方において、前記放射性核種Xが識別可能であり、前記試料の他の放射性核種と干渉しないエネルギー線を選択し、前記放射性核種Xの前記放射能の量A(X)を決定するステップと、
- 前記2つのスペクトルのうちの他方において、前記放射性核種XおよびYのみが干渉しているエネルギー線を選択し、前記エネルギー線における前記放射性核種Xの寄与をパルスの数N(X)で計算し、前記エネルギー線における前記放射性核種Yの寄与をパルスの数N(Y)で決定するステップと、
- 前記放射能の量A(Y)を決定するステップと、
を含む方法。 - 前記試料(6)は、ガンマ線に対して透過的である材料から作られているサンプリング支持体のサンプリング面の上に存在する汚染物質であり、前記方法は、好ましくは前記格納容器(2)のコンパートメント内に前記試料(6)をパッケージングするステップをさらに含み、パッケージングする前記ステップは、前記汚染物質を含む前記サンプリング支持体の前記サンプリング面を保護フィルム(31)の面と接着することによって、組み立てるステップを含み、前記保護フィルムは、少なくとも前記汚染物質と面することを意図されたアパーチャ(32)内に、アルファ線に対して透過的な材料から作られる請求項8に記載の方法。
- 前記サンプリング支持体は、ポリエチレンテレフタレート(PET)から作られ、そのサンプリング面の上に接着剤層を含む請求項9に記載の方法。
- 前記試料(6)は、ガンマ線に対して透過的である材料から作られているサンプリング支持体のサンプリング面の上に存在する汚染物質であり、前記方法は、好ましくは前記格納容器(2)のコンパートメント内に前記試料(6)をパッケージングするステップをさらに含み、パッケージングする前記ステップは、
- ガンマ線に対して透過的である材料から作られた平面状支持体(30)の一方の面の上に前記試料(6)を堆積するステップと、
- 前記試料が堆積される前記平面状支持体(30)の前記面を保護フィルム(31)の面と接着することによって組み立てるステップであって、前記保護フィルムは、少なくとも前記汚染物質と面することを意図されたアパーチャ(32)内に、アルファ線に対して透過的な材料から作られる、ステップと、
を含む請求項8に記載の方法。 - 前記平面状支持体(30)の前記面は、接着剤層を含み、前記接着剤層は前記試料(6)の前記堆積の前に存在している請求項11に記載の方法。
- 前記平面状支持体(30)は、ポリエチレンテレフタレート(PET)から作られる請求項11または請求項12に記載の方法。
- 少なくとも前記保護フィルム(31)の前記アパーチャ(32)、好ましくは前記保護フィルムの全体が、ポリエチレンテレフタレート(PET)から作られる請求項9から13のいずれか一項に記載の方法。
- 前記PET保護フィルムの前記アパーチャ(32)は、6μm以下の厚さを有する請求項14に記載の方法。
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