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JP7693499B2 - 建築業務仲介システム - Google Patents
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Description

建築物の施工者(例えば、ゼネコン、工法メーカー等)が施主に対して提出する見積書を作成する技術に関する。
施工者候補は、施主に対して見積書を提示し、施主が見積書の内容を承諾した場合に、施主が施工者候補に対し、建築物の工事を依頼(発注)することが一般的である。
施工者候補は、建築・設計事務所が作成した設計図書を入手した後、建材毎の使用量を検討し、その検討結果から得られた建材毎の使用量に各建材の単価を掛け、さらに、建材費以外の工事費を考慮して、施主に対する見積書を作成する。
そのような背景下、建築業界における関係者間の営業活動を円滑に進めるための技術的な研究・開発は盛んに行われており、例えば、特許文献1では、「建築確認申請用構造設計図書の作成者と建材メーカーとの業務仲介を行うことによって、両者ともに新たな収益獲得の機会を与える」アイデアが提案されている。
特開2019-074932号公報
ところで、施工者候補が施主に対する見積書を作成するとき、設計図書から建材毎の使用量を特定する作業の負担がともて大きいところ、上記の従来技術では、その施工者候補の作業負担を軽減させることができないという問題点がある。
そこで本発明では、上記問題点に鑑み、建築物の施工者が施主に対して提出する見積書の作成負担を軽減し、当スキームの他の関係者も新たな収益機会を得ることができる建築業務仲介システムを提供することを目的とする。
開示する建築業務仲介システムの一形態は、建築物の施工者が管理する施工者管理装置と、構造設計図書作成用ソフトウエアを利用して前記建築物に係る建築確認申請用構造設計図書を作成するユーザーが管理するユーザー管理装置と、前記施工者と前記ユーザーとの業務の仲介者が管理する仲介者管理装置と、を含む建築業務仲介システムであって、前記ユーザー管理装置が、前記建築確認申請用構造設計図書を作成するために入力される構造躯体情報に基づいて、前記建築物の施工において使用される建材毎の使用量情報を生成するための建材使用量元情報を作成する元情報作成手段と、前記仲介者管理装置が、取得した前記建材使用量元情報を前記施工者管理装置へ通知する元情報通知手段と、前記施工者管理装置が、前記建材使用量元情報に基づいて、前記建材毎の使用量情報を生成する使用量情報生成手段と、前記建材毎の使用量情報に基づいて、前記建築物の施工費用の見積金額を算出する見積工事費算出手段と、前記建築物の施主から取得する工事代金の第1の割合となる金額を前記仲介者へ送金する処理を行う施工者送金手段と、前記仲介者管理装置が、前記第1の割合となる金額の第2の割合となる金額を前記ユーザーへ送金する処理を行う仲介者送金手段と、を有することを特徴とする。
開示する建築業務仲介システムは、建築物の施工者が施主に対して提出する見積書の作成負担を軽減し、当スキームの他の関係者には新たな収益機会を提供できる。
本実施の形態に係る建築業務仲介システムの概要を説明する図である。 本実施の形態に係る建築業務仲介システムによる背景・業務を説明する図である。 本実施の形態に係る建築業務仲介システムの機能ブロック図である。 本実施の形態に係るユーザー管理装置のハードウエア構成例を示す図である。 本実施の形態に係る仲介者管理装置のハードウエア構成例を示す図である。 本実施の形態に係る施工者管理装置のハードウエア構成例を示す図である。 本実施の形態に係る建築業務仲介システムによる見積金額算出処理の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態に係る建築業務仲介システムによる手数料送金処理の流れを示すフローチャートである。
図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について説明する。
(本実施の形態に係る建築業務仲介システムの動作原理)
図1及び2を用いて、本実施の形態に係る建築業務仲介システム(以下、単に「本システム」という。)100の概要について説明する。図1は、本システム100の接続関係を説明する図であり、図2は、本システム100によって実現される業務について説明する図である。
図1で示すように、本システム100は、建築物210の施工者240が管理する施工者管理装置250と、構造設計図書作成用ソフトウエア220を利用して建築物210に係る建築確認申請用構造設計図書230を作成するユーザー260が管理するユーザー管理装置270と、施工者240とユーザー260との業務の仲介者280が管理する仲介者管理装置290と、を含む。
