Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP7692968B2 - 温度検出装置 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP7692968B2 - 温度検出装置 - Google Patents

温度検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7692968B2
JP7692968B2 JP2023163058A JP2023163058A JP7692968B2 JP 7692968 B2 JP7692968 B2 JP 7692968B2 JP 2023163058 A JP2023163058 A JP 2023163058A JP 2023163058 A JP2023163058 A JP 2023163058A JP 7692968 B2 JP7692968 B2 JP 7692968B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
thermistor
insulator
winding
recess
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2023163058A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2025053928A (ja
Inventor
慎吾 渡邊
貴盛 白砂
淳弥 岡部
勤 畠山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
TDK Corp
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd, TDK Corp filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2023163058A priority Critical patent/JP7692968B2/ja
Publication of JP2025053928A publication Critical patent/JP2025053928A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7692968B2 publication Critical patent/JP7692968B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Description

本発明は、温度検出装置に関するものである。
近年、低炭素社会又は脱炭素社会の実現に向けた取り組みが活発化し、車両においてもCO2排出量の削減やエネルギー効率の改善のために、電動化技術に関する研究開発が行われている。電動車両は、原動機として回転電機を備える。回転電機は、コイルが巻回されたステータと、ステータに対して回転自在に設けられたロータと、を備える。ステータは、コイルが巻回されたステータコアを備える。ステータコアには、ステータコアとコイルとの電気的な絶縁を図るインシュレータが装着される。ステータには、コイルの温度を検出する温度検出素子が配置される場合がある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、内周にステータコアを収容し、外周に巻線を積層するように巻回した絶縁ボビンであって、巻線を積層するように巻回する巻回面と、巻回面に形成し、巻線の温度を検出する温度検出素子を固定する温度検出素子固定溝と、を設けた絶縁ボビンが開示されている。
特許第5444770号公報
ところで、電動化技術においては、回転電機が以下の課題を有している。温度検出素子がインシュレータの巻回面上に露出すると、巻線が温度検出素子に接触してコイルの巻き乱れが生じる可能性がある。コイルに巻き乱れが生じると、生成磁界が乱れて回転電機の効率が低下する場合がある。また、温度検出素子に巻線が接触することで、コイルの巻回作業時に温度検出素子に応力が加わる可能性がある。温度検出素子に過大な応力が加わると、コイルの温度を正確に検出できず、回転電機を所望の状態に保つことが困難となる可能性がある。したがって、従来の回転電機において、温度検出素子の配置に改善の余地がある。
本願は上記課題の解決のため、コイルの温度を検出するサーミスタを備えた回転電機において、適切にサーミスタを配置することを目的としたものである。そして、延いてはエネルギー効率の改善に寄与するものである。
