JP7683476B2 - 内燃機関の失火検出装置 - Google Patents
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Description
上記課題を解決するための内燃機関の失火検出装置は、6つの気筒を備えた内燃機関に適用される。この失火検出装置は、クランクシャフトの回転変動量に基づいて、360°CA毎に失火が発生する異常である対向気筒失火の発生を検出する対向気筒失火検出処理を実行する。また、この失火検出装置は、膨張行程が360°CA離れた一組の対向気筒への燃料供給を停止して残りの気筒に燃料を供給する特定気筒停止処理が実行されているときには、前記対向気筒失火検出処理を停止する。
<車両10の構成について>
図1に示すように、車両10は、エンジン50を備えている。エンジン50は、図1に示すように#1~#6の6つの気筒を備える6気筒エンジンである。また、車両10は、電力を蓄えるバッテリ30を備えている。さらに車両10は、第1モータジェネレータ11と第2モータジェネレータ12とを備えている。これら第1モータジェネレータ11及び第2モータジェネレータ12は、バッテリ30からの給電に応じて駆動力を発生するモータであり、外部からの動力を受けてバッテリ30に充電する電力を発電する発電機としての機能も兼ね備えている。
システムコントロールユニット100は、プログラムが記憶されている記憶装置と、記憶装置に記憶されているプログラムを実行して各種の制御を実行する処理回路と、を備えている。システムコントロールユニット100は、パワーコントロールユニット200及びエンジンコントロールユニット300と接続されている。
第1モータジェネレータ11及び第2モータジェネレータ12は、パワーコントロールユニット200を介してバッテリ30に接続されている。パワーコントロールユニット200は、制御回路とインバータとコンバータとを含んでいる。パワーコントロールユニット200は、システムコントロールユニット100からの指令に基づいて動作する。そしてパワーコントロールユニット200は、バッテリ30から第1モータジェネレータ11及び第2モータジェネレータ12への給電量と、第1モータジェネレータ11及び第2モータジェネレータ12からバッテリ30への充電量とを調整する。なお、車両10には外部電源40と接続可能なコネクタ31が設けられている。そのため、バッテリ30は、外部電源40からの供給電力によっても充電可能である。すなわち、車両10は、プラグインハイブリッド車である。
エンジンコントロールユニット300は、システムコントロールユニット100からの指令に基づいてエンジン50を制御する。エンジンコントロールユニット300は、プログラムが記憶されている記憶装置と、記憶装置に記憶されているプログラムを実行して各種の制御を実行する処理回路と、を備えている。
続いて、こうしたシステムコントロールユニット100が行う車両10の制御についてより詳しく説明する。
・車速がモータ走行モードの上限車速を超えているとき。
・エンジン50の始動が必要なとき。
システムコントロールユニット100は、ハイブリッド走行モードを選択している場合には、エンジン50を始動させる際に第1モータジェネレータ11をスタータモータとして機能させる。具体的には、システムコントロールユニット100は、第1モータジェネレータ11によってサンギア14を回転させることによりクランクシャフト59を回転させてエンジン50を始動する。
エンジンコントロールユニット300は、エンジン50における失火異常を診断する異常診断を行う。具体的には、エンジンコントロールユニット300は、360°CA毎に失火が発生する異常である対向気筒失火を検出する。そして、対向気筒失火の発生頻度が高い場合に、対向気筒失火による失火異常が発生していると診断する。
エンジンコントロールユニット300は、6つの気筒のうち、膨張行程が360°CA離れた一組の対向気筒に対する燃料供給を停止して残りの4つの気筒に燃料を供給した状態でエンジン50を運転させる特定気筒停止処理を実行することがある。こうした特定気筒停止処理は、エンジン50の排気通路に設けられたパティキュレートフィルタに堆積した粒子状物質を燃焼させて除去するために実行される。一部の気筒への燃料供給を停止した状態でエンジン50を運転させることにより、燃料供給を停止している気筒を通過した空気を排気浄化触媒やパティキュレートフィルタに送り込むことができる。これにより、粒子状物質の酸化反応を促進し、粒子状物質を燃焼させて除去することができる。
上述のような誤検出を抑制するため、エンジンコントロールユニット300では、特定気筒停止処理を実施しているときには、対向気筒失火の発生を検出する対向気筒失火検出処理を停止するようにしている。
次に、図6を参照してこの実施形態の作用を説明する。車両10のエンジン50が運転されているときには、図6(b)に示すようにクランクシャフト59が1回転する度に累積回転回数Σrevが「1」積算される。また、図6(c)に示すように対向気筒失火検出処理を通じて対向気筒失火の発生が検出される度に失火カウント値cntが増加する。なお、図6に示す例では、異常診断が下されない程度の低い頻度で対向気筒失火が検出されている。
(1)エンジンコントロールユニット300は、クランクシャフト59の回転変動量の挙動が、対向気筒失火が発生しているときの回転変動量の挙動と同様の挙動になる特定気筒停止処理を実行しているときには、対向気筒失火検出処理を停止する。そのため、特定気筒停止処理に起因する回転変動量の挙動に基づいて、対向気筒失火が発生していると誤検出してしまうことを抑制できる。
<変更例>
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
11…第1モータジェネレータ
12…第2モータジェネレータ
30…バッテリ
31…コネクタ
40…外部電源
50…エンジン
59…クランクシャフト
100…システムコントロールユニット
130…メインスイッチ
131…アクセルポジションセンサ
132…ブレーキセンサ
133…車速センサ
134…クランクポジションセンサ
135…吸気温センサ
136…水温センサ
200…パワーコントロールユニット
300…エンジンコントロールユニット
Claims (1)
- 6つの気筒を備えた内燃機関に適用され、
クランクシャフトの回転変動量に基づいて、360°CA毎に失火が発生する異常である対向気筒失火の発生を検出する対向気筒失火検出処理を実行する内燃機関の失火検出装置であり、
前記クランクシャフトの累積回転回数が予め定められた回転回数に達するまでに、前記対向気筒失火検出処理において前記対向気筒失火の発生が判定された回数である失火カウント値が閾値以上になったときに、失火異常が発生したと判定する異常診断処理を実行し、
膨張行程が360°CA離れた一組の対向気筒への燃料供給を停止して残りの気筒に燃料を供給する特定気筒停止処理が実行されているときには、前記対向気筒失火検出処理を停止することにより前記失火カウント値の更新を停止し、且つ前記累積回転回数の更新を停止する
内燃機関の失火検出装置。
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| JP2021213103A JP7683476B2 (ja) | 2021-12-27 | 2021-12-27 | 内燃機関の失火検出装置 |
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| JP2021213103A JP7683476B2 (ja) | 2021-12-27 | 2021-12-27 | 内燃機関の失火検出装置 |
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| JP2023096993A JP2023096993A (ja) | 2023-07-07 |
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ID=87005415
Family Applications (1)
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