Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP7677280B2 - 車両用ブレーキ制御装置、車両用ブレーキ制御システム、および、車両用ブレーキ制御方法 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP7677280B2 - 車両用ブレーキ制御装置、車両用ブレーキ制御システム、および、車両用ブレーキ制御方法 - Google Patents

車両用ブレーキ制御装置、車両用ブレーキ制御システム、および、車両用ブレーキ制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7677280B2
JP7677280B2 JP2022132281A JP2022132281A JP7677280B2 JP 7677280 B2 JP7677280 B2 JP 7677280B2 JP 2022132281 A JP2022132281 A JP 2022132281A JP 2022132281 A JP2022132281 A JP 2022132281A JP 7677280 B2 JP7677280 B2 JP 7677280B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
acceleration
brake control
traveling
road surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022132281A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2024029857A (ja
Inventor
洋司 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2022132281A priority Critical patent/JP7677280B2/ja
Publication of JP2024029857A publication Critical patent/JP2024029857A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7677280B2 publication Critical patent/JP7677280B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Regulating Braking Force (AREA)

Description

本開示は、車両用ブレーキ制御装置、車両用ブレーキ制御システム、および、車両用ブレーキ制御方法に関する。
従来、車両用ブレーキ制御装置において、車両が停止する際に生じるショックを防止するために、車両の停止直前に制動力を減少させる技術が知られている(特許文献1)。
特開2007-320475号公報
車両の積載状態や制動動作に伴うピッチングにより、路面の傾斜角度(勾配)に依拠しない傾きが車両に生じる場合がある。路面の傾斜角度に依拠しない傾きが車両に生じている場合、路面の傾斜角度が誤って計算される恐れがある。車両用ブレーキ制御装置が誤った路面の傾斜角度を基に制動力を生じさせた場合には、車両が停止する際に生じるショックが増加する恐れがある。
本開示は、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本開示の第1形態によれば、車両用ブレーキ制御装置が提供される。車両用ブレーキ制御装置は、水平方向に沿った水平路と、進行方向前方が下方に傾斜した下り路と、のいずれか一方を走行する車両の制動動作に応じて生じるショックを低減するために、前記車両が停止する前に予め定められた変化率によって、ブレーキ操作部材の操作量に応じた制動力を弱めるショック低減制御を、前記車両の走行速度が前記制動動作を開始した後に開始車速に達した時点において開始するショック低減部と、前記車両が前記制動動作を開始したことを条件に、(i)前記車両の前後方向に加わる加速度を検出可能な加速度センサによって検出された前記加速度から、走行中の路面に対する前記車両の傾斜角度である車両傾斜角に応じて前記車両に加わる加速度成分としての傾斜加速度成分を除いた補正加速度と、(ii)前記補正加速度を用いて、前記車両の停止時点において前記車両に加わる前記加速度の目標値と、を算出する算出部と、を備え、前記算出部は、前記加速度センサによって検出された前記加速度と、前記目標値と、を用いて、前記開始車速を算出する。この形態によれば、加速度センサによって検出された加速度から傾斜加速度成分を除いた補正加速度を用いて、ショック低減制御の開始車速を算出することができる。これにより、車両の傾斜角度に起因した傾斜加速度成分を除いた状態において、ショック低減制御の開始車速を算出することができる。そのため、車両用ブレーキ制御装置が誤った路面の傾斜角度を基に制動力を生じさせる可能性を低減することができる。よって、車両が停止する際に生じるショックが増加することを抑制できる。
(2)上記形態であって、前記車両傾斜角は、(i)前記車両の積載状態に応じて生じる前記車両の前記傾斜角度である積載傾斜角と、(ii)前記制動動作に伴う前記車両のピッチングに応じて生じる前記車両のピッチ角と、の少なくとも一方であってもよい。この形態によれば、車両傾斜角に寄与する加速度成分を詳細に特定した状態において、傾斜加速度成分を算出することができる。これにより、傾斜加速度成分の算出精度を向上させることができる。よって、ショック低減制御のより適切な開始車速を算出することができる。
(3)上記形態であって、前記算出部は、車速センサによって検出される前記走行速度を用いて、前記制動動作により前記車両に加わる運動加速度成分を算出してもよい。この形態によれば、算出部は、車速センサによって算出される車両の走行速度を用いて、運動加速度成分を算出することができる。これにより、加速度センサによって検出された加速度から傾斜加速度成分と運動加速度成分とを除くことによって、路面の傾斜角度である路面角に応じて生じる路面加速度成分を算出することができる。
(4)上記形態であって、前記算出部は、前記加速度センサによって検出された前記加速度から、前記傾斜加速度成分と、前記運動加速度成分と、を除くことによって、水平面に対する前記路面の傾斜角度である路面角に応じて生じる加速度成分としての路面加速度成分を算出してもよい。この形態によれば、路面加速度成分を基に路面角を算出することができる。これにより、より正確な路面角を基に、ショック低減制御の開始車速を算出することができる。よって、車両が停止する際に生じるショックが増加することをより確実に抑制することができる。
(5)上記形態であって、前記目標値は、前記車両が停止する際に前記加速度として許容される予め定められた許容加速度成分と、前記路面加速度成分と、の合計値であってもよい。この形態によれば、目標値に許容加速度成分が含まれる。これにより、車両をより確実に停止させることができる。
(6)本開示の第2形態によれば、車両用ブレーキ制御システムが提供される。上記形態に記載の車両用ブレーキ制御装置と、前記車両用ブレーキ制御装置の制御に応じて制動動作を実行する制動システムと、車両の前後方向に加わる加速度を検出する加速度センサと、前記車両の車輪速を用いて前記車両の走行速度を検出する車速センサと、前記車輪速を検出する車輪速センサと、を備える。この形態によれば、車両用ブレーキ制御装置は、車輪速センサと、車速センサと、加速度センサと、により検出されたデータを用いて、制動システムの動作を制御することができる。
