JP7687177B2 - 画像形成装置、プログラム - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1に記載された画像形成装置は、1つの筐体の中に、第1画像を形成する第1画像形成部と、第2画像を形成する第2画像形成部と、第1画像形成部を制御する第1制御部と、第2画像形成部を制御する第2制御部と、を備える。そして、この画像形成装置は、1枚の用紙に対して、第1画像と第2画像とを重畳する。
本発明は、ユーザが意図した通りに第1画像と第2画像とを重畳することができない場合に、ユーザが望むように処理することができる画像形成装置等を提供することを目的とする。
請求項2に記載の発明は、前記第1プロセッサおよび前記第2プロセッサは、前記第1画像または前記第2画像を、前記第1頁数および前記第2頁数の内、少ない方の頁数までの画像形成を行い、その後、当該第1プロセッサおよび当該第2プロセッサの少なくともいずれかは、前記予め設定された処理に応じた処理を行う、請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項3に記載の発明は、前記予め設定された処理は、表示部に異常が生じた旨を表示することである、請求項2に記載の画像形成装置である。
請求項4に記載の発明は、前記第1プロセッサおよび前記第2プロセッサは、前記表示部に異常が生じた旨を表示し、画像形成を停止する、請求項3に記載の画像形成装置である。
請求項5に記載の発明は、前記予め設定された処理は、前記第1頁数および前記第2頁数の内、多い方の画像形成指示における多い分の頁を当該画像形成指示とは異ならせることである、請求項2に記載の画像形成装置である。
請求項6に記載の発明は、前記予め設定された処理は、前記多い方の画像形成指示における多い分の頁の画像形成を行わないことである、請求項5に記載の画像形成装置である。
請求項7に記載の発明は、前記予め設定された処理は、前記多い方の画像形成指示における多い分の頁を、前記第1画像と前記第2画像とを重畳しないで画像形成することである、請求項5に記載の画像形成装置である。
請求項8に記載の発明は、前記予め設定された処理は、前記多い方の画像形成指示における多い分の頁に、異常である旨を報知する画像を形成する、請求項7に記載の画像形成装置である。
請求項9に記載の発明は、前記第1プロセッサおよび前記第2プロセッサの少なくともいずれかは、前記第1頁数と前記第2頁数とが異なることを把握したときに、異なる場合の処理として予め設定された処理を行う、請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項10に記載の発明は、前記予め設定された処理は、表示部に異常が生じた旨を表示することである、請求項9に記載の画像形成装置である。
請求項11に記載の発明は、ユーザの操作を受け付ける操作部をさらに備え、前記操作部は、前記異なる場合の処理を受け付け可能である、請求項1から10のいずれか1項に記載の画像形成装置である。
請求項12に記載の発明は、第1画像を形成する第1画像形成部を制御する第1プロセッサが、当該第1画像と第2画像形成部が形成する第2画像とを重畳すべき旨の情報が含まれた第1画像形成指示を受信した場合に、当該第1プロセッサに、当該第1画像形成指示に係る頁数である第1頁数を把握したときに当該第1頁数を、当該第2画像形成部を制御する第2プロセッサに送信させる機能と、前記第2プロセッサに、前記第1画像と前記第2画像とを重畳すべき旨の情報が含まれた第2画像形成指示に係る頁数である第2頁数を把握したときに当該第2頁数を前記第1プロセッサに送信させる機能と、前記第1プロセッサおよび前記第2プロセッサの少なくともいずれかに、前記第1頁数と前記第2頁数とが異なる場合に、異なる場合の処理として予め設定された処理を行わせる機能と、を実行させるプログラムである。
請求項2の発明によれば、少ない方の頁数までは、ユーザの指示通りに第1画像と第2画像とを重畳することができる。
請求項3の発明によれば、ユーザに異常が生じた旨を確度高く報知することができる。
請求項4の発明によれば、ユーザが望まない画像形成が継続されることを抑制することができる。
請求項5の発明によれば、第1画像と第2画像とを重畳すべき旨の情報が含まれた画像形成指示を受信した場合であっても、画像形成指示と異なる処理を行うことで、ユーザの選択肢を増やすことができる。
請求項6の発明によれば、ユーザが意図しない画像形成が行われることを抑制することができる。
請求項7の発明によれば、ユーザが作成した原稿の通りに画像形成が行われるので、ユーザに原稿の誤りに気付き易くさせることができる。
