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JP7698666B2 - 軌道交通分岐器システム - Google Patents
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JP7698666B2 - 軌道交通分岐器システム - Google Patents

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Description

<関連出願の相互参照>
本願は、2020年8月31日に出願され、出願番号が202010893368.0であり、名称が「軌道交通分岐器システム」である中国特許出願の優先権を主張し、その全ての内容が参照により本願に組み込まれる。
本開示内容は、軌道交通システムの技術分野に関し、特に、軌道交通分岐器システムに関する。
懸吊型モノレールシステムは、空中軌道輸送システムの1つであり、互換性が良く、安全性が高く、統合性が高く、コストが低く、線路が柔軟であり、環境に優しく、騒音が小さい等の利点を持ち、現代の都市軌道交通輸送のニーズを満たしており、中国の新型都市軌道交通の建設に広く応用されている。
現在、中国国内の懸吊型モノレール交通分岐器は、主に一方向分岐器になっており、実際応用で開示された多方向分岐器には、それぞれ並進梁変更型及びセグメント型となる2種類があり、並進梁変更型分岐器は、主に支線軌道梁及び曲線軌道梁の平行移動により、直線通行状態と曲線通行状態との間で線路の切り替えを実現するものであり、セグメント型分岐器は、固定梁、駆動梁及び従動梁からなり、主に駆動梁に取り付けられたモータにより、駆動梁及び従動梁を全体として転轍するように機械的に駆動して、車両を円弧曲線に近似した緩やかな折り線上で通過させるものである。
懸吊型軌道交通システムでは、並進梁変更型多方向分岐器は、構造がかさばって重く、スタッド及び関連機構に対する強度要求が高く、転轍に必要な電力が大きく、転轍時間が長く、経済性が悪い等の欠点が存在するのに対して、セグメント型分岐器は、転轍の際、分岐器梁が複数節の折り線梁となり、スタッドの基礎が多いとともに、モータの駆動に対する精度要求が高く、信頼性が悪い。
そこで、従来技術は、改善される必要がある。
上記従来技術に存在する不足点に対して、本開示内容は、軌道交通分岐器システムを提供することで、従来技術における懸吊型軌道交通システムでは、並進梁変更型多方向分岐器は、構造がかさばって重く、スタッド及び関連機構に対する強度要求が高く、転轍に必要な電力が大きく、転轍時間が長く、経済性が悪い等の課題が存在するのに対して、セグメント型分岐器は、転轍の際、分岐器梁が複数節の折り線梁となり、スタッドの基礎が多いとともに、モータの駆動に対する精度要求が高く、信頼性が悪いといった課題を解決される。
本開示内容による軌道交通分岐器システムは、離間して設けられた複数の基礎スタッドを介して固定支持された基礎軌道梁と、対向する第一端及び第二端を有する分岐器梁であって、前記分岐器梁の第一端は、第一遷移スタッドに設けられ、前記分岐器梁の第一端は、中心ピンを介して前記第一遷移スタッドに回動可能に接続され、前記中心ピンは、上下方向に設けられ、前記分岐器梁の第二端は、二遷移スタッドに設けられ、前記分岐器梁の第二端は、前記第二遷移スタッド上を走行可能である分岐器梁と、少なくとも2つ設けられた支線軌道梁であって、前記支線軌道梁は、離間して設けられた複数の支線スタッドを介して固定支持され、各々の前記支線軌道梁は、対向する第一端及び第二端を有し、前記分岐器梁は、前記基礎軌道梁と支線軌道梁との間に設けられ、前記分岐器梁の第一端は、前記基礎軌道梁における前記分岐器梁に面する一端に突き合わせられ、前記分岐器梁の第二端は、ある前記支線軌道梁の第一端に操作可能に選択的に突き合わせられ、前記支線軌道梁の第二端は、前記分岐器梁から離れる方向へ延在する支線軌道梁とを含む。
いくつかの実施態様において、前記第一遷移スタッドに2つの補償アセンブリが設けられており、2つの前記補償アセンブリは、前記分岐器梁の両側に対向して設けられ、各々の前記補償アセンブリは、少なくとも1つの補償装置を含み、前記補償装置は、出力部を有し、前記補償装置の出力部は、前記分岐器梁の第一端と前記基礎軌道梁における前記分岐器梁に面する一端との間のギャップに操作可能に挿入される。