(7)本開示の第3形態によれば、車両用ブレーキ制御方法が提供される。水平方向に沿った水平路と、進行方向前方が下方に傾斜した下り路と、のいずれか一方を走行する車両の制動動作に応じて生じるショックを低減するために、前記車両が停止する前に予め定められた変化率によって、ブレーキ操作部材の操作量に応じた制動力を弱めるショック低減制御を、前記車両の走行速度が前記制動動作を開始した後に開始車速に達した時点において開始するショック低減工程と、前記車両が前記制動動作を開始したことを条件に、(i)前記車両の前後方向に加わる加速度を検出可能な加速度センサによって検出された前記加速度から、走行中の路面に対する前記車両の傾斜角度である車両傾斜角に応じて前記車両に加わる加速度成分としての傾斜加速度成分を除いた補正加速度と、(ii)前記補正加速度を用いて、前記車両の停止時点において前記車両に加わる前記加速度の目標値と、を算出する算出工程と、を備え、前記算出工程は、前記加速度センサによって検出された前記加速度と、前記目標値と、を用いて、前記開始車速を算出する。この形態によれば、加速度センサによって検出された加速度から傾斜加速度成分を除いた補正加速度を用いて、ショック低減制御の開始車速を算出することができる。そのため、車両用ブレーキ制御装置が誤った路面の傾斜角度を基に制動力を生じさせる可能性を低減することができる。
本開示は、上記の車両用ブレーキ制御装置、車両用ブレーキ制御システム、および、車両用ブレーキ制御方法以外の種々の形態で実現することが可能である。例えば、車両用ブレーキ制御装置および車両用ブレーキ制御システムの製造方法、車両用ブレーキ制御方法を実現するコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した一時的でない記録媒体等の形態で実現することができる。
車両の前後方向、左右方向、および上下方向を説明するための図。 車両用ブレーキ制御システムを備えた車両の概略構成を説明するための図。 車両の前後方向に加わる加速度と加速度センサの出力値とを示す図。 車両用ブレーキ制御システムの概略構成を示すブロック図。 ショック低減制御の概要を説明するための図。 加速度成分と傾斜角度とを説明するための図。 車両用ブレーキ制御方法を示すフローチャート。 車両に加わる加速度とピッチ角との相関関係を示すグラフ。
A.実施形態:
図1は、車両100の前後方向D1、左右方向D2、および上下方向D3を説明するための図である。図1には、互いに直交する3つの空間軸であるXYZ軸が描かれている。X軸,Y軸,Z軸に沿った正の方向を、それぞれ+X方向,+Y方向,+Z方向とする。X軸,Y軸,Z軸の向いている方向と逆の方向が、それぞれX軸,Y軸,Z軸に沿った負の方向である。X軸,Y軸,Z軸に沿った負の方向を、それぞれ-X方向,-Y方向,-Z方向とする。X軸,Y軸,Z軸に沿った方向で正負を問わないものを、それぞれX方向,Y方向,Z方向と呼ぶ。本実施形態では、車両100を水平面と平行になるように載置した状態(以下、水平配置状態)において、-Z方向が重力方向であり、+Z方向が反重力方向である。また、水平配置状態において、X方向およびY方向が水平面に沿った方向である。
本実施形態では、+X方向側を車両100の前方側Fとし、-X方向側を車両100の後方側Rとする。よって、水平配置状態において、車両100の前後方向D1は、X軸に沿った方向である。そして、走行中の車両100における進行方向は、+X方向である。また、本実施形態では、+Y方向側を車両100の左方側とし、-Y方向側を車両100の右方側とする。よって、水平配置状態において、車両100の左右方向D2は、Y軸に沿った方向である。また、本実施形態では、+Z方向側を車両100の上方側(天井側)とし、-Z方向側を車両100の下方側(床側)とする。よって、水平配置状態において、車両100の上下方向D3は、Z軸に沿った方向である。これ以降に示す図および説明についても同様とする。
図2は、車両用ブレーキ制御システム1を備えた車両100の概略構成を説明するための図である。車両100は、例えば、運転者によって操作される四輪自動車である。車両100は、車両用ブレーキ制御システム1と、4つの車輪Wa~Wdとを少なくとも備える。
車両用ブレーキ制御システム1は、水平方向に沿った水平路と、車両100の進行方向前方側Fが後方側Rよりも下方側に傾斜した下り路と、のいずれか一方を走行する車両100の制動動作に応じて生じるショックを低減するショック低減制御を実行する。具体的には、ショック低減制御は、車両100が停止する前に、ブレーキ操作部材51の操作量(踏込量)に応じた制動力を、操作量に関わらず弱める制御である。つまり、車両用ブレーキ制御システム1は、ショック低減制御の実行により、車両100が停止する際に生じる車両100の揺れを軽減する。なお、制動動作の開始時点(以下、制動開始時点)からショック低減制御の開始時点までの間においては、運転者によるブレーキ操作部材51の操作量に応じた制動力が各車輪Wa~Wdに付与される。
本開示において、「走行中」とは、例えば、後述する車輪速センサ91a~91dの出力値がゼロを超えた時点から、車輪速センサ91a~91dの出力値がゼロとなる時点までの間を指す。「車両100が停止する際」とは、例えば、制動開始時点から車両100の停止時点までの間を指す。「停止する前」とは、例えば、車輪速センサ91a~91dの出力値がゼロとなる時点から予め定められた時間だけ前の時点以降を指し、「停止直前」とも呼ぶ。「停止時点」とは、例えば、車輪速センサ91a~91dの出力値がゼロとなった後に、後述する加速度センサ93の出力値(加速度)が安定した時点である。このとき、例えば、「加速度センサ93の出力値が安定した時点」は、加速度センサ93の出力値の単位時間当たりの変化量が予め定められた閾値以下となった時点であってもよい。また、「加速度センサ93の出力値が安定した時点」は、車輪速センサ91a~91dの出力値がゼロとなった時点から予め定められた時間が経過した後の時点であってもよい。
車両用ブレーキ制御システム1は、制動システム5と、4つの車輪速センサ91a~91dと、車速センサ92と、加速度センサ93と、車高センサ94と、操作量センサ95と、を含む検出装置9と、車両用ブレーキ制御装置10と、を備える。
制動システム5は、運転者がブレーキをかけたとき、すなわち、運転者がブレーキ操作部材51を踏み込んだときに、ブレーキ操作部材51の操作量に応じた制動力を各車輪Wa~Wdに付与する。さらに、制動システム5は、ブレーキ操作部材51の操作量に応じた制動力を、車両用ブレーキ制御装置10の制御に従って変化させる。制動システム5は、ブレーキ操作部材51と、倍力装置52と、マスタシリンダ53と、ブレーキアクチュエータ54と、制動装置55a~55dと、2種類の供給流路56,57と、を備える。
ブレーキ操作部材51は、運転者が操作するブレーキペダルである。倍力装置52は、いわゆるブレーキブースタであり、ブレーキ操作部材51の操作量を倍化させる。マスタシリンダ53は、倍力装置52により倍化されたブレーキ操作部材51の操作量をブレーキ液の液圧(以下、ブレーキ液圧)へと変換する。ブレーキアクチュエータ54は、マスタシリンダ53により変換されたブレーキ液圧を車輪Wa~Wdごとに調整可能な液圧調整装置である。マスタシリンダ53とブレーキアクチュエータ54との間には、マスタシリンダ53からブレーキアクチュエータ54にブレーキ液を供給するための第1供給流路56が形成されている。ブレーキアクチュエータ54と各制動装置55a~55dとの間には、ブレーキアクチュエータ54から各制動装置55a~55dにブレーキ液を供給するための第2供給流路57が形成されている。