請求項8の発明によれば、ユーザに原稿の誤りに気付き易くさせることができる。
請求項9の発明によれば、ユーザに原稿の誤りに直ちに気付き易くさせることができる。
請求項10の発明によれば、ユーザに異常が生じた旨を確度高く報知することができる。
請求項11の発明によれば、ユーザの利便性を向上させることができる。
請求項12の発明によれば、ユーザが意図した通りに第1画像と第2画像とを重畳することができない場合に、ユーザが望むように処理することができる。
図1は、実施の形態に係る画像形成システム1の概略構成の一例を示す図である。
図2は、端末装置9のハードウェア構成の一例を示す図である。
図3は、画像形成装置2の内部構造の概略構成の一例を示す図である。
図4は、端末装置9と画像形成装置2の機能の一例を説明する図である。
画像形成システム1は、画像形成装置2と、画像形成装置2と通信回線5を介して接続された端末装置9と、を備えている。通信回線5は、装置間のデータ通信に用いられる回線であれば特に限定されず、例えばインターネット、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)であることを例示することができる。通信回線5は、有線か無線かを問わず、これらを併用しても良い。無線LANは、例えばWiFi(登録商標)であることを例示することができる。
端末装置9は、装置全体を制御する制御部91と、データ等の記憶に用いられる記憶部92と、操作受付画面や画像の表示に使用される表示部93と、ユーザの入力操作を受け付ける操作部94と、外部装置との通信に用いられる通信部95とを備えている。
より具体的には、プリンタードライバは、例えばアプリケーションから出力された原稿Mの画像形成の指示を取得した後、第1画像形成部10および第2画像形成部20のそれぞれの特性を考慮し、第1画像形成部10にて画像形成するためのコマンドである第1画像形成指示と、第2画像形成部20にて画像形成するためのコマンドである第2画像形成指示とに変換する。そして、プリンタードライバは、第1画像形成指示、第2画像形成指示を第1制御部100に対して出力する。以下では、第1画像形成指示と第2画像形成指示とを区別する必要がない場合にはこれらをまとめて「画像形成指示」と称する場合がある。
プリンタードライバは、画像形成指示を生成する際に、RAM91cや記憶部92に記憶したユーザ識別情報を読み出し、端末装置9の情報および時刻等にユーザ識別情報を付加した画像形成指示を生成する。
操作部94は、ユーザからの操作を受け付ける入力装置である。操作部94は、ボタン、スイッチ、タッチパネルであることを例示することができる。
通信部95は、通信インターフェースであることを例示することができる。
画像形成装置2は、記録材の一例としての用紙Sに画像を形成する第1画像形成部10と、用紙Sに画像を形成する第2画像形成部20と、を備えている。また、画像形成装置2は、用紙Sを保持する用紙保持部30と、用紙保持部30に保持された用紙Sを第1画像形成部10等に搬送する用紙搬送装置40と、を備えている。また、画像形成装置2は、用紙S上に形成されたトナー像を加熱および加圧して定着する定着装置50と、定着装置50にてトナー像が定着されることで画像が形成された用紙Sを積載する用紙積載部60と、情報の表示等を行うユーザインタフェース(以下、「UI」と称する場合がある。)70と、を備えている。また、画像形成装置2は、第1画像形成部10、用紙搬送装置40、定着装置50等を制御する第1制御部100と、第2画像形成部20を制御する第2制御部200と、を備えている。
また、UI70は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイのような表示装置とタッチパッドのような位置入力装置を組み合わせたタッチパネル等により構成され、ユーザからの情報を受け付けるとともに、ユーザに対して情報を表示する。
第1画像形成部10の画像形成ユニット11の感光体ドラム12に形成された4色のトナー像は、一次転写ロール18によって、中間転写ベルト17上に一次転写され、中間転写ベルト17上には、4色トナーが重畳された重畳トナー像が形成される。そして、中間転写ベルト17上のこの重畳トナー像は、中間転写ベルト17の移動に伴って二次転写ロール19が配置された二次転写部に搬送される。
(第1制御部100)
第1制御部100は、第1画像形成部10、用紙搬送装置40、定着装置50等の動作を制御する第1主制御部110と、第1主制御部110の制御のもとこれらの装置の動作を制御する第1従制御部120と、を備えている。