いくつかの実施態様において、前記補償装置は、補償梁を含み、前記補償梁は、前記補償装置の出力部であり、前記補償梁は、前記基礎軌道梁に垂直な方向に操作可能に移動する。
いくつかの実施態様において、前記第一遷移スタッドは、対向する2つの支持柱を含み、前記支持柱の内側には、前記補償装置に対応する支持座が設けられており、前記補償装置は、固定座及び駆動ユニットを含み、前記固定座は、対応する支持座に固定して設けられ、前記駆動ユニットの固定端は、前記固定座に固定して設けられ、前記駆動ユニットの出力端は、水平方向に伸縮往復移動可能であり、前記駆動ユニットの出力端は、前記補償梁に固定して接続されている。
いくつかの実施態様において、前記支持座にガイドレールが設けられており、前記補償梁の底部にローラが設けられ、前記ローラは、前記ガイドレールに転動自在に設けられている。
いくつかの実施態様において、前記支持柱の内側には、前記補償装置に対応するガイド板が設けられ、前記ガイド板の底部にスライド溝が設けられており、前記補償梁の頂部は、対応する前記ガイド板のスライド溝に摺動自在に設けられている。
いくつかの実施態様において、前記システムは、ロック装置を更に含み、各々の前記補償装置には、1つの前記ロック装置が対応して配置されており、前記ロック装置は、対応する前記補償梁に固定して設けられ、ロック孔が設けられた位置決め座と、前記第一遷移スタッドに固定して設けられた伸縮機構と、対向する第一端及び第二端を有する位置決めピンであって、前記位置決めピンの第一端は、前記伸縮機構の出力端に固定して接続され、前記位置決めピンの第二端は、前記位置決め座上のロック孔に操作可能に挿入される位置決めピンとを含む。
いくつかの実施態様において、前記分岐器梁の第二端は、走行機構を介して前記第二遷移スタッド上を走行し、前記走行機構は、弧形の走行軌道であって、前記弧形の走行軌道の円心は、前記中心ピンの中心線に位置する走行軌道と、前記分岐器梁の第二端が接続される走行ユニットであって、前記走行軌道上を操作可能に走行する走行ユニットとを含む。
いくつかの実施態様において、前記走行ユニットは、対向して設けられた第一サイドフレーム及び第二サイドフレームを含み、前記第一サイドフレームの一端と前記第二サイドフレームの対応する一端との間は、接続梁を介して接続され、前記第一サイドフレーム及び前記第二サイドフレームの底部には何れも、取付溝が設けられており、前記分岐器梁の第二端は、前記第一サイドフレーム及び前記第二サイドフレームの底部の取付溝に順次に固定して接続される。
いくつかの実施態様において、前記走行ユニットは、複数の輪軸であって、前記第一サイドフレームと前記第二サイドフレームとの頂部の間は、離間して設けられた複数の前記輪軸を介して接続され、複数の前記輪軸のうち、1つの前記輪軸に駆動輪が設けられ、前記駆動輪は、前記走行軌道に転動可能に設けられている複数の輪軸と、前記第二サイドフレームの外側に固定して設けられた駆動モータであって、前記駆動モータの出力軸は、複数の前記輪軸のうち、1つの前記輪軸に固定して接続されている駆動モータとを更に含む。
本開示内容によって提供される軌道交通分岐器システムは、分岐器梁の第一端が基礎軌道梁における分岐器梁に面する一端に突き合わせられ、分岐器梁の第一端が第一遷移スタッドに回動自在に設けられ、分岐器梁の第二端が、ある支線軌道梁の第一端に操作可能に選択的に突き合わせられているため、分岐器梁の第一端を、第一遷移スタッド上を回動するように操作すれば、転轍の目的が実現される。
並進梁変更型多方向分岐器に比べて、本開示内容では、分岐器本体として1節の分岐器梁が採用され、長さが短くなり、従来技術における多方向分岐器梁の質量を大幅に軽減できるとともに、スタッドの体積及び質量を軽減し、コストを削減した。
セグメント型多方向分岐器に比べて、本開示内容では、折り線セグメントが1つだけ生成され、遷移スタッド梁も2つだけで済むため、信頼性がより高くなり、コストがより低くなる。