制動装置55a~55dは、例えば、ディスクブレーキ装置である。制動装置55a~55dは、車輪Wa~Wdと一体に回転するディスクロータ(図示せず)と、車輪Wa~Wdを回転可能に保持するキャリア(図示せず)と、キャリアによって移動可能に支持されるキャリパ(図示せず)とを備える。キャリパは、ディスクロータと対向する摩擦材であるブレーキパッド(図示せず)を有する。さらに、制動装置55a~55dは、キャリパに内蔵されるホイールシリンダ(図示せず)を備える。ホイールシリンダは、ブレーキ液圧に応じて作動するピストンを有する。
ブレーキアクチュエータ54により調整されたブレーキ液圧は、ホイールシリンダに伝達される。伝達されたブレーキ液圧に応じて、車輪Wa~Wdに対して制動力を付与する方向に、ピストンが押し出される。ピストンの押圧により、ブレーキパッドがディスクロータに押し付けられる。これにより、車輪Wa~Wdの回転が制動され、車両100は減速する。なお、制動システム5の構成および機能は、これに限られるものではなく、他の構成要素を含んでもよい。
4つの車輪速センサ91a~91dは、各車輪Wa~Wdの回転速度(以下、車輪速)を検出する。具体的には、車輪速センサ91a~91dは、例えば、周縁部に歯が形成され、車輪Wa~Wdと一体に回転する歯車状のロータ(図示せず)と、ロータの周縁部と対向するように配置され、ホール素子等を有する検出子(図示せず)とを備える。車輪速センサ91a~91dは、例えば、車輪Wa~Wdの回転に付随したロータの回転により生じる磁気変動を検出子によって検出することで、車輪速を検出する。車輪速センサ91a~91dは、車輪Wa~Wdごとにそれぞれ設けられる。車輪速センサ91a~91dは、 検出した車輪速を示す車輪速信号を車両用ブレーキ制御装置10および車速センサ92に送信する。
車速センサ92は、車輪速センサ91a~91dの出力値、すなわち、車輪速センサ91a~91dによって検出された車両100の車輪速を用いて、車両100の走行速度を算出する。具体的には、車速センサ92は、例えば、各車輪Wa~Wdの車輪速を平均化する等の演算処理を行った後に、単位時間あたりの車輪速を基に車両100の走行速度を算出する。車速センサ92は、算出した走行速度を示す車速信号を車両用ブレーキ制御装置10に送信する。なお、車速センサ92の機能の少なくとも一部は、後述するCPU2によって実行されてもよい。
加速度センサ93は、車両100の前後方向D1に加わる加速度を検出する。そして、加速度センサ93は、加速度を示す加速度信号を車両用ブレーキ制御装置10に送信する。本開示において「加速度」とは、標準重力加速度に対する加速度を指す。本実施形態では、加速度センサ93は、車両100の前後方向D1に加わる加速度を検出可能な1軸加速度センサである。加速度センサ93は、例えば、センサの軸が車両100の前後方向D1に沿った前後軸に沿うようにして車両100に取り付けられている。
図3は、車両100の前後方向D1に加わる加速度Gsと加速度センサ93の出力値とを説明するための図である。図3では、路面Lと平行な直線CLであって、車両100の重心Cを通る直線CLを一点鎖線で図示している。本実施形態では、理解の容易のために、加速度センサ93の取付位置は、車両100の重心Cに相当する位置とする。また、図3では、車両100の前後方向D1に加わる加速度Gsおよび加速度成分G,Gaの大きさおよび方向を、加速度センサ93の取付位置を始点としたベクトルにより視覚的に表している。詳細には、図3では、車両100が進行方向(+X方向)に走行しながら減速した場合における加速度Gsおよび加速度成分G,Gaを実線で表している。また、図3では、車両100が進行方向(+X方向)に走行しながら加速した場合における加速度Gsおよび加速度成分G,Gaを二点鎖線で表している。
走行中の車両100には、少なくとも重力加速度と、車両100の移動により生じる運動加速度と、が加わる。加速度センサ93は、重力加速度成分Gと、車両100の移動により生じる運動加速度成分Gaと、を含む各種加速度成分が合成された加速度Gsを検出する。そして、加速度センサ93は、重力加速度成分Gと運動加速度成分Gaとを含む各種加速度成分が合成された加速度Gsを、車両100の前後方向D1に加わる加速度Gsとして車両用ブレーキ制御装置10(図2)に送信する。なお、本実施形態では、加速度センサ93は、車両100の進行方向(+X方向)に走行しながら加速した場合の加速度Gsを正の値として出力するものとし、車両100が進行方向に走行しながら減速した場合の加速度Gsを負の値として出力するものとする。つまり、本実施形態では、進行方向に走行中の車両100が減速した場合において、車両100に加わる加速度Gs(加速度センサ93によって測定された加速度Gs)は、負の加速度(減速度)として出力される。
図2に示す車高センサ94は、図3に示すように、車両100の前方側Fと車両100の後方側Rとのそれぞれについて、走行中の路面Lに対する車両100の車体の高さ(車高)を検出する。車高センサ94は、例えば、ヘッドライトの光軸調整を行うオートレベライザに設けられたストロークセンサである。車高センサ94は、図2に示すように、検出した車高を示す車高信号を車両用ブレーキ制御装置10に送信する。
操作量センサ95は、ブレーキ操作部材51の操作量を検出する。操作量センサ95は、検出したブレーキ操作部材51の操作量を示す操作量信号を車両用ブレーキ制御装置10に送信する。
車両用ブレーキ制御装置10は、制動システム5の動作を制御することで、ショック低減制御を実行する。具体的には、車両用ブレーキ制御装置10は、図2に示すブレーキアクチュエータ54を制御することで、ホイールシリンダのピストンに付与するブレーキ液圧を調整する。これにより、車両用ブレーキ制御装置10は、ブレーキ操作部材51の操作量に応じた制動力を変化させる。
図4は、車両用ブレーキ制御装置10を備えた車両用ブレーキ制御システム1の概略構成を示すブロック図である。車両用ブレーキ制御装置10は、制動力を制御するためのECU(Electronic Control Unit)であり、CPU2と、通信部3と、記憶部6と、を備える。
通信部3は、車両100における他の構成要素(例えば、制動システム5および検出装置9)と、車両用ブレーキ制御装置10とを通信可能に接続する。車輪速信号や加速度信号等の各種信号は、通信部3を介して、CPU2に送信される。また、ブレーキアクチュエータ54への制御指令は、通信部3を介して、ブレーキアクチュエータ54に出力される。記憶部6は、制動システム5の動作を制御する各種プログラムと、検出装置9から取得したデータ(例えば、車輪速や加速度Gs)と、を含む各種情報を記憶する。記憶部6は、例えば、RAMやROM、書き換え可能な不揮発性メモリを含む。
CPU2は、記憶部6に記憶された各種プログラムを展開することにより、算出部25とショック低減部27として機能する。算出部25は、車両100が制動動作を開始したことを条件に、ショック低減制御を開始する車両100の走行速度(以下、開始車速)を算出する。ショック低減部27は、車両100の走行速度が制動動作を開始した後に開始車速に達した時点でショック低減制御を開始する。なお、CPU2の少なくとも一部の機能は、ハードウェア回路によって実現されてもよい。
図5は、ショック低減制御の概要を説明するための図である。図5の各図では、制動開始時点Tsからの制動力の推移をグラフで示すと共に、車両100の停止時点における加速度Gsの目標値Geを示している。図5の各図における左側の縦軸は、制動装置55a~55dに付与される制動力を表している。図5の各図における右側の縦軸は、車両100の停止時点において付与される制動力に応じて車両100に加わる加速度Gsの目標値Geを表している。図5の各図における横軸は、制動開始時点Tsからの経過時間を表している。