ROM112には、CPU111により実行される基本プログラム(オペレーションシステム)や各種の設定等が記憶されている。CPU111は、RAM113を作業エリアに使用し、ROM112や記憶部114から読み出したプログラムを実行する。CPU111がプログラムを実行することにより、以下に述べる、第1主制御部110の機能が実現される。
また、第1主制御部110は、通信部115を介して、外部、例えば端末装置9からの画像形成指示を受信する。第1主制御部110は、受信した画像形成指示を解析する。画像形成指示には、識別情報、画像データ、画像形成の設定、および、後述する協同指示であるのか単独指示であるのかの情報が含まれる。
また、第1主制御部110は、受信した画像形成指示に係る用紙Sのサイズや材質を第1従制御部120に通知する。
また、第1主制御部110は、受信した画像形成指示を第2制御部200に転送する。
第1従制御部120は、第1主制御部110との間で制御情報の受け渡しを行って、第1画像形成部10における露光、現像、転写の各プロセスや、用紙搬送装置40による転写タイミングに合わせた用紙Sの繰出しおよび搬送、定着装置50によるトナー画像の定着等の制御を行う。
第2制御部200は、第2画像形成部20の動作を制御する第2主制御部210と、第2主制御部210の制御のもと第2画像形成部20の動作を制御する第2従制御部220と、を備えている。第2主制御部210は、第1主制御部110と、接続線150を介して、情報の送受信を行う。
ROM212には、CPU211により実行される基本プログラム(オペレーションシステム)や各種の設定等が記憶されている。CPU211は、RAM213を作業エリアに使用し、ROM212や記憶部214から読み出したプログラムを実行する。CPU211がプログラムを実行することにより、以下に述べる、第2主制御部210の機能が実現される。
また、第2主制御部210は、受信した画像データに対し予め定めた画像処理を施す。第2主制御部210は、第2画像形成部20の再現色、つまり、第2画像形成部20のトナーの色(白、金、銀、クリア)である、白色データ、金色データ、銀色データ、クリアデータに変換して出力する。
また、第2主制御部210は、受信した画像形成指示に係る用紙Sのサイズや材質を第2従制御部220に通知する。
第2従制御部220は、第2主制御部210との間で制御情報の受け渡しを行って、第2画像形成部20における露光、現像、転写等の制御を行う。
また、第2従制御部220は、第2画像形成部20が有するトナーのトナー切れのエラーが発生していることの情報を取得する。第2従制御部220は、エラー情報を、第2主制御部210に通知する。第2主制御部210は、これらのエラー情報を、UI70の表示パネルに表示させることでユーザに報知する。そして、例えば、エラーがトナー切れである場合には、トナーが補充されると、第2従制御部220は、発生していたエラーが解消したことの情報を取得する。そして、第2従制御部220は、エラーが解消したことを、第2主制御部210に通知する。第2主制御部210は、エラーが解消したことを、UI70の表示パネルに表示させることでユーザに報知する。
第1制御部100と第2制御部200とは、起動後、相互に情報を送受信し、第1制御部100の制御のもと作動する用紙搬送装置40が搬送する用紙Sに対して、第1画像形成部10が4色の重畳トナー像を二次転写させるとともに、第2画像形成部20が他の4色の重畳トナー像を二次転写させる。以下、第1画像形成部10が用紙Sに4色の重畳トナー像を二次転写することを、「第1画像形成部10が画像を形成する」と称する場合がある。また、以下、第2画像形成部20が用紙Sに他の4色の重畳トナー像を二次転写することを、「第2画像形成部20が画像を形成する」と称する場合がある。
ここで、端末装置9のプリンタードライバは、例えばアプリケーションから出力された画像形成の指示を取得した後、第1画像形成部10および第2画像形成部20にて画像を形成する必要がある指示である場合には、第1主制御部110および第2主制御部210用のコマンドに変換する。そして、プリンタードライバは、第1主制御部110に対してコマンドを出力する。このようにして、端末装置9は、第1主制御部110に対して画像形成指示を送信する。以下では、第1画像形成部10および第2画像形成部20にて画像を形成する必要がある画像形成指示を、「協同指示」と称する場合がある。端末装置9は、第1主制御部110に対して協同指示を送信する。端末装置9は、協同指示に、第1画像形成部10および第2画像形成部20にて画像を形成する必要がある旨の情報を含ませる。
