サポニン共役体
本発明は、上記のように定義された式(I)のサポニン共役体、その合成、及びその中間体に関する。
式(I)のサポニン共役体は、以下の合成工程によって合成できる。
工程1-1:三糖供与体の合成
三糖合成は、キシロシルイミデート1とラムノースアクセプター2を触媒量のBF3・OEt2でグリコシル化することにより開始し、58%の収率で二糖3を得た(スキーム1)。その後、チオ二糖3を続いて、フコース4αとカップリングさせ、58%の収率で所望の三糖5を提供した。さらに、これらの2工程のグリコシル化は、最初に二糖3を結合させ、次にフコース4αとNISを反応混合物に連続して添加し、三糖5を得るワンポット方式で実行することもできる。三糖5は、室温でモルホリンを使用して選択的に脱保護し、次に無水酢酸でアセチル化した。得られたペンタアセチル化三糖6を水素化分解及びイミデート形成下で進行させて、三糖供与体10を提供した。最適化された三糖アプローチは、キシロース1とラムノース7のカップリングで開始され、二糖8の定量的収率が得られ、続いて加水分解とアセチル化により9が得られた。二糖9とフコース4αのグリコシル化により、96%の収率で三糖6が得られた。アラビノース含有三糖12及びそのイミデート誘導体13もまた、二糖9及びアラルビノース11αのグリコシル化ならびに以下の水素化分解及びイミデート反応によって合成された。
スキーム1:三糖及びその類似体の合成を示す。
(スキーム1)
工程1-2:四糖供与体の合成
四糖の合成は、グルコシルイミデート15及びラムノシド14をTMSOTfで処理することにより達成され、51%の収率で正しいβ-(1→3)結合を有する二糖16が得られた(スキーム2)。チオ基の加水分解及びイミデート形成後、二糖イミデート供与体17が得られ、続いてフコース4αと反応して三糖18を得て、これをDDQで処理してPMB機能を除去した。得られた三糖アクセプター19をさらにキシロシル供与体1と結合させて四糖20を達成した。NMRスペクトルにより構造を確認した後、四糖20を水素化分解及びイミデート形成下で進行させて、四糖イミデート21及び22を得た。
スキーム2:四糖及びその類似体の合成を示す。
(スキーム2)
工程2:トリテルペン構築ブロックの合成
アリル基は、最初にC-28カルボン酸に導入され、キラ酸エステル20とエキノシストエステル21が得られた(スキーム3)。3-Oグリコシル化の選択性を向上させるために、ジオール20の16-OH基は、次の3工程の合成によって、トリエチルシリル(TES)基でさらに保護された:選択的に3-Oアセチル化、16-OHへのTESのインストール、次に脱アセチル化により、3工程で60%のアルコール22が得られた。
スキーム3:トリテルペン構築ブロック及びその類似体の合成を示す。
(スキーム3)
工程3:保護されたビスデスモシドサポニンの合成
グルクロン酸ビルディングブロックについては、ベンゾイル(Bz)、イソブチリル(iPrCO)及びピバロイル(Piv)基を有するグルクロン酸を合成した(スキーム4)。臭化グルコロネート26とチオトルエンの反応により、チオ-グルクロニド27が生成された。その後、化合物27は、ベンゾイル、イソブチリル、及び塩化ピバロイルで脱アセチル化かつアシル化され、28~30が得られた。チオ基の酸化的除去とそれに続くトリクロロアセトイミデートの形成に続いて、グルクロン酸イミデート31~33は、キラリン酸と結合するために容易に利用できる。ベンゾイル化供与体31とキラ酸エステル23のカップリングは、オルトエステルが優勢な結果につながった。オルトエステルの増加量は、フラットな形態の2-O-ベンゾイル基による可能性がある。したがって、イソブチリル化グルクロン酸32を導入し、カルボニル位置に隣接するバリアを構築した。その結果、オルトエステルは依然として47%で優勢であり、生成物は21%で単離された。それでも、この結果は、より嵩張るピバロイル基を使用することを我らに促した。最後に、ピバロイル化供与体33を使用することにより、共役生成物34を48%の収率で成功的に得ており、キラ酸エステル23を29%で回収した。エキノシストエステル24とベンゾイル化グルコロネート31との反応は、72%の収率で生成物36を成功的に得た。
C-28カルボン酸の保護を解除するために、まず、ベンゾイル基、ピバロイル基及びメトキシ基を塩基性条件下で高温で加水分解した。次に、得られた中間体をベンジル化下で進行させ、トリエチルシリル化により、完全に保護されたキラ酸エステル37及びエキノ嚢胞性エステル38が得られた。さらに、1H NMRの結合定数分析に基づいて、グルクロン酸の4C1形態が1C4に反転していることに気づいた。グルクロニド34のH-1’-H-2 ’間の元の結合定数は、J H-1′-H-2′=7.8HzからTES-保護された化合物37のJ H-1′-H-2′=4.2 Hzに低下した。この結合定数の縮小は、グルクロニド上の他の水素にも観察された。グルクロニド受容体をさらに達成するために、O-アリルエステルを穏やかな酸性環境下でのPd(OAc)2の触媒作用によって加水分解し、化合物39及び40を得た。オリゴ糖13とグルクロニド39の結合は、BF3・OEt2の促進下で-75℃で行われ、41βが94%の優れた収率で達成された。アラビノース含有三糖13とキラ酸39のカップリングにより、42βと42αがそれぞれ75%と16%になった。同様に、エキノシストエステル43(β)もまた、イミデート10をエキノシスト酸40でグリコシル化することにより、優れた96%の収率で得られた。四糖供与体21とキラ酸39との一般的なカップリング条件を適用し、TLC分析によりアノマー比β/α~1/1の生成物44が得られた。その後、N-フェニルトリフルオロアセトイミデート22を利用した。その結果、サポニン44βは主要製品として46%で成功的に得られた。
スキーム4:化合物41~44の調製を示す。
(スキーム4)
工程4:アミド結合と完全に脱保護されたサポニンの合成
41βの水素化分解後、HBTU/DIPEAカップリングシステムを用いてアミド結合の形成を連続的に行い、一連の共役アミドを得た。その後、生成物を酸加水分解及びメタノリシスで進行させて、目的のサポニンを供給した。スキーム5の代表的なサポニンには、メチルからオクタデシルまでのさまざまな長さの脂肪族炭素鎖、さまざまなアリール脂肪族化合物、ヘテロアリール脂肪族化合物、ヘテロ環式脂肪族化合物が含まれた。
スキーム5:本発明の実施形態による式(I)化合物の調製を示す。
(スキーム5)
工程5:サポニンアナログの合成
サポニンの合成は、α配向三糖部分を含んでいた(化合物56α、スキーム6)。D-フコースをL-アラビノースに置き換えると、サポニン77α/βアノマーが得られた。エキノシストエステル78を合成し、b-結合四糖エステル79も実施された。
スキーム6:本発明の実施形態による、サポニン類似体の調製を示す。
(スキーム6)
ワクチン組成物
本出願の別の態様は、抗原及びアジュバントとしての本出願のサポニン類似体を含むワクチン組成物に関する。いくつかの実施形態において、ワクチン組成物は、追加のアジュバントをさらに含む。
本出願のワクチン組成物は、対象において抗原に対する能動免疫を誘導するためのワクチンとして有用である。本発明の組成物の有益な効果を経験し得る任意の動物は、治療できる対象の範囲内である。いくつかの実施形態では、対象は哺乳動物である。いくつかの実施形態では、対象はヒトである。
ワクチン(又はそれが誘発する抗血清)の投与は、「予防的」又は「治療的」の目的のいずれかであってもよい。ワクチンの予防的投与は、その後の病気の症状を予防又は軽減するのに寄与する。予防的に提供される場合、ワクチンは病気の症状に先立って提供される。治療的に提供される場合、ワクチンは、動物が病原体に感染しているか、又は特定の癌を持っている可能性があることを示す症状の検出時又は検出後に提供される。ワクチンの治療的投与は、実際の病気の症状を軽減するのに寄与する。したがって、ワクチンは、疾患の増殖の開始前又は実際の増殖の開始後のいずれかに提供することができる。
したがって、ある側面で、本発明は、1つ以上の本発明の化合物と組み合わせて、1つ以上の細菌性抗原、ウイルス関連抗原、原生動物関連抗原、又は腫瘍関連抗原を含むワクチンを提供する。いくつかの実施形態において、ワクチンは、1つの本発明の化合物と組み合わせた単一の細菌性抗原、原生動物関連抗原、ウイルス関連抗原又は腫瘍関連抗原を含む。いくつかの実施形態において、ワクチンは、単一の本発明の化合物と組み合わせた2つ以上の細菌性抗原、ウイルス関連抗原、原生動物関連抗原、又は腫瘍関連抗原を含む。いくつかの実施形態において、ワクチンは、2つ以上の本発明の化合物と組み合わせた単一の細菌性抗原、ウイルス関連抗原、原生動物関連抗原、又は腫瘍関連抗原を含む。
いくつかの実施形態において、提供されるワクチンの1つ以上の抗原は、細菌性抗原である。特定の実施形態において、細菌性抗原は、百日咳菌(Bordetella pertussis)、パラ百日咳菌(Bordetella parapertussis)、気管支敗血症菌(Bordetella bronchiseptica)、ボレリアブルグドルフェリ(Borrelia burgdorferis)、ボレリア属(Borrelia spp.)、クラミジアトラコマチス(Chlamydia trachomatis)、ヘリコバクター・ピロリ(Helicobacter pyloris)、クラミジア肺炎病原体(Chlamydia pneumoniaes)、ウレアプラズマ・ウレアリチカム(Ureaplasma urealyticums)、マイコプラズマニューモニアエ(Mycoplasma pneumoniaes)、ブドウ球菌属(Staphylococcus spp.)、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)、化膿レンサ球菌(Streptococcus pyogenes)、連鎖球菌属(Streptococcus spp.)、肺炎連鎖球菌(Streptococcus pneumoniae)、緑色連鎖球菌(Streptococcus viridans)、エンテロコッカスフェカーリス(Enterococcus faecalis)、髄膜炎菌(Neisseria meningitidis)、ナイセリア淋菌(Neisseria gonorrhoeae)、炭疽菌(Bacillus anthracis)、サルモネラ属(Salmonella spp.)、腸チフス菌(Salmonella typhi)、コレラ菌(Vibrio cholera)、ペスト菌(Pasteurella pestis)、カンピロバクター属(Campylobacter spp.)、カンピロバクター・ジェジュニ(Campylobacter jejuni)、クロストリジウム属(Clostridium spp.)、クロストリジウム・ディフィシル(Clostridium difficile)、コリネバクテリウムジフテリア(Corynebacterium diphtheria)、マイコバクテリウム属(Mycobacterium spp.)、結核菌(Mycobacterium tuberculosis)、緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)、トレポネーマ属(Treponema spp.)、レプトスプリア属(Leptospria spp.)、軟性下疳菌(Hemophilus ducreyi)、ヘモフィルスインフルエンザ(Hemophilus influenza)、大腸菌(Escherichia coli)、赤痢菌属(Shigella spp.)、エールリヒア属(Erlichia spp.)、リケッチア属(Rickettsia spp.)及びそれらの組み合わせからなる群から選ばれる細菌に関連する抗原である。
特定の実施形態において、提供されるワクチンの1つ以上の抗原は、ウイルス関連抗原である。特定の実施形態において、ウイルス関連抗原は、インフルエンザウイルス、パラインフルエンザウイルス、ムンプスウイルス、アデノウイルス、呼吸器合胞体ウイルス、エプスタインバーウイルス、ライノウイルス、ポリオウイルス、コクサッキーウイルス、エコーウイルス、麻疹ウイルス、風疹ウイルス、水痘帯状疱疹ウイルス、ヘルペスウイルス、単純ヘルペスウイルス、パルボウイルス、サイトメガロウイルス、肝炎ウイルス、ヒトパピローマウイルス、αウイルス、フラビウイルス、ブンヤウイルス、狂犬病ウイルス、アレナウイルス、フィロウイルス、HIV1、HIV2、HTLV-1、HTLV-II、FeLV、ウシLV、FeIV、イヌジステンパーウイルス、イヌ感染性肝炎ウイルス、ネコカリシウイルス、ネコ鼻気管炎ウイルス、TGEウイルス、口蹄疫ウイルス、コロナウイルス、デング熱ウイルス、ファビウイルス及びそれらの組み合わせからなる群から選ばれるウイルスに関連する抗原である。
特定の実施形態において、提供されるワクチンの1つ以上の抗原は、腫瘍関連抗原である。いくつかの実施形態において、前記腫瘍関連抗原は、殺された腫瘍細胞及びその溶解物、MAGE-1、MAGE-3及びそれらのペプチド断片;ヒト絨毛性ゴナドトロピン及びそのペプチド断片;癌胎児性抗原及びそのペプチド断片、αフェトプロテイン及びそのペプチド断片;膵臓癌胎児性抗原及びそのペプチド断片;前立腺特異的抗原及びそのペプチド断片;MUC-1及びそのペプチド断片、CA125、CA15-3、CA19-9、CA549、CA195及びそれらのペプチド断片;前立腺特異的膜抗原及びそのペプチド断片;扁平上皮癌抗原及びそのペプチド断片;卵巣ガン抗原及びそのペプチド断片;膵臓ガン関連抗原及びそのペプチド断片;Her1/neu及びそのペプチド断片;gp-100及びそのペプチド断片;変異型K-rasタンパク質及びそのペプチド断片;変異型p53及びそのペプチド断片;短縮型上皮成長因子受容体、キメラタンパク質p210BCR-ABL、STn、Tn、Lewisx、Lewisy、TF、GM1、GM2、GD2、GD3、Gb3、KH-1、Globo-H、SSEA-4;並びにそれらの混合物からなる群から選ばれる抗原である。
上記のように、提供される化合物は、腫瘍関連抗原と組み合わせてアジュバントとして癌ワクチンに使用することができる。特定の実施形態において、ワクチンは、腫瘍の治療又は予防において使用されてもよい。特定の実施形態では、腫瘍は良性新生物である。他の実施形態では、腫瘍は悪性新生物である。任意の癌は、抗原と本発明の化合物を使用して治療することができる。
本出願の別の態様は、本出願のワクチン組成物で対象を免疫するための方法に関する。
製剤
本出願のサポニン類似体は、薬学的に許容される賦形剤と組み合わせて、医薬組成物を形成することができる。特定の実施形態において、医薬組成物は、薬学的に許容される量の本発明の化合物を含む。担体材料と組み合わせて単一の剤形を生成することができる有効成分の量は、治療される宿主、及び特定の投与様式に応じて変化できる。担体材料と組み合わせて単一の剤形を生成することができる有効成分の量は、一般に、治療効果を生成する化合物のその量である。一般に、この量は、有効成分の約1%~約99%、好ましくは約5%~約70%、最も好ましくは約10%~約30%の範囲である。
また、ラウリル硫酸ナトリウム及びステアリン酸マグネシウムなどの湿潤剤、乳化剤及び潤滑剤、ならびに着色剤、離型剤、コーティング剤、甘味料、香味料及び芳香剤、防腐剤及び抗酸化剤も、組成物中に存在してもよい。
本発明の製剤には、経口投与、経鼻投与、局所投与、直腸投与、経膣投与及び/又は非経口投与に適した製剤が含まれる。製剤は、便利な単位剤形で提示することができ、薬学の分野でよく知られている任意の方法によって調製することができる。特定の実施形態において、本発明の製剤は、シクロデキストリン、リポソーム、ミセル形成剤(例えば、胆汁酸)、及びポリマー担体(例えば、ポリエステル及びポリ無水物)からなる群から選択される賦形剤と、本発明の化合物とを含む。特定の実施形態において、前述の製剤は、本発明の化合物を経口的に生物学的に利用可能にする。
経口投与に適した本発明の製剤は、カプセル、カシェ(cachet)、ピル(pill)、錠剤、ロゼンジ(フレーバーベース、通常はスクロース及びアカシア又はトラガカンスを使用する)、粉末、顆粒の形態、又は、溶液もしくは水性もしくは非水性液体中の懸濁液の形態、又は、水中油型又は油中水型液体エマルジョンの形態、又は、エリキシルもしくはシロップの形態、又は、トローチ(ゼラチンやグリセリンなどの不活性塩基、又はスクロース及びアカシアを使用する)の形態、及び/又はうがい薬の形態などであってよく、それぞれが有効成分として本発明の化合物の所定量を含む。本発明の化合物はまた、ボーラス、エレクトリカル又はペーストとして投与されてもよい。
本出願の調製物は、経口的に、非経口的に、局所的に、又は直腸的に与えることができる。当然ながら、各投与経路に適した形で投与される。例えば、それらは、錠剤又はカプセルの形態で投与されるか、注射、吸入、点眼薬、軟膏、坐剤などによって投与されるか、注射、注入又は吸入によって投与るか、ローション又は軟膏によって局所投与されるか、坐剤によって直腸投与されるなど。
選択された投与経路に関係なく、本出願のサポニン類似体は、適切な水和形態で使用されてもよく、及び/又は、本発明の医薬組成物は、当業者に知られている従来の方法によって、薬学的に許容な剤形に調製されてもよい。本発明の医薬組成物中の有効成分の実際の投与量レベルは、患者に毒性を与えずに、特定の患者、組成物、及び投与様式に対して所望の治療応答を達成するのに有効な有効成分の量を得るように変えることができる。
選択される投与量レベルは、使用される本発明の特定の化合物の活性、又はそのエステル、塩又はアミド、投与経路、投与時間、使用される特定の化合物の排泄又は代謝の速度、治療の期間、使用される特定の化合物と組み合わせて使用される他の薬物、化合物及び/又は材料、あるいは年齢、性別、体重、状態、一般的な健康及び治療される患者の以前の病歴などの医療分野でよく知られている要因を含む様々な要因に依存する。
当分野で通常知識を有する医師又は獣医は、必要な医薬組成物の有効量を容易に決定及び処方することができる。例えば、前記医師又は獣医は、所望の治療効果を達成するために、必要とされるレベルよりも低いレベルで、医薬組成物に使用される本発明の化合物の用量を開始し、次いで、所望の効果が達成されるまで用量を徐々に増加させることができる。
(実施例)
以下の実施例は、本発明の特定の態様を説明し、本発明を実施する当業者を支援するために提供されている。これらの例は、本発明の範囲を限定することを意図するものではない。
すべての試薬と溶媒は試薬グレードであり、特に明記されていない限り、さらに精製することなしに使用した。分子ふるいは、使用前に200℃で活性化された。反応の進行は、視覚化剤としてp-アニスアルデヒド、ニンヒドリン、及びモリブデン酸セリウムアンモニウムを使用し、0.25mmのMerck Milliporeシリカゲル60F254での分析TLCによってモニターされた。フラッシュカラムクロマトグラフィーは、230~400メッシュのシリカゲルを使用して実施した。
器具
NMRスペクトルは、Bruker-AV-400(400MHz)及びBruker-AV-600(600MHz)を使用することで取得した。化学シフト(δ)は、ppmで示され、CDCl3の場合は1H:7.26ppm、13C:77.0ppmであり;CD3ODの場合は1H:3.31ppm、13C:49.0ppmであった。分裂パターンは、s(シングレット)、d(ダブレット)、t(トリプレット)、q(カルテット)、及びm(マルチプレット)として報告される。結合定数(J)はヘルツ(Hz)で表される。逆相HPLCの精製と分析は、オートサンプラーL-2200、UV検出器L-2420及びポンプL-2130を備えたHITACHI D-2000 Elite HPLCシステム、又は、システムコントローラーCBM-20A、フォトダイオードアレイ検出器SPD-M20A、ポンプLC-20AT及びオートサンプラーSIL-20AHTを備えたSHIMADZU HPLCシステムで行った。正確な質量測定は、VGプラットフォームエレクトロスプレーESI/MS又はBioTOFIIで実行された。
合成例I
p-メチルフェニル 2,3,4-トリ-O-アセチル-β-D-キシロピラノシル-(1→4)-2-O-アセチル-3-O-フルオレニルメチルオキシカルボニル-1-チオ-α-L-ラムノピラノシド(3)。
1(137mg、0.33mmol)、2(87mg、0.16mmol)及び活性化された4Å分子ふるい粉末の無水CH
2Cl
2(1.6mL)中の攪拌懸濁液に、BF
3・OEt
2(約48%、11μL、0.08mmol)をN
2雰囲気下で-40℃で添加した。3時間後に反応が完了したとき、飽和NaHCO
3の添加により混合物をクエンチし、室温まで温めた。得られた混合物をMgSO
4で乾燥し、減圧下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;EtOAc/ヘキサン=1/4~1/2)により精製し、無色シロップとして3(75mg、58%)を得た:R
f0.36(EtOAc/ヘキサン=1/2);
1H NMR(600 MHz,CDCl
3)δ 7.78(d,J=7.5 Hz,2H),7.64(dd,J=19.0,7.4 Hz,2H),7.45-7.41(m,2H),7.39-7.34(m,4H),7.12(d,J=8.0 Hz,2H),5.54(dd,J=3.4,1.4 Hz,1H,H-2),5.33(d,J=1.4 Hz,1H,H-1),5.21(t,J=9.4 Hz,1H,H-3′),5.08(dd,J=9.6,3.4 Hz,1H,H-3),4.99(td,J=9.4,5.4 Hz,1H,H-4′),4.95(dd,J=9.4,7.6 Hz,1H,H-2′),4.79(d,J=7.6 Hz,1H,H-1′),4.57(dd,J=13.4,10.1Hz,1H,Fmoc C
H
2 ),4.35-4.31(m,2H,Fmoc C
H
2 及びC
H),4.28-4.25(m,1H,H-5),4.14(dd,J=11.8,5.4 Hz,1H,H-5
a′),3.84(t,J=9.5 Hz,1H,H-4′),3.40(dd,J=11.8,9.5 Hz,1H,H-5
b′),2.33(s,3H),2.16(s,3H),2.05(s,3H),2.03(s,3H),1.91(s,3H),1.35(d,J=6.2 Hz,3H,H-6);
13C NMR(151 MHz,CDCl
3)δ 167.0,169.9,169.8,169.5,154.0,143.4,143.1,141.3,141.2,138.2,132.6,129.9,129.3,128.0,127.3,125.2,125.0,120.1,120.0,100.8(C-1′),85.8(C-1),76.1(C-3),75.9(C-4),72.2(C-3′),71.3(C-2′),71.2(C-2),70.6(Fmoc
CH
2),69.3(C-4′),68.1(C-5),62.5(C-5′),46.6(Fmoc
CH),21.1,20.9,20.7,20.7,20.5,17.5(C-6)ppm; HRMS(ESI-TOF)C
41H
44O
14SNa [M+Na]
+での理論値815.2349、測定値815.2352であった。
ベンジル 2,3,4-トリ-O-アセチル-β-D-キシロピラノシル-(1→4)-2-O-アセチル-3-O-フルオレニルメチルオキシカルボニル-α-L-ラムノピラノシル-(1→2)-3,4-O-イソプロピリデン-α-D-フコピラノシド(5)。
4α(1.05g、3.57mmol)、3(3.40g、4.28mmol)及び活性化された4Å分子ふるい粉末の無水CH
2Cl
2(2mL)中の攪拌懸濁液に、NIS(1.12g、4.99mmol)及びBF
3・OEt
2(0.38mL、1.42mmol)をN
2雰囲気下で-50℃で添加した。1時間後に反応が完了したとき、飽和NaHCO
3及び10%Na
2S
2O
3水溶液の添加により反応をクエンチした。反応混合物を室温まで温め、1時間撹拌し、ろ過した。ろ液をCH
2Cl
2で希釈され、10%Na
2S
2O
3(aq.)、飽和NaHCO
3、塩水で洗浄し、MgSO
4で乾燥し、減圧下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;EtOAc/CH
2Cl
2/ヘキサン=1/1/6~1/1/4)により精製し、白色泡状物である5(2.00g、58%)を得た:R
f0.44(EtOAc/CH
2Cl
2/ヘキサン=1/1/2);
1H NMR(600 MHz,CDCl
3)δ 7.78(d,J=7.5 Hz,2H),7.67(d,J=7.4 Hz,1H),7.63(d,J=7.5 Hz,1H),7.42(t,J=7.4 Hz,2H),7.42(t,J=7.4 Hz,2H),7.39-7.27(m,5H),5.50-5.46(m,1H,H-2′),5.19(t,J=9.2 Hz,1H,H-3′′),5.12-5.10(m,2H,H-1′,H-3′),4.99(td,J=9.2,5.5 Hz,1H,H-4′′),4.94(dd,J=9.2,7.6 Hz,1H,H-2′′),4.82(d,J=3.5 Hz,1H,H-1),4.77(d,J=7.5 Hz,1H,H-1′′),4.71(d,J=12.3 Hz,1H,Bn C
H
2 ),4.60-4.51(m,2H,Bn C
H
2 ,Fmoc C
H
2 ),4.37-4.31(m,2H,H-3,Fmoc C
H),4.28(dd,J=10.0,8.1Hz,1H,Fmoc C
H
2 ),4.17-4.09(m,2H,H-5,H-5
a′′),4.02(dd,J=5.3,2.4 Hz,1H,H-4),3.76(dd,J=8.1,3.5 Hz,1H,H-2),3.72(t,J=9.6 Hz,1H,H-4′),3.65-3.60(m,1H,H-5′),3.40(dd,J=11.6,9.7 Hz,1H,H-5
b′′),2.18(s,3H),2.05(s,3H),2.01(s,3H),1.86(s,3H),1.50(s,3H),1.34(d,J=6.7 Hz,3H,H-6),1.32(s,3H),1.18(d,J=6.2 Hz,3H,H-6′);; HRMS(ESI-TOF)C
50H
58O
19Na [M+Na]
+での理論値985.3463、測定値985.3476であった。
ベンジル 2,3,4-トリ-O-アセチル-β-D-キシロピラノシル-(1→4)-2,3-ジ-O-アセチル-α-L-ラムノピラノシル-(1→2)-3,4-O-イソプロピリデン-α-D-フコピラノシド(6)。
5(100mg、0.10mmol)のCH
2Cl
2(5mL)中の攪拌懸濁液に、モルホリン(0.5mL)を室温で添加した。1.5時間後に反応が完了したとき、反応混合物をCH
2Cl
2で希釈し、飽和NH
4Cl、飽和NaHCO
3、塩水で洗浄し、MgSO
4で乾燥し、減圧下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;EtOAc/ヘキサン=1/1~3/2)により精製し、Fmoc-脱保護生成物(72mg、95%)を得た。Fmoc-脱保護生成物(462mg、0.48mmol)の無水CH
2Cl
2(10mL)中の攪拌溶液に、Ac
2O(91μL、0.96mmol)、Et
3N(201μL、1.4mmol)及びDMAP(6mg、0.048mmol)をN
2雰囲気下で室温で添加した。2時間後に反応が完了したとき、反応物をCH
2Cl
2で希釈し、H
2O、塩水で洗浄し、MgSO
4で乾燥し、減圧下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;EtOAc/ヘキサン=2/3)により精製し、白色泡状物である6(391mg、96%)を得た:R
f0.48(EtOAc/ヘキサン=1/1);
1H NMR(600 MHz,CDCl
3)δ 7.38-7.27(m,5H),5.32(dd,J=3.5,1.6 Hz,1H,H-2′),5.26(dd,J=9.3,3.5 Hz,1H,H-3′),5.13(t,J=9.3 Hz,1H,H-3′′),5.05(d,J=1.5 Hz,1H,H-1′),4.96(td,J=9.3,5.4 Hz,1H,H-4′′),4.91-4.87(dd,J=9.3,7.6 Hz,1H,H-2′′),4.80(d,J=3.6 Hz,1H,H-1),4.71(d,J=12.3 Hz,1H,Bn C
H
2 ),4.63(d,J=7.6 Hz,1H,H-1′′),4.54(d,J=12.3 Hz,1H,Bn C
H
2 ),4.34(dd,J=8.1,5.4 Hz,1H,H-3),4.14(qd,J=6.7,2.5 Hz,1H,H-5),4.10(dd,J=11.7,5.4 Hz,1H,H-5
a′′),4.02(dd,J=5.4,2.5 Hz,1H,H-4),3.74(dd,J=8.1,3.6 Hz,1H,H-2),3.62-3.54(m,2H,H-4′,H-5′),3.33(dd,J=11.7,9.5 Hz,1H,H-5
b′′),2.13(s,3H),2.08(s,3H),2.03(s,3H),2.01(s,6H),1.49(s,3H),1.34(d,J=6.7 Hz,3H,H-6),1.32(s,3H),1.14(d,J=5.6 Hz,3H,H-6′)ppm; HRMS(ESI-TOF)C
37H
50O
18Na [M+Na]
+での理論値805.2889、測定値805.2898であった。
トリクロロアセトイミドイル 2,3,4-トリ-O-アセチル-β-D-キシロピラノシル-(1→4)-2,3-ジ-O-アセチル-α-L-ラムノピラノシル-(1→2)-3,4-O-イソプロピリデン-α/β-D-フコピラノシド(10)。
6(1.26g、1.6mmol)及び10%Pd/C(0.2g)のリン酸塩緩衝液(100mMNa
2HPO
4/NaH
2PO
4(aq.)、pH=7.0)/THF/MeOH=1/1/4(30mL)中の懸濁液を、室温でH
2(バルーン)雰囲気下で撹拌した。3日間撹拌した後、混合物をセライトでろ過し、減圧下で濃縮した。残留物をCH
2Cl
2で希釈し、H
2O、塩水で洗浄し、MgSO
4で乾燥し、濃縮し、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル;EtOAc/ヘキサン=1/1~3/2)により精製し、無色シロップであるヘミアセタール(0.79g、71%)を得た。ヘミアセタール(36mg、0.48mmol)の無水CH
2Cl
2(1mL)中の攪拌溶液に、Cl
3CCN(16μL、0.16mmol)及びDBU(3μL、0.021mmol)を室温でN
2雰囲気下で添加した。1.5時間撹拌し、反応が完了することをTLC分析で確認し、混合物を減圧下で濃縮した。残留物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;EtOAc/ヘキサン=1/1~3/2。0.5%Et
3Nを含む)により精製し、黄色シロップである10(34mg、78%)を得た。10α:R
f0.46(EtOAc/ヘキサン=1/1);
1H NMR(600 MHz,CDCl
3)δ 8.67(s,1H),6.30(d,J=3.5 Hz,1H,H-1),5.24(dd,J=3.3,1.8 Hz,1H,H-2′),5.14-5.08(m,2H,H-3′,H-3′′),5.03(d,J=1.8 Hz,1H,H-1′),4.93(td,J=9.4,5.4 Hz,1H,H-4′′),4.86(dd,J=9.4,7.7 Hz,1H,H-2′′),4.58(d,J=7.7 Hz,1H,H-1′′),4.40(dd,J=7.8,5.4 Hz,1H,H-3),4.32(qd,J=6.7,2.5 Hz,1H,H-5),4.12-4.07(m,2H,H-5
a′′,H-4),3.91(dd,J=7.8,3.5 Hz,1H,H-2),3.81(dq,J=9.6,6.2 Hz,1H,H-5′),3.60(t,J=9.6 Hz,1H,H-4′),3.31(dd,J=11.7,9.7 Hz,1H,H-5
b′′),2.13(s,3H),2.03(s,3H),2.02(s,3H),2.00(s,3H),1.95(s,3H),1.52(s,3H),1.38(d,J=6.7 Hz,3H,H-6),1.34(s,3H),1.28(d,J=6.2 Hz,3H,H-6′)である。
p-メチルフェニル 2,3,4-トリ-O-アセチル-β-D-キシロピラノシル-(1→4)-2,3-ジ-O-アセチル-1-チオ-α-L-ラムノピラノシド(9)。
8(4.6g、8.1mmol)の80%AcOH(100mL)中の攪拌溶液を、12時間で60℃まで加熱した。得られた混合物を蒸発させ、トルエン(50mL)と減圧下で二回共沸蒸留した。高真空乾燥後、Ac
2O(2.2mL、23mmol)、Et
3N(5.2mL、38mmol)及びDMAP(9mg、0.074mmol)のCH
2Cl
2溶液により、N
2雰囲気下で室温で、粗シロップを処理した。2時間後に反応が完了したとき、混合物をCH
2Cl
2で希釈し、H
2O、塩水で洗浄し、MgSO
4で乾燥し、減圧下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;EtOAc/ヘキサン=2/3)により精製し、白色固体である9(3.8g、76%)を得た:R
f0.19(EtOAc/ヘキサン=1/2);
1H NMR(400 MHz,CDCl
3)δ 7.34(d,J=7.9 Hz,2H),7.11(d,J=7.8 Hz,2H),5.39(brs,1H,H-2),5.26(brs,1H,H-1),5.22(dd,J=9.6,3.1Hz,1H,H-3),5.14(t,J=9.2 Hz,1H,H-3′),5.00-4.93(m,1H,H-4′),4.90(dd,J=9.2,7.6 Hz,1H,H-2′),4.66(d,J=7.6 Hz,1H,H-1′),4.24(dq,J=9.6,6.1Hz,1H,H-5),4.12(dd,J=11.6,5.3 Hz,1H,H-5
a′),3.72(t,J=9.6 Hz,1H,H-4),3.39-3.30(m,1H,H-5
b′),2.31(s,3H),2.11(s,3H),2.09(s,3H),2.03(s,3H),2.02(s,6H,Ac×2),1.31(d,J=6.1Hz,3H)ppm;HRMS(ESI-TOF)C
28H
36O
13SNa [M+Na]
+での理論値635.1769、測定値635.1774であった。
ベンジル 2,3,4-トリ-O-アセチル-β-D-キシロピラノシル-(1→4)-2,3-ジ-O-アセチル-α-L-ラムノピラノシル-(1→2)-3,4-O-イソプロピリデン-β-L-アラビノピラノシド(12)。