本開示内容による軌道交通分岐器システムは、操作が簡単で信頼性が高く、転轍時間を効果的に短縮し、輸送効率を向上させることができ、高い実用価値を有する。
本開示内容の実施例による軌道交通分岐器システムの構造模式図である。 図1における補償アセンブリの構造模式図である。 図2のロック装置の配設模式図である。 分岐器梁及び走行機構の組立模式図である。 走行機構の構造模式図である。 補償梁が待機位置にある状態模式図である。 1番目の補償梁及び3番目の補償梁が補償位置にある状態模式図である。 分岐器梁が左旋回位置になるまで転轍した状態模式図である。 3番目の補償梁及び4番目の補償梁が補償位置にある状態模式図である。 分岐器梁が右旋回位置になるまで転轍した状態模式図である。 1番目の補償梁及び2番目の補償梁が補償位置にある状態模式図である。
図1は、本開示内容の実施例による軌道交通分岐器システムの構造模式図であり、図1を参照して、当該システムは、基礎軌道梁1、分岐器梁5及び支線軌道梁を含み、基礎軌道梁1は、離間して設けられた複数の基礎スタッド2を介して固定支持され、分岐器梁5は、対向する第一端及び第二端を有し、分岐器梁5の第一端は、第一遷移スタッド3に設けられ、分岐器梁5の第一端は、中心ピン4を介して第一遷移スタッド3に回動可能に接続され、中心ピン4は、上下方向に設けられ、分岐器梁5の第二端は、第二遷移スタッド6に設けられ、分岐器梁5の第二端は、第二遷移スタッド6上を走行可能であるのに対して、支線軌道梁は、少なくとも2つ設けられており、支線軌道梁は、離間して設けられた複数の支線スタッド7を介して固定支持され、各々の支線軌道梁は、対向する第一端及び第二端を有し、分岐器梁5は、基礎軌道梁1と支線軌道梁との間に設けられ、分岐器梁5の第一端は、基礎軌道梁1における分岐器梁5に面する一端に突き合わせられ、分岐器梁5の第二端は、ある支線軌道梁の第一端に操作可能に選択的に突き合わせられ、支線軌道梁の第二端は、分岐器梁から離れる方向へ延在している。
実際の操作の際、分岐器梁5の第一端を、第一遷移スタッド3上を回動するように操作すれば、転轍の目的が実現され、並進梁変更型多方向分岐器に比べて、本開示内容では、分岐器本体として1節のみの分岐器梁が採用され、長さが短くなり、従来技術における多方向分岐器梁の質量を大幅に軽減できるとともに、スタッドの体積及び質量を軽減し、コストを削減した。一方、セグメント型多方向分岐器に比べて、本開示内容では、折り線セグメントが1つだけ生成され、遷移スタッド梁も2つだけで済むため、信頼性がより高くなり、コストがより低くなる。
いくつかの実施例において、それぞれ第一支線軌道梁8、第二支線軌道梁9及び第三支線軌道梁10となる3つの支線軌道梁が設けられてもよく、第一支線軌道梁8及び第三支線軌道梁10は、第二支線軌道梁9の両側にそれぞれ設けられ、第二支線軌道梁9と基礎軌道梁1とは、同一直線上に位置し、第一支線軌道梁8、第二支線軌道梁9及び第三支線軌道梁10は、扇形をなすように配設される。
図1を参照して、複数の支線軌道梁の第一端は、1つの支線スタッド7を介して固定支持されてもよい。
分岐器梁の回動に適応するために、基礎軌道梁1と分岐器梁5との間にギャップが備えられる必要があるため、基礎軌道梁1と分岐器梁5との間での軌道車両の運行に不利となってしまう。この問題を解決するために、本開示内容では、補償アセンブリが設けられている。
図2は、図1における補償アセンブリの構造模式図であり、図2を参照して、第一遷移スタッド3に2つの補償アセンブリが設けられており、2つの補償アセンブリは、分岐器梁5の両側に対向して設けられ、各々の補償アセンブリは、少なくとも1つの補償装置12を含み、補償装置12は、出力部を有し、補償装置12の出力部は、分岐器梁5の第一端と基礎軌道梁1における分岐器梁5に面する一端との間のギャップに操作可能に挿入される。こうして、基礎軌道梁1と分岐器梁5との間のギャップを埋めて、基礎軌道梁1と分岐器梁5との間での軌道車両の運行の信頼性を保障することができる。
図2を参照して、補償装置12は、補償梁122を含み、補償梁122は、補償装置の出力部であり、補償梁122は、基礎軌道梁1に垂直な方向に操作可能に移動する。