第1主制御部110は、通信部115を介して、例えば端末装置9から画像形成指示を受信した場合、画像形成指示が協同指示であるか単独指示であるかを確認する(S601)。そして、協同指示である場合には、予め定められた期間内に同じ識別情報の協同指示を受信したか否かを判断し、受信した場合、第1主制御部110は、識別情報が同一である2つの協同指示の内、使用する色材が第2色構成の協同指示を第2主制御部210に転送する(S602)。第2主制御部210は、第1主制御部110が転送した協同指示を受信する(S603)。
そして、第1従制御部120は、定着装置50に、搬送された用紙S上のトナー像を定着させるとともに、定着後の用紙Sを用紙積載部60に排出し、画像形成を完了させる(S623)。
その後、第1従制御部120は、画像形成が完了した旨を第1主制御部110に通知する(S624)。第1主制御部110は、完了通知を取得(S625)後、第2主制御部210に対して、画像形成が完了した旨の完了通知を送信する(S626)。
第2主制御部210は、完了通知を受信(S627)後、完了通知を受信した旨を、第1主制御部110に対して送信する(S628)。
第2主制御部210は、完了通知を受信した旨を、第1主制御部110に対して送信した(S628)後、画像形成動作を終了する(S631)。なお、この画像形成動作の終了には、第2画像形成部20におけるトナー像の形成動作の終了と、RAM213や記憶部214に保持された、今回の画像形成に伴う情報の消去処理と、が含まれる。
例えば、第1主制御部110は、自身の制御対象である第1画像形成部10や用紙搬送装置40にエラーが発生していない場合に、第2主制御部210に対して、第2画像形成部20の画像形成準備を行う旨の準備指示を送信する(S607)。第2主制御部210は、この準備指示を受信した(S608)後、自身の制御対象である第2画像形成部20にエラーが発生していない場合に、第2従制御部220に対して、第2画像形成部20の画像形成準備を行う旨の準備指示を通知する(S612)。また、第2主制御部210は、第2画像形成部20の画像形成準備が完了した場合に、第1主制御部110に対して、準備が完了した旨の完了通知を送信する(S615)。第1主制御部110は、この完了通知を受信した(S616)後、第1従制御部120に対して、第1画像形成部10の画像形成準備を行う旨の準備指示等を通知する(S617)。
また、第1画像形成部10や用紙搬送装置40にエラーが発生しているにも関わらず、第2画像形成部20が長時間に亘って待機状態であることに起因して電力が無駄に消費されることを抑制する。また、第2画像形成部20にエラーが発生しているにも関わらず、第1画像形成部10が長時間に亘って待機状態であることに起因して電力が無駄に消費されることを抑制する。
これにより、第2制御部200が、定着装置50による定着も終了し、画像形成が完了したことを把握できないことを抑制する。
図7は、第1主制御部110が、第1単独指示を受信した場合における、第1制御部100および第2制御部200が行う処理手順の一例を示す図である。
第1主制御部110は、第1単独指示を受信した(S701)場合には、第1従制御部120に対して、第1単独指示に対応する画像形成の設定を通知する(S702)。これにより、第1従制御部120は、第1単独指示に対応する画像形成の設定を取得するとともに、画像形成に伴う準備を指示する(S703)。その後、第1主制御部110は、エラーが発生しているか否かを判断する(S704)。エラーが発生している場合(S704でyes)、第1主制御部110は、エラーが解消するまで待機する。一方、エラーが発生していない場合(S704でno)、第1主制御部110は、第1従制御部120に対して、単独指示に対応する、第1画像形成部10の画像形成準備を行う旨の準備指示を通知する(S705)。
図8は、第1主制御部110が、第2単独指示を受信した場合における、第1制御部100および第2制御部200が行う処理手順の一例を示す図である。図8において、図6に示した処理と同じ処理には同じ符号を付し、その説明は省略する。
第1主制御部110は、第2単独指示を受信すると(S801)、第2主制御部210に対して、接続線150を介して第2単独指示を送信する(S802)。第2主制御部210は、第1主制御部110が送信した第2単独指示を受信する(S803)。第1主制御部110は、第1従制御部120に対して、第2単独指示に対応する設定を通知する(S804)。
その後、第1制御部100および第2制御部200は、上述したS606~S616の処理を行う。
その後、第1制御部100および第2制御部200は、上述したS623~S631の処理を行う。
