JP7688599B2 - Spool valve mechanism - Google Patents
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Description
本開示は、スプールが移動することによって種々の回路制御を行うスプール弁装置に関する。 This disclosure relates to a spool valve device that controls various circuits by moving a spool.
一般に、油圧ショベル等の建設機械は、油圧ポンプから複数の油圧アクチュエータ(油圧モータ、油圧シリンダ等)に選択的に圧油を給排する必要がある。このため、複数の油圧アクチュエータと油圧ポンプとの間を接続する油圧回路には、圧油の流量、圧力、および流れ方向を制御するため、複数のスプール弁装置によって構成されたコントロールバルブが設けられている。 In general, construction machinery such as hydraulic excavators needs to selectively supply and discharge pressurized oil from a hydraulic pump to multiple hydraulic actuators (hydraulic motors, hydraulic cylinders, etc.). For this reason, the hydraulic circuit connecting the multiple hydraulic actuators and the hydraulic pump is provided with a control valve consisting of multiple spool valve devices to control the flow rate, pressure, and flow direction of the pressurized oil.
スプール弁装置は、スプール摺動穴を有するハウジングと、ハウジングのスプール摺動穴に移動可能に設けられたスプールとを有し、ハウジングには、スプール摺動穴に開口する複数の流体通路が設けられている。そして、スプール摺動穴内でスプールを軸方向に変位させることにより、圧油の圧力、流量を制御したり、圧油の流れ方向を切換えるようになっている。 The spool valve device has a housing with a spool sliding hole, and a spool that is movably disposed in the spool sliding hole of the housing, and the housing is provided with multiple fluid passages that open into the spool sliding hole. By displacing the spool in the axial direction within the spool sliding hole, the pressure and flow rate of the pressurized oil can be controlled, and the flow direction of the pressurized oil can be switched.
スプールの変位によって圧油の圧力、流量を精度良く制御するには、スプールが変位した位置を正確に検出する必要がある。このため、歪ゲージを備えたスプール位置検出機構を有し、このスプール位置検出機構によってスプールの変位を検出するスプール弁装置が提案されている(特許文献1)。 In order to accurately control the pressure and flow rate of the hydraulic oil by the displacement of the spool, it is necessary to accurately detect the position to which the spool has been displaced. For this reason, a spool valve device has been proposed that has a spool position detection mechanism equipped with a strain gauge and detects the displacement of the spool using this spool position detection mechanism (Patent Document 1).
引用文献1によるスプール位置検出機構は、ハウジングのスプール摺動穴内にダイヤフラムを介して歪ゲージが配置され、スプールの軸方向の一端にばね部材を介してアダプタが設けられ、アダプタにはダイヤフラムに向けて軸方向に突出する押圧部材が設けられている。そして、スプールが軸方向に変位したときに、アダプタに設けられた押圧部材がダイヤフラムを押圧変位させ、このダイヤフラムの変位を歪ゲージが検出することにより、スプールの変位が検出される。
In the spool position detection mechanism described in
しかし、引用文献1によるスプール弁装置は、スプールが変位したときにアダプタに設けられた押圧部材がダイヤフラムを押圧変位させ、このダイヤフラムの変位を歪ゲージが検出するため、スプール位置検出機構の部品点数が多い。このため、スプール位置検出機構を備えたスプール弁装置全体が大型化してしまうという問題がある。さらに、スプール位置検出機構を組立てるときの工数が増加するため、スプール弁装置を組立てるときの作業性が低下してしまうという問題がある。
However, in the spool valve device according to
本発明の目的は、部品点数の増加および装置全体の大型化を抑えつつ、スプールの変位を精度良く検出することができるようにしたスプール弁装置を提供することにある。 The object of the present invention is to provide a spool valve device that can accurately detect the displacement of the spool while minimizing an increase in the number of parts and an increase in the size of the entire device.
本発明は、スプール摺動穴を有するハウジングと、前記ハウジングの前記スプール摺動穴に移動可能に設けられたスプールと、前記スプールを前記スプール摺動穴の初期位置に向けて付勢するスプリングと、前記スプールの変位を検出する変位検出装置と、を備えたスプール弁装置に適用される。そして、前記スプールは、移動方向を軸方向とする円柱状に形成され、かつ、前記スプール摺動穴の内周面に摺接する摺接面と、前記スプール摺動穴の内周面から離間した非摺接面とを有し、前記変位検出装置は、前記スプールの前記非摺接面に取付けられ前記スプールが変位するときの前記軸方向の歪を検出する歪ゲージと、前記歪ゲージにより検出された前記スプールの歪に基づいて前記スプールの軸方向の変位を算出するコントローラと、を有していることを特徴とする。 The present invention is applied to a spool valve device including a housing having a spool sliding hole, a spool movably provided in the spool sliding hole of the housing, a spring for biasing the spool toward an initial position of the spool sliding hole, and a displacement detection device for detecting the displacement of the spool. The spool is formed in a cylindrical shape with the moving direction as the axial direction, and has a sliding surface that slides against the inner peripheral surface of the spool sliding hole and a non-sliding surface spaced from the inner peripheral surface of the spool sliding hole, and the displacement detection device is characterized by having a strain gauge attached to the non-sliding surface of the spool for detecting the axial strain when the spool is displaced, and a controller for calculating the axial displacement of the spool based on the strain of the spool detected by the strain gauge.
本発明によれば、スプールの非摺接面に取付けた歪ゲージにより、スプールが変位するときの軸方向の歪が検出されるので、検出された歪に基づいてスプールの変位を精度良く算出することができる。この場合、歪ゲージは、スプールに直接的に取付けられた状態でスプールが生じる歪を検出するため、例えばダイヤフラム、アダプタ、押圧部材等を不要にすることにより、部品点数を削減できる。この結果、装置全体の大型化を抑えることができ、組立て時の作業性を高めることができる。 According to the present invention, the axial strain caused by the spool displacement is detected by a strain gauge attached to the non-sliding surface of the spool, and the displacement of the spool can be calculated with high accuracy based on the detected strain. In this case, the strain gauge detects the strain caused by the spool while directly attached to the spool, so the number of parts can be reduced by eliminating the need for, for example, diaphragms, adapters, pressing members, etc. As a result, the size of the entire device can be prevented from increasing, and workability during assembly can be improved.
