JP7684530B2 - 動物用トイレ砂 - Google Patents
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Description
複数の粒状物を含む動物用トイレ砂であって、上記複数の粒状物のそれぞれは、無機多孔質材料と固化剤とを含み、シリカゲルを0.0質量%以上2.5質量%以下の含有量で更に含み、かつ、着色水滴下試験後の水滴跡の面積が12.6mm2未満であることを特徴とする、動物用トイレ砂。
複数の粒状物を含む動物用トイレ砂であって、上記複数の粒状物のそれぞれは、無機多孔質材料と固化剤とを含み、かつ、シリカゲルを0.0質量%以上2.5質量%以下の含有量で更に含み、上記複数の粒状物は、液通過試験後のイオン交換水のpHが7.62未満であることを特徴とする、動物用トイレ砂。
複数の粒状物を含む動物用トイレ砂であって、
前記複数の粒状物のそれぞれは、無機多孔質材料と固化剤とを含み、かつ、撥水性を有し、
前記複数の粒状物のそれぞれは、シリカゲルを0.0質量%以上2.5質量%以下の含有量で更に含み、かつ、複数の凸部からなる凹凸構造を有することを特徴とする、動物用トイレ砂。
上記複数の粒状物のそれぞれが、撥水剤によって表面が被覆されていることを特徴とする、上記態様1~3のいずれかに記載の動物用トイレ砂。
以上より、本態様4の動物用トイレ砂は、粒状物に吸着される臭気物質に起因する悪臭、粒状物の表面に残留した尿に起因する悪臭、及びアンモニアに起因する悪臭の発生を、より確実に抑制することができ、より一層優れた悪臭抑制効果を発揮することができる。
上記複数の粒状物のそれぞれが、エチレン-酢酸ビニル共重合体によって表面が被覆されていることを特徴とする、上記態様1~3のいずれかに記載の動物用トイレ砂。
以上より、本態様5の動物用トイレ砂は、アンモニアに起因する悪臭及び粒状物の表面に残留した尿に起因する悪臭の発生を、より確実に抑制することができ、より一層優れた悪臭抑制効果を発揮することができる。
上記複数の粒状物のそれぞれが、撥水剤とエチレン-酢酸ビニル共重合体との混合物によって表面が被覆されていることを特徴とする、上記態様1~3のいずれかに記載の動物用トイレ砂。
以上より、本態様6の動物用トイレ砂は、粒状物に吸着される臭気物質に起因する悪臭、粒状物の表面に残留した尿に起因する悪臭、及びアンモニアに起因する悪臭の発生を、より一層抑制することができ、更に優れた悪臭抑制効果を発揮することができる。
上記複数の粒状物のそれぞれが、少なくともその表面において撥水性粒子を含むことを特徴とする、上記態様1~6のいずれかに記載の動物用トイレ砂。
以上より、本態様7の動物用トイレ砂は、粒状物に吸着される臭気物質に起因する悪臭、粒状物の表面に残留した尿に起因する悪臭、及びアンモニアに起因する悪臭の発生を、より確実に抑制することができ、より一層優れた悪臭抑制効果を発揮することができる。
前記複数の粒状物のそれぞれが、Ra(算出平均粗さ)が0.26μm以上0.95μm以下であることを特徴とする、上記態様1~7のいずれかに記載の動物用トイレ砂。
以上より、本態様8の動物用トイレ砂は、粒状物に吸着される臭気物質に起因する悪臭、粒状物の表面に残留した尿に起因する悪臭、及びアンモニアに起因する悪臭の発生を、より確実に抑制することができ、より一層優れた悪臭抑制効果を発揮することができる。
前記複数の粒状物のそれぞれが、Rsm(凹凸平均間隔)が20μm以上25μm以下であることを特徴とする、上記態様1~8のいずれかに記載の動物用トイレ砂。
