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JP7694826B2 - 管理装置、管理方法及び管理プログラム - Google Patents
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JP7694826B2 - 管理装置、管理方法及び管理プログラム - Google Patents

管理装置、管理方法及び管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、管理装置、管理方法及び管理プログラムに関する。
ネットワーク(NW)情報の測定方法として、例えば、ポート監視を行うxflowと、RFC5357に規定されるプローブパケット監視とがある。
xflowではパケット単位の5tupleを基に情報収集するが、論理面を識別する識別子がなく、スライス単位のNW情報の収集ができなかった。
これに対し、プローブパケット監視では、SR(Segment Routing)のプローブパケットにより、論理面の転送遅延を測定することを可能とする。この方法では、SR網内の遅延時間を測定することで、SR網内のネットワークの品質を測定する。
また、NE(Network Element)からサーバまでのネットワーク品質を測定する手法として、HTTP等のプローブパケットを用いて品質を測定する手法が提案されている。
特開2014-160900号公報
ネットワークエンジニアとして, "NetFlow", [online],[令和4年5月10日検索],インターネット<URL:https://www.infraexpert.com/study/netflow1.html> RFC5357 "A Two-Way Active Measurement Protocol (TWAMP)". "Cisco IOS IP SLA動作の設定," Cisco, Dec.18, 2012., [online],[令和4年5月10日検索],インターネット<URL:https://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/docs/SW/LANSWT-Access/CAT2960SWT/CG/012/swipsla.html?bid=0900e4b182e246ec> Cisco, "Segment Routing チュートリアル (Monitoring a remote peering link)," JANOG40 Meeting in Fukushima, 2017.7.18., [online],[令和4年5月10日検索],インターネット<URL:https://www.janog.gr.jp/meeting/janog40/application/files/2415/0051/7614/janog40-sr-kamata-takeda-00.pdf>
従来の方法では、スライスごとにエンドエンドのネットワーク品質を測定することができず、また、サーバはネットワーク上に大量にあるため、全てのサーバまでのネットワークの品質を測定すると大量のリソースを消費してしまうという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、品質測定によるネットワークリソース消費を低減しながら、スライスごとにエンドエンドのネットワーク品質を測定することができる管理装置、管理方法及び管理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る管理装置は、UE(User Equipment)が接続するネットワークエッジのノードからネットワーク内の転送遅延時間と、前記ネットワークエッジのノードからクラウドサーバまでの転送遅延時間とであるエンドエンド転送遅延時間を算出する管理装置であって、ネットワークエッジのノードから各エリアの代表のクラウドサーバに送信されたプローブパケットの通信情報を基に、前記ネットワークエッジのノードから前記代表のクラウドサーバまでの転送遅延時間である第1の転送遅延時間を、前記エリアごとに予め取得する第1の取得部と、前記ネットワーク内プローブを行い、前記ネットワーク内の転送遅延時間である第2の転送遅延時間をスライスごとに取得する第2の取得部と、前記第1の取得部が取得した第1の転送遅延時間のうちの、算出対象のエンドエンドに対応するエリアの第1の転送遅延時間に基づく値と、前記第2の取得部が取得した第2の転送遅延時間のうちの前記算出対象のエンドエンドに対応するスライスの第2の転送遅延時間とを合算し、合算した時間を前記エンドエンド転送遅延時間とする算出部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、品質測定によるネットワークリソース消費を低減しながら、スライスごとにエンドエンドのネットワーク品質を測定することができる。