本発明の第1の態様に係る温度検出装置は、鉄心(10)と、前記鉄心(10)に巻回されるコイル(40)とを備える回転電機(1)に設けられる温度検出装置であって、前記鉄心(10)と前記コイル(40)との間に配置され、前記コイル(40)の巻回軸方向に直交する方向の一方側が前記鉄心(10)に接し、他方側が前記コイル(40)に接する巻回部(21)を有し、前記鉄心(10)と前記コイル(40)との間を電気的に絶縁するインシュレータ(20)と、前記巻回部(21)に埋設され、前記コイル(40)の温度を検出するサーミスタ(50)と、前記インシュレータ(20)の内部で前記サーミスタ(50)に接続されているとともに前記インシュレータ(20)の外部に引き出された端子(60)と、を備える。
第1の態様によれば、サーミスタが巻回部に埋設されているので、コイルがサーミスタに接触しない。よって、コイルの巻き乱れを抑制し、その巻き乱れに起因する生成磁界の乱れも抑制できる。また、コイルがサーミスタに接触しないので、コイルを巻回部に巻回する際に、コイルの張力がサーミスタに伝わってサーミスタに過大な応力が加わることを抑制できる。以上により、サーミスタが適切に配置された温度検出装置を提供できる。
本発明の第2の態様に係る温度検出装置は、上記第1の態様に係る温度検出装置において、前記巻回部(21)は、前記コイル(40)に接する巻回面(22)を有し、前記サーミスタ(50)は、前記巻回軸方向に交差する方向において、前記巻回面(22)と前記鉄心(10)との間に位置していてもよい。
第2の態様によれば、サーミスタによってコイルのうち内周寄りの箇所の温度を測定できる。よって、コイルの温度を精度良く測定することが可能となる。
本発明の第3の態様に係る温度検出装置は、上記第1の態様または第2の態様に係る温度検出装置において、前記インシュレータ(20)には、前記サーミスタ(50)が収容される収容凹部(30)が形成され、前記収容凹部(30)を埋める充填剤(70)をさらに備え、前記端子(60)の一部は、前記収容凹部(30)に位置し、前記サーミスタ(50)に接続されていてもよい。
第3の態様によれば、収容凹部が縮小するような巻回部の変形を充填剤によって規制できる。このため、コイルの張力がサーミスタに伝わってサーミスタに過大な応力が加わることをより確実に抑制できる。
本発明の第4の態様に係る温度検出装置は、上記第1の態様から第3の態様のいずれかの態様に係る温度検出装置において、前記インシュレータ(20)には、前記サーミスタ(50)が収容される収容凹部(30)が形成され、前記インシュレータ(20)は、前記収容凹部(30)を画成する壁面(35,36)を有し、前記壁面(35,36)は、前記サーミスタ(50)の一部が入り込む凹部(37)を有していてもよい。
第4の態様によれば、サーミスタが凹部の開口縁に係合するので、サーミスタの位置ずれを抑制できる。したがって、サーミスタ50の位置精度を向上させることができる。
本発明によれば、温度検出素子が適切に配置された温度検出装置を提供できる。
実施形態に係るステータの一部の斜視図である。 図1に示すステータの一部を軸方向から見た図である。 実施形態に係る第1インシュレータの斜視図である。 サーミスタおよび端子の斜視図である。 サーミスタおよび端子を径方向の外側から見た図である。 サーミスタおよび端子を周方向から見た図である。 図2のVII-VII線における断面図である。 図7のVIII-VIII線に相当する位置における断面図である。 図8のIX-IX線に相当する位置における断面図である。 実施形態に係るステータのうち収容凹部の周辺を径方向の外側から見た図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それら構成の重複する説明は省略する場合がある。
本実施形態の回転電機1は、インナーロータ型の三相永久磁石同期モータである。回転電機1は、例えば電動二輪車のような車両に搭載される走行用モータである。回転電機1は、回転軸と一体に回転するロータと、ロータを囲うステータ3と、を備える。なお、ロータおよびステータ3は、互いに同軸に配置されている。以下、ロータおよびステータ3の共通軸線の延びる方向を軸方向と称し、共通軸線に直交する方向を径方向と称し、共通軸線回りに周回する方向を周方向と称して説明する。また、以下の説明に用いる図中において、矢印Aは軸方向、矢印Rは径方向、矢印Pは周方向をそれぞれ示している。
図1は、実施形態に係るステータの一部の斜視図である。図2は、図1に示すステータの一部を軸方向から見た図である。
図1および図2に示すように、ステータ3は、ステータコア10(鉄心)と、インシュレータ20と、コイル40と、を備える。なお本実施形態において、コイル40の巻回軸方向は、径方向に一致している。
ステータコア10は、周方向に沿って複数の分割コア11を環状に配置して形成される。例えば、分割コア11は、プレスにより打ち抜いたT字状の電磁鋼板を複数枚積層して構成される。分割コア11は、周方向に沿って延びるバックヨーク片12と、バックヨーク片12から径方向の内側に向かって延びるティース13と、を備える。バックヨーク片12は、分割コア11が周方向に連結されることで、ステータコア10の環状のバックヨークを形成する。ティース13は、分割コア11が周方向に連結されることで、隣り合うティース13との間にスロット14を形成する。ティース13の径方向内側の端部は、ロータの磁極部に対向する。
