JP7698526B2 - 非晶質粉末およびそれを含む粉末梱包体、非晶質粉末の製造方法、並びに固体電解質の製造方法 - Google Patents
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Description
リチウム、アルミニウム、ゲルマニウム、リンおよび酸素を含有する非晶質粉末であって、
前記非晶質粉末の水分量が0.08~4質量%である、非晶質粉末である。
前記非晶質粉末の水分量が3質量%以下である。
前記非晶質粉末の水分量が0.3~1質量%以下である。
前記非晶質粉末が、
リチウムを、1質量%以上4質量%以下、
アルミニウムを、0.5質量%以上6質量%以下、
ゲルマニウムを、15質量%以上35質量%以下、
リンを、10質量%以上30質量%以下、含む。
第1~第4の態様のいずれかに記載の非晶質粉末と、
前記非晶質粉末を密閉した状態で収容する容器と、を備え、
前記非晶質粉末は、その水分量が0.08~4質量%に維持されるように、前記容器に収容される、粉末梱包体である。
前記容器は、前記非晶質粉末とともに、含水させた部材を収容する。
リチウム、アルミニウム、ゲルマニウム、リンおよび酸素を含有する非晶質粉末の製造方法であって、
前記非晶質粉末の水分量を0.08質量%~4質量%となるように調整する水分量調整工程を有する、
非晶質粉末の製造方法である。
前記水分量調整工程では、前記非晶質粉末の水分量を3質量%以下に調整する。
前記水分量調整工程では、前記非晶質粉末の水分量を0.3質量%~1質量%に調整する。
前記水分量調整工程では、水分量が0.05質量%以下である非晶質粉末を、水分を含有する雰囲気中に曝すことにより、当該非晶質粉末に吸水させる。
前記水分量調整工程では、水分量が0.05質量%以下である非晶質粉末を、含水させた部材とともに、容器に密閉した状態で収容することにより、当該非晶質粉末に吸水させる。
前記水分量調整工程の前に、
リチウム、アルミニウム、ゲルマニウム、リンを含む混合スラリーを得る混合スラリー化工程と、
混合スラリーを乾燥して、乾燥粉末を得る乾燥工程と、
前記乾燥粉末を300℃以上500℃以下で熱処理し、水分量が0.05質量%以下である非晶質粉末を得る熱処理工程と、を有する。
第1~第4のいずれかの態様の非晶質粉末を焼成し、結晶化させる焼成工程を有する、NASICON型結晶構造を有する固体電解質の製造方法である。
以下、本発明の一実施形態について説明する。なお、本明細書においては、個々の「粒子」が「粉末」を構成し、「粉末」は「粒子」の集合を指すものとする。以下の説明においては原則として、粉末を構成する個々のものに着目している場合は「粒子」という言葉を、粒子の集合という全体に着目している場合は「粉末」又は「粒子の粉末」という言葉を使用する。
本実施形態にかかる非晶質粉末は、構成元素として、少なくともリチウム、アルミニウム、ゲルマニウム、リンおよび酸素を含む。この非晶質粉末は、非晶質であって、結晶化させることで、NASICON型結晶構造を有する固体電解質を形成するような前駆体粉末である。NASICON型結晶構造を有する粉末は、高いイオン伝導度を発現するため全固体電池の固体電解質として用いることができる。ここで、固体電解質とは、外部から加えられた電場によってイオン(帯電した物質)を移動させることができる固体である。そして、本実施形態の非晶質粉末は、その水分量が所定範囲に調整されることで、電極活物質粉末と均一に混合することができる。以下、非晶質粉末の組成と水分量について詳述する。
続いて、上述した非晶質粉末の製造方法について、(1)原料水溶液調製工程、(2)混合スラリー化工程、(3)乾燥工程、(4)熱処理工程、(5)水分量調整工程の順に説明する。なお、(1)~(4)については、下述の方法に限定されず、例えば特開2018-37341号や特開2019-50083号の製造方法を用いて得られた非晶質粉末を水分調整しても構わない。