図1は、実施の形態におけるネットワーク品質の測定処理の概要を説明する図である。 図2は、実施の形態における通信システムの構成の一例を模式的に示す図である。 図3は、第1の転送遅延時間の測定を説明する図である。 図4は、第1の転送遅延測定結果の一例を示す図である。 図5は、第2の転送遅延時間の測定結果の一例を示す図である。 図6は、エンドエンドの転送遅延時間の算出を説明する図である。 図7は、Flow情報管理処理の処理手順を示すフローチャートである。 図8は、第1の転送遅延時間測定処理の処理手順を示すフローチャートである。 図9は、第2の転送遅延時間測定処理の処理手順を示すフローチャートである。 図10は、エンドエンド遅延算出処理の処理手順を示すフローチャートである。 図11は、従来技術におけるNWの既存の監視方法を説明する図である。 図12は、従来技術におけるNWの既存の監視方法を説明する図である。 図13は、プログラムが実行されることにより、管理装置が実現されるコンピュータの一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付して示している。
[実施の形態]
まず、実施の形態における通信システムについて説明する。図1は、実施の形態におけるネットワーク品質の測定処理の概要を説明する図である。
実施の形態では、ネットワーク(NW)品質として、UE(User Equipment)が接続するNWエッジのノードから、クラウドサーバまでの転送遅延時間(エンドエンドの転送遅延時間)を、スライスごとに測定する。なお、図1に記載のSIDは、Segment Identifierである。ノードは、論理パス監視機能と、スライスごとの物理パス監視機能とを有する。
実施の形態における通信システムでは、NWエッジのノード(例えば、ノードN15)から、各エリアの代表のクラウドサーバ(ルータ・SW・サーバ)へプローブパケットを送信することで、予め、NWエッジのノードから、エリアごとの代表のクラウドサーバまでの転送遅延時間(第1の転送遅延時間)を測定しておく。通信システムでは、クラウドサーバ向けプローブにより、NWエッジのノードから、代表のクラウドサーバまでの第1の転送遅延時間を、予め、エリアごとに取得する(図1の(1))。
通信システムでは、NW内(例えば、SR網内)をプローブパケットで測定しておくことで、予め、NW内の転送遅延時間(第2の転送遅延時間)をスライスごとに取得する(図1の(2))。例えば、通信システムでは、NWエッジのノード(例えば、ノードN15)から、NWエッジの他のノード(例えば、ノードN1)へ、プローブパケットを送信することで、第2の転送遅延時間をスライスごとに取得する(図1の(2))。
そして、通信システムは、品質を測定したいスライス及びエリアに対応させて、NW内プローブにより取得した第1の転送遅延時間と、サーバ向けプローブにより取得した第2の転送遅延時間とを足し合わせる。これにより、通信システムは、品質測定を行いたいスライス及びエリアに対応させたエンドエンドの転送遅延時間を取得する(図1の(3))。
このように、実施の形態では、NW内の測定対象のスライスと、NWエッジ及びサーバとを通るエンドエンドのネットワーク品質の測定を実現する。また、通信システムでは、エリアごとに、代表クラウドサーバまでの転送遅延時間を測定するだけでよいため、全てのサーバまでのNW品質を測定する手法と比して、品質測定によるネットワークリソース消費を低減することが可能となる。
[通信システム]
次に、実施の形態に係る通信システムの構成について説明する。図2は、実施の形態における通信システムの構成の一例を模式的に示す図である。
図2に示すように、通信システム100は、UE20と、クラウドサーバ40(ルータ・SW・サーバ)とが、NW30を介して接続する構成を有する。UE20及びクラウドサーバ40は、複数ある。通信システム100は、エンドエンドの転送遅延時間をスライスごとに測定する管理装置10を有する。
[管理装置]
管理装置10について説明する。管理装置10は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、CPU(Central Processing Unit)等を含むコンピュータ等に所定のプログラムが読み込まれて、CPUが所定のプログラムを実行することで実現される。また、管理装置10は、ネットワーク等を介して接続された他の装置との間で、各種情報を送受信する通信インタフェースを有する。
