JP7680227B2 - 画像素材提供方法、画像素材提供システム及びプログラム - Google Patents
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Description
他方、不動産会社のスタッフ等が現地で画像を撮像する方法は、各不動産会社のノウハウを生かした魅力的なアングルの画像などをウェブサイトに掲載できる一方で、現地への移動に要する時間やコストの負担が大きくなる。
請求項2に記載の発明は、前記パノラマ画像の中から特定の建物が選択された場合、前記システムは、選択された前記建物を含む前記第1の画像データを前記端末に提供する処理を更に有する、請求項1に記載の画像素材提供方法である。
請求項3に記載の発明は、前記第2の画像データは、全方位を撮像した全天球画像データである、請求項1又は2に記載の画像素材提供方法である。
請求項4に記載の発明は、第1の画角で規定される第1の画像データを、サービスを利用する不動産会社の端末に提供する画像素材提供システムであって、前記第1の画角よりも広角の第2の画角により、対象とする物件の室内及び又は周辺を移動しながら動画像で撮像した第2の画像データを記憶するストレージと、前記第2の画像データの一部をプレビュー画像として前記端末に表示させるプレビュー処理部と、前記第2の画像データのうち前記端末から指定された部分画像を、前記第1の画像データとして提供する提供部とを有し、前記物件の周辺の通りを移動しながら動画像で撮像された前記第2の画像データについてパノラマ画像の表示が前記端末から指示された場合、前記通りの同じ側に並んでいる建物を正面から撮像した画像データを前記第2の画像データから選択的に抽出し、抽出された当該画像データを出現順につなぎ合わせてパノラマ画像を生成し、生成されたパノラマ画像を、前記プレビュー画像として前記端末に表示させる、画像素材提供システムである。
請求項5に記載の発明は、第1の画角で規定される第1の画像データを、サービスを利用する不動産会社の端末に提供するコンピュータに、前記第1の画角よりも広角の第2の画角により、対象とする物件の室内及び又は周辺を移動しながら動画像で撮像した第2の画像データの一部を、プレビュー画像として前記端末に表示させる機能と、表示された前記プレビュー画像のうち前記端末から指定された部分画像を、前記第1の画像データとして提供する機能と、前記物件の周辺の通りを移動しながら動画像で撮像された前記第2の画像データについてパノラマ画像の表示が前記端末から指示された場合、前記通りの同じ側に並んでいる建物を正面から撮像した画像データを前記第2の画像データから選択的に抽出し、抽出された当該画像データを出現順につなぎ合わせてパノラマ画像を生成し、生成されたパノラマ画像を、前記プレビュー画像として前記端末に表示させる機能とを実現させるためのプログラムである。
<システム構成>
図1は、不動産を紹介するホームページの制作を支援するシステム(以下「ホームページ制作支援システム」という)1の構成例を示す図である。
図1に示すホームページ制作支援システム1は、取引の対象である不動産(すなわち物件)の室内やその周辺の町並みを移動しながら動画像として撮像するカメラ10と、カメラ10で撮像された動画像のうち不動産会社等が指定する部分画像をサービスとして提供する事業者が運用する画像素材提供システム20と、サービスを利用する不動産会社等に設置されるコンピュータ30と、これらを接続する通信網40とを基本構成とする。
本実施の形態で使用するカメラ10は、物件の室内だけでなく、物件の外観や周辺の街並み等の撮像にも使用される。
また、本実施の形態で使用するカメラ10は、いわゆる360°カメラであり、全天球画像の撮像が可能である。全天球画像は、カメラ10を中心に全方位を撮像した画像をいう。
本実施の形態で想定するカメラ10は、静止画像を撮像するモードと動画像を撮像するモードの両方に対応する。もっとも、画像素材の撮像には、前述したように、動画像を撮像するモードが使用される。動画像の記録フォーマットの例には、例えばMP4形式やMOV形式がある。
カメラ10による撮像は、例えば車輪等により走行する無人機や車両に取り付けて行ってもよいし、空中を飛行可能なドローンに取り付けて行ってもよい。また、カメラ10を手に持ちながら撮像してもよい。
測位システムとしてGPS受信機を用いる場合、移動の経路上の緯度経度が特定され記録される。
