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JP7689831B2 - エレベータガイドレールの締結装置 - Google Patents
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JP7689831B2 - エレベータガイドレールの締結装置 - Google Patents

エレベータガイドレールの締結装置 Download PDF

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Description

本発明は、エレベータガイドレールの締結装置に関するものである。
エレベータは、乗りかご、シャフト、巻上機、ロープおよびカウンタウェイトを有する。別体型または一体型の乗りかご枠が乗りかごを囲繞してもよい。
巻上機は、シャフト内に配置することができる。巻上機は、駆動装置、電気モータ、トラクションシーブおよび機械式ブレーキを有していてもよい。巻上機は、シャフト内で乗りかごを上方および下方に移動させることができる。巻上機は、トラクションシーブの回転、ひいてはエレベータ乗りかごの移動を停止させることができる。
乗りかご枠は、ロープによって、トラクションシーブを介してカウンタウェイトと連結していてもよい。乗りかご枠はさらに、案内手段を用いてシャフト内を垂直方向に延伸したガイドレールに支持してもよい。ガイドレールは、締結ブラケットを用いてシャフト内にある側壁構造体に取り付けることができる。案内手段は、乗りかごがシャフト内を上下動するときに乗りかごの姿勢を水平面内に維持する。同様の手法で、カウンタウェイトは、シャフトの壁構造体に取り付けられたガイドレールに支持してもよい。
乗りかごは、建物の乗り場間において人間および/または貨物を運搬することができる。シャフトの壁構造体は、中実壁もしくは露出した梁構造体、またはこれらの組合せにより形成してもよい。
ガイドレールは、所定の長さのガイドレール要素で形成することができる。ガイドレール要素は、設置段階において、エレベータシャフト内で端部間を次々に連結することができる。ガイドレール要素の各端部は、連結板または成形固定手段を用いて相互に取り付けてもよい。ガイドレールは、締結ブラケットを用いてエレベータシャフトの壁に取り付けることができる。
従来技術による締結ブラケットは、3つのブラケット部品を有することがある。ブラケット部品のうち2つは、垂直脚部および水平脚部を有するL字形状を採り、第3のブラケット部品は直状形状をしている。L字形ブラケット部品の水平脚部は、2つの第1締結点で相互に取り付けることができる。第1締結点はそれぞれ、各水平脚部に設けられた開口部と、これらの開口部を貫通する第1の締結部材とを含んでよい。開口部のうち1つは第1の水平方向に延伸しているため、各L字形ブラケット部品の水平脚部を相対的に第1の長手方向に調整することができる。第3のブラケット部品は、2つの第2締結点で第2のブラケット部品の垂直脚部に取り付けることができる。第2締結点はそれぞれ、第2のブラケット部品の垂直脚部および第3のブラケット部品に設けられた開口部と、これらの開口部を貫通する第2の締結部材とを含んでよい。開口部のうち1つは第2の水平方向に延伸しているため、第2のブラケット部品および第3のブラケット部品を相対的に第2の長手方向に調整することができる。したがって、ブラケット部品を直交する2つの水平方向に調整することによって、ガイドレールを整列させることができる。第1のブラケット部品の垂直脚部は、シャフト内の壁に取り付けることができる。ガイドレールは、第3のブラケット部品に取り付けることができる。
このような従来技術に係る締結ブラケットでは、第1締結点は垂直方向に設けられ、第2のブラケット部品の垂直脚部の裏側に配置される。そのため、第1締結点へのアクセスに問題が生じる。
下記特許文献1は、エレベータシャフト内におけるガイドレールの整列装置および方法を開示する。この先行技術文献に開示された装置は、本願におけるガイドレールの整列に用いることができる。
欧州特許第2993152号
本発明は、エレベータガイドレールの締結装置の改良を目的とする。
本発明に係るエレベータガイドレールの締結装置は、請求項1で定義される。
本締結装置は、
ある幅方向およびある垂直な奥行き方向を占め、それぞれが垂直脚部および水平脚部を含む2つのブラケット部品と、
2つのブラケット部品の水平脚部を相互に取り付ける2つの締結点とを有し、締結点はそれぞれ、第1の水平脚部の幅方向に延伸した第1の長尺状開口部と、第2の水平脚部の奥行き方向に延伸した第2の長尺状開口部と、2つの長尺状開口部を垂直に貫通する第1の締結部材とを含む。
本締結装置はさらに、第1の水平脚部に支持されたネストを形成する構造体を有して、第1の締結部材がネストの内部を垂直に延伸するとともに第2の締結部材がネストの内部を水平に延伸し、
第1の締結部材および第2の締結部材は、ネスト内で伝動器を介して相互に動作可能に連結され、これによって、第2の締結部材が第2の締結部材の長手中心軸を中心として回転すると、伝動器によって第1の締結要素の垂直線形運動に変換され、締結点で2つのブラケット部品の2つの水平脚部間での圧力結合を生じさせる。