以下において、ショック低減制御の開始時点Tcを「低減開始時点Tc」と呼ぶ。低減開始時点Tcは、ブレーキ操作部材51の操作量に応じた制動力を低下させ始める時点であり、車両100の走行速度Vが制動動作を開始した後に開始車速Vsに達した時点である。また、ショック低減制御の終了時点Teを「目標値到達時点Te」と呼ぶ。目標値到達時点Teは、加速度センサ93によって検出された加速度Gsが、車両100の停止時点において車両100に加わる加速度Gsの目標値Geとなる時点である。
図5の各図では、ショック低減制御を実行する場合であって、車両100が水平路を走行している場合における制動力の推移を水平路グラフRNとして図示している。また、ショック低減制御を実行する場合であって、車両100が下り路を走行している場合における制動力の推移を第1下り路グラフRD1として図示している。各グラフRN,RD1,RD2はいずれも、走行中の路面Lに対する車両100の傾斜角度(以下、車両傾斜角)が0度である場合における制動力の推移を示している。ここで言う「車両傾斜角」とは、車両100の前後方向D1に沿った前後軸と、路面Lとの成す角である。車両傾斜角は、例えば、車両100の積載状態に応じて生じる車両100の傾斜角度(以下、積載傾斜角)と、制動動作に伴うピッチングに応じて生じる車両100の傾斜角度(以下、ピッチ角)と、の少なくとも一方である。積載傾斜角とピッチ角とはいずれも、路面Lに対する車両100の傾斜角度、すなわち、車両100の前後方向D1に沿った前後軸と路面Lとの成す角である。
本実施形態では、運転者が、ブレーキ操作部材51を予め定められた踏込量で踏み込んだ後に、車両100の停止時点まで踏込量を維持した場合を例に挙げて説明する。つまり、制動開始時点Tsから、踏込量が予め定められた踏込量に到達する踏込到達時点Tnまでの間において、制動力は、ブレーキ操作部材51の操作量に応じて増加していく。そして、踏込到達時点Tnから低減開始時点Tcまでの間において、制動力は、概ね一定に維持される。その後、車両100の走行速度Vが制動動作を開始した後に開始車速Vsに達した時点、すなわち、低減開始時点Tcにおいて、ショック低減制御が開始される。これにより、低減開始時点Tcから目標値到達時点Teまでの間において、車両用ブレーキ制御装置10の制御により、制動力が予め定められた変化率aで弱められる。そして、目標値到達時点Te以降においては、例えば、目標値到達時点Teの制動力が維持される。
図6は、加速度成分G,Ga,Gt,Gw,Gpと傾斜角度θt,θr,θw,θpとを説明するための図である。図6において、一点鎖線により示す直線CLは、路面Lと平行な直線CLであって、車両100の重心Cを通る直線CLである。図6の上図には、下り路を走行中の車両100が減速した場合における各傾斜角度θt,θr,θw,θpを模式的に図示している。図6の下図には、下り路を走行中の車両100が減速した場合における加速度成分G,Ga,Gt,Gw,Gpを模式的に示している。また、図6では、車両傾斜角θrが0度である車両100を点線で図示すると共に、車両傾斜角θrが0度でない車両100を実線で図示している。
本実施形態では、図6に示すように、路面角θtを有する下り路を走行中の車両100が減速して停止する場合であって、制動動作に伴うピッチングにより、停止直前において正の車両傾斜角θrが生じる場合について説明する。具体的には、積載傾斜角θwは、ピッチ角θpより小さい。そのため、制動開始時点Tsより前の時点において、車両100の後方側Rは、前方側Fよりも下方側に傾斜した状態であり、負の積載傾斜角θwが生じている状態である。そして、制動開始時点Ts以降の時点においては、ピッチングの影響により、車両100の前方側Fが後方側Rよりも下方側に傾斜した状態である。これにより、停止直前の車両100は、正の車両傾斜角θrが生じた状態となっている。
車両100が下り路を走行中に減速する場合には、重力加速度成分Gと制動動作に伴う運動加速度成分Gaとは別に、水平面Hに対する路面Lの傾斜角度θt(以下、路面角θt)に応じた加速度成分Gt(以下、路面加速度成分Gt)が車両100に加わる。路面加速度成分Gtは、図6の下図および以下の式(1)に示すように、重力加速度成分Gに路面角θtのサイン関数(sinθt)を乗じた値に相当する。
Gt=Gsinθt 式(1)
このとき、路面加速度成分Gtは、制動動作に伴う運動加速度成分Gaとは反対方向に加わる正の加速度成分である。そのため、車両100が下り路を走行中に減速する場合、路面加速度成分Gtは、制動動作に伴う運動加速度成分Gaとは反対方向に働くため、制動装置55a~55dによる制動力が車両100に対して効きづらくなる。よって、車両100が下り路を走行している場合と、車両100が水平路を走行している場合とで、ブレーキ操作部材51の操作量を同一にした場合、路面加速度成分Gtの分だけ制動力が低下するおそれがある。そこで、図5の上図に示すように、運転者は、水平路と同等の制動力を得るために、路面角θtに応じて自ずからブレーキ操作部材51の操作量を大きくしている。これにより、路面角θtに応じてブレーキ液圧が増圧されるため、適正な制動力を各車輪Wa~Wdに付与することができる。
これに対して、低減開始時点Tcから目標値到達時点Teまでの間、すなわち、ショック低減制御が実行される区間Tでは、制動力は、車両用ブレーキ制御装置10によって制御される。そのため、路面角θtに応じた適正な制動力を各車輪Wa~Wdに付与するために、車両用ブレーキ制御装置10は、路面角θtに応じて路面加速度成分Gtの分だけブレーキ液圧を増圧する必要がある。そこで、車両用ブレーキ制御装置10は、車両100が下り路を走行している場合に、車両100が水平路(路面角θtが0度の路面L)を走行している場合と比べて、路面角θtに応じた路面加速度成分Gtの分だけ目標値Geを低く設定する。これにより、車両用ブレーキ制御装置10は、目標値到達時点Teにおける制動力を路面角θtに応じて増加させることで、より確実に車両100を停止させる。
しかし、車両100の積載状態(例えば、乗車人数、乗車位置、車室およびトランクルームへの荷物の積載重量等)や制動動作に伴うピッチングにより、路面角θtに依拠しない傾き(以下、車両傾斜角θr)が車両100に生じる場合がある。
図5の中央図は、下り路を走行中の車両100において路面角θtに依拠しない傾きが生じている場合に、路面角θtが正しく計算された場合と、路面角θtが誤って計算された場合と、の制御方法の差異を説明するための図である。図5の中央図では、下り路を走行中の車両100において路面角θtに依拠しない傾きが生じている場合に、路面角θtが正しく計算された場合における制動力の推移を第1下り路グラフRD1として図示している。図5の中央図における第1下り路グラフRD1は、図5の上図における第1下り路グラフRD1と同一である。また、図5の中央図では、下り路を走行中の車両100において路面角θtに依拠しない傾きが生じている場合、すなわち、車両傾斜角θrがゼロでない場合に、路面角θtが誤って計算された場合における制動力の推移を第2下り路グラフRD2として図示している。具体的には、第2下り路グラフRD2は、下り路を進行方向(+X方向)に走行中の車両100(図6)において正の車両傾斜角θrが生じている場合の制動力の推移を示している。ここで、本実施形態では、車両100の後方側Rが前方側Fよりも下方側に傾斜している場合を正の車両傾斜角θrとし、車両100の前方側Fが後方側Rよりも下方側に傾斜している場合を負の車両傾斜角θrとする。なお、第1下り路グラフRD1と第2下り路グラフRD2とは、ブレーキ操作部材51の操作量、および、操作のタイミングは同一であり、車両傾斜角θrのみが相違する。