また、測位システムとして屋内用の測位システムを用いる場合、物件の間取り内の位置が記録される。屋内用の測位システムには、例えばBLE(=Bluetooth Low Energy)ビーコンを活用する屋内測位システムがある。
本実施の形態の場合、移動経路上の各地点が撮像位置として記録される。従って、ある画像フレームが指定されると、対応する移動経路上の地点が特定される。反対に、移動経路上の地点が指定されると、対応する全天球画像が特定される。勿論、屋外での撮像の場合にも同様である。ただし、屋外の場合には、地図上に移動経路がマッピングされる。
撮像位置が画像フレームに紐付けられた独立のデータとして記録する場合、撮像位置は、例えば撮像時の時刻や撮像開始からの経過時間等の情報を用いて各画像フレームに紐付ける。この紐付けは、画像素材提供システム20が実行する。
カメラ10で撮像された画像素材は、通信網40経由又は可搬型のメモリ50を介して、画像素材提供システム20に与えられ蓄積される。通信網40には、例えばインターネット、いわゆる4Gや5Gと呼ばれる移動通信システム、無線LAN(=Local Area Network)、ブルートゥース(登録商標)が用いられる。
図1に示す画像素材データベース21は、通信網40に接続されているが、画像素材提供サーバ22に内蔵又は外付けされていてもよい。ここでの画像素材データベース21はストレージの一例であり、画像素材は第2の画像データの一例である。
本実施の形態の場合、検索条件には、例えば物件名、部屋番号、撮像の時間帯、最寄りの建物や施設名を使用する。
本実施の形態の場合、プレビュー画像とクリップ画像は、2:3や3:4等の縦横比で画像素材から切り出される部分画像をいう。
プレビュー画像は、コンピュータ30に記録することはできないが、クリップ画像は、コンピュータ30への記録が許される。一般に、プレビュー画像はストリーミング配信される。
なお、図1には、コンピュータ30の操作に使用するマウス31も表している。マウス31は、例えばプレビュー画像として切り出す部分の移動だけでなく、ズームインやズームアウトの指示にも用いられる。
図3は、実施の形態1で使用する動画像ファイルを説明する図である。(A)は動画像ファイルのデータ構造の例を示し、(B)は時間、緯度、経度の記録例を示す。
動画像ファイルは、データの本体である動画像データと、メタデータとで構成される。
本実施の形態の場合、メタデータの項目には、「撮影日時」、「動画像のタイプ」、「撮影箇所タイプ」、「撮影箇所データ」、「時間、緯度、経度」等がある。
メタデータは、基本的に、カメラ10(図1参照)が自動的に記録する。もっとも、一部の項目については、画像素材を撮像するユーザが記録する内容を指示してもよい。
ルート動画やストリート動画は、道路や通路の移動中に撮像される動画像である。換言すると、ルート画像やストリート画像は、緯度や経度が変化する動画像である。
一方、ポイント動画は、建物や屋内を撮像した動画像である。換言すると、ポイント動画は、メタデータとして記録される緯度経度が変化しない動画像である。
図3(B)の例では、1秒間隔で「時間、緯度、経度」の組が記録されている。もっとも、1秒は一例であり、数秒間隔や1秒未満の時間間隔で、「時間、緯度、経度」の組を記録してもよい。
なお、1秒間隔の場合、緯度と経度は変化しない。
図4は、実施の形態1における動画像ファイルの画像素材提供システム20にアップロードされる場合に実行される処理動作の例を説明する図である。
図4では、動画像ファイルが画像素材提供システム20にアップロードされる場合に実行される処理動作の一例を説明する図である。
ここでの動画像ファイル登録サーバ23は、コンピュータを基本構成とし、メタデータ解析処理プログラムを実行する。
ここでのメタデータ解析処理プログラムは、アップロードされた動画像ファイルのメタデータを解析し、撮像時間毎の緯度と経度の情報を抽出する機能を有している。
図4では、道路上に2つのルートデータA及びBが描画されている。ルートデータAは、動画像ファイルAに対応し、ルートデータBは、動画像ファイルBに対応する。動画像ファイルA及びBは、ルート動画又はストリート動画の一例である。
本実施の形態では、地図上の1地点にマーキングされたルートデータCもルートデータの一例として扱う。
結果的に、画像素材データベース21には、動画像ファイルとルートデータがセットで登録される。
図5は、実施の形態1で使用する画像素材提供サーバ22のハードウェア構成の一例を示す図である。本実施の形態における画像素材提供サーバ22は、データ処理部220と、ハードディスクドライブ(すなわちHDD)221と、通信モジュール222で構成される。