以下、本発明に係るスプール弁装置の実施形態を、例えば油圧ショベルに搭載された油圧システムに適用した場合を例に挙げ、図1ないし図10を参照しつつ詳細に説明する。 The following describes in detail an embodiment of a spool valve device according to the present invention, taking as an example a case where the device is applied to a hydraulic system mounted on a hydraulic excavator, with reference to Figures 1 to 10.
図1において、油圧ショベル(図示せず)に搭載された油圧システムは、油圧ポンプ1と、作動油タンク2と、油圧シリンダ4と、パイロットポンプ5と、コントロールバルブ9と、コントローラ21と、操作レバー装置22とを含んで構成されている。この油圧システムは、油圧シリンダ4(油圧アクチュエータ)に対する圧油(作動油)の給排を、操作レバー装置22の操作に応じて制御する。
In FIG. 1, the hydraulic system installed in a hydraulic excavator (not shown) is composed of a
油圧ポンプ1は、油圧ショベル(図示せず)に搭載されている。油圧ポンプ1は、作動油タンク2と共に油圧源を構成し、エンジン3によって駆動されることにより、作動油タンク2に貯えられた作動油を吸込んで加圧し、この加圧した作動油(圧油)を油圧シリンダ4に向けて吐出する。油圧ポンプ1は、例えば容量可変部1Aを有する可変容量型の油圧ポンプにより構成され、レギュレータ(図示せず)によって容量可変部1Aを操作することにより、油圧ポンプ1の吐出容量が変化する構成となっている。
The
パイロットポンプ5は、油圧ポンプ1と共にエンジン3によって駆動される。パイロットポンプ5は、作動油タンク2に貯えられた作動油を吸込み、この作動油をパイロット圧として、後述するパイロット油室10A1,10B1,11A1,11B1に向けて吐出する。
The
ポンプ管路6は、一端が油圧ポンプ1の吐出側に接続されている。ポンプ管路6の他端は、後述するメータインスプール弁10Aを介して主管路7Aに接続されると共に、後述するメータインスプール弁10Bを介して主管路7Bに接続されている。主管路7Aは、油圧シリンダ4のボトム側油室4Aに接続され、主管路7Bは、油圧シリンダ4のロッド側油室4Bに接続されている。
One end of the
タンク管路8は、一端が作動油タンク2に接続されている。タンク管路8の他端は、後述するメータアウトスプール弁11Aを介して主管路7Aに接続されると共に、後述するメータアウトスプール弁11Bを介して主管路7Bに接続されている。
One end of the
コントロールバルブ9は、油圧ポンプ1と作動油タンク2からなる油圧源と油圧シリンダ4との間に設けられている。コントロールバルブ9は、コントローラ21から出力される制御信号に応じて油圧シリンダ4に対する圧油の給排を制御する。コントロールバルブ9は、スプール弁装置としてのメータインスプール弁10A,10Bと、メータアウトスプール弁11A,11Bと、電磁比例弁14A,14B,14C,14D,14Eと、ブリードオフスプール弁15と、リリーフ弁17A,17B,17Cと、チェック弁18A,18Bと、歪ゲージ19,20とを含んで構成されている。
The control valve 9 is provided between the hydraulic source consisting of the
メータインスプール弁10Aは、本実施形態によるスプール弁装置を構成し、ポンプ管路6と主管路7Aとの間に設けられている。メータインスプール弁10Aは、例えば2ポート2位置の油圧パイロット弁により構成され、パイロット油室10A1に対するパイロット圧の給排に応じて開閉する。パイロット油室10A1は、パイロット管路12を介してパイロットポンプ5に接続されると共に、ドレン管路13を介して作動油タンク2に接続されている。電磁比例弁14Aは、メータインスプール弁10Aのパイロット油室10A1と、パイロット管路12およびドレン管路13との間に設けられている。電磁比例弁14Aは、コントローラ21から供給される制御信号に応じて開弁し、メータインスプール弁10Aのパイロット油室10A1に対し、パイロット管路12を通じてパイロット圧を供給させる。メータインスプール弁10Aは、電磁比例弁14Aを介して供給されるパイロット圧に応じて開弁し、ポンプ管路6と主管路7Aとを連通させる。これにより、油圧ポンプ1からの圧油が、ポンプ管路6および主管路7Aを通じて油圧シリンダ4のボトム側油室4Aに供給される。
The meter-in
メータインスプール弁10Bは、本実施形態によるスプール弁装置を構成し、ポンプ管路6と主管路7Bとの間に設けられている。メータインスプール弁10Bのパイロット油室10B1は、パイロット管路12を介してパイロットポンプ5に接続されると共に、ドレン管路13を介して作動油タンク2に接続されている。電磁比例弁14Bは、メータインスプール弁10Bのパイロット油室10B1と、パイロット管路12およびドレン管路13との間に設けられている。電磁比例弁14Bは、コントローラ21から供給される制御信号に応じて開弁し、メータインスプール弁10Bのパイロット油室10B1に対し、パイロット管路12を通じてパイロット圧を供給させる。メータインスプール弁10Bは、電磁比例弁14Bを介して供給されるパイロット圧に応じて開弁し、ポンプ管路6と主管路7Bとを連通させる。これにより、油圧ポンプ1からの圧油が、ポンプ管路6および主管路7Bを通じて油圧シリンダ4のロッド側油室4Bに供給される。
The meter-in spool valve 10B constitutes the spool valve device according to this embodiment and is provided between the
メータアウトスプール弁11Aは、タンク管路8と主管路7Aとの間に設けられている。メータアウトスプール弁11Aのパイロット油室11A1は、パイロット管路12を介してパイロットポンプ5に接続されると共に、ドレン管路13を介して作動油タンク2に接続されている。電磁比例弁14Cは、メータアウトスプール弁11Aのパイロット油室11A1と、パイロット管路12およびドレン管路13との間に設けられている。電磁比例弁14Cは、コントローラ21から供給される制御信号に応じて開弁し、メータアウトスプール弁11Aのパイロット油室11A1に対し、パイロット管路12を通じてパイロット圧を供給させる。メータアウトスプール弁11Aは、電磁比例弁14Cを介して供給されるパイロット圧に応じて開弁し、タンク管路8と主管路7Aとを連通させる。これにより、油圧シリンダ4のボトム側油室4A内の圧油が、主管路7Aおよびタンク管路8を通じて作動油タンク2に排出される。
The meter-out
