JP7684879B2 - クランプ部材 - Google Patents
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Description
この構成によれば、クランプ部材の軸方向長さを大きくすることなく、2つの保持部を備えるクランプ部材とすることができる。
この構成によれば、第2保持部を給電端子の保持に用いる場合に、第1連結片の除去を容易かつ効率よく行うことができる。
この構成によれば、第1保持部と第2保持部のいずれを用いる場合にも、使用しない方の保持部と電気融着継手とが干渉しないため、不要な保持部を除去する必要がなくなり、作業性が向上する。
この構成によれば、第1保持部と第2保持部とが離れて配置されるため、クランプ部材の使用時に第1係合部と第2係合部とを係合させる操作などを行いやすくなる。
この構成によれば、第1保持部を使用する場合と、第2保持部を使用する場合との間で、第1係合部および第2係合部と、給電端子との距離が概ね同じになる。そのため、第1保持部と第2保持部のいずれを用いる場合でも、第1係合部と第2係合部との係合操作の作業性が大きく変わらない。
本明細書では、締付帯部10の中心軸Oに沿う方向を軸方向という。また、軸方向から見た平面視で中心軸Oに交差する方向を径方向といい、中心軸O回りに周回する方向を周方向という。さらに、図1において、締付帯部10に対して、第1保持部21が配置される側を軸方向一方側、反対側を軸方向他方側という。
案内部10Aは、第1係合部11Aと第2係合部11Bとが、周方向に互いに係合する際に、第1係合部11Aに対して径方向の内側に位置し、第1係合部11Aの周方向の移動を案内する。すなわち、第1係合部11Aは、第2係合部11Bと案内部10Aとの径方向の間の空間に挿入される。
第1保持部21は、径方向に延びる第1連結片21Aと、第1連結片21Aの径方向外側の端部から軸方向一方側に延びる第1保持片21Bと、を備える。第1連結片21Aと第1保持片21Bとは一体に形成されている。
第2保持部22は、径方向に延びる第2連結片22Aと、第2連結片22Aの径方向外側の端部から軸方向一方側に延びる第2保持片22Bと、を備える。第2連結片22Aと第2保持片22Bとは一体に形成されている。
第1保持部21および第2保持部22は、締付帯部10と一体に形成されている。
第2保持部22は、締付帯部10の軸方向の端部から軸方向一方側へ突出する第2突出片18の先端に連結されている。第2突出片18の軸方向一方側の先端から、第2連結片22Aが径方向外側へ延びている。
第1保持部21と第2保持部22との相対位置は、軸方向から見て、中心軸Oと第1連結片21Aの周方向の中心位置とを結ぶ第1半径と、中心軸Oと第2連結片22Aの周方向の中心位置とを結ぶ第2半径とによって作られる中心角が、135°以上180°以下の範囲であることが好ましい。上記中心角は、150°以上180°以下であることがより好ましい。
図2に示す電気融着継手200には、熱可塑性樹脂製の樹脂管100が熱融着により接続される。クランプ部材1は、樹脂管100が熱融着により電気融着継手200に接続、固定される際に、樹脂管100と電気融着継手200とを仮固定する樹脂製の部材である。
樹脂管100と電気融着継手200との仮固定とは、熱融着の作業中に、樹脂管100の中心軸に対して電気融着継手200の中心軸が傾いたり、樹脂管100が電気融着継手200の開口部から抜けたりするのを防ぐことを意味する。図2および図3には、クランプ部材1の中心軸Oと、樹脂管100の中心軸および電気融着継手200の中心軸が一致している状態を示している。
なお、第1係合部11Aおよび第2係合部11Bは、第1保持部21の近傍に位置するため、給電端子210に第2保持部22を引っ掛ける場合には、第1係合部11Aおよび第2係合部11Bは、給電端子210に対して中心軸Oを挟んだ反対側に配置される。
クランプ部材1は、第1保持片21Bと第2保持片22Bとが、それぞれ第1連結片21Aおよび第2連結片22Aから軸方向の互いに同じ側へ延びている。これにより、クランプ部材1の軸方向長さを大きくすることなく、2つの保持部を有するクランプ部材とすることができる。
クランプ部材1は、内側に樹脂管100が挿入された締付帯部10の縮径状態を保持する第1係合部11A、第2係合部11Bを備えているので、締付帯部10により確実に樹脂管100を保持することができる。
電気融着継手200の給電端子210を保持する第1保持部21または第2保持部22が締付帯部10に連結されているので、電気融着継手200と別体により構成されたクランプ部材1により、電気融着継手200を確実に保持することができる。
図4は、第1変形例のクランプ部材2を示す斜視図である。図5は、第1変形例のクランプ部材の使用方法を示す側面図である。各図面において、上記実施形態と共通の構成要素には同一の符号を付している。
作業者は、電気融着継手200の給電端子210に、第1保持部21の第1保持片21Bを引っ掛けた後、締付帯部10および電気融着継手200の開口部に樹脂管100を挿入する。その後作業者は、締付帯部10に挿入された樹脂管100を締め付けて(かしめて)固定する。
図6に示すように、第1変形例のクランプ部材2は、第1保持部21と第2保持部22とが軸方向において互いに反対側へ延びているため、複数のクランプ部材2を、締付帯部10同士を互いに接触させた状態で軸方向に積み重ねることができる。これにより、クランプ部材2を隙間が少ない状態で配置できる。したがって、クランプ部材2によれば、配送時の梱包効率を高めることができる。また、図6に示すように、複数のクランプ部材2の第1保持部21同士、第2保持部22同士の周方向位置を揃えた状態で積み重ねることで、さらに省スペースにでき、効率よく梱包できる。
図7は、第2変形例のクランプ部材3を示す斜視図である。図8は、第2変形例のクランプ部材の使用方法を示す側面図である。各図面において、上記実施形態と共通の構成要素には同一の符号を付している。
作業者は、電気融着継手200の給電端子210に、第1保持部21の第1保持片21Bを引っ掛けた後、締付帯部10および電気融着継手200の開口部に樹脂管100を挿入する。その後作業者は、締付帯部10に挿入された樹脂管100を締め付けて(かしめて)固定する。
また、図9に示す第3変形例のように、第1連結片21Aと第2連結片22Aの径方向の長さを同じ長さL1とし、第1保持片21Bと第2保持片22Bの軸方向の長さを異なるものとすることで、挿通孔21C、22Cの径方向の位置を異ならせた構成としてもよい。これにより、給電端子210の軸方向の位置が異なる電気融着継手200に対しても同じクランプ部材2を使用することができる。
なお、第1連結片21Aと第2連結片22Aの径方向の長さL1、L2を異なるものとしつつ、挿通孔21C、22Cの径方向の位置を異なるものとしてもよく、挿通孔21C、22Cの径方向の位置が異なっていても、第1保持片21Bと第2保持片22Bの軸方向の長さは同じであってもよい。
(1) 熱可塑性樹脂製の樹脂管と、前記樹脂管が熱融着により接続される電気融着継手と、を固定する樹脂製のクランプ部材であって、
内側に前記樹脂管が挿入された状態で、前記樹脂管を保持するように縮径可能な締付帯部と、
前記締付帯部の中心軸回りに周回する周方向に互いに係合することで、前記締付帯部の縮径状態を維持する一対の係合部と、
それぞれ前記締付帯部に連結され、前記電気融着継手の給電端子を保持可能な第1保持部および第2保持部と、
を備え、
前記第1保持部は、前記締付帯部から径方向外側へ延びる第1連結片と、前記第1連結片の径方向外側の端部から軸方向に延びる第1保持片とを有し、
前記第2保持部は、前記締付帯部から径方向外側へ延びる第2連結片と、前記第2連結片の径方向外側の端部から軸方向に延びる第2保持片とを有し、
前記第1保持片が前記給電端子を保持する位置と前記第1連結片との軸方向の間隔が、関第2保持片が前記給電端子を保持する位置と前記第2連結片との軸方向の間隔と異なる長さである、クランプ部材。
(2)上記(1)において、前記第1保持片は前記給電端子が挿入される第1挿通孔を有し、前記第2保持片は前記給電端子が挿入される第2挿通孔を有しており、
前記第1挿通孔と前記第1連結片との軸方向の間隔が、前記第2挿通孔と前記第2連結片との軸方向の間隔と異なる構成としてもよい。
(3)上記(2)において、前記第1保持片と前記第2保持片とが、同じ軸方向長さである構成としてもよい。
(4)上記(1)から(3)において、前記締付帯部と前記第1保持片との径方向間隔は、前記締付帯部と前記第2保持片との径方向間隔よりも小さい構成としてもよい。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
Claims (6)
- 熱可塑性樹脂製の樹脂管と、前記樹脂管が熱融着により接続される電気融着継手と、を固定する樹脂製のクランプ部材であって、
内側に前記樹脂管が挿入された状態で、前記樹脂管を保持するように縮径可能な締付帯部と、
前記締付帯部の中心軸回りに周回する周方向に互いに係合することで、前記締付帯部の縮径状態を維持する一対の係合部と、
それぞれ前記締付帯部に連結され、前記電気融着継手の給電端子を保持可能な第1保持部および第2保持部と、
を備え、
前記第1保持部は、前記締付帯部から径方向外側へ延びる第1連結片と、前記第1連結片の径方向外側の端部から軸方向に延びる第1保持片とを有し、
前記第2保持部は、前記締付帯部から径方向外側へ延びる第2連結片と、前記第2連結片の径方向外側の端部から軸方向に延びる第2保持片とを有し、
前記締付帯部と前記第1保持片との径方向間隔は、前記締付帯部と前記第2保持片との径方向間隔よりも小さい、
クランプ部材。 - 前記第1保持片と前記第2保持片とは、それぞれ前記第1連結片および前記第2連結片から軸方向の互いに同じ側に向かって延びる、
請求項1に記載のクランプ部材。 - 前記第1保持部は、前記第1連結片の一部に、破断可能な弱化部を有する、
請求項2に記載のクランプ部材。 - 前記第1保持片と前記第2保持片は、それぞれ前記第1連結片および前記第2連結片から軸方向の互いに反対側に向かって延びる、
請求項1に記載のクランプ部材。 - 周方向において、前記第1連結片は、前記第2連結片に対して前記締付帯部の中心軸を挟んだ反対側に位置する、
請求項2から4のいずれか1項に記載のクランプ部材。 - 軸方向から見て、前記第1連結片の少なくとも一部と、前記第2連結片の少なくとも一部とが互いに重なる、
請求項4に記載のクランプ部材。
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