図5に示すように、データ処理部220は、CPU220Aと、ROM(=Read Only Memory)220Bと、RAM(=Random Access Memory)220Cとで構成されている。
ROM220Bは、BIOS(=Basic Input Output System)等を記憶する半導体メモリである。
RAM220Cは、主記憶装置として用いられる半導体メモリであり、プログラムの作業スペースとして使用される。
ハードディスクドライブ221は、補助記憶装置であり、プログラムや画像素材データベース21(図1参照)から読み出した画像素材が記憶される。
通信モジュール222は、通信網40との通信に使用するプロトコルに準拠する。
図6に示す機能構成は、CPU220A(図5参照)によるプログラムの実行を通じて実現される。
本実施の形態におけるプレビュー画像は、画像素材のうちコンピュータ30からの指示に応じて切り出された部分画像である。
図7の吹き出しは、画像素材を構成する画像フレームに対応する全天球画像を示している。吹き出し内の球体は、全天球画像の画角を示している。全天球画像の撮像に使用される画角は、第2の画角の一例である。
一方、プレビュー画像は、全天球画像の中から2:3や3:4等の縦横比で切り出された部分画像をいう。プレビュー画像に相当する画角は、第1の画角の一例である。
なお、図7に示すように、本実施の形態におけるクリップ画像は、プレビュー画像のうち録画が指示された部分画像をいう。
ここでのクリップ画像は、第1の画像データの一例である。因みに、画像素材は第2の画像データの一例である。図7の場合、画像素材の全てのフレームには撮像位置が記録されている。
クリップ提供部220Eは、コンピュータ30に表示中のプレビュー画像のうち録画が指示された部分画像をクリップ画像として記録し、コンピュータ30に提供する。
図6に示すように、クリップ画像は、静止画像でも動画像でもよい。
図8は、画像素材提供システム20とコンピュータ30の連携により実行される処理動作の一例を説明する図である。図8では、ステップの意味で記号のSを使用する。
図8の場合、画像素材は、画像素材データベース21(図1参照)に既に蓄積されている。
一方の画像素材提供システム20は、通知元であるコンピュータ30に対し、選択された物件の画像素材の一覧を提示する(ステップ2)。
次に、コンピュータ30は、画像素材提供システム20に対し、表示された画像素材の中からプレビュー画像として確認する画像の選択を通知する(ステップ3)。
一方の画像素材提供システム20は、通知元であるコンピュータ30に対し、選択された画像素材のプレビュー画像を提示する(ステップ4)。
このユーザの指示を受け付けたコンピュータ30は、画像素材提供システム20に対し、プレビュー画像として表示する方位等の指示を通知する(ステップ5)。
一方の画像素材提供システム20は、通知元であるコンピュータ30に対し、指示に応じて切り出した部分画像をプレビュー画像として提示する(ステップ6)。
決定した部分画像をクリップ画像として保存する場合、コンピュータ30を操作するスタッフは、録画ボタンを操作する。すなわち、コンピュータ30は、画像素材提供システム20に対し、プレビュー画像の一部分の録画を指示する(ステップ7)。
一方の画像素材提供システム20は、指示された部分画像をクリップ画像として記録する(ステップ8)。
このステップ1~ステップ8の処理が繰り返し実行される。
一方の画像素材提供システム20は、通知元であるコンピュータ30に対し、通知されたクリップ画像を送信する(ステップ10)。
クリップ画像を受信したコンピュータ30は、クリップ画像を保存する(ステップ11)。
図8を用いて説明した処理動作は、画像素材提供方法の一例である。
以下では、図9~図14を使用して、コンピュータ30のディスプレイに表示される操作画面について説明する。
図9は、物件の選択からクリップ画像のダウンロードに至る操作画面の一例を示す図である。(A)は物件の選択に用いる画面の一例であり、(B)は選択された物件に関連する画像素材の一覧とプレビュー画像の提示に用いる画面の一例を示し、(C)はダウンロードするクリップ画像の選択に用いる画面の一例である。
画面301の場合、物件名と対応する物件のアイコン画像がセットで表示されている。例えばマウスカーソル311を希望のアイコン画像や物件名の上に移動し、マウス31(図1参照)を右クリックすると、物件の選択が確定する。なお、画面301の表示の前には、物件の候補を検索するための操作が行われている。例えばキーワード等による検索が実行されている。