9(500mg、0.82mmol)、11α(190mg、0.68mmol)及び活性化された4Å分子ふるい粉末の無水CH
2Cl
2(7mL)中の攪拌懸濁液に、NIS(0.23g、1.0mmol)及びTMSOTf(12μL、0.066mmol)を-50℃でN
2雰囲気下で添加した。0.5時間後に反応が完了したとき、Et
3N、飽和NaHCO
3及び10%Na
2S
2O
3水溶液の添加により反応をクエンチした。室温で1時間温め、撹拌した後、反応混合物をろ過し、CH
2Cl
2で希釈し、10%Na
2S
2O
3水溶液、飽和NaHCO
3、塩水で洗浄し、MgSO
4で乾燥し、減圧下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;EtOAc/ヘキサン=2/3~1/1)により精製し、白色泡状物である12(412mg、79%)を得た:R
f0.25(EtOAc/ヘキサン=2/3);
1H NMR(600 MHz,CDCl
3)δ 7.38-7.28(m,5H),5.32(dd,J=3.4,1.4 Hz,1H,H-2′),5.26(dd,J=9.2,3.4 Hz,1H,H-3′),5.13(t,J=9.2 Hz,1H,H-3′′),5.05(s,1H,H-1′),4.96(td,J=9.2,5.5 Hz,1H,H-4′′),4.90(dd,J=9.2,7.7 Hz,1H,H-2′′),4.82(d,J=3.4 Hz,1H,H-1),4.73(d,J=12.3 Hz,1H,Bn C
H
2 ),4.63(d,J=7.7 Hz,1H,H-1′′),4.53(d,J=12.3 Hz,1H,Bn C
H
2 ),4.36(dd,J=7.9,5.6 Hz,1H,H-3),4.20(d,J=5.6 Hz,1H,H-4),4.10(dd,J=11.7,5.5 Hz,1H,H-5
a′′),3.98(brs,2H,H-5),3.75(dd,J=7.9,3.4 Hz,1H,H-2),3.61-3.54(m,2H,H-4′,H-5′),3.33(dd,J=11.7,9.6 Hz,1H),2.14(s,3H),2.08(s,3H),2.03(s,3H),2.02-2.01(m,6H,Ac C
H
3 ×2),1.50(s,3H),1.32(s,3H),1.14(d,J=5.7 Hz,3H)ppm; HRMS(ESI-TOF)C
36H
48O
18Na [M+Na]
+での理論値791.2733、測定値791.2735であった。
トリクロロアセトイミドイル 2,3,4-トリ-O-アセチル-β-D-キシロピラノシル-(1→4)-2,3-ジ-O-アセチル-α-L-ラムノピラノシル-(1→2)-3,4-O-イソプロピリデン-α/β-L-アラビノピラノシド(13)。
12(300mg、0.39mmol)及び10%Pd/C(150mg)の緩衝液(100mM Na
2HPO
4/NaH
2PO
4(aq.)、pH=7.0)/THF/MeOH=1/1/4(30mL)中の懸濁液を、室温でH
2(バルーン)雰囲気下で撹拌した。3.5日間撹拌した後、混合物をセライトでろ過し、減圧下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;EtOAc/ヘキサン=1/1~3/2)により精製し、白色泡状物であるヘミアセタール(166mg、63%)を得た。ヘミアセタール(50mg、0.074mmol)の無水CH
2Cl
2(1.5mL)中の攪拌溶液に、Cl
3CCN(22μL、0.22mmol)及びDBU(4.3μL、0.029mmol)を室温でN
2雰囲気下で添加した。16時間撹拌した後、混合物を減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュカラムクロマトグラフィー。(シリカゲル;EtOAc/ヘキサン=1/1。0.5%Et
3Nを含む)により精製し、無色シロップである13(60mg、98%)を得た。100α:R
f0.43(EtOAc/ヘキサン=1/1);
1H NMR(600 MHz,CDCl
3)δ 8.69(s,1H,N
H),6.30(d,J=3.4 Hz,1H,H-1),5.24(dd,J=3.2,1.3 Hz,1H,H-2′),5.14-5.08(m,2H,H-3′,H-3′′),5.02(d,J=1.3 Hz,1H,H-1′),4.93(td,J=9.4,5.4 Hz,1H,H-4′′),4.85(dd,J=9.5,7.7 Hz,1H,H-2′′),4.58(d,J=7.7 Hz,1H,H-1′′),4.42(dd,J=7.6,5.7 Hz,1H,H-3),4.31-4.26(m,1H,H-4),4.12(d,J=1.8 Hz,2H,H-5),4.09(dd,J=11.7,5.4 Hz,1H,H-5
a′′),3.91(dd,J=7.6,3.4 Hz,1H,H-2),3.80(dq,J=9.5,6.2 Hz,1H,H-5′),3.60(t,J=9.5 Hz,1H,H-4′),3.31(dd,J=11.7,9.4 Hz,1H,H-5
b′′),2.13(s,3H),2.03(s,3H),2.02(s,3H),2.00(s,3H),1.95(s,3H),1.52(s,3H),1.35(s,3H),1.28(d,J=6.2 Hz,3H,H-6′)ppm。
p-メチルフェニル 2,3,4,6-テトラ-O-アセチル-β-D-グルコピラノシル-(1→3)-2-O-アセチル-4-O-(p-メトキシベンジル)-1-チオ-α-L-ラモピラノシド(16)。
15(130mg、0.26mmol)、14(114mg、0.26mmol)及び活性化された4Å分子ふるい粉末の無水CH
2Cl
2(2.5mL)中の攪拌懸濁液に、TMSOTf(10μL、0.052mmol)を-50℃でN
2雰囲気下で添加した。0.5時間後に反応が完了したとき、Et
3Nの添加により反応をクエンチし、室温まで温め、ろ過し、減圧下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;EtOAc/ヘキサン=1/2)により精製し、白色泡状物である16(102mg、51%)を得た:R
f0.24(EtOAc/ヘキサン=1/2);
1H NMR(600 MHz,CDCl
3)δ 7.29-7.27(m,4H),7.08(d,J=8.0 Hz,2H),6.89(d,J=8.7 Hz,2H),5.39(dd,J=3.4,1.4 Hz,1H,H-2),5.30(d,J=1.4 Hz,1H,H-1),5.18(t,J=9.7 Hz,1H,H-3′),5.06(dd,J=9.7,8.0 Hz,1H,H-2′),5.03(t,J=9.7 Hz,1H,H-4′),4.79(d,J=8.0 Hz,1H,H-1′),4.71(d,J=10.5 Hz,1H),4.46(d,J=10.5 Hz,1H),4.19-4.13(m,2H),4.09(dd,J=12.2,2.2 Hz,1H′),4.06(dd,J=9.5,3.4 Hz,1H),3.79(s,3H,3.70(ddd,J=9.7,5.7,2.2 Hz,1H,H-5′),3.48(t,J=9.5 Hz,1H,H-4),2.29(s,3H),2.10(s,3H),2.09(s,3H),2.01(s,3H),1.98(s,3H),1.83(s,3H),1.25(d,J=6.2 Hz,3H,H-6)ppm; HRMS(ESI-TOF)C
37H
46O
15SNa [M+Na]
+での理論値785.2450、測定値785.2457であった。
トリクロロアセトイミドイル 2,3,4,6-テトラ-O-アセチル-β-D-グルコピラノシル-(1→3)-2-O-アセチル-4-O-(p-メトキシベンジル)-α/β-L-ラモピラノシド(17)。
16(37mg、0.049mmol)のアセトン/H
2O(1mL)中の攪拌溶液に、NBS(35mg、0.19mmol)を室温で添加した。2時間撹拌した後、飽和NaHCO
3及び10%Na
2S
2O
3(aq.)の添加により混合物をクエンチした。得られた混合物を室温で1時間撹拌し、減圧下で溶媒を除去した。残留物をCH
2Cl
2で希釈し、10%Na
2S
2O
3(aq.)、飽和NaHCO
3、塩水で洗浄し、MgSO
4で乾燥し、減圧下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;EtOAc/ヘキサン=3/2)により精製し、無色シロップであるヘミアセタール(26mg、82%)を得た。ヘミアセタール(26mg、0.040mmol)の無水CH
2Cl
2(1mL)中の攪拌溶液に、Cl
3CCN(12μL、0.12mmol)及びDBU(2.4μL、0.016mmol)を室温でN
2雰囲気下で添加した。1時間撹拌した後、混合物を減圧下で濃縮した。残留物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;EtOAc/ヘキサン=1/2。0.5%Et
3Nを含む)により精製し、白色泡状物である17(25mg、79%)を得た。17:R
f0.44(EtOAc/ヘキサン=1/1);
1H NMR(400 MHz,CDCl
3)δ 8.68(s,1H),7.29(d,J=8.4 Hz,2H),6.91(d,J=8.4 Hz,2H),6.15(s,1H,H-1),5.34(s,1H,H-2),5.20(t,J=9.4 Hz,1H,H-3′),5.12-5.06(m,2H,H-2′,H-4′),4.84(d,J=7.9 Hz,1H,H-1′),4.72(d,J=10.3 Hz,1H,PMB C
H
2 ),4.49(d,J=10.3 Hz,1H,PMB C
H
2 ),4.21-4.13(m,2H,H-3,H-6
a′),4.09(t,J=11.0 Hz,1H,H6
b′),3.89(dq,J=9.6,6.1Hz,1H,H-5),3.81(s,3H,PMB OC
H
3 ),3.66(d,J=9.7 Hz,1H,H-5′),3.52(t,J=9.6 Hz,1H,H-4),2.15(s,3H),2.07(s,3H),2.01(s,3H),2.00(s,3H),1.88(s,3H),1.29(d,J=6.1Hz,3H,H-6)ppm。
ベンジル 2,3,4,6-テトラ-O-アセチル-β-D-グルコピラノシル-(1→3)-2-O-アセチル-4-O-(p-メトキシベンジル)-α-L-ラモピラノシル-(1→2)-3,4-O-イソプロピリデン-α-D-フコピラノシド(18)。
17(25mg、0.31mmol)、4α(9mg、0.31mmol)及び活性化された4Å分子ふるい粉末の無水CH
2Cl
2(1.5mL)中の攪拌懸濁液に、TMSOTf(1μL、0.0062mmol)を-50℃でN
2雰囲気下で添加した。1時間後に反応が完了したとき、Et
3Nの添加により反応をクエンチし、室温まで温め、ろ過し、減圧下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;EtOAc/ヘキサン=2/3)により精製し、白色泡状物である18(24mg、82%)を得た:R
f0.43(EtOAc/ヘキサン=1/1);
1H NMR(600 MHz,CDCl
3)δ 7.34(d,J=7.2 Hz,2H),7.29(t,J=7.5 Hz,2H),7.26-7.24(m,3H),6.89(d,J=8.7 Hz,2H),5.30(dd,J=3.6,1.7 Hz,1H,H-2′),5.16(t,J=9.5 Hz,1H,H-3′′),5.09-5.04(m,H-2′′,H-4′′),5.03(d,J=1.7 Hz,1H,H-1′),4.85(d,J=3.6 Hz,1H,H-1),4.77(d,J=7.9 Hz,1H,H-1′′),4.70(d,J=10.8 Hz,1H,PMB C
H
2 ),4.69(d,J=12.2 Hz,1H,Bn C
H
2 ),4.51(d,J=12.2 Hz,1H,Bn C
H
2 ),4.45(d,J=10.8 Hz,1H,PMB C
H
2 ),4.29(dd,J=8.1,5.4 Hz,1H,H-3),4.21(dd,J=12.2,4.9 Hz,1H,H-6
a′′),4.14-4.09(m,1H,H-5),4.08(dd,J=9.5,3.6 Hz,1H,H-3′),4.04-3.99(m,2H,H-4,H-6
b′′),3.81(s,3H,PMB OC
H
3 ),3.74(dd,J=8.1,3.6 Hz,1H,H-2),3.70-3.61(m,2H,H-5′′,H-5′),3.40(t,J=9.5 Hz,1H,H-4′),2.10(s,3H),2.07(s,3H),2.01(s,3H),1.98(s,3H),1.77(s,3H),1.48(s,3H),1.33(d,J=6.7 Hz,3H,H-6),1.31(s,3H),1.14(d,J=6.2 Hz,3H,H-6′);HRMS(ESI-TOF)C
46H
60O
20Na [M+Na]
+での理論値955.3570、測定値955.3579であった。
ベンジル 2,3,4,6-テトラ-O-アセチル-β-D-グルコピラノシル-(1→3)-2-O-アセチル-α-L-ラモピラノシル-(1→2)-3,4-O-イソプロピリデン-α-D-フコピラノシド(19)。
18(24mg、0.026mmol)のCH
2Cl
2/H
2O=18/1(1mL)中の攪拌溶液に、DDQ(9mg、0.039mmol)を室温で添加した。反応混合物を3時間撹拌し、飽和NaHCO
3でクエンチした。得られた混合物をCH
2Cl
2で希釈し、飽和NaHCO
3、塩水で洗浄し、MgSO
4で乾燥し、減圧下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、EtOAc/ヘキサン=1/1)により精製し、無色シロップである19(17mg、81%)を得た。R
f0.30(EtOAc/ヘキサン=1/1);
1H NMR(600 MHz,CDCl
3)δ 7.37-7.29(m,5H),5.24(dd,J=3.6,1.7 Hz,1H,H-2′),5.20(t,J=9.6 Hz,1H,H-3′′),5.04-4.99(m,3H,H-2′′,H-1′,H-4′′),4.87(d,J=3.6 Hz,1H,H-1),4.72(d,J=12.1Hz,1H,Bn C
H
2 ),4.70(d,J=7.8 Hz,1H,H-1′′),4.53(d,J=12.1Hz,1H,Bn C
H
2 ),4.30(dd,J=8.2,5.3 Hz,1H,H-3),4.22(dd,J=12.3,5.0 Hz,1H,H-6
a′′),4.12(qd,J=6.7,2.6 Hz,1H,H-5),4.05-4.03(m,2H,H-4,H-6
b′′),3.85(dd,J=9.0,3.6 Hz,1H,H-3′),3.74(dd,J=8.2,3.6 Hz,1H,H-2),3.71(ddd,J=10.1,5.0,2.2 Hz,1H,H-5′′),3.63-3.56(m,2H,H-4′,H-5′),2.46(d,J=2.2 Hz,1H,O
H),2.08(s,3H),2.07(s,3H),2.05(s,3H),2.02(s,3H),2.00(s,3H),1.48(s,3H),1.33(d,J=6.7 Hz,3H,H-6),1.32(s,3H),1.19(d,J=5.7 Hz,3H,H-6′)ppm; HRMS(ESI-TOF)C
38H
52O
19Na [M+Na]
+での理論値835.2995、測定値835.3000であった。
ベンジル 2,3,4,6-テトラ-O-アセチル-β-D-グルコピラノシル-(1→3)-(2,3,4-トリ-O-アセチル-β-D-キシロピラノシル-(1→4))-2-O-アセチル-α-L-ラモピラノシル-(1→2)-3,4-O-イソプロピリデン-α-D-フコピラノシド(20)。
1(13mg、0.031mmol)、19(17mg、0.021mmol)及び活性化された4Å分子ふるい粉末の無水CH
2Cl
2(1mL)中の攪拌懸濁液に、TMSOTf(0.4μL、0.0021mmol)を-50℃でN
2雰囲気下で添加した。0.5時間後に反応が完了したとき、Et
3Nの添加により反応をクエンチし、室温まで温め、ろ過し、減圧下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;EtOAc/ヘキサン=1/1)により精製し、無色シロップである20(20mg、89%)を得た:R
f0.27(EtOAc/ヘキサン=1/1);
1H NMR(600 MHz,CDCl
3)δ 7.39-7.30(m,5H),5.30(dd,J=3.6,1.8 Hz,1H,H-2′),5.16(t,J=9.5 Hz,1H,H-4′′),5.11(t,J=8.2 Hz,1H,H-3′′′),5.04-4.98(m,2H,H-2′′,H-3′′),4.96(d,J=1.8 Hz,1H,H-1′),4.91(td,J=8.3,4.9 Hz,1H,H-4′′′),4.86(dd,J=8.2,6.3 Hz,1H,H-2′′′),4.82(d,J=3.6 Hz,1H,H-1),4.80(d,J=6.3 Hz,1H,H-1′′′),4.73(d,J=7.7 Hz,1H,H-1′′),4.69(d,J=12.1Hz,1H,Bn C
H
2 ),4.50(d,J=12.1Hz,1H,Bn C
H
2 ),4.25(dd,J=8.2,5.3 Hz,1H,H-3),4.16-4.09(m,2H,H-6
a′′,H-5),4.09-4.03(m,2H,H-5
a′′′,H-3′),4.03-3.99(m,2H,H-4,H-6
b′′),3.75(t,J=9.5 Hz,1H,H-4′),3.71-3.66(m,2H,H-2,H-5′′),3.54(dq,J=9.5,6.2 Hz,1H,H-5′),3.37(dd,J=11.9,8.3 Hz,1H,H-5
b′′′),2.19(s,3H),2.08(s,3H),2.08(s,3H),2.08(s,3H),2.04(s,3H),2.01(s,3H),1.99(s,3H),1.97(s,3H),1.46(s,3H),1.33(d,J=6.7 Hz,3H,H-6),1.29(s,3H),1.10(d,J=6.2 Hz,3H,H-6′)ppm; HRMS(ESI-TOF)C
49H
66O
26Na [M+Na]
+での理論値1093.3735、測定値1093.3734であった。
N-フェニル-2,2,2-トリフルオロアセトイミドイル 2,3,4,6-テトラ-O-アセチル-β-D-グルコピラノシル-(1→3)-(2,3,4-トリ-O-アセチル-β-D-キシロピラノシル-(1→4))-2-O-アセチル-α-L-ラモピラノシル-(1→2)-3,4-O-イソプロピリデン-α/β-D-フコピラノシド(22)。
20(255mg、0.24mmol)及び20%Pd(OH)
2/C(25mg)のTHF(5mL)中の懸濁液を、室温、H
2(バルーン)雰囲気下で撹拌した。24時間撹拌し、混合物をセライトでろ過し、減圧下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;EtOAc/ヘキサン=3/2~2/1)により精製し、白色泡状物であるヘミアセタール(180mg、77%)を得た。ヘミアセタール(20mg、0.020mmol)の無水CH
2Cl
2(1mL)中の攪拌溶液に、N-フェニル-2,2,2-トリフルオロアセトイミドイルクロライド(19μL、0.12mmol)及びDBU(3.7μL、0.024mmol)を室温でN
2雰囲気下で添加した。1.5時間撹拌し、混合物を減圧下で濃縮した。残留物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;EtOAc/ヘキサン=1/1~3/2。0.5%Et
3Nを含む)により精製し、無色シロップである22(16mg、68%)を得た。22α:R
f0.61(EtOAc/ヘキサン=3/2);
1H NMR(600 MHz,CDCl
3)δ 7.33(t,J=7.8 Hz,2H),7.12(t,J=7.4 Hz,1H),6.85(d,J=7.6 Hz,2H),5.58(brs,1H,H-1),5.20(s,1H,H-1′),5.19-5.15(m,2H),5.10(t,J=9.7 Hz,1H),5.06(t,J=7.0 Hz,1H),4.99(dd,J=9.3,7.9 Hz,1H),4.92(d,J=5.1Hz,1H,H-1′′′),4.86(td,J=6.9,4.2 Hz,1H),4.80(dd,J=6.7,5.3 Hz,1H),4.72(d,J=7.9 Hz,1H,H-1′′),4.23-4.08(m,5H),4.00-3.98(m,2H),3.89(brs,1H),3.84-3.77(m,2H),3.66-3.63(m,1H),3.45(dd,J=12.1,7.0 Hz,1H),2.16(s,3H),2.11(s,3H),2.09(s,3H),2.06(s,3H),2.04(s,4H),2.02(s,3H),1.99(s,3H),1.99(s,3H),1.53(s,3H),1.39(d,J=6.3 Hz,3H),1.32(s,3H),1.27(d,J=5.6 Hz,3H)ppm。
28-O-アリル-3-O-(メチル 2,3,4-トリ-O-ピバロイル-β-D-グルコピラノシルウロネート)キラ酸エステル(34)。
33(500mg、0.83mmol)、23(435mg、0.83mmol)及び活性化された4Å分子ふるい粉末の無水CH
2Cl
2(8mL)中の攪拌懸濁液に、B(PhF
5)
3(42mg、0.083mmol)を室温でN
2雰囲気下で添加した。0.5時間後に反応が完了したとき、Et
3Nの添加により反応をクエンチした。ろ過し、減圧下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;EtOAc/CH
2Cl
2/ヘキサン=1/1/6)により精製し、白色固体である34(385mg、48%)を得た:R
f0.57(EtOAc/ヘキサン=1:2);
1H NMR(600 MHz,CDCl
3)δ 9.40(s,1H,H-23),5.88-5.81(m,1H,全内部 アルケニル C
H),5.37(t,J=3.3 Hz,1H,H-12),5.31-5.27(m,2H,H-3′,全末端アルケニル C
H
a ),5.20-5.16(m,2H,H-4′,全末端アルケニル C
H
b ),4.98(t,J=8.0 Hz,H-2′),4.52-4.44(m,4H,H-1′,H-16,アリルic C
H
2 ),3.99(d,J=10.0 Hz,1H,H-5′),3.84(dd,J=11.8,4.7 Hz,1H,H-3),3.72(s,3H,OC
H
3 ,3.05(dd,J=14.3,4.1Hz,1H,H-18),2.15(t,J=13.6 Hz,1H,H-19
a),1.92-1.85(m,4H),1.80-1.70(m,4H),1.68-1.63(m,3H),,1.50-1.41(m,2H),1.35-1.28(m,4H),1.25-1.17(m,3H),1.14(s,9H),1.12-1.10(m,10H),1.09-1.08(m,12H),1.05-0.97(m,2H),0.96(s,3H),0.94(s,3H),0.89(s,3H),0.70(s,3H)ppm; HRMS(ESI-TOF)C
55H
84O
14Na [M+Na]
+での理論値991.5753、測定値991.5758であった。
28-O-アリル-3-O-(ベンジル 2,3,4-トリ-O-トリエチルシリル-β-D-グルコピラノシルウロネート)-16-O-トリエチルシリルキラ酸エステル(37)。
34(358mg、0.37mmol)のTHF(15mL)中の攪拌溶液に、1.0NのKOH(3mL)を添加し、66℃還流で加熱した。反応混合物を24時間撹拌し、室温まで冷却した。反応混合物をAmberlystIR-120H
+で中和し、ろ過し、減圧下で濃縮し、乾燥した。残留物を、DMF(7mL)中のベンジルブロマイド(88μL、0.73mmol)及びK
2CO
3(102mg、0.73mmol)で室温で処理した。2時間撹拌し、反応混合物をCH
2Cl
2で希釈し、H
2O、塩水で洗浄し、MgSO
4で乾燥し、減圧下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、MeOH/CH
2Cl
2=1/15)により精製し、黄色固体であるベンジルエステルを得た。ベンジルエステル(266mg、0.34mmol)の無水CH
2Cl
2(5mL)中の攪拌溶液に、TESOTf(0.6mL、2.7mmol)及び2,6-ルチジン(0.4mL、3.4mmol)をN
2雰囲気下で室温で添加した。反応混合物を2時間撹拌し、飽和NaHCO
3の添加によりクエンチした。混合物をCH
2Cl
2で希釈し、飽和NaHCO
3、塩水で洗浄し、MgSO
4で乾燥し、減圧下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、EtOAc/ヘキサン=1/40)により精製し、無色シロップである37(310mg、67%、3工程)を得た:R
f0.71(EtOAc/ヘキサン=1/10);
1H NMR(400 MHz,CDCl
3)δ 9.34(s,1H,H-23),7.39-7.30(m,5H),5.90-5.80(m,1H,全内部 アルケニル C
H),5.35(s,1H,H-12),5.29(d,J=17.2 Hz,1H,全末端アルケニル C
H
a ),5.20(d,J=10.7 Hz,1H,全末端アルケニル C
H
b ),5.17-5.15(m,2H,Bn C
H
2 ),4.58-4.57(m,2H,H-1′,H-16),4.53-4.40(m,2H,アリルic C
H
2 ),4.27(dd,J=6.2,4.9 Hz,1H,H-4′),4.22(d,J=6.2 Hz,1H,H-5′),3.81(dd,J=11.4,3.8 Hz,1H,H-3),3.61(d,J=4.9 Hz,1H,H-3′),3.57(d,J=3.4 Hz,1H,H-2′),3.02(d,J=11.6 Hz,1H,H-18),2.23(t,J=13.5 Hz,1H,H-19),1.99(d,J=10.8 Hz,1H),1.91-1.79(m,4H),1.75-1.53(m,5H),1.48-1.31(m,5H),1.30-1.22(m,1H),1.20-1.23(m,3H),1.11-1.06(m,4H),1.03-0.85(m,47H),0.72-0.52(m,27H)ppm; HRMS(ESI-TOF)C
70H
120O
11Si
4Na [M+Na]
+での理論値1271.7800、測定値1271.7829であった。
3-O-(ベンジル 2,3,4-トリ-O-トリエチルシリル-β-D-グルコピラノシルウロネート)-16-O-トリエチルシリルキラ酸(39)。
37(0.60g、0.48mmol)及びPPh
3(0.31g、1.2mmol)の1,4-ジオキサン(5mL)中の攪拌溶液に、予めに混合された1,4-ジオキサン(2.5mL)中のギ酸(0.38mL、10mmol)/Et
3N(1.3mL、9.6mmol)及び1,4-ジオキサン(2.5mL)中のPd(OAc)
2(54mg、0.24mmol)を室温で添加した。反応混合物を12時間撹拌し、減圧下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、EtOAc/ヘキサン=1/6)により精製し、白色泡状物である39(0.48g、83%)を得た:R
f0.25(EtOAc/ヘキサン=1/6);
1H NMR(600 MHz,CDCl
3)δ 9.36(s,1H,H-23),7.37-7.30(m,5H),5.34(t,J=3.4 Hz,1H,H-12),5.16(s,2H,Bn C
H
2 ),4.59(d,J=4.4 Hz,1H,H-1′),4.53(s,1H,H-16),4.28(dd,J=6.2,5.3 Hz,1H,H-4′),4.22(d,J=6.2 Hz,1H,H-5′),3.82(dd,J=11.8,4.6 Hz,1H,H-3),3.61(d,J=5.3 Hz,1H,H-3′),3.58(d,J=4.4,1H,H-2′),2.95(dd,J=14.3,4.0 Hz,1H,H-18),2.21(t,J=13.6 Hz,1H,H-19
a),2.03-1.95(m,1H),1.90-1.80(m,4H),1.78-1.61(m,4H),1.57(d,J=13.4 Hz,1H),1.47-1.37(m,2H),1.35(s,3H),1.27(d,J=13.6 Hz,1H),1.21-1.12(m,3H),1.10-1.03(m,4H),1.02-0.87(m,46H),0.70-0.53(m,27H)ppm; HRMS(ESI-TOF)C
67H
116O
11Si
4Na [M+Na]
+での理論値1231.7487、測定値1231.7507であった。
28-O-アリル-3-O-(メチル 2,3,4-トリ-O-ベンゾイル-β-D-グルコピラノシルウロネート)エキノシストエステル(36)。
31(20mg、0.030mmol)、24(7.7mg、0.015mmol)及び活性化された4Å分子ふるい粉末の無水CH
2Cl
2(0.6mL)中の攪拌懸濁液に、B(PhF
5)
3(1.5mg、0.0030mmol)を室温でN
2雰囲気下で添加した。0.5時間後に反応が完了したとき、Et
3Nの添加により反応をクエンチし、ろ過し、減圧下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;EtOAc/CH
2Cl
2/ヘキサン=1/1/6)により精製し、白色固体である36(11mg、72%)を得た:R
f0.42(EtOAc/ヘキサン=1:2);
1H NMR(600 MHz,CDCl
3)δ 7.95-7.91(m,4H),7.85(dd,J=8.4,1.3 Hz,2H),7.53-7.49(m,2H),7.45-7.42(m,1H),7.40-7.35(m,4H),7.31-7.28(m,2H),5.91(t,J=9.7 Hz,1H,H-3′),5.89-5,82(m,1H,全内部 アルケニル C
H),5.64(t,J=9.7 Hz,1H,H-4′),5.59(dd,J=9.7,7.8 Hz,1H,H-2′),5.39(t,J=3.6 Hz,1H,H-12),5.29(dt,J=17.2,1.5 Hz,1H,全末端アルケニル C
H
a ),5.20(dt,J=10.5,1.3 Hz,1H,全末端アルケニル C
H
b ),4.89(d,J=7.8 Hz,1H,H-1′),4.53 - 4.45(m,3H,H-16,アリルic C
H
2 ),4.30(d,J=9.7 Hz,1H,H-5′),3.69(s,3H,OC
H
3 ),3.16(dd,J=11.7,4.6 Hz,1H,H-3),3.06(dd,J=14.4,4.3 Hz,1H,H-18),2.14(dd,J=13.7 Hz,1H,H-19
a),1.90-1.85(m,4H,H-2
a,H-11
ab,H-22
a),1.82-1.71(m,4H,H-2
b,H-15
a,H-21
a,H-22
b),1.65-1.61(m,1H,H-1
a),1.55-1.52(m,2H,H-9,16-O
H),1.44-1.34(m,2H,H-6
a,H-7
a),1.34-1.30(m,4H,H-15
b,H-27),1.26-1.19(m,3H,H-6
b,H-7
b,H-21
b),1.14-1.10(m,1H,H-19
b),0.97(s,3H,H-30),0.94-0.92(m,1H,H-1
b),0.90(s,3H,H-29),0.88(s,3H,H-25),0.71(s,3H,H-23),0.70-0.65(m,4H,H-5,H-26),0.62(s,3H,H-24)ppm; HRMS(ESI-TOF)C
61H
74O
13Na [M+Na]
+での理論値1037.5022、測定値1037.5026であった。
28-O-アリル-3-O-(ベンジル 2,3,4-トリ-O-トリエチルシリル-β-D-グルコピラノシルウロネート)-16-O-トリエチルシリルエキノシストエステル(38)。
36(0.45g、0.41mmol)のTHF(25mL)中の攪拌溶液に、1.0NのKOH(5mL)を添加し、45℃で加熱した。反応混合物を12時間撹拌し、室温まで冷却した。反応混合物をAmberlystIR-120H
+で中和し、ろ過し、濃縮し、減圧下で乾燥した。残留物を、DMF(8mL)中のベンジルブロマイド(98μL、0.82mmol)及びK
2CO
3(113mg、0.82mmol)により、室温で処理した。12時間撹拌した後、反応混合物をCH
2Cl
2で希釈し、H
2O、塩水で洗浄し、MgSO
4で乾燥し、減圧下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、MeOH/CH
2Cl
2=1/20)により精製し、ベンジルエステルを得た。ベンジルエステルの無水CH
2Cl
2(8mL)中の攪拌溶液に、TESOTf(0.74mL、3.3mmol)及び2,6-ルチジン(0.48mL、4.1mmol)をN
2雰囲気下で室温で添加した。反応混合物を2時間撹拌し、飽和NaHCO
3の添加によりクエンチした。混合物をCH
2Cl
2で希釈し、飽和NaHCO
3、塩水で洗浄し、MgSO
4で乾燥し、減圧下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、EtOAc/ヘキサン=1/40)により精製し、無色シロップである38(0.21g、41%)を得た:R
f0.41(EtOAc/ヘキサン=1/20);
1H NMR(400 MHz,CDCl
3)δ 7.39-7.28(m,5H),5.92-5.82(m,1H,全内部 アルケニル C
H),5.35(s,1H,H-12),5.33-5.27(m,1H,全末端アルケニル C
H),5.20(d,J=10.3 Hz,1H,全末端アルケニル C
H),5.16(s,2H,Bn C
H
2 ),4.77(d,J=4.2 Hz,1H,H-1′),4.59(s,1H,H-16),4.53-4.43(m,2H All C
H
2 ),4.34(dd,J=6.1,5.1Hz,1H,H-4′),4.27(d,J=6.1Hz,1H,H-5′),3.73(d,J=4.2 Hz,1H,H-2′),3.65(d,J=5.1Hz,1H,H-3′),3.06-2.98(m,2H,H-3,H-18),2.23(t,J=13.5 Hz,1H,H-19