図2を参照して、第一遷移スタッド3は、対向する2つの支持柱301を含んでもよく、支持柱301の内側には、補償装置12に対応する支持座302が設けられており、補償装置12は、固定座130及び駆動ユニット125を更に含み、固定座130は、対応する支持座302に固定して設けられ、駆動ユニット125の固定端は、固定座130に固定して設けられ、駆動ユニット125の出力端は、水平方向に伸縮往復移動可能であり、駆動ユニット125の出力端は、補償梁122に固定して接続され、補償梁122によって基礎軌道梁1と分岐器梁5との間のギャップが補償される必要がある場合、駆動ユニット125の出力端を介して、補償梁122を動作させればよい。
いくつかの実施例において、駆動ユニット125は、水平方向に2つ対向して設けられていてもよく、2つの駆動ユニット125が同期して移動することで、補償梁122が所定方向に移動される。駆動ユニット125としては、電動プッシュロッドや油圧シリンダ等の直線往復運動機構が使用されてよいが、本開示内容では、これについて限定しない。
いくつかの実施例において、図2を参照して、支持座302にガイドレールが設けられている一方で、補償梁122の底部にローラ128が設けられ、ローラ128は、ガイドレールに転動自在に設けられているようにしてもよい。こうして、摩擦力が低減され、補償梁122の操作の迅速性が向上される。
図2を参照して、いくつかの実施例において、支持座302の底部に補強板303が設けられ、当該補強板303は、同じ側の支持柱301に接続されているようにしてもよい。こうして、支持座302の耐荷力が向上される。
図2を参照して、いくつかの実施例において、支持柱301の内側には、補償装置12に対応するガイド板304が設けられ、ガイド板304の底部にスライド溝が設けられており、補償梁122の頂部は、対応するガイド板304のスライド溝に摺動自在に設けられている。こうして、補償梁122の移動がガイドされる。
図2を参照して、第一遷移スタッド3は、対向する2つの支持柱301を接続する頂梁305を更に含み、ガイド板304の頂部と頂梁305との間に接続板306が設けられている。こうして、ガイド板304の取り付けの信頼性が向上される。
補償梁122が基礎軌道梁1と分岐器梁5との間のギャップまで操作された時に、補償梁122が元の位置に戻ってしまうことを防止するために、各々の補償装置12には、1つのロック装置が対応して配置されている。図2を参照して、ロック装置は、位置決め座126、伸縮機構及び位置決めピン127を含み、位置決め座126は、対応する補償梁122に固定して設けられ、位置決め座126にロック孔が設けられているのに対して、伸縮機構は、第一遷移スタッド3に固定して設けられ、位置決めピン127は、対向する第一端及び第二端を有し、位置決めピン127の第一端は、伸縮機構の出力端に固定して接続され、位置決めピン127の第二端は、位置決め座126上のロック孔に操作可能に挿入される。補償梁122が補償位置に到達した後に、伸縮機構を操作して移動させて、位置決めピン127の第二端を位置決め座126上のロック孔に挿入すれば、補償梁122をロックできる。
いくつかの実施例において、位置決め座126は、補償梁122の外側底部に設けられることが好ましく、位置決め座126上のロック孔は、2つが設けられ、2つの位置決め孔は、それぞれ補償梁122の両側に位置することが好ましい。こうして、2つの方向から補償梁122をロック可能となり、ロックの信頼性が向上される。
図3は、図2のロック装置の配設模式図であり、図3を参照して、2つの伸縮機構1210は、支持座302内に設けられ、2つの伸縮機構1210の出力端は何れも、上下方向に伸縮可能であり、位置決め座126上のロック孔の軸方向は、上下方向である。伸縮機構を操作すれば、伸縮機構1210の出力端に接続された位置決めピン127を位置決め座126上のロック孔に挿入することができる。
勿論、2つの伸縮機構1210は、支持座302の頂部に設けられ、伸縮機構1210の伸縮端は、水平方向に運動し、位置決め座126上のロック孔の軸方向は、水平方向であるようにしてもよい。この場合も、伸縮機構を操作すれば、伸縮機構1210の出力端に接続された位置決めピン127を位置決め座126上のロック孔に挿入することができる。