まず、非晶質粉末を構成する元素であるリチウム、アルミニウム、ゲルマニウム、リン、および、必要に応じてその他の元素を含む原料をそれぞれ水に溶解させて、各構成元素を含む原料水溶液を調製する。各構成元素を含む原料は、従来公知のものを用いることができる。例えば、二酸化ゲルマニウムなどのゲルマニウム酸化物を溶解した水溶液と、例えば硝酸リチウムや硝酸アルミニウム9水和物、リン酸二水素アンモニウムなどを溶解した水溶液と、を調製するとよい。
続いて、(1)にて調製した原料水溶液を、ねらいの非晶質粉末の組成に合わせて混合し、いわゆる共沈法により、固体電解質の構成元素を含むスラリーを得る。例えば、アンモニアで溶解させたアルカリ性のゲルマニウム水溶液に、硝酸リチウム、硝酸アルミニウム9水和物、リン酸二水素アンモニウムを溶解させた酸性の水溶液を添加すると、共沈法によって、リチウム、アルミニウム、ゲルマニウム、リン等を含有したスラリーを得ることができる。
続いて、(2)にて得られたスラリーを乾燥させ、スラリー中の水分を蒸発させることで、乾燥粉末を得る。乾燥方法は特に限られないが、スプレードライヤー等を用いた噴霧乾燥が好ましい。噴霧乾燥によれば、短時間でスラリー中においてイオンで存在している構成元素を急速に析出させて、構成元素間の溶解度の差から生じる、析出の不均一さを低減することができる。これにより、組成の均一な乾燥粉末を得ることができ、二酸化ゲルマニウムの生成が抑制された非晶質粉末をより確実に形成することができる。乾燥温度は、得られる乾燥粉末に水分が残らない温度に適宜設定すればよい。例えば、噴霧乾燥機であるスプレードライヤーの入口温度は150~250℃、熱風出口温度は60℃以上であることが好ましい。
続いて、(3)にて得られた乾燥粉末を熱処理してガラス化することにより、非晶質粉末を得る。例えば、アルミナ製等の容器に、乾燥粉末を入れ、大気雰囲気下で室温から、300℃~500℃まで、昇温速度0.1~20℃/minにて昇温するとよい。
続いて、本実施形態では、(4)にて得られた非晶質粉末の水分量を調整する。具体的には、熱処理後であって水分量が0.05質量%以下である非晶質粉末を、水分を含む雰囲気中に所定時間、曝して、非晶質粉末に吸水させ、非晶質粉末の水分量を0.08質量%~4質量%に調整する。これにより、本実施形態の非晶質粉末を得る。
上述した非晶質粉末は、大気に曝されることで水分量が減少したり増加したりすることで変動することがある。水分量が過度に変動すると、非晶質粉末の凝集を引き起こし、電極活物質粉末との混合性を損ねるおそれがある。そこで、非晶質粉末の水分量を0.08質量%~4質量%に保持し、長期保存性を担保する観点からは、非晶質粉末を容器に収容し、粉末梱包体とすることが好ましい。以下、粉末梱包体について具体的に説明する。
続いて、上述した非晶質粉末と電極活物質粉末とを混合した電極層用混合粉末について説明する。
本実施例では、以下に示すように(1)原料水溶液調製工程、(2)混合スラリー化工程、(3)乾燥工程、(4)熱処理工程、(5)粒径調整工程、および(6)水分量調整工程の順に行い、実施例1~6、比較例1、2の非晶質粉末を製造した。
(1)原料水溶液調製工程
まず、原料水溶液として(I)ゲルマニウム水溶液と、(II)リチウム、アルミニウム、リン含有水溶液とを調製した。以下、それぞれについて説明する。
純水8000gへ二酸化ゲルマニウム(富士フイルム和光純薬株式会社製99.999%)385gを添加して撹拌しながら40℃に加温し、さらにアルカリとして濃度28質量%のアンモニア水(ナカライテスク社製28%)195gを添加して、二酸化ゲルマニウムを溶解させゲルマニウム化合物の水溶液を調製した。調製した水溶液におけるpH値は10.7でありアルカリ性であった。
