JP7684078B2 - 光学フィルム - Google Patents
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Description
前記酸二無水物として、酸二無水物全量100モル%に対して、式(1)で表されるエステル構造を有する酸二無水物を10モル%以上65モル%以下含む構造を有することを特徴とする1)または2)に記載の光学フィルム。(但し、式(1)中のnは1または2であり、R1~R4は各々水素原子、炭素原子数1~20のアルキル基またはフルオロアルキル基であり、必ず一つは炭素原子数1~20のアルキル基またはフルオロアルキル基である。)
ポリイミドは、一般に、ジアミンとテトラカルボン酸二無水物(以下、単に「酸二無水物」と記載する場合がある)との反応により得られるポリアミド酸を脱水環化することにより得られる。すなわち、ポリイミドはジアミン由来構造と酸二無水物由来構造とを有する 。本発明のポリイミド樹脂は、塩化メチレンに可溶であり、ポリイミド樹脂のSP値が、8.6~9.9であることを特徴とする。
前記ジアミンとして、ジアミン全量100モル%に対して、フルオロアルキル置換ベンジジンを40モル%以上100モル%以下含む。中でも50モル%以上が好ましく、60モル%以上がより好ましい。40モル%以上とすることで、弾性率や降伏応力などの機械強度の低下を抑制することができる。
ジクロロメタン等の低沸点溶媒への溶解性を損なわず、かつ透明性や機械強度等の特性を損なわない範囲で、上記以外のジアミンを併用してもよい。上記以外のジアミンの例としては、p-フェニレンジアミン、m-フェニレンジアミン、o-フェニレンジアミン、3,3’-ジアミノジフェニルスルフィド、3,4’-ジアミノジフェニルスルフィド、4,4’-ジアミノジフェニルスルフィド、3,4’-ジアミノジフェニルスルホン、3,3’-ジアミノベンゾフェノン、4,4’-ジアミノベンゾフェノン、3,4’-ジアミノベンゾフェノン、3,3’-ジアミノジフェニルメタン、4,4’-ジアミノジフェニルメタン、3,4’-ジアミノジフェニルメタン、2,2-ジ(3-アミノフェニル)プロパン、2,2-ジ(4-アミノフェニル)プロパン、2-(3-アミノフェニル)-2-(4-アミノフェニル)プロパン、1,1-ジ(3-アミノフェニル)-1-フェニルエタン、1,1-ジ(4-アミノフェニル)-1-フェニルエタン、1-(3-アミノフェニル)-1-(4-アミノフェニル)-1-フェニルエタン、1,3-ビス(3-アミノフェノキシ)ベンゼン、1,3-ビス(4-アミノフェノキシ)ベンゼン、1,4-ビス(3-アミノフェノキシ)ベンゼン、1,4-ビス(4-アミノフェノキシ)ベンゼン、1,3-ビス(3-アミノベンゾイル)ベンゼン、1,3-ビス(4-アミノベンゾイル)ベンゼン、1,4-ビス(3-アミノベンゾイル)ベンゼン、1,4-ビス(4-アミノベンゾイル)ベンゼン、1,3-ビス(3-アミノ-α,α-ジメチルベンジル)ベンゼン、1,3-ビス(4-アミノ-α,α-ジメチルベンジル)ベンゼン、1,4-ビス(3-アミノ-α,α-ジメチルベンジル)ベンゼン、1,4-ビス(4-アミノ-α,α-ジメチルベンジル)ベンゼン、2,6-ビス(3-アミノフェノキシ)ベンゾニトリル、2,6-ビス(3-アミノフェノキシ)ピリジン、4,4’-ビス(3-アミノフェノキシ)ビフェニル、4,4’-ビス(4-アミノフェノキシ)ビフェニル、ビス[4-(3-アミノフェノキシ)フェニル]ケトン、ビス[4-(4-アミノフェノキシ)フェニル]ケトン、ビス[4-(3-アミノフェノキシ)フェニル]スルフィド、ビス[4-(4-アミノフェノキシ)フェニル]スルフィド、ビス[4-(3-アミノフェノキシ)フェニル]スルホン、ビス[4-(4-アミノフェノキシ)フェニル]スルホン、ビス[4-(3-アミノフェノキシ)フェニル]エーテル、ビス[4-(4-アミノフェノキシ)フェニル]エーテル、2,2-ビス[4-(3-アミノフェノキシ)フェニル]プロパン、1,3-ビス[4-(3-アミノフェノキシ)ベンゾイル]ベンゼン、1,3-ビス[4-(4-アミノフェノキシ)ベンゾイル]ベンゼン、1,4-ビス[4-(3-アミノフェノキシ)ベンゾイル]ベンゼン、1,4-ビス[4-(4-アミノフェノキシ)ベンゾイル]ベンゼン、1,3-ビス[4-(3-アミノフェノキシ)-α,α-ジメチルベンジル]ベンゼン、1,3-ビス[4-(4-アミノフェノキシ)-α,α-ジメチルベンジル]ベンゼン、1,4-ビス[4-(3-アミノフェノキシ)-α,α-ジメチルベンジル]ベンゼン、1,4-ビス[4-(4-アミノフェノキシ)-α,α-ジメチルベンジル]ベンゼン、4,4’-ビス[4-(4-アミノフェノキシ)ベンゾイル]ジフェニルエーテル、4,4’-ビス[4-(4-アミノ-α,α-ジメチルベンジル)フェノキシ]ベンゾフェノン、4,4’-ビス[4-(4-アミノ-α,α-ジメチルベンジル)フェノキシ]ジフェニルスルホン、4,4’-ビス[4-(4-アミノフェノキシ)フェノキシ]ジフェニルスルホン、3,3’-ジアミノ-4,4’-ジフェノキシベンゾフェノン、3,3’-ジアミノ-4,4’-ジビフェノキシベンゾフェノン、3,3’-ジアミノ-4-フェノキシベンゾフェノン、3,3’-ジアミノ-4-ビフェノキシベンゾフェノン、6,6’-ビス(3-アミノフェノキシ)-3,3,3’,3’-テトラメチル-1,1’-スピロビインダン、6,6’-ビス(4-アミノフェノキシ)-3,3,3’,3’-テトラメチル-1,1’-スピロビインダン、1,3-ビス(3-アミノプロピル)テトラメチルジシロキサン、1,3-ビス(4-アミノブチル)テトラメチルジシロキサン、α,ω-ビス(3-アミノプロピル)ポリジメチルシロキサン、α,ω-ビス(3-アミノブチル)ポリジメチルシロキサン、ビス(アミノメチル)エーテル、ビス(2-アミノエチル)エーテル、ビス(3-アミノプロピル)エーテル、ビス(2-アミノメトキシ)エチル]エーテル、ビス[2-(2-アミノエトキシ)エチル]エーテル、ビス[2-(3-アミノプロトキシ)エチル]エーテル、1,2-ビス(アミノメトキシ)エタン、1,2-ビス(2-アミノエトキシ)エタン、1,2-ビス[2-(アミノメトキシ)エトキシ]エタン、1,2-ビス[2-(2-アミノエトキシ)エトキシ]エタン、エチレングリコールビス(3-アミノプロピル)エーテル、ジエチレングリコールビス(3-アミノプロピル)エーテル、トリエチレングリコールビス(3-アミノプロピル)エーテル、エチレンジアミン、1,3-ジアミノプロパン、1,4-ジアミノブタン、1,5-ジアミノペンタン、1,6-ジアミノヘキサン、1,7-ジアミノヘプタン、1,8-ジアミノオクタン、1,9-ジアミノノナン、1,10-ジアミノデカン、1,11-ジアミノウンデカン、1,12-ジアミノドデカン、1,2-ジアミノシクロヘキサン、1,3-ジアミノシクロヘキサン、1,4-ジアミノシクロヘキサン、trans-1,4-ジアミノシクロヘキサン、1,2-ジ(2-アミノエチル)シクロヘキサン、1,3-ジ(2-アミノエチル)シクロヘキサン、1,4-ジ(2-アミノエチル)シクロヘキサン、ビス(4-アミノシクロへキシル)メタン、2,6-ビス(アミノメチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン、2,5-ビス(アミノメチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン、1,4-ジアミノ-2-フルオロベンゼン、1,4-ジアミノ-2,3-ジフルオロベンゼン、1,4-ジアミノ-2,5-ジフルオロベンゼン、1、4-ジアミノ-2,6-ジフルオロベンゼン、1,4-ジアミノ-2,3,5-トリフルオロベンゼン、1、4-ジアミノ、2,3,5,6-テトラフルオロベンゼン、1,4-ジアミノ-2-(トリフルオロメチル)ヘンゼン、1,4-ジアミノ-2,3-ビス(トリフルオロメチル)ベンゼン、1,4-ジアミノ-2,5-ビス(トリフルオロメチル)ベンゼン、1、4-ジアミノ-2,6-ビス(トリフルオロメチル)ベンゼン、1,4-ジアミノ-2,3,5-トリス(トリフルオロメチル)ベンゼン、1、4-ジアミノ、2,3,5,6-テトラキス(トリフルオロメチル)ベンゼンが挙げられる。