本発明に係る締結装置は、ガイドレールの手作業による整列および自動化された整列に関連して使用することができる。本発明に係る締結装置では、単に各締結点で第2の締結部材だけを緩めることによって、ガイドレールを整列することができる。各締結点で第2の締結部材を緩めることにより、2つのブラケット部品を相対的に調整することができる。これによって、ガイドレールは、直交する2つの水平方向における調節がなされ、さらに、相対的にわずかに回転して、これによりガイドレールの捻じれが調整される。
第2の締結部材の頭部は、ガイドレールの両側にある締結点でネストの垂直前壁上に固定されている。したがって、例えばシャフト内を上下に移動する設置台から、第2の締結部材の頭部へ水平方向から自由にアクセスすることができる。
この新規な締結装置によれば、ガイドレールの手作業による整列時間が相当に短縮される。第2の締結部材を手作業で締緩しさらにガイドレールを手作業で整列することによって、手作業による整列をすることができる。他の可能性として、第2の締結部材は手作業で締緩するが、ガイドレールの整列は自動整列ツールを用いて自動的に実行することもできる。
新規な締結装置によれば、ガイドレールの整列を十分に自動化することができる。設置台上で産業ロボットを用いて、締結点にある第2の締結要素を締緩することができる。さらに、自動整列ツールを用いれば、第2の締結部材が緩められたときにガイドレールを整列することもできる。
以下、本発明について、好適な実施形態によって図面を参照しながらより詳細に述べる。
エレベータの側面図である。 エレベータの水平断面図である。 従来技術に係るエレベータガイドレールの締結装置の側面図である。 本発明に係るエレベータガイドレールの締結装置の側面図である。 本発明に係るエレベータガイドレールの締結装置の底面図である。 本発明に係るエレベータガイドレールの締結装置の第1の不等角斜視図である。 本発明に係るエレベータガイドレールの締結装置の第2の不等角斜視図である。
図1はエレベータの側面図を示し、図2はエレベータの水平断面図を示す。
エレベータは、乗りかご10、エレベータシャフト20、巻上機30、ロープ42およびカウンタウェイト41を有する。別体型または一体型の乗りかご枠11が乗りかご10を囲繞してもよい。
巻上機30は、シャフト20内に配置されてもよい。巻上機は、駆動装置31、電気モータ32、トラクションシーブ33および機械式ブレーキ34を有していてもよい。巻上機30は、垂直に延伸したエレベータシャフト20内で乗りかご10を垂直方向Zに上下移動させることができる。機械式ブレーキ34は、トラクションシーブ33の回転、ひいてはエレベータ乗りかご10の移動を停止させることができる。
乗りかご枠11は、ロープ42によって、トラクションシーブを介してカウンタウェイト41と連結してもよい。乗りかご枠11はさらに、案内手段27を用いて、シャフト20の内部を垂直方向に伸びたガイドレール25に支持してもよい。案内手段27は、乗りかご10がエレベータシャフト20内を上下動しているときにガイドレール25上を回転するローラまたはガイドレール25上を滑動する滑動シューを含んでいてもよい。ガイドレール25は、締結ブラケット26を用いて、エレベータシャフト20内の側壁構造体21に取り付けることができる。案内手段27は、乗りかご10がシャフト20内を上下動するときに、乗りかご10の姿勢を水平面内に維持する。同様の方式により、カウンタウェイト41もまた、シャフト20の壁構造体21に取り付けられたガイドレールに支持してもよい。
シャフト20の壁構造体21は、中実壁21もしくは露出した梁構造体、またはこれらの組合せにより形成してもよい。したがって、壁の1面以上が中実壁であってもよく、または、壁の1面以上を露出した梁構造体で形成してもよい。シャフト20は、前壁21A、後壁21Bおよび2面の対向する側壁21C、21Dを含んでいてもよい。シャフト20には、乗りかご10用に2本のガイドレール25を設けてもよい。2本のガイドレール25は、対向する壁21C、21Dに配設してもよい。さらに、シャフト20には、カウンタウェイト41用に2本のガイドレール25を設けてもよい。2本のカウンタウェイト用ガイドレール25は、後壁21Bに配設してもよい。
ガイドレール25は、エレベータシャフト20の高さに沿って垂直に延伸していてよい。したがって、ガイドレール25は、所定の長さ、例えば5mのガイドレール要素で形成してもよい。ガイドレール要素25は、各端部上に次々と設置することができる。連結板を用いて、各ガイドレール要素25の端部を連結することができる。ガイドレール25は、締結ブラケットを用いてエレベータシャフト20の壁21に取り付けることができる。
乗りかご10は、建物の乗り場間において人間および/または貨物を運搬することができる。
図2は、シャフト20内の鉛直線PL1、PL2を示している。鉛直線は、エレベータ設置の初期段階でシャフトの錘線測量によって形成したものでもよい。鉛直線PL1、PL2は、従来型のワイヤを用いて、または鉛直線PL1、PL2に沿って上方へ向かう光線を含むレーザなどの光源を用いて形成してもよい。通常は、シャフト20の全体的な測定基準として、1本の鉛直線とジャイロスコープ、または2本の鉛直線が必要となる。
