JP7694763B2 - ゲート装置、ゲートシステム、ゲート制御方法 - Google Patents
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Description
また、前述のゲート装置において、ゲートの使用状況を容易に確認できる技術が望まれている。
このゲート装置は、認証対象が一の方向(図1Aに矢印Aで示す)へ移動する第1平面(例えば図1Aに鎖線PL1で示す水平面)と交差する第2平面(例えば図1に鎖線PL2で示すの垂直面)に沿って設けられて前記認証対象の移動空間(例えば改札口の通路の空間)を他の空間(前記通路以外の空間)と区画するゲート本体1と、該ゲート本体1に、前記第1平面、第2平面と交差し、第1平面に対して上向きに傾斜した第3の平面(図1Aに鎖線PL3で示す)に沿う傾斜面2と、該傾斜面2上に画像を表示する表示部3と、該表示部3の近傍で画像を撮影する画像取得部4とを有する。この傾斜面2は、例えば、第1の平面PL1に対して0度以上90度未満の角度を有し、第2の平面PL2に直交しあるいは直角以外の角度で交差する第3の平面PL3と平行な傾斜面である。
換言すれば、図示例のゲート制御方法にあっては、図1Bに示すように、認証対象が一の方向へ移動する第1平面上の移動空間を他の空間と区画するゲート本体の前記第1平面に対して上向きに傾斜した表示面に画像を表示する工程と、前記表示面の近傍で画像を撮影する工程と、撮影された画像から認証対象を識別する工程とが行われる。
次いで、図2~7を参照してこの開示のゲート装置の第1実施形態にかかるゲートシステムを説明する。なお、図中図1と共通の構成には同一符号を付し、説明を簡略化する。
第1実施形態のゲートシステムは、ゲート本体1(1A、1B)を水平方向に相互に間隔をおいて2基配置した構成を採用している。図2、3にあっては、右側のゲート本体1Aの傾斜面2が図2、3の手前側を向き、左側のゲート本体1Bの傾斜面2が図2、3の奥側を向くように、互いに反対方向へ向けて配置され、これらゲート本体1A、1Bによって、これらの内側の改札口通路の空間と、その外側の改札口通路外の空間とが仕切られている。すなわち前記ゲート本体1は、改札口通路の床面としての第1平面(図示例では水平面)と交差する第2平面(図示例では鉛直面)に沿って配置されていて、改札口周辺の空間を通路とそれ以外とに区画している。
なおフラッパーゲート14は、前述のように垂直軸を中心として板状の部材が回転してゲート本体1A、1Bの間の空間に出没する方式の他、ゲート本体1A、1B内に格納されていた板状の部材が利用者の通行を妨げるように突出する方式、あるいは、棒状の部材が出没する方式等を採用することができる。すなわち、フラッパーゲート14は、ゲート本体1A、1Bの間の利用者が通行しようとする空間に実際に存在して通行を妨げる閉鎖位置と、この通行を妨げる閉鎖位置に存在しない退避位置との間で移動する構成とされている。なお、この退避位置として、前記ゲート本体1A、1B内に収容し、あるいはゲート本体1A、1Bに沿って折り畳んで退避すること、ゲート本体1A、1Bの間の床下に収容して退避すること、ゲート本体1A、1Bの上方に移動して退避すること等、ゲート本体1A、1Bの設置状況によって適宜選択される。
すなわち前記ゲート本体1A、1Bの寸法は、前記傾斜面2の表示部3の上下に設けられた画像取得部4が、図4に示すような、身長170cmの大人の利用者U1、あるいは身長110cmの子供U2、さらには、図5に示すような、子供とほぼ同じ高さに顔が位置する車椅子の利用者U3の顔の画像を正面から取り込むことができる高さ、向き、に配置されている。
なお図示例では、表示部3の上下に画像取得部4を設けたが、表示部3の左右位置に設けても良く、この場合、撮影対象の高さを考慮して、光線の入射角度が異なる構成、あるいは傾斜面2に対する取り付け角度が異なる構成を採用することが望ましい。
また、表示部3の近傍、あるいは、枠状に構成されたゲート本体1A、1Bの内側等にファンを設け、周辺の空気の流通を促進して、周辺領域の空気の停滞を防止し、結露による画像の乱れや、感染症のリスクを軽減するようにしても良い。さらに、前記ファンにより発生する気流の途中に除塵、除菌機能を有するフィルタ等を備えた清浄機を設けて、ゲート装置周辺の空気を流通させるようにしても良い。