図6には、協同指示を受信した後、予め定められた期間内に同じ識別情報の他の協同指示を受信した場合の処理を示しているが、重畳すべき第1画像I1と第2画像I2に係る協同指示の識別情報が異なるために、予め定められた期間内に同じ識別情報の2つの協同指示を受信しないことが考えられる。予め定められた期間は、例えば1分であることを例示することができる。
例えば、一つのアプリケーションを用いて作成された原稿Mが、図4に示すように、黒色の「A」という文字が銀色の四角形を背景として表示されるというものである場合、原稿Mの画像形成指示は、「A」という文字についての第1画像形成指示と、銀色の背景についての第2画像形成指示とを含んで構成される。このように、一つのアプリケーションを用いて作成された原稿Mについての第1画像形成指示と第2画像形成指示とには、図9(a)に示すように、同じ識別情報が含まれる。
ここで、記憶部114は、第1画像形成部10および第2画像形成部20にて画像を形成する必要がある協同指示の受け付けを許容するユーザの情報を記憶する。言い換えれば、ユーザは、第1画像形成部10および第2画像形成部20にて画像を形成する画像形成指示を行うユーザであることを予め画像形成装置2に登録する。登録する手法は、ユーザが、端末装置9を操作して画像形成装置2に通知を送信することや、UI70を操作して入力することを例示することができる。
記憶部114は、ユーザの情報として、ユーザの識別情報であるユーザ識別情報と、正しくない協同指示をしたときの処理(以下、「不正時処理」と称する場合がある。)の方法と、後述する待機時間と、当該待機時間を超過した場合の処理(以下、「待機時間超過処理」と称する場合がある。)の方法とを関連付けて記憶する。
また、記憶部114は、協同指示の受け付けを許容しない、言い換えれば、ユーザ識別情報が登録されていないユーザからの協同指示を受信した場合の処理(以下、「未登録時処理」と称する場合がある。)を記憶する。
また、第1主制御部110は、受信している協同指示に含まれるユーザ識別情報が予め記憶部114に記憶されていない場合には、記憶部114に記憶された未登録時処理の設定に従って処理を行う。
図11、図12は、第1主制御部110の処理の一例を示すフローチャートである。第1主制御部110は、この処理を、予め設定された一定時間(例えば1ミリ秒)ごとに繰り返し実行する。
第1主制御部110は、通信部115を介して、例えば端末装置9から画像形成指示を受信したか否かを判断する(S1101)。受信した場合(S1101でyes)、第1主制御部110は、画像形成指示が協同指示であるのか単独指示であるのかを確認し、協同指示を受信したか否かを判断する(S1102)。そして、協同指示である場合(S1102でyes)、第1主制御部110は、同じ識別情報の他の協同指示を受信したか否かを判断する(S1103)。受信していない場合(S1103でno)、第1主制御部110は、予め定められた期間が経過したか否かを判断する(S1104)。予め定められた期間が経過していない場合(S1104でno)、第1主制御部110は、S1102以降の処理を行う。他方、予め定められた期間が経過した場合(S1104でyes)、第1主制御部110は、協同指示の情報をRAM113や記憶部114等の記憶領域に記憶し(S1105)、本処理を終了する。
その後、第1主制御部110は、第2主制御部210から、完了通知を受信した旨を受信したか否かを判断する(S1114)。完了通知を受信した旨を受信していない場合(S1114でno)、第1主制御部110は、受信するまで待機する。他方、完了通知を受信した旨を受信した場合(S1114でyes(この処理が、図6を用いて説明したS629の処理に相当する))、第1主制御部110は、画像形成動作を終了する(S1115)。
その後、第1主制御部110は、第2主制御部210から、完了通知を受信した旨を受信したか否かを判断する(S1126)。完了通知を受信した旨を受信していない場合(S1126でno)、第1主制御部110は、受信するまで待機する。他方、完了通知を受信した旨を受信した場合(S1126でyes(この処理が、図8を用いて説明したS629の処理に相当する))、第1主制御部110は、画像形成動作を終了する(S1115)。
その後、第1主制御部110は、エラーが発生しているか否かを判断する(S1128)。エラーが発生している場合(S1128でyes)、第1主制御部110は、エラーが解消するまで待機する。他方、エラーが発生していない場合(S1128でno)、第1主制御部110は、第1従制御部120に対して、第1画像形成部10の画像形成準備を行う旨の準備指示を通知する(S1129)。このS1129の処理は、図7を用いて説明したS705の処理に相当する。
