JP7699080B2 - 原子炉格納容器 - Google Patents
原子炉格納容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7699080B2 JP7699080B2 JP2022088985A JP2022088985A JP7699080B2 JP 7699080 B2 JP7699080 B2 JP 7699080B2 JP 2022088985 A JP2022088985 A JP 2022088985A JP 2022088985 A JP2022088985 A JP 2022088985A JP 7699080 B2 JP7699080 B2 JP 7699080B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- containment vessel
- reactor containment
- space
- steel plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)
Description
特許文献1の原子炉格納容器では、具体的には、コンクリート層を内側鋼板と外側鋼板で挟み込み、内側鋼板には溝が形成されている。この溝が変形することによって、内側鋼板に生じる熱ひずみを緩和し、内側鋼板及びコンクリートに生じる亀裂や破断の発生を防止している。
しかしながら、特許文献1の原子炉格納容器では、溝が形成されている内側鋼板とコンクリート層との間の空間部が閉じた空間となっているため、コンクリート層からの蒸気の背圧を開放することができず、蒸気の背圧により内側鋼板に座屈が発生する虞がある。
そして、本発明の原子炉格納容器は、原子炉格納容器の内部にある上部ドライウェルと接する部分の第1層と、第2層との間に、上部が解放された空間部が存在し、上部ドライウェルと接する部分の第1層は、空間部が存在していることにより第2層とは離間していて、第2層とは接しておらず、上部ドライウェルと接する部分以外の部分の第1層は、第2層と接している。
この構成の場合、第1層の鋼板を外側から冷却水で冷却して、使用後の冷却水をサンドクッションと排水管を通じて、原子炉格納容器の外部に排出することができる。
この構成の場合、第1層の外側に配置されたCT鋼若しくはFB鋼によって、第1層の鋼板を補強して、耐震性能を向上することができる。
この構成の場合、冷却プールから空間部に冷却水を流して、第1層の鋼板を冷却することができる。
この構成の場合、接続部の開閉を制御することにより、空間部に流す冷却水の流量や、冷却水による第1層の鋼板の冷却の有無を、調整することができる。
以下、実施例1の原子炉格納容器を、図1~図2を参照して説明する。
図1は、実施例1の原子炉格納容器の模式断面図である。図1では、原子炉格納容器3を含む原子炉建屋の断面図を模式的に示している。
また、図2は、図1の要部の拡大断面図である。
第1層の内側鋼板11と、第3層の外側鋼板13とは、図示しないが、それぞれ筒状に形成されている。
サプレッションプール4の底部には、冷却水7が収容されている。
冷却プール8,9,10は、例えば、サプレッションプール、使用済み燃料プール、機器仮置きプール、等として使用される。
空間部14は、図2の拡大断面図に示す範囲の部分では、ほぼ均一の厚さとなっていて、上部では、原子炉格納容器3の径の縮小に伴い、上にいくほど厚くなっている。また、空間部14は、特許文献1の構成の閉じた空間部とは異なり、上部が解放されている。
また、第1層の内側鋼板11は、図1~図2に示すように、上部ドライウェル5と接する部分と、サプレッションプール4と接する部分とが、連続して形成された一体の鋼板となっている。
また、接続部15の開閉を制御することにより、空間部14に流す水Wの流量や、水Wによる第1層の内側鋼板11の冷却の有無を、調整することができる。
なお、空間部14に流入した水を排出するために、図示しない箇所の空間部14に、排出口を設けることが好ましい。
そして、本実施例では、内側鋼板11に対して、特許文献1の構成の溝部のような加工を施す必要がないため、内側鋼板に溝部を設けた特許文献1の構成と比較して、内側鋼板11の製造コストを低減することができる。
特に、空間部14が、特許文献1の構成の閉じた空間部とは異なり、上部が広くなっていて解放されているため、コンクリート12からの蒸気の背圧を上部へ逃すことができる。
次に、実施例2の原子炉格納容器を説明する。
図3は、実施例2の原子炉格納容器の要部の拡大断面図を示す。
図3において、実施例1の原子炉格納容器3と同様の構成要素には、同一の符号を付している。
また、図2に示した実施例1の原子炉格納容器3と同様に、空間部14は、図2の拡大断面図に示す範囲の部分では、ほぼ均一の厚さとなっている。
その他の構成は、図1~図2に示した実施例1の構成と同様であるので、重複説明を省略する。
これにより、本実施例によれば、実施例1と同様に、耐熱性能、耐圧性能、冷却性能をすべて備えた原子力格納容器3を提供することができる。
上述した実施例に対する一変形例として、第1層の内側鋼板の外側にCT鋼若しくはFB鋼を設けて、内側鋼板を補強する構成を採用することもできる。
この構成の場合、第1層の内側鋼板の外側に設けたCT鋼若しくはFB鋼と、第2層のコンクリートとの間に、空間部を有する。
CT鋼若しくはFB鋼は、内側鋼板と接していても、内側鋼板との間に空間部を有していてもよい。
内側鋼板の外側をCT鋼若しくはFB鋼で補強することにより、原子炉格納容器の耐震性を向上することができる。
例えば、上方が厚くて下方が薄くなるように、空間部とコンクリートとの境界面が斜面となっている構成を採用することも可能である。この構成の場合、空間部の上方が厚いので蒸気が逃げやすくなる。また、境界面が斜面であるため、境界面が水平面に垂直な面である実施例1及び実施例2の構成と同様に、冷却水の流れを妨げない。
上述した実施例のように、冷却プール9と接続部15を通じて空間部14へ水Wを流す構成を採用した場合には、水Wの速度や流量を大きくできる利点を有する。
Claims (5)
- 鋼板で構成された第1層と、
前記第1層より外側に設けられ、コンクリートで構成された第2層と、
前記第2層より外側に設けられ、鋼板で構成された第3層と、を備えた原子炉格納容器であって、
前記原子炉格納容器の内部にある上部ドライウェルと接する部分の前記第1層と、前記第2層との間に、上部が解放された空間部が存在し、
前記上部ドライウェルと接する部分の前記第1層は、前記空間部が存在していることにより前記第2層とは離間していて、前記第2層とは接しておらず、
前記上部ドライウェルと接する部分以外の部分の前記第1層は、前記第2層と接している
原子炉格納容器。 - 前記空間部の下にサンドクッションが接続され、前記サンドクッションに、原子炉格納容器の外部へ延びる排水管が接続されている請求項1に記載の原子炉格納容器。
- 前記第3層は、前記第2層と接しており、前記上部ドライウェルと接する部分以外の部分の前記第1層と前記第2層と前記第3層が一体化されている請求項1に記載の原子炉格納容器。
- 前記空間部は、前記上部ドライウェルの上方に設けられ冷却水を収容する冷却プールと、通じている請求項1に記載の原子炉格納容器。
- 前記冷却プールと前記空間部との間に、開閉可能な接続部が設けられている請求項4に記載の原子炉格納容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022088985A JP7699080B2 (ja) | 2022-05-31 | 2022-05-31 | 原子炉格納容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022088985A JP7699080B2 (ja) | 2022-05-31 | 2022-05-31 | 原子炉格納容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2023176611A JP2023176611A (ja) | 2023-12-13 |
| JP7699080B2 true JP7699080B2 (ja) | 2025-06-26 |
Family