画面302の左側には、選択された物件に関連する複数の画像素材の一覧が、各画像素材の代表フレームやファイル名等により表されている。
代表フレームには、例えば先頭フレームやサービスの提供者が指定したフレームが用いられる。図9(B)の場合、代表フレームやファイル名等は、選択ボタンとしても使用される。
表示欄312には、タイムライン313上のカーソルが位置する時点の画像素材から切り出されたプレビュー画像が表示されている。図9(B)ではカーソルを三角形のマークで表している。
もっとも、方位やサイズの変更を受け付けた後は、次の指示を受け付けるまで、最後に受け付けた方位とサイズが維持される。
なお、後述するように、プレビュー画像として切り出す方位やサイズは、マウス31(図1参照)の操作により変更が可能である。
本実施の形態の場合、録画が開始されてから録画が停止されるまでの期間に表示欄312に表示されていたプレビュー画像がクリップ画像としてハードディスクドライブ221(図5参照)に保存される。保存先は、プレビュー画像を閲覧している不動産会社や編集に用いているコンピュータ30(図1参照)毎に用意される。
なお、クリップ画像は、動画像としての切り出しも静止画像としての切り出しも可能である。
画面303の左側には、コンピュータ30を操作するスタッフによって録画されたクリップ画像の一覧が、各クリップ画像の代表フレームやファイル名等により表されている。ここの代表フレームやファイル名等は選択ボタンとしても使用される。
画面303の右側には、ダウンロードの対象として選択されたクリップ画像の代表フレームやファイル名等が表示される。
なお、右下のダウンロード用のボタン315が操作されると、ダウンロードするクリップ画像の選択が確定し、ダウンロードが実行される。
全天球画像から切り出すプレビュー画像の方位の変更にはマウス31が使用される。例えばマウス31を右方向に移動すると、プレビュー画像として全天球画像から切り出される景色は右方向に旋回する。反対に、マウス31を左方向に移動すると、プレビュー画像として全天球画像から切り出される景色は左方向に旋回する。
一方、マウス31を後進すると、プレビュー画像として全天球画像から切り出す方位を定める俯角が大きくなる。具体的には、表示欄312に表示される景色は、視線を下げる方向に変化する。図10では、この変化を下旋回と示す。
このように、本実施の形態の場合、不動産会社側のスタッフは、マウス31の移動により、移動経路上の任意の地点における任意の方位をプレビュー画像として観察することが可能である。
一方、マウス31のホイールを後方向に回転させると、表示欄312に表示される景色はズームアウトするように変化する。具体的には、プレビュー画像内の被写体が小さく表示される。
図11の場合、表示欄312に表示するプレビュー画像は、タイムライン313(図9参照)ではなく、画面302の左側に配置された物件の間取り図にマッピングされた移動経路上のスライダ316の位置で指定する。
図11の場合、画像素材の記録時にカメラ10(図1参照)の移動経路を画面上で確認した上で撮像の地点をピンポイントで指定することが可能になる。
また、画像素材の撮像時におけるカメラ10の移動速度が一定とは限らない。例えば屋外では赤信号のために立ち止まる場合もあれば、他の歩行者に応じて移動速度が変化する可能性がある。また、室内でも、机等の障害物を避けるために移動の速度が低下する可能性がある。このように撮像時における移動速度が一定でない場合でも、図11に示す画面302であれば、プレビュー画像として表示させたい地点の特定が容易になる。
なお、プレビュー画像として切り出される部分画像の方位やサイズの変更にはマウス31を使用する。
図12に示す画像素材は、ある部屋のドアの位置から部屋の奥まで移動した場合の全天球画像データを想定している。
例えば最上段の3つの画像は、部屋のドア付近で撮像された全天球画像からプレビュー画像として切り出される部分画像を表している。
中段の3つの画像は、部屋の中央付近で撮像された全天球画像からプレビュー画像として切り出される部分画像を表している。
このように、本実施の形態における画像素材提供システム20では、移動経路上の任意の地点における、任意の方位の景色をプレビュー画像として提供することができる。