図6に示すように、路面角θtに依拠しない傾きが生じている車両100には、重力加速度成分Gと制動動作に伴う運動加速度成分Gaとは別に、車両傾斜角θrに応じた加速度成分Gr(以下、傾斜加速度成分Gr)が加わる。よって、路面角θtに依拠しない傾きが生じている車両100が減速する場合、加速度センサ93の出力値(加速度Gs)には、重力加速度成分Gと、制動動作に伴う運動加速度成分Gaと、傾斜加速度成分Grと、が含まれる。これにより、本来の路面角θtに車両傾斜角θrを上乗せした角度(θt+θr)が路面角θtであるとして計算される場合が生じ得る。つまり、路面角θtに依拠しない傾きが車両100に生じている場合に、路面角θtが誤って計算される恐れがある。
例えば、正の傾斜加速度成分Grが車両100に加わったとしても、ブレーキ操作部材51の操作量は変化しない。よって、傾斜加速度成分Grの分だけ制動力を増加させずとも、各車輪Wa~Wdに適正な制動力を付与することができる。そのため、車両用ブレーキ制御装置10は、傾斜加速度成分Grの分だけ目標値Geを低く設定する必要はない。しかし、車両傾斜角θrを誤って路面角θtであると誤認識した場合、車両用ブレーキ制御装置10が車両傾斜角θrに応じた傾斜加速度成分Gr分だけ制動力を誤って増加させる場合がある。例えば、図5の中央図に示すように、本来の路面角θtに車両傾斜角θrを上乗せした角度(θt+θr)が路面角θtであるとして計算された場合、目標値Geは、傾斜加速度成分Grの分だけ低く設定される。このとき、車両用ブレーキ制御装置10は、路面角θtの大小に関わらず、制動開始時点Tsから目標値到達時点Teまでの所要時間が一定となるように、ブレーキ操作部材51の操作量に応じた制動力を予め定められた変化率aで弱める。このようにすると、路面角θtが大きい場合にも車両100の停止時点が遅延することを防止できる。一方で、車両用ブレーキ制御装置10が誤った路面角θtを基に制動力を生じさせた場合、傾斜加速度成分Grに応じた時間Trだけ制動開始時点Tsが遅くなる。つまり、減速時において、ショック低減制御の開始車速Vsが小さくなる。これにより、車両用ブレーキ制御装置10が誤った路面角θtを基に制動力を生じさせた場合には、車両100が停止する際に車両100に加わる負の加速度Gs(減速度)が増加して、図5の中央図および図6の下図に示すように、車両100の搭乗者が感じるショックGnが増加するおそれがある。
そこで、車両用ブレーキ制御装置10は、加速度センサ93によって検出された加速度Gs(加速度センサ93の出力値)から傾斜加速度成分Grを除いた補正加速度Ghを用いて、目標値Geを算出する。そして、車両用ブレーキ制御装置10は、加速度センサ93によって検出された加速度Gsと目標値Geとを用いて、ショック低減制御の開始車速Vsを算出する。これにより、車両用ブレーキ制御装置10は、適正な制動力を確保すると共に、制動開始時点Tsから目標値到達時点Teまでの所要時間が一定となるようにショック低減制御を実行した場合にも、車両100が停止する際に生じるショックGnの増加を抑制する。つまり、車両用ブレーキ制御装置10は、図5の下図に示すように、第2下り路グラフRD2を第1下り路グラフRD1に近づけるように制動力を制御する。
図7は、車両用ブレーキ制御方法を示すフローチャートである。車両用ブレーキ制御方法では、算出工程(ステップS11~ステップS75)と、ショック低減工程(ステップS91~ステップS95)とが、この順に実行される。
算出工程(ステップS11~ステップS75)は、車両100が制動動作を開始したことを条件に、ショック低減制御の開始車速Vsを算出する工程である。算出工程(ステップS11~ステップS75)では、まず、ステップS11が実行される。ステップS11において、算出部25は、車高センサ94によって予め検出された制動開始時点Tsより前の時点における車高の変位量を取得する。次に、算出部25は、取得した車高の変位量を基に図6に示す積載傾斜角θwを算出する。算出部25は、例えば、車両100の前方側Fにおける車高と車両100の後方側Rにおける車高との差分であって、車両100の上下方向D3についての差分を基に積載傾斜角θwを算出する。
図7に示すように、ステップS11の後に、ステップS15が実行される。ステップS15において、算出部25は、車両100が制動動作を開始したか否かを判定する。具体的には、算出部25は、例えば、操作量センサ95によって検出されたブレーキ操作部材51の操作量を取得する。そして、算出部25は、ブレーキ操作部材51の操作量が予め定められた閾値以上である場合に、車両100が制動動作を開始したと判定する(ステップS15:Yes)。一方で、算出部25は、ブレーキ操作部材51の操作量が予め定められた閾値未満である場合、車両100は制動動作を開始していないと判定する(ステップS15:No)。
車両100が制動動作を開始したと判定した場合(ステップS15:Yes)に、算出部25は、ステップS21において、加速度センサ93によって検出された加速度Gsを取得する。一方で、車両100が制動動作を開始していないと判定した場合(ステップS15:No)に、算出部25は、ステップS15より後の各工程(ステップS21~ステップS95)を実行することなく車両用ブレーキ制御方法を終了する。
ステップS21の後に、ステップS25が実行される。ステップS25において、算出部25は、図6に示すピッチ角θpを算出する。図8は、車両100に加わる加速度Gsとピッチ角θpとの相関関係を示すグラフである。図8の縦軸は、ピッチ角θpを表している。図8の横軸は、制動動作に伴って車両100に加わる負の加速度Gs(減速度)を表している。制動動作に伴って車両100に加わる加速度Gsとピッチ角θpとの間には相関が見られる。そこで、図7に示すステップS25において、算出部25は、例えば、予め記憶部6に記憶された相関情報を参照することで、ステップS21において取得した加速度Gsを基に、ピッチ角θpを算出する。ここで言う「相関情報」とは、例えば、車両100に加わる加速度Gsとピッチ角θpとの相関関係を示す相関式、相関テーブル、相関マップである。
ステップS25の後に、ステップS31が実行される。ステップS31において、算出部25は、図6に示す車両傾斜角θrを算出する。本実施形態では、積載傾斜角θwとピッチ角θpとの両者が車両傾斜角θrに寄与しているため、算出部25は、以下の式(2)に示すように、積載傾斜角θwとピッチ角θpとを合計した角度を車両傾斜角θrとして算出する。
θr=θw+θp 式(2)
図7に示すように、ステップS31の後に、ステップS35が実行される。ステップS35において、算出部25は、図6に示す傾斜加速度成分Grを算出する。傾斜加速度成分Grは、以下の式(3)に示すように、重力加速度成分Gに車両傾斜角θrのサイン関数(sinθr)を乗じた値に相当する。よって、算出部25は、例えば、以下の式(3)を用いて、傾斜加速度成分Grを算出する。
Gr=Gsinθr 式(3)
なお、本実施形態では、傾斜加速度成分Grは、積載傾斜角θwに応じて車両100に加わる加速度成分Gw(以下、積載加速度成分Gw)と、ピッチ角θpに応じて車両100に加わる加速度成分Gp(以下、ピッチ加速度成分Gp)と、の合計値に一致する。積載加速度成分Gwは、図6の下図および以下の式(4)に示すように、重力加速度成分Gに積載傾斜角θwのサイン関数(sinθw)を乗じた値に相当する。また、ピッチ加速度成分Gpは、図6の下図および以下の式(5)に示すように、重力加速度成分Gにピッチ角θpのサイン関数(sinθp)を乗じた値に相当する。
Gw=Gsinθw 式(4)
Gp=Gsinθp 式(5)