説明すべきなのは、補償梁122が位置決めされる前に、伸縮機構の出力端は、補償梁122の操作に影響が与えられないように、退縮状態とされる。
図2を参照して、いくつかの実施例において、梁122の内側面には、軌道車両の走行輪を通過させるように支持するための支持板129が設けられいるのに対して、支持板129の上方の補償梁122の内側面は、ガイド輪を有する軌道車両の円滑な通行に適応されるように、軌道車両のガイド輪を支持するために使用される。
図1を参照して、分岐器梁5の第二端は、走行機構11を介して第二遷移スタッド6上を走行し、図4は、分岐器梁及び走行機構の組立模式図であり、図5は、走行機構の構造模式図である。図1、図4及び図5を参照して、走行機構11は、走行軌道117及び走行ユニットを含み、走行軌道117は、弧形であり、当該弧形の走行軌道の円心は、中心ピン4の中心線に位置するのに対して、分岐器梁5の第二端は、走行ユニットに接続され、走行ユニットは、走行軌道117上を操作可能に走行する。こうして、分岐器梁5の第一端が中心ピン回りに、ある角度だけ回動されて、分岐器梁5と、ガイドされる必要のあるブランチの支線軌道梁とが突き合わせられて連通され、更に、分岐器梁の転轍の肝心な動作が完成される。
図4及び図5を参照して、走行ユニットは、対向して設けられた第一サイドフレーム111及び第二サイドフレーム115を含み、第一サイドフレーム111の一端と第二サイドフレーム115の対応する一端との間は、接続梁116を介して接続され、第一サイドフレーム111及び第二サイドフレーム115の底部の両側には何れも、取付溝118が設けられており、分岐器梁5の第二端は、第一サイドフレーム111及び第二サイドフレーム115の底部の取付溝118に順次に固定して接続される。こうして、渡分岐器梁5の第二端と走行ユニットとの組立を実現できる。
走行ユニットを構成する第一サイドフレーム111と、第二サイドフレーム115と、接続梁116とは、走行ユニットに十分な耐荷強度を持たせるために、一体成形されることが好ましい。
図5を参照して、走行ユニットは、駆動モータ114及び複数の輪軸113を更に含み、第一サイドフレーム111と第二サイドフレーム115との頂部の間は、離間して設けられた複数の輪軸113を介して接続され、複数の輪軸113のうち、1つの輪軸113に駆動輪119が設けられ、残りの輪軸113に従動輪112が設けられており、駆動輪119及び従動輪112は何れも、走行軌道117に転動可能に設けられるのに対して、駆動モータ114は、第二サイドフレーム115の外側に固定して設けられ、駆動モータ114の出力軸は、駆動輪119が取り付けられた輪軸113に接続されている。こうして、駆動モータ114によって、駆動輪119が取り付けられた輪軸113が回動され、更に輪軸113上の駆動輪119が走行軌道117上を回動されて、走行軌道117上での走行ユニットの移動を実現されることが可能である一方で、走行ユニットの移動によって、複数の従動輪112が走行軌道117上を転動され、走行ユニットがバランスよく移動されることが可能である。
いくつかの実施例において、駆動輪119は、複数の輪軸113のうち、中間の輪軸113に位置するとともに、1つの駆動輪119と複数の従動輪112とを協働させる形態とされている。こうして、構造を簡素化し、空間を最適化することができる。
説明すべきなのは、いくつかの実施例において、各々の輪軸には、走行ユニットの移動のバランス性能が更に向上されるように、複数の車輪が設けられていてもよく、駆動モータは、分岐器梁が転轍時に中心回転装置回りに左右揺動されることを保証されるように、正転及び逆転可能にされてもよい。勿論、駆動モータは、唯一の駆動手段ではなく、駆動するために、電動プッシュロッドを使用してもよいし、分岐器梁の側面にスライドレールを取り付けて回転アームと協働させてもよいが、本開示内容では、これについて限定しない。
軌道交通分岐器システムの作動原理は、以下の通りである。
転轍動作フロー:
三方向分岐器を例にして、分岐器梁は、その初期位置が直線位置であり、図1に示す状態にあり、補償梁は、その初期位置として、全体が分岐器梁の外に引き出され、即ち待機位置にあり、補償梁は、分岐器梁5と基礎軌道梁1との間のギャップに進入して当該ギャップを完全に補償したと仮定すると、補償梁の位置は、補償位置となり、この場合、補償梁の設定は、図6に記載されるようになる。図6を参照して、それぞれ1番目の補償梁121、2番目の補償梁122、3番目の補償梁123及び4番目の補償梁124となる4つの補償梁がが設けられており、1番目の補償梁121と2番目の補償梁122とは、1組の補償梁とされ、3番目の補償梁123と4番目の補償梁124とは、もう1組の補償梁とされ、両組の補償梁は、分岐器梁5と基礎軌道梁1との間のギャップの両側にそれぞれ位置する。
分岐器直線位置転轍フロー:直線位置転轍指令を受け取る→全ての補償梁が待機位置に戻る→走行機構が指令を受信して、分岐器梁を第二遷移スタッド上で走行させて、分岐器梁を直線位置になるまで転轍させる→分岐器梁がインポジションになるまで転轍した後、1番目の補償梁及び3番目の補償梁が指令を受信して補償位置に押し込まれ、補償梁が図7に示す状態を形成する→インポジションになった後、該当するロック装置が動作して補償梁をロックし、更に転轍ロックを完成させる→転轍が完了し、次の転轍指令を待つ。
分岐器左旋回位置転轍フロー:左旋回位置転轍指令を受け取る→全ての補償梁が待機位置に戻る→走行機構が指令を受信して、分岐器梁を第二遷移スタッド上で走行させて、分岐器梁を左旋回位置になるまで転轍させ、図8に記載の状態を形成する→分岐器梁がインポジションになるまで転轍した後、3番目の補償梁及び4番目の補償梁が指令を受信して、3番目の補償梁及び4番目の補償梁が補償位置に押し込まれ、補償梁が図9に示す状態を形成する→インポジションになった後、該当するロック装置が動作して補償梁をロックし、更に転轍ロックを完成させる→転轍が完了し、次の転轍指令を待つ。
分岐器右旋回位置転轍フロー:右旋回位置転轍指令を受け取る→全ての補償梁が待機位置に戻る→走行機構が指令を受信して、分岐器梁を第二遷移スタッド上で走行させて、分岐器梁を右旋回位置になるまで転轍させ、図10に記載の状態を形成する→分岐器梁がインポジションになるまで転轍した後、1番目の補償梁及び2番目の補償梁が指令を受信して、1番目の補償梁及び2番目の補償梁が補償位置に押し込まれ、補償梁が図11に示す状態を形成する→インポジションになった後、該当するロック装置が動作して補償梁をロックし、更に転轍ロックを完成させる→転轍が完了し、次の転轍指令を待つ。
いくつかの実施態様において、補償装置、ロック装置及び走行機構は何れも、独自の制御ロジックを有し、独立して動作可能であるため、自動化された操作という特徴を持っている。
以上を纏めて、本開示内容による軌道交通分岐器システムは、操作が簡単で信頼性が高く、転轍時間を効果的に短縮し、輸送効率を向上させることができ、高い実用価値を有する。
以上に掲示された実施例は、本発明の好ましい実施形態であり、本発明を説明し易くするためのものに過ぎず、本発明を如何なる形で制限するものではない。当業者によって、本発明に言及された技術的特徴から逸脱しない範囲内で、本発明に開示された技術的内容を利用して部分的な変更や修正をなされた同等的な実施例であって、本発明の技術的特徴の内容から逸脱していないものは、何れも本発明の技術的特徴の範囲内に属するものとする。

Claims (9)

  1. 軌道交通分岐器システムであって、
    離間して設けられた複数の基礎スタッドを介して固定支持された基礎軌道梁と、
    対向する第一端及び第二端を有する分岐器梁であって、前記分岐器梁の第一端は、第一遷移スタッドに設けられ、前記分岐器梁の第一端は、中心ピンを介して前記第一遷移スタッドに回動可能に接続され、前記中心ピンは、上下方向に設けられ、前記分岐器梁の第二端は、第二遷移スタッドに設けられ、前記分岐器梁の第二端は、前記第二遷移スタッド上を走行可能である分岐器梁と、
    少なくとも2つ設けられた支線軌道梁であって、前記支線軌道梁は、離間して設けられた複数の支線スタッドを介して固定支持され、各々の前記支線軌道梁は、対向する第一端及び第二端を有し、前記分岐器梁は、前記基礎軌道梁と支線軌道梁との間に設けられ、前記分岐器梁の第一端は、前記基礎軌道梁における前記分岐器梁に面する一端に突き合わせられ、前記分岐器梁の第二端は、ある前記支線軌道梁の第一端に操作可能に選択的に突き合わせられ、前記支線軌道梁の第二端は、前記分岐器梁から離れる方向へ延在する支線軌道梁とを含