図1で示すように、施工者管理装置250、ユーザー管理装置270、仲介者管理装置290は、通信ネットワーク390を介して、接続される。施工者管理装置250、ユーザー管理装置270、仲介者管理装置290のそれぞれは、サーバー装置であっても良く、デスクトップ型又はノート型のパーソナルコンピューターであっても良い。通信ネットワーク390は、有線、無線どちらの形態でも良い。
図2で示すように、ユーザー(例えば、建築・設計事務所)260は、構造設計図書作成用ソフトウエア220を利用して、建築物210に係る建築確認申請用構造設計図書230を作成する。そのとき、ユーザー260は、建築物210を施工するために必要な材料毎の使用量を知るための基礎データ320を作成する。
そして、仲介者280は、基礎データ320を施工者(例えば、ゼネコン、工法メーカー等)240へ通知する。一方、施工者240は、仲介者280から取得した基礎データ320を所定のソフトウエアに読み込ませることによって、建築物210を施工するために必要な材料毎の使用量310を特定する。こうすることによって、施工者240は、建築物210の見積書作成に必要な情報を容易に入手することができる。
施工者240は、特定した材料毎の必要量310に材料毎の単価を掛け合わせて、材料費の見積額を算出し、それに材料費以外の工事費の見積額を加算して、建築物210の工事費の見積額330を算出する。施工者240は、算出した見積額330を使って、建築物210の施主に対する見積書を作成し、施主に提出する。
施主は、施工者240から提出された見積書の内容を受け入れたとき、施工者240へ建築物210の工事を発注し、例えば、建築物210の工事の進捗に応じて、工事代金340を支払う。
施工者240は、見積書作成の作業負担が軽減されたことの見返りに、施主から受け取る工事代金340の一部を仲介者280へ支払い、仲介者280は、施工者240から受け取る金額の一部をユーザー260へ支払う。
上記のような業務を通じて、本システム100は、建築物210の施工者240が施主に対して提出する見積書の作成負担を軽減し、当スキームの他の関係者260、280には新たな収益機会を提供する。
図3を用いて、本システム100の動作原理について説明する。図3は、本システム100の機能ブロック図である。先に述べたように、本システム100は、施工者管理装置250、ユーザー管理装置270、仲介者管理装置290を有する。
図3で示すように、ユーザー管理装置270は、元情報作成手段110を有する。また、仲介者管理装置290は、元情報通知手段120、仲介者送金手段160を有する。そして、施工者管理装置250は、使用量情報生成手段130、見積工事費算出手段140、施工者送金手段150を有する。
元情報作成手段110は、建築物210に係る建築確認申請用構造設計図書230を作成するために入力される構造躯体情報300に基づいて、建築物210の施工において使用される建材毎の使用量情報310を生成するための建材使用量元情報320を作成する。
建築確認申請用構造設計図書230とは、各階平面図、2面以上の立面図、2面以上の断面図、基礎伏図、構造詳細図、使用構造材料一覧表、基礎・地盤説明書、各階床伏図、小屋伏図、2面以上の軸組図、施工方法等計画書等である。
元情報作成手段110は、例えば、ユーザー260が建築確認申請用構造設計図書230を作成するためにGUI(Graphical User Interface)入力した構造躯体情報300をテキストファイル(建材使用量元情報320)として保存する。
元情報作成手段110は、作成した建材使用量元情報320を仲介者管理装置290へ通知する形態としても良く、作成した建材使用量元情報320を仲介者管理装置290がアクセス可能な場所へ保存する形態としても良い。
元情報通知手段120は、取得(入手)した建材使用量元情報320を、通信ネットワーク390を介して、施工者管理装置250へ通知する。
使用量情報生成手段130は、元情報通知手段120によって通知される建材使用量元情報320に基づいて、建材毎の使用量情報310を生成する。なお、建材とは、例えば、セメント、鉄筋、型枠、鉄骨、木材等を指す。
使用量情報生成手段130は、例えば、テキストデータである建材使用量元情報320を数量計算用ソフトウエアによって建材毎の使用量情報310に変換する。建材毎の使用量情報310を機械的に(容易に)得られることは、施工者240が施主向けに作成する見積書の作成において、建築物210の材料費を算出する作業の負担を大幅に軽減する。