メータアウトスプール弁11Bは、タンク管路8と主管路7Bとの間に設けられている。メータアウトスプール弁11Bのパイロット油室11B1は、パイロット管路12を介してパイロットポンプ5に接続されると共に、ドレン管路13を介して作動油タンク2に接続されている。電磁比例弁14Dは、メータアウトスプール弁11Bのパイロット油室11B1と、パイロット管路12およびドレン管路13との間に設けられている。電磁比例弁14Dは、コントローラ21から供給される制御信号に応じて開弁し、メータアウトスプール弁11Bのパイロット油室11B1に対し、パイロット管路12を通じてパイロット圧を供給させる。メータアウトスプール弁11Bは、電磁比例弁14Dを介して供給されたパイロット圧に応じて開弁し、タンク管路8と主管路7Bとを連通させる。これにより、油圧シリンダ4のロッド側油室4B内の圧油が、主管路7Bおよびタンク管路8を通じて作動油タンク2に排出される。
The meter-out
ブリードオフスプール弁15は、ポンプ管路6とタンク管路8との間を接続するバイパス管路16に設けられている。ブリードオフスプール弁15は、例えば2ポート2位置の油圧パイロット弁により構成され、パイロット油室15Aに対するパイロット圧の給排に応じて開閉する。パイロット油室15Aは、パイロット管路12を介してパイロットポンプ5に接続されると共に、ドレン管路13を介して作動油タンク2に接続されている。電磁比例弁14Eは、ブリードオフスプール弁15のパイロット油室15Aと、パイロット管路12およびドレン管路13との間に設けられている。電磁比例弁14Eは、コントローラ21から供給される制御信号に応じて開弁し、ブリードオフスプール弁15のパイロット油室15Aにパイロット圧を供給させる。ブリードオフスプール弁15は、パイロット油室15Aに供給されるパイロット圧に応じて開弁することにより、バイパス管路16を通じてポンプ管路6からタンク管路8に流れる圧油の流量を調整し、油圧ポンプ1から油圧シリンダ4に供給される圧油の流量を制御する。
The bleed-off
リリーフ弁17Aは、ポンプ管路6とタンク管路8との間を接続する管路に設けられている。リリーフ弁17Aは、油圧ポンプ1からポンプ管路6に吐出した圧油の圧力が設定値を越えたときに開弁し、余剰の圧力をタンク管路8を通じて作動油タンク2にリリーフする。リリーフ弁17Bは、主管路7Aとタンク管路8との間を接続する管路に設けられている。リリーフ弁17Bは、主管路7Aに流入した圧油の圧力が設定値を越えたときに開弁し、余剰の圧力を作動油タンク2にリリーフする。リリーフ弁17Cは、主管路7Bとタンク管路8との間を接続する管路に設けられている。リリーフ弁17Cは、主管路7Bに流入した圧油の圧力が設定値を越えたときに開弁し、余剰の圧力を作動油タンク2にリリーフする。
The
チェック弁18Aは、油圧ポンプ1とメータインスプール弁10Aとの間に位置してポンプ管路6に設けられている。チェック弁18Aは、油圧ポンプ1からメータインスプール弁10Aに向かう圧油の流れを許し、逆向きの流れを禁止する。チェック弁18Bは、油圧ポンプ1とメータインスプール弁10Bとの間に位置してポンプ管路6に設けられている。チェック弁18Bは、油圧ポンプ1からメータインスプール弁10Bに向かう圧油の流れを許し、逆向きの流れを禁止する。
Check
歪ゲージ19は、メータインスプール弁10Aに設けられている。歪ゲージ19は、後述するスプール28が変位してメータインスプール弁10Aが開弁または閉弁するときに、このスプール28に生じる歪を検出してコントローラ21に出力する。歪ゲージ20は、メータインスプール弁10Bに設けられている。歪ゲージ20は、メータインスプール弁10Bが開弁または閉弁するときに、メータインスプール弁10Bのスプール(図示せず)に生じる歪を検出してコントローラ21に出力する。
The
コントローラ21は、油圧ショベルに設けられ、油圧シリンダ4に対する圧油の給排を制御する油圧システムの一部を構成している。コントローラ21の入力側には、歪ゲージ19,20、および操作レバー装置22が接続されている。コントローラ21の出力側には、エンジン3、電磁比例弁14A,14B,14C,14D,14Eが接続されている。操作レバー装置22は、油圧シリンダ4を伸長または縮小させるときにオペレータによって伸長方向または縮小方向に操作され、操作方向および操作量に応じた信号がコントローラ21に入力される。
The
コントローラ21は、操作レバー装置22に対する操作方向および操作量に応じて、エンジン3および電磁比例弁14A~14Eに選択的に制御信号を出力する。操作レバー装置22に対し油圧シリンダ4を伸長させる操作を行ったときには、メータインスプール弁10Aおよびメータアウトスプール弁11Bが開弁し、メータインスプール弁10Bおよびメータアウトスプール弁11Aが閉弁する。これにより、油圧ポンプ1からの圧油が、ポンプ管路6および主管路7Aを通じて油圧シリンダ4のボトム側油室4Aに流入し、油圧シリンダ4は伸長動作を行う。
The
一方、操作レバー装置22に対し油圧シリンダ4を縮小させる操作を行ったときには、メータインスプール弁10Bおよびメータアウトスプール弁11Aが開弁し、メータインスプール弁10Aおよびメータアウトスプール弁11Bが閉弁する。これにより、油圧ポンプ1からの圧油が、ポンプ管路6および主管路7Bを通じて油圧シリンダ4のロッド側油室4Bに流入し、油圧シリンダ4は縮小動作を行う。
On the other hand, when the operating
油圧シリンダ4が伸長動作を行うときには、メータインスプール弁10Aのスプール28が変位し、この変位によって生じたスプール28の歪が歪ゲージ19によって検出される。歪ゲージ19は、スプール28の歪に応じた検出信号をコントローラ21に出力し、コントローラ21は、スプール28の歪に基づいてスプール28の変位を算出する。即ち、コントローラ21は、変位検出装置35の算出部を構成し、ハウジング23、スプール28、スプリング34等と共にメータインスプール弁10Aを構成している。これにより、コントローラ21は、メータインスプール弁10Aのスプール28の変位を精度よく検出し、この検出結果に基づいて電磁比例弁14Aへの制御信号に対するフィードバック制御を行う。
When the
これと同様に、油圧シリンダ4が縮小動作を行うときには、歪ゲージ20は、メータインスプール弁10Bのスプール(図示せず)の歪に応じた検出信号をコントローラ21に出力する。これにより、コントローラ21は、メータインスプール弁10Bのスプールの変位を精度よく検出し、この検出結果に基づいて電磁比例弁14Bへの制御信号に対するフィードバック制御を行う。
Similarly, when the
次に、歪ゲージ19を備えたメータインスプール弁10Aの具体的な構成について、図2ないし図6を参照しつつ詳細に説明する。なお、歪ゲージ20を備えたメータインスプール弁10Bは、メータインスプール弁10Aと同様の構成を有しているため、その説明を省略する。
Next, the specific configuration of the meter-in