図7に示すように、ステップS35の後に、ステップS38が実行される。ステップS38において、算出部25は、以下の式(6)に示すように、加速度センサ93によって検出された加速度Gs、すなわち、ステップS21において取得した加速度Gsから、ステップS35において算出した傾斜加速度成分Grを除いた補正加速度Ghを算出する。
Gh=Gs-Gr 式(6)
ステップS38の後に、ステップS51が実行される。ステップS51において、算出部25は、図6に示す制動動作に伴う運動加速度成分Gaを算出する。算出部25は、例えば、車速センサ92の出力値を1次微分することによって、制動動作に伴う運動加速度成分Gaを算出する。
図7に示すように、ステップS51の後に、ステップS61が実行される。ステップS61において、算出部25は、以下の式(7)に示すように、ステップS38において算出した補正加速度Ghから、ステップS51において算出した運動加速度成分Gaを減じることで、図6に示す路面加速度成分Gtを算出する。
Gt=Gh-Ga 式(7)
図7に示すように、ステップS61の後に、ステップS65が実行される。ステップS65において、算出部25は、図6に示す路面角θtを算出する。具体的には、算出部25は、前述の式(1)に示すように、重力加速度成分Gに路面角θtのサイン関数(sinθt)を乗じた値と路面加速度成分Gtとが等しいことを利用して、ステップS51において算出した路面加速度成分Gtを基に、路面角θtを算出する。
ステップS65の後に、ステップS71が実行される。ステップS71において、算出部25は、車両100の停止時点において車両100に加わる加速度Gsの目標値Geを算出する。図5の上図に示すように、目標値Geは、例えば、車両100が停車する際に車両100に加わる加速度Gsとして許容される予め定められた加速度成分Gf(以下、許容加速度成分Gf)と路面加速度成分Gtとの合計値である。許容加速度成分Gfは、車両100が停止する際のショックGnを車両100の搭乗者が違和感を覚えない程度に留めることを可能とする大きさの加速度成分である。本実施形態のように、車両100が進行方向に走行しながら減速した場合における加速度Gsを加速度センサ93が負の値として出力する場合、加速度成分Gfは、例えば、-0.02G程度である。このように、目標値Geが許容加速度成分Gfを含むことで、車両100をより確実に停止させることができる。
図7に示すように、ステップS71の後に、ステップS75が実行される。ステップS75において、算出部25は、図5および以下の式(8)に示すように、加速度センサ93によって検出された加速度Gsと、補正加速度Ghを用いて算出した目標値Geと、を用いて、ショック低減制御の開始車速Vsを算出する。
Vs=(Gs-Ge)÷2a 式(8)
なお、変化率aは、低減開始時点Tcから目標値到達時点Teに至るまでの間において車両100に付与する制動力の変化率であり、予め定められた値である。
ステップS75までの各工程の実行により、算出工程(ステップS11~ステップS75)は終了する。算出工程(ステップS11~ステップS75)の後に、ショック低減工程(ステップS91~ステップS95)が実行される。ショック低減工程(ステップS91~ステップS95)は、車両100の走行速度VがステップS75において算出した開始車速Vsに達した時点においてショック低減制御を開始し、車両100の搭乗者が感じるショックGnを低減させる工程である。
ショック低減工程(ステップS91~ステップS95)では、まず、ステップS91が実行される。ステップS91において、ショック低減部27は、例えば、ステップS75を実行した後の時点における車速センサ92の出力値を、ステップS91を実行する時点における車両100の走行速度Vとして取得する。
ステップS91の後に、ステップS93が実行される。ステップS93において、ショック低減部27は、ステップS91において取得した車両100の走行速度Vが開始車速Vs以下となっているか否かを判定する。ステップS91において取得した車両100の走行速度Vが開始車速Vs以下となっている場合(ステップS93:Yes)に、ショック低減部27は、ステップS95において、ショック低減制御を開始させる。一方で、ステップS91において取得した車両100の走行速度Vが開始車速Vs以下となっていない場合(ステップS93:No)、ショック低減部27は、ステップS91に戻り、車両100の走行速度Vが開始車速Vs以下となるまで、ステップS91とステップS93とを繰り返しこの順に実行する。ステップS95までの各工程の実行により、本実施形態の車両用ブレーキ制御方法は、終了する。
上記実施形態によれば、図7に示すように、加速度センサ93によって検出された加速度Gsから傾斜加速度成分Grを除いた補正加速度Ghを用いて、ショック低減制御の開始車速Vsを算出することができる。これにより、路面角θtに依拠しない傾きθrによって生じる傾斜加速度成分Grを除いた状態で、ショック低減制御の開始車速Vsを算出することができる。そのため、車両用ブレーキ制御装置10が誤った路面角θtを基に制動力を生じさせる可能性を低減することができる。よって、車両100が停止する際に生じるショックGnが増加することを抑制できる。
また、上記実施形態によれば、図7に示すように、積載傾斜角θwとピッチ角θpとをそれぞれ算出して、積載傾斜角θwとピッチ角θpとの合計値を車両傾斜角θrとすることができる。このようにすると、車両傾斜角θrに寄与する加速度成分Gw,Gpをより詳細に特定した状態において、傾斜加速度成分Grを算出することができる。これにより、傾斜加速度成分Grの算出精度を向上させることができる。よって、ショック低減制御のより適切な開始車速Vsを算出することができる。
また、上記実施形態によれば、さらに、車速センサ92によって算出される車両100の走行速度Vを用いて、制動動作により車両100に加わる運動加速度成分Gaを算出することができる。これにより、加速度センサ93によって検出された加速度Gsから運動加速度成分Gaと傾斜加速度成分Grとを除くことによって、路面加速度成分Gtを算出することができる。そして、路面加速度成分Gtから路面角θtを算出することができる。そのため、より正確な路面角θtを基に、ショック低減制御の開始車速Vsを算出することができる。
また、上記実施形態によれば、図4に示すように、車両用ブレーキ制御システム1は、車両用ブレーキ制御装置10と、車輪速センサ91と、車速センサ92と、加速度センサ93とを備える。これにより、車両用ブレーキ制御装置10は、車輪速センサ91と、車速センサ92と、加速度センサ93と、により検出されたデータを用いて、制動システム5の動作を制御することができる。
B.他の実施形態:
B-1.他の実施形態1:
上記実施形態では、図6に示すように、積載傾斜角θwがピッチ角θpよりも小さい正の車両傾斜角θrを生じた車両100において、算出部25は、ショック低減制御の開始車速Vsを算出していた。しかし、本開示は、これに限られるものではない。積載傾斜角θwがピッチ角θpよりも大きい負の車両傾斜角θrを生じた車両100においても、算出部25は、図7に示す上記実施形態と同様の処理により、ショック低減制御の開始車速Vsを算出することができる。
B-2.他の実施形態2:
上記実施形態では、加速度センサ93は、車両100の前後方向D1に加わる加速度Gsを検出可能な1軸加速度センサであった。しかし、本開示は、これに限られるものではない。加速度センサ93は、少なくとも車両100の前後方向D1に加わる加速度Gsを検出できればよい。よって、加速度センサ93は、車両100の前後方向D1に加えて、左右方向D2と上下方向D3との少なくとも1方向に加わる加速度Gsを検出可能な2軸加速度センサであってもよい。また、加速度センサ93は、車両100の前後方向D1と左右方向D2と上下方向D3との3方向に加わる加速度Gsを検出可能な3軸加速度センサであってもよい。このような形態であっても、車両100に加わる加速度Gsを検出して、ショック低減制御を実行することができる。