見積工事費算出手段140は、使用量情報生成手段130によって生成する建材毎の使用量情報310に基づいて、建築物210の施工費用の見積金額330を算出する。見積工事費算出手段140は、例えば、建材毎の使用量情報310に、建材毎の単価を掛けて、建築物210を建築するときの総材料費(総建材費)の見積金額330を算出する。また、見積工事費算出手段140は、例えば、先の総材料費の見積金額に、総材料費以外の工事費の見積金額を加算することによって、建築物210を建築するときの工事費の見積金額330を算出する形態としても良い。
施工者送金手段150は、建築物210の施主から取得する工事代金340の第1の割合350となる金額360を仲介者280へ送金する処理を行う。工事代金340とは、総工事費に係る代金であっても良く、総工事費の一部である躯体工事費に係る代金であっても良い。第1の割合350は、施工者240・仲介者280間で適宜取り決め可能な割合であり、その大きさは特に限定されず、工事代金340が躯体工事費に係る代金の場合、例えば、1.5%程度が想定される。
施工者240は、見積書作成の作業負担が軽減されたことの見返りに、仲介者280に対し一定の大きさ360の支払を行い、一方、仲介者280は、新たな収益機会を得ることができる。
仲介者送金手段160は、工事代金340の第1の割合350となる金額360の第2の割合370となる金額380をユーザー260へ送金する処理を行う。金額360とは、施工者送金手段150によって送金される金額である。第2の割合370は、仲介者280・ユーザー260間で適宜取り決め可能な割合であり、その大きさは特に限定されず、工事代金340が躯体工事費に係る代金であり、第1の割合350が1.5%である場合、例えば、3分の1程度が想定される。このとき金額380は、工事代金340が躯体工事費に係る代金であり、第1の割合350が1.5%である場合、躯体工事費に係る代金の0.5%程度の金額となる。
ユーザー260は、見積書作成の作業負担が軽減されたことの見返りとして施工者240が支払った金額360の一部を受け取ることができるため、新たな収益機会を得ることができる。
上記のような動作原理に基づいて、本システム100は、建築物の施工者240が施主に対して提出する見積書の作成負担を軽減し、当スキームの他の関係者260、280にも新たな収益機会を提供することができる。
(本実施の形態に係る建築業務仲介システムのハードウエア構成)
(1)ユーザー管理装置270のハードウエア構成例
図4を用いて、ユーザー管理装置270のハードウエア構成例について説明する。図4は、ユーザー管理装置270のハードウエア構成の一例を示す図である。図4で示すように、ユーザー管理装置270は、CPU(Central Processing Unit)510、ROM(Read-Only Memory)520、RAM(Random Access Memory)530、補助記憶装置540、通信I/F550、入力装置560、出力装置(表示装置)570、記憶媒体I/F580を有する。
CPU510は、ROM520に記憶されたプログラムを実行する装置であり、RAM530に展開(ロード)されたデータを、プログラムの命令に従って演算処理し、ユーザー管理装置270全体を制御する。ROM520は、CPU510が実行するプログラムやデータを記憶している。RAM530は、CPU510でROM520に記憶されたプログラムを実行する際に、実行するプログラムやデータが展開(ロード)され、演算の間、演算データを一時的に保持する。
補助記憶装置540は、基本ソフトウエアであるOS(Operating System)や本実施の形態に係るアプリケーションプログラムなどを、関連するデータとともに記憶する装置であり、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどである。
通信I/F550は、有線・無線LAN(Local Area Network)、インターネットなどの通信ネットワーク390に接続し、通信機能を提供する他装置290とデータの授受を行うためのインターフェースである。
入力装置560は、キーボードやタッチパネルなどユーザー管理装置270にデータ入力を行うための装置である。出力装置570は、LCD(Liquid Crystal Display)等で構成される装置であり、ユーザー管理装置270が有する機能をユーザーが利用する際や各種設定を行う際のユーザーインターフェースとして機能する装置である。
記憶媒体I/F580は、CD-ROM、DVD-ROM、USBメモリなどの記憶媒体590とデータの送受信を行うためのインターフェースである。
ユーザー管理装置270が有する各手段は、CPU510が、ROM520又は補助記憶装置540に記憶された各手段に対応するプログラムを実行することにより実現される形態としても良い。また、ユーザー管理装置270が有する各手段は、当該各手段に関する処理をハードウエアとして実現される形態としても良い。また、通信I/F550を介して外部サーバー装置から本発明に係るプログラムを読み込ませたり、記憶媒体I/F580を介して記憶媒体590から本発明に係るプログラムを読み込ませたりして、ユーザー管理装置270に当該プログラムを実行させる形態としても良い。