S1101にて受信していない場合(S1101でno)の処理については後で詳述する。
図13は、第1主制御部110の組み合わせ決定処理の一例を示すフローチャートである。第1主制御部110は、この処理を、予め設定された一定時間(例えば1ミリ秒)ごとに繰り返し実行する。
図14は、第2主制御部210の処理の一例を示すフローチャートである。第2主制御部210は、この処理を、予め設定された一定時間(例えば1ミリ秒)ごとに繰り返し実行する。
第2主制御部210は、第1主制御部110から協同指示を受信したか否かを判断する(S1401)。協同指示を受信した場合(S1401でyes(この処理が、図6を用いて説明したS603の処理に相当する))、第2主制御部210は、第1主制御部110から、準備指示を受信したか否かを判断する(S1402)。準備指示を受信していない場合(S1402でno)、第2主制御部210は、受信するまで待機する。他方、準備指示を受信した場合(S1402でyes(この処理が、図6を用いて説明したS608の処理に相当する))、第2主制御部210は、第2従制御部220に対して、指示された画像形成の設定を通知する(S1403)。このS1403の処理が、図6のS609の処理に相当する。
例えば、一つのアプリケーションを用いて作成された原稿Mの1頁目が、図15に示すように、黒色の「A」という文字が銀色の四角形を背景として表示され、原稿Mの2頁目が、黒色の「B」という文字が金色の四角形を背景として表示されるというものである場合、原稿Mの画像形成指示は、「A」、「B」という文字についての第1画像形成指示と、金色の背景、銀色の背景についての第2画像形成指示とを含んで構成される。そして、このように、一つのアプリケーションを用いて作成された原稿Mについての第1画像形成指示に係る頁数である第1頁数と第2画像形成指示に係る頁数である第2頁数とは同じになる。
一方、異なるアプリケーションを用いて作成された文字等についての画像が、一枚の用紙Sに対して形成される場合には、異なるアプリケーションそれぞれから出力された2つの画像形成指示に係る頁数が同じとならない場合がある。例えば、「A」、「B」という文字を作成した第1アプリケーションと、金色の背景、銀色の背景を作成した第2アプリケーションとが異なる場合、「A」、「B」という文字の画像を用紙Sに形成するための第1画像形成指示に含まれる頁数(第1頁数)と、金色の背景、銀色の背景の画像を同じ用紙Sに形成するための第2画像形成指示に含まれる頁数(第2頁数)とが異なることが考えられる。例えば、図16に示すように、2頁目の「B」という文字が用紙Sの範囲内であれば、頁数は同じにあるが、図17に示すように、2頁目「B」という文字の一部が用紙Sの範囲内に収まっていない場合には、用紙Sの範囲外となった「B」という文字の一部が3頁目となってしまうことが考えられる。あるいは、ユーザが誤って、第1アプリケーションで「A」、「B」、「C」という文字をそれぞれ異なる頁に作成する計3頁とする一方で、第2アプリケーションで、金色の背景、銀色の背景をそれぞれ異なる頁に作成する計2頁としまうことが考えられる。
図18は、第1頁数と第2頁数とが異なる場合であって複数部数の画像形成指示が出された場合に生じ得る事例の一例を示す図である。
図18に示すように、第1画像形成指示に係る1部目の3頁目の第1画像I1と、第2画像形成指示に係る2部目の1頁目の第2画像I2とが重畳されてしまう。
記憶部114は、ユーザの識別情報に関連付けて、異常時処理の設定を記憶する。異常時処理の設定は、ユーザにより予め登録されたものである。登録する手法は、ユーザが、端末装置9を操作して画像形成装置2に通知を送信することや、UI70を操作して入力することを例示することができる。
異常時処理の設定が、設定(1)である場合には、第1主制御部110は、頁数が多い方の画像形成指示に従って、頁数が少ない方の頁までの画像形成処理を行い、頁数が多い分の頁については画像形成処理を行わないようにする。例えば、図17に示すように、第1頁数が3頁で、第2頁数が2頁である場合であって、複数部数の画像形成を行う場合には、図20に示すように、第1主制御部110は、2頁目までを画像形成し、2頁目の画像形成が終わった後には、次の部の1頁目の画像形成を行う。つまり、3頁目の画像形成は行わない。
異常時処理の設定が、設定(3)である場合には、第1主制御部110は、頁数が少ない方の頁までは、第1画像I1と第2画像I2とを重畳した画像を形成し、頁数が多い分の頁については第1画像I1と第2画像I2とを重畳させずに、頁数が多い画像形成指示に係る画像のみを形成するようにする。