インシュレータ20は、ティース13を囲むように各分割コア11に装着されている。インシュレータ20は、樹脂等の電気絶縁材料により形成されている。例えば、インシュレータ20は、ポリフェニレンサルファイドにより形成されている。インシュレータ20は、ティース13の外周面に沿う巻回部21と、巻回部21における径方向内側の端縁から張り出した内側フランジ24と、巻回部21における径方向外側の端縁から張り出した外側フランジ25と、を備える。巻回部21は、ティース13とコイル40との間に配置され、コイル40の巻回軸方向に直交する方向の一方側がステータコア10に接し、他方側がコイル40に接する。巻回部21は、コイル40にその内周側から接する巻回面22を有する(図3参照)。
巻回部21は、ティース13における軸方向の第1方向を向く第1端面を覆う第1端面被覆部21aと、ティース13における軸方向の第2方向を向く第2端面を覆う第2端面被覆部(不図示)と、周方向を向く一対の側面を覆う一対の側面被覆部21cと、を備える(図3を併せて参照)。内側フランジ24および外側フランジ25は、ティース13を全周にわたって囲むように延びている。外側フランジ25は、バックヨーク片12の内周面に沿う。内側フランジ24および外側フランジ25の間には、巻回部21に巻回されたコイル40が配置される巻き溝28が形成されている。外側フランジ25は、径方向から見て分割コア11のバックヨーク片12の第1方向に位置する突出部26を有する。
図3は、実施形態に係る第1インシュレータの斜視図である。なお図3では、後述する充填剤70が配置されていない状態を示している。
図1および図3に示すように、インシュレータ20は、第1インシュレータ201および第2インシュレータ202に2分割されている。第1インシュレータ201および第2インシュレータ202の分割位置は、ティース13における軸方向の中間部に対応する位置にある。なお中間部は、ティース13における軸方向の一端から他端の間に位置していればよい。インシュレータ20は、第1インシュレータ201および第2インシュレータ202の分割位置が各側面被覆部21cに位置するように軸方向に分割されている。すなわち、第1インシュレータ201は、第1端面被覆部21aの全体を有している。
図3に示すように、インシュレータ20には、サーミスタ50および端子60が組み込まれている。これらサーミスタ50および端子60の周辺構造については後述する。
図1および図2に示すように、コイル40は、インシュレータ20を介してティース13に巻線を巻回することで形成されている。ステータ3には、U相コイル、V相コイルおよびW相コイルが設けられている。各分割コア11には、U相コイル、V相コイルおよびW相コイルのいずれかのコイル40が巻装されている。コイル40は、集中巻によってティース13にインシュレータ20を介して巻装されている。
サーミスタ50および端子60の周辺構造について説明する。なおサーミスタ50は、温度検出素子の一例である。
図4は、サーミスタおよび端子の斜視図である。図5は、サーミスタおよび端子を径方向の外側から見た図である。図6は、サーミスタおよび端子を周方向から見た図である。
図3から図6に示すように、サーミスタ50は、素子本体51と、素子本体51から延びる一対のリード線52と、を備える。素子本体51は、抵抗体51aと、抵抗体51aを覆うガラス部51bと、を備える(図9参照)。一対のリード線52は、抵抗体51aに電気的に接続されている。一対の端子60は、金属材料により形成されている。一対の端子60は、サーミスタ50の一対のリード線52に1対1で電気的に接続されている。
図7は、図2のVII-VII線における断面図である。図8は、図7のVIII-VIII線に相当する位置における断面図である。なお図8では充填剤70を仮想線で示している。
図7および図8に示すように、サーミスタ50は、インシュレータ20に形成された収容凹部30に収容されることで、インシュレータ20に埋設されている。収容凹部30は、第1インシュレータ201に形成されている。収容凹部30の少なくとも一部は、インシュレータ20の巻回部21に位置している。収容凹部30は、第1端面被覆部21aに形成され、軸方向から見てティース13に重なっている。本実施形態では、収容凹部30は、ティース13の第1端面における周方向の中心位置に重なっている。収容凹部30は、軸方向から見てティース13に重なる位置から径方向の外側に延びてインシュレータ20の外周面(外側フランジ25の外周面)上に開口している。収容凹部30は、インシュレータ20の外周面上の開口部31を通じて、分割コア11のバックヨーク片12の第1方向の空間に連通している。収容凹部30は、巻回部21の内周面上および外周面(巻回面22)上に非開口である。これにより、収容凹部30は、ティース13が配置される空間、および巻き溝28に連通していない。本実施形態では、収容凹部30は、インシュレータ20の外周面上のみに開口している。