(2)仲介者管理装置290のハードウエア構成例
図5を用いて、仲介者管理装置290のハードウエア構成例について説明する。図5は、仲介者管理装置290のハードウエア構成の一例を示す図である。図5で示すように、仲介者管理装置290は、CPU610、ROM620、RAM630、補助記憶装置640、通信I/F650、入力装置660、出力装置(表示装置)670、記憶媒体I/F680を有する。
CPU610は、ROM620に記憶されたプログラムを実行する装置であり、RAM630に展開(ロード)されたデータを、プログラムの命令に従って演算処理し、仲介者管理装置290全体を制御する。ROM620は、CPU610が実行するプログラムやデータを記憶している。RAM630は、CPU610でROM620に記憶されたプログラムを実行する際に、実行するプログラムやデータが展開(ロード)され、演算の間、演算データを一時的に保持する。
補助記憶装置640は、基本ソフトウエアであるOSや本実施の形態に係るアプリケーションプログラムなどを、関連するデータとともに記憶する装置であり、例えば、HDDやフラッシュメモリなどである。
通信I/F650は、有線・無線LAN、インターネットなどの通信ネットワーク390に接続し、通信機能を提供する他装置250、270とデータの授受を行うためのインターフェースである。
入力装置660は、キーボードやタッチパネルなど仲介者管理装置290にデータ入力を行うための装置である。表示装置670は、LCD等で構成される装置であり、仲介者管理装置290が有する機能をユーザーが利用する際や各種設定を行う際のユーザーインターフェースとして機能する装置である。
記憶媒体I/F680は、CD-ROM、DVD-ROM、USBメモリなどの記憶媒体690とデータの送受信を行うためのインターフェースである。
仲介者管理装置290が有する各手段は、CPU610が、ROM620又は補助記憶装置640に記憶された各手段に対応するプログラムを実行することにより実現される形態としても良い。また、仲介者管理装置290が有する各手段は、当該各手段に関する処理をハードウエアとして実現される形態としても良い。また、通信I/F650を介して外部サーバー装置から本発明に係るプログラムを読み込ませたり、記憶媒体I/F680を介して記憶媒体690から本発明に係るプログラムを読み込ませたりして、仲介者管理装置290に当該プログラムを実行させる形態としても良い。
(3)施工者管理装置250のハードウエア構成例
図6を用いて、施工者管理装置250のハードウエア構成例について説明する。図6は、施工者管理装置250のハードウエア構成の一例を示す図である。図6で示すように、施工者管理装置250は、CPU710、ROM720、RAM730、補助記憶装置740、通信I/F750、入力装置760、出力装置(表示装置)770、記憶媒体I/F780を有する。
CPU710は、ROM720に記憶されたプログラムを実行する装置であり、RAM730に展開(ロード)されたデータを、プログラムの命令に従って演算処理し、施工者管理装置250全体を制御する。ROM720は、CPU710が実行するプログラムやデータを記憶している。RAM730は、CPU710でROM720に記憶されたプログラムを実行する際に、実行するプログラムやデータが展開(ロード)され、演算の間、演算データを一時的に保持する。
補助記憶装置740は、基本ソフトウエアであるOSや本実施の形態に係るアプリケーションプログラムなどを、関連するデータとともに記憶する装置であり、例えば、HDDやフラッシュメモリなどである。
通信I/F750は、有線・無線LAN、インターネットなどの通信ネットワーク390に接続し、通信機能を提供する他装置290とデータの授受を行うためのインターフェースである。
入力装置760は、キーボードやタッチパネルなど施工者管理装置250にデータ入力を行うための装置である。出力装置770は、LCD等で構成される装置であり、施工者管理装置250が有する機能をユーザーが利用する際や各種設定を行う際のユーザーインターフェースとして機能する装置である。
記憶媒体I/F780は、CD-ROM、DVD-ROM、USBメモリなどの記憶媒体790とデータの送受信を行うためのインターフェースである。