図1に示すように、管理装置10は、ネットワークトポロジ管理部11、エリア単位クラウドサーバ管理部12、Flow情報取得部13、Flow情報管理部14、サーバ用測定部15、クラウドサーバ遅延時間測定部16、NW用測定部17及びエンドエンド遅延算出部18を有する。
ネットワークトポロジ管理部11は、ネットワークの構成情報であるトポロジ情報を取得し、トポロジ情報を基にNW30の構成を管理する。ネットワークトポロジ管理部11は、トポロジ管理からスライスのルート管理をしている。
エリア単位クラウドサーバ管理部12は、各エリアに設置されたクラウドサーバの管理情報を有し、エリア単位でクラウドサーバの各種情報を管理する。
Flow情報取得部13は、NW30のFlow情報を取得する。
Flow情報管理部14は、Flow情報取得部13が取得したFlow情報を管理する。例えば、Flow情報管理部14は、Flow情報取得部13が取得したFlow情報を基に、Flow上のdst情報を取得する。そして、Flow情報管理部14は、dst情報から、送信先に該当するエリアを導出する。
サーバ用測定部15は、サーバ向けプローブのために、NW30エッジのノードから、各エリアの代表のクラウドサーバ40へプローブパケットを送信させる。
クラウドサーバ遅延時間測定部16は、NW30エッジのノードから各エリアの代表のクラウドサーバ40に送信されたプローブパケットの通信情報を基に、NW30エッジのノードから代表のクラウドサーバまでの転送遅延時間である第1の遅延時間を、エリアごとに予め測定する。クラウドサーバ遅延時間測定部16は、エリアごとに測定することで取得した第1の転送遅延時間を、登録または更新する。
図3は、第1の転送遅延時間の測定を説明する図である。管理装置10は、サーバ向けプローブにおいて、クラウドサーバ40向けのパケットのdst情報から、パケットの送信先に該当するエリアを検索する。そして、クラウドサーバ遅延時間測定部16は、エリアごとに、クラウドサーバ40までの転送遅延時間を測定する(図3の(1))。
クラウドサーバ遅延時間測定部16は、サーバ用測定部15に、NW30のエッジのノードから、各エリアの代表のクラウドサーバ40へプローブパケットを送信させて、第1の転送遅延時間をエリアごとに測定する。クラウドサーバ遅延時間測定部16は、第1の転送遅延時間として、NWエッジと、エリアごとに建てられているクラウドサーバのルータ・SW・サーバのいずれかとの間の転送遅延時間を測定する。
ここで、距離の概念より、同じエリア内であれば、クラウドサーバ間での転送遅延時間の差分は誤差範囲内であるといえる。これを基に、実施の形態では、NW30のエッジのノードから、代表のクラウドサーバ40までの転送遅延時間を、NW30のエッジのノードから、代表のクラウドサーバ40と同じエリア内の各ルータ・SW・サーバまでの転送遅延時間とする。
したがって、実施の形態では、エリア内の全てのルータ・SW・サーバについて転送遅延時間を測定することがないため、エリア内の全てのルータ・SW・サーバについて転送遅延時間を測定した場合と比して、品質測定によるネットワークリソース消費を低減することが可能となる。
図4は、第1の転送遅延測定結果の一例を示す図である。図4は、NWエッジのノードにおける、各サーバのNW-クラウドサーバ間の転送遅延時間を、スライスごとに測定した結果である。図4では、例えば、ノードN15における、アメリカエリアのサーバ1,2の、NWエッジークラウドサーバ間の転送遅延時間をスライス1,2ごとに測定した結果を示す。
クラウドサーバ遅延時間測定部16は、ノードN15と、サーバ1,2との間の転送遅延時間を、スライス1,2ごとに、それぞれ複数回測定する。クラウドサーバ遅延時間測定部16は、これらの測定結果を基に、ノードN15とサーバ1,2との間の転送遅延時間の平均及び偏差を算出し、算出した平均及び偏差を、ノードN15とサーバ1,2との間の遅転送延時間に関する情報として登録する(例えば、枠W41)。
この際、クラウドサーバ遅延時間測定部16は、測定対象のサービスの利用状況に応じて、所定の時間帯(日中または夜間)、或いは、所定の期間(曜日、月末など)に分けて、転送遅延時間の平均及び偏差を算出してもよい。
NW用測定部17は、NW内プローブを行うことで、第2の転送遅延時間をスライスごとに予め測定する。NW用測定部17は、プローブパケットのトンネルID等を基に、このプローブパケットが経由するスライスを判定する。
図5は、第2の転送遅延時間の測定結果の一例を示す図である。NW用測定部17は、NW30内の各ノードにおける各スライスの転送遅延時間を予め測定する。NW用測定部17は、測定した転送遅延時間を、スライスごとに、登録または更新する。図5の枠W51に、ノードN15におけるスライス1の転送遅延時間の測定結果を示す。