a),1.96(d,J=10.8 Hz,1H),1.89-1.80(m,4H),1.77-1.62(m,3H),1.58-1.40(m,4H),1.34(s,3H),1.31-1.23(m,3H),1.16-1.04(m,2H),1.04-0.90(m,42H),0.89-0.84(s,7H),0.78(s,3H),0.72-0.55(m,28H)ppm; HRMS(ESI-TOF)C
70H
122O
10Si
4Na [M+Na]
+での理論値1257.8007、測定値1257.8019であった。
3-O-(ベンジル 2,3,4-トリ-O-トリエチルシリル-β-D-グルコピラノシルウロネート)-16-O-トリエチルシリルエキノシスチン酸(40)。
38(194mg、0.16mmol)及びPPh
3(1.03mg、0.39mmol)の1,4-ジオキサン(4mL)中の攪拌溶液に、予めに混合された1,4-ジオキサン(2mL)中のギ酸(150μL、3.3mmol)/Et
3N(430μL、3.1mmol)及び1,4-ジオキサン(2mL)中のPd(OAc)
2(17mg、0.078mmol)を室温で添加した。反応混合物を12時間撹拌し、減圧下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、EtOAc/ヘキサン=1/6)により精製し、白色泡状物である40(168mg、89%)を得た:R
f0.58(EtOAc/ヘキサン=1/6);
1H NMR(400 MHz,CDCl
3)δ 7.40-7.28(m,5H),5.34(s,1H,H-12),5.16(s,2H,Bn C
H
2 ),4.78(d,J=4.3 Hz,1H,H-1′),4.55(s,1H,H-16),4.34(t,J=5.5 Hz,1H,H-4′),4.27(d,J=5.8 Hz,1H,H-5′),3.73(d,J=3.9 Hz,1H,H-2′),3.66(d,J=5.0 Hz,1H,H-3′),3.02(dd,J=11.5,3.7 Hz,1H,H-3),2.95(d,J=11.3 Hz,1H,H-18),2.21(t,J=13.5 Hz,1H,H-19
a),1.96(d,J=11.1Hz,1H),1.92-1.62(m,7H),1.62-1.40(m,4H),1.34(s,3H),1.31-1.23(m,3H),1.17-1.04(m,2H),1.02-0.91(m,42H),0.90-0.84(s,7H),0.79(s,3H),0.73-0.55(m,28H)ppm; HRMS(ESI-TOF)C
67H
118O
10Si
4Na [M+Na]
+での理論値1217.7694、測定値1217.7703であった。
3-O-(ベンジル 2,3,4-トリ-O-トリエチルシリル-β-D-グルコピラノシルウロネート)-28-O-(2,3,4-トリ-O-アセチル-β-D-キシロピラノシル-(1→4)-2,3-ジ-O-アセチル-α-L-ラムノピラノシル-(1→2)-3,4-O-イソプロピリデン-β/α-D-フコピラノシル)-16-O-トリエチルシリルキラ酸エステル(41β/α)
10(276mg、0.33mmol)、39(266mg、0.22mmol)及び活性化された4Å分子ふるい粉末の無水CH
2Cl
2(11mL)中の攪拌懸濁液に、BF
3・OEt
2(約48%、12μL、0.044mmol)を-75℃でN
2雰囲気下で添加した。0.5時間後に反応が完了したとき、Et
3Nの添加により反応をクエンチし、室温まで温め、ろ過し、減圧下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;EtOAc/CH
2Cl
2/ヘキサン=2/1/5)により精製し、無色シロップである41β(391mg、94%)を得た。41β:R
f0.64(EtOAc/ヘキサン=1:1);
1H NMR(600 MHz,CDCl
3)δ 9.35(s,1H,H-23),7.40-7.28(m,5H),5.41(d,J=7.5 Hz,1H,H-1′),5.34(t,J=3.5 Hz,1H,H-12),5.25(dd,J=3.5,1.6 Hz,1H,H-2′′),5.21(dd,J=9.8,3.5 Hz,1H,H-3′′),5.16(s,2H,Bn C
H
2 ),5.13(t,J=9.2 Hz,1H,H-3′′′),4.98(d,J=1.6 Hz,1H,H-1′′),4.96(td,J=9.2,5.5 Hz,1H,H-4′′′),4.85(dd,J=9.2,7.7 Hz,1H,H-2′′′),4.63(d,J=7.7 Hz,1H,H-1′′′),4.58(d,J=4.3 Hz,1H,H-1′′′′),4.49(s,1H,H-16),4.27(t,J=6.3 Hz,1H,H-4′′′′),4.22(d,J=6.3 Hz,1H,H-5′′′′),4.18(t,J=6.0 Hz,1H,H-3′),4.13(dd,J=11.7,5.4 Hz,1H,H-5
a′′′),4.01(dd,J=6.0,2.0 Hz,1H,H-4′),3.87(qd,J=6.5,2.0 Hz,1H,H-5′),3.84-3.79(m,2H,H-3,H-5′′),3.66(dd,J=7.5,6.3 Hz,1H,H-2′),3.64-3.60(m,2H,H-3′′′′,H-4′′),3.57(dd,J=4.3,0.9 Hz,1H,H-2′′′′),3.34(dd,J=11.7,9.3 Hz,1H,H-5
b′′′),2.94(dd,J=14.2,4.0 Hz,1H,H-18),2.23(t,J=13.6 Hz,1H,H-19
a),2.13(s,3H),2.06(s,3H),2.03(s,3H),2.00(s,3H,),1.99-1.97(m,4H,H-2,Ac C
H
3 ),1.88-1.75(m,5H,H-11
ab,H-21
a,H-22
ab),1.73-1.65(m,2H,H-2
a,H-15
a),1.63-1.60(m,1H,H-9),1.57-1.55(m,1H,H-1
a),1.53(s,3H,イソプロピリデン C
H
3 ),1.47-1.40(m,2H,H-6
a,H-7
a),1.35(s,3H,H-27),1.34(s,3H,イソプロピリデン C
H
3 ),1.29(d,J=6.5 Hz,4H,H-6′),1.27-1.24(m,H-6′′,H-15
b),1.19-1.16(m,2H,H-5,H-6
b),1.12(d,J=7.8 Hz,1H,H-21
b),1.09(s,3H,H-24),1.05(dd,J=12.1,4.0 Hz,1H,H-19
b),1.01-0.89(m,44H,TES C
H
3 ,H-1
b,H-7
b,H-25,H-30),0.89(s,3H,H-29),0.73(s,3H,H-26),0.69-0.55(m,24H,TES C
H
2 )ppm; HRMS(ESI-TOF)C
97H
158O
28Si
4Na [M+Na]
+での理論値1906.9937、測定値1906.9959であった。
41α:R
f0.69(EtOAc/ヘキサン=1:1),
1H NMR(600 MHz,CDCl
3)δ 9.34(s,1H,H-23),7.37-7.30(m,5H),6.02(d,J=3.7 Hz,1H,H-1′′),5.39(t,J=3.6 Hz,1H,H-12),5.21(dd,J=3.5,1.7 Hz,1H,H-2′′′),5.16(s,2H,Bn C-
H
2 ),5.11(t,J=9.0 Hz,1H,H-3′′′′),5.08-5.06(m,2H,H-1′′′,H-3′′′),4.93(td,J=9.0,5.3 Hz,1H,H-4′′′′),4.80(dd,J=9.0,7.4 Hz,1H,H-2′′′′),4.66(d,J=7.4 Hz,1H,H-1′′′′),4.58(d,J=4.4 Hz,1H,H-1′),4.56(s,1H,H-16),4.27(t,J=6.3 Hz,1H,H-4′),4.21(d,J=6.3 Hz,1H,H-5′),4.19(dd,J=8.0,5.1Hz,1H,H-3′′),4.13-4.09(dd,J=11.8,5.2 Hz,1H,H-5
a′′′′),4.06-4.01(m,2H,H-4′′,H-5′′),3.87(dd,J=8.0,3.7 Hz,1H,H-2′′),3.81(dd,J=11.8,4.7 Hz,1H,H-3),3.70-3.64(m,1H,H-5′′′),3.63 - 3.58(m,2H,H-4′′′,H-3′),3.57(dd,J=4.4,1.1Hz,1H,H-2′),3.35(dd,J=11.8,9.0 Hz,1H,H-5
b′′′′),3.00(dd,J=14.3,4.1Hz,1H,H-18),2.19(t,J=13.2 Hz,1H,H-19
a),2.13(s,3H),2.03(s,3H),2.02(s,3H),2.02(s,3H),2.00-1.97(m,1H,H-2
a),1.96(s,3H),1.95-1.83(m,3H,H-22
a,H-11
ab),1.81-1.65(m,3H,H-21
a,H-22
b,H-2
b),1.62-1.52(m,3H,H-9,H-1
a,H-15
a),1.51(s,3H,イソプロピリデン C
H
3 ),1.48-1.40(m,2H,H-6
a,H-7
a),1.35(s,3H,H-27),1.34(s,3H,イソプロピリデン C
H
3 ),1.32(d,J=6.5 Hz,3H,H-6′′),1.29-1.27(m,4H,H-15
b,H-6′′′),1.23-1.11(m,3H,H-21
b,H-5,H-6
b),1.09-1.05(m,4H,H-24,H-19
b),1.01(m,TES C
H
3 ×3),0.96-0.90(m,35H,H-1
b,H-7
b,H-25,H-30,TES C
H
3 ×9),0.88(s,3H,H-29),0.73(s,3H,H-26),0.67(m,6H,TES C
H
2 ×3),0.62-0.54(m,18H,TES C
H
2 ×9)ppm; HRMS(ESI-TOF)C
97H
158O
28Si
4Na [M+Na]
+での理論値1906.9937、測定値1906.9967であった。
3-O-(ベンジル 2,3,4-トリ-O-トリエチルシリル-β-D-グルコピラノシルウロネート)-28-O-(2,3,4-トリ-O-アセチル-β-D-キシロピラノシル-(1→4)-2,3-ジ-O-アセチル-α-L-ラムノピラノシル-(1→2)-3,4-O-イソプロピリデン-β/α-L-アラビノピラノシル)-16-O-トリエチルシリルキラ酸エステル(42β/α)。
13(67mg、0.081mmol)、39(65mg、0.054mmol)及び活性化された4Å分子ふるい粉末の無水CH
2Cl
2(6mL)中の攪拌懸濁液に、BF
3・OEt
2(約48%、1.5μL、0.0058mmol)を-75℃でN
2雰囲気下で添加した。0.5時間後に反応が完了したとき、Et
3Nにより反応をクエンチし、室温まで温めた。得られた混合物をCH
2Cl
2で希釈し、飽和NaHCO
3、塩水で洗浄し、MgSO
4で乾燥し、減圧下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;EtOAc/CH
2Cl
2/ヘキサン=2/1/5)により精製し、無色シロップである101(101β:76mg、75%、101α:15mg、16%)を得た。42β:R
f0.24(EtOAc/CH
2Cl
2/ヘキサン=2/1/5);
1H NMR(600 MHz,CDCl
3)δ 9.36(s,1H,H-23),7.39-7.29(m,5H),5.76(d,J=3.8 Hz,1H,H-1′),5.35(s,1H,H-12),5.21(s,1H,H-2′′),5.19-5.15(m,3H,H-3′′,Bn C
H
2 ),5.13(t,J=9.2 Hz,1H,H-3′′′),4.97-4.92(m,2H,H-1′′,H-4′′′),4.86(dd,J=9.2,7.6 Hz,1H,H-2′′′),4.63(d,J=7.6 Hz,1H,H-1′′′),4.58(d,J=4.2 Hz,1H,H-1′′′′),4.55(s,1H,H-16),4.35(q,J=6.2 Hz,1H,H-4′),4.27(t,J=5.8 Hz,1H,H-4′′′′),4.21(d,J=6.3 Hz,1H,H-5′′′′),4.17(t,J=5.4 Hz,1H,H-3′),4.12(dd,J=11.5,5.1Hz,1H,H-5
a′′′),3.85-3.76(m,4H,H-3,H-2′,H-5
a′,H-5′′),3.71(dd,J=11.7,8.2 Hz,1H,H-5
b′),3.64-3.60(m,2H,H-4′′,H-3′′′′),3.57(d,J=4.2 Hz,1H,H-2′′′′),3.33(t,J=10.6 Hz,1H,H-5
b′′′),2.98(d,J=11.8 Hz,1H,H-18),2.24(t,J=13.5 Hz,1H,H-19
a),2.13(s,3H),2.07(s,3H),2.03(s,3H),2.01(s,3H),2.00-1.97(m,4H,Ac C
H
3 ,H-2
a),1.89-1.65(m,7H,H-2
b,H-11
ab,H-15
a,H-21
a,H-22
ab),1.63-1.60(m,1H,H-9),1.56(d,J=13.5 Hz,1H,H-1
a),1.51(s,3H,C
H
3 )1.48-1.40(m,2H,H-6
a,H-7
a),1.35(s,6H,H-27,C
H
3 ),1.27-1.24(m,4H,H-15
b,H-6′′),1.20-1.12(m,3H,H-5,H-6
b,H-21
b),1.09(s,3H,H-24),1.06(d,J=13.2 Hz,1H,H-19
b),1.01-0.90(m,44H,H-1
b,H-7
b,H-25,H-30,TES C
H
3 ),0.89(s,3H,H-29),0.72(s,3H,H-26),0.69-0.53(m,24H)ppm; HRMS(ESI-TOF)C
96H
156O
28Si
4Na [M+Na]
+での理論値1892.9793、測定値1892.9791であった。
42α:R
f 0.29(EtOAc/CH
2Cl
2/ヘキサン=2/1/5);
1H NMR(600 MHz,CDCl
3)δ 9.35(s,1H,H-23),7.39-7.30(m,5H),6.07(d,J=3.3 Hz,1H,H-1′′),5.39(t,J=3.5 Hz,1H,H-12),5.22(dd,J=3.5,1.3 Hz,1H,H-2′′′),5.16(s,2H,Bn C
H
2 ),5.11(t,J=8.9 Hz,1H,H-3′′′′),5.07(dd,J=9.7,3.5 Hz,1H,H-3′′′),5.05(d,J=1.3 Hz,1H,H-1′′′),4.94(td,J=8.9,5.3 Hz,1H,H-4′′′′),4.81(dd,J=8.9,7.4 Hz,1H,H-2′′′′),4.67(d,J=7.4 Hz,1H,H-1′′′′),4.58(d,J=4.4 Hz,1H,H-1′),4.57(s,1H,H-16),4.27(t,J=5.8 Hz,1H,H-4′),4.25-4.20(m,3H,H-3′′,H-4′′,H-5′),4.11(dd,J=11.8,5.3 Hz,1H,H-5
a′′′′),4.05-4.01(d,J=13.4 Hz,1H,H-5
a′′),3.91-3.84(m,2H,H-2′′,H-5
b′′),3.81(dd,J=11.8,4.6 Hz,1H,H-3),3.69(dq,J=9.5,6.1Hz,1H,H-5′′′),3.64-3.59(m,2H,H-4′′′,H-3′),3.57(d,J=4.4 Hz,1H,H-2′),3.36(dd,J=11.8,9.1Hz,1H,H-5
b′′′′),2.99(dd,J=14.4,4.0 Hz,1H,H-18),2.20(t,J=13.6 Hz,1H,H-19
a),2.14(s,3H),2.04(s,3H),2.03(s,3H),2.02(s,3H),2.00-1.99(m,1H,H-2
a),1.97(s,3H),1.95-1.83(m,3H,H-22
a,H-11
ab),1.81-1.65(m,3H,H-21
a,H-22
b,H2
b),1.65-1.62(m,1H,H-9),1.58-1.53(m,2H,H-1
a,H-15
a),1.51(s,3H,イソプロピリデン C
H
3 ),1.45-1.40(m,2H,H-6
a,H-7
a),1.36-1.35(m,6H,H-27,イソプロピリデン C
H
3 ),1.32(dd,J=14.5,1.6 Hz,1H,H-15
b),1.29(d,J=6.1Hz,3H,H-6′′′),1.23-1.15(m,3H,H-5,H-6
b,H-21
b),1.10-1.05(m,4H,H-19
b,H-24),1.04-0.89(m,44H,H-1
b,H-7
b,H-25,H-30,TES C
H
3 ×12),0.88(s,3H,H-29),0.73(s,3H,H-26),0.71-0.54(m,24H,TES C
H
2 ×12)ppm; HRMS(ESI-TOF)C
96H
156O
28Si
4Na [M+Na]
+での理論値1892.9793、測定値1892.9780であった。
3-O-(ベンジル 2,3,4-トリ-O-トリエチルシリル-β-D-グルコピラノシルウロネート)-28-O-(2,3,4-トリ-O-アセチル-β-D-キシロピラノシル-(1→4)-2,3-ジ-O-アセチル-α-L-ラムノピラノシル-(1→2)-3,4-O-イソプロピリデン-β-D-フコピラノシル)-16-O-トリエチルシリルエキノシストエステル(43β)。
10(166mg、0.20mmol)、40(158mg、0.13mmol)及び活性化された4Å分子ふるい粉末の無水CH
2Cl
2(6.5mL)中の攪拌懸濁液に、BF
3・OEt
2(約48%、7.0μL、0.026mmol)を-75℃でN
2雰囲気下で添加した。0.5時間後に反応が完了したとき、Et
3Nにより反応をクエンチし、室温まで温めた。得られた混合物をCH
2Cl
2で希釈し、飽和NaHCO
3、塩水で洗浄し、MgSO
4で乾燥し、減圧下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;EtOAc/CH
2Cl
2/ヘキサン=2/1/5)により精製し、無色シロップである43β(237mg、96%)を得た。102β:R
f0.23(EtOAc/CH
2Cl
2/ヘキサン=2/1/5);
1H NMR(600 MHz,CDCl
3)δ 7.37-7.29(m,5H),5.42(d,J=7.5 Hz,1H,H-1′),5.34(s,1H,H-12),5.26(dd,J=3.4,1.5 Hz,1H,H-2′′),5.21(dd,J=9.8,3.4 Hz,1H,H-3′′),5.16(d,J=3.2 Hz,2H,Bn C
H
2 ),5.13(t,J=9.3 Hz,1H,H-3′′′),4.99(d,J=1.5 Hz,1H,H-1′′),4.95(td,J=9.3,5.4 Hz,1H,H-4′′′),4.85(dd,J =9.3,7.6 Hz,1H,H-2′′′),4.77(d,J=4.4 Hz,1H,H-1′′′′),4.64(d,J=7.6 Hz,1H,H-1′′′),4.50(s,1H,H-16),4.33(dd,J=6.1,5.8 Hz,1H,H-4′′′′),4.26(d,J=6.1Hz,1H,H-5′′′′),4.18(t,J=6.0 Hz,1H,H-3′),4.12(dd,J=11.7,5.4 Hz,1H,H-5
a′′′),4.01(dd,J=6.0,1.8 Hz,1H,H-4′),3.89-3.81(m,2H,H-5′,H-5′′),3.72(d,J=4.4 Hz,1H,H-2′′′′),3.68-3.61(m,3H,H-2′,H-3′′′′,H-4′′),3.34(dd,J=11.9,9.3 Hz,1H,H-5
b′′′),3.01(dd,J=11.7,4.3 Hz,1H,H-3),2.93(dd,J=14.2,3.7 Hz,1H,H-18),2.23(t,J=13.5 Hz,1H,H-19
a),2.13(s,3H),2.07(s,3H),2.03(s,3H),2.00(s,3H),1.98(s,3H),1.97-1.93(m,1H,H-2
a),1.86-1.76(m,6H,H-11
ab,H-22
a,H-21
a,H-22
b),1.76-1.71(m,1H,H-15
a),1.67-1.65(m,1H,H-2
b),1.54(s,3H,イソプロピリデン C
H
3 ),1.53-1.42(m,4H,H-9,H-1
a,H-6
a,H-7
a),1.34-1.33(m,6H,H-27,イソプロピリデン C
H
3 ),1.31-1.24(m,9H,H-6′,H-6′′,H-6
b,H-7
b,H-15
b),1.11-1.10(m,1H,H-21
b),1.07-1.02(m,2H,H-19
b),1.01-0.91(m,42H,H-23,H-30,TES C
H
3 ),0.89(s,3H,H-25),0.88(s,5H,H-29),0.79(s,3H,H-24),0.73(s,3H,H-26),0.70-0.55(m,25H,H-5,TES C
H
2 )ppm; HRMS(ESI-TOF)C
97H
160O
27Si
4Na [M+Na]
+での理論値1893.0144、測定値1893.0150であった。
3-O-(ベンジル 2,3,4-トリ-O-トリエチルシリル-β-D-グルコピラノシルウロネート)-28-O-(2,3,4,6-テトラ-O-アセチル-β-D-グルコピラノシル-(1→3)-(2,3,4-トリ-O-アセチル-β-D-キシロピラノシル-(1→4))-2-O-アセチル-α-L-ラモピラノシル-(1→2)-3,4-O-イソプロピリデン-β-D-フコピラノシル)-16-O-トリエチルシリルキラ酸エステル(44β)
22(22mg、0.019mmol)、39(23mg、0.019mmol)及び活性化された4Å分子ふるい粉末の無水CH2Cl2(1mL)中の攪拌懸濁液に、BF3・OEt2(約48%、2.0μL、0.0076mmol)を-75℃でN2雰囲気下で添加した。0.5時間後に反応が完了したとき、飽和NaHCO3の添加により反応をクエンチし、室温まで温めた。得られた混合物をCH2Cl2で希釈し、飽和NaHCO3、塩水で洗浄し、MgSO4で乾燥し、減圧下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;EtOAc/CH2Cl2/ヘキサン=4/1/7)により精製し、無色シロップである103(44β:19mg、46%;44α:2mg、5%)を得た。44β:Rf0.60(EtOAc/ヘキサン=1/1);1H NMR(600 MHz,CDCl3)δ 9.36(s,1H,H-23),7.38-7.30(m,5H),5.39(d,J=7.3 Hz,1H,H-1′),5.32(t,J=3.6 Hz,1H,H-12),5.17(dd,J=3.5,1.8 Hz,1H,H-2′′),5.16(d,J=1.8 Hz,2H,Bn CH
2 ),5.15-5.09(m,3H,H-3′′′,H-4′′′,H-3′′′′),5.02(m,J=7.8 Hz,1H,H-2′′′),4.95(d,J=1.8 Hz,1H,H-1′′),4.91(td,J=8.0,4.9 Hz,1H,H-4′′′′),4.85-4.81(m,2H,H-2′′′′,H-1′′′′),4.68(d,J=7.8 Hz,1H,H-1′′′),4.58(d,J=4.4 Hz,1H,H-1′′′′′),4.47(s,1H,H-16),4.28-4.25(m,2H,H-4′′′′′,H-6a′′′),4.21(d,J=6.3 Hz,1H,H-5′′′′′),4.16(t,J=6.0 Hz,1H,H-3′),4.14-4.09(m,2H,H-6b′′′,H-5a′′′′),4.03(dd,J=6.0,1.9 Hz,1H,H-4′),3.99(dd,J=9.4,3.5 Hz,1H,H-3′′),3.86(qd,J=6.5,1.9 Hz,1H,H-5′),3.81(dd,J=11.8,4.6 Hz,1H,H-3),3.76(t,J=9.4 Hz,1H,H-4′′),3.71-3.62(m,3H,H-5′′,H-2′,H-5′′′),3.61(dd,J=5.4,1.2 Hz,1H,H-3′′′′′),3.57(dd,J=4.4,1.2 Hz,1H,H-2′′′′′),3.40(dd,J=11.9,8.1Hz,1H,H-5b′′′′),2.91(dd,J=14.4,4.2 Hz,1H,H-18),2.22(t,J=13.5 Hz,1H,H-19a),2.18(s,3H),2.11(s,3H),2.09(s,6H),2.04(s,3H),2.03(s,3H),2.01(s,3H),2.00(s,3H),1.99-1.97(m,1H,H-2a),1.87-1.84(m,2H,H-11ab),1.80(s,3H,H-21a,H-22ab),1.70-1.68(m,2H,H-2b,H-15a),1.59-1.56(m,2H,H-9,H-1a),1.54(s,3H,イソプロピリデン CH
3 ),1.45-1.41(m,2H,H-6b,H-7a),1.34(s,6H,H-27,イソプロピリデン CH
3 ),1.28(d,J=6.5 Hz,3H,H-6′),1.26-1.24(m,1H,H-15b),1.22(d,J=6.1Hz,3H,H-6′′),1.18-1.16(m,2H,H-5,H-6b),1.13-1.11(m,1H,H-21b),1.08(s,3H,H-24),1.06-1.02(m,1H,H-19b),1.00-0.92(m,44H,H-1b,H-7b,H-25,H-30,TES CH
3 ),0.88(s,3H,H-29),0.74(s,3H,H-26),0.68-0.55(m,24H,TES CH
2 )ppm; HRMS(ESI-TOF)C109H174O36Si4Na [M+Na]+での理論値2195.0788、測定値2195.0785であった。
ベンジルエステル出発材料(1当量)及び10%Pd/C(10%w/v)のTHF(50mM)中の懸濁液を、室温でH2雰囲気(バルーン)下で撹拌した。反応混合物を12~24時間撹拌した。得られた混合物をセライトでろ過し、濃縮し、減圧下で乾燥し、粗酸中間体を得た。粗酸中間体、HBTU(3当量)及びDIPEA(3当量)の無水CH2Cl2(50mM)中の攪拌溶液に、アルキルアミン(3当量)をN2雰囲気下で室温で添加した。反応混合物を4時間撹拌した。得られた混合物を濃縮し、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、EtOAc/CH2Cl2/ヘキサン=2/1/5~1/1/2)によって精製し、2工程収率61~95%でアミド生成物を得た。
いくつかの実施形態において、シリル基は、水素化分解条件下でランダムに脱保護され、次のアミドカップリング工程において分離不可能な混合物を生じさせる。したがって、短いカラム(シリカ、EtOAc/CH2Cl2/ヘキサン=1/1/2)でろ過した後、混合物は、構造的特徴づけなしに、全体的な脱保護工程に直接進められる。
出発材料のCH
2Cl
2(10mM)中の溶液に、予めに冷却されたTFA/H
2O=4/1溶液(CH
2Cl
2に対して50%v/v)を0℃で添加し、30分間撹拌した。溶媒を減圧下(<1torr)で0℃で蒸発させ、高真空下で室温で1時間乾燥した。残留物のMeOH(10mM)溶液に、K
2CO
3(20当量)を添加し、室温で12時間撹拌した。懸濁液を遠心分離し、液体をHPLCで精製し、2工程収率30~75%で生成物を得た。(HPLCカラム:SUPELCO Ascentis C18 25cm×10mm、5μm;移動相:20%ACN/H
2O gradient~90%ACN/H
2Oを20分間、次に90%ACN/H
2Oイソクラティックを15分間;流速:5mL/min)。
3-O-(N-((ドデシル)-β-D-グルコピラノシルウロンアミド)-28-O-(β-D-キシロピラノシル-(1→4)-α-L-ラムノピラノシル-(1→2)-β-D-フコピラノシル)キラ酸エステル(46)。
全体的な脱保護の一般的な手順に従って、白色固体である46を収率68%で得た:[α]
D
20 -68.0(c 0.15,MeOH);
1H NMR(600 MHz,MeOD)δ 9.43(s,1H,H-23),8.55(s,1H,アミド N
H),5.41(d,J=1.7 Hz,1H,H-1′′),5.31(t,J=3.5 Hz,1H,H-12),5.28(d,J=8.2 Hz,1H,H-1′),4.49-4.48(m,2H,H-1′′′,H-16),4.26(d,J=7.8 Hz,1H,H-1′′′′),3.92-3.79(m,6H,H-2′′,H-3,H-5′′′,H-3′′,H-2′,H-5′′),3.69-3.64(m,3H,H-5′,H-3′,H-5′′′′),3.57-3.53(m,2H,H-4′,H-4′′),3.49-3.42(m,2H,H-4′′′,H-4′′′′),3.33-3-30(m,2H,H-3′′′,H-3′′′′),3.28-3.26(m,1H,-NHC
H
a
-),3.24-3.17(m,3H,-NHC
H
b
-,H-2′′′,H-5′′′),3.14(dd,J=9.2,7.8 Hz,1H,H-2′′′′),2.94(dd,J=14.1,4.3 Hz,1H,H-18),2.30(t,J=13.6 Hz,1H,H-19a),1.97-1.89(m,5H,H-2
a,H-11
ab,H-21
a,H-22
a),1.84-1.64(m,5H,H-2
b,H-22
b,H-9,H-1
a,H-15
a),1.58-1.48(m,4H,H-6
a,H-7
a,炭素鎖 C
H
2 ),1.45(dd,J=14.8,2.7 Hz,1H,H-15
b),1.40(s,3H,H-27),1.37-1.27(m,23H,H-5,H-6
b,H-6′′,炭素鎖 C
H
2
×9),1.22(d,J=6.4 Hz,3H,H-6′),1.19-1.16(m,1H,H-21
b),1.14(s,3H,H-24),1.12-1.09(m,1H,H-1
b),1.07-1.04(m,1H,H-19
b),1.02(s,3H,H-25),0.98-0.94(m,4H,H-7b,H-30),0.91(t,J=7.0 Hz,3H,炭素鎖 C
H
3 ),0.88(s,3H,H-29),0.77(s,3H,H-26);
13C NMR(151 MHz,MeOD)δ 209.2(C-23),177.2(C-28),171.5,144.9(C-13),123.1(C-12),107.0(C-1′′′),105.1(C-1′′′′),101.1(C-1′′),95.2(C-1′),84.0(C-4′′),83.5(C-3),78.2(C-3′′′),77.6(C-3′′′′),76.7(C-3′),76.6(C-5′′′′),76.1(C-2′′′),74.7(C-2′′′′),74.6(C-16),74.0(C-2′),73.6(C-4′),73.2(C-4′′′′),72.7(C-5′′),72.2(C-3′′),71.9(C-2′′),71.1(C-4′′′),68.8(C-5′),67.3(C-5′′′),56.1(C-4),50.0(C-17),49.6(C-5),48.1(C-9),48.0(C-19),42.8(C-14),42.4(C-18),41.1(C-8),40.1(炭素鎖
CH
2),39.5(C-1),37.1(C-10),36.5(C-21),36.5(C-15),33.6(C-6),33.4(C-29),33.1(炭素鎖
CH
2),32.0(C-22),31.3(C-20),30.9(炭素鎖
CH
2),30.9(炭素鎖
CH
2),30.8(炭素鎖
CH
2),30.8(炭素鎖
CH
2),30.6(炭素鎖
CH
2),30.5(炭素鎖
CH
2),30.3(炭素鎖
CH
2),28.0(炭素鎖
CH
2),27.2(C-27),26.0(C-2),24.8(C-30),24.5(C-11),23.8(炭素鎖
CH
2),21.6(C-7),18.3(C-6′′),17.7(C-26),16.5(C-6′),16.4(C-25),14.5(炭素鎖
CH
3),10.6(C-24)ppm; HRMS(ESI-TOF)C
65H
107NO
22Na [M+Na]
+での理論値1276.7177、測定値1276.7209であった。
3-O-(N-(メチル)-β-D-グルコピラノシルウロンアミド)-28-O-(β-D-キシロピラノシル-(1→4)-α-L-ラムノピラノシル-(1→2)-β-D-フコピラノシル)キラ酸エステル(47)。
全体的な脱保護の一般的な手順に従って、白色固体である47を収率36%で得た:[α]
D
20 -26.8(c 0.22,MeOH);
1H NMR(600 MHz,MeOD)δ 9.42(s,1H,H-23),8.52(s,1H,アミド N
H),5.40(d,J=1.7 Hz,1H,H-1′′),5.31(t,1H,J=3.5 Hz,H-12),5.28(d,J=8.2 Hz,1H,H-1′),4.49-4.47(m,2H,H-1′′′,H-16),4.24(d,J=7.9 Hz,1H,H-1′′′′),3.90(dd,J=3.3,1.7 Hz,1H,H-2′′),3.89-3.79(m,5H,H-3,H-5
a′′′,H-3′′,H-2′,H-5′′),3.69-3.64(m,3H,H-5′,H-3′,H-5′′′′),3.56-3.53(m,2H,H-4′,H-4′′),3.46(ddd,J=10.4,8.8,5.4 Hz,1H,H-4′′′),3.41(t,J=9.1Hz. 1H,H-4′′′′),3.33-3.30(m,2H,H-3′′′,H-3′′′′)3.23-3.17(m,2H,H-2′′′,H-5
b′′′),3.13(dd,J=9.2,7.9 Hz,1H,H-2′′′′),2.94(dd,J=14.6,4.1Hz,1H,H-18),2.80(s,3H,-NHC
H
3 ),2.30(t,J=13.7 Hz,1H,H-19
a),1.94-1.91(m,5H,H-2
a,H-11
ab,H-21
a,H-22
a),1.81-1.66(m,5H,H-2
b,H-22
b,H-9,H-1
a,H-15
a),1.55-1.43(m,3H,H-6
a,H-7
a,H-15
b),1.40(s,3H,H-27),1.35-1.31(m,5H,H-5,H-6
b,H-6′′),1.22(d,J=6.4 Hz,3H,H-6′),1.18(d,J=10.3,2.5 Hz,1H,H-21
b),1.13(s,3H,H-24),1.10(dd,J=13.2,4.02 Hz,1H,H-1