図2に示すように、メータインスプール弁10Aは、スプール摺動穴24Aを有するハウジング23と、ハウジング23のスプール摺動穴24Aに摺動可能に設けられたスプール28と、スプール28を図2に示す初期位置に向けて付勢するスプリング34と、スプール28の変位を検出する変位検出装置35とを含んで構成されている。メータインスプール弁10Aは、スプール28が図2に示す初期位置(閉弁位置)から、例えば図5に示す変位X1の位置(開弁位置)、または図6に示す変位X2の位置(開弁位置)に変位することにより、油圧シリンダ4(ボトム側油室4A)に供給される圧油の方向および流量を制御する。
As shown in FIG. 2, the meter-in
ハウジング23は、メータインスプール弁10Aの本体を構成している。ハウジング23は、スプール摺動穴24Aを有する中間ハウジング24と、中間ハウジング24の一側(図2中の左側)の端面24Bに取付けられた一側ハウジング25と、中間ハウジング24の他側(図2中の右側)の端面24Cに取付けられた他側ハウジング26とにより構成されている。
The
中間ハウジング24は、円形の断面形状を有するスプール摺動穴24Aを有している。スプール摺動穴24Aの軸方向の一端は、中間ハウジング24の一側の端面24Bに開口し、スプール摺動穴24Aの軸方向の他端は、中間ハウジング24の他側の端面24Bに開口している。
The
スプール摺動穴24Aの軸方向の中央部には、環状の中央油溝24Dが形成されている。中間ハウジング24の端面24Bと中央油溝24Dとの間には、環状の油溝24Eが形成されている。また、中間ハウジング24には、中央油溝24Dに連通するシリンダポート24F、および油溝24Eに連通するポンプポート24Gが設けられている。シリンダポート24Fは、主管路7Aを介して油圧シリンダ4のボトム側油室4Aに接続されている。ポンプポート24Gは、ポンプ管路6を介して油圧ポンプ1に接続されている。
A ring-shaped
一側ハウジング25は、中間ハウジング24の一側の端面24Bに取付けられている。一側ハウジング25には、パイロット油室10A1が設けられ、パイロット油室10A1は、中間ハウジング24の端面24Bに開口したスプール摺動穴24Aに連通している。また、パイロット油室10A1は、パイロット管路12を介してパイロットポンプ5に接続されると共に、ドレン管路13を介して作動油タンク2に接続されている(図1参照)。
The one-
他側ハウジング26は、中間ハウジング24の他側の端面24Cに取付けられている。他側ハウジング26は、軸方向の両端が開口した段付き円筒状に形成され、スプール摺動穴24Aと同心上に配置されている。他側ハウジング26の内周側には、軸方向の一側(中間ハウジング24側)に開口する大径孔部26Aと、軸方向の他側に開口する小径孔部26Bと、大径孔部26Aと小径孔部26Bとの間に位置する中径孔部26Cとが設けられている。小径孔部26Bの孔径は大径孔部26Aよりも小さく、中径孔部26Cの孔径は、大径孔部26Aよりも小さく小径孔部26Bよりも大きく設定されている。
The
大径孔部26Aは、中間ハウジング24の端面24Cに開口したスプール摺動穴24Aに連通し、大径孔部26A内には、後述するガイドロッド33,スプリング34等が配置されている。大径孔部26Aと中径孔部26Cとの境界部は、大径段部26Dとなり、中径孔部26Cと小径孔部26Bとの境界部は、小径段部26Eとなっている。小径孔部26Bは他側ハウジング26の端面に開口し、この開口端26Fはアダプタ27によって閉塞されている。アダプタ27の中心部には、軸方向に貫通する中心孔27Aが形成されている。また、他側ハウジング26には、大径孔部26Aに連通するドレンポート26Gが設けられ、ドレンポート26Gは、ドレン管路13を介して作動油タンク2に接続されている。
The
スプール28は、ハウジング23を構成する中間ハウジング24のスプール摺動穴24Aに摺動可能に挿嵌されている。スプール28は、一側ハウジング25のパイロット油室10A1に供給されるパイロット圧に応じて、スプール摺動穴24A内を軸方向に摺動変位する。スプール28は、移動方向を軸方向とする段付き円柱状に形成され、軸方向の一側の端面28Aから他側の端面28Bまでの軸方向寸法(長さ寸法)が、スプール摺動穴24Aと同等の寸法を有している。スプール28は、図2に示す初期位置にあるときには、中間ハウジング24の中央油溝24Dと油溝24Eとの間を遮断する。これにより、メータインスプール弁10Aは閉弁状態となる。一方、スプール28は、図5または図6に示すように初期位置から変位したときには、中間ハウジング24の中央油溝24Dと油溝24Eとの間を連通させる。これにより、メータインスプール弁10Aは開弁状態となる。
The
スプール28は、スプール摺動穴24Aの内周面に摺接する摺接面28Lを外周面(側面)として有する第1大径部28C、第2大径部28E、第3大径部28G、第4大径部28Jと、スプール摺動穴24Aの内周面から離間し、当該内周面に接触せずに変位する非摺接面28Mを外周面(側面)として有する第1小径部28D、第2小径部28F、第3小径部28Hとが、軸方向に交互に形成されている。即ち、スプール28の外周面には、端面28B側から順に第1大径部28C、第1小径部28D、第2大径部28E、第2小径部28F、第3大径部28G、第3小径部28H、第4大径部28Jが形成されている。第1大径部28C、第2大径部28E、第3大径部28G、第4大径部28Jの外周面は摺接面28Lとなり、第1小径部28D、第2小径部28F、第3小径部28Hの外周面は非摺接面28Mとなっている。
The
スプール28の第3大径部28Gのうち第3小径部28Hとの境界部に位置する外周縁には、軸方向に延びる複数のノッチ28Kが周方向に間隔をもって形成されている。ノッチ28Kは、例えばスプール28が図5に示す変位X1の位置まで変位したときに、中央油溝24Dと油溝24Eとの間で小流量の圧油を流通させる。
A number of
ゲージ取付面29は、スプール28の第1小径部28D,第2小径部28F,第3小径部28Hのうち、最もスプール28の端面28B側に配置された第1小径部28Dの外周面(非摺接面28M)に形成されている。図3および図4に示すように、ゲージ取付面29は、第1小径部28Dの外周面を削ることにより四角形の平坦面として形成され、ゲージ取付面29には歪ゲージ19が貼付けられている。
The
歪ゲージ19は、スプール28がスプール摺動穴24A内を軸方向に変位したときに、この変位に応じてスプール28に生じる軸方向の歪(圧縮歪)を検出する。スプール28のゲージ取付面29とスプール摺動穴24Aの内周面との間には、歪ゲージ19がスプール28の軸方向の歪を検出する歪検出空間30が形成されている。この場合、歪ゲージ19は、第1小径部28Dに設けられた平坦面からなるゲージ取付面29に貼付けられている。このため、ゲージ取付面29の位置での第1小径部28Dの径方向の断面積が小さくなり、第1小径部28Dに生じる軸方向の圧縮歪が増大することにより、この歪が歪ゲージ19によって確実に検出される。
When the
ここで、第1小径部28Dの外周面のうち、スプール28の軸中心に対してゲージ取付面29と対象となる部位には、ゲージ取付面29と同一形状の平坦面からなる対向面31が形成されている。これにより、スプール28が変位したときに第1小径部28Dに作用する圧縮荷重によってスプール28が湾曲するのを抑える構成となっている。なお、ゲージ取付面29は平坦面に限る必要はなく、例えば第1小径部28Dよりも小さな曲率を有する湾曲面としてもよい。この場合には、対向面31もゲージ取付面29と同一形状の湾曲面となる。
