JP7685089B2 - 防災システム - Google Patents
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Description
1-1.防災システム1の構成
図1は、本発明の一実施形態に係る防災システム1の構成の一例を示す図である。防災システム1は、自動火災報知設備2(以下、「自火報設備2」)と、防災支援システム3とを備える。
自火報設備2は、防火対象物である建物に設置される。ここで建物とは、例えば、オフィスビル、商業施設、ホテル、マンション等の集合住宅である。自火報設備2は、建物の各所に設置される火災感知器4と、建物の防災センタに設置される火災受信機5とを備える。火災感知器4と火災受信機5は、信号線を介して接続される。火災受信機5は、直接または通信回線8を介して支援サーバ7とも接続される。ここで通信回線8は、例えば、インターネットや無線LAN等の通信ネットワークである。自火報設備2は、P型設備であってもR型設備であってもよい。以下の説明では自火報設備2がR型設備であるものとする。
火災感知器4は火災感知手段の一例であり、例えば光電式の煙感知器である。火災感知器4は、図示を省略するが、火災時に発生する煙を検知して火災を検出する火災検出部と、火災検出部が火災を検出すると自己の識別情報であるアドレスを含む火災感知信号を火災受信機5に送信する信号送信部とを備える。なお、変形例として、火災感知器4は、熱感知器や炎感知器等の他の種類の感知器であってもよい。
図2は、火災受信機5の構成の一例を示す図である。火災受信機5は、制御部51と、記憶部52と、表示部53と、操作入力部54と、第1通信部55と、第2通信部56とを備える。
なお、自火報設備2として、火災感知器4から送信される火災感知信号が、煙や熱等の検出レベルを信号として送信するいわゆるアナログ式の設備であってもよく、この場合、火災受信機5が火災感知器からの信号に基づいて煙や熱等が火災感知レベルにあることを判定する。
防災支援システム3は、複数の携帯端末6と、支援サーバ7とを備える。携帯端末6と支援サーバ7は、通信回線8を介して接続される。
防災支援システム3では、火災受信機5からの火災情報を受けて、複数の携帯端末6に対して、発生場所の情報とともに感知器発報や火災警報の火災情報を提供したり、後述されるような自衛消防活動を支援する情報等を提供するものである。
図3は、携帯端末6の構成の一例を示す図である。携帯端末6は、防火対象物である建物の在館者により携帯される端末である。具体的には、スマートフォンや携帯電話機やタブレット端末やウェアラブル端末である。この携帯端末6は、制御部61と、記憶部62と、表示部63と、操作入力部64と、通信部65と、測位部66とを備える。
図4は、支援サーバ7の構成の一例を示す図である。支援サーバ7は、防火対象物である建物に設定された避難経路の混雑度を、携帯端末6を携帯する在館者に対して通知するためのコンピュータ装置である。この支援サーバ7は、制御部71と、記憶部72と、通信部73とを備える。
なお、自衛消防隊の隊員および各隊員の役割については、消防計画に基づいて予め定められたものであってもよく、この場合、定められた隊員が携帯する携帯端末6に対して、定められた役割と担当階とを通知する役割情報を送信する。
なお、混雑度特定部715は、必ずしも建物に設定されたすべての避難経路について混雑度を特定しなくてもよい。建物に設定された避難経路のうち、支援サーバ7の利用者により予め指定された避難経路についてだけ、混雑度を特定するようにしてもよい。
防災システム1の動作について説明する。具体的には、自衛消防隊の編成動作と、混雑度特定動作と、混雑状況マップ提供動作について説明する。
図7は、自衛消防隊の編成動作の一例を示すシーケンス図である。この動作は、火災受信機5の火災判定部512が火災の発生を判定すると実行される。
以上が、自衛消防隊の編成動作についての説明である。
図8は、混雑度特定動作の一例を示すフロー図である。この動作は、自衛消防隊の編成(Sa2)後に、支援サーバ7により所定の周期で実行される。
以上が、混雑度特定動作についての説明である。
図9は、混雑状況マップ提供動作の一例を示すシーケンス図である。この動作は、自衛消防隊の編成(Sa2)後に実行される。
以上が、混雑状況マップ提供動作についての説明である。
上記の実施形態は、下記のように変形してもよい。なお、下記の2以上の変形例は互いに組み合わせてもよい。