b),1.05(dd,J=13.4,3.5 Hz,1H,H-19
b),1.02(s,3H,H-25),0.97-0.95(m,4H,H-7
b,H-30),0.88(s,3H,H-29),0.77(s,3H,H-26);
13C NMR(151 MHz,MeOD)δ 209.3(C-23),177.2(C-28),172.3,144.8(C-13),123.2(C-12),107.0(C-1′′′),104.8(C-1′′′′),101.1(C-1′′),95.2(C-1′),84.1(C-4′′),83.3(C-3),78.2(C-3′′′),77.5(C-3′′′′),76.7(C-3′),76.5(C-5′′′′),76.1(C-2′′′),74.7(C-2′′′′),74.6(C-16),74.0(C-2′),73.6(C-4′),73.4(C-4′′′′),72.7(C-5′),72.2(C-3′′),71.9(C-2′′),71.1(C-4′′′),68.8(C-5′′),67.3(C-5′′′),56.1(C-4),50.0(C-17),49.6(C-5),48.0(C-9),48.0(C-19),42.8(C-14),42.4(C-18),41.1(C-8),39.3(C-1),37.1(C-10),36.5(C-21),36.5(C-15),33.6(C-6),33.4(C-29),32.0(C-22),31.3(C-20),27.2(C-27),26.2(-NH
CH
3),25.8(C-2),24.8(C-30),24.5(C-11),21.5(C-7),18.3(C-6′′),17.7(C-26),16.5(C-6′),16.3(C-25),10.5(C-24)ppm; HRMS(ESI-TOF)C
54H
86NO
22 [M+H]
+での理論値1100.5636、測定値1100.5667であった。
3-O-(N-(ヘキシル)-β-D-グルコピラノシルウロンアミド)-28-O-(β-D-キシロピラノシル-(1→4)-α-L-ラムノピラノシル-(1→2)-β-D-フコピラノシル)キラ酸エステル(48)。
全体的な脱保護の一般的な手順に従って、白色固体である48を収率45%で得た:[α]
D
20 -17.35(c 0.34,MeOH);
1H NMR(600 MHz,MeOD)δ 9.42(s,1H,H-23),8.55(s,1H,アミド N
H),5.40(d,J=1.6 Hz,1H,H-1′′),5.31(t,J=3.4 Hz,1H,H-12),5.28(d,J=8.2 Hz,1H,H-1′),4.49-4.48(m,2H,H-16,H-1′′′),4.26(d,J=7.9 Hz,1H,H-1′′′′),3.92-3.77(m,6H,H-2′′,H-3,H-5
a′′′,H-3′′,H-2′,H-5′′),3.70-3.62(m,3H,H-5′,H-3′,H-5′′′′),3.56-3.53(m,2H,H-4′,H-4′′),3.49-3.41(m,2H,H-4′′′,H-4′′′′),3.33-3.30(m,2H,H-3′′′,H-3′′′′),3.29-3.17(m,4H,-NHC
H
2
-,H-2′′′,H-5
b′′′),3.14(dd,J=9.2,7.9 Hz,1H,H-2′′′′),2.94(dd,J=14.1,4.0 Hz,1H,H-18),2.30(t,J=13.8 Hz,1H,H-19
a),1.96-1.90(m,5H,H-2
a,H-11
ab,H-21
a,H-22
a),1.84-1.64(m,5H,H-2
b,H-22
b,H-9,H-1
a,H-15
a),1.55-1.49(m,4H,H-6
a,H-7
a,炭素鎖 C
H
2 ),1.45(dd,J=14.8,2.7 Hz,1H,H-15
b),1.40(s,3H,H-27),1.36-1.29(m,13H,H-5,H-6
b,H-6′′,炭素鎖C
H
2 ×4),1.22(d,J=6.4 Hz,3H,H-6′),1.18-1.17(m,1H,H-21
b),1.13(s,3H,H-24),1.12-1.09(m,1H,H-1
b),1.05(dd,J=12.6,3.0 Hz,1H,H-19
b),1.01(s,3H,H-25),0.95(s,4H,H-7
b,H-30),0.92(t,J=7.0 Hz,3H,炭素鎖 C
H
3 ),0.88(s,3H,H-29),0.77(s,3H,H-26);
13C NMR(151 MHz,MeOD)δ 209.3(C-23),177.2(C-28),171.5,144.8(C-13),123.2(C-12),106.9(C-1′′′),104.9(C-1′′′′),101.1(C-1′′),95.2(C-1′),84.0(C-4′′),83.3(C-3),78.2(C-3′′′),77.6(C-3′′′′),76.7(C-3′),76.6(C-5′′′′),76.1(C-2′′′),74.7(C-2′′′′),74.6(C-16),74.1(C-2′),73.6(C-4′),73.2(C-4′′′′),72.7(C-5′),72.2(C-3′′),71.9(C-2′′),71.1(C-4′′′),68.8(C-5′′),67.3(C-5′′′),56.1(C-4),50.0(C-17),49.6(C-5),48.0(C-9,C-19),42.8(C-14),42.4(C-18),41.1(C-8),40.1(炭素鎖
CH
2),39.4(C-1),37.1(C-10),36.5(C-21),36.5(C-15),33.6(C-6),33.4(C-29),32.8(炭素鎖
CH
2),32.0(C-22),31.3(C-20),30.3(炭素鎖
CH
2),27.6(炭素鎖
CH
2),27.2(C-27),25.9(C-2),24.8(C-30),24.5(C-11),23.8(炭素鎖
CH
2),21.5(C-7),18.3(C-6′′),17.7(C-26),16.5(C-6′),16.3(C-25),14.5(炭素鎖
CH
3),10.6(C-24)ppm; HRMS(ESI-TOF)C
59H
96NO
22 [M+H]
+での理論値1170.6418、測定値1170.6448であった。
3-O-(N-(オクタデシル)-β-D-グルコピラノシルウロンアミド)-28-O-(β-D-キシロピラノシル-(1→4)-α-L-ラムノピラノシル-(1→2)-β-D-フコピラノシル)キラ酸エステル(49)。
全体的な脱保護の一般的な手順(HPLCカラム:Alltima C8 150mm×4.6mm、5μm、流速:1mL/min)に従って、白色固体である49を収率30%で得た:[α]
D
20-27.4(c 0.27、MeOH);
1H NMR(600 MHz,MeOD)δ 9.43(s,1H,H-23),8.55(s,1H,アミド N
H),5.41(d,J=1.6 Hz,1H,H-1′′),5.31(t,J=3.4 Hz,1H,H-12),5.28(d,J=8.2 Hz,1H,H-1′),4.49(d,J=7.6 Hz,2H,H-16,H-1′′′),4.26(d,J=7.9 Hz,1H,H-1′′′′),3.92-3.77(m,6H,H-2′′,H-3,H-5
a′′′,H-3′′,H-2′,H-5′′),3.69-3.63(m,3H,H-5′,H-3′,H-5′′′′),3.57-3.53(m,2H,H-4′,H-4′′),3.49-3.41(m,2H,H-4′′′,H-4′′′′),3.33-3.27(m,3H,H-3′′′,H-3′′′′,-NHC
H
a
-),3.24-3.17(m,3H,H-2′′′,H-5
b′′′,-NHC
H
b
-),3.14(dd,J=9.2,7.9 Hz,1H,H-2′′′′),2.94(dd,J=14.3,4.1Hz,1H,H-18),2.30(t,J=13.6 Hz,1H,H-19
a),1.98-1.89(m,5H,H-2
a,H-11
ab,H21
a,H-22
a),1.84-1.64(m,5H,H-2
b,H-9,H-22
b,H-1
a,H-15
a),1.55-1.49(m,4H,H-6
a,H-7
a,炭素鎖 C
H
2 ),1.45(dd,J=14.8,2.5 Hz,1H,H-15
b),1.40(s,3H,H-27),1.37-1.25(m,35H,H-5,H-6
b,H-6′′,炭素鎖 C
H
2 ×15),1.22(d,J=6.4 Hz,3H,H-6′),1.20-1.15(m,1H,H-21
b),1.14(s,3H,H-24),1.13-1.08(m,1H,H-1
b),1.06(dd,J=12.6,3.0 Hz,1H,H-19
b),1.02(s,3H,H-25),0.97-0.95(m,4H,H-7
b,H-30),0.90(t,J=7.0 Hz,3H,炭素鎖 C
H
3 ),0.88(s,3H,H-29),0.77(s,3H,H-26);
13C NMR(151 MHz,MeOD)δ 209.2(C-23),177.2(C-28),171.5,144.9(C-13),123.1(C-12),107.0(C-1′′′),105.1(C-1′′′′),101.1(C-1′′),95.7(C-1′),84.0(C-4′′),83.5(C-3),78.2(C-3′′′),77.6(C-3′′′′),76.7(C-3′),76.6(C-5′′′′),76.1(C-2′′′),74.7(C-2′′′′),74.6(C-16),74.0(C-2′),73.6(C-4′),73.2(C-4′′′′),72.7(C-5′),72.2(C-3′′),71.9(C-2′′),71.1(C-4′′′),68.7(C-5′′),67.3(C-5′′′),56.1(C-4),50.0(C-17),49.6(C-5),48.1(C-9),48.0(C-19),42.8(C-14),42.3(C-18),41.1(C-8),40.0(炭素鎖 C
H
2 ),39.5(C-1),37.1(C-10),36.5(C-21),36.5(C-15),33.6(C-6),33.4(C-29),33.1(炭素鎖 C
H
2 ),32.0(C-22),31.4(C-20),30.9(炭素鎖 C
H
2 ),30.9(炭素鎖 C
H
2 ),30.8(炭素鎖 C
H
2 ),30.8(炭素鎖 C
H
2 ),30.6(炭素鎖 C
H
2 ),30.5(炭素鎖 C
H
2 ),30.3(炭素鎖 C
H
2 ),28.0(炭素鎖 C
H
2 ),27.2(C-27),26.0(C-2),24.9(C-30),24.5(C-11),23.8(炭素鎖 C
H
2 ),21.6(C-7),18.3(C-6′′),17.7(C-26),16.5(C-6′),16.4(C-25),14.5(炭素鎖 C
H
3 ),10.6(C-24)ppm; HRMS(ESI-TOF)C
71H
120NO
22 [M+H]
+での理論値1338.8297、測定値1338.3327であった。
3-O-(N-(8-(4-メトキシフェニル)オクチル)-β-D-グルコピラノシルウロンアミド)-28-O-(β-D-キシロピラノシル-(1→4)-α-L-ラムノピラノシル-(1→2)-β-D-フコピラノシル)キラ酸エステル(53)。
全体的な脱保護の一般的な手順に従って、白色固体である53を収率54%で得た:[α]
D
20-123.3(c 0.06,MeOH);
1H NMR(600 MHz,MeOD)δ 9.42(s,1H,H-23),8.55(s,1H,アミド N
H),7.07(d,J=8.7 Hz,2H),6.82(d,J=8.7 Hz,2H),5.41(d,J=1.8 Hz,1H,H-1′′),5.30-5.27(m,2H,H-12,H-1′),4.49-4.48(m,2H,H-16,H-1′′′),4.26(d,J=7.8 Hz,1H,H-1′′′′),3.91(dd,J=3.3,1.8 Hz,1H,H-2′′),3.90-3.79(m,5H,H-3,H-5
a′′′,H-3′′,H-2′,H-5′′),3.76(s,3H,OC
H
3 ),3.69-3.66(m,2H,H-5′,H-3′),3.64(d,J=9.7 Hz,1H,H-5′′′′),3.58-3.53(m,2H,H-4′,H-4′′),3.49-3.42(m,2H,H-4′′′,H-4′′′′),3.33-3-30(m,2H,H-3′′′,H-3′′′′),3.28-3.25(m,1H,-NHC
H
a
-),3.24-3.17(m,3H,H-2′′′,H-5
b′′′,-NHC
H
b
-),3.14(dd,J=9.2,7.8 Hz,1H,H-2′′′′),2.94(dd,J=14.3,4.1Hz,1H,H-18),2.54(t,J=7.4 Hz 2H,炭素鎖 C
H
2 Ph),2.30(t,J=13.6 Hz,1H,H-19
a),1.97-1.88(m,5H,H-2
a,H-11
ab,H-21
a,H-22
a),1.84-1.72(m,3H,H-2
b,H-9,H-22
b),1.71-1.66 m,2H,H-1
a,H-15
a),1.62-1.47(m,6H,炭素鎖 C
H
2 ×2,H-6
a,H-7
a),1.47-1.43(m,1H,H-15
b),1.40(s,3H,H-27),1.37-1.30(m,13H,H-5,H-6
b,H-6′′,炭素鎖 C
H
2 ×4),1.22(d,J=6.4 Hz,3H,H-6′),1.18-1.16(m,1H,H-21
b),1.13(s,3H,H-24),1.10-1.08(m,1H,H-1
b),1.05(dd,J=12.1,3.6 Hz,1H,H-19
b),1.00(s,3H,H-25),0.97-0.94(m,4H,H-7
b,H-30),0.87(s,3H,H-29),0.77(s,3H,H-26);
13C NMR(151 MHz,MeOD)δ 209.2(C-23),177.2(C-28),171.5,159.2,144.8(C-13),135.9,130.3,123.1(C-12),114.8,107.0(C-1′′′),105.0(C-1′′′′),101.1(C-1′′),95.2(C-1′),84.0(C-4′′),83.5(C-3),78.2(C-3′′′),77.6(C-3′′′′),76.7(C-3′),76.6(C-5′′′′),76.1(C-2′′′),74.7(C-2′′′′),74.6(C-16),74.0(C-2′),73.6(C-4′),73.2(C-4′′′′),72.7(C-5′),72.2(C-3′′),71.9(C-2′′),71.1(C-4′′′),68.8(C-5′′),67.3(C-5′′′),56.1(C-4),55.7(O
CH
3),50.0(C-17),49.6(C-5),48.1(C-19),48.0(C-9),42.8(C-14),42.3(C-18),41.1(C-8),40.0(炭素鎖
CH
2),39.4(C-1),37.1(C-10),36.5(C-21),36.5(C-15),36.7(炭素鎖
CH
2),33.6(C-6),33.4(C-29),33.0(炭素鎖
CH
2),32.0(C-22),31.3(C-20),30.7(炭素鎖
CH
2),30.5(炭素鎖
CH
2),30.3(炭素鎖
CH
2),30.2(炭素鎖
CH
2),27.9(炭素鎖
CH
2),27.2(C-27),26.0(C-2),24.8(C-30),24.5(C-11),21.6(C-7),18.3(C-6′′),17.7(C-26),16.5(C-6′),16.4(C-25),10.6(C-24)ppm; HRMS(ESI-TOF)C
68H
106NO
23 [M+H]
+での理論値1326.6970、測定値1326.6978であった。
3-O-(N-(8-(4-フルオロフェニル)オクチル)-β-D-グルコピラノシルウロンアミド)-28-O-(β-D-キシロピラノシル-(1→4)-α-L-ラムノピラノシル-(1→2)-β-D-フコピラノシル)キラ酸エステル(54)。
全体的な脱保護の一般的な手順に従って、白色固体である54を収率56%で得た:[α]
D
20 -28.3(c 0.18,MeOH);
1H NMR(600 MHz,MeOD)δ 9.42(s,1H,H-23),8.55(s,1H,アミド N
H),7.17(dd,J=8.8,5.4 Hz,2H),6.98(t,J=8.8 Hz,2H),5.41(d,J=1.7 Hz,1H,H-1′′),5.29-5.27(m,2H,H-12,H-1′),4.49-4.48(m,2H,H-16,H-1′′′),4.26(d,J=7.9 Hz,1H,H-1′′′′),3.92-3.78(m,6H,H-2′′,H-3,H-5
a′′′,H-3′′,H-2′,H-5′′),3.70-3.63(m,3H,H-5′,H-3′,H-5′′′′),3.57-3.52(m,2H,H-4′,H-4′′),3.48-3.41(m,2H,H-4′′′,H-4′′′′),3.33-3.30(m,2H,H-3′′′,H-3′′′′),3.28-3.25(m,1H,-NHC
H
a
-),3.24-3.16(m,3H,H-2′′′,H-5
b′′′,-NHC
H
b
-),3.13(dd,J=9.2,7.9 Hz,1H,H-2′′′′),2.94(dd,J=14.3,4.5 Hz,1H,H-18),2.59(t,J=7.6 Hz,2H,炭素鎖 C
H
2 Ph),2.29(t,J=13.6 Hz,1H,H-19
a),1.96-1.89(m,5H,H-2
a,H-11
ab,H-21
a,H-22
a),1.83-1.72(m,3H,H-2
b,H-9,H-22
b),1.72-1.64(m,2H,H-1
a,H-15
a),1.63-1.58(m,2H,炭素鎖 C
H
2 ),1.56-1.48(m,4H,H-6
a,H-7
a),1.45(dd,J=14.9,2.6 Hz,1H,H-15
b),1.40(s,3H,H-27),1.36-1.31(m,13H,H-5,H-6
b,H-6′′,炭素鎖 C
H
2
×4),1.22(d,J=6.4 Hz,3H,H-6′),1.18-1.16(m,1H,H-21
b),1.13(s,3H,H-24),1.11-1.08(m,1H,H-1
b),1.05-1.03(m,1H,H-19
b),1.00(s,3H,H-25),0.96-0.94(m,4H,H-7
b,H-30),0.86(s,3H,H-29),0.77(s,3H,H-26);
13C NMR(151 MHz,MeOD)δ 209.2(C-23),177.2(C-28),171.5,162.6(J=241Hz),144.9(C-13),139.8,130.9(J=8 Hz),123.1(C-12),115.8(J=21Hz),107.0(C-1′′′),105.0(C-1′′′′),101.1(C-1′′),95.2(C-1′),84.0(C-4′′),83.4(C-3),78.2(C-3′′′),77.6(C-3′′′′),76.7(C-3′),76.6(C-5′′′′),76.1(C-2′′′),74.7(C-2′′′′),74.6(C-16),74.0(C-2′),73.6(C-4′),73.2(C-4′′′′),72.7(C-5′),72.2(C-3′′),71.9(C-2′′),71.1(C-4′′′),68.8(C-5′′),67.3(C-5′′′),56.1(C-4),50.0(C-17),49.6(C-5),48.1(C-9),48.0(C-19),42.8(C-14),42.4(C-18),41.1(C-8),40.0(炭素鎖
CH
2),39.4(C-1),37.1(C-10),36.5(C-21),36.5(C-15),36.1(炭素鎖
CH
2),33.6(C-6),33.4(C-29),32.9(C-),32.0(C-22),31.3(C-20),30.7(炭素鎖
CH
2),30.5(炭素鎖
CH
2),30.3(炭素鎖
CH
2),30.3(炭素鎖
CH
2),30.2(炭素鎖
CH
2),27.9(炭素鎖
CH
2),27.2(C-27),26.0(C-2),24.8(C-30),24.5(C-11),21.5(C-7),18.3(C-6′′),17.7(C-26),16.5(C-)6′,16.4(C-25),10.6(C-24)ppm; HRMS(ESI-TOF)C
67H
102FNO
22Na [M+Na]
+での理論値1314.6770、測定値1314.6794であった。
3-O-(N-(8-(4-フルオロフェニル)オクチル)-β-D-グルコピラノシルウロンアミド)-28-O-(β-D-キシロピラノシル-(1→4)-α-L-ラムノピラノシル-(1→2)-β-D-フコピラノシル)キラ酸エステル(55)。
全体的な脱保護の一般的な手順に従って、白色固体である55を収率75%で得た:[α]
D
20 -32.5(c 0.24,MeOH);
1H NMR(600 MHz,MeOD)δ 9.42(s,1H,H-23),8.55(s,1H,アミド N
H),7.29(d,J=8.3 Hz,2H),7.08(d,J=8.3 Hz,2H),5.41(d,J=1.7 Hz,1H,H-1′′),5.31(t,J=3.6 Hz,1H,H-12),5.29(d,J=8.2 Hz,1H,H-1′),4.49-4.48(m,2H,H-1′′′,H-16),4.26(d,J=7.8 Hz,1H,H-1′′′′),3.91-3.78(m,6H,H-2′′,H-3,H-5
a′′′,H-3′′,H-2′,H-5′′),3.69-3.63(m,3H,H-5′,H-3′,H-5′′′′),3.57-3.53(m,2H,H-4′,H-4′′),3.48-3.42(m,2H,H-4′′′,H-4′′′′),3.33-3.30(m,2H,H-3′′′,H-3′′′′),3.29-3.25(m,1H,-NHC
H
a
-),3.23-3.17(m,3H,H-2′′′,H-5
b′′′,-NHC
H
a
-),3.14(dd,J=9.2,7.8 Hz,1H,H-2′′′′),2.94(dd,J=14.5,4.3 Hz,1H,H-18),2.57(m,J=7.6 Hz,2H,炭素鎖 C
H
2 Ph),2.30(t,J=13.6 Hz,1H,H-19
a),1.97-1.89(m,5H,H-2
a,H-11
ab,H-21
a,H-22
a),1.83-1.72(m,3H,H-2
b,H-9,H-22
b),1.72-1.64(m,2H,H-1
a,H-15
a),1.63-1.57(m,2H,炭素鎖 C
H
2 ),1.56-1.47(m,4H,H-6
a,H-7
a,炭素鎖 C
H
2 ),1.47-1.43(m,1H,H-15
b),1.40(s,3H,H-27),1.36-1.28(m,22H,H-5,H-6
b,H-6′′,炭素鎖 C
H
2 ×4,tBu C
H
3 ×3),1.22(d,J=6.4 Hz,3H,H-6′),1.19-1.15(m,1H,H-21
b),1.13(s,3H,H-24),1.11-1.08(m,1H,H-1
b),1.08-1.03(m,1H,H-19
b),1.00(s,3H,H-25),0.96-0.94(m,4H,H-7
b,H-30),0.86(s,3H,H-29),0.77(s,3H,H-26);
13C NMR(151 MHz,MeOD)δ 209.2(C-23),177.2(C-28),171.5,149.5,144.8(C-13),140.8,129.1,126.1,123.1(C-12),107.0(C-1′′′),105.0(C-1′′′′),101.1(C-1′′),95.2(C-1′),84.1(C-4′′),83.5(C-3),78.2(C-3′′′),77.6(C-3′′′′),76.7(C-3′),76.6(C-5′′′′),76.1(C-2′′′),74.7(C-2′′′′),74.6(C-16),74.0(C-2′),73.6(C-4′),73.2(C-4′′′′),72.7(C-5′),72.2(C-3′′),71.9(C-2′′),71.1(C-4′′′),68.8(C-5′′),67.1(C-5′′′),56.1(C-4),50.0(C-17),49.6(C-5),48.1(C-9),48.0(C-19),42.8(C-14),42.4(C-18),41.1(C-8),40.0(炭素鎖
CH
2),39.4(C-1),37.1(C-10),36.4(C-15,C-21,炭素鎖
CH
2),35.2(tBu 4° C),33.6(C-6),33.4(C-29),32.8(炭素鎖
CH
2),31.9(C-22,tBu
CH
3×3),31.3(C-20),30.7(炭素鎖
CH
2),30.5(炭素鎖
CH
2),30.4(炭素鎖
CH
2),30.2(炭素鎖
CH
2),27.9(炭素鎖
CH
2),27.2(C-27),26.0(C-2),24.8(C-30),24.5(C-11),21.6(C-7),18.3(C-6′′),17.7(C-26),16.5(C-6′),16.4(C-25),10.6(C-24)ppm; HRMS(ESI-TOF)C
71H
111NO
22Na [M+Na]
+での理論値1352.7490、測定値1352.7515であった。
3-O-(N-(8-(4-フェンオキシヘニル)オクチル)-β-D-グルコピラノシルウロンアミド)-28-O-(β-D-キシロピラノシル-(1→4)-α-L-ラムノピラノシル-(1→2)-β-D-フコピラノシル)キラ酸エステル(56)。
全体的な脱保護の一般的な手順に従って、白色固体である56を収率46%で得た:[α]
D
20 -71.4(c 0.07,MeOH);
1H NMR(600 MHz,MeOD)δ 9.42(s,1H,H-23),8.55(s,1H,アミド N
H),7.32(dd,J=8.6,7.5 Hz,2H),7.17(dd,J=8.6,1.0 Hz,2H),7.07(tt,J=7.5,1.0 Hz,1H),6.95(d,J=8.6 Hz,2H),6.91(d,J=8.6 Hz,2H),5.41(d,J=1.7 Hz,1H,H-1′′),5.30(s,1H,H-12),5.27(d,J=8.2 Hz,1H,H-1′),4.49-4.47(m,2H,H-16,H-1′′′),4.26(d,J=7.8 Hz,1H,H-1′′′′),3.91-3.79(m,6H,H-2′′,H-3,H-5
a′′′,H-3′′,H-2′,H-5′′),3.67-3.63(m,3H,H-5′,H-3′,H-5′′′′),3.56-3.53(m,2H,H-4′,H-4′′),3.49-3.42(m,2H,H-4′′′,H-4′′′′),3.33-3.25(m,3H,H-3′′′,H-3′′′′,-NHC
H
a
-),3.23-3.17(m,3H,H-2′′′,H-5
b′′′,-NHC
H
b
-),3.14(dd,J=9.2,7.8 Hz,1H,H-2′′′′),2.94(dd,J=14.2,4.4 Hz,1H,H-18),2.60(t,J=7.5 Hz,2H,炭素鎖 C
H
2 Ph),2.29(t,J=13.1Hz,1H,H-19
a),1.98-1.87(m,5H,H-2
a,H-11
ab,H-21
a,H-22
a),1.82-1.76(m,3H,H-2
b,H-9,H-22
b),1.71-1.65(m,2H,H-1
a,H-15
a),1.64-1.60(m,2H,炭素鎖 C
H
2 ),1.56-1.48(m,4H,H-6
a,H-7
a),1.45(dd,J=14.9,2.6 Hz,1H,H-15
b),1.40(s,3H,H-27),1.37-1.31(m,13H,H-5,H-6
b,H-6′′,炭素鎖 C
H
2 ),1.21(d,J=6.4 Hz,3H,H-6′),1.18-1.15(m,1H,H-21
b),1.13(s,3H,H-24),1.11-1.08(m,1H,H-1
b),1.06-1.03(m,1H,H-19
b),1.00(s,3H,H-25),0.97-0.93(m,4H,H-7
b,H-30),0.85(s,3H,H-29),0.77(s,3H,H-26);
13C NMR(151 MHz,MeOD)δ 209.2(C-23),177.1(C-28),171.5,159.2,156.5,144.9(C-13),139.2,130.8,130.7,124.0,123.1(C-12),120.0,119.4,107.0(C-1′′′),105.0(C-1′′′′),101.1(C-1′′),95.2(C-1′),84.1(C-4′′),83.5(C-3),78.2(C-3′′′),77.6(C-3′′′′),76.7(C-3′),76.6(C-5′′′′),76.1(C-2′′′),74.7(C-2′′′′),74.6(C-16),74.0(C-2′),73.6(C-4′),73.2(C-4′′′′),72.7(C-5′),72.2(C-3′′),71.9(C-2′′),71.1(C-4′′′),68.7(C-5′′),67.3(C-5′′′),56.1(C-4),50.0(C-17),49.6(C-5),48.1(C-9),48.0(C-19),42.8(C-14),42.4(C-18),41.1(C-8),40.0(炭素鎖
CH
2),39.4(C-1),37.1(C-10),36.5(C-21),36.5(C-15),36.2(炭素鎖
CH
2),33.6(C-6),33.4(C-29),32.9(炭素鎖
CH
2),32.0(C-22),31.3(C-20),30.7(炭素鎖
CH
2),30.5(炭素鎖
CH
2),30.4(炭素鎖
CH
2),30.3(炭素鎖
CH
2),27.9(炭素鎖
CH
2),27.2(C-27),26.0(C-2),24.8(C-30),24.5(C-11),21.6(C-7),18.3(C-6′′),17.7(C-26),16.5(C-6′),16.4(C-25),10.6(C-24)ppm; HRMS(ESI-TOF)C
73H
107NO
23Na [M+Na]
+での理論値1388.7126、測定値1388.7172であった。
3-O-(N-(4-フェンオキシフェン-1-イル)-β-D-グルコピラノシルウロンアミド)-28-O-(β-D-キシロピラノシル-(1→4)-α-L-ラムノピラノシル-(1→2)-β-D-フコピラノシル)キラ酸エステル(57)。
全体的な脱保護の一般的な手順に従って、白色固体である57を収率23%で得た:
1H NMR(600 MHz,CD
3OD)δ 9.45(s,1H),8.55(s,1H),7.61(d,J=8.9 Hz,2H),7.34(t,J=7.7 Hz,2H),7.09(t,J=7.1Hz,1H),7.00-6.95(m,4H),5.41(d,J=1.6 Hz,1H),5.30(t,J=3.6 Hz,1H),5.28(d,J=8.2 Hz,1H),4.50-4.47(m,2H),4.32(d,J=7.8 Hz,1H),3.93(dd,J=11.8,4.6 Hz,1H),3.90(dd,J=3.2,1.8 Hz,1H),3.87 - 3.77(m,5H),3.67-3.65(m,2H),3.60-3.53(m,3H),3.46(ddd,J=10.4,9.0,5.4 Hz,1H),3.36(t,J=9.0 Hz,1H),3.33-3.30(m,1H)3.24-3.17(m,3H),2.93(dd,J=14.4,4.3 Hz,1H),2.29(t,J=13.6 Hz,1H),2.00-1.90(m,5H),1.86-1.64(m,5H),1.61-1.48(m,2H),1.45(dd,J=14.8,2.6 Hz,1H),1.39(s,3H),1.37-1.33(m,2H),1.31(d,J=6.2 Hz,3H),1.21(d,J=6.4 Hz,3H),1.20-1.16(m,1H),1.15(s,3H),1.13-1.08(m,1H),1.06-1.02(m,1H),1.01(s,3H),0.97-0.94(m,4H),0.87(s,3H),0.77(s,3H);
13C NMR(151 MHz,CD
3OD)δ 209.4,177.2,170.3,169.4,159.0,155.2,144.7,134.8,130.9,124.3,123.2,120.3,119.5,106.9,105.2,101.1,95.2,84.0,83.4,78.2,77.6,77.6,77.6,76.7,76.1,74.7,74.6,74.0,73.6,73.0,72.7,72.2,71.9,71.1,68.7,67.3,56.2,50.0,49.6,48.0,48.0,42.8,42.3,41.1,39.3,37.1,36.5,36.5,36.5,33.4,32.0,31.3,27.2,24.8,21.6,18.3,17.7,16.5,16.3,10.6 ppm; HRMS(ESI-TOF)C
65H
92NO
23 [M+H]
+での理論値1254.6055、測定値1254.6060であった。
3-O-(N-(2-(4-フェンオキシフェン-1-イル)エチル)-β-D-グルコピラノシルウロンアミド)-28-O-(β-D-キシロピラノシル-(1→4)-α-L-ラムノピラノシル-(1→2)-β-D-フコピラノシル)キラ酸エステル(58)。
全体的な脱保護の一般的な手順に従って、白色固体である58を収率58%で得た:
1H NMR(600 MHz,CD
3OD)δ 9.40(s,1H),8.55(s,1H),7.33(dd,J=8.5,7.5 Hz,2H),7.23(d,J=8.5 Hz,2H),7.09(t,J=7.5 Hz,1H),6.95(d,J=8.5 Hz,2H),6.93(d,J=8.6 Hz,2H),5.41(d,J=1.7 Hz,1H),5.30-5.27(m,2H),4.50-4.47(m,2H),4.23(d,J=7.9 Hz,1H),3.91(dd,J=3.2,1.7 Hz,1H),3.87-3.77(m,5H),3.70-3.65(m,2H),3.63(d,J=9.7 Hz,1H),3.57-3.50(m,3H),3.50-3.43(m,2H),3.40(t,J=9.3 Hz,1H),3.33-3.29(m,2H),3.23-3.17(m,2H),3.11(dd,J=9.2,7.9 Hz,1H),2.94(dd,J=14.3,4.1Hz,1H),2.83(t,J=6.8 Hz,2H),2.30(t,J=13.6 Hz,1H),1.98 - p1.79(m,8H),1.77(dd,J=13.8,4.3 Hz,1H),1.74-1.64(m,4H),1.58-1.41(m,3H),1.39(s,3H),1.35(d,J=11.7 Hz,1H),1.34-1.28(m,5H),1.22(d,J=6.4 Hz,3H),1.18(d,J=12.8 Hz,1H),1.11(s,3H),1.08-1.02(m,2H),0.97(s,3H),0.96-0.92(m,4H),0.89(s,3H),0.76(s,3H); BBD