図1は、垂直方向Z、すなわち乗りかご10がエレベータシャフト20内で移動する方向を示している。図2は、シャフト20の側壁間の方向である第1の水平方向X、およびシャフト20の後壁から前壁への方向である第2の水平方向Yを示している。第1の水平方向Xは、第2の水平方向Yに対して直交している。第1の水平方向Xおよび第2の水平方向Yは、ともに垂直方向Zに対して直交している。
図3は、従来技術によるエレベータガイドレールの締結装置の側面図を示す。
方向X、YおよびZが同図に示されているが、これは、シャフト20の対向側壁に配置された乗りかごガイドレールを締結装置を用いて支持している状態である。
締結装置は、3つのブラケット部品110、120、130を有していてもよい。うち2つのブラケット部品110、120は、垂直脚部111、121および水平脚部112、122を含むL字型の形状を採る。第1のブラケット部品110の垂直脚部111は、第1のブラケット部品110の垂直脚部111にある第1の孔部O11を貫通する第1の締結部材151を用いて、シャフト20の壁21に取り付けることができる。第2のブラケット部品120の水平脚部122は、第1のブラケット部品110の水平脚部112上に配置することができる。
第1のブラケット部品110の水平脚部112および第2のブラケット部品120の水平脚部122は、2つある第1締結点で相互に取り付けることができる。第1締結点はそれぞれ、各水平脚部112、122に開口部O12、O13を含んでいてもよく、さらに、開口部O12、O13を貫通する第3の締結部材153を備えていてもよい。第1のブラケット部品110の水平脚部112は、第1の水平方向Xに延伸した第2の長尺状開口部O12を含んでいてもよい。第2のブラケット部品120の水平脚部122は、第3の孔部O13を含んでいてもよい。第2のブラケット部品120の水平脚部122は、第3の締結部材153が解放されている場合には、第1のブラケット部品110の水平脚部112に対して第1の水平方向Xに移動することができる。
第3のブラケット部品130と第2のブラケット部品120の垂直脚部121とは、2つある第2締結点で相互に取り付けることができる。第2締結点はそれぞれ、第2のブラケット部品120の垂直脚部121および第3のブラケット部品130に開口部O14、O15を含んでいてもよく、さらに、開口部O14、O15を貫通する第2の締結部材152を備えていてもよい。第2のブラケット部品120の垂直脚部121は、第2の水平方向Yに延伸した第4の長尺状開口部O14を含んでいてもよい。第3のブラケット部品130は、第5の孔部O15を含んでいてもよい。第3のブラケット部品130は、第2の締結部材152が解放されている場合には、第2のブラケット部品120の垂直脚部121に対して第2の水平方向Yに移動することができる。
ガイドレール25は、第3のブラケット部品130にある第6の孔部O16を貫通する第4の締結部材154を用いて、第3のブラケット部品130に取り付けてもよい。留め具140を用いて、ガイドレール25を第3のブラケット部品130に取り付けてもよい。したがって、ガイドレール25は、第2のブラケット部品20に対して第2の水平方向Yに移動することができる。
そのため、第1のブラケット部品110および第2のブラケット部品120は、第3の締結部材153が解放されている場合には、第1の水平方向X、すなわちシャフト20のガイドレール間の方向に、相対的に調整することができる。したがって、ガイドレール25は、ガイドレール間の方向に調整できよう。ガイドレール25はさらに、第2の締結部材152が解放されている場合には、第2の水平方向Y、すなわちシャフト20の背面から前面へ至る方向に調整することができる。ガイドレール25の捻じれは、水平脚部112、122を相対的に回転させることによって調整することができる。
第3の締結部材153は、垂直方向Zに作動して、第2のブラケット部品120の垂直脚部121の後方に配置される。これにより、第2の方向Yにおけるブラケット部品110、120の相対的調整は、困難かつ時間がかかるものとなる。さらに、第3の締結部材153の配置により、ガイドレール25の調整を自動化することは、ほとんど不可能とまでは言わないにせよ困難なこととなる。
第1、第2、第3および第4の締結部材151、152、153、154は、ナットを備えるボルトで形成してもよい。したがって、ボルトの頭部とナットとの間に配置したブラケット部品110、120、130に対してナットを緊締すると、ボルトの頭部とナットの間が圧力結合される。
図4は、本発明に係るエレベータガイドレールの締結装置の側面図を示す。
方向X、YおよびZが同図に示されているが、これは、シャフト20の対向側壁に配置された乗りかごガイドレールを締結装置を用いて支持している状態である。
締結装置は、2つのブラケット部品210、220を有していてもよい。ブラケット部品210、220はそれぞれ、垂直脚部211、221および水平脚部212、222を含んでいてもよい。第1のブラケット部品210の垂直脚部211は、シャフト20の壁21に取り付けることができる。このような取付けは、図示しないボルトを用いて実現してもよい。ガイドレール25は、第2のブラケット部品220の垂直脚部221に取り付けることができる。ガイドレール25は、締結部材410および留め具420を用いて、第2のブラケット部品220の垂直脚部221に取り付けてもよい。ブラケット部品210、220は、幅方向Wおよび垂直な奥行き方向Dを有するものでよい。第1のブラケット部品210の垂直脚部211はシャフト20内の壁に対向し、この壁に第1のブラケット部品210の垂直脚部211を取り付けてもよい。第2のブラケット部品220の垂直脚部221は、第1のブラケット部品210の垂直脚部211が取り付けられたシャフト20内の壁から外方に向かっていてもよい。