中でも、溶媒への溶解性の観点から、3,3’-ジアミノジフェニルスルホンが好ましく用いられる。例えば、ジアミンとして、フルオロアルキル置換ベンジジンに加えて、3,3’-ジアミノジフェニルスルホン(以下「3,3’-DDS」と記載)を用いることにより、ポリイミド樹脂の溶媒への溶解性や透明性が向上する場合がある。ジアミン全量100モル%に対する3,3’-DDSの含有量は、5モル%以上が好ましく、10モル%以上がより好ましい。3,3’-DDSの含有量は、15モル%以上、20モル%以上または25モル%以上であってもよい。ポリイミド樹脂の機械強度の観点から、ジアミン全量100モル%に対する3,3’-DDSの含有量は、50モル%以下が好ましく、40モル%以下がより好ましく、35モル%以下がさらに好ましい。
前記酸二無水物として、酸二無水物全量100モル%に対して、式(1)で表されるエステル構造を有する酸二無水物を10モル%以上65モル%以下含む。中でも、15モル%以上60モル%以下が好ましく、20モル%以上50%以下がより好ましい。10モル%以上の場合、弾性率や降伏応力などの機械強度が高くなるため好ましい。また65モル%以下の場合、黄色度が高くなることを抑制でき、重合反応中に著しく増粘し固化しゲル化する問題等を抑制することができる。(但し、式(1)中のnは1または2であり、R1~R4は各々水素原子、炭素原子数1~20のアルキル基またはフルオロアルキル基であり、必ず一つは炭素原子数1~20のアルキル基またはフルオロアルキル基である。)
溶媒への溶解性を損なわず、ヘイズや黄色度、機械強度の特性を損なわない範囲で、上記酸二水物成分及びジアミン成分以外の酸二水物成分及びジアミン成分を併用することも可能である。
本発明におけるポリイミド樹脂としては、酸二無水物成分として、式(1)で表されるエステル基含有酸二無水物を含み、ジアミン成分として、フルオロアルキル置換ベンジジン[TFMBともいう]を含むポリイミド樹脂を含む。
中でも、エステル基含有酸二無水物として、式(2)で表されるビス(1,3-ジヒドロ-1,3-ジオキソ-5-イソベンゾフランカルボン酸)-1,4-フェニレンエステル[TMHQともいう]または式(3)で表されるビス(1,3-ジヒドロ-1,3-ジオキソ-5-イソベンゾフランカルボン酸)-(2,2’,3,3’,5,5’-ヘキサメチル[1,1’-ビフェニル]-4,4’-ジイル)エステル[TAHMBPともいう]を用いることが好ましい。さらに、酸二無水物成分として、3,3’,4,4’-ビフェニルテトラカルボン酸二無水物[BPDAともいう]または1,2,3,4-シクロブタンテトラカルボン酸二無水物[CBDAともいう]を用いることができる。さらに、ジアミンとして3,3’-ジアミノジフェニルスルホン[3,3’-DDSともいう]を用いることがより好ましい。
本発明の光学フィルムに有用なポリイミドフィルムを構成するポリイミド樹脂の製造方法の一例について、以下に記載する。
まず、有機溶媒中で、ジアミン成分と酸二水物成分を重合させ、ポリイミド前駆体であるポリアミド酸溶液を得る。次にイミド化触媒と脱水剤を添加し脱水閉環させることによりポリイミド樹脂溶液を得る。ポリイミド樹脂溶液にポリイミド樹脂の貧溶媒を加えることで、ポリイミド樹脂を析出させ、固液分離することによりポリイミド樹脂が得られる。酸二無水物成分とジアミン成分は等モル量(95:105~105:95)使用することが好ましく、どちらかの成分が過剰になると高分子量体が得られず、ポリイミドフィルムの機械強度が低下する。
(塗工工程)