13C NMR(151 MHz,MeOD)δ 209.3,177.2,171.7,159.0,157.0,144.7,135.6,131.3,130.9,124.2,123.2,120.2,119.5,106.9,104.9,101.1,95.2,84.0,83.5,78.2,77.5,76.7,76.4,76.1,74.7,74.6,74.0,73.6,73.4,72.7,72.2,71.9,71.1,68.7,67.3,56.1,50.0,49.6,48.0,48.0,42.8,42.3,41.5,41.1,39.4,37.0,36.5,36.5,35.4,33.6,33.4,32.0,31.3,27.2,25.9,24.8,24.6,21.5,18.3,17.7,16.5,16.3,10.6 ppm; HRMS(ESI-TOF)C
67H
96NO
23 [M+H]
+での理論値1282.6368、測定値1282.6370であった。
3-O-(N-(16-(4-フェンオキシフェン-1-イル)ヘキサデシル)-β-D-グルコピラノシルウロンアミド)-28-O-(β-D-キシロピラノシル-(1→4)-α-L-ラムノピラノシル-(1→2)-β-D-フコピラノシル)キラ酸エステル.(59)
全体的な脱保護の一般的な手順(HPLCカラム:Alltima C8 150mm×4.6mm、5μm、流速:1mL/min)に従って、白色固体である59を収率34%で得た:
1H NMR(600 MHz,CD
3OD)δ 9.42(s,1H),8.55(s,1H),7.32(dd,J=8.5,7.5 Hz,2H),7.16(d,J=8.5 Hz,2H),7.07(t,J=7.5 Hz,1H),6.94(d,J=8.5 Hz,2H),6.89(d,J=8.5 Hz,2H),5.41(d,J=1.6 Hz,1H),5.31(brs,1H),5.28(d,J=8.2 Hz,1H),4.50 - 4.47(m,2H),4.26(d,J=7.8 Hz,1H),3.92-3.78(m,6H),3.68-3.63(m,3H),3.57-3.53(m,2H),3.48-3.42(m,2H),3.35-3.27(m,3H),3.24-3.16(m,3H),3.14(dd,J=9.2,7.8 Hz,1H),2.97-2.92(m,1H),2.60(t,J=7.7 Hz,2H),2.30(t,J=13.6 Hz,1H),1.97-1.90(m,5H),1.83-1.65(m,5H),1.63-1.59(m,2H),1.56-1.43(m,5H),1.40(s,3H),1.38-1.27(m,29H),1.21(d,J=6.4 Hz,3H),1.17(d,J=12.6 Hz,1H),1.13(s,3H),1.09(d,J=13.4 Hz,1H),1.07-1.03(m,1H),1.01(s,3H),0.97-0.92(m,4H),0.87(s,3H),0.77(s,3H); BBD
13C NMR(151 MHz,CD
3OD)δ 209.2,177.1,171.5,159.2,156.4,144.9,139.3,130.8,130.7,124.0,123.1,112.0,119.4,106.9,105.1,101.1,95.2,84.0,83.5,78.2,77.8,76.7,76.7,76.6,76.1,74.7,74.6,73.9,73.6,73.2,72.7,72.2,71.9,71.2,68.7,67.3,56.1,50.0,49.6,48.1,48.0,42.8,42.3,41.1,40.0,37.1,36.5,36.5,36.2,33.6,33.4,32.8,31.4,30.9,30.9,30.9,30.8,30.8,30.7,30.7,30.6,30.6,30.5,30.3,28.0,27.2,26.0,24.9,24.5,21.6,18.3,17.7,16.5,16.4,10.6 ppm; HRMS(ESI-TOF)C
81H
124NO
23 [M+H]
+での理論値1478.8559、測定値1478.8560であった。
3-O-(N-(8-(4-(4-フルオロフェンオキシ)フェン-1-イル)オクチル)-β-D-グルコピラノシルウロンアミド)-28-O-(β-D-キシロピラノシル-(1→4)-α-L-ラムノピラノシル-(1→2)-β-D-フコピラノシル)キラ酸エステル(60)。
アミド結合形成及び全体的な脱保護の一般的な手順にしたがって、白色固体である60を収率40%で得た:
1H NMR(600 MHz,CD
3OD)δ 9.42(s,1H),7.16(d,J=8.5 Hz,2H),7.09-7.04(m,2H),6.99-6.95(m,2H),6.88(d,J=8.5 Hz,2H),5.41(d,J=1.6 Hz,1H),5.29-5.27(m,2H),4.50-4.48(m,2H),4.26(d,J=7.8 Hz,1H),3.92-3.77(m,6H),3.67-3.63(m,3H),3.57-3.52(m,2H),3.48-3.43(m,2H),3.33-3.30(m,2H),3.29-3.26(m,1H),3.23-3.17(m,3H),3.14(dd,J=9.2,7.8 Hz,1H),2.93(dd,J=14.3,4.1Hz,1H),2.60(t,J=7.6 Hz,2H),2.29(t,J=13.6 Hz,1H),1.97-1.88(m,5H),1.83-1.64(m,5H),1.63-1.59(m,2H),1.57-1.48(m,4H),1.45(dd,J=14.7,2.4 Hz,1H),1.39(s,3H),1.38-1.30(m,13H),1.21(d,J=6.4 Hz,3H),1.19-1.15(m,1H),1.13(s,3H),1.11-1.07(m,1H),1.04(dd,J=13.6,3.7 Hz,1H),0.99(s,3H),0.96(d,J=11.6 Hz,1H),0.92(s,3H),0.85(s,3H),0.76(s,3H);
13C NMR(151 MHz,CD
3OD)δ 209.2,177.1,171.5,160.8,159.2,156.9,155.1,144.9,139.1,130.8,123.1,121.2,121.2,119.5,117.3,117.1,106.9,105.1,101.0,95.2,84.0,83.5,78.2,77.6,76.7,76.6,76.1,74.7,74.6,73.9,73.6,73.2,72.7,72.2,71.9,71.1,68.7,67.3,56.1,50.0,49.6,48.1,48.0,42.8,42.3,41.1,40.0,39.4,37.1,36.5,36.5,36.2,33.6,33.4,32.9,32.0,31.3,30.7,30.5,30.4,30.2,27.9,27.2,26.0,24.8,24.5,21.5,18.3,17.7,16.5,16.4,10.6 ppm; HRMS(ESI-TOF)C
73H
107FNO
23 [M+H]
+での理論値1384.7212、測定値1384.7224であった。
3-O-(N-(8-(4-ヒドロキシフェン-1-イル)オクチル)-β-D-グルコピラノシルウロンアミド)-28-O-(β-D-キシロピラノシル-(1→4)-α-L-ラムノピラノシル-(1→2)-β-D-フコピラノシル)キラ酸エステル(61)。
全体的な脱保護の一般的な手順に従って、白色固体である61を収率23%で得た:
1H NMR(600 MHz,CD
3OD)δ 9.42(s,1H),8.55(s,1H),6.97(d,J=8.5 Hz,2H),6.69(d,J=8.5 Hz,2H),5.41(d,J=1.7 Hz,1H),5.30(t,J=3.1Hz,1H),5.29(d,J=8.2 Hz,1H),4.49(d,J=7.7 Hz,2H),4.26(d,J=7.8 Hz,1H),3.93-3.77(m,6H),3.69-3.63(m,3H),3.58-3.52(m,2H),3.49-3.41(m,2H),3.33-3.25(m,3H),3.24-3.16(m,3H),3.14(dd,J=9.2,7.8 Hz,1H),2.94(dd,J=14.2,4.2 Hz,1H),2.50(t,J=7.5 Hz,2H),2.30(t,J=13.6 Hz,1H),1.98-1.88(m,5H),1.83-1.64(m,5H),1.60-1.48(m,6H),1.47-1.43(m,1H),1.40(s,3H),1.37-1.27(m,13H),1.22(d,J=6.4 Hz,3H),1.18-1.16(m,1H),1.13(s,3H),1.11-1.03(m,2H),1.00(s,3H),0.96-0.95(m,4H),0.87(s,3H),0.77(s,3H); BBD
13C NMR(151 MHz,CD
3OD)δ 209.2,177.2,171.5,156.3,144.8,134.8,130.3,123.2,116.1,106.9,105.0,101.1,95.2,84.0,83.4,78.2,77.6,76.7,76.6,76.1,74.7,74.6,74.0,73.6,73.2,72.7,72.2,71.9,71.1,68.7,67.3,56.1,50.0,49.6,48.0,42.8,42.3,41.1,40.0,39.4,37.1,36.5,36.5,36.1,33.6,33.4,33.1,32.0,31.3,30.7,30.5,30.3,30.3,27.9,27.2,26.0,24.8,24.5,21.5,18.3,17.7,16.5,16.4,10.6 ppm; HRMS(ESI-TOF)C
67H
104NO
23 [M+H]
+での理論値1290.6994、測定値19690.7008であった。
3-O-(N-(8-(4-モルフォリノフェン-1-イル)オクチル)-β-D-グルコピラノシルウロンアミド)-28-O-(β-D-キシロピラノシル-(1→4)-α-L-ラムノピラノシル-(1→2)-β-D-フコピラノシル)キラ酸エステル(62)。
全体的な脱保護の一般的な手順に従って、白色固体である62を収率43%で得た:
1H NMR(600 MHz,MeOD)δ 9.42(s,1H),8.55(s,1H),7.07(d,J=8.5 Hz,2H),6.90(d,J=8.5 Hz,2H),5.41(d,J=1.1Hz,1H),5.31-5.27(m,2H),4.49(d,J=7.6 Hz,1H),4.48(brs,1H)4.26(d,J=7.8 Hz,1H),3.92-3.90(m,1H),3.89 - 3.77(m,9H),3.69-3.63(m,3H),3.57-3.52(m,2H),3.49-3.42(m,2H),3.33-3.26(m,3H),3.24-3.16(m,3H),3.13(dd,J=9.2,7.8 Hz,1H),3.11-3.08(m,4H),2.94(dd,J=14.3,4.0 Hz,1H),2.53(t,J=7.6 Hz,2H),2.29(t,J=13.6 Hz,1H),1.98-1.86(m,5H),1.82-1.63(m,5H),1.62-61.47(m,6H),1.47-1.43(m,1H),1.40(s,3H),1.37-1.29(m,13H),1.22(d,J=6.4 Hz,3H),1.17(d,J=13.4 Hz,1H),1.13(s,3H),1.11-1.02(m,2H),0.99(s,3H),0.96-0.94(m,4H),0.87(s,3H),0.76(s,3H); BBD
13C NMR(151 MHz,CD
3OD)δ 209.2,177.1,171.5,150.9,144.8,135.9,130.0,123.1,117.4,106.9,105.1,101.1,95.1,84.0,83.6,78.2,77.6,76.7,76.6,76.1,74.7,74.6,74.0,73.6,73.2,72.7,72.2,71.9,71.1,68.7,68.0,67.3,56.1,51.4,50.0,49.6,48.1,48.0,42.8,42.3,41.1,40.0,39.4,37.1,36.5,36.5,36.1,33.6,33.4,33.0,32.0,31.3,30.8,30.5,30.3,30.2,27.9,27.2,26.0,24.9,24.1,21.5,18.3,17.8,16.5,16.4,10.6 ppm; HRMS(ESI-TOF)C
71H
111N
2O
23 [M+H]
+での理論値1359.7572、測定値1359.7580であった。
3-O-(N-(8-(フラン-2-イル)オクチル)-β-D-グルコピラノシルウロンアミド)-28-O-(β-D-キシロピラノシル-(1→4)-α-L-ラムノピラノシル-(1→2)-β-D-フコピラノシル)キラ酸エステル(66)。
全体的な脱保護の一般的な手順に従って、白色固体である66を収率23%で得た:
1H NMR(600 MHz,CD
3OD)δ 9.42(s,1H),8.55(s,1H),7.33(d,J=1.1Hz,1H),6.30-6.26(m,1H),5.99(d,J=3.1Hz,1H),5.41(d,J=1.4 Hz,1H),5.30-5.27(m,2H),4.50-4.47(m,2H),4.26(d,J=7.8 Hz,1H),3.93-3.76(m,6H),3.71-3.62(m,3H),3.58-3.50(m,2H),3.48-3.42(m,2H),3.33-3.25(m,3H),3.23-3.16(m,3H),3.13(dd,J=9.0,7.8 Hz,1H),2.94(dd,J=14.3,4.2 Hz,1H),2.62(d,J=7.5 Hz,2H),2.31(d,J=13.4 Hz,1H),1.99-1.87(m,5H),1.84-1.59(m,7H),1.59-1.48(m,4H),1.45(dd,J=14.8,2.5 Hz,1H),1.40(s,3H),1.37-1.30(m,13H),1.22(d,J=6.4 Hz,3H),1.18(d,J=11.0 Hz,1H),1.13(s,3H),1.12-1.08(m,1H),1.07-1.03(m,1H),1.01(s,3H),0.97-1.94(m,4H),0.87(s,3H),0.77(s,3H); BBD
13C NMR(151 MHz,CD
3OD)δ 209.2,177.2,171.5,157.5,144.8,141.9,123.2,111.0,106.9,105.7,105.0,101.1,95.2,84.0,83.4,78.2,77.6,76.7,76.6,76.1,74.7,74.6,74.0,73.6,73.2,72.7,72.2,71.9,71.1,68.7,67.3,56.1,50.0,49.8,48.0,42.8,42.3,41.1,40.0,39.4,37.1,36.5,36.5,33.6,33.4,32.0,31.3,30.6,30.5,30.2,29.3,28.9,27.9,27.2,26.0,24.8,24.5,21.5,18.3,17.7,16.5,16.3,10.6 ppm; HRMS(ESI-TOF)C
65H
102NO
23 [M+H]
+での理論値1264.6837、測定値1264.6846であった。
3-O-(N-(8-(ピリジン-3-イル)オクチル)-β-D-グルコピラノシルウロンアミド)-28-O-(β-D-キシロピラノシル-(1→4)-α-L-ラムノピラノシル-(1→2)-β-D-フコピラノシル)キラ酸エステル(68)。
アミド結合形成及び全体的な脱保護の一般的な手順にしたがって、白色固体である68を収率42%で得た:
1H NMR(600 MHz,CD
3OD)δ 9.42(s,1H),8.55(s,1H),8.38(d,J=1.8 Hz,1H),8.36(dd,J=4.8,1.8 Hz,1H),7.70(dt,J=7.8,1.8 Hz,1H),7.37(dd,J=7.7,4.8 Hz,1H),5.41(d,J=1.6 Hz,1H),5.29-5.27(m,2H),4.50-4.47(m,2H),4.26(d,J=7.8 Hz,1H),3.92-3.77(m,6H),3.69-3.63(m,3H),3.56-3.53(m,2H),3.49-3.42(m,2H),3.33-3.25(m,3H),3.23-3.17(m,3H),3.14(dd,J=9.2,7.8 Hz,1H),2.93(dd,J=14.3,4.2 Hz,1H),2.67(t,J=7.6 Hz,2H),2.29(t,J=13.6 Hz,1H),1.98-1.87(m,5H),1.83-1.62(m,7H),1.56-1.48(m,4H),1.45(dd,J=14.7,2.4 Hz,1H),1.39(s,3H),1.38-1.28(m,13H),1.22(d,J=6.4 Hz,3H),1.19-1.15(m,1H),1.13(s,3H),1.10(d,J=13.5 Hz,1H),1.06-1.01(m,1H),1.00(s,3H),0.96-0.94(m,4H),0.86(s,3H),0.76(s,3H);
13C NMR(151 MHz,CD
3OD)δ 209.2,177.2,171.5,170.3,150.0,147.5,144.8,140.3,138.3,130.9,125.2,123.1,106.9,105.0,101.1,95.2,84.08,83.4,78.2,77.6,76.7,76.6,76.1,74.7,74.6,74.0,73.6,73.2,72.7,72.2,71.9,71.2,68.7,67.3,56.1,50.0,49.6,48.1,48.0,42.8,42.3,41.1,40.0,39.4,37.1,36.5,36.4,33.8,33.6,33.4,32.4,32.0,31.3,30.8,30.8,30.6,30.4,30.3,30.2,27.9,27.2,26.0,24.8,24.5,21.5,18.3,17.7,16.5,16.4,10.6 ppm; HRMS(ESI-TOF)C
66H
103N
2O
22 [M+H]
+での理論値1275.6997、測定値1275.7031であった。
3-O-(N-(8-(4-フェンオキシヘニル)オクチル)-β-D-グルコピラノシルウロンアミド)-28-O-(β-D-キシロピラノシル-(1→4)-α-L-ラムノピラノシル-(1→2)-α-D-フコピラノシル)キラ酸エステル(56α)。
全体的な脱保護の一般的な手順に従って、白色固体である56αを収率47%で得た:
1H NMR(600 MHz,MeOD)δ 9.41(s,1H,H-23),8.55(s,1H,アミド N
H),7.32(dd,J=8.6,7.5 Hz,2H),7.16(d,J=8.6 Hz,2H),7.07(t,J=7.4 Hz,1H),6.95(d,J=8.5 Hz,2H),6.90(d,J=8.5 Hz,2H),6.06(d,J=3.7 Hz,1H,H-1′),5.33(t,J=3.4 Hz,1H,H-12),4.87(d,J=1.7 Hz,1H,H-1′′)4.49(s,1H,H-16),4.42(d,J=7.7 Hz,1H,H-1′′′),4.26(d,J=7.8 Hz,1H,H-1′′′′),3.97(dd,J=3.2,1.7 Hz,1H,H-2′′),3.92-3.86(m,3H,H-3,H-2′,H-5′),3.85-3.80(m,2H,H-3′,H-5
a′′′),3.77(dd,J=9.4,3.2 Hz,1H,H-3′′),3.72(d,J=3.0 Hz,1H,H-4′),3.65(d,J=9.7 Hz,1H,H-5′′′′),3.53(dq,J=9.4,6.0 Hz,1H,H-5′′),3.49(t,J=9.4 Hz,1H,H-4′′),3.45-3.41(m,2H,H-4′′′,H-4′′′′),3.33-3.25(m,3H,H-3′′′,H-3′′′′,-NHC
H
a
-),3.23-3.16(m,3H,H-2′′′,H-5
b′′′,-NHC
H
b
-),3.14(dd,J=9.2,7.8 Hz,1H,H-2′′′′),2.98(dd,J=14.3,4.1Hz,1H,H-18),2.60(t,J=7.7 Hz,2H,炭素鎖 C
H
2 Ph),2.26(t,J=13.7 Hz,1H),2.01-1.88(m,5H,H-2
a,H-11
ab,H-21
a,H-22
a),1.83-1.74(m,3H,H-2
b,H-22
b,H-9),1.70(d,J=13.4 Hz,1H,H-1
a),1.65-1.59(m,3H,H-15
a,炭素鎖 C
H
2 ),1.58-1.47(m,4H,H-6
a,H-7
a,炭素鎖 C
H
2 ),1.41-1.38(m,4H,H-15
b,H-27),1.37-1.31(m,9H,H-5,炭素鎖 C
H
2 ×4),1.24(d,J=6.0 Hz,3H,H-6′′),1.23-1.19(m,2H,H-6
b,H-21
b),1.17(d,J=6.5 Hz,3H,H-6′),1.12(s,3H,H-24),1.11-1.08(m,H-1
b),1.05(dd,J=11.7,4.3 Hz,1H,H-19
b),1.01(s,3H,H-25),0.95-0.91(m,4H,H-7
b,H-30),0.87(s,3H,H-29),0.79(s,3H,H-26);
13C NMR(151 MHz,MeOD)δ 209.1(C-23),176.8(C-28),171.5,159.2,156.5,144.7(C-13),139.1,130.8,130.7,124.0,123.4(C-12),120.0,119.4,107.1(C-1′′′),105.0(C-1′′′′),104.5(C-1′′),93.0(C-1′),84.5(C-4′′),83.3(C-3),78.4(C-3′′′),77.6(C-3′′′′),76.9(C-2′),76.6(C-5′′′′),76.1(C-2′′′),75.0(C-16),74.7(C-2′′′′),73.5(C-4′),73.2(C-4′′′′),72.5(C-3′′),71.6(C-2′′),71.0(C-4′′′),71.0(C-3′),70.5(C-5′),68.8(C-5′′),67.2(C-5′′′),56.1(C-4),50.6(C-17),49.6(C-5),48.0(C-9),48.0(C-19),42.8(C-14),42.1(C-18),41.0(C-8),40.0,39.4(C-1),37.1(C-10),36.3(C-21,C-15),36.2,33.6(C-6),33.4(C-29),32.9,32.4(C-22),31.4(C-20),30.7,30.4,30.3,30.2,27.9,27.2(C-27),26.0(C-2),25.3(C-30),24.5(C-11),21.4(C-7),18.0(C-26),17.9(C-6′′),16.8(C-6′),16.3(C-25),10.5(C-29)ppm; HRMS(ESI-TOF)C
73H
108NO
23 [M+H]
+での理論値1366.7307、測定値1366.7318であった。
3-O-(N-(8-(4-フェンオキシヘニル)オクチル)-β-D-グルコピラノシルウロンアミド)-28-O-(β-D-キシロピラノシル-(1→4)-α-L-ラムノピラノシル-(1→2)-β-L-アラビノピラノシル)キラ酸エステル(77β)。
全体的な脱保護の一般的な手順に従って、白色固体である77βを収率67%で得た:
1H NMR(600 MHz,MeOD)δ 9.42(s,1H,H-23),8.55(s,1H,アミド N
H),7.32(dd,J=8.5,7.4 Hz,2H),7.16(dd,J=8.5,1.0 Hz,2H),7.07(tt,J=7.6,1.0 Hz,1H),6.95(d,J=8.5 Hz,2H),6.90(d,J=8.5 Hz,2H),5.61(d,J=3.7 Hz,1H,H-1′),5.35(t,J=3.5 Hz,1H,H-12),5.02(s,1H,H-1′′),4.51(d,J=7.7 Hz,1H,H-1′′′),4.49(s,1H,H-16),4.26(d,J=7.8 Hz,1H,H-1′′′′),3.92-3.79(m,7H,H-5
a′,H-3,H-3′,H-2′′,H-3′′,H-5
a′′′,H-4′),3.77(dd,J=5.2,3.7 Hz,1H,H-2′),3.73-3.67(m,1H,H-5′′),3.65(d,J=9.7 Hz,1H,H-5′′′′),3.57(t,J=9.1Hz,1H,H-4′′),3.50-3.41(m,3H,H-5
b′,H-4′′′,H-4′′′′),3.33-3.26(m,3H,H-3′′′,H-3′′′′,-NHC
H
a
-),3.23-3.16(m,3H,H-2′′′,H-5
b′′′,-NHC
H
b
-),3.14(dd,J=9.2,7.8 Hz,1H,H-2′′′′),3.05(dd,J=14.3,4.2 Hz,1H,H-18),2.60(t,J=7.6 Hz,2H,炭素鎖 C
H
2 Ph),2.28(t,J=13.6 Hz,1H,H-19
a),1.97-1.87(m,5H,H-2
a,H-11
ab,H-21
a,H-22
a),1.84-1.66(m,5H,H-2
a,H-22
b,H-9,H-15
a,H-1
a),1.66-1.59(m,2H,炭素鎖 C
H
2 ),1.59-1.50(m,3H,H-6a,炭素鎖 C
H
2 ),1.42-1.37(m,4H,H-15
b,H-27),1.36-1.32(m,9H,H-5,炭素鎖 C
H
2 ×4),1.31-1.27(m,5H,H-6
b,H-7
a,H-6′′),1.17-1.12(m,4H,H-21
b,H-24),1.12- 1.07(m,1H,H-1
b),1.04(dd,J=12.7,3.1Hz,1H,H-19
b),1.00(s,3H,H-25),0.97-0.92(m,4H,H-30,H-7
b),0.86(s,3H,H-29),0.77(s,3H,H-26);
13C NMR(151 MHz,MeOD)δ 209.1(C-23),176.9(C-28),171.5,159.2,156.5,144.9(C-13),139.1,130.8,130.7,124.0,123.4(C-12),120.0,119.4,106.6(C-1′′′),105.0(C-1′′′′),101.3(C-1′′),94.0(C-1′),83.4(C-3),83.3(C-4′′),78.1(C-3′′′),77.6(C-3′′′′),76.6(C-5′′′′),76.0(C-2′′′),75.5(C-2′),74.7(C-2′′′′),74.6(C-16),73.2(C-4′′′′),72.3(C-3′′),72.1(C-2′′),71.1(C-3′,C-4′′′),69.0(C-5′′),67.2(C-5′′′),67.0(C-4′),63.7(C-5′),56.1(C-4),50.2(C-17),49.6(C-5),48.1(C-9),47.7(C-19),42.8(C-14),42.1(C-18),41.1(C-8),40.0(炭素鎖
CH
2),39.4(C-1),37.1(C-10),36.4(C-21),36.3(C-15),36.2(炭素鎖
CH
2),33.5(C-6),33.4(C-29),32.9(炭素鎖
CH
2),32.0(C-22),31.4(C-20),30.7(炭素鎖
CH
2),30.5(炭素鎖
CH
2),30.3(炭素鎖
CH
2),30.3(炭素鎖
CH
2),27.9(炭素鎖
CH
2),27.3(C-27),26.0(C-2),25.1(C-30),24.5(C-11),21.5(C-7),18.1(C-6′′),17.9(C-26),16.4(C-25),10.6(C-24)ppm; HRMS(ESI-TOF)C
72H
105NO
23 [M+H]
+での理論値1352.7150、測定値1352.7167であった。
3-O-(N-(8-(4-フェンオキシヘニル)オクチル)-β-D-グルコピラノシルウロンアミド)-28-O-(β-D-キシロピラノシル-(1→4)-α-L-ラムノピラノシル-(1→2)-α-L-アラビノピラノシル)キラ酸エステル(77α)。
全体的な脱保護の一般的な手順に従って、白色固体である77αを収率35%で得た:
1H NMR(600 MHz,MeOD)δ 9.41(s,1H,H-23),8.55(s,1H,アミド N
H),7.32(dd,J=8.6,7.4 Hz,2H),7.16(d,J=8.6 Hz,2H),7.07(t,J=7.4 Hz,1H),6.95(d,J=8.6 Hz,2H),6.90(d,J=8.6 Hz,2H),6.09(d,J=3.6 Hz,1H,H-1′),5.34(t,J=3.5 Hz,1H,H-12),4.89(d,J=1.7 Hz,H-1′′)4.49(s,1H,H-16),4.43(d,J=7.7 Hz,1H,H-1′′′),4.26(d,J=7.8 Hz,1H,H-1′′′′),3.96(dd,J=3.1,1.7 Hz,1H,H-2′′),3.94(dd,J=10.1,3.6 Hz,1H,H-2′),3.92-3.90(m,H-4′),3.89(dd,J=11.8,4.7 Hz,1H,H-3),3.85(dd,J=10.1,3.3 Hz,1H,H-3′),3.83(dd,J=11.4,5.4 Hz,1H,H-5
a′′′),3.80-3.76(m,2H,H-5
a′,H-3′′),3.67(dd,J=12.4,1.8 Hz,1H,H-5
b′),3.65(d,J=9.7 Hz,1H,H-5′′′′),3.58-3.53(m,1H,H-5′′),3.49(t,J=9.4 Hz,1H,H-4′′),3.46-3.41(m,2H,H-4′′′,H-4′′′′),3.33-3.26(m,3H,H-3′′′,H-3′′′′,-NHC
H
a
-),3.23-3.12(m,4H,H-2′′′,H-5
b′′′,H-2′′′′,-NHC
H
b
-),2.98(dd,J=14.4,4.2 Hz,1H,H-18),2.60(t,J=7.6 Hz,2H,炭素鎖 C
H
2 Ph),2.26(t,J=13.6 Hz,1H,H-19
a),2.00-1.87(m,5H,H-2
a,H-11
ab,H-21
a,H-22
a),1.83-1.78(m,2H,H-2
b,H-22
b),1.75(dd,J=10.9,6.7 Hz,1H,H-9),1.73-1.65(m,2H,H-1
a,H-15
a),1.65-1.60(m,2H,炭素鎖 C
H
2 ),1.60-1.46(m,4H,H-6
a,H-7
a,炭素鎖 C
H
2 ),1.43-1.38(m,4H,H-15
b,H-27),1.37-1.32(m,9H,H-5,炭素鎖 C
H
2 ×4),1.26-1.24(m,4H,H-6
b,H-6′′),1.21(d,J=12.5 Hz,1H,H-21
b),1.12(s,3H,H-24),1.10(dd,J=13.7,3.6 Hz,1H,H-1
b),1.05(dd,J=12.4 ,3.7 Hz,1H,H-19
b),1.01(s,3H,H-25),0.95-0.91(m,4H,H-7
b,H-30),0.87(s,3H,H-29),0.77(s,3H,H-26);
13C NMR(151 MHz,MeOD)δ 209.0(C-23),176.8(C-28),171.5,170.3,159.2,156.5,144.5(C-13),139.2,130.8,130.7,124.0,123.5(C-12),120.0,119.4,107.1(C-1′′′),105.0(C-1′′′′),104.3(C-1′′),93.5(C-1′),84.4(C-4′′),83.3(C-3),78.4(C-3′′′),77.6(C-3′′′′),77.0(C-2′),76.6(C-5′′′′),76.1(C-2′′′),74.9(C-16),74.7(C-2′′′′),73.2(C-4′′′′),72.5(C-3′′),71.6(C-2′′),71.0(C-4′′′),70.7(C-4′),70.1(C-3′),68.8(C-5′′),67.2(C-5′′′),66.5(C-5′),56.1(C-4),50.7(C-17),49.6(C-5),48.0(C-9),47.9(C-19),42.8(C-14),42.2(C-18),41.1(C-8),40.0(炭素鎖 C
H
2 ),39.4(C-1),37.1(C-10),36.4(C-21),36.3(C-15),36.2(炭素鎖 C
H
2 ),33.7(C-6),33.3(C-29),32.9(炭素鎖 C
H
2 ),32.3(C-22),31.4(C-20),30.7(炭素鎖 C
H
2 ),30.4(炭素鎖 C
H
2 ),30.3(炭素鎖 C
H
2 ),30.2(炭素鎖 C
H
2 ),27.9(炭素鎖 C
H
2 ),27.2(C-27),26.0(C-2),25.3(C-30),24.5(C-11),21.4(C-7),17.9(C-6′′),17.9(C-26),16.3(C-25),10.5(C-24)ppm; HRMS(ESI-TOF)C
72H
106NO
23 [M+H]
+での理論値1352.7150、測定値1352.7159であった。
3-O-(N-(8-(4-フェンオキシヘニル)オクチル)-β-D-グルコピラノシルウロンアミド)-28-O-(β-D-キシロピラノシル-(1→4)-α-L-ラムノピラノシル-(1→2)-β-D-フコピラノシル)エキノシストエステル(78)。
全体的な脱保護の一般的な手順に従って、白色固体である78を収率69%で得た:
1H NMR(600 MHz,MeOD)δ 8.55(s,1H,アミド N
H),7.32(dd,J=8.6,7.4 Hz,2H),7.16(dd,J=8.6,1.0 Hz,2H),7.06(tt,J=7.4,1.0 Hz,1H),6.95(d,J=8.6 Hz,2H),6.90(d,J=8.6 Hz,2H),5.41(d,J=1.7 Hz,1H,H-1′′),5.30-5.27(m,2H,H-12,H-1′),4.51-4.48(m,2H,H-1′′′,H-16),4.40(d,J=7.8 Hz,1H,H-1′′′′),3.92(dd,J=3.3,1.7 Hz,1H,H-2′′),3.88-3.79(m,4H,H-5
a′′′,H-3′′,H-2′,H-5′′),3.69-3.62(m,3H,H-5′′′′,H-3′,H-5′),3.58-3.53(m,2H,H-4′′,H-4′),3.50-3.45(m,2H,H-4′′′,H-4′′′′),3.38(t,J=9.1Hz,1H,H-3′′′′),3.35-3.28(m,2H,H-3′′′,-NHC
H
a
-),3.27-3.24(m,2H,H-2′′′,H-2′′′′),3.23-3.17(m,3H,H-3,H-5