前記判定制御部20は、前記画像取得部4から供給された画像データから顔等の特徴量を抽出し、予めデータベースに記憶された特徴量のデータとの一致度によって利用者を特定し、さらに当該利用者についての乗車券情報と照合して、当該利用者の通過の適否を判定する。また画像取得部4から供給された画像データと共に、あるいは、画像データに代えてデータ読取/書込部5から供給されたデータによって通過の適否を判定しても良い。なおデータ読取/書込部5を省略し、画像取得部4から供給された画像データによる顔認証のみによって通過の適否を判定しても良い。なお前記乗車券情報には、例えば、乗車区間、乗車日時(有効期間)、列車番号、利用者を特定する情報、運賃のチャージ金額の少なくともいずれかが含まれる。
なお、データ読み取り/書込部5から供給されたデータによって通過を許可した場合は、画像取得部4から供給された画像データによる顔認証や、画像取得部4の画像取得処理等を省略しても良い。
なお、データ読取/書込部5から供給されたデータ(例えば定期券情報)によって通過を許可したユーザについても、画像取得部4は画像を取得し、当該データと当該画像とを関連付けて、例えば、ホストコンピュータ等の記憶部(図示略)に当該画像と関連付けて記憶させ、その後、当該ユーザが再度ゲートシステムを利用する場合、顔画像取得部4が当該ユーザの顔画像を取得し、前記記憶部に関連付けて記憶された当該データを用いて、当該ユーザの通過適否を判定しても良い。
前記判定制御部20は、表示部3を制御することにより、所定の画像データを表示する。また判定制御部20は、前記フラッパーゲート14を駆動する電動モータ等を制御するゲート駆動部21を制御し、必要に応じてフラッパーゲート14を作動させる。なお前記表示部3には、所定の画像データ、例えば通行の可否、進行方向、広告等、の他、リモート通信のための電話に際して駅員の画像を表示するようにしても良い。
画像取得部4から取得された画像データに基づき、あるいは、ゲート装置自身またはその近傍に設けられた図示しない近接センサからゲートへの利用者の接近が検出されない間は、画像取得部4、データ読取/書込部5、音声入出力部6の少なくともいずれからデータが入力されるのを待つ待機状態とされる。
前記表示部3の表示内容については、さらに、下記のような表示を行うようにしても良い。
顔認証した結果、利用者が外国人の場合、または外国語での表示を希望している場合、案内部3に表示する文字を日本語から外国語に変更する。この表示言語の変更は、ユーザが顔情報の際に国籍(およびこれに紐付けられた言語情報)を登録しておき、顔認証が成功した際、登録された言語へ変更することにより、実現することができる。
ゲート装置にスマートフォンから情報を読み取る機能(例えば、Bluetooth(登録商標)やBluetooth(登録商標)の信号に基づいて位置を特定するビーコン機能)を持たせ、スマートフォンにユーザが希望する言語を登録させておき、スマートフォンから取得された情報に基づき、表示部3の表示言語を変更するようにしても良い。
更に、自身の顔情報を他人のサーバ等(例えば、この開示において顔情報を記憶するホストコンピュータ等)に渡したくないというユーザについては、下記のプロセスによって、ユーザ自身のスマートフォンによって顔認証を行うようにしても良い。
すなわち、
(1)スマートフォン側にユーザの顔写真を格納
(2)ゲートで写真を撮ると、ビーコンやBluetooth(登録商標)等の通信を用いてスマートフォンに送信
(3)スマートフォン内で、ゲート装置から受け取った顔画像と、格納されていた顔画像とを用いて顔認証し、成功可否をゲート装置に送信
(4)ゲート装置は、スマートフォンからの成功可否情報に基づき、フラッパーゲート14の開閉を制御
またゲート本体1が枠状であるために空気が通過することができる機能を利用して、ゲート本体1に網状のフィルターや静電気を利用した電気的な集塵装置を設けて、ゲート装置周辺の空気清浄を併せて行うようにしても良い。
またフラッパーゲート14の動作により、必要に応じてゲート本体1に沿う通路の通行を遮断することができるとともに、顔認証の照合結果に応じてフラッパーゲートにより通行を遮断することができる。
また画像取得部4が表示部3の上下に設けられていることから、表示部3へ視線を向けた様々な高さの利用者の顔の画像を取得することができる。