第2のブラケット部品220の水平脚部222は、第1のブラケット部品210の水平脚部212上に配置することができる。
第1のブラケット部品210の水平脚部212および第2のブラケット部品220の水平脚部222は、少なくとも2つの締結点P1、P2を介して相互に取り付けることができる。締結点P1、P2はそれぞれ、2つのブラケット部品210、220の各水平脚部212、222に長尺状開口部O21、O22を含むものであってもよい。2つの長尺状開口部O21、O22は、2つのブラケット部品210、220の各水平脚部212、222を垂直に貫通する。第1の長尺状開口部O21は、第1のブラケット部品210の水平脚部212に設けられてもよく、第2の長尺状開口部O22は、第2のブラケット部品220の水平脚部222に設けられてもよい。第1の長尺状開口部O21は、第1のブラケット部品210の水平脚部212内で幅方向Wに延伸していてもよい。第2の長尺状開口部O22は、第2のブラケット部品220の水平脚部222内で奥行き方向Dに延伸していてもよい。第1の長尺状開口部O21および第2の長尺状開口部O22は、互いに直交する方向に延伸していてもよい。
ネスト213を第1のブラケット部品210の水平脚部212に対して配設してもよい。ネスト213は、第1のブラケット部品210の水平脚部212上で支持してもよい。ネスト213は、第1のブラケット部品210の水平脚部212から垂直外方に延伸した前壁213A、および前壁213Aから水平に延伸した外壁213Bを含んでいてもよい。前壁213Aの第1の端部は、第1のブラケット部品210の水平脚部212に取り付けてもよい。前壁213Aの第2の反対側端部は、外壁213Bの第1の端部に取り付けてもよい。外壁213Bは、前壁213Aの第2の端部から第1のブラケット部品210の垂直脚部211の方向に向けて後方に延伸していてもよい。ネスト213の前壁213Aおよび外壁213Bは、第1のブラケット部品210の水平脚部212を曲げることによって形成してもよい。前壁213Aは、第1のブラケット部品210の水平脚部212の外端部から下方に延伸し、外壁213Bは、前壁213Aの外端部から後方に向かって延伸している。ネスト213は、横向きU字型の形状を採っている。前壁213Aは、ネスト213の前部を塞いでいる。しかしながら、ネスト213の側部および後部は開いていてもよい。ネスト213の前壁213Aは、第1のブラケット部品210の垂直脚部211が取り付けられたシャフト20の壁から外方に面していてもよい。
第1の締結部材310は、ブラケット部品210、220の水平脚部212、222にある長尺状開口部O21、O22を貫通して垂直に延伸し、さらにネスト213内に達してもよい。第1の締結部材310は、ボルトの形状を採っていてもよい。第1の締結部材310は、頭部311と、外端部313を有する軸部312とを含んでいてもよい。頭部311は、第2のブラケット部品220の水平脚部222の上側表面に面して固定してもよい。軸部312は、頭部311からネスト213の外壁213Bへ延伸している。軸部312の水平断面は、円形であってもよい。軸部312の外端部313は、ネスト213の外壁213Bに設けられた第4の長尺状スリットO24内で延伸していてもよい。軸部312の外端部313の水平断面は、矩形であってもよい。第4の長尺状スリットO24は、ネスト213の外壁213Bにある第4の長尺状開口部O24により形成してもよい。他の可能性として、水平底部壁213Bから上方に延伸している2つの側壁によって第4の長尺状開口部O24を形成することもできる。2つの側壁は平行に配置され、幅方向Wへ延伸している。したがって、第4の長尺状開口部O24は、2つの側壁間に形成されることとなる。ゆえに、ネスト213の外壁213Bは中実ということになろう。
第1の締結部材310の外端部313は、ネスト213の外壁213Bにある第4の長尺状スリットO24の中で支持される。これによって、ネスト213の外壁213Bは、第4の長尺状スリットO24に沿って第1の締結部材310の外端部313に対して移動可能となる。その一方で、第1の締結部材310の外端部313は、第4の長尺状スリットO24に直交する方向への移動が妨げられるように支持される。
第1の締結部材310の軸部312は、第1の締結部材310の軸部312を水平に貫通する楔形開口部O30を含んでいてもよい。楔形開口部O30は、ネスト213の外壁213B近傍に位置する第1の縁と、2つのブラケット部品210、220の水平脚部212、222にある長尺状開口部O21、O22内に位置する第2の縁とを含んだ長尺形状を採ってもよい。楔形開口部O30は、第1の締結部材310の長手中心軸に沿って延伸していてもよい。
