JP7686964B2 - ペースト塩化ビニル系樹脂 - Google Patents
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Description
レーザー回折式粒径分布測定機(堀場製作所製:(商品名)LA-920)にて粒子径分布を測定し、積算分布が50%となる粒子径(メジアン径)を平均粒子径とした。
パウダテスタ(ホソカワミクロン社製、(商品名)PT-X)を使用して凝集度を測定した。詳細を以下に示す。
凝集度=(U/N+M/N×3/5+L/N×1/5)×100%
U:上段ふるい上の粉体質量[g]。
M:中段ふるい上の粉体質量[g]。
L:下段ふるい上の粉体質量[g]。
N:サンプル質量[g]。
ペースト塩化ビニル系樹脂をシート状のサンプル(シート状のサンプル作成方法は後述する)とし、23℃の温水に3日間浸漬した後のシートを取り出し、目視で透明性を判断した。
〇・・シートが透明またはわずかに曇りが見られる。
×・・シートが曇っている。
ペースト塩化ビニル系樹脂をシート状のサンプル(シート状のサンプル作成方法は後述する)とし、23℃の温水に3日間浸漬した後、水分をふき取り乾燥させ、ヘイズメーター(日本電色工業(株))を用いて測定し、その結果と上記した透明性との総合評価として耐失透白化性を評価した。
〇・・・・ヘイズメーターの値が40以下、かつ透明性が〇のもの。
×・・・・ヘイズメーターの値が40を越える、又は、透明性が×のもの。
1m3オートクレーブ中に脱イオン水360kg、塩化ビニル単量体300kg、過酸化ラウロイル6kg及び15重量%ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム水溶液30kgを仕込み、該重合液をホモジナイザーを用いて2時間循環し、均質化処理後、温度を45℃に上げて、重合を進めた。45℃における塩化ビニル単量体の飽和蒸気圧より0.2MPa圧力が低下した後、未反応の塩化ビニル単量体を回収した。得られた開始剤等含有シードラテックス(以下、シード1と略記する。)の平均粒子径は0.60μm、固形分濃度は32%であった。
2.5リットルオートクレーブ中に脱イオン水700g、塩化ビニル単量体を850g、5%水溶液ポリオキシエチレンアルキルスルホコハク酸二ナトリウムを14g、シード1を85g、0.1%水溶液硫酸銅を4g仕込み、その後、この反応混合物の温度を48℃に上げて重合を開始するとともに、0.05重量%アスコルビン酸水溶液を全重合時間を通じて、重合温度を維持するように連続的に添加し、重合転化率が88%となったところで重合を終了した。
試験結果を表1に示す。ヘイズ値は19、透明性も良好であり、耐失透白化性、粉体特性に優れるものであった。
2.5リットルオートクレーブ中に脱イオン水700g、塩化ビニル単量体を850g、5%水溶液ポリオキシエチレンアルキルスルホコハク酸二ナトリウムを14g、シード1を85g、0.1%水溶液硫酸銅を4g仕込み、その後、この反応混合物の温度を48℃に上げて重合を開始するとともに、0.05重量%アスコルビン酸水溶液を全重合時間を通じて、重合温度を維持するように連続的に添加し、重合転化率が88%となったところで重合を終了した。
試験結果を表1に示す。ヘイズ値は23、透明性も良好であり、耐失透白化性、粉体特性に優れるものであった。
2.5リットルオートクレーブ中に脱イオン水700g、塩化ビニル単量体を850g、5%水溶液ポリオキシエチレンアルキルスルホコハク酸二ナトリウムを14g、シード1を85g、0.1%水溶液硫酸銅を4g仕込み、その後、この反応混合物の温度を48℃に上げて重合を開始するとともに、0.05重量%アスコルビン酸水溶液を全重合時間を通じて、重合温度を維持するように連続的に添加し、重合転化率が88%となったところで重合を終了した。
試験結果を表1に示す。ヘイズ値は33、透明性も良好であり、耐失透白化性、粉体特性に優れるものであった。
比較例1
2.5リットルオートクレーブ中に脱イオン水500g、塩化ビニル単量体を800g、5%水溶液ラウリル硫酸ナトリウムを9g、シード1を85g、0.1%水溶液硫酸銅を4g仕込み、その後、この反応混合物の温度を48℃に上げて重合を開始するとともに、0.05重量%アスコルビン酸水溶液を全重合時間を通じて、重合温度を維持するように連続的に添加し、重合転化率が88%となったところで重合を終了した。
試験結果を表2に示す。ヘイズ値は91.6、透明性も悪化しており、耐失透白化性、粉体特性に劣るものであった。
2.5リットルオートクレーブ中に脱イオン水610g、塩化ビニル単量体を730g、5%水溶液ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムを15g、シード1を85g、0.1%水溶液硫酸銅を4g仕込み、その後、この反応混合物の温度を48℃に上げて重合を開始するとともに、0.05重量%アスコルビン酸水溶液を全重合時間を通じて、重合温度を維持するように連続的に添加し、重合転化率が88%となったところで重合を終了した。
試験結果を表2に示す。ヘイズ値は98.0、透明性も悪化しており、耐失透白化性、粉体特性に劣るものであった。
Claims (4)
- 平均重合度1500~2000の塩化ビニル系樹脂100重量部に対して、スルホコハク酸塩系界面活性剤0.4~1.0重量部、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルから選ばれる少なくとも1種のものである非イオン界面活性剤0.01~0.5重量部を含有し、スルホコハク酸塩系界面活性剤としてはスルホコハク酸二カリウム系界面活性剤及び/又はスルホコハク酸二ナトリウム系界面活性剤であり、メジアン径30~80μmを有することを特徴とする耐失透白化性ペースト塩化ビニル系樹脂。
- ポリオキシアルキレンアルキルエーテルがポリオキシアルキレンラウリルエーテルであることを特徴とする請求項1に記載の耐失透白化性ペースト塩化ビニル系樹脂。
- 請求項1又は2に記載の耐失透白化性ペースト塩化ビニル系樹脂を含んでなるゾル成形物であることを特徴とする成形体。
- 床材、シートまたはフィルムであることを特徴とする請求項3に記載の成形体。
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| JP2003012882A (ja) | 2001-07-02 | 2003-01-15 | Tosoh Corp | 艶消し性ペースト加工用塩化ビニル系樹脂及びそれよりなる艶消し性ペースト組成物 |
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