また画像取得部4が取得した画像の判定結果によって傾斜面の傾斜を変更することにより、表示部3,画像取得部4の利用者に対する角度を変更して再表示、あるいは再撮影を行うことができることから、利用者に認識し易い表示を行い、あるいは、撮影方向や光線の入射方向が適切な画像を取得するができる。
上記第1実施形態のゲートシステムは、一対のゲート本体1A、1Bの間に通路を構成したが、これを複数列設けることによって、複数の改札口として利用することができるのはもちろんである。
また、ゲート本体を互いに傾斜面の向きを反対方向へ向けて設けることにより、表示部による表示、および画像取得部による撮影をゲート本体に沿う両方向へ向かう利用者に対して行うことができる。
また、フラッパーゲート14をゲート本体1の両端(ゲートを通過しようとする利用者の入口側と出口側)に設けているので、利用者の通行方向がいずれの向きであっても適切なタイミングでフラッパーゲート14を作動させることができる。
図8は、第2実施形態を示すものである。
この第2実施形態は、第1実施形態のゲート本体1Aの右側に、該ゲート本体1A、1Bと同一構成のゲート本体1Cを傾斜面2の向きを後方に向けて設けた構成を有する。
この第2実施形態にあっては、ゲート本体1Aと1Bとの間、および、1Aと1Cとの間にそれぞれ改札口の通路を設けることができる。この第2実施形態にあっては、ゲート本体1Aの画像取得部4が取得した画像データから、ゲート本体1Aと1Bとの間、および、1Aと1Cとの間のいずれを矢印A方向へ(図8の手前側から奥側へ)利用者が通過しようとするかを判断した後、前記第1実施形態と同様に認証およびフラッパーゲートの制御が行われる。また、利用者が矢印Aと反対方向へ通過しようとする場合には、ゲート本体1B、1Cのいずれかが取得した画像データから、第1実施形態と同様に認証およびフラッパーゲート14の制御が行われる。
なお、利用者がゲート本体1Aと1Bとの間、および、1Aと1BCとの間をそれぞれ矢印A方向へ通過しようとする場合には、ゲート本体1Bに両方向(図8の手前側および奥側)のそれぞれを向く画像取得部を設けるとともに、表示部3の画面を左右に分割して、左右の通路を通行しようとする利用者の各々に情報を伝達する構成とし、あるいは、右側の通路を通行する利用者向けの情報と、左側の通路を通行しようとする利用者向けの情報とを所定の時間差をおいて表示するようにしてもよい。
図9は、第3実施形態を示すものである。
この第3実施形態は、二つのゲート本体1A、1Bの間の床面上に表示部7を設けたものである。
この表示部7は、前記表示部3と同様、液晶ディスプレイ、多数のLED等の光源を選択的に発光させる表示部、さらには、天井等に設けられたプロジェクタ等から投影された画像を反射する単なる反射面等であって、画像情報を表示する。
この表示部7は、例えば、広告、改札口への侵入の可否を示す文字や図形、進行方向を示す図形、各種のメッセージ等を表示する。
例えば、図8の例において、ゲート本体1A、1B、1Cの縁を進行方向に合わせて光らせる構成と、ゲート本体1Aと1Bとの間を通行する場合は、ゲート本体1Aの両サイドの縁とゲート本体1Bのゲート本体1A側の縁を光らせる(なお、ベート本体1Bの1C側の縁は光らせない)構成とすることにより、利用者に通行の可否をより明確に示すことができる。
また、画像取得部4から得られる画像データから赤外線領域の信号を抽出して画像とともに表示するサーモグラフィの技術を採用し、あるいは、画像取得部4に追加してサーモカメラ、赤外線センサを設け、これらの判定結果によって通行の可否を判断する機能を追加し、これらに基づく通行可否の判断結果によって、表示部3に通行可否の表示を行い、あるいは、通行を阻止すべくフラッパーゲート14を閉じる等の処理を行うようにしても良い。
例えば、ゲート装置の通行を試みる人物の体温が所定の規制値、例えば37.5°C以上であった場合、表示部3に通行不可である旨を表示したり、通行を阻止すべくフラッパーゲート14を閉じる等の処理を行い、さらに、通行不可である旨を駅の係員に報知するようにしても良い。
図10はゲート装置とサーバ装置とにより構成されるゲートシステムを示す図である。
ゲートシステム200は、ゲート本体1と登録端末40のそれぞれが、サーバ装置30と通信ネットワークを介して接続して構成される。
上述の他の実施形態で説明したゲート装置100をより詳細に説明する。