なお、従前のサービスでは、物件を撮像する地点と、撮像の方向と、画角が定まったサンプル画像がネット上で提供される。このため、提供されたサンプル画像を物件の画像として選択する場合には他の事業者との差別化が図れない。このため、各不動産会社ではスタッフ等を現地に派遣して魅力的なアングルの画像を撮像しているが、前述したように、その労力やコストの負担が大きすぎる。
図13は、プレビュー画像として表示が可能な方位の調整とクリップ画像として録画される画像の他の例を説明する図である。図13には、図12との対応部分に対応する符号を付して示している。
この結果、共通の画像素材を用いながらも、各不動産会社は、自社のノウハウを反映した魅力的な物件用のホームページを制作することができる。
勿論、不動産会社のスタッフ等は、現地を訪問する必要がなくなるので、ホームページの制作に要していた時間の大幅な削減が可能になる。その結果、スタッフの業務の見直しも可能になる。
本実施の形態では、画像素材として、最寄り駅から物件に徒歩で移動する間に撮像された全天球画像データを使用する。すなわち、移動経路に対応する画像素材は、歩道上で撮像されている。このため、車両が通行できない商店街や階段を含む経路も、個々での移動経路に含まれる。もっとも、車道上からの撮像を排除するものではない。
図14(A)に示す画面302では、不動産会社のスタッフが、○△中学校の付近にマウスカーソル311を移動してクリックしている。
続いて、画像素材提供サーバ22は、抽出された全天球画像から初期画像としてのプレビュー画像を切り出してコンピュータ30のディスプレイに表示する。
なお、地図上での地点の指定によっては、ホームページに掲載したい被写体のイメージとは完全に一致しない可能性が高い。
その場合、不動産会社のスタッフは、操作ボタン314の再生ボタン等の操作を通じて地点のプレビュー画像として表示される地点の微調整を行う。勿論、視線方向の変更は、マウス31の操作により行う。
なお、図14の例では、移動経路上の地点が指定されると、プレビュー画像を表示する表示欄312と操作ボタン314で構成される画面302に切り替える例を示しているが、図11の場合と同様に、移動経路をマッピングした地図を表示欄312と同じ画面上に配置してもよい。
例えば図14において、物件の裏手にある○□小学校の画像を掲載したい場合がある。○□小学校は、最寄り駅から物件に至る経路を撮像した画像素材の移動経路には存在しない。この場合、物件に関連する画像素材だけを画面302に表示する手法では、目的とする風景を含む画像を、クリップ画像としてダウンロードすることができない。
そのような場合には、地図上で特定の道路や目的とする施設等を指定することで、指定された道路や施設等に関連付けられている画像素材の一覧が画面上に提示されるようにしてもよい。また、各画像素材の内容がプレビュー画像として順番に再生されるようにしてもよい。
なお、同じ被写体に関連付けられた複数の画像素材は、同じ時刻や季節に撮像されるとは限らない。例えば早朝の時間帯や夜の時間帯に撮像された画像素材もあれば、冬や夏に撮像された画像素材もあり得る。
しかし、紐付けられている物件が異なる複数の画像素材の内容をプレビュー画像として確認できることで、よりイメージに近い画像をホームページに使用することが可能になる。
本実施の形態では、パノラマ画像を生成する機能を追加した画像素材提供システム20(図1参照)について説明する。
なお、実施の形態2で使用するホームページ制作支援システム1(図1参照)の構成例は実施の形態1と同じであり、画像素材提供システム20のハードウェア構成も実施の形態1と同じである。
図15に示す画像素材提供サーバ22Aは、パノラマ画像の生成機能を備えるプレビュー処理部220D1を使用する点で、図6に示す画像素材提供サーバ22と相違する。
本実施の形態で使用するプレビュー処理部220D1も、コンピュータ30からの指示に従い、画像素材からプレビュー画像を生成する機能を有している。
前述したように、本実施の形態で想定する画像素材には、移動経路の全地点に対応する全天球画像が含まれる。このため、移動方向の右側と左側のそれぞれについて、移動経路に沿った風景を各画像フレームから切り出すことが可能である。
そこで、本実施の形態におけるプレビュー処理部220D1は、コンピュータ30からパノラマ画像の生成指示を受け付けた場合、通りの同じ側に並んでいる建物を正面から撮像した画像を選択的に抽出し、抽出された画像を出現順につなぎ合わせてパノラマ画像を生成する。
図16(A)に示すように、本実施の形態では、車両が通行できない商店街を通り抜けながら全天球画像を動画像で撮像することができる。言うまでもなく、商店街は一例である。