B-3.他の実施形態3:
上記実施形態では、加速度センサ93の軸が車両100の前後方向D1に沿った前後軸に沿うようにして、加速度センサ93が車両100に取り付けられていた。これに対して、加速度センサ93は、車両100に対して、任意の姿勢で取り付けられていてもよい。加速度センサ93が任意の姿勢で車両100に取り付けられている場合、加速度センサ93が車両100に搭載された状態において、加速度センサ93の軸と、車両100の姿勢を決める車両100の前後軸(前後方向D1に沿った軸)とが一致しない場合がある。そこで、加速度センサ93が車両100に搭載された状態で加速度センサ93の軸と車両100の前後軸とが一致しない場合に、車両用ブレーキ制御装置10は、加速度センサ93から出力される加速度センサ93の軸成分を、車両100の前後軸の成分に変換する。車両用ブレーキ制御装置10は、例えば、予め記憶部6に記憶された変換テーブルであって、加速度センサ93の出力値における各軸成分の数値と車両100の各軸成分の数値とを対応付けた変換テーブルを参照してセンサ座標系の成分を車両座標系の成分に変換する。このような形態であっても、車両用ブレーキ制御装置10は、加速度センサ93により検出された車両100に加わる加速度Gsを取得して、ショック低減制御を実行することができる。
B-4.他の実施形態4:
他の実施形態では、車両用ブレーキ制御装置10は、ショック低減制御に加えて、他のブレーキ制御を実行できる構成であってもよい。車両用ブレーキ制御装置10は、ショック低減制御に加えて、例えば、アンチロックブレーキシステム(以下、ABS)制御を実行してもよい。ここで言う「ABS制御」とは、各車輪Wa~Wdのロック状態を判定し、ロック状態に応じて、ホイールシリンダに付与されるブレーキ液圧(以下、ホイールシリンダ圧)を調整する制御である。具体的には、ABS制御では、いずれかの車輪Wa~Wdがロック状態になる可能性が高いと判定した場合に、ロック状態になる可能性が高いと判定した車輪Wa~Wdに対応するホイールシリンダ圧を低させる制御が実行される。また、各車輪Wa~Wdがロック状態にならないと判定した場合に、ロック状態にならないと判定した車輪Wa~Wdに対応するホイールシリンダ圧をマスタシリンダ53におけるブレーキ液圧(マスタシリンダ圧)に応じた水準まで増大させる制御が実行される。このような形態であれば、車両100の制動動作に応じて生じるショックGnを低減できると共に、走行中の安全性および車両100の安定性を向上させることができる。
本開示は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
1…車両用ブレーキ制御システム、2…CPU、3…通信部、5…制動システム、6…記憶部、9…検出装置、10…車両用ブレーキ制御装置、25…算出部、27…ショック低減部、51…ブレーキ操作部材、52…倍力装置、53…マスタシリンダ、54…ブレーキアクチュエータ、55a~55d…制動装置、56…第1供給流路、57…第2供給流路、91…車輪速センサ、92…車速センサ、93…加速度センサ、94…車高センサ、95…操作量センサ、100…車両、C…重心、CL…直線、D1…前後方向、D2…左右方向、D3…上下方向、F…前方側、G…重力加速度成分、Ga…運動加速度成分、Ge…目標値、Gf…許容加速度成分、Gh…補正加速度、Gn…ショック、Gp…ピッチ加速度成分、Gr…傾斜加速度成分、Gs…加速度、Gt…路面加速度成分、Gw…積載加速度成分、H…水平面、L…路面、R…後方側、RD1…第1下り路グラフ、RD2…第2下り路グラフ、RN…水平路グラフ、T…ショック低減制御の実行区間、Tc…低減開始時点、Te…目標値到達時点、Tn…踏込到達時点、Tr…時間、Ts…制動開始時点、V…走行速度、Vs…開始車速、Wa~Wd…車輪、a…変化率、θp…ピッチ角、θr…車両傾斜角、θt…路面角、θw…積載傾斜角

Claims (7)

  1. 車両用ブレーキ制御装置であって、
    水平方向に沿った水平路と、進行方向前方が下方に傾斜した下り路と、のいずれか一方を走行する車両の制動動作に応じて生じるショックを低減するために、前記車両が停止する前に予め定められた変化率によって、ブレーキ操作部材の操作量に応じた制動力を弱めるショック低減制御を、前記車両の走行速度が前記制動動作を開始した後に開始車速に達した時点において開始するショック低減部と、
    前記車両が前記制動動作を開始したことを条件に、
    (i)前記車両の前後方向に加わる加速度を検出可能な加速度センサによって検出された前記加速度から、走行中の路面に対する前記車両の傾斜角度である車両傾斜角に応じて前記車両に加わる加速度成分としての傾斜加速度成分を除いた補正加速度と、
    (ii)前記補正加速度を用いて、前記車両の停止時点において前記車両に加わる前記加速度の目標値と、を算出する算出部と、を備え、
    前記算出部は、前記加速度センサによって検出された前記加速度と、前記目標値と、を用いて、前記開始車速を算出する、車両用ブレーキ制御装置。
  2. 請求項1に記載の車両用ブレーキ制御装置であって、
    前記車両傾斜角は、
    (i)前記車両の積載状態に応じて生じる前記車両の前記傾斜角度である積載傾斜角と、
    (ii)前記制動動作に伴う前記車両のピッチングに応じて生じる前記車両のピッチ角と、の少なくとも一方である、車両用ブレーキ制御装置。
  3. 請求項2に記載の車両用ブレーキ制御装置であって、
    前記算出部は、車速センサによって検出される前記走行速度を用いて、前記制動動作により前記車両に加わる運動加速度成分を算出する、車両用ブレーキ制御装置。
  4. 請求項3に記載の車両用ブレーキ制御装置であって、
    前記算出部は、前記加速度センサによって検出された前記加速度から、前記傾斜加速度成分と、前記運動加速度成分と、を除くことによって、水平面に対する前記路面の傾斜角度である路面角に応じて生じる加速度成分としての路面加速度成分を算出する、車両用ブレーキ制御装置。
  5. 請求項4に記載の車両用ブレーキ制御装置であって、
    前記目標値は、前記車両が停止する際に前記加速度として許容される予め定められた許容加速度成分と、前記路面加速度成分と、の合計値である、車両用ブレーキ制御装置。
  6. 車両用ブレーキ制御システムであって、
    請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の車両用ブレーキ制御装置と、
    前記車両用ブレーキ制御装置の制御に応じて制動動作を実行する制動システムと、
    車両の前後方向に加わる加速度を検出する加速度センサと、
    前記車両の車輪速を用いて前記車両の走行速度を検出する車速センサと、
    前記車輪速を検出する車輪速センサと、を備える、車両用ブレーキ制御システム。
  7. 車両用ブレーキ制御方法であって、
    水平方向に沿った水平路と、進行方向前方が下方に傾斜した下り路と、のいずれか一方を走行する車両の制動動作に応じて生じるショックを低減するために、前記車両が停止する前に予め定められた変化率によって、ブレーキ操作部材の操作量に応じた制動力を弱めるショック低減制御を、前記車両の走行速度が前記制動動作を開始した後に開始車速に達した時点において開始するショック低減工程と、
    前記車両が前記制動動作を開始したことを条件に、