例えば、図17に示すように、第1頁数が3頁で、第2頁数が2頁である場合であって、複数部数の画像形成を行う場合には、第1主制御部110は、2頁目までを重畳した画像を形成し、2頁目の画像形成が終わった後の3頁目は、頁数が多い方の画像形成指示に係る画像のみを用紙Sに形成する。例えば、第1頁数の方が第2頁数よりも多い場合には、図21に示すように、3頁目は、第1画像形成部10にて形成した画像のみを用紙Sに形成する。その後、この処理を部数の分、繰り返す。
なお、第1主制御部110は、頁数が多い分の頁について、頁数が多い画像形成指示に係る画像を形成するのではなく、図22に示すように、異常な画像形成指示である旨をユーザに報知する文言(例えば「ERROR」)の画像を形成しても良い。
第2従制御部220は、第2画像形成部20に、搬送されてきた用紙Sに1部目の1頁目の画像を形成させる(S622)。
その後、第1制御部100および第2制御部200は、S622~S629の処理を行う。
そして、第1制御部100および第2制御部200は、2部目の2頁目の画像形成についての完了通知を受信した旨を受信(S629)後、2部目の3頁目の画像形成を行うべく、図7を用いて説明したS702~S712の処理を行う。
そして、第1制御部100および第2制御部200は、2部目の2頁目の画像形成についての完了通知を受信した旨を受信(S629)後、2部目の3頁目の画像形成を行うべく、図8を用いて説明したS804~S629の処理を行う。
第1主制御部110は、S1101にて受信していないと判断した場合(S1101でno)、図13を用いて後で説明するS1305にて、2つの協同指示の識別情報を同じにすることを決定したか否かを判断する(S2901)。決定していない場合(S2901でno)、第1主制御部110は、本処理を終了する。他方、決定した場合(S2901でyes)、第1主制御部110は、第2色構成に対応する協同指示、言い換えれば第2画像形成指示を第2主制御部210に送信する(S2902)後、第1主制御部110は、識別情報が同一である2つの協同指示の内、使用する色材が第1色構成の協同指示、言い換えれば第1画像形成指示に係る頁数(第1頁数)を第2主制御部210に送信する(S2903)。その後、第1主制御部110は、第2主制御部210から、第2色構成の協同指示に係る頁数(第2頁数)を受信したか否かを判断する(S2904)。受信していない場合(S2904でno)、受信するまで待機する。受信した場合(S2904でyes)、第1主制御部110は、第1色構成の協同指示に係る頁数と第2色構成の協同指示に係る頁数とが同じであるか否かを判断する(S2905)。同じである場合(S2905でyes)、第1主制御部110は、頁数が同じである場合の処理を行うことを決定する(S2906)。頁数が同じである場合の処理は、上述した図23および図24を用いて説明した処理と同一である。S2906の処理により、第1制御部100および第2制御部200は、上述した図23および図24を用いて説明した処理を行う。図11、図12を用いて説明した処理では、第1主制御部110は、画像形成を行う用紙Sの数(=部数×頁数)分、S1107~S1114の処理を繰り返し行った後、画像形成動作を終了する。
そして、第1プロセッサは、第1画像I1と第2画像I2とを重畳すべき旨の情報が含まれた第1画像形成指示を受信した場合に、当該第1画像形成指示に係る頁数である第1頁数を把握したときに当該第1頁数を第2プロセッサに送信する(S2304)。第2プロセッサは、第1画像I1と第2画像I2とを重畳すべき旨の情報が含まれた第2画像形成指示に係る頁数である第2頁数を把握したときに当該第2頁数を第1プロセッサに送信する(S2306)。
そして、第1プロセッサおよび第2プロセッサの少なくともいずれかは、第1頁数と第2頁数とが異なる場合に、異なる場合の処理として予め設定された処理を行う。これにより、第1頁数と第2頁数とが異なることに起因してユーザが意図した通りに第1画像I1と第2画像I2とを重畳することができない場合に、ユーザが予め設定した処理が行われる。その結果、ユーザが望むように処理される。
そして、第1プロセッサおよび第2プロセッサは、UI70に異常が生じた旨を表示し、画像形成を停止する。これにより、ユーザが望まない画像形成が継続されることが抑制される。
そして、予め設定された処理は、多い方の画像形成指示における多い分の頁の画像形成を行わないことである(例えば設定(1)の処理)。これにより、無駄に画像形成が行われることが抑制される。
そして、予め設定された処理は、多い方の画像形成指示における多い分の頁に、異常である旨を報知する画像を形成する(例えば図22の処理)。これにより、ユーザは原稿Mの誤りに気付き易くなる。