エンドエンド遅延算出部18は、転送遅延時間の算出対象のエンドエンドに対応するエリアの第1の転送遅延時間に基づく値と、転送遅延時間の算出対象のエンドエンドに対応するスライスに対応する第2の転送遅延時間とを合算することで、算出対象のエンドエンドの転送遅延時間を算出する。
図6は、エンドエンドの転送遅延時間の算出を説明する図である。エンドエンド遅延算出部18は、Flow情報管理部14が取得したパケット疎通のFlow情報から送信先のdstアドレスを参照し、パケットがどのエリア宛てかを検索する(図6の(1))。エンドエンド遅延算出部18は、各エリアの第1の転送遅延時間測定結果(例えば、図4の測定結果)を参照し、該当するエリアの第1の転送遅延時間を取得する(図6の(2))。
エンドエンド遅延算出部18は、セグメントルーティングやトンネルプロトコルを基に、転送遅延時間の算出対象のスライスを判定する。エンドエンド遅延算出部18は、各スライスの第2の遅延時間測定結果(例えば、図5の測定結果)を参照し、算出対象のスライスの転送遅延時間を取得する。この際、エンドエンド遅延算出部18は、算出対象のスライスが通る全ノードの転送遅延時間を取得し、合算する。
エンドエンド遅延算出部18は、式(1)を用いて、算出対象のエンドエンドの転送遅延時間を算出する。
Figure 0007694826000001
式(1)のネットワークーサーバ間遅延測定は、転送遅延時間の算出対象のエンドエンドに対応するエリアの第1の転送遅延時間に基づく値である。NW遅延測定は、転送遅延時間の算出対象のエンドエンドに対応するスライスに対応する第2の転送遅延時間である。
この際、エンドエンド遅延算出部18は、転送遅延時間の算出対象のエンドエンドに対応するスライスの品質要件に応じて、第1の転送遅延時間の平均値、または、第1の転送遅延時間の平均値と偏差とを基に求めた第1の転送遅延時間の最大値のいずれかを、式(1)の第1の転送遅延時間に基づく値として適用する。
例えば、転送遅延に厳しくないサービスについては、エンドエンド遅延算出部18は、第1の転送遅延時間の平均値を採用する。また、転送遅延に厳しいサービスについては、エンドエンド遅延算出部18は、第1の転送遅延時間の最大値を採用する。例えば、各サービスの転送遅延の厳しさは5段階で設定されており、段階5は、転送遅延に厳しく、段階3~4は、転送遅延への厳しさは標準であり、段階1~2は、転送遅延に厳しくないと設定される。
このように、管理装置10は、エリア単位のクラウドサーバまでの転送遅延時間を用いることで、数百~千あるサーバの全てに対して、転送遅延時間を測定することなく、エンドエンドの転送遅延時間を算出する。
[Flow情報管理処理]
次に、管理装置10が行うFlow情報管理処理について説明する。図7は、Flow情報管理処理の処理手順を示すフローチャートである。
Flow情報取得部13は、NW30のFlow情報を取得する(ステップS1)。Flow情報管理部1414は、Flow情報取得部13が取得したFlow情報を基に、Flow上のdst情報を取得する(ステップS2)。そして、Flow情報管理部1414は、dst情報から送信先の該当エリアを導出する(ステップS3)。
[第1の転送遅延時間測定処理]
次に、管理装置10が行う第2の転送遅延時間測定処理について説明する。図8は、第2の転送遅延時間測定処理の処理手順を示すフローチャートである。
サーバ用測定部15は、NW30のエッジのノードから、エリアごとの代表のクラウドサーバ40(ルータ・SW・サーバ)へプローブパケットを送信させる。クラウドサーバ遅延時間測定部16は、このサーバ向けのプローブパケットを基に、NW30のエッジのノードと、エリアごとのクラウドサーバ40との間の第1の転送遅延時間を測定する(ステップS11)。
クラウドサーバ遅延時間測定部16は、測定した第1の転送遅延時間を基に、エリアごとのクラウドサーバの転送遅延情報(例えば、図4の測定結果)を更新する(ステップS12)。
クラウドサーバ転送遅延測定処理は、定期的、或いは、所定のスケジュールにしたがって、実行される。
[第2の転送遅延時間測定処理]
次に、管理装置10が行う第2の転送遅延時間測定処理について説明する。図9は、第2の転送遅延時間測定処理の処理手順を示すフローチャートである。
NW用測定部17は、NW30内プローブ実施し(ステップS21)、第2の転送遅延時間をスライスごとに予め測定する(ステップS22)。NW用測定部17は、測定した第2の転送遅延時間を基に、NW遅延情報(例えば、図5)を更新する(ステップS23)。