Here, on the outer peripheral surface of the first
中空部32は、スプール28の中心部に設けられている。中空部32は、スプール28の端面28Bから軸方向に延びる断面円形の有底穴として形成され、中空部32の穴中心は、スプール28の軸中心と同心上に配置されている。中空部32は、スプール28の端面28B側が開口端32Aとなり、スプール28の第1小径部28Dを超える位置まで延在している。即ち、中空部32は、スプール28のうち歪ゲージ19が取付けられる範囲(第1小径部28D)に対応して軸方向に延びている。
The
このように、スプール28の中心部に中空部32が設けられることにより、歪ゲージ19が取付けられる第1小径部28Dは、薄肉の円筒状となり、第1小径部28Dの径方向の断面積が小さくなる。これにより、第1小径部28Dに作用する軸方向の圧縮荷重に対し、軸方向の応力が大きくなるため、スプール28がスプール摺動穴24A内を摺動するときに第1小径部28Dに生じる軸方向の圧縮歪が増大し、この歪を歪ゲージ19によって的確に検出することができる構成となっている。
In this way, by providing a
ガイドロッド33は、スプール28の端面28Bに取付けられ、他側ハウジング26の大径孔部26A内に配置されている。ガイドロッド33は、スプール28の第1大径部28Cよりも小径な円筒体により構成され、その内周側には、軸方向に貫通するケーブル収容孔33Aが形成されている。ガイドロッド33の軸方向の一端には、雄ねじ部33Bが形成され、雄ねじ部33Bは、スプール28に形成された中空部32の開口端32Aに螺入されている。
The
これにより、ガイドロッド33は、スプール28の端面28Bに取付けられ、スプール28と同心上に配置された状態で、他側ハウジング26の大径孔部26A内を軸方向に延在している。ガイドロッド33の軸方向の他端には、ストッパ部33Cが設けられている。ストッパ部33Cは、他側ハウジング26の中径孔部26C内に配置され、ストッパ部33Cの端面が他側ハウジング26の小径段部26Eに当接した位置で、スプール28の変位が制限される(図6参照)。
As a result, the
スプリング34は、ガイドロッド33の外周側に位置して他側ハウジング26の大径孔部26A内に設けられている。スプリング34は、圧縮ばねを用いて構成され、スプール28をスプール摺動穴24Aの初期位置(図2の位置)に向けて付勢している。スプリング34の一端は、一側ばね受け34Aを介してスプール28の端面28Bに係止され、スプリング34の他端は、他側ばね受け34Bを介して他側ハウジング26の大径段部26Dに係止されている。これにより、スプリング34は、ガイドロッド33にガイドされた状態でスプール28を初期位置に向けて常に付勢する。スプール28は、パイロット油室10A1にパイロット圧が供給されることにより、スプリング34に抗してスプール摺動穴24A内を摺動変位する。
The
変位検出装置35は、歪ゲージ19と、コントローラ21とを含んで構成されている。歪ゲージ19は、スプール28の第1小径部28Dに形成されたゲージ取付面29に貼付けられている。歪ゲージ19には、ケーブル(電気配線)19Aの一端が接続されている。ケーブル19Aは、後述するケーブル挿通孔36、スプール28の中空部32等を通じてハウジング23の外側に導出され、ケーブル19Aの他端は、コントローラ21の入力側に接続される。歪ゲージ19は、スプール28がスプール摺動穴24A内を軸方向に変位するときに、第1小径部28Dに作用する軸方向の圧縮荷重に伴う第1小径部28Dの圧縮歪を検出し、その歪に応じた検出信号をケーブル19Aを通じてコントローラ21に出力する。
The
ケーブル挿通孔36は、スプール28の第1小径部28Dに設けられている。図3および図4に示すように、ケーブル挿通孔36は、第1小径部28Dのうちゲージ取付面29に隣接した部位に設けられ、スプール28の中空部32に開口している。ケーブル挿通孔36は、スプール28の軸方向と直交する方向に対し、中空部32の開口端32A側に角度θだけ傾斜している。歪ゲージ19に一端が接続されたケーブル19Aは、ケーブル挿通孔36を通じて中空部32に導かれ、中空部32の開口端32Aからガイドロッド33のケーブル収容孔33A、アダプタ27の中心孔27Aを通じてハウジング23の外部に導出される。これにより、ケーブル19Aは、スプール28の円滑な変位を妨げることなく、歪ゲージ19とコントローラ21との間を接続する。
The
この場合、ケーブル挿通孔36は、スプール28の軸方向と直交する方向に対し、中空部32の開口端32A側に角度θだけ傾斜している。これにより、第1小径部28Dのゲージ取付面29に貼付けた歪ゲージ19から延びるケーブル19Aを、傾斜したケーブル挿通孔36に沿って容易にスプール28の中空部32に導くことができ、ケーブル19Aの他端をコントローラ21に接続するときの作業性を高めることができる構成となっている。
In this case, the
なお、アダプタ27の中心孔27Aには、封止部材27Bが充填されている。封止部材27Bは、アダプタの中心孔27Aを液密に封止し、作動油がハウジング23の外部に漏れるのを防止している。また、ケーブル挿通孔36には、ケーブル固定部材36Aが充填されている。ケーブル固定部材36Aは、スプール28に対してケーブル19Aを固定し、ケーブル19Aが歪検出空間30内で撓んで中間ハウジング24に接触するのを防止している。
The
本実施形態によるメータインスプール弁10Aは上述の如き構成を有するもので、以下、その動作について説明する。
The meter-in
まず、操作レバー装置22に対する操作が行われておらず、操作レバー装置22が中立位置にある状態では、メータインスプール弁10Aのパイロット油室10A1に対し、パイロット圧は供給されていない。これにより、スプール28は、スプリング34の付勢力によって図2に示す初期位置を保持し、スプール28の端面28Bは、中間ハウジング24の端面24Cと同一平面に配置される。
First, when the operating
次に、操作レバー装置22に対し、油圧シリンダ4を伸長させる操作を行ったときには、操作レバー装置22からコントローラ21に対し、操作方向および操作量に応じた信号が出力される。コントローラ21は、操作レバー装置22の操作量に応じた制御信号を電磁比例弁14Aに出力する。電磁比例弁14Aは、コントローラ21からの制御信号に応じて、メータインスプール弁10Aのパイロット油室10A1に供給されるパイロット圧を制御する。
Next, when the operating