ゲート装置100は、1対のゲート本体1A,1Bにより構成され、1対のゲート本体1A,1Bのうちのそれぞれのゲート本体1は、床に垂直な垂直平面に沿って、移動体が水平面を双方向に通過する通過領域の幅Wの間隔を空けて平行に設置されている。移動体である人物等は、通過領域を第一方向D1、第二方向D2に双方向に通過することができる。
またゲート装置100は、第二画像に基づいて第二方向D2に通過する人物を検出した場合には、当該人物の第二方向D2への通行を妨げる第二フラッパーゲート14Bを閉に制御する。
第1実施形態で説明したように、フラッパーゲートが閉に制御される場合には、図12で示すように、矩形のフラッパーゲートの垂直辺の一方に設けられた鉛直軸を中心に旋回することにより、通路を通過しようとする乗客等の通行を妨げるよう構成されている。図12の例では、第一方向D1に通過しようとする乗客の認証結果が通行不可を示す場合に、第一方向D1の移動方向の前方側に設けられている第一フラッパーゲート14Aが動作した閉に制御された場合の例を示している。
図13で示すように、サーバ装置30は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、データベース104、通信モジュール105等の各ハードウェアを備えたコンピュータである。なお登録端末40も同様のハードウェア構成を備えてよい。
サーバ装置30は、ゲート監視プログラムを実行する。これによりサーバ装置30は、制御部31、通信部32、認証部33などの機能を備える。
制御部31は、サーバ装置30を制御する。
通信部32は、ゲート本体1と通信接続する。
認証部33は、ゲート本体1からの要求により認証を行い、その認証結果をゲート本体1へ出力する。
登録端末40は、登録プログラムを実行する。これにより登録端末40は、制御部41、通信部32、登録部43などの機能を備える。
制御部41は、サーバ装置30を制御する。
通信部42は、サーバ装置30と通信接続する。
登録部43は、ゲートシステム200を利用する利用者の顔画像などの生体情報や言語、国籍、パスポート番号、セキュリティ番号、通行券情報などの登録を受け付ける。これらの情報は紐づけてサーバ装置30のデータベース104が記憶する。
図17は第4実施形態によるサーバ装置30の処理フローを示す図である。
次に第4実施形態によるゲートシステム200の処理フローについて説明する。
第2実施形態と同様に、利用者がゲート本体1A、1Bの間の改札口通路に接近する。判定制御部20は、ゲート本体1Aまたは1Bの少なくとも一方の画像取得部4が撮影した画像を含む画像データを順次取得する(ステップS301)。判定制御部20は、画像データを取得すると当該画像データが示す画像に映る顔の特徴量の抽出を開始する。取得した画像データには、当該画像データを送信した画像取得部4を備えるゲート本体1Aまたはゲート本体1Bの識別子が格納されているものとする。
第3実施形態において図9を用いて説明した小径湾曲部11およびまたは大径湾曲部12やその他のゲート装置100の枠の縁部の表示部22は誘導装置の一態様である。図18で示すように、判定制御部20は、認証結果情報に通行可の情報が含まれ、制御対象をゲート本体1Aと判定した場合、表示部8の帯状の発光体または縁部に沿って所定間隔で配置された複数の点光源が、通行方向(例えば第一方向D1)に順に発光するよう制御する。なお表示部22は、ゲート本体1A,1Bそれぞれの板材の左右の各縁部に設けられていてもよい。そして、判定制御部20は、ゲート本体1A,1Bそれぞれの板材の左右の各縁部の表示部22の発光を制御してもよいし、通行領域側の縁部の表示部22の発光のみを制御するようにしてもよい。図18で示すように判定制御部20は、ゲート装置100の縁部に設けられた表示部22の発光体を発光制御するにあたり、ユーザの第一方向への通過を許可したと検知した場合、複数の表示部22の発光体を第一方向へ順次発光させる。また判定制御部20は、ユーザの第二方向への通過を許可したと検知した場合、表示部22の複数の発光体を第二方向へ順次発光させるよう制御する。判定制御部20は、ゲート装置100における上部の表示部22の発光体のみをユーザの移動方向に順次発行させてもよいし、下部の表示部22の発光体のみをユーザの移動方向に順次発行させてもよい。このような処理により、ゲート装置100を利用するユーザは、ゲートの通過時における自身の使用状況を容易に確認することができる。
図20は第4実施形態にかかる最小構成のゲート装置100による処理フローを示す図である。