ポリイミド樹脂を溶解させる有機溶媒としては、上記のポリイミド樹脂を溶解可溶なものであれば特に限定されず、例えば、ポリアミド酸の重合に用いる有機溶媒として先に例示したウレア系溶媒、スルホン系溶媒、アミド系溶媒、ハロゲン化アルキル系溶媒、芳香族炭化水素系溶媒、エーテル系溶媒等が挙げられる。これらの他に、アセトン、メチルエチルケトン、メチルプロピルケトン、メチルイソプロピルケトン、メチルイソブチルケトン、ジエチルケトン、シクロペンタノン、シクロヘキサノンおよびメチルシクロヘキサノン等のケトン系溶媒も、ポリイミド樹脂組成物の溶媒として好適に用いられる。これらを単独もしくは混合し用いても良い。
ポリイミド樹脂溶液を基材に塗布したのち、溶媒を乾燥させることによりポリイミド樹脂の塗布膜を作製することができる。乾燥温度・乾燥時間は特に限定されないが、前記塗布膜の残溶媒が20重量%以下となるように乾燥するのが好ましく、10重量%以下となるように乾燥することがより好ましい。残存溶媒量を上記範囲とすることにより、自己支持性のあるフィルムが得られる。但し、塗布膜の残溶媒とは、塗布膜中に含まれる溶媒量を示し、塗布膜を溶媒に溶解して、ガスクロマトグラフ装置等の分析機器で定量してもよいし、塗布膜を加熱溶媒除去して、その前後の重量変化により求めてもよい。
ポリイミド樹脂の塗布膜から基材を剥離除去することにより、残溶媒量が、20重量%以下であるポリイミド樹脂シート(以下、グリーンシートと記載する)を作製することができる。基材の剥離除去には剥離ロールを用いてもよい。
グリーンシートの残溶媒を乾燥させることによりポリイミドフィルムを作製することができる。乾燥温度・乾燥時間は特に限定されないが、前記ポリイミドフィルム中の残溶媒が前記ポリイミドフィルムの重量に対して900ppm未満となるように乾燥することが好ましい。残溶媒を上記範囲とすることにより、機械強度を向上させることができる。また、乾燥温度は、特に限定されないが、着色を抑えるという観点から、200℃以下が好ましく、180℃以下がより好ましい。塩化メチレン等の低沸点溶媒に溶解しないポリイミド樹脂を用いた場合、残存溶媒量を所望の範囲にするためには、200℃以上の高温加熱や、長時間加熱を行うことが必要となり、生産性の観点から課題が残るが、本明細書におけるポリイミド樹脂は塩化メチレン等の低沸点溶媒に可溶であるため、加熱温度を低くすることが出来る。従って、残存溶媒を容易に低減でき、着色を抑えることが出来る。
ポリイミドフィルムの黄色度(YI)は、3.0以下が好ましく2.5以下がより好ましい。黄色度が3.0以下の場合、フィルムが黄色に着色することなく、ディスプレイ用等のフィルムとして好適に使用できる。
測定には(株)島津製作所製オートグラフ試験機「AUTOGRAPHAGS-X」を用いて、次の条件で測定した。サンプル測定範囲;幅10mm、つかみ具間距離100mm、引張速度;12.5mm/min、測定温度;23℃。サンプルは23℃/55%RHで1日静置して調湿したものを測定した。
紫外線吸収剤のSP値を求める方法として下記式のとおり1cm3あたりの蒸発潜熱から計算される。
ポリイミド樹脂のSP値を求める方法として、下記式のとおり各モノマーの1cm3あたりの蒸発潜熱から計算されたSP値に組成比率を掛けて加算した値として計算される。
セパラブルフラスコに、TFMBを5.976g(18.7mmol)、3,3’-DDSを1.986g(8.00mmol)、DMFを108.5g投入し、窒素雰囲気下で攪拌しジアミン溶液を得た。そこに、TMHQを4.582g(6.7mmol)、6FDAを8.883g(13.3mmol)、BPDAを2.941g(6.7mmol)加え窒素雰囲気下で12時間撹拌し、固形分濃度18%、23℃での粘度が50ポイズのポリアミド酸溶液を得た。
このポリイミド樹脂1のSP値は8.9だった。
セパラブルフラスコに、TFMBを10.998g(34.3mmol)、3,3’-DDSを0.948g(3.8mmol)、DMFを108.5g投入し、窒素雰囲気下で攪拌しジアミン溶液を得た。そこに、TAHMBPを11.792g(19.1mmol)、CBDAを2.245g(11.4mmol)、s-ODPAを2.368g(7.6mmol)加え窒素雰囲気下で12時間撹拌し、固形分濃度18%、23℃での粘度が50ポイズのポリアミド酸溶液を得た。