図8に示すように、収容凹部30は、幅広部32と、幅狭部33と、を備える。幅広部32は、開口部31から径方向の内側に延びている。幅狭部33は、幅広部32に対して開口部31とは反対側で連通している。幅狭部33の周方向の幅は、幅広部32の周方向の幅よりも小さい。幅狭部33は、幅広部32における周方向の中間部に連なっている。幅狭部33は、幅広部32との接続部から径方向の内側に延びている。幅狭部33の周方向の幅は、サーミスタ50の素子本体51の幅よりも大きい。
図9は、図8のIX-IX線に相当する位置における断面図である。
図9に示すように、インシュレータ20は、収容凹部30を画成する壁面を有する。壁面は、軸方向の第1方向を向く第1壁面35と、軸方向の第2方向を向く第2壁面36と、を有する。第1壁面35および第2壁面36は、それぞれ軸方向に直交する方向に広がっており、互いに平行である。第1壁面35と第2壁面36との間隔は、サーミスタ50の素子本体51の厚みと同程度以下に設定される。
図8および図9に示すように、第1壁面35には、収容凹部30の延在方向(径方向)に延びる凹部37が形成されている。凹部37は、開口部31から幅広部32を通過して幅狭部33まで延びている。本実施形態では、凹部37は、収容凹部30の全長にわたって延びている。凹部37は、幅狭部33における周方向の幅中心に沿って一定の幅で径方向に延びている。凹部37の幅は、幅狭部33の周方向の幅よりも小さく、かつサーミスタ50の素子本体51の幅よりも小さい。第2壁面36には、第1壁面35と同様に凹部37が形成されている。第2壁面36の凹部37は、軸方向で第1壁面35の凹部37と向かい合う位置に形成されている。第2壁面36の凹部37は、第1壁面35の凹部37と同様に形成されている。
図8に示すように、サーミスタ50の素子本体51は、収容凹部30の幅狭部33に配置されている。素子本体51は、巻回部21の内部に位置する。すなわち、素子本体51は、軸方向から見てティース13およびコイル40に重なるように、軸方向において巻回面22とティース13との間に位置する(図7参照)。素子本体51は、収容凹部30に配置されることで、コイル40およびティース13のそれぞれに対してインシュレータ20を介在させている。これにより、素子本体51は、コイル40およびステータコア10に対して非接触であり、コイル40およびステータコア10に直接面していない。素子本体51は、ティース13の第1端面における周方向の中心位置に重なっている。素子本体51は、径方向において巻き溝28の形成範囲を3等分した場合の中央領域に配置されている。
図9に示すように、素子本体51は、インシュレータ20の第1壁面35および第2壁面36に挟まれている。素子本体51は、第1壁面35の凹部37、および第2壁面36の凹部37に入り込んでいる。素子本体51は、第1壁面35の凹部37および第2壁面36の凹部37に入り込むことで、各凹部37の開口縁に係合して径方向に交差する方向の変位を規制されている。
図8に示すように、一対のリード線52は、素子本体51から開口部31側に延びている。各リード線52は、素子本体51に接続されて幅狭部33を径方向に沿って延びる基端部52aと、基端部52aにおける素子本体51とは反対側の端部から屈曲して幅広部32を周方向に延びる先端部52bと、を有する。一対のリード線52の先端部52bは、互いに離れるように周方向に延びている。各リード線52の全体は、収容凹部30に配置されている。
図10は、実施形態に係るステータのうち収容凹部の周辺を径方向の外側から見た図である。なお図10では充填剤70が配置されていない状態を示している。
図3および図10に示すように、各端子60は、インシュレータ20とともにインサート成形されている。一対の端子60は、周方向に間隔をあけて配置されている。各端子60は、インシュレータ20の内部でサーミスタ50に接続されているとともにインシュレータ20の外部に引き出されている。各端子60は、インシュレータ20に被覆された被覆部61と、インシュレータ20から延出してインシュレータ20の外側に露出した外側延出部62および内側延出部63と、を備える。外側延出部62は、突出部26の第1方向の端面から第1方向に突出している。内側延出部63は、収容凹部30に突出している。内側延出部63は、収容凹部30の幅広部32を径方向の内側から画成する壁面に沿って配置されている。つまり、内側延出部63は、開口部31を通じて径方向の外側から直接視認できる位置に配置されている。内側延出部63には、リード線52の先端部52bが径方向の外側から重なって接合されている。被覆部61は、内側延出部63から突出部26の内部を軸方向に延びて外側延出部62および内側延出部63を接続している。被覆部61の全体は、インシュレータ20によって被覆されている。