[エンドエンド遅延測定処理]
次に、管理装置10が行うエンドエンド遅延算出処理について説明する。図10は、エンドエンド遅延算出処理の処理手順を示すフローチャートである。
管理装置10は、エンドエンド遅延算出部18が論理パスを選択する(ステップS31)。選択された論理パスのFlow情報について、Flow情報管理部14が、取得したデータのdstアドレスを抽出し(ステップS32)、エンドエンドの転送遅延時間の算出対象のクラウドサーバのエリアを検出する(ステップS33)。
エンドエンド遅延算出部18は、クラウドサーバとNWエッジのノードとの間の遅延時間測定結果(例えば、図4の測定結果)を参照し(ステップS34)、ステップS33において検出されたエリアの第1の転送遅延時間を取得する。
エンドエンド遅延算出部18は、NW遅延時間測定結果(例えば、図5の測定結果)を参照し(ステップS35)、エンドエンドの転送遅延時間の算出対象のスライスに対応する第2の転送遅延時間を取得する。
そして、エンドエンド遅延算出部18は、ステップS34において取得した第1の転送遅延時間に基づく値と、ステップS35において取得した第2の転送遅延時間とを足し合わせることで、エンドエンド遅延時間を算出する(ステップS36)。
[実施の形態の効果]
図11及び図12は、従来技術におけるNWの既存の監視方法を説明する図である。
NWスライスがSRにより構成されたNWの監視方法では、SRプローブパケットを用いた監視では、SRのルータ区間を監視している(図11の(1))。このため、この方法では、SRのルータ区間以外のNWエッジのノードからサーバの区間において、プローブパケット(HTTP等)による監視ができなかった(図11の(2))。また、この方法では、UEとサーバとの間のエンドエンドのネットワークスライスにおいて、エンドエンドのネットワーク品質を監視できなかった(図11の(3))。
また、HTTP等のプローブパケットを用いて、UEからサーバまでの遅延時間等を測定することが可能である。しかしながら、通信先のサーバ台数が大量にあると、測定対象数が膨大になってしまい(図12の(1))、全てのサーバまでのネットワークの品質を測定すると大量のリソースを消費してしまうという問題があった。また、UEが大量にあるため、UEからのプローブパケットによりNW内が輻輳してしまうという問題があった(図12の(2))。
これに対し、実施の形態に係る管理装置10は、NW30エッジのノードから各エリアの代表のクラウドサーバに送信されたプローブパケットの通信情報を基に、第1の転送遅延時間をエリアごとに予め取得する。管理装置10は、NW30内プローブを行い、第2の転送遅延時間をスライスごとに取得する。
そして、管理装置10は、取得した第1の転送遅延時間のうちの、算出対象のエンドエンドに対応するエリアの第1の転送遅延時間に基づく値と、取得した第2の転送遅延時間のうちの前記算出対象のエンドエンドに対応するスライスの第2の転送遅延時間とを合算し、合算した時間をエンドエンド転送遅延時間とする。
このように、管理装置10は、第1の転送遅延時間及び第2の転送遅延時間を予め取得し、測定対象のエンドエンドのスライス及びエリアに対応させて、第1の転送遅延時間及び第2の転送遅延時間を合算するだけで、算出対象のエンドエンドに対応する、NW30のスライスと、NW30エッジのノードと、クラウドサーバ40とを通るネットワーク品質の測定を実現する。
また、管理装置10は、エリアごとに、代表クラウドサーバまでの転送遅延時間を測定するだけでよいため、全てのサーバについて転送遅延時間を測定する手法と比して、品質測定によるネットワークリソース消費を低減することが可能となる。
また、管理装置10は、算出対象のエンドエンドに対応するスライスの品質要件に応じて、第1の転送遅延時間に基づく時間として、第1の転送遅延時間の平均値、または、第1の転送遅延時間の最大値のいずれかを適用する。管理装置10は、算出対象のスライスに対応するサービスの転送遅延の厳しさに応じたエンドエンド転送遅延時間を算出することで、サービスの運用状況を適切に管理することができる。
[実施の形態のシステム構成について]
管理装置10の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示のように構成されていることを要しない。すなわち、管理装置10の機能の分散及び統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散または統合して構成することができる。