このようにして、電磁比例弁14Aによって圧力が制御されたパイロット圧が、パイロット油室10A1に供給されることにより、スプール28の端面28Aにパイロット圧が作用する。これにより、スプール28は、スプリング34の付勢力に抗してスプール摺動穴24A内を他側ハウジング26に向けて変位し、メータインスプール弁10Aは、操作レバー装置22の操作量に応じて、例えば図5あるいは図6に示す開弁位置に切換えられる。一方、メータアウトスプール弁11Bは、パイロット圧が電磁比例弁14Dを通じてパイロット油室11B1に供給されることにより、開弁位置に切換えられる。この結果、油圧ポンプ1からの圧油が、ポンプ管路6および主管路7Aを通じて油圧シリンダ4のボトム側油室4Aに流入すると共に、ロッド側油室4B内の作動油が、主管路7Bおよびタンク管路8を通じて作動油タンク2に排出される。これにより、油圧シリンダ4は伸長動作を行う。
In this way, the pilot pressure, the pressure of which is controlled by the electromagnetic
ここで、図5に示すように、スプール28の変位がX1であるときには、スプリング34は、スプール28が変位した分(X1)だけ縮み、このスプリング34の縮み量に応じた付勢力がスプール28の軸方向に作用する。スプール28は、パイロット圧による押圧力、およびポンプ管路6や主管路7Aを満たす作動油から作用する荷重等との合力と、スプリング34の付勢力とが釣合う位置(変位X1の位置)で停止する。
As shown in FIG. 5, when the displacement of the
一方、図6に示すように、スプール28の変位がX2であるときには、ガイドロッド33のストッパ部33Cが、他側ハウジング26の小径段部26Eに当接するため、スプール28のそれ以上の他側ハウジング26側への変位が制限される。従って、スプール28の変位はX2が最大となる。この場合は、パイロット圧による押圧力、およびポンプ管路6や主管路7Aを満たす作動油から作用する荷重等との合力と、スプリング34の付勢力およびガイドロッド33に作用する荷重の反力の合力とが釣合っている。
On the other hand, as shown in FIG. 6, when the displacement of the
このようにして、メータインスプール弁10Aの開弁時にスプール28がスプリング34に抗して軸方向に変位するときには、歪ゲージ19によって検出されたスプール28の圧縮歪に基づいて、スプール28の変位が算出される。そこで、スプール28の圧縮歪に基づいてスプール28の変位を算出する方法について説明する。
In this way, when the
まず、スプール28の変位とスプリング34の付勢力との関係は、図7の特性線37で表される。即ち、スプール28の変位がX1である場合、スプリング34の付勢力はF1となり、スプール28の変位がX2に増加したときには、スプリング34の付勢力はF2に増加する。ここで、スプール28の変位がX2の場合には、スプール28の軸方向に対し、スプリング34の付勢力とガイドロッド33に作用する荷重の反力との合力が加わり、ガイドロッド33に作用する荷重の反力は、スプリング34の付勢力に関係なく増減する。このため、スプリング34の付勢力と、歪ゲージ19が取付けられたスプール28の第1小径部28Dに加わる軸方向の圧縮荷重との関係は、図8の特性線38で表される。即ち、スプリング34の付勢力がF1であるときには、第1小径部28Dに加わる軸方向の圧縮荷重はF3となり、スプリング34の付勢力がF2であるときには、第1小径部28Dに加わる軸方向の圧縮荷重はF4以上となる。
First, the relationship between the displacement of the
また、スプール28の第1小径部28Dに加わる軸方向の圧縮荷重と、第1小径部28Dに生じる軸方向の圧縮歪との関係は、図9の特性線39で表される。即ち、第1小径部28Dに加わる軸方向の圧縮荷重がF3であるときには、第1小径部28Dに生じる軸方向の圧縮歪はε1となり、第1小径部28Dに加わる軸方向の圧縮荷重がF4以上であるときには、第1小径部28Dに生じる軸方向の圧縮歪はε2以上となる。従って、歪ゲージ19によって検出(計測)された第1小径部28Dの軸方向の圧縮歪がε1である場合には、コントローラ21は、スプール28の軸方向の変位をX1と算出することができる。一方、歪ゲージ19によって検出(計測)された第1小径部28Dの軸方向の圧縮歪がε2以上である場合には、コントローラ21は、スプール28の軸方向の変位をX2と算出することができる。
The relationship between the axial compressive load applied to the first
この結果、スプール28の軸方向の変位と、第1小径部28Dに生じる軸方向の圧縮歪との関係は、図10の特性線40のような一次関数の関係として表される。従って、スプール28の変位と第1小径部28Dに生じる圧縮歪との一次関数の関係を、予めコントローラ21のメモリ等に取得しておくことにより、歪ゲージ19で検出した第1小径部28Dの圧縮歪に基づいて、スプール28の変位を精度よく算出することができる。なお、スプール28の変位と第1小径部28Dに生じる圧縮歪との関係を取得する方法としては、例えばスプール28の変位を直接的に測定する変位センサを組付けた状態でスプール28を変位させ、このときに歪ゲージ19によって検出された第1小径部28Dの圧縮歪と、前記変位センサで測定したスプール28の変位を同期させる方法等が考えられる。
As a result, the relationship between the axial displacement of the
このようにして、メータインスプール弁10Aの変位検出装置35は、スプール28の第1小径部28Dに取付けた歪ゲージ19によって、第1小径部28Dに生じる軸方向の圧縮歪を検出し、コントローラ21は、検出された圧縮歪に基づいてスプール28の軸方向の変位を精度よく算出する。この結果、コントローラ21は、電磁比例弁14Aへの制御信号に対するフィードバック制御を行い、操作レバー装置22に対する操作量に応じて油圧シリンダ4に対する圧油の給排を制御することができる。
In this way, the
ここで、変位検出装置35を構成する歪ゲージ19は、スプール28の第1小径部28Dに直接的に取付けられた状態で、スプール28が生じる圧縮歪を検出するため、例えば従来技術で用いられるダイヤフラム、アダプタ、押圧部材等を不要にすることができる。この結果、本実施形態によるメータインスプール弁10Aは、部品点数を削減することができ、装置全体の大型化を抑えることができる上に、弁装置を組立てるときの作業性を高めることができる。
The
かくして、本実施形態によるメータインスプール弁10Aは、スプール摺動穴24Aを有するハウジング23と、ハウジング23のスプール摺動穴24Aに移動可能に設けられたスプール28と、スプール28をスプール摺動穴24Aの初期位置に向けて付勢するスプリング34と、スプール28の変位を検出する変位検出装置35と、を備えている。スプール28は、移動方向を軸方向とする円柱状に形成され、スプール摺動穴24Aの内周面に摺接する摺接面28Lと、スプール摺動穴24Aの内周面から離間した非摺接面28Mとを有し、変位検出装置35は、スプール28の前記非摺接面28Mに取付けられスプール28が変位するときの軸方向の歪を検出する歪ゲージ19と、歪ゲージ19により検出されたスプール28の歪に基づいてスプール28の軸方向の変位を算出するコントローラ21と、を有している。