このポリイミド樹脂2のSP値は9.2だった。
実施例1ではポリイミド樹脂1を固形分濃度10%となるように塩化メチレンに溶解させ、さらにポリイミド樹脂100重量部に対し1.0部の紫外線吸収剤であるLA-24(ADEKA製)を添加して塗布液とし、基材であるポリエチレンテレフタレートフィルムにドライ厚みが45~55μmとなるように塗布液を塗工し、塗布膜を形成した。得られた前記塗布膜を30℃以上60℃以下で4分間乾燥させた後、基材である前記ポリエチレンテレフタレートフィルムを剥離除去し、90℃以上200℃以下で90分間乾燥させ、ポリイミドフィルム1を作製し、MD方向について弾性率を測定した。
実施例2~7では添加する紫外線吸収剤の種類と量を表2に記載のように変化させた以外は実施例1と同様の方法で、ポリイミドフィルム2~7を作成し、MD方向の弾性率について測定した。
実施例8~16では透明ポリイミド樹脂1を透明ポリイミド樹脂2に変化させた以外は、実施例1と同様の方法で、ポリイミドフィルム8~16を作成し、MD方向の弾性率について測定した。
比較例1~11では、ポリイミド樹脂の種類、紫外線吸収剤の種類と量を表2に記載のように変化させた以外は、実施例1と同様の方法で、ポリイミドフィルムA~Fを作成し、MD方向の弾性率について測定した。
Claims (3)
- ポリイミド樹脂100重量部に対し、紫外線吸収剤が0.5~3部含まれる光学フィルムであって、
ポリイミド樹脂が、塩化メチレンに可溶であり、ポリイミド樹脂のSP値が、8.6~9.9であり、紫外線吸収剤のSP値が7.3~9.7であり、ポリイミド樹脂のSP値と紫外線吸収剤のSP値の差が、2.0未満であり、
前記紫外線吸収剤が、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤であり、
前記ポリイミド樹脂が、酸二無水物成分として、ビス(1,3-ジヒドロ-1,3-ジオキソ-5-イソベンゾフランカルボン酸)-1,4-フェニレンエステルを20モル%以上65モル%以下、3,3’,4,4’-ビフェニルテトラカルボン酸二無水物を50モル%以下含み、ジアミン成分として、2,2’-ビス(トリフルオロメチル)ベンジジンを40モル%以上100モル%以下、3,3’-ジアミノジフェニルスルホンを50モル%以下含むかまたは、酸二無水物成分として、ビス(1,3-ジヒドロ-1,3-ジオキソ-5-イソベンゾフランカルボン酸)-(2,2’,3,3’,5,5’-ヘキサメチル[1,1’-ビフェニル]-4,4’-ジイル)エステルを20モル%以上65モル%以下、1,2,3,4-シクロブタンテトラカルボン酸二無水物を50モル%以下含み、ジアミン成分として、2,2’-ビス(トリフルオロメチル)ベンジジンを40モル%以上100モル%以下、3,3’-ジアミノジフェニルスルホンを50モル%以下含むことを特徴とする光学フィルム。(但し、ポリイミド樹脂のSP値は各モノマーの蒸発エンタルピーにより求めたSP値に組成比率を掛けて加算した値であり、紫外線吸収剤のSP値は蒸発エンタルピーにより求めた値である。) - 前記紫外線吸収剤が、2-(2H-ベンゾトリアゾール-2-イル)-4,6-ビス(1-メチル-1-フェニルエチル)フェノール、2-(2H-ベンゾトリアゾール-2-イル)-p-クレゾール、2-(5-クロロ-2H-ベンゾトリアゾール-2-イル)-6-tert-ブチル-4-メチルフェノールから選択される1種以上の紫外線吸収剤であることを特徴とする請求項1に記載の光学フィルム。
- ポリイミド樹脂100重量部に対し、紫外線吸収剤が0.5~3部含まれる光学フィルム(フィルム1)の弾性率と、前記ポリイミド樹脂100重量部に対し、紫外線吸収剤が0部の場合のフィルム(フィルム2)の弾性率の関係を ([フィルム(フィルム1)の弾性率]/ [フィルム(フィルム2)の弾性率])で表した場合、1.02~1.10であることを特徴とする請求項1または2に記載の光学フィルム。
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