ゲート装置100は、少なくとも1対のゲート本体1により構成され、1対のゲート本体1それぞれは垂直平面に沿って移動体が水平面を双方向に通過する通過領域の幅の間隔を隔てて設けられる。ゲート装置100において1対のゲート本体1それぞれは、通過領域を双方向のうちの第一方向に通過する移動体の移動を妨げる第一フラッパーゲート14Aと、通過領域を双方向のうちの第二方向に通過する移動体の移動を妨げる第二フラッパーゲート14Bを備える。またゲート装置100は、1対のゲート本体1のうちの一方は、通過領域を双方向のうちの第一方向に通過する移動体を撮影可能に取り付けられた第一撮影手段4Aを備え、1対のゲート本体のうちの他方は、通過領域を双方向のうちの第二方向に通過する移動体を撮影可能に取り付けられた第二撮影手段4Bを備える。そして制御手段25は、第一撮影手段4Aの撮影により生成された第一画像と第二撮影手段4Bの撮影により生成された第二画像との少なくとも一方に基づいて第一フラッパーゲート14Aと第二フラッパーゲート14Bの通過領域における開閉を制御する(ステップS191)。
例えば、顔認証が失敗したユーザや、顔認証は成功したものの電車運賃を支払うための残高が不足していたユーザ等のように、ゲート装置100やサーバ装置30が通行不可と判断したユーザが当該ゲート装置を通過した(通過しようとした)場合、当該ゲート装置近傍の係員や警備員等に、当該ユーザの情報を通知しても良い。通知する情報としては、ユーザの顔写真等のようにユーザを特定可能な情報であれば、どのような情報であっても構わない。
また、ゲート装置100は、顔認証が失敗したユーザや、顔認証は成功したものの電車運賃を支払うための残高が不足していたユーザに対して、注意喚起を促すための情報を通知しても良い。情報を通知する手段としては、ユーザが目視可能な個所を任意の色で光らせる、ユーザが目視可能な表示部に注意喚起を促すための表示を行う、スピーカ、ブザー等の発音体を用いて音声による注意喚起を行う等のように、ユーザに注意喚起を促すための情報であれば、どのような手段を用いても良い。
また、ユーザへの注意喚起の他の態様として、ユーザが所有するスマートフォン等の携帯端末を利用して、これらのディスプレイに表示することや、これらのスピーカに発音させるようにしても良い。また、この注意喚起に伴って、残高不足に対応する額の金銭の請求や、当該ユーザについての乗車券情報への所定金額の自動チャージ等の処理を行うようにしても良い。
また、ユーザに通知する情報としては、ゲート装置が通行不可と判断した理由に応じて、自由に変更可能である。例えば、ゲート装置100は、顔認証が失敗したユーザに対しては、再度画像取得部4に顔を向けるよう通知しても良いし、顔認証に成功したものの電車運賃を支払うための残高が不足しているユーザに対しては、残高のチャージを促す情報を通知しても良い。
本願のゲート装置100やサーバ装置30は、データ読取/書込部5がユーザの本人確認書類を読み取った情報と、画像取得部4が取得したユーザの情報とを用いて、当該ユーザの通過可否を判断しても良い。
また、本願のデータ読取/書込部5は、ユーザの支払い情報(口座情報や、カード型の情報記憶定期券の情報や、スマートフォン決済に関する情報等を想定)等を取得(キャッシュカード、スマートフォンのディスプレイに表示された銀行アプリケーション画面中のQRコード(登録商標)(Quick Response コード)を読み込んで取得、または通信して取得する等)することが可能である。
本願のゲート装置100は、ユーザの支払い情報と、本人確認書類と、画像取得部4が取得したユーザの情報とを用いて、本願のゲート装置100を顔認証で通行するための設定を行うことができる。設定の内容としては、ユーザが電車に乗車した際に口座から乗車券代を引き落とす構成や、残高を定期的にチャージする構成や、定期券のように、特定の期間まで特定区間を自由に乗り降りできるような設定が挙げられる。当該設定は、本願のゲート装置100だけでなく、駅構内に設置したKIOSK(登録商標)の端末や、ユーザが所有する情報処理端末からも設定可能である。
上記各実施形態では、ゲート装置に設けられた一の傾斜面に表示部と画像取得部とを配置する構成を採用したが、下記の変形実施形態のような配置を採用しても良い。
具体的には、図21に示すように、ゲート本体1の中心付近に手前側と奥側との互いに反対方向へ向けて傾斜面2Aを設け、各傾斜面2Aに表示部3と、画像取得部4としてのカメラとをそれぞれ設けるようにしても良い。