純水1500gへ、硝酸リチウム(富士フイルム和光純薬株式会社製、98.0+%)217gと硝酸アルミニウム9水和物(富士フイルム和光純薬株式会社製98.0+%)394gとリン酸二水素アンモニウム(富士フイルム和光純薬株式会社製98.0+%)725gとを加え、リチウム、アルミ二ウム、リン含有水溶液を調製した。調製したリチウム、アルミニウム、リン含有水溶液におけるpH値は1.4であり、酸性であった。
アルカリ性であるゲルマニウム水溶液7200gを分取し攪拌しながら40℃に加温し、そこへ調製したリチウム、アルミニウム、リン含有水溶液の全量(2837g)を添加したところ、水溶液は添加直後に白濁し、リチウムと、アルミ二ウムと、ゲルマニウムと、リンと、アンモニアと、水とを混合した白色の混合スラリーを得た。得られた白色スラリーのpH値は4.3であった。
混合スラリーを、噴霧乾燥機(東京理化器械株式会社製 SD-1000)を用いて噴霧乾燥して、混合スラリー中の水分を蒸発させて一気に固相析出させ、白色の粉末を得た。なお、噴霧乾燥の条件としては、入口温度180℃、出口温度90℃、混合スラリーの添加速度10g/minとした。
アルミナ製の容器に、噴霧乾燥で得られた乾燥粉末を50g入れ、昇温速度5℃/minにて室温から400℃まで昇温し、400℃に達してから大気雰囲気下で120分間熱処理し、熱処理粉末を得た。
熱処理粉末400gを、φ1mmZrビーズ1600gとイソプロピルアルコール(IPA)943.2gと共にビーズミルに装填し、120分間湿式粉砕した。続いて、湿式粉砕した熱処理粉末を乾燥機に入れ、100℃で3時間乾燥し、IPAを除去して粒径調整した乾燥粉末を得た。なお、本工程で得られる粒径調整した乾燥粉末の水分量を後述の水分量分析と同様に測定したところ、0.04質量%であった。
水分量調整工程は、図1に示すように行った。具体的には、まず、ナイロン製の内袋と外袋(幅450mm、長さ700mm)を準備し、内袋を外袋内に入れ二重にすることで容器11を形成した。続いて、上記粒径調整後の粒径調整した乾燥粉末10を200g分取し、容器11におけるナイロン製の内袋に入れた。また、紙製ウエス(商品名 JKワイパー 日本製紙クレシア社製)に純水を0.12g含ませて、含水させた部材を準備した後、含水させた部材を入れたステンレス製の深型バット13を準備し、内袋の中にある粒径調整した乾燥粉末10上に配置し、内袋と外袋の入口を密閉し12時間静置した。静置後、内袋から含水させた部材12を入れたステンレス製の深型バット13を取り出し、再度、容器11の入口を密閉し、容器11を揺すり、1時間静置し、実施例1の非晶質粉末を得た。
実施例2では、実施例1の(6)水分量調整において、水分量調整条件として、紙製ウエスに含浸させる純水量を0.12gから0.52gに変更した以外は実施例1と同様にし、非晶質粉末を得た。
実施例3では、実施例1の(6)水分量調整において、水分量調整条件として、紙製ウエスに含浸させる純水量を0.12gから0.92gに変更した以外は実施例1と同様にし、非晶質粉末を得た。
実施例4では、実施例1の(6)水分量調整において、水分量調整条件として、紙製ウエスに含浸させる純水量を0.12gから1.52gに変更した以外は実施例1と同様にし、非晶質粉末を得た。
実施例5では、実施例1の(6)水分量調整において、水分量調整条件として、紙製ウエスに含浸させる純水量を0.12gから1.92gに変更した以外は実施例1と同様にし、非晶質粉末を得た。
実施例6では、実施例1の(6)水分量調整において、水分量調整条件として、紙製ウエスに含浸させる純水量を0.12gから5.92gに変更した以外は実施例1と同様にし、非晶質粉末を得た。
比較例1では、実施例1の(6)水分量調整において、水分量調整条件として、紙製ウエスに含浸させる純水量を0.12gから9.92gに変更した以外は実施例1と同様にし、非晶質粉末を得た。
比較例2では、実施例1の(6)水分量調整において、水分量調整条件として、紙製ウエスに含浸させる純水量を0.12gから0.02gに変更した以外は実施例1と同様にし、非晶質粉末を得た。
続いて、得られた実施例、比較例の非晶質粉末に対して、水分量分析、非晶質粉末のXRD測定、元素分析、粒子径D50測定、BET比表面積測定を行った。また得られた実施例、比較例の非晶質粉末と電極活物質との混合を行い混合性の評価を行った。さらに、得られた実施例、比較例の非晶質粉末を結晶化させた圧粉焼成体を作製し、圧粉焼成体のXRD測定を実施しNASICON型結晶構造の固体電解質であるかの評価を行った。以下、それぞれの方法および結果について説明する。
下記測定条件にて非晶質粉末の水分量を測定し、測定した結果を表1に記載する。
測定装置 :カールフィッシャー水分測定装置(平沼産業株式会社製 平沼微量水分測定装置AQ-2100と水分気化装置EV-2000)
測定サンプル量:0.3g
キャリアガス :窒素ガス
キャリアガス流量:0.3L/min
interval time:15sec
気化室温度:100℃
下記測定条件にて非晶質粉末のXRD測定を実施した。
測定装置 :XRD-6100(島津製作所製)
管球 :Cu
管電圧 :40kv
管電流 :30mA
発散スリット:1.0°
散乱スリット:1.0°
受光スリット:0.3mm
ステップ幅 :0.02°/step
計測時間 :0.25sec
白金るつぼに、得られた実施例、比較例に係る非晶質粉末0.1gと炭酸NaK1gをはかりとり、約900℃で溶融し、溶融後、温水浸出し、硝酸10mLを加え溶解した溶解液を500倍希釈した溶解液試料を1つ作成した。1つの溶解液試料をICP-OESを用いて、元素分析を行い、各構成元素分析値を表1に記載する。なお、元素分析による非晶質粉末に含まれる各構成元素分析値の合計の含有量を差し引いた(100質量%-各構成元素の質量%の合計値)が、酸素の存在量であると考えられる。これは後述する、実施例2~6、比較例1~2も同様である。
得られた実施例、比較例の非晶質粉末をレーザー回折散乱式粒度分布測定装置(SYMPATEC社製のへロス粒度分布測定装置(HELOS&RODOS(気流式の分散モジュール)))を使用して、分散圧5barで体積基準の粒度分布を測定し、体積基準の累積50%粒子径(D50)を求めた。測定した結果を表1に記載する。
得られた実施例、比較例の非晶質粉末のBET比表面積を、BET比表面積測定器(株式会社マウンテック製 Macsorb)を用いて測定した。当該測定器内に105℃で20分間窒素ガスを流して脱気した後、窒素とヘリウムとの混合ガス(N2:30体積%、He:70体積%)を流しながら、BET1点法により測定した。測定したBET比表面積の値を表1に記載する。
得られた実施例、比較例の非晶質粉末について、電極活物質と混合して、電極活物質との混合の均一性について分析した。混合の均一性は、得られた実施例1の非晶質粉末が含有しない元素であるCo元素を含有する電極活物質粉末を混合した混合粉末のサンプルを5つ準備し、5つの混合粉末のサンプルを溶解し、溶解液に含まれるCo元素含有量の標準偏差σを求めた。標準偏差σの値が小さいほど非晶質粉末と電極活物質が均一に混合されており混合均一性が高いことを示す。なお、Co元素含有量を測定した理由は、Coが非晶質粉末と電極活物質粉末とで共通しない元素であり、Coの含有量のばらつきで非晶質粉末と電極活物質粉末との混合状態のばらつきを把握できるためである。
まず、得られた実施例、比較例の非晶質粉末のそれぞれについて、0.5gを採取して、直径10mmの円筒容器中に投入し、プレス機によって360MPaでプレスして圧粉体を得た。得られた非晶質粉末の圧粉体を炉内温度が800℃に達してから120分間焼成し、結晶化させた圧粉焼成体を製造した。
上述の評価方法により得られた結果を以下の表1および表2にまとめる。