施工者管理装置250が有する各手段は、CPU710が、ROM720又は補助記憶装置740に記憶された各手段に対応するプログラムを実行することにより実現される形態としても良い。また、施工者管理装置250が有する各手段は、当該各手段に関する処理をハードウエアとして実現される形態としても良い。また、通信I/F750を介して外部サーバー装置から本発明に係るプログラムを読み込ませたり、記憶媒体I/F780を介して記憶媒体790から本発明に係るプログラムを読み込ませたりして、施工者管理装置250に当該プログラムを実行させる形態としても良い。
(本実施の形態に係る建築業務仲介システムによる処理例)
(1)本システム100による見積金額330算出処理
図7を用いて、本システム100による見積金額330算出処理の一例について説明する。図7は、本システム100による見積金額330算出処理の一例の流れを示すフローチャートである。
S10においてユーザー260は、構造設計図書作成用ソフトウエア220を利用して、建築物210に係る建築確認申請用構造設計図書230を作成する。そのとき、ユーザー260は、建築物210を施工するために必要な材料毎の使用量を知るための基礎データ320を作成する。
S10でユーザー管理装置270の元情報作成手段110が、建築物210の構造躯体情報300に基づいて、建築物210の施工において使用される建材毎の使用量情報310を生成するための建材使用量元情報320を作成する。
元情報作成手段110は、例えば、ユーザー260が建築確認申請用構造設計図書230を作成するためにGUI(Graphical User Interface)入力した構造躯体情報300をテキストファイル(建材使用量元情報320)として保存する。
元情報作成手段110は、作成した建材使用量元情報320を仲介者管理装置290へ通知する形態としても良く、作成した建材使用量元情報320を仲介者管理装置290がアクセス可能な場所へ保存する形態としても良い。
S20で仲介者管理装置290の元情報通知手段120が、S10において作成された建材使用量元情報320を、通信ネットワーク390を介して、施工者管理装置250へ通知する。
S30で施工者管理装置250の使用量情報生成手段130が、S20において通知された建材使用量元情報320に基づいて、建材毎の使用量情報310を生成する。なお、建材とは、例えば、セメント、鉄筋、型枠、鉄骨、木材等を指す。
使用量情報生成手段130は、例えば、テキストデータである建材使用量元情報320を、数量計算用ソフトウエアによって、建材毎の使用量情報310に変換する。建材毎の使用量情報310を機械的に(容易に)得られることは、施工者240が施主向けに作成する見積書の作成において、建築物210の材料費を算出する作業の負担を大幅に軽減する。
S40で施工者管理装置250の見積工事費算出手段140が、S30において生成した建材毎の使用量情報310に基づいて、建築物210の施工費用の見積金額330を算出する。見積工事費算出手段140は、例えば、建材毎の使用量情報310に、建材毎の単価を掛けて、建築物210を建築するときの総材料費(総建材費)の見積金額330を算出する。また、見積工事費算出手段140は、例えば、先の総材料費の見積金額に、総材料費以外の工事費の見積金額を加算することによって、建築物210を建築するときの総工事費の見積金額330を算出する形態としても良い。
上記のような処理を行うことによって、本システム100は、建築物の施工者240が施主に対して提出する見積書の作成負担を軽減させることができる。
(2)本システム100による手数料送金処理
図8を用いて、本システム100による手数料送金処理の一例について説明する。図8は、本システム100による手数料送金処理の一例の流れを示すフローチャートである。
S110で施工者管理装置250の施工者送金手段150が、建築物210の施主から取得する工事代金340の第1の割合350となる金額360を仲介者280へ送金する処理を行う。
工事代金340とは、総工事費に係る代金であっても良く、総工事費の一部である躯体工事費に係る代金であっても良い。第1の割合350は、施工者240・仲介者280間で適宜取り決め可能な割合であり、その大きさは特に限定されず、工事代金340が躯体工事費に係る代金の場合、例えば、1.5%程度が想定される。
施工者240は、見積書作成の作業負担が軽減されたことの見返りに、仲介者280に対し一定の大きさ360の支払を行い、一方、仲介者280は、新たな収益機会を得ることができる。
S120で仲介者管理装置290の仲介者送金手段160が、S110において送金された金額360の第2の割合370となる金額380をユーザー260へ送金する処理を行う。
第2の割合370は、仲介者280・ユーザー260間で適宜取り決め可能な割合であり、その大きさは特に限定されず、工事代金340が躯体工事費に係る代金であり、第1の割合350が1.5%である場合、例えば、3分の1程度が想定される。このとき金額380は、工事代金340が躯体工事費に係る代金であり、第1の割合350が1.5%である場合、躯体工事費に係る代金の0.5%程度の金額となる。