以上より、本態様9の動物用トイレ砂は、粒状物に吸着される臭気物質に起因する悪臭、粒状物の表面に残留した尿に起因する悪臭、及びアンモニアに起因する悪臭の発生を、より確実に抑制することができ、より一層優れた悪臭抑制効果を発揮することができる。
前記凹凸構造が、前記動物用トイレ砂を構成する粒子を含むことを特徴とする、上記態様3に記載の動物用トイレ砂。
以上より、本態様10の動物用トイレ砂は、粒状物に吸着される臭気物質に起因する悪臭、粒状物の表面に残留した尿に起因する悪臭、及びアンモニアに起因する悪臭の発生を、より確実に抑制することができ、より一層優れた悪臭抑制効果を発揮することができる。
本発明は、このような知見に基づいて完成されたものであり、以下の各実施形態を含むものである。
まず、本発明の一実施形態である、第1の実施形態の動物用トイレ砂3について、図1を参照しながら詳細に説明する。
着色水滴下試験後の水滴跡の面積は、次のようにして測定することができる。
(1)まず、マイクロピペットを用いて、青色に着色された水5μLを測り取り、測定対象となる粒状物のサンプル上に滴下する。
(2)次いで、ADVANTEC社製のろ紙を用いて、粒状物上の水滴を吸い取る。
(3)粒状物の表面に残った水滴跡の大きさを測定する。このとき、水滴跡を楕円形とみなしてその長径(mm)と短径(mm)に該当する箇所の長さをそれぞれ測定する。
(4)そして、次式により水滴跡の面積(mm2)を算出する。
水滴跡の面積=(長径/2)×(短径/2)×3.14
本実施形態において、動物用トイレ砂3を構成する粒状物は、無機多孔質材料と固化剤とを含み、さらに、シリカゲルをまったく含まないか、あるいは、シリカゲルを含んでいても2.5質量%以下という低い含有量で含むものである。以下、これらの構成成分について説明する。
粒状物の一構成成分である無機多孔質材料は、本発明の効果を阻害しない限り特に限定されず、動物用トイレ砂の構成成分として用い得る任意の無機多孔質材料を用いることができる。そのような無機多孔質材料としては、例えば、ゼオライト、セピオライト、アタパルジャイト、珪藻土、珪藻頁岩などが挙げられる。
粒状物の一構成成分である固化剤は、本発明の効果を阻害しない限り特に限定されず、動物用トイレ砂の構成成分として用い得る任意の固化剤を用いることができる。そのような固化剤としては、例えば、セメント系固化剤、非セメント系固化剤などが挙げられる。なお、セメント系固化剤と非セメント系固化剤は、それぞれを単独で用いてもよいし、混合して用いてもよい。
上述のとおり、本実施形態において、動物用トイレ砂3を構成する粒状物は、シリカゲルをまったく含まないか、あるいは、シリカゲルを含んでいても2.5質量%以下という低い含有量で含む。すなわち、シリカゲルは、動物用トイレ砂3を構成する粒状物の任意の構成成分である。
本実施形態において、動物用トイレ砂3を構成する粒状物は、無機多孔質材料、固化剤及びシリカゲル以外の任意の添加成分を更に含んでいてもよい。そのような添加成分としては、特に限定されないが、例えば香料成分や抗菌成分、検査薬成分、親水化成分、疎水化成分、他の消臭成分、防腐成分、殺菌成分、防カビ成分、着色成分などの各種機能性成分が挙げられる。これらの機能性成分は、単独で用いても、2種以上を併用してもよい。
また、本実施形態において、動物用トイレ砂3を構成する粒状物は、撥水剤やエチレン-酢酸ビニル共重合体等の任意の表面処理剤によって、表面が被覆されていてもよい。
なお、粒状物の造粒に用いられる造粒機としては、特に限定されないが、例えば、ディスクペレッター、ブリケットマシーン、打錠機等の圧縮造粒機や、押出造粒機などが挙げられる。また、造粒後の粒状物の表面を上述の表面処理剤によって被覆する場合は、造粒後の粒状物の表面に、任意の塗布手段を用いて表面処理剤を付着させればよい。