また、管理装置10においておこなわれる各処理は、全部または任意の一部が、CPU、GPU(Graphics Processing Unit)、及び、CPU、GPUにより解析実行されるプログラムにて実現されてもよい。また、管理装置10においておこなわれる各処理は、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現されてもよい。
また、実施の形態において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともできる。もしくは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上述及び図示の処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて適宜変更することができる。
[プログラム]
図13は、プログラムが実行されることにより、管理装置10が実現されるコンピュータの一例を示す図である。コンピュータ1000は、例えば、メモリ1010、CPU1020を有する。また、コンピュータ1000は、ハードディスクドライブインタフェース1030、ディスクドライブインタフェース1040、シリアルポートインタフェース1050、ビデオアダプタ1060、ネットワークインタフェース1070を有する。これらの各部は、バス1080によって接続される。
メモリ1010は、ROM1011及びRAM1012を含む。ROM1011は、例えば、BIOS(Basic Input Output System)等のブートプログラムを記憶する。ハードディスクドライブインタフェース1030は、ハードディスクドライブ1031に接続される。ディスクドライブインタフェース1040は、ディスクドライブ1041に接続される。例えば磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能な記憶媒体が、ディスクドライブ1041に挿入される。シリアルポートインタフェース1050は、例えばマウス1110、キーボード1120に接続される。ビデオアダプタ1060は、例えばディスプレイ1130に接続される。
ハードディスクドライブ1031は、例えば、OS(Operating System)1091、アプリケーションプログラム1092、プログラムモジュール1093、プログラムデータ1094を記憶する。すなわち、管理装置10の各処理を規定するプログラムは、コンピュータ1000により実行可能なコードが記述されたプログラムモジュール1093として実装される。プログラムモジュール1093は、例えばハードディスクドライブ1031に記憶される。例えば、管理装置10における機能構成と同様の処理を実行するためのプログラムモジュール1093が、ハードディスクドライブ1031に記憶される。なお、ハードディスクドライブ1031は、SSD(Solid State Drive)により代替されてもよい。
また、上述した実施の形態の処理で用いられる設定データは、プログラムデータ1094として、例えばメモリ1010やハードディスクドライブ1031に記憶される。そして、CPU1020が、メモリ1010やハードディスクドライブ1031に記憶されたプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094を必要に応じてRAM1012に読み出して実行する。
なお、プログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、ハードディスクドライブ1031に記憶される場合に限らず、例えば着脱可能な記憶媒体に記憶され、ディスクドライブ1041等を介してCPU1020によって読み出されてもよい。あるいは、プログラムモジュール1093及びプログラムデータ1094は、ネットワーク(LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等)を介して接続された他のコンピュータに記憶されてもよい。そして、プログラムモジュール1093及びプログラムデータ1094は、他のコンピュータから、ネットワークインタフェース1070を介してCPU1020によって読み出されてもよい。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施の形態について説明したが、本実施の形態による本発明の開示の一部をなす記述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、本実施の形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施の形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれる。
10 管理装置