Thus, the meter-in
即ち、メータインスプール弁10Aは、スプール摺動穴24Aを有するハウジング23と、ハウジング23のスプール摺動穴24Aに移動可能に設けられたスプール28と、スプール28をスプール摺動穴24Aの初期位置に向けて付勢するスプリング34と、を備え、スプール28は、移動方向を軸方向とする円柱状に形成され、かつ、スプール摺動穴24Aの内周面に摺接する摺接面28Lと、スプール摺動穴24Aの内周面から離間した非摺接面28Mとを有し、スプール28の非摺接面28Mには、スプール28が移動するときの軸方向の歪を検出する歪ゲージ19が取付けられている。
That is, the meter-in
この構成によれば、スプール28の非摺接面28Mに取付けた歪ゲージ19により、スプール28が変位するときの軸方向の歪が検出されるので、検出された歪に基づいてスプール28の変位を精度良く算出することができる。この場合、歪ゲージ19は、スプール28に直接的に取付けられた状態でスプール28が生じる歪を検出するため、例えば従来技術で用いられたダイヤフラム、アダプタ、押圧部材等が不要となり、部品点数を削減することができる。この結果、装置全体の大型化を抑えることができ、組立て時の作業性を高めることができる。
According to this configuration, the
実施形態では、スプール28は、前記摺接面28Lを有する第1,第2,第3,第4大径部28C,28E,28G,28Jと、第1,第2,第3,第4大径部28C,28E,28G,28Jよりも小径となり前記非摺接面28Mを有する第1,第2,第3小径部28D,28F,28Hとが軸方向に交互に設けられる構成とし、歪ゲージ19は、第1,第2,第3小径部28D,28F,28Hのうち最もスプール28の軸方向の端面28B側に配置された第1小径部28Dに取付けられている。この構成によれば、スプール28が変位してメータインスプール弁10Aが開弁したときに、歪ゲージ19は、ポンプ管路6から主管路7Aを通じて油圧シリンダ4に供給される圧油の影響を受けることがなく、スプール28の軸方向の圧縮歪を正確に検出することができる。
In the embodiment, the
実施形態では、スプール28の中心部には、歪ゲージ19が取付けられた範囲に対応して軸方向に延びる中空部32が設けられている。この構成によれば、歪ゲージ19が取付けられる第1小径部28Dの径方向の断面積が小さくなり、第1小径部28Dに作用する軸方向の圧縮荷重に対する応力が大きくなる。このため、スプール28が変位するときに第1小径部28Dに生じる軸方向の圧縮歪が増大し、この歪を歪ゲージ19によって的確に検出することができる。
In this embodiment, a
実施形態では、変位検出装置35は、歪ゲージ19とコントローラ21との間を接続するケーブル19Aを有し、中空部32はスプール28の軸方向の端面28Bに開口する開口端32Aを有し、ケーブル19Aは、スプール28の中空部32を通じて開口端32Aからコントローラ21へと導出される。この構成によれば、ケーブル19Aは、スプール28の円滑な変位を妨げることなく、歪ゲージ19とコントローラ21との間を接続することができる。
In the embodiment, the
実施形態では、スプール28には、歪ゲージ19に接続されたケーブル19Aを中空部32に導くケーブル挿通孔36が設けられ、ケーブル挿通孔36は、スプール28の軸方向と直交する方向に対して中空部32の開口端32A側に傾斜している。この構成によれば、歪ゲージ19から延びるケーブル19Aを、傾斜したケーブル挿通孔36に沿って容易にスプール28の中空部32に導くことができ、ケーブル19Aの他端をコントローラ21に接続するときの作業性を高めることができる。
In the embodiment, the
実施形態では、第1小径部28D、第2小径部28F、第3小径部28Hのうち歪ゲージ19が取付けられる第1小径部28Dには、平坦面または曲率が小さい湾曲面からなるゲージ取付面29が形成され、歪ゲージ19はゲージ取付面29に貼付けられている。この構成によれば、ゲージ取付面29の位置での第1小径部28Dの径方向の断面積が小さくなり、第1小径部28Dに生じる軸方向の圧縮歪を増大させることにより、この歪を歪ゲージ19によって確実に検出することができる。
In the embodiment, the first
なお、実施形態では、コントロールバルブ9を構成する複数のスプール弁のうち、メータインスプール弁10A,10Bに歪ゲージ19,20を設けた場合を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、メータインスプール弁10A,10B、メータアウトスプール弁11A,11B、ブリードオフスプール弁15に、それぞれ歪ゲージを設ける構成としてもよい。
In the embodiment, the strain gauges 19, 20 are provided on the meter-in
また、実施形態では、スプール28に複数の大径部(28C,28E,28G,28J)と小径部(28D,28F,28H)とを形成し、これら複数の小径部のうち第1小径部28Dの外周面(非摺接面28M)に歪ゲージ20を取付けた場合を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、例えば外周面が摺接面となったスプールの一部を切欠くことにより1つの非摺接面を形成し、この非摺接面に歪ゲージを取付ける構成としてもよい。
In the embodiment, the
10A,10B メータインスプール弁(スプール弁装置)
19,20 歪ゲージ
19A ケーブル
21 コントローラ
23 ハウジング
24 中間ハウジング
24A スプール摺動穴
28 スプール
28A,28B 端面
28C,28E,28G,28J 第1,第2,第3,第4大径部
28D,28F,28H 第1,第2,第3小径部
28L 摺接面
28M 非摺接面
29 ゲージ取付面
32 中空部
32A 開口端
34 スプリング
35 変位検出装置
36 ケーブル挿通孔
10A, 10B Meter-in spool valve (spool valve device)
Description of the
Claims (7)
前記スプールは、移動方向を軸方向とする円柱状に形成され、かつ、前記スプール摺動穴の内周面に摺接する摺接面と、前記スプール摺動穴の内周面から離間した非摺接面とを有し、
前記変位検出装置は、前記スプールの前記非摺接面に取付けられ前記スプールが移動するときの前記軸方向の歪を検出する歪ゲージと、前記歪ゲージにより検出された前記スプールの歪に基づいて前記スプールの前記軸方向の変位を算出するコントローラと、を有していることを特徴とするスプール弁装置。 A spool valve device comprising: a housing having a spool slide hole; a spool movably provided in the spool slide hole of the housing; a spring that biases the spool toward an initial position of the spool slide hole; and a displacement detection device that detects displacement of the spool,