第2の締結部材320は、ネスト213の前壁213Aにある第3の長尺状開口部O23を貫通してネスト213内へ水平に延伸していてもよい。第3の長尺状開口部O23は、幅方向Wに延伸していてもよい。第2の締結部材320は、ネスト213の垂直前壁213Aに、回転可能かつ移動可能に支持されてもよい。このような支持は、例えば、ネスト213の垂直前壁213Aの両側に配置されたワッシャを用いて実現することができる。ワッシャは、第2の締結部材320に対して固定してもよい。第2の締結部材320は、ボルトの形状を採ってもよい。第2の締結部材320は、頭部321および軸部322を含んでいてもよい。軸部322は、その少なくとも外端部に外ねじを形成してもよい。したがって、第2の締結部材320は、第2の締結部材320の長手中心軸を中心として回転することができる。ネスト213は、第3の長尺状開口部O23に沿って幅方向Wに、第2の締結部材320に対する水平移動をすることができる。
ネスト213の内部において、第2の締結部材320および第1の締結部材310に対して伝動器330を作動可能に連結してもよい。伝動器330は、第2の締結部材320の回転運動を第1の締結部材310の線形垂直運動に変換することができる。伝動器330は、緊締要素330で形成してもよい。緊締要素330および第1の締結部材310は、第2の締結部材320が長手中心軸を中心に回転すると、締結点P1、P2における2つのブラケット部品210、220の水平脚部212、222間で圧力結合を発生させる。
第2の締結部材320は、第2の締結部材320の長手中心軸を中心として第1の方向に回転すると、ネスト213の前壁213Aへ向けて緊締要素330を引き寄せる。また、第2の締結部材320は、第2の締結部材320の長手中心軸を中心として逆方向である第2方向に回転すると、緊締要素330をネスト213の前壁213Aから押し離す。
緊締要素330は、図4では単独でも示しているが、第1の縁部331および第2の反対側縁部332を含む楔体として形成することができる。第1の縁部331は水平になっていてもよく、第2の縁部332は傾斜していてもよい。緊締要素330の第1の縁部331は、第1のブラケット部品210の水平脚部212の下面に接して定置される。緊締要素330の第2の縁部332は、第1のブラケット部品210の楔形開口部O30の下縁に接して定置される。楔体330の第2の縁部332の傾斜角α1は、5度~20度の範囲内、有利には5度~10度の範囲内であってもよい。10度の傾斜角α1とは、楔体が10mm水平移動すると、第1の締結要素310が1.76mm(10×tan10°=1.76mm)の垂直移動をすることを意味する。5度の傾斜角α1とは、楔体が10mm水平移動すると、第1の締結要素310が0.87mm(10×tan5°=0.87mm)の垂直移動をすることを意味する。楔体が伝動器として働くことによって、第2の締結部材320により楔体に加わる力は、第1の締結部材310に作用する楔体により増強される。第2の締結部材320の回転運動は、楔体の線形運動に変換される。
緊締要素330は、緊締要素330を第2の締結部材320に連結する連結要素333を有していてもよい。連結要素333は、第2の締結部材320の軸部322の外ねじを収める内ねじを備えた孔部を含んでいてもよい。第2の締結部材320は、第2の締結部材320の長手中心軸を中心として第1の方向に回転すると、ネスト213の前壁213Aへ向けて奥行き方向Dに緊締要素330を移動させる。また、第2の締結部材320は、第2の締結部材320の長手中心軸を中心として逆方向である第2の方向に回転すると、緊締要素330を奥行き方向Dに移動させてネスト213の前壁213Aから遠ざける。連結要素333は、緊締要素330と一体に形成してもよい。あるいは、連結要素333は、別体で形成して緊締要素330と連結してもよい。
緊締要素330は、第1の方向X、すなわち図4における左方に移動すると、第1の締結部材310、さらには第2のブラケット部品220の水平脚部222を下方に引き寄せ、楔体330の上縁部331、さらには第1のブラケット部品210の水平脚部212を上方に押圧する。したがって、緊締要素330は、第1の締結部材310に対するナットとして働く。ブラケット部品210、220の水平脚部221、222は、締結点P1、P2において、第1の締結部材310の頭部311と緊締要素330の上縁部331との間で押圧される。
緊締要素330は、変形例として、第1の締結要素310が緊締要素330にある長尺状開口部を貫通するように形成することもできる。このような実施態様では、緊締要素330は、2つの板材で形成してもよく、この場合、2枚のシートの各端部は相互に取り付けられ、長尺状開口部が緊締要素330の中央部分に設けられる。さらに、第1の締結要素310は、第1の締結要素310の外端部313近傍にフランジを備えてもよい。緊締要素330の第1の上縁部は第1の水平脚部211の下面に接して定置されてもよく、緊締要素330の第2の下側縁部はフランジ上に定置されてもよい。
ブラケット部品210、220を用いて、乗りかごガイドレールまたはカウンタウェイトガイドレールを支持することができる。そのため、第1のブラケット部品210および第2のブラケット部品220は、第1の締結部材330が解放されている場合には、第1の水平方向X、すなわちシャフト20内にあるガイドレール間の方向に相対的に調整することができる。ゆえに、ガイドレール25は、ガイドレール間の方向に調整されることとなる。ガイドレール25はさらに、第1の締結部材330が解放されている場合には、第2の水平方向Y、すなわちシャフト20内における後部から前部への方向に調整することができる。さらに、ガイドレール25の捻じれは、水平脚部212、222を相対的に回転させることにより調整可能である。