以下、上述の第1の実施形態とは、液通過後のpH特性のみが異なる、本発明の別の実施形態、すなわち本発明の第2の実施形態について説明する。なお、上述の第1の実施形態と異なる液通過後のpH特性以外の点は、基本的に上述の第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
粒状物の液透過試験後のイオン交換水のpHは、次のようにして測定することができる。
(1)まず、内径84mm、深さ30mmの円筒の内部に、測定対象となる粒状物サンプルを充填する。
(2)次いで、円筒内の粒状物サンプルの上方2cmの高さから、あらかじめ質量(g)を測定した約20gのイオン交換水を滴下する。
(3)そして、円筒内を通過して、円筒の下方から流れ出たイオン交換水を回収し、その質量(g)を測定する。
(4)円筒を通過した後のイオン交換水の質量を、滴下前のイオン交換水の質量で除して100を乗ずることにより、粒状物の液透過率(%)を算出する。
(5)さらに、円筒を通過した後のイオン交換水のpHを、任意のpH計(例えば、HORIBA社製、コンパクトpHメータ「LAQUAtwin pH-22」)を用いて測定する。このようにして得られたpHの測定値を、粒状物の液透過試験後のイオン交換水のpHとする。
以下、上述の第1の実施形態とは、粒状物が撥水性を有し、凹凸構造を有する点のみが異なる、本発明の別の実施形態、すなわち本発明の第3の実施形態について説明する。なお、上述の第1の実施形態と異なる、撥水性及び凹凸構造以外の点は、基本的に上述の第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
(1)温度:20±5℃及び湿度:65±5%RHの恒温恒湿室に、アルミ製リング(外径:430mm,内径:400mm,高さ:50mm)と、120℃で60分乾燥した粒状物とを準備し、24時間静置する。
(2)1個の粒状物を、アルミ製リング内に均等に充填し、粒状物を、アルミ製リングごと、底面の平滑なプレス機を用いて、3Mpaの圧力で1分間圧縮し、粒状物の表面を平滑化する。
(3)圧縮された粒状物の水接触角を、JIS R 3257:1999の「基板ガラス表面のぬれ性試験方法」の6.静滴法に準拠して測定する。接触角測定装置としては、協和界面科学株式会社製自動接触角計CA-V型が挙げられる。上記水接触角は、脱イオン水を滴下後、200ms後の値を意味する。
(4)異なる20のサンプルにおいて水接触角を測定し、それらの平均値を採用する。
以上より、本実施形態の動物用トイレ砂において、粒状物が撥水性粒子を含む場合、粒状物に吸着される臭気物質に起因する悪臭、粒状物の表面に残留した尿に起因する悪臭、及びアンモニアに起因する悪臭の発生を、より確実に抑制することができ、より一層優れた悪臭抑制効果を発揮することができる。
以上より、本実施形態の動物用トイレ砂は、粒状物に吸着される臭気物質に起因する悪臭、粒状物の表面に残留した尿に起因する悪臭、及びアンモニアに起因する悪臭の発生を、より確実に抑制することができ、より一層優れた悪臭抑制効果を発揮することができる。
以上より、本実施形態の動物用トイレ砂は、粒状物に吸着される臭気物質に起因する悪臭、粒状物の表面に残留した尿に起因する悪臭、及びアンモニアに起因する悪臭の発生を、より確実に抑制することができ、より一層優れた悪臭抑制効果を発揮することができる。
測定範囲 :X軸500μm、Y軸5000μm
測定ピッチ:X軸10μm、Y軸10μm
移動速度 :500μm/s
以上より、本実施形態の動物用トイレ砂は、粒状物に吸着される臭気物質に起因する悪臭、粒状物の表面に残留した尿に起因する悪臭、及びアンモニアに起因する悪臭の発生を、より確実に抑制することができ、より一層優れた悪臭抑制効果を発揮することができる。