b′′′,-NHC
H
b
-),2.93(dd,J=14.3,4.2 Hz,1H,H-18),2.60(m,J=7.5 Hz,2H,炭素鎖 C
H
2 Ph),2.29(t,J=13.6 Hz,1H,H-19
a),1.96-1.82(m,5H,H-2
a,H-11
ab,H-21
a,H-22
a),1.80-1.66(m,3H,H-22
b,H-2
b,H-15
a),1.66-1.55(m,5H,H-1
a,H-7
a,H-9,炭素鎖 C
H
2 ),1.55-1.49(m,3H,H-6
a,炭素鎖 C
H
2 ),1.48-1.41(m,2H,H-15
b,H-6
b),1.40-1.36(m,4H,H-7b,H-27),1.36-1.32(m,11H,H-6′′,炭素鎖 C
H
2 ×4),1.21(d,J=6.4 Hz,3H,H-6′),1.16(dd,J=10.8,3.8 Hz,1H,H-21
b),1.06(s,3H,H-23),1.03(dd,J=12.1,8.9 Hz,1H,H-19
b),0.98(dd,J=13.4,3.5 Hz,1H,H-1
b),0.95(s,3H,H-25),0.92(s,3H,H-30),0.86(s,3H,H-24),0.85(s,3H,H-29),0.78(d,J=12.0 Hz,1H,H-5),0.76(s,3H,H-26);
13C NMR(151 MHz,MeOD)δ 177.1(C-28),171.7,159.2,156.5,144.8(C-13),139.1,130.8,130.7,124.0,123.4(C-12),120.1,119.4,107.0(C-1′′′),106.8(C-1′′′′),101.1(C-1′′),95.2(C-1′),91.0(C-3),84.1(C-4′′),78.1(C-3′′′),77.8(C-3′′′′),76.7(C-3′),76.5(C-5′′′′),76.1(C-2′′′),75.2(C-2′′′′),74.7(C-16),74.0(C-2′),73.6(C-4′),73.4(C-4′′′′),72.7(C-5′),72.2(C-3′′),71.9(C-2′′),71.1(C-4′′′),68.7(C-5′′),67.3(C-5′′′),57.2(C-5),50.0(C-17),48.1(C-9),48.1(C-19),42.7(C-14),42.3(C-18),40.8(C-8),40.2(C-4),40.0(C-1),39.9,37.9(C-10),36.5(C-21),36.5(C-15),36.4,34.3(C-6),33.4(C-29),32.9,32.0(C-22),31.3(C-20),30.7,30.6,30.4,30.3,28.5(C-23),27.9,27.3(C-2),27.2(C-27),24.8(C-30),24.6(C-11),19.4(C-7),18.3(C-6′′),17.8(C-26),17.0(C-24),16.5(C-6′),16.3(C-25)ppm; HRMS(ESI-TOF)C
73H
110NO
22 [M+H]
+での理論値1352.7514、測定値1352.7532であった。
3-O-(N-(8-(4-フェンオキシヘニル)オクチル)-β-D-グルコピラノシルウロンアミド)-28-O-(β-D-グルコピラノシル-(1→3)-(β-D-キシロピラノシル-(1→4))-α-L-ラムノピラノシル-(1→2)-β-D-フコピラノシル)キラ酸エステル(79)。
全体的な脱保護の一般的な手順に従って、白色固体である79を収率33%で得た:1H NMR(600 MHz,MeOD)δ 9.42(s,1H,H-23),8.55(s,1H,アミド NH),7.32(dd,J=8.5,7.5 Hz,2H),7.17(d,J=8.5 Hz,2H),7.07(t,J=7.5 Hz,1H),6.95(d,J=8.5 Hz,2H),6.90(d,J=8.5 Hz,2H),5.29(s,1H,H-12),5.26(d,J=8.1Hz,1H,H-1′),5.23(s,1H,H-1′′),4.70(d,J=7.9 Hz,1H,H-1′′′′),4.53(d,J=7.3 Hz,1H,H-1′′′),4.46(s,1H,H-16),4.27-4.25(m,2H,H-2′′,H-1′′′′′),3.95(dd,J=9.5,3.0 Hz,1H,H-3′′),3.90-3.81(m,4H,H-5′′,H-3,H-6a′′′,H-5a′′′′),3.74(dd,J=10.2,8.1Hz,1H,H-2′),3.71-3.60(m,5H,H-4′′,H-6b′′′,H-5′′′′′,H-5′,H-3′),3.55(d,J=2.6 Hz,1H,H-4′),3.49-3.41(m,2H,H-4′′′′,H-4′′′′′),3.33-3.25(m,7H,H-2′′′,H-3′′′,H-4′′′,H-5′′′,H-3′′′′,H-3′′′′′,-NHCH
a
-),3.23-3.08(m,4H,H-2′′′′,H-5b′′′′,H-2′′′′′),2.95-2.88(m,1H,H-18),2.60(t,J=7.6 Hz,2H,炭素鎖 CH
2 Ph),2.28(t,J=13.6 Hz,1H,H-19a),1.98-1.86(m,5H,H-2a,H-21a,H-22a,H-11ab),1.86-1.77(m,2H,H-22b,H-2b),1.76-1.67(m,3H,H-9,H-15a,H-1a),1.65-1.59(m,2H,炭素鎖 CH
2 ),1.58-1.48(m,4H,H-6a,H-7a,炭素鎖 CH
2 ),1.41-1.38(m,4H,H-15b,H-27),1.37-1.31(m,9H,H-5,炭素鎖 CH
2 ×4),1.30-1.26(m,4H,H-6b,H-6′′),1.21(d,J=6.3 Hz,3H,H-6′),1.16(d,J=11.2 Hz,1H,H-21b),1.14(s,3H,H-24),1.10(d,J=16.7 Hz,2H,H-1b),1.04(d,J=10.1Hz,1H,H-19b),1.00(s,3H,H-25),0.96-0.94(m,1H,H-7b),0.93(s,3H,H-30),0.85(s,3H,H-29),0.79(s,3H,H-26); 13C NMR(151 MHz,MeOD)δ 209.4(C-23),177.2(C-28),171.5,159.2,156.5,144.8(C-13),139.2,130.8,130.7,124.0,123.1(C-12),120.0,119.4,105.4(C-1′′′),105.1(C-1′′′′′),105.0(C-1′′′′),101.5(C-1′′),95.4(C-1′),83.5(C-3),83.0(C-3′′),78.7(C-4′′),78.6(C-3′′′),78.3(C-3′′′′),77.8(C-2′′′),77.6(C-3′′′′′),76.6(C-5′′′′′),75.9(C-3′),75.7(C-2′′′′),75.3(C-4′′′),74.9(C-2′),74.8(C-16),74.7(C-2′′′′′),73.5(C-4′),73.2(C-4′′′′′),72.7(C-5′),71.5(C-4′′′′),71.3(C-2′′),71.1(C-5′′′),69.1(C-5′′),67.0(C-5′′′′),62.4(C-6′′′),56.1(C-4),49.9(C-17),49.5(C-5),48.1(C-19),48.0(C-9),42.8(C-14),42.4(C-18),41.1(C-8),40.0,39.4(C-1),37.1(C-10),36.5(C-15,C-21),36.2,33.8(C-6),33.4(C-29),32.9,31.8(C-22),31.3(C-20),30.7,30.5,30.4,30.3,27.9,27.3(C-27),26.0(C-2),24.9(C-30),24.5(C-11),21.4(C-7),18.6(C-6′′),17.8(C-26),16.5(C-6′),16.4(C-25),10.6(C-24);HRMS(ESI-TOF)C79H118NO28[M+H]+での理論値1528.7835、測定値1528.7847であった。
合成例II
三糖とプロサポゲニンとの結合(カップリング)
グルクロン酸エステルとキラ酸エステルを結合するための長いルートを考慮して、サポニンコアを達成するために半合成アプローチをさらに適用した。出発物質であるQuillaja Ultra Dry100-Q(Desert King、バッチ:QDU-100-121213-2)を塩基性条件で処理し、C-28結合オリゴ糖を加水分解した。トリエチルシリル化と選択的ベンジル化に続いて、プロサポゲニンコアが3つの工程で得られた(スキーム7)。
(スキーム7)
スキーム7:分岐三糖-トリテルペンサポニンの単離と選択的保護
プロサポゲニン上の多様なリンカーのアミド結合形成
三糖とプロサポゲニンとの結合(カップリング)は、サポニンコアを与えるために容易に達成することができる。脱保護及びアミド結合形成に続いて、多様な炭素鎖を有する標的サポニンが提供された。
(スキーム8)
スキーム8:本発明の実施形態による、サポニン類似体の調製を示す。
実験の詳細
3-O-(2,3,4,6-テトラ-O-トリエチルシリル-β-D-ガラクトピラノシル-(1→2)-(2,3,4-トリ-O-トリエチルシリル-β-D-キシロピラノシル-(1→3))-3-O-トリエチルシリル-β-D-グルコピラノシルウロン酸))-16-O-トリエチルシリルキラ酸(81)。
プロサポゲニン(1.72g)の無水ピリジン(25mL)中の攪拌懸濁液に、TESOTf(5.0mL、22.1mmol)を室温でN
2雰囲気下で添加した。反応混合物を2日で撹拌し、TESOTf(1.3mL、5.8mmol)を添加し、24時間後さらに一回添加した(1.0mL、4.4mmol)。反応混合物を全体で5日間で撹拌した。得られた混合物を濃縮し、ヘキサン/EtOAc(2:1)で溶出したシリカゲルの短いプラグを通過した。溶出液を濃縮し、減圧下で乾燥させ、黄色オイルを得た。得られた黄色オイルをMeOH/THF(1:1)(80mL)に溶解し、溶液を室温で3日間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、EtOAc/ヘキサン=1/6~1/4)によって精製し、白色固体泡状物である81(0.66g、~19%)を得た。R
f0.47(EtOAc/ベンゼン=1/4);
1H NMR(600 MHz,CDCl
3)δ 9.68(s,1H),5.35(br. s,1H,H-12),4.56(br. s,1H,H-16),4.54(d,J=7.4 Hz,1H,H-1’’’),4.42(d,J=7.4 Hz,1H,H-1’’),4.41(d,J=6.4 Hz,1H,H-1’),3.96-3.88(m,4H,H-4’’,H-3’,H-5’,H-3’’),3.84-3.82(m,2H,H-5
a’’’,H-2’),3.77(t,J=9.2 Hz,1H,H-6
a’’),3.65-3.61(m,3H,H-3,H-2’’,H-6
b’’),3.52-3.49(m,1H,H-4’’’),3.53-3.51(m,1H,H-4’),3.42-3.35(m,2H,H-3’’’,H-5’’),3.27(t,J=7.8 Hz,1H,H-2’’’),3.12(t,J=10.7 Hz,1H,H-5’’’),2.96(dd,J=13.3 Hz,J=3.1Hz,1H,H-18),2.22(t,J=13.8 Hz,1H,H-19),1.92-1.86(m,4H),1.84-1.71(m,4H),1.68(t,J=8.9 Hz,1H,H-19
a),1.63-1.31(m,1H,H-1),1.57-1.50(m,1H),1.49-1.41(m,2H,H-6),1.39-1.36(m ,5H,H-5,H-27),1.29-1.25(m,5H,H-15,H-24),1.12-1.15(m,2H,H-21),1.11-1.07(m,1H,H-9),1.04-0.94(m,94H),0.91(s,3H,H-29),0.75-0.62 (m,54H)ppm; HRMS(ESI-TOF)C
101H
199O
20Si
9 [M+H]
+での理論値1986.2504、測定値1986.3361であった。
3-O-(ベンジル 2,3,4,6-テトラ-O-トリエチルシリル-β-D-ガラクトピラノシル-(1→2)-(2,3,4-トリ-O-トリエチルシリル-β-D-キシロピラノシル-(1→3))-3-O-トリエチルシリル-β-D-グルコピラノシルウロネート))-16-O-トリエチルシリルキラ酸(82)。
81(253mg、127μmol)、TBP(319mg、1.29mmol)及び無水ピリジン(94μL、1.2mmol)のCH
2Cl
2(2.2mL)中の攪拌懸濁液に、CBzCl(47μL、0.33mmol)をN
2雰囲気下で添加した。14時間後に反応が完了したとき、反応混合物を減圧下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、;EtOAc/ヘキサン=1/20~1/10)により精製し、白色固体泡状物である82(207mg、65%)を得た。R
f0.74(EtOAc/ベンゼン=1/9);
1H NMR(400 MHz,CDCl
3)δ 9.68(s,1H),7.33-7.29(m,5H),5.31(br. s,1H,H-12),5.23(d,J=12.4 Hz,1H Bn C
H
2),5.07(d,J=12.0 Hz,1H Bn C
H
2),4.53(d,J=7.6 Hz,1H,H-1’’’),4.51(br. s,1H,H-16),4.40(d,J=7.2 Hz,1H,H-1’’),4.12(d,J=7.2 Hz,1H,H-1’),3.93-3.79(m,4H,H-4’’,H-3’,H-5’,H-3’’),3.878-3.74(m,2H,H-5
a’’’,H-2’),3.72(t,J=9.1Hz,1H,H-6
a’’),3.61-3.52(m,3H,H-3,H-2’’,H-6
b’’),3.49-3.42(m,1H,H-4’’’),3.40-3.35(m,1H,H-4’),3.39-3.29(m,2H,H-3’’’,H-5’’),3.23(t,J=7.7 Hz,1H,H-2’’’),3.11(t,J=11.0 Hz,1H,H-5
b’’’),2.91(dd,J=13.8 Hz,J=3.6 Hz,1H,H-18),2.19(t,J=13.6 Hz,1H,H-19),1.89-1.79(m,4H),1.55-1.45(m,4H),1.42-1.30(m ,5H,H-5,H-27),1.30-1.23(m,5H,H-15,H-24),1.16-1.09(m,2H,H-21),1.08-1.01(m,1H,H-9),1.00-0.90(m,94H),0.88(s,3H,H-29),0.73-0.57(m,54H)ppm; HRMS(ESI-TOF)C
108H
204O
20Si
9Na [M+Na]
+での理論値2099.2803、測定値2099.3005であった。
3-O-(N-(8-(4-フェンオキシフェニル)オクチル)-β-D-ガラクトピラノシル-(1→2)-(β-D-キシロピラノシル-(1→3))-β-D-グルコピラノシルウロアミド)-キラ酸(83)。
サポニン二酸(26mg、13μmol)及びHBTU(7mg、25μmol)の無水THF(1mL)中の攪拌懸濁液に、DIPEA(5μL、25μmol)及び8-(4-フェンオキシフェニル)オクタン-1-アミン(4mg、14μmol)を順次にN
2雰囲気下で添加した。1時間後に反応が完了したとき、反応混合物を減圧下で濃縮した、CH
2Cl
2で希釈し、H
2Oで二回洗浄し、塩水で洗浄し、MgSO
4で乾燥し、減圧下で濃縮した。残留物をフラッシュコラム(シリカゲル、EtOAc/ヘキサン=1/20~1/10)で精製した。粗生成物を1mLのTHFに溶解し、pH1の酸条件で6時間撹拌した。NaHCO
3で中和した後、混合物を0.22μmmフィルタープレートでろ過し、ろ液を濃縮し、HPLCで精製し、白色固体である生成物83(2mg)を収率80%で得た(HPLCカラム:SUPELCO Ascentis C18 25cm×10mm、5μm;移動相:20%ACN/H
2O gradient~90%ACN/H
2Oを20分間、次に90%ACN/H
2Oイソクラティックを15分間;流速:4mL/min):
1H NMR(600 MHz,CD
3OD)δ 9.44(s,1H,H-23),7.32(t,J=7.7 Hz,2H),7.16(d,J=8.3 Hz,2H),7.07(t,J=7.2 Hz,1H),6.95(d,J=8.2 Hz,2H),6.90(d,J=8.2 Hz,1H),5.28(br.s,1H,H-12),4.79(d,J=7.1Hz,1H,H-1’’),4.45(s,1H,H-16),4.57(d,J=7.7 Hz,1H,H-1’’’),4.43(d,J=7.4 Hz,1H,H-1’),3.89(dd,J=11.5 & 5.5 Hz,1H,H-3),3.85(dd,J=11.8 & 4.4 Hz,1H,H-5
a’’’),3.81(d,J=2.5 Hz,1H,H-4’’)3.75(d,J=6.2 Hz,2H,H-6’’),3.70-3,63(m,4H,H-2’’’,H-2’,H-5’,H-3’),3.56-3.41(m,5H,H-2’’,H-3’,H-4’,H-5’’,H-4’’’),3.26-3.19(m,4H,H-3’’’,H-5
b’’’,-NHC
H
2 -),3.00(dd,J=14.1Hz & 4.1Hz,1H,H-18),2.60(t,J=7.6 Hz,2H,炭素鎖 C
H
2 Ph),2.29(t,J=13.4 Hz,1H,H-19
a),1.99-1.87(m,5H),1.80-1.72(m,3H),1.71-1.66(m,1H),1.65-1.60(m,2H),1.55-1.49(m,3H),1.38(s,1H,H-27),1.36-1.29(m,14H),1.15(s,3H,H-23),1.02(m= 3H),0.98(s,3H,H-25),0.95(s,3H,H-30),0.86(s,3H,H-24),0.78(s,3H,H-26)ppm; HRMS
+(ESI-TOF)C
67H
97NO
20Na [M+Na]
+での理論値1258.6496、測定値1258.6510であった。
3-O-(ベンジル 2,3,4,6-テトラ-O-トリエチルシリル-β-D-ガラクトピラノシル-(1→2)-(2,3,4-トリ-O-トリエチルシリル-β-D-キシロピラノシル-(1→3))-(3-O-トリエチルシリル-β-D-グルコピラノシルウロネート))-28-O-(2,3,4-トリ-O-アセチル-β-D-キシロピラノシル-(1→4)-2,3-ジ-O-アセチル-α-L-ラムノイラノシル-(1→2)-3,4-O-イソプロピリデン-β-D-フコピラノシル)-16-O-トリエチルシリルキラ酸エステル(84)。
10(68.8mg、83.6μmol)、82(130mg、62.3μmol)及び活性化された4Å分子ふるい粉末の無水CH
2Cl
2(3.0mL)中の攪拌懸濁液に、BF
3・OEt
2(約48%、4μL、24μmol)を-75℃でN
2雰囲気下で添加した。0.5時間後に反応が完了したとき、Et
3Nにより反応をクエンチし、室温まで温めた。得られた混合物をCH
2Cl
2で希釈し、5μmろ紙でろ過した。得られたろ液を減圧下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;EtOAc/CH
2Cl
2/ヘキサン=1/1/6~1/1/4)により精製し、白色固体泡状物である84(160mg、93%)を得た:R
f0.63(EtOAc/ヘキサン=1/1);
1H NMR(600 MHz,CDCl
3)δ 9.67(s,1H),7.32-7.29(m,5H),5.38(d,J=7.4 Hz,1H,H-1’’’’),5.30(t,J=3.7 1H,H-12),5.26(d,J=12.0 Hz,1H Bn C
H
2),5.23-5.21(m,1H,H-2’’’’’),5.19(dd,J=9.8 Hz,J=3.5 Hz,1H,H-3’’’’’),5.07(d,J=12.4 Hz,1H Bn C
H
2),4.97(d,J=0.8 Hz,1H,H-1’’’’’),4.93(dt,J=9.2 Hz,J=5.5 Hz,1H,H-4’’’’’’),4.83(dd,J=9.2 Hz,J=5.5 Hz,1H,H-2’’’’’’),4.61(d,J=7.8 Hz,1H,H-1’’’’’’),4.53(d,J=7.8 Hz,1H,H-1’’’),4.46(s,1H,H-16),4.39(d,J=7.2 Hz,1H,H-1’’),4.17-4.14(m,2H,H-1’,H-3’’’’),4.12-4.07(m,2H,H-3’,H-5
a’’’’’’),3.99(dd,J=5.8 Hz,J=1.9 Hz,1H,H-4’’’’),3.91-3.88(m,2H,H-4’,H-5’),3.86-3.81(m,3H,H-4’’,H-5’’’’,H-3’’),3.81-3.75(m,3H,H-5’’’,H-5
a’’’,H-2’),3.72(t,J=9.2 Hz,1H,H-6
a’’),3.66-3.60(m,2H,H-2’’’’,H-5’’’’’),3.59-3.53(m,3H,H-2’’,H-6
b’’,H-3),3.47-3.42(m,1H,H-4’’’),3.36(dd,J=9.4 Hz,J=2.2 Hz,1H,H-4’’’’),3.34-3.29(m,3H,H-3’’’,H-5’’,H-5
b’’’’’’),3.22(t,J=7.4 Hz,1H,H-2’’’),3.10,(t,J=11.0 Hz,1H,H-5
b’’’),2.90(dd,J=14.1Hz,J=3.7 Hz,1H,H-18),2.21(t,J=13.7 Hz,1H,H-19),2.11(s,3H),2.04(s,3H),2.01(s,3H),1.99(s,3H),1.95(s,3H),1.83-1.77(m,4H,H-11,H-22),1.76-1.62(m,4H),1.62-1.55(m,3H),1.52(s,3H,H-27),1.50-1.47(m,1H),1.33(s,1H,H-5),1.31(s,6H,イソプロピリデン C
H
3),1.27(s,3H,H-24),1.26-1.25(m,3H,H-6’’’’),1.25-1.24(d,3H,H-6’’’’’),1.24-1.22(m,4H),0.98-0.91(m,94H),0.91-0.89(m,10H,H-1,H-7,H-15,H-20),0.69-0.56(m,54 H)ppm; HRMS(ESI-TOF)C
138H
246O
37Si
9Na [M+Na]
+での理論値2772.5224、測定値2772.5586であった。
3-O-{β-D-ガラクトピラノシル-(1→2)-[β-D-キシロピラノシル-(1→3)]- [N-(8-(4-メトキシフェニル)オクチル)-β-D-glucウロピラノシルウロアミド]}-28-O-[β-D-キシロピラノシル-(1→4)-α-L-ラムノイラノシル-(1→2)-β-D-フコピラノシル] キラ酸エステル(92)。
50(8mg、6μmol)、8-(4-メトキシフェニル)オクタン-1-アミン(13mg、58μmol)及びHBTU(22mg、58μmol)の無水DMA(0.5mL)中の攪拌懸濁液に、DIPEA(10μL、58μmol)をN
2雰囲気下で添加した。24時間後に反応が完了したとき、反応混合物を減圧下で濃縮し、MeOHで希釈し、5μmのろ紙でろ過した。ろ液を濃縮し、HPLCで精製し、白色固体である生成物51b(2mg)を収率30%で得た:(HPLCカラム:SUPELCO Ascentis C18 25cm×10mm、5μm;移動相:30%ACN/H
2O gradient~80%ACN/H
2Oを20分間、次に90%ACN/H
2Oイソクラティックを15分間;流速:5mL/min);HRMS(ESI-TOF)C
79H
123NO
32Na [M+Na]
+での理論値1620.7920、測定値1620.7920であった。
3-O-{β-D-ガラクトピラノシル-(1→2)-[β-D-キシロピラノシル-(1→3)]- [N-(8-(4-フェンオキシフェニル)オクチル)-β-D-glucウロピラノシルウロアミド]}-28-O-[β-D-キシロピラノシル-(1→4)-α-L-ラムノイラノシル-(1→2)-β-D-フコピラノシル] キラ酸エステル(95).
50(5mg、4μmol)、8-(4-フェンオキシフェニル)オクタン-1-アミン(10mg、40μmol)及びHBTU(12mg、40μmol)の無水DMA(0.5mL)中の攪拌懸濁液に、DIPEA(6μL、40μmol)をN
2雰囲気下で添加した。24時間後に反応が完了したとき、反応混合物を減圧下で濃縮し、MeOHで希釈し、5μmのろ紙でろ過した。ろ液を濃縮し、HPLCで精製し、白色固体である生成物51a(2mg)を収率80%で得た(HPLCカラム:SUPELCO Ascentis C18 25cm×10mm、5μm;移動相:20%ACN/H
2O gradient~90%ACN/H
2Oを20分間、次に90%ACN/H
2Oイソクラティックを15分間;流速:2.4mL/min):
1H NMR(600 MHz,CD
3OD)δ 9.45(s,1H,H-23),8.54(s,1H,アミド N
H),7.33(dd,J=8.5 Hz &7.6 Hz,2H),7.18(d,J=8.5 Hz,2H),7.08(t,J=7.4 Hz,1H),6.95(d,J=7.8 Hz,2H),6.91(d,J=8.5 Hz,1H),5.37(d,J=1.5 Hz,1H,H-1’’’’’),5.28(t,J=3.4 Hz,1H,H-12),5.27(d,J=8.2 Hz,1H,H-1’’’’),4.79(d,J=7.1Hz,1H,H-1’’),4.62(s,1H,H-16),4.57(d,J=7.7 Hz,1H,H-1’’’),4.47(d,J=7.7 Hz,1H,H-1’’’’’’),4.43(d,J=7.4 Hz,1H,H-1’),3.93(m,1H,H-2’’’’’),3.89(m,1H,H-5
a’’’),3.82(m,6H,H-4’’,H-2’’’’,H-3’’’’,H-3’’’’’,H-5’’’’’,H-5
a’’’’’’),3.75(m,2H,H-6’’),3.69(m,1H,H-2’’’),3.65(m,5H,H-2’,H-5’,H-3’’,H-4’’’’,H-5’’’’),3.49(m,9H,H-3,H-3’,H-4’,H-5’’,H-4’’’,H-3’’’’’,H-4’’’’’,H-2’’’’’’,H-4’’’’’’),3.22(m,6H,H-2’’,H-3’’’,H-5
b’’’,H-3’’’’’’,H-5
b’’’’’’,-NHC
H
a -),2.95(m,2H,H-18,-NHC
H
b -),2.60(t,J=7.6 Hz,2H,炭素鎖 C
H
2 Ph),2.29(t,J=13.4 Hz,1H,H-19
a),1.95(m,2H),1.90(m,4H),1.76(m,3H),1.69(m,2H),1.63(m,4H),1.53(m,3H),1.46(m,3H),1.38(s,1H,H-27),1.34(m,13H),1.30(m,11H),1.20(d,J=6.4 Hz,3H,H-6’’’’’),1.16(s,3H,H-23),1.15(m,1H),1.08(m,3H),0.98(s,3H,H-25),0.92(s,3H,H-30),0.90(m,2H),0.86(s,3H,H-24),0.74(s,3H,H-26); HRMS(ESI-TOF)C
84H
125NO
32Na [M+Na]
+での理論値1682.8077、測定値1682.8079であった。
6-N-グリコシル キラ酸エステル
キラ酸エステルとアジドグルコースの結合により、収率70%で生成物117を得ることに成功した。興味深いことに、この結果は、16-O位置よりも3-Oグリコシル化の選択性を明らかにした。
グリコシド117を入手した状態で、C-28カルボン酸のマスクを解除するためにさらに修飾を行った。まず、ベンゾイル基を塩基性条件下で高温で加水分解した。驚いたことに、28-O-アリルエステルは、この過酷な環境下では影響を受けなかった。得られたアジド配糖体をトリエチルシリル化した後、アジド基をアミンに還元し、親油性長鎖酸とカップリングしてアミドを形成し、完全に保護されたキラ酸エステル119a/b/cを得た。O-アリルエステル119a/b/cは、穏やかな酸性環境下でPd(OAc)
2の触媒作用により加水分解され、グリコシド受容体120a/bが得られた。-78℃でのルイス酸の触媒作用下で、一塩基酸120a/b/cを三糖10と結合させて、121a/b/cを収率56%で得た。完全に保護されたサポニン121a/b/cを、H
2雰囲気下でTHF/MeOH中のPd(OAc)
2に懸濁し、グルコースの3-O及び4-O上のベンジル基を加水分解した。酸性加水分解と塩基性メタノリシスを完成した後、HPLCで精製し、122a/b/cを収率13%、16%、30%ので得た。
3-O-(6-アジド-2-O-ベンゾイル-3,4-ジ-O-ベンジル-6-デオキシ-β-D-グルコピラノシル)-28-O-アリル-キラ酸エステル(117):
1H NMR(600 MHz,CDCl
3)δ 9.17(s,1H,H-23),8.04-8.01(m,2H,Bz),7.61-7.56(m,1H,Bz),7.48-7.44(m,2H,Bz),7.36-7.24(m,5H,Bn),7.14-7.09(m,5H,Bn),5.88-5.80(m,1H,全内部 アルケニル C
H),5.33(t,J=3.5 Hz,1H,H-12),5.28(d,J=17.6 Hz,1H,全末端アルケニル C
H
a ),5.21-15(m,2H,H-2′,全末端アルケニル C
H
b ),4.85(d,J=11.2 Hz,1H,Bn C
H
a ),4.68(d,J=11.1Hz,1H,Bn C
H
b ),4.62(d,J=11.1Hz,1H,Bn C
H
a ),4.57(d,J=11.2 Hz,1H,Bn C
H
b ),4.52-4.45(m,3H,H-16,アリルic C
H
2 ),4.43(d,J=7.9 Hz 1H,H-1′),3.80-3.73(m,2H,H-3,H-3′),3.53-3.50(m,2H,H-4′,H-5′),3.41-3.38(m,1H,H-6
a′),3.32-3.28(m,1H,H-6
b′),3.05(dd,J=14.4,4.4 Hz,1H,H-18),2.13(t,J=13.4 Hz,1H,H-19),1.93-1.82(m,4H),1.80-1.69(m,4H),1.66-1.60(m,3H),1.59(br. s,3H),1.43-1.33(m,2H),1.31(s,3H),1.30-1.26(m,1H),1.21-1.14(m,3H),1.10(dd,J=12.8,3.6 Hz,1H),1.03-0.99(m,1H),0.97-0.94(m,6H),0.90-0.88(m,6H)ppm; HRMS(ESI-TOF)C
60H
75N
3O
10Na [M+Na]
+での理論値1020.5345、測定値1020.5350であった。
3-O-(6-アジド-3,4-ジ-O-ベンジル-6-デオキシ-2-O-トリエチルシリル-β-D-グルコピラノシル)-16-O-トリエチルシリル-28-O-アリル-キラ酸エステル(118):
1H NMR(400 MHz,CDCl
3)δ 9.45(s,1H,H-23),7.61-7.56(m,1H,Bz),7.48-7.44(m,2H,Bz),7.36-7.26(m,8H,Bn),7.18-7.12(m,2H,Bn),5.92-5.80(m,1H,全内部 アルケニル C
H),5.40-5.26(m,2H,H-12,全末端アルケニル C
H
a ),5.21(d,J=10.4 Hz,1H,全末端アルケニル C
H
b ),4.85(br. s,2H,Bn C
H
2 ),4.73(d,J=11.0 Hz,1H,Bn C
H
b ),4.59(br. s,1H,Bn C
H
a ),4.55-4.41(m,3H,H-16,アリルic C
H
2 ),4.14(d,J=6.2 Hz 1H,H-1′),3.99(dd,J=11.1,4.6 Hz,1H,H-3),3.50-3.34(m,5H,H-2′,H-3′,H-4′,H-5′,H-6
a′),3.32-3.23(m,1H,H-6
b′),3.07-2.99(m,1H,H-18),2.23(t,J=13.3 Hz,1H,H-19),1.93-1.80(m,5H),1.78-1.59(m,6H),1.54-1.40(m,2H),1.37(br. s,3H),1.32-1.18(m,4H),1.15(br. s,5H),1.06-0.88(m,30H),0.73-0.59(m,15H) ppm; HRMS(ESI-TOF)C
65H
100N
3O
9Si
2 [M+H]
+での理論値1233.6993、測定値1122.7010であった。
3-O-(3,4-ジ-O-ベンジル-6-デオキシ-6-(11-(4-(4-フルオロフェノキシル)フェニル)ウンデカナミド)-2-O-トリエチルシリル-β-D-グルコピラノシル)-16-O-トリエチルシリル-28-O-アリル-キラ酸エステル(119a)
118(282mg、0.25mmol)のTHF(15mL)中の攪拌溶液に、PPh
3(200mg、0.76mmol)を添加した。混合物を12時間攪拌した後、0.5mLのH
2Oを添加し、減圧下で35℃でTHFを除去した。得られた残留物をCH
2Cl
2で希釈し、H
2O、塩水で洗浄し、MgSO
4で乾燥し、圧力下で濃縮した。得られた混合物のTHF(7mL)中の攪拌溶液を、11-(4-(4-フルオロフェンオキシ)フェニル)ウンデカン酸(187mg、0.50mmol)、HBTU(286mg、0.75mmol)、DIPEA(132μL、0.75mmol)及びTHF(7mL)の予めに混合した懸濁液で処理した。30℃で2時間撹拌した後に反応が完了し、残留物を減圧下で濃縮し、THFを除去した。残留物をCH
2Cl
2で希釈し、H
2O、塩水で洗浄し、MgSO
4で乾燥し、圧力下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、EtOAc//ヘキサン=1/8)により精製し、白色固体泡状物である119a(349mg、96%)を得た:R
f0.29(EtOAc/ヘキサン=1/5);
1H NMR(600 MHz,CDCl