ユーザー260は、見積書作成の作業負担が軽減されたことの見返りとして施工者240が支払った金額360の一部を受け取ることができるため、新たな収益機会を得ることができる。
上記のような処理を行うことによって、本システム100は、当スキームの関係者260、280に新たな収益機会を提供することができる。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲において、種々の変形・変更が可能である。
100 建築業務仲介システム
110 元情報作成手段
120 元情報通知手段
130 使用量情報生成手段
140 見積工事費算出手段
150 施工者送金手段
160 仲介者送金手段
210 建築物
220 構造設計図書作成用ソフトウエア
230 建築確認申請用構造設計図書
240 施工者
250 施工者管理装置
260 ユーザー
270 ユーザー管理装置
280 仲介者
290 仲介者管理装置
300 構造躯体情報
310 建材毎の使用量情報
320 建材使用量元情報
330 施工費用の見積金額
340 工事代金
350 第1の割合
360 工事代金の第1の割合となる金額
370 第2の割合
380 金額360の第2の割合となる金額
390 通信ネットワーク
510、610、710 CPU
520、620、720 ROM
530、630、730 RAM
540、640、740 補助記憶装置
550、650、750 通信インターフェース
560、660、760 入力装置
570、670、770 出力装置
580、680、780 記憶媒体インターフェース
590、690、790 記憶媒体

Claims (2)

  1. 建築物の施工者が管理する施工者管理装置と、構造設計図書作成用ソフトウエアを利用して前記建築物に係る建築確認申請用構造設計図書を作成するユーザーが管理するユーザー管理装置と、前記施工者と前記ユーザーとの業務の仲介者が管理する仲介者管理装置と、を含む建築業務仲介システムであって、
    前記ユーザー管理装置が、
    前記建築確認申請用構造設計図書を作成するために入力される構造躯体情報に基づいて、前記建築物の施工において使用される建材毎の使用量情報を生成するための建材使用量元情報を作成する元情報作成手段と、
    前記仲介者管理装置が、
    取得した前記建材使用量元情報を前記施工者管理装置へ通知する元情報通知手段と、
    前記施工者管理装置が、
    前記建材使用量元情報に基づいて、前記建材毎の使用量情報を生成する使用量情報生成手段と、
    前記建材毎の使用量情報に基づいて、前記建築物の施工費用の見積金額を算出する見積工事費算出手段と、
    前記建築物の施主から取得する工事代金の第1の割合となる金額を前記仲介者へ送金する処理を行う施工者送金手段と、
    前記仲介者管理装置が、
    前記第1の割合となる金額の第2の割合となる金額を前記ユーザーへ送金する処理を行う仲介者送金手段と、を有することを特徴とする建築業務仲介システム。
  2. 建築物の施工者が管理する施工者管理装置と、構造設計図書作成用ソフトウエアを利用して前記建築物に係る建築確認申請用構造設計図書を作成するユーザーが管理するユーザー管理装置と、前記施工者と前記ユーザーとの業務の仲介者が管理する仲介者管理装置と、を含む建築業務仲介システムにおいて実行される建築業務仲介方法であって、
    前記ユーザー管理装置において、
    元情報作成手段が、前記建築確認申請用構造設計図書を作成するために入力される構造躯体情報に基づいて、前記建築物の施工において使用される建材毎の使用量情報を生成するための建材使用量元情報を作成するステップと、
    前記仲介者管理装置において、
    元情報通知手段が、取得した前記建材使用量元情報を前記施工者管理装置へ通知するステップと、
    前記施工者管理装置において、
    使用量情報生成手段が、前記建材使用量元情報に基づいて、前記建材毎の使用量情報を生成するステップと、
    見積工事費算出手段が、前記建材毎の使用量情報に基づいて、前記建築物の施工費用の見積金額を算出するステップと、
    施工者送金手段が、前記建築物の施主から取得する工事代金の第1の割合となる金額を前記仲介者へ送金する処理を行うステップと、
    前記仲介者管理装置において、
    仲介者送金手段が、前記第1の割合となる金額の第2の割合となる金額を前記ユーザーへ送金する処理を行うステップと、を含む建築業務仲介方法。


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