ゼオライト粉末(宮城県愛子産、60メッシュパス品、平均粒径150μm、水分7%以下)を80質量%と、ホワイトセメント(太平洋セメント株式会社製)20質量%とを、レディゲミキサーにて撹拌混合した。得られた混合物をディスクペレッター(株式会社ダルトン製)にて圧縮造粒した。なお、ディスクの出口開口寸法は直径5.5mmであり、ディスク厚みは35mmであり、有効長は12mmであった。
このようして、実施例1の動物用トイレ砂を得た。
(1)スノコ上に設置した内径84mm、深さ30mmの円筒の内部に、評価対象となる動物用トイレ砂のサンプルを充填させる。
(2)円筒内に充填した動物用トイレ砂のサンプルの上方から実尿(実際の猫の尿)20mLを3回滴下する。なお、総滴下量は60mLとなる。
(3)実尿滴下後のサンプルを700mL容量の密閉可能な容器に入れる。
(4)容器内のサンプルの臭いを嗅いで、以下の尿臭強度及び快不快度の各評価基準に基づき評価する。なお、評価に当たっては、20回分の評価点の平均値を採用する。
1:やっと感知できる程度の臭い又は無臭
2:何の臭いかが分かる弱さの臭い
3:容易に感知できる程度の臭い
4:強い臭い
5:非常に強烈な臭い
1:非常に快適
2:快適
3:快適及び不快のいずれでもない
4:不快
5:非常に不快
2 カバー
3 動物用トイレ砂
4 トイレ砂収容容器
5 排泄物処理シート
6 排泄物処理シート収容容器
Claims (7)
- 複数の粒状物を含む動物用トイレ砂であって、
前記複数の粒状物のそれぞれは、無機多孔質材料と固化剤とを含み、
シリカゲルを0.0質量%以上2.5質量%以下の含有量で更に含み、かつ、着色水滴下試験後の水滴跡の面積が12.6mm2未満であり、
前記複数の粒状物のそれぞれは、撥水剤とエチレン-酢酸ビニル共重合体との混合物によって表面が被覆されていることを特徴とする、動物用トイレ砂。 - 複数の粒状物を含む動物用トイレ砂であって、
前記複数の粒状物のそれぞれは、無機多孔質材料と固化剤とを含み、かつ、シリカゲルを0.0質量%以上2.5質量%以下の含有量で更に含み、
前記複数の粒状物は、液通過試験後のイオン交換水のpHが7.62以下であり、
前記複数の粒状物のそれぞれは、撥水剤とエチレン-酢酸ビニル共重合体との混合物によって表面が被覆されていることを特徴とする、動物用トイレ砂。 - 複数の粒状物を含む動物用トイレ砂であって、
前記複数の粒状物のそれぞれは、無機多孔質材料と固化剤とを含み、かつ、撥水性を有し、
前記複数の粒状物のそれぞれは、シリカゲルを0.0質量%以上2.5質量%以下の含有量で更に含み、かつ、複数の凸部からなる凹凸構造を有し、
前記複数の粒状物のそれぞれは、撥水剤とエチレン-酢酸ビニル共重合体との混合物によって表面が被覆されていることを特徴とする、動物用トイレ砂。 - 前記複数の粒状物のそれぞれは、少なくともその表面において撥水性粒子を含むことを特徴とする、請求項1~3のいずれか一項に記載の動物用トイレ砂。
- 前記複数の粒状物のそれぞれは、Ra(算出平均粗さ)が0.26μm以上0.95μm以下であることを特徴とする、請求項1~3のいずれか一項に記載の動物用トイレ砂。
- 前記複数の粒状物のそれぞれは、Rsm(凹凸平均間隔)が20μm以上25μm以下であることを特徴とする、請求項1~3のいずれか一項に記載の動物用トイレ砂。
- 前記凹凸構造は、前記動物用トイレ砂を構成する粒子を含むことを特徴とする、請求項3に記載の動物用トイレ砂。
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