    前記第一遷移スタッドに2つの補償アセンブリが設けられており、2つの前記補償アセンブリは、前記分岐器梁の両側に対向して設けられ、各々の前記補償アセンブリは、少なくとも1つの補償装置を含み、前記補償装置は、出力部を有し、前記補償装置の出力部は、前記分岐器梁の第一端と前記基礎軌道梁における前記分岐器梁に面する一端との間のギャップに操作可能に挿入される、軌道交通分岐器システム。
  2. 前記補償装置は、補償梁を含み、前記補償梁は、前記補償装置の出力部であり、前記補償梁は、前記基礎軌道梁に垂直な方向に操作可能に移動する、請求項に記載の軌道交通分岐器システム。
  3. 前記第一遷移スタッドは、対向する2つの支持柱を含み、前記支持柱の内側には、前記補償装置に対応する支持座が設けられており、
    前記補償装置は、固定座及び駆動ユニットを含み、前記固定座は、対応する支持座に固定して設けられ、前記駆動ユニットの固定端は、前記固定座に固定して設けられ、
    前記駆動ユニットの出力端は、水平方向に伸縮往復移動可能であり、前記駆動ユニットの出力端は、前記補償梁に固定して接続されている、請求項に記載の軌道交通分岐器システム。
  4. 前記支持座にガイドレールが設けられており、
    前記補償梁の底部にローラが設けられ、前記ローラは、前記ガイドレールに転動自在に設けられている、請求項に記載の軌道交通分岐器システム。
  5. 前記支持柱の内側には、前記補償装置に対応するガイド板が設けられ、前記ガイド板の底部にスライド溝が設けられており、
    前記補償梁の頂部は、対応する前記ガイド板のスライド溝に摺動自在に設けられている、請求項4に記載の軌道交通分岐器システム。
  6. ロック装置を更に含み、各々の前記補償装置には、1つの前記ロック装置が対応して配置されており、前記ロック装置は、
    対応する前記補償梁に固定して設けられ、ロック孔が設けられた位置決め座と、
    前記第一遷移スタッドに固定して設けられた伸縮機構と、
    対向する第一端及び第二端を有する位置決めピンであって、前記位置決めピンの第一端は、前記伸縮機構の出力端に固定して接続され、前記位置決めピンの第二端は、前記位置決め座上のロック孔に操作可能に挿入される位置決めピンとを含む、請求項に記載の軌道交通分岐器システム。
  7. 前記分岐器梁の第二端は、走行機構を介して前記第二遷移スタッド上を走行し、前記走行機構は、
    弧形の走行軌道であって、前記弧形の走行軌道の円心は、前記中心ピンの中心線に位置する走行軌道と、
    前記分岐器梁の第二端が接続される走行ユニットであって、前記走行軌道上を操作可能に走行する走行ユニットとを含む、請求項1~の何れか一項に記載の軌道交通分岐器システム。
  8. 前記走行ユニットは、対向して設けられた第一サイドフレーム及び第二サイドフレームを含み、前記第一サイドフレームの一端と前記第二サイドフレームの対応する一端との間は、接続梁を介して接続され、前記第一サイドフレーム及び前記第二サイドフレームの底部には何れも、取付溝が設けられており、前記分岐器梁の第二端は、前記第一サイドフレーム及び前記第二サイドフレームの底部の取付溝に順次に固定して接続される、請求項に記載の軌道交通分岐器システム。
  9. 前記走行ユニットは、
    複数の輪軸であって、前記第一サイドフレームと前記第二サイドフレームとの頂部の間は、離間して設けられた複数の前記輪軸を介して接続され、複数の前記輪軸のうち、1つの前記輪軸に駆動輪が設けられ、前記駆動輪は、前記走行軌道に転動可能に設けられている複数の輪軸と、
    前記第二サイドフレームの外側に固定して設けられた駆動モータであって、前記駆動モータの出力軸は、複数の前記輪軸のうち、1つの前記輪軸に固定して接続されている駆動モータとを更に含む、請求項に記載の軌道交通分岐器システム。
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