図5は、本発明に係るエレベータガイドレールの締結装置の底面図を示す。
同図では、2つのブラケット部品210、220の幅方向Wおよび奥行き方向Dを示している。幅方向Wは、第2の水平方向Y、すなわちシャフト20内の後壁と前壁の間の方向に延伸している。そして、奥行き方向Dは、第1の水平方向X、すなわちシャフト20内の側壁間の方向に延伸している。これは、ガイドレール25をシャフト20の各対向側壁に位置決めして支持すべくブラケット部品210、220を用いる場合の構成例である。例えば、カウンタウェイト41を支持すべくブラケット部品210、220を用いる場合には、態様が異なることとなる。カウンタウェイト41のガイドレールは、シャフト20の後壁、またはシャフト20の片方の側壁もしくは両方の側壁に配置することができよう。
シャフト20の後壁上に位置決めされたカウンタウェイト41のガイドレールを支持すべくブラケット部品210、220を用いる場合には、幅方向Wは、第1の水平方向X、すなわちシャフト20の側壁間の方向に延伸していて、奥行き方向Dは、第2の水平方向Y、すなわちシャフト20の後壁と前壁との間の方向に延伸している。
同図では、幅方向Wにおいてブラケット部品210、220は幅W1を有することも示している。ブラケット部品210、220は両方とも、同一の幅W1を有する。ネスト213の幅もまた、ブラケット部品210、220と同一の幅W1であってもよい。
ガイドレール25は、T字型の形状をしていて、底脚部25Aおよび支持脚部25Bを有する。支持脚部25Bは、支持脚部25Bの対向し合う垂直面上に2つの対向する案内面25B1、25B2を含み、さらに、支持脚部25Bの垂直前面上に1つの案内面25B3を含む。ガイドレール25は、水平締結部材410および留め具420を用いて、底脚部25Aから第2のブラケット部品220の垂直脚部221へ取り付けられる。第2の締結部材320は、ネスト213の前壁213Aを貫通して水平にネスト213の内部を通過する。ネスト213の外壁213Bは、長尺状開口部の形状をした第4の長尺状スリットO24を備える。第4の長尺状スリットO24は、第2の水平方向Yに延伸している。第1の締結部材310の外端部313は、第4の長尺状スリットO24内で支持される。
図5には、第1のブラケット部品210の水平脚部212および垂直脚部211も示されている。
本発明に係るエレベータガイドレールの締結装置に関して、図6には第1の、図7には第2の不等角斜視図を示す。
締結装置は、2つのブラケット部品210、220を有する。ブラケット部品210、220はそれぞれ、垂直脚部211、221および水平脚部212、222を含む。第1のブラケット部品210の垂直脚部211は、シャフトの壁に取付け可能である。このような取付けは、図示しないボルトを用いて実現することができる。ガイドレールは、締結部材410および留め具420を用いて第2のブラケット部品220の垂直脚部221に取り付けることができる。
第1の締結部材310は、ブラケット部品210、220の各水平脚部212、222にある直角に交差した長尺状開口部O21、O22を垂直方向Zに貫通し、さらに、ネスト213の外壁213Bにある第4の長尺状開口部O24に進入する。
第2の締結部材320は、ネスト213の前壁213Aにある第3の長尺状開口部O23を貫通してネスト213内を水平方向Xに通過する。
ブラケット部品210、220の各水平脚部212、222には互いに直交した長尺状開口部O21、O22を設けているので、2つのブラケット部品210、220の水平脚部212、222は、第1の水平方向Xおよび第2の水平方向Yにおいて横方向に相対的に調整可能である。さらに、上述の水平移動が可能になるように、ネスト213には長尺状開口部O23、O24が必要である。ネスト213は、ブラケット部品210の水平脚部212に取り付けられ、第1のブラケット部品210とともに移動する。第1のブラケット部品210の水平脚部212およびネスト213にある長尺状開口部O21およびO23、O24は、平行に配置され、幅方向Wに延伸している。したがって、第1のブラケット部品210およびネスト213は、第1の締結部材310が解放されている場合には、第1の締結部材310および第2の締結部材320に対する幅方向Wの移動をすることができる。
このため、2つのブラケット部品210、220の水平脚部212、222の調整は、ブラケット部品210、220の前部側から実行することができる。第2の締結部材320は水平方向に延伸しているため、シャフト20内を上下に移動する設置台から、第2の締結部材320の頭部321へ水平方向に直接アクセスすることができる。ゆえに、第1の締結部材310は、単に第2の締結部材320を操作することによって締緩することができる。第1の締結部材310に直接アクセスできるようにする必要はない。2つのブラケット部品210、220の水平脚部212、222を設置台から調整することができ、ガイドレール25の正確な配置が達成される。
ガイドレールは、第2のブラケット部品220の垂直脚部221の幅方向Wにおける中央部分に配置される。第2の締結部材320はそれぞれ、ネスト213の前壁213Aの外側部分でガイドレールの両側に配置される。したがって、シャフト内を移動する設置台から、第2の締結部材320に横方向から自由にアクセスできる。