携帯端末6の移動速度算出部613は、測位部66により測定された位置情報に代えて、携帯端末6が備える加速度センサやジャイロセンサ等のセンサ類(図示略)を用いて移動速度を算出するようにしてもよい。
また、移動速度の算出は、別途監視カメラを用いてもよく、フレーム内の人数や人の移動を画像処理によって判別し、混雑度としてもよい。
支援サーバ7の異状情報受信部711は、避難が必要となるような情報として、火災確定信号に代えて又は加えて、地震、津波、洪水、テロ等の他の異状の発生又はその可能性を示す情報を受信するようにしてもよい。
支援サーバ7の移動情報取得部714は、避難誘導係の隊員が携帯する携帯端末6に限られず、他の係の隊員が携帯する携帯端末6の移動情報も取得してもよい。加えて、隊員に選定されていない在館者(隊員候補及びそうでない者を含む)が携帯する携帯端末6の移動情報も取得してもよい。
支援サーバ7の移動情報取得部714により、避難誘導係の隊員だけでなく在館者全体の移動情報が取得される場合、支援サーバ7の混雑度特定部715は、取得された各移動情報に含まれる位置に基づいて避難経路の混雑度を特定してもよい。より具体的には、避難口付近の所定領域(例えば、避難口から半径10mの領域)内の人数に基づいて避難経路の混雑度を特定してもよい。その際、避難口付近の所定領域内の人数が多くなるほど、混雑度が高いと判定される。なお、在館者全体の移動情報を取得して避難経路の混雑度を特定する場合、支援サーバ7は避難誘導係の隊員を特定しなくとも混雑度を判定することができるため、自衛消防隊員の編成を行う機能を備えなくともよい。
防火対象物である建物の各階に3箇所以上の避難口が備えられている場合には、支援サーバ7のマップ生成部717は、建物を立体図で示す混雑状況マップを生成してもよい。図12は、そのような混雑状況マップの一例を示す図である。また別の例として、マップ生成部717は、混雑状況マップに代えて、各避難口とその混雑度を対応付けたリストである混雑状況リストを生成してもよい。
支援サーバ7の表示制御部718は、携帯端末6の表示部53に限られず、防火対象物である建物の各所に設置されるデジタルサイネージや、自火報設備2内の火災表示機や、防災センタ内の表示装置(いずれも図示略)に表示させてもよい。ここで、デジタルサイネージとは、電子的な表示装置を備え、広告やフロアガイド、ニュース等の情報を表示する電子看板である。なお、デジタルサイネージや火災表示機等に表示させる場合、表示制御部718は、支援サーバ7でなく、デジタルサイネージの制御装置や火災受信機等の表示装置を制御する装置を制御する装置に設けられていてもよい。
支援サーバ7は、火災受信機5と一体であってもよい。すなわち、火災受信機5が支援サーバ7の機能を実施するようにしてもよい。
上記の混雑度特定動作において、ある避難口について混雑度「高」が特定された場合に、支援サーバ7は、当該避難口を担当する自衛消防隊員に在館者の避難誘導を促すようにしてもよい。その際の処理の内容は以下の通りである。
支援サーバ7は、火災受信機5から感知器発報信号を受信するようにし、当該信号を受信後に、自衛消防隊員の候補者に現場確認を要請するようにしてもよい。そして、現場確認の結果、火災の発生を確認した旨の通知を受信した場合に、自衛消防隊を編成するようにしてもよい。
Claims (2)
- 建物における異状の発生又は異状の発生の可能性を示す異状情報を受信する異状情報受信部と、
前記異状情報受信部により異状情報が受信されると、少なくとも一の利用者により携帯される端末の各々から取得された情報から得られる前記端末の各々の位置に最も近い避難経路を特定し、かつ、前記取得された情報から得られる前記端末の各々の移動速度に基づいて前記特定された避難経路の混雑度を特定することにより、前記建物に設定された複数の避難経路の各々について混雑度を特定する混雑度特定部と、
前記複数の避難経路の各々について前記混雑度特定部により特定された各々の混雑度のうち、1以上の混雑度を表示部に表示させる表示制御部と
を備え、
前記少なくとも一の利用者は、自衛消防隊の避難誘導係の隊員であり、
隊員情報データベースを参照して前記避難誘導係の隊員を特定し、前記特定された避難誘導係の隊員が携帯する前記端末から前記情報を取得する取得部をさらに備える
防災システム。 - 前記異状情報が受信されると、優先順位に従って前記自衛消防隊の隊員に前記避難誘導係を含む役割を割り当てて前記隊員情報データベースに格納することにより、前記自衛消防隊を編成する編成部をさらに備える
ことを特徴とする請求項1に記載の防災システム。
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