ID=89122411
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2022088985A Active JP7699080B2 (ja) | 2022-05-31 | 2022-05-31 | 原子炉格納容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP7699080B2 (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001281379A (ja) | 2000-03-30 | 2001-10-10 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 原子炉格納容器 |
| JP2002357687A (ja) | 2001-05-31 | 2002-12-13 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 原子炉格納容器のライナ構築方法及びライナ構造 |
| JP2015108571A (ja) | 2013-12-05 | 2015-06-11 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 原子炉格納施設の鋼板コンクリート構造、原子炉格納容器内部構造物、及び原子炉格納容器 |
| US20210193339A1 (en) | 2019-12-24 | 2021-06-24 | Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc | Integrated passive cooling containment structure for a nuclear reactor |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6349753Y2 (ja) * | 1984-10-02 | 1988-12-21 | ||
| JPH05157872A (ja) * | 1991-12-10 | 1993-06-25 | Hitachi Ltd | 沸騰水型原子炉 |
| JP2823984B2 (ja) * | 1992-02-24 | 1998-11-11 | 株式会社日立製作所 | 格納容器冷却系 |
-
2022
- 2022-05-31 JP JP2022088985A patent/JP7699080B2/ja active Active
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001281379A (ja) | 2000-03-30 | 2001-10-10 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 原子炉格納容器 |
| JP2002357687A (ja) | 2001-05-31 | 2002-12-13 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 原子炉格納容器のライナ構築方法及びライナ構造 |
| JP2015108571A (ja) | 2013-12-05 | 2015-06-11 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 原子炉格納施設の鋼板コンクリート構造、原子炉格納容器内部構造物、及び原子炉格納容器 |
| US20210193339A1 (en) | 2019-12-24 | 2021-06-24 | Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc | Integrated passive cooling containment structure for a nuclear reactor |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2023176611A (ja) | 2023-12-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN101540212B (zh) | 具有炉心筒注入延伸管道的紧急炉心冷却系统 | |
| TWI478175B (zh) | Atomic furnace storage containers and atomic energy units | |
| JP3856779B2 (ja) | プール直接冷却方式の受動安全等級液体金属炉残熱除去方法及び残熱除去システム | |
| CN1062806A (zh) | 核反应堆、堆芯阻挡装置、急冷方法及产生湍流的三角叶片 | |
| US9875817B2 (en) | Nuclear reactor support and seismic restraint with in-vessel core retention cooling features | |
| JP7463411B2 (ja) | 原子炉の炉心溶融物の封じ込めおよび冷却のためのシステム | |
| KR102608348B1 (ko) | 가압수형 원자로 노심의 용융물 포착 냉각 시스템 | |
| KR20100016314A (ko) | 원자로 다운커머 유동 편향기 | |
| US5295169A (en) | Reactor containment facilities | |
| JP7699080B2 (ja) | 原子炉格納容器 | |
| CA3145775A1 (en) | Corium localizing and cooling system of a nuclear reactor | |
| JP5028504B2 (ja) | 原子炉格納施設の鋼板コンクリート構造 | |
| JP7394041B2 (ja) | 原子炉 | |
| JP7434141B2 (ja) | 原子炉圧力容器ペデスタル及び原子炉圧力容器ペデスタルを有する原子炉格納容器 | |
| JP2025183833A (ja) | コンクリート構造体および原子炉格納容器 | |
| JP2012042336A (ja) | 炉心溶融物保持装置 | |
| SA519402543B1 (ar) | مفاعل كيميائي مع نظام دعم محفز | |
| JP7427626B2 (ja) | チャンネルボックス及び燃料集合体 | |
| JPS60205278A (ja) | 高速中性子原子炉 | |
| JPS6133157B2 (ja) | ||
| JP2015206721A (ja) | ベント機構および原子炉施設 | |
| JPH08136687A (ja) | 原子炉容器の容器壁冷却構造 | |
| WO2025211075A1 (ja) | 原子力プラント | |
| RU2187851C2 (ru) | Устройство для улавливания разрушенной активной зоны | |
| JPS60111990A (ja) | 原子炉 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20240710 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20250221 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20250325 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20250522 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20250603 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20250616 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7699080 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |