JP7697387B2 - CAR WASH MACHINE AND METHOD FOR CONTROLLING CAR WASH MACHINE - Google Patents
CAR WASH MACHINE AND METHOD FOR CONTROLLING CAR WASH MACHINE Download PDFInfo
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Description
本開示は、車両を洗浄する洗車機、および当該洗車機の制御方法に関する。 This disclosure relates to a car wash machine that washes vehicles and a method for controlling the car wash machine.
特許文献1には、車両に対し相対移動しつつ当該車両を洗浄する洗車機本体を備えた洗車機について記載されている。 Patent document 1 describes a car wash machine equipped with a car wash main body that moves relative to the vehicle to wash the vehicle.
特許文献1に記載された洗車機を用いた車両の洗浄時には、車両の特殊な形状、または、洗車機の特定部分の故障に起因して、車両の洗浄が停止する場合がある。この場合、車両の洗浄を最初からやり直すと、上記車両の洗浄が停止した時点にて洗浄していた部分を洗浄しようとする際に、同一の理由から再度車両の洗浄が停止する可能性が高い。したがって、何度車両の洗浄を繰り返しても、車両の洗浄を最後まで完了することができず、適切に車両を洗浄できない場合がある上、車両の洗浄を繰り返した分、時間およびコストが無駄になる場合がある。 When washing a vehicle using the car wash machine described in Patent Document 1, washing of the vehicle may stop due to the special shape of the vehicle or a malfunction of a specific part of the car wash machine. In this case, if washing of the vehicle is restarted from the beginning, there is a high possibility that washing of the vehicle will stop again for the same reason when attempting to wash the part that was being washed at the time washing of the vehicle stopped. Therefore, no matter how many times washing of the vehicle is repeated, washing of the vehicle may not be completed to the end, and the vehicle may not be washed properly, and time and cost may be wasted by repeatedly washing the vehicle.
本開示の一態様に係る洗車機は、車両の洗浄を行うための複数の処理工程を順次に実行することにより、前記車両を洗浄する洗車機であって、前記車両に対し相対移動をしつつ前記車両を洗浄する洗車機本体と、前記洗車機の各部を制御する制御部と、を備え、前記複数の処理工程の各々について、中断後に再開したときの処理内容が中断時の異常毎に予め定められており、前記制御部は、前記処理工程の実行中に異常が検知されたとき、当該処理工程を中断し、前記中断後に、当該処理工程に定められた、当該異常に対応する前記処理内容に従って、当該処理工程を再開する。 A car wash according to one aspect of the present disclosure is a car wash that washes a vehicle by sequentially executing a plurality of processing steps for washing the vehicle, and includes a car wash main body that moves relative to the vehicle while washing the vehicle, and a control unit that controls each part of the car wash, and for each of the plurality of processing steps, the processing content when restarted after interruption is predetermined for each abnormality at the time of interruption, and when an abnormality is detected during the execution of the processing step, the control unit interrupts the processing step, and after the interruption, resumes the processing step according to the processing content defined for the processing step and corresponding to the abnormality.
また、本開示の一態様に係る洗車機の制御方法は、車両に対する相対移動をしつつ前記車両を洗浄する洗車機本体を備えた洗車機の制御方法であって、前記車両の洗浄を行うための複数の処理工程を順次に実行することにより、前記車両を洗浄する洗浄工程を有し、前記複数の処理工程の各々について、中断後に再開したときの処理内容が中断時の異常毎に予め定められており、前記洗浄工程は、前記処理工程の実行中に異常が検知されたとき、当該処理工程を中断する中断工程と、前記中断後に、当該処理工程に定められた、当該異常に対応する前記処理内容に従って、当該処理工程を再開する再開工程と、を含む。 In addition, a method for controlling a car wash machine according to one aspect of the present disclosure is a method for controlling a car wash machine equipped with a car wash machine body that washes a vehicle while moving relative to the vehicle, and includes a washing process for washing the vehicle by sequentially executing a plurality of processing steps for washing the vehicle, and for each of the plurality of processing steps, the processing content when resumed after interruption is predetermined for each abnormality at the time of interruption, and the washing process includes an interruption process for interrupting the processing step when an abnormality is detected during the execution of the processing step, and a restart process for restarting the processing step after the interruption in accordance with the processing content defined for the processing step and corresponding to the abnormality.
車両の洗浄の再開後に再中断する可能性を低減できる。このため、洗浄コストおよび洗浄時間の低減と、再実行を要する処理工程の確実な実行とを両立することができる。 This reduces the likelihood of vehicle washing being interrupted again after it is resumed. This allows for both reduced washing costs and time, and the reliable execution of any process that requires rerun.
<洗車機の概要>
本実施形態においては、車両の洗浄を行うための複数の処理工程を順次に実行する洗浄工程において、当該車両を洗浄する洗車機について、例を挙げて説明する。図1は、本実施形態に係る洗車機2が備える、洗車機本体4とリモートパネル6との概略側面2S、および洗車機本体4の概略正面4Fを示す模式図である。本実施形態に係る洗車機2は、図1に示すように、被洗浄車両である車両Xの洗車を行う洗車機本体4を備える。洗車機2は、さらに、洗車機本体4による車両Xの洗車条件を取得するリモートパネル6を備える。概略側面2Sにおいては、リモートパネル6が車両Xよりも、紙面に向かって奥側に位置することを示すために、リモートパネル6の外形を点線にて示す。
<Car wash machine overview>
In this embodiment, an example of a car wash machine that washes a vehicle in a washing process that sequentially executes a plurality of processing steps for washing the vehicle will be described. Fig. 1 is a schematic diagram showing an
概略正面4Fに示すように、洗車機本体4は、例えば、2つのフレーム8と、当該2つのフレーム8の上端同士を連結する天井部10とを備える。洗車機本体4は、概略側面2Sに示す、車両Xの進入方向DAに沿って、車両Xが、フレーム8および天井部10によって囲まれた空間4Sを通過できる構造を有している。なお、本明細書において、進入方向DAは、洗車機本体4の前面4Aから後面4Bに向かう方向とする。なお、本実施形態において、前面4Aは、例えば、後述する操作パネル42が備えられる面である。
As shown in the
<洗車機本体>
洗車機本体4は、フレーム8のそれぞれの下部に車輪12を有し、図示しない駆動部によって当該車輪12を回転駆動することにより、地面Gに配されたレールRに沿って、車両Xに対し前後方向に相対移動する。レールRは、例えば、進入方向DAに沿って形成されている。ここで、洗車機本体4は、車両Xに対する相対移動を行いつつ、空間4S中の車両Xに対する洗浄を実施する。
<Car wash machine body>
The car wash machine
なお、図1に示すように、洗車機本体4の移動方向のうち、前面4A側への方向を前進方向D1、後面4B側への方向を後進方向D2とする。以降、洗車機本体4が前進方向D1に移動することを単に洗車機本体4の前進と称する場合があり、また、洗車機本体4が後進方向D2に移動することを単に洗車機本体4の後進と称する場合がある。
As shown in FIG. 1, the direction of movement of the car
洗車機本体4には、清掃部の1つとして、車両X上に摺動してブラッシングする複数のブラシが設けられる。例えば、洗車機本体4が備えるブラシは、それぞれが回転モータ(不図示)によって回転するトップブラシ14、サイドブラシ16、およびロッカーブラシ18を含む。トップブラシ14は、車両Xの上面に沿って摺動し、車両Xの上面を洗浄する。サイドブラシ16、およびロッカーブラシ18は、車両Xの両側面を洗浄する。
The car wash machine
洗車機本体4の側部には、洗剤またはワックス等を含む各種液剤を貯液した複数の貯液タンク(不図示)を収納するタンク収納部20が配される。タンク収納部20の上方には、市水を含む水、または各貯液タンクからの液剤を分配する分配配管部22が設けられる。分配配管部22からは、清掃部に含まれる、第1浄水ノズル24、第2浄水ノズル26、第1洗剤ノズル28、第2洗剤ノズル30、撥水コートノズル32、およびワックスノズル34がそれぞれ電磁弁(不図示)を介して導出される。
A
第1浄水ノズル24、および第2浄水ノズル26は、洗車機本体4の各フレーム8の前面4A側、および後面4B側にそれぞれ配され、車両Xに対して市水を含む水を噴射する。第1洗剤ノズル28、第2洗剤ノズル30は、各フレーム8の前面4A側、および後面4B側にそれぞれ配され、車両Xに対してシャンプー等を含む洗浄液を噴射する。撥水コートノズル32およびワックスノズル34は洗車機本体4の後面4Bに配される。撥水コートノズル32は車両Xに対して撥水コート剤の液剤を噴射する。ワックスノズル34は車両Xに対してワックスを噴射する。
The first
また、洗車機本体4には、気流を発生して車両Xを乾燥させるブロワ36が設けられる。ブロワ36にはトップ送風ノズル38、およびサイド送風ノズル40が接続される。トップ送風ノズル38は、洗車機本体4の中央上部に設けられ、車両Xの天井面に向けて送風する。サイド送風ノズル40は、洗車機本体4の両側部に設けられ、車両Xの側面に向けて送風する。洗車機本体4は、トップ送風ノズル38、およびサイド送風ノズル40の送風によって、洗浄後の車両Xを乾燥させる。
The car wash machine
なお、図1においては、図示の簡単のために、上述した、洗車機本体4が備える、車両Xの洗浄のための各装置に関する図示を省略している場合がある。また、図1に示す、洗車機本体4が備える各装置は、単なる例示であり、洗車機本体4は、上述した装置の他、従来公知の構成を含む、車両Xの洗浄のための装置、および当該洗浄を補助する装置を、フレーム8または天井部10に備えていてもよい。
In FIG. 1, for simplicity, the illustration of each of the devices for washing vehicle X provided in the car wash machine
洗車機本体4の一方のフレーム8の前面には操作パネル42が配される。操作パネル42は洗車条件を設定する操作ボタン(不図示)を備える。例えば、車両Xから降車したユーザ、またはその他の技術者等は、操作ボタンを操作して、洗車条件の設定等を行ってもよい。
An
<制御部およびリモートパネル>
さらに、洗車機2は、洗車機本体4を制御する制御部44を備える。特に、制御部44は、洗車機本体4のレールRに沿った移動、および、清掃部の各部の動作を制御することにより、洗車機本体4による車両Xの洗浄を制御する。制御部44は、図1に示すように、洗車機本体4に備えられていてもよく、あるいは、洗車機本体4の外部に位置していてもよい。制御部44は、不図示の通信装置等により、洗車機本体4または後述するリモートパネル6との間における情報の送受信を行い、洗車機本体4を制御してもよい。制御部44は、例えば、CPU等のプロセッサで構成され、メモリに格納された制御プログラムがプロセッサ上で実行されることにより、各制御が実現される。
<Control unit and remote panel>
Further, the
リモートパネル6は、例えば、洗車機本体4の前方側に位置し、おおよそ洗車機本体4の移動方向に沿って配置される。また、リモートパネル6は、図1に示すように、その正面が、洗車機本体4により洗浄される前、換言すれば、洗車機本体4の内部に進入する前の車両Xの側面と対向するように配置される。このため、図1においては、リモートパネル6の背面を図示している。
The
図1に示すように、リモートパネル6は、筐体46と、地面Gに立設された、筐体46を支持する支持柱48とを備える。リモートパネル6は、筐体46に設けられた、不図示のタッチパネルまたはボタン等の操作により、洗車機本体4による車両Xの洗車条件の少なくとも一部を取得してもよい。制御部44は、リモートパネル6が取得した洗車条件の少なくとも一部に基づいて、洗車機本体4を制御し、車両Xを洗浄してもよい。
As shown in FIG. 1, the
<センサ>
洗車機本体4は、さらに、センサとして出口センサ50と車形センサ52とを備えていてもよい。出口センサ50は、上述したサイドブラシ16よりも洗車機本体4の後面4Bの側に位置し、車形センサ52は、サイドブラシ16よりも洗車機本体4の前面4Aの側に位置する。
<Sensor>
The car wash machine
出口センサ50は、洗車機本体4による車両Xの洗浄が完了した後、洗車場から車両Xが退出したか否かを検出するセンサである。出口センサ50は、例えば、光軸センサであってもよい。換言すれば、出口センサ50は、ある光学素子から出射された赤外線等の電磁波を、当該光学素子に対応する光学センサが検出するか否かを判定することにより、当該光学素子および光学センサの間に物体が存在するか否かを判定するセンサであってもよい。
The
例えば、制御部44は、洗車機本体4による車両Xの洗浄が完了した後、洗車機本体4を、出口センサ50が車両Xを検出する位置まで移動させる。次いで、制御部44は、洗車機本体4のスピーカからの音声または洗車機本体4のモニターの映像等により車両X内のユーザに退出を案内する。この後、出口センサ50は、車両Xの洗浄完了後、車両Xを検出しなくなったことから、洗車場からの車両Xの退出を検出する。制御部44は、出口センサ50が洗車場からの車両Xの退出を検出した後、次の車両Xの洗浄を受け付けるために洗車機本体4の移動を含む各部の制御を行ってもよい。
For example, after the washing of vehicle X by the car wash machine
車形センサ52は、洗浄する対象である車両Xの外形を測定するためのセンサである。特に、車形センサ52は、所定地点を横切る車両Xの高さを検出する。例えば、車形センサ52は、洗車機本体4のフレーム8の前面側かつ空間4S側において、2つのフレーム8にそれぞれ発光部と受光部とが一対となるように配置された光軸センサを上下方向に複数備えていてもよい。これにより、洗車機本体4は、車形センサ52が含む光軸センサのうち車両Xを検出する光軸センサの個数の変化から、平面視における位置ごとに車両Xの高さを推定することができる。制御部44は、車形センサ52による車両Xの検出結果から車両Xの外形の情報の少なくとも一部を割り出して、当該情報に基づき清掃部の各部を制御し車両Xの洗浄を行ってもよい。
The
<車両の洗浄方法の概要>
洗車機2を用いた車両Xの洗浄方法について、図2を参照し、当該洗車機2の制御方法を説明することにより説明する。図2は、洗車機2の制御方法の一例を示すフローチャートである。
<Overview of vehicle washing method>
A method for washing a vehicle X using the
本実施形態に係る洗車機2の制御方法においては、はじめに、制御部44が洗車機本体4またはリモートパネル6の各部を制御し、車両Xのユーザ等からの洗車を受け付ける(ステップS2)。受付工程においては、例えば、制御部44が、リモートパネル6または操作パネル42を制御し、上記ユーザからのリモートパネル6または操作パネル42等の操作を受け付ける。これにより、洗車機2は、車両Xの洗車条件の設定、および洗車料金の支払い等の情報をユーザから取得する。
In the control method for the
次いで、制御部44は、洗車機本体4のスピーカまたは洗車機本体4のモニターを制御し、車両X内のユーザに、車両Xを所定位置まで移動させ停止させるよう案内する。本実施形態において、制御部44は、例えば、洗車機本体4の前方側に車両Xを停止するように、車両Xの移動をユーザに案内する。
Next, the
本実施形態に係る受付工程において、洗車機本体4は、例えば、洗車機本体4の移動範囲のうち、最も後進方向D2側の位置である第1初期位置にあるとする。例えば、第1初期位置は、車輪12がレールRの後進方向D2側の端部にある場合の洗車機本体4の位置である。また、第1初期位置は、後述する第1洗浄工程の開始時点における洗車機本体4の位置である。
In the reception process according to this embodiment, the car wash machine
<第1洗浄工程:基本動作>
受付工程に次いで、制御部44は、洗車機本体4の各部の制御を通じて、第1洗浄工程を実行する(ステップS4)。第1洗浄工程について、図3を参照してより詳細に説明する。図3は、第1洗浄工程における洗車機本体4の制御方法を説明するためのフローチャートである。
<First cleaning process: Basic operation>
Following the reception step, the
第1洗浄工程において、制御部44は、はじめに、動作不良の回数が所定以上記録された洗浄部があるかを判定する(ステップS4-2)。ステップS4-2の詳細については、後述する中断工程等の説明の後に詳述する。
In the first cleaning step, the
ステップS4-2において、動作不良の回数が所定以上記録された洗浄部が無いと制御部44が判定した場合、制御部44は、洗車機本体4の各部の制御を通じて、第1初期位置から洗車機本体4の前進を開始し、車両Xの洗浄を開始する(ステップS4-4)。例えば、制御部44は、車輪12の回転駆動を制御することにより、洗車機本体4を第1初期位置から前進方向D1に向けて移動させる。洗車機本体4が前進を継続することにより、空間4S中を車両Xが通過する。ここで、制御部44は、洗車機本体4の清掃部のそれぞれを制御することにより、空間4S中を通過する車両Xの表面の洗浄を行う。
If the
特に、第1洗浄工程において、制御部44は、洗車機本体4が備える各ノズルからの液体の噴射を制御し、空間4S中を通過する車両Xへの液体の噴射を行う。また、制御部44は、洗車機本体4が備える各ブラシの移動および回転を制御し、空間4S中を通過する車両Xの表面を当該ブラシによって摺動することにより、車両Xの洗浄を行う。換言すれば、第1洗浄工程は、洗車機本体4が備えるブラシによって車両Xの表面を摺動するブラッシング工程である。以降、特に断りのない限り、洗車機本体4は、前進と空間4S中を通過する車両Xの洗浄とを継続する。
In particular, in the first washing step, the
洗車機本体4の前進および洗車機本体4による車両Xの洗浄の開始に次いで、制御部44は、第2初期位置まで洗車機本体4が移動したかを判定する(ステップS4-6)。ここで、第2初期位置とは、第1初期位置よりもより前進方向D1側にあり、例えば、洗車機本体4の移動範囲のうち、最も前進方向D1側の位置である。例えば、第2初期位置は、車輪12がレールRの前進方向D1側の端部にある場合の洗車機本体4の位置である。あるいは、第2初期位置は、サイドブラシ16による車両Xの後面の洗浄が完了した時点の洗車機本体4の位置、または、当該位置から洗車機本体4が一定距離前進した位置であってもよい。
After the car wash machine
第1洗浄工程において、洗車機本体4が、第1初期位置から第2初期位置まで移動しつつ、空間4S中を通過する車両Xの洗浄を実行した場合、洗車機本体4による車両Xの前端から後端までの洗浄が完了したものとみなせる。ステップS4-6は、例えば、車輪12がレールRの前進方向D1側の端部に位置することを検出することによって実行してもよく、または、洗車機本体4の移動距離を、ロータリーエンコーダ等を用いて測定することによって実行してもよい。あるいは、ステップS4-4は、サイドブラシ16による車両Xの後面の洗浄が完了したことを検出することにより実行してもよく、または、当該時点からの洗車機本体4の前進距離を測定することによって実行してもよい。
In the first washing step, when the car wash machine
ステップS4-6において、制御部44が、洗車機本体4がまだ第2初期位置まで移動していないと判定したとする。この場合、制御部44は、第1洗浄工程の実行中に新たに異常を検知したかを判定する(ステップS4-8)。本実施形態において、車両Xの洗浄工程における異常とは、一旦洗車機本体4の動作を中断し、当該動作の再開動作を要する事象を指す。異常に含まれる具体的な事象については、後述する異常判定工程の説明と併せて詳述する。
In step S4-6, it is assumed that the
ステップS4-8において、制御部44が、新たに異常を検知していないと判断した場合、制御部44は、洗車機本体4の制御を通じて、洗車機本体4の前進および車両Xの洗浄を継続する(ステップS4-10)。一方、ステップS4-8において、制御部44が、新たな異常を検知したと判定した場合、制御部44は、洗車機本体4の動作を中断する(ステップS4-12)、中断工程を実行する。中断工程において、例えば、制御部44は、洗車機本体4の移動の停止、および洗浄部の動作の停止を通じて、洗車機本体4による車両Xの洗浄を中断する。
If the
中断工程に次いで、制御部44は、ステップS4-8にて検知された異常の特定および特定された異常に基づく洗浄部の制御内容の変更を行う(ステップS4-14)、制御変更工程を実行する。制御変更工程について、図4に示すフローチャートを参照してより詳細に説明する。
Following the interruption step, the
<第1洗浄工程:制御変更処理:動作不良について>
中断工程において洗車機本体4の動作が中断した後、はじめに、制御部44は、検知された異常が洗浄部の動作不良かを判定する(ステップS10-2)。例えば、洗車機本体4が備える洗浄部のそれぞれは、動作不良が生じた場合、動作不良を示す異常信号を生成し、制御部44に送信してもよい。制御部44は、洗浄部の各部から当該異常信号を受信することにより、当該洗浄部の動作不良を検知してもよい。
<First cleaning process: Control change process: Malfunction>
After the operation of the car wash machine
例えば、制御部44は、各ブラシの故障等により、当該ブラシの移動または回転が不可能となることを含む、ブラシの動作不良を検知してもよい。また、制御部44は、各ノズルの故障等により、当該ノズルからの液体の噴射が不可能となることを含む、ノズルの動作不良を検知してもよい。
For example, the
ステップS10-2において、制御部44が、検知された異常が洗浄部の何れかの動作不良であると判定した場合、制御部44は、当該動作不良が生じた洗浄部について、動作不良の回数の記録を1増加させる(ステップS10-4)。例えば、ステップS10-4において、制御部44は、洗浄部のそれぞれについて、動作不良の回数を個別に図示しないメモリ等に記録してもよい。洗浄部のそれぞれの動作不良の回数は、例えば、洗車機2の稼働日の初回から現時点までにおける、動作不良が確認された累計回数であってもよい。
If the
ステップS10-4に次いで、制御部44は、動作不良が生じた洗浄部の動作を停止するように、洗浄部の制御内容を変更する(ステップS10-6)。例えば、動作不良が生じた洗浄部がブラシである場合、制御部44は、ブラシの制御内容を、ブラシの移動および回転を停止するように変更してもよい。動作不良が生じた洗浄部がノズルである場合、制御部44は、ノズルの制御内容を、ノズルからの液体の噴射を停止するように変更してもよい。
Following step S10-4, the
<第1洗浄工程:制御変更処理:ブラシ異常について>
ステップS10-2において、制御部44が、検知された異常が洗浄部の何れかの動作不良ではないと判定した場合、制御部44は、検知された異常がブラシ異常かを判定する(ステップS10-8)。本実施形態において、ブラシ異常とは、洗車機本体4が備えるブラシによって車両Xの表面を摺動するブラッシング工程において、ブラシと車両との干渉に起因して生じたと推定される異常である。
<First cleaning process: Control change process: Brush abnormality>
In step S10-2, when the
例えば、ブラシ異常は、ブラシが車両Xに引っかかったことに起因して生じる、当該ブラシのトルク異常を含む。一般に、回転するブラシが、車両Xが有する形状によって、車両Xに引っかかる等により、当該ブラシの回転が阻害された場合、または、通常の姿勢とは異なる姿勢においてブラシが回転した場合等に、当該ブラシには通常よりも高いトルクがかかる。このため、制御部44は、ある規定値よりも高いトルクが特定のブラシにかかっていることを検出することにより、当該ブラシのトルク異常が生じていることを検知してもよい。
For example, brush abnormalities include torque abnormalities of the brush caused by the brush getting caught on vehicle X. In general, when the rotation of the rotating brush is hindered by the brush getting caught on vehicle X due to the shape of vehicle X, or when the brush rotates in a position different from the normal position, a torque higher than normal is applied to the brush. For this reason, the
また、例えば、ブラシ異常は、ブラシが車両Xに引っかかったことに起因して生じる、当該ブラシの回転モータの過負荷を含む。例えば、制御部44は、ある規定値よりも高い電流が特定のブラシの回転モータに流れていることを検出することにより、当該ブラシの回転モータの過負荷が生じていることを検知してもよい。
For example, the brush abnormality may include an overload of the rotary motor of the brush caused by the brush getting caught on the vehicle X. For example, the
加えて、例えば、ブラシ異常は、車両Xの形状に対しブラシが適切でない位置に移動したことに伴い生じる、ブラシの異常な傾きを含む。制御部44は、ある特定のブラシの傾きが規定範囲を超えていることを検出することにより、当該ブラシの傾きが異常であることを検知してもよい。
In addition, for example, the brush abnormality includes an abnormal tilt of the brush that occurs when the brush moves to a position that is inappropriate for the shape of the vehicle X. The
洗車機本体4が備えるブラシのそれぞれは、異常が生じた時点における、当該ブラシのトルク、回転モータに流れる電流値、または傾きを含む情報を有する信号を生成し、制御部44に送信してもよい。制御部44は、各ブラシから当該信号を受信することにより、ブラシ異常の発生を判定してもよい。
Each brush included in the car wash machine
<第1洗浄工程:制御変更処理:サイドブラシの制御方法について>
ステップS10-8において、制御部44が、ブラシ異常を検出した場合、制御部44は、当該ブラシ異常が生じた原因を特定する工程を実行する。ここで、制御部44が上述したブラシ異常の原因を特定する工程について説明するために、ブラシの制御方法、ブラシのブラシ異常の発生理由の例、および変更後のブラシの制御方法について、図5を参照し詳細に説明する。図5は、第1洗浄工程において、車両Xをサイドブラシ16によって洗浄する場合における、サイドブラシ16の軌跡について示した、サイドブラシ16および車両の工程平面図である。
<First cleaning process: Control change process: Regarding the control method of the side brush>
If the
図5のそれぞれの工程平面図における車両の形状は、サイドブラシ16と当接する外形のみを抜き出して示す。また、図5のそれぞれの工程平面図においては、洗車機本体4の各部のうち、サイドブラシ16のみを抜き出して記載する。さらに図5のそれぞれの工程平面図においては、例えば、サイドブラシ16によって車両Xの前面を洗浄した直後における、サイドブラシ16および車両Xの位置関係について示している。さらに、図5のそれぞれの工程平面図においては、後述するように、その後のサイドブラシ16の軌跡が示されている。
In each process plan view of FIG. 5, only the outer shape of the vehicle that comes into contact with the
はじめに、異常が発生しない場合における、制御部44による通常のサイドブラシ16の制御方法について、図5のステップS4-Aを参照して説明する。例えば、車両Xは、前端側にバンパーBP1、バンパーBP1より後方側にサイドミラーMを有する。第1洗浄工程において、制御部44は、サイドブラシ16を図5のステップS4-Aに示す軌跡16Aに沿って移動させつつ回転させることにより、車両Xの側面を洗浄する。
First, a normal control method of the
より具体的には、サイドブラシ16による車両Xの前面の洗浄の後、制御部44は、2つのサイドブラシ16のそれぞれをフレーム8に引き込み、当該2つのサイドブラシ16の間の距離を十分に広げる。次いで、制御部44は、各サイドブラシ16が、押し付け位置PAに到達するまで洗車機本体4を前進させる。ここで、車両Xの前端から、押し付け位置PAまでの、車両Xの進行方向に沿った距離を距離L1とする。
More specifically, after the side brushes 16 have washed the front of the vehicle X, the
次いで、制御部44は、車両Xに当接するまで2つのサイドブラシ16同士を近接させる。ここで、制御部44は、各サイドブラシ16から送信される、車両Xと当接したことにより生じる傾斜のデータを含む信号を受信してもよい。制御部44は、各サイドブラシ16と車両Xとが当接した時点までに各サイドブラシ16を移動させた距離から、車両Xの左右側面の位置を割り出す。
Next, the
次いで、制御部44は、割り出した車両Xの左右側面の位置から、各サイドブラシ16の適切な位置を割り出し、各サイドブラシ16の位置を制御する。例えば、制御部44は、車両Xの左右側面と各サイドブラシ16との距離が、距離L2となるように、各サイドブラシ16の位置を制御する。
Next, the
その後、制御部44は、車両Xの左右側面と各サイドブラシ16との距離を距離L2に維持しつつ、洗車機本体4の前進および各サイドブラシ16の回転を制御することにより、サイドブラシ16による車両Xの左右側面の洗浄を実行する。なお、制御部44は、逐次各サイドブラシ16から送信される各サイドブラシ16の傾斜のデータを含む信号を受信し、サイドブラシ16の位置を制御してもよい。これにより、制御部44は、サイドブラシ16と車両XのサイドミラーMとの当接を検出し、サイドミラーMが位置する部分に対して、各サイドブラシ16を車両Xから遠ざけるように制御してもよい。なお、制御部44は、車形センサ52により検出した車両Xの形状から、サイドブラシ16がサイドミラーMに当接する前に、サイドミラーMの位置を事前に推定してもよい。
Then, the
<第1洗浄工程:制御変更処理:バンパーに起因するブラシ異常について>
次に、車両Xが有するバンパーの形状に起因して生じるブラシ異常について、図5のステップS4-Bを参照して説明する。例えば、図5のステップS4-Bに示す車両XAのように、車両の種類等によっては、車両XのバンパーBP1よりも曲面部分が大きく、側面まで到達するバンパーBP2を有する場合がある。このような曲面部分が側面まで至るバンパーBP2を有する車両XAを、通常の制御内容にてサイドブラシ16を用いた洗浄を試みる場合、サイドブラシ16のブラシ異常が生じる場合がある。
<First cleaning process: Control change process: Brush abnormality caused by bumper>
Next, brush abnormalities caused by the shape of the bumper of the vehicle X will be described with reference to step S4-B in Fig. 5. For example, as in the case of vehicle XA shown in step S4-B in Fig. 5, depending on the type of vehicle, the vehicle may have a bumper BP2 that has a larger curved portion than the bumper BP1 of the vehicle X and that reaches the side surface. When attempting to wash the vehicle XA having such a bumper BP2 whose curved portion reaches the side surface using the
例えば、軌跡16Bとして示すように、各サイドブラシ16同士を近接させ、車両XAの側面にサイドブラシ16を接触させたとする。ここで、車両XAのバンパーBP2がバンパーBP1よりも曲面部分が大きいことにより、サイドブラシ16は車両XAのバンパーBP2の曲面部分に当接する。この場合、サイドブラシ16は、バンパーBP2の曲面上を滑り、車両XAの前端に向かって大きく傾斜する場合があり、制御部44はサイドブラシの傾きの異常からブラシ異常を検知する場合がある。また、この状態においてサイドブラシ16が回転することにより、サイドブラシ16には通常よりも大きなトルクが生じ、あるいは、サイドブラシ16の回転モータに過負荷がかかる場合があるため、制御部44はブラシ異常を検知する場合がある。
For example, as shown by
上述したバンパーBP2の形状に起因するブラシ異常の発生を避ける方法の例について、図5に示すステップS4-Cを参照して説明する。例えば、図5のステップS4-Cに示す軌跡16Cに沿って、サイドブラシ16の位置を制御することが考えられる。これにより、洗車機2は、サイドブラシ16とバンパーBP2との当接を回避し、バンパーBP2の形状に起因するブラシ異常の発生を回避できる。
An example of a method for avoiding the occurrence of brush abnormalities caused by the shape of the bumper BP2 described above will be described with reference to step S4-C shown in FIG. 5. For example, it is possible to control the position of the
例えば、制御部44は、各サイドブラシ16同士を近接させる際の各サイドブラシ16の位置を、押し付け位置PAよりもより車両XAの後端側とすることにより、サイドブラシ16とバンパーBP2との当接を回避する。例えば、制御部44は、車両Xの前端からの距離が、距離L1よりも長い距離L3となる押し付け位置PBにおいて、各サイドブラシ16同士を近接させる。
For example, the
これにより、各サイドブラシ16は、バンパーBP2と当接することなく、車両XAの側面と当接する。サイドブラシ16と車両XAの側面とを当接させた後、制御部44は、通常のサイドブラシ16の制御内容と同一の内容にて、サイドブラシ16の制御を行ってもよい。
As a result, each
<第1洗浄工程:制御変更処理:フェンダに起因するブラシ異常について>
次に、車両Xが有するフェンダの形状に起因して生じるブラシ異常について、図5のステップS4-Dを参照して説明する。例えば、図5のステップS4-Dに示す車両XBのように、車両の種類等によっては、前輪の周囲を覆うフェンダOFを有する場合がある。
<First cleaning process: Control change processing: Brush abnormality caused by fender>
Next, a brush abnormality caused by the shape of the fender of the vehicle X will be described with reference to step S4-D in Fig. 5. For example, as in the case of vehicle XB shown in step S4-D in Fig. 5, depending on the type of vehicle, the vehicle may have a fender OF that covers the periphery of the front wheel.
通常の制御内容にてサイドブラシ16を用いた洗浄を試みる場合、制御部44は、軌跡16Dに沿ってサイドブラシ16を移動させる。より具体的に、制御部44は、サイドブラシ16をフェンダOFよりも車両XBの前方側において車両XBの側面と当接させた後、洗車機本体4を前進させる。このため、制御部44は、フェンダOFが設けられていない車両XBの側面の位置を基準として、サイドブラシ16の位置制御を行う場合がある。
When attempting cleaning using the
この場合、制御部44は、サイドブラシ16とフェンダOFとが必要以上に近接し、サイドブラシ16をフェンダOFに押し当てる力が必要以上に強い状態において、サイドブラシ16によるフェンダOFの洗浄を実行する。したがって、サイドブラシ16がフェンダOFに引っかかり、サイドブラシ16に大きなトルクが生じ、あるいは、サイドブラシ16の回転モータに過負荷がかかる場合があるため、制御部44はブラシ異常を検知する場合がある。
In this case, the
上述したフェンダOFの形状に起因するブラシ異常の発生を避ける方法の例について、図5に示すステップS4-Eを参照して説明する。例えば、図5のステップS4-Eに示す軌跡16Eに沿って、サイドブラシ16の位置を制御することが考えられる。これにより、洗車機2は、サイドブラシ16をフェンダOFに押し付ける力が低減し、フェンダOFに起因するブラシ異常の発生を回避できる。
An example of a method for avoiding the occurrence of brush abnormalities caused by the shape of the fender OF described above will be described with reference to step S4-E shown in FIG. 5. For example, it is possible to control the position of the
例えば、制御部44は、押し付け位置PAにおいてサイドブラシ16と車両XBとを当接させた後、車両XBの左右側面と各サイドブラシ16との距離が、距離L2よりも長い距離L4となるように、各サイドブラシ16の位置を制御する。これにより、制御部44は、各サイドブラシ16をフェンダOFに押し付ける力を低減しつつ、サイドブラシ16によって車両XBの側面を洗浄できる。
For example, the
洗車機本体4を十分に前進させた後、制御部44は、通常のサイドブラシ16の制御内容と同一の内容にて、サイドブラシ16の制御を行ってもよい。または、制御部44は、車両XBの後輪の周囲にもフェンダOFが形成されていることを考慮して、サイドブラシ16の制御を行ってもよい。
After the car
<第1洗浄工程:制御変更処理:ブラシ異常に対応する制御内容の変更について>
図4の参照に戻ると、ステップS10-8において、制御部44が、検知された異常がブラシ異常であると判定した場合、制御部44は、ブラシ異常時にブラシが当接していた部分が車両Xのバンパーかを判定する(ステップS10-10)。例えば、制御部44は、ブラシ異常時のブラシの位置から、ブラシ異常時にブラシが当接していた車両Xの部分を特定してもよい。例えば、ブラシ異常時のサイドブラシ16の位置が上述した押し付け位置PAである場合、制御部44は、ブラシ異常時にブラシが当接していた車両Xの部分が車両Xのバンパーであると特定してもよい。
<First cleaning process: Control change process: Changing the control content in response to brush abnormality>
4, if the
ステップS10-10において、制御部44が、ブラシ異常時にブラシが当接していた車両Xの部分は車両Xのバンパーであると判定した場合、制御部44は、検知されたブラシ異常が車両Xのバンパーに起因すると判定する。この場合、制御部44は、バンパーの表面にブラシが触れないようにブラシの制御内容を変更する(ステップS10-12)。例えば、制御部44は、上述した通り、サイドブラシ16を車両Xに押し付ける位置が、押し付け位置PAからより車両Xの後端側の押し付け位置PBとなるように、サイドブラシ16の制御内容を変更する。変更後の制御内容にてブラシの制御を行うことにより、制御部44は、ブラシがバンパーに押し付けられることを回避し、バンパーに起因するブラシ異常の発生を低減できる。
If the
ステップS10-10において、制御部44が、ブラシ異常時にブラシが当接していた車両Xの部分は車両Xのバンパーではないと判定したとする。この場合、制御部44は、次いで、ブラシ異常時にブラシが当接していた部分が車両XのフェンダOFかを判定する(ステップS10-14)。例えば、ブラシ異常時のサイドブラシ16の位置が上述した押し付け位置PAよりも所定距離だけ車両Xの後端側である場合、制御部44は、ブラシ異常時にブラシが当接していた車両Xの部分が車両XのフェンダOFであると特定してもよい。
In step S10-10, it is assumed that the
ステップS10-14において、制御部44が、ブラシ異常時にブラシが当接していた車両Xの部分は車両XのフェンダOFであると判定した場合、制御部44は、検知されたブラシ異常が車両XのフェンダOFに起因すると判定する。この場合、制御部44は、フェンダOFの表面に対してブラシを押し当てる力が低減するようにブラシの制御内容を変更する(ステップS10-16)。例えば、制御部44は、上述した通り、サイドブラシ16と車両Xの左右表面との距離が、距離L2よりも長い距離L4となるように、サイドブラシ16の制御内容を変更する。変更後の制御内容にてブラシの制御を行うことにより、制御部44は、ブラシをフェンダOFに押し付ける力を低減し、フェンダOFに起因するブラシ異常の発生を低減できる。
If the
<第1洗浄工程:制御変更処理:原因不明の異常について>
ステップS10-14において、制御部44が、ブラシ異常時にブラシが当接していた車両Xの部分は車両XのフェンダOFではないと判定したとする。この場合、制御部44は、検知された異常はブラシ異常であるものの、当該ブラシ異常は車両XのバンパーおよびフェンダOF以外に起因するものと判定する。
<First cleaning process: Control change process: Unknown abnormality>
In step S10-14, it is assumed that the
例えば、制御部44は、次いで、ブラシ異常が生じた際にブラシが当接していた車両Xの表面とブラシとの距離が長くなるように、ブラシの制御内容を変更する(ステップS10-18)。例えば、制御部44は、ブラシ異常時のブラシの位置から、ブラシ異常時に当該ブラシが当接していた車両Xの表面の位置を特定する。次いで、制御部44は、ブラシが当該位置にある場合に、通常よりもブラシを車両Xから引き離すように、当該ブラシの制御内容を変更する。変更後の制御内容にてブラシの制御を行うことにより、制御部44は、ブラシを上述の車両Xの表面に押し付ける力を低減し、ブラシ異常の発生を低減できる。
For example, the
ここで、図5を参照して説明した、ブラシ異常の原因の特定および当該ブラシ異常の対する制御内容の変更は、何れもサイドブラシ16に対するものを例に挙げて説明した。しかしながら、本実施形態に係るステップS4-8からステップS4-18は、サイドブラシ16におけるブラシ異常の原因の特定および制御内容の変更を行う工程に限られない。
Here, the identification of the cause of the brush abnormality and the change in the control content in response to the brush abnormality described with reference to FIG. 5 have both been described using the
例えば、本実施形態に係るステップS4-8からステップS4-18は、洗車機本体4が備える、トップブラシ14またはロッカーブラシ18を含む、何れかのブラシにおけるブラシ異常の原因の特定および制御内容の変更を行う工程であってもよい。何れのブラシにおけるブラシ異常に対しても、ステップS4-8からステップS4-18において、制御部44は、ブラシと車両Xとの距離が中断時よりも長くなるように、ブラッシング工程におけるブラシの制御内容を変更する。
For example, steps S4-8 to S4-18 according to this embodiment may be steps for identifying the cause of a brush abnormality in any of the brushes, including the
なお、ステップS10-8において、制御部44が、検知された異常がブラシ異常ではないと判定した場合、制御部44は、異常発生の原因は不明であると判断する。この場合、制御部44は、異常発生時の位置の前後に洗車機本体4が位置する間、洗浄部の動作を停止するように、洗浄部の制御内容を変更する(ステップS10-20)。
If the
例えば、制御部44は、異常時の洗車機本体4の位置を特定する。次いで、制御部44は、当該位置の前後に洗車機本体4がある場合に、洗浄部の各部の動作を停止するように、洗浄部の制御内容を変更する。変更後の制御内容にて洗浄部の各部の制御を行うことにより、制御部44は、異常発生の原因が不明である場合においても、当該異常が発生した位置の前後において洗浄部の動作を行わないため、同一原因による異常の発生を低減できる。
For example, the
上述したステップS10-2からステップS10-20により、制御部44は、発生した異常に基づいて、制御部44による洗車機本体4の洗浄部の制御内容を変更する。ステップS10-2からステップS10-20の完了をもって、制御部44は、ステップS4-14、換言すれば、制御変更工程を完了する。
By performing steps S10-2 to S10-20 described above, the
<第1洗浄工程:再実行>
図3の参照に戻ると、ステップS4-14に次いで、制御部44は、車輪12の回転駆動を制御し、洗車機本体4を第1初期位置まで移動させる(ステップS4-16)。ステップS4-16において、制御部44は、例えば、車輪12がレールRの最も後進方向D2側に到達するまで、洗車機本体4を後進させる。このため、ステップS4-16の完了時、洗車機本体4は第1初期位置にあり、換言すれば、洗車機本体4は第1洗浄工程の開始時と同一の位置にある。
<First cleaning step: re-execution>
3, following step S4-14, the
次いで、制御部44は、洗車機本体4の各部の制御を通じ、第1初期位置から、洗車機本体4の前進、および変更された洗浄部の制御内容に従った車両Xの洗浄を再開する(ステップS4-18)。換言すれば、ステップS4-18において、制御部44は、ステップS4-14にて変更された洗浄部の制御内容にて、洗車機本体4の各洗浄部を制御し、第1洗浄工程を再度実行する。
Next, the
ステップS4-14にて、制御部44は、各洗浄部の制御内容を以前生じた異常に基づいて変更している。換言すれば、第1洗浄工程においては、異常の検知により中断し、中断後に再開した際の処理内容が、当該異常毎に定められている。また、制御部44は、ステップS4-14において、第1洗浄工程に定められた、異常に対応する処理内容を再開後に実行するように、洗浄部の制御内容を変更する。このため、ステップS4-18は、異常に対応する処理内容にて第1洗浄工程を再開する再開工程である。このため、ステップS4-18以降において、洗車機2は、以前生じた異常が再度発生することを低減できる。
In step S4-14, the
なお、ステップS4-16は、中断工程および制御変更工程の実施後、制御部44がユーザによる操作パネル42等の操作を検出することにより実行してもよい。また、ステップS4-18についても、ステップS4-16において洗車機本体4が第1初期位置まで移動した後、制御部44がユーザによる操作パネル42等の操作を検出することにより実行してもよい。
Note that step S4-16 may be executed by the
本実施形態に係るステップS4-16およびステップS4-18において、制御部44は、洗車機本体4を第1初期位置まで移動させ、その後再度第1洗浄工程を実行する。しかしながら、これに限られず、洗車機本体4は、ステップS4-18において第1洗浄工程における車両Xの洗浄を、再度車両Xの前面から実行できる限り、ステップS4-16において洗車機本体4を第1初期位置から多少前進させた位置まで移動させてもよい。例えば、洗車機2は、ステップS4-16において、サイドブラシ16による車両Xの前面の洗浄が可能な位置まで、洗車機本体4を移動させてもよい。
In steps S4-16 and S4-18 according to this embodiment, the
ステップS4-18に次いで、制御部44は、再びステップS4-6の判定を行う。以上により、第1洗浄工程の再開後においても、新たに異常を検知しない限り、制御部44は、ステップS4-6からステップS4-10までを繰り返し実行する。ここで、ステップS4-8において新たに異常を検知した場合、制御部44は、再度ステップS4-12からステップS4-18を実行する。ステップS4-12からステップS4-18が複数回実行された場合、制御部44は、それまでに生じた洗浄部の制御内容の変更に、さらに新たな洗浄部の制御内容の変更を加えて、第1洗浄工程を再度実行してもよい。
Following step S4-18, the
以上により、制御部44は、ステップS4-4において、第2初期位置まで洗車機本体4が移動したと判定されるまで、ステップS4-4からステップS4-18までを繰り返し実行する。制御部44が、ステップS4-4において、第2初期位置まで洗車機本体4が移動したと判定した場合、制御部44は、洗車機本体4の前進および車両Xの洗浄を停止する(ステップS4-20)。
As a result, the
ステップS4-20において、制御部44は、例えば、ステップS4-12と同様の方法により、洗車機本体4の動作を停止し、洗車機本体4の前進と、洗車機本体4による車両Xの洗浄とを停止する。ステップS4-20の完了をもって、洗車機2は第1洗浄工程を完了する。
In step S4-20, the
第1洗浄工程において、洗浄部の動作不良を起因とする異常を検知した場合、上述したステップS10-4にて、当該洗浄部の動作不良の回数の記録が1増加されるが、当該記録は、他の車両Xを洗浄する場合においても維持されてもよい。このため、洗車機2による他の車両Xの洗浄を行う際には、ステップS4-2において、洗浄部の動作不良の記録が1回記録されている。
If an abnormality caused by a malfunction of the cleaning unit is detected in the first washing process, the record of the number of times the cleaning unit has malfunctioned is incremented by one in step S10-4 described above, but this record may be maintained even when another vehicle X is washed. Therefore, when another vehicle X is washed by the
また、洗車機2による複数の車両Xの洗浄を行った場合、洗浄部の動作不良の記録は複数回記録される場合がある。特に、洗浄部の動作不良に起因する異常は、当該洗浄部の整備等により動作不良が解消されるまで、他の車両Xを洗車機2によって洗浄する場合においても発生する確率が高い。このため、ステップS4-2において、洗浄部の動作不良の記録は複数回記録される場合がある。
In addition, when multiple vehicles X are washed using the
ステップS4-2において、動作不良の回数が所定以上記録された洗浄部があると判定された場合、制御部44は、所定回数以上動作不良が記録された洗浄部の動作を停止する(ステップS4-22)。換言すれば、制御部44は、洗浄部の動作不良に対応する、当該洗浄部の動作を停止した状態において車両Xを洗浄する、との処理内容を、洗浄部の動作不良が継続する期間における、第1洗浄工程の実行時に適用する。
If it is determined in step S4-2 that there is a cleaning unit for which a predetermined number of malfunctions have been recorded, the
ステップS4-22により、洗車機2は、実際に洗車機本体4による車両Xの洗浄が実行される前に、動作不良が生じている洗浄部の動作を停止できる。したがって、洗車機2は、当該洗浄部の動作不良による異常の検知、および洗車機本体4の動作の中断が、洗車機2による車両Xの洗浄を実行する度に発生することを低減できる。
By means of step S4-22, the
また、ある車両Xの洗浄工程において突発的な洗浄部の動作不良によって異常が生じた場合、他の車両Xの洗浄工程においては当該洗浄部の動作不良が生じない場合もある。このため、ステップS4-22において、洗浄部について所定回数以上の動作不良が確認されない限り、当該洗浄部の動作を停止しないことにより、不必要に洗浄部の動作を停止することを低減できる。 In addition, if an abnormality occurs during the washing process of a certain vehicle X due to a sudden malfunction of the washing unit, the malfunction of the washing unit may not occur during the washing process of another vehicle X. Therefore, in step S4-22, the operation of the washing unit is not stopped unless a malfunction of the washing unit is confirmed a predetermined number of times or more, thereby reducing unnecessary stopping of the washing unit.
なお、ステップS4-2において、制御部44は、ある所定期間内における動作不良の回数が所定以上記録された洗浄部があると判定された場合に、所定回数以上動作不良が記録された洗浄部の動作を停止してもよい。例えば、制御部44は、一日における動作不良の回数が所定以上記録された洗浄部があると判定された場合に、所定回数以上動作不良が記録された洗浄部の動作を停止してもよい。これにより、制御部44は、例えば、洗車機2が長期にわたって使用され、突発的な洗浄部の動作不良の累計が所定以上となった場合においても、当該洗浄部の動作を不必要に停止することを低減する。
In step S4-2, the
なお、本実施形態において発生する洗車機本体4の部品の動作不良は、洗浄部の動作不良を例に挙げて説明したが、これに限られない。例えば、制御部44は、洗車機本体4が備えるセンサ等、洗浄部を除く洗車機本体4が備える部品の動作不良を検知してもよい。また、制御部44は、第1洗浄工程の再開後、当該部品の動作を停止するように、当該部品の制御内容の変更を行ってもよい。
In this embodiment, the malfunction of the parts of the car wash machine
<第2洗浄工程>
図2の参照に戻ると、第1洗浄工程に次いで、制御部44は、洗車機本体4の各部の制御を通じて、洗車機2により車両Xを洗浄する洗浄工程として第2洗浄工程を実行する(ステップS6)。第2洗浄工程において、洗車機2は、第1洗浄工程と同じく、制御部44による洗車機本体4の各部の制御を通じ、車両Xの洗浄を行う。換言すれば、第2洗浄工程は、洗車機2が順次に実行する、車両Xの洗浄を行うための複数の処理工程の一つに含まれる。第2洗浄工程について、図6を参照してより詳細に説明する。図6は、第2洗浄工程における洗車機本体4の制御方法を説明するためのフローチャートである。
<Second cleaning step>
Returning to FIG. 2, following the first washing step, the
第2洗浄工程において、制御部44は、はじめに、動作不良の回数が所定以上記録された洗浄部があるかを、ステップS4-2と同一の方法にて判定する(ステップS6-2)。ステップS6-2においては、例えば、洗車機2による他の車両Xの洗浄時に記録された動作不良、または、既に実行された第1洗浄工程において記録された動作不良等の回数が記録されている場合がある。
In the second washing step, the
ステップS6-2において、動作不良の回数が所定以上記録された洗浄部があると判定された場合、制御部44は、ステップS4-22と同一の方法にて所定回数以上動作不良が記録された洗浄部の動作を停止する(ステップS6-4)。これにより、洗車機2は、例えば、第1洗浄工程等、既に実行された洗浄工程において動作不良を検知した洗浄部の動作を停止した状態において、第2洗浄工程を実行する。なお、ステップS6-4においても、所定回数以上の動作不良が記録されていない洗浄部の動作は停止されない。これにより、洗車機2は、例えば、第1洗浄工程等において突発的な洗浄部の動作不良が発生し、第2洗浄工程においては洗浄部が通常通り使用できる場合においても、不必要に当該洗浄部の動作が停止することを低減できる。
If it is determined in step S6-2 that there is a washing unit for which a predetermined number of malfunctions have been recorded, the
ステップS6-2またはステップS6-4に次いで、制御部44は、第1洗浄工程において、ブラシの制御内容が変更されたかを判定する(ステップS6-6)。例えば、制御部44は、ステップS4-14にて、ブラシの制御内容を変更した場合、当該制御内容を記録してもよい。また、ステップS6-6において、制御部44は、記録された制御内容があるかを確認することにより、第1洗浄工程において洗浄部の制御内容が変更されたかを判定する。
Following step S6-2 or step S6-4, the
ステップS6-6において、第1洗浄工程において制御内容が変更された洗浄部があると判定された場合、制御部44は、第1洗浄工程において変更されたブラシの制御内容に基づき、ブラシの制御内容を変更する(ステップS6-8)。例えば、制御部44は、第1洗浄工程において変更されたブラシの制御内容を、ステップS4-14において記録された制御内容に沿って変更する。
If it is determined in step S6-6 that there is a cleaning unit whose control content has been changed in the first cleaning process, the
ブラシ異常は、上述した通り、車両Xの形状に起因することが多い。このため、第2洗浄工程において通常通りの制御内容にてブラシの制御を行った場合、ブラシ異常の原因となった車両Xの部分を当該ブラシによって洗浄する際にも、当該ブラシ異常が再び生じる確率が高い。このため、ステップS6-8により、洗車機2は、第1洗浄工程において生じたブラシ異常の原因となった車両Xの部分を当該ブラシによって洗浄する際、再度ブラシ異常が発生することを低減できる。
As mentioned above, brush abnormalities are often caused by the shape of the vehicle X. For this reason, if the brush is controlled with normal control content in the second washing process, there is a high probability that the brush abnormality will occur again when the part of the vehicle X that caused the brush abnormality is washed with the brush. For this reason, by performing steps S6-8, the
ステップS6-2またはステップS6-4に次いで、制御部44は、洗車機本体4の各部の制御を通じて、第2初期位置から洗車機本体4の後進を開始し、車両Xの洗浄を開始する(ステップS6-10)。ステップS6-10において、制御部44は、例えば、洗車機本体4を第2初期位置から後進方向D2に向けて移動させ、第1洗浄工程と同様に、空間4S中を通過する車両Xの表面の洗浄を行う。なお、ステップS6-2の実行からステップS6-10の実行までに、何れかの洗浄部の制御内容が変更されている場合、制御部44は、ステップS6-10以降、変更された制御内容に従って当該洗浄部の制御を行う。
Following step S6-2 or step S6-4, the
なお、第1洗浄工程において、原因が特定されなかった異常のみが生じ、洗浄部の制御内容の変更が実行された場合には、ステップS6-2の実行からステップS6-10の実行までに、洗浄部の制御内容の変更は実行されない。このように、第1洗浄工程において、原因が特定されなかった異常のみが生じている場合に、制御部44は、第2洗浄工程において、通常の制御内容にて洗浄部を制御してもよい。
Note that if only an abnormality with an unidentified cause occurs in the first cleaning process and a change is made to the control content of the cleaning unit, no change is made to the control content of the cleaning unit between the execution of step S6-2 and the execution of step S6-10. In this way, if only an abnormality with an unidentified cause occurs in the first cleaning process, the
例えば、第1洗浄工程において、原因が不明の異常が生じた場合、当該異常は洗車機本体4が前進しつつ車両Xを洗浄する第1洗浄工程に特有の異常である可能性がある。この場合、第2洗浄工程において、制御部44が通常の制御内容にて洗浄部を制御した場合であっても、異常が生じない場合がある。このため、洗車機2は、第2洗浄工程において、不必要に洗浄部の制御内容を変更することを低減できる。
For example, if an abnormality of unknown cause occurs in the first washing process, the abnormality may be specific to the first washing process in which the car wash machine
ただし、本実施形態においては、これに限られず、原因が不明の異常に起因して、洗浄部の制御内容の変更が実行された場合においても、制御部44は、変更された制御内容に基づいて、第2洗浄工程における洗浄部の制御内容を変更してもよい。このように、第1洗浄工程において、何らかの異常に起因して、洗浄部の制御内容の変更が実行された場合、制御部44は、変更された制御内容に基づいて、第2洗浄工程における洗車機本体4の各部の制御内容を変更してもよい。
However, in this embodiment, this is not limited to the above, and even if a change in the control content of the washing unit is made due to an abnormality of unknown cause, the
洗車機本体4の後進および洗車機本体4による車両Xの洗浄の開始に次いで、制御部44は、第1初期位置まで洗車機本体4が移動したかを判定する(ステップS6-12)。第2洗浄工程において、洗車機本体4が、第2初期位置から第1初期位置まで移動しつつ、空間4S中を通過する車両Xの洗浄を実行した場合、洗車機本体4による車両Xの後端から前端までの洗浄が完了したものとみなせる。ステップS6-12は、例えば、ステップS4-6と同様の方法によって実行してもよい。
After the car wash machine
ステップS6-12において、制御部44が、洗車機本体4がまだ第1初期位置まで移動していないと判定したとする。この場合、制御部44は、第2洗浄工程の実行中に新たに異常を検知したかを判定する(ステップS6-14)。ステップS6-14において、制御部44が、新たに異常を検知していないと判断した場合、制御部44は、洗車機本体4の制御を通じて、洗車機本体4の後進および車両Xの洗浄を継続する(ステップS6-16)。一方、ステップS6-14において、制御部44が、新たな異常を検知したと判定した場合、制御部44は、ステップS4-12と同様の方法によって、洗車機本体4の動作を中断する(ステップS6-18)、中断工程を実行する。
In step S6-12, it is assumed that the
中断工程に次いで、制御部44は、ステップS4-8にて検知された異常の特定および特定された異常に基づく洗浄部の制御内容の変更を行う(ステップS6-20)、制御変更工程を実行する。第2洗浄工程に係る制御変更工程は、第1洗浄工程に係る制御変更工程と同一の方法によって実行されてもよい。換言すれば、第2洗浄工程に係る制御変更工程は、図4に示すフローチャートに沿って実行されてもよい。
Following the interruption step, the
ステップS6-20に次いで、制御部44は、洗車機本体4の各部の制御を通じ、洗車機本体4を第1初期位置まで移動させ、変更された洗浄部の制御内容に従って、第1洗浄工程を再度実行する(ステップS6-22)。ステップS6-22において、例えば、制御部44は、車輪12がレールRの最も後進方向D2側に到達するまで、洗車機本体4を後進させる。次いで、制御部44は、洗車機本体4の洗浄部の制御内容が変更されている点を除き、上述と同様の方法によって、第1洗浄工程を再度実行する。
Following step S6-20, the
ステップS6-22における第1洗浄工程の再実行時には、制御部44による洗車機本体4の洗浄部の制御内容が、これまでに生じた異常に応じて変更されている。このため、ステップS6-22における第1洗浄工程の再実行時においても、洗車機2は、以前生じた異常が再度発生することを低減できる。
When the first washing process is re-executed in step S6-22, the control content of the washing section of the car wash machine
ただし、第1洗浄工程の再実行時においても異常が発生した場合、制御部44は、洗車機本体4の動作の中断、異常の特定、および当該異常に応じた洗浄部の制御内容の変更を行ってもよい。第1洗浄工程の再実行時において洗浄部の制御内容の変更が実行された場合、制御部44は、以降の第2洗浄工程における洗浄部の制御内容を併せて変更してもよい。
However, if an abnormality occurs when the first washing process is re-executed, the
次いで、制御部44は、洗車機本体4の各部の制御を通じ、第2初期位置から、洗車機本体4の後進、および変更された洗浄部の制御内容に従った車両Xの洗浄を再開する(ステップS6-24)。換言すれば、ステップS6-24において、制御部44は、ステップS6-20および再実行された第1洗浄工程にて変更された洗浄部の制御内容にて、洗車機本体4の各洗浄部を制御し、第2洗浄工程を再度実行する。
Next, the
ステップS6-20にて、制御部44は、各洗浄部の制御内容を以前生じた異常に基づいて変更している。換言すれば、第2洗浄工程においては、中断後に再開した際の処理内容が異常毎に定められている。また、制御部44は、ステップS6-20において、第2洗浄工程に定められた、異常に対応する処理内容を再開後に実行するように、洗浄部の制御内容を変更する。このため、ステップS6-24は、異常に対応する処理内容にて第3洗浄工程を再開する再開工程である。このため、ステップS6-24以降において、洗車機2は、以前生じた異常が再度発生することを低減できる。
In step S6-20, the
ステップS6-24に次いで、制御部44は、再びステップS6-12の判定を行う。以上により、第2洗浄工程の再開後においても、新たに異常を検知しない限り、制御部44は、ステップS6-12からステップS6-16までを繰り返し実行する。ここで、ステップS6-14において新たに異常を検知した場合、制御部44は、再度ステップS6-18からステップS6-24を実行する。ステップS6-18からステップS4-24が複数回実行された場合、制御部44は、それまでに生じた洗浄部の制御内容の変更に、さらに新たな洗浄部の制御内容の変更を加えて、第1洗浄工程および第2洗浄工程を再度実行してもよい。
After step S6-24, the
以上により、制御部44は、ステップS6-12において、第1初期位置まで洗車機本体4が移動したと判定されるまで、ステップS6-12からステップS6-24までを繰り返し実行する。制御部44が、ステップS6-12において、第1初期位置まで洗車機本体4が移動したと判定した場合、制御部44は、洗車機本体4の後進および車両Xの洗浄を停止する(ステップS6-26)。ステップS6-26の完了をもって、洗車機2は第2洗浄工程を完了する。
As a result, the
<乾燥工程>
図2の参照に戻ると、第2洗浄工程に次いで、制御部44は、洗車機本体4の各部の制御を通じて、洗車機2により車両Xを乾燥する乾燥工程を実行する(ステップS8)。本実施形態において、乾燥工程は、洗車機本体4によって洗浄された車両Xを、洗車機本体4によって乾燥する工程であり、上述した洗車機2により車両Xを洗浄する洗浄工程に含まれてもよい。換言すれば、乾燥工程は、洗車機2が順次に実行する、車両Xの洗浄を行うための複数の処理工程の一つに含まれてもよい。
<Drying process>
Returning to Fig. 2, following the second washing step, the
乾燥工程において、制御部44は、洗車機本体4の各部の制御を通じて、第1初期位置から洗車機本体4を前進させつつ、洗車機本体4が備えるブロワ36から各送風ノズルへの送風の制御および各送風ノズルの位置制御を実行する。これにより、洗車機本体4は、空間4S中を通過する車両Xの表面に送風することにより、車両Xの乾燥を行う。例えば、制御部44は、洗車機本体4が第2初期位置に移動するまで、洗車機本体4による車両Xの乾燥を行う。これにより、車両Xの前端から後端までの乾燥が実行され、乾燥工程が完了する。なお、制御部44は、洗車機本体4が第2初期位置まで移動する前であっても、洗車機本体4による車両Xの乾燥が完了したと判定した時点において、洗車機本体4の前進および車両Xの乾燥を停止し、乾燥工程を完了してもよい。
In the drying process, the
なお、乾燥工程の実行中においても、制御部44が異常を検知した場合には、制御部44は、当該異常に応じて洗車機本体4の各部の制御内容を変更する。例えば、乾燥工程において、各送風ノズルの動作不良により、各送風ノズルの位置の変更が不可能となる異常が生じたとする。この場合、制御部44は、各送風ノズルの位置を変更せずに、ブロワ36から各送風ノズルへの送風を制御することにより、車両Xの乾燥を制御してもよい。あるいは、乾燥工程において、ブロワ36の動作不良により、各送風ノズルへの送風が不可能となる異常が生じたとする。この場合、制御部44は、乾燥工程を省略し、後述する方法によって、車両X内のユーザに、乾燥工程の省略の連絡と車両Xの退出とを案内してもよい。