これに対して、非晶質粉末の水分量を5質量%とした比較例1や0.05質量%とした比較例2では、その標準偏差σが1.43や1.49であり、非晶質粉末と電極活物質とが均一に混合していないことが確認された。これは、非晶質粉末の水分量が過度に少なかったり多かったりすることで、非晶質粉末が凝集して電極活物質粉末との混合性が低いためと推測される。
Claims (15)
- リチウム、アルミニウム、ゲルマニウム、リンおよび酸素を含有する非晶質粉末であって、
前記非晶質粉末の水分量が0.08~4質量%であり、
前記非晶質粉末は、NASICON型結晶構造を有する固体電解質を形成する前駆体粉末である、非晶質粉末。 - 電極活物質粉末との混合および該混合により得られる電極層用混合粉末の焼成に用いられる、請求項1に記載の非晶質粉末。
- 前記非晶質粉末の水分量が3質量%以下である、
請求項1または2に記載の非晶質粉末。 - 前記非晶質粉末の水分量が0.3~1質量%以下である、
請求項1から3のいずれか1項に記載の非晶質粉末。 - 前記非晶質粉末が、
リチウムを、1質量%以上4質量%以下、
アルミニウムを、0.5質量%以上6質量%以下、
ゲルマニウムを、15質量%以上35質量%以下、
リンを、10質量%以上30質量%以下、含む、
請求項1から4のいずれか1項に記載の非晶質粉末。 - 請求項1から5のいずれか1項に記載の非晶質粉末と、
前記非晶質粉末を密閉した状態で収容する容器と、を備え、
前記非晶質粉末は、その水分量が0.08~4質量%に維持されるように、前記容器に収容される、
粉末梱包体。 - 前記容器は、前記非晶質粉末とともに、含水させた部材を収容する、
請求項6に記載の粉末梱包体。 - リチウム、アルミニウム、ゲルマニウム、リンおよび酸素を含有する非晶質粉末の製造方法であって、
前記非晶質粉末の水分量を0.08質量%~4質量%となるように調整する水分量調整工程を有し、
前記非晶質粉末は、NASICON型結晶構造を有する固体電解質を形成する前駆体粉末である、
非晶質粉末の製造方法。 - 電極活物質粉末との混合および該混合により得られる電極層用混合粉末の焼成に用いられる、請求項8に記載の非晶質粉末の製造方法。
- 前記水分量調整工程では、前記非晶質粉末の水分量を3質量%以下に調整する、
請求項8または9に記載の非晶質粉末の製造方法。 - 前記水分量調整工程では、前記非晶質粉末の水分量を0.3質量%~1質量%に調整する、
請求項8~10のいずれか1項に記載の非晶質粉末の製造方法。 - 前記水分量調整工程では、水分量が0.05質量%以下である非晶質粉末を、水分を含有する雰囲気中に曝すことにより、当該非晶質粉末に吸水させる、
請求項8~11のいずれか1項に記載の非晶質粉末の製造方法。 - 前記水分量調整工程では、水分量が0.05質量%以下である非晶質粉末を、含水させた部材とともに、容器に密閉した状態で収容することにより、当該非晶質粉末に吸水させる、
請求項8~12のいずれか1項に記載の非晶質粉末の製造方法。 - 前記水分量調整工程の前に、
リチウム、アルミニウム、ゲルマニウム、リンを含む混合スラリーを得る混合スラリー化工程と、
混合スラリーを乾燥して、乾燥粉末を得る乾燥工程と、
前記乾燥粉末を300℃以上500℃以下で熱処理し、水分量が0.05質量%以下である非晶質粉末を得る熱処理工程と、を有する、
請求項8~13のいずれか1項に記載の非晶質粉末の製造方法。 - 請求項1~5のいずれか1項に記載の非晶質粉末と電極活物質粉末とを混合して得られる電極層用混合粉末を焼成する焼成工程を有し、
前記焼成工程においては、NASICON型結晶構造を有する固体電解質を形成する前駆体粉末である非晶質粉末を焼成し、結晶化させる、NASICON型結晶構造を有する固体電解質の製造方法。
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