添付した図面及び以下の説明を参照することにより、本発明の前述及び他の特徴は明らかになる。なお、明細書及び図面では本発明の特定の実施例を開示するが、それらは本発明の原理を採用し得る一部のみの実施例を示し、理解すべきは、本発明は記載される実施例に限定されず、即ち、本発明は添付した特許請求の範囲内のすべての変更、変形及び代替によるものをも含むということである。
本発明の実施例では、用語「通信ネットワーク」又は「無線通信ネットワーク」は次のような任意の通信規格に準ずるネットワークを指しても良く、例えば、LTE(Long Term Evolution)、LTE-A(LTE-Advanced)、WCDMA(登録商標)(Wideband Code Division Multiple Access)、HSPA(High-Speed Packet Access)などである。
また、通信システムにおける装置間の通信は任意の段階の通信プロトコルに従って行われても良く、例えば、次のような通信プロトコルを含んでも良いが、それらに限定されず、即ち、1G(generation)、2G、2.5G、2.75G、3G、4G、4.5G及び将来の5G、新無線(NR、New Radio)など、及び/又は、その他の従来の又は将来開発される通信プロトコルである。
本発明の実施例では、用語「ネットワーク装置」は例えば、通信システムにおいて、端末装置を通信ネットワークに接続し、かつ該端末装置にサービスを提供する装置を指す。ネットワーク装置は次のようなものを含んでも良いが、それらに限定されず、即ち、基地局(BS、Base Station)、アクセスポイント(AP、AccessPoint)、送受信ポイント(TRP、Transmission Reception Point)、ブロードキャスト送信機、モバイル管理エンティティ(MME、Mobile Management Entity)、ネットワークゲートウェイ、サーバー、無線ネットワーク制御器(RNC、Radio Network Controller)、基地局制御器(BSC、Base Station Controller)などである。
そのうち、基地局は次のようなものを含んでも良いが、それらに限定されず、即ち、ノードB(NodeB又はNB)、進化ノードB(eNodeB又はeNB)、5G基地局(gNB)などであり、さらにRRH(Remote Radio Head)、RRU(Remote Radio Unit)、リレー(relay)又は低パワーノード(例えば、femto、picoなど)を含んでも良い。また、用語「基地局」はそれらの一部又はすべての機能を含んでも良く、各基地局は特定の地理的領域に対して通信カバレッジを提供できる。用語「セル」が指すのは、基地局及び/又はそのカバーする領域であっても良く、これは該用語のコンテキストによるものである。
本発明の実施例では、用語「ユーザ装置」(UE、User Equipment)又は「端末装置」(TE、Terminal Equipment)は例えば、ネットワーク装置により通信ネットワークにアクセスし、かつネットワークからのサービスを受ける装置を指す。ユーザ装置は固定したもの又は移動するものであっても良く、また、移動ステーション(MS、Mobile Station)、端末、加入者ステーション(SS、Subscriber Station)、アクセス端末(AT、AccessTerminal)、ステーションなどとも称される。
そのうち、ユーザ装置は次のようなものを含んでも良いが、それらに限定されず、例えば、セルラーフォン(Cellular Phone)、PDA(Personal Digital Assistant)、無線モデム、無線通信装置、携帯装置、マシンタイプ通信装置、ラップトップコンピュータ、コードレス電話機、スマートフォン、スマートウォッチ、デジタルカメラなどである。
また、例えば、IoT(Internet of Things)などのシナリオにおいて、ユーザ装置はさらに監視又は測定を行う機器又は装置であっても良く、例えば、次のようなものを含んでも良いが、それらに限定されず、即ち、マシンタイプ通信(MTC、Machine Type Communication)端末、車載通信端末、D2D(Device to Device)端末、M2M(Machine to Machine)端末などである。
本発明の実施例をより分かりやすくするために、以下、本発明の実施例に係る幾つかの概念及び定義について説明する。
以下、PUSCH repetition Type Aについて説明を行う。
本発明の実施例において、PUSCH repetition Type Aはスロットに基づく上りリンクデータ送信方式である。PUSCH repetition Type Aの方式で送信される1つのPUSCH(物理上りリンク共有チャネル、Physical Uplink Shared Channel)は1つ又は複数のrepetition(重複)又は伝送機会(transmission occasion)に対応しても良く、これはrepetition#1、repetition#2、…、repetition#mと記され、そのうち、m=1,2,3…,Kであり、Kは該PUSCHの重複回数である。K>1の場合、連続したK個のスロット(slot)のうちの各々のスロットに1つのrepetitionがあり、かつ、これらのrepetitionは同じ時間領域/シンボル割り当て方式(symbol allocation)を有する。また、これらのrepetitionは同じTB(伝送ブロック、Transmision Block)に対応する。具体的に言えば、該PUSCHは以下のパラメータにより指示されても良く、即ち、
該PUSCHの開始スロット(Ksと記され);
該PUSCHの時間領域開始シンボル(Sと記される);
各repetitionの時間領域長さ(Lと記される)(該長さの単位は符号である);及び
重複回数(K)(重複回数は例えば、1、2、4、7、16であるが、重複回数は2、4、8であっても良い。本発明はこれらに限られず、該重複回数は他の正の整数であっても良い)
ことである。
なお、上述のS及びLはそれぞれ指示されても良く、開始と長さ指示標識(指示子や指示IDともいう)(start and length indicator、SLIV)によってジョイント指示されても良い。
図1は、動的にスケジューリングされるPUSCH(dynamically scheduled PUSCH)の一例を示す図である。図1に示すように、UEは1つのPUSCH送信指示(例えば、PDCCH)を受信した後に、対応するPUSCHを送信する。そのうち、具体的なパラメータはそれぞれ次のとおりであり、即ち、
Ks=k(kは例えば、0,1,2…であっても良い)
S=0;
L=10;及び
K=2
である。
図1の例では、該PUSCHの時間領域リソースマッピング方式(PUSCH mapping type)がPUSCH mapping tpye Aであり、DM-RS(復調参照信号、Demodulation Reference Signal)が各slotの3番目のシンボルから始まり、かつ対応する位相トラッキング参照信号(PT-RS、phase-tracking reference signal)が設定されている。K=2であるため、PUSCHの1番目のrepetition(又は「1番目の伝送機会」といっても良い)はslot n+kにあり、このPUSCHの2番目のrepetition(又は「2番目の伝送機会」といっても良い)はslot n+k+1にある。
図2は、設定されるグラントPUSCH(configured grant PUSCH)の一例を示す図である。図2に示すように、UEは該PUSCHに対応するCG設定及び/又は該PUSCHに関するactivation DCIの指示に基づいて、slot n+kでPUSCHの送信を開始し得る(即ち、slot n+kから始まるPUSCH伝送機会がある)と確定する。対応する他のパラメータはそれぞれ以下のとおりであり、即ち、
S=0;
L=10;及び
K=2
である。
図2の例子では、該PUSCHのPUSCH時間領域リソースマッピング方式(PUSCH mapping type)がPUSCH mapping tpye Aであり、DM-RSが各slotの3番目の符号から始まり、かつ対応するPT-RSが設定されている。K=2であるため、上述のPUSCHの1番目のrepetition(又は「1番目の伝送機会」といっても良い)はslot n+kにあり、上述のPUSCHの2番目のrepetition(又は「2番目の伝送機会」といっても良い)はslot n+k+1にある。
以下、PUSCH repetition Type Bについて説明を行う。
本発明の実施例において、PUSCH repetition Type Bは低レイテンシ上りリンクデータ送信方式である。PUSCH repetition Type Bの方式で送信される1つのPUSCHは1つ又は複数のnominal repetition(ノミナル重複)(又は「1つ又は複数のnominal repetition(ノミナル重複)の伝送機会」といっても良い)に対応しても良く、それはnominal repetition#1、nominal repetition#2、…、nominal repetition#nと記され、そのうち、n=1,2,3…,Nであり、Nは該PUSCHのノミナル重複回数である。具体的に言えば、該PUSCHは以下のパラメータにより指示されても良く、即ち、
該PUSCHの開始スロット(Ksと記される);
該PUSCHの時間領域開始シンボル(Sと記される);
PUSCH nominal repetition#nについての時間領域開始点、時間領域終了点及び時間領域長さ(時間領域開始点に対応するスロットは、
であり;時間領域長さ(Lと記される)の単位は、シンボルであり;これらの式において、N
symb
slotとは、1つのスロットに対応する符号を指す);及び
ノミナル重複回数(N)(重複回数は例えば、1、2、4、7、12、16であるが、本発明はこれらに限定されず、該重複回数は他の正の整数であっても良い)
である。
UEは上述のパラメータに基づいてnominal repetitionに対応する時間領域リソースを確定した後に、さらに、slot境界及びInvalid symbol(s)(無効シンボル)に基づいて対応するactual repetition(アクチュアル重複)を確定する必要がある。確定する方法は次のとおりであり、即ち、1つのslotにおいて、1つのnominal repetitionに対応する、invalid symbol以外のpotentially valid symbol(潜在的有効符号)の数が0(ゼロ)よりも大きい場合、該nominal repetitionは1つ又は複数のactual repetitionからなる。そのうち、各actual repetitionは連続したすべての前記potential valid symbolからなる。
なお、invalid symbolは上位層シグナリングによって下りリンクと指示されるsymbolを含む。ここで、上位層シグナリングはセル専用上りリンクリンク/下りリンクリンクTDD(Time Division Duplexing)設定、例えば、tdd-UL-DL-ConfigurationCommonであっても良く、又は、上位層シグナリングはUE専用上りリンクリンク/下りリンクリンクTDD設定、例えば、tdd-UL-DL-ConfigurationDedicatedであっても良い。
あるいは、invalid symbolは上位層シグナリングによって指示されるinvalid symbol pattern(無効シンボルパターン)に対応するsymbolを含んでも良い。タイプ2設定グラント(type 2 configured grant)又は動的スケジューリング(dynamically scheduled)について言えば、DCIのinvalid symbol pattern indicator fieldに基づいて該invalid symbol patternが有効であるかを確定できる。例えば、該域が1に設定されるときに、対応するinvalid symbol patternが有効であると見なし、該域が0に設定されるときに、対応するinvalid symbol patternが有効でないと見なす。
また、Lが1に等しくなく、かつ1つのactual repetitionの長さが1 symbolであるときに、該actual repetitionは省略される(omitted)(又は「送信されない」といっても良い)。1つのactual repetitionがslot format(スロットフォーマット)と衝突したときに、例えば、1つのflexible symbol(柔軟なシンボル)がDCIの指示に従ってDL symbolと解読/指示された場合、該actual repetitionは省略される(omitted)(又は「送信されない」といっても良い)。
図3は、動的にスケジューリングされるPUSCH(dynamically scheduled PUSCH)の一例を示す図である。図3に示すように、UEは1つのPUSCH送信指示(例えば、PDCCH)を受信した後に、少なくともTproc,2の後に、対応するPUSCHを送信する。そのうち、Tproc,2とは、PUSCH準備プロシージャ時間(UE PUSCH preparation procedure time)を指し、また、他のパラメータはそれぞれ次のとおりであり、即ち、
Ks=k(kは例えば、0,1,2…であっても良い);
S=2;
L=5;及び
N=5
である。
この例では、各符号のSlot formatが上位層シグナリングにより設定され、図3に示すように、そのうち、Dは下りリンクシンボルを表し、Uは上りリンクシンボルを表し、Fはflexibleシンボルを表し、また、PUSCH時間領域リソースマッピング方式(PUSCH mapping type)はPUSCH mapping type Bであり、DM-RSは各actual repetitionの1番目のシンボルから始まり、かつPT-RSは設定されている。
この例では、上述のPUSCHはそれぞれ5つのnominal repetition及び6つのactual repetitionに対応する(又は「上述のPUSCHは5つのnominal repetitionの伝送機会に対応し、又は、上述のPUSCHは6つのactaul repetitionの伝送機会に対応する」といっても良い)。その理由は次のとおりである。即ち、nominal repetition#3がslot境界に跨り、かつslot n+k+1の1番目のシンボルがDL symbol、即ち、invalid symbolと設定され、上述の規則(ルール)に従って、該symbolがactual repetitionに算入されないので、該nominal repetition#3は2つの部分(actual repetition#3とactual repetition#4)に分けられ、それぞれは2つの連続したシンボルを占める。
図4は、設定されるグラントPUSCH(configured grant PUSCH)の一例を示す図である。図4に示すように、UEは該PUSCHに対応するCG設定及び/又は該PUSCHに関するactivation DCIの指示に従って、slot n+kでPUSCHの送信を開始し得る(即ち、slot n+kから始まるPUSCH伝送機会がある)と確定する。対応する他のパラメータはそれぞれ以下のとおりであり、即ち、
S=2;
L=5;及び
N=5
である。
この例では、各符号のSlot formatが上位層シグナリングにより設定され、図4に示すように、そのうち、Dは下りリンクシンボルを表し、Uは上りリンクシンボルを表し、Fはflexibleシンボルを表し、また、DM-RSは各actual repetitionの1番目の符号から開始し、かつPT-RSが設定されている。
この例では、上述のPUSCH送信はそれぞれ5つのnominal repetition及び6つのactual repetitionに対応する(又は「上述のPUSCHは5つのnominal repetitionの伝送機会に対応し、又は、上述のPUSCHは6つのactaul repetitionの伝送機会に対応する」といっても良い)。その理由は次のとおりである。即ち、nominal repetition#3がslot境界に跨り、かつslot n+k+1の1番目のシンボルがDL symbol、即ち、invalid symbolと設定され、上述の規則に従って、該symbolがactual repetitionに算入されないので、該nominal repetition#3は2つの部分(actual repetition#3とactual repetition#4)に分けられ、それぞれは2つの連続したシンボルを占める。
本発明では、2種類の異なる上りリンクデータ送信方式(PUSCH repetition Type A及びPUSCH repetition Type B)にそれぞれマルチTRP送信スキームを提供する。
以下、添付した図面を参照しながら本発明の様々な実施例について説明する。なお、これらの実施例は例示に過ぎず、本発明を限定するものではない。
<第一側面の実施例>
本発明の実施例では上りリンクデータの送信方法が提供され、端末装置側から説明が行われる。本発明の実施例の方法はPUSCH repetition type Bの方式で送信される上りリンクデータ(PUSCH)に適用され、また、図3に示す動的にスケジューリングされるPUSCH(dynamically scheduled PUSCH)のシナリオ及び図4に示す設定されるグラントPUSCH(configured grant PUSCH)のシナリオを例にして説明を行う。
図5は、本発明の実施例における上りリンクデータの送信方法を示す図である。図5に示すように、該方法は次のステップを含む。
501:端末装置がPUSCH repetition type Bの方式で上りリンクデータを送信し、前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会は2つのTRPに関連しており、前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のRVは前記2つのTRPに基づいて確定される(derived)。
本発明の実施例において、伝送機会は時間周波数リソースと理解されても良く、又は、重複(repetition)と理解されても良く、これらの概念は互いに置き換えることができる。
本発明の実施例において、伝送機会はactual repetitionと同等であり、又は、actual repetitionの伝送機会とも同等であり、また、nominal repetitionの伝送機会はnominal repetitionと同等であり、又は、nominal repetitionに対応するactual repetitionの伝送機会とも同等である。
本発明の実施例における上述の方法により、ブロッキングが発生した場合、一部のみのTRPがワーキングできるとしても、RVがTRPと無関係である場合に比べて、比較的高い併合利得を有するように保証できる。その理由は次のとおりである。即ち、このような方法により、上述の上りリンクデータの伝送機会のRVが関連するTRPの情報に基づいて調整されるようにすることができ、つまり、上述の上りリンクデータの伝送機会に対応するTRPが異なる場合、又は、対応するTRPがブロッキングされる確率に変化が生じるときに、TRPの関連情報に基づいて各伝送機会のRVを柔軟かつ最適に確定できるため、システムパフォーマンスを向上させることができる。
幾つかの実施例において、上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のRVは上述の2つのTRPにより確定される(derived)とは、上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、上述の2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連している(関連付けられている)アクチュアル重複(actual repetition)の伝送機会のRVが該アクチュアル重複の時間領域順序に従って確定され、かつ、上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、上述の2つのTRPのうちの2番目のTRPに関連しているアクチュアル重複の伝送機会のRVが該アクチュアル重複の時間領域順序に従って確定されることを指す。つまり、RVシーケンスは該PUSCHのアクチュアル重複の伝送機会に循環的にマッピングされる。
幾つかの実施例において、上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のRVは上述の2つのTRPに基づいて確定される(derived)とは、上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、上述の2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連しているノミナル重複(nominal repetition)の伝送機会のRVが該ノミナル重複の時間領域順序に従って確定され、かつ、上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、上述の2つのTRPのうちの2番目のTRPに関連しているノミナル重複の伝送機会のRVが該ノミナル重複の時間領域順序に従って確定されることを指す。つまり、RVシーケンスは該PUSCHのノミナル重複の伝送機会に循環的にマッピングされる。
図6は、動的にスケジューリングされるPUSCHとRVシーケンスとのマッピング関係の一例を示す図である。図6に示すように、PUSCHと2つのTRPとの間のマッピング関係はノミナル重複間TRPマッピング(inter-nominal-repetition TRP mapping)であり、即ち、PUSCHはノミナル重複の伝送機会を単位として2つのTRPと循環的なマッピング(関連付け)を行い(the PUSCH is cyclically mapped (correlated) with the two TRPs in units of transmission occasions of the nominal repetitions)、RVシーケンス(図6では{0,2,3,1}である)は該PUSCHのアクチュアル重複の伝送機会に循環的にマッピングされ、即ち、RVシーケンスのマッピング方式はactual-repetition based RV mappingである。
図6の例では、TRP#1に対応するRV sequenceはTRP#2に対応するRV sequenceと同じであり、両者はともに0231である。また、PUSCHのn番目の、TRP#1に関連しているアクチュアル重複(又は「アクチュアル重複の伝送機会」ともいっても良い)のRVと、PUSCHのn番目の、TRP#2に関連しているアクチュアル重複(又は「アクチュアル重複の伝送機会」といっても良い)のRVとの間の差(offset)はrvsであり、そのうち、nは自然数である。また、RVは各TRPに関連しているアクチュアル重複又はアクチュアル重複の伝送機会に基づいて循環的にマッピングされる。なお、説明の便宜のため、以後、“アクチュアル重複の伝送機会”と総称する。
図7は、動的にスケジューリングされるPUSCHとRVシーケンスとのマッピング関係のもう1つの例を示す図である。図7に示すように、PUSCHと2つのTRPとの間のマッピング関係は図6と同じであり、ノミナル重複間TRPマッピング(inter-nominal-repetition TRP mapping)と略称され、即ち、PUSCHはノミナル重複の伝送機会を単位として2つのTRPと循環的なマッピング(関連付け)を行い、RVシーケンス(図7では{0,2,3,1}である)は該PUSCHのノミナル重複の伝送機会に循環的にマッピングされ、即ち、RVシーケンスのマッピング方式はnominal-repetition based RV mappingである。
図7の例では、図6の例と同じ点は次のとおりであり、即ち、TRP#1に対応するRV sequenceはTRP#2に対応するRV sequenceと同じであり、両者はともに0231であり、かつ、PUSCHのn番目の、TRP#1に関連しているノミナル重複(又は「ノミナル重複に対応するアクチュアル重複の伝送機会」といっても良い)のRVと、PUSCHのn番目の、TRP#2に関連しているノミナル重複(又は「ノミナル重複に対応するアクチュアル重複の伝送機会」といっても良い))のRVとの間の差(offset)はrvsであり、そのうち、nは自然数であること。また、RVは各TRPに関連しているノミナル重複又はノミナル重複に対応するアクチュアル重複の伝送機会に基づいて循環的にマッピングされる。なお、説明の便宜のため、以後、“ノミナル重複に対応するアクチュアル重複の伝送機会”と総称する。
図8は、動的にスケジューリングされるPUSCHとRVシーケンスとのマッピング関係のまたもう1つの例を示す図である。図8に示すように、PUSCHと2つのTRPとの間のマッピング関係はアクチュアル重複間TRPマッピング(inter-actual-repetition TRP mapping)であり、即ち、PUSCHはアクチュアル重複の伝送機会を単位として2つのTRPと循環的なマッピング(関連付け)を行い、RVシーケンス(図8では{0,2,3,1}である)は該PUSCHのアクチュアル重複の伝送機会に循環的にマッピングされ、即ち、RVシーケンスのマッピング方式はactual-repetition based RV mappingである。
図8の例では、図6及び図7の例と同じ点は次のとおりであり、即ち、TRP#1に対応するRV sequenceはTRP#2に対応するRV sequenceと同じであり、両者はすべて0231であり、かつ、PUSCHのn番目の、TRP#1に関連しているアクチュアル重複(又は「アクチュアル重複の伝送機会」といっても良い)のRVと、PUSCHのn番目の、TRP#2に関連しているアクチュアル重複(又は「アクチュアル重複の伝送機会」といっても良い)のRVとの間の差(offset)はrvsである。また、RVは各TRPに関連しているアクチュアル重複又はアクチュアル重複の伝送機会に基づいて循環的にマッピングされる。なお、説明の便宜のため、以後、“アクチュアル重複の伝送機会”と総称する。
図9は、設定されるグラントPUSCHとRVシーケンスとのマッピング関係の一例を示す図である。図9に示すように、PUSCHと2つのTRPとの間のマッピング関係はノミナル重複間TRPマッピング(inter-nominal-repetition TRP mapping)であり、即ち、PUSCHはノミナル重複の伝送機会を単位として2つのTRPと循環的なマッピング(関連付け)を行い、RVシーケンス(図9では{0,2,3,1}である)は該PUSCHのアクチュアル重複の伝送機会に循環的にマッピングされ、即ち、RVシーケンスのマッピング方式はactual-repetition based RV mappingである。
図9の例では、TRP#1に対応するRV sequenceはTRP#2に対応するRV sequenceと同じであり、両者は何れも0231である。また、PUSCHのn番目の、TRP#1に関連しているアクチュアル重複(又は「アクチュアル重複の伝送機会」といっても良い)のRVと、PUSCHのn番目の、TRP#2に関連しているアクチュアル重複(又は「アクチュアル重複の伝送機会」といっても良い))のRVとの間の差(offset)はrvsである。また、RVは各TRPに関連しているアクチュアル重複又はアクチュアル重複の伝送機会に基づいて循環的にマッピングされる。なお、説明の便宜のため、以後、“アクチュアル重複の伝送機会”と総称する。
図10は、設定されるグラントPUSCHとRVシーケンスとのマッピング関係のもう1つの例を示す図である。図10に示すように、PUSCHと2つのTRPとの間のマッピング関係はノミナル重複間TRPマッピング(inter-nominal-repetition TRP mapping)であり、即ち、PUSCHはノミナル重複の伝送機会を単位として2つのTRPと循環的なマッピング(関連付け)を行い、RVシーケンス(図10では{0,3,0,3})は該PUSCHのアクチュアル重複の伝送機会に循環的にマッピングされ、即ち、RVシーケンスのマッピング方式はactual-repetition based RV mappingである。
図10の例では、TRP#1に対応するRV sequenceはTRP#2に対応するRV sequenceと同じであり、両者はともに0303である。また、PUSCHのn番目の、TRP#1に関連しているアクチュアル重複(又は「アクチュアル重複の伝送機会」といっても良い)のRVと、PUSCHのn番目の、TRP#2に関連しているアクチュアル重複(又は「アクチュアル重複の伝送機会」といっても良い)のRVとの間の差(cyclic shift)はRVshiftである。また、RVは各TRPに関連しているアクチュアル重複又はアクチュアル重複の伝送機会に基づいて循環的にマッピングされる。なお、説明の便宜のため、以後、“アクチュアル重複の伝送機会”と総称する。
図11は、設定されるグラントPUSCHとRVシーケンスとのマッピング関係のまたもう1つの例を示す図である。図11に示すように、PUSCHと2つのTRPとの間のマッピング関係はノミナル重複間TRPマッピング(inter-nominal-repetition TRP mapping)であり、即ち、PUSCHはノミナル重複の伝送機会を単位として2つのTRPと循環的なマッピング(関連付け)を行い、RVシーケンス(図11では{0,0,0,0}である)該PUSCHのアクチュアル重複の伝送機会に循環的にマッピングされ、即ち、RVシーケンスのマッピング方式はactual-repetition based RV mappingである。
図9乃至図11の例では、PUSCHと2つのTRPとの間のマッピング関係がノミナル重複間TRPマッピング(inter-nominal repetition TRP mapping)であることのみを例としたが、本発明はこれにより限定されず、TRPのマッピング方式はinter-actual repetition TRP mappingであっても良い。また、RVシーケンスのマッピング方式はactual-repetition based RV mapping以外に、nominal-repetition based RV mappingであって良い。なお、本発明はこれらに限られず、具体的な実施方法については図7の実施を参照できる。
本発明の実施例では、幾つかの実施例において、上りリンクデータの第一伝送機会のRVは上りリンクデータの第二伝送機会のRVに関連しており、そのうち、第一伝送機会とは、上りリンクデータの伝送機会のうち、上述の2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連している伝送機会を指し、第二伝送機会とは、上りリンクデータの伝送機会のうち、上述の2つのTRPのうちの2番目のTRPに関連している伝送機会を指し、即ち、上りリンクデータの伝送機会のうち、TRP#1に関連している伝送機会(第一伝送機会)のRVはTRP#2に関連している伝送機会(第二伝送機会)のRVに関連している。これにより、端末装置は両者間の関係を利用して上りリンクデータの併合利得を向上させることができる。その理由は次のとおりである。即ち、異なるTRPに関連している伝送機会に関連性がない場合に比べて、TRP#1に関連している伝送機会のRVがTRP#2に関連している伝送機会のRVと関連しているので、TRP#1に関連している伝送機会とTRP#2に関連している伝送機会が時間領域で隣接し、かつブロッキングの確率が比較的低いシナリオ(即ち、隣接する、TRP#1に関連している伝送機会及びTRP#2に関連している伝送機会を同時に受信し得る確率が比較的高い場合)において、対応するRVを最適化することで、より高い併合利得を実現できる。
幾つかの実施例において、第一伝送機会に関する順番号は第二伝送機会に関する順番号と同じである。ここで、順番号は伝送機会に対応するノミナル重複の順番号であっても良く、又は、伝送機会に対応するアクチュアル重複の順番号であっても良い。
幾つかの実施例において、上りリンクデータの第一伝送機会のRVは上りリンクデータの第二伝送機会のRVに関連しているとは、第一伝送機会のRVと第二伝送機会のRVとの差がRRCシグナリングにより指示されることを指す。これにより、ネットワーク装置は実際の状況に応じて、RRCシグナリングによりTRP#2に対応するPUSCHの伝送機会のRVを半静的に調整することで、対応する上りリンクデータ信号の併合利得を向上させることができるため、システムパフォーマンスを向上させることができる。
上述の実施例において、差はoffset、例えば、図6乃至図9に示すrvsであっても良く、又は、shift、例えば、図10に示すRV shiftを指しても良い。
幾つかの実施例において、上りリンクデータの第一伝送機会のRVは上りリンクデータの第二伝送機会のRVに関連しているとは、第一伝送機会のRVと第二伝送機会のRVとの差がDCIシグナリングにより指示されることを指す。これにより、ネットワーク装置は毎回のPUSCHの送信に基づいて、対応するRVを柔軟に指示することで、最大の併合利得を得ることができる。
上述の実施例は、動的にスケジューリングされるPUSCH、例えば、図6乃至図8に示すシナリオに適用される。
例えば、上述の差は上述のDCIシグナリングのTDRA域の対応するユニットにより指示される。これにより、追加のDCI域を増やす必要がないため、DCIのサイズ(size)を減少させることができ、制御チャネルの信頼性を向上させることができる。
また、例えば、上述の差は前記DCIシグナリング内の1つの域により指示される。これにより、指示は簡単であり、実現の難易度やコストが比較的低いので、標準化(規格化)への影響は比較的小さい。
幾つかの実施例において、上りリンクデータの第一伝送機会のRVは上りリンクデータの第二伝送機会のRVに関連しているとは、第一伝送機会のRVが第二伝送機会のRVと同じであることを指す。このような方法は追加の指示を必要としないため、指示のオーバーヘッドを節約でき、また、該方法は比較的簡単であるので、ハードウェアにより実現されやすい。
幾つかの実施例において、上りリンクデータの第一伝送機会のRVは上りリンクデータの第二伝送機会のRVに関連しているとは、第一伝送機会のRVと第二伝送機会のRVとの差が第三伝送機会に従って確定されることを指し、そのうち、第三伝送機会とは、第二伝送機会の前の、上述の2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連している最後の1つの伝送機会を指す。同様に、このような方法は追加の指示を必要としないため、指示のオーバーヘッドを節約でき、また、該方法はブロッキングの確率が比較的低いときに、即ち、隣接する、TRP#1に関連している伝送機会及びTRP#2に関連している伝送機会を同時に受し得る確率が高いときに、隣接する伝送機会のRVの間の関係を規定することで、より高い併合利得を実現できる。
本発明の実施例では、幾つかの実施例において、図5に示すように、該方法はさらに次のようなステップを含んでも良い。
502:端末装置が指示情報を受信し、そのうち、前記指示情報は2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連している上りリンクデータの伝送機会のRVを指示し、前記指示情報はDCIシグナリング又はRRCシグナリングに含まれる。
上述の実施例により、端末装置は2つのTRPのうちの1番目のTRP(TRP#1)に関連しているPUSCHの伝送機会のRVを把握でき、これによって、端末装置はこれに基づいて2つのTRPのうちの2番目のTRP(TRP#2)に関連している伝送機会のRVを確定できる。
例えば、前述の実施例において、TRP#1に関連している伝送機会のRVがTRP#2に関連している伝送機会のRVと関連しており、この場合、端末装置は両者の関連性を用いて、受信した上述の指示情報に従って、TRP#1に関連している伝送機会のRVに基づいてTRP#2に関連している伝送機会のRVを確定できる。なお、両者の関連性の意味については既に説明されているため、その内容はここに併合され、ここではその詳しい説明を省略する。
以下、図6を例にとって上述の指示について説明する。
図6に示すように、DCIシグナリングにより第一伝送機会のRVと第二伝送機会のRVとの差が指示される場合(dynamically indicated)、幾つかの実施例において、rvidはそれぞれ、PUSCHに対応するスケジューリングDCIにより指示され(RV域)、rvsはDCIにより動的的に指示され、具体的には、例えば、rvsは該DCIの1つの域により指示される。図6の例では、rvs=0である。
以下の表1にはn番目の、TRP#1に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会のRVが示されており、又は、表1にはn番目の、TRP#1に関連付けられているアクチュアル重複のRVが示されているといっても良い。以下の表2にはn番目の、TRP#2に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会のRVが示されており、又は、表2にはn番目の、TRP#2に関連付けられているアクチュアル重複のRVが示されているといっても良い。なお、図6に示す例では、n=0,1,2…であり、例えば、0番目の、TRP#1に関連付けられているアクチュアル重複はRep#1であり、0番目の、TRP#2に関連付けられているアクチュアル重複はRep#2である。
図6から分かるように、該PUSCHをスケジューリングするDCIによりrv
id=0と指示されるときに、表1によれば、0番目の、TRP#1に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会のRVは0であり、また、この例では、rv
s=0であるため、表2によれば、0番目の、TRP#2に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会のRVも0である。また、TRP#1に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会が使用するRVシーケンスは{0,2,3,1}であり、TRP#2に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会が使用するRVシーケンスも{0,2,3,1}である。
図6に示すように、第一伝送機会のRVが第二伝送機会のRVと同じである場合(default#1)、幾つかの実施例において、rvidはPUSCHに対応するスケジューリングDCIにより指示される(RV域)。つまり、該上りリンクデータについて言えば、n番目の、TRP#1に関連付けられている伝送機会のRVはn番目の、TRP#2に関連付けられている伝送機会のRVと同じである。
以下の表3には、n番目の、TRP#1又はTRP#2に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会のRVが示されている。
図6から分かるように、該PUSCHをスケジューリングするDCIによりrv
id=0と指示されるときに、表3によれば、TRP#1に関連付けられている0番目のアクチュアル重複の伝送機会のRVは、TRP#2に関連付けられている0番目のアクチュアル重複の伝送機会のRVと同じであり、両者はすべて0である。また、TRP#1に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会が使用するRVシーケンスは{0,2,3,1}であり、TRP#2に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会が使用するRVシーケンスも{0,2,3,1}である。
図6に示すように、第三伝送機会に基づいて第一伝送機会のRVと第二伝送機会のRVとの差を確定する場合(default#2)、幾つかの実施例において、rvidはPUSCHに対応するスケジューリングDCIにより指示される(RV域)。rvsは、該第二伝送機会の前の、TRP#1に関連している最後の1つのアクチュアル重複の伝送機会(第三伝送機会)により確定される。
例えば、図6では、順番号が0(即ち、n=0)である第二伝送機会について、該第二伝送機会の前に、図6によれば、TRP#1に対応する最後の1つのアクチュアル重複(actual Rep#1)の伝送機会(第三伝送機会)はRVが0であり、この場合、0番目の、TRP#2に関連しているアクチュアル重複のRVは0の次のRVであり、即ち、2であり(0-2-3-1の順序に従う)、これによって、rvs=2-0=2になる。他の伝送機会のRVについては、rvs=2に基づいて計算すれば良い。また、TRP#1に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会が使用するRVシーケンスは{0,2,3,1}であり、TRP#2に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会が使用するRVシーケンスも{0,2,3,1}である。
図6に示すように、RRCシグナリングにより第一伝送機会のRVと第二伝送機会のRVとの差が指示される場合(RRC configured)、幾つかの実施例において、rvidはPUSCHに対応するスケジューリングDCIにより指示され(RV域)、rvsはRRCシグナリングにより設定される。図6の例では、rvs=0である。
以下の表4にはn番目の、TRP#1に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会のRVが示されている。以下の表5にはn番目の、TRP#2に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会のRVが示されている。
図6から分かるように、該PUSCHをスケジューリングするDCIによりrv
id=0と指示されるときに、表4によれば、0番目の、TRP#1に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会のRVは0であり、また、この例では、rv
s=0であるため、表5によれば、0番目の、TRP#2に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会のRVも0である。また、TRP#1に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機が使用するRVシーケンスは{0,2,3,1}であり、TRP#2に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機が使用するRVシーケンスも{0,2,3,1}である。
以下、図7を例にして上述の指示について説明を行う。
図7に示すように、DCIシグナリングにより第一伝送機会のRVと第二伝送機会のRVとの差が指示される場合(dynamically indicated)、幾つかの実施例において、rvidはそれぞれ、PUSCHに対応するスケジューリングDCIにより指示され(RV域)、rvsはDCIにより動的指示され、具体的には、例えば、rvsは該DCIの1つの域により指示される。図7の例では、rvs=0である。
以下の表6には、n番目の、TRP#1に関連付けられているノミナル重複のすべてのアクチュアル重複の任意の1つの伝送機会のRVが示されている。以下の表7には、n番目の、TRP#2に関連付けられているノミナル重複のすべてのアクチュアル重複の任意の1つの伝送機会のRVが示されている。なお、図7に示す例では、n=0,1,2…であり、例えば、0番目の、TRP#1に関連付けられているノミナル重複はNominal Rep#1であり、0番目の、TRP#2に関連付けられているノミナル重複はNominal Rep#2である。
図7から分かるように、該PUSCHをスケジューリングするDCIによりrv
id=0と指示されるときに、表6によれば、1番目の、TRP#1に関連付けられているノミナル重複(Rep#3)のすべてのアクチュアル重複の任意の1つの伝送機会のRVは2であり、また、この例では、rv
s=0であるため、表7によれば、1番目の、TRP#2に関連付けられているノミナル重複(Rep#4)のすべてのアクチュアル重複の任意の1つの伝送機会のRVも2である。また、TRP#1に関連付けられているノミナル重複が使用するRVシーケンスは{0,2,3,1}であり、TRP#2に関連付けられているノミナル重複が使用するRVシーケンスも{0,2,3,1}である。
図7に示すように、第一伝送機会のRVが第二伝送機会のRVと同じである場合(default#1)、幾つかの実施例において、rvidはPUSCHに対応するスケジューリングDCIにより指示される(RV域)。つまり、n番目の、TRP#1に関連付けられているノミナル重複のすべてのアクチュアル重複の任意の1つの伝送機会のRVはn番目の、TRP#2に関連付けられているノミナル重複のすべてのアクチュアル重複の任意の1つの伝送機会のRVと同じである。
以下の表8には、n番目の、TRP#1又はTRP#2に関連付けられているノミナル重複のすべてのアクチュアル重複の任意の1つの伝送機会のRVが示されている。
図7から分かるように、該PUSCHをスケジューリングするDCIによりrv
id=0と指示されるときに、表8によれば、1番目の、TRP#1に関連付けられているノミナル重複(Rep#3)のすべてのアクチュアル重複の任意の1つの伝送機会のRV、及び、1番目の、TRP#2に関連付けられているノミナル重複(Rep#4)のすべてのアクチュアル重複の任意の1つの伝送機会のRVはともに2である。また、TRP#1に関連付けられているノミナル重複が使用するRVシーケンスは{0,2,3,1}であり、TRP#2に関連付けられているノミナル重複が使用するRVシーケンスも{0,2,3,1}である。
図7に示すように、第三伝送機会に基づいて第一伝送機会のRVと第二伝送機会のRVとの差を確定する場合(default#2)、幾つかの実施例において、rvidはPUSCHに対応するスケジューリングDCIにより指示される(RV域)。rvsは、該第二伝送機会の前の、TRP#1に関連している最後の1つのアクチュアル重複の伝送機会により確定される。
例えば、図7では、順番号が0(即ち、n=0)である第二伝送機会について、該第二伝送機会の前に、図7によれば、TRP#1に対応する最後の1つのアクチュアル重複(Rep#1)の伝送機会(第三伝送機会)はRVが0であり、この場合、0番目の、TRP#2に関連しているアクチュアル重複のRVは0の次のRV、即ち、2であり(0-2-3-1の順序に従う)、これによって、rvs=2-0=2になる。他の伝送機会のRVについては、rvs=2に基づいて計算すれば良い。また、TRP#1に関連付けられているノミナル重複が使用するRVシーケンスは{0,2,3,1}であり、TRP#2に関連付けられているノミナル重複が使用するRVシーケンスも{0,2,3,1}である。
図7に示すように、RRCシグナリングにより第一伝送機会のRVと第二伝送機会のRVとの差が指示される場合(RRC configured)、幾つかの実施例において、rvidはPUSCHに対応するスケジューリングDCIにより指示され(RV域)、rvsはRRCシグナリングにより設定される。図7の例では、rvs=0である。
以下の表9には、n番目の、TRP#1に関連付けられているノミナル重複のすべてのアクチュアル重複の任意の1つの伝送機会のRVが示されている。以下の表10には、n番目の、TRP#2に関連付けられているノミナル重複のすべてのアクチュアル重複の任意の1つの伝送機会のRVが示されている。
図7から分かるように、該PUSCHをスケジューリングするDCIによりrv
id=0と指示されるときに、表9によれば、1番目の、TRP#1に関連付けられているノミナル重複(Rep#3)のすべてのアクチュアル重複の任意の1つの伝送機会のRVは2であり、また、この例では、rv
s=0であるため、表10によれば、1番目の、TRP#2に関連付けられているノミナル重複(Rep#4)のすべてのアクチュアル重複の任意の1つの伝送機会のRVも2である。また、TRP#1に関連付けられているノミナル重複が使用するRVシーケンスは{0,2,3,1}であり、TRP#2に関連付けられているノミナル重複が使用するRVシーケンスも{0,2,3,1}である。
以下、図8を例にして上述の指示について説明を行う。
図8に示すように、DCIシグナリングにより第一伝送機会のRVと第二伝送機会のRVとの差が指示される場合(dynamically indicated)、幾つかの実施例において、rvidはそれぞれ、PUSCHに対応するスケジューリングDCIにより指示され(RV域)、rvsはDCIにより動的指示される。図8の例では、rvs=1である。
以下の表11には、n番目の、TRP#1に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会が使用するRVシーケンスが示されている。以下の表12には、n番目の、TRP#2に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会が使用するRVシーケンスが示されている。なお、図8に示す例では、n=0,1,2…であり、例えば、0番目の、TRP#1に関連付けられているアクチュアル重複はActual Rep#1であり、0番目の、TRP#2に関連付けられているアクチュアル重複はActual Rep#2である。
図8から分かるように、該PUSCHをスケジューリングするDCIによりrv
id=0と指示されるときに、表11によれば、0番目の、TRP#1に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会のRVは0であり、また、この例では、rv
s=1であるため、表12によれば、0番目の、TRP#2に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会のRVは1である。また、TRP#1に関連付けられているアクチュアル重複が使用するRVシーケンスは{0,2,3,1}であり、TRP#2に関連付けられているアクチュアル重複が使用するRVシーケンスも{0,2,3,1}である。
図8に示すように、第一伝送機会のRVが第二伝送機会のRVと同じである場合(default#1)、幾つかの実施例において、rvidはPUSCHに対応するスケジューリングDCIにより指示される(RV域)。つまり、n番目の、TRP#1に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会のRVはn番目の、TRP#2に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会のRVと同じである。
以下の表13にはn番目の、TRP#1又はTRP#2に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会のRVが示されている。
図8から分かるように、該PUSCHをスケジューリングするDCIによりrv
id=0と指示されるときに、表13によれば、0番目の、TRP#1に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会のRVは、0番目の、TRP#2に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会のRVと同じであり、両者はともに0である。また、TRP#1に関連付けられているアクチュアル重複が使用するRVシーケンスは{0,2,3,1}であり、TRP#2に関連付けられているアクチュアル重複が使用するRVシーケンスも{0,2,3,1}である。
図8に示すように、第三伝送機会に基づいて第一伝送機会のRVと第二伝送機会のRVとの差を確定する場合(default#2)、幾つかの実施例において、rvidはPUSCHに対応するスケジューリングDCIにより指示される(RV域)。rvsは、該第二伝送機会の前の、TRP#1に関連している最後の1つのアクチュアル重複の伝送機により確定される。
例えば、図8では、順番号が0(即ち、n=0)である第二伝送機会について、該第二伝送機会の前に、図8によれば、TRP#1に対応する最後の1つのアクチュアル重複(Rep#1)の伝送機会(第三伝送機会)はRVが0であり、この場合、0番目の、TRP#2に関連しているアクチュアル重複のRVは0の次のRV、即ち、2であり(0-2-3-1の順序に従う)、これによって、rvs=2-0=2になる。他の伝送機会のRVについては、rvs=2に基づいて計算すれば良い。また、TRP#1に関連付けられているアクチュアル重複が使用するRVシーケンスは{0,2,3,1}であり、TRP#2に関連付けられているアクチュアル重複が使用するRVシーケンスも{0,2,3,1}である。
図8に示すように、RRCシグナリングにより第一伝送機会のRVと第二伝送機会のRVとの差が指示される場合(RRC configured)、幾つかの実施例において、rvidはPUSCHに対応するスケジューリングDCIにより指示され(RV域)、rvsはRRCシグナリングにより設定される。図8の例では、rvs=3である。
以下の表14には、n番目の、TRP#1に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会のRVが示されている。以下の表15には、n番目の、TRP#2に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会のRVが示されている。
図8から分かるように、該PUSCHをスケジューリングするDCIによりrv
id=0と指示されるときに、表14によれば、0番目の、TRP#1に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会のRVは0であり、また、この例では、rv
s=3であるため、表15によれば、0番目の、TRP#2に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会のRVは3である。また、TRP#1に関連付けられているアクチュアル重複が使用するRVシーケンスは{0,2,3,1}であり。TRP#2に関連付けられているアクチュアル重複が使用するRVシーケンスも{0,2,3,1}である。
以下、図9を例にとって上述の指示について説明を行う。
図9に示すように、第一伝送機会のRVが第二伝送機会のRVと同じである場合(default#1)、幾つかの実施例において、以下の表22に基づいてRV、つまり、n番目の、TRP#1に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会のRV、及びn番目の、TRP#2に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会のRVを確定できる。
以下の表16には、n番目の、TRP#1又はTRP#2に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会のRVが示されている。なお、図9に示す例では、n=0,1,2…であり、例えば、0番目の、TRP#1に関連付けられているアクチュアル重複はActual Rep#1であり、0番目の、TRP#2に関連付けられているアクチュアル重複はActual Rep#2である。
図9から分かるように、0番目の、TRP#1に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会のRVは0番目の、TRP#2に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会のRVと同じであり、両者はともに0である。また、TRP#1に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会が使用するRVシーケンスは{0,2,3,1}であり、TRP#2に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会が使用するRVシーケンスも{0,2,3,1}である。
図9に示すように、第三伝送機会に基づいて第一伝送機会のRVと第二伝送機会のRVとの差を確定する場合(default#2)、幾つかの実施例において、rvidはPUSCHに対応するスケジューリングDCIにより指示される(RV域)。rvsは、該第二伝送機会の前の、TRP#1に関連している最後の1つのアクチュアル重複の伝送機会により確定される。
例えば、図9では、順番号が0(即ち、n=0)である第二伝送機会について、該第二伝送機会の前に、図9によれば、TRP#1に対応する最後の1つのアクチュアル重複(Rep#1)の伝送機会(第三伝送機会)はRVが0であり、この場合、0番目の、TRP#2に関連しているアクチュアル重複のRVは0の次のRV、即ち、2であり(0-2-3-1の順序に従う)、これによって、rvs=2-0=2になる。他の伝送機会のRVについては、rvs=2に基づいて計算すれば良い。また、TRP#1に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会が使用するRVシーケンスは{0,2,3,1}であり、TRP#2に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会が使用するRVシーケンスも{0,2,3,1}である。
図9に示すように、RRCシグナリングにより第一伝送機会のRVと第二伝送機会のRVとの差が指示される場合(RRC configured)、幾つかの実施例において、以下の表17及び表18に基づいてRVを確定できる。そのうち、rvsはRRCシグナリングにより設定される。図9の例では、rvs=0である。
以下の表17には、n番目の、TRP#1に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会のRVが示されている。以下の表18にはn番目の、TRP#2に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会のRVが示されている。
図9から分かるように、表17によれば、0番目の、TRP#1に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会のRVは0であり、また、この例では、rv
s=0であるため、表18によれば、0番目の、TRP#2に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会が使用するRVシーケンスも0である。また、TRP#1に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会が使用するRVシーケンスは{0,2,3,1}であり、TRP#2に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会が使用するRVシーケンスも{0,2,3,1}である。
以下、図10を例にとって上述の指示について説明を行う。
図10に示すように、第一伝送機会のRVが第二伝送機会のRVと同じである場合(default#1)、幾つかの実施例において、表19に基づいてRVを確定でき、つまり、上りリンクデータについて言えば、n番目の、TRP#1に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会のRVはn番目の、TRP#2に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会のRVと同じである。
以下の表19にはn番目の、TRP#1又はTRP#2に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会が使用するRVシーケンスが示されている。図10に示す例では、n=0,1,2…であり、例えば、2番目の、TRP#1に関連付けられているアクチュアル重複はActual Rep#1であり、1番目の、TRP#2に関連付けられているアクチュアル重複はActual Rep#2である。なお、データ送信のために用いられない伝送機会(図10の点線部分)を考慮する必要がある。
図10から分かるように、表19によれば、0番目の、TRP#1に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会のRVは0番目の、TRP#2に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会のRVと同じであり、両者はともに0である。また、TRP#1に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会が使用するRVシーケンスは{0,3,0,3}であり、TRP#2に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会が使用するRVシーケンスも{0,3,0,3}である。
図10に示すように、第三伝送機会に基づいて第一伝送機会のRVと第二伝送機会のRVとの差を確定する場合(default#2)、幾つかの実施例において、rvidはPUSCHに対応するスケジューリングDCIにより指示される(RV域)。そのうち、RVshiftは、該第二伝送機会の前の、TRP#1に関連している最後の1つのアクチュアル重複の伝送機会により確定される。
例えば、図10では、順番号が0(即ち、n=0)である第二伝送機会について、該第二伝送機会の前に、図10によれば、TRP#1に対応する最後の1つのアクチュアル重複(Rep#1)の伝送機会(第三伝送機会)はRVが0であり、この場合、0番目の、TRP#2に関連しているアクチュアル重複のRVは0の次のRV、即ち、3である(0-3-0-3の順序に従う)、これによって、RVshift=1になる(即ち、表21に示すように、3を開始RVとする)。他の伝送機会のRVについては、RVshift=1に基づいて表21を参照して導出すれば良い。また、TRP#1に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会が使用するRVシーケンスは{0,3,0,3}であり、TRP#2に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会が使用するRVシーケンスも{0,3,0,3}である。
図10に示すように、RRCシグナリングにより第一伝送機会のRVと第二伝送機会のRVとの差が指示される場合(RRC configured)、幾つかの実施例において、表20及び表21に基づいてRVを確定できる。RVshiftはRRCシグナリングにより設定される。図10の例では、RVshift=1である。
以下の表20には、n番目の、TRP#1に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会のRVが示されている。以下の表21にはn番目の、TRP#2に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会のRVが示されている。
図10から分かるように、表20によれば、0番目の、TRP#1に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会が使用するRVは0であり、また、この例では、RVshift=1であるため、表21によれば、0番目の、TRP#2に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会のRVは3である。また、TRP#1に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会が使用するRVシーケンスは{0,3,0,3}であり、TRP#2に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会が使用するRVシーケンスも{0,3,0,3}である。
以下、図11を例にして上述の指示について説明を行う。
図11に示すように、TRP#1に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会が使用するRVシーケンスは{0,0,0,0}であり、TRP#2に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会が使用するRVシーケンスも{0,0,0,0}である。即ち、該上りリンクデータの各伝送機会のRVはすべて0である。なお、図11に示す例では、n=0,1,2…であり、例えば、2番目の、TRP#1に関連付けられているアクチュアル重複はActual Rep#1であり、1番目の、TRP#2に関連付けられているアクチュアル重複はActual Rep#2である。なお、データ送信用でない伝送機会(図11の点線部分)を考慮する必要がある。
上述の実施例では、幾つかの実施例において、上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、上述の2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連している伝送機会が使用するRVシーケンスは、上述の上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、上述の2つのTRPのうちの2番目のTRPに関連している伝送機会が使用するRVシーケンスと同じである。これにより、複数のTRPは同じRV sequenceを利用できるため、シグナリングのオーバーヘッドを節約できる。
本発明の実施例では、幾つかの実施例において、上りリンクデータは、上述の2つのTRPのうちの1番目のTRP(TRP#1)に関連しており、かつ対応するRVが0であるアクチュアル重複の伝送機会から開始する。これにより、端末装置は信頼性が比較的高い伝送機会でのPUSCH送信の開始のみを許し、このようにする利点は、CGが大きい場合、ネットワーク装置は一部のPUSCH伝送機会でPUSCH伝送が発生する可能性があることのみを仮定する必要があることにある。このようにして、ネットワーク装置側の盲検(ブラインド検出)回数を減少させ、ネットワーク装置側の設計複雑度を低減することができる。
図10を例にとり、PUSCHは幾つかのPUSCHの伝送機会のみから開始し、つまり、設定されるRVシーケンスが{0,3,0,3}であれば、設定グラントの伝送ブロックの初期伝送はRV=0及びTRP#1と関連付けられているアクチュアル重複の任意の伝送機会から開始しても良い。
図10に示すように、RV=0であるため、PUSCH伝送は0番目又は2番目の、TRP#1に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会から開始する。
図11を例にとり、PUSCHは幾つかのPUSCH伝送機会のみから開始し、つまり、設定されるRVシーケンスが{0,0,0,0}である場合、設定グラントの伝送ブロックの初期伝送はRV=0及びTRP#1に関連付けられているアクチュアル重複の任意の伝送機会から開始しても良い。
図11に示すように、RV=0であるため、PUSCH伝送は第0、第1、第2又は第3個目の、TRP#1に関連付けられているアクチュアル重複の伝送機会から開始する。
本発明の実施例では、幾つかの実施例において、上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会は2つのTRPに関連しているとは、
上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会が該上りリンクデータの少なくとも1つのノミナル重複の伝送機会を単位としてそれぞれ上述の2つのTRPに関連しており(マッピング);又は
上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会が該上りリンクデータの少なくとも1つのアクチュアル重複の伝送機会を単位としてそれぞれ上述の2つのTRPに関連しており(マッピング);又は
上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会が少なくとも1つのスロットを単位としてそれぞれ上述の2つのTRPに関連している(マッピング)
ことを指す。
なお、本発明は具体的な実施方式について限定しない。
本発明の実施例において、TRPは以下の概念のうちの少なくとも1つと同等であり、即ち、
伝送設定指示状態(Transmission configuration indication state、TCI状態);
空間関係(Spatial relation);
参照信号;
参照信号組;
SRSリソース組(該リソース組は1つ又は複数のSRSリソースを含む);
空間ドメインフィルター(Spatial domain filter);
パワー制御パラメータ(Power control parameter);及び
1組の、タイムアライメン(TA)に関するパラメータ(a group of time alignment related parameters)
である。
なお、これらの概念の具体的な意味については関連技術を参照でき、ここではその詳しい説明を省略する。
例えば、PUSCHの少なくとも1つの伝送機会は少なくとも2つのTRPに関連していることは、PUSCHの少なくとも1つの伝送機会が少なくとも2つのTCI状態に関連していると同等であり、即ち、端末装置は上述の少なくとも2つのTCI状態に対応するパラメータに基づいて該PUSCHを送信する。
また、例えば、PUSCHの少なくとも1つの伝送機会は少なくとも2つのTRPに関連していることは、PUSCHの少なくとも1つの伝送機会が少なくとも2つの空間関係に関連していると同等である。
また、例えば、PUSCHの少なくとも1つの伝送機会は少なくとも2つのTRPに関連していることは、PUSCHの少なくとも1つの伝送機会が少なくとも2つの参照信号に関連していると同等である。ここで、参照信号はパスロス参照信号(pathloss RS)であっても良く、又は、CSI-RS(Channel State Information Reference Signal、チャネル状態情報参照信号)、SSB(Synchronization Signal Block、同期信号ブロック)、SRS(Sounding Reference Signal、サウンディング参照信号)などであっても良いが、本発明はこれらに限られない。
また、例えば、PUSCHの少なくとも1つの伝送機会は少なくとも2つのTRPに関連していることは、PUSCHの少なくとも1つの伝送機会が少なくとも2つの参照信号組に関連していると同等である。参照信号組は1つ又は複数の参照信号(RS)である。ここで、参照信号はパスロス参照信号(pathloss RS)であっても良く、又は、CSI-RS(Channel State Information Reference Signal、チャネル状態情報参照信号)、SSB(Synchronization Signal Block、同期信号ブロック)、SRS(Sounding Reference Signal、サウンディング参照信号)などであっても良いが、本発明はこれらにっ限定されない。
また、例えば、PUSCHの少なくとも1つの伝送機会は少なくとも2つのTRPに関連していることは、PUSCHの少なくとも1つの伝送機会が少なくとも2つの空間ドメインフィルターに関連していると同等である。
また、例えば、PUSCHの少なくとも1つの伝送機会は少なくとも2つのTRPに関連していることは、PUSCHの少なくとも1つの伝送機会が少なくとも2つのパワー制御パラメータに関連していると同等である。
なお、上述の図5は本発明の実施例を例示的に説明するためのものであるが、本発明はこれに限定されない。例えば、各操作間の実行順序を適切に調整したり、幾つかの操作を増減したりすることができる。また、当業者は、上述の図5の記載に限られず、上述の内容をベースに適切な変形などを行うことができる。
本発明の実施例に係る方法により、ブロッキングが発生した場合、一部のみのTRPがワーキングできるとしても、RVがTRPと無関係である場合に比べて、比較的高い併合利得があるように保証できる。その理由は次のとおりであり、即ち、このような方法は、上述の上りリンクデータの伝送機会のRVが関連しているTRPの情報に基づいて調整されるようにさせることができ、つまり、上述の上りリンクデータの伝送機会に対応するTRPが異なるときに、又は、対応するTRPがブロッキングされる確率に変化が発生するときに、TRPの関連情報に基づいて各伝送機会のRVを柔軟かつ最適に確定できるため、システムパフォーマンスを向上させることができる。
<第二側面の実施例>
本発明の実施例では上りリンクデータの送信方法が提供され、端末装置側から説明が行われる。第一側面の実施例とは異なる点は次のとおりであり、即ち、本発明の実施例の方法はPUSCH repetition type Aの方式で送信される上りリンクデータ(PUSCH)に適用され、ここでは、第一側面の実施例と同じ内容の説明を省略する。また、本発明の実施例では図1に示す動的にスケジューリングされるPUSCH(dynamically scheduled PUSCH)のシナリオ、及び図2に示す設定グラントPUSCH(configured grant PUSCH)のシナリオを例にして説明を行う。
図12は、本発明の実施例における上りリンクデータの送信方法を示す図である。図12に示すように、該方法は次のようなステップを含む。
1201:端末装置がPUSCH repetition type Aの方式で上りリンクデータを送信し、前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会は2つのTRPに関連しており、前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のRVは前記2つのTRPに基づいて確定される(derived)。
本発明の実施例の方法により、ブロッキングが発生した場合、一部のみのTRPがワーキングできるとしても、RVリリースがTRPと無関係である場合に比べて、比較的高い併合利得が得られるように保証できる。その理由は次のとおりであり、即ち、このような方法は、上述の上りリンクデータの伝送機会のRVリリースが関連しているTRPの情報に基づいて調整されるようにさせることができ、つまり、上述の上りリンクデータの伝送機会に対応するTRPが異なるときに、又は、対応するTRPがブロッキングされる確率に変化が発生するときに、TRPの関連情報に基づいて各伝送機会のRVリリースを柔軟かつ最適に確定できるため、システムパフォーマンスを向上させることができる。
幾つかの実施例において、上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のRVは上述の2つのTRPにより確定される(derived)とは、該上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、上述の2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連している伝送機会のRVが該1番目のTRPに関連している伝送機会の時間領域順序に従って確定され、かつ該上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、上述の2つのTRPのうちの2番目のTRPに関連している伝送機会のRVが該2番目のTRPに関連している伝送機会の時間領域順序従って確定されることを指す。つまり、RVシーケンスは該PUSCHの伝送機会に基づいて循環的にマッピングされる。
図13は、動的にスケジューリングされるPUSCHとRVシーケンスとのマッピング関係の一例を示す図である。図13に示すように、PUSCHと2つのTRPとの間のマッピング関係はスロット間TRPマッピング(inter-slot TRP mapping)であり、即ち、PUSCHは1つの伝送機会を単位として2つのTRPと循環的なマッピング(関連付け)を行い、RVシーケンス(図13では{0,2,3,1}である)は該PUSCHの各スロット内の伝送機会に循環的にマッピングされ、即ち、RVシーケンスのマッピング方式はslot based RV mappingである。
図13の例では、TRP#1に関連している伝送機会が使用するRV sequenceは、TRP#2に関連している伝送機会が使用するRV sequenceと同じであり、両者はともに{0,2,3,1}である。また、PUSCHの、TRP#1に関連しているn番目の伝送機会のRVと、PUSCHの、TRP#2に関連しているn番目の伝送機会のRVとの間の差(offset)はrvsであり、そのうち、nは自然数である。また、RVは各TRPに関連している伝送機会に基づいて循環的にマッピングされる。
図14は、設定されるグラントPUSCHとRVシーケンスとのマッピング関係の一例を示す図である。図14に示すように、PUSCHのTRPマッピング方式及びRVシーケンスのマッピング方式は図13と同じである。
図14の例では、TRP#1に対応するRV sequenceはTRP#2に対応するRV sequenceと同じであり、両者はともに0231である。また、PUSCHの、TRP#1に関連しているn番目の伝送機会のRVと、PUSCHの、TRP#2に関連しているn番目の伝送機会のRVとの間の差(offset)はrvsである。また、RVは各TRPに関連している伝送機会に基づいて循環的にマッピングされる。
図15は、設定されるグラントPUSCHとRVシーケンスとのマッピング関係のもう1つの例を示す図である。図15に示すように、PUSCHのTRPマッピング方式及びRVシーケンスのマッピング方式は図13と同じである。
図15の例では、図14の例とは異なる点は次のとおりであり、即ち、TRP#1に対応するRV sequenceはTRP#2に対応するRV sequenceと同じであり、両者はともに{0,3,0,3}である。また、PUSCHのTRP#1に関連しているn番目の伝送機会のRVと、PUSCHのTRP#2に関連しているn番目の伝送機会のRVとの間の差(cyclic shift)はRVshiftである。
図16は、設定されるグラントPUSCHとRVシーケンスとのマッピング関係のまたもう1つの例を示す図である。図16に示すように、TRP#1に対応するRV sequenceはTRP#2に対応するRV sequenceと同じであり、両者はともに{0,0,0,0}である。
幾つかの実施例において、上りリンクデータの第一伝送機会のRVは上りリンクデータの第二伝送機会のRVに関連しており、そのうち、第一伝送機会とは、上りリンクデータの伝送機会のうち、上述の2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連している伝送機会を指し、第二伝送機会とは、上りリンクデータの伝送機会のうち、上述の2つのTRPのうちの2番目のTRPに関連している伝送機会を指し、即ち、上りリンクデータの伝送機会のうち、TRP#1に関連している伝送機会のRVは、TRP#2に関連している伝送機会のRVと関連付けられている。これにより、端末装置は両者間の関係を用いて上りリンクデータの併合利得を向上させることができる。その理由は次のとおりであり、即ち、異なるTRPに関連している伝送機会に関連性がない場合に比べて、TRP#1に関連している伝送機会のRVがTRP#2に関連している伝送機会のRVと関連しており、そうすると、TRP#1の伝送機会とTRP#2に関連している伝送機会とが時間領域で隣接し、かつブロッキングの確率が比較的低いシナリオ(即ち、隣接する、TRP#1に関連している伝送機会及びTRP#2に関連している伝送機会を同時に受信し得る確率が大きい場合)において、対応するRVリリースを最適化することで、より高い併合利得を実現できる。
幾つかの実施例において、第一伝送機会に関する順番号は第二伝送機会に関する順番号と同じである。ここで、順番号は伝送機会に対応する順番号である。
幾つかの実施例において、上りリンクデータの第一伝送機会のRVが上りリンクデータの第二伝送機会のRVに関連しているとは、第一伝送機会のRVと第二伝送機会のRVとの差がRRCシグナリングにより指示されることを指す。これにより、ネットワーク装置は実際の場合に応じて、RRCシグナリングによって、TRP#2に対応するPUSCHの伝送機会のRVを半静的に調整することで、対応する上りリンクデータ信号の併合利得を向上させることができるので、システムパフォーマンスを向上させることができる。
上述の実施例において、差はoffset、例えば、図13及び図14に示すrvsであっても良く、又は、shift、例えば、図15に示すRV shiftを指しても良い。
幾つかの実施例において、上りリンクデータの第一伝送機会のRVは上りリンクデータの第二伝送機会のRVに関連しているとは、第一伝送機会のRVと第二伝送機会のRVとの差がDCIシグナリングにより指示されることを指す。これにより、ネットワーク装置は毎回のPUSCHの送信に基づいて、対応するRVを柔軟に指示できる。
上述の実施例は、動的にスケジューリングされるPUSCH、例えば、図13に示すシナリオに適用される。
例えば、上述の差は上述のDCIシグナリングのTDRA域の対応するユニットにより指示される。これにより、追加のDCI域を増やす必要がなく、DCIのサイズ(size)を減少させることができ、制御チャネルの信頼性を向上させることができる。
また、例えば、上述の差は前記DCIシグナリング内の1つの域により指示される。これにより、指示は簡単であり、実現難易度やコストが比較的低く、標準化への影響が比較的小さい。
幾つかの実施例において、上りリンクデータの第一伝送機会のRVは上りリンクデータの第二伝送機会のRVに関連しているとは、第一伝送機会のRVが第二伝送機会のRVと同じであることを指す。このような方法は追加の指示を必要とせず、指示のオーバーヘッドを節約でき、また、該方法は比較的簡単であり、ハードウェアにより実現されやすい。
幾つかの実施例において、上りリンクデータの第一伝送機会のRVは上りリンクデータの第二伝送機会のRVに関連しているとは、第一伝送機会のRVと第二伝送機会のRVとの差が第三伝送機会により確定されることを指し、そのうち、第三伝送機会とは、第二伝送機会の前の、上述の2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連している最後の1つの伝送機会を指す。同様に、このような方法は追加の指示を必要とせず、指示のオーバーヘッドを節約でき、また、該方法はブロッキングの確率が比較的小さいとき(即ち、隣接する、TRP#1に関連している伝送機会及びTRP#2に関連している伝送機会を同時に受信し得る確率が大きい場合)に、隣接する伝送機会のRVリリースの間の関係を規定することで、より高い併合利得を実現できる。
本発明の実施例では、幾つかの実施例において、図12に示すように、該方法はさらに以下のようなステップを含んでも良い。
1202:端末装置が指示情報を受信し、そのうち、前記指示情報は2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連している上りリンクデータの伝送機会のRVを指示し、前記指示情報はDCIシグナリング又はRRCシグナリングに含まれる。
上述の実施例により、端末装置は2つのTRPのうちの1番目のTRP(TRP#1)に関連しているPUSCHの伝送機会のRVを把握でき、これによって、端末装置はこれに基づいて2つのTRPのうちの2番目のTRP(TRP#2)に関連している伝送機会のRVを確定できる。
例えば、前の実施例では、TRP#1に関連している伝送機会のRVがTRP#2に関連している伝送機会のRVと関連付けられているため、端末装置は両者の関連性を用いて、受信した上述の指示情報に従って、TRP#1に関連している伝送機会のRVに基づいてTRP#2に関連している伝送機会のRVを確定できる。なお、両者の関連付け(関連性)の意味については、既に説明されているため、その内容はここに合併され、ここではその詳しい説明を省略する。
以下、図13を例にして上述の指示について説明を行う。
図13に示すように、DCIシグナリングにより第一伝送機会のRVと第二伝送機会のRVとの差が指示される場合(dynamically indicated)、幾つかの実施例において、rvidはそれぞれPUSCHに対応するスケジューリングDCIにより指示され(RV域)、rvsはDCIにより動的に指示され、具体的には例えば、rvsは該DCIの1つの域により指示される。図13の例では、rvs=1である。
以下の表22には、TRP#1に関連付けられているn番目の伝送機会が使用するRVシーケンスが示されており、又は、表22にはTRP#1に関連付けられているn番目の伝送機会のRVが示されているといっても良い。以下の表23には、TRP#2に関連付けられているn番目の伝送機会が使用するRVシーケンスが示されており、又は、表23にはTRP#2に関連付けられているn番目の伝送機会のRVが示されているといっても良い。なお、図13に示す例では、n=0,1,2…であり、例えば、0番目の、TRP#1に関連付けられている伝送機会はRep#1であり、0番目の、TRP#2に関連付けられている伝送機会はRep#2である。
図13から分かるように、該PUSCHをスケジューリングするDCIによりrv
id=0と指示されるときに、表22によれば、TRP#1に関連付けられている0番目の伝送機会が使用するRVは0であり、また、この例では、rv
s=1であるため、表23によれば、TRP#2に関連付けられている0番目の伝送機会が使用するRVは1である。また、TRP#1に関連付けられている伝送機会が使用するRVシーケンスは{0,2,3,1}であり、TRP#2に関連付けられている伝送機会が使用するRVシーケンスも{0,2,3,1}である。
図13に示すように、第一伝送機会のRVが第二伝送機会のRVと同じである場合(default#1)、幾つかの実施例において、rvidはPUSCHに対応するスケジューリングDCIにより指示される(RV域)。つまり、該上りリンクデータについて言えば言、n番目の、TRP#1に関連付けられている伝送機会のRVはn番目の、TRP#2に関連付けられている伝送機会のRVと同じである。
以下の表24にはTRP#1又はTRP#2に関連付けられているn番目の伝送機会が使用するRVが示されている。
図13から分かるように、該PUSCHをスケジューリングするDCIによりrv
id=0と指示されるときに、表24によれば、TRP#1に関連付けられている0番目の伝送機会が使用するRVは、TRP#2に関連付けられている0番目の伝送機会が使用するRVと同じであり、両者はともに0である。また、TRP#1に関連付けられている伝送機会が使用するRVシーケンスは{0,2,3,1}であり、TRP#2に関連付けられている伝送機会が使用するRVシーケンスも{0,2,3,1}である。
図13に示すように、第三伝送機会に基づいて第一伝送機会のRVと第二伝送機会のRVとの差を確定する場合(default#2)、幾つかの実施例において、rvidはPUSCHに対応するスケジューリングDCIにより指示される(RV域)。rvsは該第二伝送機会の前の、TRP#1に関連付けられている伝送機会により確定される。
例えば、図13では、順番号が0(即ち、n=0)である第二伝送機会について、該第二伝送機会の前に、図13によれば、TRP#1に対応する伝送機会(第三伝送機会)はRVが0であり、この場合、0番目の、TRP#2に関連している伝送機会のRVは0の次のRV、即ち、2であり(0-2-3-1の順序に従う)、これによって、rvs=2-0=2になる。他の伝送機会のRVについては、rvs=2に基づいて計算すれば良い。また、TRP#1に関連付けられている伝送機会が使用するRVシーケンスは{0,2,3,1}であり、TRP#2に関連付けられている伝送機会が使用するRVシーケンスも{0,2,3,1}である。
以下の表25には、TRP#1に関連付けられているn番目の伝送機会が使用するRVが示されている。以下の表26には、TRP#2に関連付けられているn番目の伝送機会が使用するRVが示されている。
図13から分かるように、該PUSCHをスケジューリングするDCIによりrv
id=0と指示されるときに、表25によれば、TRP#1に関連付けられている0番目の伝送機会が使用するRVは0であり、また、この例では、rv
s=2であるため、表26によれば、TRP#2に関連付けられている0番目の伝送機会が使用するRVは2である。また、TRP#1に関連付けられている伝送機会が使用するRVシーケンスは{0,2,3,1}であり、TRP#2に関連付けられている伝送機会が使用するRVシーケンスも{0,2,3,1}である。
図13に示すように、RRCシグナリングにより第一伝送機会のRVと第二伝送機会のRVとの差が指示される場合(RRC configured)、幾つかの実施例において、rvidはPUSCHに対応するスケジューリングDCIにより指示され(RV域)、rvsはRRCシグナリングにより設定される。図13の例では、rvs=2である。
以下の表27には、TRP#1に関連付けられているn番目の伝送機会が使用するRVが示されている。以下の表28には、TRP#2に関連付けられているn番目の伝送機会が使用するRVが示されている。
図13から分かるように、該PUSCHをスケジューリングするDCIによりrv
id=0と指示されるときに、表27によれば、TRP#1に関連付けられている0番目の伝送機会が使用するRVは0であり、また、この例では、rv
s=2であるため、表28によれば、TRP#2に関連付けられている0番目の伝送機会が使用するRVは2である。また、TRP#1に関連付けられている伝送機会が使用するRVシーケンスは{0,2,3,1}であり、TRP#2に関連付けられている伝送機会が使用するRVシーケンスも{0,2,3,1}である。
以下、図14を例にして上述の指示について説明を行う。
図14に示すように、第一伝送機会のRVが第二伝送機会のRVと同じである場合(default#1)、幾つかの実施例において、以下の表29に基づいてRVを確定でき、つまり、該上りリンクデータについて言えば、n番目の、TRP#1に関連付けられている伝送機会のRVはn番目の、TRP#2に関連付けられている伝送機会のRVと同じである。
以下の表29には、TRP#1又はTRP#2に関連付けられているn番目の伝送機会が使用するRVが示されている。
図14から分かるように、TRP#1に関連付けられている0番目の伝送機会が使用するRVと、TRP#2に関連付けられている0番目の伝送機会が使用するRVとは同じであり、ともに0である。また、TRP#1に関連付けられている伝送機会が使用するRVシーケンスは{0,2,3,1}であり、TRP#2に関連付けられている伝送機会が使用するRVシーケンスも{0,2,3,1}である。
図14に示すように、第三伝送機会に基づいて第一伝送機会のRVと第二伝送機会のRVとの差を確定する場合(default#2)、幾つかの実施例において、以下の表40及び表41に基づいてRVを確定できる。そのうち、rvsは該第二伝送機会の前の、TRP#1に関連付けられている伝送機会により確定される。
例えば、図14では、順番号が0(即ち、n=0)である第二伝送機会について、該第二伝送機会の前に、図14によれば、TRP#1に対応する伝送機会(第三伝送機会)はRVが0であり、この場合、0番目の、TRP#2に関連している伝送機会のRVは0の次のRV、即ち、2であり(0-2-3-1の順序に従う)、これにって、rvs=2-0=2になる。他の伝送機会のRVについては、rvs=2に基づいて計算すれば良い。また、TRP#1に関連付けられている伝送機会が使用するRVシーケンスは{0,2,3,1}であり、TRP#2に関連付けられている伝送機会が使用するRVシーケンスも{0,2,3,1}である。
以下の表30には、TRP#1に関連付けられているn番目の伝送機会が使用するRVが示されている。以下の表31には、TRP#2に関連付けられているn番目の伝送機会が使用するRVが示されている。
図14から分かるように、表30によれば、TRP#1に関連付けられている0番目の伝送機会が使用するRVは0であり、また、この例では、rv
s=2であるため、表31によれば、TRP#2に関連付けられている0番目の伝送機会が使用するRVシーケンスは2である。また、TRP#1に関連付けられている伝送機会が使用するRVシーケンスは{0,2,3,1}であり、TRP#2に関連付けられている伝送機会が使用するRVシーケンスも{0,2,3,1}である。
図14に示すように、RRCシグナリングにより第一伝送機会のRVと第二伝送機会のRVとの差が指示される場合(RRC configured)、幾つかの実施例において、以下の表32及び表33に基づいてRVを確定できる。そのうち、rvsはRRCシグナリングにより設定される。図14の例では、rvs=2である。
以下の表32には、TRP#1に関連付けられているn番目の伝送機会が使用するRVが示されており、以下の表33には、TRP#2に関連付けられているn番目の伝送機会が使用するRVが示されている。
図14から分かるように、表32によれば、TRP#1に関連付けられている0番目の伝送機会が使用するRVは0であり、また、この例では、rv
s=2であるため、表33によれば、TRP#2に関連付けられている0番目の伝送機会が使用するRVは2である。また、TRP#1に関連付けられている伝送機会が使用するRVシーケンスは{0,2,3,1}であり、TRP#2に関連付けられている伝送機会が使用するRVシーケンスも{0,2,3,1}である。
以下、図15を例にして上述の指示について説明を行う。
図15に示すように、第一伝送機会のRVが第二伝送機会のRVと同じである場合(default#1)、幾つかの実施例において、表34に基づいてRVを確定でき、つまり、該上りリンクデータについて言えば言、n番目の、TRP#1に関連付けられている伝送機会のRVはn番目の、TRP#2に関連付けられている伝送機会のRVと同じである。
以下の表34には、TRP#1又はTRP#2に関連付けられているn番目の伝送機会が使用するRVが示されている。
図15から分かるように、表34によれば、TRP#1に関連付けられている0番目の伝送機会が使用するRVと、TRP#2に関連付けられている0番目の伝送機会が使用するRVとは同じであり、ともに0である。また、TRP#1に関連付けられている伝送機会が使用するRVシーケンスは{0,3,0,3}であり、TRP#2に関連付けられている伝送機会が使用するRVシーケンスも{0,3,0,3}である。
図15に示すように、第三伝送機会に基づいて第一伝送機会のRVと第二伝送機会のRVとの差を確定する場合(default#2)、幾つかの実施例において、以下の表35及び表36に基づいてRVを確定できる。そのうち、RVshiftは該第二伝送機会の前の、TRP#1に関連付けられている伝送機会により確定される。
例えば、図15では、順番号が0(即ち、n=0)である第二伝送機会について、該第二伝送機会の前に、図15によれば、TRP#1に対応する伝送機会(第三伝送機会)はRVが0であり、この場合、0番目の、TRP#2に関連している伝送機会のRVは0の次のRV、即ち、3であり(0-3-0-3の順序に従う)、これによって、RVshift=1になる。他の伝送機会のRVについては、RVshift=1に基づいて計算すれば良い。また、TRP#1に関連付けられている伝送機会が使用するRVシーケンスは{0,3,0,3}であり、TRP#2に関連付けられている伝送機会が使用するRVシーケンスも{0,3,0,3}である。
以下の表35には、TRP#1に関連付けられているn番目の伝送機会が使用するRVが示されている。以下の表36には、TRP#2に関連付けられているn番目の伝送機会が使用するRVが示されている。
図15から分かるように、表35によれば、TRP#1に関連付けられている0番目の伝送機会が使用するRVは0であり、また、この例では、RVshift=1であるため、表36によれば、TRP#2に関連付けられている0番目の伝送機会が使用するRVは3である。また、TRP#1に関連付けられている伝送機会が使用するRVシーケンスは{0,3,0,3}であり、TRP#2に関連付けられている伝送機会が使用するRVシーケンスも{0,3,0,3}である。
図15に示すように、RRCシグナリングにより第一伝送機会のRVと第二伝送機会のRVとの差が指示される場合(RRC configured)、幾つかの実施例において、以下の表37及び表38に基づいてRVを確定できる。RVshiftはRRCシグナリングにより設定される。図15の例では、RVshift=1である。
以下の表37には、TRP#1に関連付けられているn番目の伝送機会が使用するRVが示されている。以下の表38には、TRP#2に関連付けられているn番目の伝送機会が使用するRVが示されている。
図15から分かるように、表37によれば、TRP#1に関連付けられている0番目の伝送機会が使用するRVは0であり、また、この例では、RVshift=1であるため、表38によれば、TRP#2に関連付けられている0番目の伝送機会が使用するRVは3である。また、TRP#1に関連付けられている伝送機会が使用するRVシーケンスは{0,3,0,3}であり、TRP#2に関連付けられている伝送機会が使用するRVシーケンスも{0,3,0,3}である。
以下、図16を例にして上述の指示について説明を行う。
図16に示すように、TRP#1に関連付けられている伝送機会が使用するRVシーケンスは{0,0,0,0}であり、TRP#2に関連付けられている伝送機会が使用するRVシーケンスも{0,0,0,0}である。即ち、該上りリンクデータの各伝送機会のRVはすべて0である。なお、図16に示す例では、n=0,1,2…であり、例えば、2番目の、TRP#1に関連付けられている伝送機会はRep#1であり、1番目の、TRP#2に関連付けられている伝送機会はRep#2である。
以上の実施例では、幾つかの実施例において、上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、上述の2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連している伝送機会が使用するRVシーケンスは、上述の上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、上述の2つのTRPのうちの2番目のTRPに関連している伝送機会が使用するRVシーケンスと同じである。これにより、複数のTRPが同じRV sequenceを共有し得るため、シグナリングのオーバーヘッドを節約できる。
本発明の実施例では、幾つかの実施例において、上りリンクデータは上述の2つのTRPのうちの1番目のTRP(TRP#1)に関連しており、かつ対応するRVが0である伝送機会から始まる。これにより、端末装置は信頼性が比較的高い伝送機会でのPUSCH送信の開始のみを許し、このようにするメリットは、CGが大きい場合、ネットワーク装置は一部のみのPUSCH伝送機会でPUSCH伝送が発生する可能性があると仮定する必要があることにある。このようにして、少ネットワーク装置側の盲検回数を減少させ、ネットワーク装置側の設計複雑度を低減することができる。
図15を例にとり、PUSCHは幾つかのPUSCHの伝送機会のみから開始し、つまり、設定されるRVシーケンスが{0,3,0,3}である場合、設定グラントの伝送ブロックの初期伝送は、RV=0及びTRP#1と関連付けられている任意の伝送機会から開始しても良い。
図15に示すように、RV=0であるため、PUSCHの送信は0番目の伝送機会(Rep#1)から開始しても良い。
図16を例にとり、PUSCHは幾つかのPUSCH伝送機会のみから開始し、つまり、設定されるRVシーケンスが{0,0,0,0}である場合、設定グラントの伝送ブロックの初期伝送はRV=0及びTRP#1に関連しているアクチュアル重複の任意の伝送機会から開始しても良い。
図16に示すように、RV=0であるため、PUSCHの送信は0番目又は2番目の伝送機会(Rep#1又はRep#3)から開始しても良い。
本発明の実施例では、幾つかの実施例において、上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会は2つのTRPに関連しているとは、
上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会が少なくとも1つのスロットを単位としてそれぞれ上述の2つのTRPに関連しており(マッピング);又は
上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会が1つのスロット内の少なくとも1つの時間領域部分を単位としてそれぞれ前記2つのTRPに関連している(マッピング)
ことを指す。
なお、本発明は具体的な実施方式について限定しない。
本発明の実施例において、TRPは以下の概念のうちの少なくとも1つと同等であり、即ち、
伝送設定指示状態(Transmission configuration indication state、TCI状態);
空間関係(Spatial relation);
参照信号;
参照信号組;
SRSリソース組(該リソース組包含1つ又は複数のSRSリソース);
空間ドメインフィルター(Spatial domain filter);
パワー制御パラメータ(Power control parameter);及び
1組の、タイムアライメン(TA)に関連しているパラメータ(a group of time alignment related parameters)
である。
なお、これらの概念の具体的な意味については関連技術を参照でき、ここではその詳しい説明を省略する。
例えば、PUSCHの少なくとも1つの伝送機会は少なくとも2つのTRPに関連していることは、PUSCHの少なくとも1つの伝送機会が少なくとも2つのTCI状態に関連していると同等であり、即ち、端末装置は上述の少なくとも2つのTCI状態に対応するパラメータに基づいて該PUSCHを送信する。
また、例えば、PUSCHの少なくとも1つの伝送機会は少なくとも2つのTRPに関連していることは、PUSCHの少なくとも1つの伝送機会が少なくとも2つの空間関係に関連していると同等である。
また、例えば、PUSCHの少なくとも1つの伝送機会は少なくとも2つのTRPに関連しているとは、PUSCHの少なくとも1つの伝送機会が少なくとも2つの参照信号に関連していると同等である。ここで、参照信号はパスロス参照信号(pathloss RS)であっても良く、又は、CSI-RS(Channel State Information Reference Signal、チャネル状態情報参照信号)、SSB(Synchronization Signal Block、同期信号ブロック)、SRS(Sounding Reference Signal、サウンディング参照信号)などであっても良いが、本発明はこれらに限定されない。
また、例えば、PUSCHの少なくとも1つの伝送機会は少なくとも2つのTRPに関連していることは、PUSCHの少なくとも1つの伝送機会が少なくとも2つの参照信号組に関連していると同等である。参照信号組は1つ又は複数の参照信号(RS)である。ここで、参照信号はパスロス参照信号(pathloss RS)であっても良く、又は、CSI-RS(Channel State Information Reference Signal、チャネル状態情報参照信号)、SSB(Synchronization Signal Block、同期信号ブロック)、SRS(Sounding Reference Signal、サウンディング参照信号)などであっても良いが、本発明はこれらに限定されない。
また、例えば、PUSCHの少なくとも1つの伝送機会は少なくとも2つのTRPに関連していることは、PUSCHの少なくとも1つの伝送機会が少なくとも2つの空間ドメインフィルターに関連していると同等である。
また、例えば、PUSCHの少なくとも1つの伝送機会は少なくとも2つのTRPに関連していることは、PUSCHの少なくとも1つの伝送機会が少なくとも2つのパワー制御パラメータに関連していると同等である。
なお、上述の図12は本発明の実施例を例示的に説明するためのものであるが、本発明はこれに限定されない。例えば、各操作間の実行順序を適切に調整したり、幾つかの操作を増減したりすることができる。また、当業者は上述の図12の記載に限られず、上述の内容をもとに適切な変形などを行うことができる。
本発明の実施例の方法により、ブロッキングが発生した場合、一部のみのTRPがワーキングできるとしても、RVリリースがTRPと無関係である場合に比べて、比較的高い併合利得が得られるように保証できる。その理由は次のとおりであり、即ち、このような方法は、上述の上りリンクデータの伝送機会のRVリリースが関連しているTRPの情報に基づいて調整されるようにさせることができ、つまり、上述の上りリンクデータの伝送機会に対応するTRPが異なるときに、又は、対応するTRPがブロッキングされる確率に変化が発生するときに、TRPの関連情報に基づいて各伝送機会のRVリリースを柔軟かつ最適に確定できるため、システムパフォーマンスを向上させることができる。
<第三側面の実施例>
本発明の実施例では上りリンクデータの送信方法が提供され、端末装置側から説明が行われる。
図17は、本発明の実施例における上りリンクデータの送信方法を示す図である、図17に示すように、該方法は次のステップを含む。
1701:端末装置が上りリンクデータを送信し、前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会は2つのTRPに関連しており、そのうち、前記端末装置は前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、前記2つのTRPのうちの1つのTRPに関連している伝送機会に基づいて、前記上りリンクデータの送信に対して周波数ホッピングを実行する(perform frequency hopping)。
本発明の実施例に係る方法により、ブロッキングが発生した場合、一部のみのTRPがワーキングできるとしても、上りリンクデータの周波数ホッピングがTRPと無関係である場合に比べて、周波数領域ダイバーシティ利得をより良く利用できる。その理由は次のとおりであり、即ち、このような方法は上述の上りリンクデータの伝送機会の周波数ホッピングパターンが関連しているTRPの情報に基づいて調整されるようにさせることができ、つまり、上述の上りリンクデータの伝送機会に対応するTRPが異なるときに、又は、対応するTRPがブロッキングされる確率に変化が発生するときに、TRPの関連情報に基づいて各伝送機会の周波数ホッピングパターンを柔軟かつ最適に確定できるため、周波数域領域イバーシティ利得を増加させ、システムパフォーマンスを向上させることができる。
幾つかの実施例において、上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、上述の2つのTRPのうちの1つのTRPに関連している伝送機会とは、
PUSCH repetition type Bの方式で送信される上りリンクデータについて言えば、該上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、上述の2つのTRPのうちの1つのTRPに関連しているノミナル重複の伝送機会;又は
PUSCH repetition type Bの方式で送信される上りリンクデータについて言えば、該上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、上述の2つのTRPのうちの1つのTRPに関連しているアクチュアル重複の伝送機会;又は
PUSCH repetition type Aの方式で送信される上りリンクデータについて言えば、少なくとも1つのスロットにおける上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、上述の2つのTRPのうちの1つのTRPに関連している伝送機会
を指す。
幾つかの実施例において、周波数ホッピングを実行するとは、上りリンクデータのノミナル重複に基づいて周波数ホッピングを実行することを指す。つまり、PUSCH repetition type Bの方式で送信される上りリンクデータについて、該上りリンクデータのノミナル重複又はノミナル重複の伝送機会に基づいて周波数ホッピングを実行する。
幾つかの実施例において、周波数ホッピングを実行するとは、上りリンクデータのアクチュアル重複に基づいて周波数ホッピンを実行することを指す。つまり、PUSCH repetition type Bの方式で送信される上りリンクデータについて、該上りリンクデータのアクチュアル重複又はアクチュアル重複の伝送機会に基づいて周波数ホッピングを実行する。
幾つかの実施例において、周波数ホッピングを実行するとは、上りリンクデータの所在するスロットに基づいて周波数ホッピングを実行することを指す。つまり、PUSCH repetition type Bの方式で送信される上りリンクデータ、又はPUSCH repetition type Aの方式で送信される上りリンクデータについて、該上りリンクデータの1つ又は複数のスロット内の伝送機会に基づいて周波数ホッピングを実行する。
幾つかの実施例において、周波数ホッピングを実行するとは、上りリンクデータの所在する1つのスロットにおいて、該上りリンクデータに対応する時間領域部分に基づいて周波数ホッピングを実行することを指す。つまり、PUSCH repetition type Aの方式で送信される上りリンクデータについて、該上りリンクデータの所在する1つのスロット内で該上りリンクデータに対応する時間領域部分に基づいて周波数ホッピングを実行する。
図18は、動的にスケジューリングされる又は設定されるグラントPUSCHと周波数ホッピングパターン(frequency hopping pattern)との間のマッピング関係の一例を示す図である。図18の例は、PUSCH repetition type Bの方式で送信される上りリンクデータに対応する。
図18に示すように、TRP#1に対応する周波数ホッピングパターンはTRP#2に対応する周波数ホッピングパターンと同じである。具体的には、上述の上りリンクデータはTRP#1に関連付けられているnominal repetitionを単位として周波数ホッピングが発生し、即ち、周波数ホッピングパターンはinter-repetition frequency hoppingであり、周波数ホッピングの回数(又は「周波数ホッピングの候補周波数領域位置」といっても良い)は2である。同様に、上述の上りリンクデータはTRP#2に関連付けられているnominal repetitionを単位として周波数ホッピングが発生し、周波数ホッピングパターンもinter-repetition frequency hoppingであり、周波数ホッピングの回数(又は「周波数ホッピングの候補周波数領域位置」といっても良い)も2である。
また、TRP#1に対応する開始(starting)nominal repetitionの周波数領域位置は、TRP#2に対応する開始nominal repetitionの周波数領域位置と同じである。
また、TRP#1に対応する2つの周波数ホッピング候補位置の周波数領域差(frequency offset)は、TRP#2に対応する2つの周波数ホッピング候補位置の周波数領域差と同じである。
また、TRP#1及びTRP#2はすべてノミナル重複に基づいて周波数ホッピングを行うとは、例えば、TRP#1に対応するノミナル重複(Rep#1、Rep#3、Rep#5)(アクチュアル重複Rep#1、Rep#3、Rep#4、Rep#6に対応する)について周波数ホッピングを実行し、TRP#2に対応するノミナル重複(Rep#2、Rep#4)(アクチュアル重複Rep#2、Rep#5に対応する)について周波数ホッピングを実行することを指す。
また、該上りリンクデータとTRPとの間のマッピング方式はinter-nominal-repetition TRP mappingであり、即ち、該上りリンクデータはnominal repetitionを単位として異なるTRPに順次マッピングされる。
図19は、動的にスケジューリングされる又は設定されるグラントPUSCHと周波数ホッピングパターン(frequency hopping pattern)との間のマッピング関係のもう1つの例を示す図である。図19の例は、PUSCH repetition type Bの方式で送信される上りリンクデータに対応する。
図19に示すように、TRP#1に対応する周波数ホッピングパターンはTRP#2に対応する周波数ホッピングパターンと同じである。具体的には、上述の上りリンクデータはTRP#1に関連付けられているactual repetitionを単位して周波数ホッピングが発生し、即ち、周波数ホッピングパターンはinter-repetition frequency hoppingであり、周波数ホッピングの回数(又は「周波数ホッピングの候補周波数領域位置」といっても良い)は2である。同様に、上述の上りリンクデータはTRP#2に関連付けられているactual repetitionを単位として周波数ホッピングが発生し、周波数ホッピングパターンもinter-repetition frequency hoppingであり、周波数ホッピングの回数(又は「周波数ホッピングの候補周波数領域位置」といっても良い)も2である。
また、TRP#1に対応する開始(starting)actual repetitionの周波数領域位置は、TRP#2に対応する開始actual repetitionの周波数領域位置と同じである。
また、TRP#1に対応する2つの周波数ホッピング候補位置の周波数領域差(frequency offset)は、TRP#2に対応する2つの周波数ホッピング候補位置の周波数領域差と同じである。
また、TRP#1及びTRP#2はすべてアクチュアル重複に基づいて周波数ホッピングを行うとは、例えば、TRP#1対応するアクチュアル重複(Rep#1、Rep#3、Rep#4、Rep#6)について周波数ホッピングを実行し、TRP#2対応するアクチュアル重複(Rep#2、Rep#5)について周波数ホッピングを実行することを指す。
また、該上りリンクデータとTRPとの間のマッピング方式はinter-nominal-repetition TRP mappingであり、即ち、該上りリンクデータはnominal repetitionを単位して異なるTRPに順次マッピングされる。
図20は、動的にスケジューリングされる又は設定されるグラントPUSCHと周波数ホッピングパターン(frequency hopping pattern)との間のマッピング関係のまたもう1つの例を示す図である。図20の例は、PUSCH repetition type Bの方式で送信される上りリンクデータに対応する。
図20に示すように、TRP#1に対応する周波数ホッピングパターンはTRP#2に対応する周波数ホッピングパターンと同じである。具体的には、上述の上りリンクデータはTRP#1に関連付けられているnominal repetitionを単位として周波数ホッピングが発生し、即ち、周波数ホッピングパターンはinter-repetition frequency hoppingであり、周波数ホッピングの回数(又は「周波数ホッピングの候補周波数領域位置」といっても良い)は2である。同様に、上述の上りリンクデータはTRP#2に関連付けられているnominal repetitionを単位として周波数ホッピングが発生し、周波数ホッピングパターンもinter-repetition frequency hoppingであり、周波数ホッピングの回数(又は「周波数ホッピングの候補周波数領域位置」といっても良い)も2である。
また、TRP#1に対応する開始(starting)nominal repetitionの周波数領域位置は、TRP#2に対応する開始nominal repetitionの周波数領域位置と同じである。
また、TRP#1に対応する2つの周波数ホッピング候補位置の周波数領域差(frequency offset)は、TRP#2に対応する2つの周波数ホッピング候補位置の周波数領域差と同じである。
また、TRP#1及びTRP#2はすべてアクチュアル重複に基づいて周波数ホッピングを行うとは、例えば、TRP#1に対応するアクチュアル重複(Rep#1、Rep#3、Rep#5)について周波数ホッピングを実行し、TRP#2に対応するアクチュアル重複(Rep#2、Rep#4、Rep#6)について周波数ホッピングを実行することを指す。
また、該上りリンクデータとTRPとの間のマッピング方式はinter-actual-repetition TRP mappingであり、即ち、該上りリンクデータはactual repetitionを単位として異なるTRPに順次マッピングされる。
図21は、動的にスケジューリングされる又は設定されるグラントPUSCHと周波数ホッピングパターン(frequency hopping pattern)との間のマッピング関係の他の例を示す図である。図21の例は、PUSCH repetition type Bの方式で送信される上りリンクデータに対応する。
図21に示すように、TRP#1に対応する周波数ホッピングパターンはTRP#2に対応する周波数ホッピングパターンと同じである。具体的には、上述の上りリンクデータはTRP#1に関連付けられているslotを単位として周波数ホッピングが発生し、即ち、周波数ホッピングパターンはinter-slot frequency hoppingであり、周波数ホッピングの回数(又は「周波数ホッピングの候補周波数領域位置」といっても良い)は2である。同様に、上述の上りリンクデータはTRP#2に関連付けられているslotを単位として周波数ホッピングが発生し、周波数ホッピングパターンもinter-slot frequency hoppingであり、周波数ホッピングの回数(又は「周波数ホッピングの候補周波数領域位置」といっても良い)も2である。
また、TRP#1に対応する開始(starting)slotの周波数領域位置は、TRP#2に対応する開始slotの周波数領域位置と同じである。
また、TRP#1に対応する2つの周波数ホッピング候補位置の周波数領域差(frequency offset)は、TRP#2に対応する2つの周波数ホッピング候補位置の周波数領域差と同じである。
また、TRP#1及びTRP#2はすべてスロットに基づいて周波数ホッピングを行うとは、例えば、TRP#1に対応するslot n+k内の伝送機会(Rep#1、Rep#3)及びslot n+k+1内の伝送機会(Rep#4、Rep#6)について周波数ホッピングを実行し、TRP#2に対応するslot n+k内の伝送機会(Rep#2)及びslot n+k+1内の伝送機会(Rep#5)について周波数ホッピングを実行することを指す。
また、該上りリンクデータとTRPとの間のマッピング方式はinter-nominal-repetition TRP mappingであり、即ち、該上りリンクデータはnominal repetitionを単位として異なるTRPに順次マッピングされる。
図22は、動的にスケジューリングされる又は設定されるグラントPUSCHと周波数ホッピングパターン(frequency hopping pattern)との間のマッピング関係の一例を示す図である。図22の例は、PUSCH repetition type Aの方式で送信される上りリンクデータに対応する。
図22に示すように、TRP#1に対応する周波数ホッピングパターンはTRP#2に対応する周波数ホッピングパターンと同じである。具体的には、上述の上りリンクデータはTRP#1に関連付けられているslotを単位として周波数ホッピングが発生し、即ち、周波数ホッピングパターンはinter-slot frequency hoppingであり、周波数ホッピングの回数(又は「周波数ホッピングの候補周波数領域位置」といっても良い)は2である。同様に、上述の上りリンクデータはTRP#2に関連付けられているslotを単位として周波数ホッピングが発生し、周波数ホッピングパターンもinter-slot frequency hoppingであり、周波数ホッピングの回数(又は「周波数ホッピングの候補周波数領域位置」といっても良い)も2である。
また、TRP#1に対応する開始(starting)slotの周波数領域位置は、TRP#2に対応する開始slotの周波数領域位置と同じである。
また、TRP#1に対応する2つの周波数ホッピング候補位置の周波数領域差(frequency offset)は、TRP#2に対応する2つの周波数ホッピング候補位置の周波数領域差と同じである。
また、TRP#1及びTRP#2はすべてスロットに基づいて周波数ホッピングを行うとは、例えば、TRP#1に対応するslot n+k内の伝送機会(Rep#1)及びslot n+k+2内の伝送機会(Rep#3)について周波数ホッピングを実行し、TRP#2に対応するslot n+k+1内の伝送機会(Rep#2)及びslot n+k+3内の伝送機会(Rep#4)について周波数ホッピングを実行することを指す。
また、該上りリンクデータとTRPとの間のマッピング方式はinter-slot TRP mappingであり、即ち、該上りリンクデータはslotを単位として異なるTRPに順次マッピングされる。
図23は、動的にスケジューリングされる又は設定されるグラントPUSCHと周波数ホッピングパターン(frequency hopping pattern)との間のマッピング関係のもう1つの例を示す図である。図23の例は、PUSCH repetition type Aの方式で送信される上りリンクデータに対応する。
図23に示すように、TRP#1に対応する周波数ホッピングパターンはTRP#2に対応する周波数ホッピングパターンと同じである。具体的には、上述の上りリンクデータはTRP#1に関連付けられているslot内の時間領域部分を単位として周波数ホッピングが発生し、即ち、周波数ホッピングパターンはintra-slot frequency hoppingであり、周波数ホッピングの回数(又は「周波数ホッピングの候補周波数領域位置」といっても良い)は2である。同様に、上述の上りリンクデータはTRP#2に関連付けられているslot内の時間領域部分を単位として周波数ホッピングが発生し、周波数ホッピングパターンもintra-slot frequency hoppingであり、周波数ホッピングの回数(又は「周波数ホッピングの候補周波数領域位置」といっても良い)も2である。
また、TRP#1に対応する開始(starting)時間領域部分の周波数領域位置は、TRP#2に対応する開始時間領域部分の周波数領域位置と同じである。
また、TRP#1に対応する2つの周波数ホッピング候補位置の周波数領域差(frequency offset)は、TRP#2に対応する2つの周波数ホッピング候補位置の周波数領域差と同じである。
また、TRP#1及びTRP#2はすべてスロット内の時間領域部分に基づいて周波数ホッピングを行う。例えば、TRP#1に対応するslot n+k内の第一時間領域部分(Rep#1の1番目-7番目のシンボル)及び第二時間領域部分(Rep#1の8番目-14番目のシンボル)について周波数ホッピングを実行し、TRP#2に対応するslot n+k+1内の第一時間領域部分(Rep#2の1番目-7番目のシンボル)及び第二時間領域部分(Rep#2の8番目-14番目のシンボル)について周波数ホッピングを実行する。
また、該上りリンクデータとTRPとの間のマッピング方式はinter-slot TRP mappingであり、即ち、該上りリンクデータはslotを単位として異なるTRPに順次マッピングされる。
本発明の実施例では、幾つかの実施例において、図17に示すように、該方法はさらに次のようなステップを含んでも良い。
1702:端末装置が指示情報を受信し、前記指示情報は周波数ホッピングパターンを指示し、前記指示情報はRRCシグナリングに含まれる。
上述の実施例に係る方法により、ネットワーク装置はチャネル状況に基づいてRRCシグナリングにより上りリンクデータと関連しているTRPに対応する周波数ホッピングパターンを半静的に調整することで、システムパフォーマンスを向上させることができる。
幾つかの実施例において、上述の指示情報は上述の2つのTRPのうちの各TRPに関連している上りリンクデータの周波数ホッピングパターンを指示する。即ち、各TRPに従って周波数ホッピングパターンを指示する。該方法の利点は、ネットワーク装置は各TRPのチャネル状況に基づいてRRCシグナリングにより各TRPに対応する周波数ホッピングパターンを半静的に調整することで、システムパフォーマンスを向上させることができることにある。
幾つかの実施例において、上述の指示情報は上述の2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連している上りリンクデータの周波数ホッピングパターンを指示し、また、上述の2つのTRPのうちの他のTRPに関連している上りリンクデータの周波数ホッピングパターンは上述の1番目のTRPに関連している上りリンクデータの周波数ホッピングパターンと同じである。即ち、他のTRP(TRP#2)の周波数ホッピングパターンはデフォルトでTRP#1の周波数ホッピングパターンと同じである。該方法のメリットは指示のシグナリングを減少させ、オーバーヘッドを節約できることにある。
本発明の実施例において、周波数ホッピングパターンは次のようなもののうちの少なくとも1つを含み、即ち、
周波数ホッピングを実行するか;
周波数ホッピング回数(the number of hops);
周波数ホッピングの開始周波数領域位置;及び
周波数ホッピングの周波数領域偏移(frequency offset)
である。
本発明の実施例では、幾つかの実施例において、上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、上述の2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連している伝送機会が使用する周波数ホッピングパターン(frequency hopping pattern)は、該上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、上述の2つのTRPのうちの2番目のTRPに関連している伝送機会が使用する周波数ホッピングパターンと同じである。これにより、複数のTRPが同じ周波数ホッピングパターンを使用することで、シグナリングのオーバーヘッドを節約できる。
本発明の実施例では、幾つかの実施例において、上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会は2つのTRPに関連しているとは、
上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会が該上りリンクデータの少なくとも1つのノミナル重複の伝送機会を単位としてそれぞれ上述の2つのTRPに関連しており;又は
上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会が該上りリンクデータの少なくとも1つのアクチュアル重複の伝送機会を単位としてそれぞれ上述の2つのTRPに関連しており;又は
上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会が少なくとも1つのスロットを単位としてそれぞれ前記2つのTRPに関連している
ことを指す。
なお、本発明では具体的な実施方式について限定しない。
本発明の実施例において、TRPは以下の概念のうちの少なくとも1つと同等であり、即ち、
伝送設定指示状態(Transmission configuration indication state、TCI状態);
空間関係(Spatial relation);
参照信号;
参照信号組;
SRSリソース組(該リソース組は1つ又は複数のSRSリソースを含む);
空間ドメインフィルター(Spatial domain filter);
パワー制御パラメータ(Power control parameter);及び
1組の、タイムアライメン(TA)に関連しているパラメータ(a group of time alignment related parameters)
である。
なお、これらの概念の具体的な意味については関連技術を参照でき、ここではその詳しい説明を省略する。
例えば、PUSCHの少なくとも1つの伝送機会は少なくとも2つのTRPに関連していることは、PUSCHの少なくとも1つの伝送機会が少なくとも2つのTCI状態に関連していると同等であり、即ち、端末装置は上述の少なくとも2つのTCI状態に対応するパラメータに基づいて該PUSCHを送信する。
また、例えば、PUSCHの少なくとも1つの伝送機会は少なくとも2つのTRPに相関していることは、PUSCHの少なくとも1つの伝送機会が少なくとも2つの空間関係に関連していると同等である。
また、例えば、PUSCHの少なくとも1つの伝送機会は少なくとも2つのTRPに関連していることは、PUSCHの少なくとも1つの伝送機会が少なくとも2つの参照信号に関連していると同等である。ここで、参照信号はパスロス参照信号(pathloss RS)であっても良く、又は、CSI-RS(Channel State Information Reference Signal、チャネル状態情報参照信号)、SSB(Synchronization Signal Block、同期信号ブロック)、SRS(Sounding Reference Signal、サウンディング参照信号)などであっても良いが、本発明はこれらに限定されない。
また、例えば、PUSCHの少なくとも1つの伝送機会は少なくとも2つのTRPに関連していることは、PUSCHの少なくとも1つの伝送機会が少なくとも2つの参照信号組に関連していると同等である。参照信号組は1つ又は複数の参照信号(RS)である。ここで、参照信号はパスロス参照信号(pathloss RS)であっても良く、又は、CSI-RS(Channel State Information Reference Signal、チャネル状態情報参照信号)、SSB(Synchronization Signal Block、同期信号ブロック)、SRS(Sounding Reference Signal、サウンディング参照信号)などであっても良いが、本発明はこれらに限定されない。
また、例えば、PUSCHの少なくとも1つの伝送機会は少なくとも2つのTRPに関連していることは、PUSCHの少なくとも1つの伝送機会が少なくとも2つの空間ドメインフィルターに関連していると同等である。
また、例えば、PUSCHの少なくとも1つの伝送機会は少なくとも2つのTRPに関連していることは、PUSCHの少なくとも1つの伝送機会が少なくとも2つのパワー制御パラメータに関連していると同等である。
なお、上述の図17は本発明の実施例を例示的に説明するためのものであるが、本発明はこれに限られない。例えば、各操作(ステップ)間の実行順序を適切に調整したり、幾つかの操作を増減したりすることができる。また、当業者は上述の図17の記載に限られず、上述の内容を基に適切な変更などを行うことができる。
本発明の実施例における方法により、ブロッキングが発生した場合、一部のみのTRPがワーキングできるとしても、上りリンクデータの周波数ホッピングがTRPと無関係である場合に比べて、周波数領域ダイバーシティ利得をより良く利用できる。その理由は次のとおりであり、即ち、このような方法は上述の上りリンクデータの伝送機会の周波数ホッピングパターンが関連しているTRPの情報に基づいて調整されるようにさせることができ、つまり、上述の上りリンクデータの伝送機会に対応するTRPが異なるときに、又は、対応するTRPがブロッキングされる確率に変化が発生するときに、TRPの関連情報に基づいて各伝送機会の周波数ホッピングパターンを柔軟かつ最適に確定できるため、周波数域領域イバーシティ利得を増加させ、システムパフォーマンスを向上させることができる。
<第四側面の実施例>
本発明の実施例では上りリンクデータ送信の指示方法が提供され、ネットワーク装置側から説明が行われる。該方法は第一側面又は第二側面の実施例の方法に対応するネットワーク装置側の処理であるため、ここでは第一側面及び第二側面の実施例と同じ内容の重複説明が省略される。
図24は本発明の実施例に係る上りリンクデータ送信の指示方法の1つを示す図である。図24に示すように、該方法は以下のステップを含む。
2401:ネットワーク装置が端末装置に指示情報を送信し、前記指示情報は2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連している上りリンクデータの伝送機会のRVを指示し、前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のRVは前記2つのTRPに基づいて確定される(derived)。
上述の実施例において、指示情報はDCIシグナリングに含まれても良く、又はRRCシグナリングに含まれても良い。なお、指示情報の具体的な内容については第一側面及び第二側面の実施例で既に説明されているから、ここではその詳しい説明を省略する。
本発明の実施例では上りリンクデータ送信の指示方法が提供され、ネットワーク装置側から説明が行われる。該方法は第三側面の実施例の方法に対応するネットワーク装置側の処理であり、ここでは、第三側面の実施例と同じ内容の重複説明が省略される。
図25は、本発明の実施例における上りリンクデータ送信の指示方法の1つを示す図である。図25に示すように、該方法は次のステップを含む。
2501:ネットワーク装置が端末装置に指示情報を送信し、前記指示情報は周波数ホッピングパターンを指示し、前記端末装置は前記周波数ホッピングパターンに基づいて上りリンクデータを送信する。
そのうち、前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会は2つのTRPに関連しており、前記端末装置は前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、前記2つのTRPのうちの1つのTRPに関連している伝送機会に基づいて前記上りリンクデータの送信に対して周波数ホッピングを実行する。
上述の実施例において、指示情報の具体的な内容及び端末装置の処理については第三側面の実施例で既に説明しているので、ここではその詳しい説明を省略する。
本発明の実施例における方法により、周波数域領域イバーシティ利得を増やし、システムパフォーマンスを向上させることができる。
<第五側面の実施例>
本発明の実施例では上りリンクデータの送信装置が提供され、該装置は例えば、端末装置であっても良く、又は、端末装置の1つ又は複数の部品又はアセンブリであっても良い。
図26は、本発明の実施例における上りリンクデータの送信装置の1つを示す図である。該装置が問題を解決する原理は第一側面の実施例の方法と類似しているので、その具体的な実施については第一側面の実施例の方法の実施を参照でき、ここでは内容が同じ重複説明を省略する。
図26に示すように、本発明の実施例の上りリンクデータの送信装置2600は送信ユニット2601を含み、それはPUSCH repetition type Bの方式で上りリンクデータを送信し、前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会は2つのTRPに関連しており、そのうち、前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のRVは前記2つのTRPに基づいて確定される(derived)。
幾つかの実施例において、前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のRVは前記2つのTRPに基づいて確定される(derived)とは、
前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、前記2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連しているアクチュアル重複の伝送機会のRVが前記アクチュアル重複の時間領域順序に従って確定され;かつ
前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、前記2つのTRPのうちの2番目のTRPに関連しているアクチュアル重複の伝送機会のRVが前記アクチュアル重複の時間領域順序に従って確定される
ことを指す。
幾つかの実施例において、前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のRVは前記2つのTRPに基づいて確定される(derived)とは、
前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、前記2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連しているノミナル重複の伝送機会のRVが前記ノミナル重複の時間領域順序に従って確定され;かつ
前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、前記2つのTRPのうちの2番目のTRPに関連しているノミナル重複の伝送機会のRVが前記ノミナル重複の時間領域順序に従って確定される
ことを指す。
幾つかの実施例において、図26に示すように、前記装置2600はさらに、受信ユニット2602を含み、それは指示情報を受信し、そのうち、前記指示情報は前記2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連している上りリンクデータの伝送機会のRVを指示し、前記指示情報はDCIシグナリング又はRRCシグナリングに含まれる。
幾つかの実施例において、前記上りリンクデータの第一伝送機会のRVは前記上りリンクデータの第二伝送機会のRVに関連しており、そのうち、前記第一伝送機会は前記2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連しており、前記第二伝送機会は前記2つのTRPのうちの2番目のTRPに関連している。
幾つかの実施例において、前記第一伝送機会に関する順番号は前記第二伝送機会に関する順番号と同じである。
幾つかの実施例において、前記上りリンクデータの第一伝送機会のRVは前記上りリンクデータの第二伝送機会のRVに関連しているとは、前記第一伝送機会のRVと前記第二伝送機会のRVとの差(offset/shift)がRRCシグナリングにより指示されることを指す。
幾つかの実施例において、前記上りリンクデータの第一伝送機会のRVは前記上りリンクデータの第二伝送機会のRVに関連しているとは、前記第一伝送機会のRVと前記第二伝送機会のRVとの差がDCIシグナリングにより指示されることを指す。
幾つかの実施例において、前記上りリンクデータの第一伝送機会のRVは前記上りリンクデータの第二伝送機会のRVに関連しているとは、前記第一伝送機会のRVが前記第二伝送機会のRVと同じであることを指す。
幾つかの実施例において、前記上りリンクデータの第一伝送機会のRVは前記上りリンクデータの第二伝送機会のRVに関連しているとは、前記第一伝送機会のRVと前記第二伝送機会のRVとの差が第三伝送機会に基づいて確定されることを指す。
そのうち、前記第三伝送機会とは、前記第二伝送の前の、前記2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連している最後の1つの伝送機会を指す。
幾つかの実施例において、前記上りリンクデータは前記2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連しており、かつ対応するRVが0であるアクチュアル重複の伝送機会から開始する。
幾つかの実施例において、前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、前記2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連している伝送機会が使用するRVシーケンスは、前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、前記2つのTRPのうちの2番目のTRPに関連している伝送機会が使用するRVシーケンスと同じである。
幾つかの実施例において、前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会は2つのTRPに関連しているとは、
前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会が前記上りリンクデータの少なくとも1つのノミナル重複の伝送機会を単位としてそれぞれ前記2つのTRPに関連しており;
前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会が前記上りリンクデータの少なくとも1つのアクチュアル重複の伝送機会を単位としてそれぞれ前記2つのTRPに関連しており;及び
前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会が少なくとも1つのスロットを単位としてそれぞれ前記2つのTRPに関連している
ことを指す。
幾つかの実施例において、前記TRPは以下のもののうちの少なくとも1つと同等であり、即ち、
伝送設定指示状態;
空間関係;
参照信号;
参照信号組;
SRSリソース組;
空間ドメインフィルター;
パワー制御パラメータ;及び
1組の、タイムアライメン(TA)に関するパラメータ
である。
なお、以上、本発明に係る各部品又はモジュールについて説明したが、本発明はこれらに限定されない。本発明の実施例における上りリンクデータの送信装置2600はさらに、他の部品又はモジュールを含んでも良く、これらの部品又はモジュールの具体的な内容については関連技術を参照できる。
また、便宜のため、図26には各部品又は各モジュールの間の接続関係又は信号方向のみが示されているが、当業者が理解すべきは、バス接続などの様々な関連技術を採用し得るということである。また、上述の各部品又は各モジュールは例えば、処理器、記憶器、送信機、受信機などのハードウェアにより実現されても良いが、本発明の実施はこれについて限定しない。
本発明の実施例により、周波数域領域イバーシティ利得を増やし、システムパフォーマンスを向上させることができる。
<第六側面の実施例>
本発明の実施例では上りリンクデータの送信装置が提供され、該装置は例えば、端末装置であっても良く、端末装置に配置される1つ又は複数の部品又はアセンブリであっても良い。
図27は、本発明の実施例に係る上りリンクデータの送信装置の1つを示す図である。該装置が問題を解決する原理は第二側面の実施例における方法と同様であるため、具体的な実施についは第二側面の実施例における方法の実施を参照でき、ここでは内容が同じ重複説明が省略される。
図27に示すように、本発明の実施例における上りリンクデータの送信装置2700は送信ユニット2701を含み、それはPUSCH repetition type Aの方式で上りリンクデータを送信し、前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会は2つのTRPに関連しており、そのうち、前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のRVは前記2つのTRPに基づいて確定される(derived)。
幾つかの実施例において、前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のRVは前記2つのTRPに基づいて確定される(derived)とは、
前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、前記2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連している伝送機会のRVが前記1番目のTRPに関連している伝送機会の時間領域順序に従って確定され;かつ
前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、前記2つのTRPのうちの2番目のTRPに関連している伝送機会のRVが前記2番目のTRPに関連している伝送機会の時間領域順序に従って確定される
ことを指す。
幾つかの実施例において、図27に示すように、前記装置2700はさらに、受信ユニット2702を含み、それは指示情報を受信し、そのうち、前記指示情報は前記2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連している上りリンクデータの伝送機会のRVを指示し、前記指示情報はDCIシグナリング又はRRCシグナリングである。
幾つかの実施例において、前記上りリンクデータの第一伝送機会のRVは前記上りリンクデータの第二伝送機会のRVに関連しており、そのうち、前記第一伝送機会は前記2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連しており、前記第二伝送機会は前記2つのTRPのうちの2番目のTRPに関連している。
幾つかの実施例において、前記第一伝送機会に関する順番号は前記第二伝送機会に関する順番号と同じである。
幾つかの実施例において、前記上りリンクデータの第一伝送機会のRVは前記上りリンクデータの第二伝送機会のRVに関連しているとは、前記第一伝送機会のRVと前記第二伝送機会のRVとの差がRRCシグナリングにより指示されることを指す。
幾つかの実施例において、前記上りリンクデータの第一伝送機会のRVは前記上りリンクデータの第二伝送機会のRVに関連しているとは、前記第一伝送機会のRVと前記第二伝送機会のRVとの差がDCIシグナリングにより指示されることを指す。
幾つかの実施例において、前記上りリンクデータの第一伝送機会のRVは前記上りリンクデータの第二伝送機会のRVに関連しているとは、前記第一伝送機会のRVが前記第二伝送機会のRVと同じであることを指す。
幾つかの実施例において、前記上りリンクデータの第一伝送機会のRVは前記上りリンクデータの第二伝送機会のRVに関連しているとは、前記第一伝送機会のRVと前記第二伝送機会のRVとの差が第三伝送機会に基づいて確定されることを指し、そのうち、前記第三伝送機会とは、前記第二伝送の前の、前記2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連している最後の1つの伝送機会を指す。
幾つかの実施例において、前記上りリンクデータは前記2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連しており、かつ対応するRVが0である伝送機会から開始する。
幾つかの実施例において、前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、前記2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連している伝送機会が使用するRVシーケンスは、前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、前記2つのTRPのうちの2番目のTRPに関連している伝送機会が使用するRVシーケンスと同じである。
幾つかの実施例において、前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会は2つのTRPに関連しているとは、次のようなことのうちの1つを指し、即ち、
前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会が少なくとも1つのスロットを単位としてそれぞれ前記2つのTRPに関連しており;及び
前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会が1つのスロット内の少なくとも1つの時間領域部分を単位としてそれぞれ前記2つのTRPに関連している
ことである。
幾つかの実施例において、前記TRPは以下のようなもののうちの少なくとも1つと同等であり、即ち、
伝送設定指示状態;
空間関係;
参照信号;
参照信号組;
SRSリソース組;
空間ドメインフィルター;
パワー制御パラメータ;及び
1組の、タイムアライメン(TA)に関するパラメータ
である。
本発明の実施例により、周波数域領域イバーシティ利得を増加させ、システムパフォーマンスを向上させることができる。
<第七側面の実施例>
本発明の実施例では上りリンクデータの送信装置が提供され、該装置は例えば、端末装置であっても良く、又は、端末装置に設置される1つ又は複数の部品又はアセンブリであっても良い。
図28は、本発明の実施例における上りリンクデータの送信装置の1つを示す図である。該装置が問題を解決する原理は第三側面の実施例の方法と類似しているため、その具体的な実施については第三側面の実施例の方法の実施を参照でき、ここでは内容が同じである重複説明を省略する。
図28に示すように、本発明の実施例に係る上りリンクデータの送信装置2800は送信ユニット2801を含み、それは上りリンクデータを送信し、前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会は2つのTRPに関連しており、前記送信ユニット2801は前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、前記2つのTRPのうちの1つのTRPに関連している伝送機会に基づいて、前記上りリンクデータの送信に対して周波数ホッピングを行う。
幾つかの実施例において、前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、前記2つのTRPのうちの1つのTRPに関連している伝送機会とは、次のようなもののうちの1つを指し、即ち、
前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、前記2つのTRPのうちの1つのTRPに関連しているノミナル重複の伝送機会(そのうち、前記上りリンクデータはPUSCH repetition type Bの方式で送信される);
前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、前記2つのTRPのうちの1つのTRPに関連しているアクチュアル重複の伝送機会(そのうち、前記上りリンクデータはPUSCH repetition type Bの方式で送信される);及び
少なくとも1つのスロット内の前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、前記2つのTRPのうちの1つのTRPに関連している伝送機会(そのうち、前記上りリンクデータはPUSCH repetition type Aの方式で送信される)
である。
幾つかの実施例において、前記周波数ホッピングを実行するとは、前記上りリンクデータのノミナル重複に基づいて周波数ホッピング(perform frequency hopping)を実行することを指す。
幾つかの実施例において、前記周波数ホッピングを実行するとは、前記上りリンクデータのアクチュアル重複に基づいて周波数ホッピングを実行することを指す。
幾つかの実施例において、前記周波数ホッピングを実行するとは、前記上りリンクデータの所在するスロットに基づいて周波数ホッピングを実行することを指す。
幾つかの実施例において、前記周波数ホッピングを実行するとは、前記上りリンクデータの所在する1つのスロット内で、前記上りリンクデータに対応する時間領域部分に基づいて周波数ホッピングを実行することを指す。
幾つかの実施例において、図28に示すように、前記装置2800はさらに、受信ユニット2802を含み、それは指示情報を受信し、前記指示情報は周波数ホッピングパターンを指示し、前記指示情報はRRCシグナリングに含まれる。
幾つかの実施例において、前記指示情報は前記2つのTRPのうちの各TRPに関連している上りリンクデータの周波数ホッピングパターンを指示する。
幾つかの実施例において、前記指示情報は前記2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連している上りリンクデータの周波数ホッピングパターンを指示し、かつ、前記2つのTRPのうちの他のTRPに関連している上りリンクデータの周波数ホッピングパターンは前記1番目のTRPに関連している上りリンクデータの周波数ホッピングパターンと同じである。
幾つかの実施例において、前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、前記2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連している伝送機会が使用する周波数ホッピングパターン(frequency hopping pattern)は、前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、前記2つのTRPのうちの2番目のTRPに関連している伝送機会が使用する周波数ホッピングパターンと同じである。
幾つかの実施例において、前記周波数ホッピングパターンは以下のようなもののうちの少なくとも1つを含み、即ち、
周波数ホッピングを実行するか;
周波数ホッピング回数(the number of hops);
周波数ホッピングの開始周波数領域位置;及び
周波数ホッピングの周波数領域偏移(frequency offset)
である。
幾つかの実施例において、前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会は2つのTRPに関連しているとは、次のようなことのうちの1つを指し、即ち、
前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会が前記上りリンクデータの少なくとも1つのノミナル重複の伝送機会を単位としてそれぞれ前記2つのTRPに関連しており;
前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会が前記上りリンクデータの少なくとも1つのアクチュアル重複の伝送機会を単位としてそれぞれ前記2つのTRPに関連しており;及び
前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会が少なくとも1つのスロットを単位としてそれぞれ前記2つのTRPに関連している
ことである。
幾つかの実施例において、前記TRPは以下のもののうちの少なくとも1つと同等であり、即ち、
伝送設定指示状態;
空間関係;
参照信号;
参照信号組;
SRSリソース組;
空間ドメインフィルター;
パワー制御パラメータ;及び
1組の、タイムアライメン(TA)に関するパラメータ
である。
本発明の実施例により、周波数域領域イバーシティ利得を増やし、システムパフォーマンスを向上させることができる。
<第八側面の実施例>
本発明の実施例では上りリンクデータ送信の指示装置が提供され、該装置は例えば、ネットワーク装置であっても良く、ネットワーク装置に設置される1つ又は複数の部品又はアセンブリであっても良い。
図29は、本実施例における上りリンクデータ送信の指示装置の1つを示す図である。該装置が問題を解決する原理は第四側面の実施例の図24に示す方法と類似しているので、その具体的な実施については第四側面の実施例の方法の実施を参照でき、ここでは内容が同じである重複説明を省略する。
図29に示すように、本発明の実施例に係る上りリンクデータ送信の指示装置2900は送信ユニット2901を含み、それは端末装置に指示情報を送信し、前記指示情報は2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連している上りリンクデータの伝送機会のRVを指示し、前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のRVは前記2つのTRPに基づいて確定される(derived)。
幾つかの実施例において、上述の指示情報はDCIシグナリング又はRRCシグナリングに含まれる。
図30は、本実施例の上りリンクデータ送信の指示装置のもう1つの例を示す図である。該装置が問題を解決する原理は第四側面の実施例の図25の方法と類似しているから、その具体的な実施については第四側面の実施例の方法の実施を参照でき、ここでは内容が同じである重複説明が省略される。
図30に示すように、本発明の実施例に係る上りリンクデータ送信の指示装置3000は送信ユニット3001を含み、それは端末装置に指示情報を送信し、前記指示情報は周波数ホッピングパターンを指示し、前記端末装置は前記周波数ホッピングパターンに基づいて上りリンクデータを送信し、そのうち、前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会は2つのTRPに関連しており、前記端末装置は前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、前記2つのTRPのうちの1つのTRPに関連している伝送機会に基づいて、前記上りリンクデータの送信に対して周波数ホッピングを実行する。
なお、以上、本発明に係る各部品又は各モジュールのみについて説明したが、本発明はこれらに限定されない。本発明の実施例における上りリンクデータ送信の指示装置2900/3000はさらに、他の部品又はモジュールを含んでも良く、これらの部品又はモジュールの具体的な内容については関連技術を参照できる。
また、便宜のため、図29及び図30には各部品又はモジュールの間の接続関係又は信号方向のみが示されているが、当業者が理解すべきは、バス接続などの各種の関連技術を採用しても良いということである。なお、上述の各品又はモジュールは例えば、処理器、記憶器、送信機、受信機などのハードウェアにより実現されても良いが、本発明の実施はこれについて限定しない。
本発明の実施例により、周波数域領域イバーシティ利得を増やし、システムパフォーマンスを向上させることができる。
<第九側面の実施例>
本発明の実施例では通信システムが提供され、図31は該通信システム3100を示す図である。図31に示すように、該通信システム3100はネットワーク装置3101及び端末装置3102を含み、便宜のため、図31では1つの端末装置及び1つのネットワーク装置のみを例にして説明を行うが、本発明の実施例はこれに限られない。
本発明の実施例において、ネットワーク装置3101と端末装置3102との間で既存の業務又は将来実施可能なの業務の伝送を行うことができる。例えば、これらの業務は、eMBB、mMTC、URLLC、V2X)通信などを含んでも良いが、これらに限定されない。
幾つかの実施例において、ネットワーク装置3101は指示情報を生成し、また、端末装置3102に前記指示情報を送信し、端末装置3102は上述の指示情報を受信し、該指示情報に基づいて上りリンクデータの送信を行う。なお、ネットワーク装置3101の関連内容については第八側面の実施例及び第四側面の実施例を参照できるため、ここではその詳しい説明を省略する。また、端末装置3102の関連内容については第五側面乃至第七側面の実施例及び第一側面乃至第三側面の実施例を参照でき、ここではその詳しい説明を省略する。
本発明の実施例では端末装置がさらに提供され、該端末装置は例えば、UEであっても良いが、本発明はこれに限定されず、他の装置をさらに含んでも良い。
図32は、本発明の実施例における端末装置を示す図である。図32に示すように、該端末装置3200は処理器3201及び記憶器3202を含んでも良く、記憶器3202はデータ及びプログラムを記憶しており、かつ処理器3201に接続される。なお、該図32は例示に過ぎず、さらに他の類型の構造を用いて該構造に対して補充又は代替を行うことで電気通信機能又は他の機能を実現しても良い。
例えば、処理器3201はプログラムを実行して第一側面乃至第三側面の実施例に記載の上りリンクデータの送信方法を実現するように構成されても良い。
図32に示すように、該端末装置3200はさらに、通信モジュール3203、入力ユニット3204、表示器3205、電源3206などを含んでも良い。そのうち、これらの部品の機能は既存の技術と類似しているため、ここではその詳しい説明を省略する。なお、端末装置3200は図32に示すすべての部品を含む必要がない。また、端末装置3200はさらに、図32に無い部品を含んでも良いが、これについては従来技術を参照できる。
本発明の実施例ではネットワーク装置がさらに提供され、該ネットワーク装置は例えば、基地局(gNB)であっても良いが、本発明はこれに限定されず、さらに他のネットワーク装置であっても良い。
図33は、本発明の実施例におけるネットワーク装置の1つの構成図である。図33に示すように、ネットワーク装置3300は処理器(例えば、中央処理器CPU)3301及び記憶器3302を含んでも良い。記憶器3302は処理器3301に設置される。そのうち、該記憶器3302は各種のデータを記憶でき、また、さらに情報処理用のプログラムを記憶し、かつ中央処理器3301の制御下で該プログラムを実行できる。
例えば、処理器3301はプログラムを実行して第四側面の実施例に記載の上りリンクデータ送信の指示方法を実現するように構成されても良い。
また、図33に示すように、ネットワーク装置3300はさらに、送受信機3303、アンテナ3304などを含んでも良い。そのうち、上述の部品の機能は既存の技術と同様であるため、ここではその詳しい説明を省略する。なお、ネットワーク装置3300は図33の中のすべての部品を含む必要がない。また、ネットワーク装置3300はさらに、図33に無い部品を含んでも良いが、これについては従来技術を参照できる。
本発明の実施例ではさらに、コンピュータ可読プログラムが提供され、そのうち、端末装置中で前記プログラムを実行するときに、前記プログラムはコンピュータに、前記端末装置中で第一側面又は第二側面又は第三側面の実施例に記載の方法を実行させる。
本発明の実施例ではさらに、コンピュータ可読プログラムを記憶している記憶媒体が提供され、そのうち、前記コンピュータ可読プログラムはコンピュータに、端末装置中で第一側面又は第二側面又は第三側面の実施例に記載の方法を実行させる。
本発明の実施例ではさらに、コンピュータ可読プログラムが提供され、そのうち、ネットワーク装置中で前記プログラムを実行するときに、前記プログラムはコンピュータに、前記ネットワーク装置中で第四側面の実施例に記載の方法を実行させる。
本発明の実施例ではさらに、コンピュータ可読プログラムを記憶した記憶媒体が提供され、そのうち、前記コンピュータ可読プログラムはコンピュータに、ネットワーク装置中で第四側面の実施例に記載の方法を実行させる。
また、上述の装置及び方法は、ソフトウェア又はハードウェアにより実現されても良く、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせにより実現されても良い。本発明はさらに、下記のようなコンピュータ読み取り可能なプログラムに関し、即ち、該プログラムは、ロジック部品により実行されるときに、該ロジック部品に上述の装置又は構成部品を実現させ、又は、該ロジック部品に上述の各種の方法又はステップを実現させる。ロジック部品は、例えば、FPGA(Field Programmable Gate Array)、マイクロプロセッサ、コンピュータに用いる処理器などであっても良い。本発明はさらに、上述のプログラムを記憶した記憶媒体、例えば、ハードディスク、磁気ディスク、光ハードディスク、DVD、フラッシュメモリなどにも関する。
さらに、図面に記載された機能ブロックのうちの1つ又は複数の組み合わせ及び/又は機能ブロックの1つ又は複数の組み合わせは、本明細書に記載の機能を実行するための汎用処理器、デジタル信号処理器(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)又は他のプログラム可能な論理部品、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理部品、ディスクリートハードウェアアセンブリ又は他の任意の適切な組み合わせとして実現されても良い。また、図面に記載の機能ブロックのうちの1つ又は複数の組み合わせ及び/又は機能ブロックの1つ又は複数の組み合わせは、さらに、計算装置の組み合わせ、例えば、DSP及びマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPと通信により接続される1つ又は複数のマイクロプロセッサ又は他の任意の構成の組み合わせとして構成されても良い。
以上、本発明の好ましい実施例を説明したが、本発明はこのような実施例に限定されず、本発明の趣旨を離脱しない限り、本発明に対するあらゆる変更は本発明の技術的範囲に属する。
また、上述の実施例などに関し、さらに以下のような付記を開示する。
(付記1)
上りリンクデータの送信方法であって、
端末装置がPUSCH repetition type Bの方式で上りリンクデータを送信し、前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会が2つのTRPに関連していることを含み、
そのうち、前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のRVは前記2つのTRPに基づいて確定される(derived)である、方法。
(付記2)
付記1に記載の方法であって、
前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のRVは前記2つのTRPに基づいて確定される(derived)とは、
前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、前記2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連しているアクチュアル重複の伝送機会のRVが前記アクチュアル重複の時間領域順序に従って確定され;かつ
前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、前記2つのTRPのうちの2番目のTRPに関連しているアクチュアル重複の伝送機会のRVが前記アクチュアル重複の時間領域順序に従って確定される
ことを指す、方法。
(付記3)
付記1に記載の方法であって、
前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のRVは前記2つのTRPに基づいて確定される(derived)とは、
前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、前記2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連しているノミナル重複の伝送機会のRVが前記ノミナル重複の時間領域順序に従って確定され;かつ
前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、前記2つのTRPのうちの2番目のTRPに関連しているノミナル重複の伝送機会のRVが前記ノミナル重複の時間領域順序に従って確定される
ことを指す、方法。
(付記4)
付記1に記載の方法であって、さらに、
前記端末装置が指示情報を受信することを含み、
前記指示情報は前記2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連している上りリンクデータの伝送機会のRVを指示し、
前記指示情報はDCIシグナリング又はRRCシグナリングに含まれる、方法。
(付記5)
付記1に記載の方法であって、
前記上りリンクデータの第一伝送機会のRVは前記上りリンクデータの第二伝送機会のRVに関連しており、そのうち、
前記第一伝送機会が前記2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連しており;及び
前記第二伝送機会が前記2つのTRPのうちの2番目のTRPに関連している、方法。
(付記6)
付記5に記載の方法であって、
前記第一伝送機会に関する順番号は前記第二伝送機会に関する順番号と同じである、方法。
(付記7)
付記5又は6に記載の方法であって、
前記上りリンクデータの第一伝送機会のRVは前記上りリンクデータの第二伝送機会のRVに関連しているとは、前記第一伝送機会のRVと前記第二伝送機会のRVとの差(offset/shift)がRRCシグナリングにより指示されることを指す、方法。
(付記8)
付記5又は6に記載の方法であって、
前記上りリンクデータの第一伝送機会のRVは前記上りリンクデータの第二伝送機会のRVに関連しているとは、前記第一伝送機会のRVと前記第二伝送機会のRVとの差がDCIシグナリングにより指示されることを指す、方法。
(付記9)
付記5又は6に記載の方法であって、
前記上りリンクデータの第一伝送機会のRVは前記上りリンクデータの第二伝送機会のRVに関連しているとは、前記第一伝送機会のRVが前記第二伝送機会のRVと同じであることを指す、方法。
(付記10)
付記5又は6に記載の方法であって、
前記上りリンクデータの第一伝送機会のRVは前記上りリンクデータの第二伝送機会のRVに関連しているとは、前記第一伝送機会のRVと前記第二伝送機会のRVとの差が第三伝送機会に基づいて確定されることを指し、
そのうち、前記第三伝送機会とは、前記第二伝送機会の前の、前記2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連している最後の1つの伝送機会を指す、方法。
(付記11)
付記1に記載の方法であって、
前記上りリンクデータは、前記2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連しており、かつ対応するRVが0であるアクチュアル重複の伝送機会から開始する、方法。
(付記12)
付記1に記載の方法であって、
前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、前記2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連している伝送機会が使用するRVシーケンスは、前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、前記2つのTRPのうちの2番目のTRPに関連している伝送機会が使用するRVシーケンスと同じである、方法。
(付記13)
付記1に記載の方法であって、
前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会は2つのTRPに関連しているとは、
前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会が前記上りリンクデータの少なくとも1つのノミナル重複の伝送機会を単位としてそれぞれ前記2つのTRPに関連しており;
前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会が前記上りリンクデータの少なくとも1つのアクチュアル重複の伝送機会を単位としてそれぞれ前記2つのTRPに関連しており;
前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会が少なくとも1つのスロットを単位としてそれぞれ前記2つのTRPに関連している
ことのうちの少なくとも1つを含む、方法。
(付記14)
付記1乃至13のうちの何れか1項に記載の方法であって、
前記TRPは以下のもののうちの少なくとも1つと同等であり、即ち、
伝送設定指示状態;
空間関係;
参照信号;
参照信号組;
SRSリソース組;
空間ドメインフィルター;
パワー制御パラメータ;及び
1組の、タイムアライメン(TA)に関するパラメータ
である、方法。
(付記15)
上りリンクデータの送信方法であって、
端末装置がPUSCH repetition type Aの方式で上りリンクデータを送信し、前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会が2つのTRPに関連していることを含み、
そのうち、前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のRVは前記2つのTRPに基づいて確定される(derived)、方法。
(付記16)
付記15に記載の方法であって、
前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のRVは前記2つのTRPに基づいて確定される(derived)とは、
前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、前記2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連している伝送機会のRVが前記1番目のTRPに関連している伝送機会の時間領域順序に従って確定され;かつ
前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、前記2つのTRPのうちの2番目のTRPに関連している伝送機会のRVが前記2番目のTRPに関連している伝送機会の時間領域順序に従って確定される
ことを指す、方法。
(付記17)
付記15に記載の方法であって、さらに、
前記端末装置が指示情報を受信することを含み、
前記指示情報は前記2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連している上りリンクデータの伝送機会のRVを指示し、
前記指示情報はDCIシグナリング又はRRCシグナリングに含まれる、方法。
(付記18)
付記15に記載の方法であって、
前記上りリンクデータの第一伝送機会のRVは前記上りリンクデータの第二伝送機会のRVに関連しており、そのうち、
前記第一伝送機会が前記2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連しており;及び
前記第二伝送機会が前記2つのTRPのうちの2番目のTRPに関連している、方法。
(付記19)
付記18に記載の方法であって、
前記第一伝送機会に関する順番号は前記第二伝送機会に関する順番号と同じである、方法。
(付記20)
付記18に記載の方法であって、
前記上りリンクデータの第一伝送機会のRVは前記上りリンクデータの第二伝送機会のRVに関連しているとは、前記第一伝送機会のRVと前記第二伝送機会のRVとの差がRRCシグナリングにより指示されることを指す、方法。
(付記21)
付記18に記載の方法であって、
前記上りリンクデータの第一伝送機会のRVは前記上りリンクデータの第二伝送機会のRVに関連しているとは、前記第一伝送機会のRVと前記第二伝送機会のRVとの差がDCIシグナリングにより指示されることを指す、方法。
(付記22)
付記18に記載の方法であって、
前記上りリンクデータの第一伝送機会のRVは前記上りリンクデータの第二伝送機会のRVに関連しているとは、前記第一伝送機会のRVが前記第二伝送機会のRVと同じであることを指す、方法。
(付記23)
付記18に記載の方法であって、
前記上りリンクデータの第一伝送機会のRVは前記上りリンクデータの第二伝送機会のRVに関連しているとは、前記第一伝送機会のRVと前記第二伝送機会のRVとの差が第三伝送機会に基づいて確定されることを指し、
そのうち、前記第三伝送機会とは、前記第二伝送機会の前の、前記2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連している最後の1つの伝送機会を指す、方法。
(付記24)
付記15に記載の方法であって、
前記上りリンクデータは前記2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連しており、かつ対応するRVが0である伝送機会から開始する、方法。
(付記25)
付記15に記載の方法であって、
前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、前記2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連している伝送機会が使用するRVシーケンスは、前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、前記2つのTRPのうちの2番目のTRPに関連している伝送機会が使用するRVシーケンスと同じである、方法。
(付記26)
付記15に記載の方法であって、
前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会は2つのTRPに関連しているとは、
以下のことのうちの1つを指し、即ち、
前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会が少なくとも1つのスロットを単位としてそれぞれ前記2つのTRPに関連しており;及び
前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会が1つのスロット内の少なくとも1つの時間領域部分を単位としてそれぞれ前記2つのTRPに関連している
ことである、方法。
(付記27)
付記15乃至26のうちの何れか1項に記載の方法であって、
前記TRPは以下のもののうちの少なくとも1つと同等であり、即ち、
伝送設定指示状態;
空間関係;
参照信号;
参照信号組;
SRSリソース組;
空間ドメインフィルター;
パワー制御パラメータ;及び
1組の、タイムアライメン(TA)に関するパラメータ
である、方法。
(付記28)
上りリンクデータの送信方法であって、
端末装置が上りリンクデータを送信し、前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会が2つのTRPに関連していることを含み、
前記端末装置は前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、前記2つのTRPのうちの1つのTRPに関連している伝送機会に基づいて、前記上りリンクデータの送信に対して周波数ホッピングを実行する、方法。
(付記29)
付記28に記載の方法であって、
前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、前記2つのTRPのうちの1つのTRPに関連している伝送機会とは、
前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、前記2つのTRPのうちの1つのTRPに関連しているノミナル重複の伝送機会、そのうち、前記上りリンクデータはPUSCH repetition type Bの方式で送信され;
前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、前記2つのTRPのうちの1つのTRPに関連しているアクチュアル重複の伝送機会、そのうち、前記上りリンクデータはPUSCH repetition type Bの方式で送信され;
少なくとも1つのスロット内の前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、前記2つのTRPのうちの1つのTRPに関連している伝送機会、そのうち、前記上りリンクデータはPUSCH repetition type Aの方式で送信される
のうちの少なくとも1つを指す、方法。
(付記30)
付記28又は29に記載の方法であって、
前記周波数ホッピングを実行するとは、前記上りリンクデータのノミナル重複に基づいて周波数ホッピング(perform frequency hopping)を実行することを指す、方法。
(付記31)
付記28又は29に記載の方法であって、
前記周波数ホッピングを実行するとは、前記上りリンクデータのアクチュアル重複に基づいて周波数ホッピングを実行することを指す、方法。
(付記32)
付記28又は29に記載の方法であって、
前記周波数ホッピングを実行するとは、前記上りリンクデータの所在するスロットに基づいて周波数ホッピングを実行することを指す、方法。
(付記33)
付記28又は29に記載の方法であって、
前記周波数ホッピングを実行するとは、前記上りリンクデータの所在する1つのスロット内で、前記上りリンクデータに対応する時間領域部分に基づいて周波数ホッピングを実行することを指す、方法。
(付記34)
付記28に記載の方法であって、さらに、
前記端末装置が指示情報を受信することを含み、前記指示情報は周波数ホッピングパターンを指示し、前記指示情報はRRCシグナリングに含まれる、方法。
(付記35)
付記34に記載の方法であって、
前記指示情報は前記2つのTRPのうちの各TRPに関連している上りリンクデータの周波数ホッピングパターンを指示し;又は
前記指示情報は前記2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連している上りリンクデータの周波数ホッピングパターンを指示し、かつ、前記2つのTRPのうちの他のTRPに関連している上りリンクデータの周波数ホッピングパターンは前記1番目のTRPに関連している上りリンクデータの周波数ホッピングパターンと同じである、方法。
(付記36)
付記28に記載の方法であって、
前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、前記2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連している伝送機会が使用する周波数ホッピングパターン(frequency hopping pattern)は、前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、前記2つのTRPのうちの2番目のTRPに関連している伝送機会が使用する周波数ホッピングパターンと同じである、方法。
(付記37)
付記34乃至36のうちの何れか1項に記載の方法であって、
前記周波数ホッピングパターンは以下のもののうちの少なくとも1つを含み、即ち、
周波数ホッピングを実行するか;
周波数ホッピング回数(the number of hops);
周波数ホッピングの開始周波数領域位置;及び
周波数ホッピングの周波数領域偏移(frequency offset)
である、方法。
(付記38)
付記28に記載の方法であって、
前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会は2つのTRPに関連しているとは、
前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会が前記上りリンクデータの少なくとも1つのノミナル重複の伝送機会を単位としてそれぞれ2つのTRPに関連しておいり;
前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会が前記上りリンクデータの少なくとも1つのアクチュアル重複の伝送機会を単位としてそれぞれ2つのTRPに関連しておいり;及び
前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会が少なくとも1つのスロットを単位としてそれぞれ前記2つのTRPに関連している
ことのうちの少なくとも1つを指す、方法。
(付記39)
付記28乃至38のうちの何れか1項に記載の方法であって、
前記TRPは以下のうちの少なくとも1つと同等であり、即ち、
伝送設定指示状態;
空間関係;
参照信号;
参照信号組;
SRSリソース組;
空間ドメインフィルター;
パワー制御パラメータ;及び
1組の、タイムアライメン(TA)に関するパラメータ
である、方法。
(付記40)
上りリンクデータ送信の指示方法であって、
ネットワーク装置が端末装置に指示情報を送信し、前記指示情報は2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連している上りリンクデータの伝送機会のRVを指示し、前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のRVは前記2つのTRPに基づいて確定される(derived)、方法。
(付記41)
付記40に記載の方法であって、
記指示情報はDCIシグナリング又はRRCシグナリングに含まれる、方法。
(付記42)
上りリンクデータ送信の指示方法であって、
ネットワーク装置が端末装置に指示情報を送信し、前記指示情報は周波数ホッピングパターンを指示し、前記端末装置は前記周波数ホッピングパターンに基づいて上りリンクデータを送信することを含み、
そのうち、前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会は2つのTRPに関連しており、前記端末装置は前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のうち、前記2つのTRPのうちの1つのTRPに関連している伝送機会に基づいて前記上りリンクデータの送信に対して周波数ホッピングを実行する、方法。
(付記43)
記憶器及び処理器を含む端末装置であって、
前記記憶器にはコンピュータプログラムが記憶されており、前記処理器は前記コンピュータプログラムを実行して付記1乃至39のうちの何れか1項に記載の方法を実現するように構成される、端末装置。
(付記44)
記憶器及び処理器を含むネットワーク装置であって、
前記記憶器にはコンピュータプログラムが記載されており、前記処理器は前記コンピュータプログラムを実行して付記40乃至42のうちの何れか1項に記載の方法を実現するように構成される、ネットワーク装置。
(付記45)
端末装置及びネットワーク装置を含む通信システムであって、
前記端末装置は付記1乃至27のうちの何れか1項に記載の方法を実行するように構成され、前記ネットワーク装置は付記40乃至41のうちの何れか1項に記載の方法を実行するように構成され;又は
前記端末装置は付記28乃至39のうちの何れか1項に記載の方法を実行するように構成され、前記ネットワーク装置は付記42に記載の方法を実行するように構成される、通信システム。