If the
乾燥工程の完了をもって、洗車機2を用いた車両Xの洗浄が全て完了する。制御部44は、乾燥工程の完了後、洗車機本体4のスピーカからの音声または信号灯等により車両X内のユーザに退出を案内してもよい。例えば、制御部44は、上述した通り、洗車機本体4を、出口センサ50が車両Xを検出する位置まで移動させ、車両X内のユーザに退出を車両Xの退出を案内してもよい。この場合、制御部44は、出口センサ50が車両Xを検出しなくなったことを確認することにより、洗車場からの車両Xの退出を検出してもよい。
Upon completion of the drying process, the washing of vehicle X using the
乾燥工程の完了に次いで、制御部44は、次の車両Xの洗浄を受け付けるために洗車機本体4の移動を含む各部の制御を行ってもよい。ここで、前の車両Xの洗浄工程において、洗車機本体4の洗浄部の動作不良が所定回数以上記録されている場合、制御部44は、次の車両Xの洗浄工程において、当該洗浄部の動作を停止するように、洗車機本体4の制御内容を変更してもよい。
Following completion of the drying process, the
<まとめ>
本実施形態に係る洗車機2は、車両Xの洗浄を行うための複数の処理工程として、第1洗浄工程、第2洗浄工程、および乾燥工程を順次に実行することにより、車両Xを洗浄する。ここで、第1洗浄工程、第2洗浄工程、および乾燥工程を含む処理工程の各々には、中断後の処理内容が異常毎に予め定められている。また、制御部44は、第1洗浄工程、第2洗浄工程、および乾燥工程のそれぞれにおいて、中断後に、異常に対応する処理内容に従って当該処理工程を再開する。
<Summary>
The
これにより、洗車機2は、再開後に洗車機本体4を通常通りに動作させる場合と比較して、当該処理工程を適切に実行しつつ、再中断することなく当該処理工程を完了できる確率を向上できる。したがって、洗車機2は、洗浄コストおよび洗浄時間の低減と、再実行を要する処理工程の確実な実行とを両立することができる。
As a result, the
特に、第1洗浄工程、および第2洗浄工程のそれぞれは、ブラシによって車両Xの表面を摺動するブラッシング工程である。当該ブラッシング工程において、ブラシ異常に対応する処理内容は、ブラシと車両Xとの距離が中断時よりも長くなるように、ブラシを制御する処理を含む。これにより、洗車機2は、ブラッシング工程の再実行時においてブラシ異常が発生する可能性を低減できる。
In particular, each of the first and second cleaning processes is a brushing process in which a brush is used to slide over the surface of the vehicle X. In the brushing process, the processing content corresponding to the brush abnormality includes processing to control the brush so that the distance between the brush and the vehicle X becomes longer than when the process was interrupted. This allows the
なお、ブラシ異常は、一般に、洗車機が洗浄する車両の外形に起因することが多く、特に、車両が特殊な外形を有している場合に、ブラシ異常の発生頻度が向上する傾向にある。したがって、洗車機2は、再実行時においてブラシ異常が発生する可能性を低減するため、車両Xの形状によらず当該車両Xの洗浄工程を完了できる可能性を向上できる。
In general, brush abnormalities are often caused by the external shape of the vehicle being washed by the car wash machine, and the frequency of brush abnormalities tends to increase especially when the vehicle has an unusual external shape. Therefore, the
特に、洗車機2は、ブラッシング工程において、車両Xのバンパーの形状、またはフェンダの形状に起因してブラシ異常が生じた場合に、ブラッシング工程の再開時にそれぞれに対応する固有の処理工程にしたがってブラッシング工程を再開する。このため、洗車機2は、車両Xのバンパーの形状、またはフェンダの有無等によらず、再実行時においてブラシ異常が発生する可能性を低減できる。
In particular, when a brush abnormality occurs during the brushing process due to the shape of the bumper or the shape of the fender of the vehicle X, the
上述した処理工程においては、洗車機本体4の部品の動作不良に起因する異常に対応する処理内容として、当該部品の動作を停止して当該処理工程を再開する処理が含まれる。ここで、洗車機2は、処理工程において洗車機本体4の部品の動作不良に起因する異常が発生した場合、以降当該動作不良が継続する期間において、当該部品の動作の停止を各処理工程の実行時に適用する。これにより、洗車機2は、洗車機本体4の部品の動作不良に起因する異常が、複数回検知されることを低減でき、洗浄工程が中断することを低減できる。
In the above-mentioned processing steps, the processing content corresponding to an abnormality caused by a malfunction of a part of the car wash machine
本実施形態に係る洗車機2は、洗浄工程において同一の異常に起因した中断が複数化発生することを低減することにより、市水、洗浄剤等を無駄に消費することを低減できる。したがって、洗車機2は、持続可能な開発目標(SDGs)の目標6「安全な水とトイレを世界中に」、および目標12「つくる責任つかう責任」の達成に貢献できる。
The
本開示は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、実施形態にそれぞれ開示された異なる技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本開示の技術的範囲に含まれる。 This disclosure is not limited to the above-described embodiments, and various modifications are possible within the scope of the claims. Embodiments obtained by appropriately combining different technical means disclosed in the respective embodiments are also included in the technical scope of this disclosure.
2 洗車機
4 洗車機本体
14 トップブラシ(ブラシ)
16 サイドブラシ(ブラシ)
18 ロッカーブラシ(ブラシ)
44 制御部
2
16 Side brush (brush)
18 Rocker brush (brush)
44 Control unit
Claims (2)
前記車両に対し相対移動をしつつ前記車両を洗浄する洗車機本体と、
前記洗車機の各部を制御する制御部と、を備え、
前記複数の処理工程の1つは、前記洗車機本体が備える回転ブラシによって前記車両の表面を摺動するブラッシング工程であり、
前記制御部は、
前記ブラッシング工程の実行中に、前記回転ブラシと前記車両との干渉に起因すると推定される回転ブラシ異常が検知されたとき、当該ブラッシング工程を中断し、
前記中断後に、当該ブラッシング工程に定められた、当該回転ブラシ異常に対応する処理内容に従って、当該ブラッシング工程を再開し、
前記処理内容は、前記回転ブラシの中心と前記車両との距離が、中断する前の、当該ブラッシング工程の実施中よりも長くなるように前記回転ブラシを制御する処理を含む、洗車機。 A car wash machine that washes a vehicle by sequentially performing a plurality of processing steps for washing the vehicle,
a car wash machine body that moves relative to the vehicle while washing the vehicle;
A control unit that controls each unit of the car wash machine,
One of the plurality of processing steps is a brushing step in which a rotating brush provided in the car wash machine body is slid over the surface of the vehicle,
The control unit is
When a rotating brush abnormality that is presumably caused by interference between the rotating brush and the vehicle is detected during the brushing process, the brushing process is interrupted;
After the interruption, the brushing process is resumed according to a process corresponding to the abnormality in the rotating brush, which process is determined for the brushing process;
The processing content includes a process of controlling the rotating brush so that the distance between the center of the rotating brush and the vehicle is longer than during the brushing process before the brushing process is interrupted.
前記回転ブラシ異常は、前記回転ブラシと前記車両のフェンダの表面との干渉に起因すると推定される回転ブラシ異常を含む、請求項1に記載の洗車機。 the brushing step includes a step of sliding the rotating brush over a surface of the vehicle fender,
The car wash machine according to claim 1 , wherein the rotating brush abnormality includes a rotating brush abnormality that is presumed to be caused by interference between the rotating brush and a surface of a fender of the vehicle.
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