The spool is formed in a cylindrical shape with the movement direction being the axial direction, and has a sliding surface that is in sliding contact with the inner circumferential surface of the spool sliding hole, and a non-sliding surface that is spaced apart from the inner circumferential surface of the spool sliding hole,
The displacement detection device is characterized in that it includes a strain gauge attached to the non-sliding surface of the spool and detects the axial strain when the spool moves, and a controller that calculates the axial displacement of the spool based on the strain of the spool detected by the strain gauge.
前記歪ゲージは、前記複数の小径部のうち最も前記スプールの前記軸方向の端面に近い小径部に取付けられていることを特徴とする請求項1に記載のスプール弁装置。 The spool is configured such that a plurality of large diameter portions having the sliding contact surface and a plurality of small diameter portions having a smaller diameter than the large diameter portions and having the non-sliding contact surface are alternately provided in the axial direction,
2. The spool valve device according to claim 1, wherein the strain gauge is attached to the small diameter portion among the plurality of small diameter portions that is closest to an end face of the spool in the axial direction.
前記中空部は前記スプールの前記軸方向の端面に開口する開口端を有し、
前記ケーブルは、前記スプールの前記中空部を通じて前記開口端から前記ハウジングの外側に導出されていることを特徴とする請求項3に記載のスプール弁装置。 the displacement detection device has a cable connecting the strain gauge and the controller,
The hollow portion has an open end that opens to an end surface of the spool in the axial direction,
4. The spool valve device according to claim 3, wherein the cable is led out from the open end to the outside of the housing through the hollow portion of the spool.
前記ケーブル挿通孔は、前記スプールの前記軸方向と直交する方向に対して前記中空部の前記開口端側に傾斜していることを特徴とする請求項4に記載のスプール弁装置。 the spool is provided with a cable insertion hole for guiding the cable connected to the strain gauge to the hollow portion,
5. The spool valve device according to claim 4, wherein the cable insertion hole is inclined toward the open end of the hollow portion with respect to a direction perpendicular to the axial direction of the spool.
前記スプールは、移動方向を軸方向とする円柱状に形成され、かつ、前記スプール摺動穴の内周面に摺接する摺接面と、前記スプール摺動穴の内周面から離間した非摺接面とを有し、
前記スプールの前記非摺接面には、前記スプールが移動するときの前記軸方向の歪を検出する歪ゲージが取付けられていることを特徴とするスプール弁装置。 A spool valve device comprising: a housing having a spool slide hole; a spool movably provided in the spool slide hole of the housing; and a spring that biases the spool toward an initial position of the spool slide hole,
The spool is formed in a cylindrical shape with the movement direction being the axial direction, and has a sliding surface that is in sliding contact with the inner circumferential surface of the spool sliding hole, and a non-sliding surface that is spaced apart from the inner circumferential surface of the spool sliding hole,
a strain gauge attached to the non-sliding surface of the spool for detecting strain in the axial direction when the spool moves;
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