本発明に係るシャフト20内の壁21へのガイドレール25の締結装置は、シャフト20内におけるガイドレール25の手作業による整列および自動化された整列のどちらにも使用することができる。自動化された整列は、一部手作業かつ一部自動式のものでもよく、あるいは完全自動式のものであってもよい。本発明によれば、手作業によるガイドレールの整列時間を大いに短縮することができる。本発明によれば、整列工程をより容易に自動化できるようになる。設置台から第2の締結部材を操作するロボットと併用して、従来技術による自動整列ツールを使用してもよい。
図4ないし図7に示す実施形態は、本発明の有利な実施形態である。
第1の変形例として、図4~図7に示す構造を、第2のブラケット部品220の水平脚部222が第1のブラケット部品210の水平脚部212の下方に配置されるように変更することができる。さらに、第1のブラケット部品210の水平脚部212は、直状形であってもよい。ネスト213は、第2のブラケット部品220の水平脚部222の下方に配置されよう。ネスト213は、第2のブラケット部品220の水平脚部222に支持されることとなる。ネスト213の垂直前壁213Aは、第2のブラケット部品220の垂直脚部221近傍にある第2のブラケット部品220の水平脚部222の先端部から下方に延伸することになる。第1のブラケット部品210の水平脚部212にある第1の長尺状開口部O21は、奥行き方向Dに延伸することとなる。第2のブラケット部品220の水平脚部222にある第2の長尺状開口部O22は、幅方向Wに延伸することとなる。
第2の変形例として、図4~図7に示す構造を、第1のブラケット部品210および第2のブラケット部品220を反転させるようにした変更をすることができる。第1のブラケット部品210の垂直脚部211は上方に向き、第2のブラケット部品220の垂直脚部221は下方に向くこととなる。第1のブラケット部品210の水平脚部212は、第2のブラケット部品220の水平脚部222上に配置されることとなる。第1の締結部材310は、水平脚部212、222にある長尺状開口部O21、O22を通過して垂直上方に延伸し、第1のブラケット部品210の第1の脚部212の上方に配置されたネスト213に至ることになる。
第2の変形例ではさらに、第1のブラケット部品210の水平脚部212が第2のブラケット部品220の水平脚部222の下方に配置されるように修正してもよい。この場合、ネスト213は、第2のブラケット部品220の水平脚部222と連結して形成されることとなる。このとき、ネスト213は、第2のブラケット部品220の水平脚部222上で支持されることとなる。この場合、ネスト213の前壁213Aは、第1のブラケット部品210の垂直脚部211近傍にある第2のブラケット部品220の水平脚部222の先端部から上方に延伸することになる。
図4ないし図7において、2つのブラケット部品210、220の垂直脚部211、221は、それぞれ逆方向に延伸している。第1のブラケット部品210の垂直脚部211はシャフト20内で下方に延伸していて、第2のブラケット部品220の垂直脚部221はシャフト20内で上方に延伸している。これは、垂直脚部211、221をシャフト20の壁に締結する締結手段、およびガイドレール25をそれぞれ反対側の位置にある垂直脚部211、221に締結する締結手段へのアクセスを容易にする有利な実施形態である。しかしながら、2つのブラケット部品210、220の垂直脚部211、221は、同一の方向、すなわちシャフト20内で上方または下方のいずれかに延伸するものであってもよい。
ブラケット部品210、220は、金属などの板材製であってもよい。適切な幅および長さを有する直状の金属板を出発材としてもよい。そこで金属板は、垂直脚部211および水平脚部221を含む所望の形状に曲げることができる。ブラケット部品210の水平脚部211またはブラケット部品220の水平脚部221における外端部にネスト213が形成される実施形態では、ネスト213もまた、上述のものと同一の金属板を曲げることによって作製することができる。他の実施形態では、ネスト213は別体として形成され、ネスト213の垂直前壁213Aをブラケット部品210、220の水平脚部211、221に、例えば溶接によって取り付けてもよい。
緊締要素330は、金属などの板材製であってもよい。
本発明を使用して、シャフト20内の壁21に乗りかごガイドレールおよびカウンタウェイトガイドレールを締結することができる。
本発明の使用は、図面に開示されたエレベータに限定されない。本発明は、機械室有りまたは機械室無しのエレベータ、カウンタウェイト有りまたはカウンタウェイト無しのエレベータなど、いかなる型式のエレベータにも使用することができる。カウンタウェイトは、エレベータシャフトの片方の側壁もしくは両方の側壁に、または後壁に配置することができる。駆動装置、モータ、トラクションシーブおよび機械式ブレーキは、機械室またはエレベータシャフト内のどこにでも配置することができる。乗りかごガイドレールは、シャフトの対向する各側壁、またはいわゆるリュックサック式エレベータにおけるシャフトの後壁に配置してもよい。
技術の進歩に伴い、本発明の概念がさまざまな方法で実施可能であることは、当業者にとって自明である。本発明およびその実施態様は、上述の例には限定されず、特許請求の範囲内で変更可能である。