勿論、同じ商店街の移動方向の左側に存在する建物を切り出してつなぎ合わせたパノラマ画像の生成も可能である。
本実施の形態におけるパノラマ画像は、建物を単位として切り出すので空き地や道路等は除外される。もっとも、空き地や道路等も建物とみなして切り出すことは可能である。
本実施の形態で生成するパノラマ画像は、1つの視点から広画角で撮像される一般的なパノラマ画像とは異なり、各建物の正面を撮像地点とする。このため、本実施の形態におけるパノラマ画像は、いわゆるモンタージュである。
図17は、パノラマ画像の使用例を説明する図である。(A)はプレビュー画像として表示されたパノラマ画像の例を示し、(B)はパノラマ画像内で指定された建物を正面から撮像した全天球画像から生成されたプレビュー画像の例を示す。
(1)以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上述の実施の形態に記載の範囲に限定されない。前述した実施の形態に、種々の変更又は改良を加えたものも、本発明の技術的範囲に含まれることは、特許請求の範囲の記載から明らかである。
Claims (5)
- 第1の画角で規定される第1の画像データを、サービスを利用する不動産会社の端末に提供するシステムが実行する画像素材提供方法であって、
前記第1の画角よりも広角の第2の画角により、対象とする物件の室内及び又は周辺を移動しながら動画像で撮像した第2の画像データの一部を、プレビュー画像として前記端末に表示させる処理と、
表示された前記プレビュー画像のうち前記端末から指定された部分画像を、前記第1の画像データとして提供する処理と
を有し、
前記物件の周辺の通りを移動しながら動画像で撮像された前記第2の画像データについてパノラマ画像の表示が前記端末から指示された場合、前記通りの同じ側に並んでいる建物を正面から撮像した画像データを前記第2の画像データから選択的に抽出し、抽出された当該画像データを出現順につなぎ合わせてパノラマ画像を生成し、生成されたパノラマ画像を、前記プレビュー画像として前記端末に表示させる、
画像素材提供方法。 - 前記パノラマ画像の中から特定の建物が選択された場合、
前記システムは、
選択された前記建物を含む前記第1の画像データを前記端末に提供する処理を更に有する、
請求項1に記載の画像素材提供方法。 - 前記第2の画像データは、全方位を撮像した全天球画像データである、
請求項1又は2に記載の画像素材提供方法。 - 第1の画角で規定される第1の画像データを、サービスを利用する不動産会社の端末に提供する画像素材提供システムであって、
前記第1の画角よりも広角の第2の画角により、対象とする物件の室内及び又は周辺を移動しながら動画像で撮像した第2の画像データを記憶するストレージと、
前記第2の画像データの一部をプレビュー画像として前記端末に表示させるプレビュー処理部と、
前記第2の画像データのうち前記端末から指定された部分画像を、前記第1の画像データとして提供する提供部と
を有し、
前記物件の周辺の通りを移動しながら動画像で撮像された前記第2の画像データについてパノラマ画像の表示が前記端末から指示された場合、前記通りの同じ側に並んでいる建物を正面から撮像した画像データを前記第2の画像データから選択的に抽出し、抽出された当該画像データを出現順につなぎ合わせてパノラマ画像を生成し、生成されたパノラマ画像を、前記プレビュー画像として前記端末に表示させる、
画像素材提供システム。 - 第1の画角で規定される第1の画像データを、サービスを利用する不動産会社の端末に提供するコンピュータに、
前記第1の画角よりも広角の第2の画角により、対象とする物件の室内及び又は周辺を移動しながら動画像で撮像した第2の画像データの一部を、プレビュー画像として前記端末に表示させる機能と、
表示された前記プレビュー画像のうち前記端末から指定された部分画像を、前記第1の画像データとして提供する機能と、
前記物件の周辺の通りを移動しながら動画像で撮像された前記第2の画像データについてパノラマ画像の表示が前記端末から指示された場合、前記通りの同じ側に並んでいる建物を正面から撮像した画像データを前記第2の画像データから選択的に抽出し、抽出された当該画像データを出現順につなぎ合わせてパノラマ画像を生成し、生成されたパノラマ画像を、前記プレビュー画像として前記端末に表示させる機能と
を実現させるためのプログラム。
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