    (i)前記車両の前後方向に加わる加速度を検出可能な加速度センサによって検出された前記加速度から、走行中の路面に対する前記車両の傾斜角度である車両傾斜角に応じて前記車両に加わる加速度成分としての傾斜加速度成分を除いた補正加速度と、
    (ii)前記補正加速度を用いて、前記車両の停止時点において前記車両に加わる前記加速度の目標値と、を算出する算出工程と、を備え、
    前記算出工程は、前記加速度センサによって検出された前記加速度と、前記目標値と、を用いて、前記開始車速を算出する、車両用ブレーキ制御方法。
JP2022132281A 2022-08-23 2022-08-23 車両用ブレーキ制御装置、車両用ブレーキ制御システム、および、車両用ブレーキ制御方法 Active JP7677280B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022132281A JP7677280B2 (ja) 2022-08-23 2022-08-23 車両用ブレーキ制御装置、車両用ブレーキ制御システム、および、車両用ブレーキ制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022132281A JP7677280B2 (ja) 2022-08-23 2022-08-23 車両用ブレーキ制御装置、車両用ブレーキ制御システム、および、車両用ブレーキ制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2024029857A JP2024029857A (ja) 2024-03-07
JP7677280B2 true JP7677280B2 (ja) 2025-05-15

Family

ID=90106776

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022132281A Active JP7677280B2 (ja) 2022-08-23 2022-08-23 車両用ブレーキ制御装置、車両用ブレーキ制御システム、および、車両用ブレーキ制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7677280B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007320475A (ja) 2006-06-02 2007-12-13 Advics:Kk 車両用ブレーキ制御装置
JP2011240801A (ja) 2010-05-18 2011-12-01 Denso Corp 制動制御装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02132526U (ja) * 1989-04-10 1990-11-02
JPH04345565A (ja) * 1991-05-23 1992-12-01 Nippon Soken Inc 車両用ブレーキ装置
JPH0512341U (ja) * 1991-07-31 1993-02-19 三菱自動車工業株式会社 車両停止制御装置
JP3817892B2 (ja) * 1998-03-11 2006-09-06 日産自動車株式会社 車両用走行制御装置
JP4826421B2 (ja) * 2006-10-11 2011-11-30 トヨタ自動車株式会社 車両用制動制御装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007320475A (ja) 2006-06-02 2007-12-13 Advics:Kk 車両用ブレーキ制御装置
JP2011240801A (ja) 2010-05-18 2011-12-01 Denso Corp 制動制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2024029857A (ja) 2024-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6428118B1 (en) Arrangement and methods for avoiding rollovers when braking or accelerating motor vehicles
CN102933421B (zh) 电动车辆的俯仰控制装置
JP4942296B2 (ja) 車両の安定性を高める方法
CN104512276B (zh) 车辆的制驱动力控制装置
US20040046444A1 (en) Method for regulating the brake power on the wheels of a single-track vehicle and brake system for carrying out said method
US11524684B2 (en) Vehicle control device for an adaptive variable suspension
JPWO2019065399A1 (ja) ブレーキ装置、車両制御装置
JPWO2018197965A1 (ja) 制御装置、制御方法及びブレーキシステム
US11260901B2 (en) Selective braking of four wheel steering vehicle
WO2019130743A1 (ja) 鞍乗り型車両のブレーキ装置
JP7179849B2 (ja) モータサイクルに用いられる運転支援システムの制御装置及び制御方法、及び、モータサイクルに用いられる運転支援システム
JP7060356B2 (ja) 車両のブレーキシステム
CN114620015A (zh) 用于车辆舒适制动停车的方法、装置和系统
US12151663B2 (en) Braking control device
US12296808B2 (en) Method for controlling a vehicle braking system and apparatus for compensating a yaw moment acting on a vehicle
KR20200057354A (ko) 차량의 제동력 제어 시스템
JP7168684B2 (ja) 制御装置及び制御方法
JP7677280B2 (ja) 車両用ブレーキ制御装置、車両用ブレーキ制御システム、および、車両用ブレーキ制御方法
JP2007271605A (ja) 加速度推定装置および車両
CN110366510A (zh) 车辆控制装置
JP2022062850A (ja) 制御装置及び制御方法
TW201704064A (zh) 跨坐型車輛用控制裝置及跨坐型車輛
JP2008308142A (ja) 停車時車体姿勢制御装置
WO2018003895A1 (ja) 鞍乗り型車両
JP5521943B2 (ja) 車両の総重量推定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240712

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20250220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20250401

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20250414

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7677280

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150