図7に示すように、収容凹部30は、充填剤70によって埋められている。充填剤70は、電気絶縁材料により形成されている。充填剤70は、インシュレータ20とは異なる材料である。例えば、充填剤70は、エポキシ樹脂である。充填剤70は、サーミスタ50の素子本体51の全体を覆うように配置されている。例えば、充填剤70は、少なくとも幅狭部33の全体を埋める。さらに、充填剤70は、端子60の内側延出部63、およびリード線52の全体を覆うように幅広部32の少なくとも一部を埋めている。充填剤70は、開口部31から突出しないように配置されている。
第1インシュレータ201は、一対の端子60とともにインサート成形される。第1インシュレータ201は、各端子60の内側延出部63が収容凹部30内で径方向外側に露出した状態で一対の端子60と一体化している。この第1インシュレータ201の収容凹部30にサーミスタ50を挿入し、リード線52の先端部52bを端子60の内側延出部63に重ね合わせる。例えば、リード線52および端子60は、超音波溶着やスポット溶接、はんだ付け等により互いに接合される。リード線52および端子60を超音波溶着により接合する場合、超音波振動子を開口部31から収容凹部30に挿入して、リード線52および端子60を収容凹部30内で接合する。サーミスタ50が一対の端子60に固定された状態で、充填剤70を収容凹部30に充填する。これにより、サーミスタ50および端子60が組み込まれた第1インシュレータ201が完成する。第1インシュレータ201を第2インシュレータ202と組み合わせて分割コア11に装着し、第1インシュレータ201および第2インシュレータ202からなるインシュレータ20の巻回部21にコイル40を巻回することで、図1に示されたステータ3の一部が完成する。
以上に説明したように、本実施形態の回転電機1は、ステータコア10とコイル40との間に配置された巻回部21を有するインシュレータ20と、巻回部21に埋設され、コイル40の温度を検出するサーミスタ50と、インシュレータ20の内部でサーミスタ50に接続されているとともにインシュレータ20の外部に引き出された端子60と、を備えた温度検出装置を持つ。この構成によれば、サーミスタ50が巻回部21に埋設されているので、コイル40がサーミスタ50に接触しない。よって、コイル40の巻き乱れを抑制し、その巻き乱れに起因する生成磁界の乱れも抑制できる。また、コイル40がサーミスタ50に接触しないので、コイル40を巻回部21に巻回する際に、コイル40の張力がサーミスタ50に伝わってサーミスタ50に過大な応力が加わることを抑制できる。以上により、サーミスタ50が適切に配置された温度検出装置を提供できる。
サーミスタ50は、軸方向において巻回面22とステータコア10との間に位置している。この構成によれば、サーミスタ50によってコイル40のうち内周寄りの箇所の温度を測定できる。よって、コイル40の温度を精度良く測定することが可能となる。
インシュレータ20には、サーミスタ50が収容される収容凹部30が形成されている。温度検出装置は、収容凹部30を埋める充填剤70をさらに備える。端子60の一部は、収容凹部30に位置し、サーミスタ50に接続されている。この構成によれば、収容凹部30が縮小するような巻回部21の変形を充填剤70によって規制できる。このため、コイル40の張力がサーミスタ50に伝わってサーミスタ50に過大な応力が加わることをより確実に抑制できる。
インシュレータ20は、収容凹部30を画成する第1壁面35および第2壁面36を有する。第1壁面35および第2壁面36は、サーミスタ50の一部が入り込む凹部37を有する。この構成によれば、サーミスタ50が凹部37の開口縁に係合するので、サーミスタ50の位置ずれを抑制できる。したがって、サーミスタ50の位置精度を向上させることができる。
サーミスタ50の素子本体51は、径方向において巻き溝28の形成範囲を3等分した場合の中央領域に配置されている。この構成によれば、コイル40のうちより高温になりやすい径方向の中央部の温度をサーミスタ50により測定できる。したがって、コイル40の温度を精度良く測定できる。
サーミスタ50の素子本体51は、充填剤70により覆われている。この構成によれば、コイル40の巻回時に素子本体51に伝わるコイル40の張力や、回転電機1の動作時の振動などによって、素子本体51のガラス部51bに過大な応力が加わることを抑制できる。
なお、本発明は、図面を参照して説明した上述の実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
例えば、上記実施形態では、コイル40が集中巻きによりティース13に巻回されているが、コイルは分布巻きによりティースに巻回されていてもよい。
上記実施形態では、ティース13が軸方向に延びているが、ティースを軸方向に対して傾斜した方向に延在させ、ステータコアをスキューさせてもよい。