このように反対方向へ向く表示部3と画像取得部4とを設けることにより、一のゲート装置によって両方向を通行する利用者の顔認証を行うことができる。
このように、ゲート本体1の両端のそれぞれに反対方向へ向く表示部3と画像取得部4とを設けることにより、一のゲート装置によって両方向を通行する利用者の顔認証を行うことができるとともに、ゲートを通過しようとする利用者にできるだけ近い位置で(離れた位置からゲートに近付こうとする利用者についての)正確な画像を取得することができる。
以上、この開示の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この開示の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
2、2A、2B 傾斜面
3 表示部
4、4A、4B 画像取得部(撮影手段)
5 データ読取/書込部
6 音声入出力部
7、8 表示部
11 小径湾曲部
12 大径湾曲部
13 連結部材
14 フラッパーゲート
20 判定制御部
21 ゲート駆動部
30 サーバ装置
31 制御部
32 通信部
33 認証部
40 登録端末
41 制御部
42 通信部
43 登録部
A 矢印
U1、U2、U3 利用者
PL1 第1の平面
PL2 第2の平面
PL3 第3の平面
Claims (10)
- 認証対象が一の方向へ移動する第1平面と交差する第2平面に沿って設けられて前記認証対象の移動空間を他の空間と区画するゲート本体と、
前記ゲート本体に、前記第1平面、第2平面と交差し、第1平面に対して上向きに傾斜して設けられた傾斜面と、
前記傾斜面上に画像を表示する第1表示部と、
前記第1表示部の近傍で画像を撮影する画像取得部と、
前記ゲート本体の左右の縁部に沿って所定の間隔で複数の光源を配置した第2表示部とを有し、
前記第2表示部は、通行領域側の前記縁部の前記複数の光源の発光個所の移動によって前記一の方向を示す、
ゲート装置。 - 前記ゲート本体は、前記第2平面内で所定の空白領域を区画する枠状をなすとともに、
該枠状の形状は、前記認証対象が移動する一の方向に湾曲する第1湾曲部分と、前記一の方向と反対方向に湾曲する第2湾曲部分と、前記第1湾曲部分及び前記第2湾曲部分と連なる平面状の部分とを有し、
前記傾斜面は前記平面状の部分に配置された、
請求項1に記載のゲート装置。 - 前記第1湾曲部分の曲率半径は、前記第2湾曲部分の曲率半径より小さい、
請求項2に記載のゲート装置。 - 前記第1湾曲部分と第2湾曲部分との少なくともいずれかに前記第2表示部を有する、
請求項2または3に記載のゲート装置。 - 前記ゲート本体の下部には、前記認証対象の移動方向と交差する位置と、この位置から退避する位置との間で移動可能なフラッパーゲートが設けられ、
前記傾斜面は、該フラッパーゲートの移動範囲より上の位置に設けられた、
請求項1~4のいずれか1項に記載のゲート装置。 - 前記フラッパーゲートは、前記画像取得部で取得されたデータと予め記憶されたデータとの比較結果によって開閉制御される、
請求項5に記載のゲート装置。 - 前記画像取得部は、前記第1表示部の上部、下部にそれぞれ設けられた、請求項1~6のいずれか1項に記載のゲート装置。
- 前記傾斜面の傾斜角度は、前記画像取得部が撮影する画像に応じて変更される、請求項1~7のいずれか1項に記載のゲート装置。
- 請求項1~8のいずれか1項に記載のゲート装置を前記第1平面に沿って互いに間隔をおいて複数備え、
複数の前記ゲート装置のゲート本体は、前記傾斜面が前記一の方向を向く第1ゲート本体と、
前記傾斜面が前記一の方向と対向する他の方向を向く第2ゲート本体と、
を有するゲートシステム。 - 認証対象が一の方向へ移動する第1平面上の移動空間を他の空間と区画するゲート本体の前記第1平面に対して上向きに傾斜した傾斜面上の第1表示部に画像を表示する工程と、
前記第1表示部の近傍で画像を撮影する工程と、
を有するとともに、
前記ゲート本体の左右の縁部に沿って所定の間隔で複数の光源を配置した第2表示部の前記複数の光源の発光個所を移動させることによって前記一の方向を示す工程とを有し、
前記第2表示部は、通行領域側の前記縁部の前記発光個所の移動によって前記一の方向を示す、
ゲート制御方法。
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