例えば、予め設定された処理は、UI70に異常が生じた旨を表示することである(例えば設定(2)の処理)。これにより、ユーザに異常が生じた旨が確度高く報知される。
また、画像形成装置2は、ユーザの操作を受け付ける操作部の一例としてのUI70をさらに備え、UI70は、異なる場合の処理を受け付け可能である。これにより、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。
Claims (12)
- 第1画像を形成する第1画像形成部を制御する第1プロセッサと、
前記第1画像と重畳する第2画像を形成する第2画像形成部を制御する第2プロセッサと、
を備え、
前記第1プロセッサは、前記第1画像と前記第2画像とを重畳すべき旨の情報が含まれた第1画像形成指示を受信した場合に、当該第1画像形成指示に係る頁数である第1頁数を把握したときに当該第1頁数を前記第2プロセッサに送信し、
前記第2プロセッサは、前記第1画像と前記第2画像とを重畳すべき旨の情報が含まれた第2画像形成指示に係る頁数である第2頁数を把握したときに当該第2頁数を前記第1プロセッサに送信し、
前記第1プロセッサおよび前記第2プロセッサの少なくともいずれかは、前記第1頁数と前記第2頁数とが異なる場合に、異なる場合の処理として予め設定された処理を行う、
画像形成装置。 - 前記第1プロセッサおよび前記第2プロセッサは、前記第1画像または前記第2画像を、前記第1頁数および前記第2頁数の内、少ない方の頁数までの画像形成を行い、その後、当該第1プロセッサおよび当該第2プロセッサの少なくともいずれかは、前記予め設定された処理に応じた処理を行う、
請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記予め設定された処理は、表示部に異常が生じた旨を表示することである、
請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記第1プロセッサおよび前記第2プロセッサは、前記表示部に異常が生じた旨を表示し、画像形成を停止する、
請求項3に記載の画像形成装置。 - 前記予め設定された処理は、前記第1頁数および前記第2頁数の内、多い方の画像形成指示における多い分の頁を当該画像形成指示とは異ならせることである、
請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記予め設定された処理は、前記多い方の画像形成指示における多い分の頁の画像形成を行わないことである、
請求項5に記載の画像形成装置。 - 前記予め設定された処理は、前記多い方の画像形成指示における多い分の頁を、前記第1画像と前記第2画像とを重畳しないで画像形成することである、
請求項5に記載の画像形成装置。 - 前記予め設定された処理は、前記多い方の画像形成指示における多い分の頁に、異常である旨を報知する画像を形成する、
請求項7に記載の画像形成装置。 - 前記第1プロセッサおよび前記第2プロセッサの少なくともいずれかは、前記第1頁数と前記第2頁数とが異なることを把握したときに、異なる場合の処理として予め設定された処理を行う、
請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記予め設定された処理は、表示部に異常が生じた旨を表示することである、
請求項9に記載の画像形成装置。 - ユーザの操作を受け付ける操作部をさらに備え、
前記操作部は、前記異なる場合の処理を受け付け可能である、
請求項1から10のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 第1画像を形成する第1画像形成部を制御する第1プロセッサが、当該第1画像と第2画像形成部が形成する第2画像とを重畳すべき旨の情報が含まれた第1画像形成指示を受信した場合に、当該第1プロセッサに、当該第1画像形成指示に係る頁数である第1頁数を把握したときに当該第1頁数を、当該第2画像形成部を制御する第2プロセッサに送信させる機能と、
前記第2プロセッサに、前記第1画像と前記第2画像とを重畳すべき旨の情報が含まれた第2画像形成指示に係る頁数である第2頁数を把握したときに当該第2頁数を前記第1プロセッサに送信させる機能と、
前記第1プロセッサおよび前記第2プロセッサの少なくともいずれかに、前記第1頁数と前記第2頁数とが異なる場合に、異なる場合の処理として予め設定された処理を行わせる機能と、
を実行させるプログラム。
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