上記実施形態では、ステータおよびロータが径方向に磁気的な隙間を有するラジアルギャップ型の回転電機に本発明を適用している。しかし、ステータおよびロータが軸方向に磁気的な隙間を有するアキシャルギャップ型の回転電機に本発明を適用してもよい。
上記実施形態では、インシュレータ20の収容凹部30に充填剤70が埋められているが、この構成に限定されない。すなわち、収容凹部30に充填剤が埋められていなくてもよく、収容凹部30がサーミスタ50の少なくとも一部を囲う空間を有していてもよい。
上記実施形態では、インシュレータ20が第1インシュレータ201および第2インシュレータ202に分割されているが、インシュレータは分割されていなくてもよい。また、サーミスタは、インシュレータの巻回部における任意の位置に埋設されていればよい。すなわち、サーミスタは、コイルの巻回軸方向に交差する方向において、巻回面とステータコアとの間に位置していればよい。
上記実施形態では、サーミスタ50の素子本体51が収容凹部30を画成する壁面によって軸方向の両側から挟まれているが、この構成に限定されない。素子本体は収容凹部を画成する壁面によって周方向の両側から挟まれていてもよい。さらに、素子本体は、収容凹部を画成する壁面に対して浮いた状態で配置されていてもよい。また、上記実施形態では収容凹部30を画成する壁面に、素子本体51に係合する凹部37が素子本体51に対して軸方向の両側に一対形成されているが、この構成に限定されない。素子本体に係合する凹部が少なくとも1つ形成されていれば上記の効果を奏するが、凹部が形成されていなくてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1…回転電機 10…ステータコア(鉄心) 20…インシュレータ 21…巻回部 22…巻回面 30…収容凹部 35…第1壁面(壁面) 36…第2壁面(壁面) 37…凹部 40…コイル 50…サーミスタ 60…端子 70…充填剤

Claims (4)

  1. 鉄心(10)と、前記鉄心(10)に巻回されるコイル(40)とを備える回転電機(1)に設けられる温度検出装置であって、
    前記鉄心(10)と前記コイル(40)との間に配置され、前記コイル(40)の巻回軸方向に直交する方向の一方側が前記鉄心(10)に接し、他方側が前記コイル(40)に接する巻回部(21)を有し、前記鉄心(10)と前記コイル(40)との間を電気的に絶縁するインシュレータ(20)と、
    前記コイル(40)に対して非接触の状態で前記巻回部(21)に埋設され、前記コイル(40)の温度を検出するサーミスタ(50)と、
    前記インシュレータ(20)の内部で前記サーミスタ(50)に接続されているとともに前記インシュレータ(20)の外部に引き出された端子(60)と、
    を備える温度検出装置。
  2. 鉄心(10)と、前記鉄心(10)に巻回されるコイル(40)とを備える回転電機(1)に設けられる温度検出装置であって、
    前記鉄心(10)と前記コイル(40)との間に配置され、前記コイル(40)の巻回軸方向に直交する方向の一方側が前記鉄心(10)に接し、他方側が前記コイル(40)に接する巻回部(21)を有し、前記鉄心(10)と前記コイル(40)との間を電気的に絶縁するインシュレータ(20)と、
    前記巻回部(21)に埋設され、前記コイル(40)の温度を検出するサーミスタ(50)と、
    前記インシュレータ(20)の内部で前記サーミスタ(50)に接続されているとともに前記インシュレータ(20)の外部に引き出された端子(60)と、
    を備え、
    前記巻回部(21)は、前記コイル(40)に接する巻回面(22)を有し、
    前記サーミスタ(50)は、前記巻回軸方向に交差する方向において、前記巻回面(22)と前記鉄心(10)との間に位置する、
    度検出装置。
  3. 前記インシュレータ(20)には、前記サーミスタ(50)が収容される収容凹部(30)が形成され、
    前記収容凹部(30)を埋める充填剤(70)をさらに備え、
    前記端子(60)の一部は、前記収容凹部(30)に位置し、前記サーミスタ(50)に接続されている、
    請求項1または請求項2に記載の温度検出装置。
  4. 前記インシュレータ(20)には、前記サーミスタ(50)が収容される収容凹部(30)が形成され、
    前記インシュレータ(20)は、前記収容凹部(30)を画成する壁面(35,36)を有し、
    前記壁面(35,36)は、前記サーミスタ(50)の一部が入り込む凹部(37)を有する、
    請求項1または請求項2に記載の温度検出装置。