3)δ 9.45(s,1H,H-23),7.33-7.26(m,4H),7.22-7.17(m,2H),7.10(d,J=8.5 Hz,2H),7.01-6.96(m,2H),6.95-6.91(m,2H),6.86(d,J=8.5 Hz,2H),5.87-5.81(m,1H,internal アルケニル C
H),5.32(t,J=3.7 Hz,1H,H-12),5.28(dq,J=17.0 Hz & 1.2 Hz,1時間,末端アルケニル C
H
a ),5.18(dt,J=10.6 Hz & 1.2 Hz,1H,末端アルケニル C
H
b ),4.83(q,J=10.5 Hz,2H,Bn C
H
2 ),4.67(d,J=10.5 Hz,1H,Bn C
H
a ),4.56(br. s,1H,H-16),4.51(d,J=10.6 Hz,1H,Bn C
H
b ),4.45(dt,J=19.9 Hz & 1.4 Hz,2H,アリルic C
H
2 ),4.02(d,J=6.8 Hz,1H,H-1′),3.93(dd,J=11.2 Hz & 5,2 Hz,1H,H-3),3.59(dt,J=13.9 Hz & 5.9 Hz,1H,H-6
a′),3.47(dt,J=13.9 Hz & 5.9 Hz,1H,H-6
b′),3.43-3.37(m,2H,H-2′,H-4′),3.36- 3.22(m,2H,H-3′,H-5′),3.00(dd,J=14.3 Hz & 4.0 Hz,1H,H-18),2.54(t,J=6.7 Hz,2H,C
H
2 PhOPhF),2.32(t,J=7.6 Hz,1H,NHC
H
a ),2.20(m,1H,H-19
a),2.15(td,J=13.6 Hz & 3.1Hz,1H,H-19
b),1.90-1.85(m,2H),1.84-1.76(m,3H),1.72-1.65(m,3H),1.64-1.53(m,9H),1.48-1.40(m,2H),1.34(s,2H),1.31-1.23(m,22H),1.16(s,2H),1.13-1.08(m,2H),1.06-1.02(m,2H),1.00-0.95(m,10H),0.95-0.92(m,4H),0.92-0.91(m,2H),0.91-0.90(m,3H), 0.89-0.88(m,2H),0.87-0.85(m,4H),0.69-0.63(m,8H),0.63-0.57(m,6H)ppm; HRMS
+(ESI-TOF)C
88H
129FNO
11Si
2 [M+Na]
+での理論値1451.9113、測定値1451.9095であった。
3-O-(3,4-ジ-O-ベンジル-6-デカナミド-6-デオキシ-2-O-トリエチルシリル-β-D-グルコピラノシル)-16-O-トリエチルシリル-28-O-アリル-キラ酸エステル(119b)
上記のようにアジド還元及びアミド形成の手順に従って、白色固体であるの119bを収率56%で得た:
1H NMR(600 MHz,CDCl
3)δ 9.40(s,1H,H-23),7.33-7.24(m,5H),7.24-7.15(m,5H),5.87-5.80(m,1H,internal アルケニル C
H),5.31(t,J=3.4 Hz,1H,H-12),5.30-5.25(m,2H,末端アルケニル C
H
a ,N
HCH
2),5.18(dd,J=10.5 Hz & 1.1Hz,1H,末端アルケニル C
H
b ),4.87-4.80(m,2H,Bn C
H
2 ),4.65(d,J=10.4 Hz,1H,Bn C
H
a ),4.58-4.52(m,2H,H-16,Bn C
H
b ),4.46(qd,J=13.6 Hz & 1.1Hz,2H,アリルic C
H
2 ),4.07(d,J=6.8 Hz,1H,H-1′),3.98-3.91(m,1H,H-3),3.65-3.54(m,1H,H-4′),3.50-3.30(m,4H,H-2′,H-5′,H-6′),3.29-3.22(m,1H,H-3′),3.00(dd,J=14.2 Hz & 3.8 Hz,1H,H-18),2.31(t,J=7.4 Hz,1H,NHC
H
a ),2.20(t,J=12.8 Hz,1H,H-19
a),1.90-1.75(m,7H),1.72-1.63(m,4H),1.63-1.58(m,3H),1.45-1.40(m,2H),1.39(s,3H),1.31-1.21(m,16H),1.78-1.15(m,1H),1.12(s,3H),1.06-1.02(m,2H),0.98(t,J=3.7 Hz,3H),0.97(s,3H),0.96(br. s,2H),0.95-0.92(m,6H),0.91(br. s,2H),0.90(s,3H),0.89(s,3H),0.87-0.84(m,6H),0.67-0.62(m,9H),0.62-0.56(m,6H)ppm; HRMS
+(ESI-TOF)C
75H
120NO
10Si
2 [M+H]
+での理論値1251.8475、測定値1251.8426であった。
3-O-{2-O-トリエチルシリル-3,4-ジ-O-ベンジル-6-[9-(4-フェノキシル-フェニル)ノンアナミド]-6-デオキシ-β-D-グルコピラノシル}-16-O-トリエチルシリル-28-O-アリル-キラ酸エステル(119c)
上記のようにアジド還元及びアミド形成の手順に従って、白色固体である119bを収率56%で得た:1H NMR(400 MHz,CDCl3)δ 9.45(s,1H,H-23),7.31-7.21(m,2H),7.10(d,J=8.4 Hz,2H),7.04(t,J=7.4 Hz,2H),6.96(dd,J=8.7 Hz & 1.0 Hz,2H),6.90(d,J=8.5 Hz,2H),5.89-5.80(m,2H,アミド NH,internal アルケニル CH),5.32(t,J=3.7 Hz,1H,H-12),5.28(d,J=18.2 Hz,1H,末端アルケニル CH
a ),5.17(dd,J=10.4 Hz & 1.3 Hz,1H,末端アルケニル CH
b ),4.83(q,J=11.7 Hz,2H,Bn CH
2 ),4.67(d,J=10.4 Hz,1H,Bn CH
a ),4.57(br. s,1H,H-16),4.51(d,J=10.4 Hz,1H,Bn CH
b ),4.45(ddt,J=11.4 Hz & 5.6 Hz & 1.1Hz,2H,アリルic CH
2 ),4.02(d,J=6.8 Hz,1H,H-1′),3.94(dd,J=10.2 Hz & 5.8 Hz,1H,H-3),3.63-3.56(m,1H),3.51-3.39(m,3H),3.32- 3.21(m,2H),3.00(dd,J=14.2 Hz & 3.9 Hz,1H,H-18),2.55(t,J=7.5 Hz,2H,CH
2 PhOPh),2.33-2.13(m,3H,H-19a,NHCOCH
2 ),1.91-1.83(m,3H),1.83-1.76(m,3H),1.75-1.52(m,11H),1.49-1.40(m,2H),1.34(s,3H),1.29(br. s,11H),1.23(s,3H),1.15(s,3H),1.14-1.00(m,4H),0.98-0.86(m,31H),0.69-0.57(m,16H); BBD 13C NMR(100 MHz,CDCl3)δ 207.5(C-23),176.4(C-28),173.1(NHCO),157.7,154.8,143.5(C-13),138.5,137.8,137.5,132.2,129.6 129.4,128.4,128.2,128.1,127.9,127.2,126.8,122.7,121.7(C-12),118.9,118.4,117.8(全末端アルケニル CH2),101.0(C-1′),85.5(C-3),79.3,79.0,75.2(Bn CH2),75.0,75.0(Bn CH2),74.9(C-16),73.1,65.0(C-6′),54.5,48.9,48.8,46.6,46.3,41.3,40.4,40.0,39.5,38.1,36.7,36.0,35.2,35.1,34.5,33.8,32.7,32.3,31.5×2,30.5,29.6,29.3×2,29.2,29.1,29.0,26.3,25.7,24.7,24.6,24.2,23.2,20.1,16.9,15.5,10.4,7.1,6.9,5.0,4.9 ppm; HRMS+(ESI-TOF)C86H125NO11Si2 [M+H]+での理論値140.8894、測定値1405.8984であった。
3-O-(3,4-ジ-O-ベンジル-6-デオキシ-6-(11-(4-(4-フルオロフェノキシル)フェニル)ウンデカナミド)-2-O-トリエチルシリル-β-D-グルコピラノシル)-16-O-トリエチルシリル-キラ酸(120a)
119a(237mg、0.16mmol)及びPPh
3(107mg、0.41mmol)の1,4-ジオキサン(4mL)中の攪拌溶液に、予めに混合された1,4-ジオキサン(2mL)中のギ酸(129μL、3.4mmol)/Et
3N(456μL、3.2mmol)及び1,4-ジオキサン(2mL)中のPd(OAc)
2(18mg、0.08mmol)を室温で添加した。反応混合物を12時間撹拌し、減圧下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル:EtOAc/ヘキサン=1/4~1/2)により精製し、白色固体である120a(186mg、81%)を得た:R
f0.36(EtOAc/ヘキサン=1/2);
1H NMR(600 MHz,CDCl
3)δ 9.41(s,1H,H-23),7.27-7.26(m,1H),7.25(br. s,1H),7.34-7.25(m,6H),7.06(d,J=8.4 Hz,1H),6.98-6.64(m,6H),6.82(d,J=8.4 Hz,1H),5.82(t,J=5.2 Hz,アミド N
H),5.30(br. s,1H,H-12),4.83-4.76(m,2H,Bn C
H
2 ),4.63(d,J=10.3 Hz,1H,Bn C
H
a ),4.50-4.53(m,2H,H-16,Bn C
H
b ),3.98(d,J=6.6 Hz,1H,H-1′),3.90(dd,J=11.2 Hz & 4.9 Hz,1H,H-3),3.60-3.53(m,1H,H-6
a′),3.48-3.41(m,1H,H-6
b′),3.41-3.34(m,2H,H-2′,H-4′),3.27-3.19(m,2H,H-3′,H-5′),2.90(dd,J=14.1Hz & 3.6 Hz,1H,H-18),2.50(t,J=7.6 Hz,2H,C
H
2 PhOPhF),2.31(t,J=7.4 Hz,1H,NHC
H
a ),2.19-2.09(m,3H),1.87-1.68(m,7H),1.68-1.59(m,3H),1.59-1.49(m,4H),1.44-1.36(m,2H),1.30(s,3H,H-27),1.28-1.16(m,17H),1.11(s,3H,H-29),1.09-1.08(m,1H),1.03-0.97(m,2H),0.94(s,2H),0.93(s,3H),0.92(s,3H),0.89-0.87(m,5H),0.87(s,3H),0.85(s,2H),0.82(s,3H),0.66-0.53(m,17H)ppm; HRMS
+(ESI-TOF)C
85H
125FNO
11Si
2 [M+H]
+での理論値1411.8800、測定値1411.8742であった。
3-O-(2-O-トリエチルシリル-3,4-ジ-O-ベンジル-6-デカナミド-6-デオキシ-β-D- グルコピラノシル)-16-O-トリエチルシリル-28-O-アリル-キラ酸(120b)
119b(200mg、0.16mmol)及びPPh
3(107mg、0.41mmol)の1,4-ジオキサン(4mL)中の攪拌溶液に、予めに混合された1,4-ジオキサン(2mL)中のギ酸(129μL、3.4mmol)/Et
3N(456μL、3.2mmol)及び1,4-ジオキサン(2mL)中のPd(OAc)
2(18mg、0.08mmol)を室温で添加した。反応混合物を12時間撹拌し、減圧下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、EtOAc/ヘキサン=1/4~1/2)により精製し、白色固体である120b(154mg、80%)を得た:R
f0.36(EtOAc/ヘキサン=1/2);
1H NMR(600 MHz,CDCl
3)δ 9.45(s,1H,H-23),7.32-7.24(m,6H),7.24-7.19(m,4H),5.85(t,J=5.0 Hz,アミド N
H),5.30(t,J=3.7 Hz 1H,H-12),4.86-4.80(m,2H,Bn C
H
2 ),4.66(d,J=10.4 Hz,1H,Bn C
H
a ),4.54-4.49(m,2H,H-16,Bn C
H
b ),4.03(d,J=6.8 Hz,1H,H-1′),3.94(dd,J=11.2 Hz & 4.9 Hz,1H,H-3),3.59-3.55(m,1H),3.52-3.46(m,1H),3.44-3.38(m,2H),3.31-3.24(m,2H),2.94(dd,J=14.2 Hz & 4.0 Hz,1H,H-18),2.31(t,J=7.5 Hz,1H,NHC
H
a ),2.19-2.09(m,3H),1.87-1.68(m,7H),1.68-1.59(m,3H),1.59-1.49(m,4H),1.44-1.36(m,2H),1.30(s,3H,H-27),1.28-1.16(m,17H),1.11(s,3H),1.09-1.08(m,1H),1.03-0.97(m,2H),0.94(s,2H),0.93(s,3H),0.92(s,3H),0.89-0.87(m,5H),0.87(s,3H),0.85(s,2H),0.82(s,3H),0.66-0.53(m,17H); BBD
13C NMR(150 MHz,CDCl
3)δ 207.4(C-23),182.7(C-28),173.3(NH
CO),143.3(C-13),138.6,137.6,128.4,128.2,126.9,121.8(C-12),101.1(C-1′),85.5,79.5,79.2(C-3),75.2(Bn
CH
2),75.0(Bn
CH
2),74.9,74.8(C-16),73.2,54.5,49.0,48.6,46.6,46.3,41.3,40.1(C-6′),39.5(C-8),38.2,36.8(-NHCO
CH
2-),36.1 ,35.1,34.6,34.0,32.6,32.,31.8,31.6,30.5,29.5,29.4,29.3,29.2,29.0,26.4,25.8,24.7,24.2,23.2,22.7,20.1,16.9,15.5,14.1,10.4,7.1,7.0,5.1,5.0 ppm; HRMS
+(ESI-TOF)C
72H
116NO
10Si
2 [M+H]
+での理論値1210.8132、測定値1210.8108であった。
3-O-{2-O-トリエチルシリル-3,4-ジ-O-ベンジル-6-[9-(4-フェノキシル-フェニル)ノンアナミド]-6-デオキシ-β-D-グルコピラノシル}-16-O-トリエチルシリル-28 キラ酸(120c)
119c(224mg、0.16mmol)及びPPh
3(107mg、0.41mmol)の1,4-ジオキサン(4mL)中の攪拌溶液に、予めに混合された1,4-ジオキサン(2mL)中のギ酸(129μL、3.4mmol)/Et
3N(456μL、3.2mmol)及び1,4-ジオキサン(2mL)中のPd(OAc)
2(18mg、0.08mmol)を室温で添加した。反応混合物を12時間撹拌し、減圧下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、EtOAc/ヘキサン=1/4~1/2)により精製し、白色固体である120c(154mg、80%)を得た:R
f0.36(EtOAc/ヘキサン=1/2)
1H NMR(400 MHz,CDCl
3)δ 9.45(s,1H,H-23),7.31-7.21(m,2H),7.10(d,J=8.4 Hz,2H),7.04(t,J=7.4 Hz,2H),6.96(dd,J=8.7 Hz & 1.0 Hz,2H),6.90(d,J=8.5 Hz,2H),5.89-5.80(m,2H,アミド N
H,internal アルケニル C
H),5.32(t,J=3.7 Hz,1H,H-12),4.83(q,J=11.7 Hz,2H,Bn C
H
2 ),4.67(d,J=10.4 Hz,1H,Bn C
H
a ),4.57(br. s,1H,H-16),4.51(d,J=10.4 Hz,1H,Bn C
H
b ),4.02(d,J=6.8 Hz,1H,H-1′),3.94(dd,J=10.2 Hz & 5.8 Hz,1H,H-3),3.63-3.56(m,1H),3.51-3.39(m,3H),3.32- 3.21(m,2H),3.00(dd,J=14.2 Hz & 3.9 Hz,1H,H-18),2.55(t,J=7.5 Hz,2H,C
H
2 PhOPh),2.33-2.13(m,3H,H-19
a,NHCOC
H
2 ),1.91-1.83(m,3H),1.83-1.76(m,3H),1.75-1.52(m,11H),1.49-1.40(m,2H),1.34(s,3H),1.29(br. s,11H),1.23(s,3H),1.15(s,3H),1.14-1.00(m,4H),0.98-0.86(m,31H),0.69-0.57(m,16H); BBD
13C NMR(100 MHz,CDCl
3)δ 207.5(C-23),182.0(C-28),173.2(NH
CO),157.7,154.8,143.5(C-13),138.5,137.5,132.2,129.6 129.4,128.4,128.2,128.1,127.9,127.2,126.8,122.7,121.7(C-12),118.9,118.4,101.0(C-1′),85.5(C-3),79.3,79.0,75.2(Bn
CH
2),75.0,75.0(Bn
CH
2),74.9(C-16),73.1,65.0(C-6′),54.5,48.9,48.8,46.6,46.3,41.3,40.4,40.0,39.5,38.1,36.7,36.0,35.2,35.1,34.5,33.8,32.7,32.3,31.5×2,30.5,29.6,29.3×2,29.2,29.1,29.0,26.3,25.7,24.7,24.6,24.2,23.2,20.1,16.9,15.5,10.4,7.1,6.9,5.0,4.9 ppm; HRMS
+(ESI-TOF)C
83H
122NO
11Si
2 [M+H]
+での理論値1364.8551、測定値1364.8567であった。
3-O-(3,4-ジ-O-ベンジル-6-デオキシ-6-(11-(4-(4-フルオロフェノキシル)フェニル)ウンデカナミド)-2-O-トリエチルシリル-β-D-グルコピラノシル)-28-O-(2,3,4-トリ-O-アセチル-β- D-キシロピラノシル-(1→4)-2,3-ジ-O-アセチル-α-L-ラムノイラノシル-(1→2)-3,4-O-イソプロピリデン-β-D-フコピラノシル)-16-O-トリエチルシリルキラ酸エステル(121a)
10(40mg、48μmol)、120a(50mg、35μmol)及び活性化された4Å分子ふるい粉末のの無水CH
2Cl
2(0.5mL)中の攪拌懸濁液に、BF
3・OEt
2(約48%、4μL、24μmol)を-75℃でN
2雰囲気で添加した。0.5時間後に反応が完了したとき、Et
3Nにより反応をクエンチし、室温まで温めた。得られた混合物をCH
2Cl
2で希釈し、5μmろ紙でろ過した。得られたろ液を減圧下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;EtOAc/ヘキサン=1/5~1/2)により精製し、白色固体泡状物である121a(37mg、50%)を得た。R
f0.56(EtOAc/ヘキサン=1/1);
1H NMR(600 MHz,CDCl
3)δ 9.49(s,1H,H-23),7.33-7.26(m,6H),7.26-7.21(m,4H),7.12(d,J=8.4 Hz,1H),7.02-7.00(m,2H),6.96-6.93(m,2H),6.88(d,J=8.6 Hz,1H),6.82(d,J=8.4 Hz,1H),5.86(t,J=5.1Hz,アミド N
H),5.41(d,J=7.6 Hz,1H,H-1′′),5.33(t,J=3.4 Hz,1H,H-12),5.25(dd,J=3.4 Hz & 1.3 Hz,1H,H-2′′′),5.20(dd,J=9.8 Hz & 3.5 Hz,1H,H-3′′′),5.13(t,J=9.4 Hz,1H,H-3′′′′),4.98(d,J=1.3 Hz,1H,H-1′′′),4.97-4.94(m,1H,H-4′′′′),4.88-4.82(m,3H,H-2′′′′,Bn C
H
2 ),5.68(d,J=10.4 Hz,1H,Bn C
H
a ),4.63(d,J=7.7 Hz,1H,H-1′′′′),4.53(d,J=10.4 Hz,1H,Bn C
H
b ),4.50(br. s,1H,H-16),4.17(t,J=6.0 Hz,1H,H-3′′),4.12-4.10(m,1H,H-5
a′′′′),4.04-4.00(m,2H,H-1′,H-4′′),3.98-3.94(m,1H,H-3),3.89-3.84(m,1H,H-5′′),3.84-3.79(m,1H,H-5′′′),3.68-3,64(m,1H,H-2′′),3.64-3.59(m,2H,H-6
a′,H-4′),3.49(dt,J=13.9 Hz,& 3.8 Hz,1H H-6
b′),3.45-3.39(m,2H,H-2′,H-4′),3.36-3.24(m,3H,H-3′,H-5′,H-5
b′′′′),2.93(dd,J=14.2 Hz & 3.8 Hz,1H,H-18),2.56(t,J=7.6 Hz,2H,C
H
2 PhOPhF),2.22(m,1H,H-19
a),2.17(td,J=7.5 Hz & 3.4 Hz,2H,-NHCOC
H
2 -),2.13(s,3H),2.06(s,3H),2.03(s,3H),2.01(s,3H),1.98(s,3H),1.90-1.86(m,2H),1.86-1.82(m,1H),1.83-1.76(m,3H),1.74-1.67(m,4H),1.67-1.56(m,5H),1.52(s,3H,イソプロピルidne C
H
3 ),1.52-1.49(m,1H),1.34(s,3H,H-27),1.33(s,3H,イソプロピリデン C
H
3 ),1.30-1.25(m,24H),1.23-1.32(m,1H),1.19(s,3H,H-24),1.13-1.10(m,1H),1.05-1.03(m,1H),1.03-1.01(m,1H), 1.01-0.96(m,15H,H-25,TES CH
3×4),0.92(s,H,H-30),0.91(s,3H,TES CH
3),0.90(s,3H,TES CH
3),0.88(s,3H,H-29),0.74(s,3H,H-26),0.68-0.58(m,12H,TES CH
2×6)ppm; HRMS
+(ESI-TOF)C
115H
167FNO
28Si
2 [M+H]
+での理論値2086.1223、測定値2086.1222であった。
3-O-(3,4-ジ-O-ベンジル-6-デカナミド-6-デオキシ-β-D-グルコピラノシル}-28-O-(2,3,4-トリ-O-アセチル-β- D-キシロピラノシル-(1→4)-2,3-ジ-O-アセチル-α-L-ラムノイラノシル-(1→2)-3,4-O-イソプロピリデン-β-D-フコピラノシル)-16-O-トリエチルシリルキラ酸エステル(121b)
10(40mg、48μmol)、120b(42mg、35μmol)及び活性化された4Å分子ふるい粉末の無水CH
2Cl
2(0.5mL)中の攪拌懸濁液に、BF
3・OEt
2(約48%、4μL、24μmol)を-75℃でN
2下で添加した。0.5時間後に反応が完了したとき、Et
3Nにより反応をクエンチし、室温まで温めた。得られた混合物をCH
2Cl
2で希釈し、5μmろ紙でろ過した。得られたろ液を減圧下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;EtOAc/ヘキサン=1/5~1/2)により精製し、白色固体泡状物である121b(37mg、50%)を得た。R
f0.56(EtOAc/ヘキサン=1/1);白色固体泡状物である121bα/β混合物を得た。
3-O-(2-O-トリエチルシリル-3,4-ジ-O-ベンジル-6-[9-(4-フェノキシル-フェニル)ノンアナミド}-28-O-(2,3,4-トリ-O-アセチル-β- D-キシロピラノシル-(1→4)-2,3-ジ-O-アセチル-α-L-ラムノイラノシル-(1→2)-3,4-O-イソプロピリデン-β-D-フコピラノシル)-16-O-トリエチルシリルキラ酸エステル(121c)
10(40mg、48μmol)、120c(42mg、35μmol)及び活性化された4Å分子ふるい粉末の無水CH
2Cl
2(0.5mL)中の攪拌懸濁液に、BF
3・OEt
2(約48%、4μL、24μmol)を-75℃でN
2下で添加した。0.5時間後に反応が完了したとき、Et
3Nにより反応をクエンチし、室温まで温めた。得られた混合物をCH
2Cl
2で希釈し、5μmろ紙でろ過した。得られたろ液を減圧下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;EtOAc/ヘキサン=1/5~1/2)により精製し、白色固体泡状物である121c(37mg、50%)を得た。白色固体泡状物であるR
f0.56(EtOAc/ヘキサン=1/1);121cα/β混合物を得た。
3-O-(6-デオキシ-6-(11-(4-(4-フルオロフェノキシル)フェニル)ウンデカナミド)-β-D-グルコピラノシル)-28-O-(β- D-キシロピラノシル-(1→4)-α-L-ラムノイラノシル-(1→2)-β-D-フコピラノシル)キラ酸エステル(122a)
121a(32mg、15μmol)及び10%Pd(OH)
2/C(5mg、4μmol)のTHF/MeOH=4/1(1.5mL)中の懸濁液を、室温で1大気圧のH
2雰囲気下で撹拌した。反応混合物を12時間撹拌した。粗四糖サポニンのCH
2Cl
2(0.5mL)中の攪拌溶液に、予めに冷却されたTFA/H
2O=4/1(0.5mL)を0℃で添加し、30分間撹拌した。溶媒を減圧下(<1torr)で0℃で蒸発させ、高真空で室温で1時間乾燥した。残留物のMeOH(1mL)中の攪拌溶液に、K
2CO
3(40mg、300μmol)を添加し、12時間撹拌した。懸濁液をろ過し、濃縮し、HPLCで精製し、白色固体である生成物122a(3.6mg)を収率16%で得た(HPLCカラム:SUPELCO Ascentis C18 25cm×10mm、5μm;移動相:20%ACN/H
2O gradient~90%ACN/H
2Oを25分間、次に90%ACN/H
2Oイソクラティックを15分間;流速:5mL/min):
1H NMR(600 MHz,CD
3OD)δ 9.41(s,1H,H-23),7.16(d,J=8.4 Hz,2H),7.07(t,J=8.8 Hz,2H),6.98-6.95(m,4H),6.87(d,J=8.6 Hz,2H),5.40(d,J=1.4 Hz,1H,H-1′′′),5.31(br. s,1H,H-12),5.29(d,J=8.2 Hz,1H,H-1′′),4.50-4.47(m,2H,H-16,H-1′′′′),4.14(d,J=7.7 Hz,1H,H-1′),3.91-3.89(m,1H,H-2′′′),3.86-3.78(m,5H,H-3,H-2′′,H-3′′′,H-5′′′,H-5
a′′′′),3.68-3.64(m,2H,H-3′′,H-5′′),3.60-3.56(m,1H,H-6
a′),3.56-3.53(m,2H,H-4′′,H-4′′′),3.49-3.42(m,2H,H-5′,H-4′′′′),3.29-3.25(m,3H,H-3′,H-6
b′,H-3′′′′),3.23-3.16(m,2H,H-2′′′′,H-5
b′′′′),3.09-3.05(m,2H,H-2′,H-4′),2.45(dd,J=13.4 Hz & 3.2 Hz,H-18),2.60(t,J=7.6 Hz,2H,C
H
2 PhOPhF),2.30(m,1H,H-19
a),2.21(t,J=7.6 Hz,2H,-NHCOC
H
2 -),1.99-1.95(m,1H),1.95-1.91(m,1H),1.80-1.71(m,4H),1.70-1.65(m,1H),1.64-1.59(m,4H),1.55-1.50(m,2H)1.49-1.44(m,1H),1.40(s,3H,H-27),1.36-1.29(m,19H,H-6′′′,炭素鎖 C
H
2 ×8),1.20(d,J=6.5 Hz,3H,H-6′′),1.12(s,3H,H-24),1.10-1.06(m,1H),1.01(s,3H,25),0.99-0.96(m,1H),0.93(s,3H,H-30),0.92-0.89(m,1H),0.87(s,3H,H-29),0.77(s,3H,H-26); BBD
13C NMR(150 MHz,CD
3OD)δ 209.3(C-23),177.1(C-28),176.7(アミド NH
CO),160(d,J=240 Hz),156.8,155.1,144.9(C-13),139.2,130.8,123.1(C-12),121.2(d,J=8 Hz),119.5,117.2(d,J=23 Hz),107.0,(C-1′′′′),105.0(C-1′),101.1(C-1′′′),95.2(C-1′′),84.0(C-4′′′),83.4(C-3),78.2(C-3′′′′),77.6(C-3′),76.7(C-3′′),76.1(C-2′′′′),75.6(C-2′),75.2(C-5′),74.6(C-16),74.0(C-2′′),73.6(C-4′′),73.3(C-4′),72.7(C-5′′),72.2(C-3′′′),71.9(C-2′′′),71.1(C-4′′′′),68.7(C-5′′′),67.3(C-5′′′′),56.1(C-5),50.0(C-17),48.1(C-19,C-9),42.8(C-14),42.4(C-18),41.9(C-6′),41.1(C-8),39.6(C-1),37.3(C-1),36.8(-NHCO
CH
2-),37.1(C-10),,36.5(C-21),36.2(-
CH
2PhOPhF),33.6(C-16),3.4(C-29),32.9(C-6),32.0(C-22),31.4(C-20),30.8,30.7,30.6,30.4,27.3(C-2),20.2(C-27),26.0,25.9(C-2),24.9(C-30),24.6(C-11),21.6,(C-7),18.3(C-6′′′),17.7(C-26),16.5(C-6′′),16.4(C-25),10.6(C-24)ppm; HRMS
+(ESI-TOF)C
76H
112FNO
23Si
2Na [M+H]
+での理論値1448.7501、測定値1448.7558であった。
3-O-{6-デカナミド-6-デオキシ-β-D-グルコピラノシル}-28-O-[β-D-キシロピラノシル-(1→4)-α-L-ラムノイラノシル-(1→2)-β-D-フコピラノシル] キラ酸エステル(122b)
121b(28mg、15μmol)及び10%Pd(OH)
2/C(5mg、4μmol)のTHF/MeOH=4/1(1.5mL)中の懸濁液を、室温で1大気圧のH
2雰囲気下で撹拌した。反応混合物を12時間撹拌した。粗四糖サポニンのCH
2Cl
2(0.5mL)中の攪拌溶液に、予めに冷却されたTFA/H2O=4/1(0.5mL)を0℃で添加し、30分間撹拌した。溶媒を減圧下(<1torr)で0℃で蒸発させ、高真空で室温で1時間乾燥した。残留物のMeOH(1mL)中の攪拌溶液に、K
2CO
3(40mg、300μmol)を添加し、12時間撹拌した。懸濁液をろ過し、濃縮し、HPLCで精製し、白色固体である生成物122b(2.3mg)を収率13%で得た(HPLCカラム:SUPELCO Ascentis C18 25cm×10mm、5μm;移動相:20%ACN/H
2O gradient~90%ACN/H
2Oを25分間、次に90%ACN/H
2Oイソクラティックを15分間;流速:5mL/min):
1H NMR(600 MHz,CD
3OD)δ 9.42(s,1H,H-23),5.40(s,1H,H-1′′′),5.31(br. s,1H,H-12),5.29(d,J=8.2 Hz,1H,H-1′′),4.51-4.46(m,2H,H-16,H-1′′′′),4.15(d,J=7.7 Hz,1H,H-1′),3.93-3.90(m,1H),3.87-3.78(m,5H),3.71-3.66(m,2H,),3.60-3.53(m,3H),3.49-3.41(m,2H),3.29-3.25(m,3H),3.24-3.17(m,2H),3.09-3.04(m,2H),2.95(d,J=14.1Hz,1H,H-18),2.30(m,1H,H-19a),2.21(t,J=7.6 Hz,2H,-NHCOCH2-),2.04-1.88(m,3H),1.69-1.60(m,3H),1.55-1.44(m,4H),1.40(s,3H,H-27),1.35-1.29(m,18H),1.20(d,J=6.5 Hz,3H,H-6′′),1.12(s,3H),1.10-1.06(m,1H),1.01(s,3H),0.99-0.96(m,1H),0.95(s,3H),0.93-0.89(m,3H),0.88(s,3H),0.77(s,3H); BBD 13C NMR(150 MHz,CD3OD)δ 209.4(C-23),177.2(C-28),176.7(アミド NHCO),144.9(C-13),123.1(C-12),106.9,(C-1′′′′),105.0(C-1′),101.1(C-1′′′),95.2(C-1′′),84.0(C-4′′′),83.3(C-3),78.1(C-3′′′′),77.6 ,76.6 ,76.1,75.6,75.,74.6(C-16),74.0,73.6,73.3,72.7,72.2,71.9,71.0,68.7,67.3,56.1,50.0,48.1,42.8,42.3(C-18),41.8(C-6′),41.1,39.6,37.3,37.1,36.8(-NHCOCH2-),36.5,36.4,33.6,33.4,33.1,32.0,31.3,30.8,30.7,30.6,30.5,27.3,27.2,26.0,24.8,24.5,23.8,21.6,18.3(C-6′′′),17.7,16.5(C-6′′),16.3,14.6(炭素鎖 末端 -CH3),10.6 ppm; HRMS