20 シャフト
21 壁
25 ガイドレール
210、220 ブラケット部品
211、221 垂直脚部
212、222 水平脚部
213 ネスト
310、320 締結部材
330 伝動器
O21、O22、O23 長尺状開口部
O24 長尺状スリット
O30 楔形開口部
P1、P2 締結点

Claims (15)

  1. ある幅方向およびある垂直な奥行き方向を占め、それぞれが垂直脚部および水平脚部を含む2つのブラケット部品と、
    該2つのブラケット部品の水平脚部を相互に取り付ける2つの締結点とを有し、該締結点のそれぞれは、第1の水平脚部の前記幅方向に延伸した第1の長尺状開口部と、第2の水平脚部の前記奥行き方向に延伸した第2の長尺状開口部と、前記2つの長尺状開口部を垂直に貫通する第1の締結部材とを含むエレベータガイドレールの締結装置であって、
    ネストを形成する構造体が第1の水平脚部に支持され、第1の締結部材が該ネストの内部を垂直に延伸するとともに第2の締結部材が該ネストの内部を水平に延伸し、第1の締結部材および第2の締結部材は、前記ネスト内で伝動器を介して相互に動作可能に連結され、これによって、第2の締結部材が第2の締結部材の長手中心軸を中心として回転すると、前記伝動器によって第1の締結要素の垂直線形運動に変換され、前記締結点で前記2つのブラケット部品の2つの水平脚部間での圧力結合を生じさせることを特徴とするエレベータガイドレールの締結装置。
  2. 請求項1に記載の締結装置において、前記ネストを形成する前記構造体は、第1の水平脚部から垂直外方に延伸する前壁と、該前壁から水平に延伸する外壁とを含み、第2の締結部材は前記ネストの前壁で前記幅方向に延伸した第3の長尺状開口部に挿通されて前記ネスト内に水平進入し、第2の締結部材は前記ネストの前壁に可動支持されることを特徴とする締結装置。
  3. 請求項2に記載の締結装置において、第1の締結部材の外端部は、前記ネストの外壁に可動支持されることを特徴とする締結装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の締結装置において、前記伝動器は、前記ネストの内部で第1の締結部材および第2の締結部材に作動可能に連結される緊締要素で形成されていることを特徴とする締結装置。
  5. 請求項2ないし4のいずれかに記載の締結装置において、前記ネストの外壁は前記幅方向に延伸した第4の長尺状スリットを含み、第1の締結部材の外端部は、第4の長尺状スリットに支持されることを特徴とする締結装置。
  6. 請求項5に記載の締結装置において、前記ネストの外壁にある第4の長尺状スリットは、第4の長尺状開口部で形成されていることを特徴とする締結装置。
  7. 請求項4に記載の締結装置において、前記緊締要素は第1の水平脚部と第1の締結部材の外端部との間に配置される楔体で形成され、これによって、第2の締結要素を用いて前記楔体を前記奥行き方向に移動させると、前記2つのブラケット部品の水平脚部がともに押圧されて第1の締結部材と前記楔体との間が圧力結合されることを特徴とする締結装置。
  8. 請求項7に記載の締結装置において、前記楔体は、第1の水平脚部に接して定置される第1の縁部と、第1の締結部材の外端部に接して定置される第2の傾斜した反対側縁部とを含むことを特徴とする締結装置。
  9. 請求項7または8に記載の締結装置において、第1の締結部材は頭部および軸部を含み、該軸部は前記楔体を収容する長尺状の楔形開口部を含み、該長尺状の楔形開口部は、前記ネストの外壁から隔てられた第1の縁と、前記2つのブラケット部品の各水平脚部の前記長尺状開口部内にある第2の反対側縁とを含み、前記楔体の第2の縁部は前記楔形開口部の第1の縁に接して定置されることを特徴とする締結装置。
  10. 請求項7ないし9のいずれかに記載の締結装置において、第2の締結部材は、第2の締結部材の軸部に固着されるワッシャを前記ネストの前壁の両側に用いて前記ネストの前壁に支持され、第2の締結部材の軸部の少なくとも外端部には、外ねじが形成されていることを特徴とする締結装置。
  11. 請求項10に記載の締結装置において、前記緊締要素は、該緊締要素を第2の締結部材に連結する連結要素を含み、該連結要素は、第2の締結部材の軸部の外ねじを収める内ねじを有する孔部を含み、これによって、第2の締結部材が回転すると前記緊締要素が前記奥行き方向に移動することを特徴とする締結装置。
  12. 請求項1ないし11のいずれかに記載の締結装置において、それぞれのブラケット部品は、単一のブランク板材を曲げることによって作製されていることを特徴とする締結装置。
  13. 請求項1ないし12のいずれかに記載の締結装置において、前記2つのブラケット部品の各垂直脚部は、反対方向に延伸していることを特徴とする締結装置。
  14. 請求項1ないし13のいずれかに記載の締結装置において、第1のブラケット部品の水平脚部は、第2のブラケット部品の水平脚部の下方に配置されていることを特徴とする締結装置。
  15. 請求項1ないし14のいずれかに記載の締結装置において、前記ネストは前記2つのブラケット部品の水平脚部のうち一方と一体化した部分として形成されていることを特徴とする締結装置。
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