JP2023163058A 2023-09-26 2023-09-26 温度検出装置 Active JP7692968B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2023163058A JP7692968B2 (ja) 2023-09-26 2023-09-26 温度検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2023163058A JP7692968B2 (ja) 2023-09-26 2023-09-26 温度検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2025053928A JP2025053928A (ja) 2025-04-07
JP7692968B2 true JP7692968B2 (ja) 2025-06-16

Family

ID=95281473

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023163058A Active JP7692968B2 (ja) 2023-09-26 2023-09-26 温度検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7692968B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010213392A (ja) 2009-03-09 2010-09-24 Nissan Motor Co Ltd 絶縁ボビン、回転電機のステータ、および回転電機のステータの製造方法
JP2013172478A (ja) 2012-02-17 2013-09-02 Nifco Inc インシュレータ及びステータ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010213392A (ja) 2009-03-09 2010-09-24 Nissan Motor Co Ltd 絶縁ボビン、回転電機のステータ、および回転電機のステータの製造方法
JP2013172478A (ja) 2012-02-17 2013-09-02 Nifco Inc インシュレータ及びステータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2025053928A (ja) 2025-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5827840B2 (ja) Vr型レゾルバ
JP5267091B2 (ja) 回転電機用ステータ
JP5533285B2 (ja) 絶縁部材、ステータの製造方法
US7893590B2 (en) Stator having high assembly
CN111245164B (zh) 旋转电机及其制造方法
JP5396842B2 (ja) 回転電機と回転電機の製造方法
US11901848B2 (en) Rotating electric machine and armature
JP2018191403A (ja) ステータおよびレゾルバ
JP2018121389A (ja) 回転電機のステータ
JP2010226841A (ja) 回転電機
JPWO2019123977A1 (ja) 固定子の製造方法
JP7691374B2 (ja) バスバーユニット
JP7692968B2 (ja) 温度検出装置
JP6279122B1 (ja) 回転電機
JP2018133989A (ja) ステータ構造およびレゾルバ
JP7756689B2 (ja) 温度検出装置および温度検出装置の製造方法
JP7062042B1 (ja) 回転電機
CN115995906A (zh) 马达
US11489392B2 (en) Bobbin structure of armature
JP2023151453A (ja) ステータ、およびモータ
JP2017127103A (ja) 電動機用ステータ
JP6377186B2 (ja) レゾルバステータ
JP7638317B2 (ja) サーミスタ取付構造およびサーミスタユニット
JP6776850B2 (ja) 回転電機
US20250088062A1 (en) Stator and rotatary electrical machine

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20250318

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20250428

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20250507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20250604

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7692968

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150