+(ESI-TOF)C
63H
104NO
22 [M+H]
+での理論値1226.7059、測定値1226.7059であった。
3-O-{[9-(4-フェノキシル-フェニル)ノンアナミド]-6-デオキシ-β-D-グルコピラノシル}-28-O-[β- D-キシロピラノシル-(1→4)-α-L-ラムノイラノシル-(1→2)-β-D-フコピラノシル] キラ酸エステル.(122c)
121c(20mg、15μmol)及び10%Pd(OH)2/C(5mg、4μmol)のTHF/MeOH=4/1(1.5mL)中の懸濁液を、室温で1大気圧のH2雰囲気で撹拌した。反応混合物を12時間撹拌した。粗四糖サポニンのCH2Cl2(0.5mL)中の攪拌溶液に、予めに冷却されたTFA/H2O=4/1(0.5mL)を0℃で添加し、30分間撹拌した。溶媒を減圧下(<1torr)で0℃で蒸発させ、高真空で室温で1時間乾燥した。残留物のMeOH(1mL)中の攪拌溶液に、K2CO3(40mg、300μmol)を添加し、12時間撹拌した。懸濁液をろ過し、濃縮し、HPLCで精製し、白色固体である生成物122c(6.2mg)を収率30%で得た(HPLCカラム:SUPELCO Ascentis C18 25cm×10mm、5μm;移動相:20%ACN/H2O gradient~90%ACN/H2Oを25分間、次に90%ACN/H2Oイソクラティックを15分間;流速:5mL/min):1H NMR(600 MHz,CD3OD)δ 9.41(s,1H,H-23),7.32(t,J=8.2 Hz,2H),7.17(d,J=8.4 Hz,2H),7.06(t,J=7.5 Hz,1H),6.94(d,J=8.2 Hz,2H),6.90(d,J=8.2 Hz,2H),5.40(br.s,1H,H-1′′′),5.31(br. s,1H,H-12),5.28(d,J=8.2 Hz,1H,H-1′′),4.50-4.46(m,2H,H-16,H-1′′′′),4.15(d,J=7.8 Hz,1H,H-1′),3.92-3.90(m,1H,H-2′′′),3.87-3.79(m,5H),3.67-3.64(m,2H),3.60-3.56(m,1H,H-6a′),3.56-3.53(m,2H),3.49-3.42(m,1H,H-4′′′′),3.36-3.33(m,1H),3.30-3.16(m,5H),3.09-3.05(m,2H),2.97 -2.92(m,1H,H-18),2.61(t,J=7.8 Hz,2H,CH
2 PhOPh),2.30(m,1H,H-19a),2.21(t,J=7.7 Hz,2H,-NHCOCH
2 -),1.98-1.88(m,5H),1.80-1.69(m,4H),1.67-1.59(m,4H),1.55-1.43(m,3H),1.40(s,3H,H-27),1.39-1.33(m,10H),1.31(d,J=6.2 Hz,3H,H-6′′′,),1.29(s,1H),1.20(d,J=6.4 Hz,3H,H-6′′),1.13(s,3H),1.10-1.03(m,2H),1.00(s,3H),0.98-0.94(m,1H),0.92(s,3H),0.85(s,3H),0.77(s,3H); BBD 13C NMR(150 MHz,CD3OD)δ 209.4(C-23),177.2(C-28),176.7(アミド NHCO),159.3,156.5,155.1,144.9(C-13),139.2,130.8,124.0,123.1(C-12),120.0,119.4,107.0,(C-1′′′′),104.9(C-1′),101.1(C-1′′′),95.2(C-1′′),84.2,83.3(C-3),78.2,77.7(C-3′),76.6,76.2,75.6,75.3,74.6(C-16),74.0,73.6,73.3,72.7,72.3,71.9,71.1,68.8,67.2,56.1,50.1,48.1,42.8,42.4(C-18),41.9(C-6′),41.2,39.6,37.1,37.3,36.5(-NHCOCH2-),36.5,36.2(-CH2PhOPh),33.6,33.4,32.8,31.9,31.3,30.7,30.5,30.3,27.3,27.2,26.0,25.0,24.6,21.6,,18.3(C-6′′′),17.8,16.5(C-6′′),16.4,10.6 ppm; HRMS+(ESI-TOF)C74H110NO23 [M+H]+での理論値1380.7463、測定値1380.7476であった。
実験例I:サポニンの免疫学的評価
材料及び方法
アジュバントストック
サンプル粉末をDMSOに20mg/mLになるように溶解した。投与前に、ストックを0.5%(w/w)Tween20で0.5 mg/mLになるように希釈し、PTFE(0.1μm)でろ過した。PEK凍結乾燥ケーキ(1 mg/mLのPEK及び0.5mg/mLのアジュバント)又はOVA(100mg)を再構成し、プラセボはPBSであった。
動物及び接種
NLAC台湾からC57BL/6マウスを入手した。4~8週齢のマウスに、皮下(SC)経路を介して100μLでワクチン接種し、週に1回、3週間ワクチン接種した。3回目のワクチン接種の1週間後に、マウスを犠牲にし、血清及び脾細胞を採取した。
脾細胞サンプルの準備とフローサイトメトリー分析
脾臓組織をマウスから分離し、PPマイクロ遠心分離機のサンプル乳棒を使用して単一細胞懸濁液に処理した。脾細胞を6ウェルプレートに2×107/2mLで播種し、HPV16E7-ペプチドの有無にかかわらず刺激し、CO2インキュベーターで2時間培養した。2時間後、細胞をタンパク質輸送阻害剤モネンシン(Invitrogen、カタログ番号00-4505-51)及びブレフェルジン(Invitrogen、カタログ番号00-4506-51)を37℃で4時間処理した。その後、細胞を回収し、PBSで2回洗浄し、表面CD3(BioLegend、カタログ番号100290)、CD4(Invitrogen、カタログ番号56-0041-82)、CD8(Invitrogen、カタログ番号12-0081-82)を4℃で30分間染色した。洗浄後、細胞をIC固定緩衝液(Invitrogen、カタログ番号00-8222-49)を使用して室温で30分間固定し、次に細胞を透過化緩衝液(Invitrogen、カタログ番号00-8333-56)で洗浄し、IFNγ抗体(Invitrogen、カタログ番号53-7311-82)で染色した。Backman Coulter Gallionsで2,000万個の細胞事象を取得した。フローデータは、Kaluzaソフトウェア(ver。1.2)を使用して分析した。個体群(Population)は、最初にCD3+T細胞でゲートされ、次に前方散乱と側方散乱を使用して生存可能な単核細胞でゲートされた。続いて、CD4+/IFNγ+二重陽性細胞又はCD8+/IFNγ+二重陽性細胞のいずれかにサブゲートされた。
ELISpot
MabTech マウス IFNγ ELISpot PLUSキット(3321-4HPW-2)及びIL2 ELISpot PLUSキット(3441-4HPW-2)を使用して、IFNγ及びIL2産生を評価した。製造元の指示に従って、細胞に捕捉抗体を一晩プレプレートした。脾臓細胞は、ワクチン接種された動物から分離され、赤血球溶解にかけられた。次に、細胞を2×106/mLで再懸濁し、100μLの細胞を100μLの刺激マスターミックスと組み合わせた。マスターミックスには、10μg/mLのHPV16E7-pET32a、2μg/mlのHPV16E7-ペプチドが含まれていた。細胞をELISpotプレートで37℃で24時間インキュベートし、ELISpotアッセイを製造元の指示に従って実施した。プレートは、AID vSpot Spectrumを使用して分析された。値は、3つのウェルを平均することによって計算された。
ELISA
PEKを、100mM炭酸緩衝液中の96ウェルプレート(1μg/ウェル、Nunc Maxisorb)に4℃で一晩プレーティングした。プレートをブロッキング緩衝液(PBS中の5%ミルク)で37℃で少なくとも1時間ブロックし、次にPBS+0.05%Tween20で洗浄した。血清サンプルの連続2倍希釈液をプレートに加えた。1時間後、プレートをPBS+0.05%Tween20で洗浄し、二次抗体を添加した。1%ミルク-PBSで1:4000に希釈した過酸化物標識ヤギ抗マウスIgG1(Southernbiotech、カタログ番号1070-05)とヤギ抗マウスIgG2b(Southernbiotech、カタログ番号1090-05)の両方を1時間で別々に追加した。プレートをPBS+0.05%Tween20で洗浄し、TMBクロモゲン溶液(Invitrogen、カタログ番号00-2023)で15分間発色させた後、停止溶液(0.2NのH2SO4)で処理した。405nmでの吸光度を記録した。
脾細胞サンプルの調製とフローサイトメトリー分析(メモリーT細胞)
脾臓組織をマウスから分離し、PPマイクロ遠心分離機のサンプル乳棒を使用して単一細胞懸濁液に処理した。脾細胞を6ウェルプレートに2×107/2 mLで播種し、CO2インキュベーターで2時間培養した。2時間後、E7-ペプチドの有無にかかわらず37℃で2時間刺激し、細胞をタンパク質輸送阻害剤モネンシン(Invitrogen、カタログ番号00-4505-51)及びブレフェルジン(Invitrogen、カタログ番号00-4506-51)を37℃で4時間処理する。その後、細胞を回収し、PBSで2回洗浄し、表面CD3(BioLegend、カタログ番号100222)、CD4(BioLegend、カタログ番号100540)、CD8(Invitrogen、カタログ番号11-0081-86)、CD44(BioLegend、カタログ番号103008)、CD62L(BioLegend、カタログ番号104412)を4℃で30分間で染色した。洗浄後、細胞をIC固定緩衝液(Invitrogen、カタログ番号00-8222-49)を使用して室温で30分間固定し、次に細胞を透過化緩衝液(Invitrogen、カタログ番号00-8333-56)、IFNγ抗体(Invitrogen、カタログ番号48-7311-82)、IL-2抗体(Invitrogen、カタログ番号25-7021-82)及びTNFα抗体(Invitrogen、カタログ番号48-7321- 82)で洗浄した。Backman Coulter Gallionsで1500万個の細胞事象を取得した。フローデータは、Kaluzaソフトウェア(ver。1.2)を使用して分析した。個体群は、最初に前方散乱及び側方散乱を使用して生存可能な単核細胞でゲートされ、次にCD3+/CD4+又はCD3+/CD8+T細胞でゲートされた。次に、サブゲートされたCD62L-/CD44+メモリーT細胞。続いて、CD4+/IFNγ+、CD8+/IFNγ+、CD4+/IL-2+、CD8+/IL-2+、CD4+/TNFα+及びCD8+/TNFα+二重陽性細胞のいずれかにサブゲートされた。
結果
マウスワクチン接種モデルは、抗原PE-E7-K3(PEK)、並びにシュードモナス外毒素、ヒトパピローマウイルスタンパク質E7(HPV16 E7)及びKDEL3ペプチド配列からなる融合タンパク質を適用した。これらは、アジュバント効果を評価するために使用された。グループあたり5匹のマウスを3週間間隔で3回、50μgのサポニンとPEK(100μg)で免疫した。次に、陽性対照としてのサポニンとGPI-0100の免疫応答を調節する能力を、フローサイトメトリー、ELISpot、及びELISAによって分析した。
特異的T細胞活性化
3回目の投与から1週間後、マウスから脾細胞を採取し、PEK抗原を含むこれらのサポニンアジュバントがサイトカイン(IFNγ及びIL-2)の産生に及ぼす影響をELISpotで測定した(図1)。サポニンアジュバント56、63、79は、サイトカインIFNγの分泌を大幅に増強した。これはGPI0100の3~4倍であり、IL-2の誘導も中程度であった(図1)。
T細胞活性化
抗原特異的T細胞の活性化をフローサイトメトリーで分析した。3回目の投与から1週間後、マウスから脾細胞を採取し、Backman Coulter Gallionsで2,000万個の細胞事象を取得した。個体群は、最初にCD3+T細胞でゲートされ、次に前方散乱と側方散乱を使用して生存可能な単核細胞でゲートされた。続いて、CD4+/IFNγ+(又はTNFα)二重陽性細胞又はCD8+/IFNγ+(又はTNFα)二重陽性細胞のいずれかにサブゲートされた。
フローサイトメトリーの結果(図2~図4)に基づくと、脂肪族鎖修飾サポニンは、GPI-0100と比較して、PEK特異的CD4+及びCD8+T細胞の活性化が弱いことを示した。末端アリール置換サポニン56、62、79は、GPI-0100よりも、PEK特異的IFN-γ分泌CD8+及びTNF-α分泌CD8+T細胞増殖の4~8倍の増加を誘導した。しかし、サポニンによるCD4+T細胞の誘導は、有意ではなかった。これらの結果は、本発明のこれらのサポニンが、主にCD8+T細胞免疫を媒介することを示唆した。
メモリーT細胞刺激
ナイーブ及び活性化T細胞は、個別の接着分子の発現から生じる異なる移動パターンを示すと考えられる異なる接着分子を発現することが知られている。ナイーブT細胞と活性化/メモリーT細胞の分化に関連する2つの接着分子は、CD62L(L-セレクチン)とCD44(H-CAM)である。ナイーブT細胞は、高いCD62L及び低いCD44表現型を発現する一方、メモリーT細胞は、低いCD62L及び高いCD44表現型を示すことが証明された。IFN-γ、TNF-α、又はIL-2を発現する生存可能なCD8+又はCD4+脾細胞の頻度としてのT細胞のフローサイトメトリー分析(個々のマウス)。サイトカイン陽性が決定された。フローサイトメトリー分析により、サポイン56、62、79は、GPI-0100をワクチン接種したマウスと比較し、IFN-γ又はTNF-αに陽性のCD8+T細胞の頻度が高いことが確認された(図5及び図6)。注目すべきことに、サイトカイン陽性のCD4+T細胞は検出されなかった。これらの結果は、56、62、79がE7抗原に対する長期的な細胞性免疫保護を提供できることを示した。
抗体産生アッセイ
血清PEK(E7でコーティング)特異的IgG抗体力価は、各投与後にELISAを使用して決定された。図7に示すように、PEK/GPI-0100は、C57BL/6マウスで最高レベルの抗体産生を誘導した。中でも、化合物53~56は、中程度のE7特異的抗体産生を誘導することができた。細胞性免疫と体液性免疫は相互阻害であるため、化合物がより低い抗体産生でより高い細胞傷害性T細胞免疫を誘導することは合理的であった。
我々の化合物の免疫学的分析後のワクチン接種は、化合物46~62、64、66、77~79、83、92、95が、宿主に対する細胞性免疫を発達させるための強力なサポニンベースのアジュバントであることを示唆した。これらの特性を備えたアジュバントは、癌、細菌(結核)、ウイルス(HIV、ヘルペス)、原生動物(マラリア)などの治療用ワクチンと組み合わせに有利である。
毒性
急性毒性は、100μgから1000μgまでのサポニン56の用量を増やして調べた。結果は、7日間で5匹のマウス(雌のBALB/cマウス、9週間)のグループあたりの生存動物の数として示された。この試験の後、すべてのマウスは生き残り、彼らの活動と食餌行動に明らかな異常はなかった。(図8)
結果
結果を図8に示す。これは、サポニンアジュバント56の用量を増やして投与されたマウスの体重変化の中央値の百分率がすべて5%未満であることを示している。すべての実験群の脾臓体細胞指数及び肝臓体細胞指数は、対照群と比較して、変化がなかった。これらのデータは、サポニン56がワクチンアジュバントとして強力で安全な候補であることを示唆している。
実験例II:OVAペプチドワクチンによる腫瘍チャレンジ
材料及び方法
アジュバントストック
サンプル粉末をDMSOに20mg/mLになるように溶解した。
動物及び接種
NLAC台湾から6~8週齢の雌のC57BL/6マウスを入手した。マウスに、PBS中の200μLの1.5×10
6 E.G7-OVA(OVA発現EL4リンパ腫)細胞で皮下注射した。腫瘍体積は、キャリパーを使用して定期的に測定され、次の式によって計算された:
平均腫瘍体積が約100mm
3に達したとき(7日目)、50μgの化合物56、ミョウバン、Qs-21及びGPI0100を含む又は含まないPBS中の100μgのOVA100μLを腫瘍の周りに皮下注射した。PBS(200μL)をコントロールとして使用した。
結果
抗腫瘍効果を評価するために、マウスワクチン接種モデルに抗原OVAを適用した。グループあたり5匹のマウスを3週間間隔で2回、50μgのサポニンと100μgのOVAで免疫した。化合物56の評価、及び陽性対照群(ミョウバン、Qs-21及びGPI-0100)の抗腫瘍効果をノギスで分析した。
抗腫瘍効果
E.G7-OVA担癌マウスは、7、14日目に2回異なる製剤を皮内にワクチン接種しており、対照群(PBS)と比較した場合、OVA、OVA+Alumで治療されたマウスは、最初はわずかな腫瘍増殖抑制を示したが、治療は十分に効果的ではなく、急速な腫瘍の成長は後で再開した。これに対して、OVA+化合物56、OVA+Qs-21及びOVA+GPI0100で治療されたマウスでは、有意な腫瘍増殖抑制効果を示す。さらに、OVA+化合物56は生存率が最も高かった(図9)。
実験例III:OVAペプチドワクチンによるインフルエンザチャレンジ。
材料及び方法
アジュバントストック
サンプル粉末をDMSOに20mg/mLになるように溶解した。
動物及び接種
6~8週齢の雌のC57BL/6マウスのいずれにも、100μlのワクチンで皮下注射すること、又は30μlのワクチンでの鼻腔内経路投与により、免疫した。すべてのワクチン液は新たに調製し、0.5%Tween20+PBSで希釈した。皮下注射に使用されたワクチンには、免疫原NP366-374/NP311-325ペプチドが単独で、又は化合物56(50μg)と組み合わせて含まれていた。ワクチンは、鼻腔内経路に使用され、免疫原が単独で、又は化合物56(30μg)とともに含まれていた。2回のワクチン接種後、マウスに、110プラーク形成単位(PFU)の生PR8ウイルスをイントロナサルで感染させた。
結果
マウスワクチン接種モデルを抗原OVAとともに適用し、抗インフルエンザの有効性を評価した。グループあたり5匹のマウスを化合物56及びNPI/IIで2回免疫した。2回のワクチン接種後、マウスに110プラーク形成単位(PFU)の生PR8ウイルスをイントロナサルで感染させた。NPI及びNPII(NP I/II)ペプチドのみで免疫化されたマウスと比較して、NPI/II及び化合物56で免疫化されたマウスは、PR8感染後の生存率が高かった(図10)。
実験例IV:SARS-CoV-2抗原と化合物56免疫アジュバントとの組み合わせの免疫学的評価
材料及び方法
アジュバントストック
サンプル粉末をDMSOに20mg/mLになるように溶解した。投与前に、ストックを0.5%(w/w)Tween20で0.5mg/mLになるように希釈し、PTFE(0.1μm)でろ過した。
動物及び接種
6~8週齢の雌のC57BL/6マウスに、SARS-CoV-2スパイクタンパク質とミョウバン又は化合物56とを皮下(S.C.)経路でワクチン接種し、6週間間隔で3回投与した。IgGレベルを測定するために、各免疫化の10日間後にマウスの尾動脈から採血した。
ELISA
各グループにおけるSARS-CoV-2スパイクタンパク質に対する特定の血清IgGのレベルは、ホウ酸緩衝液生理食塩水(BBS;100mM NaCl、50mMホウ酸、1.2mM Na2B4O7、pH8.2)中のSARS-CoV-2 スパイク RBD Hisタンパク質(0.5μg/ウェル)でコーティングされたMaxisorpマイクロタイタープレート(NUNC International、Roskilde、デンマーク)を使用するELISAにより、4℃で一晩で測定した。プレートをブロッキング緩衝液(PBS中の5%ミルク)で37℃で少なくとも1時間ブロックし、次にPBS+0.05%Tween20で洗浄した。血清サンプルの連続5倍希釈液をプレートに加えた。1時間後、プレートをPBS+0.05%Tween20で洗浄した。1%BSA-PBSで1:3000に希釈した過酸化物標識ヤギ抗マウスIgG(Invitrogen、カタログ番号81-6520)を1時間添加した。プレートをPBS+0.05%Tween20で洗浄し、TMBクロモゲン溶液(Invitrogen、カタログ番号00-2023)で15分間発色させた後、停止溶液(0.2NのH2SO4)で処理した。450nmでの吸光度を記録した。
結果
マウスワクチン接種モデルに、抗原SARS-CoV-2 スパイク RBD Hisタンパク質を適用し、抗COVID19の有効性を評価した。マウスは、以下の3つのグループに分けた:化合物56(50μg)、SARS-CoV-2(2μg)+化合物56(50μg)、SARS-CoV-2(10μg)+ミョウバン(10μg)
抗体産生アッセイ
血清SARS-CoV-2特異性IgG抗体力価は、各投与後にELISAを使用して決定された。図11に示すように、SARS-CoV-2+化合物56のグループは、C57BL/6マウスで最高レベルの抗体産生を誘導した。中でも、SARS-CoV-2/化合物56グループは、20%だけの抗原で、抗体力価の1000倍の増加を示している。
本発明のまた別の態様は、以下のとおりであってもよい。
〔1〕式(I)で表されるサポニン共役体又はその薬学的に許容される塩。
(I)
(ここで、
は、単結合又は二重結合であり、
Wは、メチル基(Me)、-CHO、
、-CH
2
OH、又は-CH
3
であり、
Vは、H又はOHであり、
Yは、CH
2
、-O-、-S-、-NR-、又は-NH-であり、
Qは、CH
2
、C=O、C=N-OH、又はC=N-OMeであり、
Xは、CH
2
、-O-、-NR-、-NH-(C=O)-、-S-、又はO-(C=O)-であり、
Rは、環状又は非環状のものであって、アシル、脂肪族、ヘテロ脂肪族、アリール、アリール脂肪族、環式脂肪族、ヘテロ環式脂肪族、ヘテロアリール脂肪族、アルキルオキシ脂肪族、及びアリールオキシ脂肪族からなる群から選ばれる任意に置換された部分ものであるか、又はC
1
~C
18
脂肪族、5~10員アリール脂肪族、独立に窒素、酸素又は硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~10員ヘテロアリール脂肪族、並びに独立に窒素、酸素及び硫黄からなる群から選ばれる1~2個のヘテロ原子を有する4~7員ヘテロシクリル脂肪族からなる群から選ばれる任意に置換された部分であり、
R
1
は、独立に、水素であるか、アルキルエーテル、ベンジルエーテル、シリルエーテル、アセタール、ケタル、エステル、カルバメート及びカーボネートからなる群から選ばれる酸素保護基であるか、又は単糖構造を有する炭水化物であり、
Zは、線状もしくは分岐状のオリゴ糖、又はアミン、アミド、アシル、アリールアルキル、アリール、ヘテロアリール、脂肪族、ヘテロ脂肪族、環式脂肪族及びヘテロシクリルからなる群から選ばれる任意に置換された基である。)
〔2〕Rは、ヘテロ脂肪族、アリール脂肪族、ヘテロ環式脂肪族、ヘテロアリール脂肪族、アルキルオキシ脂肪族、又はアリールオキシ脂肪族である、前記〔1〕に記載のサポニン共役体又はその薬学的に許容される塩。
〔3〕Zは、線状四糖又は線状三糖であり、一つ目の糖残基は、Yに直接に連結する、前記〔1〕に記載のサポニン共役体又はその薬学的に許容される塩。
〔4〕Wは、CHOであり、Vは、OHである、前記〔1〕に記載のサポニン共役体又はその薬学的に許容される塩。
〔5〕Qは、C=Oであり、Xは、-NH-である、前記〔1〕に記載のサポニン共役体又はその薬学的に許容される塩。
〔6〕Qは、CH
2
であり、Xは、O-C(=O)である、前記〔1〕に記載のサポニン共役体又はその薬学的に許容される塩。
〔7〕Rは、アルキル、例えば、ドデシル、メチル、ヘキシル、オクタデシル、エチル、プロピル、ペンチルなどである、前記〔2〕に記載のサポニン共役体又はその薬学的に許容される塩。
〔8〕下記の結構を有する、前記〔1〕に記載のサポニン共役体。
〔9〕抗原と、前記〔1〕に記載のサポニン共役体又はその薬学的に許容される塩とを含む、ワクチン組成物。
〔10〕付加のアジュバントをさらに含む、前記〔9〕のワクチン組成物。
〔11〕薬学的に許容される担体又は希釈剤をさらに含む、前記〔9〕のワクチン組成物。
〔12〕前記抗原は、細菌性抗原、ウイルス関連抗原及び腫瘍関連抗原からなる群から選ばれる、前記〔9〕のワクチン組成物。
〔13〕前記細菌性抗原は、百日咳菌(Bordetella pertussis)、パラ百日咳菌(Bordetella parapertussis)、気管支敗血症菌(Bordetella bronchiseptica)、ボレリアブルグドルフェリ(Borrelia burgdorferis)、ボレリア属(Borrelia spp.)、クラミジアトラコマチス(Chlamydia trachomatis)、ヘリコバクター・ピロリ(Helicobacter pyloris)、クラミジア肺炎(Chlamydia pneumoniaes)、ウレアプラズマ・ウレアリチカム(Ureaplasma urealyticums)、マイコプラズマニューモニアエ(Mycoplasma pneumoniaes)、ブドウ球菌属(Staphylococcus spp.)、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)、化膿レンサ球菌(Streptococcus pyogenes)、連鎖球菌属(Streptococcus spp.)、肺炎連鎖球菌(Streptococcus pneumoniaes)、緑色連鎖球菌(Streptococcus viridans)、エンテロコッカスフェカーリス(Enterococcus faecalis)、髄膜炎菌(Neisseria meningitidis)、ナイセリア淋菌(Neisseria gonorrhoeae)、炭疽菌(Bacillus anthracis)、サルモネラ属(Salmonella spp.)、腸チフス菌(Salmonella typhi)、コレラ菌(Vibrio cholera)、ペスト菌(Pasteurella pestis)、カンピロバクター属(Campylobacter spp.)、カンピロバクター・ジェジュニ(Campylobacter jejuni)、クロストリジウム属(Clostridium spp.)、クロストリジウム・ディフィシル(Clostridium difficile)、コリネバクテリウムジフテリア(Corynebacterium diphtheria)、マイコバクテリウム属(Mycobacterium spp.)、結核菌(Mycobacterium tuberculosis)、緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)、トレポネーマ属(Treponema spp.)、レプトスプリア属(Leptospria spp.)、軟性下疳菌(Hemophilus ducreyi)、ヘモフィルスインフルエンザ(Hemophilus influenza)、大腸菌(Escherichia coli)、赤痢菌属(Shigella spp.)、エールリヒア属(Erlichia spp.)、リケッチア属(Rickettsia spp.)及びそれらの組み合わせからなる群から選ばれる細菌に関連する抗原である、前記〔12〕に記載のワクチン組成物。
〔14〕前記ウイルス関連抗原は、インフルエンザウイルス、パラインフルエンザウイルス、ムンプスウイルス、アデノウイルス、呼吸器合胞体ウイルス、エプスタインバーウイルス、ライノウイルス、ポリオウイルス、コクサッキーウイルス、エコーウイルス、麻疹ウイルス、風疹ウイルス、水痘帯状疱疹ウイルス(varicell-zoster virus)、ヘルペスウイルス、単純ヘルペスウイルス、パルボウイルス、サイトメガロウイルス、肝炎ウイルス、ヒトパピローマウイルス、αウイルス、フラビウイルス、ブンヤウイルス、狂犬病ウイルス、アレナウイルス、フィロウイルス、HIV1、HIV2、HTLV-1、HTLV-II、FeLV、ウシLV、FeIV、イヌジステンパーウイルス、イヌ感染性肝炎ウイルス、ネコカリシウイルス、ネコ鼻気管炎ウイルス、TGEウイルス、口蹄疫ウイルス、コロナウイルス、デング熱ウイルス、ファビウイルス及びそれらの組み合わせでからなる群から選ばれるウイルスに関連する抗原である、前記〔12〕に記載のワクチン組成物。
〔15〕前記腫瘍関連抗原は、殺された腫瘍細胞及びその溶解物(lysate)、MAGE-1、MAGE-3及びそれらのペプチド断片、ヒト絨毛性ゴナドトロピン及びそのペプチド断片、癌胎児性抗原及びそのペプチド断片、αフェトプロテイン及びそのペプチド断片、膵臓癌胎児性抗原及びそのペプチド断片、前立腺特異的抗原及びそのペプチド断片、MUC-1及びそのペプチド断片、CA125、CA15-3、CA19-9、CA549、CA195及びそれらのペプチド断片、前立腺特異的膜抗原及びそのペプチド断片、扁平上皮癌抗原及びそのペプチド断片、卵巣ガン抗原及びそのペプチド断片、膵臓ガン関連抗原及びそのペプチド断片、Her1/neu及びそのペプチド断片、gp-100及びそのペプチド断片、変異型K-rasタンパク質及びそのペプチド断片、変異型p53及びそのペプチド断片、短縮型上皮成長因子受容体、キメラタンパク質p210
BCR-ABL
、STn、Tn、Lewis
x
、Lewis
y
、TF、GM1、GM2、GD2、GD3、Gb3、KH-1、Globo-H、SSEA-4、並びにそれらの混合物からなる群から選ばれる抗原である、前記〔12〕に記載のワクチン組成物。
〔16〕1種以上の前記〔1〕に記載のサポニン共役体又はその薬学的に許容される塩を含む、医薬組成物。
〔17〕薬学的に許容される賦形剤をさらに含む、前記〔16〕に記載の医薬組成物。
〔18〕式(II)で表されるのサポニン共役体中間体又はその薬学的に許容される塩。
(II)、
[ここで、
は、単結合又は二重結合であり、
Wは、メチル基(Me)、-CHO、
、-CH
2
OR
1
、-C(O)R、又はCH
2
OR
x
であり、
Vは、水素又は-OR
1
であり、
Yは、CH
2
、-O-、-NR-、-NH-であるか、又はアルキルエーテル、ベンジルエーテル、シリルエーテル、アセタール、ケタル、エステル、カルバメート及びカーボネートからなる群から選ばれる酸素保護基であり、
Qは、CH
2
、C=O、C=N-OH、又はC=N-OMeであり、
Xは、CH
2
、-O-、-NR-、-NH-(C=O)-、-S-、O-(C=O)-、CH
2
、-O-、-NR-、又は-NH-(C=O)-、-S-、又はO-(C=O)-であり、
R
1
は、独立に、水素であるか、アルキルエーテル、ベンジルエーテル、シリルエーテル、アセタール、ケタル、エステル、カルバメート及びカーボネートからなる群から選ばれる酸素保護基であるか、又は下記構造を有する炭水化物である。
(ここで、
a、b、及びcは、各出現において独立に、0又は1であり、
R
0
は、独立に、水素であるか、又はアルキルエーテル、ベンジルエーテル、シリルエーテル、アセタール、ケタル、エステル、カルバメート及びカーボネートからなる群から選ばれる酸素保護基であり、
R
a
、R
b
、R
c
、及びR
d
は、各出現において独立に、水素、ハロゲン、OH、OR、OR
x
であり、R
x
は、各出現において独立に、水素であるか、又はアルキルエーテル、ベンジルエーテル、シリルエーテル、アセタール、ケタル、エステル、カルバメート及びカーボネートからなる群から選ばれる酸素保護基であり、
Rは、環状又は非環状のものであって、アシル、脂肪族、ヘテロ脂肪族、アリール、アリール脂肪族、環式脂肪族、ヘテロ環式脂肪族、ヘテロアリール脂肪族、アルキルオキシ脂肪族及びアリールオキシ脂肪族からなる群から選ばれる任意に置換された部分、又はC
1
~C
18
脂肪族、5~10員アリール脂肪族、独立に窒素、酸素又は硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~10員ヘテロアリール脂肪族、並びに独立に窒素、酸素及び硫黄からなる群から選ばれる1~2個のヘテロ原子を有する4~7員ヘテロシクリル脂肪族からなる群から選ばれる任意に置換された部分である。)]
〔19〕式(III)の結構で示される化合物と、式(IV)の結構で示される化合物又はその薬学的に許容される塩とを反応させて得られる、前記〔18〕に記載の式(II)のサポニン共役体中間体又はその薬学的に許容される塩。
(III)
[ここで、
R
1
は、独立に、水素であるか、アルキルエーテル、ベンジルエーテル、シリルエーテル、アセタール、ケタル、エステル、カルバメート及びカーボネートからなる群から選ばれる酸素保護基であるか、又は下記構造を有する炭水化物である。
(ここで、
a、b、及びcは、各出現において独立に、0又は1であり、
R
0
は、独立に、水素であるか、又はアルキルエーテル、ベンジルエーテル、シリルエーテル、アセタール、ケタル、エステル、カルバメート及びカーボネートからなる群から選ばれる酸素保護基であり、
R
a
、R
b
、R
c
、及びR
d
は、各出現において独立に、水素、ハロゲン、OH、OR、OR
x
であり、R
x
は、各出現において独立に、水素であるか、又はアルキルエーテル、ベンジルエーテル、シリルエーテル、アセタール、ケタル、エステル、カルバメート及びカーボネートからなる群から選ばれる酸素保護基であり、
LGは、脱離基、
又は
である。)]
(IV)
[ここで、
は、単結合又は二重結合であり、
Wは、メチル基(Me)、-CHO、
、-CH
2
OR、又は-C(O)Rであり、
Vは、水素又は-OR
1
であり、
Yは、CH
2
、-O-、-S-、-NR-、-NH-、-S-であるか、又はアルキルエーテル、ベンジルエーテル、シリルエーテル、アセタール、ケタル、エステル、カルバメート及びカーボネートからなる群から選ばれる酸素保護基であり、
R、R
x
又はR
1
は、独立に、水素であるか、又はアルキルエーテル、ベンジルエーテル、シリルエーテル、アセタール、ケタル、エステル、カルバメート及びカーボネートからなる群から選ばれる酸素保護基である。]