20 UE(User Equipment)
30 NW(ネットワーク)
40 クラウドサーバ
11 ネットワークトポロジ管理部
12 エリア単位クラウドサーバ管理部
13 Flow情報取得部
14 Flow情報管理部
15 サーバ用測定部
16 クラウドサーバ遅延時間測定部
17 NW用測定部
18 エンドエンド遅延算出部

Claims (5)

  1. UE(User Equipment)が接続するネットワークエッジのノードからネットワーク内の転送遅延時間と、前記ネットワークエッジのノードからクラウドサーバまでの転送遅延時間とであるエンドエンド転送遅延時間を算出する管理装置であって、
    ネットワークエッジのノードから各エリアの代表のクラウドサーバに送信されたプローブパケットの通信情報を基に、前記ネットワークエッジのノードから前記代表のクラウドサーバまでの転送遅延時間である第1の転送遅延時間を、前記エリアごとに予め取得する第1の取得部と、
    ネットワーク内プローブを行い、前記ネットワーク内の転送遅延時間である第2の転送遅延時間をスライスごとに取得する第2の取得部と、
    前記第1の取得部が取得した第1の転送遅延時間のうちの、算出対象のエンドエンドに対応するエリアの第1の転送遅延時間に基づく値と、前記第2の取得部が取得した第2の転送遅延時間のうちの前記算出対象のエンドエンドに対応するスライスの第2の転送遅延時間とを合算し、合算した時間を前記エンドエンド転送遅延時間とする算出部と、
    を有することを特徴とする管理装置。
  2. 前記算出部は、前記第1の転送遅延時間に基づく値として、前記第1の転送遅延時間の平均値、または、前記第1の転送遅延時間の偏差と平均値とを基に求められた前記第1の転送遅延時間の最大値のいずれかを適用することを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記算出部は、算出対象のエンドエンドに対応するスライスの品質要件に応じて、前記第1の転送遅延時間に基づく時間として、前記第1の転送遅延時間の平均値、または、前記第1の転送遅延時間の偏差と平均値とを基に求められた前記第1の転送遅延時間の最大値のいずれかを適用することを特徴とする請求項2に記載の管理装置。
  4. UE(User Equipment)が接続するネットワークエッジのノードからネットワーク内の転送遅延時間と、前記ネットワークエッジのノードからクラウドサーバまでの転送遅延時間とであるエンドエンド転送遅延時間を算出する管理装置が実行する管理方法であって、
    ネットワークエッジのノードから各エリアの代表のクラウドサーバに送信されたプローブパケットの通信情報を基に、前記ネットワークエッジのノードから前記代表のクラウドサーバまでの転送遅延時間である第1の転送遅延時間を、前記エリアごとに予め取得する第1の取得工程と、
    ネットワーク内プローブを行い、前記ネットワーク内の転送遅延時間である第2の転送遅延時間をスライスごとに取得する第2の取得工程と、
    前記第1の取得工程において取得された第1の転送遅延時間のうちの、算出対象のエンドエンドに対応するエリアの第1の転送遅延時間に基づく値と、前記第2の取得工程において取得された第2の転送遅延時間のうちの前記算出対象のエンドエンドに対応するスライスの第2の転送遅延時間とを合算し、合算した時間を前記エンドエンド転送遅延時間とする算出工程と、
    を含んだことを特徴とする管理方法。
  5. ネットワークエッジのノードから各エリアの代表のクラウドサーバに送信されたプローブパケットの通信情報を基に、前記ネットワークエッジのノードから前記代表のクラウドサーバまでの転送遅延時間である第1の転送遅延時間を、前記エリアごとに予め取得する第1の取得ステップと、
    ネットワーク内プローブを行い、前記ネットワークエッジのノードからネットワーク内の転送遅延時間である第2の転送遅延時間をスライスごとに取得する第2の取得ステップと、
    前記第1の取得ステップにおいて取得された第1の転送遅延時間のうちの、転送遅延時間の算出対象であるUE(User Equipment)が接続するネットワークエッジのノードからクラウドサーバまでのエンドエンドに対応するエリアの第1の転送遅延時間に基づく値と、前記第2の取得ステップにおいて取得された第2の転送遅延時間のうちの前記算出対象のエンドエンドに対応するスライスの第2の転送遅延時間とを合算し、合算した時間を前記エンドエンドの転送遅延時間とする算出ステップと、
    をコンピュータに実行させるための管理プログラム。
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